1: 2008/05/03(土) 17:50:40.02 ID:RCcmUkDZ0
キョン「ん? あぁ、おかえりハルヒ」
ハルヒ「外は雪が降り出したわ。もうそんな季節なのね」
キョン「そうか……寒いと思ったよ」
みくる「お茶淹れますね」
ハルヒ「あら、ありがとう」
キョン「で、なにか見つかったのか」
ハルヒ「いいえ。いつも通りなにも」
キョン「そうか」
ハルヒ「すぐには見つかってくれないものね。宇宙人も超能力者も」
みくる「お茶どーぞぉ」
ハルヒ「ありがとう。……ふふっ、みくるちゃんがそういう類……未来人とかならなぁ」
みくる「!」
バシャ!
キョン「!」
ハルヒ「あら、大丈夫?」
みくる「はわ、はわわっ! ご、ごめんなさい!」
ハルヒ「気にしないで。どうしたの、躓いた?」
キョン「気にしないでって、お茶……」
ハルヒ「ん? あぁ、制服濡れちゃったわね。もぅ見ないでよキョン君」
キョン「!!」
ハルヒ「ふふっ、着替えてくるわね」
みくる「……ごめんなさぁい」
ハルヒ「謝らないでいいわよ? 新しいお茶、汲んでもらえる?」
みくる「! は、はい!」
ハルヒ「外は雪が降り出したわ。もうそんな季節なのね」
キョン「そうか……寒いと思ったよ」
みくる「お茶淹れますね」
ハルヒ「あら、ありがとう」
キョン「で、なにか見つかったのか」
ハルヒ「いいえ。いつも通りなにも」
キョン「そうか」
ハルヒ「すぐには見つかってくれないものね。宇宙人も超能力者も」
みくる「お茶どーぞぉ」
ハルヒ「ありがとう。……ふふっ、みくるちゃんがそういう類……未来人とかならなぁ」
みくる「!」
バシャ!
キョン「!」
ハルヒ「あら、大丈夫?」
みくる「はわ、はわわっ! ご、ごめんなさい!」
ハルヒ「気にしないで。どうしたの、躓いた?」
キョン「気にしないでって、お茶……」
ハルヒ「ん? あぁ、制服濡れちゃったわね。もぅ見ないでよキョン君」
キョン「!!」
ハルヒ「ふふっ、着替えてくるわね」
みくる「……ごめんなさぁい」
ハルヒ「謝らないでいいわよ? 新しいお茶、汲んでもらえる?」
みくる「! は、はい!」
10: 2008/05/03(土) 18:04:36.46 ID:RCcmUkDZ0
ハルヒ「おはよう、長門さん」
長門「…」
ハルヒ「なに読んでるの?」
長門「…」
ハルヒ「あら、今日も無口ね」
長門「……ユニーク」
ハルヒ「そう」
ハルヒ「……髪になにかついてるわよ」
長門「…」
ハルヒ「じっとしててね」
長門「…」
ハルヒ「はい、とれた。長門さんの髪って、染めてたりする?」
長門「自然」
ハルヒ「そう? いいわね、私なんかほら、こんなに真っ黒」
長門「……似合っている」
ハルヒ「え? ふふっ、ありがとう。長門さんも可愛いよ」
ガチャ
キョン「おぅ」
ハルヒ「おはようキョン君」
キョン「あぁ、おはようハルヒ。今日は二人だけか」
長門「…」
ハルヒ「なに読んでるの?」
長門「…」
ハルヒ「あら、今日も無口ね」
長門「……ユニーク」
ハルヒ「そう」
ハルヒ「……髪になにかついてるわよ」
長門「…」
ハルヒ「じっとしててね」
長門「…」
ハルヒ「はい、とれた。長門さんの髪って、染めてたりする?」
長門「自然」
ハルヒ「そう? いいわね、私なんかほら、こんなに真っ黒」
長門「……似合っている」
ハルヒ「え? ふふっ、ありがとう。長門さんも可愛いよ」
ガチャ
キョン「おぅ」
ハルヒ「おはようキョン君」
キョン「あぁ、おはようハルヒ。今日は二人だけか」
12: 2008/05/03(土) 18:08:21.42 ID:RCcmUkDZ0
ハルヒ「ねぇキョン君」
キョン「ん?」
ハルヒ「明日とか、予定ある?」
キョン「明日……あぁ。午前中は少しあるな」
ハルヒ「あら、そう? じゃあいいわ。ごめんなさい」
キョン「なにかあるのか?」
ハルヒ「ううん。特に予定ないから、ウロウロしようかなって」
キョン「……二時ぐらいからなら大丈夫だぞ」
ハルヒ「え? ううん、悪いわよ」
キョン「そのぐらいなら用事も終わってるし、俺も午後は暇なんだ」
ハルヒ「じゃあ、お願いしようかな」
キョン「駅に待ち合わせでいいか?」
ハルヒ「うん」
キョン「…」
ハルヒ「……ふふっ、まるでデートの約束みたいね?」
キョン「なっ」
ハルヒ「冗談よ、冗談」
キョン「……まあ……うん」
キョン「ん?」
ハルヒ「明日とか、予定ある?」
キョン「明日……あぁ。午前中は少しあるな」
ハルヒ「あら、そう? じゃあいいわ。ごめんなさい」
キョン「なにかあるのか?」
ハルヒ「ううん。特に予定ないから、ウロウロしようかなって」
キョン「……二時ぐらいからなら大丈夫だぞ」
ハルヒ「え? ううん、悪いわよ」
キョン「そのぐらいなら用事も終わってるし、俺も午後は暇なんだ」
ハルヒ「じゃあ、お願いしようかな」
キョン「駅に待ち合わせでいいか?」
ハルヒ「うん」
キョン「…」
ハルヒ「……ふふっ、まるでデートの約束みたいね?」
キョン「なっ」
ハルヒ「冗談よ、冗談」
キョン「……まあ……うん」
15: 2008/05/03(土) 18:17:47.99 ID:RCcmUkDZ0
ハルヒ「宇宙人って、一体どんなことをしてるのかしらね」
キョン「さぁ」
ハルヒ「私はやっぱり、地球人と同じように生活してると思うの」
キョン「同じように?」
ハルヒ「えぇ。遠い遠い別の銀河系で、こんな風にね?」
キョン「うーん」
ハルヒ「そう思わない?」
キョン「どうだろう」
ハルヒ「宇宙人だからって、私達の想像の外だとは思えないの」
キョン「どういうことだ?」
ハルヒ「同じ環境の星に同じような生物が生まれることも、あるんじゃないかなって」
キョン「……なるほど」
ハルヒ「ねぇ? どう思う長門さん」
長門「……ユニーク」
ハルヒ「ふふっ、長門さんはそればっかりね」
キョン「さぁ」
ハルヒ「私はやっぱり、地球人と同じように生活してると思うの」
キョン「同じように?」
ハルヒ「えぇ。遠い遠い別の銀河系で、こんな風にね?」
キョン「うーん」
ハルヒ「そう思わない?」
キョン「どうだろう」
ハルヒ「宇宙人だからって、私達の想像の外だとは思えないの」
キョン「どういうことだ?」
ハルヒ「同じ環境の星に同じような生物が生まれることも、あるんじゃないかなって」
キョン「……なるほど」
ハルヒ「ねぇ? どう思う長門さん」
長門「……ユニーク」
ハルヒ「ふふっ、長門さんはそればっかりね」
16: 2008/05/03(土) 18:25:46.52 ID:RCcmUkDZ0
ガチャ
鶴屋「ハルにゃんは居るかい!」
ハルヒ「あら、鶴屋さん。こんにちわ」
鶴屋「ねぇハルにゃん!いつものをお願いしていいかな?」
ハルヒ「えぇ。私なら幾らでも」
鶴屋「ハルにゃんに髪を梳かれるとめがっさ居心地がいいんだよ~」
ハルヒ「鶴屋さんの髪は長くて綺麗ですからね。私も梳かしていて楽しいです」
鶴屋「じゃあよろしく頼むよ~♪」
ガチャ
キョン「あれ、鶴屋さん」
ハルヒ「あらキョン君。ふふっなんか寝ちゃったわ」
鶴屋「zzz」
キョン「膝……どういう状況だよ」
ハルヒ「うーん、教えてあげない」
キョン「なっ」
ハルヒ「可愛いなぁ……ほら、アゴなでなで~」
鶴屋「む……にょ……にょろ」
鶴屋「ハルにゃんは居るかい!」
ハルヒ「あら、鶴屋さん。こんにちわ」
鶴屋「ねぇハルにゃん!いつものをお願いしていいかな?」
ハルヒ「えぇ。私なら幾らでも」
鶴屋「ハルにゃんに髪を梳かれるとめがっさ居心地がいいんだよ~」
ハルヒ「鶴屋さんの髪は長くて綺麗ですからね。私も梳かしていて楽しいです」
鶴屋「じゃあよろしく頼むよ~♪」
ガチャ
キョン「あれ、鶴屋さん」
ハルヒ「あらキョン君。ふふっなんか寝ちゃったわ」
鶴屋「zzz」
キョン「膝……どういう状況だよ」
ハルヒ「うーん、教えてあげない」
キョン「なっ」
ハルヒ「可愛いなぁ……ほら、アゴなでなで~」
鶴屋「む……にょ……にょろ」
17: 2008/05/03(土) 18:37:17.54 ID:RCcmUkDZ0
ハルヒ「キョン君、雨降ってるわ」
キョン「え? あ、ほんとだ」
ハルヒ「帰ろうと思ったんだけどなぁ」
キョン「残念だ」
ハルヒ「今日は傘を持ってきていないのよ」
キョン「俺もだな」
ハルヒ「あら、そうなの?」
キョン「え?」
ハルヒ「キョン君は持ってきてるものだと思ってたのに」
キョン「どういうことだよ」
ハルヒ「だからほら、私を招き入れてくれて……ね?」
キョン「なっ……なに言ってるんだよ」
ハルヒ「あ、もしかして照れてる? キョン君かわいい」
キョン「!!」
キョン「え? あ、ほんとだ」
ハルヒ「帰ろうと思ったんだけどなぁ」
キョン「残念だ」
ハルヒ「今日は傘を持ってきていないのよ」
キョン「俺もだな」
ハルヒ「あら、そうなの?」
キョン「え?」
ハルヒ「キョン君は持ってきてるものだと思ってたのに」
キョン「どういうことだよ」
ハルヒ「だからほら、私を招き入れてくれて……ね?」
キョン「なっ……なに言ってるんだよ」
ハルヒ「あ、もしかして照れてる? キョン君かわいい」
キョン「!!」
22: 2008/05/03(土) 18:46:20.25 ID:RCcmUkDZ0
ハルヒ「…」カタカタ
キョン「…」
みくる「お茶どうぞ」
ハルヒ「あら、ありがとう」
ハルヒ「ふぅ」
みくる「なにをやってるんですか?」
ハルヒ「ん? うん、調べ物をね」
みくる「?」
ハルヒ「ここ最近の不可思議なニュースを調べていたの。なにか人外な生物の手がかりでもないかなって」
みくる「あ、なるほど」
ハルヒ「これなんか不思議よね」
みくる「どれですか?」
キョン「どれどれ……あぁ、これか」
ハルヒ「あら? 知ってるのキョン君?」
ハルヒ「なんだか疲れちゃった。ずっと見てると目が悪くなりそうね」
みくる「そうですね」
ハルヒ「さてと、もうそろそろ今日は解散しましょうか」
みくる「はい」
キョン「そうだな」
キョン「…」
みくる「お茶どうぞ」
ハルヒ「あら、ありがとう」
ハルヒ「ふぅ」
みくる「なにをやってるんですか?」
ハルヒ「ん? うん、調べ物をね」
みくる「?」
ハルヒ「ここ最近の不可思議なニュースを調べていたの。なにか人外な生物の手がかりでもないかなって」
みくる「あ、なるほど」
ハルヒ「これなんか不思議よね」
みくる「どれですか?」
キョン「どれどれ……あぁ、これか」
ハルヒ「あら? 知ってるのキョン君?」
ハルヒ「なんだか疲れちゃった。ずっと見てると目が悪くなりそうね」
みくる「そうですね」
ハルヒ「さてと、もうそろそろ今日は解散しましょうか」
みくる「はい」
キョン「そうだな」
23: 2008/05/03(土) 18:56:34.83 ID:RCcmUkDZ0
ハルヒ「あら、今日はキョン君一人?」
キョン「みたいだな」
ハルヒ「…」
キョン「……そのマフラー」
ハルヒ「ん?」
キョン「中々いいデザインじゃないか」
ハルヒ「あら、そう? どうしたの急に」
キョン「や、別に……」
ハルヒ「これ、あたしが自分で編んだんだ」
キョン「そうなのか?」
ハルヒ「うん。よかったらキョン君のも編んであげようか?」
キョン「なっ、悪いよそんなの」
ハルヒ「遠慮しないで」
キョン「いいって」
ハルヒ「素直じゃないなぁ……ほら」
キョン「っと、なんだよ。なんで俺の首に巻く」
ハルヒ「あげる。褒めてくれた人の手に渡れば、このマフラーも幸せかなって」
キョン「……よくわからんな……ありがとう」
ハルヒ「ふふっ、いいえ。どういたしまして」
みくる「……入れない……んん//」
キョン「みたいだな」
ハルヒ「…」
キョン「……そのマフラー」
ハルヒ「ん?」
キョン「中々いいデザインじゃないか」
ハルヒ「あら、そう? どうしたの急に」
キョン「や、別に……」
ハルヒ「これ、あたしが自分で編んだんだ」
キョン「そうなのか?」
ハルヒ「うん。よかったらキョン君のも編んであげようか?」
キョン「なっ、悪いよそんなの」
ハルヒ「遠慮しないで」
キョン「いいって」
ハルヒ「素直じゃないなぁ……ほら」
キョン「っと、なんだよ。なんで俺の首に巻く」
ハルヒ「あげる。褒めてくれた人の手に渡れば、このマフラーも幸せかなって」
キョン「……よくわからんな……ありがとう」
ハルヒ「ふふっ、いいえ。どういたしまして」
みくる「……入れない……んん//」
24: 2008/05/03(土) 19:01:24.32 ID:RCcmUkDZ0
キョン「なぁハルヒ」
ハルヒ「なに?」
キョン「なんでお前は……その、宇宙人とかそういうのが好きなんだ?」
ハルヒ「なんで……さぁ? でも気になるから、仕方ないかな」
キョン「その、なんだ。好きなのはいいが……別に公言しなくてもよかったんじゃないのか?」
ハルヒ「そうかな」
キョン「そのおかげでほら、やっぱり近づきがたいイメージになってるじゃないか」
ハルヒ「うーん……でもそれを公言してこその、あたしってのがあるかもね」
キョン「…」
ハルヒ「それにほら、それでもSOS団の皆は傍に居てくれるでしょ?」
キョン「それは……」
ハルヒ「それにキョン君も。あたしはそんな皆が居てくれるだけで、十分に幸せかなぁ」
キョン「……ならいいけど」
ハルヒ「ふふっ、変なキョン君。心配してくれてるの?」
キョン「べ、別にそういうのじゃ」
ハルヒ「わかりやすいなぁ、キョン君は」
キョン「……からかうなよ」
ハルヒ「ふふっ」
ハルヒ「なに?」
キョン「なんでお前は……その、宇宙人とかそういうのが好きなんだ?」
ハルヒ「なんで……さぁ? でも気になるから、仕方ないかな」
キョン「その、なんだ。好きなのはいいが……別に公言しなくてもよかったんじゃないのか?」
ハルヒ「そうかな」
キョン「そのおかげでほら、やっぱり近づきがたいイメージになってるじゃないか」
ハルヒ「うーん……でもそれを公言してこその、あたしってのがあるかもね」
キョン「…」
ハルヒ「それにほら、それでもSOS団の皆は傍に居てくれるでしょ?」
キョン「それは……」
ハルヒ「それにキョン君も。あたしはそんな皆が居てくれるだけで、十分に幸せかなぁ」
キョン「……ならいいけど」
ハルヒ「ふふっ、変なキョン君。心配してくれてるの?」
キョン「べ、別にそういうのじゃ」
ハルヒ「わかりやすいなぁ、キョン君は」
キョン「……からかうなよ」
ハルヒ「ふふっ」
28: 2008/05/03(土) 19:35:52.80 ID:RCcmUkDZ0
ハルヒ「あらキョン君」
キョン「ハルヒ」
キョン妹「ハルにゃんだー」
キョン妹「こんにちわ!」
ハルヒ「はい。こんにちは」
キョン「休日に偶然会うなんて、珍しいな」
ハルヒ「そうね。兄妹でお買い物?」
キョン妹「ハルにゃんも一緒にお買い物しよーよ! ね?」
キョン「こら」
ハルヒ「いいわね。丁度暇だったし、ご一緒してもいいかな?」
キョン「あ……ハ、ハルヒがいいんならいいけど」
ハルヒ「じゃあそうしましょう。探索するのも、一人よりは大勢のほうが楽しいわ」
キョン妹「ハルにゃん! 手繋いで!」
ハルヒ「えぇ。そうしましょう」
キョン「…」
キョン「ハルヒ」
キョン妹「ハルにゃんだー」
キョン妹「こんにちわ!」
ハルヒ「はい。こんにちは」
キョン「休日に偶然会うなんて、珍しいな」
ハルヒ「そうね。兄妹でお買い物?」
キョン妹「ハルにゃんも一緒にお買い物しよーよ! ね?」
キョン「こら」
ハルヒ「いいわね。丁度暇だったし、ご一緒してもいいかな?」
キョン「あ……ハ、ハルヒがいいんならいいけど」
ハルヒ「じゃあそうしましょう。探索するのも、一人よりは大勢のほうが楽しいわ」
キョン妹「ハルにゃん! 手繋いで!」
ハルヒ「えぇ。そうしましょう」
キョン「…」
29: 2008/05/03(土) 19:39:43.58 ID:RCcmUkDZ0
キョン「ハル……」
ハルヒ「……すぅ」
キョン「寝てる……」
キョン「…」
ハルヒ「ん……」
キョン「あ、起きたか?」
ハルヒ「……あら、あたし寝てた?」
キョン「あぁ。気持ちよさそうにな」
ハルヒ「もぅ。起こしてくれてもいいじゃない」
キョン「いやいや。ハルヒの寝顔を見るのも中々」
ハルヒ「なに言ってるの。あ、そうだ」
キョン「コレだろ? 貰ってきたよ」
ハルヒ「え? あ、ありがとうキョン君」
キョン「いいよ別に」
ハルヒ「……もう一眠りしようかな」
キョン「ご自由に」
ハルヒ「変なこと、しないでね?」
キョン「なっ、す、するわけないだろ。そんなこと」
ハルヒ「どうかしらね……あ、帰るときに起こしてもらってもいい?」
キョン「いいよ」
ハルヒ「じゃあお願いね。オヤスミ、キョン君」
キョン「おやすみハルヒ」
ハルヒ「……すぅ」
キョン「寝てる……」
キョン「…」
ハルヒ「ん……」
キョン「あ、起きたか?」
ハルヒ「……あら、あたし寝てた?」
キョン「あぁ。気持ちよさそうにな」
ハルヒ「もぅ。起こしてくれてもいいじゃない」
キョン「いやいや。ハルヒの寝顔を見るのも中々」
ハルヒ「なに言ってるの。あ、そうだ」
キョン「コレだろ? 貰ってきたよ」
ハルヒ「え? あ、ありがとうキョン君」
キョン「いいよ別に」
ハルヒ「……もう一眠りしようかな」
キョン「ご自由に」
ハルヒ「変なこと、しないでね?」
キョン「なっ、す、するわけないだろ。そんなこと」
ハルヒ「どうかしらね……あ、帰るときに起こしてもらってもいい?」
キョン「いいよ」
ハルヒ「じゃあお願いね。オヤスミ、キョン君」
キョン「おやすみハルヒ」
39: 2008/05/03(土) 20:02:45.19 ID:RCcmUkDZ0
ハルヒ「ただいま長門さん」
長門「…」
ハルヒ「外でね、たい焼き売ってたの。食べる?」
長門「…」コクン
ガチャ
みくる「ふぇ? なにか美味しそうな匂いがしますねー」
ハルヒ「みくるちゃん。一緒に食べない? ほら」
みくる「あ、じゃあ私お茶淹れますね」
長門「…」モグモグ
ハルヒ「なんか女の子だけ三人って、久しぶりね」
みくる「そうですね」
長門「…」モグモグ
ハルヒ「キョン君も古泉君も、ドコに行ったのかな」
みくる「なにか二人でコソコソしてましたね」
ハルヒ「あやしいわね」
長門「…」
ハルヒ「あら、もう食べちゃったの長門さん? ほら、口の周り」フキフキ
長門「…//」
長門「…」
ハルヒ「外でね、たい焼き売ってたの。食べる?」
長門「…」コクン
ガチャ
みくる「ふぇ? なにか美味しそうな匂いがしますねー」
ハルヒ「みくるちゃん。一緒に食べない? ほら」
みくる「あ、じゃあ私お茶淹れますね」
長門「…」モグモグ
ハルヒ「なんか女の子だけ三人って、久しぶりね」
みくる「そうですね」
長門「…」モグモグ
ハルヒ「キョン君も古泉君も、ドコに行ったのかな」
みくる「なにか二人でコソコソしてましたね」
ハルヒ「あやしいわね」
長門「…」
ハルヒ「あら、もう食べちゃったの長門さん? ほら、口の周り」フキフキ
長門「…//」
42: 2008/05/03(土) 20:14:24.83 ID:RCcmUkDZ0
時間がきてしまった…
お姉さんっぽいハルヒも可愛いかなぁ、と。
それでは大分ペースダウンしながら投下します。
誰かSS投下してくれるとこれ幸い。
ではまったりと。
お姉さんっぽいハルヒも可愛いかなぁ、と。
それでは大分ペースダウンしながら投下します。
誰かSS投下してくれるとこれ幸い。
ではまったりと。
52: 2008/05/03(土) 21:31:24.68 ID:RCcmUkDZ0
鶴屋「ハルにゃんの膝はどうしてこんなに寝心地がいいのかなー?」
ハルヒ「そうですか? ふふっ、嬉しいなぁ」
鶴屋「あたしもSOS団に入っちゃおうかなぁ。そんで毎日ハルにゃん枕を堪能するのさー!」
ハルヒ「あら、それは楽しそうですね」
鶴屋「ハルにゃんが男の子なら、迷わずアタックするんだけどなぁー」
ハルヒ「私も鶴屋さんが男の子なら」
鶴屋「ほんとに?」
ハルヒ「え?」
鶴屋「ははっ、わかってるとも! ハルにゃんには……キョン君が居るじゃないか!」
ハルヒ「……うーん、どうでしょうね」
鶴屋「この間も外で二人で居るのを観かけたんだよー! 私にはバレバレだからね~」
ハルヒ「あら、気をつけないといけないですね。ほらアゴの下なでなで~」
鶴屋「お……にょろ……卑怯っさ……にょろろ」
キョン「…」
古泉「羨ましいですか?」
キョン「!」
古泉「いいですねぇ」
キョン「う、うるせぇ! なんのコトだか」
古泉「あらら」
ハルヒ「そうですか? ふふっ、嬉しいなぁ」
鶴屋「あたしもSOS団に入っちゃおうかなぁ。そんで毎日ハルにゃん枕を堪能するのさー!」
ハルヒ「あら、それは楽しそうですね」
鶴屋「ハルにゃんが男の子なら、迷わずアタックするんだけどなぁー」
ハルヒ「私も鶴屋さんが男の子なら」
鶴屋「ほんとに?」
ハルヒ「え?」
鶴屋「ははっ、わかってるとも! ハルにゃんには……キョン君が居るじゃないか!」
ハルヒ「……うーん、どうでしょうね」
鶴屋「この間も外で二人で居るのを観かけたんだよー! 私にはバレバレだからね~」
ハルヒ「あら、気をつけないといけないですね。ほらアゴの下なでなで~」
鶴屋「お……にょろ……卑怯っさ……にょろろ」
キョン「…」
古泉「羨ましいですか?」
キョン「!」
古泉「いいですねぇ」
キョン「う、うるせぇ! なんのコトだか」
古泉「あらら」
57: 2008/05/03(土) 21:36:02.28 ID:RCcmUkDZ0
ハルヒ「ほら長門さん、クッキー焼いてきたの」
長門「…」ポリポリ
ハルヒ「美味しい?」
長門「美味しい」
ハルヒ「そう。よかった」
長門「…」ポリポリ
ハルヒ「あら、もうなくなっちゃった」
長門「…」
ハルヒ「まだ食べられる?」
長門「平気」
ハルヒ「でも女の子なんだから、あまり沢山食べるのもオススメできないわね」
長門「…」
ハルヒ「……まだあるわよ。ほら」
長門「…」ポリポリ
ハルヒ「ふふっ、美味しそうに食べてくれるから……キョン君のもあげちゃった」
長門「…」ポリポリ
キョン「長門……俺のクッキー……」
みくる「涼宮さん、料理上手ですよね」
キョン「クッキー……くそっ」
長門「…」ポリポリ
ハルヒ「美味しい?」
長門「美味しい」
ハルヒ「そう。よかった」
長門「…」ポリポリ
ハルヒ「あら、もうなくなっちゃった」
長門「…」
ハルヒ「まだ食べられる?」
長門「平気」
ハルヒ「でも女の子なんだから、あまり沢山食べるのもオススメできないわね」
長門「…」
ハルヒ「……まだあるわよ。ほら」
長門「…」ポリポリ
ハルヒ「ふふっ、美味しそうに食べてくれるから……キョン君のもあげちゃった」
長門「…」ポリポリ
キョン「長門……俺のクッキー……」
みくる「涼宮さん、料理上手ですよね」
キョン「クッキー……くそっ」
58: 2008/05/03(土) 21:42:40.90 ID:RCcmUkDZ0
ハルヒ「キョン君、天体観測しましょうよ」
キョン「いいけど望遠鏡なんて……」
ハルヒ「落ちてたわ。不思議ね、あるかなって探してたら見つけたの」
キョン「…」チラッ
古泉「…」グッ
キョン「……あいつか」
ハルヒ「空も晴れてるし、季節にしては暗くなるのが早いから……もしかするとなにか出てきてるかも」
キョン「屋上行ってみるか」
キョン「どうだ。なにか見えるか?」
ハルヒ「うーん、星しか見えないわね」
キョン「? 見えるのか? というか、もう出てきてるんだな」
ハルヒ「ほら、覗いてみて」
キョン「…」
ハルヒ「ね? 見えるでしょ?」
キョン「み、耳元で囁くなよ」
ハルヒ「何? いいじゃない」
キョン「…」
ハルヒ「あ、流れ星」
キョン「…」
ハルヒ「綺麗だなぁ。他の皆も誘えばよかったわね」
キョン「いや別に……なんでもない」
ハルヒ「?」
キョン「いいけど望遠鏡なんて……」
ハルヒ「落ちてたわ。不思議ね、あるかなって探してたら見つけたの」
キョン「…」チラッ
古泉「…」グッ
キョン「……あいつか」
ハルヒ「空も晴れてるし、季節にしては暗くなるのが早いから……もしかするとなにか出てきてるかも」
キョン「屋上行ってみるか」
キョン「どうだ。なにか見えるか?」
ハルヒ「うーん、星しか見えないわね」
キョン「? 見えるのか? というか、もう出てきてるんだな」
ハルヒ「ほら、覗いてみて」
キョン「…」
ハルヒ「ね? 見えるでしょ?」
キョン「み、耳元で囁くなよ」
ハルヒ「何? いいじゃない」
キョン「…」
ハルヒ「あ、流れ星」
キョン「…」
ハルヒ「綺麗だなぁ。他の皆も誘えばよかったわね」
キョン「いや別に……なんでもない」
ハルヒ「?」
62: 2008/05/03(土) 21:57:48.27 ID:RCcmUkDZ0
ハルヒ「ねぇ、キョン君」
キョン「ん」
ハルヒ「朝倉さんって……ドコに行ったのかしらね」
キョン「……さぁな」
ハルヒ「私、友達ってあまり多くないの」
キョン「ん……」
ハルヒ「それは仕方ないと思ってるけど、朝倉さんみたいに……話しかけてくれる人、あまりいないから」
キョン「…」
ハルヒ「もっと仲良くしたかったなって、たまに思っちゃうのよね」
キョン「……寂しいのか?」
ハルヒ「んー……そうかもね」
キョン「なんだ、その、安心しろ」
ハルヒ「え?」
キョン「他の奴らがどう思っていようと、ココに来るSOS団の皆はちゃんと、ハルヒの友達だ」
ハルヒ「……うん」
キョン「…」
ハルヒ「でも」
キョン「え?」
ハルヒ「キョン君は友達じゃなくても、いいんだけどなぁ」
キョン「なんだよそれ」
ハルヒ「んー……もう少し上の関係かな?」
キョン「上……!! なっ、なに言ってるんだよ」
ハルヒ「ふふっ、冗談よ。冗談。本気にしてくれたの?」
キョン「ばっ……からかうなよ」
ハルヒ「ふふっ、キョン君可愛い」
キョン「…」
キョン「ん」
ハルヒ「朝倉さんって……ドコに行ったのかしらね」
キョン「……さぁな」
ハルヒ「私、友達ってあまり多くないの」
キョン「ん……」
ハルヒ「それは仕方ないと思ってるけど、朝倉さんみたいに……話しかけてくれる人、あまりいないから」
キョン「…」
ハルヒ「もっと仲良くしたかったなって、たまに思っちゃうのよね」
キョン「……寂しいのか?」
ハルヒ「んー……そうかもね」
キョン「なんだ、その、安心しろ」
ハルヒ「え?」
キョン「他の奴らがどう思っていようと、ココに来るSOS団の皆はちゃんと、ハルヒの友達だ」
ハルヒ「……うん」
キョン「…」
ハルヒ「でも」
キョン「え?」
ハルヒ「キョン君は友達じゃなくても、いいんだけどなぁ」
キョン「なんだよそれ」
ハルヒ「んー……もう少し上の関係かな?」
キョン「上……!! なっ、なに言ってるんだよ」
ハルヒ「ふふっ、冗談よ。冗談。本気にしてくれたの?」
キョン「ばっ……からかうなよ」
ハルヒ「ふふっ、キョン君可愛い」
キョン「…」
63: 2008/05/03(土) 22:03:12.93 ID:RCcmUkDZ0
ガチャ
鶴屋「ハルにゃんは居るかい!」
キョン「あ、鶴屋さん。ハルヒはまだ来てないですね」
鶴屋「にょろー……待っててもいいかなー」
キョン「そりゃもちろん」
鶴屋「? なんだいキョン君。これはキョン君のマフラーかい?」
キョン「え? あ、はい」
鶴屋「……見覚えがあるな……」
キョン「!」
鶴屋「……わかった! これ、ハルにゃんが巻いてたやつだ!!」
キョン「なっ、ち、違いますよ」
鶴屋「いいやそうだね! この私が見間違うわけ……ほほぉ」
キョン「なんですか。返してくださいよ」
鶴屋「ハルにゃんの膝枕は私だけのものじゃなかったのかー。なるほどね~♪」
キョン「なっ……」
ガチャ
ハルヒ「あら、鶴屋さん」
鶴屋「! ハルにゃーん! 耳かきされにきたんだよー!」
ハルヒ「あらあら。わざわざそれだけのタメに?」
鶴屋「それだけでも価値があるってことさ! キョン君だけには渡せないからねっ!?」
ハルヒ「?」
キョン「あぁっ、もう! 気にするなハルヒ!」
鶴屋「ハルにゃんは居るかい!」
キョン「あ、鶴屋さん。ハルヒはまだ来てないですね」
鶴屋「にょろー……待っててもいいかなー」
キョン「そりゃもちろん」
鶴屋「? なんだいキョン君。これはキョン君のマフラーかい?」
キョン「え? あ、はい」
鶴屋「……見覚えがあるな……」
キョン「!」
鶴屋「……わかった! これ、ハルにゃんが巻いてたやつだ!!」
キョン「なっ、ち、違いますよ」
鶴屋「いいやそうだね! この私が見間違うわけ……ほほぉ」
キョン「なんですか。返してくださいよ」
鶴屋「ハルにゃんの膝枕は私だけのものじゃなかったのかー。なるほどね~♪」
キョン「なっ……」
ガチャ
ハルヒ「あら、鶴屋さん」
鶴屋「! ハルにゃーん! 耳かきされにきたんだよー!」
ハルヒ「あらあら。わざわざそれだけのタメに?」
鶴屋「それだけでも価値があるってことさ! キョン君だけには渡せないからねっ!?」
ハルヒ「?」
キョン「あぁっ、もう! 気にするなハルヒ!」
122: 2008/05/04(日) 01:23:24.65 ID:U4NFyhC+0
ハルヒ「キョン君、花火しない?」
キョン「花火?」
ハルヒ「うん。ほら、これ」ガサガサ
キョン「……線香花火」
ハルヒ「いいでしょ。たまにはこういうのも」
ハルヒ「先に落としたほうが負けだからね」
キョン「いいよ」
ハルヒ「よーい……それっ」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「……なぁ、ハルヒ」
ハルヒ「なに?」
キョン「あれ、UFOじゃね?」
ハルヒ「え? どこどこ?」ポトッ
キョン「はい、ハルヒの負け」
ハルヒ「……卑怯者」
キョン「なんのことだか」
ハルヒ「もう一回。もう一回しましょうよ」
キョン「いいとも」
キョン「花火?」
ハルヒ「うん。ほら、これ」ガサガサ
キョン「……線香花火」
ハルヒ「いいでしょ。たまにはこういうのも」
ハルヒ「先に落としたほうが負けだからね」
キョン「いいよ」
ハルヒ「よーい……それっ」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「……なぁ、ハルヒ」
ハルヒ「なに?」
キョン「あれ、UFOじゃね?」
ハルヒ「え? どこどこ?」ポトッ
キョン「はい、ハルヒの負け」
ハルヒ「……卑怯者」
キョン「なんのことだか」
ハルヒ「もう一回。もう一回しましょうよ」
キョン「いいとも」
124: 2008/05/04(日) 01:28:00.79 ID:U4NFyhC+0
ハルヒ「ねぇ長門さん? たまには、途中まで一緒に帰らない?」
長門「…」
ハルヒ「それでね? キョン君ったら、それをイカと間違えちゃって」
長門「…」
ハルヒ「だからあたしが……あ、ごめんなさい。あたしばっかり喋ってるわね」
長門「…」
ハルヒ「長門さんとこうやって二人で帰るの、初めてだから緊張しちゃった」
長門「…」
ハルヒ「ねぇ長門さん? 手、繋いでみようか」
長門「…」コク
ハルヒ「ふふっ。長門さんの手、小さくて暖かいね?」
長門「……あなたも」
ハルヒ「ねぇ、この先においしいクレープを売ってるお店があるの。行ってみない?」
長門「行く」
長門「…」
ハルヒ「それでね? キョン君ったら、それをイカと間違えちゃって」
長門「…」
ハルヒ「だからあたしが……あ、ごめんなさい。あたしばっかり喋ってるわね」
長門「…」
ハルヒ「長門さんとこうやって二人で帰るの、初めてだから緊張しちゃった」
長門「…」
ハルヒ「ねぇ長門さん? 手、繋いでみようか」
長門「…」コク
ハルヒ「ふふっ。長門さんの手、小さくて暖かいね?」
長門「……あなたも」
ハルヒ「ねぇ、この先においしいクレープを売ってるお店があるの。行ってみない?」
長門「行く」
126: 2008/05/04(日) 01:39:05.77 ID:U4NFyhC+0
ハルヒ「ねぇ鶴屋さん?」
鶴屋「んー。なにかなハルにゃん?」
ハルヒ「鶴屋さんの髪、とっても長くて綺麗ですよね」
鶴屋「そう? そう言われるとめがっさ嬉しいさ~」
ハルヒ「長くてうっすらと自然な緑色。いいなぁ……そういうの憧れちゃいます」
鶴屋「ハルにゃんだって綺麗な綺麗な黒色してるじゃないか」
ハルヒ「うーん……やっぱりどこか地味かなって」
鶴屋「そうかなぁ。似合ってていいと思うけどなぁ」
ハルヒ「どうかなぁ?」
鶴屋「キョン君だって好きだって言ってくれるんでしょ?」
ハルヒ「うーん。キョン君には、そういうコト言われたことないですね」
鶴屋「あれー? まだお互いに、好きって言ってないのかい?」
ハルヒ「……どうでしょうね」
鶴屋「いかんなぁキョン君は! こんなに可愛いハルにゃんほっとくなんて……あたしが貰っちゃおうかな~♪」
ハルヒ「貰われようかな? それ」ナデナデ
鶴屋「お……喉……にょろろ……」
キョン「…」
みくる「だめですよぉ。はっきりしないと」
キョン「……!! あ、朝比奈さん!?」
みくる「ついでに言うと、覗くのもダメですよぉ?」
キョン「いや、そ、そんなんじゃ……ったく」
鶴屋「んー。なにかなハルにゃん?」
ハルヒ「鶴屋さんの髪、とっても長くて綺麗ですよね」
鶴屋「そう? そう言われるとめがっさ嬉しいさ~」
ハルヒ「長くてうっすらと自然な緑色。いいなぁ……そういうの憧れちゃいます」
鶴屋「ハルにゃんだって綺麗な綺麗な黒色してるじゃないか」
ハルヒ「うーん……やっぱりどこか地味かなって」
鶴屋「そうかなぁ。似合ってていいと思うけどなぁ」
ハルヒ「どうかなぁ?」
鶴屋「キョン君だって好きだって言ってくれるんでしょ?」
ハルヒ「うーん。キョン君には、そういうコト言われたことないですね」
鶴屋「あれー? まだお互いに、好きって言ってないのかい?」
ハルヒ「……どうでしょうね」
鶴屋「いかんなぁキョン君は! こんなに可愛いハルにゃんほっとくなんて……あたしが貰っちゃおうかな~♪」
ハルヒ「貰われようかな? それ」ナデナデ
鶴屋「お……喉……にょろろ……」
キョン「…」
みくる「だめですよぉ。はっきりしないと」
キョン「……!! あ、朝比奈さん!?」
みくる「ついでに言うと、覗くのもダメですよぉ?」
キョン「いや、そ、そんなんじゃ……ったく」
128: 2008/05/04(日) 01:46:04.03 ID:U4NFyhC+0
ハルヒ「この間、変な夢を見たの」
キョン「夢?」
ハルヒ「うん。なんかね? 学校にキョン君と二人っきり。他に誰もいない夢」
キョン「…」
ハルヒ「なんか変な巨人が、校庭でウロウロしててね?」
キョン「おう」
ハルヒ「その巨人の足元で……キョン君にこう言われたの」
キョン「…」
ハルヒ「俺はポニーテールが好きなんだって」
キョン「……じゃ、じゃあなにか? その髪型は……」
ハルヒ「ん?」
キョン「……よ、よくわからない夢だな」
ハルヒ「ふふっ。そうね、よくわからないわ」
キョン「…」
ハルヒ「ただ一つ……最後にキョン君がしてくれたこと、あれは嬉しかったなぁ」
キョン「!!」
ハルヒ「なんてね? こんなコト、現実のキョン君に教えてもわからないわよね?」
キョン「や……あ、うん。そうだな……なんのことか、さっぱり」
ハルヒ「ふふっ、そうよね。なんのことだか」
キョン「夢?」
ハルヒ「うん。なんかね? 学校にキョン君と二人っきり。他に誰もいない夢」
キョン「…」
ハルヒ「なんか変な巨人が、校庭でウロウロしててね?」
キョン「おう」
ハルヒ「その巨人の足元で……キョン君にこう言われたの」
キョン「…」
ハルヒ「俺はポニーテールが好きなんだって」
キョン「……じゃ、じゃあなにか? その髪型は……」
ハルヒ「ん?」
キョン「……よ、よくわからない夢だな」
ハルヒ「ふふっ。そうね、よくわからないわ」
キョン「…」
ハルヒ「ただ一つ……最後にキョン君がしてくれたこと、あれは嬉しかったなぁ」
キョン「!!」
ハルヒ「なんてね? こんなコト、現実のキョン君に教えてもわからないわよね?」
キョン「や……あ、うん。そうだな……なんのことか、さっぱり」
ハルヒ「ふふっ、そうよね。なんのことだか」
141: 2008/05/04(日) 03:01:14.93 ID:U4NFyhC+0
>>138
乙々。ここに居ますよ俺は。
色んなハルヒを書いてはきてみたものですが、大人しいハルヒも中々に可愛い。
自己紹介の件ですが、このハルにゃんは恐らく自分が少しおかしいことを言っていると自覚しながらも
それを隠そうとせずに、はきはきと発言しちゃう子だと思いますよ。
まあ、まったり。
乙々。ここに居ますよ俺は。
色んなハルヒを書いてはきてみたものですが、大人しいハルヒも中々に可愛い。
自己紹介の件ですが、このハルにゃんは恐らく自分が少しおかしいことを言っていると自覚しながらも
それを隠そうとせずに、はきはきと発言しちゃう子だと思いますよ。
まあ、まったり。
143: 2008/05/04(日) 03:11:38.73 ID:U4NFyhC+0
ハルヒ「世界を大いに盛り上げる、ってのも難しいものね」
キョン「そうだな」
ハルヒ「宇宙人や未来人、超能力者も……中々見つからないもの」
キョン「…」
ハルヒ「なにか不思議な事件でも起こらないかしら」
キョン「たとえば?」
ハルヒ「そうね……長門さんが、妙に饒舌になっちゃうとか」
キョン「それは不思議だな」
ハルヒ「キョン君が、あたしに優しくしてくれる……とか」
キョン「なんだよ、それじゃまるで俺が優しくないみたいじゃないか」
ハルヒ「だってキョン君、いっつも眉間にシワが寄ってるもの」
キョン「え? そ、そうか」
ハルヒ「嘘」
キョン「……変な嘘つくなよ」
ハルヒ「ふふっ、ほらなった。キョン君、笑って?」
キョン「嫌だね」
ハルヒ「キョン君の恥かしがりやさん。ほら、にーって」
キョン「…」
ハルヒ「くすくすっ……あーぁ、なにか事件でも起きないかしらね?」
キョン「そうだな」
ハルヒ「宇宙人や未来人、超能力者も……中々見つからないもの」
キョン「…」
ハルヒ「なにか不思議な事件でも起こらないかしら」
キョン「たとえば?」
ハルヒ「そうね……長門さんが、妙に饒舌になっちゃうとか」
キョン「それは不思議だな」
ハルヒ「キョン君が、あたしに優しくしてくれる……とか」
キョン「なんだよ、それじゃまるで俺が優しくないみたいじゃないか」
ハルヒ「だってキョン君、いっつも眉間にシワが寄ってるもの」
キョン「え? そ、そうか」
ハルヒ「嘘」
キョン「……変な嘘つくなよ」
ハルヒ「ふふっ、ほらなった。キョン君、笑って?」
キョン「嫌だね」
ハルヒ「キョン君の恥かしがりやさん。ほら、にーって」
キョン「…」
ハルヒ「くすくすっ……あーぁ、なにか事件でも起きないかしらね?」
146: 2008/05/04(日) 03:17:25.45 ID:U4NFyhC+0
ハルヒ「キョン君、妹ちゃん寝ちゃったわ。どうしよう」
キョン「あ……」
キョン妹「zz」
キョン「す、すまないハルヒ。すぐに退けるよ」
ハルヒ「あらいいわよ。どうもあたしの膝は……いい枕になるみたいね」
キョン「……鶴屋さんも言ってるよな」
ハルヒ「えぇ。まるで子供みたいに、ココで眠っちゃうのよ。ふふっ、参っちゃう」
キョン「…」
ハルヒ「あたしって、甘えられやすいのかなぁ……今まではそんなことなかったのに」
キョン「今まで?」
ハルヒ「うん。中学時代までは、少なくともこんな風に膝枕で眠られることもなかったわ」
キョン「……そうか」
ハルヒ「なにか不思議な力が出てるのかな?あたしの膝」
キョン「わからないな。第一、俺はそこで眠ったことがないし」
ハルヒ「あら? じゃあキョン君も膝枕してあげようか?」
キョン「なっ……からかうなよ。ほら、起きろ」
キョン妹「ん~」
ハルヒ「だーめ。いいから眠らせてあげててよ。可愛いじゃない」
キョン「…」
ハルヒ「嫉妬?」
キョン「!?」
ハルヒ「ふふっ、わかりやすいなぁ。キョン君は」
キョン「……うるさいな」
キョン妹「zz」
キョン「あ……」
キョン妹「zz」
キョン「す、すまないハルヒ。すぐに退けるよ」
ハルヒ「あらいいわよ。どうもあたしの膝は……いい枕になるみたいね」
キョン「……鶴屋さんも言ってるよな」
ハルヒ「えぇ。まるで子供みたいに、ココで眠っちゃうのよ。ふふっ、参っちゃう」
キョン「…」
ハルヒ「あたしって、甘えられやすいのかなぁ……今まではそんなことなかったのに」
キョン「今まで?」
ハルヒ「うん。中学時代までは、少なくともこんな風に膝枕で眠られることもなかったわ」
キョン「……そうか」
ハルヒ「なにか不思議な力が出てるのかな?あたしの膝」
キョン「わからないな。第一、俺はそこで眠ったことがないし」
ハルヒ「あら? じゃあキョン君も膝枕してあげようか?」
キョン「なっ……からかうなよ。ほら、起きろ」
キョン妹「ん~」
ハルヒ「だーめ。いいから眠らせてあげててよ。可愛いじゃない」
キョン「…」
ハルヒ「嫉妬?」
キョン「!?」
ハルヒ「ふふっ、わかりやすいなぁ。キョン君は」
キョン「……うるさいな」
キョン妹「zz」
149: 2008/05/04(日) 03:25:33.05 ID:U4NFyhC+0
キョン「いたっ」
ハルヒ「? あ、やだキョン君。血が出てるじゃない」
キョン「ん、ダンボールで切っちまったみたいだ」
ハルヒ「ほら、絆創膏」
キョン「いいよ。これぐらいほっとけば治るさ」
ハルヒ「沁みるでしょ? いいから、手貸して」
キョン「こら」
ハルヒ「よっと……はい、これでいいかな」
キョン「…」
ハルヒ「あら、なに? もしかして……血、吸ってほしかった?」
キョン「! そ、そんなわけないだろ。ほら、手、離せって」
ハルヒ「嫌よ」
キョン「…」
ハルヒ「手握ってると、キョン君がテレて面白いもの」
キョン「怒るぞ」
ハルヒ「どうぞ、ご自由に」
キョン「……まったく」
ハルヒ「ふふっ」
キョン「……だ、誰か来ると勘違いされるだろ」
ハルヒ「じゃあ誰かが来るまでこうしてよっか?」
キョン「……好きにしろ」
ガチャ
古泉「おや……」
キョン「!」
ハルヒ「あら、こんにちは古泉君」
古泉「えぇ。なにやらお邪魔でしたか?」
ハルヒ「ん? ふふっ、さぁ? どうかしらね」
キョン「……ったく。どいつもこいつも」
ハルヒ「? あ、やだキョン君。血が出てるじゃない」
キョン「ん、ダンボールで切っちまったみたいだ」
ハルヒ「ほら、絆創膏」
キョン「いいよ。これぐらいほっとけば治るさ」
ハルヒ「沁みるでしょ? いいから、手貸して」
キョン「こら」
ハルヒ「よっと……はい、これでいいかな」
キョン「…」
ハルヒ「あら、なに? もしかして……血、吸ってほしかった?」
キョン「! そ、そんなわけないだろ。ほら、手、離せって」
ハルヒ「嫌よ」
キョン「…」
ハルヒ「手握ってると、キョン君がテレて面白いもの」
キョン「怒るぞ」
ハルヒ「どうぞ、ご自由に」
キョン「……まったく」
ハルヒ「ふふっ」
キョン「……だ、誰か来ると勘違いされるだろ」
ハルヒ「じゃあ誰かが来るまでこうしてよっか?」
キョン「……好きにしろ」
ガチャ
古泉「おや……」
キョン「!」
ハルヒ「あら、こんにちは古泉君」
古泉「えぇ。なにやらお邪魔でしたか?」
ハルヒ「ん? ふふっ、さぁ? どうかしらね」
キョン「……ったく。どいつもこいつも」
150: 2008/05/04(日) 03:35:26.22 ID:U4NFyhC+0
キョン「なぁハルヒ」
ハルヒ「なに?」
キョン「そういえばお前……中学時代は、彼氏をとっかえひっかえだったらしいな」
ハルヒ「あら、なんか嫌な言われ方ね。……うん、そうね。そんな感じ」
キョン「何故、一人と長く付き合おうとしなかったんだ?」
ハルヒ「付き合うことに意識を持っていってたってよりは、傍にいて面白いかどうかが私にとっては大切だったの」
キョン「じゃあ、誰も楽しくなかったと」
ハルヒ「うーん……そう言えば悪いかもしれないけど、普通には楽しかったのかな」
キョン「じゃあいいんじゃないか?」
ハルヒ「嫌よ。あたしは普通の日々ほど、退屈なことはないと思っているもの」
キョン「難しいな。それじゃ、いつまで経っても結婚もできないんじゃないか?」
ハルヒ「どうかしらね。あたしを満足させてくれる人が、現れればいいけどね」
キョン「…」
ハルヒ「心配してくれてるの?」
キョン「そういうのじゃない。ただ、世間的にいい印象は与えていないんじゃないかと」
ハルヒ「関係ないわ。あたしはあたしよ」
キョン「それならいいんだが……」
ハルヒ「それに、もうこれからは……そういうのもないかな」
キョン「えっ?」
ハルヒ「ううん。さ、ちょっと外に出るから付き合ってもらえる?」
キョン「……いいとも」
ハルヒ「なに?」
キョン「そういえばお前……中学時代は、彼氏をとっかえひっかえだったらしいな」
ハルヒ「あら、なんか嫌な言われ方ね。……うん、そうね。そんな感じ」
キョン「何故、一人と長く付き合おうとしなかったんだ?」
ハルヒ「付き合うことに意識を持っていってたってよりは、傍にいて面白いかどうかが私にとっては大切だったの」
キョン「じゃあ、誰も楽しくなかったと」
ハルヒ「うーん……そう言えば悪いかもしれないけど、普通には楽しかったのかな」
キョン「じゃあいいんじゃないか?」
ハルヒ「嫌よ。あたしは普通の日々ほど、退屈なことはないと思っているもの」
キョン「難しいな。それじゃ、いつまで経っても結婚もできないんじゃないか?」
ハルヒ「どうかしらね。あたしを満足させてくれる人が、現れればいいけどね」
キョン「…」
ハルヒ「心配してくれてるの?」
キョン「そういうのじゃない。ただ、世間的にいい印象は与えていないんじゃないかと」
ハルヒ「関係ないわ。あたしはあたしよ」
キョン「それならいいんだが……」
ハルヒ「それに、もうこれからは……そういうのもないかな」
キョン「えっ?」
ハルヒ「ううん。さ、ちょっと外に出るから付き合ってもらえる?」
キョン「……いいとも」
152: 2008/05/04(日) 03:44:41.66 ID:U4NFyhC+0
ハルヒ「うーん。やっぱりなにもないわね。残念」
キョン「そうそう不思議なことなんて見つからないさ」
ハルヒ「そうかなぁ」
キョン「そんな簡単に見つかれば、それは不思議じゃないような気もしないか?」
ハルヒ「あぁ、言われてみればそうかも」
ハルヒ「さっきの話の続きなんだけど」
キョン「え?」
ハルヒ「そういえば付き合った人、誰とも手を繋いだことがなかったわね」
キョン「……そうか」
ハルヒ「あたしから繋ぐこともなかったし、繋ごうって言われたこともなかったわ」
キョン「言うもんじゃないだろう? なんていうか、そういうのは自然に」
ハルヒ「だから、その自然があまり好きじゃないのよね」
キョン「……難しいな」
ハルヒ「どうせなら強引に手を繋がれたりとか、あたしの想像の範囲を超えることをしてくれれば」
キョン「そのうち襲われそうだなそれは」
ハルヒ「そんな人とは付き合わないわ」
キョン「うーん……なにか矛盾してるような」
ハルヒ「とにかく今は、こうやってキョン君とうろついてる方が楽しいわね」
キョン「え?」
ハルヒ「ブツブツ言いながらも、ちゃんとついてきてくれるじゃない。そういうほうが、気が楽ね」
キョン「それはお前が俺の意見を無視――」
ハルヒ「キョン君、なんか変な人が居るわ。後をつけてみましょう」
キョン「ちょっ、袖を引っ張るな袖を」
キョン「そうそう不思議なことなんて見つからないさ」
ハルヒ「そうかなぁ」
キョン「そんな簡単に見つかれば、それは不思議じゃないような気もしないか?」
ハルヒ「あぁ、言われてみればそうかも」
ハルヒ「さっきの話の続きなんだけど」
キョン「え?」
ハルヒ「そういえば付き合った人、誰とも手を繋いだことがなかったわね」
キョン「……そうか」
ハルヒ「あたしから繋ぐこともなかったし、繋ごうって言われたこともなかったわ」
キョン「言うもんじゃないだろう? なんていうか、そういうのは自然に」
ハルヒ「だから、その自然があまり好きじゃないのよね」
キョン「……難しいな」
ハルヒ「どうせなら強引に手を繋がれたりとか、あたしの想像の範囲を超えることをしてくれれば」
キョン「そのうち襲われそうだなそれは」
ハルヒ「そんな人とは付き合わないわ」
キョン「うーん……なにか矛盾してるような」
ハルヒ「とにかく今は、こうやってキョン君とうろついてる方が楽しいわね」
キョン「え?」
ハルヒ「ブツブツ言いながらも、ちゃんとついてきてくれるじゃない。そういうほうが、気が楽ね」
キョン「それはお前が俺の意見を無視――」
ハルヒ「キョン君、なんか変な人が居るわ。後をつけてみましょう」
キョン「ちょっ、袖を引っ張るな袖を」
153: 2008/05/04(日) 03:49:21.02 ID:U4NFyhC+0
ハルヒ「だめね。見失っちゃった」
キョン「どこだよココは」
ハルヒ「やけに遠くまで着ちゃったわね。鞄持ってきて正解だったみたい」
キョン「もう歩き疲れたぞ。帰ろう」
ハルヒ「そうね」
キョン「ほら」
ハルヒ「ありがとう」
キョン「……こういうのは、デートとは言わないのか。お前の中じゃ」
ハルヒ「ん?」
キョン「あ、いや、なんでもない」
ハルヒ「……どうかしらね。ただ、少しは楽しかったかな」
キョン「…」
ハルヒ「だけどこれじゃ、恋人同士とは居えないと思わない?」
キョン「お前がそう思えないなら、そうじゃないんだろうよ」
ハルヒ「あら……じゃあキョン君、あたしのこと、恋人だと思ってるの?」
キョン「なっ!? や、そうじゃなくて」
ハルヒ「ふふっ、変なの」
キョン「…」
ハルヒ「ねぇキョン君。コーヒー、ちょっと飲ませてよ」
キョン「自分のを飲めよ」
ハルヒ「いいじゃない。ほら、交換」
キョン「……ほらよ」
キョン「どこだよココは」
ハルヒ「やけに遠くまで着ちゃったわね。鞄持ってきて正解だったみたい」
キョン「もう歩き疲れたぞ。帰ろう」
ハルヒ「そうね」
キョン「ほら」
ハルヒ「ありがとう」
キョン「……こういうのは、デートとは言わないのか。お前の中じゃ」
ハルヒ「ん?」
キョン「あ、いや、なんでもない」
ハルヒ「……どうかしらね。ただ、少しは楽しかったかな」
キョン「…」
ハルヒ「だけどこれじゃ、恋人同士とは居えないと思わない?」
キョン「お前がそう思えないなら、そうじゃないんだろうよ」
ハルヒ「あら……じゃあキョン君、あたしのこと、恋人だと思ってるの?」
キョン「なっ!? や、そうじゃなくて」
ハルヒ「ふふっ、変なの」
キョン「…」
ハルヒ「ねぇキョン君。コーヒー、ちょっと飲ませてよ」
キョン「自分のを飲めよ」
ハルヒ「いいじゃない。ほら、交換」
キョン「……ほらよ」
154: 2008/05/04(日) 03:53:44.75 ID:U4NFyhC+0
キョン「…」
ハルヒ「電車、中々来ないわね」
キョン「こっちの路線に乗るのは、初めてだ」
ハルヒ「そう? あたしはたまに乗ってるわ」
キョン「そうか?」
ハルヒ「あまり頻繁には来ないけどね。たまに来るから、なにか見つけられそう」
キョン「今日はどうなんだ。なにか見つかったか?」
ハルヒ「うーん……いつも通りかな」
キョン「…」
ハルヒ「でも何だろう。一人でウロウロするよりは楽しかったかな」
キョン「……そっか。そりゃよかったよ」
ハルヒ「ねぇキョン君。手、繋いで帰ろっか」
キョン「なっ、なんでそうなるんだよ」
ハルヒ「いいじゃない。ほら、少しでも行動に疑問が生まれれば……なにか新しい発見があるかもしれないでしょ?」
キョン「…」
ハルヒ「でもさすがにそれは恥かしいわね。ふふっ、なんでもないわ。忘れて」
キョン「なら、電車が来るまでなら……別にかまわんぞ」
ハルヒ「……じゃあそうしようかな」
キョン「…」
ハルヒ「電車、中々来ないわね」
キョン「こっちの路線に乗るのは、初めてだ」
ハルヒ「そう? あたしはたまに乗ってるわ」
キョン「そうか?」
ハルヒ「あまり頻繁には来ないけどね。たまに来るから、なにか見つけられそう」
キョン「今日はどうなんだ。なにか見つかったか?」
ハルヒ「うーん……いつも通りかな」
キョン「…」
ハルヒ「でも何だろう。一人でウロウロするよりは楽しかったかな」
キョン「……そっか。そりゃよかったよ」
ハルヒ「ねぇキョン君。手、繋いで帰ろっか」
キョン「なっ、なんでそうなるんだよ」
ハルヒ「いいじゃない。ほら、少しでも行動に疑問が生まれれば……なにか新しい発見があるかもしれないでしょ?」
キョン「…」
ハルヒ「でもさすがにそれは恥かしいわね。ふふっ、なんでもないわ。忘れて」
キョン「なら、電車が来るまでなら……別にかまわんぞ」
ハルヒ「……じゃあそうしようかな」
キョン「…」
155: 2008/05/04(日) 03:57:33.79 ID:U4NFyhC+0
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「誰も来ないな、この駅」
ハルヒ「そうね。まるであたしとキョン君しか居ないみたい」
キョン「……閉鎖空間?」
ハルヒ「? なに?」
キョン「あ、いや。なんでもない」
ハルヒ「電車も来ないし、このままじゃずっと手を繋いだままね」
キョン「嫌なら放すけど?」
ハルヒ「ご自由に」
キョン「…」
ハルヒ「ちょっと疲れちゃった。ねぇキョン君? 肩、借りてもいいかな」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「電車が着たら、起こしてね」
キョン「こ、こらハルヒ」
ハルヒ「おやすみ、キョン君」
キョン「……ったく、おやすみ。ハルヒ」
ハルヒ「…」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「誰も来ないな、この駅」
ハルヒ「そうね。まるであたしとキョン君しか居ないみたい」
キョン「……閉鎖空間?」
ハルヒ「? なに?」
キョン「あ、いや。なんでもない」
ハルヒ「電車も来ないし、このままじゃずっと手を繋いだままね」
キョン「嫌なら放すけど?」
ハルヒ「ご自由に」
キョン「…」
ハルヒ「ちょっと疲れちゃった。ねぇキョン君? 肩、借りてもいいかな」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「電車が着たら、起こしてね」
キョン「こ、こらハルヒ」
ハルヒ「おやすみ、キョン君」
キョン「……ったく、おやすみ。ハルヒ」
ハルヒ「…」
キョン「…」
156: 2008/05/04(日) 04:00:09.79 ID:U4NFyhC+0
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「……ハルヒ」
ハルヒ「…」
キョン「寝てるのか」
ハルヒ「…」
キョン「おーい」
ハルヒ「…」
キョン「……誰も来ないのはな、多分……お前の所為だと思うぞ」
ハルヒ「…」
キョン「電車も多分、遅れてくるはずだ」
ハルヒ「…」
キョン「……まったく。人の肩ですやすや眠りやがって」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「あ……来た」
ハルヒ「…」
キョン「おい、ハルヒ。電車着たぞ、起きろ」
ハルヒ「ん……」
ハルヒ「…」
キョン「……ハルヒ」
ハルヒ「…」
キョン「寝てるのか」
ハルヒ「…」
キョン「おーい」
ハルヒ「…」
キョン「……誰も来ないのはな、多分……お前の所為だと思うぞ」
ハルヒ「…」
キョン「電車も多分、遅れてくるはずだ」
ハルヒ「…」
キョン「……まったく。人の肩ですやすや眠りやがって」
キョン「…」
ハルヒ「…」
キョン「あ……来た」
ハルヒ「…」
キョン「おい、ハルヒ。電車着たぞ、起きろ」
ハルヒ「ん……」
160: 2008/05/04(日) 04:04:49.41 ID:U4NFyhC+0
キョン「…」
ハルヒ「んー……もう真っ暗ね」
キョン「そうだな」
ハルヒ「ねぇキョン君?」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「あたしが寝てる間に、なにか言った?」
キョン「……別になにも」
ハルヒ「そう」
キョン「…」
ハルヒ「最近、いや……SOS団を結成してからかな」
キョン「?」
ハルヒ「たまに、ほんとたまーにだけど……あたしの思い通りにコトが運ぶ時があるの」
キョン「え?」
ハルヒ「そうね、たとえば今日」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「あたしは……こうやってキョン君と――」
キョン「…」
ハルヒ「聞えた?」
キョン「電車が通ったから、全然聞えなかった。何だって?」
ハルヒ「そう? じゃあ教えない」
キョン「なっ、おい」
ハルヒ「ほら、早く帰るわよ。もうこんな時間」
キョン「おい、待てって」
ハルヒ「早くしないとドア閉まっちゃうわよ。キョン君」
キョン「……わかってるよ」
ハルヒ「んー……もう真っ暗ね」
キョン「そうだな」
ハルヒ「ねぇキョン君?」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「あたしが寝てる間に、なにか言った?」
キョン「……別になにも」
ハルヒ「そう」
キョン「…」
ハルヒ「最近、いや……SOS団を結成してからかな」
キョン「?」
ハルヒ「たまに、ほんとたまーにだけど……あたしの思い通りにコトが運ぶ時があるの」
キョン「え?」
ハルヒ「そうね、たとえば今日」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「あたしは……こうやってキョン君と――」
キョン「…」
ハルヒ「聞えた?」
キョン「電車が通ったから、全然聞えなかった。何だって?」
ハルヒ「そう? じゃあ教えない」
キョン「なっ、おい」
ハルヒ「ほら、早く帰るわよ。もうこんな時間」
キョン「おい、待てって」
ハルヒ「早くしないとドア閉まっちゃうわよ。キョン君」
キョン「……わかってるよ」
162: 2008/05/04(日) 04:08:14.30 ID:U4NFyhC+0
とまあそんな放課後。
ハルヒが大人しくなるだけで、
ハルヒの能力はなんともノスタルジックな世界を生み出しちゃうとか。
なんだかんだ言っても、ハルにゃんはキョン君と一緒に居たいとかそんな放課後。
ちょっとした長編、失礼しました。
さぁさぁ、お気になさらず。どんどんSSを投下してくださいな。
ハルヒが大人しくなるだけで、
ハルヒの能力はなんともノスタルジックな世界を生み出しちゃうとか。
なんだかんだ言っても、ハルにゃんはキョン君と一緒に居たいとかそんな放課後。
ちょっとした長編、失礼しました。
さぁさぁ、お気になさらず。どんどんSSを投下してくださいな。
299: 2008/05/05(月) 02:53:58.90 ID:ovD5Nui50
ハルヒ「おはよう長門さん」
長門「…」
ハルヒ「お茶淹れようか? みくるちゃんも居ないみたいだし、たまには私が」
長門「…」コク
ハルヒ「ちょっと待っててね」
ハルヒ「はい」
長門「…」
ハルヒ「熱いから、気をつけてね」
長門「……熱い」
ハルヒ「あら、だから言ったでしょ? ほら」フゥー
長門「…」
ハルヒ「そうだ、さっき鶴屋さんに美味しい和菓子貰ったんだ。食べる?」
長門「……もらう」
ハルヒ「うん」
長門「…」
ハルヒ「お茶淹れようか? みくるちゃんも居ないみたいだし、たまには私が」
長門「…」コク
ハルヒ「ちょっと待っててね」
ハルヒ「はい」
長門「…」
ハルヒ「熱いから、気をつけてね」
長門「……熱い」
ハルヒ「あら、だから言ったでしょ? ほら」フゥー
長門「…」
ハルヒ「そうだ、さっき鶴屋さんに美味しい和菓子貰ったんだ。食べる?」
長門「……もらう」
ハルヒ「うん」
300: 2008/05/05(月) 02:56:13.00 ID:ovD5Nui50
ハルヒ「美味しい?」
長門「割と」ポリポリ
ハルヒ「割と? そんなに美味しくない?」
長門「…」ポリポリ
ハルヒ「…」
長門「……クッキーの方が、美味しい」
ハルヒ「クッキー? あ、前にあげたやつ?」
長門「それ」
ハルヒ「あれ? でもあれは、あたしの手作りだから……そんなにいいものでもないと思うけどなぁ」
長門「美味しかった」
ハルヒ「……また作ってくるね」
長門「…」コク
長門「割と」ポリポリ
ハルヒ「割と? そんなに美味しくない?」
長門「…」ポリポリ
ハルヒ「…」
長門「……クッキーの方が、美味しい」
ハルヒ「クッキー? あ、前にあげたやつ?」
長門「それ」
ハルヒ「あれ? でもあれは、あたしの手作りだから……そんなにいいものでもないと思うけどなぁ」
長門「美味しかった」
ハルヒ「……また作ってくるね」
長門「…」コク
301: 2008/05/05(月) 02:59:37.47 ID:ovD5Nui50
ハルヒ「変だなぁ」
長門「…」
ハルヒ「長門さん見てると、なんでかな……ついつい食べ物あげたくなっちゃうの」
長門「…」
ハルヒ「変なの」
長門「嬉しい」
ハルヒ「そう? ならよかった」
長門「…」
ハルヒ「そういえば長門さん、いつも本読んでるわね」
長門「…」コク
ハルヒ「そんなに好き?」
長門「知識は必要」
ハルヒ「うーん……ふふっ、うん。そうかもね」
長門「…」
ハルヒ「長門さん見てると、なんでかな……ついつい食べ物あげたくなっちゃうの」
長門「…」
ハルヒ「変なの」
長門「嬉しい」
ハルヒ「そう? ならよかった」
長門「…」
ハルヒ「そういえば長門さん、いつも本読んでるわね」
長門「…」コク
ハルヒ「そんなに好き?」
長門「知識は必要」
ハルヒ「うーん……ふふっ、うん。そうかもね」
302: 2008/05/05(月) 03:03:49.94 ID:ovD5Nui50
ハルヒ「あー……難しくて、あたしにはわからないかも」
長門「ユニーク」
ハルヒ「うーん」
ハルヒ「なんだろうね、長門さんって」
長門「…」パラパラ
ハルヒ「宇宙人みたい」
長門「…」ピタ
ハルヒ「地球人の蓄えた知識を、膨大な歴史を収集してる……って感じかな」
長門「…」
ハルヒ「あら、もしかして図星?」
長門「…」
ハルヒ「……ふふっ、なんてね。そんなわけないか」
長門「…」
長門「ユニーク」
ハルヒ「うーん」
ハルヒ「なんだろうね、長門さんって」
長門「…」パラパラ
ハルヒ「宇宙人みたい」
長門「…」ピタ
ハルヒ「地球人の蓄えた知識を、膨大な歴史を収集してる……って感じかな」
長門「…」
ハルヒ「あら、もしかして図星?」
長門「…」
ハルヒ「……ふふっ、なんてね。そんなわけないか」
長門「…」
304: 2008/05/05(月) 03:10:14.82 ID:ovD5Nui50
>>303
むしろ朝倉に近い感じで書いてますよ
要は大人っぽさを持ったハルヒ。アナザーワールドって感じに楽しんでもらえれば……
むしろ朝倉に近い感じで書いてますよ
要は大人っぽさを持ったハルヒ。アナザーワールドって感じに楽しんでもらえれば……
306: 2008/05/05(月) 03:15:05.62 ID:ovD5Nui50
ハルヒ「でももし長門さんが宇宙人なら……」
長門「…」
ハルヒ「あたしはもちろん大歓迎。ってこんなこと、本人の前で言うのは失礼かな?」
長門「……気にしない」
ハルヒ「なんにしても、長門さんは不思議な雰囲気があると思うよ」
長門「…」
ハルヒ「それでいて可愛いけどね」
長門「…」
ハルヒ「ありがとうね。SOS団に入ってくれて」
長門「……気にしないで、いい」
ハルヒ「ふふっ、そう? じゃあ気にしない」
長門「……私も……」
ハルヒ「ん?」
長門「私もあなたに出会えてよかった。あなたは、私に沢山の情報をくれる」
ハルヒ「……美味しいクッキーとか、放課後のこういう会話とか?」
長門「……そう」
ハルヒ「そっか。うん、あたしもそんな感じかな。長門さんに出逢えて嬉しいよ」
長門「…」
ハルヒ「……変なの。なんか、妙に青春って感じね? 恥ずかしいからこの会話誰にも言っちゃだめよ?」
長門「……約束する」
ハルヒ「うん。約束ね?」
長門「…」
ハルヒ「あたしはもちろん大歓迎。ってこんなこと、本人の前で言うのは失礼かな?」
長門「……気にしない」
ハルヒ「なんにしても、長門さんは不思議な雰囲気があると思うよ」
長門「…」
ハルヒ「それでいて可愛いけどね」
長門「…」
ハルヒ「ありがとうね。SOS団に入ってくれて」
長門「……気にしないで、いい」
ハルヒ「ふふっ、そう? じゃあ気にしない」
長門「……私も……」
ハルヒ「ん?」
長門「私もあなたに出会えてよかった。あなたは、私に沢山の情報をくれる」
ハルヒ「……美味しいクッキーとか、放課後のこういう会話とか?」
長門「……そう」
ハルヒ「そっか。うん、あたしもそんな感じかな。長門さんに出逢えて嬉しいよ」
長門「…」
ハルヒ「……変なの。なんか、妙に青春って感じね? 恥ずかしいからこの会話誰にも言っちゃだめよ?」
長門「……約束する」
ハルヒ「うん。約束ね?」
307: 2008/05/05(月) 03:20:36.79 ID:ovD5Nui50
ハルヒ「誰もこないなぁ……」
長門「…」
ガチャ
キョン「おう、ハルヒ。それに長門」
ハルヒ「あらキョン君、遅いじゃない」
キョン「すまない。ちょっと先生に捕まってな」
ハルヒ「団長様を待たせるなんて、悪い団員ね」
キョン「だ、だから謝ってるじゃないか」
ハルヒ「まあでも、そのおかげで……ね?」
長門「…」コク
キョン「? なんだよ」
ハルヒ「教えない。さ、今日は三人で探索しましょうか。キョン君は荷物持ちね?」
キョン「なっ」
ハルヒ「ダメ?」
キョン「……わかったよ。仕方ないな」
ハルヒ「うん。それじゃ、すぐに出発。行きましょ、長門さん?」
長門「……うん」
キョン「あ、ちょっと待てって! なんで手繋いで……おーい!!」
長門「…」
ガチャ
キョン「おう、ハルヒ。それに長門」
ハルヒ「あらキョン君、遅いじゃない」
キョン「すまない。ちょっと先生に捕まってな」
ハルヒ「団長様を待たせるなんて、悪い団員ね」
キョン「だ、だから謝ってるじゃないか」
ハルヒ「まあでも、そのおかげで……ね?」
長門「…」コク
キョン「? なんだよ」
ハルヒ「教えない。さ、今日は三人で探索しましょうか。キョン君は荷物持ちね?」
キョン「なっ」
ハルヒ「ダメ?」
キョン「……わかったよ。仕方ないな」
ハルヒ「うん。それじゃ、すぐに出発。行きましょ、長門さん?」
長門「……うん」
キョン「あ、ちょっと待てって! なんで手繋いで……おーい!!」
355: 2008/05/05(月) 14:32:39.90 ID:ovD5Nui50
ハルヒ「暇ね」
キョン「そうだな。今日は誰もこないみたいだし」
ハルヒ「こういうときになにかあっても、キョン君だけじゃ対応しきれないわよね」
キョン「なんだよ、俺じゃ頼りないってか」
ハルヒ「うん」
キョン「…」
ハルヒ「ふふっ、嘘よ。頼りにしてるわよ? キョン君」
キョン「知るか」
ガチャ
鶴屋「めがっさー!」
ハルヒ「あら、元気な人が遊びにきたわ」
鶴屋「やっほー! 鶴屋星人だぞー!」
ハルヒ「宇宙人? ふふっ、なら歓迎しますよ」
鶴屋「あり? 今日は二人だけかい? じゃましちったかなー!?」
ハルヒ「え? うーん、どうでしょう?」
キョン「えっ、あ……なんだよ」
鶴屋「ねぇハルにゃん? いつものお願いしてもいいかな!」
ハルヒ「いいですよ。ほら、こっち座ってください」
鶴屋「しっつれいするっさー!」
キョン「…」
キョン「そうだな。今日は誰もこないみたいだし」
ハルヒ「こういうときになにかあっても、キョン君だけじゃ対応しきれないわよね」
キョン「なんだよ、俺じゃ頼りないってか」
ハルヒ「うん」
キョン「…」
ハルヒ「ふふっ、嘘よ。頼りにしてるわよ? キョン君」
キョン「知るか」
ガチャ
鶴屋「めがっさー!」
ハルヒ「あら、元気な人が遊びにきたわ」
鶴屋「やっほー! 鶴屋星人だぞー!」
ハルヒ「宇宙人? ふふっ、なら歓迎しますよ」
鶴屋「あり? 今日は二人だけかい? じゃましちったかなー!?」
ハルヒ「え? うーん、どうでしょう?」
キョン「えっ、あ……なんだよ」
鶴屋「ねぇハルにゃん? いつものお願いしてもいいかな!」
ハルヒ「いいですよ。ほら、こっち座ってください」
鶴屋「しっつれいするっさー!」
キョン「…」
356: 2008/05/05(月) 14:39:17.29 ID:ovD5Nui50
鶴屋「そういやさっき、みくるに逢ったよ!」
ハルヒ「あら、そうですか」
鶴屋「今日は来られないから、ハルにゃんに謝っといてって言われたのさ」
ハルヒ「わざわざそれを言いに? ふふっ、ありがとうございます」
鶴屋「別にかまわんさー! こうやってハルにゃんに髪を梳かしてもらえるだけで……にょろっ」
ハルヒ「可愛いなぁ」
鶴屋「うーん、ここの部室は広くってのびのびできそうだねー」
キョン「そうですね。五人だけじゃ広すぎるかと」
ハルヒ「あらいいじゃない。広いに越したことはないわ」
キョン「……まあ……ハルヒがそういうなら別にいいけど」
鶴屋「キョン君は相変わらずハルにゃんに逆らえないのかい?」
キョン「なっ! なんですかそれ」
ハルヒ「くすくす……そうですねぇ、団長の命令は絶対、ですからね?」
キョン「……知らないって」
鶴屋「ハルにゃん! 次は膝を貸しておくれ!」
ハルヒ「はい、どうぞ」
ハルヒ「あら、そうですか」
鶴屋「今日は来られないから、ハルにゃんに謝っといてって言われたのさ」
ハルヒ「わざわざそれを言いに? ふふっ、ありがとうございます」
鶴屋「別にかまわんさー! こうやってハルにゃんに髪を梳かしてもらえるだけで……にょろっ」
ハルヒ「可愛いなぁ」
鶴屋「うーん、ここの部室は広くってのびのびできそうだねー」
キョン「そうですね。五人だけじゃ広すぎるかと」
ハルヒ「あらいいじゃない。広いに越したことはないわ」
キョン「……まあ……ハルヒがそういうなら別にいいけど」
鶴屋「キョン君は相変わらずハルにゃんに逆らえないのかい?」
キョン「なっ! なんですかそれ」
ハルヒ「くすくす……そうですねぇ、団長の命令は絶対、ですからね?」
キョン「……知らないって」
鶴屋「ハルにゃん! 次は膝を貸しておくれ!」
ハルヒ「はい、どうぞ」
357: 2008/05/05(月) 14:44:38.49 ID:ovD5Nui50
鶴屋「うーん、やっぱりこの枕じゃないとなー」
ハルヒ「まったく、これじゃどっちが先輩かわからないですね」
鶴屋「関係ないっさー。ハルにゃん枕は最高の嗜好品なのさ!」
キョン「…」
鶴屋「そういやハルにゃん?」
ハルヒ「なんですか?」
鶴屋「なんでハルにゃんは、宇宙人とか未来人とか、そういうのが好きなのさ?」
ハルヒ「うーん、普通じゃないから。ですね」
鶴屋「普通じゃ嫌なのかい?」
ハルヒ「だってつまらないでしょ? 変わった人って、なんか好きなんですよね」
鶴屋「でも……」チラッ
キョン「……なんですか、その目は」
鶴屋「あっは! なんでもないさ! そんで逢えたのかい? 変わった人!」
ハルヒ「難しいですね。 変な事件にも中々遭遇しないし……困っちゃう」
鶴屋「そんなに退屈なら、彼氏のひとりでも作ってみればいいんじゃないかな?」
キョン「!!」
ハルヒ「あら、どうしてです?」
鶴屋「そうすれば一人よりは退屈しないですむじゃないか! さすが頭いいねあたしは!」
ハルヒ「うーん……」
ハルヒ「まったく、これじゃどっちが先輩かわからないですね」
鶴屋「関係ないっさー。ハルにゃん枕は最高の嗜好品なのさ!」
キョン「…」
鶴屋「そういやハルにゃん?」
ハルヒ「なんですか?」
鶴屋「なんでハルにゃんは、宇宙人とか未来人とか、そういうのが好きなのさ?」
ハルヒ「うーん、普通じゃないから。ですね」
鶴屋「普通じゃ嫌なのかい?」
ハルヒ「だってつまらないでしょ? 変わった人って、なんか好きなんですよね」
鶴屋「でも……」チラッ
キョン「……なんですか、その目は」
鶴屋「あっは! なんでもないさ! そんで逢えたのかい? 変わった人!」
ハルヒ「難しいですね。 変な事件にも中々遭遇しないし……困っちゃう」
鶴屋「そんなに退屈なら、彼氏のひとりでも作ってみればいいんじゃないかな?」
キョン「!!」
ハルヒ「あら、どうしてです?」
鶴屋「そうすれば一人よりは退屈しないですむじゃないか! さすが頭いいねあたしは!」
ハルヒ「うーん……」
358: 2008/05/05(月) 14:51:04.75 ID:ovD5Nui50
鶴屋「ありゃ?」
ハルヒ「どうでしょうね? あんまりそういうのはいらないかも」
鶴屋「どうしてだい? ハルにゃん可愛いからモテるだろうに……」
キョン「…」
ハルヒ「鶴屋さんは、彼氏います?」
鶴屋「いないよ!」
ハルヒ「でも今、楽しいでしょ?」
鶴屋「楽しいね!」
ハルヒ「ほら、考え方の問題だと思うんですよ。お付き合いする人が居なくても……楽しく思えるなら」
鶴屋「うーむ。でも」
ハルヒ「それに、今はこうやってSOS団の皆がいれば、そこそこ楽しめる学園生活にはなってますしね」
鶴屋「そっかー。なら仕方ないかな!」
ハルヒ「それに……そういうのは、中学時代に嫌ってほど経験しましたから」
鶴屋「あ、聞いたことあるな! あれかな、告白されて断らなかったとか!」
ハルヒ「あら、知ってるんですか? うん。そうですよ」
鶴屋「ハルにゃんのお眼鏡に適う男の子は現れなかったのかい?」
ハルヒ「生憎」
鶴屋「そっかー」
ハルヒ「だからあたしは、彼氏よりは宇宙人や未来人、超能力者と出会いたいですね」
鶴屋「だってさ! キョン君?」
キョン「……だからなんだって言うんですか。知りませんよ」
鶴屋「あはは!」
ハルヒ「…」
ハルヒ「どうでしょうね? あんまりそういうのはいらないかも」
鶴屋「どうしてだい? ハルにゃん可愛いからモテるだろうに……」
キョン「…」
ハルヒ「鶴屋さんは、彼氏います?」
鶴屋「いないよ!」
ハルヒ「でも今、楽しいでしょ?」
鶴屋「楽しいね!」
ハルヒ「ほら、考え方の問題だと思うんですよ。お付き合いする人が居なくても……楽しく思えるなら」
鶴屋「うーむ。でも」
ハルヒ「それに、今はこうやってSOS団の皆がいれば、そこそこ楽しめる学園生活にはなってますしね」
鶴屋「そっかー。なら仕方ないかな!」
ハルヒ「それに……そういうのは、中学時代に嫌ってほど経験しましたから」
鶴屋「あ、聞いたことあるな! あれかな、告白されて断らなかったとか!」
ハルヒ「あら、知ってるんですか? うん。そうですよ」
鶴屋「ハルにゃんのお眼鏡に適う男の子は現れなかったのかい?」
ハルヒ「生憎」
鶴屋「そっかー」
ハルヒ「だからあたしは、彼氏よりは宇宙人や未来人、超能力者と出会いたいですね」
鶴屋「だってさ! キョン君?」
キョン「……だからなんだって言うんですか。知りませんよ」
鶴屋「あはは!」
ハルヒ「…」
360: 2008/05/05(月) 14:55:26.44 ID:ovD5Nui50
鶴屋「おおっと! もうこんな時間! そろそろ帰るさっ!」
ハルヒ「そうですか」
鶴屋「ハルにゃんの膝枕は気持ちよすぎて、時間を忘れてしまうのが欠点だねー」
ハルヒ「ふふっ、褒めてもらってるのかな?」ナデナデ
鶴屋「にょろ……そ、それをされると……帰れない……にょろろ」
キョン「…」
鶴屋「それじゃ! また明日さ!」
ハルヒ「はい」
キョン「おつかれさまです」
鶴屋「そうだキョン君!」
キョン「はい?」
鶴屋「キョン君にはキョン君のいいところがあるさ! 頑張れ!」
キョン「え? なっ、どういう」
鶴屋「じゃーねー!」
バタン
キョン「…」
ハルヒ「相変わらず元気な人ね。もうほんとに、先輩には見えないわ」
キョン「……そうだな」
ハルヒ「…」
ハルヒ「そうですか」
鶴屋「ハルにゃんの膝枕は気持ちよすぎて、時間を忘れてしまうのが欠点だねー」
ハルヒ「ふふっ、褒めてもらってるのかな?」ナデナデ
鶴屋「にょろ……そ、それをされると……帰れない……にょろろ」
キョン「…」
鶴屋「それじゃ! また明日さ!」
ハルヒ「はい」
キョン「おつかれさまです」
鶴屋「そうだキョン君!」
キョン「はい?」
鶴屋「キョン君にはキョン君のいいところがあるさ! 頑張れ!」
キョン「え? なっ、どういう」
鶴屋「じゃーねー!」
バタン
キョン「…」
ハルヒ「相変わらず元気な人ね。もうほんとに、先輩には見えないわ」
キョン「……そうだな」
ハルヒ「…」
361: 2008/05/05(月) 14:57:47.92 ID:ovD5Nui50
ハルヒ「……ねぇ、キョン君?」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「もう誰もこないかな?」
キョン「だろうな。俺も帰るぞ」
ハルヒ「キョン君」
キョン「だからなんだよ」
ハルヒ「こっちおいで?」
キョン「はぁ?」
ハルヒ「きなさい」
キョン「……なんだよ」
ハルヒ「ほら、キョン君も膝枕してあげる」
キョン「!? なっ、なにを言ってるんだ。いいよそんなの」
ハルヒ「たまにはいいじゃない。団長命令。ほら、早く」
キョン「…」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「もう誰もこないかな?」
キョン「だろうな。俺も帰るぞ」
ハルヒ「キョン君」
キョン「だからなんだよ」
ハルヒ「こっちおいで?」
キョン「はぁ?」
ハルヒ「きなさい」
キョン「……なんだよ」
ハルヒ「ほら、キョン君も膝枕してあげる」
キョン「!? なっ、なにを言ってるんだ。いいよそんなの」
ハルヒ「たまにはいいじゃない。団長命令。ほら、早く」
キョン「…」
363: 2008/05/05(月) 15:03:42.76 ID:ovD5Nui50
ハルヒ「……さすがに鶴屋さんよりは重いかな」
キョン「な、ならいいよ。退くって」
ハルヒ「もう、じっとしてなさいよ」
キョン「……こっ、こんなとこ誰かに見られたらどうするんだよ」
ハルヒ「誰も来ないわよ。それに、別に膝枕ぐらいいいじゃない?」
キョン「お前はよくても……普通の人は、そういうの気にするんだよ」
ハルヒ「普通の人には興味ないわ」
キョン「……俺だってその、普通の人に分類されるんだよ」
ハルヒ「キョン君はキョン君よ。普通の人とは、違うわ」
キョン「…」
ハルヒ「……ちょっとだけね」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「ほんのちょっとだけ、寂しくなったかなって」
キョン「…」
ハルヒ「おかしいわね。普通の人には興味ないのに」
キョン「…」
ハルヒ「……こういう関係も、悪くないのかな」
キョン「……さぁな」
キョン「な、ならいいよ。退くって」
ハルヒ「もう、じっとしてなさいよ」
キョン「……こっ、こんなとこ誰かに見られたらどうするんだよ」
ハルヒ「誰も来ないわよ。それに、別に膝枕ぐらいいいじゃない?」
キョン「お前はよくても……普通の人は、そういうの気にするんだよ」
ハルヒ「普通の人には興味ないわ」
キョン「……俺だってその、普通の人に分類されるんだよ」
ハルヒ「キョン君はキョン君よ。普通の人とは、違うわ」
キョン「…」
ハルヒ「……ちょっとだけね」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「ほんのちょっとだけ、寂しくなったかなって」
キョン「…」
ハルヒ「おかしいわね。普通の人には興味ないのに」
キョン「…」
ハルヒ「……こういう関係も、悪くないのかな」
キョン「……さぁな」
364: 2008/05/05(月) 15:08:11.88 ID:ovD5Nui50
ハルヒ「ねぇキョン君」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「……こっち向いてよ」
キョン「…」
ハルヒ「キョン君は、彼女とか……ほしい?」
キョン「……いらなくはないな」
ハルヒ「じゃあ彼女ができたら、ここから居なくなっちゃう?」
キョン「…」
ハルヒ「気にしないで。聞きたいだけ」
キョン「……状況にもよるだろうけど、辞めないとは……言えない」
ハルヒ「そっか」
キョン「……だけどな、ハルヒ」
ハルヒ「うん?」
キョン「俺は、今は絶対にここから離れたくないぞ」
ハルヒ「絶対?」
キョン「あぁ。今はなにがあっても……その、ハルヒの傍に居てやる」
ハルヒ「……SOS団、団員として」
キョン「それでもいい。なんでもいいから……その、お前は一人じゃないからな」
ハルヒ「……うん」
キョン「なんだよ」
ハルヒ「……こっち向いてよ」
キョン「…」
ハルヒ「キョン君は、彼女とか……ほしい?」
キョン「……いらなくはないな」
ハルヒ「じゃあ彼女ができたら、ここから居なくなっちゃう?」
キョン「…」
ハルヒ「気にしないで。聞きたいだけ」
キョン「……状況にもよるだろうけど、辞めないとは……言えない」
ハルヒ「そっか」
キョン「……だけどな、ハルヒ」
ハルヒ「うん?」
キョン「俺は、今は絶対にここから離れたくないぞ」
ハルヒ「絶対?」
キョン「あぁ。今はなにがあっても……その、ハルヒの傍に居てやる」
ハルヒ「……SOS団、団員として」
キョン「それでもいい。なんでもいいから……その、お前は一人じゃないからな」
ハルヒ「……うん」
365: 2008/05/05(月) 15:14:40.40 ID:ovD5Nui50
ハルヒ「……キョン君のバカ」
キョン「…」
ハルヒ「変なこと、言わないでよね」
キョン「お前が聞いてきたんだろ」
ハルヒ「……ねぇ、交代してもいいかな」
キョン「交代って?」
ハルヒ「だから、あたしにも膝枕。いい?」
キョン「……肩でもいいか?」
ハルヒ「うん」
キョン「…」
ハルヒ「……はぁっ」
キョン「…」
ハルヒ「だめだな。あたしも……まだまだ人間ってことかな」
キョン「当たり前だ。お前は完璧じゃないんだから……あまり、無理するんじゃない」
ハルヒ「……うん」
キョン「いいじゃないか普通だって。それだって、十分に楽しいと思えるかもしれないだろ?」
ハルヒ「…」
キョン「寂しいなら、その……お、俺はいつだって、ハルヒの支えになってやるから」
ハルヒ「……恥ずかしいこと、言わないでよ」
キョン「…」
ハルヒ「……キョン君の手、ゴツゴツしてて暖かいね」
キョン「……うん」
キョン「…」
ハルヒ「変なこと、言わないでよね」
キョン「お前が聞いてきたんだろ」
ハルヒ「……ねぇ、交代してもいいかな」
キョン「交代って?」
ハルヒ「だから、あたしにも膝枕。いい?」
キョン「……肩でもいいか?」
ハルヒ「うん」
キョン「…」
ハルヒ「……はぁっ」
キョン「…」
ハルヒ「だめだな。あたしも……まだまだ人間ってことかな」
キョン「当たり前だ。お前は完璧じゃないんだから……あまり、無理するんじゃない」
ハルヒ「……うん」
キョン「いいじゃないか普通だって。それだって、十分に楽しいと思えるかもしれないだろ?」
ハルヒ「…」
キョン「寂しいなら、その……お、俺はいつだって、ハルヒの支えになってやるから」
ハルヒ「……恥ずかしいこと、言わないでよ」
キョン「…」
ハルヒ「……キョン君の手、ゴツゴツしてて暖かいね」
キョン「……うん」
366: 2008/05/05(月) 15:18:59.90 ID:ovD5Nui50
ハルヒ「そろそろ帰ろうか。もう真っ暗だわ」
キョン「おう」
ハルヒ「ありがとう。ちょっとだけ、安心しちゃった」
キョン「ちょっとだけかよ」
ハルヒ「……わかってるくせに」
キョン「…」
ハルヒ「ねぇキョン君? 途中まで、手繋いで帰らない?」
キョン「…」
ハルヒ「あら、今日はブツブツ言わないのね」
キョン「嫌ならいいよ」
ハルヒ「もう、素直じゃないなぁ」
キョン「ほら、先行くぞ」
ハルヒ「待ってよ。……団長命令」
キョン「わかったよ」
鶴屋「……ふふっ。なんだかんだいっても、ハルにゃんも女の子なのさ!」
みくる「うわー……なにがあったんですかね? 部室で……はわゎ」
鶴屋「それはアレさ! えっと……禁則事項!!」
キョン「おう」
ハルヒ「ありがとう。ちょっとだけ、安心しちゃった」
キョン「ちょっとだけかよ」
ハルヒ「……わかってるくせに」
キョン「…」
ハルヒ「ねぇキョン君? 途中まで、手繋いで帰らない?」
キョン「…」
ハルヒ「あら、今日はブツブツ言わないのね」
キョン「嫌ならいいよ」
ハルヒ「もう、素直じゃないなぁ」
キョン「ほら、先行くぞ」
ハルヒ「待ってよ。……団長命令」
キョン「わかったよ」
鶴屋「……ふふっ。なんだかんだいっても、ハルにゃんも女の子なのさ!」
みくる「うわー……なにがあったんですかね? 部室で……はわゎ」
鶴屋「それはアレさ! えっと……禁則事項!!」
367: 2008/05/05(月) 15:25:12.94 ID:ovD5Nui50
普段大人しいってのは、その分不安定になっても表に出てこないってわけで
まあキョンがもっと積極的になれば、ハルヒも素直に幸せになれるのかなぁと
思いながらもそんなダメキョンがやっぱりハルヒには一番だったりもして
恐らくこれが最後の投下になりますかね。
多分今日はもう戻って来れないし、明日の夕方には三日ルールですし。
ハルヒにみえないハルヒも、たまにはいいかなぁとww
それじゃ。
ノシ
まあキョンがもっと積極的になれば、ハルヒも素直に幸せになれるのかなぁと
思いながらもそんなダメキョンがやっぱりハルヒには一番だったりもして
恐らくこれが最後の投下になりますかね。
多分今日はもう戻って来れないし、明日の夕方には三日ルールですし。
ハルヒにみえないハルヒも、たまにはいいかなぁとww
それじゃ。
ノシ
378: 2008/05/05(月) 17:02:40.96 ID:rZR7gxhF0
乙
引用: ハルヒ「ただいまキョン君」
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