猫耳娘「ごき！大人しく食われるにゃ！」

ごき「だが断る！」ｶｻｶｻ

猫耳娘「逃げようったって、そうは問屋が降ろさないにゃ」ｶﾞｯ

ごき「うっ、もっと子孫を残したかった…」

猫耳娘「」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾑｼｬﾑｼｬ

猫耳娘「ふう、腹3分目と言ったところかにゃ？もう少し何か食べたいにゃ……はっ、あれは>>8！？頂くにゃ！」

スターデストロイヤー

猫耳娘「スターデストロイヤー！！」

猫耳娘「って食えるか！！でかいしかたいし口の中血だらけになっちゃうにゃ！」

猫耳娘「でもあんな所になんであんなものがあるのか、ちょっと気になるのは事実にゃ」

猫耳娘「……」ｿﾜｿﾜ

猫耳娘「とっつげきにゃーー！！！」

猫耳娘「勢いでスターデストロイヤーの所に来たけど」

猫耳娘「そもそもどこから入ればいいにゃ？」

猫耳娘「なんかごつごつしてるし…むっ、誰か出てきたにゃ」

猫耳娘「……あいつ、誰にゃ？」

>>15

クラーク健人

猫耳娘「…？？？クラーク健人…？」

猫耳娘「本気で誰だか分からないにゃ」

猫耳娘「ここは話しかけないといけない感じだけど無茶振りは疲れるにゃ」

猫耳娘「でも、あいつはスターデストロイヤーから出てきたにゃ。なにかしら関係あるかもしれないにゃ」

猫耳娘「でもやっぱ話しかけたくないにゃ…」


どうする？>>18

食べる

猫耳娘「発想を変えてみるにゃ」

猫耳娘「スターデストロイヤーは食べられない…ぶっちゃけごきは物足りなくてお腹空いてる…生きてるものが無防備にそこにある…」

猫耳娘「答えは一つにゃ！」

猫耳娘「食べるにゃー！！」

クラーク健人「君、どうしたの？」

猫耳娘「にゃ！？お前、なんでここにいるにゃ！？」

クラーク健人「ここら辺に人がいるのは珍しいから…どうしたのかな、って」

猫耳娘(騒ぎ過ぎたにゃ)

クラーク健人「その猫耳は罰ゲームかな？似合ってるね」

猫耳娘「これはれっきとした私の耳にゃ。化けると人間タイプの耳も増えるスグレモノなのにゃ」

猫耳娘「それをニセモノなどと…成敗してやるにゃ！」

猫耳娘「うにゃにゃーっ！！」ﾊﾞｯ

クラーク健人「うわっ！？」

猫耳娘「にゃにゃにゃにゃにゃにゃ！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

クラーク健人「つ、爪が！牙！？なんでそんなもの…ぐっ」





猫耳娘「ふーっ、ふーっ、ふーっ。なんとか食える状態になったかにゃ」

猫耳娘「ぶっちゃけこのデカさのものを野性的にバリッと食べるのは無理があるにゃ」

猫耳娘「カニバリズム的にもあやしいにゃ」

猫耳娘「やっぱり解体して調理が1番無難かにゃ？」

猫耳娘「知り合いの解体師に頼むかにゃ…めんどくさいけど」

猫耳娘「仕方にゃい、>>27に電話するにゃー」

川越

猫耳娘「川越…あいつ売れてから性格めんどくさい感じになったからにゃー」

猫耳娘「私的にそこまで関わりたくは無いけど…このままよりはずっとマシにゃ！」

猫耳娘「電話番号はこれであってるはずにゃ…」ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ

川越「もしもし？猫耳娘？」

猫耳娘「ﾁｯ」

猫耳娘(出やがったにゃ)

川越「イタズラ電話か？切るぞ」

猫耳娘「待つにゃ。私だにゃ」

川越「やっぱり猫耳娘か。どうしたんだ？久しぶりじゃないか」

猫耳娘「久々に大物を仕留めたから、解体して欲しいにゃ。YESかはいか選ぶにゃ」

川越「答えは実質一つじゃないか。いいよ、この前のマグロも楽しかったし引き受けよう。今どこ？」

猫耳娘「スターデストロイヤーの前にゃ」

川越「なんて？」

猫耳娘「スターデストロイヤーの前にゃ」

川越「…とにかく今行くよ」ﾋﾟｯ

猫耳娘「ふう、これで解体はなんとかなるにゃ。料理も…あいつならなんとかなるかにゃ？いや、やっぱりそこは礼儀として私が料理するべきかにゃ？」

クラーク健人「うっ…」

猫耳娘「まだ生きてたにゃ。ごき並にしぶといやつにゃ」

クラーク健人「っはは…悪役のセリフみたいだな…」

猫耳娘「一般人ですにゃ」

猫耳娘「解体されるまで生きたまんまは可哀想にゃ…ここはひと思いにサクッと」ｸﾞｯ

クラーク健人「待て！……僕を食べたいのか？何故？」

猫耳娘「お腹空いてるからにゃ」

クラーク健人「ええ…それじゃあ僕がご飯を奢るから、食べるのは勘弁してくれ」

猫耳娘「何を奢ってくれるかによるにゃ」

クラーク健人「そうだな…>>30でどう？｣

新鮮な糞

猫耳娘「嬲り頃してやるにゃ」

クラーク健人「待って待って！冗談だよ冗談。本当は>>33って言うつもりだったんだ。氏にかけて口が滑ったんだ」

猫耳娘「……」

チュール

猫耳娘「その言葉を待ってたにゃ！！」

猫耳娘「むふふ、早速ちゅーるを買いに行くにゃ！もう川越なんてどうでもいいにゃ！」

猫耳娘「ちゅーる！ちゅーる！」

クラーク健人「ちょ、ちょっと待ってよ。僕は今ボロボロだし…それにまだ用事があるんだ」

猫耳娘「ちゅーるを買うより重要な用事なんて無いにゃ？」

クラーク健人「命は惜しいけど仕事も惜しいんだよ…いてて」

猫耳娘「まあ、しょうがないし？ちゅーるのためだし？少しは、本当に少しだけなら待ってあげてもいいにゃ」

クラーク健人「ありがとう。まずはマネージャーに連絡入れないと…」

猫耳娘「マネージャー…今更ながらこいつの仕事が気になってきたにゃ。野球でもやってるのかにゃ？」

猫耳娘「電話してる間は退屈にゃ…」

猫耳娘「あ、ちょうちょー」ﾁｮｲﾁｮｲ

猫耳娘「む、逃げられたにゃ。あのひらひらしたのはあんまり美味しくないけどつい追いかけちゃうにゃ…」

猫耳娘「電話は終わったかにゃ？」

クラーク健人「うん、今終わった。スターデストロイヤーの中で待ってよう、マネージャーがチュールを買ってくるらしいから」

猫耳娘「まさかの侵入成功…」ﾎﾞｿｯ

クラーク健人「ん？何か言った？」

猫耳娘「なにも無いにゃ。さ、早く行くにゃ」

クラーク健人「うん。てて、やっぱり今日は災難だなあ」

猫耳娘「スターデストロイヤーの中なうにゃ」

猫耳娘「おーばーてくのろじーって言うのかにゃ？もう何もかも魔法にしか見えないにゃ｣

猫耳娘「具体的な説明はしないけどなんかすごいにゃ」

猫耳娘「お前やっぱり何者にゃ？こんなすごい場所に出入りしてるなんて…」

クラーク健人「僕達はここスターデストロイヤーで仕事をするために、その打ち合わせで来てたんだ。色々とすごい場所だよね」

猫耳娘「ここで仕事！？本気で何者なのにゃ…」

クラーク健人「うーん、知名度はそこまで低くないと思ってたんだけどな…。」

猫耳娘「焦らさないで早くいうにゃ」

クラーク健人「焦らしてる訳じゃ…あっ、チュールが届いたよ。取りに行こう」

猫耳娘「早く行くにゃ！」

猫耳娘「もうあいつの仕事は気にしない事にしたにゃ」

猫耳娘「まあ気になるけど、そんな事よりちゅーるにゃ」

猫耳娘「袋の中にちゅーるがいっぱい…幸せ……！！」

クラーク健人「気に入ってもらえて良かった」

猫耳娘「じゃあ、早速頂くにゃ！」

猫耳娘「はあ…ちゅーる美味しかったにゃ…」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

猫耳娘「一度に食べ過ぎると良くないって、袋ごといっぱい貰ったからとうぶん食うに困る事は無いにゃ…」

猫耳娘「今日はスターデストロイヤーに行ったり色々あったけど、食べ物があって良かったにゃー」

猫耳娘「お腹いっぱいにゃ。ご馳走さまでしたにゃ！」

～完～

ねむいおやすみー

プロちゅーらーだったか