1: 2008/02/14(木) 20:42:03.96 ID:RFDds3550
古泉「困ったものです」
7: 2008/02/14(木) 21:16:37.41 ID:9pDXFjlpO
ハルヒ「はい古泉君、義理よ」
古泉「ありがとうございます」
まあこれだけの会話で状況を把握した人も多いだろう。
今日は二月十四日、煮干しの日である。
長門「バレンタインデー」
おい長門さん、モノローグに突っ込まないでくれませんか。
長門「これは失礼」
忌々しい事だが、世間一般ではバレンタインデーだそうで。
先程の会話はハルヒが古泉にチョコレートを渡した時のものである。
古泉「ありがとうございます」
まあこれだけの会話で状況を把握した人も多いだろう。
今日は二月十四日、煮干しの日である。
長門「バレンタインデー」
おい長門さん、モノローグに突っ込まないでくれませんか。
長門「これは失礼」
忌々しい事だが、世間一般ではバレンタインデーだそうで。
先程の会話はハルヒが古泉にチョコレートを渡した時のものである。
5: 2008/02/14(木) 21:07:13.54 ID:9pDXFjlpO
>>1はもう書かないのか?
9: 2008/02/14(木) 21:23:56.58 ID:9pDXFjlpO
ハルヒ「キョン、あんた何有希とぼそぼそやってんのよ」
キョン「いや、二月十四日は煮干しの日だって聞いてな」
ハルヒ「は? 何訳わかんない事言ってんのよ」
みくる「今日はホットチョコレートにしてみましゅたよ」
ハルヒ「なかなか美味しそうね」
そういうとハルヒは朝比奈さんがいれてくれたホットチョコレートを一気に飲み干した。
まったく、少しは味わえ。
ちなみに、ハルヒは俺に対して、
ハルヒ「はい、義理だからね!」
といい黒砂糖をくれた。
……………………甘えなあ。
キョン「いや、二月十四日は煮干しの日だって聞いてな」
ハルヒ「は? 何訳わかんない事言ってんのよ」
みくる「今日はホットチョコレートにしてみましゅたよ」
ハルヒ「なかなか美味しそうね」
そういうとハルヒは朝比奈さんがいれてくれたホットチョコレートを一気に飲み干した。
まったく、少しは味わえ。
ちなみに、ハルヒは俺に対して、
ハルヒ「はい、義理だからね!」
といい黒砂糖をくれた。
……………………甘えなあ。
11: 2008/02/14(木) 21:32:01.83 ID:9pDXFjlpO
古泉「いいではありませんか。まさか去年のようにまた穴掘りをしたかったのですか?」
キョン「なわけないだろ」
古泉「ふふ……涼宮さんも最近落ち着いてきていますし、こうしてのんびり過ごせる事はいいですね」
キョン「まったくだ」
俺はそう言うと桂馬で王手をかける。
古泉「…………投了です」
古泉の敗北宣言と同時、長門が本を閉じ、今日の活動は終わった。
キョン「なわけないだろ」
古泉「ふふ……涼宮さんも最近落ち着いてきていますし、こうしてのんびり過ごせる事はいいですね」
キョン「まったくだ」
俺はそう言うと桂馬で王手をかける。
古泉「…………投了です」
古泉の敗北宣言と同時、長門が本を閉じ、今日の活動は終わった。
12: 2008/02/14(木) 21:36:36.34 ID:9pDXFjlpO
ハルヒ「じゃあまたねー!」
ハルヒはそう言うと走って行った。
元気なやつだ。
みくる「さようなら~」
古泉「それでは」
キョン「また明日」
俺は二人にも挨拶し、長門と共に歩き出した。
キョン「で、今日はなんの用だ?」
長門「家で話す」
一体なんなんだろうか。
ハルヒはそう言うと走って行った。
元気なやつだ。
みくる「さようなら~」
古泉「それでは」
キョン「また明日」
俺は二人にも挨拶し、長門と共に歩き出した。
キョン「で、今日はなんの用だ?」
長門「家で話す」
一体なんなんだろうか。
14: 2008/02/14(木) 21:44:38.92 ID:9pDXFjlpO
長門「ここで待ってて」
長門の部屋に着いたら早速そう言われ、俺はコタツにあたっていた。
前に来た時に比べ物が多くなり、幾分生活感が出てきたな。
そんな事を考えていると長門がやってきた。
キョン「な、長門?」
おいおい、俺の目がおかしくなったのか?
そこには体にリボンを巻きつけた長門がいた。
長門「バレンタインデーの贈り物は私」
その言葉を聞いて俺は、そういえば今日はまだ長門にチョコもらってなかったな、などと考えていた。
長門の部屋に着いたら早速そう言われ、俺はコタツにあたっていた。
前に来た時に比べ物が多くなり、幾分生活感が出てきたな。
そんな事を考えていると長門がやってきた。
キョン「な、長門?」
おいおい、俺の目がおかしくなったのか?
そこには体にリボンを巻きつけた長門がいた。
長門「バレンタインデーの贈り物は私」
その言葉を聞いて俺は、そういえば今日はまだ長門にチョコもらってなかったな、などと考えていた。
16: 2008/02/14(木) 21:53:14.90 ID:9pDXFjlpO
キョン「お、おい長門?」
長門「あ……」
長門は何かごそごそし、茶色いものを唇に塗った。
長門「チョコを塗るのを忘れた。これで完成。食べて」
これはヤバい。
もはや俺の理性と本能、天使と悪魔が喧嘩を始めやがった。
天使「長門がここまでしてくれてるんだからさっさと食べちまえよ!」
悪魔「馬鹿野郎! むしろさらに言うこと聞いてもらえるかもしれんだろうが! 裸エプロンくらい頼んでみろ!」
天使「んなことして嫌われたらどうするつもりだ!」
はい、もうダメ。完璧にやられてます。
長門「あ……」
長門は何かごそごそし、茶色いものを唇に塗った。
長門「チョコを塗るのを忘れた。これで完成。食べて」
これはヤバい。
もはや俺の理性と本能、天使と悪魔が喧嘩を始めやがった。
天使「長門がここまでしてくれてるんだからさっさと食べちまえよ!」
悪魔「馬鹿野郎! むしろさらに言うこと聞いてもらえるかもしれんだろうが! 裸エプロンくらい頼んでみろ!」
天使「んなことして嫌われたらどうするつもりだ!」
はい、もうダメ。完璧にやられてます。
20: 2008/02/14(木) 21:59:31.76 ID:9pDXFjlpO
俺が呆然としていると、長門は勘違いしたのか涙目になってしまった。
長門「……………………」
キョン「あ、ああ、長門、ありがとう。えっと、これは本命って事でいいのか?」
長門「…………迷惑だった?」
キョン「そんな事はない! 本当に嬉しいよ」
長門「……良かった」
父さん母さん、息子は今日大人になります。
キョン「長門……」
ピンポーン
ハルヒ「有希ー? いるー?」
長門「……………………」
キョン「あ、ああ、長門、ありがとう。えっと、これは本命って事でいいのか?」
長門「…………迷惑だった?」
キョン「そんな事はない! 本当に嬉しいよ」
長門「……良かった」
父さん母さん、息子は今日大人になります。
キョン「長門……」
ピンポーン
ハルヒ「有希ー? いるー?」
23: 2008/02/14(木) 22:04:40.42 ID:9pDXFjlpO
ああ、人間だけじゃなく宇宙人も驚くと飛び上がるんだな。
俺は同時に飛び上がった長門を見てそう思った。
長門「隠れて」
そう言うと長門は和室に俺を押し込んだ。
長門「今開ける」
襖を少し開けて覗いてみると、急いでリボンを解いている所だった。
ああ、もったいない。
俺は同時に飛び上がった長門を見てそう思った。
長門「隠れて」
そう言うと長門は和室に俺を押し込んだ。
長門「今開ける」
襖を少し開けて覗いてみると、急いでリボンを解いている所だった。
ああ、もったいない。
25: 2008/02/14(木) 22:12:47.27 ID:9pDXFjlpO
ガチャガチャと音がして、ハルヒが入って来た。
ハルヒ「急にごめんね」
長門「かまわない」
さっきまでの慌てた表情はどこへやら、すっかり長門はいつもの調子に戻っていた。
流石長門だな。
ハルヒがいるはいえ、襖を隔てて隠れているので気持ちが落ち着いてきた。
何やら話をしているようだが、ハルヒにしては珍しく声が大きくないので聞き取りづらい。
会話を盗み聞きするのを諦めた俺は和室を見回してみることにした。
ハルヒ「急にごめんね」
長門「かまわない」
さっきまでの慌てた表情はどこへやら、すっかり長門はいつもの調子に戻っていた。
流石長門だな。
ハルヒがいるはいえ、襖を隔てて隠れているので気持ちが落ち着いてきた。
何やら話をしているようだが、ハルヒにしては珍しく声が大きくないので聞き取りづらい。
会話を盗み聞きするのを諦めた俺は和室を見回してみることにした。
26: 2008/02/14(木) 22:21:21.00 ID:9pDXFjlpO
そういえば、以前来た時は問答無用で布団に寝かせられたからな。
落ち着いてこの部屋を見たことはなかった。
あの時は三年程俺と朝比奈さんがここで寝てたから長門は使ってなかったんだはずだ。
だが今は長門もこの部屋を使っているらしく、本棚等があった。
キョン(あれはまさか!?)
キョン(そのまさかだスネーク。あれは箪笥だ)
キョン(やはりか大佐。それで俺はどうすればいい?)
キョン(今回の君のミッションは、隣の部屋にいる二人に感づかれずにその箪笥を調べる事だ)
大佐に命令されちゃ仕方ない。ダンボールがないのが残念だが、俺はじわじわと箪笥へ近づいていく。
落ち着いてこの部屋を見たことはなかった。
あの時は三年程俺と朝比奈さんがここで寝てたから長門は使ってなかったんだはずだ。
だが今は長門もこの部屋を使っているらしく、本棚等があった。
キョン(あれはまさか!?)
キョン(そのまさかだスネーク。あれは箪笥だ)
キョン(やはりか大佐。それで俺はどうすればいい?)
キョン(今回の君のミッションは、隣の部屋にいる二人に感づかれずにその箪笥を調べる事だ)
大佐に命令されちゃ仕方ない。ダンボールがないのが残念だが、俺はじわじわと箪笥へ近づいていく。
29: 2008/02/14(木) 22:27:26.88 ID:9pDXFjlpO
どくん。
どくん。
ちくしょう、イヤに心音が響きやがる。
慎重にトラップの有無を確認し、ついに辿り着いた俺は箪笥へと手を伸ばす。
キョン(まってスネーク! 箪笥は下から開けるんだよ!)
キョン(おう、すまないなオタコン)
………………一人三役は大変だな。
さあ、ついに俺は宝箱の蓋を…………開けたァ!
キョン(ふおおおおおお!!)
そこにはまるで光を放っているような純白の下着が収まっていた。
どくん。
ちくしょう、イヤに心音が響きやがる。
慎重にトラップの有無を確認し、ついに辿り着いた俺は箪笥へと手を伸ばす。
キョン(まってスネーク! 箪笥は下から開けるんだよ!)
キョン(おう、すまないなオタコン)
………………一人三役は大変だな。
さあ、ついに俺は宝箱の蓋を…………開けたァ!
キョン(ふおおおおおお!!)
そこにはまるで光を放っているような純白の下着が収まっていた。
30: 2008/02/14(木) 22:32:47.50 ID:9pDXFjlpO
長門「それで今日はどうしたの」
ハルヒ「えっとね……」
長門「………………」
ハルヒ「有希……今日キョンにチョコあげてないわよね?」
長門「あげてない。それが何か?」
ハルヒ「有希、キョンの事が好きなんじゃなかったの?」
長門「………………」
ハルヒ「それが気になって……」
長門「そう」
ハルヒ「えっとね……」
長門「………………」
ハルヒ「有希……今日キョンにチョコあげてないわよね?」
長門「あげてない。それが何か?」
ハルヒ「有希、キョンの事が好きなんじゃなかったの?」
長門「………………」
ハルヒ「それが気になって……」
長門「そう」
31: 2008/02/14(木) 22:37:00.14 ID:9pDXFjlpO
ハルヒ「有希?」
長門「今日はチョコを家に忘れてしまっただけ。これから渡しに行くつもりだった」
ハルヒ「なんだ……そうだったの」
長門「話はそれだけ?」
ハルヒ「ううん、もう一つ」
ハルヒ「有希も知ってる通り、私もキョンが好き。でももう一人いるのよ、キョンの事が好きな人が」
ハルヒ「古泉君に気を付けて」
長門「今日はチョコを家に忘れてしまっただけ。これから渡しに行くつもりだった」
ハルヒ「なんだ……そうだったの」
長門「話はそれだけ?」
ハルヒ「ううん、もう一つ」
ハルヒ「有希も知ってる通り、私もキョンが好き。でももう一人いるのよ、キョンの事が好きな人が」
ハルヒ「古泉君に気を付けて」
35: 2008/02/14(木) 22:49:22.07 ID:9pDXFjlpO
話が終わったようだ。
襖を少し開けて見るとハルヒが出ていく所だった。
長門「もう出てきても大丈夫」
キョン「おう」
長門「………また、リボンつけるから待ってて」
キョン「いや、いいよ長門。大変だろ」
キョン「長門の気持ちは伝わってきたから。返事は……少し待っててくれるか?」
長門(さっきの話を聞いていた?)
長門「……そう」
キョン「すまないな」
沈む表情の長門には悪いとは思いつつも、俺は長門のマンションを後にした。
さあ、急いで家に帰ってこの長門のパンツという宝物で楽しまなければ。
襖を少し開けて見るとハルヒが出ていく所だった。
長門「もう出てきても大丈夫」
キョン「おう」
長門「………また、リボンつけるから待ってて」
キョン「いや、いいよ長門。大変だろ」
キョン「長門の気持ちは伝わってきたから。返事は……少し待っててくれるか?」
長門(さっきの話を聞いていた?)
長門「……そう」
キョン「すまないな」
沈む表情の長門には悪いとは思いつつも、俺は長門のマンションを後にした。
さあ、急いで家に帰ってこの長門のパンツという宝物で楽しまなければ。
40: 2008/02/14(木) 22:55:21.88 ID:9pDXFjlpO
谷口「はぁーあ、今年もロンリーバレンタインか」
谷口「周りの連中にドレミチョコを配るような女にさえスルーされるとか……はっ、笑えねえ」
谷口「どうせキョンの野郎は涼宮やら長門やら朝比奈先輩からもらえるんだろうな」
谷口「世の中不公平だ……」
谷口「ん? あれは……古泉、だっけか?」
谷口「何してんだ、マンションなんか見て」
谷口「ま、俺には関係ないさ」
谷口「周りの連中にドレミチョコを配るような女にさえスルーされるとか……はっ、笑えねえ」
谷口「どうせキョンの野郎は涼宮やら長門やら朝比奈先輩からもらえるんだろうな」
谷口「世の中不公平だ……」
谷口「ん? あれは……古泉、だっけか?」
谷口「何してんだ、マンションなんか見て」
谷口「ま、俺には関係ないさ」
42: 2008/02/14(木) 23:08:22.45 ID:9pDXFjlpO
長門のマンションから出てきた俺は、はやる心を抑え一目散に家に向かおうとした。
ちなみに>>36、お前はパンツの素晴らしさをまったく分かってない。
いいか、本来なら着用済みがベストだった。だがあの状況ではそれはかなわなかった。だからこうして箪笥の中にあったものを持ってきた。
それは理解出来るな?
あの状況では確かにそのままベッドイン出来たかもしれん。長門とメイクラブ出来たかもしれん。
しかし俺の手の中にはパンツがあった。
手触りを楽しみ、香りを楽しみ。さらには頭に被ったり、履いてみたり。
巻き付けて擦ることも出来る夢のような物が。
それを楽しまない事など俺に出来ようか、いやない(反語)。
スニーキングミッションという中で上がったテンションを沈めるためにも俺はパンツを選んだのだ。
ちなみに長門のブラはすでに着用している。これを見られるわけにいかなかったのも事実だ。
古泉「やっと出てきましたか」
ちなみに>>36、お前はパンツの素晴らしさをまったく分かってない。
いいか、本来なら着用済みがベストだった。だがあの状況ではそれはかなわなかった。だからこうして箪笥の中にあったものを持ってきた。
それは理解出来るな?
あの状況では確かにそのままベッドイン出来たかもしれん。長門とメイクラブ出来たかもしれん。
しかし俺の手の中にはパンツがあった。
手触りを楽しみ、香りを楽しみ。さらには頭に被ったり、履いてみたり。
巻き付けて擦ることも出来る夢のような物が。
それを楽しまない事など俺に出来ようか、いやない(反語)。
スニーキングミッションという中で上がったテンションを沈めるためにも俺はパンツを選んだのだ。
ちなみに長門のブラはすでに着用している。これを見られるわけにいかなかったのも事実だ。
古泉「やっと出てきましたか」
43: 2008/02/14(木) 23:13:01.66 ID:9pDXFjlpO
キョン「古泉?」
古泉「ええ、どうも僕です」
キョン「なんだ。俺には今お前の相手をしている暇など一ミリ秒もないぞ」
古泉「すいませんがこちらも重要な事ですので」
キョン「ちっ……仕方ないな」
そういうと古泉が車のドアを開けた。
古泉「では乗って下さい」
古泉「ええ、どうも僕です」
キョン「なんだ。俺には今お前の相手をしている暇など一ミリ秒もないぞ」
古泉「すいませんがこちらも重要な事ですので」
キョン「ちっ……仕方ないな」
そういうと古泉が車のドアを開けた。
古泉「では乗って下さい」
44: 2008/02/14(木) 23:20:44.81 ID:9pDXFjlpO
古泉「出して下さい」
何をだ! そう俺が慌てていると車が発進した。
まったく驚かしやがって。
古泉「一体あなたはどうしたんですか。いつにもまして落ち着きがないようですが」
キョン「気にするな。で? 何の用だ」
古泉「最近の涼宮さんの精神に変化が見られるのです」
キョン「あ? お前今日ハルヒは落ち着いてるって言ってたじゃねえか」
古泉「あれは近くに長門さんや朝比奈さんがいましたので……」
キョン「はあ? なんだそりゃ」
古泉「単刀直入に申し上げます」
古泉「僕の命が狙われています」
何をだ! そう俺が慌てていると車が発進した。
まったく驚かしやがって。
古泉「一体あなたはどうしたんですか。いつにもまして落ち着きがないようですが」
キョン「気にするな。で? 何の用だ」
古泉「最近の涼宮さんの精神に変化が見られるのです」
キョン「あ? お前今日ハルヒは落ち着いてるって言ってたじゃねえか」
古泉「あれは近くに長門さんや朝比奈さんがいましたので……」
キョン「はあ? なんだそりゃ」
古泉「単刀直入に申し上げます」
古泉「僕の命が狙われています」
46: 2008/02/14(木) 23:24:58.64 ID:9pDXFjlpO
俺は開いた口が塞がらなかった。
こいつは何を言っているんだ。
古泉「信じられないのも無理はありません……」
キョン「いや、そりゃそうだろ。今日だってハルヒも朝比奈さんもお前にチョコやってたろうが」
古泉「…………それに毒が入っていた、としてもですか?」
キョン「え? まさか」
古泉「そのまさかです。僕の命を狙っているのは涼宮さんと朝比奈さんなんです」
こいつは何を言っているんだ。
古泉「信じられないのも無理はありません……」
キョン「いや、そりゃそうだろ。今日だってハルヒも朝比奈さんもお前にチョコやってたろうが」
古泉「…………それに毒が入っていた、としてもですか?」
キョン「え? まさか」
古泉「そのまさかです。僕の命を狙っているのは涼宮さんと朝比奈さんなんです」
54: 2008/02/14(木) 23:33:34.55 ID:9pDXFjlpO
古泉「最近閉鎖空間で変化が起こりました」
古泉「まあ、その変化はこれからお見せするのですが」
キョン「またあの空間に行くのかよ」
古泉「すいません」
古泉「で、それからなんです。僕の命が狙われだしたのは」
古泉「廊下を歩いていると植木鉢が落ちてきたり」
古泉「階段では突き落とされたり」
古泉「今日に至ってはついに毒まで……」
キョン「古泉……」
古泉「まあ、その変化はこれからお見せするのですが」
キョン「またあの空間に行くのかよ」
古泉「すいません」
古泉「で、それからなんです。僕の命が狙われだしたのは」
古泉「廊下を歩いていると植木鉢が落ちてきたり」
古泉「階段では突き落とされたり」
古泉「今日に至ってはついに毒まで……」
キョン「古泉……」
55: 2008/02/14(木) 23:37:51.69 ID:9pDXFjlpO
古泉「お願いします! 僕を助けて下さい!」
キョン「落ち着け! それに俺に何が出来るか……」
古泉「そんな事を言えるのも今のうちですよ……」
キョン「古泉?」
古泉「あなたもあれを見たら他人事では無くなります」
新川「あれは当事者ではない我々でさえキツいものですぞ」
キョン「新川さんまで……」
キョン「落ち着け! それに俺に何が出来るか……」
古泉「そんな事を言えるのも今のうちですよ……」
キョン「古泉?」
古泉「あなたもあれを見たら他人事では無くなります」
新川「あれは当事者ではない我々でさえキツいものですぞ」
キョン「新川さんまで……」
60: 2008/02/14(木) 23:42:07.04 ID:9pDXFjlpO
車から降りた俺達は古泉の案内で歩き出した。
古泉「こちらです」
キョン「どうしても手を繋がなきゃならんのか?」
古泉「ええ……こればかりは我慢して下さい」
パシャ
キョン「ん? 変な音がしなかったか?」
古泉「さあ?」
みくる「決定的な写真が撮れましゅた」
古泉「こちらです」
キョン「どうしても手を繋がなきゃならんのか?」
古泉「ええ……こればかりは我慢して下さい」
パシャ
キョン「ん? 変な音がしなかったか?」
古泉「さあ?」
みくる「決定的な写真が撮れましゅた」
65: 2008/02/14(木) 23:48:49.64 ID:9pDXFjlpO
キョン「やっぱ何回来ても慣れないな」
古泉「そろそろですよ」
キョン「あの化け物だな」
古泉「ええ……出てきましたね」
古泉が指差す方を見ると前にも見た巨大な化け物が二匹出てきた所だった。
……んん? なんだありゃ。
古泉「気づきましたか。そうです。あの神人には男性器が付いているのです」
キョン「これはまたご立派な……」
古泉「ですが、変化はこれだけではありません。見ていてください」
古泉「そろそろですよ」
キョン「あの化け物だな」
古泉「ええ……出てきましたね」
古泉が指差す方を見ると前にも見た巨大な化け物が二匹出てきた所だった。
……んん? なんだありゃ。
古泉「気づきましたか。そうです。あの神人には男性器が付いているのです」
キョン「これはまたご立派な……」
古泉「ですが、変化はこれだけではありません。見ていてください」
66: 2008/02/14(木) 23:53:46.42 ID:9pDXFjlpO
前見た時はあの化け物は街を破壊していた。
確かそれでハルヒのストレスを解消してるんだよな。
俺はまた破壊活動が行われるのかと身構えていた。
だが。
キョン「……………………………………」
キョン「なあ、古泉」
古泉「はい」
キョン「なんだありゃ」
古泉「見たままですよ。最近はあればかりです」
俺達の目の前ではシャレにならないスケールでのホ〇が行われていた。
確かそれでハルヒのストレスを解消してるんだよな。
俺はまた破壊活動が行われるのかと身構えていた。
だが。
キョン「……………………………………」
キョン「なあ、古泉」
古泉「はい」
キョン「なんだありゃ」
古泉「見たままですよ。最近はあればかりです」
俺達の目の前ではシャレにならないスケールでのホ〇が行われていた。
70: 2008/02/15(金) 00:00:12.93 ID:fKSagCpUO
キョン「うえ……」
古泉「では行ってきます」
そういうと古泉は赤い玉になって飛んで行った。
よく見ると他にも超能力者がいたようだが、全員なんとも嫌そうな感じに攻撃している。
やがて首をハネられ神人達は消えていった。
キョン「大変だな」
古泉「ええ……」
古泉「このような状況になったのも、長門さんがある本を涼宮さんに見せたのがきっかけでした」
キョン「本?」
古泉「ええ。世間一般でBL本と呼ばれるものです」
古泉「では行ってきます」
そういうと古泉は赤い玉になって飛んで行った。
よく見ると他にも超能力者がいたようだが、全員なんとも嫌そうな感じに攻撃している。
やがて首をハネられ神人達は消えていった。
キョン「大変だな」
古泉「ええ……」
古泉「このような状況になったのも、長門さんがある本を涼宮さんに見せたのがきっかけでした」
キョン「本?」
古泉「ええ。世間一般でBL本と呼ばれるものです」
73: 2008/02/15(金) 00:04:43.53 ID:fKSagCpUO
ハルヒ「みくるちゃんでかしたわ!」
みくる「ありがとうごじゃいましゅ」
ハルヒ「古泉君……許さない」
ハルヒ「一人だけ抜け駆けするなんて……」
みくる「どうしましゅか、しゅじゅみやしゃん」
ハルヒ「決まってるじゃない」
ハルヒ「処刑よ」
みくる「ありがとうごじゃいましゅ」
ハルヒ「古泉君……許さない」
ハルヒ「一人だけ抜け駆けするなんて……」
みくる「どうしましゅか、しゅじゅみやしゃん」
ハルヒ「決まってるじゃない」
ハルヒ「処刑よ」
76: 2008/02/15(金) 00:11:43.15 ID:fKSagCpUO
古泉から聞いた説明はこうだ。
長門が読んでたBL小説をハルヒが見た
↓
ハルヒは興味を持ちつつも、もしこんな事が実際あったらと心配した
↓
朝比奈さんに相談したら「じゃあ怪しい古泉君が居なければいいんじゃないでしゅか?」
キョン「古泉……」
古泉「助けて下さい……僕は普通に女の人が好きなのに、どうして……」
長門が読んでたBL小説をハルヒが見た
↓
ハルヒは興味を持ちつつも、もしこんな事が実際あったらと心配した
↓
朝比奈さんに相談したら「じゃあ怪しい古泉君が居なければいいんじゃないでしゅか?」
キョン「古泉……」
古泉「助けて下さい……僕は普通に女の人が好きなのに、どうして……」
78: 2008/02/15(金) 00:17:56.87 ID:fKSagCpUO
俺は古泉に何も言葉をかけられなかった。
勘違いどころか、いいがかりにも等しい事で命を狙われるなんて。
古泉「はは……それでは帰りましょうか」
そんな乾いた笑いをもらす古泉を見て俺は心が痛んだ。
そうだ。
キョン「古泉、これやるよ」
古泉「これは?」
キョン「家に帰ってから開けろ」
俺はカバンに入れていたハルヒの体操服を古泉にやった。
さあ、早く家に帰ろう。パンツが待っている。
勘違いどころか、いいがかりにも等しい事で命を狙われるなんて。
古泉「はは……それでは帰りましょうか」
そんな乾いた笑いをもらす古泉を見て俺は心が痛んだ。
そうだ。
キョン「古泉、これやるよ」
古泉「これは?」
キョン「家に帰ってから開けろ」
俺はカバンに入れていたハルヒの体操服を古泉にやった。
さあ、早く家に帰ろう。パンツが待っている。
83: 2008/02/15(金) 00:22:49.42 ID:fKSagCpUO
キョン「じゃあな」
古泉「それではまた」
古泉「はあ、学校行きたくないな」
古泉「それにしても、彼は何をくれたのでしょうか」
ハルヒ「古泉君」
みくる「こんな時間に何してるんでしゅか」
古泉「な………………」
古泉「それではまた」
古泉「はあ、学校行きたくないな」
古泉「それにしても、彼は何をくれたのでしょうか」
ハルヒ「古泉君」
みくる「こんな時間に何してるんでしゅか」
古泉「な………………」
85: 2008/02/15(金) 00:26:07.61 ID:fKSagCpUO
古泉「あ…………え…………」
ハルヒ「どうしたの古泉君」
みくる「冬なのに汗かいてるなんておかしいでしゅよ」
ハルヒ「具合が悪いの?」
古泉「う…………い、いえ別に」
ハルヒ「ふぅん、ま、いいけど」
ハルヒ「ところで、この写真見てもらえるかしら」
ハルヒ「どうしたの古泉君」
みくる「冬なのに汗かいてるなんておかしいでしゅよ」
ハルヒ「具合が悪いの?」
古泉「う…………い、いえ別に」
ハルヒ「ふぅん、ま、いいけど」
ハルヒ「ところで、この写真見てもらえるかしら」
91: 2008/02/15(金) 00:32:27.73 ID:fKSagCpUO
古泉「な…………!」
みくる「偶然見ちゃったんでしゅ」
みくる「こぉんなにしっかりと手をつないで、仲がいいでしゅねえ」
古泉(未来人め! 状況は理解しているくせに!)
古泉「これは、その」
ハルヒ「あら? 何を持ってるの? まさかそれもキョンにあげるつもりじゃないでしょうね」
古泉「いえ、違……」
ハルヒ「見せなさい!」
ハルヒ「何よこれ……」
みくる「偶然見ちゃったんでしゅ」
みくる「こぉんなにしっかりと手をつないで、仲がいいでしゅねえ」
古泉(未来人め! 状況は理解しているくせに!)
古泉「これは、その」
ハルヒ「あら? 何を持ってるの? まさかそれもキョンにあげるつもりじゃないでしょうね」
古泉「いえ、違……」
ハルヒ「見せなさい!」
ハルヒ「何よこれ……」
95: 2008/02/15(金) 00:36:57.49 ID:fKSagCpUO
みくる「どうしまし……」
古泉「え……」
ハルヒ「古泉君、これ私の体操服じゃない」
ハルヒ「どうして」
ハルヒ「あなたが」
ハルヒ「これを」
ハルヒ「持っているのかしら?」
古泉「あうう……」
みくる「古泉君……変態でしゅ」
古泉「え……」
ハルヒ「古泉君、これ私の体操服じゃない」
ハルヒ「どうして」
ハルヒ「あなたが」
ハルヒ「これを」
ハルヒ「持っているのかしら?」
古泉「あうう……」
みくる「古泉君……変態でしゅ」
98: 2008/02/15(金) 00:48:09.82 ID:fKSagCpUO
朝起きてニュースを見た俺は驚いた。
テレビでよく知った名前が呼ばれたからだ。
キャスター『昨夜未明、道路上で高校生、古泉一樹さん(17)が車に跳ねられ重傷を負いました。高校生には全身に殴られた跡があり、警察では事件として……』
キョン「古泉……」
警察などでは犯人の尻尾すら掴めないだろう。
なんせ犯人は神様と未来人なのだから。
妹「キョン君、遅刻しちゃうよー?」
キョン「…………ああ」
無実のお前がそこまでやられる事はなかっただろう。
古泉、敵は取ってやる。
俺は握りしめた長門のパンツに誓った。
終わり
テレビでよく知った名前が呼ばれたからだ。
キャスター『昨夜未明、道路上で高校生、古泉一樹さん(17)が車に跳ねられ重傷を負いました。高校生には全身に殴られた跡があり、警察では事件として……』
キョン「古泉……」
警察などでは犯人の尻尾すら掴めないだろう。
なんせ犯人は神様と未来人なのだから。
妹「キョン君、遅刻しちゃうよー?」
キョン「…………ああ」
無実のお前がそこまでやられる事はなかっただろう。
古泉、敵は取ってやる。
俺は握りしめた長門のパンツに誓った。
終わり
114: 2008/02/15(金) 01:07:59.96 ID:fKSagCpUO
ハルヒ「はい古泉君、義理よ」
涼宮さんは不機嫌そうな表情で僕にチョコをくれた。
何故不機嫌なのか、それは分からなかったが、まあ閉鎖空間はいつもどおり発生している。
適当にごまかして向かわなければ。
古泉「ありがとうございます」
ハルヒ「何で」
古泉「は?」
何だ? 参ったな、これではバイトに向かえない。
古泉「どうしましたか、涼宮さん」
涼宮さんは不機嫌そうな表情で僕にチョコをくれた。
何故不機嫌なのか、それは分からなかったが、まあ閉鎖空間はいつもどおり発生している。
適当にごまかして向かわなければ。
古泉「ありがとうございます」
ハルヒ「何で」
古泉「は?」
何だ? 参ったな、これではバイトに向かえない。
古泉「どうしましたか、涼宮さん」
117: 2008/02/15(金) 01:11:45.42 ID:fKSagCpUO
ハルヒ「何で古泉君はいつもそんなに笑顔でいられるのよ」
古泉「…………」
そう言われても。
僕だって好きでいつも笑顔なワケじゃない。
ハルヒ「…………今日の昼休み」
昼休み? …………まさか。
ハルヒ「あなた、告白されてたじゃない」
古泉「見られていましたか、いやお恥ずかしい」
古泉「…………」
そう言われても。
僕だって好きでいつも笑顔なワケじゃない。
ハルヒ「…………今日の昼休み」
昼休み? …………まさか。
ハルヒ「あなた、告白されてたじゃない」
古泉「見られていましたか、いやお恥ずかしい」
118: 2008/02/15(金) 01:17:49.57 ID:fKSagCpUO
ハルヒ「あんなに可愛い子に本命チョコもらったんなら、私のなんかいらないんじゃないの?」
古泉「いえ、やはり団長様のお心遣いを無駄には……」
ハルヒ「…………そう。そうよね。あなたにとって私はただの団長ですものね」
何だ? いきなり閉鎖空間が増えた。
一体彼女は何にイラついてるって言うんだ。
ハルヒ「……で? あの子に返事はしたの?」
古泉「いえ、僕としましてもよく知らない相手だったもので、返事は待って頂いています」
ハルヒ「…………ふぅん」
古泉「いえ、やはり団長様のお心遣いを無駄には……」
ハルヒ「…………そう。そうよね。あなたにとって私はただの団長ですものね」
何だ? いきなり閉鎖空間が増えた。
一体彼女は何にイラついてるって言うんだ。
ハルヒ「……で? あの子に返事はしたの?」
古泉「いえ、僕としましてもよく知らない相手だったもので、返事は待って頂いています」
ハルヒ「…………ふぅん」
126: 2008/02/15(金) 01:26:32.83 ID:fKSagCpUO
おいおい、今度は閉鎖空間が少し減ったぞ。
もうワケが分からない。
彼のセリフを借りるならば、勘弁してくれ、といったところか。
ハルヒ「古泉君はキョンとは全然違ってモテるわね」
古泉「そんな事ありませんよ。知らない人に好かれても困るだけですし」
ハルヒ「うわ、いかにも女泣かせなセリフね」
それまでの不機嫌な表情はどこへやら、楽しそうに笑い出した。
良かった。なれない冗談を言ったかいもある。
もうワケが分からない。
彼のセリフを借りるならば、勘弁してくれ、といったところか。
ハルヒ「古泉君はキョンとは全然違ってモテるわね」
古泉「そんな事ありませんよ。知らない人に好かれても困るだけですし」
ハルヒ「うわ、いかにも女泣かせなセリフね」
それまでの不機嫌な表情はどこへやら、楽しそうに笑い出した。
良かった。なれない冗談を言ったかいもある。
128: 2008/02/15(金) 01:33:32.51 ID:fKSagCpUO
ハルヒ「ねえ、古泉君」
古泉「何でしょう」
ハルヒ「さっきのチョコ、返してもらえる?」
古泉「はあ……」
なんだ? もう訳が分からない。
…………それにしても、本当にこの目の前にいる少女が神なのだろうか。
確かに様々な力を持っている事は理解している。
だけど、実際この目で見てみるとただの少女にしか思えない。
だからこそ、僕は彼女に笑顔でいて欲しい。
古泉「何でしょう」
ハルヒ「さっきのチョコ、返してもらえる?」
古泉「はあ……」
なんだ? もう訳が分からない。
…………それにしても、本当にこの目の前にいる少女が神なのだろうか。
確かに様々な力を持っている事は理解している。
だけど、実際この目で見てみるとただの少女にしか思えない。
だからこそ、僕は彼女に笑顔でいて欲しい。
132: 2008/02/15(金) 01:37:37.14 ID:fKSagCpUO
ハルヒ「古泉君さっき知らない人に好かれてもって言ったわよね」
古泉「ええ」
ハルヒ「じゃあ知ってる人ならいいって事よね?」
古泉「まあ、そうなりすね」
ハルヒ「はい古泉君、本命チョコ」
ハルヒ「受け取って……もらえるかな」
閉鎖空間が広がっていく。
ポケットでは携帯が鳴り続けていた。
終わり
古泉「ええ」
ハルヒ「じゃあ知ってる人ならいいって事よね?」
古泉「まあ、そうなりすね」
ハルヒ「はい古泉君、本命チョコ」
ハルヒ「受け取って……もらえるかな」
閉鎖空間が広がっていく。
ポケットでは携帯が鳴り続けていた。
終わり
146: 2008/02/15(金) 01:49:31.40 ID:fKSagCpUO
ハルヒ「はい古泉君、義理よ」
古泉「うっ、うわぁぁぁぁあああ!!」
ハルヒ「え、何?」
みくる「どうしたんでしゅかー」
キョン「おいハルヒ! 何をしたんだ!?」
ハルヒ「え? 義理チョコあげただけだけど」
キョン「なんて事を……」
古泉「うっ、うわぁぁぁぁあああ!!」
ハルヒ「え、何?」
みくる「どうしたんでしゅかー」
キョン「おいハルヒ! 何をしたんだ!?」
ハルヒ「え? 義理チョコあげただけだけど」
キョン「なんて事を……」
151: 2008/02/15(金) 01:52:40.80 ID:fKSagCpUO
ハルヒ「何よ!? 私が悪いって言うの?」
古泉「うわぁぁぁぁあああ……やめ、やめて……」
みくる「落ち着いてくだしゃい」
長門「ゆっくり息を吸って」
キョン「ハルヒ……お前は古泉がチョコを食べてるところを見たことがあったか?」
ハルヒ「そういえば無いわね」
キョン「古泉はチョコレート恐怖症なんだよ!」
ハルヒ「な、なんですってー!?」
古泉「うわぁぁぁぁあああ……やめ、やめて……」
みくる「落ち着いてくだしゃい」
長門「ゆっくり息を吸って」
キョン「ハルヒ……お前は古泉がチョコを食べてるところを見たことがあったか?」
ハルヒ「そういえば無いわね」
キョン「古泉はチョコレート恐怖症なんだよ!」
ハルヒ「な、なんですってー!?」
155: 2008/02/15(金) 01:56:48.41 ID:fKSagCpUO
キョン「俺も一度、何の気なしに古泉にチョコをやったんだ」
キョン「そうしたらいきなり……」
ハルヒ「そうだったの……」
みくる「しゅじゅみやしゃんは悪くありましぇんよ。知らなかったんでしゅから」
長門「そう」
ハルヒ「二人とも……」
古泉「やめて森さん……チョコレート爆弾なんて解体出来ないよ……」
古泉「いや、やだ、溶けたチョコを塗らないでぇぇぇえ!! 熱いぃぃぃぃい!!」
キョン「古泉……」
キョン「そうしたらいきなり……」
ハルヒ「そうだったの……」
みくる「しゅじゅみやしゃんは悪くありましぇんよ。知らなかったんでしゅから」
長門「そう」
ハルヒ「二人とも……」
古泉「やめて森さん……チョコレート爆弾なんて解体出来ないよ……」
古泉「いや、やだ、溶けたチョコを塗らないでぇぇぇえ!! 熱いぃぃぃぃい!!」
キョン「古泉……」
157: 2008/02/15(金) 02:00:51.58 ID:fKSagCpUO
ハルヒ「いったいどうしたらいいの」
みくる「しゅじゅみやしゃん……」
キョン「方法は無くはない」
ハルヒ「教えて! 何でもするわ!」
長門「でもそれは危険。あなたの財布に莫大なダメージを与える」
ハルヒ「そんなのいいわよ! 古泉君がこんなに苦しんでいるのよ!?」
古泉「すいませんごめんなさいもう二度とチョコレートをナメたりしませんから許して下さい」
みくる「しゅじゅみやしゃん……」
キョン「方法は無くはない」
ハルヒ「教えて! 何でもするわ!」
長門「でもそれは危険。あなたの財布に莫大なダメージを与える」
ハルヒ「そんなのいいわよ! 古泉君がこんなに苦しんでいるのよ!?」
古泉「すいませんごめんなさいもう二度とチョコレートをナメたりしませんから許して下さい」
159: 2008/02/15(金) 02:04:29.52 ID:fKSagCpUO
長門「涼宮ハルヒ……」
みくる「しゅじゅみやしゃん……」
キョン「本気……なんだな」
ハルヒ「ええ」
キョン「ならいいだろう。その方法とは、チョコを見せた人物が古泉に回ってない寿司を食べさせる事だ」
ハルヒ「なにそれ」
古泉「ひやあ、たすけてー」
キョン「古泉があんなに苦しんでいるんだぞ! 冗談なんか言うわけないだろ!」
ハルヒ「それもそうね! 行くわよ古泉君!」
みくる「しゅじゅみやしゃん……」
キョン「本気……なんだな」
ハルヒ「ええ」
キョン「ならいいだろう。その方法とは、チョコを見せた人物が古泉に回ってない寿司を食べさせる事だ」
ハルヒ「なにそれ」
古泉「ひやあ、たすけてー」
キョン「古泉があんなに苦しんでいるんだぞ! 冗談なんか言うわけないだろ!」
ハルヒ「それもそうね! 行くわよ古泉君!」
160: 2008/02/15(金) 02:06:50.44 ID:fKSagCpUO
キョン「行ったな……」
長門「行った」
みくる「ここまでうまくいくとは思いましぇんでしゅたね」
キョン「まったくです」
長門「お土産楽しみ」
キョン「だな」
ハルヒ「さあいっぱい食べなさい!」
古泉「大トロ下さい」
終わり
長門「行った」
みくる「ここまでうまくいくとは思いましぇんでしゅたね」
キョン「まったくです」
長門「お土産楽しみ」
キョン「だな」
ハルヒ「さあいっぱい食べなさい!」
古泉「大トロ下さい」
終わり
238: 2008/02/15(金) 09:31:55.05 ID:fKSagCpUO
やはり来たかwww
前のハルヒと長門のゲームの完結もしてほしいんだぜ
しかし朝倉は最高だな
さて、出かける前のほしゅ
前のハルヒと長門のゲームの完結もしてほしいんだぜ
しかし朝倉は最高だな
さて、出かける前のほしゅ
243: 2008/02/15(金) 09:54:48.48 ID:fKSagCpUO
>>240
少なくとも俺は見たい
少なくとも俺は見たい
280: 2008/02/15(金) 12:41:39.79 ID:fKSagCpUO
あんたの長門はいつも黒いなwwww
しえんしましゅ
しえんしましゅ
453: 2008/02/15(金) 20:47:45.09 ID:fKSagCpUO
おまえ様の書くSOS団は本当にみんな仲がええのうwww
457: 2008/02/15(金) 20:54:27.26 ID:fKSagCpUO
>>454
少なくとも嘘ではめて寿司おごらせる奴らよりは仲いいだろww
少なくとも嘘ではめて寿司おごらせる奴らよりは仲いいだろww
463: 2008/02/15(金) 21:05:01.96 ID:fKSagCpUO
やっぱ怖えw
473: 2008/02/15(金) 21:14:49.93 ID:fKSagCpUO
長門(3)
↓
エンドレスエイト
↓
長門(ピー)
↓
エンドレスエイト
↓
長門(ピー)
521: 2008/02/15(金) 21:59:38.95 ID:fKSagCpUO
ハルヒが気になる
528: 2008/02/15(金) 22:06:08.91 ID:fKSagCpUO
( ゚д゚ )
557: 2008/02/15(金) 22:29:10.53 ID:fKSagCpUO
流石長門wwwww
585: 2008/02/15(金) 22:56:18.78 ID:fKSagCpUO
長門渋いwwwww
617: 2008/02/15(金) 23:38:47.76 ID:fKSagCpUO
パイナポゥ明日早いからもう寝るよ
また縁があったら
また縁があったら
引用: ハルヒ「はい古泉君、義理よ」
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