1: 2024/04/14(日) 00:50:28 ID:4db4aBH200
新生みらくら
これ『も』高速で書くぞぉ!
今度『は』全年齢向け♡
これ『も』高速で書くぞぉ!
今度『は』全年齢向け♡
2: 2024/04/14(日) 00:52:29 ID:4db4aBH200
姫芽 (私がみらくらぱーく!に加入して
数日が経とうとしていた)
瑠璃乃「疲れ゛た゛~~……」グッタリ
慈 「お~、るりちゃんよしよし♡♡♡」
ナデナデ♡
瑠璃乃「めぐちゃん~♡♡♡」ゴロゴロ♡♡♡
姫芽 (先輩たちは本当に仲がいいと
思う
……そこに私がいてもいいのか、
そう思うほど)
姫芽 (私はみらくらぱーく!に憧れて、
めぐちゃん先輩とるりちゃん先輩に
憧れてこの部に入った)
姫芽 (──けど……)
慈 「あ、姫芽ちゃんも
よしよしする~♡?」
姫芽 「だ、大丈夫です!!
私は先に失礼します!!」バタバタ!
ガチャン!
めぐるり「……???」(顔見合わせ)
3: 2024/04/14(日) 00:53:12 ID:4db4aBH200
ーーーーー
姫芽 (本当は私だってめぐちゃん
先輩にナデナデ
してもらいたい)
姫芽 (でも、慈先輩と瑠璃乃先輩は
幼馴染み、ユニットも1年近く
組んできている仲だ)
姫芽 (そこに私なんかが挟まるなんて、
おそれ多いことだ)
姫芽 (……)
姫芽 (めぐちゃん、先輩……)ギュッ……
ピンポーン!
姫芽 (部屋のチャイムが鳴った音がした
……誰だろ?)
姫芽 (誰が来たのか確認して驚いた)
『慈 「姫芽ちゃんいるー?」』
姫芽 (訪問者はめぐちゃん先輩と──)
『瑠璃乃「……」』
姫芽 (心配そうな顔をしたるりちゃん
先輩だった)
4: 2024/04/14(日) 00:54:25 ID:4db4aBH200
姫芽 「……」
姫芽 (本当は居留守を使おうかと
思っていた
きっと、今の私は先輩方には
見せられない表情をしていると
思ったから
姫芽 (……でも)
『慈 「いるのは知ってるよ!
開けてくれなかったら
ドアの前に居続けるからね!」』
姫芽 (こう言われてしまっては
開けないわけにはいかない
こう言ったらめぐちゃん先輩は
いつまでもドアの前に居続ける
だろう
去年一年、動画を観てきてなんとなく
分かる
めぐちゃん先輩はそんな人だ)
姫芽 「……」ガチャ
姫芽 (鍵を開けた瞬間だった)
5: 2024/04/14(日) 00:57:12 ID:4db4aBH200
慈 「姫芽ちゃん確保~!!」ダキッ!
姫芽 「きゃっ!?」ビクッ!
姫芽 (私は慈先輩に抱きつかれていた)
姫芽 「め、め、め、めぐちゃん
先輩///!!!??」
姫芽 (推しに抱きつかれて、私の脳は
一瞬でショートしていた)
瑠璃乃「……あの、さ 姫芽ちゃん」
姫芽 (そんな中、るりちゃん先輩が
言いにくそうに言葉を紡いだ)
瑠璃乃「ルリたち、姫芽ちゃんに
なんか嫌なことしちゃったかな……?」
ウルウル
姫芽 「……えっ?」
姫芽 (予想だにしなかった質問で
ショートしていた頭が余計に
停止しそうになったが、るりちゃん
先輩が泣きそうに見えたので
慌てて必氏に脳を動かす)
7: 2024/04/14(日) 01:03:59 ID:4db4aBH200
姫芽 「そ、そんなことないです!!」
瑠璃乃「じゃあ……じゃあなんでルリたちと
距離を置こうとするの……?」ウルウル
慈 「……」プルプル……
姫芽 「……!」
姫芽 (その時、私は気づいた
私に抱きつくめぐちゃん先輩の体が
小さく震えていることに)
瑠璃乃「もし、何か理由があるなら
教えて、ほしい……
ルリたち、姫芽ちゃんと
楽しく、仲良くスクールアイドル
やりたいよ……っ!」ポロポロ
姫芽 「……っ」
姫芽 (ここまで来て話さないわけには
いかなかった
例え、話して私がこのユニットに
居づらくなってしまうとしても
めぐちゃん先輩、るりちゃん先輩を
悲しませるのは、不安にさせるのは、
それだけは嫌だった)
姫芽 (強く拳を握って覚悟を決めた)ギュッ……!
姫芽 「……私──、」
8: 2024/04/14(日) 01:04:30 ID:4db4aBH200
姫芽 (そして私は全てを話した)
めぐるり 「……」
姫芽 (二人は真剣な眼差しで、静かに話を
聞いてくれていた)
姫芽 「──ということなんです……」ウツムキ
姫芽 (とてもじゃないけど、二人の顔を
見ることはできず俯いて、
二人の言葉を待っていた)
瑠璃乃「そう、だったんだ……」
慈 「……なるほどね」
姫芽 「っ……」
姫芽 (こんな迷惑極まりないことを言って
嫌われるかもしれない、
そう思うだけで恐怖で涙が
零れそうだった)
9: 2024/04/14(日) 01:05:36 ID:4db4aBH200
慈 「話してくれてありがたう」ギュッ……
姫芽 (でも、めぐちゃん先輩から
返ってきたのは
暖かい、暖かい抱擁だった)
姫芽 「めぐちゃん……先輩……?」
慈 「気をつかわせちゃって
いたんだね……
ごめんね……」ギュッ……
姫芽 「そ、んな…… 私、はっ……!」ポロポロ
姫芽 (申し訳なさに涙が零れた)
瑠璃乃「ルリとめぐちゃんのことを
気にしなくてもいい、というのは
難しいかもしれないけど……」
慈 「私たちはもっと姫芽ちゃんに
甘えてほしいな♡?」ニコッ
姫芽 「ぐすっ…… で、でも……っ……」ポロポロ
10: 2024/04/14(日) 01:06:19 ID:4db4aBH200
瑠璃乃「難しいのは分かってる……
だからさっ!」ギュッ♡!!
姫芽 「ひゃっ!?」
慈 「まずはめぐちゃんたちが
甘やかしてあげよう!!!」ギュムッ♡!
姫芽 「///!!!!????」
姫芽 (気づけば前後から推しに挟まれていた)
慈 「いっぱい、甘えていいからね♡?」
ボソッ♡
姫芽 「ひうっ///!?」ビクッ///!
瑠璃乃「姫芽、お姉ちゃん♡♡♡」ボソボソッ♡
姫芽 「──あっ……♡♡♡」ビクッ♡
12: 2024/04/14(日) 01:15:07 ID:4db4aBH200
ーーーーーー
チュンチュン(・8・)
姫芽 「──ん、ぁ……?」パチクリ
姫芽 (あれ……? 私、昨日何していたっけ?
てか、体おもっ…… 両腕に
何かのし掛かっているような……)
キョロキョロ
めぐるり「……zzz」スースー
姫芽 「///!!!!?????」
姫芽 (ウソ!? もしかして私、お二人と
寝てしまったの///!?
というかお二人とも服着てない///!?)
姫芽 (美しいです……♡)
姫芽 (って、そうじゃなくて///!!!)
13: 2024/04/14(日) 01:15:40 ID:4db4aBH200
姫芽 「お、お二人とも起きてください///!」
ユサユサ!!
瑠璃乃「ん……な、なにぃ……?」ウトウト
慈 「むにゃ……あと5分……」ウトウト
姫芽 「っ……! 起きてください~///!!!」
ユサユサ!!
瑠璃乃「もう~……朝からいったい何~?」
ウツラウツラ
慈 「眠い……」ウツラウツラ
姫芽 「あの……っ///! もしかして私……っ///!」
14: 2024/04/14(日) 01:28:53 ID:4db4aBH200
ーーーーー
姫芽 「……///」カァァァ
瑠璃乃「あはは……///」ポリポリ
慈 「いやー、びっくりしたよー……
でも、姫芽ちゃんがそういう
想像をしていたなんてねぇ♡♡」
ニマニマ♡
姫芽 「め、面目ないです……///」カァァァ
瑠璃乃「ま、まあ? 熱かったからって、
姫芽ちゃんを安心させたからって
安易に服を脱いだルリたちにも
非はあるケド……」チラッ
慈 「……」コクリ
瑠璃乃「それとも、さ……♡♡」ボソッ♡
姫芽 「っ……///!?」ビクッ!
慈 「本当にそういうコト……
してみる♡♡♡?」ボソボソッ♡♡♡
姫芽 「……っ、お二人が…… よければ……///」
コクリ……♡
──その後、姫芽は花咲いた(意味深)
15: 2024/04/14(日) 01:29:46 ID:4db4aBH200
──これで終わり!
こっちは今夜から構想考えていたから
時間かかっちゃっためぐ……
まあ、セーフ、だよね……?
こっちは今夜から構想考えていたから
時間かかっちゃっためぐ……
まあ、セーフ、だよね……?
16: 2024/04/14(日) 01:35:24 ID:CwHL1QM200
乙 素晴らしいわね
自分と解釈一致してて読みやすかった
みらぱの今後に期待やね
自分と解釈一致してて読みやすかった
みらぱの今後に期待やね
18: 2024/04/14(日) 03:08:01 ID:g9WT4mycSa
>>9
ここすき
ここすき
引用: [SS]姫芽 「先輩に甘えたい」
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