1: 2010/09/18(土) 03:27:00.58 ID:sPPpBRUE0


エイラ「んーそうか?まあ元同僚だし、よくロッテ組んだしな」

サーニャ「うん。エイラ、ニパさんと話してるときはとても楽しそうだわ」

エイラ「あいつはからかうと面白いやつだからな。実は前にこんな話があってさ――」

――――
―――
――


サーニャ「……ニパさんのことよく知ってるのね」

エイラ「ドジだけどイイヤツだからさ。サーニャも仲良くなれるよ、きっと」

サーニャ「……エイラのバカ」ボソ

エイラ「ん?何か言ったか、サーニャ?」

サーニャ「なんでもない」
ストライクウィッチーズ劇場版 501部隊発進しますっ!(2) (角川コミックス・エース)
2: 2010/09/18(土) 03:30:59.29 ID:sPPpBRUE0

エイラ「ふあぁ……やっぱり夜間哨戒のあとはよく寝れるな」

サーニャ「ん……」

エイラ「ったく、しっかり毛布かけないと風邪ひいちゃうぞ、サーニャ」パサッ

コンコン

ニパ「イッル、サーニャさん。もう起きてるか?」

エイラ「(サーニャが寝てるのにニパのやつめ!)起きてるぞ……」

ニパ「ああ良かった。もう朝ご飯片付けられそうなんだ。あれ、サーニャさんはまだ寝てるのか」

エイラ「そうだ、だから静かにしろ。……とりあえず私だけ食堂に行くから」


7: 2010/09/18(土) 03:46:36.47 ID:sPPpBRUE0

サーニャ「んん……寒い………エイラ……………」スス
サーニャ「………エイラ?あれ……いない………」

ガチャ

サーニャ「エイラっ?」

エイラ「あ、もう起きてたのか。おはようサーニャ」

ニパ「おはようサーニャさん。朝ご飯持ってきたよ」

サーニャ「おはよう、エイラ……ニパ、さんも………」

エイラ「私も朝食まだなんだ。だから一緒に食べよう」

サーニャ「うん……」

サーニャ(二人で朝食をとりに行ってただけ……きっとそれだけ………)

サーニャ(でもエイラは………私をおいて行っちゃったんだ、ニパさんと一緒に……)

エイラ「あれ。もしかしてサーニャ、まだお腹減ってないのか?」

サーニャ「ううん、そうじゃないの」

エイラ「あ、わかった。手がかじかんでてうまくスプーン持てないんだろ?ほら、私が食べさせてあげるよ。あーん」

サーニャ「………っ!」カアァッ

エイラ「……やっぱりお腹減ってないのか?」

サーニャ「あ、あーんっ」パクッ

エイラ「おいしいか~?ほら、もう一回。あーん」

サーニャ(恥ずかしい……けど、幸せ)

9: 2010/09/18(土) 03:50:02.98 ID:sPPpBRUE0

サーニャ「ごちそうさま」

エイラ「ごちそうさまー。サーニャはまた寝てていいぞ。私が片付けてくるから」

サーニャ「………私も行く」

エイラ「え?でも夜間哨戒で疲れてるだろ?」

サーニャ「いいの。それにエイラ、どうせニパさんに手伝わせるつもりだったんでしょ?」

エイラ「ナ、ナンノコトカナー」

サーニャ(やっぱり……)
10: 2010/09/18(土) 04:04:01.51 ID:sPPpBRUE0
ニパ「サーニャさん寝てなくて大丈夫なの?」

サーニャ「・・・大丈夫」

エイラ「無理しなくてもいいんだぞ」

サーニャ「心配してくれてありがとう。でも・・・」

サーニャ(エイラは私の大事な・・・///)

エイラ「サーニャ!顔赤いぞ大丈夫か?横になってろ」アタフタ

ボフッ

サーニャ(結局エイラにやらせちゃった・・・エイラは今ニパさんと2人きりだよね)

サーニャ「エイラ・・・」

ガチャッ

エイラ「サーニャただいま」

サーニャ「エイラッ!」ガバッ

エイラ「え!?どうしたんだいきなり抱きついて///」

サーニャ「エイラ・・・もう少しこのままでいさせて」

11: 2010/09/18(土) 04:11:20.42 ID:sPPpBRUE0
エイラ(え・・・サーニャが私に抱きついて来たってことは・・・)

エイラ「もしかして・・・アレシテモイイノカナ?」

サーニャ「アレって何?」

エイラ「え・・・なんというか・・・好きな人同士がすること/
//」
サーニャ(・・・もしかしてアレのことかな・・・でも女の子どうしだし)

サーニャ「エイラは本当に私のこと好きなの?」

エイラ「えっ?・・・なんていうか・・・その・・・///」

サーニャ「はっきりして!エイラ!」

エイラ「好きだよ!私はサーニャのことが大好きだーっ!」

サーニャ「エイラ・・・嬉しい」

サーニャ(エイラとならアレだって大丈夫・・・)

サーニャ「アレしてもいいよ」

エイラ「そうか!やさしくするからな」ヒャッホーイ

サーニャ「ちょっと準備するから待ってねエイラ」

エイラ(準備?ってなんで脱いでいらっしゃるサーニャさん!・・・もしかして勘違いしてるのか!?私はキスのことをいってるだけど・・・しかしサーニャの肌綺麗だな~)


14: 2010/09/18(土) 08:13:00.89 ID:sPPpBRUE0

エイラ「サーニャさん?なんで脱いでいるんでしょうか?」
サーニャ「?エイラがいいだしたんでしょ?はやくしないとニパさん来ちゃうよ///」
エイラ「え・・・いや私はソレのことじゃなくて・・・キスをしようといったつもりなんだけど///」
サーニャ「エイラ・・・ワタシジャヤッパリ」ボソ
エイラ「サーニャ泣かないでくれ!何かいったか?」
サーニャ「エイラの馬鹿!いくじなし!」
エイラ「え・・・え!?」
サーニャ「どうせ私よりニパさんのほうがいいんでしょ!」

16: 2010/09/18(土) 08:18:48.93 ID:sPPpBRUE0
サーニャ(・・・)
エイラ「わ、私はサーニャのことが大好きだ。
サーニャはどう思ってるか知らないが私はサーニャと一緒にいるだけで心臓の音が大きくなってるんだぞ!
夜間哨戒終わってたまに私の部屋に間違えて入ってくるのを心待ちにしてたり、一緒にサウナ入る時だってずっとドキドキしてるんだ!それにそれに」
サーニャ「・・・エイラは私をそんな風に見てたの?」
エイラ「え、いや決してやましいような目で見ていたんじゃないぞ!決してそんなことは///」
サーニャ(ジー)
エイラ「私をそんな目でみるな~///」
サーニャ「ふふ(笑 ごめんねエイラ。からかっちゃった」
エイラ「え・・・?」

17: 2010/09/18(土) 08:21:02.03 ID:sPPpBRUE0

サーニャ「私ね、ニパさんが来てからエイラが私から離れてっちゃう気がしたの・・・私のソバにはいつもエイラがいてくれた。だからエイラがいなくなるなんて考えもしなかった。でもニパさんが来てから・・・(泣」
エイラがそっとサーニャを抱きしめる。
エイラ「サーニャ・・・ばかだなぁ私がサーニャから離れるはずないだろ?安心していいよ。私はサーニャを愛しているんだから」
サーニャ「うん・・・」スースー
エイラ(寝ちゃったか・・・疲れていたのに無理してたんだな・・・ゆっくり休めよ)

エイラが部屋を出るとニパがそこに・・・

18: 2010/09/18(土) 08:27:46.18 ID:sPPpBRUE0
エイラ「もしかして・・・聞いてたのか」
ジト目で詰め寄るエイラ
ニパ「え、あ、全然聞いてませんよ!エイラさんとサーニャさんが両思いだったとしても私はどうということはありませんよ」
エイラ「サーニャは渡さないからなっ!」
ニパ「サーニャさん?大丈夫ですよ。だってアタシがすきなのは・・・ボソボソ(エイラさんですから)」
エイラ「ん?」
ニパ「なんでもないですよ!なんでも」
エイラ「そうか。じゃあ訓練いくぞー」
ニパ「はい!エイラさん」

20: 2010/09/18(土) 08:40:21.09 ID:sPPpBRUE0
訓練後のサウナにて・・・

サーニャ「おはようエイラ」
エイラ「お、おはようサーニャ。もう起きて大丈夫なのか?」
サーニャ「うん。今日ね夢をみたの」
エイラ「へ~どんな夢だ?」
サーニャ「エイラが私に告白する夢よ」
エイラ「え?サーニャそれは夢じゃなk」
サーニャ「エイラがそんなことするはずないのにね(笑 私ったら変な夢見ちゃったから恥ずかしい///」
エイラ(もしかして寝ぼけていたのか!?どうしよ・・・)
エイラ「・・・うん。ソンナコトアリエナイヨネ・・・(泣」
サーニャ「エイラなんで泣いてるの?」
エイラ「なんでもないよ~!」
サーニャ「変なエイラ(クスッ」
エイラ(せっかく告白できたのに・・・まあこの関係も悪くはないからな。いいとするか)

 これでおわりだぞっ!
よんでくれてあんがとな

引用: サーニャ「エイラって(ry」の続きを書いた