1: 2017/03/20(月) 12:49:25.774 ID:/RAQXvuA0.net
ヴィーネ「ねえ、もう別れなさいよ。今のガヴはヒモじゃないの。それに暴力もふるわれてるんでしょ?」
ラフィ「で、でも、ガヴちゃんは本当は優しいから…。この間なんか、お菓子をたくさんくれたし…」
ヴィーネ「はぁ…。それ、ネトゲのアイテムコードを取って用済みになった物らしいわよ。大量廃棄すると問題になるから押し付けられたのね」
ラフィ「でも…でも…」
細木数子「あんた、地獄に堕ちるよ」
ヴィーネ「あ、あなたは!?」
ラフィ「細木数子先生!」
細木数子「話は聞かせて貰ったわ。随分と酷い男に騙されてるみたいじゃないか」
ラフィ「ガヴちゃんは女の子です!」
細木数子「ま、どっちでもいいさ。問題はあんただよ」
ラフィ「私…?」
ラフィ「で、でも、ガヴちゃんは本当は優しいから…。この間なんか、お菓子をたくさんくれたし…」
ヴィーネ「はぁ…。それ、ネトゲのアイテムコードを取って用済みになった物らしいわよ。大量廃棄すると問題になるから押し付けられたのね」
ラフィ「でも…でも…」
細木数子「あんた、地獄に堕ちるよ」
ヴィーネ「あ、あなたは!?」
ラフィ「細木数子先生!」
細木数子「話は聞かせて貰ったわ。随分と酷い男に騙されてるみたいじゃないか」
ラフィ「ガヴちゃんは女の子です!」
細木数子「ま、どっちでもいいさ。問題はあんただよ」
ラフィ「私…?」
5: 2017/03/20(月) 12:54:11.437 ID:/RAQXvuA0.net
細木数子「あたしゃ占星術や手相、あらゆるゆり占いに通じてるエキスパートだけど、あんたは占うまでもなく不幸の相が出てる」
ラフィ「不幸なんかじゃ…」
細木数子「それだよ!あんたは今、不幸を不幸であると正しく認識できていないんだ」
ヴィーネ「確かに…。今のラフィはまるで洗脳されているかのよう…」
ラフィ「不幸なんかじゃ…」
細木数子「それだよ!あんたは今、不幸を不幸であると正しく認識できていないんだ」
ヴィーネ「確かに…。今のラフィはまるで洗脳されているかのよう…」
8: 2017/03/20(月) 12:57:15.159 ID:Qv5o4rZPd.net
導かれる側になるとは
13: 2017/03/20(月) 13:02:13.854 ID:/RAQXvuA0.net
細木数子「あんた、そのままでいいのかい?小さな赤ん坊だっているんだろう?今のままで赤ん坊を守っていけるのかい」
ラフィ「それは…」
細木数子「あんたの赤ちゃんはそのガヴって子との愛の結晶なんだろう?本当にこのままでいいのかい?」
ヴィーネ「いや、赤ちゃんは二人の子供じゃないんです細木数子先生」
細木数子「なんだって!?」
ヴィーネ「魔界通販で買った薬の副作用で赤ちゃんに若返ってしまったサタニキアという私達の友人なんです」
ラフィ「はい…。女の子同士では子供ができないので、策略をめぐらせこのような事に…」
細木数子「あんた…友達を幼体化させて育ててるだなんてとんでもない女なんだね…」
ヴィーネ「いや、でも、サターニャの自業自得でああなったわけで…。むしろラフィは行き場をなくした赤ちゃんのお世話をするという天使の優しさを…」
ラフィ「それは…」
細木数子「あんたの赤ちゃんはそのガヴって子との愛の結晶なんだろう?本当にこのままでいいのかい?」
ヴィーネ「いや、赤ちゃんは二人の子供じゃないんです細木数子先生」
細木数子「なんだって!?」
ヴィーネ「魔界通販で買った薬の副作用で赤ちゃんに若返ってしまったサタニキアという私達の友人なんです」
ラフィ「はい…。女の子同士では子供ができないので、策略をめぐらせこのような事に…」
細木数子「あんた…友達を幼体化させて育ててるだなんてとんでもない女なんだね…」
ヴィーネ「いや、でも、サターニャの自業自得でああなったわけで…。むしろラフィは行き場をなくした赤ちゃんのお世話をするという天使の優しさを…」
15: 2017/03/20(月) 13:08:57.182 ID:/RAQXvuA0.net
細木数子「まあ、その赤ちゃんもあんたも、そのガヴって子とちょっと距離を置いた方がいいねえ」
ヴィーネ「でも、そんな事をしたら逆上したガヴが…」
細木数子「大丈夫。その子はネトゲ中毒の引きこもりなんだろ?部屋から出てこれやしないよ。それに万一の事があったらあたしが何とかしてやるよ」
ヴィーネ「だってさ。ラフィ、細木数子先生もああ言ってくれてるし、しばらくうちに来なよ」
ラフィ「うん…」
細木数子「それがいい。困った事があればいつでもあたしを呼びな。ほれ、あたしのポケベルの番号だ。受け取りな」
ラフィ「ありがとうございます」
そしてラフィは赤ちゃんとなったサターニャを連れてヴィーネの部屋に避難した
ヴィーネ「でも、そんな事をしたら逆上したガヴが…」
細木数子「大丈夫。その子はネトゲ中毒の引きこもりなんだろ?部屋から出てこれやしないよ。それに万一の事があったらあたしが何とかしてやるよ」
ヴィーネ「だってさ。ラフィ、細木数子先生もああ言ってくれてるし、しばらくうちに来なよ」
ラフィ「うん…」
細木数子「それがいい。困った事があればいつでもあたしを呼びな。ほれ、あたしのポケベルの番号だ。受け取りな」
ラフィ「ありがとうございます」
そしてラフィは赤ちゃんとなったサターニャを連れてヴィーネの部屋に避難した
16: 2017/03/20(月) 13:17:46.249 ID:/RAQXvuA0.net
二日後
ガヴリール『おいヴィーネ!ラフィが来てるんだろ!わかってんだぞ!出せ!』
ラフィ「ガヴちゃんが迎えに来てくれた♪きっと、昔の優しいガヴちゃんに戻ったんだ」
ヴィーネ「待ちなさい。声からして激怒してるわ。今のガヴは何をするかわからないわ」
ガヴリール『おい!開けないならこの扉をぶっ壊すぞ!』
ヴィーネ「待ちなさい!ねえ、ガヴ。あなた、何でラフィを連れ戻しにきたの?」
ガヴリール『あぁん?そんなの飯の用意する奴がいなくなって不便になったからに決まってんだろ』
ラフィ「私を必要としてくれてるんだ!あぁ、ガヴちゃん…///」
ヴィーネ「ラフィ、違うわ。ガヴはラフィを便利な召し使い扱いしてるだけ」
ガヴリール『風呂は入らなくても別にいいけど、ご飯は食べないと氏んじゃうんだ。わかるだろ?わかったな?腹へってイライラしてんだ。これ以上待たせるなら…』
ヴィーネ「ど、どうしよう…。このままじゃガヴに部屋を破壊されて殺される…」
ガヴリール『おいヴィーネ!ラフィが来てるんだろ!わかってんだぞ!出せ!』
ラフィ「ガヴちゃんが迎えに来てくれた♪きっと、昔の優しいガヴちゃんに戻ったんだ」
ヴィーネ「待ちなさい。声からして激怒してるわ。今のガヴは何をするかわからないわ」
ガヴリール『おい!開けないならこの扉をぶっ壊すぞ!』
ヴィーネ「待ちなさい!ねえ、ガヴ。あなた、何でラフィを連れ戻しにきたの?」
ガヴリール『あぁん?そんなの飯の用意する奴がいなくなって不便になったからに決まってんだろ』
ラフィ「私を必要としてくれてるんだ!あぁ、ガヴちゃん…///」
ヴィーネ「ラフィ、違うわ。ガヴはラフィを便利な召し使い扱いしてるだけ」
ガヴリール『風呂は入らなくても別にいいけど、ご飯は食べないと氏んじゃうんだ。わかるだろ?わかったな?腹へってイライラしてんだ。これ以上待たせるなら…』
ヴィーネ「ど、どうしよう…。このままじゃガヴに部屋を破壊されて殺される…」
20: 2017/03/20(月) 13:32:40.586 ID:/RAQXvuA0.net
細木数子『やれやれ、見ちゃいられないねぇ』
ガヴリール『誰だよババア』
ラフィ「こ、この声は…」
ヴィーネ「細木数子先生!?でも何で…」
細木数子『占いに良くない結果が出たから見に来たのさ。そしたら案の定、ってとこだね』
ヴィーネ「細木数子先生逃げて!今のガヴは何をするかわからない!」
ガヴリール『はぁ…。酷い言われようだな…。よくわからないババアは出てくるし、いい加減切れるよ?』
細木数子『やれるもんならやってみな』
ガヴリール『へぇ、言うねぇ人間風情が…。氏ねぇ~っ!』
ガヴリールが天使の力を行使しようとした瞬間、ふしぎなことがおこった
細木数子『破ァァァァアアアアーーーツ!!!』
老婆がかざす両手からまばゆい光が溢れだし、閃光となってガヴリールを包み込んだのだ
ガヴリール『ぐぁーっ!』
ラフィ「ガブちゃん!?」
ヴィーネ「ガヴリール!」
部屋から出た二人は変わり果てたガヴリールを目にする事となる
ガヴリール「私は…一体…」
ラフィ「黒く濁りきった天使の輪が輝きを取り戻している…。ガブちゃん、正気に戻ったの…?」
ガヴリール「うん、まあ…。何だか夢を見ていたみたいだ…。今までごめんな、ラフィ」
ラフィ「ガヴちゃん♪」
ヴィーネ「私ですら浄化は無理で諦めた駄天使を浄化するなんて…。細木数子先生…あなたは一体…」
細木数子「なに、ただ手相占いをしただけさ。これからは仲良くやるんだよ」
ガヴリール・ラフィ「はい!」
細木数子は今日も悪と戦う
この救いのない世の中には彼女の手を待つ迷い人がまだまだいるのだ
もしかしたら細木数子こそが地上に舞い降りた最後の天使なのかもしれない
ヴィーネ「先生…。私も先生みたいな立派な存在になります…」
なお、サターニャは二人に放置されている間にお漏らしをしていた -完-
ガヴリール『誰だよババア』
ラフィ「こ、この声は…」
ヴィーネ「細木数子先生!?でも何で…」
細木数子『占いに良くない結果が出たから見に来たのさ。そしたら案の定、ってとこだね』
ヴィーネ「細木数子先生逃げて!今のガヴは何をするかわからない!」
ガヴリール『はぁ…。酷い言われようだな…。よくわからないババアは出てくるし、いい加減切れるよ?』
細木数子『やれるもんならやってみな』
ガヴリール『へぇ、言うねぇ人間風情が…。氏ねぇ~っ!』
ガヴリールが天使の力を行使しようとした瞬間、ふしぎなことがおこった
細木数子『破ァァァァアアアアーーーツ!!!』
老婆がかざす両手からまばゆい光が溢れだし、閃光となってガヴリールを包み込んだのだ
ガヴリール『ぐぁーっ!』
ラフィ「ガブちゃん!?」
ヴィーネ「ガヴリール!」
部屋から出た二人は変わり果てたガヴリールを目にする事となる
ガヴリール「私は…一体…」
ラフィ「黒く濁りきった天使の輪が輝きを取り戻している…。ガブちゃん、正気に戻ったの…?」
ガヴリール「うん、まあ…。何だか夢を見ていたみたいだ…。今までごめんな、ラフィ」
ラフィ「ガヴちゃん♪」
ヴィーネ「私ですら浄化は無理で諦めた駄天使を浄化するなんて…。細木数子先生…あなたは一体…」
細木数子「なに、ただ手相占いをしただけさ。これからは仲良くやるんだよ」
ガヴリール・ラフィ「はい!」
細木数子は今日も悪と戦う
この救いのない世の中には彼女の手を待つ迷い人がまだまだいるのだ
もしかしたら細木数子こそが地上に舞い降りた最後の天使なのかもしれない
ヴィーネ「先生…。私も先生みたいな立派な存在になります…」
なお、サターニャは二人に放置されている間にお漏らしをしていた -完-
21: 2017/03/20(月) 13:33:52.766 ID:9L1mc4a90.net
数子はTさんだったのか
23: 2017/03/20(月) 13:36:28.199 ID:uODzXn8QM.net
乙
ワ口リンヌ
ワ口リンヌ
引用: ラフィ「ガヴちゃん、そのお金は赤ちゃんのミルク代…」ガヴリール「うっさいなー。課金すんだから黙ってよこせよブス」
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