1: 2010/08/21(土) 00:27:01.54 ID:TqGvU5AX0
19時、浴場
芳佳「エイラさんがサーニャちゃんの頭洗ってあげてる」
リーネ「本当に仲がいいよね、あの2人」
ペリーヌ「よすぎてちょっと怖いくらいですわ」
芳佳「きっと夜もすごいんだろうなぁ」
リーネ「よ、芳佳ちゃん、聞こえるよっ」
芳佳「エイラさんがサーニャちゃんの頭洗ってあげてる」
リーネ「本当に仲がいいよね、あの2人」
ペリーヌ「よすぎてちょっと怖いくらいですわ」
芳佳「きっと夜もすごいんだろうなぁ」
リーネ「よ、芳佳ちゃん、聞こえるよっ」
3: 2010/08/21(土) 00:27:40.36 ID:TqGvU5AX0
エイラ「(聞こえてるぞ。これで夜はまだ何もしてないなんて知れたら……
くそぅ、今日こそサーニャとあんなことやこんなことをムフフ)」
サーニャ「エイラ、どうしたの。ぼんやりして」
エイラ「い、いや何でもない。何でもないからナ」
サーニャ「?」
くそぅ、今日こそサーニャとあんなことやこんなことをムフフ)」
サーニャ「エイラ、どうしたの。ぼんやりして」
エイラ「い、いや何でもない。何でもないからナ」
サーニャ「?」
4: 2010/08/21(土) 00:28:40.42 ID:TqGvU5AX0
19時15分、脱衣所
エイラ「(でもそもそもサーニャは夜はいつも夜間哨戒だから
チャンスが少ないんだよナ。まず夜間哨戒を休ませるところから始めないと)」
19時40分、基地内
エイラ「……というわけなんだ」
ミーナ「言いたいことは分かったわ。
たまにはサーニャさんを休ませるべきだっていうのね」
エイラ「そうそう」
サーニャ「エイラ、私なら大丈夫よ。それに夜間哨戒は私の任務だし」
坂本「サーニャはこう言っている。それにエイラ、お前が言うと」
ミーナ「サーニャさんと夜遊びしたいと言っているようにしか聞こえないのよね」
エイラ「そ、そんなわけないだろッ」
エイラ「(でもそもそもサーニャは夜はいつも夜間哨戒だから
チャンスが少ないんだよナ。まず夜間哨戒を休ませるところから始めないと)」
19時40分、基地内
エイラ「……というわけなんだ」
ミーナ「言いたいことは分かったわ。
たまにはサーニャさんを休ませるべきだっていうのね」
エイラ「そうそう」
サーニャ「エイラ、私なら大丈夫よ。それに夜間哨戒は私の任務だし」
坂本「サーニャはこう言っている。それにエイラ、お前が言うと」
ミーナ「サーニャさんと夜遊びしたいと言っているようにしか聞こえないのよね」
エイラ「そ、そんなわけないだろッ」
5: 2010/08/21(土) 00:29:13.89 ID:TqGvU5AX0
坂本「まあエイラの言うことも一理ある。
夜間哨戒をサーニャ1人に任せきりにしていては
サーニャに万一のことがあった場合にどうしようもないからな。
今夜はひとつ、他の者にやらせてみるか」
ミーナ「そうね。サーニャさん、今夜はゆっくり休んでいいわよ」
サーニャ「は、はい」
エイラ「やったー……あ、いえ何でも。ありがとうございます」
エイラ「(よし。第一関門突破だ)」
夜間哨戒をサーニャ1人に任せきりにしていては
サーニャに万一のことがあった場合にどうしようもないからな。
今夜はひとつ、他の者にやらせてみるか」
ミーナ「そうね。サーニャさん、今夜はゆっくり休んでいいわよ」
サーニャ「は、はい」
エイラ「やったー……あ、いえ何でも。ありがとうございます」
エイラ「(よし。第一関門突破だ)」
7: 2010/08/21(土) 00:30:07.20 ID:TqGvU5AX0
20時10分、サウナ
サーニャ「いつもならもう夜間哨戒に出てる時間だわ。
こんなことしてていいのかしら」
エイラ「いいんだヨ。ちゃんと休みもらったんだから。
それよりサーニャ」
サーニャ「何、エイラ?」
エイラ「いや、その、この後なんだけどさ……」
サーニャ「うん」
エイラ「や、や、やっぱり後で言うよ」
サーニャ「?」
エイラ「(大丈夫、夜は始まったばかり。時間はまだまだある。
焦ってこのチャンスを逃したら、次は何週間待たなきゃならないか分からないもんナ)」
サーニャ「いつもならもう夜間哨戒に出てる時間だわ。
こんなことしてていいのかしら」
エイラ「いいんだヨ。ちゃんと休みもらったんだから。
それよりサーニャ」
サーニャ「何、エイラ?」
エイラ「いや、その、この後なんだけどさ……」
サーニャ「うん」
エイラ「や、や、やっぱり後で言うよ」
サーニャ「?」
エイラ「(大丈夫、夜は始まったばかり。時間はまだまだある。
焦ってこのチャンスを逃したら、次は何週間待たなきゃならないか分からないもんナ)」
8: 2010/08/21(土) 00:30:46.76 ID:TqGvU5AX0
エイラ「(それにしてもサーニャの肌、透き通るようでキレイだよなー)」マジマジ
サーニャ「エイラ、どこ見てるの」
エイラ「え、い、いやサーニャの肌キレイだなと思ってさ」
サーニャ「それだけ?」
エイラ「ああ、それだけ(今のは本当にそれだけだ!)」
サーニャ「ならいいけど」
サーニャ「エイラ、どこ見てるの」
エイラ「え、い、いやサーニャの肌キレイだなと思ってさ」
サーニャ「それだけ?」
エイラ「ああ、それだけ(今のは本当にそれだけだ!)」
サーニャ「ならいいけど」
10: 2010/08/21(土) 00:31:37.14 ID:TqGvU5AX0
エイラ「ホッ(サーニャの美しさはもちろん肌だけじゃないゾ。
この太ももから腰に至るラインを見よ!
細くて控えめながらしっかりとした肉付き。
完璧なまでに美しい弧を描くヒップ。
そして前方にはサーニャが女の子であることをはっきりと示す部分が!
ああサーニャさん、その右手の白樺の枝をもう15cm下にずらしてはいただけませんでしょうか!)」
サーニャ「エイラ!」ギロッ
エイラ「(どうしてばれたんだろう)」
この太ももから腰に至るラインを見よ!
細くて控えめながらしっかりとした肉付き。
完璧なまでに美しい弧を描くヒップ。
そして前方にはサーニャが女の子であることをはっきりと示す部分が!
ああサーニャさん、その右手の白樺の枝をもう15cm下にずらしてはいただけませんでしょうか!)」
サーニャ「エイラ!」ギロッ
エイラ「(どうしてばれたんだろう)」
11: 2010/08/21(土) 00:32:11.80 ID:TqGvU5AX0
同時刻、ローマ上空
ルッキーニ「♪よるのおさんぽたのしいなー」
シャーリー「ルッキーニ、お散歩じゃなくて夜間哨戒だぞ」
ルッキーニ「いいじゃん、どうせ敵なんて来ないって」
シャーリー「ま、そうだな。じゃ夜のローマを案内してもらうとするか」
ルッキーニ「そうこなくっちゃ!」
ルッキーニ「♪よるのおさんぽたのしいなー」
シャーリー「ルッキーニ、お散歩じゃなくて夜間哨戒だぞ」
ルッキーニ「いいじゃん、どうせ敵なんて来ないって」
シャーリー「ま、そうだな。じゃ夜のローマを案内してもらうとするか」
ルッキーニ「そうこなくっちゃ!」
13: 2010/08/21(土) 00:32:55.90 ID:TqGvU5AX0
20時30分、湖
サーニャ「夜風が気持ちいいわね、エイラ」
エイラ「ああ」
サーニャ「今日は休みをくれてありがとう」
エイラ「いやー。それよりサーニャ、この後、部屋に戻ったら……」
ざっぶーーーーーーん
エーリカ「サーニャ、今日は夜間哨戒休みなんだって?」
サーニャ「ええ」
エイラ「(チッ)」
サーニャ「夜風が気持ちいいわね、エイラ」
エイラ「ああ」
サーニャ「今日は休みをくれてありがとう」
エイラ「いやー。それよりサーニャ、この後、部屋に戻ったら……」
ざっぶーーーーーーん
エーリカ「サーニャ、今日は夜間哨戒休みなんだって?」
サーニャ「ええ」
エイラ「(チッ)」
14: 2010/08/21(土) 00:33:49.38 ID:TqGvU5AX0
エーリカ「みんながサーニャにピアノを弾いてほしいって言ってるんだ」
サーニャ「私に?」
エイラ「ダメダメ。サーニャはせっかくの休みなんだから……」
サーニャ「私なら大丈夫よ、エイラ。夜はいつも起きているんだし。
それに私、弾きたいわ」
エーリカ「本当?」
サーニャ「うん」
エーリカ「やったー-。実はサーニャのピアノが聴きたいって言い出したのは私なんだ。
みんなに言ったら、サーニャさえよければみんなもぜひ聴きたいって。
9時半からで大丈夫かな? じゃ待ってるからー」
エイラ「(なんでこうなるんだよーー)」
サーニャ「私に?」
エイラ「ダメダメ。サーニャはせっかくの休みなんだから……」
サーニャ「私なら大丈夫よ、エイラ。夜はいつも起きているんだし。
それに私、弾きたいわ」
エーリカ「本当?」
サーニャ「うん」
エーリカ「やったー-。実はサーニャのピアノが聴きたいって言い出したのは私なんだ。
みんなに言ったら、サーニャさえよければみんなもぜひ聴きたいって。
9時半からで大丈夫かな? じゃ待ってるからー」
エイラ「(なんでこうなるんだよーー)」
15: 2010/08/21(土) 00:34:34.53 ID:TqGvU5AX0
22時、ミーティングルーム
パチパチパチパチパチパチパチパチパチ
芳佳「やっぱりすごいね。サーニャちゃんのピアノは」
リーネ「うん、私、聞き惚れちゃった」
エイラ「(当たり前だろ。サーニャのピアノは世界一だ……っと
そんなことより早くサーニャを連れて部屋に帰らないと。ん?)」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチ
芳佳「やっぱりすごいね。サーニャちゃんのピアノは」
リーネ「うん、私、聞き惚れちゃった」
エイラ「(当たり前だろ。サーニャのピアノは世界一だ……っと
そんなことより早くサーニャを連れて部屋に帰らないと。ん?)」
17: 2010/08/21(土) 00:35:08.67 ID:TqGvU5AX0
ガラッ
ミーナ「みんなお待たせー」
トゥルーデ「ミーナ、どうしたんだ。そんなフリルの付いたドレスを着て」
ミーナ「どうしたって、サーニャさんのピアノと言えば、私の歌でしょう?」
トゥルーデ「……」
エーリカ「……」
ペリーヌ「……」
芳佳「……」
リーネ「……」
ミーナ「みんなお待たせー」
トゥルーデ「ミーナ、どうしたんだ。そんなフリルの付いたドレスを着て」
ミーナ「どうしたって、サーニャさんのピアノと言えば、私の歌でしょう?」
トゥルーデ「……」
エーリカ「……」
ペリーヌ「……」
芳佳「……」
リーネ「……」
18: 2010/08/21(土) 00:35:51.66 ID:TqGvU5AX0
ミーナ「え、何、みんなそういう空気なの? ドン引きなの?
私はもうてっきり拍手で迎えられるものだとばかり」
坂本「ミーナ、最近ネウロイが来ないからってちょっと浮かれてるんじゃないか?」
ミーナ「そんな。美緒までひどいわ。もういい!」
エーリカ「あちゃー」
芳佳「で、でもせっかくドレスまで着てきてくれたんだし
ミーナ中佐に歌ってもらいましょうよ」
リーネ「そうですね。盛り上がっていたところだし」
ペリーヌ「サーニャさん、お疲れではなくて?」
サーニャ「私は大丈夫」
ミーナ「じゃ曲はもちろんリリー・マルレーンよ。サーニャさん、伴奏をお願いね」
芳佳「(ミーナ中佐、立ち直るの早いなあ)」
エイラ「(中佐のバカヤロー、中佐のバカヤロー)」
私はもうてっきり拍手で迎えられるものだとばかり」
坂本「ミーナ、最近ネウロイが来ないからってちょっと浮かれてるんじゃないか?」
ミーナ「そんな。美緒までひどいわ。もういい!」
エーリカ「あちゃー」
芳佳「で、でもせっかくドレスまで着てきてくれたんだし
ミーナ中佐に歌ってもらいましょうよ」
リーネ「そうですね。盛り上がっていたところだし」
ペリーヌ「サーニャさん、お疲れではなくて?」
サーニャ「私は大丈夫」
ミーナ「じゃ曲はもちろんリリー・マルレーンよ。サーニャさん、伴奏をお願いね」
芳佳「(ミーナ中佐、立ち直るの早いなあ)」
エイラ「(中佐のバカヤロー、中佐のバカヤロー)」
19: 2010/08/21(土) 00:36:55.72 ID:TqGvU5AX0
23時、エイラとサーニャの寝室
エイラ「(やっと終わったよ。どんだけ歌うんだよ、あのババア。
聴いてただけなのに、どっと疲れちゃったよ。
さてサーニャが部屋に戻ってきたら何て言って誘うか考えないと)」
エイラ「サーニャ、この後なんだけどさ……」
サーニャ「言わなくても分かってるわ」
エイラ「え?」
サーニャ「私と遊びたいんでしょう。今日の休みもそのために」
エイラ「うん、まあ、そ、そうなんだけど」
サーニャ「今日は一緒に寝ましょう」
エイラ「え、いいのか」
サーニャ「いいに決まってるでしょ。エイラは嫌なの?」
エイラ「そ、そ、そんなわけないだろ。さ寝るぞ」
エイラ「(やっと終わったよ。どんだけ歌うんだよ、あのババア。
聴いてただけなのに、どっと疲れちゃったよ。
さてサーニャが部屋に戻ってきたら何て言って誘うか考えないと)」
エイラ「サーニャ、この後なんだけどさ……」
サーニャ「言わなくても分かってるわ」
エイラ「え?」
サーニャ「私と遊びたいんでしょう。今日の休みもそのために」
エイラ「うん、まあ、そ、そうなんだけど」
サーニャ「今日は一緒に寝ましょう」
エイラ「え、いいのか」
サーニャ「いいに決まってるでしょ。エイラは嫌なの?」
エイラ「そ、そ、そんなわけないだろ。さ寝るぞ」
20: 2010/08/21(土) 00:38:01.28 ID:TqGvU5AX0
サーニャ「ごめんなさい。エイラは普段寝ている時間なのに」
エイラ「いやいいんだよ(サーニャの顔が近い!)」
サーニャ「今夜は朝までずっと一緒だからね」
エイラ「ああ(サーニャの吐息が首筋に!)」
サーニャ「エイラ!」ガバッ
エイラ「サーニャ!(サーニャの方から抱きついてきた!)」
エイラ「(つ、次はどうすればいいんだ!?)」
エイラ「いやいいんだよ(サーニャの顔が近い!)」
サーニャ「今夜は朝までずっと一緒だからね」
エイラ「ああ(サーニャの吐息が首筋に!)」
サーニャ「エイラ!」ガバッ
エイラ「サーニャ!(サーニャの方から抱きついてきた!)」
エイラ「(つ、次はどうすればいいんだ!?)」
25: 2010/08/21(土) 00:41:33.12 ID:TqGvU5AX0
サーニャ「……エイラ、エイラ、エイラ、起きて! 起きてったら!」
エイラ「サ、サーニャ、あれ、私寝てたのか。じゃ今のは夢!?」ガーーーーン
サーニャ「そんなことより大変なの! 敵襲よ」
ブオォーーーーーーーーーン
サーニャ「私が夜間哨戒に出なかったせいで発見が遅れて……」グスン
エイラ「サーニャ、お前のせいじゃないさ」
2時、基地内
ミーナ「敵はすでに南西約50kmの距離に接近しています。
出撃するのは、美緒、宮藤さん、リーネさん、サーニャさん、エイラさんよ」
坂本「2分で出るぞ。急げ!」
4人「はい!」
エイラ「サ、サーニャ、あれ、私寝てたのか。じゃ今のは夢!?」ガーーーーン
サーニャ「そんなことより大変なの! 敵襲よ」
ブオォーーーーーーーーーン
サーニャ「私が夜間哨戒に出なかったせいで発見が遅れて……」グスン
エイラ「サーニャ、お前のせいじゃないさ」
2時、基地内
ミーナ「敵はすでに南西約50kmの距離に接近しています。
出撃するのは、美緒、宮藤さん、リーネさん、サーニャさん、エイラさんよ」
坂本「2分で出るぞ。急げ!」
4人「はい!」
27: 2010/08/21(土) 00:42:24.73 ID:TqGvU5AX0
2時10分、基地から南西約40km
ネウロイ「キシャーーーーー」
坂本「出たな。宮藤とリーネは右に、サーニャとエイラは左に回れ!」
4人「はい!」
サーニャ「エイラ、こっちよ」
エイラ「あ、うん(ダメだ。サーニャを見るとさっきの夢を思い出して全然集中できないや)」
ネウロイ「ビジャーーーー」
サーニャ「エイラ、あぶない!」
エイラ「えっ?」
ズガーーーーーーーン
エイラ「うわーーーーーーーーー」
サーニャ「エイラ!」
ネウロイ「キシャーーーーー」
坂本「出たな。宮藤とリーネは右に、サーニャとエイラは左に回れ!」
4人「はい!」
サーニャ「エイラ、こっちよ」
エイラ「あ、うん(ダメだ。サーニャを見るとさっきの夢を思い出して全然集中できないや)」
ネウロイ「ビジャーーーー」
サーニャ「エイラ、あぶない!」
エイラ「えっ?」
ズガーーーーーーーン
エイラ「うわーーーーーーーーー」
サーニャ「エイラ!」
28: 2010/08/21(土) 00:43:39.42 ID:TqGvU5AX0
2時12分、基地内
芳佳の声「大変です。エイラさんが被弾して……」
ミーナ「なんですって!」
ペリーヌ「シールドを使わなくても攻撃を避けられると豪語してた
あのエイラさんが被弾するだなんて」
トゥルーデ「よほど手強い敵だったみたいだな。やはり私が出撃した方がよかったか」
同時刻、ローマの北東上空
ミーナの声「シャーリーさん、ルッキーニさん。応援を急いで頂戴」
シャーリー「了解。飛ばすぞ、ルッキーニ!」
ルッキーニ「わっほーい!」
芳佳の声「大変です。エイラさんが被弾して……」
ミーナ「なんですって!」
ペリーヌ「シールドを使わなくても攻撃を避けられると豪語してた
あのエイラさんが被弾するだなんて」
トゥルーデ「よほど手強い敵だったみたいだな。やはり私が出撃した方がよかったか」
同時刻、ローマの北東上空
ミーナの声「シャーリーさん、ルッキーニさん。応援を急いで頂戴」
シャーリー「了解。飛ばすぞ、ルッキーニ!」
ルッキーニ「わっほーい!」
29: 2010/08/21(土) 00:44:26.29 ID:TqGvU5AX0
2時15分、基地から南西約40kmの地上
芳佳「エイラさん、しっかり」
サーニャ「芳佳ちゃん、お願い、エイラを助けて」
芳佳「大丈夫だよ。絶対助けるから」
芳佳「エイラさん、しっかり」
サーニャ「芳佳ちゃん、お願い、エイラを助けて」
芳佳「大丈夫だよ。絶対助けるから」
30: 2010/08/21(土) 00:45:50.19 ID:TqGvU5AX0
6時30分、エイラとサーニャの寝室
エイラ「ん、あれ、私はどうなって……」
サーニャ「エイラ、気がついたのね」
エイラ「サーニャ。私は一体。あ、そうだ。ネウロイに撃たれて、あれ、でも傷は……?」
サーニャ「傷は芳佳ちゃんが治してくれたのよ。ネウロイもみんなが倒してくれたわ」
エイラ「そうか」
サーニャ「エイラ、本当にごめんなさい」
エイラ「な、何謝ってるんだヨ」
エイラ「ん、あれ、私はどうなって……」
サーニャ「エイラ、気がついたのね」
エイラ「サーニャ。私は一体。あ、そうだ。ネウロイに撃たれて、あれ、でも傷は……?」
サーニャ「傷は芳佳ちゃんが治してくれたのよ。ネウロイもみんなが倒してくれたわ」
エイラ「そうか」
サーニャ「エイラ、本当にごめんなさい」
エイラ「な、何謝ってるんだヨ」
31: 2010/08/21(土) 00:46:43.66 ID:TqGvU5AX0
サーニャ「私、エイラの気持ちに気づいてたのに。
エイラが私と色々したくて私に休みを取らせたって知ってて
みんなの前でピアノを弾いたりして。
そのせいでエイラは欲求不満になって不貞寝して
出撃しても全然集中できてなくて。私、エイラに大怪我させちゃった。
ごめんなさい、エイラ、ごめんなさい」ワーンワーン
エイラ「サーニャ、そんなの全然お前のせいじゃないヨ(むしろ私の自業自得じゃ……)」
エイラが私と色々したくて私に休みを取らせたって知ってて
みんなの前でピアノを弾いたりして。
そのせいでエイラは欲求不満になって不貞寝して
出撃しても全然集中できてなくて。私、エイラに大怪我させちゃった。
ごめんなさい、エイラ、ごめんなさい」ワーンワーン
エイラ「サーニャ、そんなの全然お前のせいじゃないヨ(むしろ私の自業自得じゃ……)」
32: 2010/08/21(土) 00:48:07.12 ID:TqGvU5AX0
サーニャ「なーんてね♪」
エイラ「え? う、嘘泣きなんてずるいぞ、サーニャ!」
サーニャ「何よ。ちょっと仕返ししただけじゃない。
今まで人のことさんざん卑猥な眼で見てたくせに」
エイラ「それとこれとは話が違うだろー」
サーニャ「ねぇ、エイラ。これからエイラがずっとしたがっていたこと、しよう」
エイラ「え?」
エイラ「え? う、嘘泣きなんてずるいぞ、サーニャ!」
サーニャ「何よ。ちょっと仕返ししただけじゃない。
今まで人のことさんざん卑猥な眼で見てたくせに」
エイラ「それとこれとは話が違うだろー」
サーニャ「ねぇ、エイラ。これからエイラがずっとしたがっていたこと、しよう」
エイラ「え?」
35: 2010/08/21(土) 00:49:30.01 ID:TqGvU5AX0
サーニャ「実はエイラの怪我はほとんど治ってるんだけど
芳佳ちゃんに、まだ治りきってないことにしておいてってお願いしてあるの。
だからエイラは今日はお休みできるの!
(カーテンを閉めながら)私にとっては昼は夜みたいなものだから
エイラが昨日の夜夢見てたことを今日やりましょう!」
エイラ「サーニャ! ――――――大好き!」ガバッ
サーニャ「エイラ、私もエイラが大好きよ!」ヒシッ
芳佳ちゃんに、まだ治りきってないことにしておいてってお願いしてあるの。
だからエイラは今日はお休みできるの!
(カーテンを閉めながら)私にとっては昼は夜みたいなものだから
エイラが昨日の夜夢見てたことを今日やりましょう!」
エイラ「サーニャ! ――――――大好き!」ガバッ
サーニャ「エイラ、私もエイラが大好きよ!」ヒシッ
37: 2010/08/21(土) 00:50:47.15 ID:TqGvU5AX0
サーニャ「どこを触ってほしいの?」
エイラ「そんなに目を輝かせて聞かれると照れるけど……ここ……かな」
サーニャ「ふふっ、正直でよろしい。ご褒美にキスしてあげましょう」チュッ
エイラ「キャッ。やめっ」
サーニャ「やめたわよ」
エイラ「あ、いや、やめないで。つづけてほしい」
エイラ「(サーニャが私にキスしながら、私のズボンの中に指を……なんか夢みたい。
でも今度こそ、夢じゃないよね!)」
エイラ「そんなに目を輝かせて聞かれると照れるけど……ここ……かな」
サーニャ「ふふっ、正直でよろしい。ご褒美にキスしてあげましょう」チュッ
エイラ「キャッ。やめっ」
サーニャ「やめたわよ」
エイラ「あ、いや、やめないで。つづけてほしい」
エイラ「(サーニャが私にキスしながら、私のズボンの中に指を……なんか夢みたい。
でも今度こそ、夢じゃないよね!)」
42: 2010/08/21(土) 00:55:18.20 ID:TqGvU5AX0
同時刻、エイラとサーニャの寝室の外
芳佳「やっぱりこういうことだったんだ」
リーネ「覗き見はよくないと思うよ」
ペリーヌ「貴女もしっかり見てるじゃありませんの」
リーネ「そういうペリーヌさんだって」
ルッキーニ「ちょっと押さないで」
シャーリー「あ、悪い悪い」
芳佳「みんな静かに」
芳佳「やっぱりこういうことだったんだ」
リーネ「覗き見はよくないと思うよ」
ペリーヌ「貴女もしっかり見てるじゃありませんの」
リーネ「そういうペリーヌさんだって」
ルッキーニ「ちょっと押さないで」
シャーリー「あ、悪い悪い」
芳佳「みんな静かに」
43: 2010/08/21(土) 00:57:28.38 ID:TqGvU5AX0
9時、エイラとサーニャの寝室
エイラ「こんな恥ずかしい体勢でここを舐め合うなんておかしくないか?」
サーニャ「別におかしくなんかないわ。エイラが知らないだけで普通のことよ」
エイラ「そ、そうなのか。でもやっぱり恥ずかしいよ、これは」
サーニャ「恥ずかしがることないわ。誰も見てないもの」
エイラ「そうだけど……」
サーニャ「エイラ、無駄毛の処理はもう少しきちんとした方がいいわよ」
エイラ「そういうこと言うから恥ずかしいんだろ!」
サーニャ「今のは冗談。じゃ、いくわよ」ピチュッ
エイラ「イャン!」
サーニャ「あら、意外と敏感なのね」
エイラ「こんな恥ずかしい体勢でここを舐め合うなんておかしくないか?」
サーニャ「別におかしくなんかないわ。エイラが知らないだけで普通のことよ」
エイラ「そ、そうなのか。でもやっぱり恥ずかしいよ、これは」
サーニャ「恥ずかしがることないわ。誰も見てないもの」
エイラ「そうだけど……」
サーニャ「エイラ、無駄毛の処理はもう少しきちんとした方がいいわよ」
エイラ「そういうこと言うから恥ずかしいんだろ!」
サーニャ「今のは冗談。じゃ、いくわよ」ピチュッ
エイラ「イャン!」
サーニャ「あら、意外と敏感なのね」
44: 2010/08/21(土) 00:58:41.70 ID:TqGvU5AX0
エイラ「意外とって何だよ、意外とって。別に私は鈍感じゃないゾ」
サーニャ「失礼。じゃ次はもうちょっとゆっくりやるわね」ペロリッ
エイラ「キャッ! ……そうだ!」キュイン
サーニャ「魔法?」
エイラ「私の能力を使えば、サーニャが次にどの辺りを舐めようとしてるか分かる。
そうすれば少しは覚悟する余裕ができる」
サーニャ「失礼。じゃ次はもうちょっとゆっくりやるわね」ペロリッ
エイラ「キャッ! ……そうだ!」キュイン
サーニャ「魔法?」
エイラ「私の能力を使えば、サーニャが次にどの辺りを舐めようとしてるか分かる。
そうすれば少しは覚悟する余裕ができる」
45: 2010/08/21(土) 00:59:21.21 ID:TqGvU5AX0
サーニャ「魔法を使うなんてルール違反だわ」
エイラ「ルールなんてないだろ」
サーニャ「それもそうね。まあいいわ」ンチュッ
エイラ「ヒャッ!」
サーニャ「覚悟したって舐めれば感じることには変わりないもの」
エイラ「甘かったか……」
エイラ「ルールなんてないだろ」
サーニャ「それもそうね。まあいいわ」ンチュッ
エイラ「ヒャッ!」
サーニャ「覚悟したって舐めれば感じることには変わりないもの」
エイラ「甘かったか……」
46: 2010/08/21(土) 01:00:10.74 ID:TqGvU5AX0
サーニャ「私も使わせてもらうわよ」キュイン
エイラ「サーニャも魔法を? でもサーニャの能力を使っても何も……」
サーニャ「これでどうかしら」ペチッペチッ
エイラ「いてっ。尻尾で物理的に顔を攻撃だとーー! そんなの反則だ!」
サーニャ「ルールなんてないって言ったのはエイラでしょ」
エイラ「ぐっ……もう怒った!」ベロベロベロッ
サーニャ「急にそんなに激しく、いや、エイラ、やめ……っ」
エイラ「サーニャも魔法を? でもサーニャの能力を使っても何も……」
サーニャ「これでどうかしら」ペチッペチッ
エイラ「いてっ。尻尾で物理的に顔を攻撃だとーー! そんなの反則だ!」
サーニャ「ルールなんてないって言ったのはエイラでしょ」
エイラ「ぐっ……もう怒った!」ベロベロベロッ
サーニャ「急にそんなに激しく、いや、エイラ、やめ……っ」
47: 2010/08/21(土) 01:01:44.17 ID:TqGvU5AX0
同時刻、エイラとサーニャの寝室の外
エーリカ「魔法力まで駆使して励むとは、さすがサーニャたちだね」
坂本「よし、私たちも今度、烈風丸を使って」
ミーナ「それは遠慮しておくわ」
トゥルーデ「おい、少佐やミーナたちまで覗きとは一体どういう……」
エーリカ・坂本&ミーナ「しーー! 静かにしなさい!」
エーリカ「魔法力まで駆使して励むとは、さすがサーニャたちだね」
坂本「よし、私たちも今度、烈風丸を使って」
ミーナ「それは遠慮しておくわ」
トゥルーデ「おい、少佐やミーナたちまで覗きとは一体どういう……」
エーリカ・坂本&ミーナ「しーー! 静かにしなさい!」
49: 2010/08/21(土) 01:03:33.14 ID:TqGvU5AX0
12時30分、エイラとサーニャの寝室
エイラ「くちゅ……くにゅ……くにゅ……」
サーニャ「ちゅ……ちゅぱ……」
エイラ「あーーさすがに疲れた。サーニャ、疲れてないか?」
サーニャ「そうかしら」
エイラ「だってもう昼じゃんか。
朝から6時間もこうやって、なんつーか、こういうことしてるじゃん」
エイラ「くちゅ……くにゅ……くにゅ……」
サーニャ「ちゅ……ちゅぱ……」
エイラ「あーーさすがに疲れた。サーニャ、疲れてないか?」
サーニャ「そうかしら」
エイラ「だってもう昼じゃんか。
朝から6時間もこうやって、なんつーか、こういうことしてるじゃん」
50: 2010/08/21(土) 01:04:19.54 ID:TqGvU5AX0
サーニャ「私が夜間哨戒に出かけるまでまだ7時間はあるわよ」
エイラ「ブッ(ずっと続ける気か)。そうだ。気分転換に風呂行こうぜ」
サーニャ「エイラは怪我で歩けないことになってるから無理よ。私は行けるけど」
エイラ「そんなー。じゃ飯はどうするんだよ」
サーニャ「エイラの分は私が運んでくる」
エイラ「……」
サーニャ「私とずっと2人きりなのがイヤ?」
エイラ「そ、そんなはずないだろ。ただ、ちょっと疲れただけだよ」
エイラ「ブッ(ずっと続ける気か)。そうだ。気分転換に風呂行こうぜ」
サーニャ「エイラは怪我で歩けないことになってるから無理よ。私は行けるけど」
エイラ「そんなー。じゃ飯はどうするんだよ」
サーニャ「エイラの分は私が運んでくる」
エイラ「……」
サーニャ「私とずっと2人きりなのがイヤ?」
エイラ「そ、そんなはずないだろ。ただ、ちょっと疲れただけだよ」
51: 2010/08/21(土) 01:05:51.05 ID:TqGvU5AX0
19時30分、エイラとサーニャの寝室
サーニャ「じゃ、私、夜間哨戒に行ってくるね」
エイラ「サーニャ、全然寝てないけど大丈夫か?」
サーニャ「私にとってはエイラとこうやって愛し合ってる時間が一番安らぐから」
エイラ「お前そういう恥ずかしい台詞さらっと言うよなー
(というかその体力はどこから……?)」
サーニャ「じゃ、私、夜間哨戒に行ってくるね」
エイラ「サーニャ、全然寝てないけど大丈夫か?」
サーニャ「私にとってはエイラとこうやって愛し合ってる時間が一番安らぐから」
エイラ「お前そういう恥ずかしい台詞さらっと言うよなー
(というかその体力はどこから……?)」
52: 2010/08/21(土) 01:07:30.32 ID:TqGvU5AX0
エイラ「サーニャ、ありがとうな。
またこんなふうに2人で楽しく過ごせる日があればいいな」
サーニャ「あるわよ。明日も明後日もよ」
エイラ「え?」
サーニャ「エイラの怪我は1週間絶対安静ってことになってるから、
あと6日休めるのよ」
エイラ「え、えーーーーーーー」
サーニャ「じゃ、また明日。おやすみなさい」ガチャッ
エイラ「これは喜ぶべきところなんだよな……でもあと6日、果たして私の体力はもつのだろうか……」
【おしまい】
またこんなふうに2人で楽しく過ごせる日があればいいな」
サーニャ「あるわよ。明日も明後日もよ」
エイラ「え?」
サーニャ「エイラの怪我は1週間絶対安静ってことになってるから、
あと6日休めるのよ」
エイラ「え、えーーーーーーー」
サーニャ「じゃ、また明日。おやすみなさい」ガチャッ
エイラ「これは喜ぶべきところなんだよな……でもあと6日、果たして私の体力はもつのだろうか……」
【おしまい】
54: 2010/08/21(土) 01:09:14.24 ID:9XAPHi7r0
ここで終わりだと・・・・
引用: エイラとサーニャの夜
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります