1: 2009/05/16(土) 15:37:26.45 ID:gxW4gZ590
エイラ「バ、バルクホルン大尉!?」

ゲルト「サーニャの体調はどうだ?」

エイラ「ね…熱は大分下がってきてるんダナ!」

ゲルト「そうか…それはよかった。お前は今日もずっとサーニャの看病してたのか?」

エイラ「た、隊長からも頼まれたからナ」

ゲルト「そうか…」

4: 2009/05/16(土) 15:42:49.63 ID:gxW4gZ590
ゲルト(エイラとサーニャは仲が良い。そう、ただの友達だ。二人はただの親友だ。)

ゲルト「エイラは本当にサーニャと仲が良いな。」

エイラ「お…同じ雪国出身だからナ!」

ゲルト「まるで恋人みたいだ…」

エイラ「!///そっそんな事はないんダナ!」

ゲルト「……そうか」

6: 2009/05/16(土) 15:46:16.05 ID:gxW4gZ590
ゲルト(エイラは明らかにサーニャの事が好きだ。サーニャはエイラのことをどう思っているんだろう?)

ゲルト「まぁサーニャの事は任せたぞ。」

エイラ「了解ダナ!」


8: 2009/05/16(土) 15:50:05.19 ID:gxW4gZ590
エーリカ「トゥルーデっ!」

ゲルト「うわっ!ハルトマン?」

エーリカ「そんなに吃驚しないでよ~!どしたっ?何かあったの?」

ゲルト(そういえばエーリカはサーニャと仲良かったよな)

ゲルト「なぁ、お前サーニャと仲良かったよな?」

エーリカ「?うん。それがどうかした?」


12: 2009/05/16(土) 15:54:01.46 ID:gxW4gZ590
ゲルト「いや、そういえばサーニャは風邪で体調崩してたなって…」

エーリカ「うん…」

ゲルト「?エイラも心配してたな」

エーリカ「エイラが…ね…」

ゲルト「エーリカ?」

エーリカ「ううん!何でも無いよ~。早くよくなるといいね!」

ゲルト「ああ・・・」

13: 2009/05/16(土) 15:55:52.66 ID:gxW4gZ590
エーリカ「ねぇトゥルーデ!」

ゲルト「どうした?」

エーリカ「一緒にサーニャのお見舞いに行こうよ!」

ゲルト「?あぁ。行ってみるか。丁度さっきエイラがご飯もって行ったしサーニャも起きてるだろうからな…」

エーリカ「…そうだね…」


14: 2009/05/16(土) 15:58:43.77 ID:gxW4gZ590
コンコン

エイラ「はい。どちら様ですか?」

ゲルト「私だ。」

エイラ「バルクホルン大尉?どうぞ入ってください。」

ガチャ

サーニャ「ハルトマン中尉も…」

エーリカ「サーニャ…体調はどう?」

サーニャ「はい。エイラがずっと看病してくれてたので大分よくなりました。」

エイラ「そっそんな!私は何も…///」

ゲルト・エーリカ「そう…よかった…」

17: 2009/05/16(土) 16:02:29.46 ID:gxW4gZ590
サーニャ「二人ともお見舞いに来て下さったんですか。ありがとうございます。」

エーリカ「サーニャは私の大事な友達だからね~」

エイラ「!?」

ゲルト(…エイラ。お前は本当にサーニャが好きなんだな…)

18: 2009/05/16(土) 16:04:28.21 ID:gxW4gZ590
サーニャ「ハルトマン中尉…風邪が移りますよ…」

エーリカ「大丈夫だって~。それに、サーニャからうつされたんならむしろ歓迎だよっ!」

ゲルト「…お前は何を言ってるんだ。」

エーリカ「冗談♪冗談♪」

エイラ(…サーニャ…何でそんなに楽しそうなんだ…)

20: 2009/05/16(土) 16:07:22.35 ID:gxW4gZ590
ゲルト「ハルトマン、もう遅いし今日はこれくらいにしよう。」

エーリカ「う~ん…そうだね。もう眠いしね。」

ゲルト「お前は特に朝が苦手なんだ。早く寝て早く起きるようにしろ!」

エーリカ「うぅ~朝はトゥルーデが起こしてくれるもん」

ゲルト「お前はいい加減自分で起きれるようにしろ!」

サーニャ「クスクス」

ゲルト・エーリカ「?」

サーニャ「お二人は本当に仲が良いんですね。羨ましいな。」

21: 2009/05/16(土) 16:09:29.72 ID:gxW4gZ590
エイラ「サーニャには私がいるダロ!!」

サーニャ「そうね。私はいつもエイラに頼ってばかり…今日だって」

エイラ「そんなの気にスンナ!もっと私を頼って良いんだゾ!」

ゲルト・エーリカ(耐えられん!)

ゲルト・エーリカ「じゃぁお大事に。」

サーニャ「はい。ありがとうございました。」

27: 2009/05/16(土) 16:14:31.32 ID:gxW4gZ590
ゲルト「サーニャ元気そうでよかったな…」

エーリカ「うん…」

ゲルト「なぁハルトマン。」

エーリカ「何?」

ゲルト「あの二人仲良いよな」

エーリカ「そうだね」

ゲルト「あの二人には私たちの事どう映ってるんだろうな」

エーリカ「…」

ゲルト「…また明日な」

エーリカ「うん…」

28: 2009/05/16(土) 16:18:44.18 ID:gxW4gZ590
ゲルト(エイラ…サーニャの事本当に心配してたな。そうだよな。仲良いんだもんな。
     …私は最低だ。こんな事で嫉妬なんかして…)


エーリカ(サーニャ…エイラに笑いかけてた。二人とも仲良いもんね。
       …トゥルーデってエイラの事…もしかして…)


エイラ(サーニャ…ハルトマン中尉にあんな笑顔見せるなんて…)

30: 2009/05/16(土) 16:22:33.03 ID:gxW4gZ590
次の日

ゲルト「ハルトマン起きろ-!朝だぞ!」

エーリカ「ん…おはよ。トゥルーデ。」

ゲルト「!エーリカお前起きてのか?」

エーリカ「うん…あんまり眠れ無くって」

ゲルト「…そうか」

ゲルト・エーリカ「…」

ゲルト「顔洗うぞ…」

エーリカ「うん」

31: 2009/05/16(土) 16:26:46.25 ID:gxW4gZ590
エーリカ「ねぇ、トゥルーデ…」

ゲルト「何だ?」

エーリカ「私…私…」

ゲルト「ハルトマン?」

エーリカ「ううん、何でもないや」

ゲルト「ハルトマン…」

エーリカ「先に行ってるよ!」


33: 2009/05/16(土) 16:32:02.29 ID:gxW4gZ590
リーネ「あら、ハルトマン中尉おはようございます。今日はお早いんですね。」

エーリカ「おっはよ~。」

芳佳「おはようございます。」

ペリ犬「おはようございますですわ。」

シャーリー「おはよう」

ルッキーニ「おはよ~」

34: 2009/05/16(土) 16:33:33.20 ID:gxW4gZ590
ゲルト(今日はエイラ来るだろうか…)

ミーナ「あらトゥルーデ。おはよう」

ゲルト「あぁミーナ。おはよう」

ミーナ「どうしたの?元気ないみたいだけど?」

ゲルト「いや、何でも無い。」

もっさん「わっはっはっはっは。元気がないときは笑え!」

35: 2009/05/16(土) 16:34:45.62 ID:gxW4gZ590
ゲルト「そうだな…」

ミーナ「まぁ今日も一日頑張りましょう。」

もっさん「わっはっはっはっは。」

ゲルト「あぁ。」



36: 2009/05/16(土) 16:36:10.42 ID:gxW4gZ590
ゲルト「そうだ、ミーナ。サーニャの調子は?」

ミーナ「まだ今日は見てないわね。まだ寝てると思うわ。」

ゲルト「そうか。」

もっさん「わっはっはっはっは。まぁ大丈夫だろう。エイラも看病してくれたし。」

ゲルト「エイラ…ね」


38: 2009/05/16(土) 16:39:41.37 ID:gxW4gZ590
ウーウーウーウー

ミーナ「ネウロイ?」

もっさん「そんな。予定は5日後のはずだ!」

ゲルト「…」

ミーナ「出撃用意よ!」


39: 2009/05/16(土) 16:43:18.12 ID:gxW4gZ590
ミーナ「皆、いるわね?今日のネウロイは他のネウロイに比べて比較的小さいわ。」

ゲルト「小さい?」

ミーナ「えぇ。」

もっさん「だが油断は出来ん。」

ミーナ「そうね。トゥルーデ、エーリカ、私は待機。」

ゲルト・エーリカ「!?」

ミーナ「貴女達、顔色がよくないわ。」

ゲルト「そんな…私は大丈夫だ!」

エーリカ「私もいけるよ!」

40: 2009/05/16(土) 16:45:16.33 ID:gxW4gZ590
もっさん「無理はするな。私たちだけで十分だ。」

ゲルト・エーリカ「…」

芳佳「二人とも、ゆっくり休んでて下さい。」

シャーリー「あたし達に任せな!」

ゲルト「分かった。皆、任せた。」

エーリカ「…」


42: 2009/05/16(土) 16:49:18.04 ID:gxW4gZ590
ゲルト「行ったな。」

エーリカ「うん…」

ミーナ「二人とも、今日はどうしたの?よく眠れなかったの?」

ゲルト・エーリカ「…」

ミーナ「まぁいいわ。それと、サーニャさん、もう熱は下がったみたいよ。」

エーリカ「え?もう大丈夫なの?」

ミーナ「えぇ。今は部屋にいるわ。」

エーリカ「よかった…」

43: 2009/05/16(土) 16:51:02.48 ID:gxW4gZ590
ゲルト「部屋に行っても良いか?」

ミーナ「えぇ。まだ病み上がりだから静かにしててね。」

エーリカ「うん!」


45: 2009/05/16(土) 16:52:56.70 ID:gxW4gZ590
コンコンガチャッ

エーリカ「サーニャ?大丈夫?」

サーニャ「ハルトマン中尉。はい、もう熱は下がりましたから。」

エイラ「グーグー」

ゲルト「エイラ寝てるのか?」

サーニャ「はい。ずっと私の看病しててくれましたから。」

ゲルト「そうか。」

エーリカ「とりあえず、熱が下がってよかったよ!」


46: 2009/05/16(土) 16:56:38.11 ID:gxW4gZ590
エイラ「う~ん…サーニャ…ん?あっ私寝てた?」

サーニャ「クスクス。おはよう。」

エイラ「おっおはよう!」

ゲルト「エーリカ並みに寝坊だな」

エーリカ「今日は早かったもん!」

エイラ「バルクホルン大尉、ハルトマン中尉!」

ゲルト「さっきネウロイが出現してな、他の皆は出撃してるんだ。」

エイラ「あ…私寝てて」

ゲルト「いや、エイラはサーニャの看病してたからな。」

47: 2009/05/16(土) 16:59:24.38 ID:gxW4gZ590
エーリカ(サーニャ…よかった。)

バタバタ

ミーナ「皆出撃用意よ!さっきのネウロイは囮よ!」

ゲルト「なんだって!?」

エイラ「よーし、行くゾ!」

サーニャ「私も…」

エーリカ「サーニャは駄目だよ!」

サーニャ「え…でも…」

エーリカ「病み上がりなんだし、また体調悪くなったりしたら…」

49: 2009/05/16(土) 17:03:08.36 ID:gxW4gZ590
サーニャ「でも、皆出撃してて今ウィッチーズは4人だし。」

エーリカ「私を誰だと思ってるの?エーリカ、エーリカ・ハルトマンだよ♪」

サーニャ「確かに、ハルトマン中尉はお強いですけど、でも」

エーリカ「私がサーニャの分も、皆の分も頑張っちゃうよ!」

ミーナ「サーニャさん、貴女はまだ休んでいなさい。命令よ。」

サーニャ「はい。ハルトマン中尉、ありがとうございます。」

エーリカ「///サーニャはちゃんと休んでてよね!」

サーニャ「///はい…///」

エイラ「ムッはっ早く行きますよ」

50: 2009/05/16(土) 17:07:16.39 ID:gxW4gZ590
ミーナ「あれよ!」

ゲルト「何だあれは」

エーリカ「あれが、ネウロイ?」

エイラ「小っさいんダナ」

ミーナ「油断は禁物よ!来たわ!」

ゲルト「うおぉぉぉx!」

バンバンバン

エーリカ「小さくて当てにくいよ~」

ヒュン

ゲルト「うわっ」

ミーナ「トゥルーデ!?」

52: 2009/05/16(土) 17:10:19.67 ID:gxW4gZ590
ゲルト「敵のビームが肩に当たった」

エーリカ「大丈夫?」

ゲルト「問題ない」

エイラ「バンバンバン」

ミーナ「エイラさんの未来予知能力ね!」

エイラ「私に任せるんダナ」

ゲルト「エイラ…」

53: 2009/05/16(土) 17:13:21.89 ID:gxW4gZ590
ヒュン

エイラ「くぅっ!」

ゲルト「エイラ!?」

エーリカ「トゥルーデを狙ったビームを…」

ミーナ「トゥルーデを庇ったのね…」

ゲルト「エイラ!何をしているんだ!」

エイラ「私は未来予知が出来るから…」

ゲルト「ネウロオオオオオイ!!!!」


54: 2009/05/16(土) 17:15:31.53 ID:gxW4gZ590
バンバンバン

エーリカ「当たった!?」

ミーナ「敵、ネウロイ消滅」

ゲルト「よしっ!」

エイラ「バルクホルン大尉が…?」

ミーナ「えぇ。トゥーデ、よくやったわ。」

ゲルト「はぁはぁ・・・」

エーリカ「トゥルーデ!?」

ミーナ「さっきの敵のビームで…」

56: 2009/05/16(土) 17:16:47.70 ID:gxW4gZ590
エイラ「バルクホルン大尉!」

ガシッ

エイラ「意識が…」

ミーナ「エイラさん、貴女も怪我してるんでしょ?」

エイラ「私は上手く急所を外した。これ位大丈夫なんダナ」

エーリカ「トゥルーデ…」



57: 2009/05/16(土) 17:19:13.60 ID:gxW4gZ590

ゲルト「うぅ・・・」

エーリカ「目、覚めた?」

ゲルト「ここは?」

エーリカ「医務室だよ。ネウロイを倒した後意識無くなってたんだよ」

ゲルト「そうだったのか、うっ」

エイラ「まだ無理しちゃ駄目なんダナ!」

ゲルト「エイラ…」

58: 2009/05/16(土) 17:21:49.99 ID:gxW4gZ590
サーニャ「あまり重い怪我にならなくて、良かったです。」

エイラ「バルクホルン大尉が怪我なんて、これから大変になるナー」

エーリカ「トゥルーデはつよいもんね~。」

ゲルト「はは・・・」

ゲルト(エイラ…お前は私を仕事仲間としてしか見てくれないんだな。
     サーニャの時とは違う。)


60: 2009/05/16(土) 17:26:38.12 ID:gxW4gZ590
その日の夜

ゲルト(トイレに行くか)

エイラ「バルクホルン大尉」

ゲルト「エイラ…」

エイラ「トイレですか?」

ゲルト「あぁ。…なぁ、エイラ」

エイラ「ん?」

ゲルト「お前は…お前は…」

エイラ「?」

ゲルト「お前は私のことを、一人の女としては…見てくれないんだな…」

61: 2009/05/16(土) 17:28:01.62 ID:gxW4gZ590
エイラ「バ、バルクホルン大尉?」

ゲルト「///失礼するっ!」

タッタッタ


エーリカ「…トゥルーデ…」

エーリカ(私も、このままじゃ駄目だよね)


62: 2009/05/16(土) 17:30:24.03 ID:gxW4gZ590
エーリカ「サーニャ?入るよ?」

サーニャ「ハルトマン中尉、どうぞ」

エーリカ「あのさっ、サーニャ」

サーニャ「はい?」

エーリカ「もう我慢出来ないんだよね…」

サーニャ「え…?」

ガバッ

63: 2009/05/16(土) 17:32:28.96 ID:gxW4gZ590
ゲルト「はぁはぁ…くっ肩が…」

ゲルト(ここは、宮藤の部屋?)

リーネ「あっ///芳佳ちゃん///そこは…んっ」

ゲルト(!///)

ゲルト(二人ともこんな関係だったのか…)

65: 2009/05/16(土) 17:35:32.05 ID:gxW4gZ590
サーニャ「きゃ、ハルトマン中尉?」

エーリカ「にひひ~。だから、もう我慢出来ないんだって!」

サーニャ「そんな…んっ」

エーリカ「ん…」

サーニャ(ハルトマン中尉、キス上手///)

エーリカ(サーニャの唇柔らかい///)

67: 2009/05/16(土) 17:37:53.61 ID:gxW4gZ590
>>66
ありがとう

ゲルト「うぅ…何故私はあんな事言ってしまったんだ・・・」

コンコン ガチャ

ゲルト「エイラ!?」

エイラ「バ、バルクホルン大尉…」

ゲルト「さっきはすまなかったな、いきなりあんな事言って…」

エイラ「いえ…」

エイラ・ゲルト「…」

ゲルト「エイラ、ちょっとこっちへ来てくれないか」

68: 2009/05/16(土) 17:40:37.83 ID:gxW4gZ590
エーリカ「はぁはぁ・・・サーニャ…」

サーニャ「ハルトマン中尉///」

エーリカ「ごめん…でも、もう止められない」

サーニャ「ひゃんっ」

エーリカ「サーニャ可愛い」

サーニャ「あの…あまりじろじろ見ないで下さい恥ずかしいです」

エーリカ「照れてるサーニャ可愛い」


70: 2009/05/16(土) 17:46:09.14 ID:gxW4gZ590
エイラ「…」スタスタ

ゲルト「ありがとう。…私はな、エイラ。自分で言うのもなんだが、仕事熱心でまじめ。
     一時の感情に任せず、冷静に行動しているつもりだ。」

エイラ「コクリ」

ゲルト「だけど」

エイラ「だけど?」

ゲルト「すまん、今はそれが出来ん。」

エイラ「え?」

ゲルト「サーニャの事は考えるな」

エイラ「んっ」

71: 2009/05/16(土) 17:50:43.90 ID:gxW4gZ590
エーリカ「ねぇ、エイラの事は考えないで…考えないでよ」

サーニャ「エイラ…ハルトマン中尉…」

エーリカ「チュッペロペロ」

サーニャ「あぁっんっはっ///」

エーリカ「ふふ…感じてるんだね?」

サーニャ「そっそんな事は…///」

エーリカ「こんなにたくさん濡れてるよ?」

サーニャ「///」

73: 2009/05/16(土) 17:53:55.11 ID:gxW4gZ590
ゲルト「くぅっんっ」

ゲルト(エイラとキスしてる///エイラと!)

エイラ(サーニャ…)

ゲルト「…すまん。」

エイラ「バルクホルン大尉…」

ゲルト「サーニャを見るな、私を見ろ!もっと、もっと私だけを見ろ!」

エイラ「………大尉」

74: 2009/05/16(土) 17:57:27.08 ID:gxW4gZ590
サーニャ「ハルトマン中尉///」

エーリカ「ねぇ、今はエーリカって呼んでよ」

サーニャ「エ、エーリカ、さん」

エーリカ「さんはいらないよ」

サーニャ「エ、エーリカ///」

エーリカ「サーニャ♪」

サーニャ「あぁんっはぁはぁ」

エーリカ(トゥルーデも今頃頑張ってるかな?)

75: 2009/05/16(土) 18:00:16.71 ID:gxW4gZ590
ゲルト(いかん、抑えられん!)

ゲルト「エイラ!」ガバッ

エイラ「うわっ」

ゲルト(ドキドキ)

エイラ「あの、大尉」

ゲルト「サーニャの事は考えるな」

エイラ「え・・・」

ゲルト「サーニャの事は考えるな!」


77: 2009/05/16(土) 18:02:52.49 ID:gxW4gZ590
エーリカ「はぁはぁ…サーニャ…」

サーニャ「エーリカ///今日はここで一緒に寝て…下さい」

エーリカ「サーニャ///」

チュッ

79: 2009/05/16(土) 18:06:25.02 ID:gxW4gZ590
ゲルト「チュッ…んっ…ぅんっ」

ゲルト(エイラ…可愛いな///)

エイラ(サーニャぁ…ごめん!)

ゲルト「エイラの胸、柔らかいな」

エイラ「…」

81: 2009/05/16(土) 18:09:35.05 ID:gxW4gZ590
エーリカ「サーニャ、怖いの苦手なんだ~」

サーニャ「だから、実は夜間哨戒とか嫌なんです」

エーリカ「じゃ、私と一緒に行こっ♪」

サーニャ「エーリカと一緒なら…平気///」

エーリカ「///」

82: 2009/05/16(土) 18:12:58.91 ID:gxW4gZ590
ゲルト(エイラと…H///)

エイラ(グスン…サーニャ…)

エイラ「部屋に帰ります…」

ゲルト「…」

ゲルト(エイラやっぱり可愛かったな///)

83: 2009/05/16(土) 18:15:09.73 ID:gxW4gZ590
次の日

エイラ(あれ?ハルトマン中尉…サーニャの部屋から出てきた?)

エーリカ「ふーんふんふーん♪」

エイラ(そういえば私の部屋に来なかったしナ)

エイラ「まさか…ナ…」

85: 2009/05/16(土) 18:19:27.13 ID:gxW4gZ590
ミーナ「あら?トゥルーデ、今日は顔色良いわね。良いことあった?」

ゲルト「えっ///いや、その…」

エーリカ「おっはよ~二人とも!」

ミーナ「エーリカも顔色良いのね。良いことだわ。」

エーリカ「そう?へへへ~♪」

もっさん「わっはっはっはっは。なら今日は猛訓練だな!」

エーリカ「うへ~」

86: 2009/05/16(土) 18:23:13.98 ID:gxW4gZ590
ペリ犬「あら?そういえばエイラさんは?」

リーネ「そういえば…」

芳佳「どうしたんでしょう?」

シャーリー「寝坊か~?」

ルッキーニ「サーニャと寝てるんじゃない?」

ゲルト・エーリカ「ギロリ」

ルッキーニ「う!今凄い誰かに睨まれたような…」

87: 2009/05/16(土) 18:25:54.41 ID:gxW4gZ590
エーリカ「ねぇねぇトゥルーデ、昨日の夜はどうだった?」

ゲルト「///なっ何を…///」

エーリカ「したんでしょ?エイラと」

ゲルト「一方的に…」

エーリカ「そっか~」

ゲルト「お前は?」

エーリカ「むふふ~♪教えな~い」


ご飯食べて来ます

94: 2009/05/16(土) 18:58:51.48 ID:6BWIsclr0
1です


エイラ「グスン…サーニャ?いるか?」

サーニャ「…エイラ?」

エイラ「うん。入っても良いか?」

サーニャ「うん。いいよ」

ガチャ

エイラ「あのサ、聞きたいことが有るんだけど」

サーニャ「何?」

95: 2009/05/16(土) 19:02:12.08 ID:6BWIsclr0
エイラ「あのサ、昨日サーニャの部屋から、その…」

サーニャ「…見たの?」

エイラ「たったまたま部屋の前通りかかったんだ!そしたらハ、ハルトマン中尉が」

サーニャ「うん。ハルトマン中尉が私の部屋に来たよ。」

エイラ「そっそうか…いや、何…してたのかナって。」

サーニャ「別に、エイラには関係のないこと」

エイラ「そ、そっか~。ははは。じゃ、じゃぁナ」

96: 2009/05/16(土) 19:05:38.55 ID:6BWIsclr0
エイラ(昨日の夜何があったんだろう?昨日の…昨日の夜… 
     バルクホルン大尉が…)

エイラ「うわああああああ!!!」

ペリ犬「うるさいですわ!エイラさん!」

エイラ「はっ!すっすまん!ツンツンメガネ!」

ペリ犬「誰がツンツンメガネですって!」

エイラ「うわあああ~」

芳佳「?バルクホルンさん?」

ゲルト「いや、」

97: 2009/05/16(土) 19:10:11.07 ID:6BWIsclr0
エイラ(…バルクホルン大尉…)

ミーナ「あら、食べないの?朝食」

エイラ「少し体調が優れないので」

ミーナ「あら、サーニャさんの風邪が移ったのかしら。顔色が良くないわ。」

エイラ「いえ、大丈夫です。」

もっさん「わっはっはっはっは。どうした?元気がないぞ!」

エイラ「はぁ」

もっさん「笑え笑え!わっはっはっはっは。」

98: 2009/05/16(土) 19:13:02.93 ID:6BWIsclr0
エーリカ「んー食べた食べた!」

もっさん「10時から訓練だぞ!遅れるな!わっはっはっはっは。」

エーリカ「うへ~」

リーネ「芳佳ちゃん、今日も頑張ろうね」

ゲルト(あの二人昨日、してたんだよな。)


99: 2009/05/16(土) 19:15:40.39 ID:6BWIsclr0
10時、訓練場

もっさん「サーニャ以外皆いるか?」

ルッキーニ「あれ?エイラが来てないよ~」

もっさん「そういえば元気がなさそうだったな」

ペリ犬「今日の朝一人で叫んでるのを見ましたわ」

ゲルト「…」

エーリカ「あれあれ?トゥルーデ~どーしたの~?」

ゲルト「うるさい!」

100: 2009/05/16(土) 19:18:10.86 ID:6BWIsclr0
ミーナ「まぁいいわ、訓練始めましょう。トゥルーデはエイラさんの様子見てきて。」

ゲルト「な!私がか!?」

ミーナ「そうよ、隊長命令よ」

ゲルト「…わかった」


101: 2009/05/16(土) 19:20:34.53 ID:6BWIsclr0
ゲルト「ミーナの奴…」

コンコン

エイラ「…」

ゲルト「エイラいるか?」

エイラ(バルクホルン大尉!?)

ゲルト「訓練始まったんだ。お前以外皆来ているぞ。」

エイラ「体調が優れないので今日は休みます。」

ゲルト「…」


104: 2009/05/16(土) 19:22:26.31 ID:6BWIsclr0
ゲルト(悪いこと…したな…)

ゲルト「すまなかった。謝って済む問題じゃないけど、謝らせてくれ。」

エイラ「き、聞きたくないんだナ」

ゲルト「そうか…じゃぁ私はもう行くからな」

106: 2009/05/16(土) 19:25:04.85 ID:6BWIsclr0
ゲルト「ミーナ、エイラは体調が悪いから今日は休むらしい。」

ミーナ「そう。…貴女、何かしたわね?」

ゲルト「っえ?」

ミーナ「駄目よ。好きな子の気持ちちゃんと考えてあげないと」

ゲルト「何を言っている///」

ミーナ「顔が赤いわ」

ゲルト「そんな事はっ!///」

ミーナ「ま、いいわ。貴女も訓練しなさい。」

ゲルト「了解。」

108: 2009/05/16(土) 19:28:35.68 ID:6BWIsclr0
エイラ(サーニャの態度、冷たかったナ)

エイラ(サーニャ昨日ハルトマン中尉と何してたんダ?)

エイラ(何で、こんな事になってしまったんだ?)

エイラ(バルクホルン大尉…何故…)

110: 2009/05/16(土) 19:30:18.05 ID:6BWIsclr0
サーニャ(どうしよう…エイラの顔がちゃんと見れない)

サーニャ(エイラ怒っただろうな)

サーニャ(大切な……『親友』だったのに…)

111: 2009/05/16(土) 19:33:13.75 ID:6BWIsclr0
12時半

芳佳「疲れたね~リーネちゃん」

リーネ「お腹すいたよ~」

ルッキーニ「シャーリー抱っこして~」

シャーリー「甘えん坊だな、ルッキーニは」

ペリ犬「坂本少佐、服にゴミがついてましてよ!」

もっさん「わっはっはっはっは。ありがとう」

ゲルト「…」

ミーナ・エーリカ「トゥルーデ…」

112: 2009/05/16(土) 19:37:24.69 ID:6BWIsclr0
ゲルト「私は…最低だ。」

ミーナ・エーリカ「…」

ゲルト「どうして、こんな事に…」

エーリカ「私だって最初は強引だったんだよ」

ゲルト「それでも!お前は心が通じ合えた!でも私は!」

ミーナ「何があったかは分からないけど、トゥルーデ、よく聞いて。」

ゲルト「ミーナ?」

ミーナ「自分で犯してしまった過ちは、自分で償うしかないの。」

ミーナ「自分で悩むしかないの。自分で解決するしかないの。」

ミーナ「自分で行動するしかないの。自分がしっかりするしかないの。」

ゲルト「ミーナ…」


115: 2009/05/16(土) 19:43:48.12 ID:6BWIsclr0
コンコン

ゲルト「エイラ話がある。開けてくれないか?」

エイラ(バ、バルクホルン大尉?)

ゲルト「頼む。開けてくれ。」

エイラ「…」

ゲルト「きちんと謝りたいんだ。話すことがあるんだ。」

エイラ「…」

ゲルト「だから…開けて…下さい。グスッ」

エイラ(泣いてる!?)

117: 2009/05/16(土) 19:48:04.69 ID:6BWIsclr0
エイラ「ガチャ バルクホルン大尉、泣いてるのカ?」

ゲルト「エイラ…グスン」

エイラ「中に入って下さい。」

ゲルト「あぁ…グス」

エイラ「な、泣かないで欲しいんダナ!」

ゲルト「すまん」

エイラ「これ。」

ゲルト「すまんな。」


118: 2009/05/16(土) 19:51:02.61 ID:6BWIsclr0
ゲルト「エイラ、昨日は本当にすまん。いや、すまなかった。」

エイラ「…」

ゲルト「謝っても、無駄だよな。取り返しのつかないことだ。」

エイラ「…」

ゲルト「もうあんな事はしない。本当にすまなかった。」

エイラ「顔を上げて下さい。」

120: 2009/05/16(土) 19:53:20.76 ID:6BWIsclr0
エイラ「確かに大尉がしたことは許せる事じゃありません。」

エイラ「でもこのままこんな関係が続くのは嫌です。」

エイラ「だから、もう、気にしないで下さい。」

エイラ「私も、何もなかったことにしますから。忘れますから。」

ゲルト「…ありがとう、ございます。」

121: 2009/05/16(土) 19:54:50.86 ID:6BWIsclr0
サーニャ「私もごめん。エイラ」

エイラ「!サーニャ!?」

サーニャ「今日の朝、冷たい態度とってしまったよね。ごめんね。エイラ」

エイラ「べ、別に気にしてないんダナ!」

ゲルト「…」

エーリカ「いや~一件落着だね~」

ゲルト「エーリカ!?」

122: 2009/05/16(土) 19:56:38.31 ID:6BWIsclr0
エーリカ「いや、ちゃんとトゥルーデが謝ってるかなって思って心配になってさ~」

ゲルト「ふふ、これじゃいつもと立場が逆転だな」

サーニャ「クスクス」

エイラ(そういえば、ハルトマン中尉とサーニャ昨日…)

エイラ(まだ、問題は残ってるんダナ)

123: 2009/05/16(土) 19:58:57.30 ID:6BWIsclr0
エーリカ「それじゃまるで私が普段ちゃんとしてないみたいじゃん!」

ゲルト「その通りだろ!部屋はちゃんと綺麗になってるか?」

エーリカ「これからする所なんだもん!」

サーニャ「クスクス」

エイラ(サーニャぁどうなんだよ。昨日何してたんだよ)


124: 2009/05/16(土) 20:03:03.07 ID:6BWIsclr0
エーリカ「そういえば、トゥルーデ、肩は大丈夫なの?」

ゲルト「あぁ。今のところ問題はない。軽い怪我でよかったよ。」

もっさん「おーい、午後の訓練始まるぞ!」

皆「了解。」

125: 2009/05/16(土) 20:04:37.42 ID:6BWIsclr0
サーニャ「じゃぁ私は夜まで寝てます。」

エイラ「じゃぁナ」

エーリカ「まったね~」

訓練場

芳佳「坂本少佐…もう駄目です。」

もっさん「へこたれるな!宮藤!気合いが足りんぞ!」

リーネ「はぁはぁ…」

ペリ犬「ふん!だらしのないこと!」

126: 2009/05/16(土) 20:07:56.16 ID:6BWIsclr0
エイラ(ハルトマン中尉には聞けないし…)

エーリカ「どしたの?あたしの顔に何かついてる?」

エイラ「いや」

ゲルト「?」

エイラ(サーニャにも聞けないしな~)


127: 2009/05/16(土) 20:09:38.04 ID:6BWIsclr0
訓練終了

芳佳「やっと終わった~」

リーネ「今日はいつもよりきつい気がするよ…」

もっさん「わっはっはっはっは。夜はしっかり寝ることが大事だぞ!二人とも!」

芳佳・リーネ「!?///」

もっさん「わっはっはっはっは。」

エイラ(やっぱりハルトマン中尉とサーニャは出来てるんだろうか)

128: 2009/05/16(土) 20:11:22.16 ID:6BWIsclr0
ゲルト「どうした?さっきからぼーっとしてるぞ?」

エイラ「え?いや、その、何でもないんダナ!」

ゲルト「?そうか?」

ゲルト(私と話すときは目も合わせてくれない。そりゃそうだよな。)

129: 2009/05/16(土) 20:15:01.81 ID:6BWIsclr0
エーリカ「サーニャ♪訓練終わったよ~」

エイラ(また、サーニャの部屋に…)

サーニャ「入って下さい」

エイラ(入っていったゾ)

エイラ(何してるんだろう?)

エイラ(ドア越しに聞こえるかな?)

ピトっ

エーリカ「んっちゅっんはっ…///」

エイラ(!?)


130: 2009/05/16(土) 20:17:04.05 ID:6BWIsclr0
エイラ(そんな…そんな…いつから?昨日から?それともずっと前から?)

ゲルト「何をしているんだ?」

エイラ「バルクホルン大尉!?」

エイラ「い、いやっ!別に何も…」

ゲルト「二人の事が気になるか…」

エイラ「…」

ゲルト「サーニャが好きか?」

エイラ「…」


131: 2009/05/16(土) 20:18:55.96 ID:6BWIsclr0
ゲルト「サーニャが好きかと聞いているんだ。」

エイラ「好き…ダ」

ゲルト「二人の事を知ってもか?」

エイラ「…」

ゲルト「それは愛か?友情か?」

エイラ「分からないんダナ」

ゲルト「そうか」

エイラ「でも、サーニャが幸せならそれでいいんだな。」


132: 2009/05/16(土) 20:21:22.02 ID:6BWIsclr0
ゲルト「私は、嫌だ。」

エイラ「え?」

ゲルト「私はお前がそんな顔してるのは嫌だ。」

エイラ「…」

ゲルト「分かってると思うが、言うぞ」

ゲルト「私はお前が好きだ。大好きだ。」

ゲルト「この気持ちは、愛だ。」

エイラ「…」

151: 2009/05/16(土) 22:07:40.21 ID:pm0aBUC10
1ですすいません遅くなりました

ゲルト「私はお前のことを愛している。こんな時に言うのもんじゃないけどな。」

エイラ「大尉…」

ウーウーウーウー

ゲルト「!?ネウロイ?そんな…」

エイラ「昨日も来たのに…」

ミーナ「出撃準備よ!!」


152: 2009/05/16(土) 22:09:55.20 ID:pm0aBUC10
ミーナ「皆、いる?」

エーリカ「ごめん、遅くなった!」

ミーナ「これで揃ったわね!」

芳佳「またネウロイが来るなんて…」

ミーナ「まだ調査することが多いわね」

ミーナ「トゥルーデ、貴女はまだ肩の怪我が治ってないわ。貴女はここに残って指示を出してちょうだい」

ゲルト「…分かった!」

ミーナ「私と、宮藤さん、リーネさんも待機」

リーネ・芳佳「はい!」


155: 2009/05/16(土) 22:13:41.09 ID:pm0aBUC10
ゲルト「ミーナ、最近おかしいぞ。なんでこんなに頻繁にネウロイが出てくるんだ。」

ミーナ「分からないわ。まったく。」

もっさん「ミーナ!聞こえるか?」

ミーナ「美緒?どうしたの?」

もっさん「ペリーヌが敵の攻撃を受け墜落した。」

ミーナ・ゲルト・リーネ・芳佳「!?」

156: 2009/05/16(土) 22:17:04.03 ID:pm0aBUC10
芳佳「そんな…」

もっさん「このままじゃ私たちも危ない。」

ミーナ「私たちも行った方が良い?」

もっさん「…危険だ。一度作戦を練り直した方が良いだろう。」

ミーナ「でも、それだとネウロイが…」

もっさん「無理に攻撃を仕掛けると逆に危ない」

ミーナ「分かりました。皆さん一時待機して下さい。」

エイラ「私があのツンツンメガネを探して連れて帰ってくるんダナ」

もっさん「一人じゃ危ない。私も行こう。」

ミーナ「じゃぁ二人はペリーヌさんを連れて帰ってきて下さい。残りは急いで戻って来て!」

158: 2009/05/16(土) 22:18:26.28 ID:pm0aBUC10
ゲルト「そんな…」

芳佳「ペリーヌさん…」


エイラ「こっちの方角に落ちて行ったんダナ」

もっさん「あそこだ!」

ペリーヌ「うぅ…小…佐?」

もっさん「しゃべるなペリーヌ!」

エイラ「急いで連れて帰るんダナ」

159: 2009/05/16(土) 22:20:30.14 ID:pm0aBUC10
もっさん「ペリーヌ大丈夫か?」

ペリーヌ「えぇ」

ヒュン!

エイラ「危ない!」

ドーン!

エイラ「うっ!」

もっさん「エイラ!!!」

エイラ「大丈夫なんだな。ここは私が守るからそのツンツンメガネを早く基地に!」

もっさん「そんな…エイラ!」

160: 2009/05/16(土) 22:22:18.15 ID:pm0aBUC10
ミーナ「どうしたの!?」

もっさん「エイラが、危ない!」

ゲルト「!?」

ミーナ「エイラさん、戻って来て!」

エイラ「それじゃツンツンメガネが危ないんダナ。少佐は早く帰って、ツンツンメガネの治療をしてあげるんダナ」

もっさん「エイラ」

ミーナ「…」

芳佳「ばるくほるんさん!?」

リーネ「バルクホルンさんがいない…」

161: 2009/05/16(土) 22:25:00.52 ID:pm0aBUC10
ミーナ「何ですって!?」

エーリカ「ミーナ、戻って来たよ!」

ミーナ「貴女達、トゥルーデを見てない!?」

シャーリー「?見てないけど、どうしたんだ?」

芳佳「エイラさんを助けにいったんだ!」

ミーナ「!?トゥルーデ?聞こえる?トゥルーデ!一人じゃ無理よ帰ってきなさい!」

ゲルト「ミーナ、さっきの話だけどな」

ミーナ「?」

ゲルト「私は、私が犯した過ちは自分できっちりと償う!」

162: 2009/05/16(土) 22:27:27.94 ID:pm0aBUC10
ミーナ「何を言っているの?」

ゲルト「こんな傷痛くない!痒くもない!こんな傷!こんな傷!」

ゲルト「大切な仲間を、大事な人を失ってしまった時の痛みに比べれば全然平気だ!」

ミーナ「…」

もっさん「どうしたミーナ」

ミーナ「何でも無いわ。」

エーリカ(トゥルーデ…)

エーリカ「ミーナ、きっとトゥルーデは大丈夫だよ」


163: 2009/05/16(土) 22:29:21.98 ID:pm0aBUC10
ミーナ「えぇ。私も大丈夫な気がしてきたわ。」

サーニャ「ミーナ中佐」

ミーナ「サーニャさん、起きたの?」

サーニャ「声が聞こえたから。」

ミーナ「声…」

サーニャ「バルクホルン大尉…」

エーリカ「?」

サーニャ「エイラはきっと助かる。バルクホルン大尉もきっと助かる。」

皆「コクリ」

167: 2009/05/16(土) 22:55:59.94 ID:pm0aBUC10
エイラ「未来予知能力があるとはいえ流石に一人じゃ厳しいんダナ」

バンバンバン!

エイラ「!」

ゲルト「うおおおおおおおおおおおお」

エイラ「バルクホルン大尉!?」

ゲルト「エイラから離れろおおおおおおお!」

168: 2009/05/16(土) 22:57:45.49 ID:pm0aBUC10
ゲルト「うおおおおお!」

バンバンバン!

エイラ「大尉…」

バンバンバン!

ゲルト「よし!押してるぞ!」

エイラ「危なーーーーーい!」

エイラ「バルクホルン大尉にはもう怪我させないんだな!」

169: 2009/05/16(土) 23:00:09.59 ID:pm0aBUC10
ゲルト(前にもこうやって庇ってもらったんだよな…)

ゲルト「バッ!エイラには指一本触れさせん!」

エイラ「なっ!大尉」

ゲルト(交わしきれないか…)

ゲルト「ぐっ!ぐぐぐっ!」

バーーーーーーン!

ゲルト「はぁはぁ」

エイラ「大尉…」

170: 2009/05/16(土) 23:01:23.55 ID:pm0aBUC10
ゲルト「今だ!一気に畳みかけるぞ!」

エイラ「了解!」

バンバンバン!

ズドーーーーン!


ゲルト「やったか…?」

ミーナ「敵ネウロイ消滅。よくやったわ!二人とも!」

エーリカ(守れたじゃん!大切な人!)

171: 2009/05/16(土) 23:03:42.58 ID:pm0aBUC10
エイラ(大尉…///かっこよかったんダナ///)

ゲルト「やったな…はぁはぁ…」

エイラ「その、庇ってもらって、ありがとございました。」

ゲルト「…///当然だ!」

エイラ(昨日の夜はあんなだったけど、とっても照れ屋なんダナ)

172: 2009/05/16(土) 23:06:28.23 ID:pm0aBUC10
サーニャ「エイラ…よかった。バルクホルン大尉も…」

エイラ「大尉が守ってくれたから、あの時来てくれたから…」

ゲルト「///」

エーリカ「エイラはあの時トゥルーデがエイラを庇ってくれるって予測出来なかったの?」

エイラ「予想外だったんダナ」

ミーナ「皆、お疲れ様。」

もっさん「わっはっはっはっは。バルクホルン、見事だったぞ!」

ゲルト「…」


173: 2009/05/16(土) 23:08:05.78 ID:pm0aBUC10
ゲルト(確かにネウロイは倒せた。だけど…)

ミーナ「皆さん、今日は早めに寝て下さいね。」

エーリカ「は~い」

芳佳・リーネ「///」

ルッキーニ・シャーリー「///」

エイラ「なぁサーニャ」

サーニャ「何?」

174: 2009/05/16(土) 23:10:18.67 ID:pm0aBUC10
エイラ「その…ナンダ、ハルトマン中尉と幸せにナ」

サーニャ「!知って…たんだ。」

エイラ「うん…」

サーニャ「言わなくてごめん。」

エイラ「いいんだ、別に。中々そういうことって言えないもんだし。」

サーニャ「エイラも」

エイラ「ん?」

サーニャ「エイラもバルクホルン大尉とお幸せに」

エイラ「ばっ!///何イッテンダー!」

176: 2009/05/16(土) 23:12:15.63 ID:pm0aBUC10
サーニャ「クスじゃぁね。」

エイラ「あぁ。また明日ナ。」

エイラ「さて…」

コンコン

ゲルト「どうぞ」

ガチャ

ゲルト「!エイラ!?」

エイラ「は、話があって…」

ゲルト「話?」

177: 2009/05/16(土) 23:15:59.04 ID:pm0aBUC10
エイラ「エット、ソノ…私も…好きなんだ///」

ゲルト「…」

エイラ「バルクホルン大慰が好き、ナンダ」

ゲルト「///!ありがとう…」

ぎゅっ!

エイラ「!?///」

ゲルト「ごめんな。昨日の夜はごめん。」

エイラ「昨日夜?覚えてナインダナ」

178: 2009/05/16(土) 23:17:14.18 ID:pm0aBUC10
ゲルト「ふっ。そうだな。昨日の夜なんてどうでもいい。」

ゲルト「なぁ、今日は私の部屋で、寝ないか?」

エイラ「!え///」

ゲルト「嫌か?」

エイラ「キョ、今日だけダカンナー!」

そして二人はキスをした。長い長いキスをした。


終わり

181: 2009/05/16(土) 23:19:44.52 ID:pm0aBUC10
こんな駄文、駄スレを呼んでくださった方ありがとうございました。
エイラーニャじゃないエイラを見てみたかっただけです。
また機会があったらSS書いてみようと思うので、その時もよろしくお願いします。

185: 2009/05/16(土) 23:22:39.15 ID:t36QTheJO
>>1

乙だよ

186: 2009/05/16(土) 23:23:04.28 ID:HGqO6tN0O
乙ダナ

引用: トゥルーデ「…エイラ、そのご飯はサーニャの分か?」