僕「オーダーお願いします、サンドイッチとホット１です」

チノ「・・・」

10分後

客「あの、まだですか？」

僕「オーダー通ってますか！？」

チノ「え、なんですか？」

僕「サンドイッチとホット・・・」

ココア「申し訳ございません申し訳ございません！」

客「あ、もういいです、帰りますね」

チノ「やってくれましたね、僕さん」

僕「あぅぅ・・・」

ココア「僕さん、カプチーノ１お願いします」

僕「ココアちゃんかしこまり！チノさんどう作ればいいですか？」

チノ「え？」

チノ「なんで見て盗まないんですか？」

僕「ホールで忙しくて・・・」

チノ「業務時間外にレシピを復習してこなかったんですか」

僕「家帰ったら疲れてそのまま寝ちゃって・・・」

チノ「僕さんはここに何しにきてるんですかね、あ、邪魔だから休憩行ってきてください」

僕「休憩入ります・・・」

ココア「はい！では本日の朝礼を始めます！」

ココア「まず目を閉じて瞑想してください！！」

チノ僕「・・・」

ココア「5年後の自分を思い浮かべてください！」

チノ僕ココア「・・・」

ココア「5年後の自分はどんな形で会社を支えていましたか！？挙手を願います！」

チノ「はい！はい！」

僕「はい！はい！」

ココア「では僕さん！」

僕「ぼ、僕は～」（また俺かよ・・・・）

チノ「声が小さくて聞こえませんでした」

ココア「僕さんもう一度お願いします！」

僕「僕は！将来！自分のお店を持つために！ここで様々なコーヒーのノウハウを学びぃ！」

僕（うぅ、別に自分の店なんて持ちたくないよ・・・）

ココア「それじゃあ声だしいきます！挙手を願います！」

チノ「はい！はい！」

僕「はいはいはいはい！！！！！」

ココア「じゃあ僕さん！」

僕（なんで僕なんだよ！チノさんのほうが勢いなかったのに！！！）

僕「おはようございまあああああす！！！！！！」

チノ「小さいですね」

僕「おあよおごあいあああああああああ！！！！！！！！！」窓ﾊﾟﾘﾝ吐血

リゼ「どう？ここの仕事は慣れた？」

僕「いえ・・・やっていく自信がぜんぜん」

リゼ「ははは、誰でも最初はそういうもんだよ」

リゼ「でも辞めようなんて思っちゃ駄目だぞ、最低でも3年」

リゼ「それだけ勤めてからでも答えを出すのは遅くないから」

僕（出たよ3年論）

リゼ「はいコーヒー」

僕（業務スーパーの謎缶コーヒーだ）「あざっす・・・」

リゼ（私はできる先輩だなあ）

チノ「僕さん」

僕「は、はい！」

チノ「クッキー余ったんで食べてください」

僕「ありがとうございます！」

チノ「僕さん髪切りました？似合ってますよ」

僕「あ、そうなんです、えへへ///」

僕（最近のチノさんは友好的だなあ）

チノ「それより僕さん、リゼさんって臭くありませんか？」

僕「え」

ココア「私も思ってたよ～リゼちゃんって臭いよね」

チノ「ココアさんもですか、僕さんはどう思います？」

僕「あ、あ、他人の家の匂いって慣れてないとそう感じたりもしますよね・・・ははは」

チノ「あとはっきり言ってウザくないですか？」

ココア「わかる～～～！！」

チノ「ウザいですよね、僕さん」

僕「そ、そうですね・・・」

チノ「みんなで無視しませんか？」

リゼ「ココア、シロップ補充しといたから」

ココア「」

リゼ「僕さん、仕事終わったらお茶しないか？いい感じの和のスイーツがあるんだよ」

僕「あ、あ、今日はおなかが痛いので・・・」

リゼ「そっか・・・」

ココア（僕さん、何返事してるんですか？）

僕（あ、あ、あ、すみません・・・）

チノ（今度返事したら僕さんもリゼさんと同属と見なしますね）

僕（あ、あ、あ、あ、あ、）過呼吸

リゼ（なんだか最近みんなの様子が変だ）

リゼ「あ、僕さんがロッカールームから出てきたぞ、私も着替えるかな」ガチャ

リゼ「え・・・なんで私の制服がズタボロに・・・？」

チノ「僕さんご苦労様です」

僕「うっうっうっ・・・」

ココア「こんなことで泣いてちゃ仕事なんか務まらないよ」

リゼ「チノ、ココア、僕さん・・・これは一体どういうことだよ・・・」

チノ「リゼさん、そんなに制服をズタズタにしてどういうつもりですか」

チノ「弁償として今月の給料から30万ほど引いておきますね」

リゼ「」

僕「おえーー！おえーーー！！」

チノ（僕さんもそろそろ見切り時ですかね）

僕「え、リゼさんが自殺・・・？」

ココア「みたいだよ」

チノ「なにか悩みでもあったんでしょうか、傍にいたのに力になれなかったことが悔やまれます」

僕「なに言ってるんですか！？制服なしで1ヶ月も働かせてその間対話なしとか僕らのせいじゃないですか！！」

チノ「僕さんも言ったじゃないですか、臭いウザいって」

ココア「制服を引き裂いたのは僕さんだよね？」

僕「うぅ、なにを言ってるんだあなたたちは・・・・」

僕（今この場に正義を執行できるのは僕しかいない）

僕（チノを殴るか？警察に行くか？どうすればいい！！？）

僕（教えてくれ！>>17！！！）

僕「うおおお！！くらえチノ！神SS（ゴッドスクリュースペシャル）！！」

チノ「んぎいいいい！！！！？」ﾌﾞﾁﾌﾞﾁ

チノ「馬鹿な！？僕さんのどこに一体こんな力が！！！？」

僕「はあああああああ！！！！！！！」

チノ「ｶ････ｱ･･･････・・・ｯ・・・・・・」

僕「・・！はぁ！はぁ！」

チノ「」

ココア「やったね僕さん！チノちゃんを倒したよ！」

僕「ココアさんも倒しておかないと世界は平和にならない・・・！」

ココア「みんないなくなったからしてあげる！いっぱいHしていいよ！」

僕「な・・・！」

僕「まぁ、こんな生活も悪くねっか・・・」


完