150: 2016/08/09(火) 04:05:29.38 ID:66wk4wzf0
ペラペラ

まほ「ふむ…最近はこういうのが流行っているんだな…」
コンコン
みほ「お姉ちゃ~ん」

まほ「みほか、入っていいぞ」

みほ「はい、最近暑いからアイス買ってきたよ」

まほ「おお、ありがとう」

みほ「一緒に食べよ」

まほ「ああもちろん」

みほ「つめたーい♪」

まほ「やっぱり夏にはアイスだな」

みほ「冬にこたつの中で食べるアイスもいいけどね」

まほ「雪見大福とか最高だな」

みほ「ねーっ♪」

まほ「なあみほ」

みほ「うん?」

まほ「みほの中で何か流行りっていうのはあるのか?」

みほ「ボコ!」

まほ「だろうと思った」

みほ「夏仕様とかのボコもあるんだよ!」

まほ「麦わら帽子とかかぶってるのか?」

みほ「そうそう!あとは法被着てるのとか!」

まほ「なるほどなぁ…」

みほ「お姉ちゃんは?」

まほ「みほだが?」

みほ「…うん?」

まほ「私の中の流行りはみほだ」

みほ「…んーと???」

まほ「だから今こうやってアイス食べてるみほをだな」パシャリ

みほ「なるほど」

まほ「ふふ、あとで現像しよう」

みほ「じゃあ私もお姉ちゃん撮っていい?」

まほ「わ、私を撮っても面白くもなんともないぞ?」

みほ「私だって撮っても面白くないよ?」

まほ「私は楽しいからいいんだ」

みほ「じゃあ私だって楽しい」

まほ「…好きにしろ///」

みほ「いぇーい♪」カシャ

まほ「うぅ…///」

みほ「ねえお姉ちゃん、ポーズ撮ってみてよ?」

まほ「ぽ、ポーズ?」

みほ「そうそう、例えば上目遣いとか~」

まほ「…こ、こうか?」ウワメ

みほ「そうそう!いいね~!」カシャ
ガールズ&パンツァー最終章 2025年カレンダー

152: 2016/09/01(木) 07:50:23.82 ID:yr+8UdDA0
まほ「う、うぅ…///」

みほ「いいよー、その恥じらってる姿もとてもいい!」カシャカシャ

まほ「ま、まてみほ///」

みほ「うん?どうしたの?」

まほ「は、恥ずかしい…///」

みほ「お姉ちゃんはこういうの慣れてないもんね…」

まほ「ああ…だからやめてくれると…」

みほ「やめないけどね」カシャカシャ

まほ「み、みほが意地悪だぁ///」

みほ「ふふ、可愛いよお姉ちゃん…大好き」ボソッ

まほ「み、耳元で囁くなぁ…///」

みほ「えへへ…本当だよ?お姉ちゃん大好き!結婚したいよ」

まほ「ぐぅ…///わ、私もみほが大好き…///」

みほ「…っ!!///もうっお姉ちゃん本当に可愛すぎ!///」カシャカシャ

まほ「うう…///」

しほ「騒がしいわね…」

みほ「あ、お母さん」

しほ「何してるの?」

みほ「お姉ちゃんが可愛すぎるから写真撮ってるの」

しほ「…あなた本当にみほよね?」

みほ「え?どう見たってそうでしょ?」

しほ「…疲れてるのかしらね」

まほ「お母様、みほを止めてください…///」

しほ「…みほ」

みほ「うん?」

しほ「…ほどほどにね」

みほ「はーい」

まほ「お母様…!」

しほ「あなただってわかっているでしょう?いつものみほじゃないときは誰にも止められないって」

まほ「た、確かにいつもあわあわしているみほじゃないのはわかりますが…」

しほ「覚悟を決めなさい、いまのみほは『やんちゃみほ』状態なんだから」

まほ「はい…落ち着くまで頑張って相手します…」

しほ「でも、『やんちゃみほ』も可愛いからいいじゃない」

まほ「そうですね…」

しほ「それじゃ、頑張りなさい」

まほ「はい…!」

みほ「お話は終わった?」

まほ「…ああ、終わった」

みほ「じゃあ次何しよっか?」

まほ「写真はもういいのか?」

みほ「私のお姉ちゃんフォルダが潤ったから大丈夫だよ」

まほ「そうか…ではどうするかな」

唐突の安価をしてみます >>154

156: 2016/09/02(金) 03:59:50.41 ID:v6jHvg9Z0
まほ「…よし、決めたぞ」

みほ「何する?」

まほ「お母様を撮ろう」

みほ「お母さんを?」

まほ「ああ、お母様は写真に写りたがらないだろう?」

みほ「あー、確かにそうだね」

まほ「ということでお母様を撮ろう作戦開始だ」

みほ「おーっ!」


まほ「お母様、少しよろしいでしょうか?」

しほ「あらまほ、みほはどうなったの?」

みほ「呼んだ?」

しほ「みほもいるのね、それでどうしたの?」

まほ「『やんちゃみほ』を抑えるために協力をしてほしいのです」

しほ「なるほど…わかったわ、何をすればいいのかしら?」

まほ「私とみほで話して決めたのですが…」

しほ「ふむ」

まほ「お母様を撮ろう、ということになりました」

しほ「なるほど…」

しほ「え?」

まほ「なのでお母様、素直に撮られてください」

しほ「ちょ、ちょっと待って、私そういうのに弱いことあなたたちだって知っているでしょう!?」

まほ「ですがこうでもしないと『やんちゃみほ』が抑えられない気がするのです」

しほ「…それは本当なの?」

まほ「…おそらく」

しほ「はぁ、わかったわ…」

まほ「ありがとうございます…!」

みほ「あ、お母さんお話終わった?」

しほ「ええ、好きに撮りなさい」

みほ「いいの!?わーい!」

みほ「じゃあ撮るよー」カシャカシャ

しほ「…私なんて撮って楽しいのかしら」

まほ「みほの気が済むまで手伝ってあげてください」カシャカシャ

しほ「あなたまで撮るの!?」

まほ「ええ、『私とみほで話して決めた』ことですから」

しほ「うぐぐ…///」

みほ「おっ、お母さんいいねその顔ー!」カシャカシャ

まほ「ふむ、確かにいい恥じらい顔です」カシャカシャ

しほ「まほは私のこと撮って楽しいの!?」

まほ「そうですね、いつもと違うお母様が見れて私は楽しいです」

しほ「みほは!?」

みほ「うん?楽しいよ?」

しほ「…育て方間違えたかしら…」

157: 2016/09/02(金) 04:12:04.84 ID:v6jHvg9Z0
カシャカシャ

しほ「ちょ、ちょっと待って…」

まほ「はい?」

みほ「どうしたの?」

しほ「私もあなたたちのこと撮りたいのだけれど…」

みほ「それはダメだよ、お母さんは被写体だもん」

まほ「そうです、みほが満足するまで付き合うって約束です」

しほ「娘達がいじめる…」

みほ「おお!涙目お母さんすっごい可愛い!」カシャカシャ

まほ「素晴らしい…これは連写モードだ」カシャカシャカシャカシャ

しほ「みほはともかくまほは楽しみすぎじゃないかしら…」

まほ「気のせいですよ」

みほ「ねえねえお母さん」

しほ「何かしら」

みほ「猫のポーズしてみて?」

しほ「な゛っ…」

まほ「ふむ…私も見てみたいですね」

しほ「…(やらなきゃだめ?)」まほに訴える目

まほ コクン

しほ「わ、わかりました…」

みほ「えへへ、まだかな~?」

しほ「…こう、かしら」

みほ「うーん、もうちょっと身体くねらせて?」

しほ「こう…?」

みほ「そうそう、それで手はグーにして、「にゃーん」って言ってみて?」

しほ「そ、そこまでするの!?」

みほ「そうだよー、大切な写真だもん」

しほ「辱めにしか感じないのだけれど…」

まほ「そんなことありません、今時他の子じゃお母様の猫のポーズ見ても「気持ち悪い」って言うでしょうけど私たちは違います」

みほ「お母さん可愛いよ?」

しほ「なんだか娘に言われるのも複雑ね…」

しほ「…にゃーん」

みほ「違う違う、「にゃーん♪」だよ?」

まほしほ(可愛い)

しほ「…にゃ、にゃーん♪」

みほ「よし、録画した」

しほ「ええ゛っ!?」

まほ「さすがみほ、侮れない」

しほ「さすがに録画はまずい、消して!」

みほ「だめー、私の宝物にするんだもんねー」

しほ「もう!」

まほ「なんだかんだお母様も楽しそうじゃないですか」

しほ「…まあ確かにこうやってあなたたちと絡むのも久々だしね」

160: 2016/09/02(金) 20:00:29.32 ID:v6jHvg9Z0
まほ「そうですね、最近は戦車道ばかりで遊んだりするっていうことがなかったですもんね」

みほ「そうだよ、たまには一緒に遊ぼうよお母さん!」

しほ「…私もあなたたちと一緒に旅行とか行きたいけれど…」

まほ「…わかってます、お忙しいのに無理言ってすみません」

みほ「むーっ…」

しほ「そうね、こういう感じ久々で忘れていたわ」

しほ「これからはお互い時間ができたら言いましょう」

みほ「わぁ!」

まほ「お母様…!」

しほ「…隙あり!」カシャ

みほ「うわ!」

まほ「と、撮られた…!」

しほ「私はもう被写体じゃない、あなたたちを被写体にしてあげるわ…!」

まほ「よし…負けませんよ」

みほ「お母さんとお姉ちゃん両方撮ろう」

しほ「…行くわよ!」

まほ「行きます!」

みほ「わあああ!!」


しほ「はぁ…はぁ…」

まほ「さ、さすがお母様…まだまだ現役ですね…」

みほ「写真取りすぎてメモリいっぱいになっちゃったよ…」

しほ「…ふぅ、久々にあなたたちと遊んで気分がすっきりしたわ、ありがとう」

まほ「私たちも楽しかったです」

みほ「このお母さんの「にゃーん♪」動画は宝物にするね!」

しほ「…いいけど誰にも見せないでよ?」

みほ「うん!」

まほ「そうですお母様、三人で遊んだ記念として写真を撮りませんか?」

しほ「…確かに一緒に映った写真なんてあなたたちが子供の頃ぐらいだものね」

みほ「いいね!撮ろう撮ろう!」

まほ「じゃあお母様は真ん中でお願いします」

しほ「わかったわ」

まほ「私が左、みほが右だ」

みほ「はーい!」

まほ「…よし、タイマーセットして」

しほ「…ふぅ」

みほ「ほらお母さん笑って?」

しほ「こ、こうかしら」ヒキツリ

まほ「こ、怖いですお母様」

みほ「んー…あ、じゃあこうしよう」ピトッ

しほ「!?」

まほ「なるほど、私たちが左右から頬をくっつける作戦か」

みほ「そうそう!」

161: 2016/09/02(金) 20:12:33.94 ID:v6jHvg9Z0
しほ「ちょ、ちょっと二人共…恥ずかしい…///」

まほ「いいじゃないですか、これも親子の親睦を深めるためです」ピトッ

みほ「もう深まってるけどねー」プニッ

しほ「…全く」

しほ「ふふっ」

カシャッ


翌日

みほ「現像できたよー!」

まほ「おお、来たか」

しほ「見せてみなさい」

みほ「写真現像するのに五千円ぐらい使っちゃった」

しほ「そんなに写真撮ってたの…?」

まほ「おお、見てください、このお母様の猫ポーズ、セクシーです!」

しほ「ちょ、ちょっと見せないで…///」

みほ「わぁ、このお姉ちゃんすごい楽しそうだよ!」

まほ「本当だ…まあ確かに楽しかったしな」

しほ「あなたのこんな顔久々に見たわ」

しほ「あら、みほもすごい笑顔ね」

みほ「ほんとだー」

まほ「こんな笑顔他の人の前じゃ絶対見せないだろうな…」

しほまほ(宝物にしよ)

みほ「はい、どうぞ」

まほ「お、記念写真だな」

しほ「ふむ…」

みほ「お母さん、すごい優しい笑顔してるね」

まほ「そうだな…」

しほ「い、言わないでよ恥ずかしい…///」

みほ「昨日は楽しかったなぁ」

まほ「またいつかこういうことしたいです」

しほ「そうね…」

みほ「ちょっと喉渇いたからお茶飲んでくるー」

まほ「ああ、行ってらっしゃい」

まほ「…お母様、お気づきでしょうが」

しほ「…ええ、そうね」

しほまほ「『やんちゃみほ』が治ってない…」

prrrrr…

しほ「はい…ええ…わかりました、今から向かいます」

しほ「ごめんなさいまほ、今から向かわなくちゃいけなくなってしまったわ、『やんちゃみほ』を治すのはあなたに任せたわ」

まほ「はい、わかりました、お気をつけて行ってきてください」

しほ「行ってきます」

まほ「…『やんちゃみほ』を人前に見せるわけにもいかない…どうすればいい…」

まほ「…とりあえず>>162をしよう」
また安価です、お願いします。

164: 2016/09/02(金) 22:22:21.12 ID:3+iF7h/iO
徹夜でボコの鑑賞

166: 2016/09/03(土) 03:47:54.12 ID:SvB8aons0
まほ「…よし、みほが好きな物に徹底的に付き合ってみよう」

まほ「みほが好きなのはボコだったな」

みほ「いまボコって聞こえたよ!?」

まほ「ああ、みほおかえり」

みほ「お姉ちゃんただいま、はいお茶」

まほ「おお、ありがとう」

みほ「それで、ボコがどうしたの?」

まほ「んくっ…んくっ…ふぅ、いや、みほの好きな物に徹底的に付き合おうと思ってな」

みほ「わぁ、嬉しいな!でもボコも好きだけどお姉ちゃんのほうが好きだよ?」

まほ「わ、私はいいんだ///ぜひボコのよさを教えてくれ」

みほ「えへへぇ、わかった!じゃあ私の部屋に来て?」

まほ「ああ(…大丈夫かな、色々と)」

みほの部屋
みほ「じゃあボコのどんなことを知りたい?」

まほ「そうだな…いまみほが一番好きなボコってどれなんだ?」

みほ「一番好きなボコかぁ…難しいなぁ…」

まほ「たくさん種類があるよね」

みほ「うーん…これかな」

まほ「…ミイラ?」

みほ「包帯ボコ(増し増し)だよ!」

まほ「なるほど…本当に増し増しだな…顔が見えない」

みほ「ここまでなってるのに頑張るボコ…かっこいいよね…!」

まほ「そうだな…諦めない心をもっている」

みほ「そう!そうなんだよお姉ちゃん!」

まほ「だがボコは強くなったりしないのか?やられてばかりで悔しいだろう」

みほ「でもやられるのがボコだから…!」

まほ「ふむ…ではやられずに勝つボコっていうのは存在しないわけだな」

みほ「そうだね、絶対にないと思うよ」

まほ「みほは勝ってしまうボコを見てみたいのか?」

みほ「え?…うーん、考えたこともなかったなぁ…」

まほ(そこまでなのか…)

みほ「見てみたいけど…見たらなんか崩れちゃう気がするんだよね…」

まほ「なるほどな…ずっと負けるのがボコっていうことだな」

みほ「そうなんだよ…頑張るんだけど負ける…これがボコだからね」

まほ「ふむ、では少し話題を変えよう」

みほ「なになに?」

まほ「みほはどうしてボコを好きになったんだ?」

みほ「どうしてボコを好きになったか…」

まほ(正直少し心配だ)

みほ「…確か昔に…」






167: 2016/09/03(土) 04:00:55.35 ID:SvB8aons0
みほ「たまたま通りかかったお店の近くでショーがやってたの」

まほ「ふむ」

みほ「どうせ家に帰ってもお姉ちゃんたちいないし見ていこうかなってなったのね」

まほ「ふむ」

みほ「そのショーを最初見たときは『なにがしたいのこれ…』って思ってたんだよね」

まほ「まあそうだろうな」

みほ「だけどボコが諦めずに敵と戦ってるところを見てて、すっごく応援がしたくなったの」

まほ「…ふむ」

みほ「だから私『頑張れー!頑張れー!』って応援してた」

まほ「みほは優しいからな」

みほ「結局負けちゃったんだけど、なぜかすっきりしたの」

まほ「叫んだことによって…ということか…?」

みほ「それでショーが終わった後にスタッフさんに聞いてみたの」

みほ『さっきのボコボコにされていたクマはなんて言う名前なんですか?』

みほ「ってね」

まほ「ふむ」

みほ「そしたら『ボコって言うんです』って言われた」

まほ「私だったら『そのままじゃないか…』と思うだろうな」

みほ「私も思ったんだけどね…だけどスタッフさんにね」

『またここでボコショーをやるので是非来てくださいね』

みほ「って言われたの」

まほ「そのときは結構人気だったのだろうか…」

みほ「だから毎日その通りを通ってたの」

まほ「なるほど」

みほ「それでまたやってたから、見て、またやってたから見て…って繰り返してたらいつの間にか好きになってたんだ」

まほ「ふむ…」

みほ「スタッフさんに『グッズとかないんですか?』って聞いたら」

『買ってくれるんですか!?』

みほ「って驚かれちゃったよ」

まほ「やっぱり人気なかったんだな…」

みほ「それで裏のルートらしいところを教えてもらって、いっぱいぬいぐるみとか買ったんだー」

まほ「裏のルートって…何か危ないことされてないか?大丈夫だったか?」

みほ「危ないこと…?んーと、グッズを買うたびに泣いてくれる店員さんならいたよ」

まほ「よほど嬉しかったんだな…」

みほ「だけどそのお店もう潰れちゃってさ」

まほ「そうか…」

みほ「だから今は通販とかで買ってるんだ」

まほ「なるほどな…」

みほ「と、言うことです」

まほ「ふむ、ありがとう話してくれて」

みほ「ううん、いいんだよこのぐらい」

まほ「うーむ…それじゃあ次はだな…」

※捏造申し訳ないです。

168: 2016/09/03(土) 04:16:42.33 ID:SvB8aons0
みほ グーッ

みほ「あっ…」

まほ「…おや、もうこんな時間か…みほと話していると時間が短く感じるよ」

みほ「私も…こんなにボコの話を真面目に聞いてくれる人は初めてだよ、ありがとうお姉ちゃん」

まほ「いいんだ、だってみほのお姉ちゃんなんだから」

みほ「えへへ、お姉ちゃん大好きっ」ギュッ

まほ「ふふ…」ナデナデ

まほ「さて、夕ごはんにしようか」

みほ「そうだね」

まほ「冷蔵庫の中は…」

みほ「サワークリーム、牛肉、玉ねぎ、マッシュルーム、トマト、牛乳…」

まほ「うーん、ビーフストロガノフを作れと言ってるのと同じだな」

みほ「そうだね、つくろっか」

まほ「ああ、そうだな」

割愛

みほ「できた!」

まほ「おお、とても美味しそうだ」

みほ「だね!ではでは」

2人「いただきます!」

まほ「んー…この少々酸味があるのが美味しいな」

みほ「うんうん…やっぱり二人で作ると美味しいねっ」

まほ「そうだな…」

みほ「お母さんにも食べてもらおうね」

まほ「ああ、少し多めに作っておいて良かったな」

みほ「そうだね」

まほ「んー…美味しかった」

みほ「お姉ちゃん食べるの早いよね」

まほ「みほが食べてるところじっくり見たいからな」

みほ「もう…///」モグモグ

まほ「ふふ、可愛い」

みほ「ごちそうさま!次は私がはやく食べてお姉ちゃんの食べるところ見るんだから!」

まほ「それは楽しみだ、よし片付けよう」

みほ「はーい」

カチャカチャ
みほ「ねえお姉ちゃん」

まほ「うん?」

みほ「なんで急にボコのこと知りたがったの?」

まほ「うっ…それは…」

みほ「…」ジーッ

まほ「い、今の状態のみほを外に出すわけには行かないんだ」

みほ「…?私普通だよ?」

まほ「いや、違う、私はわかっているんだ」

みほ「そうなのかな…?自分でもわからないや」

169: 2016/09/03(土) 04:28:33.78 ID:SvB8aons0
まほ「よし、じゃあ検査をしてみよう」

みほ「検査?」

まほ「うむ、なに、ただ一つのことを行うだけさ」

みほ「いいよ、何すればいいのかな?」

まほ「私の目をじっと5分間見つめてみろ、絶対に目を離すな」

みほ「わかった」

5分後
ppppp…
みほ「5分たったよ?」

まほ「うむ…やはり今のみほを外に出すわけには行かないな」

みほ「えー?そうなの?」

まほ「ああ、だから気にせず一緒に話をしよう」

みほ「まあお姉ちゃんといっぱい話できるなら私も嬉しいからいいんだけどねっ」

まほ(普通のみほだったら2分ぐらいで頬を染め目を逸らし始めるんだ、恥ずかしがり屋だからな)

みほ「それじゃあ私の部屋へれっつごー!」

まほ「ごー」


みほの部屋
まほ「それでは再開しようか」

みほ「あ、ボコのことを知りたいなら映画とアニメを見ればすぐわかるよ!」

まほ「…なるほど(映画とかあったのか…)」

みほ「よし、じゃあ一緒に見よう」

まほ「ちなみに全部見るのにどれぐらい時間かかる?」

みほ「全部見る?そうだなぁ…朝日が昇るぐらいになるかな」

まほ「…わかった(て、徹夜だと…)」

まほ(徹夜なんて大事な作戦を考える時ぐらいにしかしないぞ…)

みほ「あ、じゃあお菓子持ってくるね」

まほ「ああ、ありがとう」
バタン
まほ「…大丈夫か私…私までボコ好きになってしまったらどうしよう…」

まほ「いやみほの趣味を知れたらもっと仲良くなれるだろうし嫌ではないが…」

まほ「…まあ明日も休みだし大丈夫か…」

まほ「あ、ちなみに私たちはすでにお風呂に入っているぞ」

みほ「戻ったよー、あれお姉ちゃんどこ向いて話してるの?」

まほ「いや、なんでもない、じゃあみようか」

みほ「うん!」

ヤーッテヤルヤーッテヤル♪

みほ「ふんふんふーん♪」

まほ「…(可愛い)」

オイコラ、オマエタチ、ブツカッタゾ!

ヤッチマエ!

ウワア、ナニヲスルヤメロォ

みほ「頑張れ…!」

まほ(…みほは何回も見ているはずなのに応援してしまうんだな…)

まほ「が、頑張れー」

170: 2016/09/03(土) 04:39:40.98 ID:SvB8aons0
チュンチュン…

みほ「ふあぁ…全部終わったよ」

まほ「あ、ああ…」

みほ「どうかな?ボコのことわかったかな?」

まほ「ああ、よぉくわかったよ」

みほ「えへへ、よかったぁ」

まほ「朝になってしまった、もう寝ようか」

みほ「そうだね」

まほ「おやすみ、みほ」

みほ「…まってお姉ちゃん」

まほ「どうした?」

みほ「その…一緒に寝よ?」

まほ「…はぁ、しょうがないな」

みほ「えへへ、ありがと」

まほ「おやすみ、みほ」ギュッ

みほ「おやすみなさい、お姉ちゃん」ギュッ


しほ「ふぅ…まさか泊まることになるとは思わなかったわ」

しほ「ただいま…ってまだ寝てるわよね」

しほ「…じゃあ二人の寝顔でも見ますかね」

しほ「まずはみほから…ふふふ」

しほ「失礼しま…」

みほまほ「すぅ…すぅ…」

しほ「…本当に仲が良くて嬉しいわ」


しほ「あら、何か作ってあるわね」

しほ「ビーフストロガノフ…」

しほ「…いただいてみましょうか」

しほ「ふむ…美味しいじゃない」

prrrr…

しほ「あら」

しほ「はいもしもし…おはようございます…はい…わかりました、準備出来次第そちらに向かいます」

しほ「…はぁ、少しぐらい休ませて欲しいわね」

しほ「…だけど、二人の寝顔が見れて癒されたわ」

しほ「書置きを残しておきましょう…」

しほ「…それじゃ、行ってくるわ」

しほ「…そういえば『やんちゃみほ』は治ってるのかしらね?」

しほ「一応>>172しなさいと書いておきましょう」

しほ「では本当に行ってきます」


ここでまた安価です。
次から『やんちゃみほ』が解けている状態から始まります。
それを知らずに母の書置き通りに続行するお姉ちゃん…
一体どんなみほが見れるんでしょうね?
ということで安価お願いします。
そして寝ます、おやすみなさい。

172: 2016/09/03(土) 18:53:52.75 ID:YGQamkfFo
とにかくみほが恥ずかしくなるくらいひたすら甘やかしなさい

176: 2016/09/05(月) 02:56:04.57 ID:5Ko3lMWq0
まほ「ふあぁ…」

みほ「すぅ…すぅ…」

まほ「…ふふ、みほはいつ見ても可愛いな」

みほ「…えへへ…お姉ちゃん…一緒にあそぼー…」

まほ「ああ、今日も一緒に遊ぼうな」

まほ「…さて、顔洗ってくるか」


まほ「ふぅ…おや?」

『おはよう。今日の朝に帰ってきたのだけれどまた用事が入ってしまったわ。ごめんなさい。
やんちゃみほは治ったかしら?治ってないと大変だから、みほが恥ずかしくなるくらい甘やかしてみなさい。
今日の夜には帰って来れるだろうから、夕ごはんは待っててね。』

まほ「ふむ…やんちゃみほが恥ずかしくなるくらい甘やかすっていうのはどれぐらいやらなきゃいけないんだろうか…」

まほ「とりあえずみほが起きたらやってみようか」

1時間後…
みほ「んん…ふあぁ…」

まほ「みほ、おはよう」ナデナデ

みほ「あ、お姉ちゃん…えへへ、おはよう」

まほ「相変わらずみほは可愛いな」ナデナデ

みほ「えへへ…お姉ちゃんも可愛いよ?」

まほ「ふふ、ありがとう」ナデナデ

まほ「ほら、顔洗おう?」

みほ「うん!」


パシャパシャ

みほ「ふぅ」

まほ「ほらみほ、こっち向いて?」

みほ「何おねえちゃわぷっ」

まほ「顔拭かないとね」フキフキ

みほ「えへへ、ありがとうお姉ちゃん」

まほ「どういたしまして、朝ごはんどうしようか?」

みほ「んー…ピザトーストでもつくろっか」

まほ「そうしようか」


みほ「玉ねぎとマッシュルームとケチャップとチーズとコーンだね」

まほ「お、ちょうど全部あるじゃないか」

みほ「よし、つくろー!」

まほ「おー!」

みほ「じゃあお姉ちゃんマッシュルーム切ってくれる?」

まほ「わかった」

ザクザク トントン

みほ「よし、食パンにケチャップ塗ってー…」

まほ「具材のせて…」

みほ「チーズかけて…」

まほ「オーブンで焼く」

2人「できたー!」


177: 2016/09/05(月) 03:57:00.44 ID:5Ko3lMWq0
みほ「んーっ、おいしいー♪」

まほ「ああ、二人で作ったからもっと美味しく感じるよ」

みほ「そうだねー、やっぱりお姉ちゃんと一緒に作るとおいしい♪」

まほ「ふふ、私もだ」

みほ「んふー♪」

まほ「もう…口元にケチャップ付いてるぞ?」

みほ「本当?ありがとー」

まほ「まった」

みほ「うん?」

まほ ペロッ

みほ「!///」

まほ「よし、取れたぞ」

みほ「ありがとー///」

まほ「ふふ」モグモグ

みほ「あーん…ムグムグ…うん、ごちそうさま!」

まほ「私も、ごちそうさまでした」

まほ「洗い物しよう」

みほ「ありがとー、じゃあ私お茶用意するね」

まほ「ああ、ありがとう」


まほ「よし、終わった」

みほ「はい、お姉ちゃん」

まほ「ありがとう」ゴクッ…ゴクッ…

まほ「ぷはぁ」

みほ「いい飲みっぷりだね」

まほ「喉渇いていたからな」

みほ「しょっぱいもの食べたら喉渇いちゃうもんね」

まほ「うむ、さてこのあとどうしようか?」

みほ「うーん…どうしよっか…」

まほ「外に出るにもこの暑さではな…」

みほ「あ、お姉ちゃん、オセロがあるよ」

まほ「オセロか…はっ」

みほ「どうしたの?」

まほ「みほ…ここは一つ勝負をしよう」

みほ「わー、いいね」

まほ「負けた方はなんでも一つ言うことを聞くっていうのはどうだ?」

みほ「え゛っ…お姉ちゃん強いしなぁ…」

まほ「何、そんな無茶な要求はしない、一緒にお風呂入ろうとかそのぐらいだ」

みほ「あっ、それぐらいだったら大丈夫だよ、やろっか」

まほ「本当にいいんだな?」

みほ「えっ、別に無茶な要求しないんでしょ?」

まほ「もちろんだ、みほを恥ずかしい目に合わせたくない」

みほ「えへへ、ありがとう、大丈夫だよ♪よし、私白ね、いっくよー!」

178: 2016/09/05(月) 04:15:51.19 ID:5Ko3lMWq0
まほ「ま…負けた…!?」

みほ「わーいわーい♪お姉ちゃんに勝ったー♪」

まほ「くっ…さあ、なんでも言うことを聞こう、言ってみろ」

みほ「それじゃあね…」

まほ「…ゴクッ」

みほ「その…今日一日…お姉ちゃんに甘えたいな…なんて…///」

まほ「…え?」

みほ「だめ、かな」

まほ「いや、全然構わない、むしろ大歓迎だ」

みほ「わーい♪」

まほ(私が勝ったら甘えさせるつもりだったが…結果オーライだな)

みほ「えへへ~お姉ちゃんお姉ちゃん♪」スリスリ

まほ「ふふ」ナデナデ

まほ(…なんだか私が恥ずかしくなってきた…ダメだ、絶対にみほが恥ずかしくなるぐらい甘やかせねば)

まほ「なあみほ、一緒にケーキ食べに行かないか?」

みほ「ケーキ?わーい、食べにいこー♪」

まほ「よし、じゃあ用意しようか」

みほ「うん!」


まほ「できたか?」

みほ「うんっ!」

まほ「…日焼けしてしまうぞ、ほら帽子」

みほ「ありがとー」

まほ「よし、行こうか」

みほ「うん!」


みほ「ふんふんふふ~ん♪」

まほ「ご機嫌だな」

みほ「もちろんだよ、お姉ちゃんと一緒にいるといつもご機嫌なんだよ?」

まほ「そ、そうか…///」

みほ「えへへ~♪」

エリカ「あ」

みほ「あ、エリカさん」

まほ「おお、エリカ」

エリカ「お二人共、こんにちは」

みほ「こんな暑い日にどこに行くの?」

エリカ「それはお互い様でしょ…」

みほ「私たちはねー、一緒にkもごっ」

まほ「少し戦車の備品をな」

エリカ「なるほど…我々のためにありがとうございます!」

まほ「エリカはどこへ行くんだ?」

エリカ「私は食材の調達に」

まほ「そうか、最近暑いからいっぱい買いすぎてダメにしないようにな」


180: 2016/09/05(月) 04:24:16.35 ID:5Ko3lMWq0
エリカ「はい、ありがとうございます」

まほ「水分補給も忘れずにな、それじゃ」

エリカ「はい、そちらこそお気をつけください」

まほ「ああ、ありがとう」


みほ「ぷはっ…もう、なんで嘘ついたの?」

まほ「みほと一緒にケーキを食べにいくんだ、エリカには悪いが邪魔はさせない」

みほ「…///」

まほ「私はみほとだけ一緒にケーキを食べたいからな」

みほ「…えへへ、嬉しい///」

まほ「さあ、行こう?」

みほ「うん!」


ケーキ屋さん
イラッシャイマセー
みほ「わぁ、いっぱいあるね」

まほ「そうだな…これは悩みそうだ」

みほ「私いちごのショートケーキ!」

まほ「早いな…んー…」

みほ(悩んでるお姉ちゃん可愛いなぁ)

まほ「よし、レモンタルトにしよう」

みほ「わぁ、美味しそうだね」

まほ「すみません」

「はい、ご注文はお決まりでしょうか?」

まほ「いちごのショートケーキとレモンタルト一つずつください」

「かしこまりました、少々お待ちください」

みほ「楽しみ♪」

まほ「ふふ、可愛い」

みほ「えへへ♪」

まほ「…なあみほ」

みほ「うん?」

まほ「今から5分間私の目を見続けてくれ、目を逸らしてはだめだ」

みほ「えっ…うん、やってみる」

まほ「…」ジーッ

みほ「…」ジーッ

3分後…

みほ「も、もうだめ///」

まほ「…!」

まほ(もうやんちゃみほではないということか…)

まほ「ふふ、みほの顔がしっかり見れて幸せだ」

みほ「お、お姉ちゃんの顔も綺麗でか、可愛かったよ///」

まほ「あ、ありがとう///」

まほ(ここでもう甘やかすのはやめるべきなんだろうが、みほの命令で今日一日だからな)

まほ(…といっても、毎日甘やかしたいがな)

「おまたせしました、いちごのショートケーキとレモンタルトです」

181: 2016/09/07(水) 03:24:58.80 ID:epuXAbna0
みほ「わぁ、美味しそうだね」

まほ「うむ…」

みほ「それじゃ食べよっか」

まほ「そうだな」

2人「いただきます」

みほ「お姉ちゃん、あーん」

まほ「こらこら、先にみほが食べて?」

みほ「はーい♪」

みほ「んー、おいしいよお姉ちゃん♪」

まほ「そうか、よかった」

まほ「じゃあ私も」

まほ「…うむ、甘味と酸味が絶妙でおいしい」

みほ「じゃあはい、あーん」

まほ「あ、あーん…」

みほ「美味しいでしょ?」

まほ「ああ、甘くて美味しいな」

まほ「じゃあ私もだ」

まほ「あーん♪」ニコッ

みほ「お、お姉ちゃん」

まほ「うん?」

みほ「そんな笑顔、私以外に見せないでね…」

まほ「…ふふ、もちろんだ、みほにしか見せないとっておきの笑顔だぞ」

みほ「…!///えへへ、お姉ちゃんだいすきっ!」アムッ

みほ「んーっ、こっちも美味しいね♪」

まほ「だろう?」

みほ「えへへ、お姉ちゃんと食べてるから幸せ♪」

まほ「ああ、私もみほと一緒に食べれて幸せだ、もう結婚しよう」

みほ「も、もうお姉ちゃんったら…まだ早いよ…///」

まほ「はは、それもそうだな…ん?」

みほ「んー、ごちそうさま!」

まほ「あ、ああごちそうさま…」

みほ「このあとどうしよっか?」

まほ「ふむ…おや、もうお昼か」

みほ「でももうケーキでお腹いっぱいだよ?」

まほ「だな…じゃあ家に戻って夕ごはんまでだらけようか」

みほ「わーい、お姉ちゃんと一緒にのんびり過ごせる♪」

まほ「ふふ、私も嬉しいよ」ナデナデ

みほ「あ…えへへっ」

まほ「よし、じゃあ帰ろうか」

みほ「うんっ!」

まほ「…手をつないで帰ろう」

みほ「うん、いいよっ」ギュッ

まほ「…ふふ」

182: 2016/09/07(水) 03:34:01.28 ID:epuXAbna0
みほ「ふんふ~ん♪」

まほ「ふふ、相変わらずご機嫌だな」

みほ「もちろん!お姉ちゃんと手つないで歩くなんて何年ぶりだろうと思って!」

まほ「そうだな…時間がなかったからな」

みほ「だから今日はこれからの分ずっと手つなぎたいな?」

まほ「ああ、もちろんだ」

みほ「えへへっ」

エリカ「おや」

みほ「エリカさん!」

まほ「やあ、さっきぶりだな」

エリカ「ええ…」

まほ「いい戦車の備品がなかったからそのまま戻ってきてしまったよ」

エリカ「そうでしたか…お疲れ様です」

まほ「エリカは…結構買ったみたいだな」

エリカ「こんな暑い中毎回毎回買いに来たくないですからね」

まほ「確かにそうだな…」

エリカ「…みほ」

みほ「うん?♪」

エリカ「幸せそうね」

みほ「うん!」

エリカ「…ふふ」

エリカ「では、家で母たちが待っているので失礼しますね」

まほ「ああ、気をつけて帰れよ」

エリカ「はい、ありがとうございます、隊長達もお気をつけて」

みほ「じゃーねー!」

エリカ「またね」

みほ「エリカさんお使いだったんだね」

まほ「結構重そうだったが…」

みほ「エリカさんあれでも結構力持ちなんだよ?」

まほ「そうなのか」

みほ「うん、私のことをお姫様抱っこできるぐらい!」

まほ「…ほう?」

みほ「うん?」

まほ「よし、みほ行くぞ」

みほ「へ…わぁ!?」

まほ「おお、みほは軽いな」

みほ「ちょ、ちょっとお姉ちゃん恥ずかしいよぉ!///」

まほ「いいじゃないか、今日は一日中甘えてくれるんだろう?」

みほ「も、もう…///」

みほ「…」ギュッ

まほ「…っ///よし、帰ろう///」

みほ「うん…///」

183: 2016/09/07(水) 03:43:55.11 ID:epuXAbna0
「あらあら…」
「すごいわね…」
「ラブラブして…微笑ましいわ」

みほ「み、皆見てるよぉ…///」

まほ「ふふ、恥ずかしがってるみほも可愛いな」

みほ「もう…お姉ちゃんってば…///」

まほ「…よし、ついた」

みほ「お、下ろしてくれる?」

まほ「だめだ、部屋まで行くぞ」

みほ「うう…///」

みほの部屋
まほ「よいしょ」

みほ「…///」

まほ「…さて、どうする?」

みほ「な、なんだか疲れちゃった」

まほ「ふむ、ではお昼寝でもしようか」

みほ「わーい、もちろんお姉ちゃんも一緒に寝てくれるんでしょ?」

まほ「ああ、もちろんだとも」

みほ「えへへっ」

みほ「よいしょっと…ほら、お姉ちゃんも隣に寝て?」

まほ「ああ」ゴソゴソ

みほ「…ねえお姉ちゃん」

まほ「うん?」

みほ「正直、私甘え方がわからないんだ」

まほ「ふむ」

みほ「お姉ちゃんにどうやって甘えればいいか…」

まほ「簡単なことじゃないか」

みほ「どうすればいいのかな…?」

まほ「ほら」

みほ「…っ///」

まほ「私を抱きしめてご覧?」

みほ「い、いいの…?」

まほ「いいんだ、ほら」

みほ「…///」ギュッ

まほ「ふふ…よしよし…」ナデナデ

みほ「うぅ…///」

まほ「みほは可愛いな…私だけのものだ」

みほ「そ、それはもちろんだけど…///」

まほ「ふふ、ありがとう…ん?」

みほ「ねえ、お姉ちゃん…」

まほ「うん?」

みほ「このままギュってしたまま寝ていい…?」

まほ「ああ、私もギュってしながら寝るつもりだったぞ」

みほ「…えへへ、ありがとう…おやすみなさい…」

184: 2016/09/07(水) 03:59:52.21 ID:epuXAbna0
カァ…カァ…

みほ「すぅ…すぅ…」

まほ「んっ…おや、もう夕方か…」

みほ「んっ…お姉ちゃん…大好き…えへへぇ…」

まほ「…ふふ」ナデナデ

みほ「んぅ…ふあぁ…」

まほ「おはよう、みほ」

みほ「んー…おはようお姉ちゃん」

まほ「もう夕方になってしまった」

みほ「本当だ…」

まほ「そろそろお母様も帰ってくる頃だろう」

みほ「そうだね」

まほ「よし、お母様帰ってくるまで何しようか」

みほ「そうだなぁ…もう一眠り…」

まほ「だめだ、夜寝れなくなってしまう」

みほ「そうだね…じゃあ一緒にすごろくやろ!」

まほ「すごろくか…2人でできるものなのか?」

みほ「もちろん大勢いたほうが楽しいと思うけど…お姉ちゃんとならなにしても楽しいとおもうなっ」

まほ「そうか…///」

みほ「じゃあ私からね?」

まほ「ああ、いいぞ」

みほ「えいっ」 3

みほ「えーと…『お姉ちゃんと一緒に寝る』一回休みだ…」

まほ「じゃあ私の番だな」 4

まほ「ふむ…『妹の可愛いところを見て元気が出た』2進むだそうだ」

みほ「いいなー」

まほ「じゃあ次も私の番だな」 2

まほ「『妹がアイスを食べるところを眺めた』一回休みだそうだ」

みほ「よーし、お姉ちゃんに追いついちゃうぞ!」 5

みほ「えーと…『お姉ちゃんと結婚することになった』ゴールすると子供ができるんだって」

まほ「ふむ」

みほ「よーし、じゃあまた私の番だね」 1

みほ「『お姉ちゃんが危機!見事あなたが助けラブポイント+!』だって」

まほ「ラブポイントってなんだろうな?」

みほ「わからない…」

まほ「よし、じゃあ私の番だな」 5

まほ「『妹の好きな食べ物を作った』ラブポイント+だそうだ」

みほ「このポイントは何に使うんだろうね…」

みほ「よし、行くぞー」4

みほ「『もうすぐゴールだ、頑張れ』何もなしだって」

まほ「早いな…よし」2

まほ「『妹と結婚し幸せな暮らしになった』4進むだと」


185: 2016/09/07(水) 04:07:41.90 ID:epuXAbna0
みほ「よーし、えいっ」3

みほ「『ゴール!』わーい!」

まほ「早いな…」

みほ「えへへー」

まほ「…あえて言わなかったが」

みほ「うん」

まほ「このすごろく凄いピンポイントだな」

みほ「私とお姉ちゃんでやれば幸せな気持ちになれるね」

まほ「今も十分幸せだが…みほと結婚できるなんて最高だな」

みほ「え?するに決まってるじゃん」

まほ「あはは、そうだったな…ん?」

しほ ただいまー

みほ「あ、お母さん帰ってきた」

まほ「よし、出迎えだ」

みほ「うん!」


みほ「お母さん、おかえりー」

まほ「お帰りなさい、お母様」

しほ「二人共、ただいま」

しほ「今から夕ごはん作るから待っててね」

みほ「はーい!」

しほ「それとまほ、ちょっと来て」

まほ「はい?」

しほ「…どう?みほは」

まほ「はい、通常に戻りました」

しほ「そう、わかったわ、お疲れ様」

まほ「いえ、私自身も楽しかったので大丈夫です」

みほ「…ねえお姉ちゃん」

まほ「ん?」

みほ「こっちきて」

まほ「どうした?」

みほ「…」チュッ

まほ「…!?///」

しほ「まぁ…」

まほ「ど、どうしたみほ…?」

みほ「ううん、ただしたくなっただけ」

まほ「そうか…///」

みほ「あ、それとお母さん」

しほ「どうしたの?」

みほ「私お姉ちゃんと結婚するから」

まほ「やっぱり聞き間違いじゃなかったー!!」

しほ「あら、いいんじゃない?」

みほ「いいの!?わーい♪」

186: 2016/09/08(木) 03:46:21.69 ID:pcmU/9/w0
まほ「お、お母様私もみほと結婚できるのは嬉しいですがここでは姉妹婚はできません!」

しほ「簡単な話じゃない、姉妹婚できる国へ行けばいいんだから」

まほ「とても簡単な話ではない気がするのですが…」

しほ「ほら、夕ごはん作るから手洗いうがいしてらっしゃい」

みほ「はーい♪」

まほ「は、はい…」


みほ「えへへ、嬉しいな♪」

まほ「ああ、私もとても嬉しいよ」

まほ「とりあえず手洗いうがいだな」

みほ「うんっ!」
ガラガラガラ ペッ
まほ「よし、戻ろう」

みほ「はーい」


しほ「おかえり、できてるわよ」

まほ「さすがお母様、早いですね」

みほ「早いのに美味しいのがお母さんの料理だよね」

しほ「ふふ、ありがとう、ほら食べちゃいなさい」

まほ「では…」

2人「いただきます!」

しほ「今日の献立はかぼちゃの煮付けとぶりの煮付けです」

まほ「煮物なのにこの速さ…さすがです」

みほ「おいしー♪」

しほ「私は仕事があるから二人で食べててね」

2人「はーい」

しほ「それとまほ、後で私の部屋へ来て」

まほ「わかりました」

しほ「それじゃまた後でね」

みほ「仕事頑張ってね!」

しほ「ありがとう」
バタン
みほ「ねえお姉ちゃん」

まほ「うん?」

みほ「さっきから気になってたんだけど…なんでお母さんとこそこそしたりしてるの?」

まほ「う゛っ…そ、それはだな…」

みほ「言えないならいいんだよ…?」

まほ「…みほには人格が二つあるのは知っているか?」

みほ「うん、知ってるよ?」

まほ「あれ…?」

みほ「可愛いお姉ちゃんを見てると意地悪したくなったりするからね…」

まほ「…じゃあ私はあまり愛想を振りまかない方がいいんだろうか」

みほ「それはだめ、私が氏んじゃうから」

まほ「そ、そうか…」

みほ「だからそのままのお姉ちゃんでいてね」

まほ「ああ、わかったよ」

188: 2016/09/08(木) 03:55:35.12 ID:pcmU/9/w0
みほ「うん、食べた食べた」

まほ「美味しかったな」

みほ「うん!」

2人「ごちそうさまでした!」

しほ 食器はそのままでいいわよー

まほ「だそうだ」

みほ「じゃあ私先に部屋に戻ってるから後で来てね?」

まほ「ああ、わかった」


まほ「お母様」

しほ「入って」

まほ「失礼します」

しほ「『やんちゃみほ』が治っててよかったわ」

まほ「そのことなんですが…」

しほ「うん?」

まほ「わ、私が可愛いから『やんちゃみほ』になって意地悪したくなるそうです…///」

しほ「あら…そうだったのね…」

しほ「じゃあこれから抑える必要もないのかしらね」

まほ「どうなんでしょう…」

しほ「まあそれはまた今度考えるとして…今日はどうするの?」

まほ「今日の朝みほとオセロをやりまして」

しほ「ふむ」

まほ「『負けたほうがなんでも一つ言うことを聞く』というルールでやったんです」

しほ「へぇ」

まほ「それで私が負けてしまいまして…」

しほ「あら、珍しいこともあるものね」

まほ「みほに命令されたのが『今日一日お姉ちゃんに甘えたい』だったんです」

しほ「今日の目的とぴったりじゃない」

まほ「なので今日寝るまでみほを甘えさせようと思います」

しほ「いいんじゃない?二人はもう結婚する仲なんだし」

まほ「う…///」

しほ「そう、わかったわ、あとはまほに任せます」

まほ「それでは、行ってきます」

しほ「ええ、行ってらっしゃい」

みほの部屋
ガチャ
みほ「あ、お姉ちゃんおかえり」

まほ「ああ、ただいま」

まほ「みほ、ちょっとおいで」

みほ「なになに?撫でてくれるの?♪」

まほ「みほに膝枕してあげようと思って」

みほ「えっ、いいの?わーい、お姉ちゃんの太ももを味わえるんだね!♪」

まほ「そ、そういうふうに言わない///」

みほ「はーい、では早速…」

189: 2016/09/08(木) 04:04:39.60 ID:pcmU/9/w0
ポフッ
みほ「えへへー…♪」

まほ「ふふ、可愛い」ナデナデ

みほ「んふー…♪きもちいいよお姉ちゃん…」

まほ「そうか、それはよかった」

みほ「お姉ちゃんの太もも気持ちいい♪」

まほ「大丈夫か?首とか痛くならないか?」

みほ「うん、大丈夫だよ♪えへへー♪」

まほ(完全に猫だな)

みほ「お姉ちゃん…私眠くなってきちゃった」

まほ「おっと、それはだめだ、ちゃんとベッドで寝よう?」

みほ「えー…もったいないよ…」

まほ「またいつでもしてあげるから」

みほ「ほんと?」

まほ「ああ」

みほ「学校でもしてくれる?」

まほ「そ、それは…」

みほ「じゃあもったいないからやめないー」

まほ「わ、わかった…しよう」

みほ「えへへ、わーい!お姉ちゃん大好き♪」

まほ「全く…」

みほ「お姉ちゃん、一緒に寝よ?」

まほ「ああ、いいぞ」

みほ「ギュってしていい?」

まほ「じゃあ私もしていいか?」

みほ「もちろんだよ!♪」

まほ「よし、じゃあ寝ようか」

みほ「うんっ!」

まほ「おやすみ、みほ」

みほ「おやすみなさいお姉ちゃん…」

まほ「…ふふ」ナデナデ

みほ「すぅ…すぅ…えへへぇ…」

まほ「…私も寝てしまおう」

まほ「すぅ…」


しほ「さてさて、娘たちの寝顔を見に行くのコーナーですよ」

しほ「前回はみほからだったから今回はまほから…」

しほ「おじゃましま…いないじゃない」

しほ「ていうことは…」

しほ「…やっぱりね」

みほまほ「すぅ…すぅ…」

しほ「そんなに抱き合っちゃって…ほんと仲良くて私も嬉しいわ」

しほ「…おやすみ、二人共」

おしまい。

190: 2016/09/08(木) 04:06:59.39 ID:pcmU/9/w0
これ以上やると本当にgdるんでやめます。
一度このスレを閉じていつかガルパン安価スレでも立てにまたきます。
その時また皆さん会えたら嬉しいです。
こんな糞みたいなSS見て下さりありがとうございました。

191: 2016/09/08(木) 07:06:50.26 ID:Kcag3/B6o
乙です

192: 2016/09/08(木) 10:51:59.76 ID:f8WSXu35O
おつ
この西住姉妹で大洗との全国大会みたかったな…

引用: まほ「七夕か…」