1: 2009/04/29(水) 22:06:27.34 ID:HWGoHBbFO
ピッコロ「……」
悟飯「……あ、あのー」
ピッコロ「……悟飯」
悟飯「は、はいっ!」
ピッコロ「腹が減っているのか?」
悟飯「え?」
ピッコロ「わざわざ神殿にまで来るほど辛かったのか」
悟飯「え、あの……」
悟飯「……あ、あのー」
ピッコロ「……悟飯」
悟飯「は、はいっ!」
ピッコロ「腹が減っているのか?」
悟飯「え?」
ピッコロ「わざわざ神殿にまで来るほど辛かったのか」
悟飯「え、あの……」
3: 2009/04/29(水) 22:07:57.86 ID:HWGoHBbFO
ピッコロ「孫は無職だし家計も苦しいことだろう、チチの苦労が見て取れる
そこに大食らいが三人……優しいお前のことだ、孫や弟に遠慮していたんだろう」
悟飯「……ピッコロさん?」
ピッコロ「確かに俺の腕は再生出来る、食料としてはどうなのかは俺にはわからんが毒ではないはずだ
ほら、好きな方を持って行け、なんなら足でもいいぞ。味は保証せんがな」
悟飯「ち、違いますよ!!」
そこに大食らいが三人……優しいお前のことだ、孫や弟に遠慮していたんだろう」
悟飯「……ピッコロさん?」
ピッコロ「確かに俺の腕は再生出来る、食料としてはどうなのかは俺にはわからんが毒ではないはずだ
ほら、好きな方を持って行け、なんなら足でもいいぞ。味は保証せんがな」
悟飯「ち、違いますよ!!」
10: 2009/04/29(水) 22:10:47.90 ID:HWGoHBbFO
ピッコロ「じゃあなんのために俺の腕など……」
悟飯「僕もよくわからないんですけど、ブルマさんに頼まれたんですよ
ベジータさんに頼んだら貰ってくる前に一悶着ありそうだからって」
ピッコロ「賢明な判断だな、最も奴ならば力ずくでもぎ取っていくだろうが」
悟飯「僕はそんなことしませんよ、ピッコロさんが駄目だっていうならちゃんとブルマさんに説明しますから」
ピッコロ「俺の腕を一体何に使うつもりだったのか気になるな……よし、俺も一緒に行こう」
悟飯「僕もよくわからないんですけど、ブルマさんに頼まれたんですよ
ベジータさんに頼んだら貰ってくる前に一悶着ありそうだからって」
ピッコロ「賢明な判断だな、最も奴ならば力ずくでもぎ取っていくだろうが」
悟飯「僕はそんなことしませんよ、ピッコロさんが駄目だっていうならちゃんとブルマさんに説明しますから」
ピッコロ「俺の腕を一体何に使うつもりだったのか気になるな……よし、俺も一緒に行こう」
15: 2009/04/29(水) 22:14:44.22 ID:HWGoHBbFO
カプセルコーポレーション
悟飯「ブルマさーん」ヒューン
ブルマ「おかえりー悟飯くん……あらピッコロ、久しぶりね!」
ピッコロ「お前が何か妙なことを考えていると聞いてな」
ブルマ「妙なことなんかじゃないわよ、しっつれいねー!」
悟飯「ところでブルマさん、一体何をしようとしていたんですか?」
ブルマ「そうね、本当は企業秘密にしておくつもりだったけど特別に教えてあげるわ
ピッコロには腕を貰う都合もあるし」
ピッコロ「まだやるとは言ってないぞ」
ブルマ「まあとにかくこっちの部屋にきてちょうだい」
悟飯「ブルマさーん」ヒューン
ブルマ「おかえりー悟飯くん……あらピッコロ、久しぶりね!」
ピッコロ「お前が何か妙なことを考えていると聞いてな」
ブルマ「妙なことなんかじゃないわよ、しっつれいねー!」
悟飯「ところでブルマさん、一体何をしようとしていたんですか?」
ブルマ「そうね、本当は企業秘密にしておくつもりだったけど特別に教えてあげるわ
ピッコロには腕を貰う都合もあるし」
ピッコロ「まだやるとは言ってないぞ」
ブルマ「まあとにかくこっちの部屋にきてちょうだい」
17: 2009/04/29(水) 22:19:01.47 ID:HWGoHBbFO
悟飯「うわーいろんな機械が沢山ありますね」
ピッコロ「研究室という所か」
ブルマ「会社の製品開発なんかもやっているから、ちょっとごちゃごちゃしてるけどその辺に座ってて……あったわ、これよ!」
悟飯「何ですか、綺麗な色ですねー」
ピッコロ「そのガラス瓶に入っている液体と俺の腕となんの関係があるんだ」
ブルマ「ほら、私も若いとは言われるけど結構年じゃない。お肌の張りとかしわとかが気になる年齢なのよ」
悟飯「はあ」
ブルマ「そこで美肌に聞く薬を開発しているんだけど、肌の再生能力を高める物質を探していた所なの」
ピッコロ「研究室という所か」
ブルマ「会社の製品開発なんかもやっているから、ちょっとごちゃごちゃしてるけどその辺に座ってて……あったわ、これよ!」
悟飯「何ですか、綺麗な色ですねー」
ピッコロ「そのガラス瓶に入っている液体と俺の腕となんの関係があるんだ」
ブルマ「ほら、私も若いとは言われるけど結構年じゃない。お肌の張りとかしわとかが気になる年齢なのよ」
悟飯「はあ」
ブルマ「そこで美肌に聞く薬を開発しているんだけど、肌の再生能力を高める物質を探していた所なの」
20: 2009/04/29(水) 22:23:29.25 ID:HWGoHBbFO
ブルマ「再生といえばピッコロ、あんたたちナメック星人だと思ってね」
ピッコロ「そんなくだらんことか……」
ブルマ「くだらないってなによー!これが完成すればカプセルコーポレーションの事業拡大にも繋がるわ
それに昔はあんただってドラゴンボール使って若返ってたじゃない」
ピッコロ「ぐ……そ、それは俺の父というか前身がだな……」
悟飯「えーなんですか、その話?」
ブルマ「ピッコロもやっぱり若い方がいいってことよ」
ピッコロ「そんなくだらんことか……」
ブルマ「くだらないってなによー!これが完成すればカプセルコーポレーションの事業拡大にも繋がるわ
それに昔はあんただってドラゴンボール使って若返ってたじゃない」
ピッコロ「ぐ……そ、それは俺の父というか前身がだな……」
悟飯「えーなんですか、その話?」
ブルマ「ピッコロもやっぱり若い方がいいってことよ」
21: 2009/04/29(水) 22:24:13.49 ID:HWGoHBbFO
ピッコロ「妙な言い方をするな!」
ブルマ「ひっ!恐い顔して怒鳴らないでよっ……て、キャッ!」
ツルッ
パシャーン
悟飯「わっ!ピッコロさん、大丈夫ですか……?」
ブルマ「ああ貴重な試験薬が……」
ピッコロ「ちっ……マントが濡れちま……っ……?」
悟飯「ピッコロさん!!?」
ピッコロ「ぐ……あ……あ!」
ブルマ「ちょっと!?どうしたっていうのよ!」
ブルマ「ひっ!恐い顔して怒鳴らないでよっ……て、キャッ!」
ツルッ
パシャーン
悟飯「わっ!ピッコロさん、大丈夫ですか……?」
ブルマ「ああ貴重な試験薬が……」
ピッコロ「ちっ……マントが濡れちま……っ……?」
悟飯「ピッコロさん!!?」
ピッコロ「ぐ……あ……あ!」
ブルマ「ちょっと!?どうしたっていうのよ!」
23: 2009/04/29(水) 22:28:26.71 ID:HWGoHBbFO
悟飯「あ……あ……」
ブルマ「ま、まさか……こんな……!」
悟飯「ピッコロさんが……」
ブルマ「ち、縮んじゃった……!?」
ピッコロ「…………」
悟飯「ピッコロさん……?」
ブルマ「ま、まさか……こんな……!」
悟飯「ピッコロさんが……」
ブルマ「ち、縮んじゃった……!?」
ピッコロ「…………」
悟飯「ピッコロさん……?」
26: 2009/04/29(水) 22:29:33.31 ID:HWGoHBbFO
ブルマ「この薬液は細胞の再生能力を高める効果を持っていたんだけど、
それがピッコロが元々持っていた再生能力と過剰に反応してこんなことになったんじゃないかしら……」
悟飯「再生を通り越して若返っちゃったってことですかね?」
ブルマ「そうね、これじゃどうみても子供……とりあえず薬の効果はあるみたいね」
悟飯「それにしてもピッコロさん、さっきからまったく動かないんですが……」
それがピッコロが元々持っていた再生能力と過剰に反応してこんなことになったんじゃないかしら……」
悟飯「再生を通り越して若返っちゃったってことですかね?」
ブルマ「そうね、これじゃどうみても子供……とりあえず薬の効果はあるみたいね」
悟飯「それにしてもピッコロさん、さっきからまったく動かないんですが……」
30: 2009/04/29(水) 22:33:06.86 ID:HWGoHBbFO
ブルマ「ま、まさか……氏んで……?」
悟飯「そんな!ピッコロさん!起きて下さいよ!!」
パシッパシッ!
ピッコロ「うっ……うう……?」
ブルマ「よかったー!気が付いたのね」
悟飯「びっくりしたじゃないですか!大丈夫ですか?」
ピッコロ「お、お、お……」
ブルマ「ああ、その体は私の薬のせいでね」
ピッコロ「お前たちは……何モノだ……?ここはドコだ!?」
悟飯「ピッコロさん……?」
悟飯「そんな!ピッコロさん!起きて下さいよ!!」
パシッパシッ!
ピッコロ「うっ……うう……?」
ブルマ「よかったー!気が付いたのね」
悟飯「びっくりしたじゃないですか!大丈夫ですか?」
ピッコロ「お、お、お……」
ブルマ「ああ、その体は私の薬のせいでね」
ピッコロ「お前たちは……何モノだ……?ここはドコだ!?」
悟飯「ピッコロさん……?」
32: 2009/04/29(水) 22:34:14.00 ID:HWGoHBbFO
ピッコロ「ピッコロ……それは父の名だ!オレは……えーとえーと……」
ブルマ「ま、まさか記憶まで子供の頃に戻っちゃったってことぉ!?」
悟飯「そのようですね……それにしても……」ヒョイ
ピッコロ「な、なにをする!おろせ!!」ジタバタ
悟飯「ピッコロさんにもこんなに可愛い時期があったんですね」
ブルマ「そうね、私も大きくなってからしか見たことがないから考えたこともなかったわね」
ピッコロ「は、早くおろせ!」ジタバタ
ブルマ「ま、まさか記憶まで子供の頃に戻っちゃったってことぉ!?」
悟飯「そのようですね……それにしても……」ヒョイ
ピッコロ「な、なにをする!おろせ!!」ジタバタ
悟飯「ピッコロさんにもこんなに可愛い時期があったんですね」
ブルマ「そうね、私も大きくなってからしか見たことがないから考えたこともなかったわね」
ピッコロ「は、早くおろせ!」ジタバタ
34: 2009/04/29(水) 22:37:26.81 ID:HWGoHBbFO
ピッコロ「わかったぞ、お前が孫悟空だな!」
悟飯「え?」
ブルマ「そういえば、ピッコロは孫くんを倒すために産まれたんだったわ」
悟飯「そうだったんですか」
ピッコロ「とう!やあ!……クソッ、届かない」ジタバタ
ブルマ「いい加減に降ろしてあげたら、悟飯くん」
悟飯「あはは、そうでしたね」ヒョイ
悟飯「え?」
ブルマ「そういえば、ピッコロは孫くんを倒すために産まれたんだったわ」
悟飯「そうだったんですか」
ピッコロ「とう!やあ!……クソッ、届かない」ジタバタ
ブルマ「いい加減に降ろしてあげたら、悟飯くん」
悟飯「あはは、そうでしたね」ヒョイ
35: 2009/04/29(水) 22:38:28.47 ID:HWGoHBbFO
ピッコロ「ゴハン……?お前は孫悟空じゃないのか?」
ブルマ「悟飯くんは孫くんの息子よ、本当になにもかも覚えていないのね」
ピッコロ「オボエて……?なんのことだ、それより孫悟空はドコにいる」
悟飯「……そんなにお父さんに会いたいんですか」
ピッコロ「そうだ!早く教えろ……さもないと、とう!」ペシッパシッ
悟飯「……」
ピッコロ「どうだ!参ったか!」
ブルマ「悟飯くんは孫くんの息子よ、本当になにもかも覚えていないのね」
ピッコロ「オボエて……?なんのことだ、それより孫悟空はドコにいる」
悟飯「……そんなにお父さんに会いたいんですか」
ピッコロ「そうだ!早く教えろ……さもないと、とう!」ペシッパシッ
悟飯「……」
ピッコロ「どうだ!参ったか!」
38: 2009/04/29(水) 22:43:50.10 ID:HWGoHBbFO
ブルマ「あんた本当に子供になっちゃったのねー」
悟飯「そうみたいですね、さて」ヒョイ
ピッコロ「な、お前……あれほど殴ったのに……!?」
悟飯「行きましょうか、ピッコロさん」
ピッコロ「ようやく孫悟空の居場所を教える気になったか……って離せ離せ!自分で行く!」
ブルマ「あ、悟飯くーん!」
ピッコロ「うわあああ」
ヒューン
ブルマ「行っちゃった……ま、面白そうだからいっか」
悟飯「そうみたいですね、さて」ヒョイ
ピッコロ「な、お前……あれほど殴ったのに……!?」
悟飯「行きましょうか、ピッコロさん」
ピッコロ「ようやく孫悟空の居場所を教える気になったか……って離せ離せ!自分で行く!」
ブルマ「あ、悟飯くーん!」
ピッコロ「うわあああ」
ヒューン
ブルマ「行っちゃった……ま、面白そうだからいっか」
39: 2009/04/29(水) 22:45:50.88 ID:HWGoHBbFO
ヒューン
タッ
悟飯「さあつきましたよ、あそこで畑を耕しているのがお父さんです、あれ?」
ピッコロ「う、うう……酔った……」
悟飯「だ、大丈夫ですか?」
ピッコロ「こっ、このくらいなんてこと……」フラフラ
ベタッ
悟飯「ああー危ないなーもう!」ヒョイッ
悟空「あれっ?あそこにいるのは悟飯じゃねーか!おーい!」
タッ
悟飯「さあつきましたよ、あそこで畑を耕しているのがお父さんです、あれ?」
ピッコロ「う、うう……酔った……」
悟飯「だ、大丈夫ですか?」
ピッコロ「こっ、このくらいなんてこと……」フラフラ
ベタッ
悟飯「ああー危ないなーもう!」ヒョイッ
悟空「あれっ?あそこにいるのは悟飯じゃねーか!おーい!」
43: 2009/04/29(水) 22:49:06.34 ID:HWGoHBbFO
悟空「おめー、こんなとこで何やってんだー?おっ、立派なキャベツだなー」ヒョイッ
悟飯「ああっ!ちょっとお父さん!」
ピッコロ「う、うう……?」
悟空「うっひゃー!キャベツが喋ったぞ!?」
悟飯「キャベツじゃありませんよ」
ピッコロ「き、貴様が孫悟空か!シネ!シネ!」ペチペチ
悟空「んん?こいつなんかに似てるなー」
ピッコロ「じ、ジロジロ見るな!」
悟飯「ああっ!ちょっとお父さん!」
ピッコロ「う、うう……?」
悟空「うっひゃー!キャベツが喋ったぞ!?」
悟飯「キャベツじゃありませんよ」
ピッコロ「き、貴様が孫悟空か!シネ!シネ!」ペチペチ
悟空「んん?こいつなんかに似てるなー」
ピッコロ「じ、ジロジロ見るな!」
45: 2009/04/29(水) 22:51:14.60 ID:HWGoHBbFO
悟飯「実はかくかくしかじかで……」
悟空「つまりおらを倒しに来た訳だな」
ピッコロ「おい何の話をしている!早く降参しろ!」
ペチペチ
悟飯「という訳で、お父さん」
悟空「お?なんだ悟は」
ドゴオオオオン
ピッコロ「あ、あ……?」
悟空「い、いきなり吹っ飛ばすなんて……ずりい……ぞ……」ガクッ
悟飯「さあピッコロさん、孫悟空は倒しましたよ」
悟空「つまりおらを倒しに来た訳だな」
ピッコロ「おい何の話をしている!早く降参しろ!」
ペチペチ
悟飯「という訳で、お父さん」
悟空「お?なんだ悟は」
ドゴオオオオン
ピッコロ「あ、あ……?」
悟空「い、いきなり吹っ飛ばすなんて……ずりい……ぞ……」ガクッ
悟飯「さあピッコロさん、孫悟空は倒しましたよ」
46: 2009/04/29(水) 22:53:43.53 ID:HWGoHBbFO
ピッコロ「お、お前なかなか強いな……」
悟飯「まあ頃しはしないですけどね、さあ行きましょうか」
ピッコロ「どこに行くんだ?」
悟飯「僕の家ですよ」
ピッコロ「な、なんでだ?」
悟飯「もう夕方です、子供はお家に帰る時間だからですよ」
ピッコロ「だ、誰が子供だ!馬鹿にするな!」
悟飯「さあ行きますよ」ヒョイッ
ピッコロ「は、離せ!」ジタバタ
ピッコロ「そのうち仕返ししてやるからな!」
悟飯「はいはい、今は暴れないで下さいね、落ちますよ」
ヒューン
悟飯「まあ頃しはしないですけどね、さあ行きましょうか」
ピッコロ「どこに行くんだ?」
悟飯「僕の家ですよ」
ピッコロ「な、なんでだ?」
悟飯「もう夕方です、子供はお家に帰る時間だからですよ」
ピッコロ「だ、誰が子供だ!馬鹿にするな!」
悟飯「さあ行きますよ」ヒョイッ
ピッコロ「は、離せ!」ジタバタ
ピッコロ「そのうち仕返ししてやるからな!」
悟飯「はいはい、今は暴れないで下さいね、落ちますよ」
ヒューン
48: 2009/04/29(水) 22:56:03.69 ID:HWGoHBbFO
悟飯「ただいまー」
チチ「おかえり悟飯ちゃ……そのおっきなキャベツはどうしただ?」
ピッコロ「失礼なヤツだ!」
悟飯「夫婦揃って同じリアクションをしないで下さいよ、これはかくかくしかじかでピッコロさんです」
チチ「ピッコロさ……?そう言われれば似てるだな」
チチ「おかえり悟飯ちゃ……そのおっきなキャベツはどうしただ?」
ピッコロ「失礼なヤツだ!」
悟飯「夫婦揃って同じリアクションをしないで下さいよ、これはかくかくしかじかでピッコロさんです」
チチ「ピッコロさ……?そう言われれば似てるだな」
51: 2009/04/29(水) 23:01:13.25 ID:HWGoHBbFO
チチ「まあとにかく夕飯にするべ、悟空さも帰って来たことだしな」
ピッコロ「何っ?孫悟空はさっき……」
悟空「ただいまー悟飯おめぇいきなり吹っ飛ばすなんてひでえぞー」
悟飯「すみませんお父さん、つい」
ピッコロ「生きてる……」
悟空「おっ?なんだピッコロ、顔色わりーぞ」
ピッコロ「何っ?孫悟空はさっき……」
悟空「ただいまー悟飯おめぇいきなり吹っ飛ばすなんてひでえぞー」
悟飯「すみませんお父さん、つい」
ピッコロ「生きてる……」
悟空「おっ?なんだピッコロ、顔色わりーぞ」
52: 2009/04/29(水) 23:02:21.25 ID:HWGoHBbFO
チチ「今日はピッコロさ泊まっていくといいべ」
ピッコロ「嫌だ!俺は帰る!こいつら化け物だ!」
悟空「ふぇんひょふるはっへー」モグモグ
チチ「悟空さ、口にもの入れたまま喋るなんてはしたねぇぞ」
悟飯「ほうへふほふぉほーはー」ムシャムシャ
チチ「悟飯ちゃんも行儀わりぃぞ」
ピッコロ「あんなに沢山の物を飲み込むなんて……」
ピッコロ「……」パクッ
ピッコロ「うっ……げほっげほっ」
悟飯「ぴっほろはー!?はいひょふ……げほっ」
チチ「食べながら喋るからそるなるだ、ピッコロさも食べれないのに無理するから、ほら二人とも水でも飲むだ」
ピッコロ「嫌だ!俺は帰る!こいつら化け物だ!」
悟空「ふぇんひょふるはっへー」モグモグ
チチ「悟空さ、口にもの入れたまま喋るなんてはしたねぇぞ」
悟飯「ほうへふほふぉほーはー」ムシャムシャ
チチ「悟飯ちゃんも行儀わりぃぞ」
ピッコロ「あんなに沢山の物を飲み込むなんて……」
ピッコロ「……」パクッ
ピッコロ「うっ……げほっげほっ」
悟飯「ぴっほろはー!?はいひょふ……げほっ」
チチ「食べながら喋るからそるなるだ、ピッコロさも食べれないのに無理するから、ほら二人とも水でも飲むだ」
54: 2009/04/29(水) 23:06:51.49 ID:HWGoHBbFO
チチ「ピッコロさは悟飯ちゃんと同じ部屋でいいだな、今日は悟天ちゃんはブルマさの家に泊まるらしいから」
ピッコロ「だから俺は帰るんだと言っているじゃないか!」
悟飯「どこに帰るんですか?」
ピッコロ「そ、それはだな……今から探す!」
悟飯「ならうちにいたっていいじゃないですか」
悟空「ピッコロおめー記憶がねえんだろ、悟飯やおらたちと一緒にいたほうが早く思いだすんじゃねーか?」
悟飯「さすがお父さん!その通りですよ!という訳でしばらくピッコロさんをうちに住ませてもいいですよね!?」
チチ「まあピッコロさは食費がかかるわけでもねえし、それだけちっこかったら邪魔にもならねぇべ、かまわねえだよ」
ピッコロ「もう勝手にしろ……はあ」
ピッコロ「だから俺は帰るんだと言っているじゃないか!」
悟飯「どこに帰るんですか?」
ピッコロ「そ、それはだな……今から探す!」
悟飯「ならうちにいたっていいじゃないですか」
悟空「ピッコロおめー記憶がねえんだろ、悟飯やおらたちと一緒にいたほうが早く思いだすんじゃねーか?」
悟飯「さすがお父さん!その通りですよ!という訳でしばらくピッコロさんをうちに住ませてもいいですよね!?」
チチ「まあピッコロさは食費がかかるわけでもねえし、それだけちっこかったら邪魔にもならねぇべ、かまわねえだよ」
ピッコロ「もう勝手にしろ……はあ」
60: 2009/04/29(水) 23:11:28.95 ID:HWGoHBbFO
次の日
ビーデル「おはよー悟飯くん」
悟飯「おはようございますビーデルさん」
ビーデル「今日はいい天気ね」
悟飯「ですね」
ビーデル「放課後久しぶりに組み手の練習に付き合ってくれない?」
悟飯「はあ」
ビーデル「どうしたの?さっきから上の空な返事ばっかりで……って何抱き抱えてるのよ!?こ、子供?」
ビーデル「おはよー悟飯くん」
悟飯「おはようございますビーデルさん」
ビーデル「今日はいい天気ね」
悟飯「ですね」
ビーデル「放課後久しぶりに組み手の練習に付き合ってくれない?」
悟飯「はあ」
ビーデル「どうしたの?さっきから上の空な返事ばっかりで……って何抱き抱えてるのよ!?こ、子供?」
61: 2009/04/29(水) 23:13:00.78 ID:HWGoHBbFO
悟飯「ほら、あれが僕の通っている学校ですよ」
ピッコロ「うるさい離せ!オレは帰る!」
ビーデル「ご、悟飯くん……子持ちだったの?」
悟飯「違いますよ、これはかくかくしかじかでピッコロさんなんです」
ビーデル「そういえばこの顔色の悪さは……」
悟飯「じゃあ僕はそろそろ帰ります、ピッコロさんが帰りたがっているようなので」
ビーデル「ちょっと、学校はどうするのよ!それにグレートサイヤマンの活動は……」
ピッコロ「うるさい離せ!オレは帰る!」
ビーデル「ご、悟飯くん……子持ちだったの?」
悟飯「違いますよ、これはかくかくしかじかでピッコロさんなんです」
ビーデル「そういえばこの顔色の悪さは……」
悟飯「じゃあ僕はそろそろ帰ります、ピッコロさんが帰りたがっているようなので」
ビーデル「ちょっと、学校はどうするのよ!それにグレートサイヤマンの活動は……」
65: 2009/04/29(水) 23:18:40.59 ID:HWGoHBbFO
悟飯「ああ、そのことなんですけどしばらくおやすみしようと思っています」
ビーデル「な……」
悟飯「今はピッコロさんの方が大切なんで」
ビーデル「悟飯くん……」
ピッコロ「おい悟飯早く帰るぞ、人が沢山いてフカイだ」
悟飯「わかりましたピッコロさん、じゃあ行きますか!」
ヒューン
ビーデル「……」ポカーン
ビーデル「な……」
悟飯「今はピッコロさんの方が大切なんで」
ビーデル「悟飯くん……」
ピッコロ「おい悟飯早く帰るぞ、人が沢山いてフカイだ」
悟飯「わかりましたピッコロさん、じゃあ行きますか!」
ヒューン
ビーデル「……」ポカーン
66: 2009/04/29(水) 23:19:41.27 ID:HWGoHBbFO
悟飯「ただいまー」
チチ「ありゃ悟飯ちゃんもう帰ってきたのけ?」
悟飯「うんピッコロさんが人ごみが嫌だって言うからさ」
チチ「だったらおらがピッコロさのこと見ててやるだから、ほらピッコロさこっちに……」グイッ
悟飯「駄目ですよ!」
チチ「ひっ!」
ピッコロ「おい悟飯なにも怒鳴らなくても……」
悟飯「す、すみません……」
チチ「ご、悟飯ちゃんが不良になっちまっただ……」
悟飯「ちょっと出掛けて来ますね、行きましょうピッコロさん」
ピッコロ「お、おう……」
チチ「ありゃ悟飯ちゃんもう帰ってきたのけ?」
悟飯「うんピッコロさんが人ごみが嫌だって言うからさ」
チチ「だったらおらがピッコロさのこと見ててやるだから、ほらピッコロさこっちに……」グイッ
悟飯「駄目ですよ!」
チチ「ひっ!」
ピッコロ「おい悟飯なにも怒鳴らなくても……」
悟飯「す、すみません……」
チチ「ご、悟飯ちゃんが不良になっちまっただ……」
悟飯「ちょっと出掛けて来ますね、行きましょうピッコロさん」
ピッコロ「お、おう……」
67: 2009/04/29(水) 23:28:53.35 ID:HWGoHBbFO
悟飯「さてどこに行きましょうか」
ピッコロ「お、おい悟飯」
悟飯「どうしました?」
ピッコロ「そ、孫悟空だ!」
悟空「おーい!」
悟飯「お父さん!」
悟空「家に帰ったらチチが泣いてるもんだからよーおら困っちまった」
ピッコロ「泣いて……?」
悟飯「ピッコロさんは気にしなくていいんですよ」
ピッコロ「お、おい悟飯」
悟飯「どうしました?」
ピッコロ「そ、孫悟空だ!」
悟空「おーい!」
悟飯「お父さん!」
悟空「家に帰ったらチチが泣いてるもんだからよーおら困っちまった」
ピッコロ「泣いて……?」
悟飯「ピッコロさんは気にしなくていいんですよ」
68: 2009/04/29(水) 23:30:36.16 ID:HWGoHBbFO
悟空「そのピッコロのことだけどおらブルマんとこからレーダー借りてくっからドラゴンボー……ぐはぁっ!!!」バキッ
ズガーン
ピッコロ「おいあいつ何か言いかけてたぞ……?」
悟飯「いいんですよ」
ピッコロ「あいつ……動かないぞ、まさか……氏んで?」
悟飯「大丈夫ですよ、お父さんは丈夫ですから」
ピッコロ「そうなのか……」
悟空「……」
悟飯「……ピッコロさんは僕が育てるんです」
ピッコロ「?何か言ったか」
悟飯「いいえ、さて行きましょうか」
ズガーン
ピッコロ「おいあいつ何か言いかけてたぞ……?」
悟飯「いいんですよ」
ピッコロ「あいつ……動かないぞ、まさか……氏んで?」
悟飯「大丈夫ですよ、お父さんは丈夫ですから」
ピッコロ「そうなのか……」
悟空「……」
悟飯「……ピッコロさんは僕が育てるんです」
ピッコロ「?何か言ったか」
悟飯「いいえ、さて行きましょうか」
70: 2009/04/29(水) 23:34:13.48 ID:HWGoHBbFO
悟飯「うわあー懐かしいなー」
ピッコロ「なんだここは何もないぞ」
悟飯「ここは昔僕がピッコロさんに修業をつけて貰った場所なんですよ」
ピッコロ「ふーん……」
悟飯「あはは、まあ今は何も覚えていないでしょうがね」
ピッコロ「今日はここでノジュクするのか?」
悟飯「今日は家には帰れる状況じゃなさそうですからね」
ピッコロ「すまん、オレのせいで」
悟飯「いやいや!ピッコロさんはなにも悪くないですから!とりあえずたき火に使う木の枝を拾って来ますね」
ピッコロ「なんだここは何もないぞ」
悟飯「ここは昔僕がピッコロさんに修業をつけて貰った場所なんですよ」
ピッコロ「ふーん……」
悟飯「あはは、まあ今は何も覚えていないでしょうがね」
ピッコロ「今日はここでノジュクするのか?」
悟飯「今日は家には帰れる状況じゃなさそうですからね」
ピッコロ「すまん、オレのせいで」
悟飯「いやいや!ピッコロさんはなにも悪くないですから!とりあえずたき火に使う木の枝を拾って来ますね」
73: 2009/04/29(水) 23:39:19.53 ID:HWGoHBbFO
ピッコロ「なかなか戻ってこないな……こんな荒れ地に木なんてあるものなのか?」
ピッコロ「木……木……」
ピッ
カラン
ピッコロ「!?木が出てきた……!?」
ピッコロ「俺のチカラ……?」
ピッ
カラン
ピッコロ「おい悟飯!戻ってきていいぞ!ごはーん!」
?「わー……本当に小さくなっちゃってるね!」
?「悟飯さんと二人の気を感じて来たんだけど……今は一人か」
ピッコロ「木……木……」
ピッ
カラン
ピッコロ「!?木が出てきた……!?」
ピッコロ「俺のチカラ……?」
ピッ
カラン
ピッコロ「おい悟飯!戻ってきていいぞ!ごはーん!」
?「わー……本当に小さくなっちゃってるね!」
?「悟飯さんと二人の気を感じて来たんだけど……今は一人か」
75: 2009/04/29(水) 23:40:12.88 ID:HWGoHBbFO
ヒューン
タッ
ピッコロ「やっと帰って来たかごは……誰だ?」
悟天「本当にピッコロさんなの?デンデよりちっちゃーい」ヒョイッ
ピッコロ「な、なんだキサマらは」
トランクス「俺らのことまで忘れちゃったの?」ヒョイッ
ピッコロ「は、離せ!」
悟天「あーずるいよトランクスくーん!僕が抱っこするんだからー」
トランクス「へっへー!とれるもんならとってみなー!」
ヒューン
悟天「待てー!」
ヒューン
ピッコロ「お、下ろせー!
タッ
ピッコロ「やっと帰って来たかごは……誰だ?」
悟天「本当にピッコロさんなの?デンデよりちっちゃーい」ヒョイッ
ピッコロ「な、なんだキサマらは」
トランクス「俺らのことまで忘れちゃったの?」ヒョイッ
ピッコロ「は、離せ!」
悟天「あーずるいよトランクスくーん!僕が抱っこするんだからー」
トランクス「へっへー!とれるもんならとってみなー!」
ヒューン
悟天「待てー!」
ヒューン
ピッコロ「お、下ろせー!
76: 2009/04/29(水) 23:46:07.44 ID:HWGoHBbFO
悟飯「やっと戻って来れましたよ、遠くにしか木が見つからなくて……」
ドサッ
悟飯「?この木は……」
悟飯「ピッコロさんも木を探してくれたのかな……」
悟飯「そ、そういえばピッコロさんは!!?」
悟飯「ピッコロさーん!?」
悟飯「いない……」
悟飯「まさか……恐竜に食べられて……」
悟飯「!」
悟飯「今かすかだけどピッコロさんの気が……西の都だな!」
ビューン
ドサッ
悟飯「?この木は……」
悟飯「ピッコロさんも木を探してくれたのかな……」
悟飯「そ、そういえばピッコロさんは!!?」
悟飯「ピッコロさーん!?」
悟飯「いない……」
悟飯「まさか……恐竜に食べられて……」
悟飯「!」
悟飯「今かすかだけどピッコロさんの気が……西の都だな!」
ビューン
79: 2009/04/29(水) 23:56:29.17 ID:HWGoHBbFO BE:1103025757-2BP(2626)
トランクス「へい悟天パース!」
悟天「行くよトランクスくーん!」ビュン
ピッコロ「目が……回る……」
トランクス「キャーッチ!」パシッ
ピッコロ「い、いい加減にしろ!離せ!」
トランクス「はいはいもうすぐうちに着くから」
悟天「今離したら落ちちゃうよ?ピッコロさん」
トランクス「それでもいいなら……」
ピッコロ「や、辞めろ!やっぱり離すな!」
悟天「行くよトランクスくーん!」ビュン
ピッコロ「目が……回る……」
トランクス「キャーッチ!」パシッ
ピッコロ「い、いい加減にしろ!離せ!」
トランクス「はいはいもうすぐうちに着くから」
悟天「今離したら落ちちゃうよ?ピッコロさん」
トランクス「それでもいいなら……」
ピッコロ「や、辞めろ!やっぱり離すな!」
81: 2009/04/30(木) 00:00:57.47 ID:34ZzvlMaO
トランクス「たっだいまー」
悟天「お邪魔しまーす!」
ブルマ「二人ともおかえり……あら?」
ピッコロ「うう……酔った」
ブルマ「ピッコロじゃない、どうしたのよ」
トランクス「一人でいたから連れてきたんだよ、ママのいうとおり本当に小さくなってるんだね!」
ブルマ「一人?悟飯くんはどうしたのよ」
悟天「兄ちゃん?いなかったと思うけど……」
ピッコロ「悟飯……そうだ俺は悟飯を待ってたんだ!」
悟天「お邪魔しまーす!」
ブルマ「二人ともおかえり……あら?」
ピッコロ「うう……酔った」
ブルマ「ピッコロじゃない、どうしたのよ」
トランクス「一人でいたから連れてきたんだよ、ママのいうとおり本当に小さくなってるんだね!」
ブルマ「一人?悟飯くんはどうしたのよ」
悟天「兄ちゃん?いなかったと思うけど……」
ピッコロ「悟飯……そうだ俺は悟飯を待ってたんだ!」
82: 2009/04/30(木) 00:01:42.35 ID:34ZzvlMaO
ピッコロ「オレは戻るからな」
トランクス「えーうちで遊ぼーよ」
悟天「それにあんなとこまでどうやって行くのさ」
ピッコロ「そ、それは……俺も飛べばいいんだ!」
ピッコロ「うぬぬぬぬ」
トランクス「そんな簡単に飛べるようになんて……」
ピッコロ「ずあっ!!」ふわり
悟天「う、浮いた!!」
ピッコロ「き、キサマらと一緒にするな……カンタンじゃないか……はあはあ」ふわふわ
トランクス「えーうちで遊ぼーよ」
悟天「それにあんなとこまでどうやって行くのさ」
ピッコロ「そ、それは……俺も飛べばいいんだ!」
ピッコロ「うぬぬぬぬ」
トランクス「そんな簡単に飛べるようになんて……」
ピッコロ「ずあっ!!」ふわり
悟天「う、浮いた!!」
ピッコロ「き、キサマらと一緒にするな……カンタンじゃないか……はあはあ」ふわふわ
83: 2009/04/30(木) 00:03:00.98 ID:34ZzvlMaO
トランクス「待てー!!」
ピッコロ「わっ!?」
ブルマ「こらこらー!家の中で暴れないでよ!!」
悟天「逃がすもんかー」
ピッコロ「くそっ!」ヒューン
トランクス「悟天はそっちから行け!」
悟天「りょーかい!」
ピッコロ「挟まれた……こっちだ!!」カチャ
トランクス「あ、あ……」
悟天「どうしたの?トランクスくん」
トランクス「あの部屋はまずい……!」
ピッコロ「わっ!?」
ブルマ「こらこらー!家の中で暴れないでよ!!」
悟天「逃がすもんかー」
ピッコロ「くそっ!」ヒューン
トランクス「悟天はそっちから行け!」
悟天「りょーかい!」
ピッコロ「挟まれた……こっちだ!!」カチャ
トランクス「あ、あ……」
悟天「どうしたの?トランクスくん」
トランクス「あの部屋はまずい……!」
85: 2009/04/30(木) 00:06:09.18 ID:34ZzvlMaO
ヒューン
ピッコロ「ここは……なんの部屋だ?」
ベジータ「おいトランクス部屋に入る時はノックをしろと……!?」
ピッコロ「だ、誰だ!」
ベジータ「それはこっちの台詞だ」
ピッコロ「オレは……えーと、ピッコロだ!」
ベジータ「ピッコロ……?ふん、あのナメック星人がそんなにチビなわけあるまい」
ピッコロ「チビっていうな!お前だって悟飯や孫悟空より小さいだろう!」
ベジータ「なんだと……」
ピッコロ「ここは……なんの部屋だ?」
ベジータ「おいトランクス部屋に入る時はノックをしろと……!?」
ピッコロ「だ、誰だ!」
ベジータ「それはこっちの台詞だ」
ピッコロ「オレは……えーと、ピッコロだ!」
ベジータ「ピッコロ……?ふん、あのナメック星人がそんなにチビなわけあるまい」
ピッコロ「チビっていうな!お前だって悟飯や孫悟空より小さいだろう!」
ベジータ「なんだと……」
86: 2009/04/30(木) 00:07:09.24 ID:34ZzvlMaO
トランクス「あーなんだか恐ろしい気を感じる……パパとピッコロさん喧嘩してないといいけど」
悟天「もともと仲良くなかったからねあの二人……あれ?」
トランクス「どうした、悟天?」
悟天「なんだかあっちの方からもすさまじい気が近づいてきているような……」
トランクス「……本当だ」
ブルマ「あら、いらっしゃい」
?「すみません、突然お邪魔して」
ブルマ「いいわよ、ピッコロを迎えに来たんでしょう悟飯くん」
悟飯「はい」
悟天「もともと仲良くなかったからねあの二人……あれ?」
トランクス「どうした、悟天?」
悟天「なんだかあっちの方からもすさまじい気が近づいてきているような……」
トランクス「……本当だ」
ブルマ「あら、いらっしゃい」
?「すみません、突然お邪魔して」
ブルマ「いいわよ、ピッコロを迎えに来たんでしょう悟飯くん」
悟飯「はい」
89: 2009/04/30(木) 00:09:46.09 ID:34ZzvlMaO
悟天「兄ちゃんだ……!」
トランクス「やっべーなんか怒ってる気を感じる……」
悟天「やっぱり黙って連れて来たのが悪かったんだよー」
トランクス「謝るか……?」
悟天「今はそれより……」
ヒューン
トランクス「わかった」
ヒューン
トランクス「やっべーなんか怒ってる気を感じる……」
悟天「やっぱり黙って連れて来たのが悪かったんだよー」
トランクス「謝るか……?」
悟天「今はそれより……」
ヒューン
トランクス「わかった」
ヒューン
90: 2009/04/30(木) 00:11:00.73 ID:34ZzvlMaO
悟飯「ピッコロさんは……ここだな」コンコンッ
ガチャ
ピッコロ「離せ!離せ!」
ベジータ「黙れ、このまま外に放り投げてやる!」
悟飯「ベジータさん」
ベジータ「な、貴様!何故ここに!」
ピッコロ「ご、悟飯!助けろ、こいつが……こいつが!」
ガチャ
ピッコロ「離せ!離せ!」
ベジータ「黙れ、このまま外に放り投げてやる!」
悟飯「ベジータさん」
ベジータ「な、貴様!何故ここに!」
ピッコロ「ご、悟飯!助けろ、こいつが……こいつが!」
93: 2009/04/30(木) 00:12:56.36 ID:34ZzvlMaO
悟飯「ノックはしましたよ、それより」
悟飯「小さい子を拉致した上に部屋に連れ込んで何をしてるんですか」
ベジータ「ち、違うこいつが勝手はうっ!!」ドガーン
ブルマ「壁の崩れる音が……」
悟飯「小さい子を拉致した上に部屋に連れ込んで何をしてるんですか」
ベジータ「ち、違うこいつが勝手はうっ!!」ドガーン
ブルマ「壁の崩れる音が……」
95: 2009/04/30(木) 00:14:56.15 ID:34ZzvlMaO
悟飯「大丈夫ですかピッコロさん」
ピッコロ「お、おう……」
トランクス「あ、あれ悟飯さんたちじゃねーの?」
悟天「あっちに飛んでいったのはトランクスくんのお父さんじゃ……」
トランクス「パパー!!」
ヒューン
悟天「トランクスくん……僕も兄ちゃんたちの所に行こう」
ヒューン
ピッコロ「お、おう……」
トランクス「あ、あれ悟飯さんたちじゃねーの?」
悟天「あっちに飛んでいったのはトランクスくんのお父さんじゃ……」
トランクス「パパー!!」
ヒューン
悟天「トランクスくん……僕も兄ちゃんたちの所に行こう」
ヒューン
97: 2009/04/30(木) 00:16:15.22 ID:34ZzvlMaO
悟天「兄ちゃーん!」
悟飯「悟天じゃないか、偶然だな」
悟天「う、うんそうだね!」
ピッコロ「悟飯!こいつだ、こいつがオむぐむぐー」
ヒョイッ
悟天「う、うわー小さくなったピッコロさんって可愛いねー!家まで僕が抱っこしてってもいーい?」
悟飯「いいけど……落とさないように気をつけてくれよ」
悟天「はーい!」
ピッコロ「むぐむぐー」
悟天「ピッコロさん、世の中には知らない方がいいことっていうものがあるんだよ」ヒソヒソ
ピッコロ「そ、そうなのか……」
悟飯「?」
悟飯「悟天じゃないか、偶然だな」
悟天「う、うんそうだね!」
ピッコロ「悟飯!こいつだ、こいつがオむぐむぐー」
ヒョイッ
悟天「う、うわー小さくなったピッコロさんって可愛いねー!家まで僕が抱っこしてってもいーい?」
悟飯「いいけど……落とさないように気をつけてくれよ」
悟天「はーい!」
ピッコロ「むぐむぐー」
悟天「ピッコロさん、世の中には知らない方がいいことっていうものがあるんだよ」ヒソヒソ
ピッコロ「そ、そうなのか……」
悟飯「?」
99: 2009/04/30(木) 00:17:07.81 ID:34ZzvlMaO
悟飯「た、ただいまー……」
悟天「ただいまー!」
チチ「おかえり悟天ちゃん、ちゃんと学校でお勉強してきただか?」
悟天「うん!」
チチ「そうかおめえさはいい子だなー」
悟飯「あ、あの……母さん……」
チチ「何しに帰ってきただ!この不良息子!」
悟飯「……」
チチ「学校はサボるし父親に暴力は奮うし……とんでもねえ奴だ!」
ピッコロ「ま、まて!」
悟飯「ピッコロさん……?」
悟天「ただいまー!」
チチ「おかえり悟天ちゃん、ちゃんと学校でお勉強してきただか?」
悟天「うん!」
チチ「そうかおめえさはいい子だなー」
悟飯「あ、あの……母さん……」
チチ「何しに帰ってきただ!この不良息子!」
悟飯「……」
チチ「学校はサボるし父親に暴力は奮うし……とんでもねえ奴だ!」
ピッコロ「ま、まて!」
悟飯「ピッコロさん……?」
100: 2009/04/30(木) 00:17:52.97 ID:34ZzvlMaO
ピッコロ「悟飯は全部オレのために……悪いのは俺だ、すまない」
チチ「ピッ、ピッコロさが謝ることじゃねえだ」
ピッコロ「悟飯はちゃんとガッコウにいく、もう孫悟空を殴らない、そうすれば許してやるか?」
悟飯「ピッコロさん……」
チチ「ま、まあ今まで通りのいい子に戻ってくれるんだったら……」
ピッコロ「そうか!よかったな悟飯!」
悟飯「あ、ありがとうございます!」
チチ「ピッ、ピッコロさが謝ることじゃねえだ」
ピッコロ「悟飯はちゃんとガッコウにいく、もう孫悟空を殴らない、そうすれば許してやるか?」
悟飯「ピッコロさん……」
チチ「ま、まあ今まで通りのいい子に戻ってくれるんだったら……」
ピッコロ「そうか!よかったな悟飯!」
悟飯「あ、ありがとうございます!」
102: 2009/04/30(木) 00:19:04.54 ID:34ZzvlMaO
数日後
悟飯「行ってきまーす!」
チチ「頑張ってくるだよー、今日もちゃんと学校にいっただな」
ピッコロ「おいチチ、この食器はどこにしまうんだ?」
チチ「それはあっちの棚に頼むだ、……」
ピッコロ「おう!」ふわふわ
チチ「……あの、ピッコロさ」
ピッコロ「なんだ?」
チチ「そろそろ、出て行って欲しいんだ」
ピッコロ「え」カシャーン
悟飯「行ってきまーす!」
チチ「頑張ってくるだよー、今日もちゃんと学校にいっただな」
ピッコロ「おいチチ、この食器はどこにしまうんだ?」
チチ「それはあっちの棚に頼むだ、……」
ピッコロ「おう!」ふわふわ
チチ「……あの、ピッコロさ」
ピッコロ「なんだ?」
チチ「そろそろ、出て行って欲しいんだ」
ピッコロ「え」カシャーン
104: 2009/04/30(木) 00:20:03.03 ID:34ZzvlMaO
チチ「別におらたちはおめえさのことが嫌いになった訳じゃねえんだ」
チチ「だけど……最近の悟飯ちゃんを見ているとピッコロさにべったりで学校が終わると飛んで帰ってくる」
ピッコロ「……」
チチ「ガールフレンドの話もまったく聞かなくなってしまっただ」
チチ「なんだか悟飯ちゃんが変わってしまったようで怖いんだべ」
ピッコロ「わ、わかった……」
チチ「あっちの方角にいくとピッコロさが住んでた神殿があるから……」
チチ「だけど……最近の悟飯ちゃんを見ているとピッコロさにべったりで学校が終わると飛んで帰ってくる」
ピッコロ「……」
チチ「ガールフレンドの話もまったく聞かなくなってしまっただ」
チチ「なんだか悟飯ちゃんが変わってしまったようで怖いんだべ」
ピッコロ「わ、わかった……」
チチ「あっちの方角にいくとピッコロさが住んでた神殿があるから……」
106: 2009/04/30(木) 00:22:35.31 ID:34ZzvlMaO
悟飯「あー早く授業終わらないかなー」
ビーデル「おはよう悟飯くん」
悟飯「あ……、おはようございます」
ビーデル「……ピッコロさんの様子はどうなの?」
悟飯「ピッコロさんですか!ピッコロさんは最近ではすっかり舞空術をマスターしたようでうんたらかんたら……」
ビーデル「おはよう悟飯くん」
悟飯「あ……、おはようございます」
ビーデル「……ピッコロさんの様子はどうなの?」
悟飯「ピッコロさんですか!ピッコロさんは最近ではすっかり舞空術をマスターしたようでうんたらかんたら……」
107: 2009/04/30(木) 00:23:22.92 ID:34ZzvlMaO
ビーデル「……」
悟飯「それでお母さんのお手伝いまでするようになったんですよ!偉いでしょう!」
ビーデル「……そうだね」
悟飯「そうなんですよーあはは!」
ビーデル「でも……私はもうちょっと待ってみるからね……じゃ」
悟飯「?は、はい……」
悟飯「……」
悟飯「あー早く帰ってピッコロさんと修行したいなー!!」
悟飯「それでお母さんのお手伝いまでするようになったんですよ!偉いでしょう!」
ビーデル「……そうだね」
悟飯「そうなんですよーあはは!」
ビーデル「でも……私はもうちょっと待ってみるからね……じゃ」
悟飯「?は、はい……」
悟飯「……」
悟飯「あー早く帰ってピッコロさんと修行したいなー!!」
108: 2009/04/30(木) 00:24:28.80 ID:34ZzvlMaO
ピッコロ「……」テクテク
ピッコロ「……」テクテク
ピッコロ「……遠いな」
ピッコロ「少し休憩しよう」
ピッコロ「……」
ピッコロ「悟飯のため、か……」
ピッコロ「こ、これでいいんだ!俺は大魔王の生まれ変わり!人間なんかと一緒に暮らすなんてとんでもない!」
ピッコロ「清々しているくらいだ!うーはっはっはっは!」
ピッコロ「はっはっは……」
ピッコロ「……歩こう」テクテク
ピッコロ「……」テクテク
ピッコロ「……遠いな」
ピッコロ「少し休憩しよう」
ピッコロ「……」
ピッコロ「悟飯のため、か……」
ピッコロ「こ、これでいいんだ!俺は大魔王の生まれ変わり!人間なんかと一緒に暮らすなんてとんでもない!」
ピッコロ「清々しているくらいだ!うーはっはっはっは!」
ピッコロ「はっはっは……」
ピッコロ「……歩こう」テクテク
109: 2009/04/30(木) 00:25:15.96 ID:34ZzvlMaO
ピッコロ「しかしいつになったら着くんだろうな」
ドドドドド
ピッコロ「チチもいい加減なやつだ、あっちに行けば塔があるからそれを登れとしかいわないなんて」
ドドドドド
ピッコロ「それにさっきからなんだこの音は?地震か?」
ドドドドド
恐竜「ギャオー」
ドドドドド
ピッコロ「う、うわあああ!」
ドドドドド
ピッコロ「チチもいい加減なやつだ、あっちに行けば塔があるからそれを登れとしかいわないなんて」
ドドドドド
ピッコロ「それにさっきからなんだこの音は?地震か?」
ドドドドド
恐竜「ギャオー」
ドドドドド
ピッコロ「う、うわあああ!」
111: 2009/04/30(木) 00:25:56.18 ID:34ZzvlMaO
ピッコロ「ご、ごはっ……ちくしょう!!」タッタッタッ
ドドドドド
恐竜「ギャオー」
ピッコロ「うわっ!」バタッ
ドドドドド
ピッコロ「オ、オレは美味くないぞ!まずいぞ!」
恐竜「ギャオー」
ピッコロ「ひっ!」
ピッコロ「……」
ドシーン
ピッコロ「……え?」
?「なんか見たことある顔してるなお前」
ドドドドド
恐竜「ギャオー」
ピッコロ「うわっ!」バタッ
ドドドドド
ピッコロ「オ、オレは美味くないぞ!まずいぞ!」
恐竜「ギャオー」
ピッコロ「ひっ!」
ピッコロ「……」
ドシーン
ピッコロ「……え?」
?「なんか見たことある顔してるなお前」
116: 2009/04/30(木) 00:28:44.06 ID:34ZzvlMaO
17号「わかった!お前ピッコロとかいうやつに似てるんだ!お前あいつの子供か?」
ピッコロ「オレがピッコロだけど、お前なんか知らないぞ!オレはかくかくしかじかでキオクソーシツとかいうものらしいからな」
17号「あのブルマとかいう奴ならそんな薬くらい簡単に作りそうだからな、納得」
ピッコロ「あ、あのだな……」
17号「なんだ?」
ピッコロ「た、助けてくれてありがとう……」
17号「ククッ……ハハ!」
ピッコロ「な、なにがおかしい!!」
ピッコロ「オレがピッコロだけど、お前なんか知らないぞ!オレはかくかくしかじかでキオクソーシツとかいうものらしいからな」
17号「あのブルマとかいう奴ならそんな薬くらい簡単に作りそうだからな、納得」
ピッコロ「あ、あのだな……」
17号「なんだ?」
ピッコロ「た、助けてくれてありがとう……」
17号「ククッ……ハハ!」
ピッコロ「な、なにがおかしい!!」
118: 2009/04/30(木) 00:30:45.58 ID:34ZzvlMaO
17号「いや、あんたってそんなキャラだったかなって思って」
ピッコロ「悪いか」
17号「いやいーんじゃないの、子供は素直なほうが」
ピッコロ「ふんっ!じゃあオレは行くからな」テクテク
17号「どこに」テクテク
ピッコロ「神殿」テクテク
17号「へー」テクテク
ピッコロ「なんでついて来るんだ」テクテク
17号「暇だから」テクテク
ピッコロ「悪いか」
17号「いやいーんじゃないの、子供は素直なほうが」
ピッコロ「ふんっ!じゃあオレは行くからな」テクテク
17号「どこに」テクテク
ピッコロ「神殿」テクテク
17号「へー」テクテク
ピッコロ「なんでついて来るんだ」テクテク
17号「暇だから」テクテク
120: 2009/04/30(木) 00:31:43.09 ID:34ZzvlMaO
ピッコロ「ほっといてくれ」テクテク
17号「だってお前神殿って凄い空高くにあるんだぞ」テクテク
ピッコロ「飛べるから大丈夫」テクテク
17号「すごくすごく高いらしいぞ、あんな恐竜も倒せないやつがそんなに飛べるか?」テクテク
ピッコロ「……そんなに高いのか?」ピタッ
17号「そうらしい」
ピッコロ「……」
17号「雲よりもずっと上だぞ、行けそうか」
ピッコロ「頑張ってみる」テクテク
17号「……」ヒョイッ
ピッコロ「な、なんだよ!?」
17号「歩くの疲れた、飛んでく」
ピッコロ「なんでオレまでうわああああ」
ヒューン
17号「だってお前神殿って凄い空高くにあるんだぞ」テクテク
ピッコロ「飛べるから大丈夫」テクテク
17号「すごくすごく高いらしいぞ、あんな恐竜も倒せないやつがそんなに飛べるか?」テクテク
ピッコロ「……そんなに高いのか?」ピタッ
17号「そうらしい」
ピッコロ「……」
17号「雲よりもずっと上だぞ、行けそうか」
ピッコロ「頑張ってみる」テクテク
17号「……」ヒョイッ
ピッコロ「な、なんだよ!?」
17号「歩くの疲れた、飛んでく」
ピッコロ「なんでオレまでうわああああ」
ヒューン
122: 2009/04/30(木) 00:33:08.63 ID:34ZzvlMaO
ヒューン
タッ
17号「着いたぞ」
ピッコロ「も、持つならちゃんともってくれ……落ちるかと思っただろ!」
17号「悪い、子供にはちょっと怖かったか」
ピッコロ「こ、怖くはなかったぞ!」
17号「はいはい、それよりほら、上るんだろう?」
ピッコロ「あそこが神殿か?」
17号「いや、もっともっと上だ」
ピッコロ「……今日はやめておく」
17号「ははっ、やっぱり無理なのか」
ピッコロ「そ、そのうちやってやる」
17号「ほら行くぞ」ヒョイッ
ヒューン
タッ
17号「着いたぞ」
ピッコロ「も、持つならちゃんともってくれ……落ちるかと思っただろ!」
17号「悪い、子供にはちょっと怖かったか」
ピッコロ「こ、怖くはなかったぞ!」
17号「はいはい、それよりほら、上るんだろう?」
ピッコロ「あそこが神殿か?」
17号「いや、もっともっと上だ」
ピッコロ「……今日はやめておく」
17号「ははっ、やっぱり無理なのか」
ピッコロ「そ、そのうちやってやる」
17号「ほら行くぞ」ヒョイッ
ヒューン
124: 2009/04/30(木) 00:35:36.14 ID:34ZzvlMaO
ヒューン
17号「まだ着かないのか……遠い、寒い」
ヒューン
ピッコロ「だらし無いぞ、お前オレは全然ヘーキだ!」
ヒューン
17号「……落としていいか?」
ヒューン
ピッコロ「だ、駄目だ!すまん!」
ヒューン
17号「ばーか冗談だよ冗談」
ヒューン
ピッコロ「だ、騙したな!」
ヒューン
17号「まだ着かないのか……遠い、寒い」
ヒューン
ピッコロ「だらし無いぞ、お前オレは全然ヘーキだ!」
ヒューン
17号「……落としていいか?」
ヒューン
ピッコロ「だ、駄目だ!すまん!」
ヒューン
17号「ばーか冗談だよ冗談」
ヒューン
ピッコロ「だ、騙したな!」
ヒューン
126: 2009/04/30(木) 00:37:34.64 ID:34ZzvlMaO
悟飯「ただいまーピッコロさーん!!!」
チチ「お、おかえり悟飯ちゃん……」
悟飯「……ピッコロさんは?」
チチ「ちょ、ちょっとお散歩に……」
悟飯「……嘘だ、ピッコロさんはどこにいるんですか!?」
チチ「……神殿に帰るって言ってただ……」
悟飯「お母さんが教えたんですね、ピッコロさんは神殿のことなんて知らないはずだ!!」
チチ「お、おらは悟飯ちゃんのことを思って……!」
悟飯「……探してきます、ピッコロさんに何かあったら……」
ヒューン
チチ「お、おかえり悟飯ちゃん……」
悟飯「……ピッコロさんは?」
チチ「ちょ、ちょっとお散歩に……」
悟飯「……嘘だ、ピッコロさんはどこにいるんですか!?」
チチ「……神殿に帰るって言ってただ……」
悟飯「お母さんが教えたんですね、ピッコロさんは神殿のことなんて知らないはずだ!!」
チチ「お、おらは悟飯ちゃんのことを思って……!」
悟飯「……探してきます、ピッコロさんに何かあったら……」
ヒューン
128: 2009/04/30(木) 00:38:39.79 ID:34ZzvlMaO
ヒューン
17号「おっ」
ピッコロ「つ、ついた……?」
タッ
ピッコロ「ここが……神殿」
ミスターポポ「神様、ピッコロきた」
ピッコロ「な、なんだお前は!?」
デンデ「ああ、やっと帰って来てくれましたか……こんなに小さくなってしまって……」
ピッコロ「だ、誰なんだ?」
デンデ「記憶が無いんでしたね、私は地球の神をしているデンデです」
ミスターポポ「ミスターポポ、神様の付き人」
ピッコロ「神……」
デンデ「おかえりなさい、ピッコロさん」
ピッコロ「た、ただいま……」
17号「おっ」
ピッコロ「つ、ついた……?」
タッ
ピッコロ「ここが……神殿」
ミスターポポ「神様、ピッコロきた」
ピッコロ「な、なんだお前は!?」
デンデ「ああ、やっと帰って来てくれましたか……こんなに小さくなってしまって……」
ピッコロ「だ、誰なんだ?」
デンデ「記憶が無いんでしたね、私は地球の神をしているデンデです」
ミスターポポ「ミスターポポ、神様の付き人」
ピッコロ「神……」
デンデ「おかえりなさい、ピッコロさん」
ピッコロ「た、ただいま……」
130: 2009/04/30(木) 00:40:16.79 ID:34ZzvlMaO
デンデ「まあ地上の様子はだいたいみていたんですけどね、ご無事で何よりです」
17号「へー神様ってそんな便利なことができるのか、なあ俺でも神様ってなれるのかな?」
デンデ「あなたは確か17号さん、ピッコロさんを送り届けてくれたこと感謝します」
17号「別に暇だったからいーけどさ、それより俺も神様になれるの?」
デンデ「そ、それは人造人間の神は前例がないのでなんとも……」
17号「だって俺元人間だったし」
デンデ「え、えーと……」
17号「へー神様ってそんな便利なことができるのか、なあ俺でも神様ってなれるのかな?」
デンデ「あなたは確か17号さん、ピッコロさんを送り届けてくれたこと感謝します」
17号「別に暇だったからいーけどさ、それより俺も神様になれるの?」
デンデ「そ、それは人造人間の神は前例がないのでなんとも……」
17号「だって俺元人間だったし」
デンデ「え、えーと……」
131: 2009/04/30(木) 00:41:03.51 ID:34ZzvlMaO
ミスターポポ「神様、まずい、孫悟飯来る」
ピッコロ「悟飯……!?」
デンデ「どうしますかピッコロさん」
ピッコロ「お、俺は悟飯には会いたくない……」
デンデ「そうですね、最近の彼はピッコロさんに固執し過ぎているようですから……」
17号「え、なになに?なんの話?」
ミスターポポ「人造人間、お前少し黙れ」
ピッコロ「悟飯……!?」
デンデ「どうしますかピッコロさん」
ピッコロ「お、俺は悟飯には会いたくない……」
デンデ「そうですね、最近の彼はピッコロさんに固執し過ぎているようですから……」
17号「え、なになに?なんの話?」
ミスターポポ「人造人間、お前少し黙れ」
132: 2009/04/30(木) 00:42:04.52 ID:34ZzvlMaO
デンデ「少し会わないでいたほうがよいみたいですね」
ピッコロ「でも悟飯はキとかいう奴を使って探すから……」
デンデ「大丈夫、僕にいい考えがありますよ」
ピッコロ「本当か!?」
デンデ「ええ少しだけ準備が必要になりますが」
17号「なになに、どんな方法だって?」
ミスターポポ「お前結構しつこい」
ピッコロ「でも悟飯はキとかいう奴を使って探すから……」
デンデ「大丈夫、僕にいい考えがありますよ」
ピッコロ「本当か!?」
デンデ「ええ少しだけ準備が必要になりますが」
17号「なになに、どんな方法だって?」
ミスターポポ「お前結構しつこい」
136: 2009/04/30(木) 00:44:45.08 ID:34ZzvlMaO
ヒューン
悟飯「ピッコロさん……」
ヒューン
悟飯「なんでお母さんの言葉を鵜呑みにして出ていってしまったんだろう……」
ヒューン
悟飯「いやピッコロさんのことだ、きっと僕のためだ、とか言われてそれを信じたんだ……」
ヒューン
悟飯「もうすぐだ」
ヒューン
シュッ
悟飯「ピッコロさん……」
ヒューン
悟飯「なんでお母さんの言葉を鵜呑みにして出ていってしまったんだろう……」
ヒューン
悟飯「いやピッコロさんのことだ、きっと僕のためだ、とか言われてそれを信じたんだ……」
ヒューン
悟飯「もうすぐだ」
ヒューン
シュッ
137: 2009/04/30(木) 00:45:26.94 ID:34ZzvlMaO
タッ
悟飯「こんにちはデンデ」
デンデ「こんにちは悟飯さん」
悟飯「ピッコロさん来なかったかな……いや、来たよね」
デンデ「ええ、来ていました、よ」
悟飯「いました……?」
ミスターポポ「ピッコロきた、だけどもういない」
悟飯「どういうこと……?」
悟飯「こんにちはデンデ」
デンデ「こんにちは悟飯さん」
悟飯「ピッコロさん来なかったかな……いや、来たよね」
デンデ「ええ、来ていました、よ」
悟飯「いました……?」
ミスターポポ「ピッコロきた、だけどもういない」
悟飯「どういうこと……?」
139: 2009/04/30(木) 00:47:39.54 ID:34ZzvlMaO
デンデ「わかりませんか?」
悟飯「……え?」
デンデ「……」
悟飯「この感じ……まさか……同化……したとか?」
デンデ「……ピッコロさんは悟飯さんに会いたくないと言っていました」
悟飯「嘘だ!!」
デンデ「本当です」
悟飯「その……元には……戻れるの?」
デンデ「僕の知る限りでは同化した二人が別れるという前例はないようですね」
悟飯「そんな……」
デンデ「ピッコロさんと先代神様の場合は一人が二人に別れるというものでしたし」
悟飯「……え?」
デンデ「……」
悟飯「この感じ……まさか……同化……したとか?」
デンデ「……ピッコロさんは悟飯さんに会いたくないと言っていました」
悟飯「嘘だ!!」
デンデ「本当です」
悟飯「その……元には……戻れるの?」
デンデ「僕の知る限りでは同化した二人が別れるという前例はないようですね」
悟飯「そんな……」
デンデ「ピッコロさんと先代神様の場合は一人が二人に別れるというものでしたし」
142: 2009/04/30(木) 00:51:18.04 ID:34ZzvlMaO
デンデ「ピッコロさんは自分のことは忘れて悟飯さんには悟飯さんの人生を生きるように、と言っていました」
悟飯「はは、あの人はいつもそうだった……自分のことよりも僕のことを思ってくれて……」
デンデ「そしてこれを残して行きましたよ」
悟飯「これは……ピッコロさんの腕……?」
デンデ「ええ」
悟飯「これを僕に……もしかしてピッコロさんは……」
悟飯「僕との約束を覚えていてくれた……?」
デンデ「そうかもしれませんね、記憶が消えたと言っても完璧ではなかったのかもしれないです」
悟飯「あんな、些細なことを……はは」
悟飯「はは、あの人はいつもそうだった……自分のことよりも僕のことを思ってくれて……」
デンデ「そしてこれを残して行きましたよ」
悟飯「これは……ピッコロさんの腕……?」
デンデ「ええ」
悟飯「これを僕に……もしかしてピッコロさんは……」
悟飯「僕との約束を覚えていてくれた……?」
デンデ「そうかもしれませんね、記憶が消えたと言っても完璧ではなかったのかもしれないです」
悟飯「あんな、些細なことを……はは」
143: 2009/04/30(木) 00:52:04.36 ID:34ZzvlMaO
精神と時の部屋
17号「しかし神様も考えたねー合体?だっけ、したふりをしてごまかそうだなんて」
ピッコロ「同化だ、しかしオレの腕を持ったくらいで悟飯をごまかせたのか……、目くらまし程度にはなるかと思ったんだが」
17号「駄目だったとしてもここにいれば気は探れないんだろう」
ピッコロ「だとしても時間の問題じゃないか!」
17号「じゃあ入り口壊しちゃおうか」
ピッコロ「何言ってるんだ!そもそもなんでお前までここに来るんだ!」
17号「暇だから?」
17号「しかし神様も考えたねー合体?だっけ、したふりをしてごまかそうだなんて」
ピッコロ「同化だ、しかしオレの腕を持ったくらいで悟飯をごまかせたのか……、目くらまし程度にはなるかと思ったんだが」
17号「駄目だったとしてもここにいれば気は探れないんだろう」
ピッコロ「だとしても時間の問題じゃないか!」
17号「じゃあ入り口壊しちゃおうか」
ピッコロ「何言ってるんだ!そもそもなんでお前までここに来るんだ!」
17号「暇だから?」
144: 2009/04/30(木) 00:53:03.16 ID:34ZzvlMaO
ピッコロ「ここにいたら余計に暇だろう?出て行けばいいじゃないか」
17号「いいの?俺口が軽いからつい喋っちゃうかもよ、チビッコロさんはここにいるって」
ピッコロ「だ、誰がチビッコロだ!キサマ!頃してやる」
17号「ひゃー怖い怖い!その前にちぎった腕を治したら」
ピッコロ「い、今からやるところだ!!」
17号「いいの?俺口が軽いからつい喋っちゃうかもよ、チビッコロさんはここにいるって」
ピッコロ「だ、誰がチビッコロだ!キサマ!頃してやる」
17号「ひゃー怖い怖い!その前にちぎった腕を治したら」
ピッコロ「い、今からやるところだ!!」
147: 2009/04/30(木) 00:59:48.80 ID:flcOehTiP
ミスターポポ「神様、悟飯神殿から大分離れた」
デンデ「そうですね」
ミスターポポ「だけどちょっと覗いたらピッコロたち妙に楽しそうにしてる」
デンデ「時間を見ると部屋の中では結構な日数が経っているみたいですけどね……」
デンデ「もういっそこのままにしておきましょうか、三年分くらい放っておけばピッコロさんも大人になるでしょうし」
ミスターポポ「それ名案、だけど神様記憶はどうする」
デンデ「記憶なんて曖昧なものです、ピッコロさんがどうしても思い出したいというならドラゴンボールを使いましょう」
ミスターポポ「そうか、それいいな」
デンデ「神とは本来見守るものなのだと僕は思います、干渉するのはここまでにして置きましょうか」
デンデ「そうですね」
ミスターポポ「だけどちょっと覗いたらピッコロたち妙に楽しそうにしてる」
デンデ「時間を見ると部屋の中では結構な日数が経っているみたいですけどね……」
デンデ「もういっそこのままにしておきましょうか、三年分くらい放っておけばピッコロさんも大人になるでしょうし」
ミスターポポ「それ名案、だけど神様記憶はどうする」
デンデ「記憶なんて曖昧なものです、ピッコロさんがどうしても思い出したいというならドラゴンボールを使いましょう」
ミスターポポ「そうか、それいいな」
デンデ「神とは本来見守るものなのだと僕は思います、干渉するのはここまでにして置きましょうか」
149: 2009/04/30(木) 01:01:30.91 ID:flcOehTiP BE:1103025375-2BP(2626)
17号「ぜんっぜん呼びこないなー今何日目?」
ピッコロ「さっきも知らんといっただろうが」
17号「だってピッコロ瞑想してばっかりで暇だから」
ピッコロ「だからとっとと出ていけと行っているじゃないか!」
17号「ふーん、じゃあそろそろ行こうかな……あ」
ピッコロ「どうした」
17号「扉なくなってる」
おわる
ピッコロ「さっきも知らんといっただろうが」
17号「だってピッコロ瞑想してばっかりで暇だから」
ピッコロ「だからとっとと出ていけと行っているじゃないか!」
17号「ふーん、じゃあそろそろ行こうかな……あ」
ピッコロ「どうした」
17号「扉なくなってる」
おわる
150: 2009/04/30(木) 01:03:10.80 ID:flcOehTiP BE:945450656-2BP(2626)
なんだか眠すぎて名前間違うとかもう駄目です。
フリーザの次に大好きな悟飯ちゃんはいつもおかしいです。
お付き合い感謝です。
151: 2009/04/30(木) 01:03:18.70 ID:4UbtgiM1O
ちょwwおわるなwwww
153: 2009/04/30(木) 01:03:41.65 ID:G4275UMxO
>>1乙
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