186: 2014/08/12(火) 00:35:18.50 ID:Em4cmPdj0

最初:提督「頼む、婚約者になってくれ!」ひとりめ 曙編
前回:
提督「頼む、婚約者になってくれ!」さんにんめ 足柄編

■よにんめ

提督「あら。本当? 何かお祝いを考えなくっちゃ。こっちの名物を見繕って送るわ。ええ。それじゃ、ね」

妖精さん「てーとくさーん」

提督「あの朴念仁が、ねえ。世の中、何がどうなるかわかんないわねぇ」

妖精さん「てーとくさーん、どーしたのー?」

提督「んー、大したことじゃないんだけどね。友達が結婚したらしいのよ、秘書艦と」

妖精さん「かっこかりー?」

提督「それがカッコガチみたいなのよねえ。色恋とか全然だと思ってたんだけど……ところで、なに持ってるのかしら?」

妖精さん「わすれてたー、おてがみなのよー」

提督「参謀部から? ……あら。あらあらあら」

妖精さん「どうしましたのよー」

提督「アタシのとこにも来るのねぇ。……まあ、いつか来るとは思ってたけど」

妖精さん「きせいめいれいなのねー?」

提督「そーよ。でも、そうするとどうしても、ね。面倒ねえ……」

妖精さん「どーするのー」

提督「命令だし、帰省はしないとよね。んー……そうね、大和ちゃん呼んでもらえる?」

妖精さん「あいさー」
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)
187: 2014/08/12(火) 00:36:37.40 ID:Em4cmPdj0

大和「お呼びですか、提督。戦艦大和、参りました」

提督「忙しいところごめんね、大和ちゃん。もっとも、アタシたち以外はこれから一週間忙しくもなくなるんだけど」

大和「はい?」

提督「ちょっと厄介なお願いしたくてね。断ってくれてもいいんだけど、なるべく受けてくれると助かるわ」

大和「あの、どのような……」

提督「そう、そうよね。……あのね、アタシ、命令で帰省しないとなんだけど」

大和「はい」

提督「大和ちゃん、アタシの婚約者ってことで着いてきてくれないかしら」

大和「あの……質問よろしいですか」

提督「なあに?」

大和「なぜ、私なのでしょう」

188: 2014/08/12(火) 00:39:27.12 ID:Em4cmPdj0

提督「そうねえ。端的に言うなら、大和ちゃんが完璧だからかしら」

大和「完璧、ですか」

提督「そうよ。男ならだれもが振り返る、大和撫子の見本みたいな美貌に楚々とした佇まい。それに料理も上手だし、なにより、その強さ!」

大和「そ、そんなに褒められると照れてしまいます……」

提督「……はぁ、アタシも大和ちゃんみたいに生まれたかったわ……」

大和「……あの、大和としては提督は提督でいて頂いた方が……」

提督「と、それはいいのよ。もし一緒に来てくれるなら、ちょっと詳しいことを話すけど、最初に言っとくわ」

大和「あ、はい」

提督「さっきも言ったけど、面倒な話になるから、無理にとは言わないわ。それでも、アタシは大和ちゃんに来てもらえると助かる。どうかしら」

大和「……提督、その言い方は卑怯です。提督がお望みなら、大和は提督のお側におります」

提督「……ごめんね」

大和「いえ。あの、出発は」

提督「明朝よ。……もういい時間ね。夜更かしはお肌の敵よ。今日はもう寝ましょ」

大和「はい、提督。おやすみなさい」

提督「ええ、お休み。よろしくね、大和ちゃん」

210: 2014/08/14(木) 19:35:01.21 ID:5hyuNge80

...

......

.........

ガタンゴトン ガタンゴトン プァーッ

提督「こっちの方に来るのも久しぶりねぇ」

大和「そういえば、提督のご家族はどのような方なのでしょう」

提督「そうねぇ。そんな変わったところないわよ。どうしてアタシみたいな変なのが育ったのか不思議なくらい」

大和「そう、なのですか?」

提督「うふふ、大和ちゃん。それ、アタシに対して? それともアタシの家族に対してかしら?」

大和「あ、いえ、すみません。あの、面倒な話、と仰っていたもので」

提督「ああ。ごめんね、そっちがあったわね。……アタシのね、幼馴染の話なんだけれど」

大和「幼馴染、ですか」

提督「ええ。この子がね、多分アタシのこと好きなんだ、と思うんだけど」

大和「はい……はい!? あ、あの、その方は……」

提督「小さい頃からアタシと結婚する、って言ってたんだけど……どうにも本気らしいのよねぇ」

大和「あ、あのあのあの、てい、提督、その方は女性ですか、男性ですか!?」

提督「え? ああ、残念だけど女の子なのよ。ま、アタシみたいなのでも男女の組み合わせにはなるものねえ」

大和「はあ……はあ。大和も残念です……(競争率、低いと思ってたのに……)」

提督「あら、大和ちゃんも残念がってくれるのね。ありがと」

大和「いえ……」

211: 2014/08/14(木) 19:41:20.34 ID:5hyuNge80

大和「しかし、それならなぜ私を婚約者、などと?」

提督「それなんだけど、お嬢さまの小父様が帝國議会の議員さんでね。町の有力者なワケ」

大和「はい」

提督「で、アタシに軍を辞めて婿入りして、跡継ぎになる気はないか、って言うのね」

大和「……お辞めに、なってしまうのですか?」

提督「うちの両親も小父様には意見を言い辛いみたいなのよね。そりゃま、そうなんだけど」

大和「そうですか。そう、そうなれば、大和は……」

提督「ちょっと大和ちゃん、ハイライト消えかけてるわよ! 辞めやしないわよ、アタシの居場所は鎮守府なんだから」

大和「ですが……」

提督「そこで大和ちゃんの出番よ。家では婚約者がいるなら連れて来い、そうでないなら婿入りしろ、って話になっててね」

大和「そこまで進んでいたのですか! 少し話が早すぎるのでは」

提督「向こうからすれば、あたしが将官になるまで待ってたって言いたいくらいだと思うわ。有力者が近くにいると面倒よねぇ」

212: 2014/08/14(木) 19:42:09.12 ID:5hyuNge80

大和「ところで提督。幼馴染の方は、どのような……」

提督「そうねぇ。もう暫く会ってないけど、小さい頃から美人だったわ。素直だし。昔はお弁当作ってくれたりもしたわね」

大和「……こう言ってしまっていいかはわかりませんが、よいお話であるような気がします」

提督「そうね。いい話だとは思うわ。でもほら、アタシがこんなんじゃない」

大和「提督は素晴らしい方だと思いますが……」

提督「ふふふ、ありがと。けど、褒めてもなんにもでないし、大和ちゃんほどじゃないわよ」

大和「いえ、私は提督あっての大和ですし」

提督「大和ちゃんには感謝してるわ。本当に面倒な話に巻き込んじゃったんだもの。お礼、しないとよね」

大和「よろしい、のですか?」

提督「当然じゃない。なんでもいいわ、考えておいてね。あ、でも、他の子には秘密よ?」

大和「はい! 大和、感謝です♪」

213: 2014/08/14(木) 19:43:13.66 ID:5hyuNge80

...

......

.........

提督「ん、んー。着いた着いた。やっぱ長旅は疲れるわねぇ。背中バッキバキよ」

大和「提督の故郷は賑やかな街なのですね」

提督「この辺じゃ一番大きいかしらね。さて、それじゃタクシーでも捕まえましょ」

大和「あの車は迎えではないのですか? こちらを気にしているようですが」

提督「ああ、あれはいいのよ。ほら、例の子。アタシが本当に帰ってくるのか見張ってたんじゃない?」

大和「……そこまで、なのですか」





幼馴染「……待っていたよ、僕の旦那様」

運転手「御嬢様、出迎えなくて宜しいのですか?」

幼馴染「今はいいさ。僕というものがありながら、女連れのようだしね」

運転手「はっ」

214: 2014/08/14(木) 19:43:57.09 ID:5hyuNge80

...

......

.........

父「済まなかったな、わざわざ」

提督「いいのよ。どうせ向こうの小父様の謀でしょう?」

父「先生も娘さんには甘いからなあ。いっそお前とお嬢さんが結婚してくれればいい、とも思っていたが」

提督「ちょっと、彼女の前よ?」

父「ああ。しかし、こんな立派な方を婚約者として連れてきた、というならもう俺からはなにも言うまい」

提督「そういうわけで、小父様にはアタシから断っておくわよ」

父「ああ。しかし、大和さん。変わった息子でしたが、身を固める気になったのが意外でね。まだ信じらません」

大和「いえ。提督は素晴らしい方です。それは、確かに、少し変わってはいますけれど」

提督「ふふ、最初に会った時は目を白黒させてたものね」

大和「ふふふ、はい。ですが今は、提督が私を選んでくださったのが、私も嬉しいのです」

父「……ああ。いい、お嬢さんだな」

提督「……そりゃそうよ。アタシの、自慢だもの」

提督(これでうちと小父様はいいとして。問題はお嬢さまよねぇ……)

大和(これが本当だったら……良かったなあ……)

215: 2014/08/14(木) 19:44:53.06 ID:5hyuNge80

...

......

.........

提督「別に、買い物にまで付き合わなくたってよかったのよ?」

大和「いえ、お気遣いなく。私がしたくてしていることですし」

提督「……そう、ならいいんだけど。でも、腕組む必要はなくないかしら?」

大和「いいえ。折角ですし、提督と私が、その、な、仲睦まじいことを街中に知らせておく必要があると思います」

提督「……ああ、そうねえ。そのほうがいいわね……ねぇ?」

大和「はい?」

提督「ああ、大和ちゃんじゃないのよ。着いてきてるんでしょ?」

幼馴染「……気付いてたんだね、旦那様」

提督「そりゃ気付くわよ。長い付き合いだもの、お嬢さま」

大和「あ、あの、え、どこから、いらっしゃったのですか……恥ずかしい……」

216: 2014/08/14(木) 19:45:49.43 ID:5hyuNge80

幼馴染「お嬢さまなんて水臭い。僕と旦那様との仲じゃないか、名前で呼んでくれていいのに」

提督「昔のアタシたちならそれも良かったけれどね。今のお嬢さまが求めてるのは、そうじゃないでしょ?」

幼馴染「……まあ、いいよ。ところで、僕というものがありながら、婚約者だって?」

提督「ああ、紹介しないとね。アタシの婚約者の大和ちゃん。大和ちゃん、彼女が例のお嬢さま」

大和「あ、はい。大和です。……ケッコンのお約束をさせていただいております。よろしくおねがいしますね」

大和(これなら、嘘ではないですし……)

幼馴染「ケッコン、ね」

大和「改めて言われると照れますが……はい、そうです」

幼馴染「でも、キミは艦娘だ。大和型一番艦、大和。カッコカリの方だろう? だから、僕が彼と結婚しても問題はないよね」

大和「……!!」

提督「あらまあ、呆れた。よく調べてるのね」

幼馴染「それはそうだよ。愛しの旦那様のことだもの」

大和「あの、提督……」

提督「でも、別にケッコンした子と結婚したっていいのよ?」

幼馴染「旦那様が普通ならね。でも、そうじゃないだろう?」

大和「そ、そんなことありません! 提督は……」

幼馴染「……本当は、女の子に興味なんてないくせに」

大和「……っ!!」

提督「あーあ。折角の芝居だったけど、無駄になっちゃったわねえ。ゴメンね、大和ちゃん」

幼馴染「……聞かせてくれるかな。どうして、そこまで嫌がるんだい?」

提督「お嬢さまねぇ。しつこい女は嫌われるわよ? 理由なんてないわ。そう生まれついただけ」

217: 2014/08/14(木) 19:46:58.44 ID:5hyuNge80

幼馴染「……仕方ないじゃないか。昔から好きで。旦那様に、キミに好かれるよう、男の子っぽくもしてみた。言葉だって変えてみた」

提督「……やっぱり、そういうことだったのね」

幼馴染「なのに、そんな女を連れてきて! 女らしさを見せ付けるみたいにして!」

大和「そういう、わけでは……」

幼馴染「言ってくれれば、僕だってそのくらいできるのに! 昔から、ずっと傍にいたのに! なんで! この……」

提督「ちょっと、お嬢さま? ダメよ、ダメ!」

大和(あ、あの! 提督、私なら大丈夫ですから。艦娘には平手打ちくらい……)

幼馴染「この、泥棒猫!」

大和「……っ!」

バチィンッ!

218: 2014/08/14(木) 19:48:26.92 ID:5hyuNge80

幼馴染「……」

大和「……痛く、ない……?」

提督「……まったく。あー、痛。ジンジンするわ」

大和「提、督……?」

幼馴染「……なんで……?」

提督「なんでもなにも。女の子が、簡単に手ぇ挙げんじゃないわよ。はしたない」

幼馴染「なんで、庇うの!」

提督「そりゃ庇うわよ。確かに大和は艦娘だけど、同時に女の子なのよ。お嬢さまと同じ、ね」

幼馴染「……! でも、人を頃す力を持ってるじゃないか! きみを、氏地に連れて行ってしまうじゃないか!」

提督「そりゃそうよ。でも、それは大和のせいじゃない。アタシが軍人だから」

幼馴染「だから、僕と結婚すれば……!」

提督「そうね。そうすればアタシは助かるかもしれない。でもね、もうアタシは、昔のアタシじゃない」

大和「提督……」

提督「アタシが逃げれば、困る人がいる。戦えなくなる子たちがいる。だったら、アタシひとりが助かるなんてゴメンだわ」

幼馴染「……それでも、いやだ」

提督「なぁに?」

幼馴染「氏んじゃいやだ!」

提督「……そう簡単には氏んだりしないわよ。アタシみたいのはしぶといの」

幼馴染「でも、それなら、そうだ、前みたいにお父様にお願いして、後方に……」

219: 2014/08/14(木) 19:49:19.44 ID:5hyuNge80

提督「……ああもう。一度後方勤務命令が出たの、やっぱお嬢さまのせいだったのね」

大和「そんな、ことが?」

提督「断ったけどね。丁度、去年の大規模作戦の前だったし」

大和「それは、大和を救ってくださった時の、ですか?」

提督「そうよ。それで大和ちゃんが助かったんだから、間違いじゃなかったわよね」

幼馴染「だから? そのときも無事だったから、氏なない、って言うの?」

提督「そーよ。アタシは氏なない、大和ちゃんとは結婚しないけど、お嬢さまと結婚もしない。それでこの話はおしまい」

幼馴染「そんなの、勝手じゃないか!」

提督「そう。アタシは勝手なの。だから、お嬢さんはもっとちゃんとした男見つけて幸せになんなさい。それじゃ、ね」

幼馴染「……まだ、だよ」

提督「なによぉ」

幼馴染「まだだよ! まだ、なんで僕じゃダメなのか、聞いてない!」

大和「提督……その……」

提督「……大和ちゃんまで? あ~もうッ!!」

220: 2014/08/14(木) 19:49:50.62 ID:5hyuNge80

提督「……仕ッ方ないわねぇ!」(壁ドン

幼馴染「……なっ!?」

大和「……提督ッ!?」

提督「ホントはね、これはあんまり言いたくなかったんだけど」

幼馴染「……あ……ぅ……?」

大和「……ああああ、あああ、あの」

提督「アタシね、お嬢さま。アンタのこと……」

幼馴染「……ぅ……うん」

提督「……昔ッから、大ッ嫌いだったのよ」

幼馴染「……ぇ……!!」

大和「……!!」

幼馴染「……ぅ……う……ひぐっ……」

提督「……はぁ。行きましょ、大和ちゃん」

大和「あ、あの。提督……?」

提督「……行きましょ」

大和「は……はい」

221: 2014/08/14(木) 19:50:30.16 ID:5hyuNge80






幼馴染「……ふえぇぇぇぇぇぇぇぇん……」





222: 2014/08/14(木) 19:51:05.09 ID:5hyuNge80

...

......

.........

ガタンゴトン ガタンゴトン プァーッ

提督「もうすぐ鎮守府ねぇ」

大和「はい。あっという間の一週間でした」

提督「……ねえ、大和ちゃん」

大和「はい」

提督「あの子、幸せになれるかしら」

大和「……ええ、きっと」

提督「……そうよね。なれる、わよね」

大和「……あの。もしかして、提督もあの方のことを」

提督「ダァメ、それ以上は言いっこなしよ」

大和「ですが……!」

提督「あの子なら、もっと立派な男が見つかるわよ。アタシみたいな半端者はね、戦場で散るのがお似合いなの」

大和「そんな。提督はご立派です」

提督「あはん、無理に褒めなくていいわよ。……あのね、大和ちゃん。アタシ思うのよ」

大和「はい?」

提督「女の子はね、絶対に幸せにならなくちゃいけないって。そりゃ、アタシの勝手だって承知はしてるけど」

大和「……」

提督「もちろん、大和ちゃんもよ。今回婚約者になったからって、最期までアタシに付き合うなんて言わないでね?」

大和「……大和は、提督に水底から救われたのです。もし提督が水底に沈むと仰るなら……」

提督「ダァメ。アタシがどうなっても、大和ちゃんは生きて終戦を迎えるのよ。“今度こそ”、ね」

223: 2014/08/14(木) 19:52:02.90 ID:5hyuNge80

大和「……」

提督「……大和ちゃん」

大和「……あの」

提督「なぁに?」

大和「……戦いの間に、最期が……最期が、なければ。提督も、この戦いを生きて終えられるなら……」

提督「そうねぇ。そうしたら……ふふ、大和ちゃんとふたりで、ホテルを開く、なんてのもいいわね」

大和「……っ! はい、お手伝いします。約束ですよ、提督?」

提督「あら、元気ねぇ。ええ、約束よ」

大和「はいっ! いつか、平和な日を共に過ごすために――」


 ――大和は、ずっと提督の……あなたの側で、頑張ります。それが大和の、幸せですから。

224: 2014/08/14(木) 19:53:04.55 ID:5hyuNge80
(よにんめ 大和編 おしまい)

225: 2014/08/14(木) 19:54:16.36 ID:5hyuNge80

 大和は正統派美少女だけど油断するとヤンデレ可愛い。わかります。
 ところで自分で書いていてなんですが、幼馴染が途中から時雨にしか思えなくなりました。大惨事です。
 言葉が足りてない部分は、皆さんでご想像いただけますと幸いです。

 あ、想像といえば、提督の見た目も皆さんのご想像にお任せしますね。
 次の安価はフタヒトマルマルくらいに。投下は恐らく日曜日以降となります。
 お付き合いいただければ幸いです。

 >>1はE1がクリアできません。

226: 2014/08/14(木) 19:56:01.30 ID:3f+D72Hho
おっつ
時雨君もヤンデレ似合うからね、しょうがないね


次回:提督「頼む、婚約者になってくれ!」ごにんめ 潮編



引用: 【艦これ】提督「頼む、婚約者になってくれ!」