1: 2013/04/03(水) 23:11:45 ID:kqCUHFF2
~夕方 ○×公園~

女の子「じゃあね~」

友達「じゃあね~また明日~!!」

女の子「ふう…私もそろそろ帰ろうかな」

女の子「あれ…?」

女の子が見た先には 老人が一人座っていた

女の子「あのおじいさん一人で何やってるんだろう…」
ふらいんぐうぃっち(12) (週刊少年マガジンコミックス)

2: 2013/04/03(水) 23:18:12 ID:kqCUHFF2
女の子「ねえ おじいちゃん なにしてんの?」

老人「こうやって静かに座って自然を楽しんでるんじゃよ」

女の子「ふ~ん」

老人「お嬢ちゃんはおうちに帰らなくていいのかな?」

女の子「今から帰るんだよ あっ」

3: 2013/04/03(水) 23:31:17 ID:kqCUHFF2
女の子「ごめんねおじいちゃん ジュースこぼしちゃって」

老人「大丈夫じゃよ それより早くおうちに帰りなさい」

女の子「はーい」

女の子「あれ…顔に何かついてる?」

女の子「なんだ…髪の毛か… え!?」

鏡には物凄い形相を浮かべた老人が映り込んでいた
びっくりして振り返ったが おじいさんはにこにこしていた

女の子「気のせい…かな…?」

それ以降 私はあの公園には行かなくなった

―終わり―

4: 2013/04/04(木) 00:40:12 ID:fti.M35o
終わらない

女(あの奇妙な出来事から数年たって、私も高校生かぁ、あのおじいさんにまた、会ったりして…)

公園

女(うわ!おじいさん発見!)

女「おじいさん、憶えていらっしゃいますか?数年前に此処で…」

老人「あぁ、憶えておるよ、今日はちょっと用事があるから、明日迎えに来てくれないかね、今日と同じ時間に。」

そう言われて私は、何の違和感も持たずに同じ時間に来てしまった…


女(あ、いたいた。)

その時間帯にメールが届いた
知らないアドレスだった
中を見てみると、そこには
「背負ってくれてありがとう」
と書かれていた。

女「なにこれ、間違い?」
ふとベンチに目を向けると、さっきまで居た老人が消えていた。

その日から女はずっと肩凝りがとれず、腰が曲がり、とうとう起てなくなりました。


おしまい

引用: 公園のおじいさん