ﾌﾟﾙﾙﾙ

セシリア「通信？なんですの？」

セシリア「はい。こちらセシリアオルコット」

一夏『私だ。すまないが一つ頼みがある』

セシリア「まさか今更怖じけづきましたの？（この人こんな喋り方でしたっけ・・・？）

一夏『そういうわけではないが、機体に不備が見つかったので対戦を明日に延期してもらいｔ』

ﾊﾞｷｯ

『ぐあっ！』

『黙って乗れ！！』

『これが若さか・・・』

ﾊﾞｷｯ

『いたっ！！ほんとに痛いって！』

『早くしろ！』

セシリア「・・・」

勿論サングラスかけるよな？

ノースリーブだな

お前はバジーナじゃなくてバナージだろ！いい加減にしろ！

若さゆえの過ちとはこういうことか

『私に恥をかかせる気か！？』

『この機体には百式の文字がないではないか』

ﾊﾞｷｯ

『あふっ！』

『それ以上無駄口を叩くなら無理矢理にでも放り出すぞ』

『ダメなんだよ・・・これじゃダメなんだ・・・』

『乗れ』

『そうやって大人は、感情を無視することなんて俺にはできないよ！』

『乗れ一夏！！』

『・・・』

『一夏！』

『・・・・・・乗れません！！！』

セシリア「・・・」

『わたしはお前をそんな軟弱者に育てた覚えはない！！』

『白い百式を認ることなど出来ん！なぜわからんのだアムロ！』

『誰がアムロだ！！』

セシリア「あのぉー」

一夏『男同士の間に入るな！』

ﾊﾞｺｯ!

『誰が男だ』

セシリア「織斑さんがそこまでおっしゃるならわたくしは明日に延期しても構いませんわ」

セシリア「全力のあなたを叩き潰したほうが、実力の差というものがわかるでしょうし」

一夏『君は話がわかるな』

千冬『はぁ・・・もういい好きにしろ』

一夏『ではまた明日、楽しみにしていたまえ』

サボテンの花が咲いている……

翌日

一夏「よし・・・機体の整備は完璧だ」

一夏「整備班に良く言っておいてくれ」

ﾊﾞｷｯ

一夏「ふっ・・・。では、クワトｒ」

千冬「待て」

一夏「なにかね」

千冬「そのノースリーブやサングラスや金髪はこの際置いておこう」

千冬「なにをしている布仏」

一夏「彼女は布仏ではない、レコアｓ」

ﾊﾞｷｯ

一夏「うぐっ！」

のほほん「おりむーに、じゃなかった大尉に一緒に来てくれって言われましたー」

千冬「帰れ」

のほほん「じゃあねおりむー」

一夏「これではメガバズーカランチャーが使えんな」

千冬「そんな武装ついていないだろ」

一夏「ふっ・・・モビルスーツの性能の違いが戦力の決定的ｔ」

ﾄﾞﾝｯ

千冬「いいから早く行け馬鹿者」

一夏「決めセリフを邪魔しないでくれよ！」

一夏「おほん・・・ではいこうか」

一夏「クワトロ・バナージ出る！」

一夏「すまない、遅くなった」

セシリア「遅いですわ！！！どういうおつもりなんですの！」

一夏「戦いは常に二手三手先を読むものだ。戦いはもう始まっているのだよ」

セシリア「くっ・・・減らず口を・・・叩きおとして差し上げますわ！！」

ﾌﾞｰｰｰｰｰｰｰｯ

セシリア「行きますわよ！！」ﾋﾞｼｭｯ

一夏「見える！」ｸﾞｲｯ

一夏「ん？これどうやって動かすんだ」

一夏「おーい、動いてくださいよー」

ﾄﾞｫﾝ!

一夏「うぐぁっ！！」

セシリア「避けようともしないとはずいぶんと余裕ですわね！」

一夏「いかん！実習でもひたすらガンダムごっこをしていたおかげでゆっくり動くくらいしか出来んとは！」

セシリア「落ちろ！！」



一夏「ふっ・・・やはり性能の差が戦力の決定的差にはならなかったな」

千冬「無様な負け方を・・・っ！！！」ﾊﾞｺｯ！

一夏「がぁっは！！ほ、本気で痛い！！」

千冬「この恥さらしが！！」ﾄﾞｺｯ!

一夏「ごめんごめんってばぁー！！ひぃー！！」


セシリア「・・・・・・馬鹿にされているんでしょうか・・・」

翌日

山田「ではクラス代表はオルコットさんに決まりということで」

一夏「待ってほしい」

山田「は、はい？」

一夏「クラスの方とこのテレビを見ている連邦国民の方々には突然の無礼を許して頂きたい」

山田「て、テレビですか？」

一夏「わたしはかつてシャアアズナブルと呼ばれたこともある男だ」


５分後

一夏「宇宙に出ることによって人間はその能力を」

１０分後

一夏「これがティターンズのやりかたなのです」

２０分後

一夏「彼らはかつて地球連邦軍から」

セシリア「わかりましたわ！！クラス代表は織斑さんにお願いします！」

一夏「うむ、任せてくれたまえ」

あ、終わりで

>>68
そんなモノ書き修正してやるッ！

一夏「知ってるか？ 世の中には『キャスバル専用 ガンダム』なんてものが存在するんだ」

一夏「だからさ、俺は思うんだ」

一夏「ここはひとつ『一夏専用 百式』を作るべきじゃねえかってよ！」ﾋﾞｼｰﾝ

箒「いや、これ 確か白式って……」

一夏「さすがに金色にしちゃあ 本家さんに申し訳が立たねえ。白くたっていいの」

一夏「すると、他の問題点は……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

箒「聞けよ」

一夏「どーしたもんかな……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

――試合開始――


セシリア「ふふん、私のブルーティアーズでこてんぱんに……」

一夏「えっ ストフリ？」

セシリア「？ どうかしましたの？」

一夏（所詮は女の子か……ロボットなんて二の次で 上っ面がカッコいい男を優先するってか？）

一夏「もしそうだとしたら……君は修行が足りん！」

セシリア「？」

一夏「もー あったま来た！ こうなったら一夏くん 本気出しちゃうもんね！」ﾑｷｰ

一夏「ロボットのなんたるかってのを、徹底的に教えてあげようじゃないの！」

セシリア「？ ？」ｵﾛｵﾛ



――試合終了――

一夏「負けました」ﾎﾞﾛｯ

セシリア「く、口ほどにもありませんでしたわね！」

セシリア（この方は……何がしたかったのかしら）

おわり

＞「落ちろ！！」

セシリアはシロッコかよ…

中の人は新訳Zでフォウだったけどな！