1: 2008/03/22(土) 01:22:43.06 ID:x3Y6B4y1O
そんなわけで、今宵始まります。解が。
前回の約束通り週末に参上。さぁ始めるぞー(^q^)ノ
前作
【ひぐらしのなく頃に】沙都子「おーっほっほっほ!無様ですわね、圭一さん!」【罠殺し編1】
【ひぐらしのなく頃に】大石「んふぅ、圭一さんの捜索にご協力ください」【罠殺し編2】
【ひぐらしのなく頃に】沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわね、圭一さん!!」【罠殺し編3】
ひぐらしのなく頃に~罠殺し編~完結
※注意
今作は前作を知らない人にはまったく楽しめない内容となっております。
尚、1はひぐらしをアニメとwikiしか知らないので
設定に多々不備があると思われる。そこは見過ごせ^^
前回の約束通り週末に参上。さぁ始めるぞー(^q^)ノ
前作
【ひぐらしのなく頃に】沙都子「おーっほっほっほ!無様ですわね、圭一さん!」【罠殺し編1】
【ひぐらしのなく頃に】大石「んふぅ、圭一さんの捜索にご協力ください」【罠殺し編2】
【ひぐらしのなく頃に】沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわね、圭一さん!!」【罠殺し編3】
ひぐらしのなく頃に~罠殺し編~完結
※注意
今作は前作を知らない人にはまったく楽しめない内容となっております。
尚、1はひぐらしをアニメとwikiしか知らないので
設定に多々不備があると思われる。そこは見過ごせ^^
7: 2008/03/22(土) 01:27:40.81 ID:x3Y6B4y1O
梨花「沙都子、あーん」
沙都子「あん・・・・・んむぅ・・・・」
梨花「美味しいですか?」
沙都子「むぐむぐ・・・・むあっ・・・」
詩音「・・・・・どうです?」
沙都子「悪くは・・・・ございませんわね」
詩音「やったぁ! 沙ぁ都子っ♪」
沙都子「むぎゅ! い、痛いですわ詩音さん・・・」
梨花「詩ぃの『沙都子野菜嫌い克服大作戦』は
ひとまず成功なのですよ。はい、あーん」
沙都子「あん・・・・あむっ・・・んん・・・・・」
梨花「よく出来ましたのです。なでなで」
圭一「カボチャ弁当か。沙都子にとっちゃ地獄より辛いかもな」
沙都子「あん・・・・・んむぅ・・・・」
梨花「美味しいですか?」
沙都子「むぐむぐ・・・・むあっ・・・」
詩音「・・・・・どうです?」
沙都子「悪くは・・・・ございませんわね」
詩音「やったぁ! 沙ぁ都子っ♪」
沙都子「むぎゅ! い、痛いですわ詩音さん・・・」
梨花「詩ぃの『沙都子野菜嫌い克服大作戦』は
ひとまず成功なのですよ。はい、あーん」
沙都子「あん・・・・あむっ・・・んん・・・・・」
梨花「よく出来ましたのです。なでなで」
圭一「カボチャ弁当か。沙都子にとっちゃ地獄より辛いかもな」
9: 2008/03/22(土) 01:30:25.71 ID:x3Y6B4y1O
魅音「へーっ、詩音もやるねぇ。沙都子の
カボチャ嫌いを克服させるなんてさ」
詩音「当然です。私に掛かれば、これくらいは
造作もありませんからね」
レナ「味付けも形も・・・うん。よく出来てると思うな」
詩音「ありがとうございます。レナさん」
圭一「レナからの御墨付きが出たんだ。美味くない筈無いぜ」
魅音「あはははは。でも、詩音も大変だよね。こんな事のために
興宮からこっちの学校へ転校して来ちゃうんだからさー」
詩音「こんな事とはなんですか。こんな事とは。私にとっては
氏活問題なんですよ? はい、沙都子。あーん」
沙都子「あむっ・・・・・んぅ・・・・」
梨花「詩ぃも沙都子も、とても頑張りましたです」
魅音「今度の部活でお料理対決なんかやっちゃおうかなぁ」
圭一「お、俺が不利になるじゃないか!」
カボチャ嫌いを克服させるなんてさ」
詩音「当然です。私に掛かれば、これくらいは
造作もありませんからね」
レナ「味付けも形も・・・うん。よく出来てると思うな」
詩音「ありがとうございます。レナさん」
圭一「レナからの御墨付きが出たんだ。美味くない筈無いぜ」
魅音「あはははは。でも、詩音も大変だよね。こんな事のために
興宮からこっちの学校へ転校して来ちゃうんだからさー」
詩音「こんな事とはなんですか。こんな事とは。私にとっては
氏活問題なんですよ? はい、沙都子。あーん」
沙都子「あむっ・・・・・んぅ・・・・」
梨花「詩ぃも沙都子も、とても頑張りましたです」
魅音「今度の部活でお料理対決なんかやっちゃおうかなぁ」
圭一「お、俺が不利になるじゃないか!」
11: 2008/03/22(土) 01:32:33.69 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「・・・ご馳走様でございますわ」
レナ「わぁ! 沙都子ちゃん、全部食べきれたんだね!」
梨花「えらいえらい、なのですよ」
魅音「よかったね、詩音」
詩音「明日からもっと多めに作って来ないと
いけませんね。うん、腕がなります」
沙都子「む、無理をしてまで作ってこられなくとも
私は一向に構いませんでしてよ!!」
詩音「あら? 私は無理なんてしてませんよ。沙都子の
野菜嫌いを直すのが、私にとって今一番の楽しみですからね」
沙都子「うぅ・・・・」
圭一「あっはっはっは! 観念しろ沙都子ぉ!」
レナ「大丈夫だよ沙都子ちゃん。こんなに美味しいんだもん。
きっと、直ぐに好きになれると思うな」
レナ「わぁ! 沙都子ちゃん、全部食べきれたんだね!」
梨花「えらいえらい、なのですよ」
魅音「よかったね、詩音」
詩音「明日からもっと多めに作って来ないと
いけませんね。うん、腕がなります」
沙都子「む、無理をしてまで作ってこられなくとも
私は一向に構いませんでしてよ!!」
詩音「あら? 私は無理なんてしてませんよ。沙都子の
野菜嫌いを直すのが、私にとって今一番の楽しみですからね」
沙都子「うぅ・・・・」
圭一「あっはっはっは! 観念しろ沙都子ぉ!」
レナ「大丈夫だよ沙都子ちゃん。こんなに美味しいんだもん。
きっと、直ぐに好きになれると思うな」
12: 2008/03/22(土) 01:36:07.35 ID:x3Y6B4y1O
悟史くん、私は約束は守っていますよ。
沙都子「圭一さーん!!」
圭一「あひゃひゃひゃ! バーカ!」
ほら。沙都子はこんなにも元気でいてくれています。
沙都子「そりゃあ!」
圭一「ぐはぁ!」
魅音「うわぁ・・・・良い音したなぁ」
レナ「あのタライは何処から落ちてくるんだろ・・・・」
梨花「そこは触れない約束なのですよ」
少し元気過ぎるかもしれませんね。あははっ……。
沙都子「やっと掴まえましてよぉ・・・!」
圭一「ひ、ひいぃぃっ!」
詩音「仕方がない人ですねぇ・・・・」
あ、仲が良いからって妬いちゃダメですよ?
きっと悟史くんも圭ちゃんと仲良くやれると思います。だから……。
沙都子「圭一さーん!!」
圭一「あひゃひゃひゃ! バーカ!」
ほら。沙都子はこんなにも元気でいてくれています。
沙都子「そりゃあ!」
圭一「ぐはぁ!」
魅音「うわぁ・・・・良い音したなぁ」
レナ「あのタライは何処から落ちてくるんだろ・・・・」
梨花「そこは触れない約束なのですよ」
少し元気過ぎるかもしれませんね。あははっ……。
沙都子「やっと掴まえましてよぉ・・・!」
圭一「ひ、ひいぃぃっ!」
詩音「仕方がない人ですねぇ・・・・」
あ、仲が良いからって妬いちゃダメですよ?
きっと悟史くんも圭ちゃんと仲良くやれると思います。だから……。
14: 2008/03/22(土) 01:38:29.51 ID:x3Y6B4y1O
詩音「はーいストップ。そこまでですよ沙都子」
沙都子「えぇっ!? そんなぁ・・・・」
詩音「これ以上やると、圭ちゃんが泣き出してしまいますよ?」
沙都子「ぶぅー」
圭一「詩音様ぁ・・・・ありがとうございます・・・!」
詩音「はい。その変わり、今度エンジェルモートに
来てくださいね。皆さんと一緒に」
圭一「皆と? なんでだよ?」
詩音「借りは返してもらわないと。圭ちゃんには、
私の変わりに一日ウェイトレスさんをやってもらいます」
圭一「ち、ちょっと待てぇ! そりゃ何の罰ゲームだ!?」
詩音「罰ゲームじゃありませんよ。借り、です」
圭一「そ、そんなの、俺が認めるわけないだろ!?」
魅音「・・・・・くひひひっ」
沙都子「えぇっ!? そんなぁ・・・・」
詩音「これ以上やると、圭ちゃんが泣き出してしまいますよ?」
沙都子「ぶぅー」
圭一「詩音様ぁ・・・・ありがとうございます・・・!」
詩音「はい。その変わり、今度エンジェルモートに
来てくださいね。皆さんと一緒に」
圭一「皆と? なんでだよ?」
詩音「借りは返してもらわないと。圭ちゃんには、
私の変わりに一日ウェイトレスさんをやってもらいます」
圭一「ち、ちょっと待てぇ! そりゃ何の罰ゲームだ!?」
詩音「罰ゲームじゃありませんよ。借り、です」
圭一「そ、そんなの、俺が認めるわけないだろ!?」
魅音「・・・・・くひひひっ」
16: 2008/03/22(土) 01:40:15.00 ID:x3Y6B4y1O
圭一「み、魅音?!」
魅音「ジュルッ・・・・そりゃあいいねぇ・・・・」
圭一「よ、涎垂れてるぞお前!?」
レナ「・・・・ジュルッ・・・!」
圭一「お、お前もかよレナぁ!?」
レナ「圭一くんのウェイトレスさん姿・・・・・・
・・・・・ぶはっ・・・・・!!!!!!!!!」
沙都子「私もそれなら納得ですわ。圭一さんには
それくらいの罰は受けてもらいませんと」
梨花「これで圭一の歴史に、新たな1ページが
刻まれますのです。にぱーっ☆」
詩音「うんうん。皆さん納得されたみたいですよ」
圭一「勝手に納得してんじゃねーよお前らぁ!!」
魅音「ジュルッ・・・・そりゃあいいねぇ・・・・」
圭一「よ、涎垂れてるぞお前!?」
レナ「・・・・ジュルッ・・・!」
圭一「お、お前もかよレナぁ!?」
レナ「圭一くんのウェイトレスさん姿・・・・・・
・・・・・ぶはっ・・・・・!!!!!!!!!」
沙都子「私もそれなら納得ですわ。圭一さんには
それくらいの罰は受けてもらいませんと」
梨花「これで圭一の歴史に、新たな1ページが
刻まれますのです。にぱーっ☆」
詩音「うんうん。皆さん納得されたみたいですよ」
圭一「勝手に納得してんじゃねーよお前らぁ!!」
19: 2008/03/22(土) 01:42:48.50 ID:x3Y6B4y1O
詩音「もう! 見苦しいですよ圭ちゃん。男に
二言は無い! ってくらい潔くなくちゃ」
圭一「み、認められるわけないだろ! こんな・・・」
詩音「沙都子、やりなさい」
沙都子「・・・・・ふっふっふ」
圭一「ひ、ひいぃぃぃっ!」
詩音「どうします圭ちゃん? ここで沙都子に
やられるか、大人しく私の提案を受け入れるか」
圭一「ど、どっちも地獄じゃねーか!!」
レナ「沙都子ちゃーん・・・レナも手伝うよぉ・・・・」
魅音「おじさんも協力するよぉ・・・・ぐっふっふっふ・・・」
圭一「こんの裏切り者共ォォッ!!!!」
詩音「決まりですね。ではお姉、少し大きめの
サイズを用意出来ますか?」
魅音「うん、そっちは任せて。私から伯父さんに頼んでおくよ」
二言は無い! ってくらい潔くなくちゃ」
圭一「み、認められるわけないだろ! こんな・・・」
詩音「沙都子、やりなさい」
沙都子「・・・・・ふっふっふ」
圭一「ひ、ひいぃぃぃっ!」
詩音「どうします圭ちゃん? ここで沙都子に
やられるか、大人しく私の提案を受け入れるか」
圭一「ど、どっちも地獄じゃねーか!!」
レナ「沙都子ちゃーん・・・レナも手伝うよぉ・・・・」
魅音「おじさんも協力するよぉ・・・・ぐっふっふっふ・・・」
圭一「こんの裏切り者共ォォッ!!!!」
詩音「決まりですね。ではお姉、少し大きめの
サイズを用意出来ますか?」
魅音「うん、そっちは任せて。私から伯父さんに頼んでおくよ」
25: 2008/03/22(土) 01:50:41.03 ID:x3Y6B4y1O
圭一「汚されちまう・・・俺は汚されちまうんだぁ・・・・」
レナ「ば、罰ゲームが終わったら、レナがお持ち帰り
してもいいのかな?! かな?!」
詩音「えぇ、どうぞ。好きにしてください」
レナ「は・・・はうぅ~!! け、けけけけ圭一くんを
レナが・・・お、おおおおおもおもおももももっ・・・!」
圭一「やっぱり罰ゲームなんじゃないか!!」
魅音「はいはい、細かい事は気にしない気にしない」
梨花「圭一、観念するのです」
沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」
圭一「ちくしょお・・・・ちくしょお・・・・!!」
詩音「うふふ。残念でしたね圭ちゃん」
悟史くん……見てくれていますか?
沙都子は………うぅん。私は……こんなにも元気です。
だから………。
レナ「ば、罰ゲームが終わったら、レナがお持ち帰り
してもいいのかな?! かな?!」
詩音「えぇ、どうぞ。好きにしてください」
レナ「は・・・はうぅ~!! け、けけけけ圭一くんを
レナが・・・お、おおおおおもおもおももももっ・・・!」
圭一「やっぱり罰ゲームなんじゃないか!!」
魅音「はいはい、細かい事は気にしない気にしない」
梨花「圭一、観念するのです」
沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」
圭一「ちくしょお・・・・ちくしょお・・・・!!」
詩音「うふふ。残念でしたね圭ちゃん」
悟史くん……見てくれていますか?
沙都子は………うぅん。私は……こんなにも元気です。
だから………。
20: 2008/03/22(土) 01:45:14.96 ID:x3Y6B4y1O
知恵「では皆さん、気をつけて下校してくださいね。
委員長、号令」
魅音「きりーつ、気をつけ、礼」
「「さよーならー」」
圭一「はぁ・・・・」
沙都子「あらぁ? 圭一さん、なんだか元気が
ございませんですわねぇ?」
圭一「誰のせいだと思ってやがるんだ!!」
沙都子「ふ、ふんっ! そんなの、自業自得でございますわよ!」
圭一「こんのやろォォォォォォッ!!!!」
沙都子「きゃあ!」
圭一「沙ぁ都子ぉ!!」
沙都子「べーっだ! 圭一さんのへんたーい! やーいやーい!」
圭一「ぐうぅぅああああぁぁあぁああぁああああ!!!!!」
委員長、号令」
魅音「きりーつ、気をつけ、礼」
「「さよーならー」」
圭一「はぁ・・・・」
沙都子「あらぁ? 圭一さん、なんだか元気が
ございませんですわねぇ?」
圭一「誰のせいだと思ってやがるんだ!!」
沙都子「ふ、ふんっ! そんなの、自業自得でございますわよ!」
圭一「こんのやろォォォォォォッ!!!!」
沙都子「きゃあ!」
圭一「沙ぁ都子ぉ!!」
沙都子「べーっだ! 圭一さんのへんたーい! やーいやーい!」
圭一「ぐうぅぅああああぁぁあぁああぁああああ!!!!!」
21: 2008/03/22(土) 01:47:18.00 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「やーいやーい! 不審人物ー!」
圭一「まぁああぁぁああぁちやがれえぇぇえぇぇえぇ!!!!」
魅音「あはははっ、やってるねー」
圭一「おりゃああああああああ!!!!」
沙都子「ひゃあ!」
圭一「うぅうぅぅおおおおおおお!!!!!!!」
レナ「あーあ・・・行っちゃった」
魅音「あの二人はいっつも元気だよねぇ。おじさん羨ましいよ」
詩音「あ、お姉。今の発言は本当におばさん臭いです」
魅音「へっ!? じ、冗談に決まってるじゃない!」
梨花「慌て過ぎなのですよ魅ぃ」
魅音「あ、私は別に慌ててなんか・・・!」
詩音「ぷっ・・・くくっ・・・・あはははははっ!
お姉ったら・・・・あーおっかし・・・ぷくくっ」
魅音「詩音ー!」
圭一「まぁああぁぁああぁちやがれえぇぇえぇぇえぇ!!!!」
魅音「あはははっ、やってるねー」
圭一「おりゃああああああああ!!!!」
沙都子「ひゃあ!」
圭一「うぅうぅぅおおおおおおお!!!!!!!」
レナ「あーあ・・・行っちゃった」
魅音「あの二人はいっつも元気だよねぇ。おじさん羨ましいよ」
詩音「あ、お姉。今の発言は本当におばさん臭いです」
魅音「へっ!? じ、冗談に決まってるじゃない!」
梨花「慌て過ぎなのですよ魅ぃ」
魅音「あ、私は別に慌ててなんか・・・!」
詩音「ぷっ・・・くくっ・・・・あはははははっ!
お姉ったら・・・・あーおっかし・・・ぷくくっ」
魅音「詩音ー!」
23: 2008/03/22(土) 01:50:02.52 ID:x3Y6B4y1O
圭一「汚されちまう・・・俺は汚されちまうんだぁ・・・・」
レナ「ば、罰ゲームが終わったら、レナがお持ち帰り
してもいいのかな?! かな?!」
詩音「えぇ、どうぞ。好きにしてください」
レナ「は・・・はうぅ~!! け、けけけけ圭一くんを
レナが・・・お、おおおおおもおもおももももっ・・・!」
圭一「やっぱり罰ゲームなんじゃないか!!」
魅音「はいはい、細かい事は気にしない気にしない」
梨花「圭一、観念するのです」
沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」
圭一「ちくしょお・・・・ちくしょお・・・・!!」
詩音「うふふ。残念でしたね圭ちゃん」
悟史くん……見てくれていますか?
沙都子は………うぅん。私は……こんなにも元気です。
だから………。
レナ「ば、罰ゲームが終わったら、レナがお持ち帰り
してもいいのかな?! かな?!」
詩音「えぇ、どうぞ。好きにしてください」
レナ「は・・・はうぅ~!! け、けけけけ圭一くんを
レナが・・・お、おおおおおもおもおももももっ・・・!」
圭一「やっぱり罰ゲームなんじゃないか!!」
魅音「はいはい、細かい事は気にしない気にしない」
梨花「圭一、観念するのです」
沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」
圭一「ちくしょお・・・・ちくしょお・・・・!!」
詩音「うふふ。残念でしたね圭ちゃん」
悟史くん……見てくれていますか?
沙都子は………うぅん。私は……こんなにも元気です。
だから………。
27: 2008/03/22(土) 01:52:30.53 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「しつこいですわね・・・!」
圭一「待ちやがれ沙都子ォォォォォォッ!!!!」
沙都子「ふ、ふんっだ! 待てと言われて誰が
待つものですか! やーいやーい女装趣味ー!」
圭一「・・・・・・・・・・」
沙都子「・・・? 圭一さん?」
圭一「ウッディ!!!!!」
沙都子「ひゃあぁ!」
圭一「へへっ・・・・やーっと掴まえたぜぇ・・・」
沙都子「やっ・・・・いやぁ・・・!」
圭一「さぁて・・・どんな目に合わせてやろうか・・・・くひひ」
沙都子「い、いやっ・・・いやぁ・・・・やめっ・・・
・・やめて・・・ぅぁ・・・いやぁ・・・!」
圭一「待ちやがれ沙都子ォォォォォォッ!!!!」
沙都子「ふ、ふんっだ! 待てと言われて誰が
待つものですか! やーいやーい女装趣味ー!」
圭一「・・・・・・・・・・」
沙都子「・・・? 圭一さん?」
圭一「ウッディ!!!!!」
沙都子「ひゃあぁ!」
圭一「へへっ・・・・やーっと掴まえたぜぇ・・・」
沙都子「やっ・・・・いやぁ・・・!」
圭一「さぁて・・・どんな目に合わせてやろうか・・・・くひひ」
沙都子「い、いやっ・・・いやぁ・・・・やめっ・・・
・・やめて・・・ぅぁ・・・いやぁ・・・!」
28: 2008/03/22(土) 01:54:29.78 ID:x3Y6B4y1O
魅音「二人共遅いなー」
レナ「そうだね・・・・レナが捜してくるよ」
魅音「行ってらっしゃーい」
詩音「じゃあ、私も捜してきます。お姉は今の内に
おじさんに連絡しておいたらどうですか?」
魅音「そうだね。職員室の電話を使わせてもらうよ」
詩音「あっ・・・でも考えてみたら、知恵先生が
電話を貸してくれるとは限りませんよ?」
魅音「大丈夫だよ。本家に至急伝えなくちゃいけない
用が出来たから電話を貸してくださいって
言えばね。ほら、簡単でしょ?」
詩音「お姉ったら、悪知恵だけは働きますよねー」
魅音「あははは、まぁね。じゃ行ってくるよ」
梨花「ボクはここでお留守番をしていますです」
レナ「そうだね・・・・レナが捜してくるよ」
魅音「行ってらっしゃーい」
詩音「じゃあ、私も捜してきます。お姉は今の内に
おじさんに連絡しておいたらどうですか?」
魅音「そうだね。職員室の電話を使わせてもらうよ」
詩音「あっ・・・でも考えてみたら、知恵先生が
電話を貸してくれるとは限りませんよ?」
魅音「大丈夫だよ。本家に至急伝えなくちゃいけない
用が出来たから電話を貸してくださいって
言えばね。ほら、簡単でしょ?」
詩音「お姉ったら、悪知恵だけは働きますよねー」
魅音「あははは、まぁね。じゃ行ってくるよ」
梨花「ボクはここでお留守番をしていますです」
29: 2008/03/22(土) 01:57:46.53 ID:x3Y6B4y1O
詩音「二人共、何処へ行ってしまったんでしょうね・・・・」
まったく、圭ちゃんも大人げない人です。あれくらいで………ん?
詩音「・・・・いた!」
沙都子「・・・・・・・・・」
沙都子? あの子………一体何を…?
圭一「ぐああああああああああ!!!!」
えぇっ!? け、圭ちゃんが!!
沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」
ちょっと沙都子………今のはやり過ぎじゃ……。
沙都子「・・・・け、圭一さん?」
圭ちゃん、怒ってるだろうなぁ……。
沙都子「・・・・・・・!!」
ど、どうしたのよ沙都子…?!
沙都子「・・・・・氏んでる」
━━━━━━━━━━━━━!?!?
う、嘘でしょ……そんな…そんな事って……!!
まったく、圭ちゃんも大人げない人です。あれくらいで………ん?
詩音「・・・・いた!」
沙都子「・・・・・・・・・」
沙都子? あの子………一体何を…?
圭一「ぐああああああああああ!!!!」
えぇっ!? け、圭ちゃんが!!
沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」
ちょっと沙都子………今のはやり過ぎじゃ……。
沙都子「・・・・け、圭一さん?」
圭ちゃん、怒ってるだろうなぁ……。
沙都子「・・・・・・・!!」
ど、どうしたのよ沙都子…?!
沙都子「・・・・・氏んでる」
━━━━━━━━━━━━━!?!?
う、嘘でしょ……そんな…そんな事って……!!
30: 2008/03/22(土) 02:00:18.25 ID:x3Y6B4y1O
そ、そんなのって……こんな…どうして?!
詩音「うそ・・・・でしょ・・・?!」
圭ちゃんが……あの圭ちゃんがあんなにあっさり氏んじゃうなんて…?!
レナ「沙都子ちゃ~ん」
沙都子「ひっ!」
れ、レナさん?! なんてタイミングで来るかなぁ……。
沙都子「あわわわっ! ど、どうしましょう・・・!!」
ちょっと待って……こんな状況で私が出て来たり
したらあの子は………! ……ど、どうしよう………。
沙都子「・・・誤魔化し通すしかありませんわ」
ち、ちょっと沙都子! あんた…………そっちに行っちゃうわけぇ…?
レナ「沙都子ちゃ~ん」
詩音「うそ・・・・でしょ・・・?!」
圭ちゃんが……あの圭ちゃんがあんなにあっさり氏んじゃうなんて…?!
レナ「沙都子ちゃ~ん」
沙都子「ひっ!」
れ、レナさん?! なんてタイミングで来るかなぁ……。
沙都子「あわわわっ! ど、どうしましょう・・・!!」
ちょっと待って……こんな状況で私が出て来たり
したらあの子は………! ……ど、どうしよう………。
沙都子「・・・誤魔化し通すしかありませんわ」
ち、ちょっと沙都子! あんた…………そっちに行っちゃうわけぇ…?
レナ「沙都子ちゃ~ん」
32: 2008/03/22(土) 02:01:50.80 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「な、なんでございましょう?」
レナ「こっちの方から悲鳴みたいな声が聞こえてきたの」
レナさんって、結構鋭い所もあるんですよねぇ……さて、沙都子は…。
沙都子「ひ、悲鳴ですの? なんの事やらさっぱり・・・」
ば、バカバカバカッ! そんな下手な演技が通じる相手じゃ…!
レナ「あれっ? け、圭一くん?!」
あちゃあ……。
沙都子「・・・少し、ハデにやり過ぎましたの・・・・」
全ッ然少しなんてものじゃなかった!
レナ「け、圭一くん! 大丈夫かな?! しっかり!!」
レナさん……圭ちゃんはもう…ぅぅっ…………。
…………………………………沙都子のやつ……よくも圭ちゃんを…!!
レナ「こっちの方から悲鳴みたいな声が聞こえてきたの」
レナさんって、結構鋭い所もあるんですよねぇ……さて、沙都子は…。
沙都子「ひ、悲鳴ですの? なんの事やらさっぱり・・・」
ば、バカバカバカッ! そんな下手な演技が通じる相手じゃ…!
レナ「あれっ? け、圭一くん?!」
あちゃあ……。
沙都子「・・・少し、ハデにやり過ぎましたの・・・・」
全ッ然少しなんてものじゃなかった!
レナ「け、圭一くん! 大丈夫かな?! しっかり!!」
レナさん……圭ちゃんはもう…ぅぅっ…………。
…………………………………沙都子のやつ……よくも圭ちゃんを…!!
33: 2008/03/22(土) 02:03:53.20 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「け、圭一さんは気を失ってしまいまして・・・・」
あ、あの子……まだ誤魔化し通すつもりなの…?!
レナ「早く保健室に連れて行こう!」
沙都子「だ、ダメですわ! 無理に体を動かすのは
よくないと、監督がおっしゃっていましたの!!」
沙都子……そうまでして………あんたって子は…!!
レナ「先生を呼んで来るね!」
………あらら。こりゃお手上げかな。
沙都子「ま、待ってくださいまし! 先生には・・・
・・えっと・・・・その・・・・・・・・」
レナ「・・・沙都子ちゃん? どうしたのかな? かな?」
沙都子……どうする気なの…?
あ、あの子……まだ誤魔化し通すつもりなの…?!
レナ「早く保健室に連れて行こう!」
沙都子「だ、ダメですわ! 無理に体を動かすのは
よくないと、監督がおっしゃっていましたの!!」
沙都子……そうまでして………あんたって子は…!!
レナ「先生を呼んで来るね!」
………あらら。こりゃお手上げかな。
沙都子「ま、待ってくださいまし! 先生には・・・
・・えっと・・・・その・・・・・・・・」
レナ「・・・沙都子ちゃん? どうしたのかな? かな?」
沙都子……どうする気なの…?
35: 2008/03/22(土) 02:05:44.87 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「えっと・・・せ、先生には言わないでくださいまし・・・・」
レナ「あははっ、大丈夫だよ沙都子ちゃん。先生には
圭一くんが倒れていたとしか言わないよ」
沙都子「ち、違いますの! 圭一さんは・・・・」
レナ「・・・沙都子ちゃん?」
あらら。最初から正直に話せばよかったのにね。そうやって
逃げ道を探そうとするから辛くなるんだ。まさかあの子が
圭ちゃんを頃して、それを誤魔化し通そうとするなんて
思わなかったけど………ふん…呆れた。最低な子じゃない。
あの子が悟史くんの妹じゃなかったら………………………………
………………………………………………………………。
レナ「あははっ、大丈夫だよ沙都子ちゃん。先生には
圭一くんが倒れていたとしか言わないよ」
沙都子「ち、違いますの! 圭一さんは・・・・」
レナ「・・・沙都子ちゃん?」
あらら。最初から正直に話せばよかったのにね。そうやって
逃げ道を探そうとするから辛くなるんだ。まさかあの子が
圭ちゃんを頃して、それを誤魔化し通そうとするなんて
思わなかったけど………ふん…呆れた。最低な子じゃない。
あの子が悟史くんの妹じゃなかったら………………………………
………………………………………………………………。
36: 2008/03/22(土) 02:07:36.33 ID:x3Y6B4y1O
「魅音、沙都子の事・・・・・頼んだからね」
そうだ……そうだよ………私は頼まれたんだ!
悟史くんに頼まれた…! 沙都子をお願いって、頼まれたんだ!
だから………雛見沢の学校に転校したいって鬼婆に頭を下げたというのに………。
なのに…私は……ううっ…ごめんなさい………。
悟史くん……ごめんね…ごめんね……悟史くん………。
沙都子は私が守るから……だから…私を許して……。
私は信じてるからね…きっと悟史くんは帰って来るって……!
だから……それまであの子は私が守るよ………悟史くん…!!
詩音「はろろーん、レナさんに沙都子」
レナ「あ、詩ぃちゃんだ!」
相手はレナさん…………やり辛い相手になるなぁ……。
37: 2008/03/22(土) 02:10:02.68 ID:x3Y6B4y1O
レナ「うん、じゃあレナは先生の所に行ってくるね」
沙都子「れ、レナさん! まっ・・・むぐっ」
まったく……今更何を言おうとしてるんだか。
懺悔でもする気? まさか…いいや、違う。話すつもりなら、
いくらでもタイミングはあった筈。それをこの子は
何度も見過ごしてきた。結局、後ろめたい気持ちが良心を
傷めているだけにすぎない。そうなんでしょ?
詩音「沙都子、早くこの氏体を隠しますよ」
沙都子「詩音さん?!」
何を驚いてるんだか。あんたが頃したんですよ?
話さなかったって事は、最初から隠すつもりだったんでしょ?
白々しいやつめッ…!! これ以上苛々させるな…!!
人頃しのくせに!! この人頃し!! 人頃し!!!!
人頃し!!!!!!!!!!!
沙都子「れ、レナさん! まっ・・・むぐっ」
まったく……今更何を言おうとしてるんだか。
懺悔でもする気? まさか…いいや、違う。話すつもりなら、
いくらでもタイミングはあった筈。それをこの子は
何度も見過ごしてきた。結局、後ろめたい気持ちが良心を
傷めているだけにすぎない。そうなんでしょ?
詩音「沙都子、早くこの氏体を隠しますよ」
沙都子「詩音さん?!」
何を驚いてるんだか。あんたが頃したんですよ?
話さなかったって事は、最初から隠すつもりだったんでしょ?
白々しいやつめッ…!! これ以上苛々させるな…!!
人頃しのくせに!! この人頃し!! 人頃し!!!!
人頃し!!!!!!!!!!!
39: 2008/03/22(土) 02:11:45.52 ID:x3Y6B4y1O
詩音「沙都子、あなたに罪の意識はあります?」
沙都子「・・・ごめんなさい」
詩音「謝っても、圭ちゃんはもう帰ってきませんよ」
沙都子「ううっ・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・・!!」
こいつ……謝って済むとでも思ってんの!?
圭ちゃんを頃したくせに…!! この野郎ッ……!!
沙都子「・・・・・詩音さん・・・?」
だ、ダメッ……落ち着け………落ち着きなさい…!!
私が慌ててどうするの?! 沙都子を守らなければならない私が! ここで熱く
なってしまっては……落ち着け…せめて今だけでも……!
……………………………………………………よし……。
ごめんね圭ちゃん……約束したの…悟史くんと
約束したから……だから………わかってくれるよね…?
詩音「はぁ・・・・ほら、早くやりますよ。そっちを持ってください」
沙都子「・・・ごめんなさい」
詩音「謝っても、圭ちゃんはもう帰ってきませんよ」
沙都子「ううっ・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・・!!」
こいつ……謝って済むとでも思ってんの!?
圭ちゃんを頃したくせに…!! この野郎ッ……!!
沙都子「・・・・・詩音さん・・・?」
だ、ダメッ……落ち着け………落ち着きなさい…!!
私が慌ててどうするの?! 沙都子を守らなければならない私が! ここで熱く
なってしまっては……落ち着け…せめて今だけでも……!
……………………………………………………よし……。
ごめんね圭ちゃん……約束したの…悟史くんと
約束したから……だから………わかってくれるよね…?
詩音「はぁ・・・・ほら、早くやりますよ。そっちを持ってください」
40: 2008/03/22(土) 02:13:41.65 ID:x3Y6B4y1O
知恵「あらっ? 前原くんは・・・」
ここで墓穴を掘れば沙都子は……落ち着け………。
…平常心を保つんだ……いつもの私でいればいい…。
詩音「圭ちゃんなら、ついさっき帰りましたよ」
大丈夫。知っているのは私達だけ。だから絶対に大丈夫……。
レナ「あれぇ? 圭一くん先に帰っちゃったんだ・・・」
沙都子「れ、レナさんには悪いけれど、先に・・・・・・」
な、何を余計な事を……!? ここで怪しまれて
不信感を与えてしまったら、全てが終わるというのに…!!
沙都子(あわわっ! ごめんなさい!)
……本当にわかってるんだか。
詩音「圭ちゃんがいないのなら、今日の部活は無しですね」
これでいい。これで大丈夫。何もおかしい事は無い…。
……………………………………………………圭ちゃん……………。
……ごめんね圭ちゃん。沙都子を……あの子を許してあげて…。
ここで墓穴を掘れば沙都子は……落ち着け………。
…平常心を保つんだ……いつもの私でいればいい…。
詩音「圭ちゃんなら、ついさっき帰りましたよ」
大丈夫。知っているのは私達だけ。だから絶対に大丈夫……。
レナ「あれぇ? 圭一くん先に帰っちゃったんだ・・・」
沙都子「れ、レナさんには悪いけれど、先に・・・・・・」
な、何を余計な事を……!? ここで怪しまれて
不信感を与えてしまったら、全てが終わるというのに…!!
沙都子(あわわっ! ごめんなさい!)
……本当にわかってるんだか。
詩音「圭ちゃんがいないのなら、今日の部活は無しですね」
これでいい。これで大丈夫。何もおかしい事は無い…。
……………………………………………………圭ちゃん……………。
……ごめんね圭ちゃん。沙都子を……あの子を許してあげて…。
41: 2008/03/22(土) 02:15:42.36 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
いくら謝ったって……圭ちゃんはもういない………。
そりゃあ私だって……正直に言えば、圭ちゃんがいないと寂しい。
それに悲しいし……少しだけ…でも……それでも………。
詩音「沙都子、私は一度家に帰ります。日が落ちたらここに来てください」
そして、全てを終わらせる。全て終われば……また明日から
楽しい毎日が…………………送れる筈無いのに………。
だって……圭ちゃんはもういないんだよ…?
悟史くん……………悟史くん………悟史くん……。
沙都子「・・・わかりましたわ」
本当にわかってるんだか。………まぁいいや。
今はあの氏体をどうやって処理するか考えないと。
いくら謝ったって……圭ちゃんはもういない………。
そりゃあ私だって……正直に言えば、圭ちゃんがいないと寂しい。
それに悲しいし……少しだけ…でも……それでも………。
詩音「沙都子、私は一度家に帰ります。日が落ちたらここに来てください」
そして、全てを終わらせる。全て終われば……また明日から
楽しい毎日が…………………送れる筈無いのに………。
だって……圭ちゃんはもういないんだよ…?
悟史くん……………悟史くん………悟史くん……。
沙都子「・・・わかりましたわ」
本当にわかってるんだか。………まぁいいや。
今はあの氏体をどうやって処理するか考えないと。
42: 2008/03/22(土) 02:18:40.75 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・」
この子がこんな調子では、私がしっかりする他にない。
しかし………お姉ならともかく、私にどんな力があるというのか。
園崎の力を使えば氏体を一つ隠すくらい造作もない。
でも、私は詩音。園崎魅音じゃない。私にはなんの力も有りはしない……。
沙都子「・・・ぅぅ・・・圭一さん・・・・・・」
………けっ、さっきからこの子は何を考えてんだか。今更? 笑っちゃうね!
今は泣いてる場合じゃないでしょうに。ま、そのおかげで
私は冷静でいられるんだけど。とりあえず………。
詩音「私は一度家に帰ります。日が落ちたら、ここへ来てください」
氏体が直ぐに見つかる心配はないだろう。それに、
ずっとここに居座っていては、誰かに怪しまれてしまいそうだしね。
この子がこんな調子では、私がしっかりする他にない。
しかし………お姉ならともかく、私にどんな力があるというのか。
園崎の力を使えば氏体を一つ隠すくらい造作もない。
でも、私は詩音。園崎魅音じゃない。私にはなんの力も有りはしない……。
沙都子「・・・ぅぅ・・・圭一さん・・・・・・」
………けっ、さっきからこの子は何を考えてんだか。今更? 笑っちゃうね!
今は泣いてる場合じゃないでしょうに。ま、そのおかげで
私は冷静でいられるんだけど。とりあえず………。
詩音「私は一度家に帰ります。日が落ちたら、ここへ来てください」
氏体が直ぐに見つかる心配はないだろう。それに、
ずっとここに居座っていては、誰かに怪しまれてしまいそうだしね。
44: 2008/03/22(土) 02:21:10.85 ID:x3Y6B4y1O
詩音「ふぅ・・・・・・・」
とりあえず、これで一安心かな……? あはは、安心してる場合じゃないか。
とにかく今は、あの氏体をどう処理するか考えないと……。
私と沙都子だけで出来るだろうか……。誰かの力を借りる?
お姉は………駄目か。真っ先にお姉の顔が思い浮かんだけど、
圭ちゃんを殺された怒りに逆上されちゃ困るから除外っと。
まぁ、お姉がそんな短絡的な行動を取るかは怪しいけど……。
うーん…………………………。
あとは………葛西くらいかなぁ。葛西なら、きっと力になってくれそうな気がする。
気はするけど………うーん。もう少し考えてみないとわか、
魅音「詩音ー」
ッッ!?!? ち、ちょっと…びっくりさせないでよ……。
………………………………………平常心、平常心っと。
詩音「あらお姉、どうしました?」
とりあえず、これで一安心かな……? あはは、安心してる場合じゃないか。
とにかく今は、あの氏体をどう処理するか考えないと……。
私と沙都子だけで出来るだろうか……。誰かの力を借りる?
お姉は………駄目か。真っ先にお姉の顔が思い浮かんだけど、
圭ちゃんを殺された怒りに逆上されちゃ困るから除外っと。
まぁ、お姉がそんな短絡的な行動を取るかは怪しいけど……。
うーん…………………………。
あとは………葛西くらいかなぁ。葛西なら、きっと力になってくれそうな気がする。
気はするけど………うーん。もう少し考えてみないとわか、
魅音「詩音ー」
ッッ!?!? ち、ちょっと…びっくりさせないでよ……。
………………………………………平常心、平常心っと。
詩音「あらお姉、どうしました?」
46: 2008/03/22(土) 02:22:34.62 ID:x3Y6B4y1O
魅音「圭ちゃん見なかった?」
………………………………むっ。別にお姉が聞いてきても
おかしくはない問いだ。変に怪しむ必要はない、か。
大体、私が圭ちゃんを捜してくると言ったんじゃないか。
それにここで変に勘繰って、逆に不審がられてしまってはまずい。
詩音「・・・さぁ? 私は見ていませんよ」
これが無難かな。私は何も見てないし、何も知りません。おわかり?
詩音「圭ちゃんに用でもあるんですか?」
魅音「あははっ、別に大した用じゃないよ」
………この様子なら、お姉は何も感づいてはいない筈。
お姉の用……それなら、きっとあの罰ゲームに関する事だろうし。
何もおかしい事はない。何も………。
レナ「魅ぃちゃ~ん」
………………………………むっ。別にお姉が聞いてきても
おかしくはない問いだ。変に怪しむ必要はない、か。
大体、私が圭ちゃんを捜してくると言ったんじゃないか。
それにここで変に勘繰って、逆に不審がられてしまってはまずい。
詩音「・・・さぁ? 私は見ていませんよ」
これが無難かな。私は何も見てないし、何も知りません。おわかり?
詩音「圭ちゃんに用でもあるんですか?」
魅音「あははっ、別に大した用じゃないよ」
………この様子なら、お姉は何も感づいてはいない筈。
お姉の用……それなら、きっとあの罰ゲームに関する事だろうし。
何もおかしい事はない。何も………。
レナ「魅ぃちゃ~ん」
48: 2008/03/22(土) 02:24:19.23 ID:x3Y6B4y1O
魅音「レナ! 圭ちゃん見なかった?」
ほら、やっぱり。レナさんだって圭ちゃん達を捜しに行ってたんだ。
お姉がレナさんに私と同じ問いをしたって、何もおかしい事はない。
何も………………………ん…………なんだろ……………。
レナ「圭一くんね、先に帰っちゃったみたい・・・・」
……………………………………あっ………………ああぁ!!
レナ「さっきまでね、沙都子ちゃんのトラップに
引っ掛かって気を失ってたみたいなんだけど・・・・」
…………まずい…………まずい………………迂闊だった………!!
レナには目撃されている。圭一が倒れていたあの場に私がいたと。
私とした事が………魅音にばかり気を取られていた……。
畜生……!! 私がこんな凡ミスを犯すなんて……!!!
ほら、やっぱり。レナさんだって圭ちゃん達を捜しに行ってたんだ。
お姉がレナさんに私と同じ問いをしたって、何もおかしい事はない。
何も………………………ん…………なんだろ……………。
レナ「圭一くんね、先に帰っちゃったみたい・・・・」
……………………………………あっ………………ああぁ!!
レナ「さっきまでね、沙都子ちゃんのトラップに
引っ掛かって気を失ってたみたいなんだけど・・・・」
…………まずい…………まずい………………迂闊だった………!!
レナには目撃されている。圭一が倒れていたあの場に私がいたと。
私とした事が………魅音にばかり気を取られていた……。
畜生……!! 私がこんな凡ミスを犯すなんて……!!!
51: 2008/03/22(土) 02:26:45.43 ID:x3Y6B4y1O
レナ「これからお見舞いに行こうと思ってるんだけど、どうかな?」
だ、駄目だ! 行くな! 行くな!!
魅音「そうだね、私も行くよ」
……………………………なんて事だ…………そんな…………。
沙都子をあれだけ小馬鹿にしていた私が………本物馬鹿じゃない…!?
この大馬鹿野郎! 気を抜いたのはお前じゃないか!!
…………………まぁ……………悔やんだってもう遅いか……。
レナ「詩ぃちゃんはどうする?」
あはははは。そんなの、もう決まってるって。
沙都子を見捨てて自分だけ逃げようなんて考えは端から頭にない。
そう、今は考えるしかない。あの氏体をどう処理するか。どう誤魔化すのかを…。
詩音「私は遠慮しておきますね」
………………もう…………後には引けないんだから………。
だ、駄目だ! 行くな! 行くな!!
魅音「そうだね、私も行くよ」
……………………………なんて事だ…………そんな…………。
沙都子をあれだけ小馬鹿にしていた私が………本物馬鹿じゃない…!?
この大馬鹿野郎! 気を抜いたのはお前じゃないか!!
…………………まぁ……………悔やんだってもう遅いか……。
レナ「詩ぃちゃんはどうする?」
あはははは。そんなの、もう決まってるって。
沙都子を見捨てて自分だけ逃げようなんて考えは端から頭にない。
そう、今は考えるしかない。あの氏体をどう処理するか。どう誤魔化すのかを…。
詩音「私は遠慮しておきますね」
………………もう…………後には引けないんだから………。
52: 2008/03/22(土) 02:28:38.24 ID:x3Y6B4y1O
梨花「・・・・・みぃ」
遅い。一体、何分待っただろうか。既に教室には私以外の人間は誰もいない。
まったく……あと何分、何時間待たせる気なの?
梨花「留守番なんて・・・・つまらない役を選ぶんじゃなかったわ」
一人悪態を吐いても仕方ない。そんなのはわかってる。
ただ……私は嫌いなの。退屈なのが。たまらなく嫌。
ここで説明するのも面倒だし………これを読んでいる、あなた。
あなた達なら、わかるでしょう? ふふっ………。
まぁいいわ。知らないあなたでもいい。私はね、嫌いなの。
退屈でつまらない日常を送る事が。それだけ覚えてもらえれば幸いよ。
羽入「り、梨花ー!!」
……騒がしいのが来たわね。
梨花「どうしたの? そんなに慌てて」
遅い。一体、何分待っただろうか。既に教室には私以外の人間は誰もいない。
まったく……あと何分、何時間待たせる気なの?
梨花「留守番なんて・・・・つまらない役を選ぶんじゃなかったわ」
一人悪態を吐いても仕方ない。そんなのはわかってる。
ただ……私は嫌いなの。退屈なのが。たまらなく嫌。
ここで説明するのも面倒だし………これを読んでいる、あなた。
あなた達なら、わかるでしょう? ふふっ………。
まぁいいわ。知らないあなたでもいい。私はね、嫌いなの。
退屈でつまらない日常を送る事が。それだけ覚えてもらえれば幸いよ。
羽入「り、梨花ー!!」
……騒がしいのが来たわね。
梨花「どうしたの? そんなに慌てて」
53: 2008/03/22(土) 02:34:42.48 ID:x3Y6B4y1O
てすてす
54: 2008/03/22(土) 02:36:46.01 ID:x3Y6B4y1O
信じられない…………じ、冗談でしょ……そんなの……。
羽入「梨花・・・・僕も信じたくはないのですよ・・・
でも・・・・・・・・・」
……やめて!! その先を言わないで!!
私は信じない………信じたくもない……………ッ!!
羽入「僕だって・・・・僕だって・・・」
……………落ち着きなさい……。
そして………受け止めなさい。…………………この事実を…。
羽入「そうなのです・・・・これは起きてしまった
事実なのです・・・・だから・・・・・」
……そうね。あなたが私にこんな下らない嘘を吐いたって何の得もないしね。
梨花「・・・・ごめんなさい。もう・・・落ち着いたわ」
こんなに直ぐ落ち着けるなら苦労しないわね。
せめて表面上だけでも落ち着いたフリをしないと………。
羽入「あうあうあぅ・・・!」
………ま、こうなるわね。
羽入「梨花・・・・僕も信じたくはないのですよ・・・
でも・・・・・・・・・」
……やめて!! その先を言わないで!!
私は信じない………信じたくもない……………ッ!!
羽入「僕だって・・・・僕だって・・・」
……………落ち着きなさい……。
そして………受け止めなさい。…………………この事実を…。
羽入「そうなのです・・・・これは起きてしまった
事実なのです・・・・だから・・・・・」
……そうね。あなたが私にこんな下らない嘘を吐いたって何の得もないしね。
梨花「・・・・ごめんなさい。もう・・・落ち着いたわ」
こんなに直ぐ落ち着けるなら苦労しないわね。
せめて表面上だけでも落ち着いたフリをしないと………。
羽入「あうあうあぅ・・・!」
………ま、こうなるわね。
56: 2008/03/22(土) 02:37:48.01 ID:x3Y6B4y1O
信じられない…………じ、冗談でしょ……そんなの……。
羽入「梨花・・・・僕も信じたくはないのですよ・・・
でも・・・・・・・・・」
……やめて!! その先を言わないで!!
私は信じない………信じたくもない……………ッ!!
羽入「僕だって・・・・僕だって・・・」
羽入「梨花・・・・僕も信じたくはないのですよ・・・
でも・・・・・・・・・」
……やめて!! その先を言わないで!!
私は信じない………信じたくもない……………ッ!!
羽入「僕だって・・・・僕だって・・・」
57: 2008/03/22(土) 02:38:39.67 ID:x3Y6B4y1O
梨花「それで・・・・・・沙都子は?」
羽入「もうすぐここに・・・・」
まさか……こんな世界に来るとはこの子も思わなかったでしょうね。
あの沙都子が、私の大好きな沙都子が………大好きな圭一を頃してしまうなんて。
こんな世界もある………なぁんて、魔法の言葉で割り切るしかない。
これが夢なら……そんな安っぽい思考はとうの昔に捨てたわ…。
目の前の現実を、私はただ受け入れるしかない。
それが……この長く、気の遠くなる様な時間を過ごしてきた私が学んだ事の一つでもある。
羽入「梨花・・・・・・・」
そんな顔をしないで。私は大丈夫よ。
私は古手梨花、北条沙都子の友人として……あの子に接するだけだから。
羽入「あぅ・・・ぁぅぁぅぁぅ・・・・」
心配してくれるのはありがたいけど、そんな心配は私に必要ないの。
梨花「黙って見てなさい。どんな世界のどんな沙都子だろうと、
沙都子は私の大切な友人に変わりないのだから」
羽入「もうすぐここに・・・・」
まさか……こんな世界に来るとはこの子も思わなかったでしょうね。
あの沙都子が、私の大好きな沙都子が………大好きな圭一を頃してしまうなんて。
こんな世界もある………なぁんて、魔法の言葉で割り切るしかない。
これが夢なら……そんな安っぽい思考はとうの昔に捨てたわ…。
目の前の現実を、私はただ受け入れるしかない。
それが……この長く、気の遠くなる様な時間を過ごしてきた私が学んだ事の一つでもある。
羽入「梨花・・・・・・・」
そんな顔をしないで。私は大丈夫よ。
私は古手梨花、北条沙都子の友人として……あの子に接するだけだから。
羽入「あぅ・・・ぁぅぁぅぁぅ・・・・」
心配してくれるのはありがたいけど、そんな心配は私に必要ないの。
梨花「黙って見てなさい。どんな世界のどんな沙都子だろうと、
沙都子は私の大切な友人に変わりないのだから」
58: 2008/03/22(土) 02:40:49.82 ID:x3Y6B4y1O
レナ「じゃあね~梨花ちゃん」
魅音「また明日ー」
用事があるので、ボクは行けないのです。圭一によろしく言っておいてほしいのですよ。
こんなにも簡単に信じてくれるなんてね。ふふっ……。
そう、これが私の仲間達。私の大好きな仲間達。
こんなにも素敵な仲間達がいたから、私はこうして自分の運命を呪いながらも生き長らえている。
詩音「梨花ちゃま・・・・まだいたんですか」
梨花「沙都子を置いては帰れないのですよ」
詩音「・・・そうですか。私は帰ります。それじゃあ」
梨花「また明日、なのですよ」
………私は信じてる。仲間を…沙都子を。
沙都子「り、梨花! 早く帰りますわよ!」
羽入「梨花・・・・・・・・・・」
魅音「また明日ー」
用事があるので、ボクは行けないのです。圭一によろしく言っておいてほしいのですよ。
こんなにも簡単に信じてくれるなんてね。ふふっ……。
そう、これが私の仲間達。私の大好きな仲間達。
こんなにも素敵な仲間達がいたから、私はこうして自分の運命を呪いながらも生き長らえている。
詩音「梨花ちゃま・・・・まだいたんですか」
梨花「沙都子を置いては帰れないのですよ」
詩音「・・・そうですか。私は帰ります。それじゃあ」
梨花「また明日、なのですよ」
………私は信じてる。仲間を…沙都子を。
沙都子「り、梨花! 早く帰りますわよ!」
羽入「梨花・・・・・・・・・・」
59: 2008/03/22(土) 02:42:44.30 ID:x3Y6B4y1O
梨花「沙都子・・・どうしましたですか?」
……白々しいわね。全てを知っているくせに。
梨花「なんだか元気がないのですよ・・・・・」
理由だってわかってる。でも………それでも………。
梨花「沙都子はボクの友達なのです。でも・・・・」
あなたが自分の口で言うしかないの。例え私が知っていようとも。
梨花「圭一も・・・・ボクの友達なのです」
だから……話てほしい…私を信じて……信じてほしいから…。
梨花「・・・・・・・・・・」
沙都子「り、梨花ぁ!」
ありがとう沙都子……私を信じてくれて。
だから私も応えるわ。あなたの信頼に。
これが間違った答えなのか私にはわからない……。
梨花「沙都子・・・・よく頑張りましたですね」
でも……本当はこんな勇気なんて………私は認めたくない…。
……白々しいわね。全てを知っているくせに。
梨花「なんだか元気がないのですよ・・・・・」
理由だってわかってる。でも………それでも………。
梨花「沙都子はボクの友達なのです。でも・・・・」
あなたが自分の口で言うしかないの。例え私が知っていようとも。
梨花「圭一も・・・・ボクの友達なのです」
だから……話てほしい…私を信じて……信じてほしいから…。
梨花「・・・・・・・・・・」
沙都子「り、梨花ぁ!」
ありがとう沙都子……私を信じてくれて。
だから私も応えるわ。あなたの信頼に。
これが間違った答えなのか私にはわからない……。
梨花「沙都子・・・・よく頑張りましたですね」
でも……本当はこんな勇気なんて………私は認めたくない…。
60: 2008/03/22(土) 02:44:47.21 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「梨花・・・・私は・・・・・」
家に帰ると直ぐに、沙都子は自ら犯した自分の罪を語り始めた。
羽入「・・・あう・・・・ぁぅ・・・」
沙都子は勇気をふり絞って私に話している。
人を……友人を殺めてしまった罪を話す事にどれだけの
勇気が必要なのか………あなた達にはわかるかしら?
ふふっ……。わかったあんたは………経験でもあるの?
想像や憶測だけで……でしょう? 勘違いしないでほしいけれど、
それが悪いと私は一言も言ってはいないわ。
ただ……彼女の罪の重さを軽々しく口にしないでほしいだけ。
早い話が、沙都子の勇気を汲み取ってほしい。それだけよ……くすくす。
梨花「話はわかりましたのです。それで、沙都子は
どうしたいのですか?」
沙都子「・・・・・・・・・」
……わからないって事か。まぁいいわ。
自分の罪をわかっているからこそ、私に話したのでしょう?
羽入「梨花は・・・・どうしますのですか?」
家に帰ると直ぐに、沙都子は自ら犯した自分の罪を語り始めた。
羽入「・・・あう・・・・ぁぅ・・・」
沙都子は勇気をふり絞って私に話している。
人を……友人を殺めてしまった罪を話す事にどれだけの
勇気が必要なのか………あなた達にはわかるかしら?
ふふっ……。わかったあんたは………経験でもあるの?
想像や憶測だけで……でしょう? 勘違いしないでほしいけれど、
それが悪いと私は一言も言ってはいないわ。
ただ……彼女の罪の重さを軽々しく口にしないでほしいだけ。
早い話が、沙都子の勇気を汲み取ってほしい。それだけよ……くすくす。
梨花「話はわかりましたのです。それで、沙都子は
どうしたいのですか?」
沙都子「・・・・・・・・・」
……わからないって事か。まぁいいわ。
自分の罪をわかっているからこそ、私に話したのでしょう?
羽入「梨花は・・・・どうしますのですか?」
62: 2008/03/22(土) 02:46:07.05 ID:x3Y6B4y1O
どうするもこうするも………そんなの決まっているわ。
梨花「沙都子、ちゃんと反省していますですか?」
沙都子「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・!」
そうね。今はそうやって謝る以外の方法が見つけられないのね。
そして、そんな沙都子を誰かが叱ってあげなければならない。
梨花「沙都子、どうして謝っているのか、
自分でわかっていますですか?」
謝るなんて誰にだって出来る。口先だけの謝罪だけなら誰にだってね。
でも、その本質は違う。どうして謝まらなければならないのか?
その理由を…それを沙都子自身がわかっているのなら………私は許そう。
沙都子「わ、私は・・・・圭一さんを・・・・・・!
・・そしてそれを・・ぁ・・隠そうと・・・した・・・
・・・・みんなに・・・ぅぅ・・・うそ・・を・・・」
………もういい。もう充分よ沙都子。あなたはちゃんとわかっているのね。
安心なさい。あとは私がやるわ。
圭一には悪いけど……こんな世界もあるのよ。
それに……ここであなたにいくら謝ったって、あなたはもういないんだから…。
梨花「沙都子、ちゃんと反省していますですか?」
沙都子「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・ごめんなさい・・!」
そうね。今はそうやって謝る以外の方法が見つけられないのね。
そして、そんな沙都子を誰かが叱ってあげなければならない。
梨花「沙都子、どうして謝っているのか、
自分でわかっていますですか?」
謝るなんて誰にだって出来る。口先だけの謝罪だけなら誰にだってね。
でも、その本質は違う。どうして謝まらなければならないのか?
その理由を…それを沙都子自身がわかっているのなら………私は許そう。
沙都子「わ、私は・・・・圭一さんを・・・・・・!
・・そしてそれを・・ぁ・・隠そうと・・・した・・・
・・・・みんなに・・・ぅぅ・・・うそ・・を・・・」
………もういい。もう充分よ沙都子。あなたはちゃんとわかっているのね。
安心なさい。あとは私がやるわ。
圭一には悪いけど……こんな世界もあるのよ。
それに……ここであなたにいくら謝ったって、あなたはもういないんだから…。
63: 2008/03/22(土) 02:48:36.41 ID:x3Y6B4y1O
羽入「本当に・・・・本当にこれで良いのですか?」
聞かれるまでもないわよ。もう決めたの。
羽入「あうあぅあぅ・・・・・」
あんたのあぅあぅ語を訳すのも面倒ね。黙って見てなさい。
羽入「ボクは・・・梨花のやる事に何も反論はしないのです・・・・・」
あなたは傍観者。見ている事しか出来ないものね。
羽入「ボクは・・・・梨花に決断を促す事くらいしか・・・」
じゃあ黙って見てなさい。それに、あんただってわかってるんでしょう?
羽入「・・・・梨花は・・・この世界を・・・・もう・・・」
誰か一人でも欠けてしまっては駄目なの。
私は……そんな世界を望んではいないのだから。
羽入「次の世界に・・・期待するしかないのですよ・・・・」
そうね。私達にはその選択儀もあるわ。
でも………沙都子は……この世界の沙都子は……。
………少しくらい……抗ったってバチは当たらないわ…。
あの子が最後にどんな決断を下すか、それを見届けるくらい………別にいいじゃない…。
聞かれるまでもないわよ。もう決めたの。
羽入「あうあぅあぅ・・・・・」
あんたのあぅあぅ語を訳すのも面倒ね。黙って見てなさい。
羽入「ボクは・・・梨花のやる事に何も反論はしないのです・・・・・」
あなたは傍観者。見ている事しか出来ないものね。
羽入「ボクは・・・・梨花に決断を促す事くらいしか・・・」
じゃあ黙って見てなさい。それに、あんただってわかってるんでしょう?
羽入「・・・・梨花は・・・この世界を・・・・もう・・・」
誰か一人でも欠けてしまっては駄目なの。
私は……そんな世界を望んではいないのだから。
羽入「次の世界に・・・期待するしかないのですよ・・・・」
そうね。私達にはその選択儀もあるわ。
でも………沙都子は……この世界の沙都子は……。
………少しくらい……抗ったってバチは当たらないわ…。
あの子が最後にどんな決断を下すか、それを見届けるくらい………別にいいじゃない…。
65: 2008/03/22(土) 02:51:28.50 ID:x3Y6B4y1O
詩音「はぁ・・・・・・・・」
結局家には帰らなかった。いや、帰れなかった。
あの氏体を誰かが見つけてしまうのではないだろうか?
そんな不安が私を襲っていたからだ。……情けない話。
詩音「そろそろ・・・・かな」
学校を出てからは商店街を徘徊したり、適当に歩き回って時間を潰した。
…………怖かった。誰かに氏体を見つけられるのが。
でも、学校に遅くまでいては怪しまれてしまう。
興宮に帰っている間に………そんな不安と恐怖で、頭がおかしくなりそうだ。
私が手を下したわけではない。でも……それでも………。
自分の手を汚すって、こんなにも辛い思いをするのものだと、初めて痛感出来た。
頃す瞬間よりも……頃した後の恐怖。周囲の目に敏感になり、
被害妄想の類で頭が一杯になってしまう。あー嫌だ嫌だ。
私ゃ人頃しなんてしたくないよ。いざとなれば、葛西辺りがなんとかしてくれるしね。
でも………実際に手を下した沙都子は今頃……。
詩音「・・・・・ふん。当然でしょ」
だって圭ちゃんを頃したんだから。
あの子が悟史くんの妹だろうと、その罪が消えてしまうわけではないんだからね…。
…………………………………………さて、そろそろ行
結局家には帰らなかった。いや、帰れなかった。
あの氏体を誰かが見つけてしまうのではないだろうか?
そんな不安が私を襲っていたからだ。……情けない話。
詩音「そろそろ・・・・かな」
学校を出てからは商店街を徘徊したり、適当に歩き回って時間を潰した。
…………怖かった。誰かに氏体を見つけられるのが。
でも、学校に遅くまでいては怪しまれてしまう。
興宮に帰っている間に………そんな不安と恐怖で、頭がおかしくなりそうだ。
私が手を下したわけではない。でも……それでも………。
自分の手を汚すって、こんなにも辛い思いをするのものだと、初めて痛感出来た。
頃す瞬間よりも……頃した後の恐怖。周囲の目に敏感になり、
被害妄想の類で頭が一杯になってしまう。あー嫌だ嫌だ。
私ゃ人頃しなんてしたくないよ。いざとなれば、葛西辺りがなんとかしてくれるしね。
でも………実際に手を下した沙都子は今頃……。
詩音「・・・・・ふん。当然でしょ」
だって圭ちゃんを頃したんだから。
あの子が悟史くんの妹だろうと、その罪が消えてしまうわけではないんだからね…。
…………………………………………さて、そろそろ行
66: 2008/03/22(土) 02:53:54.27 ID:x3Y6B4y1O
詩音「・・・・あれ? 梨花ちゃま・・・?」
梨花「こんばんわ、なのですよ」
………しまった。まさかこの時間に学校にいるとはね…。
声を掛けるべきでもなかったかなぁ………くそっ。
詩音「どうして・・・・こんな時間まで学校にいるんです?」
まさかずっと学校にいましたってわけじゃないよね……?
まさか………全部見てましたなんて言うんじゃ……!!
梨花「それはボクも聞きたいのです」
………はぁ? 質問を質問で返すんじゃないよ!?
……まぁいっか。適当に嘘を吐いて煙に巻けばいいんだし。
梨花「沙都子の変わりに来た、と言えばわかってくれますですか?」
それだけじゃわかるわけないでしょうに……私ゃ超能力者か。
詩音「あの子はどうしたんです?」
梨花「沙都子はお家で休んでいますです」
おいおいおい。冗談でしょ? あとは私に任せて、自分は不貞寝でもしてんの?!
ふざけんな!! あの野郎………どれだけ私が悩んでいたか知りもしないで……ッ!!
梨花「こんばんわ、なのですよ」
………しまった。まさかこの時間に学校にいるとはね…。
声を掛けるべきでもなかったかなぁ………くそっ。
詩音「どうして・・・・こんな時間まで学校にいるんです?」
まさかずっと学校にいましたってわけじゃないよね……?
まさか………全部見てましたなんて言うんじゃ……!!
梨花「それはボクも聞きたいのです」
………はぁ? 質問を質問で返すんじゃないよ!?
……まぁいっか。適当に嘘を吐いて煙に巻けばいいんだし。
梨花「沙都子の変わりに来た、と言えばわかってくれますですか?」
それだけじゃわかるわけないでしょうに……私ゃ超能力者か。
詩音「あの子はどうしたんです?」
梨花「沙都子はお家で休んでいますです」
おいおいおい。冗談でしょ? あとは私に任せて、自分は不貞寝でもしてんの?!
ふざけんな!! あの野郎………どれだけ私が悩んでいたか知りもしないで……ッ!!
67: 2008/03/22(土) 02:56:08.87 ID:x3Y6B4y1O
梨花「詩ぃも沙都子も、悪い猫さんなのです。にゃーにゃー」
あははは……! 何を言ってるんだか。悪いのは沙都子でしょ。
そりゃあ私だって犯罪に荷担するって自覚はあるよ。でもね……、
梨花「ならば、その悪い所を叱ってあげましたですか?」
…………それは…………その………後でやろうと思って……。
梨花「・・・・もう遅いのです。いくら沙都子が・・・、」
そんなの………あんたに言われなくったってわかってるよ……!!
圭ちゃんはもういない!! あいつが頃したから!! あいつが………うぅ……。
どうして……どうしてこんな事になっちゃったのよ………どうして………ぅぁ……ぁ…。
梨花「これ以上手遅れにならないためにも・・・・
詩ぃ、ボクに協力してほしいのです!」
手遅れも何も……あんたが言ったんじゃない…!
もう手遅れだって………圭ちゃん……ごめんね………ごめんね…!
梨花「・・・・・そうやって泣いていたって、何も解決しないわ」
……り、梨花ちゃま? あんた………だれ…??
あははは……! 何を言ってるんだか。悪いのは沙都子でしょ。
そりゃあ私だって犯罪に荷担するって自覚はあるよ。でもね……、
梨花「ならば、その悪い所を叱ってあげましたですか?」
…………それは…………その………後でやろうと思って……。
梨花「・・・・もう遅いのです。いくら沙都子が・・・、」
そんなの………あんたに言われなくったってわかってるよ……!!
圭ちゃんはもういない!! あいつが頃したから!! あいつが………うぅ……。
どうして……どうしてこんな事になっちゃったのよ………どうして………ぅぁ……ぁ…。
梨花「これ以上手遅れにならないためにも・・・・
詩ぃ、ボクに協力してほしいのです!」
手遅れも何も……あんたが言ったんじゃない…!
もう手遅れだって………圭ちゃん……ごめんね………ごめんね…!
梨花「・・・・・そうやって泣いていたって、何も解決しないわ」
……り、梨花ちゃま? あんた………だれ…??
70: 2008/03/22(土) 02:58:28.47 ID:x3Y6B4y1O
梨花「立ちなさい。あなたの今やるべき事、それを忘れては駄目よ」
だ、誰だ……今、私の目の前にいるこいつは………。
こいつは私の知っている古手梨花ではない。私の知っている古手梨花はこんな……。
梨花「・・・・・くすくす」
詩音「な、何を笑ってるんですか?!」
梨花「ごめんなさい。驚かせてしまったわね。謝るわ」
こいつ………私を馬鹿にしてんだろ?! このッ……!!
梨花「みぃ・・・・怒らないでほしいのですよ・・・」
詩音「あ、あれ・・・?」
元に戻った? 急に? どうして? さっきの梨花は誰? なに? なにがどうなって?
梨花「詩ぃ、今やるべき事を思い出してほしいのですよ」
………そうだ。今はこんな下らない話をしている場合じゃない。
早くあの氏体をどうにかしないと………ふぅ。駄目ね。落ち着きなさい……わたし。
詩音「ごめんなさい梨花ちゃま。取り乱しちゃいましたね」
梨花「にぱーっ☆」
まさか梨花ちゃまに諭されるなんて………あはは、しっかりしないとね…。
だ、誰だ……今、私の目の前にいるこいつは………。
こいつは私の知っている古手梨花ではない。私の知っている古手梨花はこんな……。
梨花「・・・・・くすくす」
詩音「な、何を笑ってるんですか?!」
梨花「ごめんなさい。驚かせてしまったわね。謝るわ」
こいつ………私を馬鹿にしてんだろ?! このッ……!!
梨花「みぃ・・・・怒らないでほしいのですよ・・・」
詩音「あ、あれ・・・?」
元に戻った? 急に? どうして? さっきの梨花は誰? なに? なにがどうなって?
梨花「詩ぃ、今やるべき事を思い出してほしいのですよ」
………そうだ。今はこんな下らない話をしている場合じゃない。
早くあの氏体をどうにかしないと………ふぅ。駄目ね。落ち着きなさい……わたし。
詩音「ごめんなさい梨花ちゃま。取り乱しちゃいましたね」
梨花「にぱーっ☆」
まさか梨花ちゃまに諭されるなんて………あはは、しっかりしないとね…。
71: 2008/03/22(土) 03:00:18.07 ID:x3Y6B4y1O
詩音は一度キレてしまうと手がつけられなくなる。
これも、数多の世界で気の遠くなる様な時間を過ごしてきた私が学んだ事の一つ。
感情的な内面を持った子。火山みたいに、一気に噴火して感情が爆発しまう。
正直、圭一を殺された怒りに狂って短絡的行動に出ると思ってたんだけど……。
詩音「こっちです、梨花ちゃま」
一体、何が彼女をそこまで………ふふっ。ま、見当はついてるんだけどね。
詩音が沙都子を殺せる筈ない。だって、妹なんだからね。……くすくす。
ありがとう詩音。そして、こんにちは駄目な私。
結局、私は詩音の姿を見るまで彼女を信じていなかった。
思い出せ……教えてくれたではないか………信じろ……仲間を信じろ…!!
………………………………私は信じる。だから、私を信じてほしい。
……………………………なぁんてね。…………くすくす。
あなた達の中には、少し青臭い話だと思った人もいるんじゃないかしら?
残念ね。そんなあなたは、私とは価値観が違うみたい。
誰かを信じるって、とても勇気のいる行為だと思うの。
でも、仲間ならどうかしら? 仲間なら………信じられるでしょう?
仲間だから信じる。仲間だから諭される。とっても便利なの。
これも、数多の世界で気の遠くなる様な時間を過ごしてきた私が学んだ事の一つ。
感情的な内面を持った子。火山みたいに、一気に噴火して感情が爆発しまう。
正直、圭一を殺された怒りに狂って短絡的行動に出ると思ってたんだけど……。
詩音「こっちです、梨花ちゃま」
一体、何が彼女をそこまで………ふふっ。ま、見当はついてるんだけどね。
詩音が沙都子を殺せる筈ない。だって、妹なんだからね。……くすくす。
ありがとう詩音。そして、こんにちは駄目な私。
結局、私は詩音の姿を見るまで彼女を信じていなかった。
思い出せ……教えてくれたではないか………信じろ……仲間を信じろ…!!
………………………………私は信じる。だから、私を信じてほしい。
……………………………なぁんてね。…………くすくす。
あなた達の中には、少し青臭い話だと思った人もいるんじゃないかしら?
残念ね。そんなあなたは、私とは価値観が違うみたい。
誰かを信じるって、とても勇気のいる行為だと思うの。
でも、仲間ならどうかしら? 仲間なら………信じられるでしょう?
仲間だから信じる。仲間だから諭される。とっても便利なの。
72: 2008/03/22(土) 03:01:26.99 ID:x3Y6B4y1O
物みたいな言い方をしては誰かさんに怒られそうね……謝るわ。くすくす…。
かけがえのない仲間達。私はその仲間達と一緒に、平穏な日々を、日常を過ごしたいだけ。
仲間達がいれば、退屈だと毎日を感じる事がないのだから。
そんな仲間の素晴らしいさを、私はこの気の遠くなる様な時間の中で学んだ。
圭一…………ありがとう。そして……ごめんなさい…。
詩音「・・・・・な・・・い・・・?!」
かけがえのない仲間達。私はその仲間達と一緒に、平穏な日々を、日常を過ごしたいだけ。
仲間達がいれば、退屈だと毎日を感じる事がないのだから。
そんな仲間の素晴らしいさを、私はこの気の遠くなる様な時間の中で学んだ。
圭一…………ありがとう。そして……ごめんなさい…。
詩音「・・・・・な・・・い・・・?!」
74: 2008/03/22(土) 03:03:35.64 ID:x3Y6B4y1O
どうやら、穴に隠した筈の圭一がいなくなっていたらしい。
詩音「ここに隠したんです! 沙都子と一緒に・・・・
たしかにこの穴に隠した! なんで・・・ない・・・の・・・」
私は氏体がない事実の焦りよりも、本当は全て沙都子と詩音の、
羽入の勘違いではなかったのだろうか。そんな淡い期待に胸を膨らませた。……少しだけよ。
羽入「そんな筈はないのです! だって沙都子は・・・・」
わかってるわよ。ちょっと期待しただけ。
羽入「期待なんて・・・・するだけ辛いだけなのですよ・・・」
…………うるさいなぁ…。
羽入「あ・・・・あうあぅあぅ・・・! あぅあぅぁぅ・・・・」
まったく…………あんたが取り乱してどうするの。
今は詩音をどうにかしなければないというのに………。
梨花「詩ぃ、一度ボクの家に戻りましょうです」
詩音「も、戻ってる間に誰かに見つけられでもしたら・・・・」
落ち着きなさい。少し考えればわかるでしょうに。
ないの。ここには。圭一はいないの。だから誰にも見つからない………わかった?
わかったんなら早く行くわよ。沙都子に聞けば何かわかるかもしれないんだしね。
詩音「ここに隠したんです! 沙都子と一緒に・・・・
たしかにこの穴に隠した! なんで・・・ない・・・の・・・」
私は氏体がない事実の焦りよりも、本当は全て沙都子と詩音の、
羽入の勘違いではなかったのだろうか。そんな淡い期待に胸を膨らませた。……少しだけよ。
羽入「そんな筈はないのです! だって沙都子は・・・・」
わかってるわよ。ちょっと期待しただけ。
羽入「期待なんて・・・・するだけ辛いだけなのですよ・・・」
…………うるさいなぁ…。
羽入「あ・・・・あうあぅあぅ・・・! あぅあぅぁぅ・・・・」
まったく…………あんたが取り乱してどうするの。
今は詩音をどうにかしなければないというのに………。
梨花「詩ぃ、一度ボクの家に戻りましょうです」
詩音「も、戻ってる間に誰かに見つけられでもしたら・・・・」
落ち着きなさい。少し考えればわかるでしょうに。
ないの。ここには。圭一はいないの。だから誰にも見つからない………わかった?
わかったんなら早く行くわよ。沙都子に聞けば何かわかるかもしれないんだしね。
75: 2008/03/22(土) 03:05:46.11 ID:x3Y6B4y1O
詩音「・・・・・・どうして」
たしかに隠した。あそこに隠した。確実に隠した。
間違え様のない事実。夢なんかじゃない。全ては現実。
そう………現実だ。氏体がない。それも現実……事実だという事。
梨花「詩ぃ? どうしましたですか?」
………よくこんな状況で冷静でいられるわね……。
詩音「なんでもないです。気にしないでください」
肝が座ってるんだか………それとも、事の重大さをわかってないんだか……。
さっきの古手梨花といい……よくわからない事ばかりだ。
こいつは一体何者なんだ? こいつは、本当に私の知っている梨花なのだろうか?
そんな疑心が私の頭を支配していた………その時だ。
詩音「・・・・何か聞こえませんか」
梨花ちゃまは………反応無しか。でも気のせいなんかじゃ…。
梨花「・・・・これは」
今度はどうやら梨花ちゃまにも聞こえた様だ。たしかに……。
沙都子「いやああああああああああああ!!!!!!!」
たしかに聞こえた。沙都子の泣き叫ぶ声が。
たしかに隠した。あそこに隠した。確実に隠した。
間違え様のない事実。夢なんかじゃない。全ては現実。
そう………現実だ。氏体がない。それも現実……事実だという事。
梨花「詩ぃ? どうしましたですか?」
………よくこんな状況で冷静でいられるわね……。
詩音「なんでもないです。気にしないでください」
肝が座ってるんだか………それとも、事の重大さをわかってないんだか……。
さっきの古手梨花といい……よくわからない事ばかりだ。
こいつは一体何者なんだ? こいつは、本当に私の知っている梨花なのだろうか?
そんな疑心が私の頭を支配していた………その時だ。
詩音「・・・・何か聞こえませんか」
梨花ちゃまは………反応無しか。でも気のせいなんかじゃ…。
梨花「・・・・これは」
今度はどうやら梨花ちゃまにも聞こえた様だ。たしかに……。
沙都子「いやああああああああああああ!!!!!!!」
たしかに聞こえた。沙都子の泣き叫ぶ声が。
78: 2008/03/22(土) 03:11:05.91 ID:x3Y6B4y1O
梨花「沙都子・・・! 待ってて・・・・!!」
状況を飲み込めない私を横に、梨花ちゃまは声のする方へと向かい走り出した。
詩音「ま、待って! 私も!」
………不覚にも遅れを取ってしまった。
今はぼーっと突っ立ってる場合じゃないと、自分でよくわかっている筈なのに……。
詩音「さ、沙都子! 沙都子ー!!」
沙都子に何があったのだろうか? いや、それ以前に……。
沙都子は無事なのだろうか………あの子に何かあったら……私は………悟史くんに…。
ああぁ……そんなのは絶対に駄目!! 私は頼まれたんだから……!!
詩音「さ、沙都子?! 梨花ちゃま! これは一体・・・・」
私が梨花ちゃまに追い付いた時には既に……沙都子はボロボロ状態だった。
服装じゃない………あの明るくて、八重歯の光る綺麗な……皆に元気をわけてくれるあの笑顔が……。
沙都子「りかぁ・・りかぁ・・・・うわぁああぁぁん・・・!」
全てが………過去の物へと…………変わってしまっていた……。
状況を飲み込めない私を横に、梨花ちゃまは声のする方へと向かい走り出した。
詩音「ま、待って! 私も!」
………不覚にも遅れを取ってしまった。
今はぼーっと突っ立ってる場合じゃないと、自分でよくわかっている筈なのに……。
詩音「さ、沙都子! 沙都子ー!!」
沙都子に何があったのだろうか? いや、それ以前に……。
沙都子は無事なのだろうか………あの子に何かあったら……私は………悟史くんに…。
ああぁ……そんなのは絶対に駄目!! 私は頼まれたんだから……!!
詩音「さ、沙都子?! 梨花ちゃま! これは一体・・・・」
私が梨花ちゃまに追い付いた時には既に……沙都子はボロボロ状態だった。
服装じゃない………あの明るくて、八重歯の光る綺麗な……皆に元気をわけてくれるあの笑顔が……。
沙都子「りかぁ・・りかぁ・・・・うわぁああぁぁん・・・!」
全てが………過去の物へと…………変わってしまっていた……。
79: 2008/03/22(土) 03:14:08.83 ID:x3Y6B4y1O
何があったの?! 誰にやられたの?! ねぇ! ねぇってば!!
詩音「・・・・・・・・ッッ!」
心の中で荒れ狂うもう一人の私を力づくで隅に追いやり、そして消し去る。
今の沙都子に何を聞いても無駄なのだと……私だってわかっているからだ。
それに………こんなボロボロになった沙都子に聞けるわけない…!
詩音「・・・・くそっ・・・ちくしょう・・・!!」
じゃあ、この怒りは誰にぶつければいいの? だれ? だれに?
沙都子に? 梨花に? 圭一に? …………違う。
詩音「・・・・・私だ・・・」
……………そうだよ。梨花ちゃまに言われたじゃないか…。
私が沙都子を叱っていれば………諭せていたならば…!!
こんな事にはならなかったんだ………沙都子は傷つかずに済んだんだ……。
ごめんね……ごめんね沙都子………私が悪かったの…。
……………悟史くん……悟史くん………ごめんね………!!
詩音「さ、さと、」
あの時、沙都子にどんな言葉を掛けようとしたのか。
それはもう、私にもわからない。
魅音「沙都子ー!!」
レナ「沙都子ちゃん!!」
詩音「・・・・・・・・ッッ!」
心の中で荒れ狂うもう一人の私を力づくで隅に追いやり、そして消し去る。
今の沙都子に何を聞いても無駄なのだと……私だってわかっているからだ。
それに………こんなボロボロになった沙都子に聞けるわけない…!
詩音「・・・・くそっ・・・ちくしょう・・・!!」
じゃあ、この怒りは誰にぶつければいいの? だれ? だれに?
沙都子に? 梨花に? 圭一に? …………違う。
詩音「・・・・・私だ・・・」
……………そうだよ。梨花ちゃまに言われたじゃないか…。
私が沙都子を叱っていれば………諭せていたならば…!!
こんな事にはならなかったんだ………沙都子は傷つかずに済んだんだ……。
ごめんね……ごめんね沙都子………私が悪かったの…。
……………悟史くん……悟史くん………ごめんね………!!
詩音「さ、さと、」
あの時、沙都子にどんな言葉を掛けようとしたのか。
それはもう、私にもわからない。
魅音「沙都子ー!!」
レナ「沙都子ちゃん!!」
81: 2008/03/22(土) 03:17:08.88 ID:x3Y6B4y1O
沙都子「ひっ! いやぁ! こないで! こないでこないで!!」
魅音「ちょっと沙都子! 一体どうしちゃったのさ?!」
………………………………………………………??
沙都子「こ、こないで・・・・やめて・・・いやぁ・・・・」
………………………………………………………なぁんだ。そういう事か。
なぁんだ………あははははは……全部そうなんだ……そっかぁ…。
あはははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!
あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!
魅音「り、梨花ちゃん・・・・沙都子はどうしちゃったのよ・・・?」
……………………………ミィツケタ………コイツガ……スベテヲ………!!
詩音「あらお姉、今更それですかぁ?」
………ソコニイルジャナイカ………オマエノニクムベキアイテガ………ミオン……!!!!
魅音「ちょっと沙都子! 一体どうしちゃったのさ?!」
………………………………………………………??
沙都子「こ、こないで・・・・やめて・・・いやぁ・・・・」
………………………………………………………なぁんだ。そういう事か。
なぁんだ………あははははは……全部そうなんだ……そっかぁ…。
あはははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!
あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!
魅音「り、梨花ちゃん・・・・沙都子はどうしちゃったのよ・・・?」
……………………………ミィツケタ………コイツガ……スベテヲ………!!
詩音「あらお姉、今更それですかぁ?」
………ソコニイルジャナイカ………オマエノニクムベキアイテガ………ミオン……!!!!
83: 2008/03/22(土) 03:20:34.05 ID:x3Y6B4y1O
魅音「詩音! あんた、さっきから何を言ってんの?!」
何ってそりゃあ……自分の胸に聞いてみればいいじゃない。
沙都子「にーにー・・・・にーにー・・・!!」
………あんなに怯えて悟史くんに助けを求める姿を見ても……。
魅音「詩音が何をそんなに怒っているのか・・・・わかんないよ・・・」
まだ白を切るっていうの? ………見損なった。見損なったよ、魅音。
詩音「些かやり過ぎだとは思いませんか? たしかに
やったのは沙都子です。でもね、いきなり
暴力沙汰なんて野蛮な話は、」
魅音「ぼ、暴力も何も・・・・私は何も・・・・」
この野郎ッッ!!!! いい加減にしやがれ!!!!!
じゃあ今目の前で泣いている沙都子はなんなんだ?!?!
魅音「わ、私にだってわかんないよ! 急に沙都子が・・・・」
『私は何も悪くない。悪いのは全部沙都子。だからやりました』
『あははは、私が何か悪い事でもしましたか? ねぇ? なんとか言ってよ詩音』
……………………………魅音の馬鹿………本当に馬鹿だよあんた……。
何ってそりゃあ……自分の胸に聞いてみればいいじゃない。
沙都子「にーにー・・・・にーにー・・・!!」
………あんなに怯えて悟史くんに助けを求める姿を見ても……。
魅音「詩音が何をそんなに怒っているのか・・・・わかんないよ・・・」
まだ白を切るっていうの? ………見損なった。見損なったよ、魅音。
詩音「些かやり過ぎだとは思いませんか? たしかに
やったのは沙都子です。でもね、いきなり
暴力沙汰なんて野蛮な話は、」
魅音「ぼ、暴力も何も・・・・私は何も・・・・」
この野郎ッッ!!!! いい加減にしやがれ!!!!!
じゃあ今目の前で泣いている沙都子はなんなんだ?!?!
魅音「わ、私にだってわかんないよ! 急に沙都子が・・・・」
『私は何も悪くない。悪いのは全部沙都子。だからやりました』
『あははは、私が何か悪い事でもしましたか? ねぇ? なんとか言ってよ詩音』
……………………………魅音の馬鹿………本当に馬鹿だよあんた……。
84: 2008/03/22(土) 03:23:13.23 ID:x3Y6B4y1O
レナ「私達が沙都子ちゃんに危害を加える理由は
何もない筈だよ。ね、魅ぃちゃん」
………こいつも魅音とグルってわけね。いや……こいつだ。
レナが魅音に話したんだ。そうだ!! 全てを………レナが!!!!!
詩音「理由? 理由ならあるじゃないですか」
梨花「詩ぃ!?」
どうしたの梨花ちゃま? やったのはこいつらでしょ。
動機もある………力もある……。そう、魅音には出来るんだ…!!
詩音「復讐ですよね。圭ちゃんを殺された・・・復讐」
魅音「・・・・えっ・・・?」
えっ? じゃないよ。知ってるくせに。ぷくくっ……。
レナ「嘘だッッ!!!!!」
嘘なんかじゃないでしょ。あんた達が後始末をやったんだから。
そして沙都子を………畜生!! 嫌らしい奴ら!!!
次は私なんでしょ?! 負けるものか……お前達みたいな卑劣な奴らにッッ!!!!
……………………………私はお前達の脅しに屈しはしない。
何もない筈だよ。ね、魅ぃちゃん」
………こいつも魅音とグルってわけね。いや……こいつだ。
レナが魅音に話したんだ。そうだ!! 全てを………レナが!!!!!
詩音「理由? 理由ならあるじゃないですか」
梨花「詩ぃ!?」
どうしたの梨花ちゃま? やったのはこいつらでしょ。
動機もある………力もある……。そう、魅音には出来るんだ…!!
詩音「復讐ですよね。圭ちゃんを殺された・・・復讐」
魅音「・・・・えっ・・・?」
えっ? じゃないよ。知ってるくせに。ぷくくっ……。
レナ「嘘だッッ!!!!!」
嘘なんかじゃないでしょ。あんた達が後始末をやったんだから。
そして沙都子を………畜生!! 嫌らしい奴ら!!!
次は私なんでしょ?! 負けるものか……お前達みたいな卑劣な奴らにッッ!!!!
……………………………私はお前達の脅しに屈しはしない。
85: 2008/03/22(土) 03:26:00.45 ID:x3Y6B4y1O
魅音「うそだ・・・・・うそだよ・・・圭ちゃんが・・・・」
下手な三文芝居を見せられても良い気はしないなぁ。早く認めろっての屑野郎。
魅音「・・・・けぇちゃん・・・うあぁ・・・・」
へー、凄いね魅音。鬼婆に泣き落としの演技指導でもしてもらった?
あはははははは! そんな下手クソな演技で誤魔化せると思うな!!
梨花「詩ぃは・・・・・魅ぃの流す涙を見ても、
なんとも思わないのですか?」
そ、そんなの………だって演技なんだもん。こんな安っぽい涙は………涙は……。
魅音「けぇちゃん・・・・けぇちゃん・・・・ぅぅ・・・
・・・・うわあああぁぁああぁああぁあああん・・・!!」
……………みおん………ごめんね……なかせてしまって……。
……なかないで……………なかないでよ…みおん………わたしまで……ぁぁっ…。
ナニヲチュウチョスルヒツヨウガアルンダ?
うるさい………うるさいうるさい……!!
コイツラガケイイチヲ、サトシヲ“オニカクシ”シタンダゾ?
うあぁ……悟史………悟史くん………! 悟史くん……悟史くん…!!
下手な三文芝居を見せられても良い気はしないなぁ。早く認めろっての屑野郎。
魅音「・・・・けぇちゃん・・・うあぁ・・・・」
へー、凄いね魅音。鬼婆に泣き落としの演技指導でもしてもらった?
あはははははは! そんな下手クソな演技で誤魔化せると思うな!!
梨花「詩ぃは・・・・・魅ぃの流す涙を見ても、
なんとも思わないのですか?」
そ、そんなの………だって演技なんだもん。こんな安っぽい涙は………涙は……。
魅音「けぇちゃん・・・・けぇちゃん・・・・ぅぅ・・・
・・・・うわあああぁぁああぁああぁあああん・・・!!」
……………みおん………ごめんね……なかせてしまって……。
……なかないで……………なかないでよ…みおん………わたしまで……ぁぁっ…。
ナニヲチュウチョスルヒツヨウガアルンダ?
うるさい………うるさいうるさい……!!
コイツラガケイイチヲ、サトシヲ“オニカクシ”シタンダゾ?
うあぁ……悟史………悟史くん………! 悟史くん……悟史くん…!!
86: 2008/03/22(土) 03:29:01.47 ID:x3Y6B4y1O
羽入「り、梨花ぁ・・・・・」
まさかこんな事になるなんて。賽の目が連続で1を示した気分だわ…。
羽入「あうあうあぅ・・・・」
あんたはそこであぅあぅ言ってなさい。私は私のやるべき事をやるだけ。
梨花「レナ・・・・沙都子を許してあげてほしいのです」
沙都子はまだ戦っている。自分と、自分の罪と。
今の沙都子の姿を見れば………あなたにだってわかるでしょう? だから……。
レナ「・・・・・勝手だね」
えぇ、こっちの勝手なお願いよ。でもね、私も引けないの。
レナ「知らない。行こう、魅ぃちゃん」
…………そうね。時間が必要だもの。考える時間が。
詩音「逃げるんですかお姉?!」
詩音はレナの意図をわかって理解出来てないみたいね。………はぁ。
レナ「うっさいって言ってんの!!!!!!!」
ほーら怒った。レナは怒ると何をしでかすかわからないわよ…?
まさかこんな事になるなんて。賽の目が連続で1を示した気分だわ…。
羽入「あうあうあぅ・・・・」
あんたはそこであぅあぅ言ってなさい。私は私のやるべき事をやるだけ。
梨花「レナ・・・・沙都子を許してあげてほしいのです」
沙都子はまだ戦っている。自分と、自分の罪と。
今の沙都子の姿を見れば………あなたにだってわかるでしょう? だから……。
レナ「・・・・・勝手だね」
えぇ、こっちの勝手なお願いよ。でもね、私も引けないの。
レナ「知らない。行こう、魅ぃちゃん」
…………そうね。時間が必要だもの。考える時間が。
詩音「逃げるんですかお姉?!」
詩音はレナの意図をわかって理解出来てないみたいね。………はぁ。
レナ「うっさいって言ってんの!!!!!!!」
ほーら怒った。レナは怒ると何をしでかすかわからないわよ…?
87: 2008/03/22(土) 03:30:59.21 ID:x3Y6B4y1O
詩音「私は許しませんからね!! 沙都子をこんな目に
合わせた罪はいずれ二人に償ってもらいます!!」
………頭が痛い。我を忘れた詩音を止める。それにはこの場を去る以外の
選択儀が、私の小さな頭では他に思い浮かばないのだから。
羽入「僕もそれで良いと思うのですよ」
そうね。そうしましょう………おっと。忘れていた。
私はレナと魅音を信じてる。仲間を信じている。
梨花「だから、二人もボク達を信じてほしいのです!」
レナ「・・・・・さよなら」
レナ……魅音………ごめんなさい。二人にも辛い選択をさせてしまって……。
羽入「梨花の気持ちは、ちゃんと二人に伝わったのでしょうか・・・・」
大丈夫よ。仲間を信じなさい。きっとわかってくれる。
これは乗り越えなければならない試練……。
そんな試練なんて……誰も必要とはしていないのに…。
羽入「梨花・・・・・・ぁぅぁぅ・・・」
今は呑気に話をしている場合じゃないわ。
早く沙都子を診療所に連れて行かないと……!
羽入「は、はいなのです!」
合わせた罪はいずれ二人に償ってもらいます!!」
………頭が痛い。我を忘れた詩音を止める。それにはこの場を去る以外の
選択儀が、私の小さな頭では他に思い浮かばないのだから。
羽入「僕もそれで良いと思うのですよ」
そうね。そうしましょう………おっと。忘れていた。
私はレナと魅音を信じてる。仲間を信じている。
梨花「だから、二人もボク達を信じてほしいのです!」
レナ「・・・・・さよなら」
レナ……魅音………ごめんなさい。二人にも辛い選択をさせてしまって……。
羽入「梨花の気持ちは、ちゃんと二人に伝わったのでしょうか・・・・」
大丈夫よ。仲間を信じなさい。きっとわかってくれる。
これは乗り越えなければならない試練……。
そんな試練なんて……誰も必要とはしていないのに…。
羽入「梨花・・・・・・ぁぅぁぅ・・・」
今は呑気に話をしている場合じゃないわ。
早く沙都子を診療所に連れて行かないと……!
羽入「は、はいなのです!」
89: 2008/03/22(土) 03:34:12.50 ID:x3Y6B4y1O
入江「り、梨花さんに詩音さん?! この騒ぎは一体・・・・」
私と梨花ちゃまはあの後、沙都子を連れて村の診療所へ向かった。
私達の尋常じゃない慌て振りを見て、何事かと驚いていた監督だか、状況を理解し様子は一転。
沙都子は診療所の職員により診察室へと連れて行かれた。
梨花「詩ぃ、もう大丈夫なのですよ。きっと入江が
なんとかしてくれますです。きっと」
私の不安を察してなのか、監督が戻るまで梨花ちゃまはずっと私を励まし続けてくれた。
詩音「ごめんなさい。私がこんな調子じゃ・・・・」
梨花「ボク達が落ち込んだ顔をしていると、沙都子は不安がってしまうのですよ」
………この子は本当に強い子。私なんかよりずっと……。
詩音「そうですね。私達が沙都子を元気付けてやらないと!」
梨花「その意気なのですよ。ファイト、お~なのです」
ありがとう………梨花ちゃま。私は……私のやれる事をやろうと思います…。
入江「お待たせしました」
詩音「監督! 沙都子は・・・沙都子は大丈夫なんですか?!」
私と梨花ちゃまはあの後、沙都子を連れて村の診療所へ向かった。
私達の尋常じゃない慌て振りを見て、何事かと驚いていた監督だか、状況を理解し様子は一転。
沙都子は診療所の職員により診察室へと連れて行かれた。
梨花「詩ぃ、もう大丈夫なのですよ。きっと入江が
なんとかしてくれますです。きっと」
私の不安を察してなのか、監督が戻るまで梨花ちゃまはずっと私を励まし続けてくれた。
詩音「ごめんなさい。私がこんな調子じゃ・・・・」
梨花「ボク達が落ち込んだ顔をしていると、沙都子は不安がってしまうのですよ」
………この子は本当に強い子。私なんかよりずっと……。
詩音「そうですね。私達が沙都子を元気付けてやらないと!」
梨花「その意気なのですよ。ファイト、お~なのです」
ありがとう………梨花ちゃま。私は……私のやれる事をやろうと思います…。
入江「お待たせしました」
詩音「監督! 沙都子は・・・沙都子は大丈夫なんですか?!」
90: 2008/03/22(土) 03:37:13.69 ID:x3Y6B4y1O
監督は沙都子の状態を素人の私達にもわかる様、適当な言葉を選んで丁寧に教えてくれた。
要約するこうだ。沙都子は今、とても危険な状態ではある。
だがしばらく診療所に入院すれば、以前と変わらない状態に戻れると。
詩音「よかった・・・・・」
………いや、何も良くはない。不幸中の幸いだ。
監督は一種のトラウマのせいではないかと説明してくれた。
もちろん、沙都子が犯してしまった罪には一言も触れていない。
監督には話していないのだから。沙都子の犯した罪を……。
沙都子は夢の中で意地悪な伯父と伯母と戦っているのだろう。
そして自分の犯した罪とも………ごめんね沙都子…………私がもっとしっかりしてれば……。
入江「詩音さん、お時間は・・・・よろしいんですか?」
そういえばそうだ。外は………あははは、やっぱり真っ暗か。
詩音「そうですね。それじゃあ・・・・」
家まで送りましょうかとの監督の提案は丁重にお断りした。
そこまでしてもらうわけにはいかない。葛西にでも迎えに来てもらえばいいんだし。
詩音「じゃあ私はこれで。梨花ちゃま、また明日学校で」
電話を掛けて数十分後、葛西は黒乗りの馬車に乗って壮快と登場した。
時間厳守。うんうん、良い心掛けだよ葛西。
要約するこうだ。沙都子は今、とても危険な状態ではある。
だがしばらく診療所に入院すれば、以前と変わらない状態に戻れると。
詩音「よかった・・・・・」
………いや、何も良くはない。不幸中の幸いだ。
監督は一種のトラウマのせいではないかと説明してくれた。
もちろん、沙都子が犯してしまった罪には一言も触れていない。
監督には話していないのだから。沙都子の犯した罪を……。
沙都子は夢の中で意地悪な伯父と伯母と戦っているのだろう。
そして自分の犯した罪とも………ごめんね沙都子…………私がもっとしっかりしてれば……。
入江「詩音さん、お時間は・・・・よろしいんですか?」
そういえばそうだ。外は………あははは、やっぱり真っ暗か。
詩音「そうですね。それじゃあ・・・・」
家まで送りましょうかとの監督の提案は丁重にお断りした。
そこまでしてもらうわけにはいかない。葛西にでも迎えに来てもらえばいいんだし。
詩音「じゃあ私はこれで。梨花ちゃま、また明日学校で」
電話を掛けて数十分後、葛西は黒乗りの馬車に乗って壮快と登場した。
時間厳守。うんうん、良い心掛けだよ葛西。
92: 2008/03/22(土) 03:40:26.27 ID:x3Y6B4y1O
葛西「酷くお疲れの様ですね」
気遣ってくれるのは嬉しいんだけど………今はそっとしておいてほしいかな。
詩音「私ゃもう寝る。着いたら起こしてね~」
葛西「ちゃんと歯は磨かれましたか?」
詩音「葛西までなぁに言ってんですか!」
帰り際に言われた梨花ちゃまの言葉が思い出される。
まったく、この中年親父は……。ま、そこが葛西の面白いところなんだけど。
葛西「すみません。では、おやすみなさい」
くっくっくっと笑いを堪えた様な声を出す葛西に一瞬イラッときた。
が、やはり眠気には勝てなかった。………ふわぁ…………んん………。
………………………………………………………んっ…………。
………………………………嫌な一日だった。………本当に……。
………………………………………ぜーんぶ夢だったらいいのになぁ……………。
………………………………おやすみなさい………悟史くん………。
大石「おはようございますぅ」
気遣ってくれるのは嬉しいんだけど………今はそっとしておいてほしいかな。
詩音「私ゃもう寝る。着いたら起こしてね~」
葛西「ちゃんと歯は磨かれましたか?」
詩音「葛西までなぁに言ってんですか!」
帰り際に言われた梨花ちゃまの言葉が思い出される。
まったく、この中年親父は……。ま、そこが葛西の面白いところなんだけど。
葛西「すみません。では、おやすみなさい」
くっくっくっと笑いを堪えた様な声を出す葛西に一瞬イラッときた。
が、やはり眠気には勝てなかった。………ふわぁ…………んん………。
………………………………………………………んっ…………。
………………………………嫌な一日だった。………本当に……。
………………………………………ぜーんぶ夢だったらいいのになぁ……………。
………………………………おやすみなさい………悟史くん………。
大石「おはようございますぅ」
94: 2008/03/22(土) 03:43:27.67 ID:x3Y6B4y1O
詩音「お、大石のおじさま?! って事は・・・・」
大石「はぁい、お察しの通りです。今宵はここまで。
お疲れ様でした。んっふっふっふ!
ひぐらしのなく頃に~罠明かし編解~序章、楽しんでいただけましたか?」
魅音「まぁて待て待て待てぇーい!」
詩音「あらら、騒がしい人が来ちゃいましたね」
魅音「どうなってんの?! またおじさんは脇役じゃなーい・・・」
レナ「うん・・・・・レナも」
沙都子「私まで酷い扱いではございませんの?!」
梨花「ボクはたくさん台詞が貰えて、ほくほくなのです。にぱーっ」
魅音「詩音や梨花ちゃんばっかりずるいよー。
おじさんの扱いってさぁ・・・・」
富竹「あっははは、僕なんか前回は警官隊に突撃だよ?」
沙都子「あら、あれはあれでかっこよかったとの
声も上がっていたではございませんの」
魅音「ほらーやっぱり不遇なのはおじさんだけでしょー」
圭一「・・・・・・・・・・」
大石「はぁい、お察しの通りです。今宵はここまで。
お疲れ様でした。んっふっふっふ!
ひぐらしのなく頃に~罠明かし編解~序章、楽しんでいただけましたか?」
魅音「まぁて待て待て待てぇーい!」
詩音「あらら、騒がしい人が来ちゃいましたね」
魅音「どうなってんの?! またおじさんは脇役じゃなーい・・・」
レナ「うん・・・・・レナも」
沙都子「私まで酷い扱いではございませんの?!」
梨花「ボクはたくさん台詞が貰えて、ほくほくなのです。にぱーっ」
魅音「詩音や梨花ちゃんばっかりずるいよー。
おじさんの扱いってさぁ・・・・」
富竹「あっははは、僕なんか前回は警官隊に突撃だよ?」
沙都子「あら、あれはあれでかっこよかったとの
声も上がっていたではございませんの」
魅音「ほらーやっぱり不遇なのはおじさんだけでしょー」
圭一「・・・・・・・・・・」
96: 2008/03/22(土) 03:45:01.04 ID:x3Y6B4y1O
レナ「け、圭一くん?! いたんだ・・・・あははっ」
大石「おんや前原さんじゃあないですかぁ。お疲れ様です。んっふっふっふ」
圭一「ふ、ふざけんなぁぁあああぁあああぁあああ!!!!!」
詩音「どうしたんですか圭ちゃん。もしかして・・・怒ってます?」
圭一「あ、当たり前だろ! なんだあの扱いは?!」
魅音「そりゃ仕方ないよ。だってこのお話は圭ちゃんが
いなくならないと始まらないお話なんだしさ」
圭一「前回は下着泥棒紛いの主役を務めきった。そこは満足している」
沙都子「あ、あんな扱いで満足していますの?!」
圭一「俺が中心の話ならなんでもいいんだあああぁあぁあぁあぁああぁ!!!!!」
羽入「なんだかボクはこのお話だとたくさん台詞が
貰えそうなので、これからが楽しみなのです。あうあう☆」
梨花「うふふ、よかったわね。私も素の自分が出せて苦労しないわ」
富竹「もしかして、僕も何か見せ場があったりするのかな?」
大石「おんや前原さんじゃあないですかぁ。お疲れ様です。んっふっふっふ」
圭一「ふ、ふざけんなぁぁあああぁあああぁあああ!!!!!」
詩音「どうしたんですか圭ちゃん。もしかして・・・怒ってます?」
圭一「あ、当たり前だろ! なんだあの扱いは?!」
魅音「そりゃ仕方ないよ。だってこのお話は圭ちゃんが
いなくならないと始まらないお話なんだしさ」
圭一「前回は下着泥棒紛いの主役を務めきった。そこは満足している」
沙都子「あ、あんな扱いで満足していますの?!」
圭一「俺が中心の話ならなんでもいいんだあああぁあぁあぁあぁああぁ!!!!!」
羽入「なんだかボクはこのお話だとたくさん台詞が
貰えそうなので、これからが楽しみなのです。あうあう☆」
梨花「うふふ、よかったわね。私も素の自分が出せて苦労しないわ」
富竹「もしかして、僕も何か見せ場があったりするのかな?」
97: 2008/03/22(土) 03:47:19.03 ID:x3Y6B4y1O
大石「そうかもしれませんよぅ? 私にだって、チャンスがあるって事ですし」
魅音「大石さんは前作で目立ってたじゃないですか。これ以上
出番を増やそうなんてずるいですよー」
鷹野「あらぁ。やっぱり私も出番はあるのかしら?」
レナ「鷹野さんは何か重要な役割を担ってそうですよね」
圭一「だから俺を忘れるなああぁあああぁぁああああぁあぁあ!!!!!」
鷹野「ジロウさん」
富竹「富竹フラッシュ!!」
圭一「ぎぃいやぁあぁあああぁあぁああああぁぁっ!!!!」
沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」
梨花「かわいそかわいそなのです」
羽入「あうあぅ♪」
魅音「圭ちゃんてこんな役回りばっかりだよねー」
詩音「圭ちゃんは汚れ役みたいなものですから。
それに比べたら私は正反対。なんてったって、
このお話のメインヒロインみたいなものですからね」
魅音「大石さんは前作で目立ってたじゃないですか。これ以上
出番を増やそうなんてずるいですよー」
鷹野「あらぁ。やっぱり私も出番はあるのかしら?」
レナ「鷹野さんは何か重要な役割を担ってそうですよね」
圭一「だから俺を忘れるなああぁあああぁぁああああぁあぁあ!!!!!」
鷹野「ジロウさん」
富竹「富竹フラッシュ!!」
圭一「ぎぃいやぁあぁあああぁあぁああああぁぁっ!!!!」
沙都子「おーっほっほっほ! 無様ですわねぇ、圭一さん!」
梨花「かわいそかわいそなのです」
羽入「あうあぅ♪」
魅音「圭ちゃんてこんな役回りばっかりだよねー」
詩音「圭ちゃんは汚れ役みたいなものですから。
それに比べたら私は正反対。なんてったって、
このお話のメインヒロインみたいなものですからね」
99: 2008/03/22(土) 03:49:55.85 ID:x3Y6B4y1O
梨花「ボクも目立ちまくりで、皆の視線を独り占めなのです」
魅音「依怙贔屓反対ー!」
レナ「でも、1さんは魅ぃちゃんと沙都子ちゃんがお気に入りなんだよね?」
沙都子「そ、そうですわ! どうして私と魅音さんを
こんなにも影が薄い扱いにしますのー?!」
だ、だって……羽入ちゃんも三四さんも大好きなんだ!
鷹野「はいそこまで。関係の無い話はここでおしまいよ」
詩音「今夜はこれで終わりになります。もちろん、明日だってやりますよ」
大石「まだ全てを書き終えてないみたいですよぅ。
聞いた話じゃあ・・・・まだ2割だとか」
圭一「ふ、ふざけんなぁぁあああぁあああぁあああ!!!!!!!!」
富竹「富竹フラッシュ!!」
圭一「ぐひゃあぁあああぁあぁぁああぁぁぁあぁああぁああ!!!!!!」
大石「では皆さぁん、またお会いしましょう。んっふっふっふ」
魅音「ざ、雑な終わり方だねー」
沙都子「では皆様方、おやすみなさいませ!」
魅音「依怙贔屓反対ー!」
レナ「でも、1さんは魅ぃちゃんと沙都子ちゃんがお気に入りなんだよね?」
沙都子「そ、そうですわ! どうして私と魅音さんを
こんなにも影が薄い扱いにしますのー?!」
だ、だって……羽入ちゃんも三四さんも大好きなんだ!
鷹野「はいそこまで。関係の無い話はここでおしまいよ」
詩音「今夜はこれで終わりになります。もちろん、明日だってやりますよ」
大石「まだ全てを書き終えてないみたいですよぅ。
聞いた話じゃあ・・・・まだ2割だとか」
圭一「ふ、ふざけんなぁぁあああぁあああぁあああ!!!!!!!!」
富竹「富竹フラッシュ!!」
圭一「ぐひゃあぁあああぁあぁぁああぁぁぁあぁああぁああ!!!!!!」
大石「では皆さぁん、またお会いしましょう。んっふっふっふ」
魅音「ざ、雑な終わり方だねー」
沙都子「では皆様方、おやすみなさいませ!」
101: 2008/03/22(土) 03:54:30.10 ID:pqWypmSZO
>>1おっつん
105: 2008/03/22(土) 05:10:25.91 ID:WeRQRfrJO
乙
解も楽しみにしてるぜ
解も楽しみにしてるぜ
15: 2008/03/23(日) 03:04:43.36 ID:mFnIuoR3O
「所長、お疲れ様です」
入江「お疲れ様です。他には誰か残っていますか?」
「あとは所長の警護をしている山狗一名のみです」
入江「わかりました。では」
「失礼します」
………………………………………………ん?
もうこんな時間に……。そろそろ帰らなければいけませんね。
入江「その前に・・・・・」
沙都子「・・・・・・・・・」
………沙都子ちゃん。私は、また去年と同じ過ちを犯してしまいました。
医者として最善を尽くしてはいる。………医者としては。
そう、いくら最善を尽くそうとも……所詮は医者なのだ。
私はそれ以上になれはしない。………いけませんね。
こんな事を考えていても何も解決しない。
私にしか出来ない事だってある。役目がある、それでいいじゃないか。
入江「おやすみなさい沙都子ちゃん。また明日」
入江「お疲れ様です。他には誰か残っていますか?」
「あとは所長の警護をしている山狗一名のみです」
入江「わかりました。では」
「失礼します」
………………………………………………ん?
もうこんな時間に……。そろそろ帰らなければいけませんね。
入江「その前に・・・・・」
沙都子「・・・・・・・・・」
………沙都子ちゃん。私は、また去年と同じ過ちを犯してしまいました。
医者として最善を尽くしてはいる。………医者としては。
そう、いくら最善を尽くそうとも……所詮は医者なのだ。
私はそれ以上になれはしない。………いけませんね。
こんな事を考えていても何も解決しない。
私にしか出来ない事だってある。役目がある、それでいいじゃないか。
入江「おやすみなさい沙都子ちゃん。また明日」
19: 2008/03/23(日) 03:06:51.15 ID:mFnIuoR3O
「おせぇぞお前wwwwwwww」
入江「すみません。忘れ物がありましたので」
「寝てる女の子に悪戯すんなよ?wwwwwwww
ギャハハハハハハwwwwwwwwwwwww」
入江「・・・・はははっ」
………元々私は軍属でないためわかりませんが、
上官に向かってこの口調は許されるのでしょうか。
「おらwwwww黙ってないで早くしろよwwwww」
………明日鷹野さんに相談してみよう。気分が悪い…。
「鍵かけるのに時間掛けんなよwwwwwwwああん?wwwww」
…………………………………………………。
「無視してんじゃねーよwwwwwお前はカカシかwwwwwwwwww」
…………………………………ん…………なッ………!?
入江「ま、前原さん?!」
入江「すみません。忘れ物がありましたので」
「寝てる女の子に悪戯すんなよ?wwwwwwww
ギャハハハハハハwwwwwwwwwwwww」
入江「・・・・はははっ」
………元々私は軍属でないためわかりませんが、
上官に向かってこの口調は許されるのでしょうか。
「おらwwwww黙ってないで早くしろよwwwww」
………明日鷹野さんに相談してみよう。気分が悪い…。
「鍵かけるのに時間掛けんなよwwwwwwwああん?wwwww」
…………………………………………………。
「無視してんじゃねーよwwwwwお前はカカシかwwwwwwwwww」
…………………………………ん…………なッ………!?
入江「ま、前原さん?!」
25: 2008/03/23(日) 03:10:24.23 ID:mFnIuoR3O
圭一「か、監督?! くそっ!!」
ま、前原さん?! なぜ逃げる必要があるんです?!
い、いや………それ以前に前原さんの…………うっ……。
「あいつ何やってんすかねwwwwwwwwwww」
血塗れていた。遠目で見てもわかる程、前原さんは血塗れていたのだ。
学校の制服であろう白いシャツ、真っ白であろうシャツが……。
真っ赤な血で赤く染められていた。シャツもそうだが、
彼のズボンも所々破れており、誰が見ても正に満身創痍の状態であった。
そして、それが彼の血なのかどうか確認する術は一つしかない。
「追いますか?」
こ、この人は本当にさっきまでの………いや、今はそんな事はどうだっていい!
入江「保護です。一切の危害を禁じます」
「はっ!」
そして、前原さんを目にする事は………二度と叶わぬ願いとなってしまった。
ま、前原さん?! なぜ逃げる必要があるんです?!
い、いや………それ以前に前原さんの…………うっ……。
「あいつ何やってんすかねwwwwwwwwwww」
血塗れていた。遠目で見てもわかる程、前原さんは血塗れていたのだ。
学校の制服であろう白いシャツ、真っ白であろうシャツが……。
真っ赤な血で赤く染められていた。シャツもそうだが、
彼のズボンも所々破れており、誰が見ても正に満身創痍の状態であった。
そして、それが彼の血なのかどうか確認する術は一つしかない。
「追いますか?」
こ、この人は本当にさっきまでの………いや、今はそんな事はどうだっていい!
入江「保護です。一切の危害を禁じます」
「はっ!」
そして、前原さんを目にする事は………二度と叶わぬ願いとなってしまった。
27: 2008/03/23(日) 03:13:24.45 ID:mFnIuoR3O
入江「に、逃げられたですって?!」
「申し訳ありません」
………何をやっているんですかあなたは!!
彼の状態を見れば………雛見沢症候群を発症しているかも
しれないというのに…!! ………………………くっ………。
「申し訳ありません」
………ここで彼にぶつかる必要はありませんでしたね。わかりました。
では帰りま…………………………………………??
……………………………………………………!?!?
「どうされました?」
入江「い、いえ・・・・実は・・・・・」
至急終わらせなければならない用があった事を忘れていました。
時間がない。今日は診療所に泊まろうと思います。よろしいですか?
「構わんよwwwwwwwwwwwwwwwww」
………思い過ごしであってほしい。単なる思い過ごしであってほしい。
以前の私なら、彼らを疑いはしなかったであろう。
一つの疑念が生まれる。そしてその疑念が更なる疑念を生み、いずれ疑心を確信に変えてしまう。
疑心に満ちた胸を揺らしながら、私は診療所へと歩を進めた。
「申し訳ありません」
………何をやっているんですかあなたは!!
彼の状態を見れば………雛見沢症候群を発症しているかも
しれないというのに…!! ………………………くっ………。
「申し訳ありません」
………ここで彼にぶつかる必要はありませんでしたね。わかりました。
では帰りま…………………………………………??
……………………………………………………!?!?
「どうされました?」
入江「い、いえ・・・・実は・・・・・」
至急終わらせなければならない用があった事を忘れていました。
時間がない。今日は診療所に泊まろうと思います。よろしいですか?
「構わんよwwwwwwwwwwwwwwwww」
………思い過ごしであってほしい。単なる思い過ごしであってほしい。
以前の私なら、彼らを疑いはしなかったであろう。
一つの疑念が生まれる。そしてその疑念が更なる疑念を生み、いずれ疑心を確信に変えてしまう。
疑心に満ちた胸を揺らしながら、私は診療所へと歩を進めた。
28: 2008/03/23(日) 03:16:48.13 ID:mFnIuoR3O
梨花「・・・・ん・・・・んあ・・・んぅ・・」
……目覚めの悪い朝。こう気分が悪いと、気持ちの良い日差しが台無しだ。
羽入「おはようなのです、梨花」
おはよう。私の可愛い目覚まし時計ちゃん。
羽入「あうあうあぅ! ぼ、僕は目覚まし時計じゃ・・・・あぅ」
うふふ……わかってるわよ。おはよう羽入。
あなたのおかげで、少し気分が晴れてきたわ。ありがとう。
羽入「り、梨花が素直にお礼を言うと・・・なんだか
むずむずしてくるのですよ・・・・・・」
失礼ね。さ、早く起きて朝ご飯とお弁当を作らないと。
羽入「今日は体育の日なのです!」
あら、嬉しそうね。何がそんなに嬉しいの?
羽入「外で皆と一緒に走り回るのは、とっても楽しいのですよ」
………そうね。あんたにしてみればそうなるわね、羽入。
羽入「そうなのですそうなのです~!」
……目覚めの悪い朝。こう気分が悪いと、気持ちの良い日差しが台無しだ。
羽入「おはようなのです、梨花」
おはよう。私の可愛い目覚まし時計ちゃん。
羽入「あうあうあぅ! ぼ、僕は目覚まし時計じゃ・・・・あぅ」
うふふ……わかってるわよ。おはよう羽入。
あなたのおかげで、少し気分が晴れてきたわ。ありがとう。
羽入「り、梨花が素直にお礼を言うと・・・なんだか
むずむずしてくるのですよ・・・・・・」
失礼ね。さ、早く起きて朝ご飯とお弁当を作らないと。
羽入「今日は体育の日なのです!」
あら、嬉しそうね。何がそんなに嬉しいの?
羽入「外で皆と一緒に走り回るのは、とっても楽しいのですよ」
………そうね。あんたにしてみればそうなるわね、羽入。
羽入「そうなのですそうなのです~!」
30: 2008/03/23(日) 03:19:34.97 ID:mFnIuoR3O
今朝の羽入はやけに機嫌が良いいわね。………ふぅん。
私を気遣ってくれているんだろうけど………ふふっ。可愛い子。
羽入「梨花ぁ、早く学校に行くのですよ! 早く~」
はいはい。わかったわよ。そんなに急かさなくても、体育は逃げないわよ。
羽入「・・・・あぅあぅ」
でもね……どんなに楽しく騒いだって………そこに沙都子はいない…。
沙都子……………駄目ね。私ったら……何を落ち込んでいるんだか。
朝起きて、この部屋の中に沙都子がいない世界……今までも何度かあったじゃないか。
それはどれも救い様のない世界。私達子供だけでは何も出来ない……。
自分達の無力さを何度も痛感させられる、絶望だけが渦巻く世界。
そうだ。ここはその世界ではないのだ。あいつは……まだいないのだから。
羽入「だ、大丈夫なのですか梨花ぁ・・・?」
例えそうだとしても………この世界も悪夢の様な世界に変わりないわね……。
圭一が氏に………仲間達がバラバラになってしまうかもしれない……。
………………………………はぁ…………本当に嫌な朝……。
羽入「梨ぃ花ぁ! 早く行くのですよ~!」
………そうね。そうだったわね。ありがとう、羽入…。
私を気遣ってくれているんだろうけど………ふふっ。可愛い子。
羽入「梨花ぁ、早く学校に行くのですよ! 早く~」
はいはい。わかったわよ。そんなに急かさなくても、体育は逃げないわよ。
羽入「・・・・あぅあぅ」
でもね……どんなに楽しく騒いだって………そこに沙都子はいない…。
沙都子……………駄目ね。私ったら……何を落ち込んでいるんだか。
朝起きて、この部屋の中に沙都子がいない世界……今までも何度かあったじゃないか。
それはどれも救い様のない世界。私達子供だけでは何も出来ない……。
自分達の無力さを何度も痛感させられる、絶望だけが渦巻く世界。
そうだ。ここはその世界ではないのだ。あいつは……まだいないのだから。
羽入「だ、大丈夫なのですか梨花ぁ・・・?」
例えそうだとしても………この世界も悪夢の様な世界に変わりないわね……。
圭一が氏に………仲間達がバラバラになってしまうかもしれない……。
………………………………はぁ…………本当に嫌な朝……。
羽入「梨ぃ花ぁ! 早く行くのですよ~!」
………そうね。そうだったわね。ありがとう、羽入…。
31: 2008/03/23(日) 03:22:33.79 ID:mFnIuoR3O
レナ「おはよう、梨花ちゃん」
魅音「おはよ」
レナはいつもの調子みたいだ。魅音は……少し元気がない様に見える。
魅音「あ、あのさ、梨花ちゃんに話があるんだけど・・・・」
えぇ、私は構わない。あなた達の思っている事や感じている事、私に話してみなさい。
羽入「梨花・・・・二人はわかってくれたのでしょうか・・・・・」
何を不安がる必要があるというの? 魅音とレナは私の仲間。違う?
羽入「・・・・だといいのです」
一々うるさいわね………あんたの小言も聞き飽きたわ。
羽入「ご、ごめんなさいなのです・・・」
黙って見てなさい。そして、私の仲間達を信じなさい。
魅音「経緯はどうあれ、私達が沙都子を傷つけた事実は変わらない・・・・」
そう、これが私の知っている園崎魅音。
とても強い思いやりと優しさ併せ持つ、私達の最高の仲間。
魅音「おはよ」
レナはいつもの調子みたいだ。魅音は……少し元気がない様に見える。
魅音「あ、あのさ、梨花ちゃんに話があるんだけど・・・・」
えぇ、私は構わない。あなた達の思っている事や感じている事、私に話してみなさい。
羽入「梨花・・・・二人はわかってくれたのでしょうか・・・・・」
何を不安がる必要があるというの? 魅音とレナは私の仲間。違う?
羽入「・・・・だといいのです」
一々うるさいわね………あんたの小言も聞き飽きたわ。
羽入「ご、ごめんなさいなのです・・・」
黙って見てなさい。そして、私の仲間達を信じなさい。
魅音「経緯はどうあれ、私達が沙都子を傷つけた事実は変わらない・・・・」
そう、これが私の知っている園崎魅音。
とても強い思いやりと優しさ併せ持つ、私達の最高の仲間。
33: 2008/03/23(日) 03:24:43.85 ID:mFnIuoR3O
詩音「あらぁ、やっぱり自覚があるんじゃないですかー」
………上手い具合に場を乱してくれる園崎詩音。
レナ「し、詩ぃちゃん! おはよう!」
強さと優しさを兼ね備えたレナ。そう、あのレナが詩音を放っておく筈がない。
魅音「・・・・なんで・・・・私が詩音に恨まれなくちゃならないのよ・・・」
まだ魅音には戸惑いがあるみたいね。…………仕方ないか。
あの二人には、私の知らない因縁があるみたいだし。
あなた達ならわかるんじゃないかしら? ………くすくす。
羽入「梨花! 何をしているのですか?!」
あぁ、ごめんなさい。それで、状況はどうなっているの?
羽入「・・・・・・・あぅ・・・・」
詩音「あんた達は何もわかってない! 私は頼まれた!
悟史くんに頼まれた! ・・・・頼まれたんだ!!」
やっぱり………この世界の詩音は悟史の呪縛に囚われている。
良い方向ならいいんだけど………どう見ても良くない方向ね…。
………上手い具合に場を乱してくれる園崎詩音。
レナ「し、詩ぃちゃん! おはよう!」
強さと優しさを兼ね備えたレナ。そう、あのレナが詩音を放っておく筈がない。
魅音「・・・・なんで・・・・私が詩音に恨まれなくちゃならないのよ・・・」
まだ魅音には戸惑いがあるみたいね。…………仕方ないか。
あの二人には、私の知らない因縁があるみたいだし。
あなた達ならわかるんじゃないかしら? ………くすくす。
羽入「梨花! 何をしているのですか?!」
あぁ、ごめんなさい。それで、状況はどうなっているの?
羽入「・・・・・・・あぅ・・・・」
詩音「あんた達は何もわかってない! 私は頼まれた!
悟史くんに頼まれた! ・・・・頼まれたんだ!!」
やっぱり………この世界の詩音は悟史の呪縛に囚われている。
良い方向ならいいんだけど………どう見ても良くない方向ね…。
34: 2008/03/23(日) 03:26:59.83 ID:mFnIuoR3O
レナ「圭一くんはどこにいるの?」
それは私も知りたい。一体、圭一は何処へ行ってしまったのだろうか。
氏体を一人分くらい処理出来そうな輩の見当はついているが……。
詩音「お姉が隠したんですよ、圭ちゃんを」
どうやら詩音は一日経っても考えは変えていないみたいね。
羽入「こうなってしまうと、詩音は少し頑固な所があるのですよ・・・・」
少しなんて生易しい物じゃないわ。
その疑心のせいで、私が詩音に殺されてしまった世界もあるんだし。
魅音「詩音・・・・信じてよ・・・!!」
魅音の声が今の詩音に届くとは思えない。何故なら、
詩音の中では圭一を隠したの魅音。そう決まっているのだから。
詩音「お姉なんですよ!! 園崎魅音!! 事実上の
園崎家当主である魅音なら、簡単に出来るんですよ!!」
羽入「梨花! これ以上は・・・・」
わかってるわよ……!! 少し黙ってなさい!!
羽入「あうあうあぅぁぅ・・・・・」
それは私も知りたい。一体、圭一は何処へ行ってしまったのだろうか。
氏体を一人分くらい処理出来そうな輩の見当はついているが……。
詩音「お姉が隠したんですよ、圭ちゃんを」
どうやら詩音は一日経っても考えは変えていないみたいね。
羽入「こうなってしまうと、詩音は少し頑固な所があるのですよ・・・・」
少しなんて生易しい物じゃないわ。
その疑心のせいで、私が詩音に殺されてしまった世界もあるんだし。
魅音「詩音・・・・信じてよ・・・!!」
魅音の声が今の詩音に届くとは思えない。何故なら、
詩音の中では圭一を隠したの魅音。そう決まっているのだから。
詩音「お姉なんですよ!! 園崎魅音!! 事実上の
園崎家当主である魅音なら、簡単に出来るんですよ!!」
羽入「梨花! これ以上は・・・・」
わかってるわよ……!! 少し黙ってなさい!!
羽入「あうあうあぅぁぅ・・・・・」
35: 2008/03/23(日) 03:29:11.31 ID:mFnIuoR3O
魅音「詩音! さっきから言っている事が目茶苦茶だよ・・・!」
端から見ればそうなる。でも詩音の中では、何もおかしい事はないのだ。
詩音「私がそんな嘘を信じるわけないじゃないですか!!」
信じたくても信じられない。………今の詩音は、長い悪夢を見させられている様なものだ。
レナ「あははははははははははっ!!!!!!!!」
━━━━━━━━━ッッ!?!?!?
羽入「そ、そんな?! レナが!!」
レナ「・・・・詩ぃちゃん、おかしいよ?」
詩音「私の何が!! 何処がおかしいと言うんですか!?」
羽入「り、梨花ぁ・・・・まさか・・・レナも詩音も・・・・」
………………………………私が知るわけないでしょ!?
羽入「梨花ぁ!」
う、うるさいわね! 静かにしてなさい!!
羽入「あ、あう?! あうあぅあぅ!!」
こんな時にあぅあぅ言って自己主張しないでよ……もう!!
端から見ればそうなる。でも詩音の中では、何もおかしい事はないのだ。
詩音「私がそんな嘘を信じるわけないじゃないですか!!」
信じたくても信じられない。………今の詩音は、長い悪夢を見させられている様なものだ。
レナ「あははははははははははっ!!!!!!!!」
━━━━━━━━━ッッ!?!?!?
羽入「そ、そんな?! レナが!!」
レナ「・・・・詩ぃちゃん、おかしいよ?」
詩音「私の何が!! 何処がおかしいと言うんですか!?」
羽入「り、梨花ぁ・・・・まさか・・・レナも詩音も・・・・」
………………………………私が知るわけないでしょ!?
羽入「梨花ぁ!」
う、うるさいわね! 静かにしてなさい!!
羽入「あ、あう?! あうあぅあぅ!!」
こんな時にあぅあぅ言って自己主張しないでよ……もう!!
36: 2008/03/23(日) 03:31:27.59 ID:mFnIuoR3O
梨花「二人共、静かにしてほしいのです」
教室で言い争ってどうするの。皆怖がってるじゃない。
それに、もうすぐ知恵が来てしまう。落ち着きなさい。
…………私にとっては、そんな意味を込めての言葉だった。
詩音「梨花ちゃま?! 沙都子をあんな目に合わせた
あいつらに怒りはないんですか?!?!」
………まずい。もっと言葉を選んで発言すれば良かったのに……。
私自身が苛ついてしまうなんて………迂闊だったわ……。
羽入「ど、どうするのですか梨花ぁ?!」
どうするもこうするも………こうなったら正攻法しかないじゃない…!!
梨花「詩ぃは勘違いをしているだけなのです・・・!」
お願い……少しでもいい………この場を静めるだけでもいい……届いて…!!
梨花「ボクが無力だから・・・沙都子も・・・・皆も救えなかった・・・!」
そう、これは私の懺悔でもある。どうか……こんなにも無力な私を……どうか…。
教室で言い争ってどうするの。皆怖がってるじゃない。
それに、もうすぐ知恵が来てしまう。落ち着きなさい。
…………私にとっては、そんな意味を込めての言葉だった。
詩音「梨花ちゃま?! 沙都子をあんな目に合わせた
あいつらに怒りはないんですか?!?!」
………まずい。もっと言葉を選んで発言すれば良かったのに……。
私自身が苛ついてしまうなんて………迂闊だったわ……。
羽入「ど、どうするのですか梨花ぁ?!」
どうするもこうするも………こうなったら正攻法しかないじゃない…!!
梨花「詩ぃは勘違いをしているだけなのです・・・!」
お願い……少しでもいい………この場を静めるだけでもいい……届いて…!!
梨花「ボクが無力だから・・・沙都子も・・・・皆も救えなかった・・・!」
そう、これは私の懺悔でもある。どうか……こんなにも無力な私を……どうか…。
38: 2008/03/23(日) 03:33:11.41 ID:mFnIuoR3O
詩音「私を洗脳しよったって無駄です!! 消すつもりなんでしょう?!
私と沙都子を!! 圭ちゃんみたいに鬼隠しするんでしょう?!?!」
…………駄目か。…………ふふ……本当はわかってたじゃない…。
何度このやり取りを繰り返してきたか………私にはわかるだろうに……。
詩音「・・・はっ! さ、沙都子?! 沙都子が危ない?!?!」
魅音「詩音! 待ってよ詩音!!」
恐らく診療所へ向かったんでしょうね。………んん…。
羽入「追わないのですか?」
詩音を掴まえてどうするの? 私達の言葉を、今の詩音が聞く筈ないわ。
羽入「詩音は・・・・大丈夫なのでしょうか・・・」
さぁね。私に聞かれてもわからないわ。それに、向こうには入江や鷹野がいる。
あの二人がなんとかしてくれると……そう祈るしかないわね…。
臆病と思われるかもしれないけど、変に動いてこれ以上ややこしい事態にはしたくないの。
羽入「ぼ、僕は詩音の所へ行ってきますのです!」
えぇ、お願いするわ。何かあったら、直ぐにここへ戻って来なさい。
羽入「わかりましたのです!」
私と沙都子を!! 圭ちゃんみたいに鬼隠しするんでしょう?!?!」
…………駄目か。…………ふふ……本当はわかってたじゃない…。
何度このやり取りを繰り返してきたか………私にはわかるだろうに……。
詩音「・・・はっ! さ、沙都子?! 沙都子が危ない?!?!」
魅音「詩音! 待ってよ詩音!!」
恐らく診療所へ向かったんでしょうね。………んん…。
羽入「追わないのですか?」
詩音を掴まえてどうするの? 私達の言葉を、今の詩音が聞く筈ないわ。
羽入「詩音は・・・・大丈夫なのでしょうか・・・」
さぁね。私に聞かれてもわからないわ。それに、向こうには入江や鷹野がいる。
あの二人がなんとかしてくれると……そう祈るしかないわね…。
臆病と思われるかもしれないけど、変に動いてこれ以上ややこしい事態にはしたくないの。
羽入「ぼ、僕は詩音の所へ行ってきますのです!」
えぇ、お願いするわ。何かあったら、直ぐにここへ戻って来なさい。
羽入「わかりましたのです!」
39: 2008/03/23(日) 03:35:16.61 ID:mFnIuoR3O
知恵「昨日、前原くんが家に帰っていないそうです」
詩音が教室から飛び出して直ぐ、担任の知恵がやって来た。
そして、圭一の失踪がクラスの明るみになってしまった……。
梨花「・・・・・・・・・・」
わかっていた事じゃないか。遅かれ早かれ、この雛見沢では
圭一の失踪など直ぐにわかってしまう。それを隠そうと私がどんなに努め様とも、
結局は時間稼ぎにしかならないのだから。
魅音「・・・・・・・・・・」
レナ「・・・・・・・・・・」
魅音もレナも、暗い表情をしている。
一部の真相を知っている二人にとって、それが当たり前の反応なのだから。
カランカランカラーン カランカランカラーン
やがて時は過ぎ、お昼を知らせるベルの音が鳴り響いた。
魅音「梨花ちゃん・・・・いいかな」
お弁当を食べてからの約束ではなかっただろうか?
……まぁいい。私に断る理由はないのだから。行きましょう。
詩音が教室から飛び出して直ぐ、担任の知恵がやって来た。
そして、圭一の失踪がクラスの明るみになってしまった……。
梨花「・・・・・・・・・・」
わかっていた事じゃないか。遅かれ早かれ、この雛見沢では
圭一の失踪など直ぐにわかってしまう。それを隠そうと私がどんなに努め様とも、
結局は時間稼ぎにしかならないのだから。
魅音「・・・・・・・・・・」
レナ「・・・・・・・・・・」
魅音もレナも、暗い表情をしている。
一部の真相を知っている二人にとって、それが当たり前の反応なのだから。
カランカランカラーン カランカランカラーン
やがて時は過ぎ、お昼を知らせるベルの音が鳴り響いた。
魅音「梨花ちゃん・・・・いいかな」
お弁当を食べてからの約束ではなかっただろうか?
……まぁいい。私に断る理由はないのだから。行きましょう。
40: 2008/03/23(日) 03:39:51.25 ID:mFnIuoR3O
約束の場所に向かう前に、足早に手洗場へと向かった。今日はいやに喉が渇く。
水道の蛇口を捻ると、勢いよく水が飛び出してきた。
潤いを求め、流れ出る水道の水を喉を鳴らしながら飲む。
ゴクッ……ゴクッ………ぷはぁ。……………冷たくて美味しい…。
幾分か気を落ち着かせて約束の場所へと向かう。……待たせただろうか。
レナ「教えて・・・・一体、何があったのか・・・」
私の挨拶など無視してレナが口を開いた。まぁそれが目的だものね。
梨花「ボクの知っている事は全てお話しますです」
レナ「どうして・・・・沙都子ちゃんは圭一くんを?」
………不幸な事故としか言えない。その場を見たわけではないが、
沙都子から聞いた話の通りなら、悪意の無い不慮の事故だと言える。
沙都子自身、頃す気など微塵もなかっただろうが………多少は
圭一を痛め付けてやろうか、という意思はあった筈。
それも含め、私の知っている事は全て二人に話した。
レナ「・・・・圭一くんを隠したのは誰?」
ごめんなさい。それは私にもわからない。
だが確証はないが………それを実行出来る人間を私は知っている。
まぁこの二人にそれを話すつもりはないが。話した所で、こんな突拍子も無い話を
信じてもらえる筈がないのだから。……ごめんなさい。
水道の蛇口を捻ると、勢いよく水が飛び出してきた。
潤いを求め、流れ出る水道の水を喉を鳴らしながら飲む。
ゴクッ……ゴクッ………ぷはぁ。……………冷たくて美味しい…。
幾分か気を落ち着かせて約束の場所へと向かう。……待たせただろうか。
レナ「教えて・・・・一体、何があったのか・・・」
私の挨拶など無視してレナが口を開いた。まぁそれが目的だものね。
梨花「ボクの知っている事は全てお話しますです」
レナ「どうして・・・・沙都子ちゃんは圭一くんを?」
………不幸な事故としか言えない。その場を見たわけではないが、
沙都子から聞いた話の通りなら、悪意の無い不慮の事故だと言える。
沙都子自身、頃す気など微塵もなかっただろうが………多少は
圭一を痛め付けてやろうか、という意思はあった筈。
それも含め、私の知っている事は全て二人に話した。
レナ「・・・・圭一くんを隠したのは誰?」
ごめんなさい。それは私にもわからない。
だが確証はないが………それを実行出来る人間を私は知っている。
まぁこの二人にそれを話すつもりはないが。話した所で、こんな突拍子も無い話を
信じてもらえる筈がないのだから。……ごめんなさい。
42: 2008/03/23(日) 03:43:35.02 ID:mFnIuoR3O
魅音「わ、私じゃない! 私は何も・・・!!」
大丈夫。わかってるわよ。だって、信じているもの。
仮に園崎家、魅音の預り知らぬ所で何者かが圭一の氏体を処理したとする。
そして、それが魅音の耳に入らぬ筈がないのだから。それに、
魅音の様子を見ればわかる。魅音は何も知らない。間違いないわ。
レナ「大丈夫、レナは魅ぃちゃんを信じてるから」
うふふ……そうよレナ。それでいいの。
信じる心、それが雛見沢症候群による疑心暗鬼に打ち勝つ唯一の方法。
大丈夫。レナは発症してはいない。アレはきっと……彼女なりの
ジョークだったに違いない。………んん……さすがにこれは苦しいか。
レナ「梨花ちゃんの話はわかったよ。レナは詩ぃちゃんを信じる」
魅音「そうだね。詩音は頭に血が上ると周りが
見えなくなるから・・・・あの反応は当然といえば当然かな」
さすが双子ね。よくわかってる。
レナ「ああっ! 日直だったの忘れてたよ!」
魅音「ふーん、今日はレナが日直なんだ。じゃあ
花壇に水やりしないと。早くしないと昼休み終わっちゃうよ?」
レナ「う、うん! レナは教室に戻るね!」
大丈夫。わかってるわよ。だって、信じているもの。
仮に園崎家、魅音の預り知らぬ所で何者かが圭一の氏体を処理したとする。
そして、それが魅音の耳に入らぬ筈がないのだから。それに、
魅音の様子を見ればわかる。魅音は何も知らない。間違いないわ。
レナ「大丈夫、レナは魅ぃちゃんを信じてるから」
うふふ……そうよレナ。それでいいの。
信じる心、それが雛見沢症候群による疑心暗鬼に打ち勝つ唯一の方法。
大丈夫。レナは発症してはいない。アレはきっと……彼女なりの
ジョークだったに違いない。………んん……さすがにこれは苦しいか。
レナ「梨花ちゃんの話はわかったよ。レナは詩ぃちゃんを信じる」
魅音「そうだね。詩音は頭に血が上ると周りが
見えなくなるから・・・・あの反応は当然といえば当然かな」
さすが双子ね。よくわかってる。
レナ「ああっ! 日直だったの忘れてたよ!」
魅音「ふーん、今日はレナが日直なんだ。じゃあ
花壇に水やりしないと。早くしないと昼休み終わっちゃうよ?」
レナ「う、うん! レナは教室に戻るね!」
43: 2008/03/23(日) 03:45:38.29 ID:mFnIuoR3O
魅音「あははは、レナのやつ珍しいなぁ。自分の当番の日を忘れるなんて」
梨花「そうなのです。とても珍しい事なのですよ」
それだけ追い詰められてるって事ね。
ここまでわかりやすい反応をレナがするなんて………意外ね。
魅音「私達も手伝いに行こっか」
梨花「みぃ、名案なのですよ。にぱーっ」
………やっぱり言うと思った。そんな魅音が、私は好きよ?
魅音「そうと決まれば! 早速行くとしようか!」
梨花「みぃ♪」
こうして、私達はレナのやる日直の仕事をいくつか手伝う事になったのだ。
大石「んっふっふっふ。どぉもぉ」
………大石が来なければね。
大石「なっはっはっは! そんなに怖い目をしないで下さいよぅ」
大石が学校までやって来る時は、どの世界でも大抵やっかい事を
持ち込んで来る場合が多い。………ふん。今日は何の用かしら?
梨花「そうなのです。とても珍しい事なのですよ」
それだけ追い詰められてるって事ね。
ここまでわかりやすい反応をレナがするなんて………意外ね。
魅音「私達も手伝いに行こっか」
梨花「みぃ、名案なのですよ。にぱーっ」
………やっぱり言うと思った。そんな魅音が、私は好きよ?
魅音「そうと決まれば! 早速行くとしようか!」
梨花「みぃ♪」
こうして、私達はレナのやる日直の仕事をいくつか手伝う事になったのだ。
大石「んっふっふっふ。どぉもぉ」
………大石が来なければね。
大石「なっはっはっは! そんなに怖い目をしないで下さいよぅ」
大石が学校までやって来る時は、どの世界でも大抵やっかい事を
持ち込んで来る場合が多い。………ふん。今日は何の用かしら?
44: 2008/03/23(日) 03:47:15.18 ID:mFnIuoR3O
大石「お二人に少しお話があるんですが・・・・お時間、」
魅音「用件を話して下さい」
………魅音と大石は犬猿の中だ。この反応も当たり前か。
大石「ご協力ありがとうございます。実は・・・・」
…………………………………………………………なるほど。
圭一の捜査で学校まで来たのか。それなら納得出来る。何もおかしい事はない。
魅音「私は何も・・・・昨日は、」
園崎が関わっていないとなると、魅音と大石の関係は比較的良好だと言える。
言い過ぎか。良くも無いが………悪くもない程度だろう……。
大石「古手さんは・・・・・」
大方、圭一の失踪がオヤシロ様の祟りと何らかの関係が有ると
考えているに違いない。残念だったわね。ハズレよ。
大石「・・・・・わかりました。では竜宮さんについては、」
魅音「さっきも言いましたよ。私とレナはずっと一緒だった」
梨花「ボクは、沙都子と詩ぃと一緒だったのですよ」
魅音「用件を話して下さい」
………魅音と大石は犬猿の中だ。この反応も当たり前か。
大石「ご協力ありがとうございます。実は・・・・」
…………………………………………………………なるほど。
圭一の捜査で学校まで来たのか。それなら納得出来る。何もおかしい事はない。
魅音「私は何も・・・・昨日は、」
園崎が関わっていないとなると、魅音と大石の関係は比較的良好だと言える。
言い過ぎか。良くも無いが………悪くもない程度だろう……。
大石「古手さんは・・・・・」
大方、圭一の失踪がオヤシロ様の祟りと何らかの関係が有ると
考えているに違いない。残念だったわね。ハズレよ。
大石「・・・・・わかりました。では竜宮さんについては、」
魅音「さっきも言いましたよ。私とレナはずっと一緒だった」
梨花「ボクは、沙都子と詩ぃと一緒だったのですよ」
46: 2008/03/23(日) 03:49:04.39 ID:mFnIuoR3O
大石「ふぅむ・・・・・わかりました。ありがとうございます」
この程度の情報が警察の捜査に役立つものか。
大石の本当の目的…………まさか……気付かれた…?
大石「すいませんが、先生を呼んでもらえないでしょうか」
魅音「嫌です」
大石「なっはっはっは! これは手厳しいですねぇ。
わかりました。自分で呼んで来ます」
梨花「不法侵入で、警察に通報してやるのです」
魅音「あはははは! そりゃあ名案だよ梨花ちゃん!」
大石「なっはっは・・・・あんまり苛めないで下さいよぅ」
魅音「ご苦労様です。それじゃあ、私達はこれで」
大石「ご協力ありがとうございましたぁ」
梨花「魅ぃ、よかったのですか?」
魅音「大石の捜査を邪魔する必要はないよ。だって
警察にも協力してもらわないと。圭ちゃんの捜索にさ」
この程度の情報が警察の捜査に役立つものか。
大石の本当の目的…………まさか……気付かれた…?
大石「すいませんが、先生を呼んでもらえないでしょうか」
魅音「嫌です」
大石「なっはっはっは! これは手厳しいですねぇ。
わかりました。自分で呼んで来ます」
梨花「不法侵入で、警察に通報してやるのです」
魅音「あはははは! そりゃあ名案だよ梨花ちゃん!」
大石「なっはっは・・・・あんまり苛めないで下さいよぅ」
魅音「ご苦労様です。それじゃあ、私達はこれで」
大石「ご協力ありがとうございましたぁ」
梨花「魅ぃ、よかったのですか?」
魅音「大石の捜査を邪魔する必要はないよ。だって
警察にも協力してもらわないと。圭ちゃんの捜索にさ」
49: 2008/03/23(日) 03:51:22.96 ID:mFnIuoR3O
たしかに魅音の言い分はわかる。でも………もしそのせいで沙都子が……。
魅音「大丈夫だよ。沙都子は私達で守ればいいんだから」
梨花「でも・・・・・・・」
魅音「アリバイなんて簡単に作れるよ。そんな顔しない!」
梨花「で、でもっ・・・・沙都子は・・・・・・」
魅音「大丈夫だよ梨花ちゃん。村の人全員に力を借りる
わけじゃないんだから。私達と、沙都子を知ってる
何人かでやればいいんだよ。あははは! 大丈夫大丈夫!」
…………そうね。そういう事なら、あなたを信じるわ。
魅音「ほらほら、早く行かないとレナがひぃひぃ言ってるかもよ~?」
梨花「昼休みが終われば、三人でひぃひぃ言ってるに違いないのです」
魅音「あはははは! そりゃあ間違いないね!」
梨花「みぃ♪」
………ありがとう、魅音。難しいものね。信じるというものは。
でも………私はもう疑わない。
信じる強さを、私は仲間達に教えてもらったのだから。
魅音「大丈夫だよ。沙都子は私達で守ればいいんだから」
梨花「でも・・・・・・・」
魅音「アリバイなんて簡単に作れるよ。そんな顔しない!」
梨花「で、でもっ・・・・沙都子は・・・・・・」
魅音「大丈夫だよ梨花ちゃん。村の人全員に力を借りる
わけじゃないんだから。私達と、沙都子を知ってる
何人かでやればいいんだよ。あははは! 大丈夫大丈夫!」
…………そうね。そういう事なら、あなたを信じるわ。
魅音「ほらほら、早く行かないとレナがひぃひぃ言ってるかもよ~?」
梨花「昼休みが終われば、三人でひぃひぃ言ってるに違いないのです」
魅音「あはははは! そりゃあ間違いないね!」
梨花「みぃ♪」
………ありがとう、魅音。難しいものね。信じるというものは。
でも………私はもう疑わない。
信じる強さを、私は仲間達に教えてもらったのだから。
50: 2008/03/23(日) 03:53:47.52 ID:mFnIuoR3O
鷹野「あらぁ、詩音ちゃんじゃない。いらっしゃい」
そう、ここは村の診療所。私は教室を出てここへ一直線に向かった。
詩音「沙都子のお見舞いに来ました」
……建て前はどうでもいい。私の目的はただ一つ。
入江「詩音さんじゃないです! こんな時間に珍しいですね」
そりゃあ学校を抜け出して来ちゃいましたからね。あははは。
入江「沙都子ちゃんはこちらです。どうぞ」
診察室の奥にある部屋へと案内された。ベッドがいくつか有り、
どれも手入れがしてあるようで小綺麗な風ではあった。
詩音「さ、沙都子・・・!」
まるでテレビを見ている気分だった。ドラマでよくあるシーン。
病気に入院している患者の体に、私では用途がわからない管が
いくつも繋がれている。正に、そのテレビで見た1シーンが
そのまま私の目の前にあるのだ。………それが今の沙都子。
沙都子「・・・・・・・・・」
私が来ても何も反応しない。声を掛けても何も反応しない。
診療所に入院すれば助かるであろう。そんな浅はかな安堵は、
実際に入院し、治療している沙都子の姿を目にする事で、脆くも崩れ去ってしまった。
そう、ここは村の診療所。私は教室を出てここへ一直線に向かった。
詩音「沙都子のお見舞いに来ました」
……建て前はどうでもいい。私の目的はただ一つ。
入江「詩音さんじゃないです! こんな時間に珍しいですね」
そりゃあ学校を抜け出して来ちゃいましたからね。あははは。
入江「沙都子ちゃんはこちらです。どうぞ」
診察室の奥にある部屋へと案内された。ベッドがいくつか有り、
どれも手入れがしてあるようで小綺麗な風ではあった。
詩音「さ、沙都子・・・!」
まるでテレビを見ている気分だった。ドラマでよくあるシーン。
病気に入院している患者の体に、私では用途がわからない管が
いくつも繋がれている。正に、そのテレビで見た1シーンが
そのまま私の目の前にあるのだ。………それが今の沙都子。
沙都子「・・・・・・・・・」
私が来ても何も反応しない。声を掛けても何も反応しない。
診療所に入院すれば助かるであろう。そんな浅はかな安堵は、
実際に入院し、治療している沙都子の姿を目にする事で、脆くも崩れ去ってしまった。
51: 2008/03/23(日) 03:55:23.83 ID:mFnIuoR3O
キブンハドウダイ? シオン。
………最低です。聞くまでもないんじゃありませんか?
クックックックッ。ミロ、コレガソノザキノヤリカタダ!!
…………………………………………………………。
コレヲアイツガ! ソノザキミオンガヤッタンダヨ!!
…………………………………………………………。
サトコヲコンナスガタニシタヤカラヲホウッテオクキカ?
…………………………………………………まさか。
ナラバヤレ!! ヤレ!!!!
う、うるさいうるさいうるさい………私に話し掛けるなッ……!!
ナニヲチュウチョシテイル? ナニヲトマドウヒツヨウガアル?
………黙れ黙れ黙れ!! 私の中に入ってくるな……!!
オクビョウモノ。ムリョクナシオン。
だからなによ?! お前なんか消えろ………消えろ消えろ消えろ…!!
………最低です。聞くまでもないんじゃありませんか?
クックックックッ。ミロ、コレガソノザキノヤリカタダ!!
…………………………………………………………。
コレヲアイツガ! ソノザキミオンガヤッタンダヨ!!
…………………………………………………………。
サトコヲコンナスガタニシタヤカラヲホウッテオクキカ?
…………………………………………………まさか。
ナラバヤレ!! ヤレ!!!!
う、うるさいうるさいうるさい………私に話し掛けるなッ……!!
ナニヲチュウチョシテイル? ナニヲトマドウヒツヨウガアル?
………黙れ黙れ黙れ!! 私の中に入ってくるな……!!
オクビョウモノ。ムリョクナシオン。
だからなによ?! お前なんか消えろ………消えろ消えろ消えろ…!!
52: 2008/03/23(日) 03:57:15.64 ID:mFnIuoR3O
入江「えぇ、大丈夫ですよ私の『沙都子ちゃんメ、」
……監督は私に気遣ってくれたのか、冗談混じりに励まして? くれた。
でも………今聞きたいのはそんな言葉じゃない……。
詩音「監督は・・・・私の敵ですか?」
入江「し、詩音さん?!」
監督は面食らった顔をしている。そりゃ当然か。あははは。
詩音「答えてください。監督は私の敵ですか?」
……返答次第ではどうなるかわかっているだろうかな?
警告の意を強く主張する。そして……もし監督が私の敵だと言うのなら、
今直ぐに沙都子をここから連れ出して、安全な場所に匿わなければならない。
入江「・・・・すみません。私には詩音さんの言っている
意味をよく理解出来ません・・・一体、何を?」
………反省。監督にはわかり辛い言い回しだったかもしれない。
それに、私だって監督が敵じゃないって理解している。
敵味方、ここでそんな言葉を使う事態おかしいんだから。
………………………………おかしいのは………だれ……?
……監督は私に気遣ってくれたのか、冗談混じりに励まして? くれた。
でも………今聞きたいのはそんな言葉じゃない……。
詩音「監督は・・・・私の敵ですか?」
入江「し、詩音さん?!」
監督は面食らった顔をしている。そりゃ当然か。あははは。
詩音「答えてください。監督は私の敵ですか?」
……返答次第ではどうなるかわかっているだろうかな?
警告の意を強く主張する。そして……もし監督が私の敵だと言うのなら、
今直ぐに沙都子をここから連れ出して、安全な場所に匿わなければならない。
入江「・・・・すみません。私には詩音さんの言っている
意味をよく理解出来ません・・・一体、何を?」
………反省。監督にはわかり辛い言い回しだったかもしれない。
それに、私だって監督が敵じゃないって理解している。
敵味方、ここでそんな言葉を使う事態おかしいんだから。
………………………………おかしいのは………だれ……?
54: 2008/03/23(日) 03:59:30.23 ID:mFnIuoR3O
入江「沙都子ちゃんは絶対に救ってみせます!」
監督は医者として当然の答えを出した。ま、例え助かる
見込みが無くとも、ここで私を突き放す言い方はしない筈だ。
詩音「・・・・・・・・・・」
だからこそ、そんな余計な思考のせいで私は踏ん切りがつかなかった。
鷹野「先生だけじゃないわ。私や他のスタッフもいるんだから」
………そんな事を聞かされても、私にはいまいちピンとこない。
入江「信じて下さい! 救ってみせます! 私達が!!」
その一方で、監督は違っていた。これは本気の目。本心から出た言葉。
ここまで熱くなった監督を見たのが初めてだったからなのかもしれない。
いや、違う。監督の人間性を考えれば、こうまでして嘘を吐くとは思えない。
何より………私はその言葉を信じる他になかった。
いくら沙都子を助けると息巻こうと、実際に私は何もしてやれない。
診療所から連れ出してどうするの? あんたに医者の変わりが務まるとでも?
…………無理だ。最悪、病状が悪化してしまうかもしれない。
私に残された選択儀は一つ。なんだ……最初からこれしかなかったんじゃないか…。
詩音「沙都子を・・・・沙都子をお願いします・・・!」
私は無力な詩音。園崎詩音。
監督は医者として当然の答えを出した。ま、例え助かる
見込みが無くとも、ここで私を突き放す言い方はしない筈だ。
詩音「・・・・・・・・・・」
だからこそ、そんな余計な思考のせいで私は踏ん切りがつかなかった。
鷹野「先生だけじゃないわ。私や他のスタッフもいるんだから」
………そんな事を聞かされても、私にはいまいちピンとこない。
入江「信じて下さい! 救ってみせます! 私達が!!」
その一方で、監督は違っていた。これは本気の目。本心から出た言葉。
ここまで熱くなった監督を見たのが初めてだったからなのかもしれない。
いや、違う。監督の人間性を考えれば、こうまでして嘘を吐くとは思えない。
何より………私はその言葉を信じる他になかった。
いくら沙都子を助けると息巻こうと、実際に私は何もしてやれない。
診療所から連れ出してどうするの? あんたに医者の変わりが務まるとでも?
…………無理だ。最悪、病状が悪化してしまうかもしれない。
私に残された選択儀は一つ。なんだ……最初からこれしかなかったんじゃないか…。
詩音「沙都子を・・・・沙都子をお願いします・・・!」
私は無力な詩音。園崎詩音。
56: 2008/03/23(日) 04:02:26.30 ID:mFnIuoR3O
詩音「はぁ・・・・・・・」
沙都子は監督に任せた。そして、私は途方に暮れている。
詩音「監督なら大丈夫・・・! きっと沙都子を・・・!!」
口に出す事で弱気な自分を奮い立たせる。私が信じないでどうする?!
信じろ!! 信じる他に無いだろ!! 他な何も出来ないくせに…!!
オマエハムリョクナシオン。
私の中で眠っているもう一人の私。
負けるものか…! お前なんかに……!!
私はお前なんかに二度と屈しはしない!! 出て行け! 私から出て行け!!
クックックックッ。
いくら虚勢を張ろうとも、鬼はまだ私の中に居座っている。
コワイカ? ワタシガコワイカ?
うるさい! 話し掛けるな! 黙れ! 消えろ! 消えろ!!
いくら罵倒を浴びせても無駄だった。鬼は、静かに笑うだけ。
私は逃げているだけだった。戦えば、きっと鬼に負けてしまうのだから。
……園崎詩音の臆病者。
大石「おんやぁ? 園崎さんじゃありませんか」
沙都子は監督に任せた。そして、私は途方に暮れている。
詩音「監督なら大丈夫・・・! きっと沙都子を・・・!!」
口に出す事で弱気な自分を奮い立たせる。私が信じないでどうする?!
信じろ!! 信じる他に無いだろ!! 他な何も出来ないくせに…!!
オマエハムリョクナシオン。
私の中で眠っているもう一人の私。
負けるものか…! お前なんかに……!!
私はお前なんかに二度と屈しはしない!! 出て行け! 私から出て行け!!
クックックックッ。
いくら虚勢を張ろうとも、鬼はまだ私の中に居座っている。
コワイカ? ワタシガコワイカ?
うるさい! 話し掛けるな! 黙れ! 消えろ! 消えろ!!
いくら罵倒を浴びせても無駄だった。鬼は、静かに笑うだけ。
私は逃げているだけだった。戦えば、きっと鬼に負けてしまうのだから。
……園崎詩音の臆病者。
大石「おんやぁ? 園崎さんじゃありませんか」
57: 2008/03/23(日) 04:05:13.72 ID:mFnIuoR3O
今の私の立場を考えれば、大石は私の敵寄りだと言える。
大石「なっはっはっは! 身構えないで下さいよぅ」
………汚い笑い声。間延びした口調を使う品の無い奴だ。
大石「いけませんねぇ。指導しちゃいますよぅ?」
これが大石のやり口だ。たわいもない世間話で相手の油断を誘い、
確信に迫る一言で一気に詰め寄る。ま、私には通用しないんだけど。
詩音「これから学校へ行くんです。さようなら」
と言っても、診療所を出た時には既に13時を回っていた。
不良少女? 上等です。自覚してますから。何か問題でもあります?
大石「真面目な学生さんで安心しました。んっふっふっふ!」
そうですね。ありがとうございます。ではさようなら。
大石「あっ、そういえば」
……やけにしつこい。何を考えてんだか。
大石「なっはっはっは! 身構えないで下さいよぅ」
………汚い笑い声。間延びした口調を使う品の無い奴だ。
大石「いけませんねぇ。指導しちゃいますよぅ?」
これが大石のやり口だ。たわいもない世間話で相手の油断を誘い、
確信に迫る一言で一気に詰め寄る。ま、私には通用しないんだけど。
詩音「これから学校へ行くんです。さようなら」
と言っても、診療所を出た時には既に13時を回っていた。
不良少女? 上等です。自覚してますから。何か問題でもあります?
大石「真面目な学生さんで安心しました。んっふっふっふ!」
そうですね。ありがとうございます。ではさようなら。
大石「あっ、そういえば」
……やけにしつこい。何を考えてんだか。
59: 2008/03/23(日) 04:08:27.90 ID:mFnIuoR3O
大石「あなたのお友達の北条沙都子さん、今日はお休みのようですねぇ」
………どうしてわざわざ私に言う必要が。こいつ……!
大石「お友達がご病気なので心配されているかと思いまして・・・・・」
理由になってません! 私を煙に巻こうたってそうはいかない!!
大石「詩音さん・・・・あなた、今から登校されるんですよねぇ?」
そ、それがどうしたって言うの?! 嫌らしい奴…!!
大石「前原圭一さん、御存じですよね?」
知ってます。ああ、知ってますとも。それがどうしたんです?
大石「質問は一つだけ、でしたよね? んっふっふっふ」
………………………………? ……………………こいつ………。
大石は私を憤慨させようと挑発に出たのだろう。……下らない。
だが大石の意思とは逆に、私は冷静さを取り戻していた。
腐っても刑事、か。でも無駄です。まぁ試合には負けましたよ。
自分で墓穴を掘りましたからね。もし大石がここへ来る前に
学校に行っていたら? もし私や沙都子の情報を得ていたら?
………もっと疑ってかかるべきだった。ま、悔やんでだってもう遅い。
こいつは何か感づいているみたいだし。嫌なおじさんだねまったく。
………どうしてわざわざ私に言う必要が。こいつ……!
大石「お友達がご病気なので心配されているかと思いまして・・・・・」
理由になってません! 私を煙に巻こうたってそうはいかない!!
大石「詩音さん・・・・あなた、今から登校されるんですよねぇ?」
そ、それがどうしたって言うの?! 嫌らしい奴…!!
大石「前原圭一さん、御存じですよね?」
知ってます。ああ、知ってますとも。それがどうしたんです?
大石「質問は一つだけ、でしたよね? んっふっふっふ」
………………………………? ……………………こいつ………。
大石は私を憤慨させようと挑発に出たのだろう。……下らない。
だが大石の意思とは逆に、私は冷静さを取り戻していた。
腐っても刑事、か。でも無駄です。まぁ試合には負けましたよ。
自分で墓穴を掘りましたからね。もし大石がここへ来る前に
学校に行っていたら? もし私や沙都子の情報を得ていたら?
………もっと疑ってかかるべきだった。ま、悔やんでだってもう遅い。
こいつは何か感づいているみたいだし。嫌なおじさんだねまったく。
61: 2008/03/23(日) 04:10:53.49 ID:mFnIuoR3O
大石「では、私はこれで失礼します」
………逃がすものか。どうせ、この発言は誘いなんだろうけど。
ここで私が尻尾を出すか出さないかを見極めているに違いない。
……………でもね。
詩音「ま、待ってください!」
大石「おやぁ? 何か私に御用でも?」
……乗ってやる。敢えてその誘いに乗ってやるよ。
大石「んっふっふっふ!」
嫌らしい笑みを浮かべてんじゃないよ。私があんたの間抜けな
策に掛かったでも思ってるわけ? バーカバーカ! 逆だよ!!
詩音「あ、あの・・・・えっと・・・」
大石「用件があるんなら早く済ませてもらえませんか。
これでも忙しい身なんですよぅ? んっふっふ」
あっはっはっは! あんたの考えてる事が手に取る様にわかるよ!
せいぜい自分に酔ってな! その慢心を利用させてもらうんだからさぁ…!!
詩音「・・・・どうして圭ちゃんを・・?」
大石「おやぁ? あなた、知らなかったんですか?」
………逃がすものか。どうせ、この発言は誘いなんだろうけど。
ここで私が尻尾を出すか出さないかを見極めているに違いない。
……………でもね。
詩音「ま、待ってください!」
大石「おやぁ? 何か私に御用でも?」
……乗ってやる。敢えてその誘いに乗ってやるよ。
大石「んっふっふっふ!」
嫌らしい笑みを浮かべてんじゃないよ。私があんたの間抜けな
策に掛かったでも思ってるわけ? バーカバーカ! 逆だよ!!
詩音「あ、あの・・・・えっと・・・」
大石「用件があるんなら早く済ませてもらえませんか。
これでも忙しい身なんですよぅ? んっふっふ」
あっはっはっは! あんたの考えてる事が手に取る様にわかるよ!
せいぜい自分に酔ってな! その慢心を利用させてもらうんだからさぁ…!!
詩音「・・・・どうして圭ちゃんを・・?」
大石「おやぁ? あなた、知らなかったんですか?」
62: 2008/03/23(日) 04:12:48.08 ID:mFnIuoR3O
詩音「知らないも何も! 何がなんだか・・・・」
さぁ大石のおじさま……どうします…?
詩音「警察が動く程の・・・・圭ちゃんに何かあったんですか?!」
どうです? これで私の不審度は当社比5倍増し、ってとこです。
大石「前原圭一さんね、行方不明だそうです」
ほぉら、きたきた。くっくっくっ……。
大石「時期が時期でしょう? 明後日は、」
綿流しですよねー。あはははは!
詩音「そん・・・な・・・・圭ちゃ・・・・・ん・・が・・・」
大石「もしかしたら、何処かで遊んでいるだけかもしれません」
あちゃあ………大石さん、刑事がそんな軽はずみな発言をしたら、まずくはありませんか?
大石「では、私はこれで」
詩音「見つけてください・・・! 圭ちゃんをお願いします・・・!!」
大石「えぇ、朗報をお待ち下さい。では」
……………………………………………………ぷくくっ……。
さぁ大石のおじさま……どうします…?
詩音「警察が動く程の・・・・圭ちゃんに何かあったんですか?!」
どうです? これで私の不審度は当社比5倍増し、ってとこです。
大石「前原圭一さんね、行方不明だそうです」
ほぉら、きたきた。くっくっくっ……。
大石「時期が時期でしょう? 明後日は、」
綿流しですよねー。あはははは!
詩音「そん・・・な・・・・圭ちゃ・・・・・ん・・が・・・」
大石「もしかしたら、何処かで遊んでいるだけかもしれません」
あちゃあ………大石さん、刑事がそんな軽はずみな発言をしたら、まずくはありませんか?
大石「では、私はこれで」
詩音「見つけてください・・・! 圭ちゃんをお願いします・・・!!」
大石「えぇ、朗報をお待ち下さい。では」
……………………………………………………ぷくくっ……。
63: 2008/03/23(日) 04:15:09.01 ID:mFnIuoR3O
あっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!
あーおっかしぃ! 思った通りだ!
勝った! 一矢報いてやった! あっはっはっは!!
詩音「はぁ・・・笑い疲れちゃいましたね」
誰に言うでもなく一人呟く。これで大石は確実に私をマークするであろう。
とりあえず、沙都子は一安心かな? 汚いやり方だけど、
一時凌ぎにはなる。この間に色々とやらねばならない事もあるのだから。……くくっ。
種は植えた。あとは勝手に芽生く。私は実を生すのを待つだけ。
さてと………あとは……。
詩音「学校かぁ・・・うーん・・・・」
今更戻るのも気が引けるし………ありゃ…学校に荷物を置きっ放しでしたね。
お腹も空いたし……えへへ。恥を忍んで戻るとしますか。
詩音「面倒臭いなぁ・・・・・」
学校には居辛い雰囲気だけど………行くしかないか……。
レナと梨花には聞きたい事が山程ある。…………はぁ。
………………………………………………圭ちゃん………。
…………………………………………つかれたよ………悟史くん…。
あーおっかしぃ! 思った通りだ!
勝った! 一矢報いてやった! あっはっはっは!!
詩音「はぁ・・・笑い疲れちゃいましたね」
誰に言うでもなく一人呟く。これで大石は確実に私をマークするであろう。
とりあえず、沙都子は一安心かな? 汚いやり方だけど、
一時凌ぎにはなる。この間に色々とやらねばならない事もあるのだから。……くくっ。
種は植えた。あとは勝手に芽生く。私は実を生すのを待つだけ。
さてと………あとは……。
詩音「学校かぁ・・・うーん・・・・」
今更戻るのも気が引けるし………ありゃ…学校に荷物を置きっ放しでしたね。
お腹も空いたし……えへへ。恥を忍んで戻るとしますか。
詩音「面倒臭いなぁ・・・・・」
学校には居辛い雰囲気だけど………行くしかないか……。
レナと梨花には聞きたい事が山程ある。…………はぁ。
………………………………………………圭ちゃん………。
…………………………………………つかれたよ………悟史くん…。
65: 2008/03/23(日) 04:17:13.13 ID:mFnIuoR3O
羽入「ただいまなのです」
おかえりなさい。そっちはどうだった?
羽入「詩音はとても傷ついていますのです・・・・ぁぅ・・・」
それが当然の反応よ。誰だって辛くなるわ。
羽入「また沙都子はあんな姿になってしまいました・・・」
悔やんだってもう遅い。私達の出来る事をやればいいの。
羽入「・・・・僕は見ている事しか出来ないのです」
羽入には無理でも、私には出来る。何度も言わせないで。黙って見てなさい。
羽入「あうあぅあぅ・・・! 梨花が意地悪なのです・・・」
くすくす……ごめんなさい。あんたを見ていると、なんだか意地悪をしたくなるの。
羽入「あぅあぅ・・・・・あぅ? あうあうあぅ! あうあぅ!」
………来たのね。
詩音「はろろーん、皆さんにはご迷惑をお掛けしました」
……案の定、醜い口論が始まった。
おかえりなさい。そっちはどうだった?
羽入「詩音はとても傷ついていますのです・・・・ぁぅ・・・」
それが当然の反応よ。誰だって辛くなるわ。
羽入「また沙都子はあんな姿になってしまいました・・・」
悔やんだってもう遅い。私達の出来る事をやればいいの。
羽入「・・・・僕は見ている事しか出来ないのです」
羽入には無理でも、私には出来る。何度も言わせないで。黙って見てなさい。
羽入「あうあぅあぅ・・・! 梨花が意地悪なのです・・・」
くすくす……ごめんなさい。あんたを見ていると、なんだか意地悪をしたくなるの。
羽入「あぅあぅ・・・・・あぅ? あうあうあぅ! あうあぅ!」
………来たのね。
詩音「はろろーん、皆さんにはご迷惑をお掛けしました」
……案の定、醜い口論が始まった。
66: 2008/03/23(日) 04:19:13.77 ID:mFnIuoR3O
梨花「詩ぃ、話を聞いてほしいのです」
詩音「うるさいうるさい! 私を騙そうったって、そうはいきませんから!!」
羽入「あうあうあぅ! あぅあぅ!!」
結局、私達と顔を合わせた途端に機嫌を悪くする詩音。
魅音もレナも詩音を落ち着かせようと奮闘するが……。
魅音「いい加減にしなっ!!!!」
羽入「あぅぅ?! あうあぅあぅ!」
あの魅音も我慢の限界だったのか、激しい怒りを詩音にぶつけてしまう。
詩音「あんたが圭ちゃんを鬼隠ししたんだ!!!」
魅音「ばかっ!! なんでそんなに強情なのよ!!」
羽入「あうあうあぅ!」
梨花「あんたは黙ってなさい!!」
羽入「あぅ!? あうぅ・・・・」
お願いだから少し黙ってて頂戴。興奮するのもわかる。でも、今は堪えなさい!
羽入「ご、ごめんなさい・・・なのです」
詩音「うるさいうるさい! 私を騙そうったって、そうはいきませんから!!」
羽入「あうあうあぅ! あぅあぅ!!」
結局、私達と顔を合わせた途端に機嫌を悪くする詩音。
魅音もレナも詩音を落ち着かせようと奮闘するが……。
魅音「いい加減にしなっ!!!!」
羽入「あぅぅ?! あうあぅあぅ!」
あの魅音も我慢の限界だったのか、激しい怒りを詩音にぶつけてしまう。
詩音「あんたが圭ちゃんを鬼隠ししたんだ!!!」
魅音「ばかっ!! なんでそんなに強情なのよ!!」
羽入「あうあうあぅ!」
梨花「あんたは黙ってなさい!!」
羽入「あぅ!? あうぅ・・・・」
お願いだから少し黙ってて頂戴。興奮するのもわかる。でも、今は堪えなさい!
羽入「ご、ごめんなさい・・・なのです」
67: 2008/03/23(日) 04:21:19.22 ID:mFnIuoR3O
梨花「魅ぃも詩ぃも、落ち着くのですよ!」
我を忘れて吠えていては、何も聞こえなくなるだけよ!
お願い詩音……私の声を………皆の声を聞いて…!!
詩音「うるさいうるさいうるさい!! あんた達なんかに…!!」
………自分の無力さが歯痒い……。
私には仲間を止める事すら出来ない。罪深い無力な存在……。
羽入「梨花、無力は・・・・罪ではありません」
何を言っているの?! 友人が、私の大好きな仲間達が
目の前で苦しんでいるというのに!! これを無力と言わずに何を……!!
羽入「・・・梨花もいずれわかる事なのですよ」
あんたが何を言いたいのかわからない! 私には………。
……………………………………………………くっ……。
梨花「詩ぃ、何をそんなに怒っているのですか?」
……私もね。ごめんなさい、羽入。
レナ「沙都子ちゃん、具合はどうだったのかな?」
れ、レナ? 一体何を……。
我を忘れて吠えていては、何も聞こえなくなるだけよ!
お願い詩音……私の声を………皆の声を聞いて…!!
詩音「うるさいうるさいうるさい!! あんた達なんかに…!!」
………自分の無力さが歯痒い……。
私には仲間を止める事すら出来ない。罪深い無力な存在……。
羽入「梨花、無力は・・・・罪ではありません」
何を言っているの?! 友人が、私の大好きな仲間達が
目の前で苦しんでいるというのに!! これを無力と言わずに何を……!!
羽入「・・・梨花もいずれわかる事なのですよ」
あんたが何を言いたいのかわからない! 私には………。
……………………………………………………くっ……。
梨花「詩ぃ、何をそんなに怒っているのですか?」
……私もね。ごめんなさい、羽入。
レナ「沙都子ちゃん、具合はどうだったのかな?」
れ、レナ? 一体何を……。
68: 2008/03/23(日) 04:23:06.35 ID:mFnIuoR3O
レナ「学校が終わったらね、沙都子ちゃんのお見舞いに
行こうって話になってるの。詩ぃちゃんも行くよね?」
………そんな話をした覚えはないが、さすがはレナといったところか。
詩音「・・・・わかりました」
さっきまでの態度とは一転。詩音は静かに頷いた。
羽入「れ、レナは凄いのです! 凄いのです!」
そうね。逆立ちしたって、レナには勝てる気がしないわ。……くすくす。
詩音「でも、勘違いしないでくださいね」
羽入「あぅ?」
詩音「私はあなた達が沙都子に危害を加えないか
見張るためについて行くだけです。・・・ふん」
魅音「そ、そんな事するわけないでしょバカッ!!」
羽入「り、梨花ぁ!」
………なによ。これ以上何が起こっても………………………ああっ………!?
レナ「・・・・・!!」
れ、レナ? ど、どうしてそんなに怖い顔をしているの……?
行こうって話になってるの。詩ぃちゃんも行くよね?」
………そんな話をした覚えはないが、さすがはレナといったところか。
詩音「・・・・わかりました」
さっきまでの態度とは一転。詩音は静かに頷いた。
羽入「れ、レナは凄いのです! 凄いのです!」
そうね。逆立ちしたって、レナには勝てる気がしないわ。……くすくす。
詩音「でも、勘違いしないでくださいね」
羽入「あぅ?」
詩音「私はあなた達が沙都子に危害を加えないか
見張るためについて行くだけです。・・・ふん」
魅音「そ、そんな事するわけないでしょバカッ!!」
羽入「り、梨花ぁ!」
………なによ。これ以上何が起こっても………………………ああっ………!?
レナ「・・・・・!!」
れ、レナ? ど、どうしてそんなに怖い顔をしているの……?
69: 2008/03/23(日) 04:26:01.72 ID:mFnIuoR3O
レナ「詩ぃちゃんは我が儘を言って騒ぎ回っている子供と一緒」
詩音「はぁ? どうして私が、」
ッッ!!!!
レナ「自分の主張ばっかり!!」
………今の詩ぃちゃんに何を言っても無駄みたいだし。
魅音「れ、レナ?」
魅ぃちゃんも魅ぃちゃんだよ。しっかり者の魅ぃちゃんが
そんな調子でどうするの? ……レナは嫌な役回り………やだなぁ…。
詩音「私がその程度の挑発に乗るとでも? おバカですねー!」
あ、あはははは………乗ってもらわくちゃ困るのに……。
レナ「詩ぃちゃんだっておバカさんだよー! ほら、
ほら、周りを見て? みーんな怖がってる!」
だから早く終わらせなきゃ。収拾がつかなくなる前に。
詩音「本当ですね! もしかして・・・・やっちゃいました?」
うん………やり過ぎ。
詩音「はぁ? どうして私が、」
ッッ!!!!
レナ「自分の主張ばっかり!!」
………今の詩ぃちゃんに何を言っても無駄みたいだし。
魅音「れ、レナ?」
魅ぃちゃんも魅ぃちゃんだよ。しっかり者の魅ぃちゃんが
そんな調子でどうするの? ……レナは嫌な役回り………やだなぁ…。
詩音「私がその程度の挑発に乗るとでも? おバカですねー!」
あ、あはははは………乗ってもらわくちゃ困るのに……。
レナ「詩ぃちゃんだっておバカさんだよー! ほら、
ほら、周りを見て? みーんな怖がってる!」
だから早く終わらせなきゃ。収拾がつかなくなる前に。
詩音「本当ですね! もしかして・・・・やっちゃいました?」
うん………やり過ぎ。
70: 2008/03/23(日) 04:27:25.12 ID:mFnIuoR3O
詩ぃちゃんは私の挑発に面白いように乗ってくれた。
あとは時間の問題。頭が冷えるのを待つだけ。………でも。
詩音「私達って、なんだか似ていると思いませんか?」
あはははははははははっ!! ………今の詩ぃちゃんとはヤだよ。
レナ「嫌だ嫌だ! 汚い! 不潔・・・!!」
私は嫌だ。こんな詩ぃちゃんを認めるわけにはいかない。
レナ・詩音「「あはははははははははっ!!!!」」
なーんだ。詩ぃちゃんも一緒だったんだね。レナも一緒だよ。だよ。
魅音「ふ、二人共どうしちゃったの?!」
み、魅ぃちゃん? 魅ぃちゃんこそどうしたの?
知恵「一体なんの騒ぎですか!?」
あははは………先生が来ちゃったね…。
あとは時間の問題。頭が冷えるのを待つだけ。………でも。
詩音「私達って、なんだか似ていると思いませんか?」
あはははははははははっ!! ………今の詩ぃちゃんとはヤだよ。
レナ「嫌だ嫌だ! 汚い! 不潔・・・!!」
私は嫌だ。こんな詩ぃちゃんを認めるわけにはいかない。
レナ・詩音「「あはははははははははっ!!!!」」
なーんだ。詩ぃちゃんも一緒だったんだね。レナも一緒だよ。だよ。
魅音「ふ、二人共どうしちゃったの?!」
み、魅ぃちゃん? 魅ぃちゃんこそどうしたの?
知恵「一体なんの騒ぎですか!?」
あははは………先生が来ちゃったね…。
72: 2008/03/23(日) 04:29:34.60 ID:mFnIuoR3O
レナ「ごめんなさい先生。お喋りしてたら盛り上がっちゃって・・・・」
詩音「レナさんったら面白いんですよ? くくっ・・・」
あ、あはははは。やり過ぎちゃったけどね。
魅音「え、えっと・・・・」
………? さっきから魅ぃちゃんの様子がおかしい。
詩音「どうしちゃったんですかお姉?」
うん、詩ぃちゃんはもう大丈夫みたいだね。よかったぁ…。
梨花「・・・・この世界ももう終わりね」
り、梨花ちゃん? うーん……たまに梨花ちゃんの
言っている事がよくわからない時もあるけど………どうしたのかな…?
梨花「二人共、ちゃんと反省しないとダメなのですよ」
はーい。皆もごめんね。怖がらせちゃって。
詩ぃちゃんは引っ込みがつかなくなると何をするかわからないからね……。
昨日と同じ。レナがタイミングときっかけを作っただけだよ。
れ、レナはこんな嫌な役はもうしないからね~。魅ぃちゃん!
魅ぃちゃんがしっかりしないと! もう…………。
でも、私は詩ぃちゃんに吐いた暴言に関しては謝るつもりはない。絶対に。
あんたなんかに謝るものか。
詩音「レナさんったら面白いんですよ? くくっ・・・」
あ、あはははは。やり過ぎちゃったけどね。
魅音「え、えっと・・・・」
………? さっきから魅ぃちゃんの様子がおかしい。
詩音「どうしちゃったんですかお姉?」
うん、詩ぃちゃんはもう大丈夫みたいだね。よかったぁ…。
梨花「・・・・この世界ももう終わりね」
り、梨花ちゃん? うーん……たまに梨花ちゃんの
言っている事がよくわからない時もあるけど………どうしたのかな…?
梨花「二人共、ちゃんと反省しないとダメなのですよ」
はーい。皆もごめんね。怖がらせちゃって。
詩ぃちゃんは引っ込みがつかなくなると何をするかわからないからね……。
昨日と同じ。レナがタイミングときっかけを作っただけだよ。
れ、レナはこんな嫌な役はもうしないからね~。魅ぃちゃん!
魅ぃちゃんがしっかりしないと! もう…………。
でも、私は詩ぃちゃんに吐いた暴言に関しては謝るつもりはない。絶対に。
あんたなんかに謝るものか。
73: 2008/03/23(日) 04:31:08.76 ID:mFnIuoR3O
梨花「そうなのですか・・・・」
レナ「ごめんね梨花ちゃん。・・・・怖かったかな?」
えぇ、とっても。今でも腕の震えが止まらないわ。
羽入「そ、それは梨花が怒っているからではないのですか?」
………ふん。怒るに決まってるじゃない。
羽入「僕はてっきり、レナが・・・・あぅ・・・」
それは私も同じ意見。あんなものを見せられれば、誰だってそう思うわよ。
羽入「うふふ。レナもお茶目な一面があったのです」
………本当にそうならいいんだけどね。
羽入「・・・・・・はい」
レナに自覚がないだけかもしれない。それが、あの病気の怖い所なんだから。
羽入「レナが心配なのです・・・・・・」
またレナの後ろをつけ回すつもり? やめなさい。怖がらせるだけよ。
羽入「ぼ、僕は怖がらせるつもりじゃ・・・!」
レナ「ごめんね梨花ちゃん。・・・・怖かったかな?」
えぇ、とっても。今でも腕の震えが止まらないわ。
羽入「そ、それは梨花が怒っているからではないのですか?」
………ふん。怒るに決まってるじゃない。
羽入「僕はてっきり、レナが・・・・あぅ・・・」
それは私も同じ意見。あんなものを見せられれば、誰だってそう思うわよ。
羽入「うふふ。レナもお茶目な一面があったのです」
………本当にそうならいいんだけどね。
羽入「・・・・・・はい」
レナに自覚がないだけかもしれない。それが、あの病気の怖い所なんだから。
羽入「レナが心配なのです・・・・・・」
またレナの後ろをつけ回すつもり? やめなさい。怖がらせるだけよ。
羽入「ぼ、僕は怖がらせるつもりじゃ・・・!」
74: 2008/03/23(日) 04:33:22.82 ID:mFnIuoR3O
梨花「このストーカー女! なのです。にぱーっ」
羽入「あ、あうあぅあうあぅあぅぁぅ!」
レナ「ど、どうしたの梨花ちゃん?」
梨花「みぃ、なんでもないのですよ」
羽入「梨花が意地悪をするのです・・・・意地悪をするのです・・・・・」
謝るわよ。ごめんなさい。これでいい?
羽入「あうあぅあぅ!」
ここまでくると、あんたのあぅあぅ語を役すのが楽しくなってきたわ。
レナ「なんだかご機嫌みたいだね、梨花ちゃん」
梨花「詩ぃと仲直りが出来そうな気がして、顔が綻んでしまうのですよ」
レナ「あははは、大丈夫だよ。きっと仲直り出来るよ~」
……………………………………やはりいつものレナだ。
『嫌だ嫌だ! 汚い! あははははっ!!』
まさかレナが………いくら演技だったとはいえ、
あんな言葉を詩音に掛けるだろうか? …………んん…。
羽入「あ、あうあぅあうあぅあぅぁぅ!」
レナ「ど、どうしたの梨花ちゃん?」
梨花「みぃ、なんでもないのですよ」
羽入「梨花が意地悪をするのです・・・・意地悪をするのです・・・・・」
謝るわよ。ごめんなさい。これでいい?
羽入「あうあぅあぅ!」
ここまでくると、あんたのあぅあぅ語を役すのが楽しくなってきたわ。
レナ「なんだかご機嫌みたいだね、梨花ちゃん」
梨花「詩ぃと仲直りが出来そうな気がして、顔が綻んでしまうのですよ」
レナ「あははは、大丈夫だよ。きっと仲直り出来るよ~」
……………………………………やはりいつものレナだ。
『嫌だ嫌だ! 汚い! あははははっ!!』
まさかレナが………いくら演技だったとはいえ、
あんな言葉を詩音に掛けるだろうか? …………んん…。
75: 2008/03/23(日) 04:35:06.94 ID:mFnIuoR3O
羽入「僕は気に掛けておいた方が良いと思うのです」
奇遇ね。私も同じ意見よ。最悪の事態は頭に入れておかないと。
羽入「レナは強い子なのです。僕達が一緒にいれば、
きっと大丈夫なのです。レナなら・・・きっと」
あら、なぁに? 珍しく前向きな意見じゃない。
羽入「ぼ、僕だってたまにはこれくらい言いますのです! あぅあぅ☆」
………なんだか胸がむかむかしてきたわ。
羽入「あ、あうぅ?!」
冗談よ。あんたが機嫌が良いと、からかいたくなるのよ。
羽入「・・・・なんだか、僕には梨花も機嫌が良く見えるのですよ」
そう? 羽入がそう思うんなら………そうかもね。くすくす…。
羽入「梨花が嬉しそうな顔をすると、僕も嬉しくなってきますのですよ」
そうね………今が夜なら、月を肴に、
羽入「だ、ダメなのですダメなのです! 僕は・・・!」
………くすくす。本当に羽入はか、
知恵「皆さーん、席について下さーい」
奇遇ね。私も同じ意見よ。最悪の事態は頭に入れておかないと。
羽入「レナは強い子なのです。僕達が一緒にいれば、
きっと大丈夫なのです。レナなら・・・きっと」
あら、なぁに? 珍しく前向きな意見じゃない。
羽入「ぼ、僕だってたまにはこれくらい言いますのです! あぅあぅ☆」
………なんだか胸がむかむかしてきたわ。
羽入「あ、あうぅ?!」
冗談よ。あんたが機嫌が良いと、からかいたくなるのよ。
羽入「・・・・なんだか、僕には梨花も機嫌が良く見えるのですよ」
そう? 羽入がそう思うんなら………そうかもね。くすくす…。
羽入「梨花が嬉しそうな顔をすると、僕も嬉しくなってきますのですよ」
そうね………今が夜なら、月を肴に、
羽入「だ、ダメなのですダメなのです! 僕は・・・!」
………くすくす。本当に羽入はか、
知恵「皆さーん、席について下さーい」
76: 2008/03/23(日) 04:37:52.75 ID:mFnIuoR3O
詩音はだいぶ落ち着いた様子ではあった。ただ魅音と
顔を合わせると、未だぎくしゃくしている。この場合、
戸惑いを持っているのは魅音なのだと、私にも明確にわかった。
「「さよーならー」」
帰りの挨拶を終え、教室はクラスメイト達の声で賑わい出す。
魅音「し、詩音」
羽入「・・・・魅音は相変わらずなのです」
魅音は優し過ぎる……そして、それが長所でもあり、短所でもあるのだから。
羽入「僕は、優しい魅音が大好きなのですよ」
私だって同じよ。だから、私のやれる事をやるの。
梨花「魅ぃ、元気を出してほしいのですよ」
魅音「あ、あははは・・・・うん、そうだね」
魅音の気持ちもわかる。圭一が氏に、沙都子が倒れ、詩音に咎められる。
でも、辛いのは魅音だけじゃない。そして魅音自身も、それをわかっている。
羽入「梨花・・・・・」
顔を合わせると、未だぎくしゃくしている。この場合、
戸惑いを持っているのは魅音なのだと、私にも明確にわかった。
「「さよーならー」」
帰りの挨拶を終え、教室はクラスメイト達の声で賑わい出す。
魅音「し、詩音」
羽入「・・・・魅音は相変わらずなのです」
魅音は優し過ぎる……そして、それが長所でもあり、短所でもあるのだから。
羽入「僕は、優しい魅音が大好きなのですよ」
私だって同じよ。だから、私のやれる事をやるの。
梨花「魅ぃ、元気を出してほしいのですよ」
魅音「あ、あははは・・・・うん、そうだね」
魅音の気持ちもわかる。圭一が氏に、沙都子が倒れ、詩音に咎められる。
でも、辛いのは魅音だけじゃない。そして魅音自身も、それをわかっている。
羽入「梨花・・・・・」
80: 2008/03/23(日) 04:40:12.39 ID:mFnIuoR3O
梨花「魅ぃは自分が考えている以上に強い人です。
その強さを、皆にも分けてあげてほしいのです」
私が出来るのはこれだけ。魅音から教えてもらった強さを。
教えてもらった私が、あなたに聞き伝えるだけ。
梨花「・・・・ボクは魅ぃのそんな姿を見たくはないのですよ」
突き放す言い方かもしれない。でも、これが私の本心だから。私の声を聞いて。
梨花「魅ぃが謝っても許してくれない時は、
ボクも一緒に謝ってあげますです」
そうでしょう? 魅音。
梨花「二人でごめんなさいすれば、きっと許してくれますですよ」
だって、私達は最高の仲間。そうでしょう?
魅音「ありがとう・・・・・・梨花ちゃん」
気にしなくていいわ。私は何度もあなたに助けられてきたんだもの。
羽入「梨花、魅音が吹っ切れた顔をしていますのです」
そうね。これが私の知っている園崎魅音。
私達の大好きな部活の部長であり、私達の大好きな、最高の仲間。
羽入「・・・・・梨花・・・・」
その強さを、皆にも分けてあげてほしいのです」
私が出来るのはこれだけ。魅音から教えてもらった強さを。
教えてもらった私が、あなたに聞き伝えるだけ。
梨花「・・・・ボクは魅ぃのそんな姿を見たくはないのですよ」
突き放す言い方かもしれない。でも、これが私の本心だから。私の声を聞いて。
梨花「魅ぃが謝っても許してくれない時は、
ボクも一緒に謝ってあげますです」
そうでしょう? 魅音。
梨花「二人でごめんなさいすれば、きっと許してくれますですよ」
だって、私達は最高の仲間。そうでしょう?
魅音「ありがとう・・・・・・梨花ちゃん」
気にしなくていいわ。私は何度もあなたに助けられてきたんだもの。
羽入「梨花、魅音が吹っ切れた顔をしていますのです」
そうね。これが私の知っている園崎魅音。
私達の大好きな部活の部長であり、私達の大好きな、最高の仲間。
羽入「・・・・・梨花・・・・」
81: 2008/03/23(日) 04:41:40.61 ID:mFnIuoR3O
レナ「二人共遅いよー」
魅音「あははっ、ごめんごめん」
詩音「まったく、時間にルーズなのは昔から直りませんね」
魅音「詩音だって人の事言えないくせにー!」
詩音「私は大丈夫です。お姉と違って要領良いですから」
魅音「詩音嫌ーい! あっち行けーっ!」
あぁ………この感覚……久しぶりだ。私の大好きな…。
レナ「本当に二人は仲が良いよね~」
梨花「喧嘩する程仲が良いのですよ」
魅音・詩音「「だれがっ?!」」
魅音がいてレナがいて、沙都子がいて詩音がいて………私がいて……。
……………………………………圭一がいて……。
羽入「梨花・・・・・・・」
……ごめんなさい。皆だって辛い筈なのに…。
魅音「あははっ、ごめんごめん」
詩音「まったく、時間にルーズなのは昔から直りませんね」
魅音「詩音だって人の事言えないくせにー!」
詩音「私は大丈夫です。お姉と違って要領良いですから」
魅音「詩音嫌ーい! あっち行けーっ!」
あぁ………この感覚……久しぶりだ。私の大好きな…。
レナ「本当に二人は仲が良いよね~」
梨花「喧嘩する程仲が良いのですよ」
魅音・詩音「「だれがっ?!」」
魅音がいてレナがいて、沙都子がいて詩音がいて………私がいて……。
……………………………………圭一がいて……。
羽入「梨花・・・・・・・」
……ごめんなさい。皆だって辛い筈なのに…。
82: 2008/03/23(日) 04:44:18.41 ID:mFnIuoR3O
魅音「詩音は興宮に帰れー!」
詩音「別にいいですよ。たまに覗きに来るだけですから」
レナ「あはははっ、詩ぃちゃんなら毎日来てもいいんだよ~」
魅音「こぉらレナ! あんたはどっちの味方なの?!」
レナ「レナは詩ぃちゃんがいる方が楽しいと思うな。思うな」
詩音「どうしますお姉。2対1ですよー?」
まるで昨日までの事が夢の様………とても心地良い……。
魅音「り、梨花ちゃん! 梨花ちゃんはどっちの味方なの?!」
………!! いやっ! 私はもっと素敵な世界を知っているの! だから……ッ!!
魅音「り、梨花ちゃん? おーい」
梨花「みぃ、ボクも詩ぃがいた方が楽しいと思うのですよ」
詩音「決まりですね。はーいお姉、我が儘を言ってはいけませんでちゅよー?」
魅音「嫌だ嫌だ嫌だー! 詩音は帰れー!」
レナ「あはははっ、ダメだよ魅ぃちゃん。多数決なんだよ。だよ」
詩音「別にいいですよ。たまに覗きに来るだけですから」
レナ「あはははっ、詩ぃちゃんなら毎日来てもいいんだよ~」
魅音「こぉらレナ! あんたはどっちの味方なの?!」
レナ「レナは詩ぃちゃんがいる方が楽しいと思うな。思うな」
詩音「どうしますお姉。2対1ですよー?」
まるで昨日までの事が夢の様………とても心地良い……。
魅音「り、梨花ちゃん! 梨花ちゃんはどっちの味方なの?!」
………!! いやっ! 私はもっと素敵な世界を知っているの! だから……ッ!!
魅音「り、梨花ちゃん? おーい」
梨花「みぃ、ボクも詩ぃがいた方が楽しいと思うのですよ」
詩音「決まりですね。はーいお姉、我が儘を言ってはいけませんでちゅよー?」
魅音「嫌だ嫌だ嫌だー! 詩音は帰れー!」
レナ「あはははっ、ダメだよ魅ぃちゃん。多数決なんだよ。だよ」
83: 2008/03/23(日) 04:46:36.08 ID:mFnIuoR3O
魅音「むきーっ!」
レナ「み、魅ぃちゃん・・・・お猿さんみたいだよ~」
詩音「顔を真っ赤してるところなんか、そっくりだと思いません?」
梨花「まっかっかっで、うっきうきなのです」
魅音「うるさーい! 私ゃ人間だー!!」
こんなにも楽しいのに………沙都子は……圭一は………ッ!!
羽入「梨花・・・・苦しむ必要はないのですよ」
…………無理よ。
詩音「レナさん、無断で餌をあげてはダメです」
レナ「えぇっ!? こんなにかぁいぃのにぃ・・・・」
魅音「うききっ! うきゃあ!」
詩音「わっ! お猿さんが怒っちゃいましたね」
魅音「ちょっとそこー。軽く乗っただけでしょー」
レナ「あはははっ。なんだか今日の魅ぃちゃん、とってもかぁいいね!」
レナ「み、魅ぃちゃん・・・・お猿さんみたいだよ~」
詩音「顔を真っ赤してるところなんか、そっくりだと思いません?」
梨花「まっかっかっで、うっきうきなのです」
魅音「うるさーい! 私ゃ人間だー!!」
こんなにも楽しいのに………沙都子は……圭一は………ッ!!
羽入「梨花・・・・苦しむ必要はないのですよ」
…………無理よ。
詩音「レナさん、無断で餌をあげてはダメです」
レナ「えぇっ!? こんなにかぁいぃのにぃ・・・・」
魅音「うききっ! うきゃあ!」
詩音「わっ! お猿さんが怒っちゃいましたね」
魅音「ちょっとそこー。軽く乗っただけでしょー」
レナ「あはははっ。なんだか今日の魅ぃちゃん、とってもかぁいいね!」
85: 2008/03/23(日) 04:49:31.71 ID:mFnIuoR3O
羽入「この世界はこの世界で梨花の好きにやれば良いと、僕は思うのですよ」
良くないわよ…………悪くもないんだろうけど……。
詩音「どうしました梨花ちゃま?」
梨花「みぃ、お猿さんが可哀想なのです・・・・」
レナ「はうぅ~! 今日は梨花ちゃんもお猿さんも、
レナがぜーんっぶおっ持ち帰りぃ~~!」
魅音「やーいやーい、詩音だけ独りぼっちー」
詩音「お、お姉・・・・それは全然悔しくないです」
梨花「それなら、ボクが詩ぃをお持ち帰りしますです。にぱーっ」
レナ「ダメだよダメだよー! 梨花ちゃんはレナが
お持ち帰りするんだから大人しくしてなきゃ~!」
羽入「ふふっ。とっても賑やかなのです」
………ねぇ羽入、私は……。
羽入「誰も・・・梨花を攻めたりしないのです」
………ありがとう。同じ事を何度も経験してきたというのに……情けない話だ…。
良くないわよ…………悪くもないんだろうけど……。
詩音「どうしました梨花ちゃま?」
梨花「みぃ、お猿さんが可哀想なのです・・・・」
レナ「はうぅ~! 今日は梨花ちゃんもお猿さんも、
レナがぜーんっぶおっ持ち帰りぃ~~!」
魅音「やーいやーい、詩音だけ独りぼっちー」
詩音「お、お姉・・・・それは全然悔しくないです」
梨花「それなら、ボクが詩ぃをお持ち帰りしますです。にぱーっ」
レナ「ダメだよダメだよー! 梨花ちゃんはレナが
お持ち帰りするんだから大人しくしてなきゃ~!」
羽入「ふふっ。とっても賑やかなのです」
………ねぇ羽入、私は……。
羽入「誰も・・・梨花を攻めたりしないのです」
………ありがとう。同じ事を何度も経験してきたというのに……情けない話だ…。
87: 2008/03/23(日) 04:52:21.14 ID:mFnIuoR3O
大石「どぉもぉ。お楽しみのところ、誠に申し訳ありません」
羽入「空気読めなのです! KY! KY!」
なぁにその言葉? まぁいいわ。………また大石か。
大石「園崎詩音さんにお話がありまして。んっふっふっふ!」
羽入「梨花・・・・嫌な予感がしますのです・・・ぁぅ・・・」
……なんだか今日はあんたと意見が合うわね。私もよ。
詩音「・・・・別にいいですけど」
し、詩ぃ?! 何を言っているの?!?!
詩音「いいんです。お姉達は先にいってください」
羽入「さ、沙都子はどうなるのですか?!」
詩音「わかってます。口が裂けても言いませんよ」
………そうね。私は詩音の言葉を信じるわ。
大石「立ち話もなんでしょうから、お乗り下さい。んっふっふ」
詩ぃ………私はあなたを信じてる。だから……!
魅音「・・・・行こう、皆」
羽入「空気読めなのです! KY! KY!」
なぁにその言葉? まぁいいわ。………また大石か。
大石「園崎詩音さんにお話がありまして。んっふっふっふ!」
羽入「梨花・・・・嫌な予感がしますのです・・・ぁぅ・・・」
……なんだか今日はあんたと意見が合うわね。私もよ。
詩音「・・・・別にいいですけど」
し、詩ぃ?! 何を言っているの?!?!
詩音「いいんです。お姉達は先にいってください」
羽入「さ、沙都子はどうなるのですか?!」
詩音「わかってます。口が裂けても言いませんよ」
………そうね。私は詩音の言葉を信じるわ。
大石「立ち話もなんでしょうから、お乗り下さい。んっふっふ」
詩ぃ………私はあなたを信じてる。だから……!
魅音「・・・・行こう、皆」
88: 2008/03/23(日) 04:54:52.06 ID:mFnIuoR3O
詩音「きゃぁぁあぁあぁぁぁああぁぁあぁぁぁあぁあぁぁっ!!」
魅音「ふぇ? な、なになに? 何が起こったの?!」
レナ「詩ぃちゃんの悲鳴だよ! 詩ぃちゃん!」
大石「なっはっはっは! やりました・・・・遂にやりましたよぅ!」
魅音「お、大石さん?! 何やってんんですか?!」
大石「園崎詩音さんはこちらで保護させてもらいます。んっふっふっふ!」
梨花「なんだか大変な事になってきたのです」
詩音「んーんー! んーっ!」
レナ「大石さん! 詩ぃちゃんに何をするつもりなんですか?!」
大石「特に何かしようとは思っていませんよぅ?」
魅音「目的はなんだー! 金かー?」
大石「おぱんちゅ・・・・!!」
魅音「・・・・・・!!」
レナ「・・・・・・!!」
梨花「・・・・・こいつもか」
魅音「ふぇ? な、なになに? 何が起こったの?!」
レナ「詩ぃちゃんの悲鳴だよ! 詩ぃちゃん!」
大石「なっはっはっは! やりました・・・・遂にやりましたよぅ!」
魅音「お、大石さん?! 何やってんんですか?!」
大石「園崎詩音さんはこちらで保護させてもらいます。んっふっふっふ!」
梨花「なんだか大変な事になってきたのです」
詩音「んーんー! んーっ!」
レナ「大石さん! 詩ぃちゃんに何をするつもりなんですか?!」
大石「特に何かしようとは思っていませんよぅ?」
魅音「目的はなんだー! 金かー?」
大石「おぱんちゅ・・・・!!」
魅音「・・・・・・!!」
レナ「・・・・・・!!」
梨花「・・・・・こいつもか」
90: 2008/03/23(日) 04:56:48.91 ID:mFnIuoR3O
羽入「成敗! なのです!!」
大石「おふぅん!」
沙都子「・・・下品なお話はもうやめてくださいまし」
レナ「沙都子ちゃんだ! って事は・・・」
羽入「お察しの通り、今宵もここまでなのですよ」
梨花「ひぐらしのなく頃に~罠頃し編解~第2夜、
楽しんでもらえたかしら?
私はもう疲れたから休ませてもらうわね」
羽入「今回も、梨花と僕は目立っていたのです♪」
魅音「お、おじさんはまーた微妙な役だよ・・・・」
レナ「レナはちょっとだけ出番があって良かったよ~」
沙都子「わ、私の出番はどうなっていますの?!」
魅音「あーダメダメ。沙都子はもう降板だよ。こ・う・ば・ん!」
沙都子「ふわぁああぁあぁああぁん! そんな扱い酷過ぎますわぁ!」
レナ「魅ぃちゃん! 嘘吐いちゃダメだよ!」
大石「おふぅん!」
沙都子「・・・下品なお話はもうやめてくださいまし」
レナ「沙都子ちゃんだ! って事は・・・」
羽入「お察しの通り、今宵もここまでなのですよ」
梨花「ひぐらしのなく頃に~罠頃し編解~第2夜、
楽しんでもらえたかしら?
私はもう疲れたから休ませてもらうわね」
羽入「今回も、梨花と僕は目立っていたのです♪」
魅音「お、おじさんはまーた微妙な役だよ・・・・」
レナ「レナはちょっとだけ出番があって良かったよ~」
沙都子「わ、私の出番はどうなっていますの?!」
魅音「あーダメダメ。沙都子はもう降板だよ。こ・う・ば・ん!」
沙都子「ふわぁああぁあぁああぁん! そんな扱い酷過ぎますわぁ!」
レナ「魅ぃちゃん! 嘘吐いちゃダメだよ!」
92: 2008/03/23(日) 04:58:32.07 ID:mFnIuoR3O
詩音「はぁ・・・・まったく、あのスOベ親父は。んしょ」
鷹野「ふふっ、詩音ちゃんも大人になれば、社会の苦しみがわかるわよぉ?」
詩音「鷹野さんじゃないですか。お疲れ様です」
入江「この入江京介もお忘れなく」
詩音「監督もお疲れ様でした。なんだか、結構
重要な役割をもらっている雰囲気でしたね」
入江「えぇ、今後出番が多いと嬉しいんですが・・・・それはさておき」
沙都子「な、なんですの監督?」
入江「何故私と沙都子ちゃんが診療所で過ごした
一夜の描写が事細かに無いんですかああぁぁぁ!!」
沙都子「事細かも何も、入院治療中の私を監督が
看病していただけではございませんの?」
入江「違います! それは断じて違います!!
本来メイドとは、ご主人様に奉仕する立場にあるもの。
その逆転現象・・・つまり! これは私が沙都子ちゃんの好感度を上げる大いべ」
詩音「・・・・ふぅ。あまり私を怒らせないでください」
沙都子「・・・・・・し、氏んでる・・・!」
鷹野「ふふっ、詩音ちゃんも大人になれば、社会の苦しみがわかるわよぉ?」
詩音「鷹野さんじゃないですか。お疲れ様です」
入江「この入江京介もお忘れなく」
詩音「監督もお疲れ様でした。なんだか、結構
重要な役割をもらっている雰囲気でしたね」
入江「えぇ、今後出番が多いと嬉しいんですが・・・・それはさておき」
沙都子「な、なんですの監督?」
入江「何故私と沙都子ちゃんが診療所で過ごした
一夜の描写が事細かに無いんですかああぁぁぁ!!」
沙都子「事細かも何も、入院治療中の私を監督が
看病していただけではございませんの?」
入江「違います! それは断じて違います!!
本来メイドとは、ご主人様に奉仕する立場にあるもの。
その逆転現象・・・つまり! これは私が沙都子ちゃんの好感度を上げる大いべ」
詩音「・・・・ふぅ。あまり私を怒らせないでください」
沙都子「・・・・・・し、氏んでる・・・!」
93: 2008/03/23(日) 05:00:47.43 ID:mFnIuoR3O
魅音「そんなこんなで解も遂に第2夜を無事終了! いやぁめでたいねぇ!」
羽入「一体、あとどれくらいお話は続くのでしょうか?」
レナ「うーん・・・・あと3回くらい、かな?」
魅音「じゃあ4回以上は確定だね。ここの1は信用出来ないからさー」
鷹野「別に長く続くのは一向に構わないけど、完結はさせてほしいわね」
詩音「そっちは大丈夫です。逃亡なんて、させませんから」
に、にぱーっ☆
レナ「あはははっ、皆も1さんを信じてあげてね」
沙都子「それでは皆様方、おやすみなさいませ!」
魅音「あ、ちょっと待った! 実は明日来れるか微妙なんだよねー」
詩音「そっちも大丈夫です。スレは自分で立てるみたいですよ」
レナ「スレは落としてもらっていいそうです。落とさないのも大変だもんね」
羽入「それでは、またおあいひゃあふぁうあみぃゅあぅふゃうはらゃまにゃぁ」
梨花「・・・・・・あーおいし」
羽入「一体、あとどれくらいお話は続くのでしょうか?」
レナ「うーん・・・・あと3回くらい、かな?」
魅音「じゃあ4回以上は確定だね。ここの1は信用出来ないからさー」
鷹野「別に長く続くのは一向に構わないけど、完結はさせてほしいわね」
詩音「そっちは大丈夫です。逃亡なんて、させませんから」
に、にぱーっ☆
レナ「あはははっ、皆も1さんを信じてあげてね」
沙都子「それでは皆様方、おやすみなさいませ!」
魅音「あ、ちょっと待った! 実は明日来れるか微妙なんだよねー」
詩音「そっちも大丈夫です。スレは自分で立てるみたいですよ」
レナ「スレは落としてもらっていいそうです。落とさないのも大変だもんね」
羽入「それでは、またおあいひゃあふぁうあみぃゅあぅふゃうはらゃまにゃぁ」
梨花「・・・・・・あーおいし」
98: 2008/03/23(日) 05:06:37.47 ID:mFnIuoR3O
梨花「正直、反省しているわ。台詞だけでは
伝えきれない、表現出来ない1の無能っぷり
には呆れたたわよ。ばーか」
羽入「あうあぅ・・・・前作と比べれば、とても
読み辛くなったと思いますのです・・・ぁぅ・・・」
梨花「ずぶの素人の付け焼き刃。駄目ね。
私はもう付き合いきれない。おやすみ」
羽入「り、梨花ぁ! ・・・・・ぁぅぅ・・・・」
魅音「ま、別にいいんじゃない? 私ゃ気にしてないよ」
沙都子「力量の低さはいずれなんとかなりもの。
書いている内に上手くなるやもしれませんわよ?」
頑張ります。ではおやすみなさい。
伝えきれない、表現出来ない1の無能っぷり
には呆れたたわよ。ばーか」
羽入「あうあぅ・・・・前作と比べれば、とても
読み辛くなったと思いますのです・・・ぁぅ・・・」
梨花「ずぶの素人の付け焼き刃。駄目ね。
私はもう付き合いきれない。おやすみ」
羽入「り、梨花ぁ! ・・・・・ぁぅぅ・・・・」
魅音「ま、別にいいんじゃない? 私ゃ気にしてないよ」
沙都子「力量の低さはいずれなんとかなりもの。
書いている内に上手くなるやもしれませんわよ?」
頑張ります。ではおやすみなさい。
99: 2008/03/23(日) 05:08:44.25 ID:whWagSwsO
>>1乙



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