1:◆W2Wa1JgiWbwL 2018/08/21(火) 20:26:28.25 ID:pLbwg1ns0
・9作目です。
今までの
【艦これ】伊168「耳掃除してあげる」
【艦これ】摩耶「耳かきしてやんよ」
【艦これ】神通「耳掃除しましょうか?」
【艦これ】蒼龍「耳掃除します?」
【艦これ】村雨「耳かきして欲しいでしょ?」
【花騎士】ススキ「耳かきしちゃうね!」
【艦これ】綾波「耳かきしてあげます」
【艦これ】涼月「耳かきして差し上げますね」
注:今回は一週間くらいかけて、ゆっくり更新していきます。
今までの
【艦これ】伊168「耳掃除してあげる」
【艦これ】摩耶「耳かきしてやんよ」
【艦これ】神通「耳掃除しましょうか?」
【艦これ】蒼龍「耳掃除します?」
【艦これ】村雨「耳かきして欲しいでしょ?」
【花騎士】ススキ「耳かきしちゃうね!」
【艦これ】綾波「耳かきしてあげます」
【艦これ】涼月「耳かきして差し上げますね」
注:今回は一週間くらいかけて、ゆっくり更新していきます。
2: 2018/08/21(火) 21:34:33.09 ID:pLbwg1ns0
?「――れ――か――ま。しれ――ん――さま。」
提督(あれ? 俺は……)
?「司令官様」
提督(ドリルが……二つ?)
提督「シャゴ……ホッド……」
提督(あれ? 俺は……)
?「司令官様」
提督(ドリルが……二つ?)
提督「シャゴ……ホッド……」
3: 2018/08/21(火) 21:36:32.68 ID:pLbwg1ns0
―――指令室
春風「……司令官様?」
提督「……あ、ああ。春風か」ネムネム
提督(俺は……指令室で寝ていたのか?)
春風「……お疲れですか?」
提督「そんなことはないさ」
提督(にしても珍しいな。いつもは毛布を掛けてくれるのに、今日は起こしてくるなんて)
提督「は~」ノビー
提督「さて、残った仕事を片付けるか」
春風「お言葉ですが司令官様、わたくし……もう我慢なりません……」
提督「へ? な、なにが?」
提督(ま、まさか、秘書官の業務が!?)
春風「司令官様がわたくしたちのために、そんなにお疲れになるのが……ですわ」
春風「……司令官様?」
提督「……あ、ああ。春風か」ネムネム
提督(俺は……指令室で寝ていたのか?)
春風「……お疲れですか?」
提督「そんなことはないさ」
提督(にしても珍しいな。いつもは毛布を掛けてくれるのに、今日は起こしてくるなんて)
提督「は~」ノビー
提督「さて、残った仕事を片付けるか」
春風「お言葉ですが司令官様、わたくし……もう我慢なりません……」
提督「へ? な、なにが?」
提督(ま、まさか、秘書官の業務が!?)
春風「司令官様がわたくしたちのために、そんなにお疲れになるのが……ですわ」
4: 2018/08/22(水) 19:22:50.43 ID:W9t6LFyB0
提督「な、なんだ……そんなことか」
春風「そんなことではございません」ップイ
春風「大切な司令官様が毎日、身を削りながら執務に向かう姿を見て……わたくしの胸は、締め付けられるようです……!」
提督「んな大げさな」
春風「言っていることは大げさかもしれません……。でも、わたくしの気持ちは本物です」
提督(正直、心配してくれるのは凄く嬉しい。でも、そんなことを言われてどうすればいいのかなんて、わからない)
春風「司令官様。わたくしのお願いを一つだけよろしいでしょうか?」
提督「お願い? なんだ?」
春風「本日の業務はおしまいにしましょう」
提督「あ、ああ。それで春風の気が済むならそうするか」
春風「それともう一つ。……本日、司令官様のお部屋に伺ってもよろしいでしょうか?」
提督「え? 俺の部屋?」
春風「そんなことではございません」ップイ
春風「大切な司令官様が毎日、身を削りながら執務に向かう姿を見て……わたくしの胸は、締め付けられるようです……!」
提督「んな大げさな」
春風「言っていることは大げさかもしれません……。でも、わたくしの気持ちは本物です」
提督(正直、心配してくれるのは凄く嬉しい。でも、そんなことを言われてどうすればいいのかなんて、わからない)
春風「司令官様。わたくしのお願いを一つだけよろしいでしょうか?」
提督「お願い? なんだ?」
春風「本日の業務はおしまいにしましょう」
提督「あ、ああ。それで春風の気が済むならそうするか」
春風「それともう一つ。……本日、司令官様のお部屋に伺ってもよろしいでしょうか?」
提督「え? 俺の部屋?」
5: 2018/08/22(水) 20:57:52.84 ID:W9t6LFyB0
―――提督のお部屋
提督(結局押し切られてしまった)
提督(しかもなぜか俺は、春風に膝枕をされている)
提督「なぁ、なんで膝枕なんだ?」
浴衣春風「リラックスするには、誰かの膝枕が一番ですから」ナデナデ
提督(にしても、浴衣の春風……綺麗だ。桃色の下地に、白い花柄の付いた浴衣は、春風らしさを感じさせる。それに、女の子のいい匂いが……月並みな表現だが、花の香りといったところか)
提督「リラックス?」
春風「ええ、司令官様がお疲れですから、春風が癒して差し上げようと」
提督「癒してって……」
提督(結局押し切られてしまった)
提督(しかもなぜか俺は、春風に膝枕をされている)
提督「なぁ、なんで膝枕なんだ?」
浴衣春風「リラックスするには、誰かの膝枕が一番ですから」ナデナデ
提督(にしても、浴衣の春風……綺麗だ。桃色の下地に、白い花柄の付いた浴衣は、春風らしさを感じさせる。それに、女の子のいい匂いが……月並みな表現だが、花の香りといったところか)
提督「リラックス?」
春風「ええ、司令官様がお疲れですから、春風が癒して差し上げようと」
提督「癒してって……」
6: 2018/08/22(水) 22:40:23.16 ID:W9t6LFyB0
―
――
―――
春風「司令官様、こちらにいらしてください」
春風「ほら、ここ……」
春風「硬い……こんなになって……」
提督「いつの間に……」
春風「動かないでください」
春風「わたくしが、して差し上げます」
提督「処理は自分でするように訓練されているんだが……」
春風「いいんですよ。楽にしてくださいませ」
春風「……意外と小さいのですね」
提督「性能は充分だ」
―――
――
―
――
―――
春風「司令官様、こちらにいらしてください」
春風「ほら、ここ……」
春風「硬い……こんなになって……」
提督「いつの間に……」
春風「動かないでください」
春風「わたくしが、して差し上げます」
提督「処理は自分でするように訓練されているんだが……」
春風「いいんですよ。楽にしてくださいませ」
春風「……意外と小さいのですね」
提督「性能は充分だ」
―――
――
―
7: 2018/08/24(金) 20:18:52.93 ID:XK5ZLc8r0
提督(なんてことになったりして……うへへ)
春風「そんなに蕩けた表情をなさって……うふふ。でも、本番はこれからですわ」
提督「ほ、ほほほほほほ本番って……?」
春風「司令官様、動かないでくださいね?」
ッサリ
提督「」ビクン
提督「え、な、なに!?」ゾクゾク
春風「ですから、動かないでください」ナデナデ
春風「耳掃除です。誰かにしていただくと、とってもリラックスできるんですよ?」
提督(あ、癒すってそういう? わかってたけどね?)
提督(でも、春風の耳かきか……うへへ)
春風「そんなに蕩けた表情をなさって……うふふ。でも、本番はこれからですわ」
提督「ほ、ほほほほほほ本番って……?」
春風「司令官様、動かないでくださいね?」
ッサリ
提督「」ビクン
提督「え、な、なに!?」ゾクゾク
春風「ですから、動かないでください」ナデナデ
春風「耳掃除です。誰かにしていただくと、とってもリラックスできるんですよ?」
提督(あ、癒すってそういう? わかってたけどね?)
提督(でも、春風の耳かきか……うへへ)
11: 2018/09/01(土) 22:06:36.25 ID:8YK7TByO0
提督「や、やるなら最初からそう言ってくれよ」
春風「うふふ。驚きました?」ナデナデ
提督「ああ、少しな」
春風「もしお嫌でなければ、このまま続けさせていただきたいのですが……」
提督「嫌なわけあるか。春風になら、いくらでもしてもらいたいよ」
春風「あら、嬉しいですわ。わたくしも司令官様になら、いくらでもして差し上げます」
提督「それは嬉しいなぁ」
春風「では、続きをしていきますね。力を抜いて、春風に……すべてを委ねてくださいませ」
春風「うふふ。驚きました?」ナデナデ
提督「ああ、少しな」
春風「もしお嫌でなければ、このまま続けさせていただきたいのですが……」
提督「嫌なわけあるか。春風になら、いくらでもしてもらいたいよ」
春風「あら、嬉しいですわ。わたくしも司令官様になら、いくらでもして差し上げます」
提督「それは嬉しいなぁ」
春風「では、続きをしていきますね。力を抜いて、春風に……すべてを委ねてくださいませ」
12: 2018/09/01(土) 22:11:16.16 ID:8YK7TByO0
提督(春風の言うとおりに力を抜くと、まるで彼女の太ももに、顔が沈んでいくような感覚に襲われる。その一方で、反発するぴちぴちの肌を浴衣越しに感じる……)
春風「司令官様、それでは始めさせていただきます」
提督「あ、ああ、よろしく頼む」
サリッサリサリサリサリ
スーッスーッスーッスーッスーッ
提督(カリカリ言わないところを見ると、あまり耳垢は溜まってないのか? まあ普段から耳掃除はしてるからな。それにしても……)ゾクゾク
提督(快楽のためだけに春風を使うとは……なんだかいけないことをしている気分だ)
春風「綺麗なお耳……お忙しいのに、お耳掃除も欠かさないなんて、素敵です」
提督「いや、そんなに褒められることでもないだろ」
提督(悪い気分じゃないけど)
春風「司令官様が素敵なのは変わりません」カリカリ
スリッスリッスリッスリッスリッスリ
スーッスーッスーッスーッスーッ
提督(耳の中を棒がなぞる感覚……通ったところに、甘い残り香を残していくかのような……。誰かに肩を揉んでもらうとき、こんな感覚がするな……。じゃあある意味これは耳のマッサージってわけだ)ゾクゾク
春風「司令官様、それでは始めさせていただきます」
提督「あ、ああ、よろしく頼む」
サリッサリサリサリサリ
スーッスーッスーッスーッスーッ
提督(カリカリ言わないところを見ると、あまり耳垢は溜まってないのか? まあ普段から耳掃除はしてるからな。それにしても……)ゾクゾク
提督(快楽のためだけに春風を使うとは……なんだかいけないことをしている気分だ)
春風「綺麗なお耳……お忙しいのに、お耳掃除も欠かさないなんて、素敵です」
提督「いや、そんなに褒められることでもないだろ」
提督(悪い気分じゃないけど)
春風「司令官様が素敵なのは変わりません」カリカリ
スリッスリッスリッスリッスリッスリ
スーッスーッスーッスーッスーッ
提督(耳の中を棒がなぞる感覚……通ったところに、甘い残り香を残していくかのような……。誰かに肩を揉んでもらうとき、こんな感覚がするな……。じゃあある意味これは耳のマッサージってわけだ)ゾクゾク
13: 2018/09/01(土) 22:11:59.36 ID:8YK7TByO0
春風「これ程までに綺麗ですと、耳掃除とは言わないのかもしれませんね」カリカリ
提督「ああ、これじゃあマッサージだ」ゾクゾク
サリッサリッサリッサリッサリ
スリスリスリスリスリ
春風「マッサージ……仰る通りですね。では、春風のお耳マッサージ……お楽しみくださいませ」カリカリ
サリッサリサリサリ
スーッスーッスーッスーッスーッスー
提督(耳かきが穴の中を滑っていく……その度に、くすぐったい感覚が耳の中を走って……。くすぐったいが合わさって、快感になる……)
サリッサリッサリッサリ
春風「お耳の入り口を……くるくると回すように……」
サリサリサリサリサリ
クルックルックルックルックル
提督「あ、ああぁ」トローン
提督「ああ、これじゃあマッサージだ」ゾクゾク
サリッサリッサリッサリッサリ
スリスリスリスリスリ
春風「マッサージ……仰る通りですね。では、春風のお耳マッサージ……お楽しみくださいませ」カリカリ
サリッサリサリサリ
スーッスーッスーッスーッスーッスー
提督(耳かきが穴の中を滑っていく……その度に、くすぐったい感覚が耳の中を走って……。くすぐったいが合わさって、快感になる……)
サリッサリッサリッサリ
春風「お耳の入り口を……くるくると回すように……」
サリサリサリサリサリ
クルックルックルックルックル
提督「あ、ああぁ」トローン
14: 2018/09/01(土) 22:12:47.53 ID:8YK7TByO0
春風「司令官様。本当は、一人でお耳掃除をするのはよろしくないのですよ」カリカリ
提督「そ、そうなのか」トローン
サリサリサリサリサリ
春風「誰かにして頂かないと、耳垢を奥に押し込んでしまう危険性がありますから」カリカリ
提督「た、確かにそうかもな」トローン
カリカリカリカリカリカリ
サリサリサリサリサリ
提督「」トローン
春風「」カリカリ
春風「……なんて、嘘です」
提督「へ?」
春風「こう言っておけば、司令官様がわたくしに、お耳掃除を任せて頂けるかしらと」
提督「やりたいのか?」
春風「ええ、毎日でも」
提督(春風、そんなことのために嘘を吐くなんて、結構可愛いところあるんだな。まあもともとめちゃくちゃ可愛いけど)
提督「じゃあ、任せた」
春風「え、よろしいのですか?」
提督「俺も、春風になら毎日でもしてもらいたいところだ」
春風「……司令官様、嬉しい……!!」
提督(そんなに嬉しそうにされると、こっちまで嬉しくなりそうだ)
提督「そ、そうなのか」トローン
サリサリサリサリサリ
春風「誰かにして頂かないと、耳垢を奥に押し込んでしまう危険性がありますから」カリカリ
提督「た、確かにそうかもな」トローン
カリカリカリカリカリカリ
サリサリサリサリサリ
提督「」トローン
春風「」カリカリ
春風「……なんて、嘘です」
提督「へ?」
春風「こう言っておけば、司令官様がわたくしに、お耳掃除を任せて頂けるかしらと」
提督「やりたいのか?」
春風「ええ、毎日でも」
提督(春風、そんなことのために嘘を吐くなんて、結構可愛いところあるんだな。まあもともとめちゃくちゃ可愛いけど)
提督「じゃあ、任せた」
春風「え、よろしいのですか?」
提督「俺も、春風になら毎日でもしてもらいたいところだ」
春風「……司令官様、嬉しい……!!」
提督(そんなに嬉しそうにされると、こっちまで嬉しくなりそうだ)
15: 2018/09/01(土) 22:13:22.21 ID:8YK7TByO0
春風「……コホン。では司令官様、反対を向いてくださいますか?」
提督「おう」ゴロン
提督「ってあれ?」
提督(普通にゴロンとしたが、よく考えたらそれって春風の方を向くってことじゃん!? べ、別に何かが見えるとかそういうわけじゃないけど、春風のお腹が目と鼻の先ににににににににに)
春風「こちらも特に汚れていませんね。では、マッサージを始めましょう」
サリサリサリサリサリ
カリカリカリカリカリ
提督(あばばばばばばば……春風の香りに包まれて、春風のにおいを感じて、耳かきの快感が走って……)
春風「司令官様、これはわたくしからのお仕置き……ですわ」ササヤキ
提督「お、お仕置き……!?」ゾクゾク
提督(は、春風が屈むと、香りが近くなって……)ゾクゾク
春風「わたくしは、司令官様のことを、毎日心配しております。それをわかって頂くための」ササヤキ
提督「」ゾクゾク
春風「司令官様、今日はこのままお休みください。明日も明後日も、春風がそばにいますから」
おわり
提督「おう」ゴロン
提督「ってあれ?」
提督(普通にゴロンとしたが、よく考えたらそれって春風の方を向くってことじゃん!? べ、別に何かが見えるとかそういうわけじゃないけど、春風のお腹が目と鼻の先ににににににににに)
春風「こちらも特に汚れていませんね。では、マッサージを始めましょう」
サリサリサリサリサリ
カリカリカリカリカリ
提督(あばばばばばばば……春風の香りに包まれて、春風のにおいを感じて、耳かきの快感が走って……)
春風「司令官様、これはわたくしからのお仕置き……ですわ」ササヤキ
提督「お、お仕置き……!?」ゾクゾク
提督(は、春風が屈むと、香りが近くなって……)ゾクゾク
春風「わたくしは、司令官様のことを、毎日心配しております。それをわかって頂くための」ササヤキ
提督「」ゾクゾク
春風「司令官様、今日はこのままお休みください。明日も明後日も、春風がそばにいますから」
おわり
16: 2018/09/01(土) 22:15:20.54 ID:8YK7TByO0
調子に乗ってスレ立てした結果力尽きました。
気が向いたら後日談でも書くかもしれないので許してください!!
それはそうと神風編を誰か……。
気が向いたら後日談でも書くかもしれないので許してください!!
それはそうと神風編を誰か……。
17: 2018/09/01(土) 22:15:57.62 ID:deY0sUito
おむおつ
18: 2018/09/02(日) 00:09:20.85 ID:1AalpXRD0
おつおつ
寝る前に見る主の耳かきSS最高なんじゃあ~
寝る前に見る主の耳かきSS最高なんじゃあ~
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