1: 2008/04/04(金) 23:11:29.71 ID:WvWoqsL20
「そう、変わった名前ね…」
「そういう君は誰だコンチクショー!!」
(ビクゥッ)「そ、そういえば名乗っていなかったわね…私は真紅、ローゼンメイデン第5ドールよ」
「何だそうだったのか…僕はてっきりめそゲフンゲフン…! いや、とにかく怒鳴ってごめんよ…」
(…今めそって言ったわ…! 何なのめそって…!)

9: 2008/04/04(金) 23:17:53.55 ID:WvWoqsL20
「…とりあえず、喉が渇いたわ。マサル、紅茶を淹れてきなさい」
「紅茶かい? お安いご用さ!」
(…ちょっと変わってるけど悪い人じゃ無さそうね…使えるかどうかはまだ分かr)
スルスル
「なんで服を脱ぐのー!?(ガビーン)」
「何い、僕をからかうつもりか…? 服も脱がずに紅茶を淹れれるかー!!」
「(ええーっ!?)ま、まあ良いわ…とにかく早く淹れて頂戴…」
「おう!」

15: 2008/04/04(金) 23:23:13.20 ID:WvWoqsL20
タッタッタ…(マサル部屋を出ていく)
「…意味分からないわ…ひょっとしてとんでもない家に来てしまったのかも…。
…部屋は普通ね…。…もっちゃん…? 何かしら…カセットテープ?」

もっちゃんをカセットデッキにセットする真紅。

…もっちゃ~ん…もっちゃん…もっちゃん?モッチャン…もっちゃあ~ん…
も(プチ)

「……マサル遅いわね…」

22: 2008/04/04(金) 23:28:38.04 ID:WvWoqsL20
ガチャッ!

「すまんな遅くなって…今日は11センチだから時間が掛かってしまったよ…」
(11センチ…何のこと? でも聞いたらまた面倒ね…)
「そうそう、紅茶だったな。ほら淹れてきたぞ」
「…頂くわ」
ゴクッ…ブーッ!!
「何よこの紅茶は! どういう淹れ方したらこんな味になるのよ!」
「どういうって…マサル流の淹れ方さ!」

25: 2008/04/04(金) 23:37:16.89 ID:WvWoqsL20
・マサル流紅茶の淹れ方

みなさんは間違ったお茶の淹れ方をして
痛い思いをしたことはありませんか?
正しいマサル流をマスターし
現代人のド肝をぬいてやりましょう
①脱ぐ
②着替える
③紅茶をつくる
④砂糖と塩を間違える

(わかんない…本格的に訳わかんないわ…!)
「さて、今日はマラゴンナ族、氏者をたたえる歌でも聴きながら寝るかな…」
「寝るって、まだ8時よ!? もう寝るの!? て言うかなんなのその歌は!?」
「そうだよ? 起きててもやることが無いだろう?」
「だからって…私達ローゼンメイデンでも寝るのは9時なのに…」
「夜更かしは体のドクだぞ? さて寝るか」

26: 2008/04/04(金) 23:44:05.22 ID:WvWoqsL20
例のもの(マサル3巻参照)を二つ出すマサル

「…これは何…? ベッド…?」
「ん? 使い方が分からないのか? 全く困ったお方だ…こうやって寝るのだよ」

そう言って下に潜り込むマサル

(ええーーっ!? これは何!? 何の意味があるの!?)
「どうしたんだい? 遠慮せずに使ってくれよ?」
「…あ、ありがたいけど私達ローゼンメイデンはこの鞄で寝る事になってるの…悪いわね…」
「そうかい? じゃあ僕は寝るよ。 …んぐー…モンテスキュー…」
「…もう寝たの…? というか寝言…? はぁ…なんだか疲れたから私も寝るのだわ…」

29: 2008/04/04(金) 23:53:58.11 ID:WvWoqsL20
夜中。

「…この気配…! 水銀燈ね?」
バリバリーン!
「こんばんわぁ真紅ぅ…随分と早いおねむの時間ねぇ…」
「…もう九時は過ぎてるわ。眠りの時間よ」
「それなら私が永ぁい眠りに着かせてあげるわぁ」
部屋に舞う無数の羽が真紅を襲う。
「クッ…! マサル、起きなさい!!」
「…クフ…クフクフクピピ…! 髭をそんな所に生やすなよぉ…」
「寝言言ってないで起きなさい!」
バシッ!(髪のムチ)
「…なんだよ吾郎…? …?誰だ貴様はコンチクショー!」

31: 2008/04/05(土) 00:01:42.84 ID:U22tZJrr0
「あなたが真紅のミーディアム? 随分と個性的ねぇ…」
「…そこは否定しないわ。…いや、それ以前に契約すらまだよ」
「あきれたぁ。 そんなので勝てると思ってるのぉ?」
「さっきから何だこの海苔すけぇー!」
「の、海苔…?」
「…マサルの言う事は無視しなさい…」
「…そうするわぁ…とにかく、二人とも氏になさぁい!」
 いくつもの羽が部屋に撃ち込まれて行く。
「クッ、凄いパワーだ!」
「マサル、このままだとあなたは氏ぬわ。氏にたくなk」
「だがこんな物セクシーコマンドーの前では無力さ!」
(聞いてない…)
「ふん、そんな強がっちゃってぇ…一般人が敵うわけないじゃなぁい…」

32: 2008/04/05(土) 00:07:59.84 ID:U22tZJrr0
「フフ…それはこれを見て言ってもらおう…本気で行くぞ…ハアァァァ…」
「?」
カチャカチャ、ジィー、スルスル
(ズボンを脱いだー!? 何考えてるのマサルは!?)
「なっ、何よぉ…? 何のつもり?」
「フフフ…怖気づいたか…? では行くぞ!」
ピョコピョコピョコ
「い、いやぁ! 何この動きー!?」
「! 今ね、食らいなさい水銀燈!」
 今度は真紅の手から無数の花びらが放たれ水銀燈へと向かっていく。
「し、しまった!」
「今だ! 必殺、お笑いダンクシュート!!」
「きゃあぁぁぁ・・・!!」

35: 2008/04/05(土) 00:15:45.36 ID:U22tZJrr0
「きょ、今日はこのくらいにしてあげるわぁ、覚えてなさい!」
窓から去っていく水銀燈。
「…何とか追い返したわ…マサル、なかなかやるじゃない」
「いやぁ、そちらこそ。しかし手伝ってもらっちゃったな…お礼にあだ名を考えてやろう!」
「あ、あだ名!? 私には真紅というお父様が考えてくれた名前が…」
(タンパン、もちこ、ほねっこ、シベリアン、げろしゃぶ…)
(ま、また聞いてないー!)
「もちこか…げろしゃぶだな…」
(ええーーっ!!?? ど、どっちも嫌…! 嫌だけど…げろしゃぶはだめ…!)
「やっぱげr」
「も、もちこがいいわ!」
「もちこ…?いや、げろしゃぶの方が」
「そんな事無いわ! もちこの方が素敵よ! センス抜群ね!」
(センス抜群…!?)
「そうか、気に入ってくれて嬉しいよ! これからよろしく、もちこ!」
(嫌ぁーー!!)

糸冬

47: 2008/04/05(土) 00:28:23.29 ID:U22tZJrr0
もう単発ネタしかない。

「水銀燈、私も反省したわ。もう氏にたいなんて言わない。これからは病気と闘うわ!」
「本当なのめぐ!?」
「ええ、だから手始めにこれから始める事にしたわ」
つ めぐスペシャル
「何これー!?(ガビーン)」
ザザーッ モグモグ…
「食べちゃったー! 大丈夫なのめぐー!?」
「栄養剤よ(モグモグ)プロテインとか(モグモグ)ビタミンとか(モグモグ)漢方とか…混ぜた(モグモグ)私のお…オリ…オリジナ…」
「め、めぐ?」
「オクレ兄さん!!」
「なんか見えてるーー!!」

48: 2008/04/05(土) 00:43:00.14 ID:U22tZJrr0
nのフィールドにて

「なんだかしばらく来ない間に随分変わったわね…」
「色んな家具とかオブジェが増えて…こざっぱりしてるですぅ…」
「…やけに明るく感じるね…」
「あ、あそこに扉があるのー!」

どすこい喫茶 ジュテーム

「「「「…怪しいーーー!」」」

49: 2008/04/05(土) 00:47:54.42 ID:U22tZJrr0
「ど、どうするですぅ…?」
「…か、帰ろうか…」
「そうね…って、雛苺、戻ってきなさい!」
「喫茶店ならうにゅーがあるはずなのー。食べて帰るのー」
「こら、雛苺! こんな所に喫茶店があるわけ無いでしょう!」
「行っちゃったよ、追いかけなきゃ!」
「手の掛かるやつですぅ!」

51: 2008/04/05(土) 00:56:30.80 ID:U22tZJrr0
「何ここ…? Nのフィールド…?」
「たぶん喫茶店なのよー。うにゅーくださーい!」
「喫茶店から離れるですぅ! …? 何か奥で動いたですぅ!」
「まさか…目覚めたという第7ドール…雪華綺晶!?」
「じゃあ、ここは雪華綺晶の住みか…!」
クルッ
「モッキューン(´・ω・`)」キュピーン

「「「「……」」」」
「「「「可愛いーー!」」」」

52: 2008/04/05(土) 00:57:20.91 ID:ydwHWQcpO
俺の頭の中のうえだゆうじうっせぇw

54: 2008/04/05(土) 01:03:05.90 ID:U22tZJrr0
>>51
「超絶可愛いですぅーー!! はっきり言ってくんくんよりずーっと可愛いですぅー!」
そう言いながら雪華綺晶(?)を抱っこする翠星石。
「雛も、雛も抱っこするのー!」
「ぼ、僕も…」
「止めなさいあなたたち! 危険なドール…ドール…? とにかく、危険かもしれないわよ!」
「何言ってるですか、こんな可愛いやつが危険なわけ無いですよー」
「そうだよ真紅、こんなに可愛いのに…ん?」
「モキュ?」
「「「「…ファスナー付いてる(の)(だわ)(よ)ー!」」」

56: 2008/04/05(土) 01:10:06.98 ID:U22tZJrr0
「翠星石気をつけなさい! そいつ、背中にファスナーが付いてるわ!」
「ファスナー? 何言ってるですか? 生き物にファスナーが付いてるわけ…(背中を触る)何か冷たいー!?」
キュピーン…
「ふんがぁ!!」
「「「「ッ!!」」」」
「フーッフーッ!」

「…怪しい…怪しすぎるよ…!」
「…可愛いけど…怪しいの…」
「さぁ、得体の知れない者なんて置いて、帰ってくんくんを見るわよ。大体、くんくんの方があんなのよりよっぽど素敵なのだわ」
「…可愛そうですけど…」

「モキューン…モキューン…」
「…気にしてはダメよ。行くわよ!」
「……」
「モキューン!」
「………!!」

57: 2008/04/05(土) 01:17:26.87 ID:U22tZJrr0
>>56=>>54の続きですぅ。

>>56
「…で、連れて帰って来た訳?」
「仕方ないでしょう、みんながうるさいんだから…」
「きらきー、抱き心地さいこーなのー!」
「ね、ねえ僕にも抱かせてよ…」
「次はお姉さんの番ですよー!」
「うう…orz」
「モキュモキュモキューン!」
「きらきーも嬉しそうなのー!」

「…訳分かんないのがまた一人…一匹か? 呪い人形だけでも厄介だってのにあんな得体の知れない生き物まで…」
「つべこべ言わないの、ジュン。下僕なら言う事を聞いて迎え入れなさい」
「下僕ってお前…ん?」
「モキューン」キュピーン
「……し、仕方ないな。特別だぞ。」
「良い子ね、ジュン」

こうして桜田家にきらきー(めそ)が加わった。

61: 2008/04/05(土) 01:25:12.36 ID:U22tZJrr0
>>57

その夜。
ジュル…ピチャ…
「…何だ、この音…。真紅か? …きらきー?」
「……」
「寝てる…? …! ファスナーが…!」
ビチャッ
「後ろ!?」


ギャアアアアア!


「何なのよ、こんな夜中に」
「どうしたのー?」
「き、きらきらきら、きらきーの背中が…!」
「きらきー? きらきーがどうしたの?」
「…もきゅ…?」
「寝てるのー」
「あれ、さっき確かにファスナーが…」
「全く、インターネットで怖いサイト見るから、変な夢見たのよ。忘れなさい」
「でも…」
「さ、寝るわよ」
「おやすみーなの…」
「もきゅ…」
(…やっぱ夢だったのかな…? そうだよな…寝よ…)

62: 2008/04/05(土) 01:25:47.78 ID:U22tZJrr0
>>61

「フーッ、フーッ…」

糸冬

67: 2008/04/05(土) 01:48:38.16 ID:U22tZJrr0
もっちゃんネタでまた。

めぐ「もっちゃん…もっちゃ~んもっちゃぁん…もっちゃん…モッチャン?も~っちゃ~ん…モッチャン!もっちゃああああああん…」
銀「め、めぐ…? 脳がジャンクになっちゃったのぉ…?」
めぐ「知らない? もっちゃんよ?」
銀「全然しらーん!!(ガビーン)」

71: 2008/04/05(土) 01:55:46.11 ID:U22tZJrr0
真紅「やっぱりヨロシク仮面はカッコイイのだわ」

73: 2008/04/05(土) 02:07:48.93 ID:U22tZJrr0
真「どうしたら個性を出せるか?」
蒼「うん…僕って個性があんまり無いし…」
翠「確かに蒼星石は地味ですぅ」
雛「地味なのー」
銀「地味ねぇ」
薔薇「…地味…」
蒼「…みんなで言わなくても…orz」
真「大丈夫よ、個性なんて見た目からよ。見た目を変えれば個性なんて中から溢れてくるものよ」
蒼「そう…? でもどうやって…?」
真「ふふふ…任せてなさい…ふふ、ふふふふふ…」
蒼(怪しい笑顔だ…こんな真紅見たこと無い…)

74: 2008/04/05(土) 02:12:37.11 ID:U22tZJrr0
>>73
真「じゃあこれを付けなさい」
蒼「え…これって…目隠し? 何で…?」
真「いいからいいから、何か見える?」
蒼「いや、何も…」
真「それなら良いのだわ。もし外したら…流し込むわよ」
蒼「何を!?」
真「気にしないの。じゃあ始めるわよ」
蒼「…」


76: 2008/04/05(土) 02:17:54.06 ID:U22tZJrr0
>>74

キューキュッキュ

蒼(何か、マジックで何かオデコに書いてる!?)
翠「ええ!? そんな熱そうな物を使うですか!?」
銀「そんな熱そうな、しかも棒を!?」
薔薇「真紅…大胆…」
蒼(ぼ、棒!? 何なんだいったい!?)
銀「え、ええ!? それをそんな所に!? うわ、すっごぉい…」
雛「真紅、凄いのー」
蒼「何やってんのー!?」
真「こら、黙ってなさい。狂うじゃない」
銀「え、そ、そこまで!?」
蒼(え、ええ!?)
薔薇「あ…なんだ…良かった…」
蒼「何がー!?」
真「ふう、終わったわ。もう取って良いわよ」

78: 2008/04/05(土) 02:22:46.06 ID:U22tZJrr0
>>76
一同「………」
蒼「…(無言で頭を触る)」
一同「………」
蒼「…鏡ない?」
真紅「無いのだわ」
蒼「…(もう一度触る)」
蒼「…アフロ…じゃないよね…?」
翠「ち、違うですよぉ!」
銀「う、うん。違うわよお!」
薔薇「スキマスイッチの人とか…トータルテンボスの人みたいで素敵…」
蒼「素敵? 本当? ……(思い浮かべる)」

80: 2008/04/05(土) 02:31:16.73 ID:U22tZJrr0
>>78
蒼「どっちもアフロだよー!!」ガビーン
翠「そ、そうですっけ?」
真「アレがアフロなの?」
翠「うん…」
蒼「アフロだー! 酷い、酷いよ! 誇り高き薔薇乙女の一人である僕の髪をー!」
真「甘ったれるんじゃないのだわ!」
ブチブチッ!(髪を引っ張る)
蒼「いったぁ!!」
真「人に頼んどいて何なのその態度! 大体個性なんて外見じゃなく、中身から変えるものよ!」
翠雛銀薔薇(言ってることが最初と違うー!)
蒼「! そ、そうか…! 僕が間違っていた…!」
翠雛銀薔薇(言いくるめられた!!)
蒼「ありがとう真紅…! 僕、個性的になれるかな…?」
真「なれるわ…。 髪型とかすでに素敵よ」
銀(酷っ!)
蒼「そう…? ふふ…なんか変われる気がするよ…! ぼく、もう一度頑張ってみる!」
真「頑張りなさい、蒼星石」
蒼「うん!」

81: 2008/04/05(土) 02:38:59.22 ID:U22tZJrr0
>>80
JUM「さてと、今日もネットっと…って、皆集まって何して…。…誰そのアフロ!?」
アフロ「ジュン君! 僕だよ、蒼星石だよ!」
JUM「蒼…!? 本当だ! どうしたんだその髪!?」
アフロ「個性的な人形目指して頑張るために、アフロに変えたんだ! どう!?」
JUM「…あーうん…。何と言うか…」
アフロ(wktk)
JUM「…個性を通り過ぎて…プフッ…おかし…あーっはっはっはっは!!」
アフロ「!?」
JUM「良い! それ最高に良い!! 最高に面白いあははははは!! 腹筋が壊れるあーっはっはっはっは!!」
アフロ「…そんな…?」


真翠銀雛薔薇「あーっはっはっはっは!!」

糸冬

金「なんで私がいないかしらー!」
真「じゃああなたもアフロになる?」
金「…嫌かしら…」

82: 2008/04/05(土) 02:40:45.08 ID:U22tZJrr0
マサル関係無くなった気がするorz

引用: 真紅「あなたが螺子を巻いたのね…名前は?」「花中島マサルさ!」