963: 2012/04/12(木) 15:56:16.53 ID:9TPtleJr0


前回:P「律子を徹底的に無視する」

真美「はろはろ~! 双海真美、ただいま参上!」

P「……」

真美「おんや~? 兄(c)元気ないねぇ、もしかして嫌な事でもあった?」

P「……」

真美「あらら、これはソートーの重傷ですな→」

P「……」

亜美「おっはよ→。あ、兄(c)が居る! ちぇー、今日は亜美たちがワンツーフィニッシュだと思ったのにぃ」

P「ああ、亜美、おはよう。元気か?」

亜美「モッチロ→ン!! 元気百倍で今日も頑張っちゃうYO!」

P「ははは、いいことだ」

真美「あれ? 兄(c)、元気ないんじゃないの?」

P「……」

真美「……ぐっ、もしや兄(c)、なにか企んでるな!」

亜美「なになに? どしたの?」

P「なんでもない。それより、亜美、今日の予定だけど」
ぷちます!(14) (電撃コミックスEX)
965: 2012/04/12(木) 16:06:06.30 ID:9TPtleJr0
―――

亜美「えぇ!? 兄ちゃんから無視されてる?」

真美「うーん、なんかそれっぽい……」

亜美「うっそだー! 兄ちゃんがそんなことするはずないじゃん!」

真美「それは分かってるけどさ……」

亜美「うむむむむ……兄(c)にイタズラしたのがばれたんなら亜美も一緒に怒られるもんねぇ……」

真美「真美だけが悪いことした、ってことかな?」

亜美「胸に手を当てて考えてみたまえ! 証拠はアガってるんだぞ!」

真美「……す、すいやせん刑事さん! 実は、実は俺……
    ……とは言ったものの、うーん、やっぱりなんにも覚えがないなぁ」

亜美「……ティンときた! 真美、耳貸して!」

真美「なになに?」

亜美「んとさー、ごにょごにょごにょごにょ」

真美「……お? おおー!! さっすが亜美!! それなら兄(c)もビックリするね!」

亜美「よぉーし、善は急げだ!」

真美「合点!!」

967: 2012/04/12(木) 16:14:45.97 ID:9TPtleJr0
P「亜美ー? そろそろ仕事の時間だぞー」

亜美?「分かったー! 今行くー!」

P「……?」

亜美?「ん? どしたの兄(c)、亜美の顔になんか付いてる?」

P「……」

真美?「きっと亜美の顔があんまりにも可愛いからドキドキしてるんだね!」

亜美?「ふふふ、ラブいっしょー!」

P「……」

亜美?「さぁさぁ兄(c)、現場に急行だ! 恋の病じゃ仕事は休めないからね!」

真美?「ほらほら、どうしたのさ→」

P「……行くぞ」

真美?「えっ、ちょっと兄(c)? 亜美の方はどうするのさ!」

亜美?「まさか、育児放棄!? チクショー! 律っちゃんに言いつけてやるー!!」

真美?(実は亜美)(……まさか、入れ替えトリックがバレちゃった?)

亜美?(実は真美)(そんなはずない、はずなんだけどなぁ……)

968: 2012/04/12(木) 16:16:56.55 ID:no6UlG/e0
さすが敏腕P

969: 2012/04/12(木) 16:19:28.42 ID:9TPtleJr0
亜美「結局、途中で何回も入れ替わったけど……」

真美「兄(c)、真美の方だけずっとなにも言ってくれなかったね……」

亜美「むむむ、こりゃ重症ですな」

真美「……どうしよう、亜美……真美、なんかすっごいことやっちゃったのかな?」

亜美「って言っても、心当たりがないんじゃね→」

真美「……」

亜美「ヘコんでてもしょうがないっしょ→! 今は、どうやって兄(c)に無視をやめさせるかを考えなきゃ!」

真美「……でも、ずっと話しかけてくれないし」

亜美「大丈夫だって! どうせ明日になったらコロっと忘れていつも通りになってるYO!」

真美「……そうだね! ふふふ、兄(c)め、次は真美が無視してやるからな!」

亜美「そうそう、そのいきだ! 頑張ろー!!」

真美「おー!」

980: 2012/04/12(木) 17:06:12.10 ID:StedxpPDO
亜美「おはよ→」

真美「ございま→す」

P「……」

亜美「おーい、おはようってば」

真美「もしもーし?兄ちゃんやーい」

P「……」

亜美「むぅ」

真美「聞こえてないふりだYO!」

亜美「そっちがその気ならこっちにも考えがあるぜぇ」

真美「やっちまおうZE!」

千早(どっちも小学生か)

981: 2012/04/12(木) 17:11:20.17 ID:StedxpPDO
P「……」

亜美「シャチョさんシャチョさん、お仕事大変ね、マサージしたげるアルよ」

真美「アイヤー、肩も首もバキバキのコトよ」モミモミ

P「……」

千早(気持ち良さそうな顔しちゃって)

亜美「こ→こ→もこってますねぇ」コチョコチョ

P「…………ンブフッ」

真美「うぇっへっへっ、サービスするアルよ」モミモミコチョコチョ

P「ンッ……ンググ……プッ」

千早(仲のよろしいことで)

984: 2012/04/12(木) 17:17:38.31 ID:StedxpPDO
P「……」プルプル

真美「ちっ、効かない」

亜美「ふっふっふ、しかし抵抗しなければもっと凄いことしちゃうよ」

真美「凄いことって?」

亜美「ゴニョゴニョ」

真美「オッケー」

P「?」

亜美「……」コソコソ

真美「……せーの」コソコソ

亜美「フー」

P(こ、こいつら耳元で息を!)

985: 2012/04/12(木) 17:20:38.36 ID:StedxpPDO
真美「フー」

P「……」

千早(だらしない顔ね)

亜美「フッフッフー」

真美「兄ちゃぁん、返事して?」

亜美「亜美寂しいなぁ」

真美「返事してくれないとぉ」

亜美「んふふ~……チューしちゃおっかなぁ」

P「!?」

亜美「んー……」

真美「あ、ちょっと亜美……」

亜美「んっ……」

P「わかったわかった!!よせ、止めろ!」

亜美「……勝った」

986: 2012/04/12(木) 17:24:00.73 ID:StedxpPDO
P「お前らには敵わん」

真美「な、なんで聞こえてないふりなんかしたの?」

P「あぁいや、そろそろ二人にも落ち着きが必要かと思ってな」

P「一緒になって遊んだり構ったりしなきゃ大人しくしてるかと思ったら……益々元気になりおって」

亜美「兄ちゃんがどこまで我慢出来るか試してもよかったけどねー」

真美「家の前に落とし穴掘ったりね」

P「勘弁してくれ」

987: 2012/04/12(木) 17:29:47.67 ID:StedxpPDO
亜美「これに懲りたら亜美も真美も無視しないこと!」

真美「こと!765プロ五つの誓い!」

P「あぁわかったわかった」

ベシッ

P「いてっ?」

千早「デレッデレしてるとこ申し訳ないですけど、そろそろ仕事ですよ口リデューサー」

P「誰が口リデューサーだ」

千早「子どもに構われてニヤニヤしてるプ口リコンさん、行きますよ」

P「はーい」

亜美「帰ってきたら今度は兄ちゃん無視しちゃおっか」

真美「泣かしちゃうぜー」

P(何か嫌な予感がひしひしと)

おわる

988: 2012/04/12(木) 17:31:58.71 ID:5HGLFR3n0
よくやった乙!
これで全員終わったな!

989: 2012/04/12(木) 17:33:46.98 ID:xC8zhbto0

992: 2012/04/12(木) 17:41:32.19 ID:pxk3DBwn0
楽しかった

995: 2012/04/12(木) 17:46:41.15 ID:no6UlG/e0
しかしリレー作でよく続いたな

引用: P「アイドル達を徹底的に無視する」