1: ◆L0dG93FE2w 2013/03/10(日) 17:25:59 ID:rzB4O/D2
幼「私の方が大好きだよ!」
ピトッ
男「いやいやー、僕の方が大好きだよっ」
ぎゅっ
幼「わわっ!」
ピトッ
男「いやいやー、僕の方が大好きだよっ」
ぎゅっ
幼「わわっ!」
2: 2013/03/10(日) 17:27:08 ID:rzB4O/D2
男「へへ…僕の勝ち?」
幼「…男君、ズルい!」
ぎゅうっ
幼「…でもやっぱり、私の方が好きだもん!」
男「んー、じゃあさ」
幼「何?」
男「同じで良いんじゃない?」
幼「同じ?」
幼「…男君、ズルい!」
ぎゅうっ
幼「…でもやっぱり、私の方が好きだもん!」
男「んー、じゃあさ」
幼「何?」
男「同じで良いんじゃない?」
幼「同じ?」
3: 2013/03/10(日) 17:27:48 ID:rzB4O/D2
男「僕は世界で一番幼ちゃんの事好きだよ?」
幼「私は宇宙一好きだもん!」
男「って言ってたら、キリが無いからさー」
男「お互い同じくらい好きって事で良いんじゃない?」
幼「…それもそうだね!男君と同じで良いやっ!」
ぎゅうっ
幼「…同じが良いや!」
幼「私は宇宙一好きだもん!」
男「って言ってたら、キリが無いからさー」
男「お互い同じくらい好きって事で良いんじゃない?」
幼「…それもそうだね!男君と同じで良いやっ!」
ぎゅうっ
幼「…同じが良いや!」
4: 2013/03/10(日) 17:28:40 ID:rzB4O/D2
幼「男君ってあったかいねー」
ぎゅー
男「幼ちゃんの方があったかいよー」
ぎゅうっ
幼「じゃあ、これも同じ?」
男「うん、同じ!」
幼「えへへ…同じってなんだか、嬉しいね!」
男「そうだね!」
ぎゅー
男「幼ちゃんの方があったかいよー」
ぎゅうっ
幼「じゃあ、これも同じ?」
男「うん、同じ!」
幼「えへへ…同じってなんだか、嬉しいね!」
男「そうだね!」
5: 2013/03/10(日) 17:29:39 ID:rzB4O/D2
男「そろそろ帰ろうか?」
幼「そうだねー」
男「日が落ちるの早くなってきてるからね」
幼「最近、夜はちょっと冷えるよね」
男「手を繋いでいれば、大丈夫だよ」
ぎゅっ
幼「そうだね。あったかいね」
ぎゅっ
幼「そうだねー」
男「日が落ちるの早くなってきてるからね」
幼「最近、夜はちょっと冷えるよね」
男「手を繋いでいれば、大丈夫だよ」
ぎゅっ
幼「そうだね。あったかいね」
ぎゅっ
6: 2013/03/10(日) 17:30:51 ID:rzB4O/D2
男「そうそう、ちょっと早いけど、昨日おこたを出したよ」
幼「ホントに?」
男「ウチの父さんが、今年は早めに出そうって言い出してね」
男「まぁ父さんは今日から出張で、家に居ないんだけどね」
幼「…帰り、男君の家に行っても良い?」
男「もちろん大歓迎だよ!」
幼「えへへー。私、男君のウチのおこた大好きー」
幼「ホントに?」
男「ウチの父さんが、今年は早めに出そうって言い出してね」
男「まぁ父さんは今日から出張で、家に居ないんだけどね」
幼「…帰り、男君の家に行っても良い?」
男「もちろん大歓迎だよ!」
幼「えへへー。私、男君のウチのおこた大好きー」
7: 2013/03/10(日) 17:31:50 ID:rzB4O/D2
男「ウチのおこた、でっかいからねー」
幼「うん!ウチのは小さいから…」
男「父さんのこだわりの一品だからね」
幼「長方形だから寝っ転がれるもんね」
男「それじゃ、早く帰って、おこたに入ろう!」
幼「うん!」
幼「うん!ウチのは小さいから…」
男「父さんのこだわりの一品だからね」
幼「長方形だから寝っ転がれるもんね」
男「それじゃ、早く帰って、おこたに入ろう!」
幼「うん!」
8: 2013/03/10(日) 17:32:30 ID:rzB4O/D2
・
・
幼「あー、おこたって世界一幸せな電化製品じゃないかなー」
男「世界一?」
幼「だって、こんなに…こんなに…」
幼「あったかヌクヌクで…」
幼「男君の傍に居られて…」
ピトッ
幼「これ以上の幸せって無いんじゃないかな?」
・
幼「あー、おこたって世界一幸せな電化製品じゃないかなー」
男「世界一?」
幼「だって、こんなに…こんなに…」
幼「あったかヌクヌクで…」
幼「男君の傍に居られて…」
ピトッ
幼「これ以上の幸せって無いんじゃないかな?」
9: 2013/03/10(日) 17:33:22 ID:rzB4O/D2
男「確かに超幸せだねー」
幼「まぁ、私は男君と一緒に居るだけで100%幸せなんだけどね」
ぎゅっ
男「わっと…不意打ちズルいよ、幼ちゃん」
幼「えへへ、さっきのお返し!」
ぎゅーっ
幼「まぁ、私は男君と一緒に居るだけで100%幸せなんだけどね」
ぎゅっ
男「わっと…不意打ちズルいよ、幼ちゃん」
幼「えへへ、さっきのお返し!」
ぎゅーっ
10: 2013/03/10(日) 17:34:07 ID:rzB4O/D2
男「お返しのお返しっ」
ぎゅぎゅー
幼「お返しのお返しのお返しーっ」
ぎゅーーーーっ
男「ま、まいった!幼ちゃん、ギブアップ!」
幼「えっへっへ。私の勝ちねー」
男「ふぅ…幼ちゃんには敵わないよ」
ぎゅぎゅー
幼「お返しのお返しのお返しーっ」
ぎゅーーーーっ
男「ま、まいった!幼ちゃん、ギブアップ!」
幼「えっへっへ。私の勝ちねー」
男「ふぅ…幼ちゃんには敵わないよ」
12: 2013/03/10(日) 17:35:10 ID:rzB4O/D2
男「テレビでも見る?」
幼「んー…今、ニュースしかやってないよね?」
男「じゃ、ゲームでもやる?」
幼「それじゃあ、久しぶりにオセロやらない?」
男「うん!それじゃ部屋から取ってくるね」
幼「うん」
幼「…」
幼「んー…今、ニュースしかやってないよね?」
男「じゃ、ゲームでもやる?」
幼「それじゃあ、久しぶりにオセロやらない?」
男「うん!それじゃ部屋から取ってくるね」
幼「うん」
幼「…」
13: 2013/03/10(日) 17:36:10 ID:rzB4O/D2
幼「おこた、あったかいなー」
幼「やっぱり私、おこた好きだなー」
幼「ウチのおこたもこれくらい大きければなー」
幼「…」
幼「違うか」
幼「男君の家のおこただから、好きなんだ」
幼「やっぱり私、おこた好きだなー」
幼「ウチのおこたもこれくらい大きければなー」
幼「…」
幼「違うか」
幼「男君の家のおこただから、好きなんだ」
14: 2013/03/10(日) 17:37:04 ID:rzB4O/D2
幼「そっかそっか、うんうん」
幼「…」
幼「…」ソワソワ
幼「まだかなー?」
男「はい、お待たせ、それじゃやろっか」
幼「待ってたよー。早くやろっ」
幼「…」
幼「…」ソワソワ
幼「まだかなー?」
男「はい、お待たせ、それじゃやろっか」
幼「待ってたよー。早くやろっ」
15: 2013/03/10(日) 17:38:15 ID:rzB4O/D2
・
・
幼「…男君、やっぱり強いね」
幼「4隅は取ったのに、負けちゃった…」
男「幼ちゃん、もっと全体を見ないとね」
幼「隅を取る事に必氏で…えへへ」
男「もう一回やる?」
幼「うーん…ちょっと休憩しよー」
男「オッケー」
・
幼「…男君、やっぱり強いね」
幼「4隅は取ったのに、負けちゃった…」
男「幼ちゃん、もっと全体を見ないとね」
幼「隅を取る事に必氏で…えへへ」
男「もう一回やる?」
幼「うーん…ちょっと休憩しよー」
男「オッケー」
16: 2013/03/10(日) 17:39:43 ID:rzB4O/D2
幼「ね、ミカンの皮むいても良い?」
男「うん。幼ちゃん、ミカンの皮むき上手だよね」
幼「えへへ、褒めても、ミカンしか出ないよー」
男「僕は白いのついたまま食べちゃうから」
幼「だから私が男君の分もむいてあげる!」
男「よろしくお願いします!」
男「うん。幼ちゃん、ミカンの皮むき上手だよね」
幼「えへへ、褒めても、ミカンしか出ないよー」
男「僕は白いのついたまま食べちゃうから」
幼「だから私が男君の分もむいてあげる!」
男「よろしくお願いします!」
17: 2013/03/10(日) 17:41:08 ID:rzB4O/D2
15分経過
幼「…」ムキムキ
男「幼ちゃん?むきおわったミカン食べて良い?」
幼「…」ムキムキ
男(真剣にミカンの皮むいてる幼ちゃん、可愛いなぁ)
幼「…」ムキムキ
男「ふぁぁ…」
男(眠くなってきちゃったな…)
幼「…」ムキムキ
男「幼ちゃん?むきおわったミカン食べて良い?」
幼「…」ムキムキ
男(真剣にミカンの皮むいてる幼ちゃん、可愛いなぁ)
幼「…」ムキムキ
男「ふぁぁ…」
男(眠くなってきちゃったな…)
18: 2013/03/10(日) 17:41:52 ID:rzB4O/D2
30分経過
幼「ふぅ…我ながら良く出来た!」
幼「男君、ほら、3個もむけたよ!」
男「…」スースー
幼「あっ…寝ちゃったのか…」
幼「…」ソワソワ
幼「じゃあ私も…」
幼「ふぅ…我ながら良く出来た!」
幼「男君、ほら、3個もむけたよ!」
男「…」スースー
幼「あっ…寝ちゃったのか…」
幼「…」ソワソワ
幼「じゃあ私も…」
19: 2013/03/10(日) 17:42:44 ID:rzB4O/D2
1時間経過
男「…んぁ…寝てた…」
幼「…」スースー
男「あ、幼ちゃんも寝てる…」
男「もう…しばらくこのままでいいか…」
男「…」スースー
男「…んぁ…寝てた…」
幼「…」スースー
男「あ、幼ちゃんも寝てる…」
男「もう…しばらくこのままでいいか…」
男「…」スースー
20: 2013/03/10(日) 17:43:30 ID:rzB4O/D2
さらに1時間経過
男の母「…」
母「こたつの上に綺麗にむかれたミカンが3個」
母「そして腕枕して寝ている我が息子と、幼ちゃん」
母「…ふふっ。幸せそうに寝ちゃって」
母「起こしちゃうのは忍びないけど…」
母「幼ちゃん、起きて」
ユサユサ
男の母「…」
母「こたつの上に綺麗にむかれたミカンが3個」
母「そして腕枕して寝ている我が息子と、幼ちゃん」
母「…ふふっ。幸せそうに寝ちゃって」
母「起こしちゃうのは忍びないけど…」
母「幼ちゃん、起きて」
ユサユサ
21: 2013/03/10(日) 17:44:28 ID:rzB4O/D2
幼「ん…」
母「いらっしゃい、幼ちゃん」
幼「あ、おばさん、こんにちは…お邪魔してます」
母「今から晩御飯の準備するんだけど」
母「一緒にやる?」
幼「や、やりますっ!」
男「う…ん」
母「しーっ。起こさないようにね」
幼「はい」
母「いらっしゃい、幼ちゃん」
幼「あ、おばさん、こんにちは…お邪魔してます」
母「今から晩御飯の準備するんだけど」
母「一緒にやる?」
幼「や、やりますっ!」
男「う…ん」
母「しーっ。起こさないようにね」
幼「はい」
22: 2013/03/10(日) 17:45:09 ID:rzB4O/D2
・
・
母「そう、包丁を使う時は猫の手ね」
幼「はいっ」
母「ゆっくりで良いからね」
幼「猫の手でゆっくり…」
サクッサクッ
母「そうそう、上手よ」
幼「ありがとうございますっ」
・
母「そう、包丁を使う時は猫の手ね」
幼「はいっ」
母「ゆっくりで良いからね」
幼「猫の手でゆっくり…」
サクッサクッ
母「そうそう、上手よ」
幼「ありがとうございますっ」
23: 2013/03/10(日) 17:46:11 ID:rzB4O/D2
母「絶対によそ見しちゃ駄目よ?」
幼「はいっ」
サクッサクッサクッ
幼「…ふぅ、切り終わりました」
母「だいぶ上手になったわね」
幼「でもおばさんみたいにパパッとはまだ…」
母「やり続けてれば、出来る様になるから」
母「焦らずに、ね?」
幼「はい!」
幼「はいっ」
サクッサクッサクッ
幼「…ふぅ、切り終わりました」
母「だいぶ上手になったわね」
幼「でもおばさんみたいにパパッとはまだ…」
母「やり続けてれば、出来る様になるから」
母「焦らずに、ね?」
幼「はい!」
24: 2013/03/10(日) 17:47:07 ID:rzB4O/D2
・
・
幼「男君、起きてー」
ユサユサ
男「ん…お早う…幼ちゃん…あれ?今って朝?」
幼「違うよー、まだ夜だよ」
幼「おばさんが晩御飯だって」
男「あー、晩御飯かー」
・
幼「男君、起きてー」
ユサユサ
男「ん…お早う…幼ちゃん…あれ?今って朝?」
幼「違うよー、まだ夜だよ」
幼「おばさんが晩御飯だって」
男「あー、晩御飯かー」
25: 2013/03/10(日) 17:48:00 ID:rzB4O/D2
男「あ…ミカン、皮むいたままだったね」
幼「そう言えば、そうだったね」
幼「これは食後のデザートね!」
男「うんっ!それじゃ御飯食べよう」
幼「美味しそうだったよ」
男「この匂いは…ハンバーグ?」
幼「うん、多分そうだよ」
幼「そう言えば、そうだったね」
幼「これは食後のデザートね!」
男「うんっ!それじゃ御飯食べよう」
幼「美味しそうだったよ」
男「この匂いは…ハンバーグ?」
幼「うん、多分そうだよ」
26: 2013/03/10(日) 17:48:45 ID:rzB4O/D2
・
・
男「母さんが作ったハンバーグが世界一美味しいと思う」
幼「本当に美味しいよねっ」
男母「ふふっ、2人とも、どうもありがとう」
幼(私もお手伝いしたけど、これは内緒…)
幼(いつか、男君に手作りの料理を食べて貰って)
幼(『私が一人で作った!』って言って、ビックリさせたいから…)
幼(その時、男君は美味しいって言ってくれるかな…)
幼(言って貰えるように、頑張ろう!)
・
男「母さんが作ったハンバーグが世界一美味しいと思う」
幼「本当に美味しいよねっ」
男母「ふふっ、2人とも、どうもありがとう」
幼(私もお手伝いしたけど、これは内緒…)
幼(いつか、男君に手作りの料理を食べて貰って)
幼(『私が一人で作った!』って言って、ビックリさせたいから…)
幼(その時、男君は美味しいって言ってくれるかな…)
幼(言って貰えるように、頑張ろう!)
27: 2013/03/10(日) 17:49:36 ID:rzB4O/D2
男母「幼ちゃん、今日は泊まって行く?」
幼「えーっと…」
男「泊まって行きなよ!明日お休みなんだし」
幼「それじゃ、お世話になります」
男母「それじゃ、男、お布団の準備よろしくね」
男「速攻で準備するよ」
幼「私、一度家に帰って両親に言って来ます」
幼「えーっと…」
男「泊まって行きなよ!明日お休みなんだし」
幼「それじゃ、お世話になります」
男母「それじゃ、男、お布団の準備よろしくね」
男「速攻で準備するよ」
幼「私、一度家に帰って両親に言って来ます」
28: 2013/03/10(日) 17:50:21 ID:rzB4O/D2
・
・
幼「だからね…シチューは…御飯にかけて…食べるのが…」
男「幼ちゃん、ひょっとしてもう眠い?」
幼「…うん、ちょっと眠いかも」
男「じゃあ今日はもう寝ちゃおう」
幼「…そうだね」
男「明日早起きして、どこかにお出掛けしようよ」
幼「お出掛け!?」
・
幼「だからね…シチューは…御飯にかけて…食べるのが…」
男「幼ちゃん、ひょっとしてもう眠い?」
幼「…うん、ちょっと眠いかも」
男「じゃあ今日はもう寝ちゃおう」
幼「…そうだね」
男「明日早起きして、どこかにお出掛けしようよ」
幼「お出掛け!?」
29: 2013/03/10(日) 17:51:18 ID:rzB4O/D2
男「うん、せっかくのお休みだしね」
幼「賛成!賛成!」
男「じゃ、決まりね!」
幼「そ、そうと決まれば、早く寝ようよ、男君っ!」
男「うん。それじゃ、電気消すよー」
パチッ
幼「お休み、男君」
男「お休み、幼ちゃん」
幼「賛成!賛成!」
男「じゃ、決まりね!」
幼「そ、そうと決まれば、早く寝ようよ、男君っ!」
男「うん。それじゃ、電気消すよー」
パチッ
幼「お休み、男君」
男「お休み、幼ちゃん」
30: 2013/03/10(日) 17:52:16 ID:rzB4O/D2
幼「ね、明日、どこに行く?」
男「うーん…いつもの公園とかじゃ代わり映えしないし」
幼「それじゃ隣町まで行かない?」
男「良いね!それじゃ、映画でも観に行く?」
幼「映画!最近観に行ってないもんね!行こう行こう!」
男「それじゃ、2人で映画に決定ね」
幼「そ、そうと決まれば、早く寝よう!」
男「うん!」
男「うーん…いつもの公園とかじゃ代わり映えしないし」
幼「それじゃ隣町まで行かない?」
男「良いね!それじゃ、映画でも観に行く?」
幼「映画!最近観に行ってないもんね!行こう行こう!」
男「それじゃ、2人で映画に決定ね」
幼「そ、そうと決まれば、早く寝よう!」
男「うん!」
31: 2013/03/10(日) 17:53:01 ID:rzB4O/D2
・
・
幼「…男君、寝た?」
男「ううん、まだ寝てないよ」
幼「ね、明日、何観よっか?」
男「うーん、一つ観たい映画があるんだけど…」
幼「私も!私も一つ、観たいのがあるんだよ」
男「じゃあ同時に言ってみる?」
幼「うん!それじゃ、せーのでね」
・
幼「…男君、寝た?」
男「ううん、まだ寝てないよ」
幼「ね、明日、何観よっか?」
男「うーん、一つ観たい映画があるんだけど…」
幼「私も!私も一つ、観たいのがあるんだよ」
男「じゃあ同時に言ってみる?」
幼「うん!それじゃ、せーのでね」
32: 2013/03/10(日) 17:53:51 ID:rzB4O/D2
男・幼「せーのっ」
男・幼「ダイ・ハード4!」
男・幼「…」
幼「えへへ、同じだったね!」
男「そうだね、やっぱり同じだと嬉しいね?」
幼「うん、嬉しい!」
男「楽しみだね?」
幼「うんっ」
男・幼「ダイ・ハード4!」
男・幼「…」
幼「えへへ、同じだったね!」
男「そうだね、やっぱり同じだと嬉しいね?」
幼「うん、嬉しい!」
男「楽しみだね?」
幼「うんっ」
33: 2013/03/10(日) 17:54:34 ID:rzB4O/D2
男「それじゃ、今度こそ寝ようかー」
幼「そうだね、寝ないとね」
男・幼「お休み」
男・幼「…」
男「また同じだったね」
幼「嬉しいね!」
幼「そうだね、寝ないとね」
男・幼「お休み」
男・幼「…」
男「また同じだったね」
幼「嬉しいね!」
34: 2013/03/10(日) 17:55:15 ID:rzB4O/D2
男「なんかテンション上がっちゃうね!」
幼「そうだね!」
男「でもちゃんと寝ないと、明日のお出掛けが…」
幼「そ、そうだよね。早い時間からお出掛けしたいもんね」
男「だから今度こそ、お休み」
幼「うん、お休みなさい」
男「うん」
幼「そうだね!」
男「でもちゃんと寝ないと、明日のお出掛けが…」
幼「そ、そうだよね。早い時間からお出掛けしたいもんね」
男「だから今度こそ、お休み」
幼「うん、お休みなさい」
男「うん」
35: 2013/03/10(日) 17:56:07 ID:rzB4O/D2
・
・
深夜
幼「…う…ん」
幼「トイレ…」
フラフラ…
男「…」スースー
・
深夜
幼「…う…ん」
幼「トイレ…」
フラフラ…
男「…」スースー
36: 2013/03/10(日) 17:56:45 ID:rzB4O/D2
・
・
フラフラ
幼「…ちょっと寒い」
ゴソゴソ
ぎゅっ
幼「あったかい…」
幼「…」スースー
・
フラフラ
幼「…ちょっと寒い」
ゴソゴソ
ぎゅっ
幼「あったかい…」
幼「…」スースー
37: 2013/03/10(日) 17:57:31 ID:rzB4O/D2
・
・
・
男「ん…ん?」
幼「…」スースー
男「幼ちゃん、起きて、幼ちゃん」
ユサユサ
幼「ん…あー、お早う、男君…」
男「幼ちゃん、また僕の布団に入ってるよ」
幼「あー…」ボー
・
・
男「ん…ん?」
幼「…」スースー
男「幼ちゃん、起きて、幼ちゃん」
ユサユサ
幼「ん…あー、お早う、男君…」
男「幼ちゃん、また僕の布団に入ってるよ」
幼「あー…」ボー
38: 2013/03/10(日) 17:58:03 ID:rzB4O/D2
幼「あっ!」
バサッ
幼「私、また男君の布団に潜り込んじゃった…」
幼「ごめんね?」
男「ううん。夜ちょっと寒かったし」
男「幼ちゃんと一緒の布団で寝れて、あったかかったし」
男「ね?」
幼「うん!」
バサッ
幼「私、また男君の布団に潜り込んじゃった…」
幼「ごめんね?」
男「ううん。夜ちょっと寒かったし」
男「幼ちゃんと一緒の布団で寝れて、あったかかったし」
男「ね?」
幼「うん!」
39: 2013/03/10(日) 17:58:46 ID:rzB4O/D2
・
・
男「それじゃ、行こう!」
幼「うんっ!映画楽しみっ!」
男母「気をつけて行って来なさいね」
男・幼「はい!」
男母「お昼御飯は外で食べて来なさいねー」
男「了解ー」
・
男「それじゃ、行こう!」
幼「うんっ!映画楽しみっ!」
男母「気をつけて行って来なさいね」
男・幼「はい!」
男母「お昼御飯は外で食べて来なさいねー」
男「了解ー」
40: 2013/03/10(日) 17:59:39 ID:rzB4O/D2
男「幼ちゃん、迷子にならないように、手を繋ごうよ」
幼「ふふっ。幼稚園児じゃないんだから」
男「幼稚園児じゃないけど、繋ごうよ」
幼「うん」
ぎゅっ
幼「大人っぽく、腕を組んでみる?」
男「うーん…それはちょっと恥ずかしいかも」
幼「そうだよね、私たちにはまだちょっと早いよね」
幼「ふふっ。幼稚園児じゃないんだから」
男「幼稚園児じゃないけど、繋ごうよ」
幼「うん」
ぎゅっ
幼「大人っぽく、腕を組んでみる?」
男「うーん…それはちょっと恥ずかしいかも」
幼「そうだよね、私たちにはまだちょっと早いよね」
41: 2013/03/10(日) 18:00:25 ID:rzB4O/D2
・
・
・
男「はーっ、映画面白かったね!」
幼「うんっ!観に来て良かったね!」
男「今度DVDを見直そう!」
幼「私も思った!前のやつ見たくなっちゃった」
幼「そうだ!今日は男君が私の家にお泊りってどう?」
・
・
男「はーっ、映画面白かったね!」
幼「うんっ!観に来て良かったね!」
男「今度DVDを見直そう!」
幼「私も思った!前のやつ見たくなっちゃった」
幼「そうだ!今日は男君が私の家にお泊りってどう?」
42: 2013/03/10(日) 18:01:23 ID:rzB4O/D2
男「え?」
幼「お父さんがダイハードのDVD持ってるから」
男「あ、そうか。おじさん持ってたよね」
幼「2人で見ようよ!」
男「うん!1から3まで全部見よう!」
幼「やー!賛成ー!」
幼「お父さんがダイハードのDVD持ってるから」
男「あ、そうか。おじさん持ってたよね」
幼「2人で見ようよ!」
男「うん!1から3まで全部見よう!」
幼「やー!賛成ー!」
43: 2013/03/10(日) 18:02:04 ID:rzB4O/D2
男「僕が幼ちゃんの家にお泊りは久しぶりだよねー」
幼「うん。去年の冬以来だよ」
男「それじゃ、お昼御飯食べて、買い物して帰ろう」
幼「買い物?」
男「映画のお供と言えば?」
幼「ポップコーン!」
男「それとコーラを買って帰ろうよ」
幼「うんっ!」
幼「うん。去年の冬以来だよ」
男「それじゃ、お昼御飯食べて、買い物して帰ろう」
幼「買い物?」
男「映画のお供と言えば?」
幼「ポップコーン!」
男「それとコーラを買って帰ろうよ」
幼「うんっ!」
44: 2013/03/10(日) 18:02:39 ID:rzB4O/D2
男「お昼は何を食べようか?」
幼「えっと…スパゲティが食べたいかも」
男「あ、確かここの駅ビルにあるよね」
幼「うん、美味しいってウチのお母さんが言ってたんだー」
男「それじゃ、そこに行こう!」
幼「おー!」
幼「えっと…スパゲティが食べたいかも」
男「あ、確かここの駅ビルにあるよね」
幼「うん、美味しいってウチのお母さんが言ってたんだー」
男「それじゃ、そこに行こう!」
幼「おー!」
45: 2013/03/10(日) 18:03:37 ID:rzB4O/D2
・
・
男「このカルボナーラ美味しい!」
幼「こっちのキノコとベーコンの和風パスタも美味しいよ!」
男・幼「…」
男「一口…」
幼「うんっ」
カチャカチャ
幼「はい、あーん」
・
男「このカルボナーラ美味しい!」
幼「こっちのキノコとベーコンの和風パスタも美味しいよ!」
男・幼「…」
男「一口…」
幼「うんっ」
カチャカチャ
幼「はい、あーん」
46: 2013/03/10(日) 18:04:34 ID:rzB4O/D2
男「あーんっと」
モグモグ
男「ん!美味しい!」
幼「でしょ?ウチのお母さんのオススメなんだよ」
男「それじゃお返し」
カチャカチャ
男「はい、幼ちゃん」
幼「あーんっ」
モグモグ
モグモグ
男「ん!美味しい!」
幼「でしょ?ウチのお母さんのオススメなんだよ」
男「それじゃお返し」
カチャカチャ
男「はい、幼ちゃん」
幼「あーんっ」
モグモグ
47: 2013/03/10(日) 18:05:20 ID:rzB4O/D2
幼「カルボナーラも美味しいね!」
男「うん!どっちも美味しいね」
男・幼「えへへ」
幼「もう一口欲しいなー」
男「はい、喜んでー」
カチャカチャ
男「はいっ」
幼「ぱくっと」
モグモグ
男「うん!どっちも美味しいね」
男・幼「えへへ」
幼「もう一口欲しいなー」
男「はい、喜んでー」
カチャカチャ
男「はいっ」
幼「ぱくっと」
モグモグ
48: 2013/03/10(日) 18:06:14 ID:rzB4O/D2
幼「それじゃお返しー」
カチャカチャ
男「ありがとっ」
モグモグ
男・幼「美味しいね」
男・幼「…」
男「また同じだったね」
幼「嬉しいね!楽しいね!」
男「うん!」
カチャカチャ
男「ありがとっ」
モグモグ
男・幼「美味しいね」
男・幼「…」
男「また同じだったね」
幼「嬉しいね!楽しいね!」
男「うん!」
49: 2013/03/10(日) 18:07:13 ID:rzB4O/D2
・
・
男「買い物は家の近くのコンビニで良いかな?」
幼「あ!買い物と言えば…」
男「うん?」
幼「私ちょっと靴下を買いたいかも」
男「それじゃ靴下屋さんに行こう」
幼「うん!」
・
男「買い物は家の近くのコンビニで良いかな?」
幼「あ!買い物と言えば…」
男「うん?」
幼「私ちょっと靴下を買いたいかも」
男「それじゃ靴下屋さんに行こう」
幼「うん!」
50: 2013/03/10(日) 18:07:53 ID:rzB4O/D2
幼「付き合ってくれてありがとね」
男「気にしないで。せっかく隣町まで来たんだし」
男「ところで今日は幼ちゃんの靴下を買うの?」
幼「えへへ、実はお父さんのプレゼントなんだー」
男「そっか、おじさんそろそろ誕生日だっけ?」
幼「うん。来週なんだー」
幼「何が欲しい?って聞いたら、靴下って」
男「気にしないで。せっかく隣町まで来たんだし」
男「ところで今日は幼ちゃんの靴下を買うの?」
幼「えへへ、実はお父さんのプレゼントなんだー」
男「そっか、おじさんそろそろ誕生日だっけ?」
幼「うん。来週なんだー」
幼「何が欲しい?って聞いたら、靴下って」
51: 2013/03/10(日) 18:08:42 ID:rzB4O/D2
男「僕もおじさんに何かプレゼントしようかな?」
幼「え?いいよいいよ」
男「いつもお世話になってるし、感謝の気持ちだから」
男「うーんと…ハンカチとかどうかな?」
幼「いいの?」
男「うん、僕がそうしたいんだよ」
幼「ありがとね、男君っ」
幼「え?いいよいいよ」
男「いつもお世話になってるし、感謝の気持ちだから」
男「うーんと…ハンカチとかどうかな?」
幼「いいの?」
男「うん、僕がそうしたいんだよ」
幼「ありがとね、男君っ」
52: 2013/03/10(日) 18:09:45 ID:rzB4O/D2
・
・
男「良い買い物出来たねー」
幼「うん。お父さんも絶対喜ぶよ」
男「そうだと嬉しいなー」
幼「今日って、すっごく素敵な休日だねっ」
男「そうだねー」
幼「映画見て、食事して、買い物して…」
幼(あれ?これってデートじゃないかな?)
幼(…)
・
男「良い買い物出来たねー」
幼「うん。お父さんも絶対喜ぶよ」
男「そうだと嬉しいなー」
幼「今日って、すっごく素敵な休日だねっ」
男「そうだねー」
幼「映画見て、食事して、買い物して…」
幼(あれ?これってデートじゃないかな?)
幼(…)
53: 2013/03/10(日) 18:10:26 ID:rzB4O/D2
男「それじゃそろそろ帰ろうか」
幼「そ、そうだね。お菓子も買わなきゃだしね」
男「ん?どうかした?」
幼「あの…男君、ちょっとお願いがあるんだけど」
男「なになに?何でも聞くよ?」
幼「う、腕、組んでも良い?」
男「ん?い、良いけど…どうしたの急に」
幼「そ、そうだね。お菓子も買わなきゃだしね」
男「ん?どうかした?」
幼「あの…男君、ちょっとお願いがあるんだけど」
男「なになに?何でも聞くよ?」
幼「う、腕、組んでも良い?」
男「ん?い、良いけど…どうしたの急に」
54: 2013/03/10(日) 18:11:18 ID:rzB4O/D2
幼「良く考えたら、2人だけでお出掛けって初めてじゃない?」
男「そう…かな?」
幼「いつもは他の友達も一緒に遊ぶけど」
幼「今日のお出掛けはデートかな…と思って」
男「デ、デート…そ、そうかな?」
幼「だから、その…ちょっと腕組んで歩いてみたいなーって」
幼「…ダメ?」
男「そう…かな?」
幼「いつもは他の友達も一緒に遊ぶけど」
幼「今日のお出掛けはデートかな…と思って」
男「デ、デート…そ、そうかな?」
幼「だから、その…ちょっと腕組んで歩いてみたいなーって」
幼「…ダメ?」
55: 2013/03/10(日) 18:12:15 ID:rzB4O/D2
男「ぼ、僕は幼ちゃんのお願い事を断らないよ!」
ガシッ
幼「わわっ」
男「こ、こんな感じかな?」
幼「う、うん…こんな感じ…」
男・幼「…」
幼「やっぱりちょっと照れるね」
男「ちょこっとね」
ガシッ
幼「わわっ」
男「こ、こんな感じかな?」
幼「う、うん…こんな感じ…」
男・幼「…」
幼「やっぱりちょっと照れるね」
男「ちょこっとね」
56: 2013/03/10(日) 18:13:01 ID:rzB4O/D2
男「でも…すっごくデートっぽくなったね!」
幼「うんっ」
男「それじゃ、帰ろうかー」
幼「うんっ!」
幼(やっぱり男君は優しいなー)
幼(男君の隣り、居心地が良いなー)
幼(私、男君の事、大好きだなー)
幼「うんっ」
男「それじゃ、帰ろうかー」
幼「うんっ!」
幼(やっぱり男君は優しいなー)
幼(男君の隣り、居心地が良いなー)
幼(私、男君の事、大好きだなー)
57: 2013/03/10(日) 18:13:40 ID:rzB4O/D2
・
・
男「映画館ではキャラメルポップコーンだったから」
男「買って帰るのは普通ので良いよね?」
幼「うん、普通のポップコーンとコーラで!」
男「3まで全部見るなら、もうちょっとお菓子あった方が良いかな?」
幼「じゃあちょっと甘い物が良いなー」
男「それじゃスプーンで食べるロールケーキにしよう」
幼「いいねいいね!美味しいもんね」
・
男「映画館ではキャラメルポップコーンだったから」
男「買って帰るのは普通ので良いよね?」
幼「うん、普通のポップコーンとコーラで!」
男「3まで全部見るなら、もうちょっとお菓子あった方が良いかな?」
幼「じゃあちょっと甘い物が良いなー」
男「それじゃスプーンで食べるロールケーキにしよう」
幼「いいねいいね!美味しいもんね」
58: 2013/03/10(日) 18:14:29 ID:rzB4O/D2
男「それじゃ会計してくるね」
幼「私、外で待ってるね」
男「うん」
幼「はぁ…もう夕方か…楽しいと時間も早く感じるなー」
幼「ちょっぴり風が冷たいなぁ」
はーっ
男「お待たせー…ん?手、どうしたの?」
幼「あ、ううん。何でもないよ」
男「ちょっと冷えて来たね」
ぎゅっ
幼「あっ」
幼「私、外で待ってるね」
男「うん」
幼「はぁ…もう夕方か…楽しいと時間も早く感じるなー」
幼「ちょっぴり風が冷たいなぁ」
はーっ
男「お待たせー…ん?手、どうしたの?」
幼「あ、ううん。何でもないよ」
男「ちょっと冷えて来たね」
ぎゅっ
幼「あっ」
59: 2013/03/10(日) 18:15:25 ID:rzB4O/D2
男「家までは手を繋いで帰ろうよ」
男「その…今日はデートなんだから」
幼「私たち、デートじゃなくても普段から手は繋いでるけどね」
男「それもそうだね、ふふっ」
ぎゅっ
幼「それじゃー、帰ってDVD観よー!」
男「おー!」
男「その…今日はデートなんだから」
幼「私たち、デートじゃなくても普段から手は繋いでるけどね」
男「それもそうだね、ふふっ」
ぎゅっ
幼「それじゃー、帰ってDVD観よー!」
男「おー!」
60: 2013/03/10(日) 18:16:09 ID:rzB4O/D2
・
・
ダイ・ハード
男「マクレーン!そいつがハンスだー!」
幼「騙されないでー!」
ダイ・ハード2
男「マクレーン!そいつらも犯人だー!」
幼「気付いてー!」
ダイ・ハード3
男「マクレーン!犯人の目的は金塊だー!」
幼「ゼウス、気をつけてー!」
・
ダイ・ハード
男「マクレーン!そいつがハンスだー!」
幼「騙されないでー!」
ダイ・ハード2
男「マクレーン!そいつらも犯人だー!」
幼「気付いてー!」
ダイ・ハード3
男「マクレーン!犯人の目的は金塊だー!」
幼「ゼウス、気をつけてー!」
61: 2013/03/10(日) 18:16:44 ID:rzB4O/D2
・
・
男「はぁっ…面白かったねー」
幼「こうして見ると、ブルース・ウィリスって歳取ったよね」
男「4では完全に坊主だったもんね」
幼「ふふふっ、やっぱり髪の毛気になるよね?」
男「1ではふっさふさだもんね」
幼「でも、1が公開されたのって、私たちが生まれる前だよ」
・
男「はぁっ…面白かったねー」
幼「こうして見ると、ブルース・ウィリスって歳取ったよね」
男「4では完全に坊主だったもんね」
幼「ふふふっ、やっぱり髪の毛気になるよね?」
男「1ではふっさふさだもんね」
幼「でも、1が公開されたのって、私たちが生まれる前だよ」
62: 2013/03/10(日) 18:17:24 ID:rzB4O/D2
幼「なのにまだアクション映画に出続けてるって凄いよね!」
男「そうだよね…僕もブルースみたいなおじさんになりたいなー」
幼「男君はきっとハゲないと思うなー」
男「そうかな?」
幼「だって、男君のおじいちゃんもお父さんもハゲじゃないし」
男「うーん…僕はハゲても良いんだけどね」
幼「まぁ、うん…」
幼(どんなおじさんになっても、きっと私は…)
男「そうだよね…僕もブルースみたいなおじさんになりたいなー」
幼「男君はきっとハゲないと思うなー」
男「そうかな?」
幼「だって、男君のおじいちゃんもお父さんもハゲじゃないし」
男「うーん…僕はハゲても良いんだけどね」
幼「まぁ、うん…」
幼(どんなおじさんになっても、きっと私は…)
63: 2013/03/10(日) 18:18:02 ID:rzB4O/D2
幼の母「二人とも、そろそろ寝ないと明日きついんじゃない?」
男「あ!もう11時…そろそろ寝ないと」
幼「それじゃ、部屋に行こうよ」
幼母「その前に、ちゃんと歯を磨いてからね?」
男・幼「はーい」
男「あ!もう11時…そろそろ寝ないと」
幼「それじゃ、部屋に行こうよ」
幼母「その前に、ちゃんと歯を磨いてからね?」
男・幼「はーい」
64: 2013/03/10(日) 18:18:45 ID:rzB4O/D2
・
・
男「幼ちゃんの部屋で寝るの本当に久しぶりー」
幼「本当に1年ぶりくらいだよね」
男「この布団の匂いも久しぶりー」クンクン
男「幼ちゃんの家の匂いがする」
幼「男君の家のお布団も、男君の家の匂いがするよ」
幼「ウチの匂いはどんな匂いかなー?」
バフッ
・
男「幼ちゃんの部屋で寝るの本当に久しぶりー」
幼「本当に1年ぶりくらいだよね」
男「この布団の匂いも久しぶりー」クンクン
男「幼ちゃんの家の匂いがする」
幼「男君の家のお布団も、男君の家の匂いがするよ」
幼「ウチの匂いはどんな匂いかなー?」
バフッ
65: 2013/03/10(日) 18:19:38 ID:rzB4O/D2
男「わっ…幼ちゃん、いきなりダイブは危ないからやめてよー」
幼「えへへ。ごめんごめん」クンクン
幼「…自分の家の匂いはよく解んないやー」
男「お日様の匂いだよ」
幼「干したお布団は全部お日様の匂いじゃない?」
男「そうだけど…この布団は幼ちゃんの家の独特の匂いだよー」
幼「えっと…ひょとして臭い?」
男「すっごく良い匂いだよ」
幼「えへへ。ごめんごめん」クンクン
幼「…自分の家の匂いはよく解んないやー」
男「お日様の匂いだよ」
幼「干したお布団は全部お日様の匂いじゃない?」
男「そうだけど…この布団は幼ちゃんの家の独特の匂いだよー」
幼「えっと…ひょとして臭い?」
男「すっごく良い匂いだよ」
66: 2013/03/10(日) 18:20:18 ID:rzB4O/D2
幼「…良かった」
幼「それならもっとお泊りに来れば良いと思うよ?」
男「うん、考えておくよ」
幼「それじゃ、そろそろ寝よっか」
男「そうだね、明日学校だもんね」
幼「それじゃ、お休みなさい」
男「お休み、幼ちゃん」
幼「それならもっとお泊りに来れば良いと思うよ?」
男「うん、考えておくよ」
幼「それじゃ、そろそろ寝よっか」
男「そうだね、明日学校だもんね」
幼「それじゃ、お休みなさい」
男「お休み、幼ちゃん」
67: 2013/03/10(日) 18:21:02 ID:rzB4O/D2
・
・
深夜
男「…」スースー
幼「…」
ゴソゴソ
ぎゅっ
幼「…やっぱりあったかい」
幼「…」スースー
・
深夜
男「…」スースー
幼「…」
ゴソゴソ
ぎゅっ
幼「…やっぱりあったかい」
幼「…」スースー
68: 2013/03/10(日) 18:21:41 ID:rzB4O/D2
・
・
幼母「…この歳で同じ布団で寝るってどうなのかしら」
幼母「まぁ、幸せそうな顔で寝ちゃって」
幼母「…でもそろそろ起こさなきゃね」
幼母「ほら、二人とも、起きて」
ユサユサ
男「…あ…お早うございます、おばさん」
幼「…」スースー
・
幼母「…この歳で同じ布団で寝るってどうなのかしら」
幼母「まぁ、幸せそうな顔で寝ちゃって」
幼母「…でもそろそろ起こさなきゃね」
幼母「ほら、二人とも、起きて」
ユサユサ
男「…あ…お早うございます、おばさん」
幼「…」スースー
69: 2013/03/10(日) 18:24:02 ID:rzB4O/D2
男「幼ちゃん、朝だよ、起きて」
ユサユサ
幼母「幼、ちゃんと起きなさい」
幼「…ん…あー、お早う、男君、お母さん」
幼母「また男君の布団に潜り込んで…」
幼「あったかいから…つい…」
幼母「とにかく、朝ごはん出来てるからね」
男・幼「はーい」
ユサユサ
幼母「幼、ちゃんと起きなさい」
幼「…ん…あー、お早う、男君、お母さん」
幼母「また男君の布団に潜り込んで…」
幼「あったかいから…つい…」
幼母「とにかく、朝ごはん出来てるからね」
男・幼「はーい」
70: 2013/03/10(日) 18:24:48 ID:rzB4O/D2
・
・
幼「それじゃ、お母さん、行ってきまーす」
男「お世話になりましたー」
幼母「行ってらっしゃい、二人とも、気をつけてね」
男・幼「はいっ」
・
幼「それじゃ、お母さん、行ってきまーす」
男「お世話になりましたー」
幼母「行ってらっしゃい、二人とも、気をつけてね」
男・幼「はいっ」
71: 2013/03/10(日) 18:25:52 ID:rzB4O/D2
男「今日の家庭科の時間、料理だよね」
幼「生姜焼きと豚汁だよね」
男「生姜焼き…美味しいよねぇ」
幼「上手に作れればね」
男「きっと美味しく出来るよ!」
幼「そう…かな?」
男「絶対!大丈夫だよ!」
幼「わかった!私、頑張るよ!」
幼「生姜焼きと豚汁だよね」
男「生姜焼き…美味しいよねぇ」
幼「上手に作れればね」
男「きっと美味しく出来るよ!」
幼「そう…かな?」
男「絶対!大丈夫だよ!」
幼「わかった!私、頑張るよ!」
72: 2013/03/10(日) 18:26:27 ID:rzB4O/D2
・
・
幼「…」
サクッサクッ
女子A「わー、幼ちゃん、上手だねー」
女子B「私、上手に切れないんだけど…どうすれば良いの?」
幼「えっとね、左手は猫の手で、ゆっくり切るんだよ」
女子B「えっと…こう?」
サクッ
幼「そうそう、ゆっくりだよ」
女子B「うん!」
・
幼「…」
サクッサクッ
女子A「わー、幼ちゃん、上手だねー」
女子B「私、上手に切れないんだけど…どうすれば良いの?」
幼「えっとね、左手は猫の手で、ゆっくり切るんだよ」
女子B「えっと…こう?」
サクッ
幼「そうそう、ゆっくりだよ」
女子B「うん!」
73: 2013/03/10(日) 18:27:08 ID:rzB4O/D2
・
・
男「ん…」
モグモグ
幼「…どう?」
男「美味しい!」
幼「本当に?」
男子A「確かに美味しいよな!これ」
モグモグ
男子B「そうだな!」
モグモグ
・
男「ん…」
モグモグ
幼「…どう?」
男「美味しい!」
幼「本当に?」
男子A「確かに美味しいよな!これ」
モグモグ
男子B「そうだな!」
モグモグ
74: 2013/03/10(日) 18:28:06 ID:rzB4O/D2
女子B「幼ちゃんが凄く頑張ったんだよ」
女子A「凄く手際も良いし、幼ちゃん凄いよね」
女子B「教えるのも上手だしね」
幼「そ、そんな事無いよ」
男子B「サラダと豚汁は男が頑張ったんだぜ」
男子A「男、人参の皮剥くの上手だったし」
男「ウチ、母さんが喫茶店の厨房で働いててさ」
男「たまーに料理教えて貰ってるから」
女子A「凄く手際も良いし、幼ちゃん凄いよね」
女子B「教えるのも上手だしね」
幼「そ、そんな事無いよ」
男子B「サラダと豚汁は男が頑張ったんだぜ」
男子A「男、人参の皮剥くの上手だったし」
男「ウチ、母さんが喫茶店の厨房で働いててさ」
男「たまーに料理教えて貰ってるから」
75: 2013/03/10(日) 18:28:41 ID:rzB4O/D2
女子A「2人とも凄いねー」
男「僕は凄くないけど、幼ちゃんは凄いね」
男「料理、上手だったんだね」
男「ふふっ、長いこと一緒に居るのに、知らなかったよ」
幼「えへへ…まぁ、女の子ですから、少しはね」
男「僕は凄くないけど、幼ちゃんは凄いね」
男「料理、上手だったんだね」
男「ふふっ、長いこと一緒に居るのに、知らなかったよ」
幼「えへへ…まぁ、女の子ですから、少しはね」
76: 2013/03/10(日) 18:29:20 ID:rzB4O/D2
・
・
男・幼「ご馳走様でした」
女子A・B「ご馳走様でした」
男子B「美味かったー」
男子A「あー、マジで幼ちゃんの作った生姜焼き美味しかった!」
男子A「おかわり欲しいくらい!」
女子A「残念ながら、おかわりはありません」
・
男・幼「ご馳走様でした」
女子A・B「ご馳走様でした」
男子B「美味かったー」
男子A「あー、マジで幼ちゃんの作った生姜焼き美味しかった!」
男子A「おかわり欲しいくらい!」
女子A「残念ながら、おかわりはありません」
77: 2013/03/10(日) 18:29:59 ID:rzB4O/D2
男子A「こ、これ、幼ちゃんがお嫁さんになってくれたらー」
男子A「毎日食べられるのかなー」
幼「えっ?」
男子A「幼ちゃん、俺と結婚しない?」
幼「あ、あの…」
男「…」
女子A「ちょっと!アンタ、空気読まなさすぎでしょ」
男子A「何だよ、良いだろ別に」
男子A「毎日食べられるのかなー」
幼「えっ?」
男子A「幼ちゃん、俺と結婚しない?」
幼「あ、あの…」
男「…」
女子A「ちょっと!アンタ、空気読まなさすぎでしょ」
男子A「何だよ、良いだろ別に」
78: 2013/03/10(日) 18:30:35 ID:rzB4O/D2
幼「ご、ごめんね、男子A君」
幼「私、好きな人が居るから…」
男子A「…じ、冗談だよ、本気にしてばっかじゃねーの!」
幼「あぅ…」
女子B「男子A!今のは酷いよ!」
男子A「うっせー!」
タッタッタ
女子A「待ちなさい!後片付けまだでしょ!」
男子B「俺、捕まえてくる!」
タッタッタ
幼「私、好きな人が居るから…」
男子A「…じ、冗談だよ、本気にしてばっかじゃねーの!」
幼「あぅ…」
女子B「男子A!今のは酷いよ!」
男子A「うっせー!」
タッタッタ
女子A「待ちなさい!後片付けまだでしょ!」
男子B「俺、捕まえてくる!」
タッタッタ
79: 2013/03/10(日) 18:31:22 ID:rzB4O/D2
・
・
担任「それでは皆さん、そろそろ後片付けに入って下さーい」
女子A「…あの2人、戻って来ないね」
幼「あの…女子Aちゃん、女子Bちゃん、お願いがあるの」
女子B「なぁに?」
幼「授業が終わる前に、あの2人を探してきて欲しいの」
幼「私、一応班長だし…このままだと2人が怒られちゃうし」
女子A「でも後片付けが…」
・
担任「それでは皆さん、そろそろ後片付けに入って下さーい」
女子A「…あの2人、戻って来ないね」
幼「あの…女子Aちゃん、女子Bちゃん、お願いがあるの」
女子B「なぁに?」
幼「授業が終わる前に、あの2人を探してきて欲しいの」
幼「私、一応班長だし…このままだと2人が怒られちゃうし」
女子A「でも後片付けが…」
80: 2013/03/10(日) 18:32:02 ID:rzB4O/D2
男「片付けは僕と幼ちゃんの2人でやっておくよ」
女子B「え?2人で大丈夫なの?」
幼「うん。私たち、後片付けは得意なタイプだから」
女子A「それじゃ、アイツらを探してくるね」
幼「お願いね」
女子A「まっかせといて!」
タッタッタ
女子B「え?2人で大丈夫なの?」
幼「うん。私たち、後片付けは得意なタイプだから」
女子A「それじゃ、アイツらを探してくるね」
幼「お願いね」
女子A「まっかせといて!」
タッタッタ
81: 2013/03/10(日) 18:32:45 ID:rzB4O/D2
男「それじゃ、ぱぱっと片付けちゃおうか、幼ちゃん」
幼「うん、やっちゃおう!」
幼「私が洗っちゃうから、男君は布巾で拭いてってね」
男「了解!僕、食器拭くの得意だよ」
幼「それじゃ、行くよー」
男「おー!」
幼「うん、やっちゃおう!」
幼「私が洗っちゃうから、男君は布巾で拭いてってね」
男「了解!僕、食器拭くの得意だよ」
幼「それじゃ、行くよー」
男「おー!」
82: 2013/03/10(日) 18:33:34 ID:rzB4O/D2
カチャカチャキュッキュッジャー
幼「はいっ、男君」
男「はい」
キュッキュッカチャッ
幼「ふんふーふんふー♪」
カチャカチャ
男「ふふっ。それって、あれだよね」
キュッキュッカチャッ
幼「ん?」
幼「はいっ、男君」
男「はい」
キュッキュッカチャッ
幼「ふんふーふんふー♪」
カチャカチャ
男「ふふっ。それって、あれだよね」
キュッキュッカチャッ
幼「ん?」
83: 2013/03/10(日) 18:34:19 ID:rzB4O/D2
男「ダイ・ハードで使われてた曲」
男「歓喜の歌だっけ?」
幼「曲名は知らないけど、そう」
幼「なんか、食器洗いしてると、自然と鼻歌が出ちゃうの」
幼「昨日聞いたから、耳に残っちゃって」
男「あー、そう言う事あるよね」
幼「ふふふ、コレ、伝染るよ?」
男「うん、もうすでに頭の中は歓喜の歌で一杯だよ」
男「歓喜の歌だっけ?」
幼「曲名は知らないけど、そう」
幼「なんか、食器洗いしてると、自然と鼻歌が出ちゃうの」
幼「昨日聞いたから、耳に残っちゃって」
男「あー、そう言う事あるよね」
幼「ふふふ、コレ、伝染るよ?」
男「うん、もうすでに頭の中は歓喜の歌で一杯だよ」
84: 2013/03/10(日) 18:35:02 ID:rzB4O/D2
男・幼「~♪~~♪」
幼「こうしてると、後片付けも楽しいねっ」
男「うん!」
幼「あ…男君、ちょっとだけしゃがんで」
男「ん?これくらい?」
幼「そう…ちょっと動かないでね」
ちゅっ
男「なっ…えっ?幼ちゃん?」
幼「こうしてると、後片付けも楽しいねっ」
男「うん!」
幼「あ…男君、ちょっとだけしゃがんで」
男「ん?これくらい?」
幼「そう…ちょっと動かないでね」
ちゅっ
男「なっ…えっ?幼ちゃん?」
85: 2013/03/10(日) 18:35:53 ID:rzB4O/D2
幼「えっと…あごの所にご飯粒が付いてたんだけど」
幼「私、今両手が塞がってるから」
幼「口で取っちゃった」
男「言ってくれたら、自分で取ったのに」
幼「私が取ってあげたかったの、えへへ」
幼「…嫌だった?」
男「全然嫌じゃないけど、びっくりしちゃったよ」
幼「私、今両手が塞がってるから」
幼「口で取っちゃった」
男「言ってくれたら、自分で取ったのに」
幼「私が取ってあげたかったの、えへへ」
幼「…嫌だった?」
男「全然嫌じゃないけど、びっくりしちゃったよ」
86: 2013/03/10(日) 18:37:48 ID:rzB4O/D2
男「…へへへ」
男(あごだけど…ちゅーされちゃった…)
幼「…えへへ」
幼(勢いで、初めてちゅーしちゃった…あごだけど)
男「…片付け、続けようか」
幼「そ、そうだね」
男子A「………」
男(あごだけど…ちゅーされちゃった…)
幼「…えへへ」
幼(勢いで、初めてちゅーしちゃった…あごだけど)
男「…片付け、続けようか」
幼「そ、そうだね」
男子A「………」
87: 2013/03/10(日) 18:39:23 ID:rzB4O/D2
・
・
次の日の朝
男「おはようー」
幼「おはよう、男子B君」
男子B「男、幼ちゃん、おはよう」
男子B「ところで…昨日、2人でちゅーしたのか?」
男「え?」
男子B「なんか男子Aがみんなに言いふらしてるぞ」
男子B「で?マジなんかー?」
・
次の日の朝
男「おはようー」
幼「おはよう、男子B君」
男子B「男、幼ちゃん、おはよう」
男子B「ところで…昨日、2人でちゅーしたのか?」
男「え?」
男子B「なんか男子Aがみんなに言いふらしてるぞ」
男子B「で?マジなんかー?」
88: 2013/03/10(日) 18:40:40 ID:rzB4O/D2
男「ちゅーしたって言うか…その…」
男子A「してただろ!家庭科の時間!」
男「あ、男子A…おはよう」
男子A「誤魔化されないぞ!俺、見てたし!」
男「えっと…幼ちゃんが僕に付いてたご飯粒を取ってくれたんだけど…」
男子A「口でだろ!ちゅーしてただろ!」
男「えっと…」
男子A「してただろ!家庭科の時間!」
男「あ、男子A…おはよう」
男子A「誤魔化されないぞ!俺、見てたし!」
男「えっと…幼ちゃんが僕に付いてたご飯粒を取ってくれたんだけど…」
男子A「口でだろ!ちゅーしてただろ!」
男「えっと…」
89: 2013/03/10(日) 18:41:37 ID:rzB4O/D2
幼「あの…私がやった事だから…男君を責めないで…」
女子A「男子A!なんでアンタがそんな事言うのよ!」
女子B「そうよ!別に良いでしょ!」
女子A「好きな人とちゅーするくらい普通でしょ!」
男子A「う…なんだよっ!俺が悪いみたいに言うなっ!」
男子A「悪いのはちゅーしてた男と幼ちゃんだろ!」
担任「ちょっと、何の騒ぎなの?」
女子A「男子A!なんでアンタがそんな事言うのよ!」
女子B「そうよ!別に良いでしょ!」
女子A「好きな人とちゅーするくらい普通でしょ!」
男子A「う…なんだよっ!俺が悪いみたいに言うなっ!」
男子A「悪いのはちゅーしてた男と幼ちゃんだろ!」
担任「ちょっと、何の騒ぎなの?」
90: 2013/03/10(日) 18:42:34 ID:rzB4O/D2
男子A「あ!先生!昨日、男君と幼さんがちゅーしてました!」
女子B「好きな人とちゅーして何が悪いの!?」
男子A「汚いだろ!」
女子B「なんで汚いのよ!意味解んない!」
男子A「他人のつばは汚いって家の母さんが言ってたぞ!」
女子A「そんな訳ないでしょ!ばっかじゃないの!」
男・幼「…」
男子A「先生!こんなの良いんですか?」
女子B「好きな人とちゅーして何が悪いの!?」
男子A「汚いだろ!」
女子B「なんで汚いのよ!意味解んない!」
男子A「他人のつばは汚いって家の母さんが言ってたぞ!」
女子A「そんな訳ないでしょ!ばっかじゃないの!」
男・幼「…」
男子A「先生!こんなの良いんですか?」
91: 2013/03/10(日) 18:43:52 ID:rzB4O/D2
担任「幼さんと男君、放課後職員室に来なさい」
幼「…」
担任「ちゅーした事は別にして、ちょっと話しがあるから」
担任「ちゃんと職員室に来てね?」
男・幼「…はい」
担任「みんな、この件はこれでおしまい!」
担任「騒がないようにね。男子A君も」
男子A「……」
担任「ね?」
男子A「…はい」
幼「…」
担任「ちゅーした事は別にして、ちょっと話しがあるから」
担任「ちゃんと職員室に来てね?」
男・幼「…はい」
担任「みんな、この件はこれでおしまい!」
担任「騒がないようにね。男子A君も」
男子A「……」
担任「ね?」
男子A「…はい」
92: 2013/03/10(日) 18:44:42 ID:rzB4O/D2
・
・
放課後
幼「先生に怒られちゃう…かな?」
男「手を握っていれば、大丈夫だよ」
ぎゅっ
幼「そ、そうだね」
ぎゅっ
男「じゃあ行こう!」
幼「うんっ!」
ガラッ
・
放課後
幼「先生に怒られちゃう…かな?」
男「手を握っていれば、大丈夫だよ」
ぎゅっ
幼「そ、そうだね」
ぎゅっ
男「じゃあ行こう!」
幼「うんっ!」
ガラッ
93: 2013/03/10(日) 18:45:30 ID:rzB4O/D2
男「先生、来ました」
担任「うん、ちょっとこっちに…」
幼「あの…すみませんでした、先生」
幼「私があんな事したせいで…」
幼「悪いのは私なんで、男君を叱らないで下さい」
男「幼ちゃんは、僕のあごに付いてたご飯粒を取ってくれただけです」
男「僕が悪いんで、幼ちゃんを叱らないで下さい」
担任「うん、ちょっとこっちに…」
幼「あの…すみませんでした、先生」
幼「私があんな事したせいで…」
幼「悪いのは私なんで、男君を叱らないで下さい」
男「幼ちゃんは、僕のあごに付いてたご飯粒を取ってくれただけです」
男「僕が悪いんで、幼ちゃんを叱らないで下さい」
94: 2013/03/10(日) 18:46:16 ID:rzB4O/D2
担任「…まずはその繋いでいる手を放しなさい」
男・幼「…」
パッ
担任「男の子と女の子が、そんなにベタベタしてちゃいけません」
担任「もうそんな年でも無いでしょう?」
男「でも先生、好きな人同士は一緒に居るものですよね?」
幼「そうです!ウチのお母さんも言ってました!」
男「僕、幼ちゃんの事が大好きなんで、ずっと一緒に居たいです!」
幼「私もです!それは駄目な事なんですか?」
男・幼「…」
パッ
担任「男の子と女の子が、そんなにベタベタしてちゃいけません」
担任「もうそんな年でも無いでしょう?」
男「でも先生、好きな人同士は一緒に居るものですよね?」
幼「そうです!ウチのお母さんも言ってました!」
男「僕、幼ちゃんの事が大好きなんで、ずっと一緒に居たいです!」
幼「私もです!それは駄目な事なんですか?」
95: 2013/03/10(日) 18:47:15 ID:rzB4O/D2
担任「人の事を好きになるのは悪い事じゃないわ」
担任「とっても素晴らしい事よ」
担任「でも今日みたいな事があったら困るでしょう?」
担任「あなたたちはベタベタし過ぎなの」
担任「何でも、やりすぎはいけない事なの」
男・幼「…」ショボン
担任(とは言え、助け舟も出さないと…)
担任「とっても素晴らしい事よ」
担任「でも今日みたいな事があったら困るでしょう?」
担任「あなたたちはベタベタし過ぎなの」
担任「何でも、やりすぎはいけない事なの」
男・幼「…」ショボン
担任(とは言え、助け舟も出さないと…)
96: 2013/03/10(日) 18:47:49 ID:rzB4O/D2
担任「だからね、2人とも」
男・幼「はい…」
担任「んー、そうね」
担任「20歳まで、ベタベタするの我慢しなさい」
男「20歳まで?」
幼「そ、それまで男君としゃべっちゃダメなんですか?」
男・幼「はい…」
担任「んー、そうね」
担任「20歳まで、ベタベタするの我慢しなさい」
男「20歳まで?」
幼「そ、それまで男君としゃべっちゃダメなんですか?」
97: 2013/03/10(日) 18:49:38 ID:rzB4O/D2
担任「そうでは無いわ」
担任「ただ、今までみたいにずーっとベッタリするのは禁止」
幼「ベッタリしなければ、男君と一緒に居ていいんですね?」
担任「そうね。一緒に居る事は悪くないし、駄目じゃないわ」
担任「高校も卒業して、20歳になってからなら」
担任「誰にも何も言われないと思うわ」
担任「20歳になれば、自分達の意思で結婚も出来るしね」
幼「結婚…」
担任「ただ、今までみたいにずーっとベッタリするのは禁止」
幼「ベッタリしなければ、男君と一緒に居ていいんですね?」
担任「そうね。一緒に居る事は悪くないし、駄目じゃないわ」
担任「高校も卒業して、20歳になってからなら」
担任「誰にも何も言われないと思うわ」
担任「20歳になれば、自分達の意思で結婚も出来るしね」
幼「結婚…」
98: 2013/03/10(日) 18:50:13 ID:rzB4O/D2
幼「…わかりました!そうします!」
男「幼ちゃん…良いの?」
幼「私、男君の事、本当に本当に好きだから」
幼「明日から20歳になるまで絶対に我慢する!」
男「幼ちゃんがそう言うなら、僕も…我慢する」
担任「うん、解ってくれたみたいで、先生も嬉しいわ」
担任「それじゃ、気をつけて帰りなさい」
男・幼「はい!」
男「幼ちゃん…良いの?」
幼「私、男君の事、本当に本当に好きだから」
幼「明日から20歳になるまで絶対に我慢する!」
男「幼ちゃんがそう言うなら、僕も…我慢する」
担任「うん、解ってくれたみたいで、先生も嬉しいわ」
担任「それじゃ、気をつけて帰りなさい」
男・幼「はい!」
99: 2013/03/10(日) 18:50:44 ID:rzB4O/D2
・
・
幼「明日から、ベタベタしないって事は…」
幼「今日はセーフだよね?」
男「先生も見てないし、セーフだよ!」
幼「手、繋いでも良い?」
男「もちろん!」
ぎゅっ
・
幼「明日から、ベタベタしないって事は…」
幼「今日はセーフだよね?」
男「先生も見てないし、セーフだよ!」
幼「手、繋いでも良い?」
男「もちろん!」
ぎゅっ
100: 2013/03/10(日) 18:51:33 ID:rzB4O/D2
幼「男君の手、やっぱりあったかいね」
ぎゅっ
男「幼ちゃんの手もね」
ぎゅうっ
男・幼「…」
幼「ベタベタしないってどうすれば良いんだろ…」
男「こうやって手を繋ぐのも、ダメ…なんだろうね」
幼「…うん」
ぎゅっ
男「幼ちゃんの手もね」
ぎゅうっ
男・幼「…」
幼「ベタベタしないってどうすれば良いんだろ…」
男「こうやって手を繋ぐのも、ダメ…なんだろうね」
幼「…うん」
101: 2013/03/10(日) 18:52:20 ID:rzB4O/D2
男「でも、一緒に居るのはダメじゃないから」
男「僕はいつでも幼ちゃんの隣りに居るからね!」
幼「うん!」
幼「20歳って随分先の事だけど…」
幼「20歳になったら…その時は…ね」
男「うん!」
幼「…取り敢えず、明日からはベタベタしないって、約束ね!」
男「うん!約束!」
男「僕はいつでも幼ちゃんの隣りに居るからね!」
幼「うん!」
幼「20歳って随分先の事だけど…」
幼「20歳になったら…その時は…ね」
男「うん!」
幼「…取り敢えず、明日からはベタベタしないって、約束ね!」
男「うん!約束!」
102: 2013/03/10(日) 18:52:50 ID:rzB4O/D2
・
・
幼「…と言う訳なんだけど」
幼の姉「ふむふむ」
幼「私、明日からどうすれば良いと思う?」
姉「うーん…無視…は違うよね」
幼「男君の事、無視なんて出来ないよぉ…」
・
幼「…と言う訳なんだけど」
幼の姉「ふむふむ」
幼「私、明日からどうすれば良いと思う?」
姉「うーん…無視…は違うよね」
幼「男君の事、無視なんて出来ないよぉ…」
103: 2013/03/10(日) 18:53:32 ID:rzB4O/D2
姉「一緒に居て、ベッタリしない…」
姉「そだ!いっそ、ツンツンしてみるって言うのはどうかな?」
幼「ツンツン?」
姉「そう。幼ちゃんが男君の傍を離れるなんて出来ないんだから」
姉「ツンとした態度で接してみるの」
幼「例えばどんな?」
姉「そうねぇ、例えば…」
姉「そだ!いっそ、ツンツンしてみるって言うのはどうかな?」
幼「ツンツン?」
姉「そう。幼ちゃんが男君の傍を離れるなんて出来ないんだから」
姉「ツンとした態度で接してみるの」
幼「例えばどんな?」
姉「そうねぇ、例えば…」
104: 2013/03/10(日) 18:54:16 ID:rzB4O/D2
・
・
次の日の朝
幼「さ、さっさと起きなさいよ、男っ」
ユサユサ
男「ん…あ、幼ちゃん、お早うー」
男「起こしてくれてありがとう」
幼「べ、別にお礼なんていいわよ」
幼「おばさんに頼まれて、仕方なく起こしに来たんだから」
男「幼ちゃん?」
・
次の日の朝
幼「さ、さっさと起きなさいよ、男っ」
ユサユサ
男「ん…あ、幼ちゃん、お早うー」
男「起こしてくれてありがとう」
幼「べ、別にお礼なんていいわよ」
幼「おばさんに頼まれて、仕方なく起こしに来たんだから」
男「幼ちゃん?」
105: 2013/03/10(日) 18:55:26 ID:rzB4O/D2
幼「今日から私、男君の事、男…って呼び捨てにするから!」
男「えっ?どうしたの?」
幼「うぅ…その…ベッタリしない様にする為に…」
男「なるほど、そっか、わかったよ、幼ちゃん」
幼「私の事も、幼って呼び捨てにして!」
男「え?僕も?」
幼「呼び方から変えて行った方が…」
男「えっ?どうしたの?」
幼「うぅ…その…ベッタリしない様にする為に…」
男「なるほど、そっか、わかったよ、幼ちゃん」
幼「私の事も、幼って呼び捨てにして!」
男「え?僕も?」
幼「呼び方から変えて行った方が…」
106: 2013/03/10(日) 18:56:35 ID:rzB4O/D2
幼「…その…大人っぽくした方が良いかなって…」
男「解ったよ、お、幼………ちゃん」
男・幼「…」
幼「と、とにかく今日からは、私ツンツンした態度で男君とお話しするからね!」
幼「でもずっと男君の傍に居るからね?いい?」
男(男君って呼んだ事に気付いてない幼ちゃん、可愛いなぁ)
男(僕、やっぱり幼ちゃんの事、大好きだなぁ)
男(幼ちゃんがやりたいようにやって、僕はそれに付き合おうっと)
ツン幼「わ、解ったの?」
男「うん、解ったよ、幼………ちゃん」
男「解ったよ、お、幼………ちゃん」
男・幼「…」
幼「と、とにかく今日からは、私ツンツンした態度で男君とお話しするからね!」
幼「でもずっと男君の傍に居るからね?いい?」
男(男君って呼んだ事に気付いてない幼ちゃん、可愛いなぁ)
男(僕、やっぱり幼ちゃんの事、大好きだなぁ)
男(幼ちゃんがやりたいようにやって、僕はそれに付き合おうっと)
ツン幼「わ、解ったの?」
男「うん、解ったよ、幼………ちゃん」
107: 2013/03/10(日) 18:59:32 ID:rzB4O/D2
・
・
保育園の頃から仲良しで、いつも隣りに居るのが当たり前で、お互いいつまでも一緒に居ると思ってたけど、小5の頃、ベタベタがあまりにも度が過ぎている事を担任に怒られてしまい、20歳になったら結婚する約束をして、距離を置く為にツンツンした態度を取るようになったけど、高校3年の夏、ついに我慢出来なくなって男女として付き合う事になったけど、今度は男の事が好き過ぎて、軽くヤンでしまったりしたけど、男の優しさと真剣さで、更に男の事を好きになってデレデレした態度に戻り、お互いの両親を説得して男の18歳の誕生日に結婚する事になり、それを証明する為、クラス全員の前でキスしたら、担任に見られてしまい、停学3日というペナルティを食らってしまいちょっと凹んだが、もう誰はばかる事無く男とラブラブ出来る事に気付き、テンションが最っ高にハイになっちゃったスーパーウルトラグレートデリシャスワンダフルデレデレになった幼馴染「と言う事が、小5の時にあってね」
幼友「前置き長いし!」
ハイデレ幼「あなたが聞きたいって言ったんじゃないの」
おわり
・
保育園の頃から仲良しで、いつも隣りに居るのが当たり前で、お互いいつまでも一緒に居ると思ってたけど、小5の頃、ベタベタがあまりにも度が過ぎている事を担任に怒られてしまい、20歳になったら結婚する約束をして、距離を置く為にツンツンした態度を取るようになったけど、高校3年の夏、ついに我慢出来なくなって男女として付き合う事になったけど、今度は男の事が好き過ぎて、軽くヤンでしまったりしたけど、男の優しさと真剣さで、更に男の事を好きになってデレデレした態度に戻り、お互いの両親を説得して男の18歳の誕生日に結婚する事になり、それを証明する為、クラス全員の前でキスしたら、担任に見られてしまい、停学3日というペナルティを食らってしまいちょっと凹んだが、もう誰はばかる事無く男とラブラブ出来る事に気付き、テンションが最っ高にハイになっちゃったスーパーウルトラグレートデリシャスワンダフルデレデレになった幼馴染「と言う事が、小5の時にあってね」
幼友「前置き長いし!」
ハイデレ幼「あなたが聞きたいって言ったんじゃないの」
おわり
108: 2013/03/10(日) 19:01:03 ID:rzB4O/D2
これで終わりです
最後まで読んで貰えたら嬉しいです
このSSは
ツン幼馴染「はぁ?」男「いや、だから…」
と
デレた幼馴染「男、大好きよ」 男「うん」
の、前日談でした
甘甘のやつを書こうと試みたんですが、ちょっと…
やっぱ師匠には敵わないっす
次のスレは
幼馴染「バレンタインのお返しに」
ってタイトルで立てると思います
けど、ホワイトデーには間に合わないかも
では。
最後まで読んで貰えたら嬉しいです
このSSは
ツン幼馴染「はぁ?」男「いや、だから…」
と
デレた幼馴染「男、大好きよ」 男「うん」
の、前日談でした
甘甘のやつを書こうと試みたんですが、ちょっと…
やっぱ師匠には敵わないっす
次のスレは
幼馴染「バレンタインのお返しに」
ってタイトルで立てると思います
けど、ホワイトデーには間に合わないかも
では。
111: 2013/03/10(日) 21:01:46 ID:LBqgDlAA
乙乙
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