252: 2008/10/02(木) 18:03:53.51 ID:NyUq+rIc0
アーニャ「何?」
ジェレミア「いいから座りなさい」
アーニャ「……」
カタンッ
ジェレミア「アーニャ・アールストレイム。
共同生活をする上で、これだけは守って欲しい」
アーニャ「?」
ジェレミア「……」
ジェレミア「自分のパンツは、自分で洗え」
ジェレミア「いいから座りなさい」
アーニャ「……」
カタンッ
ジェレミア「アーニャ・アールストレイム。
共同生活をする上で、これだけは守って欲しい」
アーニャ「?」
ジェレミア「……」
ジェレミア「自分のパンツは、自分で洗え」
253: 2008/10/02(木) 18:06:52.64 ID:NyUq+rIc0
アーニャ「イヤ」
ジェレミア「ホワイ拒否ですか!?」
アーニャ「だって面倒だもの。あなたがやって」
ジェレミア「貴様には乙女の恥じらいというものがないのか!?」
アーニャ「今までも従者がやってきたから恥じる事はない」
ジェレミア「なるほど。それは納得だ」
アーニャ「話はそれだけ?」
ジェレミア「うむ、それだけだ」
ジェレミア「……」
ジェレミア「!? 危うく騙されるところであった!」
ジェレミア「ホワイ拒否ですか!?」
アーニャ「だって面倒だもの。あなたがやって」
ジェレミア「貴様には乙女の恥じらいというものがないのか!?」
アーニャ「今までも従者がやってきたから恥じる事はない」
ジェレミア「なるほど。それは納得だ」
アーニャ「話はそれだけ?」
ジェレミア「うむ、それだけだ」
ジェレミア「……」
ジェレミア「!? 危うく騙されるところであった!」
256: 2008/10/02(木) 18:10:11.52 ID:NyUq+rIc0
ジェレミア「いいか、ワタシはお前の従者ではない」
アーニャ「そうね」
ジェレミア「故に! ワタシがお前のパンツを洗う義務はない!」
アーニャ「でも、パンツは洗わないと汚れる。そんなのを穿くはんて汚いわ」
ジェレミア「当たり前だろう」
アーニャ「だったら、貴方が洗うしかないでしょう?」
ジェレミア「うーむ、言われてみればそうだな」
アーニャ「貴方が私のパンツを洗ってくれる?」
ジェレミア「任せろ」
アーニャ「……記録。記憶」
アーニャ「そうね」
ジェレミア「故に! ワタシがお前のパンツを洗う義務はない!」
アーニャ「でも、パンツは洗わないと汚れる。そんなのを穿くはんて汚いわ」
ジェレミア「当たり前だろう」
アーニャ「だったら、貴方が洗うしかないでしょう?」
ジェレミア「うーむ、言われてみればそうだな」
アーニャ「貴方が私のパンツを洗ってくれる?」
ジェレミア「任せろ」
アーニャ「……記録。記憶」
259: 2008/10/02(木) 18:13:30.16 ID:NyUq+rIc0
アーニャ「話はそれだけ?」
ジェレミア「いいや、まだある」
アーニャ「手短にお願い」
ジェレミア「家事の手伝いをしろ」
アーニャ「イヤ」
ジェレミア「……貴様、本当に共同生活をする気があるのか?」
アーニャ「当たり前よ」
ジェレミア「なら、せめて朝のゴミ出しくらいはやったらどうだ!」
アーニャ「朝起きるのは苦手」
ジェレミア「お風呂掃除!」
アーニャ「シャワーで十分」
ジェレミア「……」
ジェレミア「いいや、まだある」
アーニャ「手短にお願い」
ジェレミア「家事の手伝いをしろ」
アーニャ「イヤ」
ジェレミア「……貴様、本当に共同生活をする気があるのか?」
アーニャ「当たり前よ」
ジェレミア「なら、せめて朝のゴミ出しくらいはやったらどうだ!」
アーニャ「朝起きるのは苦手」
ジェレミア「お風呂掃除!」
アーニャ「シャワーで十分」
ジェレミア「……」
262: 2008/10/02(木) 18:17:02.31 ID:NyUq+rIc0
ジェレミア「……今日の食事当番はお前だろう」
アーニャ「そうね。でも、貴方が勝手に決めたものだし、私は料理なんて出来ないわ」
ジェレミア「……そうか」
アーニャ「話は終わり?」
ジェレミア「アーニャ」
アーニャ「?」
ジェレミア「お前はKMF戦闘も弱っちい上に、生活面でも使えないのだなぁ」
アーニャ「!?」
アーニャ「そうね。でも、貴方が勝手に決めたものだし、私は料理なんて出来ないわ」
ジェレミア「……そうか」
アーニャ「話は終わり?」
ジェレミア「アーニャ」
アーニャ「?」
ジェレミア「お前はKMF戦闘も弱っちい上に、生活面でも使えないのだなぁ」
アーニャ「!?」
263: 2008/10/02(木) 18:20:18.81 ID:NyUq+rIc0
アーニャ「私は弱くない」
ジェレミア「ワタシの方が強かった」
アーニャ「生活面も、やれば出来る」
ジェレミア「ほら、もう洗濯をするからさっさと風呂に入れ。
その間にワタシが晩御飯の支度をしておく」
アーニャ「……」
ジェレミア「ナイトオブシックスというか、ゴクツブシックスだな」
アーニャ「……」
ジェレミア「ワタシの方が強かった」
アーニャ「生活面も、やれば出来る」
ジェレミア「ほら、もう洗濯をするからさっさと風呂に入れ。
その間にワタシが晩御飯の支度をしておく」
アーニャ「……」
ジェレミア「ナイトオブシックスというか、ゴクツブシックスだな」
アーニャ「……」
267: 2008/10/02(木) 18:23:54.71 ID:NyUq+rIc0
アーニャ「……」
ジェレミア「ほら、早く風呂に入って来い。
パンツは茶色いのがついていたら脇にどけておけ」
アーニャ「!? そんなことありえない!」
ジェレミア「いや、この間ついていたぞ」
アーニャ「嘘。記録も記憶もするに値しない」
ジェレミア「いやいや、ついていた」
アーニャ「嘘に決まっている」
ジェレミア「農園の土が染みていたぞ。前日が雨だったのに転ぶからああなる」
アーニャ「……」
ジェレミア「ほら、早く風呂に入って来い。
パンツは茶色いのがついていたら脇にどけておけ」
アーニャ「!? そんなことありえない!」
ジェレミア「いや、この間ついていたぞ」
アーニャ「嘘。記録も記憶もするに値しない」
ジェレミア「いやいや、ついていた」
アーニャ「嘘に決まっている」
ジェレミア「農園の土が染みていたぞ。前日が雨だったのに転ぶからああなる」
アーニャ「……」
272: 2008/10/02(木) 18:28:19.80 ID:NyUq+rIc0
アーニャ「……ジェレミア」
ジェレミア「なんだ」
アーニャ「私も貴方に言いたい事がある」
ジェレミア「はて?」
アーニャ「お風呂上りにパンツ一丁で歩き回らないで」
ジェレミア「目のやり場に困るから、か。年頃の乙女は純情だな」
アーニャ「……」
ジェレミア「まあいい、記憶しておこう。
ワタシもお前のようなチンチクリンを悩頃する気はないからな」
アーニャ「……」
アーニャ「不愉快。記憶」
ジェレミア「なんだ」
アーニャ「私も貴方に言いたい事がある」
ジェレミア「はて?」
アーニャ「お風呂上りにパンツ一丁で歩き回らないで」
ジェレミア「目のやり場に困るから、か。年頃の乙女は純情だな」
アーニャ「……」
ジェレミア「まあいい、記憶しておこう。
ワタシもお前のようなチンチクリンを悩頃する気はないからな」
アーニャ「……」
アーニャ「不愉快。記憶」
273: 2008/10/02(木) 18:33:18.18 ID:NyUq+rIc0
ジェレミア「他には何かあるかな? まあ、ワタシに限ってないだろうが」
アーニャ「ある」
ジェレミア「ほう?」
アーニャ「……冷蔵庫に入ってる飲み物、口をつけて飲まないで」
ジェレミア「何故だ。洗い物を増やさないで済むだろう」
アーニャ「……私が口をつけて飲んでいたらどう思う?」
ジェレミア「おお、なるほど。これはすまかった。
これからはちゃんとコップを使うようにしよう」
アーニャ「……」
アーニャ「不愉快。記憶、記録」
アーニャ「ある」
ジェレミア「ほう?」
アーニャ「……冷蔵庫に入ってる飲み物、口をつけて飲まないで」
ジェレミア「何故だ。洗い物を増やさないで済むだろう」
アーニャ「……私が口をつけて飲んでいたらどう思う?」
ジェレミア「おお、なるほど。これはすまかった。
これからはちゃんとコップを使うようにしよう」
アーニャ「……」
アーニャ「不愉快。記憶、記録」
278: 2008/10/02(木) 18:37:07.46 ID:hazRi3ke0
ジェレミア煽りすぎwwwwwwwww
280: 2008/10/02(木) 18:38:47.81 ID:NyUq+rIc0
・ ・ ・
アーニャ「……」
ジェレミア「む、あがったか」
アーニャ「良いお湯だったわ」
ジェレミア「……シャワーで十分ではなかったのか?」
アーニャ「ゴハンは出来ているの?」
ジェレミア「……後は運ぶだけだ」
アーニャ「そう。それで、どのお皿を出せばいいの?」
ジェレミア「……あ、ああ、アーニャ・アールストレイムがお手伝いだとぅ!?」
アーニャ「……」
アーニャ「ゴクツブシックとは言わせない」
おわり
アーニャ「……」
ジェレミア「む、あがったか」
アーニャ「良いお湯だったわ」
ジェレミア「……シャワーで十分ではなかったのか?」
アーニャ「ゴハンは出来ているの?」
ジェレミア「……後は運ぶだけだ」
アーニャ「そう。それで、どのお皿を出せばいいの?」
ジェレミア「……あ、ああ、アーニャ・アールストレイムがお手伝いだとぅ!?」
アーニャ「……」
アーニャ「ゴクツブシックとは言わせない」
おわり
282: 2008/10/02(木) 18:40:16.41 ID:bowRKhzQ0
乙んつん
295: 2008/10/02(木) 18:48:47.39 ID:NyUq+rIc0
咲世子「お元気でしたか?」
ジェレミア「……」
アーニャ「あなたは誰?」
咲世子「貴方は確か、アーニャ・アールストレイム卿」
アーニャ「!? 何故それを……ジェレミア、この女はなにm」
ジェレミア「久しぶり、だな」
アーニャ「……」
アーニャ「何、この落ち着きよう」
ジェレミア「……」
アーニャ「あなたは誰?」
咲世子「貴方は確か、アーニャ・アールストレイム卿」
アーニャ「!? 何故それを……ジェレミア、この女はなにm」
ジェレミア「久しぶり、だな」
アーニャ「……」
アーニャ「何、この落ち着きよう」
297: 2008/10/02(木) 18:51:36.87 ID:NyUq+rIc0
ジェレミア「どうしてワタシがここにいると?」
咲世子「情報収集は私の得意分野ですので」
ジェレミア「そう、か。そうだったな」
咲世子「……まあ、美味しそうなオレンジ」
ジェレミア「おっと、それはまだ少し早いな。こちらの方が熟していて美味い」
咲世子「うふふ、すっかり板についていますね」
ジェレミア「何、この程度は当たり前だ」
アーニャ「……」
アーニャ「何、この空気」
咲世子「情報収集は私の得意分野ですので」
ジェレミア「そう、か。そうだったな」
咲世子「……まあ、美味しそうなオレンジ」
ジェレミア「おっと、それはまだ少し早いな。こちらの方が熟していて美味い」
咲世子「うふふ、すっかり板についていますね」
ジェレミア「何、この程度は当たり前だ」
アーニャ「……」
アーニャ「何、この空気」
299: 2008/10/02(木) 18:54:12.66 ID:NyUq+rIc0
ジェレミア「体の具合はどうだ? あれから変わりないか?」
咲世子「ええ、おかげさまで」
ジェレミア「私は何もしていないがな」
咲世子「いいえ、貴方は動けない私の分まで戦ってくださいましたから」
ジェレミア「……そういってもらえると嬉しい」
咲世子「お疲れ様でした」
ジェレミア「お互いに、な」
アーニャ「……」
アーニャ「私、邪魔?」
咲世子「ええ、おかげさまで」
ジェレミア「私は何もしていないがな」
咲世子「いいえ、貴方は動けない私の分まで戦ってくださいましたから」
ジェレミア「……そういってもらえると嬉しい」
咲世子「お疲れ様でした」
ジェレミア「お互いに、な」
アーニャ「……」
アーニャ「私、邪魔?」
301: 2008/10/02(木) 18:57:14.22 ID:NyUq+rIc0
アーニャ「ジェレミア」
ジェレミア「しかし、何故ここへ?」
咲世子「ただ、あの件に関わった人の顔が見たくなっただけです」
アーニャ「ジェレミア・ゴットバルト」
ジェレミア「本当にそれだけかな?」
咲世子「あら、私にカマをかけるおつもりですか?」
アーニャ「……オレンジ」
ジェレミア「何だアーニャ」
アーニャ「……」
アーニャ「この感情は何?……記憶」
ジェレミア「しかし、何故ここへ?」
咲世子「ただ、あの件に関わった人の顔が見たくなっただけです」
アーニャ「ジェレミア・ゴットバルト」
ジェレミア「本当にそれだけかな?」
咲世子「あら、私にカマをかけるおつもりですか?」
アーニャ「……オレンジ」
ジェレミア「何だアーニャ」
アーニャ「……」
アーニャ「この感情は何?……記憶」
307: 2008/10/02(木) 19:17:50.57 ID:NyUq+rIc0
・ ・ ・
ジェレミア「……おお、これは凄いな」
アーニャ「……」
咲世子「そうですか?」
ジェレミア「ああ。それに、久々に他の人間が作った料理だ」
アーニャ「……」
咲世子「おかわりはありますから、どんどん食べてくださいね」
ジェレミア「そうか、ならば遠慮せずいただくことにしよう!」
アーニャ「……」
アーニャ「美味しい」
ジェレミア「……おお、これは凄いな」
アーニャ「……」
咲世子「そうですか?」
ジェレミア「ああ。それに、久々に他の人間が作った料理だ」
アーニャ「……」
咲世子「おかわりはありますから、どんどん食べてくださいね」
ジェレミア「そうか、ならば遠慮せずいただくことにしよう!」
アーニャ「……」
アーニャ「美味しい」
312: 2008/10/02(木) 19:21:31.72 ID:NyUq+rIc0
・ ・ ・
アーニャ「ジェレミア」
ジェレミア「ゲップ!」
アーニャ「……」
ジェレミア「……失礼。なんだ?」
アーニャ「あの女は、何者?」
ジェレミア「あの女?」
アーニャ「洗い物を終えて、今は洗濯をしている日本人の女」
ジェレミア「彼女は、そうだな……かつての仲間、だな」
アーニャ「……」
アーニャ「じゃあ、私は?」
ジェレミア「かつての敵だな」
アーニャ「……」
アーニャ「ジェレミア」
ジェレミア「ゲップ!」
アーニャ「……」
ジェレミア「……失礼。なんだ?」
アーニャ「あの女は、何者?」
ジェレミア「あの女?」
アーニャ「洗い物を終えて、今は洗濯をしている日本人の女」
ジェレミア「彼女は、そうだな……かつての仲間、だな」
アーニャ「……」
アーニャ「じゃあ、私は?」
ジェレミア「かつての敵だな」
アーニャ「……」
317: 2008/10/02(木) 19:26:29.17 ID:NyUq+rIc0
アーニャ「……もしかして、私は邪魔?」
ジェレミア「はて? 何故そう思った?」
アーニャ「……なんとなく」
ジェレミア「ふむ」
アーニャ「……」
ジェレミア「……」
咲世子「あとは、お洗濯物を干すだけで……って、どうしました?」
アーニャ「……」
ジェレミア「いや、なんでもない」カション!
咲世子「左目でウインクをしないでください」
ジェレミア「はて? 何故そう思った?」
アーニャ「……なんとなく」
ジェレミア「ふむ」
アーニャ「……」
ジェレミア「……」
咲世子「あとは、お洗濯物を干すだけで……って、どうしました?」
アーニャ「……」
ジェレミア「いや、なんでもない」カション!
咲世子「左目でウインクをしないでください」
319: 2008/10/02(木) 19:30:55.01 ID:NyUq+rIc0
ジェレミア「いきなりだが咲世子」
咲世子「? なんですか?」
ジェレミア「アーニャ・アールストレイムをどう思う?」
アーニャ「!?」
咲世子「どう、とは?」
ジェレミア「思っていることをそのまま言って欲しい」
咲世子「そうですね……」
アーニャ「っ!」
咲世子「フワフワしていて、可愛らしいと思います」
アーニャ「……」
アーニャ「えっ?」
咲世子「? なんですか?」
ジェレミア「アーニャ・アールストレイムをどう思う?」
アーニャ「!?」
咲世子「どう、とは?」
ジェレミア「思っていることをそのまま言って欲しい」
咲世子「そうですね……」
アーニャ「っ!」
咲世子「フワフワしていて、可愛らしいと思います」
アーニャ「……」
アーニャ「えっ?」
320: 2008/10/02(木) 19:34:21.45 ID:NyUq+rIc0
ジェレミア「ふむ、やはりそう思うか」
咲世子「ええ。可愛い服を作ってあげたいですね」
アーニャ「……それだけ? 私は仮にもナイトオブシックスだったのに?」
咲世子「ええ」
アーニャ「理解できない。貴方達は馬鹿?」
ジェレミア「それは違うぞ、アーニャ・アールストレイム」
アーニャ「?」
ジェレミア「戦いとは、そういうものだからだ」
咲世子「ええ。可愛い服を作ってあげたいですね」
アーニャ「……それだけ? 私は仮にもナイトオブシックスだったのに?」
咲世子「ええ」
アーニャ「理解できない。貴方達は馬鹿?」
ジェレミア「それは違うぞ、アーニャ・アールストレイム」
アーニャ「?」
ジェレミア「戦いとは、そういうものだからだ」
323: 2008/10/02(木) 19:37:27.73 ID:NyUq+rIc0
ジェレミア「それに、ワタシ達はルルーシュ様にお仕えしていた。
だから、そのワタシ達があの戦いから何も学ばずにいるわけにはいかんだろう」
アーニャ「……」
ジェレミア「……それだけのことだ」
アーニャ「……そう」
咲世子「ええ、昨日の敵は今日の友と言いますからね」
ジェレミア「ほう! 良い言葉だな!」
アーニャ「……」
だから、そのワタシ達があの戦いから何も学ばずにいるわけにはいかんだろう」
アーニャ「……」
ジェレミア「……それだけのことだ」
アーニャ「……そう」
咲世子「ええ、昨日の敵は今日の友と言いますからね」
ジェレミア「ほう! 良い言葉だな!」
アーニャ「……」
327: 2008/10/02(木) 19:40:29.47 ID:NyUq+rIc0
ジェレミア「しかし咲世子。これからいくあてはあるのか?」
咲世子「いいえ、特には」
ジェレミア「ふむ」
アーニャ「……なら」
アーニャ「ここに住めば良いと思う」
咲世子「えっ?」
ジェレミア「おお、それは良い考えだ!」
咲世子「えっ、あの……」
ジェレミア「ワタシも純血派の人間だったが、咲世子となら結婚しても良い!」
アーニャ・咲世子「……」
アーニャ・咲世子「えっ?」
咲世子「いいえ、特には」
ジェレミア「ふむ」
アーニャ「……なら」
アーニャ「ここに住めば良いと思う」
咲世子「えっ?」
ジェレミア「おお、それは良い考えだ!」
咲世子「えっ、あの……」
ジェレミア「ワタシも純血派の人間だったが、咲世子となら結婚しても良い!」
アーニャ・咲世子「……」
アーニャ・咲世子「えっ?」
332: 2008/10/02(木) 19:46:25.80 ID:NyUq+rIc0
ジェレミア「やはり嫁にするなら咲世子のような女性が一番だからな」
咲世子「ジェレミア卿!? 何を言ってるんですか!?」
ジェレミア「ワタシはもう卿ではない。身分の差を気にする必要は無い」
アーニャ「そういう問題じゃない。
それに、どうしていきなり結婚に話が飛ぶの?」
ジェレミア「ワタシと咲世子のような年齢の男女が屋根を一つにする訳にはいかんだろう。
それに、以前傷をつけてしまった責任もあるしな」
咲世子「そんな……もう終わったことですし」
ジェレミア「それがなくても、キミは魅力的な女性だ」
咲世子「じょ、冗談はやめてください!///」
アーニャ「……待って。私も一つ屋根の下で暮らしていた」
ジェレミア「? お前はまだ子供だからなんら問題はないだろう?」
アーニャ「……」
アーニャ「不愉快。記憶、記録」
咲世子「ジェレミア卿!? 何を言ってるんですか!?」
ジェレミア「ワタシはもう卿ではない。身分の差を気にする必要は無い」
アーニャ「そういう問題じゃない。
それに、どうしていきなり結婚に話が飛ぶの?」
ジェレミア「ワタシと咲世子のような年齢の男女が屋根を一つにする訳にはいかんだろう。
それに、以前傷をつけてしまった責任もあるしな」
咲世子「そんな……もう終わったことですし」
ジェレミア「それがなくても、キミは魅力的な女性だ」
咲世子「じょ、冗談はやめてください!///」
アーニャ「……待って。私も一つ屋根の下で暮らしていた」
ジェレミア「? お前はまだ子供だからなんら問題はないだろう?」
アーニャ「……」
アーニャ「不愉快。記憶、記録」
334: 2008/10/02(木) 19:51:35.35 ID:NyUq+rIc0
ジェレミア「それに、ワタシのように素晴らしい義眼だと近所の人が怖がってな」
咲世子「……そうなんですか?」
アーニャ「左目で激しくウインクしたのよ」
咲世子「それは……」
ジェレミア「近所づきあいは任せたぞ、咲世子」
咲世子「あの……アーニャ様は近所づきあいなどは?」
アーニャ「……」
ジェレミア「一度行かせてみたのだが、牛の交尾を記録して帰ってきた」
咲世子「……そう、ですか」
アーニャ「見る?」
咲世子「見ません!」
咲世子「……そうなんですか?」
アーニャ「左目で激しくウインクしたのよ」
咲世子「それは……」
ジェレミア「近所づきあいは任せたぞ、咲世子」
咲世子「あの……アーニャ様は近所づきあいなどは?」
アーニャ「……」
ジェレミア「一度行かせてみたのだが、牛の交尾を記録して帰ってきた」
咲世子「……そう、ですか」
アーニャ「見る?」
咲世子「見ません!」
340: 2008/10/02(木) 19:56:16.39 ID:NyUq+rIc0
咲世子「……仕方ありませんね」
ジェレミア「おお! ここに住む決心がついたか!」
咲世子「ええ。ただし、結婚等の話は無しです。滞在するのは、
貴方達がキチンと生活出来るようになるまでですからね」
ジェレミア「……はっはっは! なら、このままここにずっと住む事になるな!」
咲世子「少しはやる気を出してください!」
ジェレミア「まあ、努力はするさ」
ジェレミア「全力で、な」カション!
おわり
ジェレミア「おお! ここに住む決心がついたか!」
咲世子「ええ。ただし、結婚等の話は無しです。滞在するのは、
貴方達がキチンと生活出来るようになるまでですからね」
ジェレミア「……はっはっは! なら、このままここにずっと住む事になるな!」
咲世子「少しはやる気を出してください!」
ジェレミア「まあ、努力はするさ」
ジェレミア「全力で、な」カション!
おわり
引用: ナナリー「お兄様は悪魔ですっ!」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります