353: 2011/01/22(土) 23:13:30.85 ID:eS1uMbQ4o


湾内泡浮「お兄ちゃん!」上条「え?」【前編】


当麻「止まったかな?」

絹保「もう少し休まれていた方がよろしいのでは?」

当麻「いや大丈夫みたいだからいいよ」

絹保「それならよいですが・・・」

当麻「じゃあちょっとシャワー浴びてくるわ」

絹保「分かりました」



湾内絹保 泡浮万彬 とある自治体の地域振興 2021 缶バッジ とある魔術の禁書目録 とある科学の超電磁砲

354: 2011/01/22(土) 23:20:06.01 ID:eS1uMbQ4o
当麻「俺の寮の風呂より絶対でかいな。うらやましい」

当麻「あー、お風呂に温水が溜まってるっていいなあ」

当麻「大体、浴槽を寝床に使うなんて間違ってるんだよな」

当麻「さてと、シャワーシャワー」



355: 2011/01/22(土) 23:30:11.54 ID:eS1uMbQ4o
絹保「お兄様、お風呂に入られましたね」

万彬「それがなにか?」

絹保「以前白井さんが一緒にお風呂に入ると仲良くなれると言っていたような気がしまして」

万彬「そういえばそんなこともあったような気がしますが・・・」

絹保「お兄様とご一緒させていただいたらもっと仲を深められるような気がするのです」

万彬「裸のお付き合いという言葉もありますわね」

絹保「それですわ!ですからお兄様とご一緒させていただきましょう!」


356: 2011/01/22(土) 23:33:56.71 ID:eS1uMbQ4o
万彬「断られたりって・・・しないでしょうか?」

絹保「主旨をご理解いただければきっと大丈夫だと思うのです」

万彬「そうですわね、お兄様ですもの。信じましょう」

絹保「善は急げといいますから早速入りましょう」

万彬「ええ」


359: 2011/01/22(土) 23:40:11.38 ID:eS1uMbQ4o
当麻「なんかこのシャワー俺のと違う気がするんだが・・・まぁ、いっか」

当麻「ん、換気扇点け忘れたか?湯気が濃くなってきたぞ」

絹保「お兄様、失礼いたします」

万彬「ご一緒しましょう?」

当麻「いやああああ」ドッパーン

万彬「お兄様!もし転倒されてお怪我でもされたらどうなさるのです!」

絹保「そうですわ、お兄様!」

当麻「え、そっち?」


360: 2011/01/22(土) 23:45:17.36 ID:eS1uMbQ4o
当麻「話は後だ!二人ともタオル巻いてきなさい!」

絹保「タオルを巻いてくればご一緒させていただいてもよろしいのですね?」

万彬「少々お待ちください」

当麻「そういう意味じゃないのですが・・・」

361: 2011/01/22(土) 23:50:05.59 ID:eS1uMbQ4o
絹保「お待たせいたしました」

万彬「お兄様、裸のお付き合いなのになぜタオルを巻くのですか?」

当麻「裸のお付き合い?!」

絹保「私たちもっとお兄様との仲を深めたいのです。ご協力をお願いしますね」

万彬「さ、お兄様、早速」

当麻「そ、その前に二人ともまず目を瞑れ!」

絹保「こうでしょうか?」

万彬「なにをなさるのですか?」

当麻「俺もタオルをとってくる!」

絹保「それは必要なことなのですか?」

当麻「超必要です!」

絹保「それなら・・・」

362: 2011/01/22(土) 23:57:35.67 ID:eS1uMbQ4o
当麻「ふぅ、びびった・・・」

当麻「換気扇点いてたら二人の裸を見ちゃってたんだよなあ・・・」

当麻「違う!俺は見たくなんかないぞ!」

当麻「クールになれ。クールになるんだ。よーし」

当麻「お待たせ・・・」


363: 2011/01/23(日) 00:06:57.70 ID:Ycd+nyZdo
絹保「お兄様」ぎゅっ

万彬「お背中流しますね」ぎゅっ

当麻「二人とも当たってるんですけど!」

絹保「?何がですか?」

万彬「そんなことより早く流させてください」

当麻「気づいてくれー」

364: 2011/01/23(日) 00:14:30.24 ID:Ycd+nyZdo
万彬「それではお兄様、始めさせていただきますね」

絹保「失礼しますね」

当麻「うい」

絹保「お兄様、お肌を洗うときは手で洗うのがよいのですよ」にゅるにゅる

当麻「く、くすぐったい!」じたばた

万彬「お兄様、暴れないでください。洗いずらくなりますわ」

当麻「いやでもくすぐったいのはどうしようもないのですが」

365: 2011/01/23(日) 00:18:11.14 ID:Ycd+nyZdo
絹保「お兄様ってお背中広いのですね」

当麻「そうか?あまり気にしたことないんだけどな」

万彬「絹保さんがお背中を洗っている間に髪を洗いますわね」

当麻「じゃあ、頼む」

万彬「では、ちょっとお膝の上に失礼します」

当麻「あんだって?」

万彬「」ぴょこ

当麻「近すぎだろ!」

366: 2011/01/23(日) 00:23:33.36 ID:Ycd+nyZdo
万彬「沁みますから目を瞑ってくださいね?」

当麻「いやでも目を開けたい気もして」

万彬「え?」

当麻「いやなんでもないです」

万彬「変なお兄様」


367: 2011/01/23(日) 00:27:39.08 ID:Ycd+nyZdo
万彬「では洗いますね」ぶにゅっ

当麻「ううう!」

当麻(上条さん窒息しちゃううううう)

万彬「お兄様いかがですか?痛い所はありませんか?」

当麻「うー!大丈夫だけど大丈夫じゃない!窒息しそう!」


375: 2011/01/23(日) 12:33:07.86 ID:woYSYrH0o
万彬「苦しいですか?では・・・」ぬるっ

当麻「わわわ!」ずるっ

絹保「きゃー!」

当麻「痛っ!」ぷにゅん

当麻「・・・くない」

当麻(この感触はあれだな。二人のおかげで痛くなかったから感謝しないとな)

当麻「二人とも怪我ないか?」

絹保「はい、お兄様のお手がありましたので痛くありませんわ」

万彬「私はお兄様の上ですから全く。お兄様こそご無事ですか?」

当麻「俺も大丈夫だ。二人の胸・・・じゃなくて二人がクッションになったからさ」

絹保「お兄様にお怪我がなくて幸いですわ」

万彬「こういうのもいいものですね」

当麻「いや早く退いてくれないといろいろなものが見えそうになってるんだが」

当麻(主に胸と胸と胸が)

376: 2011/01/23(日) 12:42:02.38 ID:woYSYrH0o
万彬「では失礼して」

当麻「風呂でこけたのは久しぶり・・・うぉっ!」ずるっ

絹保「お、お兄様?また滑られましたけど大丈夫ですか?」

当麻「ま、また胸に助けられた・・・」

当麻「今度はもう少し気をつけないとな」

絹保「いえ、お兄様でしたらいくらでも」

当麻「いくらでもはダメだろ。そのうち怪我するぞ?」

絹保「そう意味ではありません・・・」

377: 2011/01/23(日) 12:50:46.49 ID:woYSYrH0o
万彬「あ、そういえば背中は洗いましたが前の方は洗いませんでしたね」

当麻「あ?」

絹保「そうでしたね、では前の方失礼しますね」

当麻「前はいい!後は自分で洗います!」

絹保「お兄様、私に不手際がありましたか?」

当麻「いや不手際がどうとかじゃなくて二人に見せちゃいけない?があってですね?」

当麻「お願いです、ここだけは!ご勘弁ください」OTL

絹保「お兄様、頭をお上げになってください!そこまでされては」

当麻「分かってくれたのか?よかった」

絹保「」

万彬「」

当麻「そんなに見られちゃいやん!目を隠してくれ」




378: 2011/01/23(日) 12:54:05.32 ID:woYSYrH0o
絹保「わかりましたわ」

万彬「こうですか?」

当麻「いいっていうまでそのままだぞ」

当麻「・・・」

絹保万彬「」ちら

当麻「よく見えたか?」

絹保「いえ、よく見えません・・・はっ!」ぱっ

万彬「失礼いたしました!」ぱっ

当麻「もう!」




379: 2011/01/23(日) 12:56:23.30 ID:woYSYrH0o
当麻「もういいぞ」

絹保「せっかく洗って差し上げようと思っていましたのに・・・」

万彬「残念でしたわね・・・」

当麻「本気だったのか・・・」

絹保「お兄様、私たちはいつでも本気ですわ」

万彬「手を抜くなどありえません」

当麻「どう考えても違うベクトルに向かってる気がする」

380: 2011/01/23(日) 13:14:58.47 ID:woYSYrH0o
当麻「・・・」

絹保「お兄様、次は私達の背中を流していただけませんか?」

当麻「はぁ!?」

絹保「お兄様はインデックスさんという方の背中を流していらっしゃるのでしょう?」

当麻「なぜそのような結論に達したか理解できないんだが・・・」

絹保「お兄様はインデックスさんと仲がよろしいのでしょう?」

当麻「まあ悪くはないけどさ」

絹保「仲の良い方は裸のお付き合いという物をされているのでしょう?」

当麻「誰からそんな事吹き込まれた!」

絹保「インデックスさんと出来て私とは出来ないのですか?」

当麻「だからしてないって。上条さんがそんな男に見えますか?」

絹保「お兄様、嘘は感心いたしませんわ」

万彬「嘘をおっしゃるならもう少し上手におっしゃってくださいね?」

当麻「そんなあ!」

381: 2011/01/23(日) 13:37:18.19 ID:woYSYrH0o
当麻「お願いだから信じてくれよ。上条さん本当に本当にしてないんです!」

絹保「お兄様は、私と一緒に入浴するのが嫌なのですか?」

当麻「嫌っていう話じゃなくてさ」

絹保「私お兄様ともっと親密になりたくて、ぐすっ」

万彬「お兄様は嘘を吐かれてまで、うっ、うぅっ」

当麻「ああああ泣かないでくれよ・・・」あわわ

当麻「入る!入るよ!入ります!三段活用!」

絹保「本当ですの?」

万彬「嘘ではないのですね?」

当麻「嘘泣きかい」

384: 2011/01/23(日) 14:01:54.55 ID:woYSYrH0o
当麻「全く!じゃあどっちから洗う?」

絹保「お兄様にお任せします」

当麻「じゃあ・・・絹保から洗おうかな」

絹保「ありがとうございます」

絹保「ではタオルを取りますね」

当麻「待てえええ!全部取るな!半分!前は絶対隠せ!」

絹保「はぁ、分かりました」

当麻「心臓が飛び出る所だったぞ」

ちょっとお出かけしてきます

385: 2011/01/23(日) 23:04:27.60 ID:+QubfqBGo
当麻「絹保、洗う前に確認したいんだが」

絹保「なんでしょう?」

当麻「まさかとは思うが手で洗うのか?」

絹保「それ以外にないと思いますが」

当麻「ドキがムネムネしてきた。二つの意味で」

絹保「それをおっしゃるならムネがドキドキですわ、お兄様」

当麻「ああ、そうだった」


386: 2011/01/23(日) 23:22:27.27 ID:+QubfqBGo
当麻「そ、それじゃ、あ、あら、洗うぞ」

絹保「はいお兄様」

当麻「すごいスベスベだな」

絹保「うふふっ」

当麻「どうした?」

絹保「いーえ!なんでもありませんわ」

当麻「ぺろぺろ」

絹保「お兄様!変な所を舐めないでください!」

387: 2011/01/23(日) 23:28:36.80 ID:+QubfqBGo
当麻「・・・俺今なにかした?」

絹保「肌をその・・・舐められました///」

当麻「具体的にどの辺り?」

絹保「腋、ですわ」

当麻「ひいいいいお許しください!」

絹保「私もいやではありませんでしたから、なんとも思っていませんわ」

当麻「上条さんおかしくなっちゃったみたいだな」

388: 2011/01/23(日) 23:35:05.65 ID:+QubfqBGo
当麻「・・・」ぼー

絹保「お兄様?」

当麻「」スリスリ

絹保「またですかお兄様!」

当麻「つい無意識のうちにやってしまった」

390: 2011/01/23(日) 23:42:22.18 ID:+QubfqBGo
当麻「ごほんごほん」

当麻「絹保の腕って綺麗だよなあ」

絹保「お兄様はそうやってたくさんの女性におっしゃっているのでしょう?」

当麻「言ってねえよ。本当に綺麗なんだって」

絹保「そう思うことにさせていただきますわ」

当麻「本当だってのに」

391: 2011/01/23(日) 23:55:51.26 ID:+QubfqBGo
当麻「じゃあ次前な」

絹保「では全部取りますね」

当麻「胸の所以外は」

絹保「胸も洗わないといけませんわ」

当麻「それだけはご勘弁願います!上条さんそこまで出来ません!お年頃の女の子のお胸を触るなんて!」

絹保「私お兄様の事を信頼していますから触られても平気ですのに」

当麻「どうしようかな・・・」

392: 2011/01/24(月) 00:00:39.08 ID:6fNobyfmo
絹保「お兄様、こういう時はジャンケンではないでしょうか?」

当麻「ああ、それがいいな」

絹保「では私が勝ちましたら洗う。お兄様が負けましたら自分で洗います」

当麻「ようし」

絹保「ジャンケン」

絹保当麻「ぽん」

絹保「あいこで」

当麻「しょ!」

絹保「・・・」

当麻「・・・」

393: 2011/01/24(月) 00:11:22.96 ID:6fNobyfmo
絹保「あ・・・」

当麻「なんだと・・・」

絹保「私の勝ち、ですわね」にこにこ

当麻「なんでだろう。こんなに負けても悔しくないジャンケンは初めてだ」

絹保「ではお兄様」

当麻「はいはーいいっぱい洗っちゃいますよー」

当麻「それでは・・・」

394: 2011/01/24(月) 00:16:53.41 ID:6fNobyfmo
当麻「無我の境地!」さわさわ

絹保「・・・にゃあ///」

当麻「ちゃんと洗えてたか?」

絹保「いえその、お触りされていただけだったような・・・」

当麻「も、もう一回やらせてくれ」

当麻「高速手洗い!」

絹保「////////」

当麻「はっ、はっ、や、やりきった・・・」

絹保「お兄様、次は下半身」

当麻「まだ敵がいたか」







395: 2011/01/24(月) 00:23:39.22 ID:6fNobyfmo
当麻「ま、まあ都合よく異常に湯気が出てるから問題ないな。じゃあ洗っちゃうぞ」

当麻「・・・いい。実に素敵な太ももだ」

絹保「お兄様、私くすぐったい気分ですわ」

当麻「もうちょっと我慢な」

当麻「ふくらはぎももみもみしたいなー」

絹保「恥ずかしい///」

万彬「・・・」

当麻(ま、万彬が怒ってる・・・おふざけはやめたほうがよさそうだ)

当麻「もういいかな」じゃー

絹保「ありがとうございました。私たちこれで少し仲良しになれましたね」

当麻「もう十分仲良しだと思うのですが」



396: 2011/01/24(月) 00:30:36.08 ID:6fNobyfmo
当麻「万彬おいでー」

万彬「・・・」

当麻「どうした暗い顔して?」

万彬「お兄様、私絹保さんとお兄様が楽しそうにしているのを見て少し嫉妬してしまいました・・・」

当麻「万彬もそういう事があるのか?」

万彬「私だって、女ですから。羨ましいなって思うことぐらいあります」

当麻「上条さんそういうのはよく分からないけど気にすんな。これからするんだから」

万彬「はい!」

当麻「ふふふふふ、いっぱい触っちゃう・・・じゃなくて洗っちゃうぞ」



406: 2011/01/24(月) 18:27:59.36 ID:UdwdvmBmo
当麻「お湯かけるぞー」

万彬「どうぞ」

じゃー

当麻「万彬ってさ、水も滴るいい女って言葉がぴったりだな」

万彬「素直に受け取ってよろしいのですか?」

当麻「妹に言う言葉なのか疑問はあるけど素直に受け取ってくれよ」

万彬「一生の宝物にしますね」

当麻「ぺろり」

万彬「お兄様、今なにかなさいました?」

当麻「ううん、なんもしてません」

万彬「首筋を舐められた気がしたのですが気のせいだったのでしょうか・・・?」

407: 2011/01/24(月) 18:39:40.55 ID:UdwdvmBmo
当麻「じゃあ立ってくれるか?」

万彬「はい」

絹保「お兄様、私のときよりも熱心ですわね」

当麻「うっ・・・」

408: 2011/01/24(月) 18:50:34.72 ID:UdwdvmBmo
当麻「舐めたくなるような綺麗な体だよなー」

万彬「お兄様やはり舐められたのではないですか!」

当麻「あ、バレた?」

万彬「お兄様は変な所をお舐めになる癖があるのですね」

当麻「癖じゃねえよ。最近は舐めたくなる女の子がいないんだよなあ」

万彬「ということはお兄様が舐めたくなる女という事でしょうか?」

当麻「もちろん」イケメンAA

万彬「///」

409: 2011/01/24(月) 19:10:48.28 ID:UdwdvmBmo
当麻「お、俺は一体何を・・・」

当麻「そうだった、万彬の体を洗うんだった」

万彬「お兄様まだでしょうか?」

当麻「っておおおい!上条さんの視界にセクシーボディがあああ」びゅううう

万彬「お兄様また鼻血が・・・」

当麻「し、氏ぬ・・・」

410: 2011/01/24(月) 19:26:09.99 ID:UdwdvmBmo
当麻「ふっかーつ!」

万彬「お兄様大丈夫ですか?」

当麻「大丈夫だ、問題ない。洗おうな」

当麻「万彬のスタイルいいなー」なでなで

当麻「万彬のお尻も綺麗だなー」さわさわ

万彬「お兄様・・///」

当麻「」もみもみ

万彬「

421: 2011/01/25(火) 21:04:38.83 ID:HGmwW8zio
当麻「ふっふっふ、イタズラしちゃうz」

ポカッ

当麻「いてて、自分で自分を殴るのってこんなに痛かったか?」

当麻「じゃあ前洗うぞ。嫌だったら嫌って言うんだぞ?」

万彬「嫌だなんて言いません」

当麻「じゃあ・・・」

422: 2011/01/25(火) 21:23:17.13 ID:HGmwW8zio
絹保「お兄様、寒いのでお兄様のお背中で温まってもよろしいですか?」

当麻「寒いんだったら風呂に入ればいいのに」

絹保「一人で入っても寂しいですわ」

当麻「まあ減るもんじゃないし好きなだけくっついてていいぞ」

絹保「お兄様はなんでも許してくださいますね」ぎゅぎゅ

絹保「お兄様のお背中さえあればどこでも眠れそうです」

当麻「タオルが落っこちてるんですけど!」

絹保「はーい?」

当麻「タオル!胸!巻きなさい!」

絹保「あ、失礼しました」

当麻「

423: 2011/01/25(火) 21:33:45.07 ID:HGmwW8zio
当麻「まさかとは思うけど他の子の時もそういう風にしてたりするのか?」

絹保「いいえ」

当麻「じゃあ俺の時だけ?」

絹保「お兄様とお風呂に入ったのは今日が初めてですわ」

当麻「まあそうだけど」

万彬「お兄様、寒くなってきたのですが」

当麻「万彬が風邪引いちゃうしこの話はまあいいや。よくないんだけど」

424: 2011/01/25(火) 21:52:37.24 ID:HGmwW8zio
当麻「洗う前に絹保、洗濯バサミとってくれるか?」

絹保「どうぞ。でも何にお使いになるのですか?」

当麻「万彬の体を揉み揉み、じゃなくて洗ってたら鼻血が出るだろうから装備しておかないといけないからな」

当麻「よし、じゃあ腕を上にあげてくれるか?」

万彬「はいお兄様」

当麻「挟んでよかった洗濯バサミだな」

当麻「じゃあ次おなか回りに」

万彬「お兄様?さきほどから私の体に不自然に濃い湯気が・・・」

当麻「多分局部モザイクだと思う」

万彬「モザイクですか?」

当麻「よくあることだから気にするな」

425: 2011/01/25(火) 22:07:32.20 ID:HGmwW8zio
当麻「どうだ?気持ちいいか?痛くないか?」

万彬「とても気持ちよいです」

当麻「後ろ向きだとちょっと洗いにくいから前向いてくれるか?」

万彬「はい、では」

当麻(ん?こっち向いたら・・・見えちゃう!)

当麻「ちょっと待っ」

万彬「何ですの?」

当麻「たなくて大丈夫だった」

万彬「?」

当麻(湯気さんありがとう!)

426: 2011/01/25(火) 22:20:06.35 ID:HGmwW8zio
当麻「いやでも下半身に湯気というのはむしろそそるというかなんというか」

万彬「何を仰っていますの?」

当麻「なんでもありません!」

当麻「万彬の綺麗な体を拝みつつ洗っちゃうぞ、っと」

万彬「そのように見られては恥ずかしいではありませんか」ぱっ

当麻「こら、隠したら見れないじゃなくて洗えないぞ」

万彬「ですが・・・///」

当麻「見せてくれよ」

万彬「はい・・・///」

当麻「変な言い方だった。これは訂正がいるな」

427: 2011/01/25(火) 22:46:44.46 ID:HGmwW8zio
当麻「キレイキレイ~」

万彬「お兄様の触り方変ではありませんか?その・・・」

当麻「うん・・・自覚が少しありますの事よ」

万彬「私嫌ではありませんよ?お兄様なら・・・」

万彬「私ったらお兄様に変な事を」ポッ

当麻「可愛いなあ、写真とらせろお

428: 2011/01/25(火) 22:54:02.56 ID:HGmwW8zio
当麻「ヤマザキ春のもも祭り~」

万彬「お兄様くすぐったいです///」

当麻「ラストは股間の水攻めー」

万彬「お兄様!」

当麻「わ、悪い!悪ノリしてしまった・・・」

万彬「い、いえ!その、実は楽しかったです///」

当麻「じゃあ流してお風呂はiいろうか」じゃー

万彬「楽しみです」

429: 2011/01/25(火) 23:09:10.00 ID:HGmwW8zio
ちゃぽん

当麻「あーお風呂あったかーい」

万彬「お兄様お幸せそうですね」

当麻「上条さんの家の風呂は壊れたからこうして入られて感動してるんです」

万彬「お兄様ご苦労なされているのですね」

絹保「お兄様、私に出来る事はありませんか?」

当麻「そうだなー。じゃあギューしようか。ぎゅううう」

絹保万彬「おにいさまぁ///」ポ口リ

当麻「うっ、堕ちそう・・・」

430: 2011/01/25(火) 23:19:09.77 ID:HGmwW8zio
当麻「ちゃ、ちゃんと直そうな・・・」

絹保「お兄様お得意なのですか?手馴れたようにお見受けします」

当麻「上条さんも不思議で仕方ありません」

万彬「それにしても簡単に脱げてしまうのはなぜでしょうか?」

当麻「なんでだろうねー」

431: 2011/01/25(火) 23:37:14.11 ID:HGmwW8zio
絹保「お兄様?」

当麻「なーに?」

絹保「お兄様抱っこしてくださいません?」

万彬「私も、お兄様にしていただきたいですわ」

当麻「いいよー」

432: 2011/01/25(火) 23:42:59.53 ID:HGmwW8zio
絹保「ここは私たちだけの特等席ですね」

万彬「独り占めしたいですわ」

当麻「風呂だったら重くないしな」

絹保「どうでもよいのですがお兄様?」

当麻「うん・・・」

絹保「また胸をお掴みになってますわ」

万彬「私のもつかまれてますよ?」

当麻「なんか柔らかいなあとは思ってました」


438: 2011/01/26(水) 21:46:59.03 ID:VjdEGtOVo
当麻「さてと、上条さんが色情当魔なんてあだ名をつけられる前に上がるとしますよっと」

絹保「まだ上がるのには早いですわ」

万彬「もう少ししたら私も出ますからお待ちくださいませんか?」

当麻「少しだけだぞ?」

絹保「ええ」

万彬「入る時も出る時も一緒ですわ」

439: 2011/01/26(水) 21:52:04.86 ID:VjdEGtOVo
絹保「お兄様~」

当麻「なんだ?」

絹保「ただ呼んでみただけですわ」

当麻「なんだよー」

万彬「お兄様」

当麻「何?」

万彬「ただ呼んでみただけです」

当麻「またか」


441: 2011/01/26(水) 22:40:10.38 ID:VjdEGtOVo
絹保「お兄様、また一緒に入ってくださいますか?」

当麻「え、また入るのか?」

絹保「まさかこれきりにされるおつもりでしたの?」

当麻「違うのか?」

万彬「私大きくなってもお兄様と一緒に入りたいです」

絹保「私も同じですわ」

当麻「中学生の妹と一緒に入るってのは良くないと上条さんは思うのです」

442: 2011/01/26(水) 23:19:55.69 ID:VjdEGtOVo
絹保「・・・」

万彬「・・・」

当麻「何か喋ってください・・・。無言で訴えるなんて上条さんの心が痛むのですが」

絹保万彬(もう一押しですわ)

当麻「痛い、胸が痛い、なんか上条さんの胸がチクチクするのですが」

当麻「分かったから!もう分かった!だから止めてー」

絹保「私達の思い届きましたか?」

当麻「思いっていうより呪いに近かったぞ」

万彬「呪いだなんてひどいですわ!」

当麻「だって本当に痛かったんだぞ?チクチクチクチク」



443: 2011/01/26(水) 23:27:24.22 ID:VjdEGtOVo
絹保「お兄様、温まりましたからそろそろ出ましょうか」

当麻「そうしようか」

万彬「また入りましょうね」

当麻「なんかそういうことになっちゃったな」

絹保「お兄様、一緒に入浴した記念に写真を撮りませんか?」

当麻「この格好でか?」

絹保「記念ですもの」

当麻「じゃあ・・・」

絹保「では取ってきますね」


444: 2011/01/26(水) 23:29:35.63 ID:VjdEGtOVo
絹保「では撮りましょうね」

当麻「どうせだから絹保一人と万彬一人と俺と絹保と俺と万彬と三人一緒のパターンも撮るか」

絹保「お兄様もその気になられたようですね」

当麻「まあな」

万彬「では・・・」

・・・・・・・

445: 2011/01/26(水) 23:34:03.54 ID:VjdEGtOVo
当麻「あ、そうだ」

絹保「どうされましたの?」

当麻「絹保、仰向けになってくれ」

絹保「いいですが・・・」

当麻「で、腕を頭の辺りに置いてくれ」

絹保「こうでしょうか・・・」

当麻「なかなかセクシーだ・・・」

当麻「じゃあ撮るぞ・・・よし。じゃあ万彬も同じポーズで頼む」

万彬「分かりました」

当麻「これはいいものだ」

カシャカシャ

447: 2011/01/26(水) 23:38:45.15 ID:VjdEGtOVo
当麻「高画質で相当撮ったのにまだまだ撮れるのか・・・」

絹保「大容量メモリですから」

当麻「やっぱすげえな」

絹保「あまり気にした事がないものですから良く分かりませんが・・・」

当麻「まあ話はそれぐらいにしてそろそろ体拭こうか」

絹保「お兄様」

万彬「お願いが」

当麻「体拭けってか?うすうす感づいてましたよ」

451: 2011/01/27(木) 18:30:53.91 ID:wbe4gNeko
当麻「二人とも自分で拭こうぜ。そういうのが出来る年だろ?」

絹保「前にも拭いてくださいませんでしたか?」

当麻「あの時はあの時だ。それに二人は今までちゃんと一人でやってただろ?」

絹保「自分でするのとお兄様にしていただくのとでは全く違うのです」

万彬「お兄様にしていただくと安心できるのです。ゆりかごのような感じでしょうか?ゆりかごを知っているわけではありませんが」

当麻「簡単には食い下がらないな。どうやって説得するか・・・」

452: 2011/01/27(木) 18:38:15.49 ID:wbe4gNeko
当麻「・・・」

当麻「よし!」

当麻「全く思い浮かばかない!」

当麻「だから俺らしく伝えよう」

当麻「なあ絹保、万彬?」

絹保「してくださるのですか?」

当麻「ううん。さっきも言ったけどダメだ」

万彬「そうですか・・・」しょぼーん

絹保「期待していましたのに・・・」しょぼーん

当麻「うう、許してくれ妹たち・・・」

453: 2011/01/27(木) 18:49:05.46 ID:wbe4gNeko
当麻「俺は着替え終わったけど・・・」

絹保「・・・」

万彬「・・・」

当麻「あそこまで落ち込む事はないだろ・・・」

当麻「なんて声かければ・・・」

当麻「ううん・・・」

当麻「元気になってくれるか分からねえけど言ってみるか」

454: 2011/01/27(木) 18:51:10.83 ID:wbe4gNeko
当麻「あのー、二人とも?」

絹保万彬「なんですか?」

当麻「えぇっと、上条さんは身の回りの事とか一人で出来る子が好きだな」

絹保万彬「!」

当麻(こんなので元気になるわけ・・・)

455: 2011/01/27(木) 18:56:11.09 ID:wbe4gNeko
万彬「お兄様、私一人で出来ますわ!」

絹保「お兄様の妹ですもの!一人で出来ないなんて恥ですわ!」

当麻「ああ、うん頑張ってー」

当麻「なんかさっきより元気になってる気がするけど良かった良かっ」

当麻「よくねえ!」

当麻「おい、ちょっと俺が出るまで・・・」

絹保「はい?」

当麻「・・うぐっ」

バタリ

絹保「お兄様!」

万彬「お兄様、しっかりなさってください!」



456: 2011/01/27(木) 18:58:51.83 ID:wbe4gNeko
絹保「お兄様どうなされたのでしょう?」

万彬「分かりません・・・のぼせられたのかもしれませんね」

絹保「このまま動かさない方が良いかもしれません」

万彬「私たちも早く着替えましょう」

絹保「そうですね」

457: 2011/01/27(木) 19:01:26.09 ID:wbe4gNeko
当麻「ぅぅ・・・」

絹保「お兄様、気がつかれましたか?」

当麻「俺どうしたんだ・・・?」

万彬「突然倒れられたのです。のぼせてしまったのかもしれません」

当麻「いやなんか違う・・・こう、もっと違うやつ」


458: 2011/01/27(木) 19:04:15.94 ID:wbe4gNeko
絹保「お兄様、悪い所はありませんか?」

当麻「特になさそうだけど」

絹保「はぁ、良かったです」

当麻「心配させてごめんな絹保」なでなで

万彬「お兄様、私も心配したのですよ?」

当麻「悪い悪い。万彬もな」なでなで

459: 2011/01/27(木) 19:10:26.18 ID:wbe4gNeko
当麻「さてと、じゃあ寝ようか」

絹保「お兄様、一緒のベッドで・・・」

万彬「良いでしょうか・・・?」

当麻「上条さん一人で寝たいんですけど・・・」

絹保「・・・」ショボーン

万彬「・・・」ショボーン

当麻「・・・上条さんのせいですか?」

当麻「じゃあ消すぞ」

パチッ

当麻「ふぅー、一人で寝るベッドってのは格別ですね」

460: 2011/01/27(木) 19:14:22.98 ID:wbe4gNeko
当麻「早く寝れそうだ・・・」

ジロジロジロ

当麻「うぅっ、視線を感じる・・・」ゴロ

ジーーー

当麻「な、なんなんですかぁ」チラッ

絹保「<●><●>」

当麻「ひぃぃぃ」ゴロ

万彬「<●><●>」

当麻「コワイヨコワイヨォォォ」



461: 2011/01/27(木) 19:16:25.53 ID:wbe4gNeko
絹保「オニイサマガイッショニネテクダサラナイ」

万彬「イッショニネテクダサラナイ」

当麻「タスケテタスケテ」

当麻「助けてーーーー」


462: 2011/01/27(木) 19:19:11.42 ID:wbe4gNeko
当麻「!」

当麻「・・・夢か。夢でよかったあ」

絹保「お兄様、大丈夫ですか?」

当麻「大丈夫だ!」

絹保「お兄様、汗をかかれてますよ?」

当麻「そうだな!拭かないとな!」

万彬「お兄様、大丈夫ですか?」

当麻「大丈夫だ、健康健康!」

463: 2011/01/27(木) 19:20:52.45 ID:wbe4gNeko
当麻「二人ともちゃんと一人で着替えたか?」

絹保「はいお兄様」

万彬「一人で着替えましたよ」

当麻「えらいえらい。じゃあ寝よう」




464: 2011/01/27(木) 19:23:32.52 ID:wbe4gNeko
絹保「お兄様、一緒に寝ても良いですか?」

当麻(夢と同じ!)

当麻「上条さん今日は一人で寝たいからダメです」

絹保「どうしても、ですか?」

当麻「どうしても!天変地異がおこっても!」

絹保「そうですか・・・」ショボーン

万彬「楽しみにしてましたのに」ショボーン


465: 2011/01/27(木) 19:41:28.46 ID:wbe4gNeko
当麻「明かり、消すぞ」

カチッ

当麻「・・・」

当麻「怖くなってきた・・・。違う違う!あれはただの夢だ。そうだ、ただの夢だ。ただ展開が似てるだけ・・・」

当麻「早く寝れば・・・」

当麻「・・・」

466: 2011/01/27(木) 19:44:22.25 ID:wbe4gNeko
ジロジロジロジロ

当麻「やっぱきたあああ」

当麻「怖いよ怖いよ」

当麻「で、でも気のせいってこともあるし、確認だけ」

当麻「・・・」

絹保「お兄様・・・」

当麻「夢じゃなかったああ」

当麻「じゃ、じゃあ万彬も・・・」

万彬「・・・」

当麻「あうあう・・・」


467: 2011/01/27(木) 19:50:05.29 ID:wbe4gNeko
当麻「」がちがちがち

絹保「お兄様・・・」

当麻「涙目・・・か?」

万彬「・・・」

当麻「万彬も・・・」

当麻「・・・ちょっとだけ添い寝に行ってやるか」


472: 2011/01/28(金) 22:03:53.54 ID:UOpYgAqAo
当麻「ちょっとだけ添い寝に来たぞ。二人分添い寝するからほんとに少しだけだぞ」

万彬「まぁ嬉しい!」

当麻「絹保、少しだけ待ってくれよ」

絹保「もし私が寝てしまっても来て下さいますか?」

当麻「ちゃんと行くって」

絹保「寝ないようにしないと・・・」

当麻「張り切ってんなあ」




473: 2011/01/28(金) 22:13:04.34 ID:UOpYgAqAo
当麻「んじゃお邪魔するぞ」

万彬「早くいらしてくださいお兄様」

当麻「あわてないあわてない」

万彬「だってお兄様と一つベッドの下で二人きりになれるんですもの。少しでもお兄様と一緒にいたいと思いませんか?」

当麻「・・・ベッドの上じゃないのか?」

万彬「・・・細かい事はよいではありませんか」

当麻「まあいいんだけどな」

当麻「万彬の布団ポカポカしてるな」

当麻「クンカクンカ」

当麻「それに万彬のいい匂いがする」

万彬「そ、そうですか?///」


474: 2011/01/28(金) 22:38:16.96 ID:UOpYgAqAo
万彬「お兄様、もっとこっちに」

当麻「これぐらいか?」

万彬「もっと、です」

当麻「もっとって近すぎねえか?」

万彬「良いではありませんか。だって、お兄様と私の仲ですもの///」

当麻「万彬さんすごく際どいのですが・・・」

475: 2011/01/28(金) 22:48:02.37 ID:UOpYgAqAo
万彬「お兄様が来てくださらないなら私から」

当麻「ちかっ!」

万彬「お兄様、ハグしていただけませんか?」

当麻「万彬とか?」

万彬「はい、私と」

当麻「ハグか・・・」

万彬「ハグです」

当麻「ハグねえ・・・」

当麻「ハグぐらいなら、いいのか?」

万彬「ではしましょう!」

当麻「するって決めてない・・・」

477: 2011/01/28(金) 22:56:35.21 ID:UOpYgAqAo
万彬「お兄様、お体に乗りますね」

当麻「ちょっとしたら終わりだぞ」

万彬「ちょっとでもしてくださるのなら嬉しいです」

当麻[寝ながらだとやりにくいから体の上に乗っていいぞ」

万彬「お兄様、首浮かしてください。腕が」

当麻「あ、悪い」

万彬「もうよいですよ。お兄様も」

当麻「こうか」

478: 2011/01/28(金) 23:01:40.90 ID:UOpYgAqAo
当麻「・・・」

万彬「・・・」

当麻「顔、近いと思うのでもう少し下に・・・」

万彬「そ、そうですよね!」

479: 2011/01/28(金) 23:09:54.71 ID:UOpYgAqAo
当麻「・・・」

万彬「お兄様大好き」ひそっ

当麻「何か言ったか?小声でよく聞こえなかったぞ」

万彬「秘密、です」

当麻「女の子ってのは秘密が好きなのか?」


480: 2011/01/28(金) 23:14:28.03 ID:UOpYgAqAo
当麻「そろそろ絹保の所に行かないとな」

万彬「少しだけ、でしたものね」

当麻「じゃあおやすみ」

万彬「おやすみなさい」

当麻「絹保絹保っと」

万彬「・・・」

481: 2011/01/28(金) 23:23:55.87 ID:UOpYgAqAo
当麻「絹保、起きてるか?」

絹保「はい・・・」

当麻「もしかしなくても、眠いんだな」

絹保「お兄様約束を守ってくださったのですね」

当麻「当たり前だろ?妹との約束を守らないなんて男じゃねえ」

482: 2011/01/28(金) 23:27:04.97 ID:UOpYgAqAo
絹保「お兄様、万彬さんとその、ハグをされていたのですよね・・・」ひそひそ

当麻「まあ、な」

絹保「私ともしていただけますか?」

当麻「万彬として絹保にしないなんてことはないけど・・・」

絹保「うふっ、失礼します」

当麻「聞いてよー」

483: 2011/01/28(金) 23:35:59.25 ID:UOpYgAqAo
絹保「お兄様とハグが出来るなんて私!涙が出てきました・・・」

ペロッ

当麻「・・・ん、絹保の涙はしょっぱい。でもうまい」

絹保「お、おいしい・・・?」

当麻「あぁ、ミネラルたっぷりで健康によさそうだ」

絹保「お兄様って・・・変わった方です・・・」

当麻「そうか?」

絹保「はい。でも優しくて・・・私の事を心配してくださって・・・一緒にいると温かい気持ちになれて・・・それで・・・」

当麻「それで?」

絹保「大好き・・・」ひそ

当麻「よく聞こえなかったんだがもう一度言ってくれるか?」

絹保「こういうのはそう何度も話す事ではありません・・・」

484: 2011/01/28(金) 23:38:26.07 ID:UOpYgAqAo
絹保「お兄様・・・もう、ダメです」

当麻「何が、ダメなんだ?」

絹保「もう・・・眠くて」

当麻「じゃあもう寝て良いよ」

絹保「おやすみなさい、お兄様」

当麻「おやすみ」

絹保「・・・」

当麻「絹保が寝ちゃったら上条さんこのまま寝るんですか?困ったなあ・・・」

485: 2011/01/28(金) 23:47:43.50 ID:UOpYgAqAo
当麻「はぁぁ、なんか眠くなってきた・・・」

当麻「このまま寝るか・・・」

当麻「絹保あったけえ・・・」

絹保「・・・」

当麻「・・・」


489: 2011/01/29(土) 22:53:59.25 ID:EtYr6/lvo
当麻「絹保ー!万彬ー!待てよー」

絹保「お兄様、こっちですよー」

万彬「捕まりませんよー」

当麻「逃がさないからな!待てえ」




490: 2011/01/29(土) 23:02:56.74 ID:EtYr6/lvo
当麻「絹保待てええ」

絹保「いやです!」キャッキャ

当麻「そらっ!捕まえ・・・うわっ」コケー

絹保「大丈夫ですか?」

当麻「あぁ」

絹保「それならよかったです」

当麻「捕まえた!」がし

絹保「・・・ふふふふ!」

当麻「はははは!」


492: 2011/01/29(土) 23:17:52.95 ID:EtYr6/lvo
当麻「花畑で寝転がるのはいいな」

絹保「お兄様と万彬さん以外誰もいませんね」

万彬「一面お花畑で素敵です」

当麻「二人も一緒に寝転がったらどうだ?」

絹保「お兄様のお顔を見ていればよく分かります」

万彬「とても気持ちよさそうです」

493: 2011/01/29(土) 23:27:52.82 ID:EtYr6/lvo
当麻「お花畑といえば」

絹保「何をなさっているのです?」

万彬「あ、分かりました」

当麻「ここをこうやって・・・よし出来た」

絹保「花飾りですね。可愛いです」

当麻「頭にのっけてみるか?」

絹保「似合いますか?」

当麻「すげえ可愛いな。お嬢様は伊達じゃないな」

絹保「///」

494: 2011/01/29(土) 23:30:17.60 ID:EtYr6/lvo
当麻「じゃあ万彬の分も作らないとな」

当麻「・・・よし出来た」

万彬「お兄様手際がよいですね」

当麻「上条さんも作った事がないんだけどな」

495: 2011/01/29(土) 23:36:08.40 ID:EtYr6/lvo
当麻「じゃかぶせるぞ」

万彬「似合うとよいのですが・・・」

当麻「心配いらねえよ。絶対似合うって」

万彬「どう、ですか?」

当麻「ほら、言ったとおりだろ。可愛いじゃねえか」

496: 2011/01/29(土) 23:40:12.64 ID:EtYr6/lvo
当麻「二人の姿を見てたら我慢できねえ!」

当麻「絹保と万彬に言いたいことがある」

絹保「どんなことでしょう?」

万彬「突然真剣なお顔をされていかがなさいました?」

当麻「二人とも俺の奥さんになってくれ!」

498: 2011/01/29(土) 23:49:49.87 ID:EtYr6/lvo
絹保「お、奥さんですか?お兄様の奥さんなら///」

万彬「その・・お受けいたします///」

当麻「いいのか?」

絹保「断る理由がありませんもの」

万彬「お兄様の事お慕い申しております」

当麻「好きだーーー」




499: 2011/01/29(土) 23:54:19.55 ID:EtYr6/lvo
・・・・

当麻「・・・なんつー夢を見てるんだ上条さん」

絹保「」

当麻「かわゆいなあ」

当麻「ほっぺたツンツンしてやるか」

ツンツン

絹保「ぅん・・・」

当麻「たまんねえなあ」









500: 2011/01/29(土) 23:58:43.84 ID:EtYr6/lvo
当麻「土御門に朝メールしてやるか」

か、み、じょ、う、さ、ん、は、妹、と、ウ、ハ、ウ、ハ、な、目、覚、め、で、す

当麻「送信っと」

当麻「なんか自然ににやけてくるなあ」


502: 2011/01/30(日) 00:03:24.18 ID:kAVuMRGXo
・・・・・

♪♪

小萌「上条ちゃんからメールとは珍しいですねー。なんでしょうかー?」

小萌「上条さんは妹とウハウハな目覚め・・・」

小萌「上条ちゃーーーーん!」

小萌「わ、私の上条ちゃんが土御門ちゃんみたいになっちゃったですよー!」


505: 2011/01/30(日) 18:23:37.63 ID:gWRBBUtao
ピピピッ

当麻「お、きたきた・・・あれ、先生からだ。なんだ?」

「上条ちゃん、妹さんと仲良しなんですねー。ウハウハっていうのがとっても気になりますが・・・。ところで送信先を間違えてたりしてないですよねー?」

当麻「やっちゃった。よりによって先生に送っちまうなんて。どんな顔してあえばいいんだ・・・」


506: 2011/01/30(日) 18:39:51.75 ID:gWRBBUtao
当麻「絹保、起きろー。万彬ー起きてー」

当麻「布団撤去だー」

万彬「あぁん、寒いです・・・」

当麻「おはよー万彬」

万彬「おはようございます・・・」

当麻「絹保ー、コアラじゃないんだから早く降りろー」

万彬「お兄様、なぜ絹保さんとそのような体制に?」

当麻「昨日絹保の所に行った後そのまま寝ちゃったからこんな事になってんだ」

万彬「お兄様は絹保さんと抱き合って寝たのですね・・・」

当麻「ああ・・・」

万彬「・・・」

当麻「なんて冷たい空気なんだ・・・」





507: 2011/01/30(日) 18:50:55.67 ID:gWRBBUtao
絹保「お兄様・・・おはようございます・・・はぁぁ」

当麻「起きたか?起きたら早く降りてくれると助かるんだが」

絹保「お兄様・・・私お兄様の奥さん・・・」

当麻「絹保!それは夢だ夢!起きろー」

絹保「はい・・・」

絹保「・・・ですよね///」

絹保「お兄様、もしかして私と同じ夢を見られたのではありませんか?私と万彬さんがお兄様にプロポーズされ」

当麻「はあああああやく顔洗うぞおおおお」

絹保「お兄様の奥さ」

当麻「よおおおおおおおし一緒に洗おうなあ」

絹保「お兄様?」

万彬「プロポーズ?」

当麻「もういいのおおお」




508: 2011/01/30(日) 18:58:07.33 ID:gWRBBUtao
当麻「さあ顔洗った洗った」

ばしゃばしゃ

当麻「ほいタオル」

絹保「ありがとうございます」

万彬「すっきりしました」

当麻「二人とも寝癖がすごいな」

絹保「あ、本当です」

万彬「直しませんといけませんね」

さっさっさ

当麻(女の子の日常を見るっていうのはなかなか貴重だよな)

509: 2011/01/30(日) 20:26:53.33 ID:+KTWE/keo
万彬「お兄様、綺麗になっているか見てくださいます?」

当麻「ちょっと跳ねちゃってるな」

万彬「どこですか?」

当麻「俺が直してあげるよ。ブラシ貸してくれ」

万彬「ありがとうございます///」

当麻「んじゃ直すからなあ」さっさっ

万彬「お兄様、お尻に何か当たって」

当麻「万彬には何にも触れていない触れていない触れていない」

万彬「そ、そうですね」

当麻「万彬の髪の毛って綺麗に手入れされてるなあ」

510: 2011/01/30(日) 20:34:52.91 ID:+KTWE/keo
万彬「私の髪の毛を触ってくださった殿方はお兄様が初めてですわ」

当麻「へーそうなのか」

万彬「お兄様に私の初めてを差し上げたいです///」

当麻「誤解を生む表現はやめよう!」


511: 2011/01/30(日) 20:46:44.83 ID:+KTWE/keo
当麻「うん、完璧」

万彬「とても気持ちよかったですわ。・・・これからずっとお兄様にしていただきましょうか?」

当麻「上条さんの気まぐれでな」

万彬「・・・はーい」


512: 2011/01/30(日) 20:55:28.33 ID:+KTWE/keo
当麻「んー絹保は特にないかな」

絹保「絶対あります!」

当麻「いや結構綺麗だよ」

絹保「ありますわ!」ぶんぶん」

当麻「今出来たな。まあいいけどさ。ブラシは?」

絹保「はいお兄様」

当麻「じゃあ」


513: 2011/01/30(日) 21:02:14.89 ID:+KTWE/keo
絹保「お兄様お優しい・・・」

当麻「直ったぞ」

絹保「ありがとうございます」

当麻「やっぱ絹保みたいな金髪美少女っていいよな」

絹保「そ、そうですか?///」

当麻「ああいいよ金髪」

絹保(嬉しい///)

万彬「どうせ私は金髪ではありませんもの・・・」どよーん

当麻「万彬ごめんよおおお。許してよおおお」




516: 2011/01/31(月) 22:29:37.68 ID:0Odo74Jno
絹保「♪」ぱくぱく

万彬「」ぱく・・・ぱく・・・

当麻「・・・」


517: 2011/01/31(月) 22:35:27.93 ID:0Odo74Jno
当麻「万彬、ちゃんと食べなきゃダメだぞ」

万彬「お気遣いはありがたいですが食欲が・・・」

当麻「まだ朝の事を・・・」

万彬「・・・」


518: 2011/01/31(月) 22:38:44.49 ID:0Odo74Jno
婚后「湾内さんと婚后さん一体どうなさいましたの?」

当麻「あー、いやなんと言い訳したら・・・」

絹保「うふふ///」ボタボタ

当麻「おい絹保、そこは口じゃないぞ。ほらこれで拭きな」

絹保「あ、申し訳ないです・・・」

婚后「一体何が・・・」

519: 2011/01/31(月) 22:46:22.55 ID:0Odo74Jno
万彬「私には女性としての魅力が・・・」

当麻「しっかりしろ万彬!万彬は最高の女だ!自身を持て!」

婚后「湾内さんと泡浮さんを見ていると天国と地獄を見ているようです・・・」

当麻「上条さんのせいです・・・上条さんの馬鹿!無神経!」ゴンゴン!

婚后「上条さん!お行儀が悪いですわ!」

当麻「・・・そうだな。ごめん」

520: 2011/01/31(月) 22:51:28.32 ID:0Odo74Jno
婚后「仕方ありませんわ、この婚后光子が解決して差し上げますわ」

当麻「ほ、本当か?頼む!婚后さんの力を貸してくれ」

婚后「では何があったのかお聞かせください」

当麻「実は・・・」

521: 2011/01/31(月) 22:59:06.98 ID:0Odo74Jno
婚后「なるほど、良く分かりました」

当麻「本当か、光子ちゃん!」

婚后「み、みみみ光子ちゃん?!」

当麻「教えてくれ、どうしたらいいんだ?」

婚后「それは・・・」

当麻「それは・・・」

522: 2011/01/31(月) 23:03:14.49 ID:0Odo74Jno
婚后「とにかく褒めれば良いのです。上条さんが思いつく限りの言葉で泡浮さんを褒めるのです」

当麻「そ、それで万彬は元気になるのか?」

婚后「私を誰だと思っていらっしゃいますの?この婚后光子に二言はありませんわ!」

当麻「おー」8888



523: 2011/01/31(月) 23:08:29.41 ID:0Odo74Jno
当麻「早速万彬を褒めるぞ」

婚后「でも絶対にというわけでは・・・」

当麻「絶対大丈夫だ、光子ちゃんがあれだけ自身たっぷりに言ってくれたんだ。きっと元気になってくれるさ」

当麻「じゃあ行ってくる」

婚后「ど、どういたしましょう?」


524: 2011/01/31(月) 23:10:50.82 ID:0Odo74Jno
当麻「絹保、ちょっといいか?」

万彬「・・・なんです?」

当麻「耳、貸してくれるか?」

万彬「はい・・・」

当麻「万彬」

万彬「?」

当麻「愛してる」

万彬「あ、あ、あい?」

当麻「俺は万彬の事をいつも愛してるぞ」

525: 2011/01/31(月) 23:15:27.34 ID:0Odo74Jno
当麻「朝起きる時も万彬を愛してる」

当麻「俺が仕事をしてる時も愛してるぞ」

当麻「朝ごはんを食べてる時も、歯磨きしてる時も、着替えをしてる時も、顔を洗ってる時も、学校についても」

万彬「はっ、はっ・・・」

当麻「授業中でも、友達と喋ってる時も、下校してる時も」

当麻「風呂で体を洗ってる時もだ」

万彬「ふぅ、ふぅ・・・」

526: 2011/01/31(月) 23:20:26.96 ID:0Odo74Jno
当麻「愛してる愛してる愛してる愛してる」

当麻「万彬、万彬、愛してるぞ万彬」

当麻「俺の万彬、俺の可愛い万彬」

当麻「万彬の髪の毛一本一本を愛してるぞ」

当麻「万彬を構築してる細胞の一つ一つを愛してるんだ」

万彬「・・・」プシュー

当麻「万彬、ごめんな」

万彬「い、いえ・・・」

527: 2011/01/31(月) 23:26:54.95 ID:0Odo74Jno
当麻「ご飯食べれるか?」

万彬「はい!」パクパクパクパパク

当麻「良かった、すっかり元通りだ」

当麻「光子ちゃんがいなかったらダメだったよ」

婚后「・・・」

当麻「光子ちゃん?」

婚后「わ、私に出来ない事などありませんわ!また困ったことがあればいつでも相談に乗ってあげますわよ?」

当麻「頼りになるなあ光子ちゃんは」

婚后「ところで、そ、その光子ちゃんというのはその」

当麻「ン、ダメか?俺と光子ちゃんの仲じゃないか」

婚后「私と上条さんの仲・・・ですか?」

当麻「俺達兄弟の相談相手だよ」

婚后「そう・・・ですわよね」

528: 2011/01/31(月) 23:30:42.38 ID:0Odo74Jno
当麻「というわけだからまたトラブルがあったらよろしくな、光子ちゃん」

婚后「構いませんが・・・」

当麻「さーて、俺も早く食わないとな」

当麻「ようし、食った食った。じゃあ今日は早めに帰ってくるからな」

絹保「お兄様、お気をつけてくださいね」

万彬「お兄様、先ほどの言葉ですが・・・とても嬉しかったです!」

当麻「おう、じゃあ行ってくる」

絹保万彬「いってらっしゃいませ」

534: 2011/02/01(火) 23:01:56.18 ID:XL3QPLU/o
当麻「あー、今日は飯がうまいな」

土御門「カミやんの癖に幸せそうな顔をしてるんだにゃー」

当麻「そうかー?へへっ」

青カビ「カミやん何かあったん?」

当麻「うぇっへっへ」

青髪「やっぱ遠慮しとくわ」

姫神「もしかして、妹さんと関係ある?」

当麻「姫神いたのか、ずっと気づかなかったぞ」

姫神「ふふふ、もう。慣れてるから」




535: 2011/02/01(火) 23:23:00.88 ID:XL3QPLU/o
姫神「それで。妹さんとはどうなの?」

当麻「ああ、まあまあうまくやってる」

姫神「そう。妹さんの写真。見せてもらってもいい?」

当麻「ああ、ほら」

姫神「君、この画像は・・・」

当麻「え?」

姫神「自分で見てみるといい」

当麻「何が問題・・・」

当麻「・・・問題だ」




536: 2011/02/01(火) 23:35:34.83 ID:XL3QPLU/o
土御門「カミやんどうしたんだにゃー?」

青髪「どうしたんや?」

当麻「見せる画像を間違えた」

姫神「間違えたどころでは済まないと思う・・・」

当麻「反省してます・・・」

538: 2011/02/01(火) 23:54:44.20 ID:XL3QPLU/o
当麻「じゃあこっちを・・・」

姫神「可愛い妹さん」

当麻「だろ?しかもめちゃくちゃいい子だからもうたまんない」

姫神「・・・シスコン」


544: 2011/02/02(水) 21:37:18.25 ID:9Gu5a8eYo
当麻「あー、早く放課後にならねえかな」

土御門「カミやん用事かにゃー?」

当麻「朝妹と色々あってさ、早めに帰ってあげようかと思ってさ」

姫神「シスコンじゃなかった。重度のシスコンみたい」

青ピ「カミやんがここまでになるとは。ボクもまだまだやねー」

土御門「カミやん、いい漢になったぜよ」

当麻「俺に限ってそんな事ねえだろ」



545: 2011/02/02(水) 21:47:32.29 ID:9Gu5a8eYo
土御門「いやいや、カミやんこそ男の中の男、キングオブブラザーなんだにゃー」

当麻「男は全然関係ねーじゃねえか。それに嬉しくもなんともねえよ」

土御門「細かい事は気にしなくていいんだにゃー」

青ピ「全く理解できんやけど・・・」

546: 2011/02/02(水) 21:55:59.76 ID:9Gu5a8eYo
・・・・・

小萌「じゃあ、みんな気をつけて帰るんですよー」

当麻「さようならー」

小萌「あ、上条ちゃん、ちょっと待ってほしいのです」

当麻「なんですか?」

小萌「朝のメールの事ですよー」

当麻「あ、あれですか」

小萌「メールは削除しておいたので安心してほしいのです」

当麻「先生ありがとうございます!」

小萌「いえいえなのです。今度から気をつけてくださいねー?」

当麻「分かってますよー。じゃあさようならー」

小萌「さようならなのです」


547: 2011/02/02(水) 22:06:43.20 ID:9Gu5a8eYo
当麻「早く帰らないといけない気がする」

土御門「カミやん待つんだにゃー」

当麻「なんだ土御門?」

土御門「カミやんと妹さんに贈り物だにゃー」

当麻「本か?」

土御門「三人でゆっくり読むといいんだにゃー」

当麻「ああ、ありがとな」


548: 2011/02/02(水) 22:20:19.00 ID:9Gu5a8eYo
当麻「風よりも早く走れ!早く早く!絹保たちの所に行くんだああ」

御坂「あ、ねえ、アン」

びゅーん

御坂「・・・」

御坂「また無視された・・・」


549: 2011/02/02(水) 22:27:54.10 ID:9Gu5a8eYo
当麻「ただいまー!」

万彬「お兄様本当にお早かったのですね?」

当麻「ぜぇーっ、ぜぇーっ、走って、はぁーっ、来たから、げほっ」

絹保「お兄様、お水をご用意しますからお座りになってください」

当麻「助かるよ」


550: 2011/02/02(水) 22:36:39.55 ID:9Gu5a8eYo
絹保「お兄様、お水です」

当麻「命の水・・・ごきゅごきゅ、ぷはー」

当麻「生き返ったー」

万彬「お兄様たくさん汗をかかれていますから拭いて差し上げますね」

当麻「悪いな」

551: 2011/02/02(水) 22:43:24.51 ID:9Gu5a8eYo
当麻「ところで土御門、俺の友達の、前に二人も俺の寮で会ったただろ?」

絹保「ええ、覚えております」

万彬「その方がなにか?」

当麻「三人で読めって渡された本があるんだけど一緒に読まないか?」

552: 2011/02/02(水) 22:47:12.26 ID:9Gu5a8eYo
絹保「本ですか?どのような内容なのですか?」

当麻「いやどんな本か見てないんだ」

万彬「それなら一緒に読みましょう」

当麻「そうだな、じゃあ・・・」ごそごそ

シスタープリンセス

当麻「シスター」

絹保「プリンセス?」

万彬「聞いたことの無い作品ですわ」

当麻「まあ読んでみるか」

・・・・・・・


557: 2011/02/03(木) 19:07:52.34 ID:E531iIWxo
当麻「へえ、みんないろいろ個性があるなあ」パラパラ

絹保「お兄様ならどの妹と暮らしたいですか?」

当麻「そうだなあ、みんな可愛いから決められねえな」

万彬「12人全員と一緒にお暮らしになりますか?」

当麻「全員と共同生活か・・・。みんなで協力して生活するならそんなに大変じゃないかもな」


558: 2011/02/03(木) 19:21:58.19 ID:E531iIWxo
絹保「お兄様、お兄様はわたくしたちが12人いたらどうされます?」

当麻「絹保と万彬が12人・・・なんか心当たりがある」

絹保「お兄様?」

当麻「ん、なんでもねえ。絹保と万彬ならまあ大丈夫じゃないか?別の心配はあるだろうけど」

絹保「別の心配とはどのような?」

当麻「まあ二人は気にしなくても・・・いや、気にしてほしいか?」

559: 2011/02/03(木) 19:29:01.10 ID:E531iIWxo
当麻「「すんげえ口リっ子・・・」

絹保「とても可愛いですわね」

当麻「他には・・・春歌ちゃん!」

万彬「どうされました?」

当麻「春歌ちゃんが可愛い!」

当麻「春歌ちゃんと結こ・・・妹にほしいな」

絹保万彬(お兄様の理想の女性ですのね・・・)

560: 2011/02/03(木) 19:37:55.78 ID:E531iIWxo
・・・・・・

当麻「じゃあこんなところかな。二人ともどうだった?」

絹保「わたくしお兄様の事、今よりももっと尊敬しました」

万彬「お兄様の事今までよりも大好きになりました!」

561: 2011/02/03(木) 19:53:46.67 ID:E531iIWxo
当麻「よ、よかったな」

絹保「お兄様はいかがでしたか?」

当麻「んーそうだなあ」

当麻「妹っていいなあって思った。もっと大事にしないとな」

絹保「それなら・・・」

万彬「もっと愛してくださいね、お兄様?」

当麻「あ、うん」


564: 2011/02/04(金) 21:30:37.68 ID:wMZWQ8/xo
カリカリ

当麻「バイト中とはいえ宿題は無くならねえなあ」

当麻「上条さん頭悪いから勉強しても頭よくならねえし」

当麻「しなかったらしなかったでもっと頭悪くなるし」

当麻「はぁ・・・」

565: 2011/02/04(金) 21:35:00.91 ID:wMZWQ8/xo
当麻「こうか?いやなんか違う」

当麻「だー!」

当麻「疲れたー」

566: 2011/02/04(金) 21:37:17.89 ID:wMZWQ8/xo
絹保「お兄様どうされたのです?」

万彬「お疲れになられてるようですが何をされているのですか?」

当麻「学校の宿題。全然進まなくてさ」

567: 2011/02/04(金) 21:40:13.75 ID:wMZWQ8/xo
絹保「範囲をお見せいただけますか?」

当麻「いいけど」

万彬「もしかしたらお手伝いできるかもしれません」

当麻「分かるのか?」

絹保「見てみなければ分かりませんが・・・」

万彬「あ、これはこの間習った所です」

当麻「上条さん中学生以下ですか・・・」

568: 2011/02/04(金) 21:45:53.38 ID:wMZWQ8/xo
万彬「お兄様、ここはこうやって」

当麻「待った!上条さんのためにもうちょっと分かりやすく」

万彬「でしたら、こうなってますよね?なので・・・」

当麻「ふむふむ」

万彬「こうすると、これが答えです」

当麻「なるほどなー」

万彬「いかがでしたか?」

当麻「万彬の説明が分かりやすかったから覚えられそうだな」

569: 2011/02/04(金) 21:49:17.21 ID:wMZWQ8/xo
絹保「お兄様、他に、他に分からない所はありませんか?」

当麻「ある」

絹保「でしたら、わたくしが教えて差し上げます」

当麻「二人は宿題ないのか?」

絹保「もう済ませてあります」

万彬「宿題は早めに終えるようにしていますので」

当麻「そうか。じゃあ二人に教えてもらおうかな」

当麻(もうプライドなんているもんか)



570: 2011/02/04(金) 21:55:18.72 ID:wMZWQ8/xo
当麻「えっとここなんだけど」

絹保「はい、そこはですね」

当麻「万彬ここは?」

万彬「はいそれは」

当麻「絹保、合ってるか?」

絹保「正解です」

万彬「お兄様、少し間違えています。ここは」

当麻「あ、そうか。こうだな」

万彬「そうです。これが正解です」



571: 2011/02/04(金) 21:56:53.30 ID:wMZWQ8/xo
絹保「正解です」

当麻「よっしゃ」

万彬「正解ですわ」

当麻「ノッてきたー」

当麻「上条さん天災。やれば出来る子」

572: 2011/02/04(金) 22:10:00.64 ID:wMZWQ8/xo
当麻「あー、終わった・・・」

当麻「もう一生分の頭を使ったな」

絹保「お兄様、休憩しましょう。休憩の後また続きをいたしましょう」

当麻「そうだな」

絹保「今日わたくし達クッキーを焼いてきたので召し上がりませんか?」

当麻「二人の手作り?じゃあもらおうかな」

万彬「クッキーですからお紅茶でよろしいでしょうか?」

当麻「ああ」

万彬「では入れてきますね」

573: 2011/02/04(金) 22:15:05.41 ID:wMZWQ8/xo
当麻「いただきまーす。こっちが万彬ので」

絹保「これがわたくしのです」

当麻「まずは万彬のからもらおうかな」

当麻「ぽりぽり」

万彬「味見はしたのですが・・・」

当麻「ん、うまい!売ってるのより断然うまい!」

万彬「お兄様の為に作りましたから・・・作って良かったです!」

574: 2011/02/04(金) 22:25:47.63 ID:wMZWQ8/xo
絹保「お兄様、わたくしのも・・・」

当麻「じゃあ」もぐもぐ

絹保「・・・」バクバク

当麻「・・・」モグモグ

当麻「うん、絹保のもめちゃくちゃうまいぞ」

絹保「本当ですか?」

当麻「ああ」

絹保「本当に、本当においしいですか?」

当麻「本当に、本当に本当にうまかった」

絹保「あ、あんしんしました・・・」ヘナヘナ

当麻「そんなに緊張してたのか」

576: 2011/02/04(金) 22:50:11.93 ID:wMZWQ8/xo
当麻「んー、うまい」ボリボリボリボリ

絹保「そういえばそろそろバレンタインデーですね」

当麻「そうだな」ボリボリ

絹保「お兄様はその、わたくしがお兄様に作ったら、受け取ってくださいますか?///」

当麻「もちろん」

万彬「お兄様、わたくしのも、受け取ってくださいますか?///」

当麻「ああ、いいぞ」

絹保万彬「チョコレートとクッキーどちらがお好きですか?」

当麻「どっちも好きだけど?」

絹保「では少し練習しないといけませんね」

万彬「がんばって作りますね」

当麻「楽しみにしてるよ」



577: 2011/02/04(金) 23:03:43.52 ID:wMZWQ8/xo
当麻「ごちそうさま」

万彬「では続きがんばりましょうね」

当麻「うへぇ」

絹保「一緒にやれば早く終わりますから。頑張りましょう」

当麻「そうだな。頑張ろう」


581: 2011/02/05(土) 15:06:22.29 ID:6Tjne++po
当麻「嫌です、嫌です、もう勉強嫌なんです!」

絹保「お兄様、もう終わりました。終えられたのですよ」

当麻「勉強やりたくないです!」

万彬「お兄様、お外の空気をお吸いになって気分を落ち着けてください」

当麻「そうさせてもらう・・・」


絹保「お兄様お勉強アレルギーになられなければよいのですけど」

万彬「詰め込み過ぎもよくありませんし」

582: 2011/02/05(土) 15:44:38.13 ID:6Tjne++po
当麻「フー、いい気分転換になったな」

当麻「ん、あんな所に女の子が・・・」

当麻「おい、大丈夫か?」

学生「かみじょうさま・・・」

当麻「大丈夫か?なにかあったのか?」

学生「足を挫いてしまって歩けなくなってしまいました・・・」

当麻「そうだったのか、じゃあ保健室まで運ぶか」

学生「お手数おかけします」

当麻「けが人はおとなしくな」

当麻「抱っことおんぶどっちがいい?」

学生「あの・・・赤ちゃんを抱き上げるときのような感じでしていただけたら・・・」

当麻「赤ちゃん?こんな感じか?上条さんよく分からないんですが」

学生「ええ、よろしくお願いします」



583: 2011/02/05(土) 15:54:32.60 ID:6Tjne++po
学生「上条様、私、重くありませんか?」

当麻「そんなことねえよ。結構軽いぞ」ふわっ

学生「もうおろして下さっても構いません、後は自分で・・・」

当麻「無理しなくていいよ。けが人はおとなしくしてないとな」

学生「すみません・・・」

学生(上条様とこうすることが出来るのは運命でしょうか///)

584: 2011/02/05(土) 16:00:52.33 ID:6Tjne++po
当麻「もう着いた」

当麻「じゃあそこのベッドに」

学生「ありがとうございました」

当麻「足、まだ痛むか?」

学生「少し・・・」

当麻「どこかに湿布あるといいんだけど・・・お、あった」

当麻「じゃあ湿布貼るから足を伸ばして靴下脱いでくれるか?」

学生「はい」

当麻(パ、パンチラ!)

学生「出来ました」

当麻「じゃあこれで・・・」

当麻「少し休んだら部屋に戻ろうか」

学生「上条様は命の恩人です、ありがとうございました」

当麻「命の恩人ってほどではないぞ」

585: 2011/02/05(土) 16:06:19.39 ID:6Tjne++po
学生「私にとっては命の恩人です」

当麻「照れるな・・・」

学生「上条様、一生に一度のお願いがあるのですが聞いてくださいますか?」

当麻「ん?」

学生「バレンタインデーの事ですが・・・私上条様のために作りますから、受け取ってください」

当麻「へ?」

学生「義理とかそういうのではなくて・・・その、受け取ってください///」

当麻「断る理由なんてないからな。ありがたくもらうよ」

学生「上条様、2月14日忘れないでくださいね」

当麻「楽しみに待ってる」


586: 2011/02/05(土) 16:12:34.17 ID:6Tjne++po
当麻「そろそろ部屋に戻ろうか」

学生「ええ、そうします」

当麻「じゃあ・・・」

学生「帰りは一人で大丈夫です」

当麻「危なくねえか?」

学生「一人で歩けますからご心配なさらないでください」

当麻「本当に大丈夫なのか?」

学生「はいこの通り・・・っ!」

当麻「ダメじゃねえか。ほら」

学生「上条様にまたご迷惑を」

当麻「いいよこれぐらい、じゃあ部屋の場所教えてくれるか?」

学生「はい、ここをまっすぐ・・・」


587: 2011/02/05(土) 16:18:34.38 ID:6Tjne++po
「まあ、上条様に抱っこされて。羨ましい」

「わたくしもけがしたらしてくださるのかしら?」

学生(ちょっと優越な気分です)

当麻「ここか?」

学生「はい」

当麻「じゃあベッドまで」


当麻「お疲れ様」

学生「それは上条様ですわ」

当麻「じゃあなんかあったら呼んでよ。絹保と万彬の部屋にいるから」

学生「はい、ありがとうございました」


588: 2011/02/05(土) 16:28:26.97 ID:6Tjne++po
当麻「さてと、部屋に戻るか・・・」

「「「「「「「上条様ー」」」」」」」

当麻「な、なんだあ?」

「「「「「「「上条様、わたくしたちも看病してください!」」」」」」」

当麻「君たちどこかケガしてるのか?」

「「「「「「「これからケガするかもしれませんので予約をしにきました」」」」」」

当麻「保健室の先生がいなかったらな」

「「「「「「「あとバレンタインデー真心をこめて作りますから受け取ってください!」」」」

「「「「私のも」」」」「「「わたしのも」」」

当麻「俺なんかに?じゃあありがたく受け取るよ」

「「「「「「調理室ー」」」」」」」

当麻「なんだかあわただしかったけど」


絹保「廊下が騒がしいと思い見にきたら・・・」

万彬「お兄様・・・」


593: 2011/02/06(日) 16:47:19.83 ID:3DHrTKjno
当麻「特にすることもないし戻るかな」

当麻「・・・ん?」

壁・))

当麻(・・・なにしてるんだ?」

当麻「おい」



当麻「絹保さーん、万彬さーん」


594: 2011/02/06(日) 16:54:15.00 ID:3DHrTKjno
絹保「・・・」

万彬「・・・」

当麻「部屋にいたんじゃなかったのか?って言うかなんで隠れてたんだ?」

絹保「それは・・・」

当麻「言いにくいなら言わなくてもいいぞ?」

595: 2011/02/06(日) 17:10:43.14 ID:3DHrTKjno
万彬「廊下が騒がしかったので気になって様子を見に来たのです。そうしたら」

万彬「お兄様が・・・お兄様が」

当麻「俺が?」

万彬「お兄様がみなさんにバレンタインデーの話をされてて」

当麻「ああ、見てたのか」

596: 2011/02/06(日) 17:22:37.42 ID:3DHrTKjno
当麻「みんなにたくさんもらったら食べきれるかな?」

絹保「・・・」

万彬「・・・」

絹保「お兄様、いただくのは自由ですけれども」

絹保万彬「わたくしたちのは本当に食べていただけるのですか?」


597: 2011/02/06(日) 17:29:26.18 ID:3DHrTKjno
当麻「食べないなんて上条さん言いましたか?」

絹保「おっしゃっていませんが、しかし心配になります」

万彬「わたくしたちのを忘れられてるのではと・・・」

当麻「忘れるわけねえだろ」

絹保「お兄様嬉しそうにされてたではありませんか」

当麻「そりゃまあもらえたら嬉しいさ」

598: 2011/02/06(日) 17:48:27.15 ID:3DHrTKjno
当麻「嬉しいけど、二人の事を忘れてなんかいないから安心しろ」

絹保「証明・・・してくださいますか?」

当麻「信じてくれないのか?」

絹保「信じていますけれどその、万彬さん?」チラッ

万彬「ええ、何かしていただければと///」

当麻(何かしてほしそうにこっちを見てる。何をしたらいいのかサッパリ分からないんだが何かしたほうがいいよな)

絹保万彬「んー///」

当麻(目を瞑ってどうしたんだ?うーん女の子ってわからねえな))

599: 2011/02/06(日) 17:57:58.54 ID:3DHrTKjno
当麻(ううん、何をしてほしいんだ?ううん、ううん)

当麻(分かった、あれだな)

当麻「二人のしてほしい事分かったぞ」

絹保万彬「何をしていただけるのです?///」

当麻「二人とも目を瞑ってくれ」

絹保万彬「はい」

当麻「じゃあ行くぞ」

おでこごっつん

絹保「ぁ///」 万彬「温かい///」
当麻「これがしてほしかったんだろ?こないだ見てたテレビでやっててさ。いやーテレビ見てて良かった」

絹保「本当は違うのですけれど///」

万彬「嬉しいです///」


603: 2011/02/07(月) 18:53:45.34 ID:Z6e84t5Po
絹保「はぁ・・・」

万彬「どういたしましょう・・・」

当麻「溜息なんかついてどうした?」

絹保「お兄様、実は・・・」

万彬「少し困った事に・・・」

当麻「困った事?」

絹保「調理室が・・・」

当麻「調理室が、どうした?」

絹保「調理室が使えなくなってしまい練習が出来ないのです」

604: 2011/02/07(月) 19:01:00.47 ID:Z6e84t5Po
当麻「なんで使えなくなったんだ?」

絹保「生徒のみなさんが調理室に一度に入ったらどうなります?」

当麻「全員が一片に入ろうとしたらそりゃなあ」

絹保「そういった訳でして」

万彬「わたくしたちも練習をしたいのですが場所がなかなか見つからず・・・」

605: 2011/02/07(月) 19:09:23.07 ID:Z6e84t5Po
当麻「・・・二人ぐらいならできる所があるぞ」

絹保「そのような場所があるのですか?」

万彬「そのような場所があるのですか?」

当麻「俺の寮」

絹保「あっ!」

万彬「すっかり見落としていました!さすがですお兄様!」

当麻「褒めるな褒めるな」






606: 2011/02/07(月) 19:11:20.93 ID:Z6e84t5Po
当麻「じゃあ材料持って行こうか」

絹保「はいお兄様」

万彬「行きましょう?」


607: 2011/02/07(月) 19:16:03.30 ID:Z6e84t5Po
当麻「荷物俺が持とうか?」

絹保「いえ、重たくありませんから自分で持ちます。お心遣いありがとうございます」

当麻「そうか?じゃあ万彬、持とうか?」

万彬「わたくしも、自分で持てますから大丈夫です」

当麻「じゃあ一緒に持たないか?それならいいだろ?」

絹保「それって」

万彬「新婚さんみたいで憧れます///」


608: 2011/02/07(月) 19:19:23.07 ID:Z6e84t5Po
絹保「それって」

万彬「カップルみたいで憧れます///」


609: 2011/02/07(月) 19:25:15.33 ID:Z6e84t5Po
お子様「ねーねー、なんでお兄ちゃん彼女が二人いるのー?」

お子様「浮気してるんだよー」

お子様「浮気いけないんだよー」

当麻「浮気じゃなーい!」

当麻「・・・最近はませた子が増えたなあ」

絹保「わたくしたちがカップルに見えるのでしょう」

当麻「どこをどうみたらカップルに見えるんだ?大体二人も女の子を連れてる男いるかよ」

当麻「まあ学園都市なら仕方ないけど」

610: 2011/02/07(月) 19:52:27.22 ID:Z6e84t5Po
万彬「お兄様はそのように見られることについていかがですか?」

当麻「ありえねえよwww」

絹保「・・・」

万彬「・・・」

当麻「急に黙ってどうした?上条さん言っちゃいけないような事言いましたでしょうか?」

絹保「いえ何も仰っていません」

万彬「正直なお言葉ありがとうございました」

当麻「なんで冷ややかな応対をされるのでせうか?」

611: 2011/02/07(月) 20:00:22.09 ID:Z6e84t5Po
当麻「はい着きました」

絹保「万彬「お邪魔いたします」

当麻「なんか二人に手伝える事あるか?」

絹保「では味見をしていただけますか?」

当麻「味見だけで良いのか?」

絹保「お兄様のお口に合うものを作りたいですから」

当麻「食うのは任せろ」

万彬「ではお兄様はゆっくりされていてください」

当麻「ほーい」


615: 2011/02/08(火) 21:36:05.94 ID:5CFJVWIGo
当麻「ちょっと見学しようかな」

絹保「・・・」

万彬「・・・」

当麻「へえ、二人とも上手だな」

絹保「・・・緊張しますね」

万彬「ええ・・・」



616: 2011/02/08(火) 21:42:26.01 ID:5CFJVWIGo
じー

絹保「お兄様、そのように見られてはわたくし、集中できません///」

万彬「見ないでください、お兄様///」

当麻「工口ス」

617: 2011/02/08(火) 21:54:30.16 ID:5CFJVWIGo
当麻「仕方ねえな、じゃあ待ってるから何かあったら呼んでくれ」


万彬「お兄様に見つめられると何といいましょうか、非常にドキドキします」

絹保「わたくしも、見つめられるとあがってしまいます」

絹保「でももっと見つめてほしいのですけれど見ないでほしかったり・・・」

絹保「このような気持ちになるのは初めてです・・・」

万彬「わたくしたちどうしてしまったのでしょう」

当麻「カゼ引いてんじゃないのか?体温計持ってこようか?」

絹保「結構です、お引取りください」

当麻「絹保がグレたー」

618: 2011/02/08(火) 22:05:07.33 ID:5CFJVWIGo
・・・
絹保「味も形も問題ありませんね、」

万彬「最初にしては良く出来ましたね」

当麻「腹減ったー、食べさして」

絹保「あ、お兄様、それはわたくしの食べかけ・・・」

当麻「いただきー」

万彬「ああ!」

当麻「うん、うまうま」

619: 2011/02/08(火) 22:17:34.74 ID:5CFJVWIGo
当麻「ごちそうさん、うまかったぞ」

絹保「わたくしの食べかけだったのですが」

当麻「え、そうだったのか?」


620: 2011/02/08(火) 22:31:55.78 ID:5CFJVWIGo
当麻「わ、悪い、食欲に負けて食べちまった!ごめん許して、このとおり!」

絹保「いえ食べられて困るわけではありませんから」

絹保「少し驚きはしましたけれど・・・」




621: 2011/02/08(火) 22:34:18.48 ID:5CFJVWIGo
万彬「点数をつけるなら100点満点で何点いただけますか?」

当麻「うーん、100点だな」

万彬「もう少し考えていただけますか?」

当麻「考えろったって100点しかねえだろ。うまいもんはうまいんだから」

絹保「ふふふっ、お兄様らしいですわね」

万彬「仕方ありませんね」



622: 2011/02/08(火) 22:39:26.52 ID:5CFJVWIGo
絹保「でもどうせならもう少しムードのある場所でいただきませんか?」

当麻「ムード?そんなのいいだろ?」

絹保「さあ行きましょう」

当麻「こら押すなって」

623: 2011/02/08(火) 22:49:57.99 ID:5CFJVWIGo
当麻「なんでベッドなんだ?」

ぎゅー

当麻「こら、密着されたら食べれないだろ」

絹保「お兄様、あーん」

万彬「あ~ん」

当麻「妙に色っぽいんですけど」

絹保「お兄様、ムード、ですわ」

当麻「上条さんよくわかんないけどすごくデンジャー臭がするからやめー!」


624: 2011/02/08(火) 22:53:27.75 ID:5CFJVWIGo
絹保「ふふ、バレンタインデーのデモンストレーションはこれぐらいにしておきましょうか」

万彬「お兄様の慌てられていた顔、好きですわ」

当麻「・・・本気にしちまったじゃねえか」
627: 2011/02/09(水) 22:55:02.52 ID:Kr3LTglPo
当麻「ポッキーがあるな。食べるか?」

絹保「いただきます」

万彬「ありがとうございます」

当麻「ウサギにエサあげてるみたいで癒されるな」


628: 2011/02/09(水) 23:01:56.46 ID:Kr3LTglPo
当麻「ほら、まだあるから」

絹保「あ、はい」

万彬「お兄様はお食べにならないのですか?」

当麻「見てるだけでお腹いっぱいになりそうだからいい」


629: 2011/02/09(水) 23:17:54.74 ID:Kr3LTglPo
当麻「ほら、まだあるからな。どんどん食べろよ」

当麻「ポッキー、ポッキー、ポッキーゲーム」

当麻「なあ、ポッキーゲームしないか?」

絹保「ポッキーゲームですか?」

万彬「あのポッキーゲームですよね?」

当麻「ああ、そのポッキーゲームだけど」

630: 2011/02/09(水) 23:21:28.19 ID:Kr3LTglPo
絹保「はい、やります!やらせてください!」

万彬「早くしましょう」

当麻「二人ともやる気だなあ」

当麻「んじゃ端っこ加えて」

当麻「まず絹保としようか」

当麻「よーいスタート」

631: 2011/02/09(水) 23:25:42.65 ID:Kr3LTglPo
かじかじかじかじ

当麻(そろそろ離さないとヤバいかな?だがここで離したらチキンだと思われちまうな)

絹保(もう少しでお兄様とき、キス///)

絹保(変な事を考えてはお兄様にご迷惑が)

ポキッ

当麻「折れたな。俺の勝ちっと」

当麻(兄貴の面目躍如ってとこか?)




633: 2011/02/09(水) 23:30:31.10 ID:Kr3LTglPo
当麻「次は万彬とだな」

万彬「絶対に負けません」

当麻「お、強気だな。よーし、スタート」

カリカリカリ


634: 2011/02/09(水) 23:36:38.04 ID:Kr3LTglPo
当麻(ちょっと大胆に攻めてみるか)

万彬(!!)

当麻(万彬びっくりしてるな?作戦成功)

万彬(わたくしだって負けません!><)

当麻(うわっ、早い!このままじゃキスしちまう!どうするどうする?)

当麻(くそ、仕方ねえ、事故る前にこっちから負けてやる!)

ポキッ

万彬「わたくしの勝ちでよろしいのですか?」

当麻「ああ、負けだ負け」

635: 2011/02/09(水) 23:57:08.88 ID:Kr3LTglPo
絹保「さっきは負けましたから2回戦させてください!」

当麻「また負けんじゃねえか?ww」

絹保「絶対に負けませんからお願いします」

当麻「じゃあ勝負してやろうか」

当麻「スタート!」


636: 2011/02/10(木) 00:05:51.01 ID:Y/wYYuD7o
当麻(さて、お手並み拝見)

ガリガリガリガリガリガリ

当麻(なにぃぃ?!)

絹保(負けません!><)

ガリガリガリ

当麻(と、止まれえええええ)


637: 2011/02/10(木) 00:10:43.84 ID:Y/wYYuD7o
絹保(・・・)

当麻(良かった、思いが通じた)

当麻(後一口二口で大事故だったな)

絹保(お兄様の唇が目の前に///)

絹保(どうしましょう)

当麻(絹保口をもそもそさせて・・・ま、まさか)

ポリ

当麻(ひいいいいい)

ポキ

絹保「・・・」

当麻(この年になってチビりそうだったぞこの子悪魔ちゃんめ)

絹保(ちょっと残念です)


641: 2011/02/10(木) 22:36:17.45 ID:z9zE3zCfo
絹保「とりあえず寮に帰りましょうか?」

万彬「そうですわね、帰りましょう」

当麻「一つ提案があるんだがいいか?」

絹保「なんでしょう?」

当麻「いつも二人には色々してもらってるからどこか遊びにいかないか?」

万彬「どこかといいますと?」

当麻「特に決まってないから二人で相談して決めればいいよ」

絹保「どこにいたしましょう?」

万彬「この間開店したばかりの喫茶店はいかがでしょう?」

絹保「高級なケーキや紅茶をいただけるお店ですね」

当麻「食べる所じゃないほうがいいんじゃないか?ほ、ほら、もう少し思い出に残る方が」

絹保「そうかもしれませんね」

当麻(高級とかNG過ぎるわ)

642: 2011/02/10(木) 22:47:47.05 ID:z9zE3zCfo
万彬「では映画館はいかがでしょうか?」

当麻(万彬ナイス!)

絹保「いいですね、映画館にしましょうか」

万彬「お兄様、映画館はいかがでしょう?」

当麻「いいよ、じゃあ映画館な」

643: 2011/02/10(木) 22:52:20.97 ID:z9zE3zCfo
当麻「二人と映画館に行くのは初めてだな」

絹保「そうですわね」

当麻「で、何を見るのか決まってるのか?」

絹保「まだ決めていません。いい作品があるとよいのですけれど」

644: 2011/02/10(木) 23:06:25.19 ID:z9zE3zCfo
当麻「どうだ、何かあった?」

絹保「正直あまり・・・」

当麻「しょうがないな、また別の機会にしよう」

万彬「それしかありませんね」

645: 2011/02/10(木) 23:20:33.16 ID:z9zE3zCfo
絹保「お兄様見てください、写真館があります」

当麻「へえ、こんな所にあったのか」

万彬「お兄様、ここで写真撮りましょう」

絹保「いいですね、お兄様、写真撮りましょう?」

当麻「二人がいいなら寄ってみようか」



646: 2011/02/10(木) 23:28:16.62 ID:z9zE3zCfo
当麻「こんにちは」

店員「おやおや若いお客さんが来たね。それにお嬢ちゃんもご一緒で。写真かい?」

当麻「なんかオススメあります?」

店員「そうだなあ、ウエディングはどうだい?」

絹保「わたくしウエディングドレス着てみたいです!」

万彬「お兄様、わたくしも///」

店員「じゃあお兄ちゃん真ん中でお嬢ちゃんたちが両隣でいいかな?」

絹保万彬「はい!」

647: 2011/02/10(木) 23:36:26.78 ID:z9zE3zCfo
店員「お兄ちゃんモテモテだねえ」

当麻「いや、その」

店員「じゃあこれに着替えてね」

当麻「はあ・・・」

店員「お嬢ちゃんたちはもう選び始めてるから待たせちゃダメだぞ」


絹保「どれも素敵ですわね」

万彬「これは少しウエストが・・・」

648: 2011/02/10(木) 23:49:20.54 ID:z9zE3zCfo
絹保「あ、これにいたしましょう・・・サイズもぴったりです。万彬さんはいかがです?」

万彬「大丈夫です、それでは参りましょう」

店員「ふふ、まだダメよ。しっかりお化粧しましょうね」

絹保「お化粧までしてくださるなんて」

万彬「本格的ですわね」

649: 2011/02/10(木) 23:57:14.16 ID:z9zE3zCfo
店員「はい、終わりました。じゃ写真がんばってね」

絹保「ありがとうございました。万彬さん、とっても綺麗です」

万彬「絹保さんこそお人形のようですわ」

絹保「本当ですか?」

650: 2011/02/11(金) 00:00:50.82 ID:zX4dVh4Fo
絹保「お兄様、お待たせしました」

万彬「少し着替えに手間取ってしまいまして」

当麻「」

万彬「お兄様?」

当麻「綺麗になったなあ」

絹保「お化粧していただきましたから」

万彬「早く撮りましょう」

当麻「じゃあお願いします」


651: 2011/02/11(金) 00:03:58.79 ID:zX4dVh4Fo
店員「お嬢ちゃんたちもうちょっとお兄ちゃんに寄って~、そうそう」

当麻「うぅ・・・」

当麻(胸元についつい目が。こら、俺の目玉、動くんじゃない!)

店員「お兄ちゃんあんまり胸を見ちゃダメだぞ」

当麻「見てません!」

652: 2011/02/11(金) 00:11:52.24 ID:zX4dVh4Fo
店員「じゃあ撮りますよー」

カシャ

店員「次は二人ずつで撮ろうか」

絹保「ではわたくしから」

653: 2011/02/11(金) 00:17:07.60 ID:zX4dVh4Fo
店員「お嬢ちゃん、お兄ちゃんに抱きついてくれるかな?」

絹保「はい」

当麻「ふふ」

店員「お兄ちゃんは腰の辺りに手を当てて」

当麻(なんかやらしい気分になってきたぞ・・・邪心退散退散!)

店員「じゃあ撮りまーす」

店員「じゃあ交代しようか」


654: 2011/02/11(金) 00:23:08.87 ID:zX4dVh4Fo
万彬「結婚式をしているようで幸せな気分で・・・す!」

万彬(お兄様そこは腰ではなくてお尻・・・)

当麻「きてよかったか?」

万彬「は、はいとっても」

店員「お兄ちゃんお尻触っちゃ写真撮れないよ?」

当麻「す、すみませんです!手が滑ってしまっただけです」

店員「撫で回してたような気がするんだけど・・・まあいいか。じゃ撮ります」

店員「はい、完了です、じゃあ着替えてお支払いをお願いしまーす」

655: 2011/02/11(金) 00:33:55.78 ID:zX4dVh4Fo
店員「ありがとうございましたー、またご利用ください」


当麻「二人ともお化粧落とさなかったのか?」

絹保「もう少し気分を味わいたいですから」

万彬「お兄様と本当に出来たらいいですわね」

当麻「何を?」

万彬「・・・結婚式です///」

当麻「出来るの?!」

絹保「出来ましたか?」

万彬「さあ・・・」

当麻「え、出来るの?出来ないの?どっちなんですかー?」

659: 2011/02/11(金) 23:33:21.15 ID:j+Dd/kOxo
当麻「絹保と万彬って好きな男っているのか?」

絹保「好きな殿方、ですか?」

万彬「何故そのような事をお聞きになられるのですか?」

当麻「ここって女子校だろ?だから男っていないからさ、そういうのがいるのかな~って」

660: 2011/02/11(金) 23:36:48.57 ID:j+Dd/kOxo
絹保「殿方はお一人いらっしゃるではありませんか」

当麻「え、どこにだ?」

絹保「わたくしの目の前に」

当麻「俺?ああ、いたか」

661: 2011/02/11(金) 23:47:47.67 ID:j+Dd/kOxo
絹保「殿方はお兄様お一人だけなのですからもう少し意識されたほうがよいかと」

当麻「そうかあ?」

絹保「そのほうがよいと思いますけれど」

万彬「お兄様が将来この寮のどなたかとご結婚されるかもしれませんから」

当麻「それはないだろ。だってここお嬢様学校なんだから上条さんみたいな庶民と結婚しようなんて物好きいないだろ」

662: 2011/02/11(金) 23:54:05.22 ID:j+Dd/kOxo
絹保「ご謙遜なされているのかもしれませんがみなさんに同情します」

万彬「まさかお兄様は同棲愛車の方なのですか?」

当麻「な、何いってんだ!」

万彬「ち、違うんです!わたくしは決してお兄様がそういった方でもお兄様を失望したりはしませんから!」

当麻「だから違うって!俺はそっちのシュミはねえよ!俺は女が好きだ!」





663: 2011/02/11(金) 23:57:28.42 ID:j+Dd/kOxo
万彬「そうですよね、違いますよね。お兄様に誤った認識をしてしまいそうになりました」

当麻「いや誤解されなかったから別にどうでもいいんだけどな」

当麻「で、さっきの話だけど」

絹保「います、でよいのでしょうか?」

万彬「わたくしもまだはっきりとは・・・」

664: 2011/02/12(土) 00:03:21.22 ID:RbwkwyCGo
当麻「やっぱいるのか。で、どんな奴なんだ?」

絹保「その方には妹が二人いるのです」

絹保「妹の面倒を嫌な顔をせずに見る方で」

絹保「周りの人にも妹にも尊敬されている方です」

万彬「ただとても恋愛に鈍い方なのです」

当麻「ん、もしかして二人とも同じ奴が好きなのか?」

絹保「そうかもしれませんね」

当麻「誰だそいつ、思いっきり右手で殴りたくなってきた」

665: 2011/02/12(土) 00:07:43.58 ID:RbwkwyCGo
絹保「とても痛いと思いますよ?」

当麻「そいつボクシングとかやってるのか?」

絹保「いえ、そういう意味ではありません」

当麻「まあ大丈夫だ。こう見えても打たれ強い方だと思うから」

絹保(遠まわしでは通じませんね)

万彬8お兄様に気持ちを伝えるのは難しいですわね)

666: 2011/02/12(土) 00:15:21.03 ID:RbwkwyCGo
絹保「でも伝えようか迷っているというか」

絹保「今までの生活を壊したくないという気持ちもあります」

万彬(同じ事を考えているのですね絹保さんも)

絹保「告白したら今までのように暮らせないかもしれません」

絹保「だから不安なのです」

当麻「二人とも色々考えてるんだな」

667: 2011/02/12(土) 00:22:01.89 ID:RbwkwyCGo
当麻「まあ、なんだ?二人ともがんばれ」

当麻「きっとなんとかなるさ」

当麻「なるようになる、ってな」

絹保「お兄様にそういわれると安心します」

万彬「お兄様のお力でしょう」



668: 2011/02/12(土) 00:23:49.13 ID:RbwkwyCGo
当麻(さて今日は二人が好きな奴をぶっ飛ばす事だけを考えて寝るか)

669: 2011/02/12(土) 00:24:26.87 ID:RbwkwyCGo

引用: 湾内泡浮「お兄ちゃん!」上条「え?」