1: 2008/03/07(金) 02:58:18.29 ID:pY7QglBeO
沙都子「・・・えっ?」
沙都子「け、圭一さん・・・?」
沙都子「・・・・・氏んでる」
レナ「沙都子ちゃ~ん」
沙都子「ひっ!」
沙都子「け、圭一さん・・・?」
沙都子「・・・・・氏んでる」
レナ「沙都子ちゃ~ん」
沙都子「ひっ!」
3: 2008/03/07(金) 03:01:45.09 ID:pY7QglBeO
沙都子「れ、レナさん?!」
レナ「沙都子ちゃ~ん」
沙都子「あわわわっ!ど、どうしましょう・・・!!」
沙都子「・・・誤魔化し通すしかありませんわ」
レナ「沙都子ちゃ~ん」
沙都子「な、なんでございましょう?」
レナ「沙都子ちゃ~ん」
沙都子「あわわわっ!ど、どうしましょう・・・!!」
沙都子「・・・誤魔化し通すしかありませんわ」
レナ「沙都子ちゃ~ん」
沙都子「な、なんでございましょう?」
4: 2008/03/07(金) 03:03:50.65 ID:pY7QglBeO
レナ「こっちの方から悲鳴みたいな声が聞こえたの」
沙都子「ひ、悲鳴ですの?なんの事やらさっぱり・・・」
レナ「あれっ?け、圭一くん?!」
沙都子「・・・少しハデにやり過ぎましたの」
レナ「圭一くん!大丈夫かな?!しっかり!!」
沙都子「ひ、悲鳴ですの?なんの事やらさっぱり・・・」
レナ「あれっ?け、圭一くん?!」
沙都子「・・・少しハデにやり過ぎましたの」
レナ「圭一くん!大丈夫かな?!しっかり!!」
8: 2008/03/07(金) 03:08:52.50 ID:pY7QglBeO
沙都子「け、圭一さんは気を失ってしまいまして・・・・」
レナ「早く保健室に連れて行こう!」
沙都子「だ、ダメですの!無理に体を動かす事は
よくないと監督がおっしゃってましてよ?!」
レナ「そ、そうなの?」
沙都子「横になっている事に変わりありませんわ。
このままにしておいた方が良いと思いますの」
レナ「うん、わかった。レナは先生を呼んでくるね!」
レナ「早く保健室に連れて行こう!」
沙都子「だ、ダメですの!無理に体を動かす事は
よくないと監督がおっしゃってましてよ?!」
レナ「そ、そうなの?」
沙都子「横になっている事に変わりありませんわ。
このままにしておいた方が良いと思いますの」
レナ「うん、わかった。レナは先生を呼んでくるね!」
10: 2008/03/07(金) 03:12:18.44 ID:pY7QglBeO
沙都子「ま、待ってくださいまし!」
レナ「ふぇ?」
沙都子「先生には・・・その・・・えっと・・・・」
レナ「・・・沙都子ちゃん? どうしたのかな? かな?」
沙都子「え、えっと・・・せ、先生には言わないでくださいまし・・・・」
レナ「あははっ、大丈夫だよ沙都子ちゃん。
先生には圭一が倒れてたとしか言わないよ」
沙都子「ち、違いますの! レナさん・・・圭一さんは・・・・」
レナ「・・・沙都子ちゃん?」
レナ「ふぇ?」
沙都子「先生には・・・その・・・えっと・・・・」
レナ「・・・沙都子ちゃん? どうしたのかな? かな?」
沙都子「え、えっと・・・せ、先生には言わないでくださいまし・・・・」
レナ「あははっ、大丈夫だよ沙都子ちゃん。
先生には圭一が倒れてたとしか言わないよ」
沙都子「ち、違いますの! レナさん・・・圭一さんは・・・・」
レナ「・・・沙都子ちゃん?」
12: 2008/03/07(金) 03:16:17.05 ID:pY7QglBeO
詩音「はろろーん」
レナ「詩ぃちゃんだ!」
沙都子「し、詩音さん? なにか用ですの・・・?」
詩音「レナさん、私、沙都子に用があるんです。
ちょっと外してもらってもいいですか?」
レナ「うん、じゃあレナは先生の所に行ってくるね」
沙都子「れ、レナさん!まっ・・・むぐっ!」
詩音「・・・・沙都子、あなたなんて事を」
レナ「詩ぃちゃんだ!」
沙都子「し、詩音さん? なにか用ですの・・・?」
詩音「レナさん、私、沙都子に用があるんです。
ちょっと外してもらってもいいですか?」
レナ「うん、じゃあレナは先生の所に行ってくるね」
沙都子「れ、レナさん!まっ・・・むぐっ!」
詩音「・・・・沙都子、あなたなんて事を」
16: 2008/03/07(金) 03:19:43.23 ID:pY7QglBeO
沙都子「・・・見ていましたの?」
詩音「覗き見するつもりじゃなかったんだけど」
沙都子「・・・私をどうなさるつもりですの?」
詩音「そうですね・・・警察に突き出すのも悪くありませんね」
沙都子「い、イヤですわ!」
詩音「監督に突き出すのも良いかもしれませんねぇ」
沙都子「もっとイヤですわ!!」
詩音「あははっ、冗談です。沙都子、
早くこの氏体を隠しますよ」
沙都子「詩音さん?!」
詩音「覗き見するつもりじゃなかったんだけど」
沙都子「・・・私をどうなさるつもりですの?」
詩音「そうですね・・・警察に突き出すのも悪くありませんね」
沙都子「い、イヤですわ!」
詩音「監督に突き出すのも良いかもしれませんねぇ」
沙都子「もっとイヤですわ!!」
詩音「あははっ、冗談です。沙都子、
早くこの氏体を隠しますよ」
沙都子「詩音さん?!」
19: 2008/03/07(金) 03:23:13.14 ID:pY7QglBeO
詩音「沙都子、あなたに罪の意識はあります?」
沙都子「・・・ごめんなさい」
詩音「謝っても圭ちゃんは帰ってきませんよ」
沙都子「ううっ・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・!!」
詩音「はぁ・・・ほら、早くやりますよ。
そっちを持ってください」
沙都子「・・・圭一さんをどうしますの?」
詩音「トラップ用の落とし穴に隠しましょう。
今はこうする他にないでしょう?」
沙都子「・・・ごめんなさい」
詩音「謝っても圭ちゃんは帰ってきませんよ」
沙都子「ううっ・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・!!」
詩音「はぁ・・・ほら、早くやりますよ。
そっちを持ってください」
沙都子「・・・圭一さんをどうしますの?」
詩音「トラップ用の落とし穴に隠しましょう。
今はこうする他にないでしょう?」
21: 2008/03/07(金) 03:27:30.15 ID:pY7QglBeO
知恵「あらっ?前原くんは・・・」
詩音「圭ちゃんなら、ついさっき帰りましたよ」
レナ「あれぇ?圭一くん先に帰っちゃったんだ・・・」
沙都子「れ、レナさんには悪いけど、先に帰ると言ってましたわ!」
詩音(おバカ!余計な事は言わないで!)
沙都子(あわわっ!ごめんなさい!)
知恵「そうですか。それならいいんです。
北条さん、あまりはしゃぎ過ぎないように」
沙都子「・・・ごめんなさい」
詩音「圭ちゃんなら、ついさっき帰りましたよ」
レナ「あれぇ?圭一くん先に帰っちゃったんだ・・・」
沙都子「れ、レナさんには悪いけど、先に帰ると言ってましたわ!」
詩音(おバカ!余計な事は言わないで!)
沙都子(あわわっ!ごめんなさい!)
知恵「そうですか。それならいいんです。
北条さん、あまりはしゃぎ過ぎないように」
沙都子「・・・ごめんなさい」
22: 2008/03/07(金) 03:30:12.96 ID:pY7QglBeO
レナ「・・・圭一くん、何も言わずに帰っちゃうなんて酷いよ」
詩音「圭ちゃんがいないのなら、今日の部活は無しですね」
レナ「そうだね。魅ぃちゃんに伝えてくるよ」
沙都子「・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
詩音「沙都子、私は一度家に帰ります。
日が落ちたらここに来てください」
沙都子「・・・わかりましたわ」
詩音「圭ちゃんがいないのなら、今日の部活は無しですね」
レナ「そうだね。魅ぃちゃんに伝えてくるよ」
沙都子「・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
詩音「沙都子、私は一度家に帰ります。
日が落ちたらここに来てください」
沙都子「・・・わかりましたわ」
23: 2008/03/07(金) 03:32:47.31 ID:pY7QglBeO
魅音「詩音ー」
詩音「あらお姉、どうしました?」
魅音「圭ちゃん見なかった?」
詩音「・・・さぁ?私は見てませんよ」
魅音「ちぇっ、逃げられたか」
詩音「圭ちゃんに何か用があったんですか?」
魅音「あははっ、別に大した用じゃないよ」
レナ「魅ぃちゃ~ん」
魅音「レナ!圭ちゃん見なかった?」
詩音「あらお姉、どうしました?」
魅音「圭ちゃん見なかった?」
詩音「・・・さぁ?私は見てませんよ」
魅音「ちぇっ、逃げられたか」
詩音「圭ちゃんに何か用があったんですか?」
魅音「あははっ、別に大した用じゃないよ」
レナ「魅ぃちゃ~ん」
魅音「レナ!圭ちゃん見なかった?」
25: 2008/03/07(金) 03:36:37.31 ID:pY7QglBeO
レナ「圭一くんね、先に帰っちゃったみたい」
魅音「はぁ!?勝手な男だねー」
詩音(・・・・あっ)
レナ「さっきまでね、沙都子ちゃんのトラップに
引っ掛かって気を失ってたの」
魅音「なぁにやってんだか」
レナ「これからお見舞いに行こうと思ってるんだけど、どうかな?」
魅音「はぁ!?勝手な男だねー」
詩音(・・・・あっ)
レナ「さっきまでね、沙都子ちゃんのトラップに
引っ掛かって気を失ってたの」
魅音「なぁにやってんだか」
レナ「これからお見舞いに行こうと思ってるんだけど、どうかな?」
27: 2008/03/07(金) 03:40:36.39 ID:pY7QglBeO
魅音「そうだね、私も行くよ。部長として
部員の面倒は見ないといけないしね」
レナ「詩ぃちゃんはどうする?」
詩音「私は遠慮しておきます。私が行くと
お姉がうるさいでしょうし」
魅音「あんたが圭ちゃんに余計な事するからでしょ!」
レナ「あははっ、じゃあ魅ぃちゃん、行こっか」
詩音「圭ちゃんは弱ってますからお姉が
暴走しない様に見張っててくださいね」
魅音「するわけないでしょ!」
部員の面倒は見ないといけないしね」
レナ「詩ぃちゃんはどうする?」
詩音「私は遠慮しておきます。私が行くと
お姉がうるさいでしょうし」
魅音「あんたが圭ちゃんに余計な事するからでしょ!」
レナ「あははっ、じゃあ魅ぃちゃん、行こっか」
詩音「圭ちゃんは弱ってますからお姉が
暴走しない様に見張っててくださいね」
魅音「するわけないでしょ!」
29: 2008/03/07(金) 03:43:33.67 ID:pY7QglBeO
梨花「沙都子・・・どうしましたですか?」
沙都子「えっ?な、なんですの梨花」
梨花「なんだか元気が無いのですよ」
沙都子「そ、そんな事ありませんわ!私は・・」
梨花「・・・沙都子はボクの友達なのです」
沙都子「・・・梨花?」
梨花「でも・・・・」
梨花「・・・圭一もボクの友達なのです」
沙都子「り、梨花ぁ!」
沙都子「えっ?な、なんですの梨花」
梨花「なんだか元気が無いのですよ」
沙都子「そ、そんな事ありませんわ!私は・・」
梨花「・・・沙都子はボクの友達なのです」
沙都子「・・・梨花?」
梨花「でも・・・・」
梨花「・・・圭一もボクの友達なのです」
沙都子「り、梨花ぁ!」
32: 2008/03/07(金) 03:47:11.66 ID:pY7QglBeO
魅音「でも変だよね、圭ちゃんが何も言わずに
先に帰っちゃうなんてさ」
レナ「・・・レナもそう思うな」
魅音「頭を強く打って記憶喪失になってたりして?!」
レナ「あははっ、なんだか魅ぃちゃん嬉しそうだね」
魅音「そ、そう?あ、あはははっ!」
レナ「・・・でも、なんでだろ」
魅音「大丈夫だよ、きっと圭ちゃんなら大丈夫」
レナ「・・・うん」
先に帰っちゃうなんてさ」
レナ「・・・レナもそう思うな」
魅音「頭を強く打って記憶喪失になってたりして?!」
レナ「あははっ、なんだか魅ぃちゃん嬉しそうだね」
魅音「そ、そう?あ、あはははっ!」
レナ「・・・でも、なんでだろ」
魅音「大丈夫だよ、きっと圭ちゃんなら大丈夫」
レナ「・・・うん」
34: 2008/03/07(金) 03:54:55.32 ID:pY7QglBeO
レナ「でも魅ぃちゃんは聞かなかったの?」
魅音「ん?なにを?」
レナ「圭一くんが先に帰ったって、だよ。レナが
来る前から二人で話してたよね」
魅音「・・・えっ?」
レナ「・・・?どうしたの?」
魅音「いや・・・詩音は知らないって言ってたから・・・・」
レナ「・・・魅ぃちゃん、詳しく聞かせてくれないかな?かな?」
魅音「ん?なにを?」
レナ「圭一くんが先に帰ったって、だよ。レナが
来る前から二人で話してたよね」
魅音「・・・えっ?」
レナ「・・・?どうしたの?」
魅音「いや・・・詩音は知らないって言ってたから・・・・」
レナ「・・・魅ぃちゃん、詳しく聞かせてくれないかな?かな?」
35: 2008/03/07(金) 04:00:19.33 ID:pY7QglBeO
梨花「行ってきますですよ、沙都子」
沙都子「・・・一緒に行かなくて、ごめんなさいですわ・・」
梨花「買い物くらい、ちゃんと一人で行けますのです」
沙都子「りか・・・」
梨花「一晩眠れば、きっと大丈夫なのです。
明日には全て忘れているのですよ」
沙都子「・・・私は」
梨花「ぐーぐー、なのですよ」
沙都子「・・・ごめんなさい・・」
梨花「行ってきますです」
沙都子「・・・一緒に行かなくて、ごめんなさいですわ・・」
梨花「買い物くらい、ちゃんと一人で行けますのです」
沙都子「りか・・・」
梨花「一晩眠れば、きっと大丈夫なのです。
明日には全て忘れているのですよ」
沙都子「・・・私は」
梨花「ぐーぐー、なのですよ」
沙都子「・・・ごめんなさい・・」
梨花「行ってきますです」
39: 2008/03/07(金) 04:03:44.95 ID:pY7QglBeO
詩音「あれ?梨花ちゃま?」
梨花「こんばんわ、なのですよ」
詩音「どうして・・・こんな時間に?」
梨花「それはボクも聞きたいのです」
詩音(こいつ・・・)
詩音「忘れ物をしちゃいまして。急に必要になったので
取りに来たってわけです。・・・梨花ちゃまは?」
梨花「ボクも詩ぃと一緒なのですよ」
梨花「こんばんわ、なのですよ」
詩音「どうして・・・こんな時間に?」
梨花「それはボクも聞きたいのです」
詩音(こいつ・・・)
詩音「忘れ物をしちゃいまして。急に必要になったので
取りに来たってわけです。・・・梨花ちゃまは?」
梨花「ボクも詩ぃと一緒なのですよ」
40: 2008/03/07(金) 04:06:56.73 ID:pY7QglBeO
詩音「い、一緒って・・・それは忘れ物を取りに来た、と・・?」
梨花「はいなのです。沙都子の変わりに来た、と言えば
わかってくれますですか?」
詩音「・・・沙都子の変わり?あの子はどうしたんです?」
梨花「沙都子はお家で休んでますです」
詩音「・・・はぁ?それ、本当ですか?」
梨花「はい、本当なのですよ。沙都子は病気ですから」
梨花「はいなのです。沙都子の変わりに来た、と言えば
わかってくれますですか?」
詩音「・・・沙都子の変わり?あの子はどうしたんです?」
梨花「沙都子はお家で休んでますです」
詩音「・・・はぁ?それ、本当ですか?」
梨花「はい、本当なのですよ。沙都子は病気ですから」
45: 2008/03/07(金) 04:11:46.46 ID:pY7QglBeO
詩音「・・・どこまで知ってるんです?」
梨花「詩ぃも沙都子も、悪い子なのです」
詩音「はぁ?悪いのは沙都子でしょう?」
梨花「ならば、その悪い所を叱ってあげましたか?」
詩音「そ、それは・・・」
梨花「・・・もう遅いのです。いくら沙都子が謝っても
圭一は帰って来ない。この世界はもう・・・」
詩音「・・梨花ちゃま?」
梨花「これ以上手遅れにならないためにも・・・
詩ぃ、ボクに協力してほしいのです!」
梨花「詩ぃも沙都子も、悪い子なのです」
詩音「はぁ?悪いのは沙都子でしょう?」
梨花「ならば、その悪い所を叱ってあげましたか?」
詩音「そ、それは・・・」
梨花「・・・もう遅いのです。いくら沙都子が謝っても
圭一は帰って来ない。この世界はもう・・・」
詩音「・・梨花ちゃま?」
梨花「これ以上手遅れにならないためにも・・・
詩ぃ、ボクに協力してほしいのです!」
46: 2008/03/07(金) 04:15:55.95 ID:pY7QglBeO
レナ「魅ぃちゃん!」
魅音「連絡網を伝ってみたけど手掛かり無し、お手上げだよ」
レナ「・・・圭一くん」
魅音「もう日が落ちてるのに、家に帰ってないなんておかしいよ」
レナ「絶対変だよ!圭一くんは帰った筈なのに・・・」
魅音「・・・本当に家に帰ったのかな・・」
レナ「魅ぃちゃん?」
魅音「家に帰ったかどうか、知ってるのは誰だろうね・・・」
レナ「・・・・レナ、行ってくる」
魅音「待って!私も行く」
魅音「連絡網を伝ってみたけど手掛かり無し、お手上げだよ」
レナ「・・・圭一くん」
魅音「もう日が落ちてるのに、家に帰ってないなんておかしいよ」
レナ「絶対変だよ!圭一くんは帰った筈なのに・・・」
魅音「・・・本当に家に帰ったのかな・・」
レナ「魅ぃちゃん?」
魅音「家に帰ったかどうか、知ってるのは誰だろうね・・・」
レナ「・・・・レナ、行ってくる」
魅音「待って!私も行く」
49: 2008/03/07(金) 04:19:45.70 ID:pY7QglBeO
梨花「・・・・・」
詩音「・・・・ない」
梨花「・・・詩ぃ」
詩音「どうして・・・ここに隠した筈なのに・・!!!!」
詩音「ない!!どうして氏体がないんですか?!」
梨花「穴を間違えた、違いますか?」
詩音「そんな筈ありません!!ちゃんとここに・・・
沙都子と一緒にここに隠した筈なんです!!!!」
梨花「・・・・・」
詩音「どうしてないの・・ここに・・ある筈なのに・・・!!」
詩音「・・・・ない」
梨花「・・・詩ぃ」
詩音「どうして・・・ここに隠した筈なのに・・!!!!」
詩音「ない!!どうして氏体がないんですか?!」
梨花「穴を間違えた、違いますか?」
詩音「そんな筈ありません!!ちゃんとここに・・・
沙都子と一緒にここに隠した筈なんです!!!!」
梨花「・・・・・」
詩音「どうしてないの・・ここに・・ある筈なのに・・・!!」
52: 2008/03/07(金) 04:23:58.66 ID:pY7QglBeO
レナ「沙都子ちゃーん!」
魅ぃちゃん「沙都子ー、いるんでしょー」
レナ「沙都子ちゃーん、お願いだから出て来てー!!」
魅音「・・・沙都子のやつ、何を考えてんだか」
レナ「梨花ちゃんの自転車は無かったけど、
沙都子の自転車はちゃんとあった。きっといる」
魅音「・・・そうだね」
レナ「沙都子ちゃーん!レナね、沙都子に聞きたい事があるの!
だからお願い!出て来てよ!沙都子ちゃーん!」
魅ぃちゃん「沙都子ー、いるんでしょー」
レナ「沙都子ちゃーん、お願いだから出て来てー!!」
魅音「・・・沙都子のやつ、何を考えてんだか」
レナ「梨花ちゃんの自転車は無かったけど、
沙都子の自転車はちゃんとあった。きっといる」
魅音「・・・そうだね」
レナ「沙都子ちゃーん!レナね、沙都子に聞きたい事があるの!
だからお願い!出て来てよ!沙都子ちゃーん!」
56: 2008/03/07(金) 04:28:52.44 ID:pY7QglBeO
ドンドン!! ドンドンドン!!
沙都子「いやぁ・・・」
レナ「沙都子ちゃーん!あけてーっ!!」
ドンドン!!!! ドンドンドン!!!!!!
沙都子「・・・やめてくださいまし・・やめて・・やめて・・・」
レナ「沙都子ちゃーん!!いるのはわかってるんだよ!!」
魅音「沙都子!!早く出て来い!!いるのはわかってるんだ!!」
ドンドン!!!!!!! ドンドンドン!!!!!!!!!
沙都子「ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・
ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・!!」
沙都子「いやぁ・・・」
レナ「沙都子ちゃーん!あけてーっ!!」
ドンドン!!!! ドンドンドン!!!!!!
沙都子「・・・やめてくださいまし・・やめて・・やめて・・・」
レナ「沙都子ちゃーん!!いるのはわかってるんだよ!!」
魅音「沙都子!!早く出て来い!!いるのはわかってるんだ!!」
ドンドン!!!!!!! ドンドンドン!!!!!!!!!
沙都子「ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・
ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・!!」
60: 2008/03/07(金) 04:33:51.16 ID:pY7QglBeO
魅音「・・・どうする?」
レナ「沙都子ちゃん、いるのにね」
魅音「二階の窓から入るってのはどう?」
レナ「いるのにね。沙都子ちゃん、家の中にいるのにね」
魅音「ハシゴを使えば届く高さだし、やってみようよ」
レナ「どうしてかな? どうして、いないフリをするのかな?」
魅音「レナ、ハシゴ押さえといて」
レナ「どうしていないフリをするの? どうして?」
魅音「よっと、さぁ行くよ」
レナ「沙都子ちゃん、いるのにね」
魅音「二階の窓から入るってのはどう?」
レナ「いるのにね。沙都子ちゃん、家の中にいるのにね」
魅音「ハシゴを使えば届く高さだし、やってみようよ」
レナ「どうしてかな? どうして、いないフリをするのかな?」
魅音「レナ、ハシゴ押さえといて」
レナ「どうしていないフリをするの? どうして?」
魅音「よっと、さぁ行くよ」
65: 2008/03/07(金) 04:37:48.15 ID:pY7QglBeO
ガシャン!!
沙都子「ひぃ!?」
魅音「みーつけた」
沙都子「み、魅音さん・・・」
魅音「みーつけた」
沙都子「魅音・・さん・・・?」
魅音「みーつけた」
レナ「あはははははははははっ!!!!!!!」
レナ「やっぱりいたんだ!!沙都子ちゃん、
やっぱりいたんだね!!!!」
沙都子「い、いや・・」
魅音「鍵をあけてよ沙都子ー」
沙都子「いやっ・・いや・・いやぁ・・・!!」
魅音「あけてよー」
沙都子「ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・
ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
沙都子「ひぃ!?」
魅音「みーつけた」
沙都子「み、魅音さん・・・」
魅音「みーつけた」
沙都子「魅音・・さん・・・?」
魅音「みーつけた」
レナ「あはははははははははっ!!!!!!!」
レナ「やっぱりいたんだ!!沙都子ちゃん、
やっぱりいたんだね!!!!」
沙都子「い、いや・・」
魅音「鍵をあけてよ沙都子ー」
沙都子「いやっ・・いや・・いやぁ・・・!!」
魅音「あけてよー」
沙都子「ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・
ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
73: 2008/03/07(金) 04:42:32.59 ID:pY7QglBeO
梨花「・・・どこにも見当たらないのです」
詩音「そんな筈はない・・・!だって・・・!!」
梨花「詩ぃ、一度ボクの家に戻りましょう」
詩音「も、戻ってる間に誰かに見つけられたらどうするのよ?!?!」
梨花「それなないのです。これだけ探しても
ボク達に見つけられなかったのですから」
詩音「・・・なんでないのよ・・!なんで・・どうして!?」
詩音「そんな筈はない・・・!だって・・・!!」
梨花「詩ぃ、一度ボクの家に戻りましょう」
詩音「も、戻ってる間に誰かに見つけられたらどうするのよ?!?!」
梨花「それなないのです。これだけ探しても
ボク達に見つけられなかったのですから」
詩音「・・・なんでないのよ・・!なんで・・どうして!?」
79: 2008/03/07(金) 04:48:07.74 ID:pY7QglBeO
沙都子「いやあああああああああ!!!!!!」
レナ「沙都子ちゃん?!」
沙都子「いやぁ・・たすけて・・・たすけて・・・!!」
魅音「うわわっ! れ、レナぁ! 危ないよ!」
レナ「はぅ!ご、ごめんね魅ぃちゃん!」
魅音「それより、早く沙都子を追うよ!」
レナ「うん!」
沙都子「・・・こないで・・こないで・・・!!」
魅音「ああんもう!あの子足早過ぎるよ」
レナ「・・・どうして沙都子ちゃんは私達から逃げるんだろ?だろ?」
魅音「さぁね。でも、何か知ってる事は間違いなさそうだけど」
レナ「沙都子ちゃん?!」
沙都子「いやぁ・・たすけて・・・たすけて・・・!!」
魅音「うわわっ! れ、レナぁ! 危ないよ!」
レナ「はぅ!ご、ごめんね魅ぃちゃん!」
魅音「それより、早く沙都子を追うよ!」
レナ「うん!」
沙都子「・・・こないで・・こないで・・・!!」
魅音「ああんもう!あの子足早過ぎるよ」
レナ「・・・どうして沙都子ちゃんは私達から逃げるんだろ?だろ?」
魅音「さぁね。でも、何か知ってる事は間違いなさそうだけど」
82: 2008/03/07(金) 04:54:26.35 ID:pY7QglBeO
魅音「待ってよ沙都子!」
レナ「沙都子ちゃん、落ち着いて!」
沙都子「いやぁ!!いやぁ!!!!」
魅音「止まれって言ってんの!」
レナ「魅ぃちゃん!沙都子ちゃん、余計怖がっちゃう!」
魅音「あっ・・ごめん」
レナ「沙都子ちゃーん!私達は沙都子に何もしないよー?
話を聞きたいだけなのー!沙都子ちゃーん!」
沙都子「こないでぇ!こないでこないでこないで!!!!」
魅音「隠れんぼの次は鬼ごっこ、か・・・はぁ」
沙都子「ついて・・・こないで・・・・!!」
レナ「沙都子ちゃん、落ち着いて!」
沙都子「いやぁ!!いやぁ!!!!」
魅音「止まれって言ってんの!」
レナ「魅ぃちゃん!沙都子ちゃん、余計怖がっちゃう!」
魅音「あっ・・ごめん」
レナ「沙都子ちゃーん!私達は沙都子に何もしないよー?
話を聞きたいだけなのー!沙都子ちゃーん!」
沙都子「こないでぇ!こないでこないでこないで!!!!」
魅音「隠れんぼの次は鬼ごっこ、か・・・はぁ」
沙都子「ついて・・・こないで・・・・!!」
85: 2008/03/07(金) 04:59:00.59 ID:pY7QglBeO
魅音「待ってよ」
沙都子「いやぁ・・・!」
魅音「待ってよ」
沙都子「こないで・・・こないでくださいまし・・」
魅音「待ってよ」
沙都子「いや・・・いやぁ・・・・」
魅音「止まれって言ってんだろ!?!?」
沙都子「・・・いやあああああああああ!!!!!」
レナ「沙都子ちゃん、レナ達は何もしないよ?
ねっ?だから止まって。ねぇ、止まって」
沙都子「こないで・・・!!」
レナ「あはははははははははっ!!!!待ってよー」
魅音「隠れんぼの次は鬼ごっこ?・・・くくっ」
沙都子「こないで・・・!! こないで・・・!!」
沙都子「いやぁ・・・!」
魅音「待ってよ」
沙都子「こないで・・・こないでくださいまし・・」
魅音「待ってよ」
沙都子「いや・・・いやぁ・・・・」
魅音「止まれって言ってんだろ!?!?」
沙都子「・・・いやあああああああああ!!!!!」
レナ「沙都子ちゃん、レナ達は何もしないよ?
ねっ?だから止まって。ねぇ、止まって」
沙都子「こないで・・・!!」
レナ「あはははははははははっ!!!!待ってよー」
魅音「隠れんぼの次は鬼ごっこ?・・・くくっ」
沙都子「こないで・・・!! こないで・・・!!」
88: 2008/03/07(金) 05:02:11.83 ID:pY7QglBeO
詩音「・・・?」
梨花「詩ぃ?」
詩音「・・・何か聞こえませんか?」
梨花「・・・・・」
詩音「なにか悲鳴の様な・・・」
梨花「・・これは」
沙都子「いやああああああああああああ!!!!!!」
梨花「沙都子!?」
詩音「ど、どうして沙都子が?!」
梨花「ッッ!沙都子・・・待ってて・・!」
詩音「な、何がどうなって・・・」
梨花「詩ぃ?」
詩音「・・・何か聞こえませんか?」
梨花「・・・・・」
詩音「なにか悲鳴の様な・・・」
梨花「・・これは」
沙都子「いやああああああああああああ!!!!!!」
梨花「沙都子!?」
詩音「ど、どうして沙都子が?!」
梨花「ッッ!沙都子・・・待ってて・・!」
詩音「な、何がどうなって・・・」
89: 2008/03/07(金) 05:04:38.18 ID:pY7QglBeO
梨花「沙都子!!」
沙都子「りかぁ・・りかぁ・・・!!」
梨花「沙都子・・・一人にしてごめんなさい・・」
沙都子「・・・りかぁ・・うわぁああぁぁん・・!!」
詩音「さ、沙都子?!梨花ちゃま、これは一体・・・」
梨花「・・・・・・・・」
魅音「沙都子ー!!」
詩音「・・・お姉?」
沙都子「りかぁ・・りかぁ・・・!!」
梨花「沙都子・・・一人にしてごめんなさい・・」
沙都子「・・・りかぁ・・うわぁああぁぁん・・!!」
詩音「さ、沙都子?!梨花ちゃま、これは一体・・・」
梨花「・・・・・・・・」
魅音「沙都子ー!!」
詩音「・・・お姉?」
95: 2008/03/07(金) 05:10:04.60 ID:pY7QglBeO
レナ「沙都子ちゃん!」
沙都子「ひっ!い、いやぁ!!こないで!
こないでこないで!!こないで!!」
レナ「さ、沙都子ちゃん・・・?」
魅音「ちょっと沙都子、あんたどうしちゃったのさ!」
沙都子「・・こないで・・やめて・・・いやぁ・・・・」
梨花「・・・沙都子、大丈夫なのです。誰も沙都子を
イジメたりしないのです。もう、大丈夫なのですよ」
魅音「ねぇ梨花ちゃん、沙都子はどうしちゃったの?」
梨花「・・・・・・・・」
詩音「あらお姉、今更それですかぁ?」
沙都子「ひっ!い、いやぁ!!こないで!
こないでこないで!!こないで!!」
レナ「さ、沙都子ちゃん・・・?」
魅音「ちょっと沙都子、あんたどうしちゃったのさ!」
沙都子「・・こないで・・やめて・・・いやぁ・・・・」
梨花「・・・沙都子、大丈夫なのです。誰も沙都子を
イジメたりしないのです。もう、大丈夫なのですよ」
魅音「ねぇ梨花ちゃん、沙都子はどうしちゃったの?」
梨花「・・・・・・・・」
詩音「あらお姉、今更それですかぁ?」
102: 2008/03/07(金) 05:25:40.80 ID:pY7QglBeO
魅音「詩音?あんた何を・・」
詩音「今更とぼけないでください。そうですよ、
お姉以外にありえない・・・こんな酷い事を・・・・」
魅音「し、詩音?何を言ってるのか私には・・」
詩音「ごめんなさい沙都子、もっと私がしっかりしていれば・・・」
沙都子「にーにー・・・にーにー・・・! たすけて・・たすけて・・・!!」
詩音「まさか沙都子に手を出すなんて・・・見損ないましたよ、お姉」
魅音「だからぁ!さっきから何を言ってるのかわかんないよ!」
レナ「・・・詩ぃちゃん、詩ぃちゃんが今考えている
事は絶対にないよ。おかしな事は絶対にしてない」
詩音「今更とぼけないでください。そうですよ、
お姉以外にありえない・・・こんな酷い事を・・・・」
魅音「し、詩音?何を言ってるのか私には・・」
詩音「ごめんなさい沙都子、もっと私がしっかりしていれば・・・」
沙都子「にーにー・・・にーにー・・・! たすけて・・たすけて・・・!!」
詩音「まさか沙都子に手を出すなんて・・・見損ないましたよ、お姉」
魅音「だからぁ!さっきから何を言ってるのかわかんないよ!」
レナ「・・・詩ぃちゃん、詩ぃちゃんが今考えている
事は絶対にないよ。おかしな事は絶対にしてない」
104: 2008/03/07(金) 05:30:50.30 ID:pY7QglBeO
詩音「私が何を考えてると言いたいんですか?」
魅音「詩音!何をそんなに怒ってるのか私にはわからないよ・・・」
詩音「なるほど、罪悪感は微塵も感じてないってわけですね。
さっすがお姉! 園崎家次期当主様は慈悲のカケラもないんですね」
レナ「詩ぃちゃん!」
詩音「ですが些かやり過ぎましたね。いくら沙都子が
やったとはいえ、いきなり暴力沙汰とは野蛮です」
魅音「ぼ、暴力も何も私は何も・・」
詩音「まだとぼける気ですか!?今の沙都子を見れば誰だって
わかるでしょう?こんなにも怯えて!助けを求めてるのに!」
魅音「詩音!何をそんなに怒ってるのか私にはわからないよ・・・」
詩音「なるほど、罪悪感は微塵も感じてないってわけですね。
さっすがお姉! 園崎家次期当主様は慈悲のカケラもないんですね」
レナ「詩ぃちゃん!」
詩音「ですが些かやり過ぎましたね。いくら沙都子が
やったとはいえ、いきなり暴力沙汰とは野蛮です」
魅音「ぼ、暴力も何も私は何も・・」
詩音「まだとぼける気ですか!?今の沙都子を見れば誰だって
わかるでしょう?こんなにも怯えて!助けを求めてるのに!」
105: 2008/03/07(金) 05:34:22.38 ID:pY7QglBeO
魅音「わ、私にだってわからないよ!急に沙都子が取り乱して・・」
詩音「お話になりませんね。ここまでやっておきながら
まだシラを切るつもりですか・・・呆れた」
レナ「詩ぃちゃん、落ち着いて考えて。私達が沙都子ちゃんに
危害を加える理由は何もない筈だよ?だよね、魅ぃちゃん」
魅音「そうだよ・・・どうして私達が沙都子に・・」
詩音「理由?理由ならあるじゃないですか。充分過ぎる理由が」
梨花「詩ぃ!?」
詩音「お話になりませんね。ここまでやっておきながら
まだシラを切るつもりですか・・・呆れた」
レナ「詩ぃちゃん、落ち着いて考えて。私達が沙都子ちゃんに
危害を加える理由は何もない筈だよ?だよね、魅ぃちゃん」
魅音「そうだよ・・・どうして私達が沙都子に・・」
詩音「理由?理由ならあるじゃないですか。充分過ぎる理由が」
梨花「詩ぃ!?」
108: 2008/03/07(金) 05:37:52.50 ID:pY7QglBeO
詩音「復讐ですよね?圭ちゃんを頃した復讐」
魅音「・・・えっ?」
レナ「し、詩ぃちゃん? 何を・・言ってるのかな? ・・・かな?」
詩音「だからぁ、復讐なんでしょ?」
魅音「だ、だれの・・・」
詩音「圭ちゃんの」
魅音「・・・圭ちゃんが・・・・なによ・・・」
詩音「頃した」
レナ「嘘だ!!!!!!!!」
詩音「嘘ならよかったですよ!夢ならよかった!でも・・」
沙都子「・・・いやああああああああああああ!!!!!!」
梨花「・・・沙都子」
沙都子「ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・
ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
魅音「・・・えっ?」
レナ「し、詩ぃちゃん? 何を・・言ってるのかな? ・・・かな?」
詩音「だからぁ、復讐なんでしょ?」
魅音「だ、だれの・・・」
詩音「圭ちゃんの」
魅音「・・・圭ちゃんが・・・・なによ・・・」
詩音「頃した」
レナ「嘘だ!!!!!!!!」
詩音「嘘ならよかったですよ!夢ならよかった!でも・・」
沙都子「・・・いやああああああああああああ!!!!!!」
梨花「・・・沙都子」
沙都子「ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・
ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
116: 2008/03/07(金) 05:41:51.06 ID:pY7QglBeO
魅音「そんなの・・・うそ・・だよ・・あ・・・あ、あははは・・」
詩音「はぁ?まだとぼけてるんですかお姉?」
魅音「・・・うそだよ・・・・そんなの・・・そんなのって・・」
詩音「お姉ですよね?圭ちゃんの氏体を隠したの」
魅音「・・・ぐっ・・・・」
詩音「あらぁ?黙秘、ですかぁ?それは肯定として
受け取っても構わないって事ですよねぇ?」
魅音「・・・けぃ・・・ちゃ・・ん・・・」
詩音「そうですよ。圭ちゃんを隠したのはお姉、あなたです」
魅音「・・うそだよ・・・!! 圭ちゃんが・・・圭ちゃんが・・・・!!」
詩音「はぁ?まだとぼけてるんですかお姉?」
魅音「・・・うそだよ・・・・そんなの・・・そんなのって・・」
詩音「お姉ですよね?圭ちゃんの氏体を隠したの」
魅音「・・・ぐっ・・・・」
詩音「あらぁ?黙秘、ですかぁ?それは肯定として
受け取っても構わないって事ですよねぇ?」
魅音「・・・けぃ・・・ちゃ・・ん・・・」
詩音「そうですよ。圭ちゃんを隠したのはお姉、あなたです」
魅音「・・うそだよ・・・!! 圭ちゃんが・・・圭ちゃんが・・・・!!」
119: 2008/03/07(金) 05:45:56.81 ID:pY7QglBeO
詩音「ここまでやられると・・・なんだか私が悪者みたいに見えますね」
魅音「・・ううっ・・・けぇちゃん・・・けぇちゃん・・・!」
梨花「詩ぃ」
詩音「なんですか、梨花ちゃま?」
梨花「詩ぃは魅ぃの流す涙を見て、なんとも思わないのですか?」
詩音「・・・・・」
レナ「・・・どうしてこんな事になったの」
梨花「レナ、沙都子を許してあげてほしいのです。沙都子は
こうやって罪の意識に囚われ、戦っているのです。だから・・」
レナ「・・・勝手だね」
魅音「・・ううっ・・・けぇちゃん・・・けぇちゃん・・・!」
梨花「詩ぃ」
詩音「なんですか、梨花ちゃま?」
梨花「詩ぃは魅ぃの流す涙を見て、なんとも思わないのですか?」
詩音「・・・・・」
レナ「・・・どうしてこんな事になったの」
梨花「レナ、沙都子を許してあげてほしいのです。沙都子は
こうやって罪の意識に囚われ、戦っているのです。だから・・」
レナ「・・・勝手だね」
121: 2008/03/07(金) 05:50:44.57 ID:pY7QglBeO
レナ「・・・もういいや」
梨花「レナ?」
レナ「知らない」
レナ「あんた達なんかもう知らない」
詩音「レナさん・・・」
レナ「行こう魅ぃちゃん、もうここにいる必要はないよ」
魅音「・・・うんっ」
詩音「逃げるんですか、お姉? よかったですねー
レナさんが逃げ道を作ってくれて。あはははっ!」
レナ「・・・・っさいなぁ」
詩音「はぁ?」
レナ「うっさいって言ってんの!!!!!!!」
詩音「・・・っ!?」
梨花「レナ・・・」
レナ「・・・お願いだからもうやめて・・これ以上レナを・・・
友達を幻滅させないで・・・レナは嫌だよこんなの・・・・!!」
梨花「レナ?」
レナ「知らない」
レナ「あんた達なんかもう知らない」
詩音「レナさん・・・」
レナ「行こう魅ぃちゃん、もうここにいる必要はないよ」
魅音「・・・うんっ」
詩音「逃げるんですか、お姉? よかったですねー
レナさんが逃げ道を作ってくれて。あはははっ!」
レナ「・・・・っさいなぁ」
詩音「はぁ?」
レナ「うっさいって言ってんの!!!!!!!」
詩音「・・・っ!?」
梨花「レナ・・・」
レナ「・・・お願いだからもうやめて・・これ以上レナを・・・
友達を幻滅させないで・・・レナは嫌だよこんなの・・・・!!」
123: 2008/03/07(金) 05:54:44.99 ID:pY7QglBeO
梨花「・・・詩ぃ、行きましょうです」
詩音「・・ふん、私は許しませんからね。沙都子をこんな目に
合わせた罪はいずれ償ってもらいますからね」
魅音「・・・・・・・・」
梨花「レナ、魅ぃ、ボク達は信じています。だから、
二人もボク達を信じてくださいなのです」
レナ「・・・さよなら」
沙都子「りかぁ・・りかぁ・・・!」
梨花「もう大丈夫なのですよ、早く入江に診てもらいましょうなのです」
詩音「・・・お姉」
梨花「詩ぃ、レナはきっかけを作ってくれたのです。
ゆっくり落ち着いて、もう一度考えてみてほしいのです」
詩音「・・・・・私は」
詩音「・・ふん、私は許しませんからね。沙都子をこんな目に
合わせた罪はいずれ償ってもらいますからね」
魅音「・・・・・・・・」
梨花「レナ、魅ぃ、ボク達は信じています。だから、
二人もボク達を信じてくださいなのです」
レナ「・・・さよなら」
沙都子「りかぁ・・りかぁ・・・!」
梨花「もう大丈夫なのですよ、早く入江に診てもらいましょうなのです」
詩音「・・・お姉」
梨花「詩ぃ、レナはきっかけを作ってくれたのです。
ゆっくり落ち着いて、もう一度考えてみてほしいのです」
詩音「・・・・・私は」
128: 2008/03/07(金) 05:59:06.23 ID:pY7QglBeO
梨花「どうですか、入江?」
入江「・・・正直に申し上げれば、とても不安定な状態にあります」
詩音「不安定って!沙都子は助かるんですよね?!」
入江「えぇ、大丈夫ですよ。暫くここに入院してもらえば、
元の生活に戻れる状態に回復出来ると思います」
詩音「よかった・・・」
梨花「入江、沙都子をよろしくお願いしますです」
入江「きっと沙都子ちゃんなら大丈夫です。信じてください」
詩音「・・・でも、一体なんの病気なんですか?」
入江「・・・正直に申し上げれば、とても不安定な状態にあります」
詩音「不安定って!沙都子は助かるんですよね?!」
入江「えぇ、大丈夫ですよ。暫くここに入院してもらえば、
元の生活に戻れる状態に回復出来ると思います」
詩音「よかった・・・」
梨花「入江、沙都子をよろしくお願いしますです」
入江「きっと沙都子ちゃんなら大丈夫です。信じてください」
詩音「・・・でも、一体なんの病気なんですか?」
133: 2008/03/07(金) 06:04:27.39 ID:pY7QglBeO
入江「詩音さんならわかると思いますが、一種のトラウマです」
梨花「きっと沙都子は夢の中でまだ戦ってるんだと思いますです」
詩音「・・・ごめんね沙都子・・私がもっと・・・」
梨花「沙都子を信じましょう、きっと沙都子なら大丈夫なのです」
詩音「・・・・梨花ちゃまは強いですね」
梨花「詩ぃが気弱になってるだけだと思うのです」
詩音「ありがとう、梨花ちゃま」
入江「さて、詩音さんはどうします?家まで送りましょうか?」
詩音「電話を借りてもいいですか?迎え役がいますから」
入江「うーん、それは残念ですね」
梨花「みぃ、入江がよからぬ事を考えているのです」
梨花「きっと沙都子は夢の中でまだ戦ってるんだと思いますです」
詩音「・・・ごめんね沙都子・・私がもっと・・・」
梨花「沙都子を信じましょう、きっと沙都子なら大丈夫なのです」
詩音「・・・・梨花ちゃまは強いですね」
梨花「詩ぃが気弱になってるだけだと思うのです」
詩音「ありがとう、梨花ちゃま」
入江「さて、詩音さんはどうします?家まで送りましょうか?」
詩音「電話を借りてもいいですか?迎え役がいますから」
入江「うーん、それは残念ですね」
梨花「みぃ、入江がよからぬ事を考えているのです」
137: 2008/03/07(金) 06:10:06.70 ID:pY7QglBeO
詩音「じゃあ私はこれで。梨花ちゃま、また明日学校で」
梨花「はいなのです。ちゃんと歯を磨いて寝るのですよ?」
詩音「うふふ、わかってますよ!じゃあね」
梨花「入江、沙都子は本当に大丈夫なのですか?」
入江「・・・とても危険です。いつ何が起こるのか
まったくわからない状態だと思われます」
梨花「・・・・ボクは沙都子を助けられませんでした」
入江「沙都子ちゃんは私が絶対に助けてみせます。もう二度と
あの頃の沙都子ちゃんと同じ姿を見たくはありませんから」
梨花「みぃ・・・入江だけが頼みなのです」
入江「任せてください」
梨花「はいなのです。ちゃんと歯を磨いて寝るのですよ?」
詩音「うふふ、わかってますよ!じゃあね」
梨花「入江、沙都子は本当に大丈夫なのですか?」
入江「・・・とても危険です。いつ何が起こるのか
まったくわからない状態だと思われます」
梨花「・・・・ボクは沙都子を助けられませんでした」
入江「沙都子ちゃんは私が絶対に助けてみせます。もう二度と
あの頃の沙都子ちゃんと同じ姿を見たくはありませんから」
梨花「みぃ・・・入江だけが頼みなのです」
入江「任せてください」
140: 2008/03/07(金) 06:14:28.18 ID:pY7QglBeO
魅音「・・・レナ」
レナ「うん?」
魅音「・・・・ありがとう、助けてくれて」
レナ「いいよ、レナだってあれ以上あの場にいたら
おかしくなってたかもしれないから・・・・」
魅音「・・・私はどうすればいいんだろ・・」
レナ「ごめんね魅ぃちゃん、レナにもわからないよ」
魅音「そうだよね・・・・これは私が、園崎魅音が
答えを出さないといけない。でも、もし私が・・」
レナ「大丈夫だよ、その時はレナが叱ってあげるから」
魅音「・・ありがとう」
レナ「うふふ、どういたしまして!」
レナ「うん?」
魅音「・・・・ありがとう、助けてくれて」
レナ「いいよ、レナだってあれ以上あの場にいたら
おかしくなってたかもしれないから・・・・」
魅音「・・・私はどうすればいいんだろ・・」
レナ「ごめんね魅ぃちゃん、レナにもわからないよ」
魅音「そうだよね・・・・これは私が、園崎魅音が
答えを出さないといけない。でも、もし私が・・」
レナ「大丈夫だよ、その時はレナが叱ってあげるから」
魅音「・・ありがとう」
レナ「うふふ、どういたしまして!」
143: 2008/03/07(金) 06:18:20.00 ID:pY7QglBeO
魅音「じゃあね、明日学校で」
レナ「うん、また明日!」
魅音「ばいばーい」
レナ「・・・・・・・・」
レナ「圭一くん・・・」
レナ「圭一くん・・・! 圭一くん・・・!!」
レナ「どうして・・・何も言わずにいっちゃうの・・・・」
レナ「けぇいちくん・・けぇいちくん・・・・」
レナ「・・・けぇ・・いちく・・・ん・・・・うわぁああぁぁん!!」
レナ「どうしてこんな事になっちゃったの・・・どうして・・・!!」
レナ「けぇいちくん・・・レナは嫌だよ・・・けぇいちくん・・・・」
レナ「うん、また明日!」
魅音「ばいばーい」
レナ「・・・・・・・・」
レナ「圭一くん・・・」
レナ「圭一くん・・・! 圭一くん・・・!!」
レナ「どうして・・・何も言わずにいっちゃうの・・・・」
レナ「けぇいちくん・・けぇいちくん・・・・」
レナ「・・・けぇ・・いちく・・・ん・・・・うわぁああぁぁん!!」
レナ「どうしてこんな事になっちゃったの・・・どうして・・・!!」
レナ「けぇいちくん・・・レナは嫌だよ・・・けぇいちくん・・・・」
144: 2008/03/07(金) 06:20:06.93 ID:pY7QglBeO
昭和58年 6月
鹿骨市雛見沢村にて、ガス災害が発生(以下中略)
大石「んっふっふっ~寝かせてもらいますよぉ」
鹿骨市雛見沢村にて、ガス災害が発生(以下中略)
大石「んっふっふっ~寝かせてもらいますよぉ」
264: 2008/03/07(金) 17:36:29.41 ID:pY7QglBeO
魅音「おはよう、レナ」
レナ「おはよう、魅ぃちゃん」
魅音「・・・遅かったね。それに、なんだか顔色が悪いよ」
レナ「そ、そうかな?」
魅音「ちゃんと寝たの?」
レナ「・・・うん」
魅音「そっか・・・それならいいよ」
レナ「心配かけてごめんね。ただ・・・」
魅音「ん?」
レナ「あの場所で待ってれば、圭一くんが来るのかな、って・・・・」
レナ「おはよう、魅ぃちゃん」
魅音「・・・遅かったね。それに、なんだか顔色が悪いよ」
レナ「そ、そうかな?」
魅音「ちゃんと寝たの?」
レナ「・・・うん」
魅音「そっか・・・それならいいよ」
レナ「心配かけてごめんね。ただ・・・」
魅音「ん?」
レナ「あの場所で待ってれば、圭一くんが来るのかな、って・・・・」
267: 2008/03/07(金) 17:37:07.90 ID:pY7QglBeO
魅音「おはよう、レナ」
レナ「おはよう、魅ぃちゃん」
魅音「・・・遅かったね。それに、なんだか顔色が悪いよ」
レナ「そ、そうかな?」
魅音「ちゃんと寝たの?」
レナ「・・・うん」
魅音「そっか・・・それならいいよ」
レナ「心配かけてごめんね。ただ・・・」
魅音「ん?」
レナ「あの場所で待ってれば、圭一くんが来るのかな、って・・・・」
レナ「おはよう、魅ぃちゃん」
魅音「・・・遅かったね。それに、なんだか顔色が悪いよ」
レナ「そ、そうかな?」
魅音「ちゃんと寝たの?」
レナ「・・・うん」
魅音「そっか・・・それならいいよ」
レナ「心配かけてごめんね。ただ・・・」
魅音「ん?」
レナ「あの場所で待ってれば、圭一くんが来るのかな、って・・・・」
271: 2008/03/07(金) 17:42:56.71 ID:pY7QglBeO
レナ「あははっ・・・・おかしいよね・・・・
圭一くんは・・・もういないのに・・・・」
魅音「レナ・・・」
レナ「圭一くんはもういないのに・・・レナ、おバカさんだね・・」
魅音「ううん、そんな事ない」
レナ「・・・ありがとう、魅ぃちゃん」
魅音「早く行こ?遅刻しちゃう」
レナ「・・・そうだね」
圭一くんは・・・もういないのに・・・・」
魅音「レナ・・・」
レナ「圭一くんはもういないのに・・・レナ、おバカさんだね・・」
魅音「ううん、そんな事ない」
レナ「・・・ありがとう、魅ぃちゃん」
魅音「早く行こ?遅刻しちゃう」
レナ「・・・そうだね」
274: 2008/03/07(金) 17:45:25.71 ID:pY7QglBeO
レナ「おはよう、梨花ちゃん」
魅音「おはよ」
梨花「レナに魅ぃ、おはようございますです」
魅音「あ、あのさ、梨花ちゃんに話があるんだけど・・・」
梨花「みぃ?なんですか?」
魅音「・・・ここじゃ出来ないよ。お昼休み、お弁当を
食べ終わったら校舎裏まで来てもらってもいいかな?」
梨花「はい、全然オッケーなのですよ。 にぱーっ」
レナ「・・・・梨花ちゃん」
梨花「みぃ?」
レナ「沙都子ちゃんは・・・どうなったの?」
魅音「おはよ」
梨花「レナに魅ぃ、おはようございますです」
魅音「あ、あのさ、梨花ちゃんに話があるんだけど・・・」
梨花「みぃ?なんですか?」
魅音「・・・ここじゃ出来ないよ。お昼休み、お弁当を
食べ終わったら校舎裏まで来てもらってもいいかな?」
梨花「はい、全然オッケーなのですよ。 にぱーっ」
レナ「・・・・梨花ちゃん」
梨花「みぃ?」
レナ「沙都子ちゃんは・・・どうなったの?」
277: 2008/03/07(金) 17:51:11.21 ID:pY7QglBeO
梨花「沙都子は診療所にいますです」
レナ「やっぱり・・・私達のせいなのかな・・?」
梨花「そんな事はないのです。レナも魅ぃも、沙都子を
心配して起こした行動なのだと、ボクは信じていますです」
レナ「梨花ちゃん・・・・ありがとう・・」
魅音「・・・ごめんね梨花ちゃん。経緯はどうあれ、結果的に
私達が沙都子を傷つけた事実は変わらない・・・・」
詩音「あらぁ、やっぱり自覚があるじゃないですかー」
レナ「やっぱり・・・私達のせいなのかな・・?」
梨花「そんな事はないのです。レナも魅ぃも、沙都子を
心配して起こした行動なのだと、ボクは信じていますです」
レナ「梨花ちゃん・・・・ありがとう・・」
魅音「・・・ごめんね梨花ちゃん。経緯はどうあれ、結果的に
私達が沙都子を傷つけた事実は変わらない・・・・」
詩音「あらぁ、やっぱり自覚があるじゃないですかー」
279: 2008/03/07(金) 17:56:53.07 ID:pY7QglBeO
魅音「詩音? ・・・なにか用?」
詩音「別にないですよ。
そんなに身構えなくてもいいじゃないですか」
魅音「・・・・・・・・」
レナ「し、詩ぃちゃん、おはよう!」
詩音「おはようございます、レナさん」
魅音「・・・レナ、行こう」
レナ「う、うん」
詩音「梨花ちゃまに何を吹き込んだか知りませんが、
無駄ですよ? 私は相手がお姉でも容赦しませんから」
魅音「・・・なんで・・私が詩音に恨まれなきゃいけないの・・」
詩音「・・・・またそれですか?」
詩音「別にないですよ。
そんなに身構えなくてもいいじゃないですか」
魅音「・・・・・・・・」
レナ「し、詩ぃちゃん、おはよう!」
詩音「おはようございます、レナさん」
魅音「・・・レナ、行こう」
レナ「う、うん」
詩音「梨花ちゃまに何を吹き込んだか知りませんが、
無駄ですよ? 私は相手がお姉でも容赦しませんから」
魅音「・・・なんで・・私が詩音に恨まれなきゃいけないの・・」
詩音「・・・・またそれですか?」
281: 2008/03/07(金) 18:01:34.63 ID:pY7QglBeO
詩音「いい加減見苦しいと思いませんか? お姉には
罪の意識はあります? あははっ!ないですよねー?」
レナ「詩ぃちゃん!」
詩音「なんです?まさか、レナさんはお姉の肩を持つ つもりですか?」
レナ「詩ぃちゃんは勘違いしてる。魅ぃちゃんは何も悪くない」
詩音「はぁ?沙都子をあんな目に合わせておいて悪くない?
レナさん、ちゃんとわかってます?あなたにも責任はあるんですよ?」
レナ「・・・・レナはわかってるつもりだよ」
罪の意識はあります? あははっ!ないですよねー?」
レナ「詩ぃちゃん!」
詩音「なんです?まさか、レナさんはお姉の肩を持つ つもりですか?」
レナ「詩ぃちゃんは勘違いしてる。魅ぃちゃんは何も悪くない」
詩音「はぁ?沙都子をあんな目に合わせておいて悪くない?
レナさん、ちゃんとわかってます?あなたにも責任はあるんですよ?」
レナ「・・・・レナはわかってるつもりだよ」
282: 2008/03/07(金) 18:04:14.39 ID:pY7QglBeO
詩音「わかってない!あんたは何もわかってるない!!」
レナ「し、詩ぃちゃん・・?」
詩音「私は頼まれた・・頼むって・・・私は頼まれたんだ!!」
魅音「詩音!」
詩音「あの子を悲しませる奴は、私が許さない・・・
許さない・・許さない・・許さない・・・!!」
梨花「・・・・・・・・」
レナ「ご、ごめんね、その事については謝るから・・・」
レナ「し、詩ぃちゃん・・?」
詩音「私は頼まれた・・頼むって・・・私は頼まれたんだ!!」
魅音「詩音!」
詩音「あの子を悲しませる奴は、私が許さない・・・
許さない・・許さない・・許さない・・・!!」
梨花「・・・・・・・・」
レナ「ご、ごめんね、その事については謝るから・・・」
283: 2008/03/07(金) 18:05:05.79 ID:pY7QglBeO
レナ「わかってるない?」
詩音「あ、あはははっ! NGです・・・」
詩音「あ、あはははっ! NGです・・・」
284: 2008/03/07(金) 18:08:54.81 ID:pY7QglBeO
レナ「謝るけど・・・・・
詩ぃちゃんも私達に何か言う事はないかな?かな?」
詩音「私にですか? お姉を咎める他に何が・・・」
レナ「・・・・圭一くん」
レナ「圭一くんはどこにいるの?」
詩音「圭ちゃんですか? それは私ではなく、お姉に聞いてください」
レナ「・・・・どうしてかな?・・・かな?」
詩音「お姉が隠したんですよ、圭ちゃんを」
魅音「わ、私はそんな事してないよ!」
詩ぃちゃんも私達に何か言う事はないかな?かな?」
詩音「私にですか? お姉を咎める他に何が・・・」
レナ「・・・・圭一くん」
レナ「圭一くんはどこにいるの?」
詩音「圭ちゃんですか? それは私ではなく、お姉に聞いてください」
レナ「・・・・どうしてかな?・・・かな?」
詩音「お姉が隠したんですよ、圭ちゃんを」
魅音「わ、私はそんな事してないよ!」
286: 2008/03/07(金) 18:13:12.49 ID:pY7QglBeO
詩音「お姉は黙っててください。見損ないました」
魅音「詩音・・・・信じてよ・・・!!」
レナ「魅ぃちゃんは知らないって言ってるよ?」
詩音「知らない筈ないじゃないですか。お姉以外に、
誰が氏体を隠せると言うんですか?いないでしょう?」
詩音「お姉なんですよ!! 園崎魅音!! 事実上の園崎家当主
であるお姉なら、氏体を隠すくらい簡単に出来るんですよ!!」
レナ「・・・・ちがうよ」
詩音「何が違うんです? お姉がやったと明確にわかるじゃないですか」
レナ「だって・・・・昨日、レナは魅ぃちゃんとずっと一緒だったんだよ?」
魅音「詩音・・・・信じてよ・・・!!」
レナ「魅ぃちゃんは知らないって言ってるよ?」
詩音「知らない筈ないじゃないですか。お姉以外に、
誰が氏体を隠せると言うんですか?いないでしょう?」
詩音「お姉なんですよ!! 園崎魅音!! 事実上の園崎家当主
であるお姉なら、氏体を隠すくらい簡単に出来るんですよ!!」
レナ「・・・・ちがうよ」
詩音「何が違うんです? お姉がやったと明確にわかるじゃないですか」
レナ「だって・・・・昨日、レナは魅ぃちゃんとずっと一緒だったんだよ?」
290: 2008/03/07(金) 18:16:36.88 ID:pY7QglBeO
詩音「そ、それは・・・」
レナ「まだ魅ぃちゃんがやったと言いたいのかな?・・・かな?」
詩音「そ、そうだ! レナさんも共犯なんですね?!」
魅音「詩音!あんた・・・・さっきから言ってる事が
目茶苦茶だよ・・・一体どうしちゃったの・・」
詩音「わ、私を惑わそうなんて甘いです! 甘過ぎます!
私がそんな嘘を信じるわけないじゃないですか!!」
レナ「・・・・あははっ」
レナ「あはははははははははっ!!!!!!!」
魅音「れ、レナ?!」
レナ「まだ魅ぃちゃんがやったと言いたいのかな?・・・かな?」
詩音「そ、そうだ! レナさんも共犯なんですね?!」
魅音「詩音!あんた・・・・さっきから言ってる事が
目茶苦茶だよ・・・一体どうしちゃったの・・」
詩音「わ、私を惑わそうなんて甘いです! 甘過ぎます!
私がそんな嘘を信じるわけないじゃないですか!!」
レナ「・・・・あははっ」
レナ「あはははははははははっ!!!!!!!」
魅音「れ、レナ?!」
294: 2008/03/07(金) 18:20:03.97 ID:pY7QglBeO
詩音「な、なんですかいきなり・・・」
レナ「・・・・詩ぃちゃん、おかしいよ」
詩音「私の何が!! 何処がおかしいと言うんですか!?」
レナ「さっきから変だよ。無理矢理魅ぃちゃんを悪者に
しようとしているみたい・・・・どうしてだろ? だろ?」
詩音「そ、それは・・・お姉がやったからです!!」
魅音「ふ、二人共落ち着いて! 皆怖がってるよ・・・!」
レナ「・・・・詩ぃちゃん、おかしいよ」
詩音「私の何が!! 何処がおかしいと言うんですか!?」
レナ「さっきから変だよ。無理矢理魅ぃちゃんを悪者に
しようとしているみたい・・・・どうしてだろ? だろ?」
詩音「そ、それは・・・お姉がやったからです!!」
魅音「ふ、二人共落ち着いて! 皆怖がってるよ・・・!」
296: 2008/03/07(金) 18:24:35.10 ID:pY7QglBeO
梨花「二人共、静かにしてほしいのです」
詩音「梨花ちゃま?! 梨花ちゃまは沙都子をあんな
目に合わせた、あいつらに怒りはないんですか?!」
梨花「・・・詩ぃは勘違いをしているだけなのです」
詩音「り、梨花ちゃま・・・?」
梨花「ボクが無力だから・・・沙都子も・・・・皆も救えなかった・・・」
魅音「・・・梨花ちゃん?」
梨花「話し合えば、きっと誤解も解けると思うのです。
だから詩ぃ、詩ぃも二人の話を・・」
詩音「梨花ちゃま」
詩音「そういう事ですか・・・そっか・・・・そっかぁ・・・」
詩音「梨花ちゃま?! 梨花ちゃまは沙都子をあんな
目に合わせた、あいつらに怒りはないんですか?!」
梨花「・・・詩ぃは勘違いをしているだけなのです」
詩音「り、梨花ちゃま・・・?」
梨花「ボクが無力だから・・・沙都子も・・・・皆も救えなかった・・・」
魅音「・・・梨花ちゃん?」
梨花「話し合えば、きっと誤解も解けると思うのです。
だから詩ぃ、詩ぃも二人の話を・・」
詩音「梨花ちゃま」
詩音「そういう事ですか・・・そっか・・・・そっかぁ・・・」
298: 2008/03/07(金) 18:30:06.84 ID:pY7QglBeO
魅音「し、詩音? どうしたの・・・?」
詩音「なーんだ、梨花ちゃまも敵だったんですね」
梨花「詩ぃ・・?」
詩音「私を洗脳しようったって無駄です! 消すつもりなんでしょう!?
私と沙都子を!圭ちゃんみたいに鬼隠しするんでしょう!?!?」
魅音「だから!私は何も知らないって言ってるでしょ!!」
詩音「そうだ・・・そうやってとぼけて・・・・私を・・・
沙都子を・・・なに食わぬ顔をして・・・消すんだ・・」
魅音「し、詩音?」
詩音「・・・はっ! さ、沙都子?! 沙都子が危ない?!?!」
魅音「し、詩音!あんた・・・」
詩音「なーんだ、梨花ちゃまも敵だったんですね」
梨花「詩ぃ・・?」
詩音「私を洗脳しようったって無駄です! 消すつもりなんでしょう!?
私と沙都子を!圭ちゃんみたいに鬼隠しするんでしょう!?!?」
魅音「だから!私は何も知らないって言ってるでしょ!!」
詩音「そうだ・・・そうやってとぼけて・・・・私を・・・
沙都子を・・・なに食わぬ顔をして・・・消すんだ・・」
魅音「し、詩音?」
詩音「・・・はっ! さ、沙都子?! 沙都子が危ない?!?!」
魅音「し、詩音!あんた・・・」
301: 2008/03/07(金) 18:33:10.08 ID:pY7QglBeO
レナ「きっと診療所に行ったんだよ」
魅音「じゃあ、私達も早く行こう!」
梨花「・・・大丈夫なのです、診療所には入江も鷹野も
いますです。きっと、詩ぃには何も出来ないのです」
魅音「詩音・・・・」
知恵「みなさん、席についてください」
魅音「・・・梨花ちゃん、ごめんね」
梨花「みぃ?魅ぃは何も悪くないのですよ。にぱーっ」
魅音「じゃあ、私達も早く行こう!」
梨花「・・・大丈夫なのです、診療所には入江も鷹野も
いますです。きっと、詩ぃには何も出来ないのです」
魅音「詩音・・・・」
知恵「みなさん、席についてください」
魅音「・・・梨花ちゃん、ごめんね」
梨花「みぃ?魅ぃは何も悪くないのですよ。にぱーっ」
303: 2008/03/07(金) 18:38:46.72 ID:pY7QglBeO
知恵「ホームルームを始める前に、みなさんにお話がいらます」
レナ「・・・・・」
知恵「昨日、前原くんが家に帰っていないそうです」
ざわ・・・
ざわざわ・・・
ざわざわざわ・・・
知恵「昨日の夕方以降、前原くんを見た人はいますか?」
知恵「・・・・いませんか。もし前原くんを見掛けた人は、
直ぐに近くの大人に伝えてくださいね」
知恵「それではホームルームを始めます。委員長、号令」
魅音「きりーーつ」
レナ「・・・・・」
知恵「昨日、前原くんが家に帰っていないそうです」
ざわ・・・
ざわざわ・・・
ざわざわざわ・・・
知恵「昨日の夕方以降、前原くんを見た人はいますか?」
知恵「・・・・いませんか。もし前原くんを見掛けた人は、
直ぐに近くの大人に伝えてくださいね」
知恵「それではホームルームを始めます。委員長、号令」
魅音「きりーーつ」
304: 2008/03/07(金) 18:39:57.48 ID:pY7QglBeO
レナ「いらます?」
知恵「・・・ごめんなさい」
魅音「やーいやーい、カレー女ー」
知恵「・・・ごめんなさい」
魅音「やーいやーい、カレー女ー」
311: 2008/03/07(金) 18:47:07.62 ID:pY7QglBeO
入江「ふぅ・・・・」
鷹野「あらぁ、お疲れみたいですね」
入江「えぇ、昨夜は沙都子ちゃんが気になりまして・・・」
鷹野「一晩中付きっきりだった、と? 沙都子ちゃんったら
先生をこんなにも心配させるなんて、罪深い子ねぇ・・・くすくす」
入江「容体は安定してきましたが、まだ油断は出来ません。
いつ、何が原因で沙都子ちゃんが発症するかは・・・・」
鷹野「私は構いませんよ? 生きたサンプルが
手に入るだけですもの。・・・くすくす」
入江「・・・冗談でもそんな不謹慎な発言はやめてください」
鷹野「あらぁ、ごめんなさい。不謹慎、ですものねぇ・・・くすくす」
鷹野「あらぁ、お疲れみたいですね」
入江「えぇ、昨夜は沙都子ちゃんが気になりまして・・・」
鷹野「一晩中付きっきりだった、と? 沙都子ちゃんったら
先生をこんなにも心配させるなんて、罪深い子ねぇ・・・くすくす」
入江「容体は安定してきましたが、まだ油断は出来ません。
いつ、何が原因で沙都子ちゃんが発症するかは・・・・」
鷹野「私は構いませんよ? 生きたサンプルが
手に入るだけですもの。・・・くすくす」
入江「・・・冗談でもそんな不謹慎な発言はやめてください」
鷹野「あらぁ、ごめんなさい。不謹慎、ですものねぇ・・・くすくす」
313: 2008/03/07(金) 18:54:55.36 ID:pY7QglBeO
入江「・・・やめましょう、こんな話をしていても・・」
鷹野「うふふ、そうですわね。私だって沙都子ちゃんが
大好きですもの。最善を尽す所存ですわ・・・くすくす」
入江「・・・富竹さんは?」
鷹野「この時間なら、ジロウさんは撮影中だと思います」
入江「そうですか。至急、彼と連絡を取りたいのですが」
鷹野「あらぁ? ジロウさんに? 珍しいですわねぇ」
入江「えぇ、少し気になる事がありまして」
鷹野「うふふ、そうですわね。私だって沙都子ちゃんが
大好きですもの。最善を尽す所存ですわ・・・くすくす」
入江「・・・富竹さんは?」
鷹野「この時間なら、ジロウさんは撮影中だと思います」
入江「そうですか。至急、彼と連絡を取りたいのですが」
鷹野「あらぁ? ジロウさんに? 珍しいですわねぇ」
入江「えぇ、少し気になる事がありまして」
314: 2008/03/07(金) 18:59:37.67 ID:pY7QglBeO
沙都子「圭一さん!」
圭一「ん?どうしたぁ沙都子?」
沙都子「け、圭一さん・・・!!」
圭一「おわっ! な、なんだよ?!」
沙都子「圭一さん・・・圭一・・・私は・・・圭一さんを・・・」
圭一「・・・沙都子?」
沙都子「・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・私のせいで・・・
けぇいちさんは・・・わたくしの・・・せいで・・・!!」
圭一「・・・・沙都子、泣くなよ」
沙都子「・・・ぅぁっ・・・けぇいちさん・・・・」
圭一「ほら、頭撫でてやるから。なっ?」
沙都子「・・・・にーにー・・・にーにー・・・・」
圭一「ん?どうしたぁ沙都子?」
沙都子「け、圭一さん・・・!!」
圭一「おわっ! な、なんだよ?!」
沙都子「圭一さん・・・圭一・・・私は・・・圭一さんを・・・」
圭一「・・・沙都子?」
沙都子「・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・私のせいで・・・
けぇいちさんは・・・わたくしの・・・せいで・・・!!」
圭一「・・・・沙都子、泣くなよ」
沙都子「・・・ぅぁっ・・・けぇいちさん・・・・」
圭一「ほら、頭撫でてやるから。なっ?」
沙都子「・・・・にーにー・・・にーにー・・・・」
317: 2008/03/07(金) 19:05:07.46 ID:pY7QglBeO
梨花「二人共、お待たせなのです」
レナ「梨花ちゃん・・・教えて、何があったのか・・・・」
梨花「・・・ボクの知っている事は、全てお話
しますです。何から話せばいいのですか?」
魅音「・・・圭ちゃん」
レナ「どうして・・・沙都子ちゃんは、圭一くんを・・・・?」
梨花「・・・事故としか言えないのです」
魅音「じ、事故って・・・そんな・・・圭ちゃんは・・・・」
梨花「本当に不幸な出来事だったと、そう思うしかないのです・・・・」
レナ「・・・・・・・・」
レナ「梨花ちゃん・・・教えて、何があったのか・・・・」
梨花「・・・ボクの知っている事は、全てお話
しますです。何から話せばいいのですか?」
魅音「・・・圭ちゃん」
レナ「どうして・・・沙都子ちゃんは、圭一くんを・・・・?」
梨花「・・・事故としか言えないのです」
魅音「じ、事故って・・・そんな・・・圭ちゃんは・・・・」
梨花「本当に不幸な出来事だったと、そう思うしかないのです・・・・」
レナ「・・・・・・・・」
319: 2008/03/07(金) 19:11:04.56 ID:pY7QglBeO
魅音「じ、じゃあ沙都子は殺意なんてなかったんだね?!」
梨花「はいなのです。沙都子が圭一を頃す動機は
何もないのです。それは二人にだってわかる筈なのです」
レナ「・・・・圭一くんを隠したのはだれ?」
梨花「・・・・・ごめんなさいなのです」
魅音「ご、ごめんなさいって・・・それだけじゃわかんないよ!」
梨花「ボクにもわからないのです・・・誰が圭一を隠したのか・・」
魅音「わからないって・・・じゃあ、圭ちゃんの
遺体は一体何処にいったの・・・?!」
梨花「心当たりがないわけではありません」
梨花「はいなのです。沙都子が圭一を頃す動機は
何もないのです。それは二人にだってわかる筈なのです」
レナ「・・・・圭一くんを隠したのはだれ?」
梨花「・・・・・ごめんなさいなのです」
魅音「ご、ごめんなさいって・・・それだけじゃわかんないよ!」
梨花「ボクにもわからないのです・・・誰が圭一を隠したのか・・」
魅音「わからないって・・・じゃあ、圭ちゃんの
遺体は一体何処にいったの・・・?!」
梨花「心当たりがないわけではありません」
320: 2008/03/07(金) 19:14:03.04 ID:pY7QglBeO
レナ「・・・それ、本当かな? ・・かな?」
梨花「確証はありませんが、大体の予想はついてますです」
魅音「わ、私じゃない!私は何も・・・!!」
レナ「大丈夫、レナは魅ぃちゃんを信じてるから」
魅音「レナぁ・・・」
梨花「魅音は、園崎家とはまったく関係のない話なのです。
詩ぃは誤解しているだけなのですよ・・・・」
レナ「・・・うん」
魅音「それで、心当たりって誰なの?」
梨花「・・・・・・・・」
梨花「確証はありませんが、大体の予想はついてますです」
魅音「わ、私じゃない!私は何も・・・!!」
レナ「大丈夫、レナは魅ぃちゃんを信じてるから」
魅音「レナぁ・・・」
梨花「魅音は、園崎家とはまったく関係のない話なのです。
詩ぃは誤解しているだけなのですよ・・・・」
レナ「・・・うん」
魅音「それで、心当たりって誰なの?」
梨花「・・・・・・・・」
322: 2008/03/07(金) 19:17:17.20 ID:pY7QglBeO
鷹野「あらぁ、詩音ちゃんじゃない。いらっしゃい」
詩音「こんにちわ、鷹野さん」
鷹野「珍しいわねぇ・・・もしかして診察かしらぁ?」
詩音「違いますよ。沙都子のお見舞いに来ました」
鷹野「あらぁ、学校を休んでまで来ちゃったの?
それはいけないわねぇ。くすくす・・・」
詩音「そんな事より、沙都子はどこです?」
鷹野「うふふ、こっちよ」
詩音「・・・・待っててね、沙都子」
詩音「こんにちわ、鷹野さん」
鷹野「珍しいわねぇ・・・もしかして診察かしらぁ?」
詩音「違いますよ。沙都子のお見舞いに来ました」
鷹野「あらぁ、学校を休んでまで来ちゃったの?
それはいけないわねぇ。くすくす・・・」
詩音「そんな事より、沙都子はどこです?」
鷹野「うふふ、こっちよ」
詩音「・・・・待っててね、沙都子」
324: 2008/03/07(金) 19:23:07.60 ID:pY7QglBeO
入江「し、詩音さん? こんな時間に会うなんて」
詩音「はろろーん。沙都子の様子が気になって、
心配で見に来ちゃいました。てへっ」
鷹野「くすくす。詩音ちゃんは心配症ねぇ」
詩音「沙都子は私の妹ですから」
入江「んー実に美しい姉妹愛、ですねぇ・・・
ぐっふっふっふ・・・にぱぁ☆」
詩音「か、監督? まだ仕事中なんですから妄想は
程々にしておいてください・・・・」
鷹野「いやぁねぇ、先生ったら・・・くすくす」
詩音「そ、そんな事より! 沙都子は・・・?」
入江「こちらです」
詩音「はろろーん。沙都子の様子が気になって、
心配で見に来ちゃいました。てへっ」
鷹野「くすくす。詩音ちゃんは心配症ねぇ」
詩音「沙都子は私の妹ですから」
入江「んー実に美しい姉妹愛、ですねぇ・・・
ぐっふっふっふ・・・にぱぁ☆」
詩音「か、監督? まだ仕事中なんですから妄想は
程々にしておいてください・・・・」
鷹野「いやぁねぇ、先生ったら・・・くすくす」
詩音「そ、そんな事より! 沙都子は・・・?」
入江「こちらです」
327: 2008/03/07(金) 19:28:40.05 ID:pY7QglBeO
詩音「沙都子・・・・」
入江「眠っています。休ませてあげてください」
詩音「・・・・沙都子は大丈夫なんですよね?」
入江「えぇ、大丈夫です。私の『沙都子ちゃんメイド化計画~ご奉仕偏~』の
ためにも!沙都子ちゃんは、私が絶対に救ってみせますよ」
詩音「・・・・沙都子」
入江「大丈夫ですよ。沙都子ちゃんは強い子です。
一度は立ち直ってくれました。今回もきっと、」
詩音「・・・・本当に?」
入江「え、えぇ、沙都子はきっと立ち直ってくれると、」
詩音「監督は・・・私の敵ですか?」
入江「し、詩音さん?」
入江「眠っています。休ませてあげてください」
詩音「・・・・沙都子は大丈夫なんですよね?」
入江「えぇ、大丈夫です。私の『沙都子ちゃんメイド化計画~ご奉仕偏~』の
ためにも!沙都子ちゃんは、私が絶対に救ってみせますよ」
詩音「・・・・沙都子」
入江「大丈夫ですよ。沙都子ちゃんは強い子です。
一度は立ち直ってくれました。今回もきっと、」
詩音「・・・・本当に?」
入江「え、えぇ、沙都子はきっと立ち直ってくれると、」
詩音「監督は・・・私の敵ですか?」
入江「し、詩音さん?」
328: 2008/03/07(金) 19:34:03.44 ID:pY7QglBeO
詩音「答えてください。監督は私の敵ですか?」
入江「すみません・・・私には詩音さんの言っている
意味がよくわからない・・・一体何を・・?」
詩音「すいません、質問を変えます。監督は
沙都子助けてくれるんですよね?」
入江「えぇ、医者として約束します。沙都子ちゃんは
私が絶対に救ってみせます。信じてください」
詩音「・・・・・・・・」
鷹野「先生だけじゃないわ。私や他のスタッフだっているのよ?」
入江「詩音さん、あなたに何があったのかは聞きません。
ですが信じてください! 沙都子ちゃんは私達が救います」
詩音「・・・・監督」
入江「すみません・・・私には詩音さんの言っている
意味がよくわからない・・・一体何を・・?」
詩音「すいません、質問を変えます。監督は
沙都子助けてくれるんですよね?」
入江「えぇ、医者として約束します。沙都子ちゃんは
私が絶対に救ってみせます。信じてください」
詩音「・・・・・・・・」
鷹野「先生だけじゃないわ。私や他のスタッフだっているのよ?」
入江「詩音さん、あなたに何があったのかは聞きません。
ですが信じてください! 沙都子ちゃんは私達が救います」
詩音「・・・・監督」
331: 2008/03/07(金) 19:39:29.47 ID:pY7QglBeO
鷹野「よかったのですか? あのまま帰すと危険だと思いますけど」
入江「不必要に刺激しない方がいいでしょう。それに、
彼女はまだ発症したと決まったわけではありません」
鷹野「あらぁ、そうですかぁ? 私にはてっきり・・・くすくす」
入江「診察したわけではありません。早急に
手を打たずとも、大丈夫でしょう」
鷹野「所長がそうおっしゃるなら・・・私はそれで構いませんわぁ」
入江「きっと沙都子が元気になれば、詩音さんも元に戻る筈です。
きっと今は沙都子ちゃんが心配になって、」
鷹野「くすくす・・・」
入江「不必要に刺激しない方がいいでしょう。それに、
彼女はまだ発症したと決まったわけではありません」
鷹野「あらぁ、そうですかぁ? 私にはてっきり・・・くすくす」
入江「診察したわけではありません。早急に
手を打たずとも、大丈夫でしょう」
鷹野「所長がそうおっしゃるなら・・・私はそれで構いませんわぁ」
入江「きっと沙都子が元気になれば、詩音さんも元に戻る筈です。
きっと今は沙都子ちゃんが心配になって、」
鷹野「くすくす・・・」
335: 2008/03/07(金) 19:46:12.86 ID:pY7QglBeO
詩音「はぁ・・・・・」
詩音「本当に帰ってもよかったのかな・・・・」
詩音「監督なら・・・・きっと監督なら大丈夫だよね・・・?」
詩音「監督のあの顔は嘘じゃなかった、と思う・・・」
詩音「きっと大丈夫・・・監督なら、沙都子を救ってくれる・・・・」
詩音「監督は敵じゃなかった・・・敵って・・・だれ・・・?」
詩音「はぁ・・・・私ってばどうしちゃったんだろ・・・」
詩音「・・・・かえろ」
大石「おんやぁ? あなた、園崎詩音さんじゃありませんか」
詩音(どうして大石がここに・・・?)
詩音「本当に帰ってもよかったのかな・・・・」
詩音「監督なら・・・・きっと監督なら大丈夫だよね・・・?」
詩音「監督のあの顔は嘘じゃなかった、と思う・・・」
詩音「きっと大丈夫・・・監督なら、沙都子を救ってくれる・・・・」
詩音「監督は敵じゃなかった・・・敵って・・・だれ・・・?」
詩音「はぁ・・・・私ってばどうしちゃったんだろ・・・」
詩音「・・・・かえろ」
大石「おんやぁ? あなた、園崎詩音さんじゃありませんか」
詩音(どうして大石がここに・・・?)
338: 2008/03/07(金) 19:50:37.36 ID:pY7QglBeO
大石「どうもこんにちわぁ」
詩音「・・・なんです?」
大石「なっはっはっはっはっ! 身構えないでくださいよぅ」
詩音「用がないんなら、もう行きますね」
大石「学校はどうしたんです? まさかサボりってやつですかぁ?」
詩音「そうだとしたら・・・どうします?」
大石「んっふっふっ~指導しちゃいますよぉ~」
詩音「はぁ・・・大石さん、それセクハラです」
大石「ありゃ? 最近の若い子は敏感ですねぇ~
なっはっはっはっはっ!」
詩音「・・・・行きます」
大石「ああ、すいません。悪ふざけが過ぎました。
少しお時間をよろしいでしょうか?」
詩音「・・・なんです?」
大石「なっはっはっはっはっ! 身構えないでくださいよぅ」
詩音「用がないんなら、もう行きますね」
大石「学校はどうしたんです? まさかサボりってやつですかぁ?」
詩音「そうだとしたら・・・どうします?」
大石「んっふっふっ~指導しちゃいますよぉ~」
詩音「はぁ・・・大石さん、それセクハラです」
大石「ありゃ? 最近の若い子は敏感ですねぇ~
なっはっはっはっはっ!」
詩音「・・・・行きます」
大石「ああ、すいません。悪ふざけが過ぎました。
少しお時間をよろしいでしょうか?」
341: 2008/03/07(金) 19:57:44.70 ID:pY7QglBeO
詩音「言いませんでした? 私、これから学校に行くんです」
大石「なっはっはっ! いやぁすみませんねぇ、
忘れてましたよ。なんなら学校まで送って行きましょうか?」
詩音「遠慮しておきます。素敵なおじさまならともかく、
相手は大石さんですから。ちょっと太り過ぎです」
大石「なっはっはっはっ! これはこれは、手厳しいですねぇ」
詩音「じゃあ、私はもう行きますね」
大石「んっふっふっ~真面目な学生さんで安心しましたよ」
大石「あっ、そういえば」
詩音「はい?」
大石「あなたのお友達の北条沙都子さん、今日はお休みのようですねぇ」
大石「なっはっはっ! いやぁすみませんねぇ、
忘れてましたよ。なんなら学校まで送って行きましょうか?」
詩音「遠慮しておきます。素敵なおじさまならともかく、
相手は大石さんですから。ちょっと太り過ぎです」
大石「なっはっはっはっ! これはこれは、手厳しいですねぇ」
詩音「じゃあ、私はもう行きますね」
大石「んっふっふっ~真面目な学生さんで安心しましたよ」
大石「あっ、そういえば」
詩音「はい?」
大石「あなたのお友達の北条沙都子さん、今日はお休みのようですねぇ」
343: 2008/03/07(金) 20:01:45.99 ID:pY7QglBeO
詩音「・・・・それが何か?」
大石「いえいえ、お友達がご病気なので心配されているのかと・・」
詩音「別に・・・私は大石さんに心配されなくても」
大石「んっふっふっ~まぁいいです。それより」
大石「詩音さん、あなた今から登校するんですよねぇ・・・?」
詩音「そ、それがなんだって言うんです?!」
大石「いえいえ、深い意味はありません」
詩音「・・・大石さん、私に用があるんですよね?
そうならそうとはっきり言ってくださいよ!!」
大石「ありゃ? わかっちゃいましたか。んっふっふ」
大石「いえいえ、お友達がご病気なので心配されているのかと・・」
詩音「別に・・・私は大石さんに心配されなくても」
大石「んっふっふっ~まぁいいです。それより」
大石「詩音さん、あなた今から登校するんですよねぇ・・・?」
詩音「そ、それがなんだって言うんです?!」
大石「いえいえ、深い意味はありません」
詩音「・・・大石さん、私に用があるんですよね?
そうならそうとはっきり言ってくださいよ!!」
大石「ありゃ? わかっちゃいましたか。んっふっふ」
344: 2008/03/07(金) 20:06:34.86 ID:pY7QglBeO
詩音(あっ・・・ダメよ!大石のペースにのまれては・・)
大石「いやぁ、私もまさか詩音さんとばったりなんて
想定していませんでしたからねぇ」
詩音(落ち着け! クールになれ、園崎詩音!)
大石「じゃあ、一つだけ質問させてください」
詩音「あっ、やばっ!早く行かないと先生に、」
大石「前原圭一さん、御存じですよね?」
詩音「・・・・・えっ?」
大石「あなたのお友達の名前ですよ。前原圭一は」
詩音「け、圭ちゃんがなにか・・・?」
大石「質問は一つだけ、でしたよねぇ?」
詩音「あっ・・・」
大石「いやぁ、私もまさか詩音さんとばったりなんて
想定していませんでしたからねぇ」
詩音(落ち着け! クールになれ、園崎詩音!)
大石「じゃあ、一つだけ質問させてください」
詩音「あっ、やばっ!早く行かないと先生に、」
大石「前原圭一さん、御存じですよね?」
詩音「・・・・・えっ?」
大石「あなたのお友達の名前ですよ。前原圭一は」
詩音「け、圭ちゃんがなにか・・・?」
大石「質問は一つだけ、でしたよねぇ?」
詩音「あっ・・・」
346: 2008/03/07(金) 20:10:52.16 ID:pY7QglBeO
大石「では、私はこれで失礼します」
詩音「・・・どうして圭ちゃんを?」
大石「さぁて、どうしてでしょうね? んっふっふ」
詩音(こいつ・・・・!!)
詩音「け、圭ちゃんに何かあったんですか?!」
大石「おやぁ? もしかして、知りませんでした?」
詩音「知らないも何も! 何がなんだか・・・・」
大石「その様子だと、本当に知らないみたいですねぇ」
詩音「圭ちゃんに何があったんですか? 警察が
動いてるって事は・・・まさか事件に!?」
詩音「・・・どうして圭ちゃんを?」
大石「さぁて、どうしてでしょうね? んっふっふ」
詩音(こいつ・・・・!!)
詩音「け、圭ちゃんに何かあったんですか?!」
大石「おやぁ? もしかして、知りませんでした?」
詩音「知らないも何も! 何がなんだか・・・・」
大石「その様子だと、本当に知らないみたいですねぇ」
詩音「圭ちゃんに何があったんですか? 警察が
動いてるって事は・・・まさか事件に!?」
348: 2008/03/07(金) 20:17:55.47 ID:pY7QglBeO
大石「恐らく、学校に行けばわかると思いますが・・・」
詩音「いいから教えてください!! 圭ちゃんに、何があったんです?!」
大石「前原圭一さんね、行方不明だそうです」
詩音「・・・・お、大石さん?」
大石「まだ家に帰ってないそうです。私も最初は家出を疑ったんですが・・・・」
詩音「け、圭ちゃんが・・・行方不明・・・・?」
大石「時期が時期でしょう? 明後日は綿流し、つまり」
詩音「圭ちゃんは・・・・消された・・?」
大石「まぁこれは私の妄想みたいなものです。あまり
深い意味で捉えないでもらえると嬉しいです」
詩音「いいから教えてください!! 圭ちゃんに、何があったんです?!」
大石「前原圭一さんね、行方不明だそうです」
詩音「・・・・お、大石さん?」
大石「まだ家に帰ってないそうです。私も最初は家出を疑ったんですが・・・・」
詩音「け、圭ちゃんが・・・行方不明・・・・?」
大石「時期が時期でしょう? 明後日は綿流し、つまり」
詩音「圭ちゃんは・・・・消された・・?」
大石「まぁこれは私の妄想みたいなものです。あまり
深い意味で捉えないでもらえると嬉しいです」
350: 2008/03/07(金) 20:22:36.76 ID:pY7QglBeO
詩音「そ・・んな・・・圭ちゃんが・・・・・」
大石「落ち着いてください。まだわかりませんよ?
もしかしたら、どこかで遊んでいるだけかもしれませんし」
詩音「そ、そんな事あるわけないじゃないですか!!
軽はずみな事を言わないでください・・・!!」
大石「・・・すみませんね。ですが、事実です。
前原圭一さんが行方不明なのは、間違いなのかもしれない」
詩音「圭ちゃん・・・そんなぁ・・・・」
大石「今村の青年団数名と警察で捜しています。興野宮の
方も捜してみます。ご安心ください。きっと見つかります」
大石「落ち着いてください。まだわかりませんよ?
もしかしたら、どこかで遊んでいるだけかもしれませんし」
詩音「そ、そんな事あるわけないじゃないですか!!
軽はずみな事を言わないでください・・・!!」
大石「・・・すみませんね。ですが、事実です。
前原圭一さんが行方不明なのは、間違いなのかもしれない」
詩音「圭ちゃん・・・そんなぁ・・・・」
大石「今村の青年団数名と警察で捜しています。興野宮の
方も捜してみます。ご安心ください。きっと見つかります」
351: 2008/03/07(金) 20:27:32.14 ID:pY7QglBeO
詩音「・・・みつけて・・・みつけてください・・!!」
大石「えぇ、大丈夫です。私達に任せてください」
詩音「圭ちゃんを・・・・圭ちゃんをお願いします・・・・」
大石「仕事ですからね、手を抜くなんて事はありません。
時間の問題ですよ。んっふっふっふ」
詩音「ありがとうございます・・・大石さん・・・・!」
大石「では、私はこれで」
詩音「はい。私は信じてます。きっと圭ちゃんは・・・・」
大石「えぇ、朗報をお待ちくださいねぇ。
んっふっふっふ」
詩音「・・・・・・・・」
詩音「・・・・・・・ぷっ」
詩音「・・・・・くっはははっ・・・」
詩音「あはははははははははははっ!!!!!!!」
大石「えぇ、大丈夫です。私達に任せてください」
詩音「圭ちゃんを・・・・圭ちゃんをお願いします・・・・」
大石「仕事ですからね、手を抜くなんて事はありません。
時間の問題ですよ。んっふっふっふ」
詩音「ありがとうございます・・・大石さん・・・・!」
大石「では、私はこれで」
詩音「はい。私は信じてます。きっと圭ちゃんは・・・・」
大石「えぇ、朗報をお待ちくださいねぇ。
んっふっふっふ」
詩音「・・・・・・・・」
詩音「・・・・・・・ぷっ」
詩音「・・・・・くっはははっ・・・」
詩音「あはははははははははははっ!!!!!!!」
353: 2008/03/07(金) 20:34:08.61 ID:pY7QglBeO
熊谷「大石さん・・・なんだったんですかね」
大石「さぁ? 私にはわかりませんよ」
熊谷「園崎詩音、怪しくないですか?」
大石「そうですか? 私にはさっぱりです。
んっふっふっふ」
熊谷「ある生徒の証言によると園崎詩音は朝、学校に登校しています」
熊谷「どうして今から登校だと嘘をついたんでしょうねぇ・・・」
大石「さぁ? ですが、園崎詩音が何か知っているといいんですがねぇ」
熊谷「臭いっすね・・・・」
大石「ありゃ? やっぱり臭います?」
熊谷「えぇ、臭いっす!」
大石「なっはっはっはっは! すみませんねぇ」
熊谷「・・・・・・・・」
大石「さぁ? 私にはわかりませんよ」
熊谷「園崎詩音、怪しくないですか?」
大石「そうですか? 私にはさっぱりです。
んっふっふっふ」
熊谷「ある生徒の証言によると園崎詩音は朝、学校に登校しています」
熊谷「どうして今から登校だと嘘をついたんでしょうねぇ・・・」
大石「さぁ? ですが、園崎詩音が何か知っているといいんですがねぇ」
熊谷「臭いっすね・・・・」
大石「ありゃ? やっぱり臭います?」
熊谷「えぇ、臭いっす!」
大石「なっはっはっはっは! すみませんねぇ」
熊谷「・・・・・・・・」
354: 2008/03/07(金) 20:35:25.02 ID:pY7QglBeO
大石「おんやぁ?」
熊谷「どうしました?」
大石「お風呂だそうですよぉ んっふっふっふっ~」
熊谷「どうしました?」
大石「お風呂だそうですよぉ んっふっふっふっ~」
368: 2008/03/07(金) 21:17:41.62 ID:pY7QglBeO
魅音「し、詩音!!」
梨花「詩ぃ、沙都子の具合はどうしでしたか?」
詩音「・・・・ふんっ」
レナ「詩ぃちゃん・・・・」
魅音「詩音、あのね・・・私は、」
詩音「今更なんですか? 私、お姉と話す気はありませんから」
レナ「詩ぃちゃん! 魅ぃちゃんは、」
詩音「レナさんもですよ。お姉とグルなんでしょう?」
梨花「詩ぃ、話を聞いてほしいのです」
詩音「・・・梨花ちゃまもです。私を騙そうったって、」
魅音「いい加減にしなっ!!!!」
詩音「な、なんですか? いきなり大声を出して・・・」
梨花「詩ぃ、沙都子の具合はどうしでしたか?」
詩音「・・・・ふんっ」
レナ「詩ぃちゃん・・・・」
魅音「詩音、あのね・・・私は、」
詩音「今更なんですか? 私、お姉と話す気はありませんから」
レナ「詩ぃちゃん! 魅ぃちゃんは、」
詩音「レナさんもですよ。お姉とグルなんでしょう?」
梨花「詩ぃ、話を聞いてほしいのです」
詩音「・・・梨花ちゃまもです。私を騙そうったって、」
魅音「いい加減にしなっ!!!!」
詩音「な、なんですか? いきなり大声を出して・・・」
371: 2008/03/07(金) 21:25:05.45 ID:pY7QglBeO
魅音「あんただって、本当はわかってるんじゃない?」
詩音「・・・何をですか」
魅音「園崎は関係ない、もちろん私だって関係ない」
詩音「関係ないわけない!! じゃあ誰が! 誰が
圭ちゃんを隠したんですか?!」
魅音「詩音! 誰も隠してなんか・・・・」
詩音「いいやしてます! 園崎が!! 園崎魅音が!!!!
あんたが圭ちゃんを鬼隠し したんだ!!!!!」
魅音「ばかっ! なんでそんなに強情なのよ!!」
梨花「詩ぃも魅ぃも、落ち着くのですよ!」
詩音「うるさいっ! うるさいうるさい!!」
レナ「詩ぃちゃん! いい加減にして!!」
詩音「・・・何をですか」
魅音「園崎は関係ない、もちろん私だって関係ない」
詩音「関係ないわけない!! じゃあ誰が! 誰が
圭ちゃんを隠したんですか?!」
魅音「詩音! 誰も隠してなんか・・・・」
詩音「いいやしてます! 園崎が!! 園崎魅音が!!!!
あんたが圭ちゃんを鬼隠し したんだ!!!!!」
魅音「ばかっ! なんでそんなに強情なのよ!!」
梨花「詩ぃも魅ぃも、落ち着くのですよ!」
詩音「うるさいっ! うるさいうるさい!!」
レナ「詩ぃちゃん! いい加減にして!!」
372: 2008/03/07(金) 21:29:11.39 ID:pY7QglBeO
詩音「私に説教でもするつもりですか? 残念でしたぁ!
あんた達にそんな資格あるなんて思わないでください!!」
梨花「詩ぃ、何をそんなに怒っているのですか?」
詩音「・・・・・・・・」
レナ「沙都子ちゃん、具合はどうだったのかな?」
詩音「良いわけないでしょう・・?
そんな事わかってるくせに・・・!!」
魅音「・・・・・そっか」
詩音「それだけですか? 沙都子をあんな目に合わせて
おいて・・・たったそれだけなんですか?!」
魅音「ご、ごめん・・・そんなつもりじゃ・・・ないよ・・」
あんた達にそんな資格あるなんて思わないでください!!」
梨花「詩ぃ、何をそんなに怒っているのですか?」
詩音「・・・・・・・・」
レナ「沙都子ちゃん、具合はどうだったのかな?」
詩音「良いわけないでしょう・・?
そんな事わかってるくせに・・・!!」
魅音「・・・・・そっか」
詩音「それだけですか? 沙都子をあんな目に合わせて
おいて・・・たったそれだけなんですか?!」
魅音「ご、ごめん・・・そんなつもりじゃ・・・ないよ・・」
374: 2008/03/07(金) 21:34:56.23 ID:pY7QglBeO
レナ「学校終わったらね、沙都子ちゃんのお見舞いに
行こうって話になってるの。詩ぃちゃんも行くよね?」
詩音「・・・・わかりました」
魅音「詩音・・・!」
詩音「勘違いしないでくださいね。私はあなた達が
沙都子に危害を加えないように見張るだけですから」
魅音「そ、そんな事は!」
レナ「魅ぃちゃん、今の詩ぃちゃんに何を言っても無駄だよ。
今の詩ぃちゃんは我が儘を言って騒ぎ回ってる子供と一緒」
詩音「はぁ? どうして私が、」
レナ「自分の主張ばっかり! こっちの話も聞かずに
一人で考えて!! 一人で騒ぎ立てて!!」
詩音「・・・・・・・」
レナ「ねっ? 子供でしょ?」
行こうって話になってるの。詩ぃちゃんも行くよね?」
詩音「・・・・わかりました」
魅音「詩音・・・!」
詩音「勘違いしないでくださいね。私はあなた達が
沙都子に危害を加えないように見張るだけですから」
魅音「そ、そんな事は!」
レナ「魅ぃちゃん、今の詩ぃちゃんに何を言っても無駄だよ。
今の詩ぃちゃんは我が儘を言って騒ぎ回ってる子供と一緒」
詩音「はぁ? どうして私が、」
レナ「自分の主張ばっかり! こっちの話も聞かずに
一人で考えて!! 一人で騒ぎ立てて!!」
詩音「・・・・・・・」
レナ「ねっ? 子供でしょ?」
379: 2008/03/07(金) 21:39:25.92 ID:pY7QglBeO
詩音「・・・つまんないです。その程度の挑発に、
私が乗ると思いましたぁ? ふふっ、おバカですねぇ」
レナ「あははっ! 詩ぃちゃんだっておバカさんだよー
ねぇ、回りを見て? みーんな怖がってる!」
詩音「あらぁ、本当ですね! 私ったらやっちゃいました?」
レナ「うんっ! みーんな引いてるよ?
詩ぃちゃんやり過ぎー」
詩音「ごめんなさーい、私は加減を知らないんですよねぇ」
レナ「あははははははははははっ!!!!!」
レナ「それはレナも一緒だよ~」
詩音「うふふ、私達って似てますね」
私が乗ると思いましたぁ? ふふっ、おバカですねぇ」
レナ「あははっ! 詩ぃちゃんだっておバカさんだよー
ねぇ、回りを見て? みーんな怖がってる!」
詩音「あらぁ、本当ですね! 私ったらやっちゃいました?」
レナ「うんっ! みーんな引いてるよ?
詩ぃちゃんやり過ぎー」
詩音「ごめんなさーい、私は加減を知らないんですよねぇ」
レナ「あははははははははははっ!!!!!」
レナ「それはレナも一緒だよ~」
詩音「うふふ、私達って似てますね」
385: 2008/03/07(金) 21:43:48.77 ID:pY7QglBeO
レナ「はぅ~似てるかな? かな?」
詩音「はい! 似てますよ! そっくりで、」
レナ「あははっ!! やだよー汚いから」
詩音「・・・・・・・・」
レナ「嫌だ嫌だ! 嫌だよー詩ぃちゃんと一緒なんてぇ」
レナ「汚い・・・不潔・・・!!」
詩音「・・・・くくっ」
レナ・詩音「あはははははははははっ!!!!!!!」
詩音「やっぱり似てますよぉ! 私だって、レナさんと一緒は嫌ですから!」
レナ「奇遇だね! だね!」
レナ・詩音「「あはははははははははっ!!!!!!!」」
魅音「えっ? えっ・・・ふ、二人共どう・・しちゃったの・・・」
梨花「・・・・・・・・」
詩音「はい! 似てますよ! そっくりで、」
レナ「あははっ!! やだよー汚いから」
詩音「・・・・・・・・」
レナ「嫌だ嫌だ! 嫌だよー詩ぃちゃんと一緒なんてぇ」
レナ「汚い・・・不潔・・・!!」
詩音「・・・・くくっ」
レナ・詩音「あはははははははははっ!!!!!!!」
詩音「やっぱり似てますよぉ! 私だって、レナさんと一緒は嫌ですから!」
レナ「奇遇だね! だね!」
レナ・詩音「「あはははははははははっ!!!!!!!」」
魅音「えっ? えっ・・・ふ、二人共どう・・しちゃったの・・・」
梨花「・・・・・・・・」
391: 2008/03/07(金) 21:48:48.76 ID:pY7QglBeO
知恵「なんの騒ぎですか!?」
魅音「せ、先生!」
詩音「はろろーん、知恵先生」
知恵「詩音さん、一体なんの騒ぎですか?
職員室まで聞こえてきましたよ?」
レナ「あははっ、ごめんなさい先生。お喋りしてたら
盛り上がっちゃって・・・・はぅ~」
詩音「あははっ、レナさんったら面白いんですよ・・・くくっ」
レナ「レナは詩ぃちゃんの方が面白いと思うかなっ!」
詩音「えーっ、レナさん遠慮し過ぎですよー」
知恵「・・・・委員長、これは・・?」
魅音「え、えっと、」
レナ「お喋りしてただけだよね、魅ぃちゃん」
魅音「せ、先生!」
詩音「はろろーん、知恵先生」
知恵「詩音さん、一体なんの騒ぎですか?
職員室まで聞こえてきましたよ?」
レナ「あははっ、ごめんなさい先生。お喋りしてたら
盛り上がっちゃって・・・・はぅ~」
詩音「あははっ、レナさんったら面白いんですよ・・・くくっ」
レナ「レナは詩ぃちゃんの方が面白いと思うかなっ!」
詩音「えーっ、レナさん遠慮し過ぎですよー」
知恵「・・・・委員長、これは・・?」
魅音「え、えっと、」
レナ「お喋りしてただけだよね、魅ぃちゃん」
393: 2008/03/07(金) 21:51:59.67 ID:pY7QglBeO
魅音「れ、レナ・・・・」
詩音「お姉、どうしちゃったんですか?」
魅音「えっ? だ、だって!」
レナ「じゃあ皆にも聞いてみようよ」
詩音「あっ、それいいですね!」
レナ「ねぇみんなー、レナ達はお喋りしてただけだよねー?」
レナ「・・・・だよねー?」
梨花「・・・・終わりね、この世界も」
詩音「お姉、どうしちゃったんですか?」
魅音「えっ? だ、だって!」
レナ「じゃあ皆にも聞いてみようよ」
詩音「あっ、それいいですね!」
レナ「ねぇみんなー、レナ達はお喋りしてただけだよねー?」
レナ「・・・・だよねー?」
梨花「・・・・終わりね、この世界も」
400: 2008/03/07(金) 21:57:14.03 ID:pY7QglBeO
富田・岡村「「はいいぃぃぃ!!」」
レナ「ほらっ、ね? 」
知恵「・・・わかりました。ですがもう少し静かに
してくださいね。驚いてしまった生徒もいますから」
詩音「ありゃ? やり過ぎちゃいました?」
レナ「あ、あははっ・・・みんなー、ごめんね」
知恵「委員長、職員室に」
魅音「は、はい・・・・」
レナ「先生どうしちゃったのかな? レナ達はお喋りしてただけなのに・・・・」
詩音「・・・少しはしゃぎ過ぎたみたいですね」
梨花「二人共、ちゃんと反省しないとダメなのですよ」
レナ「はーい」
レナ「ほらっ、ね? 」
知恵「・・・わかりました。ですがもう少し静かに
してくださいね。驚いてしまった生徒もいますから」
詩音「ありゃ? やり過ぎちゃいました?」
レナ「あ、あははっ・・・みんなー、ごめんね」
知恵「委員長、職員室に」
魅音「は、はい・・・・」
レナ「先生どうしちゃったのかな? レナ達はお喋りしてただけなのに・・・・」
詩音「・・・少しはしゃぎ過ぎたみたいですね」
梨花「二人共、ちゃんと反省しないとダメなのですよ」
レナ「はーい」
404: 2008/03/07(金) 22:00:25.19 ID:pY7QglBeO
知恵「ではみなさん、暗くならない内に帰りましょう」
「「「はーーい」」」
知恵「委員長、号令」
魅音「きりーーつ、気をつけ、礼!」
大石「んっふっふっふ~ ちょっと離れますよぉ」
「「「はーーい」」」
知恵「委員長、号令」
魅音「きりーーつ、気をつけ、礼!」
大石「んっふっふっふ~ ちょっと離れますよぉ」
434: 2008/03/07(金) 22:23:22.19 ID:pY7QglBeO
魅音「し、詩音」
詩音「なんですか」
魅音「・・・・診療所に行くよね」
詩音「えぇ、監視は必要ですし」
魅音「う、うん・・・そうだね・・・・」
梨花「魅ぃ、元気を出してほしいのです」
魅音「あ、あははっ・・・うん、そうだね」
レナ「魅ぃちゃーん、梨花ちゃーん、はやくぅー」
梨花「行きましょうです」
魅音「・・・ねぇ、梨花ちゃん」
梨花「みぃ?」
魅音「梨花ちゃんは・・・辛くない?」
梨花「どうしてボクに聞くのですか?」
詩音「なんですか」
魅音「・・・・診療所に行くよね」
詩音「えぇ、監視は必要ですし」
魅音「う、うん・・・そうだね・・・・」
梨花「魅ぃ、元気を出してほしいのです」
魅音「あ、あははっ・・・うん、そうだね」
レナ「魅ぃちゃーん、梨花ちゃーん、はやくぅー」
梨花「行きましょうです」
魅音「・・・ねぇ、梨花ちゃん」
梨花「みぃ?」
魅音「梨花ちゃんは・・・辛くない?」
梨花「どうしてボクに聞くのですか?」
438: 2008/03/07(金) 22:27:49.39 ID:pY7QglBeO
魅音「だって梨花ちゃんは・・・沙都子や圭ちゃん・・・・それに、」
梨花「魅ぃ、辛いのは皆同じなのです」
魅音「それはわかってるよ・・・・でも・・・」
梨花「ボクの知っている魅ぃは、そんな弱音を吐きませんです」
魅音「・・・・・・・・」
梨花「魅ぃ、魅ぃは自分が考えている以上に強い人です。
その強さを、皆にも分けてあげてほしいのです」
魅音「・・・ないよ・・私に強さなんて・・・・」
梨花「・・・・そうやってメソメソして、一体私に
どんな答えを求めているの?」
魅音「り、梨花ちゃん・・・?」
梨花「魅ぃ、辛いのは皆同じなのです」
魅音「それはわかってるよ・・・・でも・・・」
梨花「ボクの知っている魅ぃは、そんな弱音を吐きませんです」
魅音「・・・・・・・・」
梨花「魅ぃ、魅ぃは自分が考えている以上に強い人です。
その強さを、皆にも分けてあげてほしいのです」
魅音「・・・ないよ・・私に強さなんて・・・・」
梨花「・・・・そうやってメソメソして、一体私に
どんな答えを求めているの?」
魅音「り、梨花ちゃん・・・?」
442: 2008/03/07(金) 22:32:21.98 ID:pY7QglBeO
梨花「・・・ボクは魅ぃのそんな姿を見たくないのですよ」
魅音「・・・・・ごめん」
梨花「謝る必要なんてないのです。謝る相手は、
ちゃんと他にいると思うのです。だから・・・」
魅音「うん・・・」
梨花「魅ぃが謝っても許してくれない時は、ボクも一緒に
謝ってあげますです。二人でごめんなさいすれば
きっと許してくれますですよ。にぱーっ」
魅音「・・・そうだね、ありがとう、梨花ちゃん」
梨花「みぃー」
レナ「魅ぃちゃーん、梨花ちゃーん、まだぁー?」
魅音「ごめんごめーん、直ぐ行くよーっ!」
魅音「・・・・・ごめん」
梨花「謝る必要なんてないのです。謝る相手は、
ちゃんと他にいると思うのです。だから・・・」
魅音「うん・・・」
梨花「魅ぃが謝っても許してくれない時は、ボクも一緒に
謝ってあげますです。二人でごめんなさいすれば
きっと許してくれますですよ。にぱーっ」
魅音「・・・そうだね、ありがとう、梨花ちゃん」
梨花「みぃー」
レナ「魅ぃちゃーん、梨花ちゃーん、まだぁー?」
魅音「ごめんごめーん、直ぐ行くよーっ!」
457: 2008/03/07(金) 22:39:14.04 ID:pY7QglBeO
レナ「二人共遅いよー」
魅音「あははっ、ごめんごめん」
詩音「まったく、時間にルーズなのは昔から直りませんね」
魅音「ちぇーっ、詩音だって人の事言えないくせにー」
詩音「私は大丈夫です。お姉と違って、要領良いですから」
梨花「悪知恵だけは人一倍働きますです。にぱーっ」
レナ「あははっ、やっぱり姉妹だね! だね!」
詩音「うーん・・・お姉と一緒にされるのは納得出来ません」
魅音「お、おじさんだって嫌だよ! 詩音みたいな
ネチネチした性格は遠慮したいね!」
詩音「あら、お姉? それは戦線布告ですか?」
魅音「むきーっ!」
梨花「喧嘩する程仲が良いのですよ」
魅音・詩音「「だれがっ?!」」
レナ「あははっ」
大石「どぉもぉ」
魅音「あははっ、ごめんごめん」
詩音「まったく、時間にルーズなのは昔から直りませんね」
魅音「ちぇーっ、詩音だって人の事言えないくせにー」
詩音「私は大丈夫です。お姉と違って、要領良いですから」
梨花「悪知恵だけは人一倍働きますです。にぱーっ」
レナ「あははっ、やっぱり姉妹だね! だね!」
詩音「うーん・・・お姉と一緒にされるのは納得出来ません」
魅音「お、おじさんだって嫌だよ! 詩音みたいな
ネチネチした性格は遠慮したいね!」
詩音「あら、お姉? それは戦線布告ですか?」
魅音「むきーっ!」
梨花「喧嘩する程仲が良いのですよ」
魅音・詩音「「だれがっ?!」」
レナ「あははっ」
大石「どぉもぉ」
464: 2008/03/07(金) 22:47:16.90 ID:pY7QglBeO
詩音「大石のおじさまじゃないですか」
大石「んっふっふっ~どぉもぉみなさん」
魅音「・・・・何か用ですか?」
大石「いやぁ大した用じゃあないんですがね。仲良く
遊んでおられる所申し訳ないんですが、
園崎詩音さんに少しお話がありまして。んっふっふ」
レナ(この人・・・だれ?)
魅音(興野宮署の大石って刑事だよ)
大石「おやぁ? あなた、竜宮さんでしたよねぇ?
竜宮レナさん、間違いありませんか?」
レナ「・・・はい」
大石「なっはっはっ! 身構えないでくださいよぅ。
仕事上、嫌われるのは慣れてしまったんですがねぇ。
んっふっふっふ~」
大石「んっふっふっ~どぉもぉみなさん」
魅音「・・・・何か用ですか?」
大石「いやぁ大した用じゃあないんですがね。仲良く
遊んでおられる所申し訳ないんですが、
園崎詩音さんに少しお話がありまして。んっふっふ」
レナ(この人・・・だれ?)
魅音(興野宮署の大石って刑事だよ)
大石「おやぁ? あなた、竜宮さんでしたよねぇ?
竜宮レナさん、間違いありませんか?」
レナ「・・・はい」
大石「なっはっはっ! 身構えないでくださいよぅ。
仕事上、嫌われるのは慣れてしまったんですがねぇ。
んっふっふっふ~」
471: 2008/03/07(金) 22:52:21.24 ID:pY7QglBeO
魅音「みんな、行こう」
大石「ああっ、ほんのちょっとでいいんです。お時間を
割いてもらえないでしょうか?」
詩音「・・・・別にいいですけど」
魅音「詩音!」
詩音「いいんです、お姉達は先に行っててください」
レナ「詩ぃちゃん・・・・」
梨花「詩ぃ、沙都子の事は、」
詩音「わかってます。口が裂けてもいいませんよ」
魅音「詩音・・・・」
詩音「お姉、何を不安そうな顔をしているんです?
私には何もやましい事はありませんよ」
魅音「う、うん」
大石「では園崎詩音さん、立ち話もなんでしょうから、
車にお乗りください。クーラーも効いてますからねぇ。
んっふっふ」
大石「ああっ、ほんのちょっとでいいんです。お時間を
割いてもらえないでしょうか?」
詩音「・・・・別にいいですけど」
魅音「詩音!」
詩音「いいんです、お姉達は先に行っててください」
レナ「詩ぃちゃん・・・・」
梨花「詩ぃ、沙都子の事は、」
詩音「わかってます。口が裂けてもいいませんよ」
魅音「詩音・・・・」
詩音「お姉、何を不安そうな顔をしているんです?
私には何もやましい事はありませんよ」
魅音「う、うん」
大石「では園崎詩音さん、立ち話もなんでしょうから、
車にお乗りください。クーラーも効いてますからねぇ。
んっふっふ」
481: 2008/03/07(金) 22:58:42.23 ID:pY7QglBeO
大石「いやぁ、正直驚いてますよ。てっきり拒否されると
思っていましたからねぇ。んっふっふっふ~」
詩音「世間話はいいです。用件を」
大石「・・・・あなた、昨日の夕方に前原圭一さんと
会ってるそうじゃないですか。その時の彼の様子はどうでした?」
詩音「様子も何も、いつもと変わりませんでした」
大石「そうですかぁ・・・前原さんが失踪した理由を
お知りなんじゃないかと思いましてね」
詩音「ずいぶん直球ですね。根拠はあるんですか?」
大石「なっはっはっはっ! いいえ~長年培ってきた
刑事の勘ってやつですよ。んっふっふっふ」
思っていましたからねぇ。んっふっふっふ~」
詩音「世間話はいいです。用件を」
大石「・・・・あなた、昨日の夕方に前原圭一さんと
会ってるそうじゃないですか。その時の彼の様子はどうでした?」
詩音「様子も何も、いつもと変わりませんでした」
大石「そうですかぁ・・・前原さんが失踪した理由を
お知りなんじゃないかと思いましてね」
詩音「ずいぶん直球ですね。根拠はあるんですか?」
大石「なっはっはっはっ! いいえ~長年培ってきた
刑事の勘ってやつですよ。んっふっふっふ」
485: 2008/03/07(金) 23:02:49.60 ID:pY7QglBeO
詩音「はぁ・・・呆れます。勘で捜査なんて」
大石「そうですか? 案外、こんなものだったりしますよぉ?
んっふっふっふっ~」
詩音「知りません。私は圭ちゃんの失踪については
何も知りません。だから何も言えません」
大石「詩音さん、私は別にあなたを犯人と疑っている
わけじゃあないんです。わかります?」
詩音「それは・・・・こうやって話をしていれば」
大石「腹を割って話ましょう。園崎詩音さん、あなた
オヤシロ様の祟りについて、どう考えてます?」
大石「そうですか? 案外、こんなものだったりしますよぉ?
んっふっふっふっ~」
詩音「知りません。私は圭ちゃんの失踪については
何も知りません。だから何も言えません」
大石「詩音さん、私は別にあなたを犯人と疑っている
わけじゃあないんです。わかります?」
詩音「それは・・・・こうやって話をしていれば」
大石「腹を割って話ましょう。園崎詩音さん、あなた
オヤシロ様の祟りについて、どう考えてます?」
493: 2008/03/07(金) 23:09:09.66 ID:pY7QglBeO
詩音「オヤシロ様の祟り、ですか」
大石「毎年綿流しの日に起こる不可解な事件・・・
どうです? やはり、まだ疑ってるんじゃないですか?」
詩音「・・・・・・」
大石「北条悟史さん・・・まだ終わってないんです」
詩音「・・・何が言いたいんですか?」
大石「おかしいんですよ、今年は。毎年綿流しの日に
一人が氏に、一人が消える。これがオヤシロ様の祟り」
大石「じゃあ、前原さんはどうなるんですかねぇ」
詩音「け、圭ちゃんと祟りは関係ありません!」
大石「おやぁ? どうしてそう言えるんですかねぇ」
詩音「だってオヤシロ様の祟りは綿流しの日に起こる
ものでしょう? 圭ちゃんの失踪とは関係ない話です」
大石「毎年綿流しの日に起こる不可解な事件・・・
どうです? やはり、まだ疑ってるんじゃないですか?」
詩音「・・・・・・」
大石「北条悟史さん・・・まだ終わってないんです」
詩音「・・・何が言いたいんですか?」
大石「おかしいんですよ、今年は。毎年綿流しの日に
一人が氏に、一人が消える。これがオヤシロ様の祟り」
大石「じゃあ、前原さんはどうなるんですかねぇ」
詩音「け、圭ちゃんと祟りは関係ありません!」
大石「おやぁ? どうしてそう言えるんですかねぇ」
詩音「だってオヤシロ様の祟りは綿流しの日に起こる
ものでしょう? 圭ちゃんの失踪とは関係ない話です」
505: 2008/03/07(金) 23:16:23.97 ID:pY7QglBeO
大石「んっふっふ、そうです、詩音さんは間違ってません」
詩音「じ、じゃあこの話はもういいでしょう?!」
大石「そうですねぇ、この話はやめましょう。前原圭一さんの
失踪と園崎家は無関係、いいんですね?」
詩音「・・・・・・・・」
大石「・・・まぁいいでしょう。この話は終わりです。
次は、北条沙都子さんについてですが」
詩音「・・・沙都子ですか?」
大石「北条沙都子さん、入江先生の診療所にされてるんですよねぇ?」
詩音「それが何か?」
大石「いやね、入江先生に面会の許しを得られず追い返されて
きちゃったんですよぉ。なっはっはっはっはっ」
詩音「じ、じゃあこの話はもういいでしょう?!」
大石「そうですねぇ、この話はやめましょう。前原圭一さんの
失踪と園崎家は無関係、いいんですね?」
詩音「・・・・・・・・」
大石「・・・まぁいいでしょう。この話は終わりです。
次は、北条沙都子さんについてですが」
詩音「・・・沙都子ですか?」
大石「北条沙都子さん、入江先生の診療所にされてるんですよねぇ?」
詩音「それが何か?」
大石「いやね、入江先生に面会の許しを得られず追い返されて
きちゃったんですよぉ。なっはっはっはっはっ」
515: 2008/03/07(金) 23:22:34.70 ID:pY7QglBeO
詩音「・・・沙都子に何を?」
大石「いえね、私はただ沙都子さんに聞きたかった
だけなんです。前原圭一さんについて」
詩音「・・・・・・・・」
大石「あっ? 勘違いしちゃいけませんよ? 北条沙都子さんを
疑ってるわけじゃあないですから。ただ・・・」
詩音「・・・・なんです?」
大石「北条沙都子さんとあなたですよね、最後に前原さんを
目撃したのは・・・・合ってます?」
詩音「・・・はい、そうですね」
大石「あなたにした質問と同じ事をしようと思ってたんですが、
入江先生が怒っちゃいましてね。病人に無理をさせる
なんて常識外れもいいとこです! ってね。なっはっはっは」
大石「いえね、私はただ沙都子さんに聞きたかった
だけなんです。前原圭一さんについて」
詩音「・・・・・・・・」
大石「あっ? 勘違いしちゃいけませんよ? 北条沙都子さんを
疑ってるわけじゃあないですから。ただ・・・」
詩音「・・・・なんです?」
大石「北条沙都子さんとあなたですよね、最後に前原さんを
目撃したのは・・・・合ってます?」
詩音「・・・はい、そうですね」
大石「あなたにした質問と同じ事をしようと思ってたんですが、
入江先生が怒っちゃいましてね。病人に無理をさせる
なんて常識外れもいいとこです! ってね。なっはっはっは」
532: 2008/03/07(金) 23:28:33.63 ID:pY7QglBeO
大石「ああも必氏にやられるとねぇ・・・・刑事の勘って
やつですよ。なっはっはっはっ!」
詩音「・・・それは沙都子が圭ちゃんを隠した犯人だと
言いたいんですよね・・・?」
大石「いえいえ、そんな事は一言も言ってませんよ」
詩音「・・・・・・・・」
大石「詩音さん、前原さんの失踪がもし園崎家と関係していたら?」
大石「もし、毎年起こる雛見沢連続怪氏事件の首謀者が園崎家なら?」
大石「あなたの捜している人、もしかしたら見つかる
かもしれませんよ。そしてあなたはその鍵を持っている」
詩音「・・・何が言いたいんです?」
大石「回りくどい言い方はやめますね。園崎詩音さん、
私に協力してもらえませんか?」
やつですよ。なっはっはっはっ!」
詩音「・・・それは沙都子が圭ちゃんを隠した犯人だと
言いたいんですよね・・・?」
大石「いえいえ、そんな事は一言も言ってませんよ」
詩音「・・・・・・・・」
大石「詩音さん、前原さんの失踪がもし園崎家と関係していたら?」
大石「もし、毎年起こる雛見沢連続怪氏事件の首謀者が園崎家なら?」
大石「あなたの捜している人、もしかしたら見つかる
かもしれませんよ。そしてあなたはその鍵を持っている」
詩音「・・・何が言いたいんです?」
大石「回りくどい言い方はやめますね。園崎詩音さん、
私に協力してもらえませんか?」
536: 2008/03/07(金) 23:33:32.87 ID:pY7QglBeO
入江「おや、みなさんお揃いで」
レナ「沙都子ちゃんのお見舞いに来ました」
魅音「監督、沙都子はどうですか?」
入江「えぇ、だいぶ容体は安定しています。どうぞ、こちらに」
梨花「沙都子・・・・・」
レナ「・・・沙都子ちゃん、眠ってるね」
入江「鎮静剤を使ってなんとか落ち着いています。昨夜は
大変でした。見る物全てに怯え、とても危険な状態で・・・・」
魅音「・・・・ごめんね、沙都子」
梨花「入江、ちょっといいですか?」
入江「え、えぇ」
レナ「沙都子ちゃんのお見舞いに来ました」
魅音「監督、沙都子はどうですか?」
入江「えぇ、だいぶ容体は安定しています。どうぞ、こちらに」
梨花「沙都子・・・・・」
レナ「・・・沙都子ちゃん、眠ってるね」
入江「鎮静剤を使ってなんとか落ち着いています。昨夜は
大変でした。見る物全てに怯え、とても危険な状態で・・・・」
魅音「・・・・ごめんね、沙都子」
梨花「入江、ちょっといいですか?」
入江「え、えぇ」
541: 2008/03/07(金) 23:39:39.85 ID:pY7QglBeO
梨花「沙都子は大丈夫なのですか?」
入江「ああやって眠っている状態なら安心出来ます。ですが・・・」
梨花「・・・・沙都子」
入江「沙都子ちゃんはどうやら夢を見ているようなんです」
梨花「夢、ですか?」
入江「はい、彼女の脳波がそれを証明しています。
激しい興奮、その後鎮静し、穏やかな波を描いています」
梨花「みぃー・・・ボクには難しい事はわからないのです」
入江「沙都子がどんな夢を見ているのかはわかりません。
ですが、その夢が沙都子ちゃんをあの状態にした
要因になっているのかもしれません」
梨花「・・・・・・・・」
入江「梨花さん、教えてください。沙都子ちゃんに
一体何があったんですか?」
入江「ああやって眠っている状態なら安心出来ます。ですが・・・」
梨花「・・・・沙都子」
入江「沙都子ちゃんはどうやら夢を見ているようなんです」
梨花「夢、ですか?」
入江「はい、彼女の脳波がそれを証明しています。
激しい興奮、その後鎮静し、穏やかな波を描いています」
梨花「みぃー・・・ボクには難しい事はわからないのです」
入江「沙都子がどんな夢を見ているのかはわかりません。
ですが、その夢が沙都子ちゃんをあの状態にした
要因になっているのかもしれません」
梨花「・・・・・・・・」
入江「梨花さん、教えてください。沙都子ちゃんに
一体何があったんですか?」
545: 2008/03/07(金) 23:45:03.63 ID:pY7QglBeO
レナ「沙都子ちゃん・・・・」
魅音「やっぱり私達のやった事は、とても酷い事だったんだよ・・・」
レナ「・・・うん。レナも今ならわかるよ・・・・」
魅音「沙都子が起きたら、レナはどうする?」
レナ「・・・・謝りたい」
魅音「そうだね」
レナ「ごめんね・・怖がらせて・・そんなつもりはなかった・・・
でも・・今更後悔しても・・・・遅いんだよね・・・」
魅音「・・・そうだね」
レナ「魅ぃちゃんはどうするの?」
魅音「レナと一緒だよ。沙都子に謝る、そして沙都子にも
謝ってもらうよ。そうじゃなきゃ・・・・」
レナ「うん・・・レナも・・かな・・・」
魅音「・・・・圭ちゃん」
魅音「やっぱり私達のやった事は、とても酷い事だったんだよ・・・」
レナ「・・・うん。レナも今ならわかるよ・・・・」
魅音「沙都子が起きたら、レナはどうする?」
レナ「・・・・謝りたい」
魅音「そうだね」
レナ「ごめんね・・怖がらせて・・そんなつもりはなかった・・・
でも・・今更後悔しても・・・・遅いんだよね・・・」
魅音「・・・そうだね」
レナ「魅ぃちゃんはどうするの?」
魅音「レナと一緒だよ。沙都子に謝る、そして沙都子にも
謝ってもらうよ。そうじゃなきゃ・・・・」
レナ「うん・・・レナも・・かな・・・」
魅音「・・・・圭ちゃん」
548: 2008/03/07(金) 23:50:26.79 ID:pY7QglBeO
入江「そんな事があったなんて・・・」
梨花「・・・ボクも信じたくないのです」
入江「・・・・やはり間違いありません」
梨花「入江?」
入江「他言無用でお願いします。実はこれから富竹さんと、」
鷹野「あらぁ? 二人っきりでなんのお話かしら?」
入江「鷹野さん・・・・」
鷹野「お邪魔でしたかかしらぁ? 私の事は気にせず、
お話を続けてくださって結構ですわぁ・・くすくす」
入江「・・・・・・・・」
梨花「・・・入江?」
入江「すいません梨花さん、この話はまた別の機会に」
鷹野「くすくす。本当にお邪魔だったみたいね」
入江「・・・・・・・」
梨花「・・・ボクも信じたくないのです」
入江「・・・・やはり間違いありません」
梨花「入江?」
入江「他言無用でお願いします。実はこれから富竹さんと、」
鷹野「あらぁ? 二人っきりでなんのお話かしら?」
入江「鷹野さん・・・・」
鷹野「お邪魔でしたかかしらぁ? 私の事は気にせず、
お話を続けてくださって結構ですわぁ・・くすくす」
入江「・・・・・・・・」
梨花「・・・入江?」
入江「すいません梨花さん、この話はまた別の機会に」
鷹野「くすくす。本当にお邪魔だったみたいね」
入江「・・・・・・・」
553: 2008/03/07(金) 23:55:07.99 ID:pY7QglBeO
レナ「詩ぃちゃん、遅いね・・・・」
魅音「もしかしたら、帰っちゃったのかもしれない」
梨花「・・・もう外は真っ暗なのです」
入江「そうですね、そろそろ帰った方がいいんじゃないでしょうか?」
魅音「うん・・・詩音には悪いけど、もう帰ろっか」
レナ「そうだね。沙都子ちゃんの顔を見れたし、
レナはそれでいいと思うよ」
梨花「入江、沙都子をお願いしますです」
入江「はい、任せてください」
魅音「沙都子、明日も来るからね」
レナ「・・・・だから早く起きて」
レナ「早く起きて、謝ってね」
魅音「レナー?帰るよー」
レナ「うんっ!」
魅音「もしかしたら、帰っちゃったのかもしれない」
梨花「・・・もう外は真っ暗なのです」
入江「そうですね、そろそろ帰った方がいいんじゃないでしょうか?」
魅音「うん・・・詩音には悪いけど、もう帰ろっか」
レナ「そうだね。沙都子ちゃんの顔を見れたし、
レナはそれでいいと思うよ」
梨花「入江、沙都子をお願いしますです」
入江「はい、任せてください」
魅音「沙都子、明日も来るからね」
レナ「・・・・だから早く起きて」
レナ「早く起きて、謝ってね」
魅音「レナー?帰るよー」
レナ「うんっ!」
567: 2008/03/08(土) 00:03:34.49 ID:m+ALhl8hO
富竹「こんばんわ」
入江「こんばんわ、富竹さん」
富竹「こんな時間に呼び出すなんて、何かあったんですか?」
入江「・・・・実は、前原の事で話があります」
富竹「圭一くんの? ・・・なんでしょうか」
入江「前原さんが昨日から家に帰ってないらしいんです」
富竹「えぇ、その話は聞いています」
入江「前原さんの失踪・・・富竹さんは何か知りませんか?」
富竹「えっ、僕がですか? いや・・・何も」
入江「・・・そうですか」
富竹「どうして僕に聞くんです?」
入江「もしかしたら・・・これは可能性のある話で、
有りもしない事実かもしれません。それを
念頭に置いて、話を聞いてほしいんです」
富竹「・・・わかりました」
入江「こんばんわ、富竹さん」
富竹「こんな時間に呼び出すなんて、何かあったんですか?」
入江「・・・・実は、前原の事で話があります」
富竹「圭一くんの? ・・・なんでしょうか」
入江「前原さんが昨日から家に帰ってないらしいんです」
富竹「えぇ、その話は聞いています」
入江「前原さんの失踪・・・富竹さんは何か知りませんか?」
富竹「えっ、僕がですか? いや・・・何も」
入江「・・・そうですか」
富竹「どうして僕に聞くんです?」
入江「もしかしたら・・・これは可能性のある話で、
有りもしない事実かもしれません。それを
念頭に置いて、話を聞いてほしいんです」
富竹「・・・わかりました」
570: 2008/03/08(土) 00:07:13.00 ID:m+ALhl8hO
レナ「有りもしない事実?」
入江「いやぁ、なかなか良い表現が思いつかず適当に
なってしまいまして・・・・あははっ」
魅音「口リコンに発言する権利は無い」
入江「 」
入江「いやぁ、なかなか良い表現が思いつかず適当に
なってしまいまして・・・・あははっ」
魅音「口リコンに発言する権利は無い」
入江「 」
572: 2008/03/08(土) 00:13:26.12 ID:m+ALhl8hO
富竹「・・・・僕には悪い冗談にしか聞こえません」
入江「あくまで可能性の話です。そうでない事を祈るしか・・・」
富竹「わかりました。僕に協力出来る事があるのなら」
入江「あ、ありがとうございます・・・!」
富竹「これは僕達だけの問題じゃありませんからね。
雛見沢全ての危機なのかもしれません」
入江「監視をされている私には何も出来ませんが・・・」
富竹「えぇ、あとは僕に任せておいてください」
入江「・・・助かります」
入江「あくまで可能性の話です。そうでない事を祈るしか・・・」
富竹「わかりました。僕に協力出来る事があるのなら」
入江「あ、ありがとうございます・・・!」
富竹「これは僕達だけの問題じゃありませんからね。
雛見沢全ての危機なのかもしれません」
入江「監視をされている私には何も出来ませんが・・・」
富竹「えぇ、あとは僕に任せておいてください」
入江「・・・助かります」
578: 2008/03/08(土) 00:21:48.69 ID:m+ALhl8hO
鷹野「話は聞かせてもらいましたわ」
入江「た、鷹野さん?!」
富竹「鷹野さん、盗み聞きはよくないと思うよ」
鷹野「あら、ごめんなさい。入江所長とジロウさんの
密会なんて珍しくて、つい・・・くすくす」
入江「・・・鷹野さん、どこから聞いていましたか?」
鷹野「くすくす・・・ぜーんぶ、聞いてましたわ」
入江「鷹野さん、この話は聞かなかった事にしてください」
鷹野「あらぁ、私だけ除け者? あんまり好きじゃ
ありませんわぁ・・・くすくす」
富竹「でも鷹野さん、君に何が出来るっていうんだい?」
鷹野「山狗には暫く退場してもらいます。これでいいですね?」
入江「・・・助かります」
入江「た、鷹野さん?!」
富竹「鷹野さん、盗み聞きはよくないと思うよ」
鷹野「あら、ごめんなさい。入江所長とジロウさんの
密会なんて珍しくて、つい・・・くすくす」
入江「・・・鷹野さん、どこから聞いていましたか?」
鷹野「くすくす・・・ぜーんぶ、聞いてましたわ」
入江「鷹野さん、この話は聞かなかった事にしてください」
鷹野「あらぁ、私だけ除け者? あんまり好きじゃ
ありませんわぁ・・・くすくす」
富竹「でも鷹野さん、君に何が出来るっていうんだい?」
鷹野「山狗には暫く退場してもらいます。これでいいですね?」
入江「・・・助かります」
613: 2008/03/08(土) 01:03:19.94 ID:m+ALhl8hO
沙都子「圭一さーん、出来ましたわよーっ」
圭一「おっ! 美味そうなハンバーグだ!」
沙都子「さあ、お食べくださいまし」
圭一「いただきまーす! むぐっ あぐあぐ」
沙都子「はしたない食べ方はおやめなさいな・・・」
圭一「むがっ い、いいんだよ! 美味いんだから」
沙都子「ふ、ふんっ! 褒めたって何も出ませんわよーっだ!」
圭一「むぐっ がつがつ ぐっ・・・!」
沙都子「け、圭一さん?!」
圭一「み、みみみみみみずぅー!!」
沙都子「しっかりなさいまし! け、圭一さん・・・?」
圭一「んぐっ・・・ぷはぁ、助かったぁ・・・・」
沙都子「急いで食べるからですわよ? そんなに焦らずとも、
ハンバーグは逃げませんわ」
圭一「おっ! 美味そうなハンバーグだ!」
沙都子「さあ、お食べくださいまし」
圭一「いただきまーす! むぐっ あぐあぐ」
沙都子「はしたない食べ方はおやめなさいな・・・」
圭一「むがっ い、いいんだよ! 美味いんだから」
沙都子「ふ、ふんっ! 褒めたって何も出ませんわよーっだ!」
圭一「むぐっ がつがつ ぐっ・・・!」
沙都子「け、圭一さん?!」
圭一「み、みみみみみみずぅー!!」
沙都子「しっかりなさいまし! け、圭一さん・・・?」
圭一「んぐっ・・・ぷはぁ、助かったぁ・・・・」
沙都子「急いで食べるからですわよ? そんなに焦らずとも、
ハンバーグは逃げませんわ」
617: 2008/03/08(土) 01:07:11.16 ID:m+ALhl8hO
圭一「ったく、沙都子のハンバーグが美味いから悪いんだ」
沙都子「そ、そんなの関係ありませんわ!」
圭一「いいやある! こんなに美味いハンバーグを
作る沙都子は大罪人だ!!」
沙都子「ほ、褒めるのか貶すのか、はっきりしてくださいまし・・・・」
圭一「あははっ、褒めてるよ。沙都子の飯は美味い」
沙都子「・・・圭一さん」
圭一「ただ、もう少し量が欲しかったな!」
沙都子「こ、これだけたくさん用意したのに・・・・
まだ足りないとおっしゃりますの?!」
圭一「育ち盛りは量が全てだからな。美味けりゃ尚良し」
沙都子「・・・まだ食べたりませんの?」
圭一「ああ! 沙都子の飯なら、俺はまだまだいけるぜ?」
沙都子「け、圭一さんがそこまで言うんでしたら・・・・
あ、明日も作ってさしあげても、いいですわよ・・・?」
沙都子「そ、そんなの関係ありませんわ!」
圭一「いいやある! こんなに美味いハンバーグを
作る沙都子は大罪人だ!!」
沙都子「ほ、褒めるのか貶すのか、はっきりしてくださいまし・・・・」
圭一「あははっ、褒めてるよ。沙都子の飯は美味い」
沙都子「・・・圭一さん」
圭一「ただ、もう少し量が欲しかったな!」
沙都子「こ、これだけたくさん用意したのに・・・・
まだ足りないとおっしゃりますの?!」
圭一「育ち盛りは量が全てだからな。美味けりゃ尚良し」
沙都子「・・・まだ食べたりませんの?」
圭一「ああ! 沙都子の飯なら、俺はまだまだいけるぜ?」
沙都子「け、圭一さんがそこまで言うんでしたら・・・・
あ、明日も作ってさしあげても、いいですわよ・・・?」
622: 2008/03/08(土) 01:14:07.46 ID:m+ALhl8hO
圭一「俺、幸せだよ。こうやって沙都子と一緒にご飯を食べれてさ」
沙都子「・・・そ、そうですの?」
圭一「ああ、そうだよ」
沙都子「け、圭一さんがよろしいんでしたら・・・
明日も、その明日も・・・私が・・・・」
圭一「あはは、沙都子、それはもう無理だ」
レナ「沙都子ちゃん」
沙都子「れ、レナさん・・・?」
レナ「人頃し」
沙都子「・・・・あぁっ・・」
魅音「さーとこっ」
沙都子「魅音さん・・・・」
魅音「人頃し」
沙都子「や、やめて・・・いや・・いやぁ・・・・」
圭一「人頃し」
沙都子「・・・いやああああああああああああ!!!!!!!」
沙都子「・・・そ、そうですの?」
圭一「ああ、そうだよ」
沙都子「け、圭一さんがよろしいんでしたら・・・
明日も、その明日も・・・私が・・・・」
圭一「あはは、沙都子、それはもう無理だ」
レナ「沙都子ちゃん」
沙都子「れ、レナさん・・・?」
レナ「人頃し」
沙都子「・・・・あぁっ・・」
魅音「さーとこっ」
沙都子「魅音さん・・・・」
魅音「人頃し」
沙都子「や、やめて・・・いや・・いやぁ・・・・」
圭一「人頃し」
沙都子「・・・いやああああああああああああ!!!!!!!」
624: 2008/03/08(土) 01:19:03.30 ID:m+ALhl8hO
沙都子「あぁっ!! はぁ・・・はぁ・・・・」
沙都子「け・・・いち・・さん・・・」
沙都子「・・・? ここは・・・・」
入江「なっ・・! さ、沙都子ちゃん!」
沙都子「かんとく・・・?」
入江「よかった・・・目が覚めたんですね」
沙都子「どう・・・して・・・・」
入江「沙都子ちゃん、もう大丈夫です。安心してください」
沙都子「・・・・・・・あっ・・・」
沙都子「け、圭一さん! 圭一さんは?!」
入江「・・・・沙都子ちゃん、残念ですが・・・」
沙都子「・・・ううっ・・ゃぁ・・いやぁ・・・」
入江「沙都子ちゃん、落ち着いてください・・・!」
沙都子「いやあああああああああ!!!! 圭一さん! 圭一さん!!」
沙都子「け・・・いち・・さん・・・」
沙都子「・・・? ここは・・・・」
入江「なっ・・! さ、沙都子ちゃん!」
沙都子「かんとく・・・?」
入江「よかった・・・目が覚めたんですね」
沙都子「どう・・・して・・・・」
入江「沙都子ちゃん、もう大丈夫です。安心してください」
沙都子「・・・・・・・あっ・・・」
沙都子「け、圭一さん! 圭一さんは?!」
入江「・・・・沙都子ちゃん、残念ですが・・・」
沙都子「・・・ううっ・・ゃぁ・・いやぁ・・・」
入江「沙都子ちゃん、落ち着いてください・・・!」
沙都子「いやあああああああああ!!!! 圭一さん! 圭一さん!!」
629: 2008/03/08(土) 01:24:24.93 ID:m+ALhl8hO
レナ「沙都子ちゃん!」
梨花「沙都子!!」
沙都子「・・りか・・・レナさん・・・」
梨花「沙都子っ・・・! よかったのです・・・本当に・・・!!」
沙都子「りかぁ・・・いたい・・ですわよ・・・・」
梨花「ご、ごめんなさいなのです」
レナ「よかった・・・・沙都子ちゃんが目を覚ましてくれて」
沙都子「レナさん・・・わたくしは・・・・」
レナ「いいんだよ、沙都子ちゃん。今はいいの。
ゆっくりしなきゃ。沙都子ちゃんは病人なんだよ? だよ?」
沙都子「・・・ごめんなさい・・ですわ・・」
梨花「入江、沙都子はどうなのですか?」
梨花「沙都子!!」
沙都子「・・りか・・・レナさん・・・」
梨花「沙都子っ・・・! よかったのです・・・本当に・・・!!」
沙都子「りかぁ・・・いたい・・ですわよ・・・・」
梨花「ご、ごめんなさいなのです」
レナ「よかった・・・・沙都子ちゃんが目を覚ましてくれて」
沙都子「レナさん・・・わたくしは・・・・」
レナ「いいんだよ、沙都子ちゃん。今はいいの。
ゆっくりしなきゃ。沙都子ちゃんは病人なんだよ? だよ?」
沙都子「・・・ごめんなさい・・ですわ・・」
梨花「入江、沙都子はどうなのですか?」
630: 2008/03/08(土) 01:29:41.62 ID:m+ALhl8hO
入江「・・・残念ですが、危険な状態には変わりありません」
梨花「・・・・・・・・」
沙都子「・・・梨花、そんな顔をしないでくださいまし」
梨花「ごめんなさい・・なのです・・・」
沙都子「梨花は謝ってばかりですのね・・・謝るのは
私の方ですのに・・・・ごめんなさい・・・」
梨花「沙都子、無理しなくていいのです。楽にして
ゆっくり休みましょう。早く元気になってほしいのですよ」
レナ「そうだよ、沙都子ちゃん。沙都子ちゃんには早く
元気になってもらわないといけないから・・・・」
梨花「・・・・・・・・」
沙都子「・・・梨花、そんな顔をしないでくださいまし」
梨花「ごめんなさい・・なのです・・・」
沙都子「梨花は謝ってばかりですのね・・・謝るのは
私の方ですのに・・・・ごめんなさい・・・」
梨花「沙都子、無理しなくていいのです。楽にして
ゆっくり休みましょう。早く元気になってほしいのですよ」
レナ「そうだよ、沙都子ちゃん。沙都子ちゃんには早く
元気になってもらわないといけないから・・・・」
634: 2008/03/08(土) 01:35:42.26 ID:m+ALhl8hO
沙都子「魅音さんと詩音さんは・・・?」
入江「家に電話をしたのですが留守のようでした」
レナ「こんな時間に留守・・・?」
沙都子「・・・今日は何日ですの?」
梨花「今日は土曜日で、明日が綿流しのお祭りなのですよ」
沙都子「・・・梨花の演舞を見なくてはいけませんわね」
入江「無理をしないでください。何時間も眠って
いたんです。体を動かすのは辛いでしょうから」
沙都子「いいんですのよ・・・私にはやらなくては
ならない事がたくさんありますの・・・・」
梨花「沙都子、無理はよくないのです」
レナ「そうだよ沙都子ちゃん。寝てなきゃ、レナが
お持ち帰りしちゃうよ~☆はぅ~」
沙都子「それはご勘弁願いたいですわ・・・・」
入江「家に電話をしたのですが留守のようでした」
レナ「こんな時間に留守・・・?」
沙都子「・・・今日は何日ですの?」
梨花「今日は土曜日で、明日が綿流しのお祭りなのですよ」
沙都子「・・・梨花の演舞を見なくてはいけませんわね」
入江「無理をしないでください。何時間も眠って
いたんです。体を動かすのは辛いでしょうから」
沙都子「いいんですのよ・・・私にはやらなくては
ならない事がたくさんありますの・・・・」
梨花「沙都子、無理はよくないのです」
レナ「そうだよ沙都子ちゃん。寝てなきゃ、レナが
お持ち帰りしちゃうよ~☆はぅ~」
沙都子「それはご勘弁願いたいですわ・・・・」
637: 2008/03/08(土) 01:41:35.36 ID:m+ALhl8hO
入江「沙都子ちゃんの退院は医者として
許可出来ません・・・わかってください」
梨花「ボクはそれでいいのです。沙都子が元気になるのら
なんでもいいと思いますですよ」
レナ「うん、魅ぃちゃんも詩ぃちゃんも納得してくれるよ」
沙都子「・・・本当に・・・・ごめんなさいですわ」
レナ「・・・もう謝らなくていいって言ったよ」
沙都子「ご、ごめんなさい・・・」
レナ「・・・・謝る相手が違うよ・・・!」
梨花「れ、レナ! 今は・・・」
沙都子「ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・
ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
レナ「・・・ッッ!!」
許可出来ません・・・わかってください」
梨花「ボクはそれでいいのです。沙都子が元気になるのら
なんでもいいと思いますですよ」
レナ「うん、魅ぃちゃんも詩ぃちゃんも納得してくれるよ」
沙都子「・・・本当に・・・・ごめんなさいですわ」
レナ「・・・もう謝らなくていいって言ったよ」
沙都子「ご、ごめんなさい・・・」
レナ「・・・・謝る相手が違うよ・・・!」
梨花「れ、レナ! 今は・・・」
沙都子「ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・
ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
レナ「・・・ッッ!!」
642: 2008/03/08(土) 01:46:59.79 ID:m+ALhl8hO
レナ「・・・レナはもう帰るね」
梨花「はいなのです。また明日、なねですよ」
レナ「うん、また明日ね!」
沙都子「れ、レナさん・・・」
レナ「なぁに、沙都子ちゃん」
沙都子「ご、ごめんな、」
レナ「なぁに!? 沙都子ちゃん!?!?」
沙都子「ひっ・・!」
入江「れ、レナさん?!」
レナ「沙都子ちゃん・・・・レナね、
いい加減しつこいと思うな、思うな」
沙都子「ご、ごめ・・・ぅぅっ・・・・」
レナ「おやすみ、沙都子ちゃん」
梨花「レナ・・・・」
入江「り、梨花さん! まさかレナさんは?!」
梨花「・・・もう手遅れかもしれないのです」
梨花「はいなのです。また明日、なねですよ」
レナ「うん、また明日ね!」
沙都子「れ、レナさん・・・」
レナ「なぁに、沙都子ちゃん」
沙都子「ご、ごめんな、」
レナ「なぁに!? 沙都子ちゃん!?!?」
沙都子「ひっ・・!」
入江「れ、レナさん?!」
レナ「沙都子ちゃん・・・・レナね、
いい加減しつこいと思うな、思うな」
沙都子「ご、ごめ・・・ぅぅっ・・・・」
レナ「おやすみ、沙都子ちゃん」
梨花「レナ・・・・」
入江「り、梨花さん! まさかレナさんは?!」
梨花「・・・もう手遅れかもしれないのです」
644: 2008/03/08(土) 01:53:17.91 ID:m+ALhl8hO
大石「おやぁ? 竜宮さんじゃあないですかぁ」
レナ「・・・?」
大石「お忘れですか? 興野宮署の大石です」
レナ「・・・・なにかご用ですか?」
大石「いえいえ、偶然竜宮さんの姿を見掛けました
ので・・・・深い意味はありませんよぉ?んっふっふ」
レナ「・・・・レナはもう行きますね」
大石「竜宮さん、少しお時間を頂けないでしょうか?」
レナ「・・・・早くしてくれます?」
大石「えぇ、直ぐに終わりますよぉ? 立ち話もなんです。
どうぞどうぞ、お乗りください」
レナ「・・・ふん」
レナ「・・・?」
大石「お忘れですか? 興野宮署の大石です」
レナ「・・・・なにかご用ですか?」
大石「いえいえ、偶然竜宮さんの姿を見掛けました
ので・・・・深い意味はありませんよぉ?んっふっふ」
レナ「・・・・レナはもう行きますね」
大石「竜宮さん、少しお時間を頂けないでしょうか?」
レナ「・・・・早くしてくれます?」
大石「えぇ、直ぐに終わりますよぉ? 立ち話もなんです。
どうぞどうぞ、お乗りください」
レナ「・・・ふん」
650: 2008/03/08(土) 01:58:35.31 ID:m+ALhl8hO
レナ「・・・・用件を早く話してください」
大石「では、単刀直入に聞きます。前原圭一さん、
彼について聞きたいんですが、」
レナ「知りません」
大石「・・・本当に?」
レナ「知りません」
大石「なっはっはっはっは! ここまで明確に
拒否されると、逆に清々しい気分になりますよぉ」
レナ「話はもう終わりですね。帰ります」
大石「あーっ・・・竜宮さん、もう少しおじさんの
小言に付き合ってもらってもいいですかねぇ?」
レナ「・・・・早く終わらせてください」
大石「んっふっふっ~なぁに、直ぐに終わりますよ」
大石「では、単刀直入に聞きます。前原圭一さん、
彼について聞きたいんですが、」
レナ「知りません」
大石「・・・本当に?」
レナ「知りません」
大石「なっはっはっはっは! ここまで明確に
拒否されると、逆に清々しい気分になりますよぉ」
レナ「話はもう終わりですね。帰ります」
大石「あーっ・・・竜宮さん、もう少しおじさんの
小言に付き合ってもらってもいいですかねぇ?」
レナ「・・・・早く終わらせてください」
大石「んっふっふっ~なぁに、直ぐに終わりますよ」
660: 2008/03/08(土) 02:11:51.74 ID:m+ALhl8hO
レナ「そ、それは本当なんですか?!」
大石「えぇ、間違いありません。裏も取れてます」
レナ「・・・・うそだ・・・」
大石「嘘ではありませんよぉ? 一部推測もありますが、
残念ながら事実です。辛いでしょうが・・・」
レナ「うそだよ・・・・そんなの・・・だって魅ぃちゃんは・・・!!」
大石「・・・信じたい気持ちはわかります。ですが
事実なんです。園崎家が秘密裏に、ある遺体を
処理した・・・・間違えようのない事実です」
レナ「うそだよ・・・うそだ・・・うそだ・・! うそだ・・!」
大石「竜宮さん、私はあなたに協力をお願いしたいんですよ」
レナ「・・・・・・・・」
大石「えぇ、間違いありません。裏も取れてます」
レナ「・・・・うそだ・・・」
大石「嘘ではありませんよぉ? 一部推測もありますが、
残念ながら事実です。辛いでしょうが・・・」
レナ「うそだよ・・・・そんなの・・・だって魅ぃちゃんは・・・!!」
大石「・・・信じたい気持ちはわかります。ですが
事実なんです。園崎家が秘密裏に、ある遺体を
処理した・・・・間違えようのない事実です」
レナ「うそだよ・・・うそだ・・・うそだ・・! うそだ・・!」
大石「竜宮さん、私はあなたに協力をお願いしたいんですよ」
レナ「・・・・・・・・」
663: 2008/03/08(土) 02:19:20.38 ID:m+ALhl8hO
大石「私の勘違いならいいんです。ですが・・・
私の考えている通りならば・・・・」
レナ「ま、まだその遺体が圭一くんのものだとは
わからないじゃないですか! け、警察はそんな
曖昧な情報を・・・!! 嘘だ!! 私は信じない!!」
大石「ですが、遺体が処理されたのは事実です。
いずれ遺体も見つかるでしょうねぇ・・・・」
レナ「魅ぃちゃん・・・・」
大石「卑怯だと思っています。警察官である私が
こうやって卑劣な捜査方法をとっている事は
決して褒められたものじゃあない」
大石「ですがね、竜宮さん! もう目の前まで
来ているんですよ!! 雛見沢連続怪氏事件、
オヤシロ様の祟りなんて呼ばれてますが、決して
祟りなんかじゃない!! もう目の前まで来ているんです!!
あと少し・・・あと少しで全ての真実がわかる時が来る・・・!!」
私の考えている通りならば・・・・」
レナ「ま、まだその遺体が圭一くんのものだとは
わからないじゃないですか! け、警察はそんな
曖昧な情報を・・・!! 嘘だ!! 私は信じない!!」
大石「ですが、遺体が処理されたのは事実です。
いずれ遺体も見つかるでしょうねぇ・・・・」
レナ「魅ぃちゃん・・・・」
大石「卑怯だと思っています。警察官である私が
こうやって卑劣な捜査方法をとっている事は
決して褒められたものじゃあない」
大石「ですがね、竜宮さん! もう目の前まで
来ているんですよ!! 雛見沢連続怪氏事件、
オヤシロ様の祟りなんて呼ばれてますが、決して
祟りなんかじゃない!! もう目の前まで来ているんです!!
あと少し・・・あと少しで全ての真実がわかる時が来る・・・!!」
667: 2008/03/08(土) 02:26:11.71 ID:m+ALhl8hO
大石「私は今年で定年になります。来年には遠く離れた土地に
母と二人で菜園でも営みながら過ごす予定なんですが・・・・」
大石「私はね、真実を知りたいんです。私にとって今年が
最後のチャンスになります。おっと、チャンスって
言い方は不謹慎でした。訂正します」
レナ「・・・・だからって・・・そんな嘘みたいな話を・・・」
大石「藁にも縋る思い、ってやつです。私には時間がありません」
レナ「・・・・・・・・」
大石「お願いします、竜宮さん! あなたの力を貸してください!!」
レナ「い、いやです・・・!」
大石「竜宮さん! これは前原さんの伴いになる
かもしれない事なんです! あなたは彼の友達だったんでしょう?!」
レナ「・・・!!」
母と二人で菜園でも営みながら過ごす予定なんですが・・・・」
大石「私はね、真実を知りたいんです。私にとって今年が
最後のチャンスになります。おっと、チャンスって
言い方は不謹慎でした。訂正します」
レナ「・・・・だからって・・・そんな嘘みたいな話を・・・」
大石「藁にも縋る思い、ってやつです。私には時間がありません」
レナ「・・・・・・・・」
大石「お願いします、竜宮さん! あなたの力を貸してください!!」
レナ「い、いやです・・・!」
大石「竜宮さん! これは前原さんの伴いになる
かもしれない事なんです! あなたは彼の友達だったんでしょう?!」
レナ「・・・!!」
669: 2008/03/08(土) 02:30:40.58 ID:m+ALhl8hO
大石「お願いします!! 私に力を貸してください!!」
レナ「い、いやです! そんなの・・・」
大石「竜宮さんが頷いてくれるまで頭を下げます!
どうか、この雛見沢連続怪氏事件解決のために!」
大石「前原さんのためにも!!」
レナ「・・・・!」
大石「竜宮さんの力を貸してください! これは
あなたにしか出来ないんですよ!!」
レナ「・・・けぇいちくん・・・・」
大石「そうです! 前原さんのためにも! どうか!!」
レナ「・・・けぇいちくん・・けぇいちくん・・けぇいちくん・・」
レナ「い、いやです! そんなの・・・」
大石「竜宮さんが頷いてくれるまで頭を下げます!
どうか、この雛見沢連続怪氏事件解決のために!」
大石「前原さんのためにも!!」
レナ「・・・・!」
大石「竜宮さんの力を貸してください! これは
あなたにしか出来ないんですよ!!」
レナ「・・・けぇいちくん・・・・」
大石「そうです! 前原さんのためにも! どうか!!」
レナ「・・・けぇいちくん・・けぇいちくん・・けぇいちくん・・」
683: 2008/03/08(土) 02:40:07.98 ID:m+ALhl8hO
梨花「入江、あの時の話を聞かせてほしいのです」
入江「・・・わかりました。先ず最初に言っておきますが、
この話は状況証拠だけで組み上げた私の憶測です。
真実かどうか、それはまだわかりません・・・・」
梨花「別に構いませんです。話を聞くだけなら、
ボクにだって出来る事ですから」
入江「梨花さんは前原さんの遺体を実際に見ましたか?」
梨花「見てないのです」
入江「では実際に見たのは、沙都子ちゃんと詩音だけ、と?」
梨花「はいなのです」
入江「・・・実は前原さんが失踪した日の夜なんですが」
入江「・・・わかりました。先ず最初に言っておきますが、
この話は状況証拠だけで組み上げた私の憶測です。
真実かどうか、それはまだわかりません・・・・」
梨花「別に構いませんです。話を聞くだけなら、
ボクにだって出来る事ですから」
入江「梨花さんは前原さんの遺体を実際に見ましたか?」
梨花「見てないのです」
入江「では実際に見たのは、沙都子ちゃんと詩音だけ、と?」
梨花「はいなのです」
入江「・・・実は前原さんが失踪した日の夜なんですが」
688: 2008/03/08(土) 02:45:09.62 ID:m+ALhl8hO
入江「あの日、私は診療所で事務処理を行っていたんです」
鷹野「あらぁ、先生はまだお帰りにならないんですか?」
入江「えぇ、少し目を通したい書類がありまして」
鷹野「私は先に帰りますわ。では」
入江「えぇ、さようなら」
「所長、私達も帰ります」
入江「はい、お疲れ様でした。診療所には誰が残っています?」
「あとは所長の警護をしている山狗一名です」
入江「わかりました。では、さようなら」
入江「ふぅ・・・・・・」
鷹野「あらぁ、先生はまだお帰りにならないんですか?」
入江「えぇ、少し目を通したい書類がありまして」
鷹野「私は先に帰りますわ。では」
入江「えぇ、さようなら」
「所長、私達も帰ります」
入江「はい、お疲れ様でした。診療所には誰が残っています?」
「あとは所長の警護をしている山狗一名です」
入江「わかりました。では、さようなら」
入江「ふぅ・・・・・・」
691: 2008/03/08(土) 02:50:58.07 ID:m+ALhl8hO
山狗「所長wwwww腹減ったっすwwwwww」
入江「たしか給湯室にお茶菓子があったかと」
山狗「wwwwww空きっ腹に菓子っすかwwwww」
入江「あはは、すみません、気の効いたものがなくて」
山狗「まぁいいっすよwwwww今日は菓子で許してやるっすからwwwww」
入江「・・・・・・・・」
山狗「ちょwwwwww菓子ねぇよwwwwwww」
入江「・・・・あっ、そういえば鷹野さんが・・・」
山狗「あのババァwwwwwwwwww」
入江「すみません、早く終わらせますからもう少し待っててください」
山狗「早くしろよwwwwww」
入江「・・・・・・・・」
梨花「嫌なやつなのです」
入江「たしか給湯室にお茶菓子があったかと」
山狗「wwwwww空きっ腹に菓子っすかwwwww」
入江「あはは、すみません、気の効いたものがなくて」
山狗「まぁいいっすよwwwww今日は菓子で許してやるっすからwwwww」
入江「・・・・・・・・」
山狗「ちょwwwwww菓子ねぇよwwwwwww」
入江「・・・・あっ、そういえば鷹野さんが・・・」
山狗「あのババァwwwwwwwwww」
入江「すみません、早く終わらせますからもう少し待っててください」
山狗「早くしろよwwwwww」
入江「・・・・・・・・」
梨花「嫌なやつなのです」
696: 2008/03/08(土) 02:55:49.97 ID:m+ALhl8hO
入江「ふぅ・・・・終わりました」
山狗「おせぇwwwwwマッハでやれwwマッハでwwww」
入江「では帰りましょう。忘れ物はありませんか?」
山狗「wwwww俺は園児かっつーのwwwwwwwww」
入江「・・・・・・・・」
山狗「ほらっwwww突っ立ってんじゃねぇよ所長wwwww」
入江「・・・・・・・・」
山狗「ああんwwwwwあれなんっすかねwwwww」
入江「・・・・・・・・」
山狗「無視してんじゃねぇよwwwwwカカシかwwwwwww」
入江「あ、あれは・・・?!」
山狗「思わせぶりな台詞かよwwww妙な演出すんなwwww」
梨花「・・・いい加減その喋り方はやめてほしいのです」
山狗「おせぇwwwwwマッハでやれwwマッハでwwww」
入江「では帰りましょう。忘れ物はありませんか?」
山狗「wwwww俺は園児かっつーのwwwwwwwww」
入江「・・・・・・・・」
山狗「ほらっwwww突っ立ってんじゃねぇよ所長wwwww」
入江「・・・・・・・・」
山狗「ああんwwwwwあれなんっすかねwwwww」
入江「・・・・・・・・」
山狗「無視してんじゃねぇよwwwwwカカシかwwwwwww」
入江「あ、あれは・・・?!」
山狗「思わせぶりな台詞かよwwww妙な演出すんなwwww」
梨花「・・・いい加減その喋り方はやめてほしいのです」
700: 2008/03/08(土) 03:01:20.16 ID:m+ALhl8hO
入江「ま、前原さん?!」
圭一「か、監督?! くそっ!!」
入江「前原さん!」
山狗「追いますか?」
入江「あんなボロボロの身なりです。きっと訳あり
なんでしょう・・・・お願いします」
山狗「わかりました」
入江「彼に危害は加えないでください。保護、いいですね?」
山狗「はっ!」
入江「前原さん・・・・どうして血だらけに・・・?」
梨花「・・・おかしいのです。沙都子は、圭一は頭を
強く打って氏んだと言いましたです・・・・
どうして血だらけに・・・・・」
圭一「か、監督?! くそっ!!」
入江「前原さん!」
山狗「追いますか?」
入江「あんなボロボロの身なりです。きっと訳あり
なんでしょう・・・・お願いします」
山狗「わかりました」
入江「彼に危害は加えないでください。保護、いいですね?」
山狗「はっ!」
入江「前原さん・・・・どうして血だらけに・・・?」
梨花「・・・おかしいのです。沙都子は、圭一は頭を
強く打って氏んだと言いましたです・・・・
どうして血だらけに・・・・・」
707: 2008/03/08(土) 03:07:54.65 ID:m+ALhl8hO
入江「結局、前原さんを見つける事は出来ませんでした」
梨花「・・・・圭一は、一体何をしていたのでしょうか?」
入江「わかりません。うして私を見て逃げ出したのか、
わからない事だらけなんです」
梨花「・・・圭一は生きているかもしれないのですね」
入江「残念ですが、その可能性は低いでしょうね」
梨花「・・・・・・・・」
入江「私が見た前原さんは遠目に見ても全身が血塗れて
いました。それが本人の血なのかわかりませんが、
私にはわかります。きっと前原さんは・・・・」
梨花「入江、この事は誰かに言いましたですか?」
梨花「・・・・圭一は、一体何をしていたのでしょうか?」
入江「わかりません。うして私を見て逃げ出したのか、
わからない事だらけなんです」
梨花「・・・圭一は生きているかもしれないのですね」
入江「残念ですが、その可能性は低いでしょうね」
梨花「・・・・・・・・」
入江「私が見た前原さんは遠目に見ても全身が血塗れて
いました。それが本人の血なのかわかりませんが、
私にはわかります。きっと前原さんは・・・・」
梨花「入江、この事は誰かに言いましたですか?」
710: 2008/03/08(土) 03:11:41.75 ID:m+ALhl8hO
入江「当事者の山狗、それと富竹さんに鷹野さん、ですね」
梨花「どうして富竹と鷹野に話したのですか?」
入江「ここからが私の憶測になります」
梨花「・・・・はい」
入江「恐らく彼は・・・・」
昭和58年 6月
鹿骨市雛見沢村にて、ガス災害が発生(以下中略)
大石「んっふっふっ~寝かせてもらいますよぉ」
梨花「どうして富竹と鷹野に話したのですか?」
入江「ここからが私の憶測になります」
梨花「・・・・はい」
入江「恐らく彼は・・・・」
昭和58年 6月
鹿骨市雛見沢村にて、ガス災害が発生(以下中略)
大石「んっふっふっ~寝かせてもらいますよぉ」
849: 2008/03/08(土) 13:32:04.71 ID:m+ALhl8hO
えっ?
866: 2008/03/08(土) 14:05:55.53 ID:m+ALhl8hO
すまん 家に帰ったら書くから勘弁してほしい
937: 2008/03/08(土) 19:06:29.55 ID:m+ALhl8hO
レナ「魅ぃちゃ~ん」
魅音「おっ、レナぁこっちだよー」
レナ「えへへ、お待たせ」
詩音「・・・・はろろーん」
レナ「ふえっ? し、詩ちゃん??」
魅音「あはは、びっくりした?」
レナ「う、うん。詩ぃちゃんも一緒だなんて思わなかったよ」
詩音「私がいると・・・・お邪魔でした?」
レナ「そんな事ないよ。お祭りは皆で回った方が
楽しいんだよ! だよ! ねっ、魅ぃちゃん」
魅音「うん、そうだね。せっかくのお祭りなんだから
パァーッとやろうよ。そうでしょ? 詩音」
詩音「お姉にレナさん・・・ありがとうございます・・・・」
レナ「ど、どうしてお礼を言われるんだろ・・・だろ・・?」
魅音「おっ、レナぁこっちだよー」
レナ「えへへ、お待たせ」
詩音「・・・・はろろーん」
レナ「ふえっ? し、詩ちゃん??」
魅音「あはは、びっくりした?」
レナ「う、うん。詩ぃちゃんも一緒だなんて思わなかったよ」
詩音「私がいると・・・・お邪魔でした?」
レナ「そんな事ないよ。お祭りは皆で回った方が
楽しいんだよ! だよ! ねっ、魅ぃちゃん」
魅音「うん、そうだね。せっかくのお祭りなんだから
パァーッとやろうよ。そうでしょ? 詩音」
詩音「お姉にレナさん・・・ありがとうございます・・・・」
レナ「ど、どうしてお礼を言われるんだろ・・・だろ・・?」
943: 2008/03/08(土) 19:14:47.46 ID:m+ALhl8hO
詩音「・・・私、目が覚めました」
レナ「詩ぃちゃん・・・・」
詩音「落ち着いて、最初から考えていれば・・・・。
レナさんの言う通り、お姉が出来る筈ないんです・・・」
レナ「そうだよ、何もおかしい事なんてなかった」
詩音「私が一人で騒いでただけなんですね・・・・本当は
お姉を信じたかった・・・でも、私は沙都子を・・・・!」
レナ「し、詩ぃちゃんのせいじゃないよ!」
詩音「・・・・いいえ、私に責任があるんです。私が
沙都子を・・・・もっとしっかりしていれば・・・・!!」
レナ「・・・・・・・・」
詩音「・・・私はお姉を憎む事で、逃げていたんです。
お姉にもレナさんにも、私は酷い事をしました・・・」
レナ「詩ぃちゃん・・・・」
詩音「落ち着いて、最初から考えていれば・・・・。
レナさんの言う通り、お姉が出来る筈ないんです・・・」
レナ「そうだよ、何もおかしい事なんてなかった」
詩音「私が一人で騒いでただけなんですね・・・・本当は
お姉を信じたかった・・・でも、私は沙都子を・・・・!」
レナ「し、詩ぃちゃんのせいじゃないよ!」
詩音「・・・・いいえ、私に責任があるんです。私が
沙都子を・・・・もっとしっかりしていれば・・・・!!」
レナ「・・・・・・・・」
詩音「・・・私はお姉を憎む事で、逃げていたんです。
お姉にもレナさんにも、私は酷い事をしました・・・」
946: 2008/03/08(土) 19:21:18.30 ID:m+ALhl8hO
魅音「昨日ね、お祭りの準備をしてたら詩音来たの。
お姉に話があります、って。妙に真剣な顔だったから
おじさんちょっと緊張しちゃってさー、あははは!」
詩音「わ、笑わなくてもいいじゃないですか・・・」
レナ「あははっ、魅ぃちゃん変だよー
詩ぃちゃん相手に緊張するなんて」
魅音「あはははは、いやぁ、詩音から真面目な話がある時って
あんまり良い話じゃないんだよ。ほんと詩音は面倒な子だよー」
レナ「あははっ」
詩音「れ、レナさんまで・・・どうして笑うんですか?!
わ、私は本気で謝ってるんです! なのに・・・・」
お姉に話があります、って。妙に真剣な顔だったから
おじさんちょっと緊張しちゃってさー、あははは!」
詩音「わ、笑わなくてもいいじゃないですか・・・」
レナ「あははっ、魅ぃちゃん変だよー
詩ぃちゃん相手に緊張するなんて」
魅音「あはははは、いやぁ、詩音から真面目な話がある時って
あんまり良い話じゃないんだよ。ほんと詩音は面倒な子だよー」
レナ「あははっ」
詩音「れ、レナさんまで・・・どうして笑うんですか?!
わ、私は本気で謝ってるんです! なのに・・・・」
947: 2008/03/08(土) 19:30:11.14 ID:m+ALhl8hO
レナ「詩ぃちゃん、笑お?」
詩音「・・・えっ?」
魅音「レナの言う通りだよ。笑おう、詩音」
詩音「笑おうって・・・そんな・・・・」
レナ「詩ぃちゃん、レナ達は友達なんだよ」
詩音「わ、笑ってゆるせるわけないじゃないですか!?
だって、私はあんなに酷い事を・・・・・」
魅音「友達だからだよ。友達だから、笑って許せる」
レナ「詩ぃちゃんはレナが怒ると思ったのかな・・・?」
詩音「だ、だって!」
詩音「・・・えっ?」
魅音「レナの言う通りだよ。笑おう、詩音」
詩音「笑おうって・・・そんな・・・・」
レナ「詩ぃちゃん、レナ達は友達なんだよ」
詩音「わ、笑ってゆるせるわけないじゃないですか!?
だって、私はあんなに酷い事を・・・・・」
魅音「友達だからだよ。友達だから、笑って許せる」
レナ「詩ぃちゃんはレナが怒ると思ったのかな・・・?」
詩音「だ、だって!」
949: 2008/03/08(土) 19:35:36.75 ID:m+ALhl8hO
魅音「ほらぁ詩音ー、昨日言ったでしょ?
きっとレナは許してくれるって」
詩音「・・・・で、でも、」
レナ「でもじゃないよ、詩ぃちゃん。魅ぃちゃんもレナも、
梨花ちゃんも沙都子ちゃんも、皆詩ぃちゃんの友達なの」
詩音「・・・・レナさん」
魅音「梨花ちゃんだって許してくれるよ」
詩音「・・・・・はい」
魅音「ほらほら、そんな顔しないの! 今日はお祭りなんだから!」
レナ「はぅ~今日はお祭りの屋台で部活やるんだよ!」
魅音「くっくっくっ、いつもと環境が違うよぉ?
おじさん、詩音に負ける気がしないねぇ」
レナ「れ、レナだって負けないよ!」
詩音「・・・・ありがとう・・・ありがとう・・・・」
きっとレナは許してくれるって」
詩音「・・・・で、でも、」
レナ「でもじゃないよ、詩ぃちゃん。魅ぃちゃんもレナも、
梨花ちゃんも沙都子ちゃんも、皆詩ぃちゃんの友達なの」
詩音「・・・・レナさん」
魅音「梨花ちゃんだって許してくれるよ」
詩音「・・・・・はい」
魅音「ほらほら、そんな顔しないの! 今日はお祭りなんだから!」
レナ「はぅ~今日はお祭りの屋台で部活やるんだよ!」
魅音「くっくっくっ、いつもと環境が違うよぉ?
おじさん、詩音に負ける気がしないねぇ」
レナ「れ、レナだって負けないよ!」
詩音「・・・・ありがとう・・・ありがとう・・・・」
954: 2008/03/08(土) 19:48:10.58 ID:0DiBU90UO
そろそろ次スレを
959: 2008/03/08(土) 19:58:13.65 ID:XKzxb10H0
パートスレ以外の続スレを立てたのは初めてだ
大石「んふぅ、圭一さんの捜索にご協力ください」【罠殺し編2】
大石「んふぅ、圭一さんの捜索にご協力ください」【罠殺し編2】
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります