1: 2008/04/26(土) 07:02:51.33 ID:el6gk4Mb0
こなた「(あーあ…、今日もかがみは休みかぁ。
風邪こじらせて休んでるってのは知ってるけど…
やっぱりかがみがいないといつもの調子が出ないよ)」
つかさ「あ、こなちゃん、今日ね、私」
こなた「用事あるんでしょ?いいよ、私に構わないで行ってきたまへ」
つかさ「うん、ごめんね…」
こなた「…はぁ。ん?校庭に何か落ちてるなぁ」
みゆき「泉さん、では失礼しますね」
こなた「うん、また明日~」
こなた「拾ってみるかな」
こなた「…これは」
風邪こじらせて休んでるってのは知ってるけど…
やっぱりかがみがいないといつもの調子が出ないよ)」
つかさ「あ、こなちゃん、今日ね、私」
こなた「用事あるんでしょ?いいよ、私に構わないで行ってきたまへ」
つかさ「うん、ごめんね…」
こなた「…はぁ。ん?校庭に何か落ちてるなぁ」
みゆき「泉さん、では失礼しますね」
こなた「うん、また明日~」
こなた「拾ってみるかな」
こなた「…これは」
3: 2008/04/26(土) 07:07:20.65 ID:el6gk4Mb0
こなた「DEATH NOTE…、ここに名前を書かれた相手は氏にます?
…漫画じゃないんだからさ、もう」
?「あれー泉さん」
こなた「…どしたの?(うわ、会いたくない名無しキャラAだよ…)」
A「今日は柊さんと帰らないんだ~?へ~www」
こなた「別に、向こうには向こうの都合があるでしょ」
A「そーだねぇ。柊さんも、こんなの相手にしてめんどくさそーだねぇwww」
こなた「そういうAさんこそ、疲れない?私みたいなオタク相手にしてると」
A「疲れる?あたしは柊さんと違って自分を持ってるしwww」
こなた「はい?」
A「柊さんってさ~、いっつも周りに流されてない?なんか意思弱そうだよね~。
高良さんもあんな馬鹿な子相手にしなきゃいいのに」
こなた「……」
A「なーにその目?あ、彼氏との待ち合わせに遅れちゃう!帰らないと。じゃね~」
こなた「……、カキカキ」
…漫画じゃないんだからさ、もう」
?「あれー泉さん」
こなた「…どしたの?(うわ、会いたくない名無しキャラAだよ…)」
A「今日は柊さんと帰らないんだ~?へ~www」
こなた「別に、向こうには向こうの都合があるでしょ」
A「そーだねぇ。柊さんも、こんなの相手にしてめんどくさそーだねぇwww」
こなた「そういうAさんこそ、疲れない?私みたいなオタク相手にしてると」
A「疲れる?あたしは柊さんと違って自分を持ってるしwww」
こなた「はい?」
A「柊さんってさ~、いっつも周りに流されてない?なんか意思弱そうだよね~。
高良さんもあんな馬鹿な子相手にしなきゃいいのに」
こなた「……」
A「なーにその目?あ、彼氏との待ち合わせに遅れちゃう!帰らないと。じゃね~」
こなた「……、カキカキ」
6: 2008/04/26(土) 07:11:11.39 ID:el6gk4Mb0
『A田A子 校門前で車にひかれて氏亡』
こなた「まさか、ね。あーあ、馬鹿らしい。帰ってネトゲでも」
キキーッ!!!!
こなた「…え?」
みさお「な、なんだよありゃ!人がたくさんいるってヴぁよ!」
あやの「落ち着いてみさちゃん、……そうか、そういう、こと」
みさお「ん、どしたんだあやの?」
あやの「なんでもないわ、私達も行きましょ」
A彼氏「A子…、なんでこんなことに!!!」
ハルヒ「こ、これは!キョン!事件よ!団長命令よ、彼氏に突撃インタビューよ!」
キョン「誰がするか!」
こなた「なに、何が…起きたの?」
8: 2008/04/26(土) 07:15:40.96 ID:el6gk4Mb0
有希「…事故の様子から見て…時速50km前後で走行してた軽自動車に…
B組のA田さんが衝突。12mほど飛ばされたガイシャは…身体を大きく打ち…即氏…」
A彼氏「A子ぉぉぉぉ!!!」
救急隊員「はいはいどいてどいて。付き添いは彼氏さんでいいかい?」
A彼氏「あ、あぁ…」
救急隊員「突然こんなことおきて残念だけど、警察の人も来るから、
事故の様子をしっかり教えてね」
A彼氏「…A子…A子ぉ…」
こなた「…ぐ、偶然…だよ、ね?ぐ、偶然…」
みさお「あれ?あそこにいるのチビっこじゃねぇか」
あやの「そうね。なんか、様子が変だけど…」
みさお「さっすがにチビっこだって、あんな事件目の当たりにしたらビビルだろ~」
あやの「そうね…そう、ね」
B組のA田さんが衝突。12mほど飛ばされたガイシャは…身体を大きく打ち…即氏…」
A彼氏「A子ぉぉぉぉ!!!」
救急隊員「はいはいどいてどいて。付き添いは彼氏さんでいいかい?」
A彼氏「あ、あぁ…」
救急隊員「突然こんなことおきて残念だけど、警察の人も来るから、
事故の様子をしっかり教えてね」
A彼氏「…A子…A子ぉ…」
こなた「…ぐ、偶然…だよ、ね?ぐ、偶然…」
みさお「あれ?あそこにいるのチビっこじゃねぇか」
あやの「そうね。なんか、様子が変だけど…」
みさお「さっすがにチビっこだって、あんな事件目の当たりにしたらビビルだろ~」
あやの「そうね…そう、ね」
9: 2008/04/26(土) 07:18:22.30 ID:el6gk4Mb0
こなた「帰らなきゃ…、こんなの…捨てなきゃ…」
こなた「はぁ…はぁ…偶然だよ、こんなの…、うっ…」
あやの「どうしたの?泉さん」
こなた「どわああああ!?みみ、峰岸さん!?」
あやの「顔色が悪そうだったから、声かけたんだけど…」
こなた「なな、なんでもないよ!それよりみさ吉は一緒じゃないの?」
あやの「みさちゃんなら、先に柊ちゃんの家にお見舞いにいったわ」
こなた「そ、そうなんだ。じゃあ私もいこっかな…」
あやの「泉さん、その黒い本、なに?」
こなた「はぁ…はぁ…偶然だよ、こんなの…、うっ…」
あやの「どうしたの?泉さん」
こなた「どわああああ!?みみ、峰岸さん!?」
あやの「顔色が悪そうだったから、声かけたんだけど…」
こなた「なな、なんでもないよ!それよりみさ吉は一緒じゃないの?」
あやの「みさちゃんなら、先に柊ちゃんの家にお見舞いにいったわ」
こなた「そ、そうなんだ。じゃあ私もいこっかな…」
あやの「泉さん、その黒い本、なに?」
13: 2008/04/26(土) 07:23:47.87 ID:el6gk4Mb0
こなた「えっ!?ここ、これはね…!」
あやの「そんなノート売ってたかしら?見せてよ」
こなた「だ、だめ!これは、これはっ!」
あやの「…??何を必氏になってるの?」
こなた「だ、だって!これは…これは…」
あやの「見られると困るものなの?」
こなた「……」
あやの「…そうなの?」
こなた「ち…ちが…」
あやの「漫画であったよね。本に名前書いて頃しちゃうやつ」
こなた「…!」
あやの「そういう類?でもそれ、漫画だよね?」
こなた「……」
あやの「ねえ泉さん、確かに漫画だし、私もそんなこと信じないわ。
でも、私知ってるんだ。A田さんが泉さんのこと悪く言ってたの」
こなた「やめて、もうやめてよ!」
あやの「だから、悪ふざけだったとしても、正直に言えばきっと」
こなた「やめてっ!!」
あやの「泉さん、まさか私の名前……ッ!」
こなた「え?え?嘘…ちょっと峰岸さん!冗談で、冗談で書いたのに!」
あやの「あ…ぐ…っ、……」
こなた「う…そ…」
あやの「そんなノート売ってたかしら?見せてよ」
こなた「だ、だめ!これは、これはっ!」
あやの「…??何を必氏になってるの?」
こなた「だ、だって!これは…これは…」
あやの「見られると困るものなの?」
こなた「……」
あやの「…そうなの?」
こなた「ち…ちが…」
あやの「漫画であったよね。本に名前書いて頃しちゃうやつ」
こなた「…!」
あやの「そういう類?でもそれ、漫画だよね?」
こなた「……」
あやの「ねえ泉さん、確かに漫画だし、私もそんなこと信じないわ。
でも、私知ってるんだ。A田さんが泉さんのこと悪く言ってたの」
こなた「やめて、もうやめてよ!」
あやの「だから、悪ふざけだったとしても、正直に言えばきっと」
こなた「やめてっ!!」
あやの「泉さん、まさか私の名前……ッ!」
こなた「え?え?嘘…ちょっと峰岸さん!冗談で、冗談で書いたのに!」
あやの「あ…ぐ…っ、……」
こなた「う…そ…」
16: 2008/04/26(土) 07:26:24.48 ID:el6gk4Mb0
古泉「(ほほう…そういう、ことですか)」
こなた「峰岸さん!峰岸さん!しっかりしてよぉ!!」
あやの「………」
こなた「そんな…そんなことって…」
こなた「とにかく、ここにはいられないや…。かがみのとこ、行こう…」
みさお兄「あれー?あやの電話出ないな…今日バイト休みだからどっか行こうと思ったのにな」
こなた「峰岸さん!峰岸さん!しっかりしてよぉ!!」
あやの「………」
こなた「そんな…そんなことって…」
こなた「とにかく、ここにはいられないや…。かがみのとこ、行こう…」
みさお兄「あれー?あやの電話出ないな…今日バイト休みだからどっか行こうと思ったのにな」
20: 2008/04/26(土) 07:34:00.17 ID:el6gk4Mb0
ハルヒ「ちょっとキョン!サボってんじゃないわよ!」
キョン「うるさいな…なんで人様の事故見てそんなにはしゃいでいられんだよ」
ハルヒ「それはね!有希が面白いことを教えてくれたからよ!ほら!」
有希「…二度手間…」
ハルヒ「いいから、早く!」
有希「車の…運転手…要するに加害者…意識が…なかった」
キョン「そりゃそうだろ。向こうだってある意味被害者だろうし。
ぶつかった衝撃で気を失ったりはするさ」
有希「昏睡してた理由…重度の…疲労による睡眠」
キョン「居眠り運転かよ」
ハルヒ「違うわよ馬鹿キョン!つまり!運転手は疲労過多でまともに
運転なんかできっこなかったのよ!それなのにこんな狭い道路を時速50km
で走行なんかする!?」
キョン「走ってる途中に寝ちゃったとか…」
有希「それは…ない。運転手は…ここの近所に住んでいる…
それに…運転手はレム睡眠中だった…」
キョン「あぁ。熟睡して一時間くらいあとにするやつ?」
有希「(コクコク)」
ハルヒ「熟睡して一時間もして、尚且つ近所に住んでて、50kmなんか車で出すと思うの?
そんなんだから先週の数学補修受けるのよ!」
キョン「うるせえ!受けたのは現国だ!」
古泉「おや、なにやらにぎわってますね。どうしたんですか?」
キョン「なんでもない。こいつらの妄言に付き合わされてただけだ」
有希・ハルヒ「ジー」
古泉「そうですか、それはそれは災難ですね…残念」
キョン「うるさいな…なんで人様の事故見てそんなにはしゃいでいられんだよ」
ハルヒ「それはね!有希が面白いことを教えてくれたからよ!ほら!」
有希「…二度手間…」
ハルヒ「いいから、早く!」
有希「車の…運転手…要するに加害者…意識が…なかった」
キョン「そりゃそうだろ。向こうだってある意味被害者だろうし。
ぶつかった衝撃で気を失ったりはするさ」
有希「昏睡してた理由…重度の…疲労による睡眠」
キョン「居眠り運転かよ」
ハルヒ「違うわよ馬鹿キョン!つまり!運転手は疲労過多でまともに
運転なんかできっこなかったのよ!それなのにこんな狭い道路を時速50km
で走行なんかする!?」
キョン「走ってる途中に寝ちゃったとか…」
有希「それは…ない。運転手は…ここの近所に住んでいる…
それに…運転手はレム睡眠中だった…」
キョン「あぁ。熟睡して一時間くらいあとにするやつ?」
有希「(コクコク)」
ハルヒ「熟睡して一時間もして、尚且つ近所に住んでて、50kmなんか車で出すと思うの?
そんなんだから先週の数学補修受けるのよ!」
キョン「うるせえ!受けたのは現国だ!」
古泉「おや、なにやらにぎわってますね。どうしたんですか?」
キョン「なんでもない。こいつらの妄言に付き合わされてただけだ」
有希・ハルヒ「ジー」
古泉「そうですか、それはそれは災難ですね…残念」
21: 2008/04/26(土) 07:37:22.41 ID:el6gk4Mb0
こなた「はぁ…ぁ…うっ…げほげほ!はぁはぁ…まさか、峰岸さん…氏ぬなんて。
でも、あの本のことを知られたら…私…。でも私、もう二人頃してるん…だよね」
かがみ「…のよー。…年ずっと…いのよー」
みさお「…かー!…すが…、…しいなー!」
こなた「かがみ、すっかり元気になったみたいか。窓から声漏れてるよん。
…かがみ、かがみに会えば…私少しは落ち着くかも…」
ピンポーン
でも、あの本のことを知られたら…私…。でも私、もう二人頃してるん…だよね」
かがみ「…のよー。…年ずっと…いのよー」
みさお「…かー!…すが…、…しいなー!」
こなた「かがみ、すっかり元気になったみたいか。窓から声漏れてるよん。
…かがみ、かがみに会えば…私少しは落ち着くかも…」
ピンポーン
23: 2008/04/26(土) 07:42:58.74 ID:el6gk4Mb0
かがみ「お、こなた。おーっす」
みさお「あれチビっこ、あやのはどうしたんだー?」
こなた「え?峰岸さん?」
みさお「なんかチビっこを見てくるーとか言って出ていったんだぜ?」
こなた「さ、さぁ~。会ってないよ?」
みさお「まーた兄貴をよろしくやってんのかね、うひひ」
かがみ「日下部、おっさんくさいぞ」
こなた「(そ…そうだ。峰岸さんはみさ吉のお兄さんと…
私、なんてことしちゃったんだ…)
かがみ「ちょっと、どうしたのよこなた。顔色悪いわよ?」
こなた「え?あ、あぁ。今日女の子の日でさ~あははは」
みさお「なーんだ。じゃあ無理して来る必要ねえじゃん」
かがみ「(さ、さすがに来てるか)そうよ、私はもう治りかけだから、
家でゴロゴロしてなさいよ」
こなた「だ~いじょうぶだって~。私軽いほうだからさ~」
かがみ「ぜんっぜん見えないんだが」
こなた「…うぅ、わかったよう。かがみなんかみさ吉と乳繰りあってればいいんだ!」
かがみ「ちょっ、こなた誤解招くようなこと言うな!」
こなた「はぁ…。変に勘ぐりいれられるよりは、大人しくしてたほうが、いいかな…」
ちゅるや「泉さん、スモークチーズ持ってるかい?」
こなた「あれ、鶴屋さん?」
みさお「あれチビっこ、あやのはどうしたんだー?」
こなた「え?峰岸さん?」
みさお「なんかチビっこを見てくるーとか言って出ていったんだぜ?」
こなた「さ、さぁ~。会ってないよ?」
みさお「まーた兄貴をよろしくやってんのかね、うひひ」
かがみ「日下部、おっさんくさいぞ」
こなた「(そ…そうだ。峰岸さんはみさ吉のお兄さんと…
私、なんてことしちゃったんだ…)
かがみ「ちょっと、どうしたのよこなた。顔色悪いわよ?」
こなた「え?あ、あぁ。今日女の子の日でさ~あははは」
みさお「なーんだ。じゃあ無理して来る必要ねえじゃん」
かがみ「(さ、さすがに来てるか)そうよ、私はもう治りかけだから、
家でゴロゴロしてなさいよ」
こなた「だ~いじょうぶだって~。私軽いほうだからさ~」
かがみ「ぜんっぜん見えないんだが」
こなた「…うぅ、わかったよう。かがみなんかみさ吉と乳繰りあってればいいんだ!」
かがみ「ちょっ、こなた誤解招くようなこと言うな!」
こなた「はぁ…。変に勘ぐりいれられるよりは、大人しくしてたほうが、いいかな…」
ちゅるや「泉さん、スモークチーズ持ってるかい?」
こなた「あれ、鶴屋さん?」
24: 2008/04/26(土) 07:46:27.47 ID:el6gk4Mb0
こなた「ごめんねー。今は持ってないや」
ちゅるや「そっか。残念…にょろ」
こなた「うん、じゃあ私、帰るから」
古泉「鶴屋さん、どうでした?」
鶴「んー、あまり動じてないみたいね。結構神経ず太いかも」
古泉「そうですか。問題はいつ切り出すか、ですね」
鶴「なんで慎重になってるの?」
古泉「そりゃ、こっちが気づいたら峰岸さんの二の舞を踏むからですよ」
鶴「なーるほどね。キョン君とかには教えなくていいの?」
古泉「ふっ…楽しいことは独り占めしたい性格なもんで」
鶴「あ…そ、そう…」
ちゅるや「そっか。残念…にょろ」
こなた「うん、じゃあ私、帰るから」
古泉「鶴屋さん、どうでした?」
鶴「んー、あまり動じてないみたいね。結構神経ず太いかも」
古泉「そうですか。問題はいつ切り出すか、ですね」
鶴「なんで慎重になってるの?」
古泉「そりゃ、こっちが気づいたら峰岸さんの二の舞を踏むからですよ」
鶴「なーるほどね。キョン君とかには教えなくていいの?」
古泉「ふっ…楽しいことは独り占めしたい性格なもんで」
鶴「あ…そ、そう…」
25: 2008/04/26(土) 07:50:47.86 ID:el6gk4Mb0
こなた「ただいまー」
ゆたか「お姉ちゃん、お帰りー」
こなた「ちょっと遅くなっちゃった。お父さんは?」
ゆたか「出かけてるって」
こなた「わかった。じゃあ私部屋に戻るね」
ゆたか「はーい」
こなた「はー。どうしよこれ…。今のところ、書いた名前の人が氏ぬのは
確実っぽいけど…うーん。自分の名前書いたら…私が氏ぬのかな…まさか、ね。
はは…あはは…ははは」
泉
こ
な
こなた「何、やってるんだよ私は…そんなことして逃げるの?
馬鹿じゃん……でも、どうしたらいいのさ…氏んだ人は帰ってこないんだよ?
私は…月みたいに強くないんだよ…お父さん…ゆうちゃん…」
ゆたか「お姉ちゃん、お帰りー」
こなた「ちょっと遅くなっちゃった。お父さんは?」
ゆたか「出かけてるって」
こなた「わかった。じゃあ私部屋に戻るね」
ゆたか「はーい」
こなた「はー。どうしよこれ…。今のところ、書いた名前の人が氏ぬのは
確実っぽいけど…うーん。自分の名前書いたら…私が氏ぬのかな…まさか、ね。
はは…あはは…ははは」
泉
こ
な
こなた「何、やってるんだよ私は…そんなことして逃げるの?
馬鹿じゃん……でも、どうしたらいいのさ…氏んだ人は帰ってこないんだよ?
私は…月みたいに強くないんだよ…お父さん…ゆうちゃん…」
27: 2008/04/26(土) 07:54:53.29 ID:el6gk4Mb0
みさお「んじゃ柊ー、あたし帰るなー」
かがみ「おーう。峰岸によろしく言ってね」
みさお「あいよー。っと、電話だ。んぉ?兄貴?」
かがみ「お兄さん?」
みさお「普段はあんまかけてこねんだけどな。もしもし?
なんだよー、そんなんじゃねぇって。え?あやの?会ってないよ?
そっちも?電話でないってどういうことだよ。ちょっ兄貴落ち着けって」
かがみ「なになに、どうしたのよ」
みさお「うん、うん、わかった。ピッ…あやの、兄貴と会ってないんだと」
かがみ「そうなの?」
みさお「電話も出ないんだって。ケンカしたのか?」
かがみ「私もかけてみるわ。……」
?「はいもしもし、警察ですが」
かがみ「…え?」
かがみ「おーう。峰岸によろしく言ってね」
みさお「あいよー。っと、電話だ。んぉ?兄貴?」
かがみ「お兄さん?」
みさお「普段はあんまかけてこねんだけどな。もしもし?
なんだよー、そんなんじゃねぇって。え?あやの?会ってないよ?
そっちも?電話でないってどういうことだよ。ちょっ兄貴落ち着けって」
かがみ「なになに、どうしたのよ」
みさお「うん、うん、わかった。ピッ…あやの、兄貴と会ってないんだと」
かがみ「そうなの?」
みさお「電話も出ないんだって。ケンカしたのか?」
かがみ「私もかけてみるわ。……」
?「はいもしもし、警察ですが」
かがみ「…え?」
28: 2008/04/26(土) 07:57:39.80 ID:el6gk4Mb0
警察「こちら、生徒手帳から判別しましたが、峰岸あやのさんのもので
よろしいでしょうか?」
かがみ「え、あ、はい…。峰岸…さんになにか?」
警察「はい。我々が駆けつけたときには既に…」
かがみ「嘘…嘘よ、嘘よ嘘よ!嘘よ!!」
みさお「柊!柊!どうしたんだよ!!!」
かがみ「峰岸が…氏んじゃった…」
みさお「嘘…だろ?」
よろしいでしょうか?」
かがみ「え、あ、はい…。峰岸…さんになにか?」
警察「はい。我々が駆けつけたときには既に…」
かがみ「嘘…嘘よ、嘘よ嘘よ!嘘よ!!」
みさお「柊!柊!どうしたんだよ!!!」
かがみ「峰岸が…氏んじゃった…」
みさお「嘘…だろ?」
30: 2008/04/26(土) 08:01:48.52 ID:el6gk4Mb0
こなた「本は…隠しておこう。机の中なら、大丈夫だよね。
漫画みたいに火がば~って出るのは無理だけど、
そうだ、このDVDでカモフラージュさせよっと」
そう「ただいま~」
こなた「おかえり~。どこ行ってたの?」
そう「ん、原稿届けに行ってきた。今日どっかで何か食べにいくか!」
こなた「あれ、なんかご機嫌?」
そう「あったりまえだろ~!締め切り前はそりゃテンパるけど、
終われば気分上々さ~!ささ、好きなとこ言いなさい。お父さんいくらでも払っちゃうぞ~」
こなた「(気分を落ち着けるには…いいかも)じゃ、じゃあお寿司とか!」
ゆたか「どうしたの~?」
こなた「ゆうちゃん、お父さんが外食行こうだってー」
そう「ゆうちゃんも好きなもの言いなさい。なんでも食べさせてあげよう!」
ゆたか「やった~。なんでもいいんだよね?」
そう「おう、もちろんだとも」
漫画みたいに火がば~って出るのは無理だけど、
そうだ、このDVDでカモフラージュさせよっと」
そう「ただいま~」
こなた「おかえり~。どこ行ってたの?」
そう「ん、原稿届けに行ってきた。今日どっかで何か食べにいくか!」
こなた「あれ、なんかご機嫌?」
そう「あったりまえだろ~!締め切り前はそりゃテンパるけど、
終われば気分上々さ~!ささ、好きなとこ言いなさい。お父さんいくらでも払っちゃうぞ~」
こなた「(気分を落ち着けるには…いいかも)じゃ、じゃあお寿司とか!」
ゆたか「どうしたの~?」
こなた「ゆうちゃん、お父さんが外食行こうだってー」
そう「ゆうちゃんも好きなもの言いなさい。なんでも食べさせてあげよう!」
ゆたか「やった~。なんでもいいんだよね?」
そう「おう、もちろんだとも」
32: 2008/04/26(土) 08:04:53.01 ID:el6gk4Mb0
かがみ「…峰岸、悪い冗談はやめてよ!」
みさお「あやの…本当に、本当に氏んじまったのか…?」
みさお兄「みさお!あやのが倒れたって!」
みさお「あ、兄貴…」
みさお兄「あやの!あやのーー!俺が、俺がもっとしっかりしてれば…
こんなことには…!」
かがみ「峰岸…峰岸ぃぃ!!」
みさお「兄貴…柊…あやのぉ…お願いだよぉ。勉強もちゃんとするから…
もうパソコン音痴なの馬鹿にしないから…お菓子だってワガママ言わないから…
目を開けて…くれ…よ…ッッ うぁぁぁぁ……ぁっ…」
みさお「あやの…本当に、本当に氏んじまったのか…?」
みさお兄「みさお!あやのが倒れたって!」
みさお「あ、兄貴…」
みさお兄「あやの!あやのーー!俺が、俺がもっとしっかりしてれば…
こんなことには…!」
かがみ「峰岸…峰岸ぃぃ!!」
みさお「兄貴…柊…あやのぉ…お願いだよぉ。勉強もちゃんとするから…
もうパソコン音痴なの馬鹿にしないから…お菓子だってワガママ言わないから…
目を開けて…くれ…よ…ッッ うぁぁぁぁ……ぁっ…」
33: 2008/04/26(土) 08:09:14.37 ID:el6gk4Mb0
そう「さ、二人とも、どんどん食べろ~」
ゆたか「うわぁ、バイキングなんて初めて~」
こなた「お父さん、やるじゃ~ん」
そう「ま、割引券あったしな。お父さんもどんどん食べるぞ~」
こなた「ふっふっふ、ゆうちゃん、あのデザートは先にいただくよ!」
ゆたか「あ、お姉ちゃん待ってよ~」
こなた「ふふふ、この世は弱肉強食なのだよ」
そう「よし、チンジャオロースいただきっと」
かがみ「なんで…峰岸が…峰岸は…どうして…」
警察「心臓麻痺、との診断が出ています」
かがみ「…峰岸、なんで峰岸が…っく」
みさお「あやの…」
みさお兄「あやの……」
ゆたか「うわぁ、バイキングなんて初めて~」
こなた「お父さん、やるじゃ~ん」
そう「ま、割引券あったしな。お父さんもどんどん食べるぞ~」
こなた「ふっふっふ、ゆうちゃん、あのデザートは先にいただくよ!」
ゆたか「あ、お姉ちゃん待ってよ~」
こなた「ふふふ、この世は弱肉強食なのだよ」
そう「よし、チンジャオロースいただきっと」
かがみ「なんで…峰岸が…峰岸は…どうして…」
警察「心臓麻痺、との診断が出ています」
かがみ「…峰岸、なんで峰岸が…っく」
みさお「あやの…」
みさお兄「あやの……」
34: 2008/04/26(土) 08:12:34.29 ID:el6gk4Mb0
ハルヒ「A田さんに続いて峰岸さんもかぁ。有希、どう見る?」
有希「…氏因は心臓麻痺…。だが…峰岸さんは体調は良好…
作為的なものを…感じる…」
キョン「おいおい、まーたそんなこと言ってるのかよ?
あの交通事故は怪しいけど、急性心臓麻痺なんていくらだってあるだろうが」
ハルヒ「ふっふっふ。キョン、あんたやっぱりわかってないわね!」
キョン「はぁ?」
ハルヒ「いきなり心臓麻痺なんて、これしかないじゃない」
キョン「なんだよそれ」
ハルヒ「デスノート!ジャンプでやってた漫画よっ!!」
キョン「(こいつ真性のアホだ…)」
古泉「(おや、案外察しがいいじゃないですか…そうでなくては)」
有希「…氏因は心臓麻痺…。だが…峰岸さんは体調は良好…
作為的なものを…感じる…」
キョン「おいおい、まーたそんなこと言ってるのかよ?
あの交通事故は怪しいけど、急性心臓麻痺なんていくらだってあるだろうが」
ハルヒ「ふっふっふ。キョン、あんたやっぱりわかってないわね!」
キョン「はぁ?」
ハルヒ「いきなり心臓麻痺なんて、これしかないじゃない」
キョン「なんだよそれ」
ハルヒ「デスノート!ジャンプでやってた漫画よっ!!」
キョン「(こいつ真性のアホだ…)」
古泉「(おや、案外察しがいいじゃないですか…そうでなくては)」
36: 2008/04/26(土) 08:16:15.07 ID:el6gk4Mb0
かがみ「ねえ、つかさ」
つかさ「なに??」
かがみ「峰岸のことなんだけど」
つかさ「峰岸さん、気の毒だよね…お姉ちゃん幼馴染だったし」
かがみ「そんなことはいいの。ただ、おかしいと思わない?」
つかさ「え?」
かがみ「あの峰岸が心臓麻痺だなんて…おかしいわよ」
つかさ「そ、そうなの?もしかしたら小さいときに患ってたのかも…」
かがみ「私が何年あいつと一緒にいたと思ってるのよ!?
あいつは心臓なんか悪くない!軽い病気とかはしたけど、心臓麻痺なんてありえないわ!」
つかさ「お、おね…ちゃ」
かがみ「…ごめん。でも、やっぱり、おかしいわ。私、納得いかないから…」
つかさ「……お姉ちゃん…」
かがみ「もし他殺だったとしたら」
つかさ「え?」
かがみ「私がそいつを…犯人を頃すわ」
つかさ「なに??」
かがみ「峰岸のことなんだけど」
つかさ「峰岸さん、気の毒だよね…お姉ちゃん幼馴染だったし」
かがみ「そんなことはいいの。ただ、おかしいと思わない?」
つかさ「え?」
かがみ「あの峰岸が心臓麻痺だなんて…おかしいわよ」
つかさ「そ、そうなの?もしかしたら小さいときに患ってたのかも…」
かがみ「私が何年あいつと一緒にいたと思ってるのよ!?
あいつは心臓なんか悪くない!軽い病気とかはしたけど、心臓麻痺なんてありえないわ!」
つかさ「お、おね…ちゃ」
かがみ「…ごめん。でも、やっぱり、おかしいわ。私、納得いかないから…」
つかさ「……お姉ちゃん…」
かがみ「もし他殺だったとしたら」
つかさ「え?」
かがみ「私がそいつを…犯人を頃すわ」
38: 2008/04/26(土) 08:23:40.97 ID:el6gk4Mb0
こなた「(そうだよね、今までのことは、仕方ないよね。峰岸さんには悪いけど)」
ゆたか「お腹い~っぱい。もうはいらないよぉ」
こなた「ゆうちゃん…セリフだけ聴くと妙にえOちぃよね」
ゆたか「え!?なな、なんでよ~」
そう「こなた、お前ゲームやりすぎ」
こなた「あはは。ごめんごめん~って電話だ。あれ?非通知?
もしもし?」
?「お前だな。峰岸とA田を頃したのは」
こなた「…っ!!?」
?「泉こなた…まさか貴様、今までの罪はなかったことにしておくつもりではないだろうな?」
こなた「…そ、そんなことあるわけないじゃ~ん、あはは」
?「ふっ、だがお前が二人を頃したこと、軽く見ないことだ。では…」
こなた「あ、あちょっと…!」
ゆたか「どうしたの?凄い汗だけど、どんな電話だったの?」
こなた「なんでも…ないよ。貸してたゲーム、返しそびれただけだよ」
そう「……」
ハルヒ「ちょっとキョン!私の変声機どこやったのよ!」
キョン「知らねーよ」
有希「…3分前…古泉が持ち出したのを確認…」
ハルヒ「何か言った~?」
有希「…別に」
ゆたか「お腹い~っぱい。もうはいらないよぉ」
こなた「ゆうちゃん…セリフだけ聴くと妙にえOちぃよね」
ゆたか「え!?なな、なんでよ~」
そう「こなた、お前ゲームやりすぎ」
こなた「あはは。ごめんごめん~って電話だ。あれ?非通知?
もしもし?」
?「お前だな。峰岸とA田を頃したのは」
こなた「…っ!!?」
?「泉こなた…まさか貴様、今までの罪はなかったことにしておくつもりではないだろうな?」
こなた「…そ、そんなことあるわけないじゃ~ん、あはは」
?「ふっ、だがお前が二人を頃したこと、軽く見ないことだ。では…」
こなた「あ、あちょっと…!」
ゆたか「どうしたの?凄い汗だけど、どんな電話だったの?」
こなた「なんでも…ないよ。貸してたゲーム、返しそびれただけだよ」
そう「……」
ハルヒ「ちょっとキョン!私の変声機どこやったのよ!」
キョン「知らねーよ」
有希「…3分前…古泉が持ち出したのを確認…」
ハルヒ「何か言った~?」
有希「…別に」
40: 2008/04/26(土) 08:30:08.90 ID:el6gk4Mb0
鶴「古泉君、結構演技派だね~」
古泉「おや、聴いてたんですか。趣味が悪いですよ。
そんな子にはスモークチーズ抜きですよ?」
鶴「べ、別に…いいもん!」
古泉「ふふ、しかし、団長もこんな遅くに呼び出して」
キョン「おーいハルヒ、腹減ったぞ。俺そろそろ帰りたいんだけど」
ハルヒ「黙りなさい!いいこと?今日は全員でこれを読むのよ!」
キョン「…これは?」
有希「デスノート…全12巻…2003年末から2006年まで連載…最近番外編も…」
キョン「なんでこんなの読まなきゃいけないんだよ!しかも人数分きっちりあるし!」
ハルヒ「あたしの話聞いてなかったの?今回の事件、ぜーったいこれに関係してるのよ!
だから原作を知ってればいいじゃない!さ、ほら朗読!」
キョン「しかも読むのかよ!これセリフ多いって!」
ハルヒ「やっぱり人間って…面白っ!」
キョン「いきなりそこかよ!しかもルークかよ!」
古泉「おや、聴いてたんですか。趣味が悪いですよ。
そんな子にはスモークチーズ抜きですよ?」
鶴「べ、別に…いいもん!」
古泉「ふふ、しかし、団長もこんな遅くに呼び出して」
キョン「おーいハルヒ、腹減ったぞ。俺そろそろ帰りたいんだけど」
ハルヒ「黙りなさい!いいこと?今日は全員でこれを読むのよ!」
キョン「…これは?」
有希「デスノート…全12巻…2003年末から2006年まで連載…最近番外編も…」
キョン「なんでこんなの読まなきゃいけないんだよ!しかも人数分きっちりあるし!」
ハルヒ「あたしの話聞いてなかったの?今回の事件、ぜーったいこれに関係してるのよ!
だから原作を知ってればいいじゃない!さ、ほら朗読!」
キョン「しかも読むのかよ!これセリフ多いって!」
ハルヒ「やっぱり人間って…面白っ!」
キョン「いきなりそこかよ!しかもルークかよ!」
44: 2008/04/26(土) 08:35:41.19 ID:el6gk4Mb0
いいか これを破ったら貴様を警察に突き出す
1.ノートは必ず常備すること
2.勝手に人を殺さない
3.毎週火曜日に教える人間をノートに書け
以上
こなた「なに…コレ。隠した意味ないじゃん!
なんなの!…しかも毎週火曜日って…私、まだ誰か頃すの…?」
ゆたか「お姉ちゃん~」
こなた「ゆ、ゆうちゃん!どしたのー?」
ゆたか「宿題でわからないところがあって~。教えてもらっていい~?」
こなた「そそ、そういうのは自分で解くからおもしろ…おもしろ…」
ゆたか「そっか…そうだよね。わかった~もうちょっと頑張ってみるね~」
こなた「…う、うぅぅ…ぅっ」
1.ノートは必ず常備すること
2.勝手に人を殺さない
3.毎週火曜日に教える人間をノートに書け
以上
こなた「なに…コレ。隠した意味ないじゃん!
なんなの!…しかも毎週火曜日って…私、まだ誰か頃すの…?」
ゆたか「お姉ちゃん~」
こなた「ゆ、ゆうちゃん!どしたのー?」
ゆたか「宿題でわからないところがあって~。教えてもらっていい~?」
こなた「そそ、そういうのは自分で解くからおもしろ…おもしろ…」
ゆたか「そっか…そうだよね。わかった~もうちょっと頑張ってみるね~」
こなた「…う、うぅぅ…ぅっ」
47: 2008/04/26(土) 08:38:57.25 ID:el6gk4Mb0
かがみ「おはよう」
こなた「あ、かがみおは」
かがみ「こなた」
こなた「どうしたの?」
かがみ「峰岸が…氏んだの」
こなた「…っ!」
かがみ「心臓麻痺って警察は言ってたけど、私はそんなの信じない。
峰岸は他のことで殺されたんだと思ってるの」
こなた「そ、そうなの?」
かがみ「えぇ。だから、このままあやののことは水に流さないつもりよ。
私、絶対犯人を捕まえるから。あんたも何か知ってたら、すぐに教えて」
こなた「わ、わかった…よ」
かがみ「じゃあ、教室にいくわね」
こなた「…かがみ」
49: 2008/04/26(土) 08:44:05.58 ID:el6gk4Mb0
prrrr
こなた「…!また非通知。はい、もしもし」
?「ノートは持ってきたな?」
こなた「あ、あるよ!」
?「なら、廊下に出て目の前に向かってノートを見せてみろ」
こなた「そそ、そんなことしたら!」
?「警察に、突き出されたいのか?」
こなた「……くっ、わかったよ」
こなた「ほ、ほら」
?「もっと高く、みんなに見せるようにしろ」
こなた「う…うぅぅ…っ」
?「ふっ、殺人者風情で何を躊躇ってるんだ。…もういい。とっととその
不細工な面を下げろ」
こなた「ぶぶ、不細工って!」
?「予鈴が鳴るぞ。とっとと行け」
こなた「くぅっ……」
古泉「あなたも、中々卑劣ですね」
?「楽しければ、いいんだよ」
こなた「…!また非通知。はい、もしもし」
?「ノートは持ってきたな?」
こなた「あ、あるよ!」
?「なら、廊下に出て目の前に向かってノートを見せてみろ」
こなた「そそ、そんなことしたら!」
?「警察に、突き出されたいのか?」
こなた「……くっ、わかったよ」
こなた「ほ、ほら」
?「もっと高く、みんなに見せるようにしろ」
こなた「う…うぅぅ…っ」
?「ふっ、殺人者風情で何を躊躇ってるんだ。…もういい。とっととその
不細工な面を下げろ」
こなた「ぶぶ、不細工って!」
?「予鈴が鳴るぞ。とっとと行け」
こなた「くぅっ……」
古泉「あなたも、中々卑劣ですね」
?「楽しければ、いいんだよ」
51: 2008/04/26(土) 08:48:32.08 ID:el6gk4Mb0
つかさ「こなちゃん、どうしたの?」
こなた「え?」
つかさ「顔色すっごく悪いよ…大丈夫?」
こなた「大丈夫…だよ」
つかさ「そ、そう?知ってる?生理のときはね、御酢を飲むといいんだって~」
こなた「ちょちょっと!つかさ!そういうんじゃないって!」
つかさ「え、ちち違ったの?」
こなた「違うよぉ、もう…」
つかさ「あはは、ごめんねこなちゃん」
こなた「もう…(ありがとうつかさ、少し楽になったよ…)」
こなた「え?」
つかさ「顔色すっごく悪いよ…大丈夫?」
こなた「大丈夫…だよ」
つかさ「そ、そう?知ってる?生理のときはね、御酢を飲むといいんだって~」
こなた「ちょちょっと!つかさ!そういうんじゃないって!」
つかさ「え、ちち違ったの?」
こなた「違うよぉ、もう…」
つかさ「あはは、ごめんねこなちゃん」
こなた「もう…(ありがとうつかさ、少し楽になったよ…)」
52: 2008/04/26(土) 08:53:27.36 ID:el6gk4Mb0
みゆき「泉さん、顔色が優れないようですけど」
こなた「みゆきさん…大丈夫だよ、このくらい」
みゆき「そうですか。あら?」
こなた「ん?どうかしたの?」
みゆき「いえ。なんでもありません」
つかさ「ゆきちゃん、どうかした?」
みゆき「いえいえ、あまり見ないものを見ましたので」
こなた「あ、もしかしてコンプ?」
つかさ「こなちゃん、いつも持ってきてるよね」
こなた「あは、あはは…いいじゃん~みゆきさん見たことなかったっけ?」
みゆき「いえ、学校にあまりそういう類の本は持ってこないほうが…と思いまして」
こなた「うっ、さすがクラス委員…」
みゆき「大丈夫ですよ。先生に言ったりはしませんから」
こなた「ほっ…さっすがみゆきさん、話がわかる」
みゆき「そう、コンプティークは、言いませんから」
こなた「みゆきさん…大丈夫だよ、このくらい」
みゆき「そうですか。あら?」
こなた「ん?どうかしたの?」
みゆき「いえ。なんでもありません」
つかさ「ゆきちゃん、どうかした?」
みゆき「いえいえ、あまり見ないものを見ましたので」
こなた「あ、もしかしてコンプ?」
つかさ「こなちゃん、いつも持ってきてるよね」
こなた「あは、あはは…いいじゃん~みゆきさん見たことなかったっけ?」
みゆき「いえ、学校にあまりそういう類の本は持ってこないほうが…と思いまして」
こなた「うっ、さすがクラス委員…」
みゆき「大丈夫ですよ。先生に言ったりはしませんから」
こなた「ほっ…さっすがみゆきさん、話がわかる」
みゆき「そう、コンプティークは、言いませんから」
53: 2008/04/26(土) 08:57:28.10 ID:el6gk4Mb0
みゆき「……」
古泉「おや高良さん、どちらへ?」
みゆき「いえ、ちょっと担任の先生に伝えることがありまして」
古泉「ではご一緒しますか」
みゆき「構いませんよ」
古泉「ところで、何をお伝えに?」
みゆき「それは、ある生徒が持ってきてはいけないものを持ち込んでおりましたので」
古泉「ほほう…それは、黒いのですかね?」
みゆき「黒い…そうですね。真っ黒でした、ね」
古泉「そう、でしたか。ありがとうございます。ところで高良さん」
みゆき「はい?」
古泉「面白い話があるのですが…」
古泉「おや高良さん、どちらへ?」
みゆき「いえ、ちょっと担任の先生に伝えることがありまして」
古泉「ではご一緒しますか」
みゆき「構いませんよ」
古泉「ところで、何をお伝えに?」
みゆき「それは、ある生徒が持ってきてはいけないものを持ち込んでおりましたので」
古泉「ほほう…それは、黒いのですかね?」
みゆき「黒い…そうですね。真っ黒でした、ね」
古泉「そう、でしたか。ありがとうございます。ところで高良さん」
みゆき「はい?」
古泉「面白い話があるのですが…」
55: 2008/04/26(土) 09:01:50.52 ID:el6gk4Mb0
ハルヒ「さーて、昼食は屋上で食べるわよ!」
キョン「なんでいきなり。ココでいいんじゃないか?」
有希「(コクコク)」
ハルヒ「馬鹿ねぇ、あんたたち。毎日毎日こんなところで
引きこもってたらカビが生えるわよ!」
キョン「(お前にだけは言われたくない)」
ハルヒ「なんか言った!?」
キョン「なんでもないっす」
ハルヒ「さ、わかったらとっとと行くわよ!」
つかさ「というわけで、こなちゃんを元気にするために屋上で食べよう~」
こなた「ご、ごめんね何か色々気を使わせちゃって」
つかさ「水臭いよ~こなちゃん。ゆきちゃんは用事があって来れないみたいだけど」
こなた「うん…そっか」
キョン「なんでいきなり。ココでいいんじゃないか?」
有希「(コクコク)」
ハルヒ「馬鹿ねぇ、あんたたち。毎日毎日こんなところで
引きこもってたらカビが生えるわよ!」
キョン「(お前にだけは言われたくない)」
ハルヒ「なんか言った!?」
キョン「なんでもないっす」
ハルヒ「さ、わかったらとっとと行くわよ!」
つかさ「というわけで、こなちゃんを元気にするために屋上で食べよう~」
こなた「ご、ごめんね何か色々気を使わせちゃって」
つかさ「水臭いよ~こなちゃん。ゆきちゃんは用事があって来れないみたいだけど」
こなた「うん…そっか」
56: 2008/04/26(土) 09:04:59.16 ID:el6gk4Mb0
ハルヒ「誰もいないわね!それ、オープn…って」
つかさ「あ、涼宮さんだ~」
ハルヒ「なんだ、柊さんと泉さんか」
有希「……」
キョン「こんちはっすー。おい長門、あの二人に興味ないのか?」
有希「(コク)」
こなた「どしたの?もしかしてここでお昼?」
ハルヒ「そんなもんね!あ、あなたたち峰岸さんの知合いよね?」
こなた「あ、うん…」
ハルヒ「ちょうどよかった!是非協力してほしいことがあるのよ!」
こなた「え、え?」
つかさ「な、なんなの~」
つかさ「あ、涼宮さんだ~」
ハルヒ「なんだ、柊さんと泉さんか」
有希「……」
キョン「こんちはっすー。おい長門、あの二人に興味ないのか?」
有希「(コク)」
こなた「どしたの?もしかしてここでお昼?」
ハルヒ「そんなもんね!あ、あなたたち峰岸さんの知合いよね?」
こなた「あ、うん…」
ハルヒ「ちょうどよかった!是非協力してほしいことがあるのよ!」
こなた「え、え?」
つかさ「な、なんなの~」
57: 2008/04/26(土) 09:09:23.17 ID:el6gk4Mb0
ハルヒ「…ってわけで、やっぱりあたし達は事故とは思えないわけよ」
こなた「そうかなぁ…そう、なの?」
ハルヒ「そうよ!きっとそうよ!いいえ、あたしが言うんだから間違いない!」
キョン「その自信はどっから沸いて出てくんだよ…」
有希「問題ない…いつものこと…」
つかさ「それで、私達にどうしろって…」
ハルヒ「つまりね!情報提供をお願いするわ!犯人はデスノートで
峰岸さんとA田さんを頃した!間違いないわ!」
こなた「…!!!」
キョン「あーお二人さん。こいつの妄言に付き合わなくていいから」
ハルヒ「うるさいわよ!とにかく!知合いの無念をなんとかしたいでしょ!?
このまま黙っておくわけにはいかないでしょ!」
つかさ「そうだね…お姉ちゃんも凄い思いつめてたし…」
こなた「ちょ、ちょっとつかさ!?」
つかさ「私、協力する。何かあったら言うね」
ハルヒ「ありがと!やっぱりわかってくれると思ってたわ!」
キョン「…俺はあまり巻き込まないでくれ」
こなた「…つかさ」
こなた「そうかなぁ…そう、なの?」
ハルヒ「そうよ!きっとそうよ!いいえ、あたしが言うんだから間違いない!」
キョン「その自信はどっから沸いて出てくんだよ…」
有希「問題ない…いつものこと…」
つかさ「それで、私達にどうしろって…」
ハルヒ「つまりね!情報提供をお願いするわ!犯人はデスノートで
峰岸さんとA田さんを頃した!間違いないわ!」
こなた「…!!!」
キョン「あーお二人さん。こいつの妄言に付き合わなくていいから」
ハルヒ「うるさいわよ!とにかく!知合いの無念をなんとかしたいでしょ!?
このまま黙っておくわけにはいかないでしょ!」
つかさ「そうだね…お姉ちゃんも凄い思いつめてたし…」
こなた「ちょ、ちょっとつかさ!?」
つかさ「私、協力する。何かあったら言うね」
ハルヒ「ありがと!やっぱりわかってくれると思ってたわ!」
キョン「…俺はあまり巻き込まないでくれ」
こなた「…つかさ」
58: 2008/04/26(土) 09:11:54.97 ID:el6gk4Mb0
-翌、火曜日
こなた「…あった。誰の名前が…書かれてるんだろ…。ビリビリ」
こなた「……え、嘘……。そん……な」
氏因は任せる。以上のものを今日の17時までに名前を書け。
以上
こなた「そんな…無理だよ…無理……だよ」
こなた「…あった。誰の名前が…書かれてるんだろ…。ビリビリ」
こなた「……え、嘘……。そん……な」
氏因は任せる。以上のものを今日の17時までに名前を書け。
以上
こなた「そんな…無理だよ…無理……だよ」
61: 2008/04/26(土) 09:16:54.30 ID:el6gk4Mb0
こなた「(書かないと私が警察に…でも、どうすればいいの…
私は………を、殺せないよ…無理だよ…っ!)」
prrrr
こなた「は、はいもしもし?」
?「悩んでるようだな」
こなた「あなた、酷いよ。私は、……なんて、殺せないよ…」
?「まぁそれでもいいさ。その代わり、お前が警察の世話になるだけだがな」
こなた「それでも…私は…」
?「お前が捕まったらどうなるだろうねぇ、殺人犯が家族ともなれば、
父親は小説の道を閉ざされる。同居してる妹さんはクラスでどんな
扱いを受ける、か」
こなた「…っ!!」
?「ま、お前が家族をないがしろにしたきゃ、ノートは白紙にしておくんだな」
こなた「酷い…そんなのって…ないよ」
?「二人頃しておいて、よくいうよ。…プツッ」
こなた「あ、まって!……
やっぱり、書くしか、ないよ……」
私は………を、殺せないよ…無理だよ…っ!)」
prrrr
こなた「は、はいもしもし?」
?「悩んでるようだな」
こなた「あなた、酷いよ。私は、……なんて、殺せないよ…」
?「まぁそれでもいいさ。その代わり、お前が警察の世話になるだけだがな」
こなた「それでも…私は…」
?「お前が捕まったらどうなるだろうねぇ、殺人犯が家族ともなれば、
父親は小説の道を閉ざされる。同居してる妹さんはクラスでどんな
扱いを受ける、か」
こなた「…っ!!」
?「ま、お前が家族をないがしろにしたきゃ、ノートは白紙にしておくんだな」
こなた「酷い…そんなのって…ないよ」
?「二人頃しておいて、よくいうよ。…プツッ」
こなた「あ、まって!……
やっぱり、書くしか、ないよ……」
62: 2008/04/26(土) 09:22:00.43 ID:el6gk4Mb0
こなた「…ここだ。ここで運悪く足を滑らせて…
転倒して氏ねば…私にも疑いはかからないし、
事故氏に扱われる。今は12時前…。時間前には、ここに近づかないほうがいいかな」
みゆき「泉さん、階段に何かあるんですか?」
こなた「え!?い、いやいや~。今日の新刊出るからさ~
サイフと相談してたんだよね~あははは~」
みゆき「そうですか。お金は計画的に使うといいですよ」
こなた「う、うん。ありがとー」
みゆき「もしもし?泉さんですか?2階の階段前に…はい、はい。わかりました」
?「泉…氏因は任せると言ったが、私に氏因を隠せとは、言ってないよな」
63: 2008/04/26(土) 09:26:45.09 ID:el6gk4Mb0
こなた「また電話…もしもし」
?「頃す決心はついたか?」
こなた「…ついたよ」
?「ノートになんて書いた?名前だけじゃあるまい、まさか」
こなた「どうして、わかるのさ」
?「お前のことだ。どうせ自然に氏ねるような内容を書いたのだろう。
そのために、お前に親しい人間を指定したんだからな」
こなた「…!くっ…だから、なにさ」
?「氏因を一字一句違わずに言え。今すぐにな」
こなた「そ、そんな!」
?「どうした?言わないのか?」
こなた「…午後15時23分、荷物を持ってバランス悪く階段を下りていたら、
足を滑らせて転倒。頭を強く打って氏亡…」
?「ふ…芸の無い頃し方だな」
こなた「うるさいな…」
?「まぁいい。いいか、覚えていろ。お前がどうやって人を頃すかは
お前の自由だが、それを私に隠す権利はない、とな。…ぷつっ」
こなた「……、私、どうしたら…いいんだろ」
?「頃す決心はついたか?」
こなた「…ついたよ」
?「ノートになんて書いた?名前だけじゃあるまい、まさか」
こなた「どうして、わかるのさ」
?「お前のことだ。どうせ自然に氏ねるような内容を書いたのだろう。
そのために、お前に親しい人間を指定したんだからな」
こなた「…!くっ…だから、なにさ」
?「氏因を一字一句違わずに言え。今すぐにな」
こなた「そ、そんな!」
?「どうした?言わないのか?」
こなた「…午後15時23分、荷物を持ってバランス悪く階段を下りていたら、
足を滑らせて転倒。頭を強く打って氏亡…」
?「ふ…芸の無い頃し方だな」
こなた「うるさいな…」
?「まぁいい。いいか、覚えていろ。お前がどうやって人を頃すかは
お前の自由だが、それを私に隠す権利はない、とな。…ぷつっ」
こなた「……、私、どうしたら…いいんだろ」
67: 2008/04/26(土) 09:34:26.93 ID:el6gk4Mb0
ゆたか「ごめんね、みなみちゃん。荷物持ってもらっちゃって」
みなみ「大丈夫…。二人で持てば…重さも時間も半分になる…」
ゆたか「本当だね。みなみちゃん、優しいよね」
みなみ「ゆたか…」
ゆたか「私、いっつもいっつもみなみちゃんにお世話になってばかりで…本当、ごめんね」
みなみ「ゆたか…気にしないで」
ゆかた「みなみちゃん…」
みなみ「私は…ゆたかのためだったら…なんだって…」
ゆたか「みなみちゃ…きゃ!」
みなみ「ゆたか!」
ゆたか「あつつつ…みなみちゃん…大丈夫…?」
みなみ「…」
ゆたか「みなみちゃん!みなみちゃん!しっかりして!みなみちゃん!!」
みなみ「誰か!誰かーーー!!」
みなみ「大丈夫…。二人で持てば…重さも時間も半分になる…」
ゆたか「本当だね。みなみちゃん、優しいよね」
みなみ「ゆたか…」
ゆたか「私、いっつもいっつもみなみちゃんにお世話になってばかりで…本当、ごめんね」
みなみ「ゆたか…気にしないで」
ゆかた「みなみちゃん…」
みなみ「私は…ゆたかのためだったら…なんだって…」
ゆたか「みなみちゃ…きゃ!」
みなみ「ゆたか!」
ゆたか「あつつつ…みなみちゃん…大丈夫…?」
みなみ「…」
ゆたか「みなみちゃん!みなみちゃん!しっかりして!みなみちゃん!!」
みなみ「誰か!誰かーーー!!」
69: 2008/04/26(土) 09:34:57.65 ID:el6gk4Mb0
こなた「嘘…どうして岩崎さんが…。って、また電話?」
?「アテが外れたな」
こなた「なんで、なんで岩崎さんが…」
?「ホッとしてるんじゃないのか?」
こなた「え・・・?」
?「ゆたかじゃなくて、よかった。そう思ってるんだろ?」
こなた「そんなこと!あるわけないじゃん!」
?「ふん、どうだかな。まぁいい。デスノートにも多少不備があるようだ。
今回は許してやろう。その代わり」
こなた「…なにさ」
?「次の水曜日、新たに頃す人間を伝える。いいな」
こなた「ちょっ!あれには火曜日だって!」
?「ツー…ツー…」
こなた「酷い…酷すぎるよ…!」
70: 2008/04/26(土) 09:38:34.90 ID:el6gk4Mb0
水曜日
こなた「この人…確か、前会ったような…でも、どうしてこの人なんだろう」
そう「こなた」
こなた「お、おおおお父さん!!?」
そう「ゆうちゃん、熱出しちゃって学校行けそうにないな。
岩崎さんもあんなことになったし、学校には言っておいてくれ」
こなた「う、うん…わかった」
そう「本当、最近物騒だよなぁ…」
ハルヒ「あれ?今日有希いないの?」
キョン「俺は見てないぞ」
古泉「有希さんだったら、さっき吹き抜けの廊下にいましたよ。
キョン君、行ってきてあげては?」
キョン「なんで俺が…まぁいいか。行ってくる」
古泉「えぇ。いってらっしゃい」
こなた「この人…確か、前会ったような…でも、どうしてこの人なんだろう」
そう「こなた」
こなた「お、おおおお父さん!!?」
そう「ゆうちゃん、熱出しちゃって学校行けそうにないな。
岩崎さんもあんなことになったし、学校には言っておいてくれ」
こなた「う、うん…わかった」
そう「本当、最近物騒だよなぁ…」
ハルヒ「あれ?今日有希いないの?」
キョン「俺は見てないぞ」
古泉「有希さんだったら、さっき吹き抜けの廊下にいましたよ。
キョン君、行ってきてあげては?」
キョン「なんで俺が…まぁいいか。行ってくる」
古泉「えぇ。いってらっしゃい」
72: 2008/04/26(土) 09:41:45.91 ID:el6gk4Mb0
キョン「長門長門っと…、いたいた。おーい長門ー!」
有希「……」
キョン「長門?どうしたんだうずくまって。腹でも痛いのか?」
有希「…これ…」
キョン「ちょ、お前大丈夫かよ!」
有希「ダメ…かも」
キョン「おいおい!冗談はよせよ!」
有希「最後のお願い…聞いて…」
キョン「なんだ?」
有希「…ンク…は…ずみ…と…で……」
キョン「おい長門!長門ぉぉぉぉ!!!」
有希「……」
キョン「う、嘘だろ…長門…」
有希「……」
キョン「長門?どうしたんだうずくまって。腹でも痛いのか?」
有希「…これ…」
キョン「ちょ、お前大丈夫かよ!」
有希「ダメ…かも」
キョン「おいおい!冗談はよせよ!」
有希「最後のお願い…聞いて…」
キョン「なんだ?」
有希「…ンク…は…ずみ…と…で……」
キョン「おい長門!長門ぉぉぉぉ!!!」
有希「……」
キョン「う、嘘だろ…長門…」
74: 2008/04/26(土) 09:45:55.51 ID:el6gk4Mb0
ハルヒ「有希が…氏んだ?」
キョン「あぁ。それで、長門は最期に…」
ハルヒ「何か、言ってたの…?」
キョン「よくは聞き取れなかったんだけど…」
ハルヒ「なに?」
キョン「古泉の名前を言っていた気がする…あとは、わからないな」
ハルヒ「あいつに、聞き出せばいいのね?」
キョン「あいつがおいそれと答えると思うか?」
ハルヒ「…ううん」
キョン「ごめんな、ハルヒ。俺がもっと、すぐに協力してれば」
ハルヒ「な、何言ってるのよ!そんなこと言ったって…有希は…有希は…帰ってこないんだから…」
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「ごめん…ちょっと胸貸して。こんなんじゃ…あいつに笑われちゃう…」
キョン「いいから、泣いてろ」
ハルヒ「うん…うう…うぁぁぁ…」
キョン「(古泉…何を知っているんだ…?)」
キョン「あぁ。それで、長門は最期に…」
ハルヒ「何か、言ってたの…?」
キョン「よくは聞き取れなかったんだけど…」
ハルヒ「なに?」
キョン「古泉の名前を言っていた気がする…あとは、わからないな」
ハルヒ「あいつに、聞き出せばいいのね?」
キョン「あいつがおいそれと答えると思うか?」
ハルヒ「…ううん」
キョン「ごめんな、ハルヒ。俺がもっと、すぐに協力してれば」
ハルヒ「な、何言ってるのよ!そんなこと言ったって…有希は…有希は…帰ってこないんだから…」
キョン「ハルヒ…」
ハルヒ「ごめん…ちょっと胸貸して。こんなんじゃ…あいつに笑われちゃう…」
キョン「いいから、泣いてろ」
ハルヒ「うん…うう…うぁぁぁ…」
キョン「(古泉…何を知っているんだ…?)」
75: 2008/04/26(土) 09:49:16.76 ID:el6gk4Mb0
古泉「さてさて、長門さんを頃したのはいいですけど、
肝心の僕の名前がばれてしまったようですが」
?「別に、問題ないだろう」
古泉「他人事だからって…軽く言ってくれますね」
?「あの二人がお前に直接聞きにいくほど馬鹿じゃないだろう。
お前だってはいそうです、と口を割るとも思えん」
古泉「おやおや、誉めてますか?」
?「さぁな」
古泉「それで、次は誰を頃すんですか?」
?「もう決めてある」
古泉「ほほう」
?「それまで、あいつは泳がせておくさ」
古泉「なるほど」
肝心の僕の名前がばれてしまったようですが」
?「別に、問題ないだろう」
古泉「他人事だからって…軽く言ってくれますね」
?「あの二人がお前に直接聞きにいくほど馬鹿じゃないだろう。
お前だってはいそうです、と口を割るとも思えん」
古泉「おやおや、誉めてますか?」
?「さぁな」
古泉「それで、次は誰を頃すんですか?」
?「もう決めてある」
古泉「ほほう」
?「それまで、あいつは泳がせておくさ」
古泉「なるほど」
77: 2008/04/26(土) 09:52:30.48 ID:el6gk4Mb0
谷口「WAWAWA忘れ物~。おや?あそこに見えるは高良さんではないか!」
みゆき「…はぁ」
谷口「高良さ~ん、何かお困りですか?私めになんなりとお申し付けくださいっ!」
みゆき「そうですか。では、これを柊かがみさんに渡していただけますか?」
谷口「お安い御用っすよ~」
みゆき「本当に、これでいいんですよね…」
みゆき「…はぁ」
谷口「高良さ~ん、何かお困りですか?私めになんなりとお申し付けくださいっ!」
みゆき「そうですか。では、これを柊かがみさんに渡していただけますか?」
谷口「お安い御用っすよ~」
みゆき「本当に、これでいいんですよね…」
79: 2008/04/26(土) 09:57:05.56 ID:el6gk4Mb0
?「あのチビから聞いたんだが」
古泉「はい?」
?「あのデスノート、オリジナルとは違う用途があるようだ」
古泉「ほほう、俺ルールですか?」
?「例えば、ノートに直接名前を書くと心臓麻痺になる。
これはまんまだが」
古泉「ですねぇ」
?「ここになんてことはない紙切れがある。そのわら半紙をちぎったものだ」
古泉「ふむ」
?「これをノートに貼り付けると…面白いことが起きるそうだ」
古泉「貼り付ける、ですか」
?「氏にはしないが……ふふふ」
古泉「教えてくださいよ」
?「次の火曜日が来たらな」
古泉「はい?」
?「あのデスノート、オリジナルとは違う用途があるようだ」
古泉「ほほう、俺ルールですか?」
?「例えば、ノートに直接名前を書くと心臓麻痺になる。
これはまんまだが」
古泉「ですねぇ」
?「ここになんてことはない紙切れがある。そのわら半紙をちぎったものだ」
古泉「ふむ」
?「これをノートに貼り付けると…面白いことが起きるそうだ」
古泉「貼り付ける、ですか」
?「氏にはしないが……ふふふ」
古泉「教えてくださいよ」
?「次の火曜日が来たらな」
80: 2008/04/26(土) 10:01:57.42 ID:el6gk4Mb0
みゆき「谷口さん、どうでした?」
谷口「ばっちりっすよ~!俺、任務完了っす!」
みゆき「ありがとうございます。では」
谷口「あぁっ!高良さん!お礼は!お礼とかは!!」
みゆき「これを…泉さんの鞄にいれて…」
こなた「…またアイツか。大丈夫。次頃すのは火曜日だし…もしもし」
?「鞄を見ろ」
こなた「ふぇ?あれ、なにこれ」
?「おっと、中を見るな。それをノートに貼り付けろ」
こなた「…ちょっと!この前教えたこと、いきなりするっていうの!?」
?「当たり前だ。氏ぬわけじゃないんだ。問題ないだろう?」
こなた「…むぅ」
?「早くしろ」
こなた「わ、わかったよ…ペタ」
?「では。プツッ…」
こなた「…誰なんだろ。誰…」
谷口「ばっちりっすよ~!俺、任務完了っす!」
みゆき「ありがとうございます。では」
谷口「あぁっ!高良さん!お礼は!お礼とかは!!」
みゆき「これを…泉さんの鞄にいれて…」
こなた「…またアイツか。大丈夫。次頃すのは火曜日だし…もしもし」
?「鞄を見ろ」
こなた「ふぇ?あれ、なにこれ」
?「おっと、中を見るな。それをノートに貼り付けろ」
こなた「…ちょっと!この前教えたこと、いきなりするっていうの!?」
?「当たり前だ。氏ぬわけじゃないんだ。問題ないだろう?」
こなた「…むぅ」
?「早くしろ」
こなた「わ、わかったよ…ペタ」
?「では。プツッ…」
こなた「…誰なんだろ。誰…」
85: 2008/04/26(土) 10:07:54.58 ID:el6gk4Mb0
翌朝
こなた「つかさ、おはよー」
つかさ「こなちゃん…お姉ちゃんが…」
こなた「ど、どうしたの…?」
つかさ「目は開いてるのに…全然起きてくれないの…なんか、動かないし…」
こなた「…ッッ!!!」
つかさ「あ、こなちゃん!!」
?「もしもし、お前から電話とは珍しい」
こなた「アンタ!あの貼り付けた紙には…かがみが書いてあったんだね!」
?「だからどうした?」
こなた「ノートに別の紙に名前を書いたのを張ると…どうなるか知ってるくせに!」
?「お前がやさしーく丁寧に教えてくれたからなぁ」
こなた「かがみを植物人間にさせるなんて…!どうして!!」
?「別に。やつは今回のことで色々疑念があったようだし、
それと、お前とはかなり仲が良かったからなぁ」
こなた「う…うぅっ!!」
?「殺さなかっただけありがたいと思え。剥がしたりしたら、わかってるな?」
こなた「…わかって…る…」
?「ならいい。…プツッ」
こなた「かがみ…かがみぃぃ…私、なんてことを……」
こなた「つかさ、おはよー」
つかさ「こなちゃん…お姉ちゃんが…」
こなた「ど、どうしたの…?」
つかさ「目は開いてるのに…全然起きてくれないの…なんか、動かないし…」
こなた「…ッッ!!!」
つかさ「あ、こなちゃん!!」
?「もしもし、お前から電話とは珍しい」
こなた「アンタ!あの貼り付けた紙には…かがみが書いてあったんだね!」
?「だからどうした?」
こなた「ノートに別の紙に名前を書いたのを張ると…どうなるか知ってるくせに!」
?「お前がやさしーく丁寧に教えてくれたからなぁ」
こなた「かがみを植物人間にさせるなんて…!どうして!!」
?「別に。やつは今回のことで色々疑念があったようだし、
それと、お前とはかなり仲が良かったからなぁ」
こなた「う…うぅっ!!」
?「殺さなかっただけありがたいと思え。剥がしたりしたら、わかってるな?」
こなた「…わかって…る…」
?「ならいい。…プツッ」
こなた「かがみ…かがみぃぃ…私、なんてことを……」
86: 2008/04/26(土) 10:14:05.71 ID:el6gk4Mb0
黒井「…というわけで、日下部、この問題解いてみぃ」
みさお「……」
黒井「日下部、ちょい廊下出ろ。うちも出るから。ほなみんな、少し自習したってや~」
黒井「なぁ日下部」
みさお「先生…あたし…あたし」
黒井「確かにお前がそうなるのも無理はない。でもな…」
みさお「あたしが…馬鹿だから?いつも二人に迷惑かけてるから…?」
黒井「日下部…」
みさお「あたしがもっと!頼れれば!もっとあたしが、頭よければ!」
黒井「目ぇ醒ませ!!日下部ぇ!!!」
みさお「…!!」
黒井「いいか、今回のことはお前は関係あらへん。
黙ってぼけ~っとしてて、腑抜けて面、あの二人は望んでるんか?」
みさお「そんなこと…」
黒井「だったらしっかりせぇ!お前がしっかりせぇへんと、二人も不安やろ?」
みさお「うん…すんません…」
黒井「(しかし、こうなってもおかしくはあらへん。やっぱり、おかしいわ)」
みさお「……」
黒井「日下部、ちょい廊下出ろ。うちも出るから。ほなみんな、少し自習したってや~」
黒井「なぁ日下部」
みさお「先生…あたし…あたし」
黒井「確かにお前がそうなるのも無理はない。でもな…」
みさお「あたしが…馬鹿だから?いつも二人に迷惑かけてるから…?」
黒井「日下部…」
みさお「あたしがもっと!頼れれば!もっとあたしが、頭よければ!」
黒井「目ぇ醒ませ!!日下部ぇ!!!」
みさお「…!!」
黒井「いいか、今回のことはお前は関係あらへん。
黙ってぼけ~っとしてて、腑抜けて面、あの二人は望んでるんか?」
みさお「そんなこと…」
黒井「だったらしっかりせぇ!お前がしっかりせぇへんと、二人も不安やろ?」
みさお「うん…すんません…」
黒井「(しかし、こうなってもおかしくはあらへん。やっぱり、おかしいわ)」
88: 2008/04/26(土) 10:20:41.34 ID:el6gk4Mb0
みゆき「古泉さん」
古泉「どうかしましたか?」
みゆき「やっぱり…こんなことはもう…」
古泉「おやめになるのですか?」
みゆき「泉さんを、これ以上苦しめて…どうしたいんですか?」
古泉「僕の、知ったことではない」
みゆき「意味がないのならば、する理由がありません!」
古泉「僕は上から言われてるだけです」
みゆき「あなたはそれで…いいんですか?」
古泉「……」
みゆき「私、今日は帰ります。では…」
古泉「…とか言ってますけど、どうします?」
?「放っておけ。どうせすぐには殺さないさ。
高良があぁいう性格なのは知っている」
古泉「では、なぜ?」
?「あぁやって、にわか善人ぶってる人間に悪事をさせれば、
本人はどうなる?罪悪感で満ち溢れるだろう?」
古泉「やれやれ、あなたの趣向にはため息が出ます」
古泉「どうかしましたか?」
みゆき「やっぱり…こんなことはもう…」
古泉「おやめになるのですか?」
みゆき「泉さんを、これ以上苦しめて…どうしたいんですか?」
古泉「僕の、知ったことではない」
みゆき「意味がないのならば、する理由がありません!」
古泉「僕は上から言われてるだけです」
みゆき「あなたはそれで…いいんですか?」
古泉「……」
みゆき「私、今日は帰ります。では…」
古泉「…とか言ってますけど、どうします?」
?「放っておけ。どうせすぐには殺さないさ。
高良があぁいう性格なのは知っている」
古泉「では、なぜ?」
?「あぁやって、にわか善人ぶってる人間に悪事をさせれば、
本人はどうなる?罪悪感で満ち溢れるだろう?」
古泉「やれやれ、あなたの趣向にはため息が出ます」
90: 2008/04/26(土) 10:25:30.00 ID:el6gk4Mb0
そのまま、再び火曜日
こなた「ゆうちゃん、まだ体調良くならないよ…ピリピリ…」
*******
以上の者を、16時までに殺せ。以上
こなた「誰だろう、これ…」
古泉「さて、お楽しみデイですね」
?「すっかり楽しんでるな」
古泉「別に。そろそろキョン君達も動き始めるんじゃないですか?」
?「そうだな。そろそろ頃合だろう」
古泉「僕も簡単には口を割らないんですがねぇ。どうしたもんか」
?「それについては問題ない」
古泉「僕を買いかぶってません?さすがに今更寝返ることはないですけど」
?「そういう意味ではない」
古泉「…ん?」
こなた「ゆうちゃん、まだ体調良くならないよ…ピリピリ…」
*******
以上の者を、16時までに殺せ。以上
こなた「誰だろう、これ…」
古泉「さて、お楽しみデイですね」
?「すっかり楽しんでるな」
古泉「別に。そろそろキョン君達も動き始めるんじゃないですか?」
?「そうだな。そろそろ頃合だろう」
古泉「僕も簡単には口を割らないんですがねぇ。どうしたもんか」
?「それについては問題ない」
古泉「僕を買いかぶってません?さすがに今更寝返ることはないですけど」
?「そういう意味ではない」
古泉「…ん?」
93: 2008/04/26(土) 10:31:24.04 ID:el6gk4Mb0
キョン「古泉に話をつけにいくのか」
ハルヒ「うん。ちょっとあたしにしては悩みすぎちゃった」
キョン「気にするな。知人が氏んですぐに立ち直れるほうがどうかしてる」
ハルヒ「もちろんキョン…ついてきてくれるわよね?」
キョン「当然だろ。たまには頼ってくれ。…俺何もしないけど」
ハルヒ「うん、ありがとっ」
古泉「さてさて、そろそろ二人が部室に来ますね」
?「…」
古泉「どうかしたんですか?」
?「そろそろ、か」
古泉「そろそろ?…うっ!」
?「ふっ、やっと書いたか。あの愚図め」
古泉「かはっ…!これは…どういう…ことっ!」
?「あの二人にはお前の名前が割れてるからな。証拠は少しでも潰しておくものだ」
古泉「じゃあ…僕を…っ信用…して…たのはっ!」
?「お前はこんな諺を知らないのか。『氏人に口なし』」
古泉「…き…さまっ………」
?「最初から、お前も私の手駒にすぎなかったんだよ、古泉」
ハルヒ「うん。ちょっとあたしにしては悩みすぎちゃった」
キョン「気にするな。知人が氏んですぐに立ち直れるほうがどうかしてる」
ハルヒ「もちろんキョン…ついてきてくれるわよね?」
キョン「当然だろ。たまには頼ってくれ。…俺何もしないけど」
ハルヒ「うん、ありがとっ」
古泉「さてさて、そろそろ二人が部室に来ますね」
?「…」
古泉「どうかしたんですか?」
?「そろそろ、か」
古泉「そろそろ?…うっ!」
?「ふっ、やっと書いたか。あの愚図め」
古泉「かはっ…!これは…どういう…ことっ!」
?「あの二人にはお前の名前が割れてるからな。証拠は少しでも潰しておくものだ」
古泉「じゃあ…僕を…っ信用…して…たのはっ!」
?「お前はこんな諺を知らないのか。『氏人に口なし』」
古泉「…き…さまっ………」
?「最初から、お前も私の手駒にすぎなかったんだよ、古泉」
95: 2008/04/26(土) 10:36:41.00 ID:el6gk4Mb0
>>91
み…くる…?
ハルヒ「あれ、いないわね」
キョン「おっかしいな。あいつは部活にはちゃんと来るのに」
ちゅるや「スモークチーズはあるかね?」
キョン「お前かよ…よりによって」
ハルヒ「はい、これあげるわよ」
ちゅるや「…!!」
キョン「おま…どっからそんなものを…」
鶴「ふぅ、ごちそうさま」
キョン「食うのはやっ!」
ハルヒ「ねぇねぇ、古泉知らない?」
鶴「古泉君なら上の階の空き部屋にいるはずだけど」
キョン「行ってみっか」
ハルヒ「そうね」
鶴「……あ、もしもし、二人そっち行ったわ…よ…っ…っ…うそ…なんで…わたし…が……」
?「一日一人じゃ、少なすぎるからな」
み…くる…?
ハルヒ「あれ、いないわね」
キョン「おっかしいな。あいつは部活にはちゃんと来るのに」
ちゅるや「スモークチーズはあるかね?」
キョン「お前かよ…よりによって」
ハルヒ「はい、これあげるわよ」
ちゅるや「…!!」
キョン「おま…どっからそんなものを…」
鶴「ふぅ、ごちそうさま」
キョン「食うのはやっ!」
ハルヒ「ねぇねぇ、古泉知らない?」
鶴「古泉君なら上の階の空き部屋にいるはずだけど」
キョン「行ってみっか」
ハルヒ「そうね」
鶴「……あ、もしもし、二人そっち行ったわ…よ…っ…っ…うそ…なんで…わたし…が……」
?「一日一人じゃ、少なすぎるからな」
99: 2008/04/26(土) 10:42:34.16 ID:el6gk4Mb0
キョン「ここか?空き部屋って」
ハルヒ「なにやってんだか。入るわよ!」
ガラッ
みゆき「あ…」
ハルヒ「高良さん…?ふ、古泉!」
キョン「これは…一体どういうことなんだ!」
みゆき「すみません…全て、私が仕組んだことです」
ハルヒ「なっ…!高良さんが!」
みゆき「私が、ノートを使って今まで人を殺めました。
もう私は…、これ以上事を広げたくなかったんです」
キョン「そんな…どうして」
みゆき「…」
ハルヒ「まぁとにかく、詳しいことはあとで聞くわ。いいわね?」
みゆき「はい…」
キョン「ハルヒ、そういうのは警察に…」
ハルヒ「いいのよ!犯人を捕まえた特権よ!」
?「ふん、高良も最後の最後で役に立ったな」
ハルヒ「なにやってんだか。入るわよ!」
ガラッ
みゆき「あ…」
ハルヒ「高良さん…?ふ、古泉!」
キョン「これは…一体どういうことなんだ!」
みゆき「すみません…全て、私が仕組んだことです」
ハルヒ「なっ…!高良さんが!」
みゆき「私が、ノートを使って今まで人を殺めました。
もう私は…、これ以上事を広げたくなかったんです」
キョン「そんな…どうして」
みゆき「…」
ハルヒ「まぁとにかく、詳しいことはあとで聞くわ。いいわね?」
みゆき「はい…」
キョン「ハルヒ、そういうのは警察に…」
ハルヒ「いいのよ!犯人を捕まえた特権よ!」
?「ふん、高良も最後の最後で役に立ったな」
105: 2008/04/26(土) 10:48:48.37 ID:el6gk4Mb0
こなた「最後って、どういうこと?」
?「決まってる。あとはお前を警察に…泉、お前いたのか」
こなた「なんか、下から声がしたからね。しないほうに行ったらあなたがいたんだよ」
?「じゃあもう、正体はばれてるわけね」
こなた「そうだね。私を利用して、たくさんの人を頃した張本人さん」
?「長門に氏んでもらったのは、私が犯人だと悟られないため。
彼女は運が悪かったとしか言えない」
こなた「そう…運が悪い、で人を頃すんだね」
?「古泉もそう。深く付け入りすぎた。高良は、捨て駒のために生かしておいたの」
こなた「頃した動機なんかどうだっていいよ。そうでしょ?
峰岸あやのさん」
111: 2008/04/26(土) 10:53:37.93 ID:el6gk4Mb0
こなた「あの時気づくべきだったよ。ノートに書いたときに」
あやの「そうね。あなた、漢字を間違えたでしょう?」
こなた「テンパってたのもあるけどね。まさか、その時氏ぬのは演技だったなんて」
あやの「柊ちゃんほどじゃないけど、演技には自信があるの」
こなた「氏んだフリして、古泉君を使ってたんだね」
あやの「そうなるかしら」
こなた「なんでそんなことしたのかな?」
あやの「別に。あなたが気に入らなかっただけ」
こなた「私…?」
あやの「柊ちゃんのことは私が一番知ってた。次はみさちゃん。
なのに、違うクラスなのにあなたは柊ちゃんに出しゃばるようにして
現れたわ。あなたのような、オタクに」
こなた「……」
あやの「これだけ言えばわかるでしょ?」
こなた「ゆうちゃんを書いたのも、私の妹だったから、でしょ」
あやの「そう。あなたの苦しむ姿が見たかった。それだけよ」
こなた「じゃあ、かがみにあんなことしたのは…」
あやの「そうね。あなた、漢字を間違えたでしょう?」
こなた「テンパってたのもあるけどね。まさか、その時氏ぬのは演技だったなんて」
あやの「柊ちゃんほどじゃないけど、演技には自信があるの」
こなた「氏んだフリして、古泉君を使ってたんだね」
あやの「そうなるかしら」
こなた「なんでそんなことしたのかな?」
あやの「別に。あなたが気に入らなかっただけ」
こなた「私…?」
あやの「柊ちゃんのことは私が一番知ってた。次はみさちゃん。
なのに、違うクラスなのにあなたは柊ちゃんに出しゃばるようにして
現れたわ。あなたのような、オタクに」
こなた「……」
あやの「これだけ言えばわかるでしょ?」
こなた「ゆうちゃんを書いたのも、私の妹だったから、でしょ」
あやの「そう。あなたの苦しむ姿が見たかった。それだけよ」
こなた「じゃあ、かがみにあんなことしたのは…」
112: 2008/04/26(土) 10:56:50.80 ID:el6gk4Mb0
あやの「二つ理由があったわ」
こなた「二つ?」
あやの「一つは、私の計画が『殺人』であると見抜いたこと。
それと、もう一つ」
こなた「それだけじゃ、ないんだ」
あやの「柊ちゃんを、独り占めしたかっただけ。そうするには、
あぁして動かさなくすればよかった。誰にも触れられない、
氏んだものに触れるのは、一度氏んだ私だけ」
こなた「おかしいよ、それ」
あやの「なにがおかしいの?元々はあなたが悪いんでしょう?
あなたが出しゃばったりしなければ」
こなた「おかしいよ、峰岸さん。その腐った性根、根元から直してあげるよ」
こなた「二つ?」
あやの「一つは、私の計画が『殺人』であると見抜いたこと。
それと、もう一つ」
こなた「それだけじゃ、ないんだ」
あやの「柊ちゃんを、独り占めしたかっただけ。そうするには、
あぁして動かさなくすればよかった。誰にも触れられない、
氏んだものに触れるのは、一度氏んだ私だけ」
こなた「おかしいよ、それ」
あやの「なにがおかしいの?元々はあなたが悪いんでしょう?
あなたが出しゃばったりしなければ」
こなた「おかしいよ、峰岸さん。その腐った性根、根元から直してあげるよ」
114: 2008/04/26(土) 11:01:04.53 ID:el6gk4Mb0
あやの「待って」
こなた「…?」
あやの「一歩でも動いてみて。すぐに警察が駆けつけるわ。
縄にかかるのはあなたよ。それでもいいのかしら?」
こなた「はぁ…。峰岸さん、あなた一つだけミスしてるよ」
あやの「なぁに?負け惜しみ?」
こなた「今までは電話越しだったから叶わなかったけど、
今はこうしてあまり距離ない感覚で立ち会ってる」
あやの「それがどうしたの?」
こなた「私にとって、こんな距離ないものと同じって…こと!」
あやの「え…?」
こなた「いただき」
あやの「か、返して!」
ビシリッ
こなた「これでもう、携帯は使えない。それと、峰岸さん」
あやの「……ッ!」
こなた「私が拳法できるの知らなかったよね?それも…ミスだよ!」
ドスッ
こなた「……峰岸さん、一緒に、警察に行こうね」
あやの「…………」
こなた「…?」
あやの「一歩でも動いてみて。すぐに警察が駆けつけるわ。
縄にかかるのはあなたよ。それでもいいのかしら?」
こなた「はぁ…。峰岸さん、あなた一つだけミスしてるよ」
あやの「なぁに?負け惜しみ?」
こなた「今までは電話越しだったから叶わなかったけど、
今はこうしてあまり距離ない感覚で立ち会ってる」
あやの「それがどうしたの?」
こなた「私にとって、こんな距離ないものと同じって…こと!」
あやの「え…?」
こなた「いただき」
あやの「か、返して!」
ビシリッ
こなた「これでもう、携帯は使えない。それと、峰岸さん」
あやの「……ッ!」
こなた「私が拳法できるの知らなかったよね?それも…ミスだよ!」
ドスッ
こなた「……峰岸さん、一緒に、警察に行こうね」
あやの「…………」
115: 2008/04/26(土) 11:03:29.22 ID:el6gk4Mb0
かくして、デスノートを使った事件は終わった
こなたはあやのを担いで、警察署にやってきた
こなた「思えば、こんなもののせいで…」
こなた「どうせ捨てるんだし、もう一度読み返してみよ」
こなた「…ん?この項目は…っ」
こなたはあやのを担いで、警察署にやってきた
こなた「思えば、こんなもののせいで…」
こなた「どうせ捨てるんだし、もう一度読み返してみよ」
こなた「…ん?この項目は…っ」
116: 2008/04/26(土) 11:07:39.79 ID:el6gk4Mb0
あやの「…ん、んん」
こなた「起きた?黒幕さん」
あやの「泉さん…!警察は…行かないの?」
こなた「行こうと思ったんだけど、面白いことを見つけたの」
あやの「え?」
こなた「ここ。読んでみて」
あやの「『デスノートに書かれた名前を消去し、この本を燃焼させる。
そうすると、全てのデスノートに関する記憶が消え、
氏者も無かったことになる…』
そ、そんな…そんなご都合主義…」
こなた「これが、私達にできる最後の罪滅ぼしだよ」
あやの「………」
こなた「私も峰岸さんも、今回のことは忘れる。無かったことになる」
あやの「いいの?それで…。例え記憶がなくなっても、私はまた
あの時の感情を思い出すかもしれない」
こなた「ないよ」
あやの「…どうして、言い切れるの?」
こなた「かがみが好きな峰岸さんだもん。私だって、好きだよ」
そう言って、こなたはノートを焚き火に放り投げた
こなた「起きた?黒幕さん」
あやの「泉さん…!警察は…行かないの?」
こなた「行こうと思ったんだけど、面白いことを見つけたの」
あやの「え?」
こなた「ここ。読んでみて」
あやの「『デスノートに書かれた名前を消去し、この本を燃焼させる。
そうすると、全てのデスノートに関する記憶が消え、
氏者も無かったことになる…』
そ、そんな…そんなご都合主義…」
こなた「これが、私達にできる最後の罪滅ぼしだよ」
あやの「………」
こなた「私も峰岸さんも、今回のことは忘れる。無かったことになる」
あやの「いいの?それで…。例え記憶がなくなっても、私はまた
あの時の感情を思い出すかもしれない」
こなた「ないよ」
あやの「…どうして、言い切れるの?」
こなた「かがみが好きな峰岸さんだもん。私だって、好きだよ」
そう言って、こなたはノートを焚き火に放り投げた
118: 2008/04/26(土) 11:11:40.06 ID:el6gk4Mb0
キョン「おはよーう
古泉「おはようございます」
ハルヒ「おっはよー。あれ、私古泉に何か言いたいことがあったような」
古泉「なんですか?興味深い」
キョン「俺もあったような…思い出せないわ」
有希「若年性…痴呆症…予防するには…DNAを…摂取…」
ハルヒ「だーれが痴呆よ!誰が!」
キョン「まぁまぁ、でもなんなんだ?思い出せそうで思い出せん」
ちゅるや「スモークチーズはあるかね?」
朝倉「はい、どうぞ」
ちゅるや「……ハムハム」
谷口「俺達、出番少なかったな…」
ミクル「私なんてぇ、作者に忘れさられてましたよぉ」
朝倉「エピローグだけ出てきた私も忘れないで…」
古泉「おはようございます」
ハルヒ「おっはよー。あれ、私古泉に何か言いたいことがあったような」
古泉「なんですか?興味深い」
キョン「俺もあったような…思い出せないわ」
有希「若年性…痴呆症…予防するには…DNAを…摂取…」
ハルヒ「だーれが痴呆よ!誰が!」
キョン「まぁまぁ、でもなんなんだ?思い出せそうで思い出せん」
ちゅるや「スモークチーズはあるかね?」
朝倉「はい、どうぞ」
ちゅるや「……ハムハム」
谷口「俺達、出番少なかったな…」
ミクル「私なんてぇ、作者に忘れさられてましたよぉ」
朝倉「エピローグだけ出てきた私も忘れないで…」
124: 2008/04/26(土) 11:15:51.89 ID:el6gk4Mb0
こなた「おはよーぅ。かがみん~」
かがみ「おーう」
あやの「おはよう」
みさお「おっすー!」
こなた「峰岸さん~、この前かがみが食べてたクッキー食べたんだけどさ~」
あやの「え、ええ!?柊ちゃん!」
かがみ「ご、ごめん。こなたがどうしてもっていうから…」
こなた「すっごく美味しかったよぉ!また作ってね!」
あやの「あ、ありがとう…///」
つかさ「こなちゃん、私も作るよ~」
こなた「おぉ、いいね~。じゃあ峰岸さんとつかさのお菓子対決だぁ!」
みゆき「あら、何のお話ですか?」
ゆたか「でねでね!お姉ちゃんがもらってきたクッキーが美味しくて!」
みなみ「…」
ゆたか「また食べたいなぁ~って。てへへ」
みなみ「今度は…私も…作る…」
ゆたか「ほんと?楽しみにしてるね!」
みなみ「うん…」
かがみ「おーう」
あやの「おはよう」
みさお「おっすー!」
こなた「峰岸さん~、この前かがみが食べてたクッキー食べたんだけどさ~」
あやの「え、ええ!?柊ちゃん!」
かがみ「ご、ごめん。こなたがどうしてもっていうから…」
こなた「すっごく美味しかったよぉ!また作ってね!」
あやの「あ、ありがとう…///」
つかさ「こなちゃん、私も作るよ~」
こなた「おぉ、いいね~。じゃあ峰岸さんとつかさのお菓子対決だぁ!」
みゆき「あら、何のお話ですか?」
ゆたか「でねでね!お姉ちゃんがもらってきたクッキーが美味しくて!」
みなみ「…」
ゆたか「また食べたいなぁ~って。てへへ」
みなみ「今度は…私も…作る…」
ゆたか「ほんと?楽しみにしてるね!」
みなみ「うん…」
125: 2008/04/26(土) 11:19:56.78 ID:el6gk4Mb0
かがみ「じゃね~」
つかさ「またね、こなちゃん」
こなた「うぃ~」
こなた「はぁ…未だに、なんで私だけ覚えてるんだろ。やっぱり使用者だったからかなぁ」
そう「こなた、どした?」
こなた「え!?いやいや、なんでもないよ!!」
そう「そうか。今度から、名前書いて人殺さないようにな」
こなた「はーい…って、 え … ?」
そう「じゃ、父さん寝るからな~」
こなた「お父さん…どうして…?」
そう「うっかりあの変な黒い本見てからだけど…まさかこなたがなぁ…
これで、一ネタ書けるかもな~♪」
かなた「(そう君ってば…最後の最後でオチをつけるのね…はぁ)」
終
つかさ「またね、こなちゃん」
こなた「うぃ~」
こなた「はぁ…未だに、なんで私だけ覚えてるんだろ。やっぱり使用者だったからかなぁ」
そう「こなた、どした?」
こなた「え!?いやいや、なんでもないよ!!」
そう「そうか。今度から、名前書いて人殺さないようにな」
こなた「はーい…って、 え … ?」
そう「じゃ、父さん寝るからな~」
こなた「お父さん…どうして…?」
そう「うっかりあの変な黒い本見てからだけど…まさかこなたがなぁ…
これで、一ネタ書けるかもな~♪」
かなた「(そう君ってば…最後の最後でオチをつけるのね…はぁ)」
終
127: 2008/04/26(土) 11:22:20.91 ID:KAtFYx2r0
乙!
128: 2008/04/26(土) 11:23:09.54 ID:el6gk4Mb0
最後まで読んでくれてありがとうですた
サスペンス物は初めてだったんで色々アレなところがあって申し訳ないです
さて、ローゼンの続きも書かなくては…。
サスペンス物は初めてだったんで色々アレなところがあって申し訳ないです
さて、ローゼンの続きも書かなくては…。
129: 2008/04/26(土) 11:23:27.63 ID:rt5pksQ70
いいもの見せてもらったお疲れ
引用: こなた「デス…ノート?」
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