1: 2008/05/31(土) 11:51:37.08 ID:lItlt2I40
翠星石「・・・なんのことですぅ?」
ジュン「別に何もしてないけど・・・寝ぼけてたんじゃないのか?」
雛苺「でもジュンの苦しそうな声でヒナ目が覚めちゃったのー」
ジュン「あー・・・昨日は暑くて寝苦しかったからなあ・・・」
雛苺「そっかあ。でも翠星石がジュンの近くにいた気がしたのー」
翠星石「・・・なに言ってるですぅ。翠星石はずっと鞄で寝てたですぅ・・・」
ジュン「・・・・・・」
真紅「・・・くんくん探偵の時間だわ」

5: 2008/05/31(土) 11:53:20.53 ID:lItlt2I40
翠星石「真紅、ちょっと」
真紅「・・・どうしたの?」
翠星石「気にならないのですか?真紅」
真紅「何のことかしら」
翠星石「雛苺が言ってたことですぅ」

8: 2008/05/31(土) 11:57:18.93 ID:lItlt2I40
真紅「そのことならジュンが言ったようにきっと雛苺が寝ぼけていたのだわ」
翠星石「本当にそう思うですか?」
真紅「・・・なんなの?」
翠星石「はっきりしないですねえ。どうせ想像はついてるですよね?」
真紅「あなたこそはっきり言ったら?」
翠星石「翠星石とジュンが、ってことですぅ」

10: 2008/05/31(土) 12:04:04.86 ID:lItlt2I40
真紅「・・・・・・」
翠星石「雛苺が言ってたことは本当ですぅ」
真紅「そう。昨日はジュンの布団で寝たのね」
翠星石「なにしらばっくれてるですか」
真紅「いい加減にしてくれないかしら」
翠星石「翠星石はジュンとXXXしたですよ」

13: 2008/05/31(土) 12:11:29.58 ID:lItlt2I40
真紅「・・・・・・」
翠星石「というか、してるですぅ。しばらく前から」
真紅「・・・・・・そう」
翠星石「契約して少し経ったあたりからですかねぇ」
真紅「そう」
翠星石「なに強がってるですか」
真紅「あなたこそ聞いてもいないことなにベラベラしゃべってるの?」
翠星石「自分だけと思わないことですぅ」
真紅「・・・・・・」
翠星石「・・・なんですか?・・・・・・まさか・・・真紅はジュンとしたことがなかったんですか?」

16: 2008/05/31(土) 12:20:01.27 ID:lItlt2I40
真紅「しなきゃいけないのかしら?」
翠星石「え・・・本当に・・・?・・・ジュンも何も言わないから翠星石もあえてそこは触れなかったですし、してて当然と思ってたですけど・・・へえ」
真紅「そんな目で見られてたとは思わなかったわ」
翠星石「四六時中同じ部屋にいてそうならない方がおかしいですぅ」
真紅「考えたこともなかったわ」
翠星石「嘘ですぅ。そういう願望がないわけないですぅ」
真紅「あなたの基準に私を当てはめないで。不愉快だわ」

20: 2008/05/31(土) 12:29:08.28 ID:lItlt2I40
翠星石「・・・ということはジュンの初めての相手は翠星石ってことになるですぅ!」
真紅「ジュンの口から聞いた訳じゃないんでしょう?」
翠星石「そうに決まってるですぅ!」
真紅「・・・ふぅ」
翠星石「・・・ムカつく野郎ですぅ!悔しいくせに!」
真紅「悔しいわ。私の負けよ。これでいい?」
翠星石「この・・・!翠星石とジュンは・・・・・・愛しあってるですよ!!」
真紅「!!」

22: 2008/05/31(土) 13:22:36.24 ID:lItlt2I40
翠星石「・・・ふふ」
真紅「・・・・・・」
翠星石「ショックですか。さすがに」
真紅「・・・愛・・・・・・」
翠星石「残念ながら事実ですぅ」
真紅「・・・あなたたちは・・・・・・」
翠星石「ん?」
真紅「あなたたちは・・・愛しあってるからそういうことをしようと思ったの・・・?」
翠星石「そういうことですぅ。自然な流れですぅ。そうなっちまったもんはしょうがねえですぅ。だって愛しあってるんですから」
真紅「愛しあって・・・」
翠星石「今日の夜証拠を見せてやるですぅ。翠星石の言葉に嘘がないことを教えてやるですぅ」
 
真紅「・・・・・・ジュン・・・」

30: 2008/05/31(土) 13:31:54.79 ID:lItlt2I40
翠星石「いいですか?はっきりいっとくですぅ。真紅は翠星石とジュンにとって邪魔なんですぅ」
真紅「邪魔・・・」
翠星石「そうですぅ。子供のチビ苺はともかく、真紅がいたら翠星石とジュンが落ちつかねえですぅ。ちょっかい出されたらたまったもんじゃねえですぅ」
真紅「そんな・・・」
翠星石「よーく肝に銘じておけですぅ。それじゃあ今日の夜を楽しみにしとけですぅ」

真紅「私は・・・ジュンにとって邪魔・・・?」

33: 2008/05/31(土) 13:34:53.97 ID:lItlt2I40
夕食
真紅「・・・・・・」
のり「あら、真紅ちゃん食べないの?」
真紅「あっ・・・いえ・・・いただくわ」
ジュン「なんだ食欲無いのか?」
真紅「・・・!・・・そんなこと・・・ないわ・・・大丈夫」
ジュン「無理して食うことないからな」
真紅「ええ・・・気にしないで」
ジュン「ならいいけどさ・・・」
翠星石「・・・・・・」

37: 2008/05/31(土) 13:41:05.16 ID:lItlt2I40
深夜
真紅「私はジュンにとって・・・気になって眠れない・・・翠星石・・・証拠って・・・」
翠星石「ん・・・ぅ」
真紅「!」
カチャ・・・
真紅「・・・・・・」
 
翠星石「どうですか?気持ちいいですか?ジュン・・・」
ジュン「あ、ああ・・・・・・」
 
真紅「―――――――――――」

39: 2008/05/31(土) 13:45:43.85 ID:lItlt2I40
翠星石「ジュン・・・ジュンは翠星石のことが好きですか?」
ジュン「なんだよいきなり・・・」
翠星石「いいから答えるですぅ」
ジュン「・・・ああ・・・好きだよ」
翠星石「翠星石が一番好きですか?真紅よりも?」
ジュン「なんなんだよ一体・・・」
翠星石「答えるですぅ!」
ジュン「・・・・・・」

44: 2008/05/31(土) 13:55:58.00 ID:lItlt2I40
翠星石「答えないと今日はここで終わりにするですぅ!」
ジュン「・・・・・・好きだ」
翠星石「一番好きって言うですぅ!」
ジュン「・・・・・・翠星石が・・・一番好きだ・・・・・・うっ・・・」

真紅「!!!!!」

翠星石「・・・ふふ・・・翠星石もジュンのことが好きですぅ・・・チュッ」

真紅「・・・・・・」
パタン

そうね・・・やっぱり私はきっと・・・

48: 2008/05/31(土) 14:02:02.83 ID:lItlt2I40
しばらくして
真紅「・・・・・・

ジュン・・・

よく眠ってるわね

・・・・・・

昼間、雛苺が昨日の夜の話をしたとき、え?って思ったわ

翠星石からあなたたちの関係を聞いたときもそう・・・信じられなかった

信じたくなかったの

さっきはもう、頭の中が真っ白になっちゃったわ

53: 2008/05/31(土) 14:04:44.99 ID:lItlt2I40
あなたと出会ったとき、失礼だけど女性に縁があるような人間とは思えなかったわ

暗くてわがままで気が利かなくて・・・

わからないものよね。そんな人を好きになるなんて

翠星石はあなたのいいところをもっとたくさん知っているのね

いつもわがままばっかり言ってごめんなさい。かわいくなかったわよね

そんな私を優しく抱っこしてくれた・・・

ここに来てから本当に楽しかった。幸せだったわ。長い時を生きてきた理由・・・アリスゲームのためじゃなくて・・・

ありがとう

翠星石を大事にしてあげて

79: 2008/05/31(土) 14:17:15.63 ID:lItlt2I40
翠星石の言ったとおり、私はあなたたちの邪魔になる

だってたぶん気持ちを抑えられないから。きっと二人を困らせるわ

そんな私が傍にいたら迷惑よね

人形の私が主の幸せを妨げるのはあってはならないこと・・・

・・・ジュン・・・

さよなら・・・幸せになってね」



翌朝
雛苺「おはよーなのー」
翠星石「おはようですぅ」
ジュン「はよ」
雛苺「ほえ?真紅は?」
ジュン「ん・・・そういえば鞄がないな」

91: 2008/05/31(土) 14:22:34.32 ID:lItlt2I40
シリアス路線でこのスレタイはミスったわ

109: 2008/05/31(土) 14:36:07.60 ID:lItlt2I40
のり「真紅ちゃん?私が起きた時は見なかったけど・・・」
ジュン「どっか出かけたか?書き置きくらいしてけよな」
雛苺「・・・ねえジュン・・・ヒナの指に・・・」
ジュン「これ・・・真紅の指輪か・・・?」

118: 2008/05/31(土) 14:41:11.33 ID:lItlt2I40
五日後
雛苺「真紅・・・どこいっちゃったの・・・?」
のり「無事だといいけど・・・」
ジュン「くそっ!」
のり「あっ・・・ジュンくんどこいくの?」


ジュン「見つけた・・・おい!ちょっと降りてきてくれ!」
水銀燈「あらぁ?真紅のとこのミーディアムじゃない。いつの間にアウトドア派になったのぉ?」
ジュン「真紅、知らないか?もう何日も姿が見えないんだ」
水銀燈「ふーん・・・私は知らないわぁ」

119: 2008/05/31(土) 14:45:37.31 ID:lItlt2I40
ジュン「・・・そうか・・・じゃあ別に聞きたいことがある。真紅がいなくなったと同時に雛苺の指に真紅の指輪がついてたんだ。どういうことかわかるか?」
水銀燈「あらぁ、それはミーディアムを介さずにドール間の力の受け渡しをしてるのねぇ。ミーディアムの力を分配するんじゃなくて、ドール自身の力を」
ジュン「ドール自身のって・・・」
水銀燈「・・・ローザミスティカね」
ジュン「・・・わかった。ありがとう助かった」
水銀燈「どういたしましてぇ」

水銀燈「あの子気づいたかしら・・・

もし、既に自分の力を持たない雛苺を稼動させるとしたらローザミスティカの全ての力を使う必要がある・・・

真紅・・・おばかさぁん・・・」

121: 2008/05/31(土) 14:54:18.85 ID:lItlt2I40

翠星石「ジュン、元気だすですぅ」
ジュン「・・・・・・」
翠星石「翠星石が慰めてやるですよ」
ジュン「そんな気分じゃない・・・」
翠星石「ご、ごめんなさいですぅ・・・」
ジュン「なあ、もしかしてお前なんか知ってるんじゃないか?」
翠星石「え?な・・・なにがです?」
ジュン「とぼけるなよ。真紅のことだよ。お前その話になると途端に黙りこくるじゃないか」
翠星石「・・・・・・」
ジュン「ほら」
翠星石「・・・きっと真紅は翠星石とジュンに気を使ってくれたです」
ジュン「何が・・・だよ?」
翠星石「みんなに秘密にしてることですぅ」
ジュン「・・・お前・・・真紅にばらしたのか!?」
翠星石「そうですぅ」
ジュン「なんでだよ!なんでばらした!」
翠星石「ばらす以前にチビ苺の発言でアウトですぅ。いい機会だったから翠星石とジュンの仲を真紅にみせつけてやったんですぅ!」

125: 2008/05/31(土) 15:04:54.50 ID:lItlt2I40
ジュン「・・・あの時の・・・なんであんなこと・・・」
翠星石「ジュンはあの時翠星石が一番好きだって言ってくれたですぅ!」
ジュン「お前が言わせたんだろ!」
翠星石「あれは嘘だったですか!」
ジュン「真紅はもう戻ってこないかもしれないんだぞ!」
翠星石「・・・ジュンが!ジュンがはっきりしないのが悪いんです!
なんでですか・・・なんでジュンはあんなに真紅にそっけなくされてるのにいつも気にかけるですか!
翠星石としてる時もジュンは時々真紅の鞄の方を見てたのを知ってるです!
普段からそうです・・・ジュンが真紅を目で追ったりして意識してるのが翠星石にはわかったです!
それなのに翠星石を拒まないで!ずっと・・・ずっと辛かったです・・・だから翠星石のことが一番好きだって言わせなきゃならなかったです!
一番になりたかった・・・真紅の・・・見てる前で・・・」
ジュン「この・・・馬鹿野郎・・・!」
翠星石「うっ・・・うう・・・」
ジュン「・・・ごめん・・・馬鹿は・・・・・・僕だ・・・!ちくしょう・・・ちくしょう!!」

126: 2008/05/31(土) 15:09:41.66 ID:lItlt2I40
数ヵ月後
ジュン「ただいま」
のり「あっおかえなさーい」
翠星石「ちょうどお茶がはいってるですよ」
ジュン「ん・・・ああ」

のり「真紅ちゃんがいなくなって大変だったけど・・・ジュンくんも学校にだいぶ慣れてきたみたいね」
翠星石「きっと家にいると思い出が蘇って辛いんですぅ・・・それにやっぱりどこか上の空ですぅ」

127: 2008/05/31(土) 15:13:08.01 ID:lItlt2I40
ジュン「・・・久々に稲妻のごときクーリングオフで業者どもを青くさせてやるかな」
雛苺「ねえ、ジュン」
ジュン「・・・うん?」
雛苺「あのね・・・ヒナ時々、真紅がすぐそばにいるような気がするのよ」
ジュン「・・・」
雛苺「それでね、ヒナ昨日ね、夢の中で真紅とお話したの」

129: 2008/05/31(土) 15:15:06.37 ID:lItlt2I40
ジュン「え・・・」
雛苺「ヒナは真紅にね、ジュンが真紅に会えなくて寂しがってるって言ったの」
ジュン「真紅と・・・」
雛苺「そしたら真紅はね、もし勝手にいなくなったことを許してもらえるなら、物置をのぞいてみてほしいって言ったの」
ジュン「・・・・・・」

132: 2008/05/31(土) 15:21:25.84 ID:lItlt2I40
物置
のり「物置に入るのも久しぶりねえ・・・何があるのかしら・・・」
翠星石「あっ!鏡の裏に何かあるですぅ!」

のり「これ・・・」
翠星石「真紅の鞄ですぅ・・・!」
ジュン「・・・・・・」
 
ガチャ
 
のり「あ・・・」

134: 2008/05/31(土) 15:32:47.29 ID:lItlt2I40
ジュン「あっ
・・・・・・・・・・・・・真紅・・・・・・・・・・・・・・
どこ行ってたんだよ・・・・・・
目え覚ませよ・・・
・・・しん・・・く・・・・・・
真紅――――――――――――――――――!!!!」
翠星石「真紅・・・起きやがれですぅ・・・!」

雛苺「真紅はね、これでよかったって言ってたの

アリスを目指すんじゃなくて、大好きなご主人さまに大切にしてもらうのがお人形としてのしあわせだって言ってたの
 
でね、最後にこう言ったの。時々でいいから――――」

抱っこしてちょうだい

~おわり~

135: 2008/05/31(土) 15:34:13.71 ID:LQUTJ8Mq0
( ;∀;)イイハナシダナー

141: 2008/05/31(土) 16:16:01.93 ID:sKo1aptD0
このスレタイでイイハナシになるとは思わなかった

142: 2008/05/31(土) 16:53:10.74 ID:XD0dca9N0
乙!

引用: 雛苺「昨日の夜ジュンと翠星石はベッドでなにしてたのー?」