ﾋﾟｯﾋﾟｯ…
『ヴァイオハザァードォ！！！』

｢うおっ！びびった！いきなりきめぇ声ですぅ！！｣


－このゲームには暴力シーンや
グロテスクな表現が含まれています－


｢ぼ…暴力に……グロテスク……ですか……で…でも…へーきですぅ！
翠星石は勇敢なんですから！なんてゆーか…ＯＫ牧場ですぅぅ！！｣

また懐かしいゲームを

｢とにかくゲーム開始ですぅ！まずはオープニングですね
…バカンスで無人島に行ったのび太達ご一行が
のび太の家に帰ってきたところから物語がはじまるですか｣

｢無人島でバカンスですかぁ…なんともうらやましぃ限りですぅ…。
とりあえずオープニングはサクサクすすめるですぅ｣

｢……えっ？何ですかこのメッセージ？…
『まっていたのは悪夢だった』…？？｣

｢またまた…大げさですぅｗきっと過剰演出なのですぅぅｗｗｗ｣

｢おっ、ドラえもんのうたが流れてきたです。
ほのぼのとしたオープニングですね♪しかしのび太の部屋の畳…枚数多すぎですぅｗ｣

｢さて、仲間と別れて帰宅の報告です。家に帰ると待っててくれる
人がいるってのはいいものですね♪｣

｢…階段を下りて、台所にっと。あ、ママがいたです…
……………へっ？｣

ｸﾞﾁｭ…ｸﾞﾁｬ…ﾊﾞﾘﾊﾞﾘ…

｢な、なんか赤いものが………ほ、ほげえええ！！！パパの…パパの生首ですぅっ！！｣

｢んぎゃああああああーーーーっ！！！
こ、今度はママがっ！口から血ぃ流して目ぇ見開いてるです！！
まさか……ママが…パパを…食べっ…！！！｣


ｳﾞｳﾞｫｫｵｵ…ｳﾞｵｵｵｵｵ！！


｢あわわわわ！うめき声をあげながらママがせまってくるですっ……！！｣

｢と、と、と、とにかく…にげ…にげるですぅうう！｣

｢机の反対側に回りこんで隙を見て……ええいっ！！強行突破ですっ！！
…ふうぅ…なんとか外にでれたですぅ……｣

｢！！？おへええええ！！！今度は血まみれの警官がっ！
うぎゃあああ！！！悲鳴がっ！ゾンビが人を喰ってるですーーっ！！｣

｢たっ、たっ、たまらんです！いっぺんストップするですぅっ！！｣

翠もちつけww

脱衣所でマガジン取ってけよ

｢はぁﾞ……はぁﾞ……な…なんですか…このゲーム…
おそﾞろﾞじずぎでずぅﾞぅﾞぅﾞ………もうやめようかな…｣

｢……いやいや！翠星石は勇敢なのです！このゲームを見事クリアし、
あとでちび苺にやらせてビビりまくる姿を見て大笑いしてやるですよ！ｗｗｗ｣

｢では…気を取り直して再開ですっ！…
うう…どこもかしこもゾンビだらけですぅ！｣

｢なんとかよけて…ひいっ！かまれたですっ！……ああ…ＨＰが減ってしまったです…
とっ、とにかくこれ以上かまれないように慎重にすすむですぅっ！｣　

｢…あ…学校です！……もしかして他の仲間たちもここに非難してるかも
しれねーです。早速探索してみるですぅ！｣

｢うええええ…またグチュグチュって聞こえたです…なんかリアルすぎですよぅ…｣

ﾜｵｵｵｰｰﾝ！ｸﾞﾁｬｯ…ｸﾞﾁｬｯ！！

｢ふげええええっ！！ゾ、ゾ、ゾンビ犬ーーーーっ！！！
ぎゃあああっ！！また人が喰われてるです！とにかくいそいで
校内に逃げ込むですぅぅーーーっ！！！｣

｢まったく…よく人が喰われるゲームですぅ……今昼間でよかったです…
もし夜中だったらと思うと…｣

｢あっ！のび太の友達がいたです！みんな保健室に集まってたですねっ！｣

｢しずかちゃんとジャイアンとスネ夫がいるです
ドラえもんは…いねーですか…まあともかく無事で何よりですぅ！｣

｢オリジナルのキャラも何人かいるみたいですね…
じじいとギャル男とジャリと女の子がいるですぅ｣

｢…なんかジャイアンが二人一組で探索するとか言い出したです。
みんなが好き勝手にチームを組み始めたですぅ｣

｢えーと残ったのは…うげー…じじいですか…まあこのさいしょうがないですねぇ…｣

｢はぁあ？なんですかこのじじい！？絶対外に出ない？ここで救助を待つ？
な…なんつーヘタレですかっ！！｣

｢ったく…結局一人でいくことになっちまったですぅ…
…まあいいです。なんか性格悪そうなじじいだったですし｣

｢連絡用の通信機をもらったです。それじゃあ、いざ出発うーっ！｣

｢……って、こらジャリ！トイレぐれー済ませとけですぅ！！
…えー！何でこっちが連れていかなきゃなんねーんですかあ！？
まったく…おいのび太！もっと反論しやがれですぅ！｣

｢うー…なんで乙女である翠星石が男子トイレなんかに入らなきゃならねーんですか…｣

｢しかもカメラアングルが真上からですからジャリのウ○コシーンが丸見えですぅ…
はぁ…最悪………｣

ｳﾞｵｫｫｫ…！

｢！！何ですっ！？…ゾッ、ゾンビっ！？しかも3体もいるですっ！
ひえええっ！来んなですぅ！ええい！こーなったらそっこーで撃ち頃すですぅ！！｣

ｽﾞｷﾞｭｽﾞｷﾞｭｰﾝ！…ﾊﾞｼｭｳｯ！

｢……ひぃ…ひぃ…ぜ…全滅させた…です。ふうっ…
ともかくとっととジャリを送り届けて今度こそ探索ですぅ！｣

｢…トイレにもいたですが校内はもっとたくさんゾンビがうろついてるです…
もー勘弁してほしーですぅぅ…｣

｢慎重に…慎重にかわしながら進んでくですっ…。
それにしても…ここの校長って盗撮趣味があったんですね…｣

｢…さらに校長室の中に｢更衣室のカギ｣なんてアイテムがあったですぅ
まったく、とんでもねー変態ですぅ｣

｢まぁ変態はさておき…探索、探索ぅ｣

…
……

｢まったく何とゆーか…慣れってこえーです…。ゾンビとか血とか見ても
さほどビビらなくなったです。少しは耐性がついたってことでしょうか…｣

｢とにかく探索も順調だしこのままどんどん進めていくですっ！｣

｢ん？悲鳴です！『ママーー！！』って聞こえたですぅ！
……あれ？この悲鳴ってたぶん…｣

｢ってゆーか、あんな悲鳴あげるのは一人しかいねーですっ！
とにかく悲鳴が聞こえた場所を探すです！｣

｢うーんと…どこですかぁ？………見つけた！あの部屋ですっ！突入ですぅ！｣

｢うおっ！スネ夫がゾンビに襲われてるですぅ！いますぐ助けるですよっ！！｣

ｽﾞｷﾞｭﾝ！ｽﾞｷﾞｭﾝ！ﾊﾞｷｭｳｰﾝ！！

｢めった撃ちですぅ！くらいやがれですぅぅ！！！｣

ｷﾞｬｱｱｱｱ！！

｢………やった！何とか倒したです！…よかったですぅ！｣

｢スネ夫は一緒にチーム組んでた女の子とはぐれちまったみてーですね…
女の子探しはスネ夫にまかせて探索再開ですぅ｣

｢保健室に戻ってきたです。じじいが相変わらずボーッとしてるですぅ。
ちったあ協力しやがれですヘッポコが｣

……

｢探索を続けてるうちに更衣室を見つけたです。さっき変態校長の部屋で
手に入れたカギで入るですぅ｣

｢更衣室内をくまなく探索…っと。ふぅ…ここに来る前に怪物が女子生徒を喰ってる場面に
遭遇したんでちょっとうつぎみですぅ…｣

｢でも何とか気分を切り替えないといけないですね。
さて、更衣室をでてさらに進むです｣

｢あ、スネ夫とはぐれた女の子がいたです！なんだ、スネ夫より先に見つけちまったですぅ。
てゆーかてんで役にたたねーですねあのマザコン(嘲笑)｣

｢…女の子と一緒に男の子がいたです。どうやら毒を持った生き物にかまれたみたいですね。
息も絶え絶えですぅ｣

｢女の子が言うには急いで血清をうつ必要があるみたいです。
よーし、すぐに探しにいくですぅ！｣

｢血清があるのは保健室って聞いたんで保健室へきたですぅ。中に入るです…
……まだいたですか、ヘッポコじじい｣

｢このおいぼれ、あれからまったく動いてねーみてーです…まるで置物ですぅ｣

｢こんなのの相手してるヒマねーんでスルーですぅ。血清はっ…と。…あっ、あったです！
これをもって急いでもどるですっ！｣

｢ふー、やっと戻ってこれたです…。男の子に血清をうって…これでひとまず安心ですぅ！｣

｢ん？コイツのび太に助けられたクセしてドジだのまぬけだの馬鹿だの…
なんか言いたい放題ですぅっ！！｣

｢まったく……のび太、お前ナメられすぎですぅ…まあ最後に一応勇敢だとか何とか
言ってたですが…ムカつくガキですぅ…！｣

｢女の子とクソガキを安全な場所にうつして探索再開です。
…なんかもうゾンビがただウザイだけの存在になったですぅ｣

｢すぐそばを通るとアﾞーアﾞー声をあげてイライラするですよ！
ウサばらしに撃ち頃しまくるですぅ♪｣

｢ゾンビをぶっ倒しつつ次の目的地の理科室についたですぅ。ドアを開けてっと…
うおおおお！！！｣

｢ひ…久々にビビったですぅう！！！長い舌に…緑色の体…｣

｢どうやらカメレオンの化物みたいですね！？やるしかねーようですぅっ！｣

｢くぅ…！コイツ動きが素早いですぅ！とっととくたばれですぅーっ！！｣

ｼｭｳｩｩﾝ…！

｢ええっ！？消えた！？周囲の色と同化したですかっ！？
こいつぁまずいです！とにかく逃げ回るです！｣

｢あっ！出てきた！これでもくらえですっ！！しかしほんとに動きがはえーです！
構えて引き金引いてる間にいっきに距離を詰められるですうっ！｣

｢この！とっとと氏ねですうう！！ああっ！？しまったですぅっ！！｣

｢ぐうっ…吹き飛ばされて壁にたたきつけられて絶体絶命ですぅ！！
わああっ！く、くるなで………ハッ！？お前は！｣

｢さっきのクソガキ！何しにきたです！とっとと逃げるですぅ！！｣

｢……ああっ！！お前なに化物の目の前にでていってるですか！！
…バカ！早く、早く逃げるですぅぅぅぅ！！｣


ｽﾞｷﾞｭｰﾝ！ｽﾞｷﾞｭｰﾝ！！ﾌﾞｼｬｱｱｯ！！！

｢………｣

｢……あのバカ……化物と……刺し違えやがったですぅ……｣

｢自分の命を犠牲にするなんて……カッコつけすぎですぅ…
氏んでしまったら……何にもならねぇですよ……｣

｢はぁ…ゲームとはいえ…味方が目の前でやられるのを
見るのはつらいですぅ…｣

｢…あれ、どうしたですかのび太？……！？座り込んじまったです！｣

｢さっきの化物にかまれた時に毒をもらっちまったんですねっ！？
厄介なことになったですぅ…！｣

｢んっ？誰か来たです……おお！さっきの女の子です。なんだかよく会うですね｣

｢ふむふむ……血清を探してきてくれるみたいですね。
プレーヤーキャラが交代したですぅ｣

｢この子は｢聖奈｣って名前ですね。女の子なのに勇敢ですぅ。
どこぞのチビ人間にも見習ってほしいもんですぅ｣

｢血清は保健室にあるから急いで持ってくるです！
あ、悲鳴ですっ！今度はだれですか…！？｣

｢ぎえええええ！！！じ、じ、じじいが……じじいが顔面を切り裂かれてる
ですぅぅぅーーーっ！！｣

｢はぁ…はぁ……翠星石は……結構このゲームに…耐性ついてきたと…思ってたですが…
これは……これはキツかったで…すぅ……はぁ…はぁ……っ…｣

｢いけすかねーじじいだったですが……こーゆーのを見ると…なんか哀れです……
成仏するですよ………さてと血清は…うわあっ！？｣

｢いきなり化物がでやがったですぅっ！さてはコイツがじじいを殺った奴ですねっ！？
じじいのかたきですっ！やああーーーっ！！｣

ﾊﾞｷｭｳｳｰﾝ！！

｢……化物も倒したし、血清も手に入れたし、あとはのび太の所に戻るだけですぅ。
急いで、急いで…おっ、発見！血清をうってのび太復活ですぅ！｣

｢学校探索はこの位にして…裏門のカギを開けて裏山に進むですぅ。
夜の山道は怖いですぅぅ……｣

｢なんか犬の遠吠えが聞こえてきたです…ひゃっ！いきなりゾンビ犬が出たですっ！
こいつら人と違って動きがはやいからうっとーしーことこの上ないですぅ！｣

｢とにかくうまくかわして進むです！……あっ、古びた建物があったです。
どうやら旅館みたいですぅ｣

難易度は低いが、結構怖いよな。このゲーム

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…

｢…ジャイアンから連絡が入ったです。どうやらあとから
ジャイアンとギャル男とジャリがこっちにくるみたいですね｣

｢今は一人でも多くの仲間が欲しいところですぅ。早く来てほしいですぅ
それはそうとしずかちゃんが化物を退治しまくってるみたいですね…｣

｢化物相手にビビりもせず銃も扱いなれてるみたいだとか言ってたです。
あのしずかちゃんが…人は見かけによらないとはまさにこの事ですぅ｣

……

｢…あれから、立ちふさがるゾンビをたおして、色んな仕掛けをといて、
なんとか大広間までたどりついたです…｣

｢お、ギャル男がいたです！久々の登場ですね………わわーっ！！上に怪物がっ！｣


ﾒﾘﾒﾘﾒﾘ……ﾌﾞｼｭｵｵｵｵｵｯ！！


｢うぎゃああああああ！！！ギャル男が……ギャル男がっ！！
胴体を真っ二つに引き裂かれたですぅぅぅっ！！！｣

｢うげえええ……！な…なんか…話が進むに…連れて…
残酷なシーンが……多くなってきたような…気がするですぅ……はわわ……｣

｢っと！そんな場合じゃねーです！ボーッっとしてるとこっちまでやられちまうですっ！
敵は…3体もいるですか！？分散させてなんとか1体ずつ倒すしかないですぅ！！｣

｢しかし…こいつらっ…！大きさは大した事ねーんですが動きがやたらとはえーですぅ！
とにかくこちらも動き回ってスキをつくしかねーですっ！！｣

ﾊﾞｼｭｳｯ！

｢よし！1体しとめたです！また逃げ回って…っと…しまった！？はさまれたですぅ！｣

｢あっあ！やられたです！ＨＰはっ………まだ大丈夫ですぅ！
ぐぐう…やっぱりあのスピードはやっかい極まりねーですぅっ！！｣

｢うまく操作して引き離して…回り込んで……くらうですぅッ！！｣

ﾊﾞｼｭ！ﾊﾞｼｭ！ﾌﾞｼｬｱｱｱｯ！

｢おおお！運良く2体同時に倒せたですっ！！
よっしゃあ！いくら強敵といえども翠星石にかかればこんなもんですねっ！｣

｢ギャル男…かたきはとったで……
うえええっ！？な、な、何で3体とも復活するですかぁっ！？？
ちぃっ…ＨＰもそんなに残ってないですし…だ、大ピンチですぅぅっ…！！｣

ﾄﾞｺﾞｵｵｵｵｵｰｰﾝ！！！


｢……わわっ！いきなり大きな音がしたと思ったら全部やっつけられてるですぅ！
ああっ！ジャイアンです！ジャイアンが助けてくれたですかっ！！｣

｢…ジャイアンが言うには、化物どもは強力な再生能力を持っていて
頭部を破壊しないと蘇ってしまうみたいですね…ったく、つくづく厄介な奴らですぅ…｣

｢なにはともあれ助かったです。ありがとうですジャイアン。
あっ、物置にジャリが隠れてたです｣

｢ジャリをジャイアンに連れて行ってもらってこちらはまた探索ですぅ。
無事でよかったなです、ジャリ。お前はギャル男の分まで強く生きるですぅ！｣

｢さて探索再開です。おおっ！本棚の奥に隠し通路があったです。さっそく先に進んでみるですぅ！｣

｢ウグッ！！アタマを噛み千切られた氏体がっ……！
…も、もう…こんなんじゃ…おどろかね…ですよ…｣

｢フゥーッ……隠し通路から出た後は、と……｣

ｽﾞｷﾞｭｳｰﾝ！

｢…銃声！？急いで聞こえた方に行ってみるです！………こっちですね……｣

｢！！！……あ……あ……｣

｢ド、ド、ドラえもんですっ！！
ようやく会えたですぅ！無事で本当によかったですぅぅっ！！｣

｢…ドラえもんはたしかオープニングでミーちゃんに会いに行ってたですね。
そのときに襲われちまって来るのが遅れたんですか…｣

｢まぁ、ともかくこんな危険な町からは一刻も早く脱出ですぅ！
…って、ええーっ！ポケットが壊れちゃったですってえーっ！？｣

｢ひみつ道具もぜんぶおしゃかになっちゃった…ですか……
ハァ……ガックシですぅ…｣

｢……ドラえもんは旅館を、のび太は再び学校を探索する事になったですぅ。
とゆーワケでまた学校に戻ってきたです｣

｢とにかくまだ調べてない所をかたっぱしから探索……｣


ｷｬｱｱｱｰｰｯ!!!

｢ハッ！悲鳴！？しかも女の子の声ですっ！！！｣

｢これは……聖奈の悲鳴ですねっ！？急ぐですっ！
いけ！のび太！マッハ100で駆け抜けるですぅぅぅ！！｣

｢見つけた！この扉の向こうですねっ！｣

ﾊﾞｧｧｧﾝ！

｢聖奈！！助けにきたですよっ！この化物がっ！
今すぐ退治してやるですっ！！｣

｢こいつさっきの化物と比べると動きがてんでおそいです！
ここは連続で銃弾を撃ち込んでやるです！くらいやがれですぅっ！！｣

ｽﾞｷﾞｭｽﾞｷﾞｭｽﾞｷﾞｭｰｰｰﾝ！！

｢よぉし！ぶったおしたですぅ！聖奈！ケガは……無いですね。
ホッとしたですぅ！｣

…
……

｢……あれから随分と時間をかけて探索して…
ようやく新しいエリアへと通じるエレベーターの起動に成功したですぅ｣

｢ここはどうやら地下坑道みたいですね…
学校の地下にこんなのがあるなんて…一体どうなってるんでしょうか…？｣

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…

｢…！連絡が入ったです。ジャイアンからですぅ。仲間たちと合流次第
こちらにむかう…ですか……りょーかいです。

…ってゆーか今度は前みたいにピンチの時じゃなくて
できるだけ早く来て欲しいもんですね…まあ、とにかく坑道をすすむですぅ｣

｢…あ、誰か倒れてるです！
…のび太の友達の…はるおですか。とりあえず話を聞くです｣

｢なんですって！？のび太達の知り合いに裏切り者がいて
化物達を意図的に送り込んでいる…！！？｣

｢そしてこの事件の黒幕は……外国の大薬品企業『アンブレラ』！！！
……いかんです…アンブレラから思わず金糸雀を連想しちまったです…｣

｢まあ金糸雀はわきに置いといて、一体誰が………｣


ｽﾞｷﾞｭｳｰﾝ！！


｢ひゃああっ！！はるお！…はるおが心臓を撃ち抜かれたですぅぅっ！！｣

｢ちぃっ！撃ったやつはどこに……どこにもいねーですぅ…もう逃げたですか…
はるお……成仏するです…｣

｢…しかし今さらながらで何ですがこののび太、めっぽう頭がキレるですねぇ…。
いつものドジでグータラなのび太とは大違いですぅ…｣

｢もしや映画補正とかがかかってるんじゃ…
まあ、そんなこと考えてもしょうがねーですね…先へ行くですぅ｣

……

｢幾多の罠をくぐり抜けてのび太はもうヘトヘトです…
でももうひと踏ん張りです！…たぶん。…おや、誰かが話してるですね…｣

｢あれは……出来杉です！！出来杉が通信機で誰かと話してるです！｣

｢なになに…戦闘データを取る…？証拠は残さず…？
…一体何の話をしてるですかっ！？｣

｢まさか、裏切り者って………出来杉の事！！？
とにかくこのままにしてはおけねーですぅ！！｣

｢やいやい！大人しくするです出来杉！！今の話聞いたですよ！！
お前は何をたくらんでやがるですうっ！？｣

ｽﾞｷﾞｭｳｰﾝ！！

｢ああっ！のび太が撃たれたっ！く…コイツ…ッ！
しっ、しかもクズとか言いやがったですぅ！！
ちくしょう！なんて奴ですかっ！！｣

｢うぅ…もう一度撃たれたらおしまいですうっ！
はっ！？上から何か落ちてきたです！｣

｢きゃあああ！！で、でっかい…でっかいクモですぅぅっ！！！｣

｢ああっ！出来杉がでっかいクモに攻撃されて穴の下へ落ちていったです！
と、とにかくこいつをやっつけねー限り先へ進む事はできそうにもねーですぅ！！｣

ｻｻｻｻｻｻ…！ﾌﾟｼｭﾙﾙﾙｯ！！

｢……こいつ、素早い…っ！その上糸を吐きやがるですっ！！
しかも…糸に絡めとられるとこっちの動きが鈍くなるですぅ！｣

｢ええいっ！早く取れろですぅ！！うわあっ！連続でくらったです！ぐうう…
ＨＰ！ＨＰはっ！……あああっ！あと残りわずかですぅ！！｣

｢化物めえっ！！こんな所でやられるわけにはいかねーんですぅぅっ！！
くらうですっ！うおおおおーーーーーっ！！！｣

ｽﾞｷﾞｭｽﾞｷﾞｭｽﾞｷﾞｭｳｳｰｰﾝｯ！！

ｽﾞｽﾞ…ｳｩﾝ…！！

｢……はぁ…はぁっ…なんとか…たおした……危なかったですぅっ……｣

｢まさに危機一髪だったですね！…出来杉の生氏が気になる所ですが、
とりあえず坑道探索再開ですぅ！！

｢…坑道内をさまよううちに石碑が3つ並んだところに出たです
なにやら丸いものをはめこむところがあるですね｣

｢そういえば途中でメダルを手に入れてたです。はめこんでみるですぅ｣

……ｺﾞｺﾞｫﾝ！

｢音がして石碑がずれたです！ずれた跡に見えているのは…
さらに地下へ通じる入り口ですか…｣

｢一体この学校の地下はどーなってやがるんですぅ…
こんなのが地下にあったらフツー気づくと思うんですが…｣

｢さらに地下へとおりた先は……研究所みたいですね…｣

……

｢研究所を探索してたら資料を見つけたです。
監禁室やらウイルス実験体やらに関して事細かに記述されているですぅ｣

｢…どうやらここでアンブレラの研究開発が行われていたのは
間違いなさそうですね。ですが…なんだか設定に無理がありますねぇ…｣

｢学校の地下にこんな広大な研究施設…まあそこがゲームなんでしょうけど…
とにかく探索続行…っと｣

…
………

｢ふうぅ…さすがに旅館の時よりマップが複雑になってるですぅ｣

｢複雑かつ広大なマップの移動と、あとからあとから沸いてくる化物の相手は
さすがに疲れるですぅ…ああ、また敵ですぅ…｣

ｽﾞｷﾞｭｰﾝ！…ﾊﾞｼｭｳｯ！

｢はぁ…これで何十匹目ですか…化物を倒したのは…もう…いい加減に……あれは！？｣

｢しずかちゃんです！いっきに目が覚めたですぅっ！！
でもなんでこんなところにしずかちゃんが…｣

………

｢ほうほう、ジャイアンからここと学校がつながってるって聞いたですか。
なにはともあれ再会できてうれしーですぅ！｣

｢…しずかちゃん、一緒についてきてくれてるです。仲良く並んで歩くシーンを見ると
さすが未来の夫婦…って感じですね♪｣

｢そういえばのび太、聖奈ともけっこーいい感じでしたね…
このままいくとドロドロの三角関係とかになったりして……ｗ｣

｢ああ…！二人の女をもてあそぶまさに最低男！！
人呼んで……プレイボーイのび太ですぅぅｗｗｗｗｗｗ｣

｢ｺﾎﾝ…妄想はこの位に……って、えええっ！！？｣

｢…ド……ドラ…えもん………なんで！！なんでですかっ！！？｣

｢『僕が用意したアトラクション』…？…言ってる事がさっぱりですっ…｣

｢………信じたくねーですが……今回の事件の黒幕は………ドラえもん！！｣

｢そして…しずかちゃんも…あと、出来杉も……その仲間だったというのですか！！？｣

｢クッ…まんまと騙されたですっ…｣

｢しずかちゃんも…出来杉も……ドラえもんも！
みんなのび太の仲間で…大事な友達です…！
この展開は…本当に…予想できなかったですぅっ……！｣

｢……あっ、ドラえもんがしゃべり出したです。
この研究所は…アンブレラの極秘軍事研究施設ですって！？｣

｢そしてＴ－ウイルスという、あらゆる生物を凶暴化させる
生物兵器の主となるウイルスにより…｣

｢ゾンビや化物達を作り出していた…それから…｣

｢それから……いや、もういいです。ドラえもん…！！しずかちゃん…！！
不本意ですけど……お前たち二人ともこらしめて！………えっ？｣

｢なんですって！！？ジャイアンが研究所のどこかに閉じ込められていて、
時間がたてば八つ裂きにされて殺されるぅっ！！？｣

｢……何て…何て卑劣な…！ゲームだとわかってても…
コイツらゆるせねぇですっ！！｣

｢でも…この状況じゃどうすることもできないです……
黙って相手の言いなりになるしかないなんて………くやしいですぅっ！｣

……

｢あの後ドラえもんはどこかに行ってしまって、のび太は
しずかちゃんに銃を突きつけられたまま奥の部屋に連行されたです…｣

｢…すごい量の研究用資料と器具ですね…
部屋の奥にはバカでっかいカプセルが置いてあるですぅ｣

｢『この部屋は最重要機密の実験を行っている場所』…ですか…
そんな所へ連れてきて一体どうしようと………
…！カプセルの前で止まったです｣

｢目の前の巨大カプセルの中を見るよう促されたですぅ…
これは……一体……？｣

｢ひいいぃいえええっっ！！！｣

｢か…か……かいぶ…つ……巨大な怪物が………
クワッ！と目を見開いているですぅぅぅ！！！｣

ﾄﾞｶﾞ！…ﾄﾞｶﾞｯ！……ｸﾞｼｬｯ！…

ｺﾞｵｵｵｵｵｵｫｫｫｫｫｫｫｵﾝ！！

｢あわわわ……カプセルを中からぶっこわして……怪物が出てきたですぅ！！｣

｢……！？こっちじゃなくて、しずかちゃんの方を向いてるです！
なんで…？…あああっ！！｣

ｻﾞｼｭｳｳｳｯ！！

｢ぎゃあああああ！！！しずかちゃんがっ…！おなかを貫かれたですううーーーっ！！
……………そ…即氏…………ですぅ……！！｣

｢あ…あああ……これで…三角関係の修羅場が見れなく……って！
んなこたぁどーでもいーですぅ！！｣

｢ゲームとはいえよくも未来の嫁をっ！許さんですっ！叩きのめしてやるですぅぅっ！！｣

｢それにしても…とてつもなくデカいです…のび太のゆうに3倍はあるですっ！｣

｢そして全身灰色で…左手にパワーショベルみたいなでっかいツメがついてて…
まさに最凶最悪の化物ですぅ！！｣

ﾄﾞｽﾝ！ﾄﾞｽﾝ！ﾄﾞｽﾝｯ！！
ｸﾞｵｵｫｫｫｵｵｵｰｰｯ！！

｢！！来たですっ！なっ…なんて威圧感…っ！…うわっ！！でっかいツメのついた左手を
振り回してきたです！！｣

ﾌﾞﾝｯ！ﾋﾞｭﾝｯ！！
ｻﾞｸｩｩｩｩｯ！！

｢ぎゃあああ！！くらったですぅっ！……あ、ああ…そんな……
一発くらっただけで…ＨＰが大量に奪われてるですぅぅっ！！｣

｢接近戦じゃ絶対に勝てねーです！ここはヒットアンドアウェーでいくですっ！！｣

ｽﾞｷﾞｭｳﾝ！

｢当たったですっ！すぐに離れて隙を見て……今です！くらえええっ！！｣

ｽﾞｷﾞｭｳｰﾝ！

｢よしっ！いい感じですぅ！！またすぐ離れてっ…！｣

…………ﾊﾞﾀｱｧｧﾝ！！

｢…へっ？？｣

｢な……なんだ……もう……おわり…ですか？
……なんとも…あっけなかったですぅ……｣

｢とにかく…今のがラスボスでしょうから、あとは脱出するだけですねっ！
ざまぁみろですカナ…いやアンブレラ！！でも……
なんか…やるせない気持ちですぅ……｣

｢しずかちゃん………いや！悲しんでるヒマはねーです！
ここから脱出ですぅ！！｣

｢…！？な、なんですか！？通路に出たらいきなりアナウンスが流れてきたです！｣

｢緊急用自爆装置が起動……解除することは………不可能！？｣

｢…ちょっ、まつですっ！ここ学校の地下ですよッ！！
メチャクチャなのもいいとこですぅっ！！｣

｢まったく…せっかくラスボス倒したってのにこっちまでやられちまったら
元も子もねーですぅ！…あれ？まだ流れてるです｣

～速やかに避難経路を利用し地下5階プラットホームに行き、列車で脱出して下さい～

｢………何とゆーか…さっきも言ったですが学校の地下ですよココは…
どんだけムチャ設定ですか……｣

｢まー設定に文句言ってもしょーがねーです。脱出あるのみ！！ですぅ！
…ん？のび太が通信機で誰かに連絡してるです｣

｢相手はスネ夫ですか。どうやら地下5階にある列車の確保と
あと、いつでも発車できるようにしておいてくれって事を伝えてるですぅ！｣

｢しかし……なんとゆーか、こいつら本当に小学生ですか…？
翠星石にはどーみてもどこぞの国の特殊部隊にしか見えないですぅ……｣

｢って、あ～！また脱線したですっ！もういろいろ突っ込むのはやめ！きりがねーですぅ！！
脱出！脱出！！……そういえば…！｣

｢ジャイアン！ジャイアンはどこですかっ！？急いで探すですぅ！！｣

｢…それはそうと黒幕のドラえもんは…まあとっくに脱出してるでしょうね…｣

｢まったく…ゲームとはいえ見損なったです…今度からお前の呼び名は
黒えもんに決定ですぅ！ネズミと一緒にヒゲダンスでも踊ってやがれですぅ！！｣

｢…気を取り直して行くです！………おおっ！エレベーター発見です！乗り込むですぅ！｣

｢エレベーターを降りて……あっ、お前はジャリ！！こんなとこにいちゃ
あぶねーですよぅ！早くみんなと合流するです！｣

……

｢…ジャリからジャイアンの居場所を聞いたです！
どうやら地下3階の監禁室に閉じ込められてるみたいですぅ！！｣

｢急いで現場にきゅーこうですぅ！事件は監禁室で起こってるのですーう！！
……………今のはちょっと後悔したです…｣

｢監禁室についたです！…あっ、ジャイアン！無事だったですか！？良かったですぅ！
えっ？……なになに？｣

｢た、大変です！扉の横にあるロックシステムを解除しないと
ジャイアンが化物の餌食になっちまうみたいですっ！！｣

｢ジャイアン！今助けるですっ！待ってろですうっ！
こんなの簡単に解いて……おやっ、左上になんか出てきたです…｣

｢えええっ！制限時間つき！？しかも…たった1分って……！？
この時間内に解除しないと…ジャイアンが……八つ裂きにされる……！？｣

｢とっ、とにかく速攻で助けるですっ！！｣

ｶﾁｯ ｶﾁｶﾁ ｶﾁｯ

｢むうぅ……ん…こうですか……？｣

ｶﾁｶﾁｶﾁ…ｶﾁ ｶﾁｶﾁ…

｢ああ…上手くいかねーです…時間は…あと43秒……｣

ｶﾁ ｶﾁ… ｶﾁｶﾁ

｢うう…どーしてそーなるですか！…………っ！｣

ｶﾁｶﾁ…ｶﾁｶﾁ ｶﾁｶﾁ…

｢あうううう！…んっ…時間はっ…27秒！もう30秒切っちまったですかっ…！｣
　
ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ…

｢ぐうう…なんで…なんでダメなんですぅっ！！｣

ｶﾁｶﾁｯ…ｶﾁ…　ｶﾁｯ…

｢あと…14秒……うう…ちっくしょぉお……！｣

ｶﾁ！ｶﾁｶﾁｶﾁ…ｶﾁｶﾁ！

｢……ジャイアンには…旅館で助けられた…恩がある……｣

－残り8秒－

ｶﾁｶﾁｶﾁ…ｶﾁ…ｶﾁｶﾁ…！

｢そして…っ！｣

－残り4秒－

ｶﾁｶﾁ…ｶﾁｶﾁｶﾁ…

｢のび太の…大切な仲間ですぅっ！！｣

ｶﾁｶﾁ ｶﾁｶﾁ！ ｶﾁｶﾁ…

｢だから…！｣

－残り3秒－

ｶﾁ！ｶﾁｶﾁｶﾁ…

｢だから……絶対に…！｣

－残り2秒－

ｶﾁｶﾁｶﾁ…ｶﾁ！ｶﾁｶﾁ…

｢絶対に…………っ！！｣

－残り1秒－

｢絶対に氏なせはしない！！………ですううぅーーーっっ！！！｣


ｶﾁｶﾁ………ﾋﾟｰﾝ！！


｢あ……あああ……｣

ｶﾞｼｬｯ！

｢や…やっ……た……やった！やったですぅぅぅ！！
ジャイアン救出大成功ですぅぅぅーーーーっ！！！｣

｢ジャイアン…本当に…本当によかったですぅ！！
…………………え？ありがとう『のび太くん』？？｣

｢ちょｗｗｗか、感動的なシーンでｗｗ不謹慎ですけどｗｗｗｗ
のび太『くん』ってｗｗｗｗお前普段はぜってー言わねーだろですぅｗｗｗ
ふ、腹筋が崩壊するですぅぅぅｗｗｗｗｗｗｗｗ｣

｢ひぃｗｗｗｗひぃｗｗｗｗのびｗｗｗｗのび太ｗｗ『くん』ｗｗｗｗｗ
ゲホッ……ゲホゲほッｗｗｗｗあーもう、思いっきり笑ったです！はぁ…はぁ……ｗ｣

｢ふー………ｗｗｗこんなに笑ったのはチビ人間のパソコンにあった
『パイOリ怪人デスミルクあけみ』とかいう名前の工口動画をこっそり削除した次の日に
奴がのたうちまわって発狂してたのを見た時以来ですぅｗｗｗｗｗｗ｣

｢まあ、それはともかく…ジャイアンはスネ夫達のところへ向かったです！
急いで後を追うですっ！｣

｢プラットホームがある地下5階へ通じるエレベーターの前まできたですぅ。
脱出まであと少し……！あ、アナウンスが聞こえてきたです！｣


～爆破5分前です～

｢5分！？……で、でもあとはこのエレベーターで地下5階におりて
電車に乗るだけです！よかった！脱出は何とか可能みたいですぅ！！｣

｢はやく…はやく…………やっとついた！あっ、スネ夫がいるです！
脱出用の電車はいつでも出せるみたいですぅ！｣

｢ふぅ…これでこんな物騒なところとよーやくおさらばできるですね…｣

｢黒えもんの行方がわからねーのが気がかりですが…
とにかくこれでひとまず安心ですぅ！はやく乗り込むとするで…｣


ｸﾞﾜｯｼｬｱｱｱｱｱｱｰｰﾝ！！！

｢えっ？………ひ、ひゃああああーーーっ！！！？｣

｢きょ、巨大怪物！！？コイツ…生きてたですかっ…！｣

｢…くっ…まあ…あの程度で氏ぬとは…さすがに思ってなかったですし…｣

｢それに、これだけ短い距離の移動だけで制限時間が5分も与えられているなんて
ゲームバランス的にもおかしいとは思ってたですぅ…｣

｢とにかく……ここで決着をつけてやるですっ…！！
さあ来いです！巨大怪物っっ！！｣

｢戦術は前回戦った時と同じ、ヒットアンドアウェーでいくですぅ！！｣
……まず一発当てて！｣

ｽﾞｷﾞｭﾝｯ！

｢すぐに離れるっ！とにかくこれの繰り返しで…｣


ｻｻｻｱｧｧｰｰｯ…ﾄﾞｽﾝ！ﾄﾞｽﾝ！ﾄﾞｽﾝｯ！！


｢えええっ！？なっ！？はっ、速すぎる…っ！？｣


ｸﾞｵｵｵｫｫｫｫｵｯ！！ ﾊﾞｼｭｯ！ｸﾞｼｬｱｯ！！


｢きゃあああああああーーーーーっ！！！｣

｢な…なんて奴ですかっ！！距離を詰めてくるときのスピードが
ハンパじゃねえですぅ！！はっ！？｣


ｸﾞｫｫｵ！ｺﾞｫｫｵｵｵ！！ﾌﾞﾝｯ！ﾌﾞﾝｯ！！


｢うわぁ！腕を振り回す速度もすさまじいですぅぅっ！！｣


ｽﾞｷﾞｭﾝ！ｽﾞｷﾞｭｰﾝ！！

ｳｫｵｵｵ！ｸﾞｫｵｵｵ！！ﾊﾞｼｭｯ！ﾊﾞｼｭｯ！！


｢ぐっ……ううっ…！｣

｢はぁ…はぁっ…一発当てるのに二発も三発ももらってたら持たないですっ！｣

｢ああああっ！？もうＨＰが限界です！！あと一発でもくらったらっ…！！｣


ｺﾞｵｫｫｵｵ！！ﾌﾞﾝｯ！ﾋﾞｭﾝｯ！

ｸﾞｵｵｫｫｫｵｵｵｵｰｯ！！


｢うああああああ！！万事休すですぅぅーーーっ！！！｣

｢……？あ、あれ…？いきなり画面が止まったです｣

｢あっ！スネ夫！？何しに来たです！はやく隠れて……！
えっ！列車の中で武器を見つけたですって！？｣

｢これは………ロケットランチャー！！これでアイツをぶっ倒せるんですねっ！｣

｢ＧＪですぅ！スネ夫！いつだったかマザコン(嘲笑)とか言ったのは
取り消してやるですぅ！！さてと…！｣

｢よくもさんざん好き勝手やってくれたですね巨大怪物！！
こいつでこっぱみじんにしてやるですぅぅーーっ！！｣

ｸﾞｳｵｵｫｫｵ！ｺﾞｫｫｵｵｵｵ！！


｢こっちのＨＰはすでに限界…一発でも食らえばそこで終わりですぅ…！｣

｢フェイントをかけて！距離を稼いでっ……｣


ｵｫｵｵｵｵｵ！！ｸﾞｵｫｯ！？


｢隙ありぃ！くらうですぅっ！！｣

ﾄﾞｺﾞｵｵｵｵｰｰｰｰｰﾝ！！！！

ｸﾞｷﾞｬｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｯ！！！！


………

｢あ……あれれ……？い…一発で……？？｣

｢……………｣

｢……なんともまー……あっけなかったですね……前回以上に拍子抜けですぅ……｣

｢そ、それはともかくっ！うおおおーーっ！！やったですぅぅっ！！
翠星石は見事に悪を打ち倒したですぅぅーーーっ！！！｣

｢ただいまーっ！｣

｢ひゃああっ！？ジュ、ジュンが帰ってきたですうっっ！！｣

エンディングを見れない翠ｗｗ

｢急いでコンセントを抜くですぅぅ！！｣

ﾌﾞﾂﾝｯ！

｢ホッ…これで大丈夫ですぅ…｣

｢ふーやれやれ、久しぶりに歩き回ったんで疲れたな…｣

｢お、おかえりですーう♪早かったですねぇ♪｣

｢用事が早く済んだんでな。さてと…｣

｢いきなりゴソゴソと…なにか探しものですか？｣

｢ふっふっふ…ジャーン！｣

｢ああっ！それは隠しカメラっ！！？｣

｢留守の間に何か悪さするだろーと思ってな。証拠を取るために
仕掛けておいたんだよ｣

｢えﾞ？…ってことは、もしかして今までこの部屋で起こったこととかは…｣

｢ああ、ぜんぶ映ってんぞ。ちょっと巻き戻して見てみるか｣

｢…………｣


ｿﾛ～ﾘ…ｿﾛ～ﾘ……

『 ｢ふー………ｗｗｗこんなに笑ったのはチビ人間のパソコンにあった
『パイOリ怪人デスミルクあけみ』とかいう名前の工口動画をこっそり削除した次の日に
奴がのたうちまわって発狂してたのを見た時以来ですぅｗｗｗｗｗｗ｣ 』


｢なん…だと…？｣

｢……｣

｢さ～て、翠星石は散歩にでも…｣

｢まてい｣

｢………はい｣

｢僕の…………僕の『デスミルクあけみ』を消しやがったのは
てめーだっかのかああああーーーーーーーっ！！！｣

｢ひゃあああっ！？おっ…おちつくですぅっ！！そっ…そーですっ！他にあけみって名前の
動画があったですから、それを落としておいてやったですぅぅ！！｣

｢ほほう…どれどれ…………『明美豪三郎 ～ﾑｷﾑｷHOMO天国～』｣

｢………………｣

｢あ、そんなにうれしかったですか？｣

｢うんぎゃほげあらほげはぼきゃほひはああああーーーーー！！！｣

｢うおおおっ！！なっ、なんですうううっ！！？｣

｢でめﾞえﾞえﾞえﾞ！！よりによってこんなこ汚ねーもん
落としやがってﾞえﾞえﾞえﾞえﾞえﾞ！！！！｣

｢いや～…その、同じ『あけみ』って名前だから別にいいんじゃないかなー…と｣

｢ぜってーワザとだろ……｣

｢ハイ(即答)｣

……ﾌﾟｯﾂﾝ！

｢うおおおおおーーーーっ！！オレのデスミルクを返せ！！
爆乳を返せえええーーーーーーーーーーーーーーーーーっ！！！｣

｢いや～ん♪ヘルプミーですぅぅぅ～♪♪♪｣

ﾄﾞｺﾞｫｰﾝ！！ｸﾞﾜｯｼｬｰﾝ！！
ﾊﾟﾘｰﾝ！ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ……！！


食器が乱れ飛び家具が宙を舞う…

今日もとっても平和(？)であったとさ

めでたしめでたし


｢ですぅ♪｣

｢めでたくねﾞえﾞえﾞえﾞえﾞーーーーーーーーっ！！！｣



完

>>1乙！！

いやーん♪で不覚にも萌えた

乙ー

ようやく終わった！
さて寝るとするかな