598: 2014/04/15(火) 22:03:51 ID:Hv11rYYY

【ジョジョ】カーズ「ワンパンマン?」【前編】
【ジョジョ】カーズ「ワンパンマン?」【中編】



100年前・・・

ビシィイイッ

DIO『・・・!』ビキビキ バキバキ ビギ…

ベキ バゴッ!

バキィアアアアッ!!!!

DIO『ッ・・・!!!』

DIO⦅まずい・・・!!このままではッ!このままではッ!!!⦆

DIO⦅脳が割れる・・・!!割れてしまうッ!!このDIOが!!!!⦆

ビキビキ バキッ

DIO⦅脳だけでも・・・脱出!しなくてはッ・・・⦆ビシビシビシ
ジョジョの奇妙な冒険 第9部 ザ・ジョジョランズ 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

599: 2014/04/15(火) 22:07:23 ID:Hv11rYYY
DIO『』グパァ…

ドゥルンッ

脳DIO『』ベチャァ!!!

脳DIO⦅に、逃げなくては!!⦆ズルズルズルッ!!

承太郎『ん?』チラ

脳DIO『』ビクッ

承太郎『・・・』

承太郎『気のせいか』クル

脳DIO⦅・・・⦆ドキ ドキ

脳DIO⦅このままでは駄目だ・・・すぐに再生しなくては⦆ズルズルズル…

600: 2014/04/15(火) 22:13:53 ID:Hv11rYYY
DIO(あれから100年・・・再生に何十年もかかった・・・)

DIO(ジョースターの血筋め・・・このDIOをどこまで苦しめれば気が済むというのか)

DIO(プッチはとうの昔に氏に・・・承太郎も氏亡したが、ジョースターの血筋は未だに・・・)

DIO「世界の頂点に立つには!!どんなものでも!利用できるものは何でも利用する・・・それがこのDIOの生き方!!」

DIO「この『怪人協会』はこのDIOにとって踏み台に過ぎぬッ!!ヒーロー協会とジョースターの血筋を滅ぼした後はこのDIOが頂点!全生物全スタンド使いをブッチ切りで超越するッ!!」ドォーーーーン

カーズ「・・・」

カーズ「」プッ

DIO「!」

カーズ「頂点は常に1人・・・吸血鬼ごときが何をほざくかァ」

DIO「何・・・?」

602: 2014/04/15(火) 22:21:27 ID:Hv11rYYY
DIO「・・・」

DIO「・・・どうやら果てしなく残念な勘違いをした屍生人のようだが・・・」

DIO「少しでも『弊害』になる可能性があれば、全力で叩き潰すッ!!」ドン!!!

カーズ「ほう・・・」

DIO「ザ・ワールド!!!」ドギュウウウウウウン

カーズ「・・・?」

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァアーーーーッ!!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォォオオオッ!!!!

カーズ「ッ!?」ドグアアアッ

カーズ「ぐ・・・」バッ

クルン

カーズ「」ズザザザザザザザザ…

603: 2014/04/15(火) 22:25:27 ID:Hv11rYYY
カーズ「・・・!?」

DIO「フン!」クイッ

DIO(反応できなかったところを見ると・・・やはりスタンド使いではないようだ)

DIO「クク・・・」

カーズ「・・・」

バギァアッ!!!

カーズ「・・・!?」

カーズ「」メシ メシ

カーズ(何・・・!?)

カーズ「」タンッ!

604: 2014/04/15(火) 22:28:30 ID:Hv11rYYY
フワリ

カーズ「」スタッ

カーズ「・・・!」ギロ

DIO「」ニヤニヤ

カーズ(10m程度は離れていたはずだが・・・)

カーズ「チッ」ダンッ!!!

DIO「来るかッ・・・このDIOがやるッ!!!」ダンッ!!!

DIO「」ブウン!

DIO「亀を砕くように頭蓋骨を陥没させてくれるッ!!」ギュアッ!!!

カーズ「」ニヤ

605: 2014/04/15(火) 22:30:23 ID:Hv11rYYY
ズブッ!!!

DIO「え・・・」ズブォォオッ

DIO「・・・!?」

ズズ…

DIO「な・・・」ズブズブズブズブ

カーズ「・・・」

ペロォ

DIO「!」ゾクッ

DIO「」バッ ズボォ!

DIO「貴様!」バッ スタッ

606: 2014/04/15(火) 22:35:16 ID:Hv11rYYY
DIO「一体何をしたッ!まさかスタンド・・・」

カーズ「飛び退いたのはいい判断だ」ペロ…

DIO「・・・」

カーズ「これでようやく理解できたかァ?俺が・・・屍生人などではないことが」コキッ

DIO「・・・」

カーズ「だ・か・ら、言ったのだ・・・吸血鬼『ごとき』となァ」

カーズ「貴様はただの食料でしかない」ザッ! ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

DIO「・・・!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「丁度夕食を食べていなくてな・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「・・・食べていいか?」ニィ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

607: 2014/04/15(火) 22:39:43 ID:Hv11rYYY
DIO(少し・・・理解できた)┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

DIO(コイツは吸血鬼を食料とする別次元の生命体)┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

DIO(しかも・・・細胞1つ1つが消化液を出し、体全体で捕食する・・・!触ればお終いか)┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

DIO(もしかすると・・・石仮面を作ったのもコイツか?食料を・・・吸血鬼を作るために?) ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「」ザッ

DIO「・・・!」ジリ…

カーズ「恐怖したな・・・この俺に恐怖を抱いただろう」

DIO「貴様ァッ!!!」ドギュウウウウウン

DIO「無駄ァアアーーーーーーーーーーーーーッ!!!」グアッ!!

カーズ「・・・」グオオオオオオオオオオ

608: 2014/04/15(火) 23:06:51 ID:Hv11rYYY
カーズ「」クイッ

スカアッ

DIO「!?」

カーズ「ヌウ・・・少々貴様、アドレナリンがキツいぞォ」ニヤ

DIO「なッ・・・」

カーズ「吸血鬼の構造は俺が一番理解しているのでなァッ!!」ヒュ

ザン!!!

DIO「うぉッ・・・」ブシュ!!

カーズ「」シュ!

DIO「ぐおああッ」ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!

609: 2014/04/15(火) 23:11:17 ID:Hv11rYYY
DIO(駄目かアッ!!)ブシュウウウウウ

DIO「と・・・」ガクガクガク

DIO「時よ止まれェェッ!!!」ドォォオーーーーーーーーーーーン!!!

カーズ「」ピタッ

DIO「く・・・」ガクガクガク

DIO「WRYY・・・!!」ググググ

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッッッ!!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォォオオッ!!!!

カーズ「」ドギュォオンッ

ドザァア!!!

DIO「」チャッ!!

611: 2014/04/15(火) 23:24:51 ID:Hv11rYYY
DIO「」バッ!!!

ナイフ「」バァァアーーーーーーーーーーーーーーン!!!

DIO「そして時は動き出す・・・」

カーズ「」ハッ

ナイフ「」ヒュヒュヒュン!!!

カーズ「何――」

ザグザグザグザグッ!!!!

カーズ「ヌウウ!!!」ブシュ!

DIO「WRYYYYYYYYYY!!!このDIOに敵う者はいないことが証明されたッ」

カーズ(何だ・・・!?何が起きた!?)

613: 2014/04/15(火) 23:28:28 ID:Hv11rYYY
>>610
氏んでるので出ません。あとジョースターの血筋も出ません



カーズ(いきなり目の前にナイフが出現した・・・!)

カーズ(空間転移か?まさか・・・ナイフを俺の目の前に転移させた?そんな馬鹿なことが・・・)

カーズ「チッ・・・」

DIO「!」

ズズ…

ズブズブズブ

DIO(ナイフまで吸収できるのか・・・)

カーズ(早く決着をつけなくては!!)

カーズ「」コオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

DIO「!」

615: 2014/04/15(火) 23:31:26 ID:Hv11rYYY
DIO(波紋!?)

カーズ「地面を伝わる波紋ッ!!!」バリッ!!

DIO(心配はない!波紋が伝わる前に時を止めるッ!!!)

DIO「ザ・ワールド!!」ドォォーーーーーーーーーン!!

カーズ「」ピタッ

DIO「触っては駄目・・・しかしその未知なるパワー!気に入ったぞ・・・そこで!!」

DIO「」ジャッ!!

注射器「」バァァーーーーーーーーーーーン!!!

DIO「これで血をもらうことにするかァッ!!!貴様のパワー、貰い受けるッ」バッ

ブンッ!!

616: 2014/04/15(火) 23:33:14 ID:Hv11rYYY
ザクザクザクッ!!!

DIO「そしてェエエエエエエ!!!!!」グン!!

チューーーーーーーーーーーーーーーーーーッ

ピッ!

DIO「手に入れたぞォ!貴様の血!!」バァアーーーーーーーーーン

DIO「これで俺は次なる段階へと進化する!!」グサァアッ!!!

カーズ「」ハッ

DIO(!)

DIO(時が動き出したか・・・)

カーズ「貴様!また何か・・・!!」

DIO(だが)

617: 2014/04/15(火) 23:35:19 ID:Hv11rYYY
DIO「」グッ!

チュウウーーーーーーーーッ

カーズ「!」

カーズ「そ・・・その注射器は」

DIO「フフ・・・フフフ」

カーズ「」ダッ!!!

DIO「フハハハハハハハハハ!!!ザ・ワールド!!!」

ドォオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!

DIO「スガスガしい・・・実に!!何十秒でも時を止められそうだ・・・!!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

624: 2014/04/18(金) 21:07:49 ID:3X5kstjE
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」ドガァァアアアアッ!!!

DIO「20秒経過・・・そして時は動き出す」

カーズ「」ハッ

カーズ「ぐぶおおおおッ」ズガガガガガガガガガガガガ…

カーズ「く・・・」グググ ダン!

DIO「時よ止まれェッ!!!!」ドォオオーーーーーーーーーーン!!

カーズ「」ピタァ

DIO「クク・・・クククク・・・素晴らしい!インターバルは約1秒ッ!1秒間のみィ!!」

DIO「何十秒も時を止め、相手には1秒しか時を与えぬ・・・クククッ、やはりこのDIOが頂点!!!」

DIO「さて・・・」

625: 2014/04/18(金) 21:10:25 ID:3X5kstjE
DIO「そろそろ攻撃しなくてはなァ~~!」キッ

バッ!

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」ガガガガガガガガガガガガガガガガガ

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」ガガガガガガガガガガガガガガガガガ

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」ガガガガガガガガガガガガガガガガガ

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」ガガガガガガガガガガガガガガガガガ

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」ガガガガガガガガガガガガガガガガガ

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」ガガガガガガガガガガガガガガガガガ

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!」ガガガガガガガガガガガガガガガガガ

DIO「無駄無駄ァァアアアアッ!!!!」ドッガァァァァアアアアアアア!!!!

DIO「時は動き出す!」シャッ!!

627: 2014/04/18(金) 21:13:42 ID:3X5kstjE
カーズ「」ハッ

DIO「」グオッ!!!

カーズ「」シャ!

ドガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!

ズガッ ズガッ ガイン ドガァ!!

カーズ「」ヒュ

DIO「!」ズバッ!!!

DIO(ザ・ワールドの腕を・・・!)プシュ!

DIO(いや、切り落とされてはいない!!!)

カーズ「」スッ

628: 2014/04/18(金) 21:16:07 ID:3X5kstjE
カーズ「」ザムザムザムザム!!!

DIO「!!!」

カーズ「」バシュシュシュシュシュッ!!!

DIO「KUAッ!!」サッ!

羽「」スカッ

ドカカカカカカカッ

DIO「・・・」

DIO「フン!俺に当たらず壁に当たってしまったなァ!惜しい惜しいィ!!」

カーズ「ほう?」

DIO「!」

629: 2014/04/18(金) 21:18:22 ID:3X5kstjE
カーズ「」ニヤニヤ

DIO(何だ・・・!?この不敵な笑みは!?)

DIO(まるで下にトラップでも張っているかのよう・・・!早く時を止めてとどめを!!)

壁「」ビシィイッ

DIO「」ハッ

壁「」ブシュッ シュワワワワワワ…

DIO(何が・・・)

壁「」ドバァァン!!!

DIO「!」

ドブアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!

630: 2014/04/18(金) 21:20:23 ID:3X5kstjE
DIO「ムオオオッ!!」ボフワァァァァァ

DIO(消火器かッ!壁に収納されていた消火器を羽で・・・!!)ザザッ

カーズ「」シャッ

DIO「!」

ズバッ!!!

DIO「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウ

DIO(く、首を!!!)

カーズ「チッ・・・外したか」

カーズ「波紋ッ!!」コオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

DIO「・・・!!」バリバリバリ

631: 2014/04/18(金) 21:23:00 ID:3X5kstjE
DIO「ザ・ワールド!!と、時よ止まれッ!!!」ドォオーーーーーーーーーーーン

カーズ「」ピタッ

DIO「WRYYYYYYYYY!!!」ダンッ!!!!

天井「」バギァッ

ガラガラ…

DIO「あの怪物を頃すには・・・!!このDIOやザ・ワールドでは決め手に欠ける!!!」タンッ タンッ タッ

ズザザッ

DIO「だが、これがあればッ!!!」

ダッ!!

ガシィイッ!!

632: 2014/04/18(金) 21:25:58 ID:3X5kstjE
DIO「」ググッ!!!

DIO「もうじき時は動き出す・・・30秒は経過したッ!!」グッ グッ

DIO「時が動き出した時!!それが貴様の最期だァアアーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

ダンッ!!!!

グオオオオオオオオオ…

DIO「タンクローリーだッ!!!!!!!!!!」ブンッ!!!







ドッッグァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!

633: 2014/04/18(金) 21:31:19 ID:3X5kstjE
カーズ「」ハッ!

天井「」ドグァアアッ!!!!

カーズ「何ッ・・・天井が!!」ジャキ!

スパパパパパパパパパパパパ

瓦礫「」バグァアアッ

ガラガラガラガラガラ バラバラ

DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」バッ

カーズ「!」シャッ

DIO「もう遅いッ!脱出不可能よォッ!!!」グア!!

ドガァァァァアアアアッ!!!!

634: 2014/04/18(金) 21:50:28 ID:3X5kstjE
カーズ「ム・・・」グググググ

カーズ「ムムムウウウウウウウウ!!」ググググググググググググググググ

DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァアーーーーーーーーッ!!!!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

DIO「無駄無駄無駄無駄・・・・」ハッ

DIO(・・・え?)

DIO(気のせいか・・・屋上が近い?)

DIO(まさか・・・)

DIO(『持ち上げられて』いるのか?)ドクンッ

カーズ「」グッ

DIO「!」グアッ

635: 2014/04/18(金) 21:55:35 ID:3X5kstjE
カーズ「軽いな・・・」クイ

DIO「な・・・!!!」グググ

カーズ「片手で持ちあがるぞこんなもの・・・」クイ クイ

DIO「・・・!!!」

DIO「ば・・・」

DIO「化け物がァアアアッ!!!!」

カーズ「」ブンッ

タンクローリー「」ギュアッ!!

DIO「ぐあッ!?」ダァン!!!

タンクローリー「」ギュン!!!!

636: 2014/04/18(金) 21:57:51 ID:3X5kstjE
DIO(ば、馬鹿なァアアッ!!!投げ飛ばされるとはッ)

タンクローリー「」ポォォーンッ

DIO「クソがァアアアッ!!!」ギギッ

ダンッ!!!

DIO「」バッ

カーズ「」ヒュン

DIO「!」

カーズ「フフフ・・・」バサッ バサッ

DIO「つ・・・翼」

カーズ「とり頃してくれるわッ!!」ギュン!!!!

638: 2014/04/18(金) 22:10:27 ID:3X5kstjE
DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」バッ!

カーズ「RRRRRYYYEEEEEEEEEEEE!!!!!」バッ!!!

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

DIO「ぐううッ!!脳が・・・」ガクッ

カーズ「」バチバチバチッ

DIO「!」

カーズ「」コオオオオオオオオオオオオオオ… バリバリバリバリ

639: 2014/04/18(金) 22:14:27 ID:3X5kstjE
カーズ「」バチバチバチバチバチバチ

DIO「や、やめろ!考え直せ!!」サッ

カーズ「・・・」バチバチバチ

DIO「怪人協会に・・・いや、このDIOに味方すれば!保障する!このDIOの能力で!貴様の敵を消し去ってやる!!」

DIO「だから!だから止めろ!!考え直せッ!!考え直すのだッ!!貴様のためなら何でもしよう!!」

カーズ「・・・」イラッ

DIO「だから・・・」

カーズ「見苦しい・・・」ギリリ

DIO「・・・えッ」

カーズ「・・・」

642: 2014/04/18(金) 22:23:15 ID:3X5kstjE
カーズ「ワムウもエシディシも・・・最後は氏を覚悟して立派に散っていった!!しかし貴様は・・・」

カーズ「スラム街を這いまわる汚らしく醜い病人のように・・・どこまでも腐りきった精神!!!」

カーズ「貴様は肥溜めのような悪だッ!貴様は・・・!!弱者を利用し踏みにじった挙句、最後は醜く這いずり回り『生』を求める!!」

カーズ「しかもそこには何の『美しさ』も存在しないッ!ただのカスなのだ貴様はァアアッ!!!」

DIO「・・・!」

カーズ「見たくもないものを見せおって・・・」

バチバチッ

カーズ「氏をもって償え」バヂッ

DIO「こ・・・」

DIO「このDIOがァアアーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」ボジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!

643: 2014/04/18(金) 22:27:06 ID:3X5kstjE
ジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ

シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ…

DIO「」シュー… シュー… シュウウウウ…

カーズ「」ペッ

ペチョッ

カーズ「腹が立つ奴だった・・・」

カーズ「・・・」

カーズ「・・・?」

カーズ(気のせいか・・・?地面が揺れている)

ググ… グググググ…

644: 2014/04/18(金) 22:31:11 ID:3X5kstjE
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

カーズ「・・・いや」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

カーズ(実際に揺れている!!!)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

カーズ(この振動は一体・・・!?)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ドグァァァァアアアッ!!!!

カーズ「!!!」

ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!

ボグァァァァァアアアアアアアアアアアアアアッ!!!

ゴゴゴ…ゴゴゴゴゴゴゴ…ゴゴ…

ゴゴ…ゴ……ゴ…………

645: 2014/04/18(金) 22:35:52 ID:3X5kstjE
…ザッ

タツマキ「・・・」オオオオオオオオオオオオオオ…

黒い精0「・・・おいおい。とんでもねーなあの娘」

黒い精0「ヒーローの仲間もろとも生き埋めの皆頃しかよ」

黒い精0「厄介なエスパーの相手はサイコスの役目だろ?あの自信家デブめ・・・負けやがったな?」

黒い精0「んまぁそこそこやり手っぽいから・・・」

ブサイク大総統「」ガララッ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ホームレス帝「」ザッ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

エビル天然水「」コポポォ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

黒い精0「ここは袋叩きでいいだろう」ニヤァ… ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

650: 2014/04/20(日) 21:19:28 ID:H0jeCLNk
ガラ…

瓦礫「」スパパパパパパッ

瓦礫「」バグァアアッ!!!

ガラガラガラ ガラガラ…

シュバッ!

カーズ「」スタッ

カーズ(一体何が・・・)

カーズ「・・・こいつらは」

エビル天然水「」ゴポ ゴポポ

651: 2014/04/20(日) 21:21:57 ID:H0jeCLNk
エビル天然水「」ビュアッ!!!

ゴォッ!!!

タツマキ「・・・超高圧で発射する水鉄砲が主な武器」

タツマキ「つまり雑魚ね」

ヴンッ!!

水「」シュパァアア

光球「」ゴオッ!!!!

タツマキ「!」

ボグォォォォォォオオオオオオオオオオン!!!!!

シュウウウウウウウウウウウウウウウウウ…

652: 2014/04/20(日) 21:25:38 ID:H0jeCLNk
ホームレス帝「おやおや・・・」

ホームレス帝「私の全力を試せるかと思ったのだが・・・今ので頃してしまったかな」

シュウウウウウウウウウウウウ…

タマツキ「」バッ!!

全員「!!!」

タツマキ「あっそう」

タツマキ「あんた達そんなに早く消してほしかったんだ」ギロ!!

ホームレス帝「む・・・無傷ッ!?」

黒い精0「来るぞ・・・マジな念動力が――」

ズバァアアアッ!!

653: 2014/04/20(日) 21:27:57 ID:H0jeCLNk
黒い精0「」ドサッ

タツマキ「!」

ブサイク大総統「・・・あ?」

ギュア!!!

ガオンッ!!!!!!

ブサイク大総統「・・・」ブシュッ

ブサイク大総統「」ドサ

ホームレス帝「何・・・!?」

タンッ!!!

ホームレス帝「!!!」

654: 2014/04/20(日) 21:31:37 ID:H0jeCLNk
ホームレス帝「くうッ」ボボボッ!!!

ヒョイヒョイヒョイ

ホームレス帝「!かわされッ――」

ザグゥウウッ!!!

ホームレス帝「あ・・・!」

ホームレス帝「ごプァ・・・」ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!

ホームレス帝「」ドザァッ

ドクドク… ドクドク…

タツマキ「・・・!」

チャキ…

655: 2014/04/20(日) 21:35:55 ID:H0jeCLNk
タツマキ「ク・・・クロンダイクッ!!!」

カーズ「大分押され過ぎじゃあないか・・・タツマキ」バアァーーーーーーーーーーン!!!

黒い精0「おいおい・・・やってくれるじゃんか」ザッ!

カーズ「!」

黒い精0「なめた野郎だな・・・どうしてくれようか」ザッ ザッ

カーズ(分裂するタイプか・・・)

カーズ「ならば」シュ

黒い精0「へ?」ギュァオッ!!!

黒い精0「」ガオーーーーーーーーン!!!!!

…ヒュパッ

657: 2014/04/20(日) 21:45:43 ID:H0jeCLNk
カーズ「全部消し去ればよいだけだろう」パタパタ

黒い精0「・・・!」

黒い精0「」ズザッ

エビル天然水「」ズズ…

黒い精0「・・・」

黒い精0(天然水も動こうとしねえ・・・他人の感情に呼応して攻撃を仕掛ける危ねえ奴だって聞いてたが・・・何故だ?)

黒い精0(まさか・・・動けないのか?)

黒い精0(『殺意』だとか『憎しみ』だとか・・・そんな感情なら動けるのかも知れねえが)

黒い精0(もし奴が・・・俺達を『捕食対象』として見ていたら?)ドクンッ

658: 2014/04/20(日) 21:53:09 ID:H0jeCLNk
黒い精0「・・・!」ドクンッ ドクンッ

黒い精0「フーッ・・・!フーッ・・・!」ドクンッ ドクンッ ドクンッ

黒い精0「ハァッ」ドクンッ ドクンッ ドクンッ

黒い精0(もし・・・捕食対象としてみていたなら!俺達は獲物・・・!!奴は捕食者!!)ドクンッ ドクンッ ドクンッ

黒い精0(獲物が捕食者に立ち向かう?糞が・・・!奴にとって俺達は食料じゃあねえか!!天然水もただの食料・・・殺されるのを恐れて動けねえのかッ!!)

エビル天然水「」ゴポ…

エビル天然水「」ゴボゴボ ゴボゴボゴボォォオオオオ

黒い精0「・・・天然水?」

エビル天然水「」グォボボッボボオオオ!!!! ジュウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!

黒い精0「!?」

660: 2014/04/20(日) 21:57:30 ID:H0jeCLNk
エビル天然水「」ジュン ジュン ジュン!!!!

ジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ ボシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ

エビル天然水「」ボシュウウウウウウウウウウウウウ バシュウウウウウウウウウウウウウウウ

黒い精0「て・・・天然水の体積がッ!!ふ、沸騰して・・・小さくなっているッ!!!」ジュー ジュー バシュウウウウウ ボフォアッ

エビル天然水「」シュー シュー シュー…

エビル天然水「」シュウ…

フッ

黒い精0「・・・!!」

カーズ「フム」シュルル…

カーズ「簡単に沸騰したな。沸点は普通の水とさほど変わらないようだ」シュルン

黒い精0「・・・!!」

662: 2014/04/20(日) 22:26:46 ID:H0jeCLNk
カーズ「残るは貴様等だけか?」ザッ

黒い精0「・・・」

カーズ「・・・いや」

カーズ「上に1匹いるな・・・」クイ

タツマキ「!」

タツマキ「」バッ!!

サイコス「お返しだ」ギュアッ!!!

ガチィイイッ!!!!

タツマキ「!!!」

サイコス「」ピッ

663: 2014/04/20(日) 22:30:19 ID:H0jeCLNk
タツマキ「」グン!!!

ヒュ

地面「」ガゴォォォオオオッ!!!!!

サイコス「やった!!」

ガラガラ… ガラ

タツマキ「・・・!」

タツマキ「」ドバァッ ゴプッ

サイコス「脳にダメージを受けて超能力が一時的に消失したッ!!このチビを頃すなら今しかないぞ黒い精0!!!」

黒い精0「ああ・・・もう俺とお前しか生き残りはいねえみたいだかんなッ!!!」ズモモッ!!

カーズ「!!」

664: 2014/04/20(日) 22:32:55 ID:H0jeCLNk
黒い精0「」バババンッ!!!

黒い精0「俺100万体!!100万でいっきにあのガキを潰すぜェッ!!」

カーズ「ヌウッ!!!」バッ!!

ガオン ガオン ザムウ!!

黒い精0「へへへ・・・100万だぜ100万!てめぇ1人でなんとかなると・・・」

地面「」ドギャァァアッ!!!!

黒い精0「!」

サイコス「!?」

カーズ「・・・!」

ガラ…

665: 2014/04/20(日) 22:36:13 ID:H0jeCLNk
黒い精0「」ズボボボボボボ!!!!

ドサドサドサッ

バング「ようカーズ君。大分片づけてくれたようじゃな」

カーズ「・・・バング!」

ジェノス「」キュオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ジェノス「焼却」カッ!!!!

ドグォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!

カーズ「ジェノスもか」

ジェノス「後はこの黒い奴を倒せばいいのか?」ガシャッ

カーズ「その通りだ・・・助かるな。100匹いるそうだぞ」

666: 2014/04/20(日) 22:41:02 ID:H0jeCLNk
ボゴォオッ

プリズナー「・・・これは!」ガララ…

カーズ「・・・海人族の時の脱獄囚か」

プリズナー「!あなたは!」

カーズ「話は後だ。ここら一帯の黒いカスどもと、眼鏡の女を始末しろ!!」ガオン!!!

アトミック侍「」ムク…

アトミック侍「やってやろう!」ニヤ

アマイマスク「厄介だったブサモンの気配が消えた・・・まだ獲物は残っていたんだね」ガラァアッ!!

豚神「」ボゴォオッ

豚神「」ゲボォ ゴボゴボゴボォォオ

667: 2014/04/20(日) 22:44:05 ID:H0jeCLNk
イアイアン「」ズルゥン

ドサッ

アトミック侍「イアイ!?」

ブシドリル「」ドサッ

オカマイタチ「」ドサッ

アトミック侍「カマとドリルまで・・・まさか保護してくれてたのかッ!!」

カーズ「無駄話はいいッ!!とっととこの細胞共を消せィッ!!」ガオン ガオン

アマイマスク「ああ・・・」ザッ

アマイマスク「正義を執行する」ブンッ!!!!

ドグォォォオオオオオオオオ!!!

668: 2014/04/20(日) 22:47:17 ID:H0jeCLNk
ドガァッ メシァッ ドグチア! ダゴォ グシャア

サイコス「チッ・・・まだか精0ども!!!」

黒い精0「うるせェ!!こいつらがしつこ――」

ジェノス「焼却」ゴッ!!

黒い精0「うぐおおああああああああああああああああああああああああ」ドグァァァァアアアアアアアアアッ!!!!!

サイコス「く・・・役立たず共がッ!!」

ピシ…

サイコス「・・・え?」

眼鏡「」ピシ ピシピシ パキ…

サイコス「・・・何?」

669: 2014/04/20(日) 22:51:29 ID:H0jeCLNk
眼鏡「」パキパキ ピシィッ

眼鏡「」バリンッ!!!

サイコス「うぐうッ」ザクッ!

サイコス「何が・・・!」ブシュッ

ザッ

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

「久しぶりね・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

サイコス「!!!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

フブキ「サイコス」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

サイコス「・・・!!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

673: 2014/04/22(火) 21:56:11 ID:tUUe4Ehg
黒い精0「チッ・・・」バッ

キング「!」

黒い精0「ッ!?」ジャ!!

黒い精0(まずい・・・キングかッ!!)グッ!

キング(やばい・・・殺される)ドッ ドッ ドッ ドッ

黒い精0「・・・!」ゴクッ

黒い精0「・・・」

黒い精0(何故動かない?)

黒い精0(俺の動きをうかがっているのか?それとも・・・)

黒い精0(俺をこうやって動揺させ遊んでいる?)

674: 2014/04/22(火) 22:00:34 ID:tUUe4Ehg
黒い精0(ナメやがって・・・!!)ブチブチブチ

黒い精0(頃す!!!)

黒い精0「」ボゴォオッ!!!

キング「!?」

黒い精0「」ボゴボゴボゴ ボゴボゴボゴボゴ

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

キング「・・・!?」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

黒い精0「11兆4491億1554万体。今、俺の中に潜在する『俺』の数だ」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

キング「は・・・」

黒い精0「全部の俺を倒せるか?」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

675: 2014/04/22(火) 22:02:42 ID:tUUe4Ehg
ゾンビマン「」バガァッ!!

キング「!」

ゾンビマン「キング!・・・何だこいつは」

黒い精0「!」

黒い精0「なんなら他のS級に手伝ってもらうか?11兆を・・・」ザッ!

ヒュ

黒い精0「!」

ザムゥ!!!



黒い精0「・・・っとォ!!」タンッ タンッ ズザザザザザザ

676: 2014/04/22(火) 22:05:15 ID:tUUe4Ehg
黒い精0「何・・・」ポコポコポコ

カーズ「」ギュアッ!!!

黒い精0「ッ!!」バッ

スカァア!!!!

黒い精0「あ、危ねェッ・・・」

カーズ「」ブン!!!

黒い精0「ううッ!!」ズピャッ!!

バッ ババッ シュガッ ガイン ドゴォォオッ!!

キング「カ・・・カーズ氏ッ!」

ゾンビマン「え?クロンダイクじゃあないのか?」

キング「あっ」

677: 2014/04/22(火) 22:10:34 ID:tUUe4Ehg
黒い精0「ぐうおああッ」ゾグゥ!!

黒い精0「この・・・!!!」ズピュ

ズリュン!!!!

カーズ「!」

黒い精01「ッと!!」ドザァアッ!!

カーズ(分離した?)

黒い精02「へへ・・・」ズッ

黒い精02「」ズモモモモモモモモモモモモモモモ

カーズ「!」

ゾンビマン「!?」

678: 2014/04/22(火) 22:17:24 ID:tUUe4Ehg
黒い精01「ここにいる『俺』は100の俺の集合体だ。残り11兆分の『俺』がお前の相手だ・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

黒い精02「」ズズズズズズズズズズズズズズズズズ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

黒い精01「一度細胞合体すれば二度と分離できねえ。1つの肉体の中で11兆の『俺』達が自我の奪い合いだ・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

黒い精01「たった1つの新しい生命の誕生にも多くの犠牲が伴う。だから尊い。美しい」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「・・・それは同感だ」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

黒い精01「今、俺の心は深い悲しみに満ちている。10兆9999億9999万9999体の『俺』がどこかへ行こうとしている・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

黒い精01「反面、喜びが胸の奥から溢れてくる。10兆合体・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

679: 2014/04/22(火) 22:20:55 ID:tUUe4Ehg
黒い精02「」ギャドン!!!!

ゴシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!

カーズ「・・・」

カーズ「」クル

シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ…

シウウウウウウウ…

「・・・」ウウ…





黄金精0「」ドッギャァァァアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!

680: 2014/04/22(火) 22:22:49 ID:tUUe4Ehg
黄金精0「」ザッ…

カーズ「」スッ

黄金精0「・・・」

黄金精0「」フッ

ズギャァァアアアッ!!!!!!









カーズ「・・・!?」ブシュッ

681: 2014/04/22(火) 22:24:36 ID:tUUe4Ehg
カーズ「ッ!!」ドガンッ!!!

ダンッ バンンッ ドガッ

ドギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャ!!!!

ズザザザザ…

カーズ「な・・・!?」

カーズ「」グググ…

カーズ「・・・!」ガクガクガク

黄金精0「・・・」

黄金精0「」プシュ!

682: 2014/04/22(火) 22:27:23 ID:tUUe4Ehg
黄金精0「フーム・・・」タラタラタラ

黄金精0「とっさに反応して私に傷をつけられるとは・・・やりますね」

黒い精0「はー・・・凄ェな11兆合体!!」

黄金精0「ええ・・・私もこれからもう少し・・・テストするつもりでいま――」

ドグァァァアアアッ!!!!!

黄金精0「ずッ」ギュオン!!

ドガンッ!!! ズガッ ダンッ!!! バンッ!

ドガガガガガガガガガガガ ズザザザザザザザザ

黄金精0「」シュウウウウウ…

黄金精0「う・・・!」ムクッ

683: 2014/04/22(火) 22:30:52 ID:tUUe4Ehg
黄金精0「何・・・!?」ググッ ダン!

ガクガクガクガク

黄金精0(力が・・・!!)ガクガクガクガク

カーズ「不意打ちで調子にの乗られても困るな・・・」パタパタ パタパタ

黄金精0「!」

カーズ「始めよう。新しく灯された命の灯だが・・・」ザッ ザッ

カーズ「ここで消えてもらおう」ギン!!!

黄金精0「・・・!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「貴様の臨終祝いだ」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

688: 2014/04/26(土) 12:31:20 ID:N7l69WrY
サイコス「ぐがぐッ」ブシュウウウウッ!!!

サイコス「」ドシャアアアアアッ

サイコス「」ビグッ ビグッ ドクドクドク

ビグッ ビグッ

フブキ「・・・」ゼェ ゼェ

フブキ「あなたは元々強い子じゃあなかった・・・何があなたを変えてしまったの?」ハア ハァ

フブキ「狂気の元は・・・『未来』が訪れればわかる事なの?」ハァ ハァ

「・・・」

「狂気の元?人間だろ」

フブキ「!?」

689: 2014/04/26(土) 12:34:21 ID:N7l69WrY
フブキ「」シュバッ!!

瓦礫「」ズォオオッ!!!

ガロウ「」ヒュ

スパァアアッ

ガロウ「・・・」パラパラ バラバラ

フブキ(!?)

フブキ(地獄嵐の飛礫を・・・全て叩き落とした!?)

ガロウ「・・・?体が軽い・・・軽すぎる・・・魂でも抜けたか?解放された気分だ」

ガロウ「おい、そこの小物。お前だボロ雑巾」

フブキ「・・・!」ズザッ

690: 2014/04/26(土) 12:37:10 ID:N7l69WrY
ガロウ「俺は何に見える?」

フブキ「・・・!?」

ガロウ「答えろ」













ガロウ「 俺 は 何 に 見 え る ? 」

691: 2014/04/26(土) 22:23:24 ID:N7l69WrY
ドガガガガガガガッ ズガガガガアッ

カーズ「」ドルギュン!!

黄金精0「くおッ」ドアァアッ!!!

黄金精0「うぐああ」ヒュン!

バング「!」

バング「プリズナー君、避けろッ!!」バッ!

プリズナー「!?」

バング「ッ」ドッギャァァアア!!!

カーズ「バング!?」

2人「」ダンッ ガンッ ドガッ

692: 2014/04/26(土) 22:27:24 ID:N7l69WrY
ズガガガガガガガガガガガガガガガ…

「うぎゃあああああああ!!」 「巻き込まれッ」 「潰さ」 「ヒイイイイイアアアアアアアア」 ガガガガガガガガガガガガガ…

ザザザザザ…

カーズ「バ・・・バングッ」タッ

瓦礫「」ビシィッ

カーズ「!」

瓦礫「」バグァァアアアアッ!!!

バラバラ ガンッ パラパラパラ…

黄金精0「・・・」ザッ

黄金精0「・・・今の一撃は・・・私を本気にさせたぞ」ドン!!!

693: 2014/04/26(土) 22:29:25 ID:N7l69WrY
黄金精0「」シュアッ!!

カーズ「」スカァアッ

カーズ「」ブンッ

黄金精0「!」ズパァッ

黄金精0「」グオアアッ

カーズ「チッ」タンッ

クルクルクル

カーズ「」スタッ

黄金精0「」ゴオッ!!!

ドガガガガガガッ ズガビシィ ドドドン バグァアッ

694: 2014/04/26(土) 22:32:39 ID:N7l69WrY
アマイマスク「な・・・何がどうなってる」ガラッ

ゾンビマン「カー・・・クロンダイクと黄金精0が闘っている」

アマイマスク「それは分かる!他に何が・・・」

ゾンビマン「分からない!他には何もッ!!」ダン!

アマイマスク「・・・」

ゾンビマン「・・・」パラ…

ゾンビマン「今確かなのはそれだけだ。俺達には目で動きを負うこともできない」

アマイマスク「・・・!」

童帝「・・・」サッ

ドガガガガガガガガガガガガッ ズガガガッ シャイイン ドグァアッ

695: 2014/04/26(土) 22:34:51 ID:N7l69WrY
黄金精0「」ヒュガガッ ドドガガッ

カーズ「うごおッ」バギアッ!!

黄金精0「」ニヤッ

黄金精0「とどめくらえッ!!!」ガッ!

ブンッ!!!!!!

カーズ「・・・!!!」





カーズ「フッ」

黄金精0「!」

696: 2014/04/26(土) 22:37:16 ID:N7l69WrY
黄金精0(何故だ・・・!?今、このまま拳を振り下ろしてはいけない気がするッ!!)

黄金精0(だ、だが・・・)

黄金精0(もう止められないッッッ!!!)

ゴオッ!!

カーズ「1つ・・・忘れていないかァ?」

カーズ「俺の基礎能力は・・・触れた物体を吸収することッ!!!」

黄金精0「」ハッ

カーズ「バングが巻き添えになる前に使えばよかったな・・・」

黄金精0「し、しまッ」

ザムゥ!!!!!!!!!!

697: 2014/04/26(土) 22:39:49 ID:N7l69WrY
ズズズズズ

黄金精0「こ、拳ィイイッ!!」ズブズブ

カーズ「さらに!全力で拳を振り下ろしたために、体のバランスもォォォッ!!」

黄金精0「ううううおッ」ズズズ!!

黄金精0「こ・・・こんなあああああああああああ」ズズズズズズズ

カーズ「」ガシィ!!

黄金精0「ぐぷッ」ズブ!!

黄金精0「モゴオオオオオオオ!!!ムゴオオオモゴオオオオオオ!!!」ズブズブズブズブ

黄金精0「モ・・・」ズズズズズズ…

ズブズブズブズブ

698: 2014/04/26(土) 22:44:20 ID:N7l69WrY
カーズ「ンンンン!格別な味だ・・・ゲリュガンシュプと同等か?その位のカ口リーだ」ズズ…

カーズ「さて!」ヌポン

カーズ「」バサッ

スタッ

全員「・・・!」

カーズ「黄金精0にトドメを刺して・・・怪人協会は全滅の最後というわけだな?」ザッ

アトミック侍「あ・・・ああ、おそらくな」

カーズ「フム・・・では、地面にめり込んだバングを掘り起こした後で、崩落したアジトの下にいる連中を救出しなくてはな・・・」

ジェノス「分かった。先生は無事だろうが――」ヒュ

…ガッ

699: 2014/04/26(土) 22:52:56 ID:N7l69WrY
ジェノス「」シュン!

ガイン ドガン

ガッ ズガッ バンッ ドゴッ

カーズ「ジェノス!?」

ズガガガガガガガガガガガガガガガ…

シュウウウウウウウウウウウウ…

カーズ「何・・・」

「」ギュオアアッ!!

カーズ「!」バッ

スカッ

地面「」ドゴッッッ!!!!!!!!!!

700: 2014/04/26(土) 22:56:59 ID:N7l69WrY
カーズ「!?」

ヒュ…

グア!!!

カーズ「」シャッ

ドガガガガガガガガガガガガガガッ!!!

ガイン ズガガァッ

ギュルンッ

カーズ「ぐおッ」ダァァアアン!!!

ギュン

カーズ「」ズガァアアン!!!!

…パラ

701: 2014/04/26(土) 22:59:40 ID:N7l69WrY
カーズ「」ググ…

ボゴォオオッ!!

「!」

カーズ「」グウウン!!

カーズ「・・・」フルフル

パラパラパラ パラ

カーズ(頭から瓦礫に突っ込んだか・・・)

カーズ「・・・」クル

「・・・」

「動けるのか・・・」

702: 2014/04/26(土) 23:05:07 ID:N7l69WrY
カーズ「何だ貴様は?」

「俺は・・・」

ガロウ「俺は怪人ガロウ。ヒーロー狩りとも呼ばれ――」ズガァアアッ!!!

ガロウ「ウガァアッ・・・!?」ブシュッ

ガロウ「き、きさ」ガラッ

ドサアアッ

カーズ「油断していた貴様が悪い・・・不意打ちされたのだからな」

カーズ「目には目を。歯には歯を」

ガロウ「・・・」パラ

カーズ「されたことは全て返さなくてはならぬ。それが幸運であろうと・・・害悪であろうと」

703: 2014/04/26(土) 23:10:29 ID:N7l69WrY
ガロウ「く・・・調子に乗るなよヒーローが」グググ

ガロウ「貴様等が刃向えば、向こうにいるガキを頃す!」ビシィイッ!

カーズ「・・・」

ガロウ「ここで俺を止められなければガキは氏ぬ・・・刃向わなければガキは氏ぬ」

ガロウ「刃向っても結局は頃すがな」コキコキ

ガロウ「つまりお前らがとるべき行動は・・・」

カーズ「向こうに人間の子どもなんていないな。生き残りの精0共が何匹がいるだけだ」

ガロウ「・・・は?」

ガロウ(こいつ・・・この暗闇で?夜目が利くのか?どんな視力してやがる・・・)

カーズ「そういう下手な演技で怪人には見えんな・・・まあ」

704: 2014/04/26(土) 23:11:44 ID:N7l69WrY
  人  間  だ  と  し  て  も  殺  す  が  な

















ガロウ「!?」ゾクッ!!

705: 2014/04/26(土) 23:16:33 ID:N7l69WrY
ガロウ(こいつ・・・何なんだ?)ドッ ドッ ドッ ドッ

ガロウ(人間とは思えん・・・!!)ギリリィ ドッ ドッ ドッ ドッ

ガロウ「・・・!」ドッ ドッ ドッ ドッ

ゴクッ

ガロウ「・・・」

ガロウ(らしくねえ・・・何をビビッてる?)

ガロウ(俺は災害レベル神になったんだ・・・予言の存在にッ!!)┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ガロウ(本来の意味でも俺は『神』だッ!!!)グッ! ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

712: 2014/05/02(金) 12:32:45 ID:jFibT2V.
ガロウ「」ヒュ

ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

カーズ「・・・」スアア

ズバァアッ!!

ガロウ「うッ・・・」タンッ

ガロウ「」ズザザッ

カーズ「」シュッ…

ガロウ「!?」

カーズ「間違いない・・・貴様は怪人に憧れた、ただの人間だ」アアアアアアア…

ガロウ(一瞬で背後に・・・!)

713: 2014/05/02(金) 12:39:12 ID:jFibT2V.
カーズ「しかも」ドギャァアアアッ!!!

ガロウ「ぐぶおおおお」ブジュッ!

カーズ「中途半端な意思を持った・・・」グアッ

ドドゴォオオッ!!!

ガロウ「ぎいいいッ」シバァアアン!!

カーズ「腑抜けだ」

ガロウ「」ドサッ

ガロウ(何・・・ッ!!!)ギリ

ガロウ(この体の動きは・・・あらゆる体術にも当てはまる)ググ…

ガロウ(世界中の体術を吸収しているとでもいうのか・・・ッ!!)

714: 2014/05/02(金) 12:47:37 ID:jFibT2V.
カーズは、格闘技を経験したことはなかった

しかし、ワムウや数多くの波紋戦士の戦闘を見ているうち、ほとんどの体術を取り入れた動きができるようになったのだッ!!



ガロウ(怪害神殺拳ッ!!!)ヒュバババババババッ

カーズ「」シュシュシュシュシュシュシュ

ヒュババババババババババババババババババババババババババババ

ガロウ(こいつ・・・全部かわしてやがるッ!!)

カーズ「」スッ

ガロウ「ッ!」ビクッ

ピタッ

715: 2014/05/02(金) 12:59:36 ID:jFibT2V.
カーズ「S級!!」

全員「!」

カーズ「遠くへ逃げていろ」

アトミック侍「・・・!」

アマイマスク「しかし、まだ生き残りの黒い精0が・・・!」

カーズ「俺がまとめて片づけるッ!遠くへ行けッ!!巻き添えはできるだけ減らしたい」

アマイマスク「・・・」

ジェノス「行くぞッ!!」ダンッ

バババッ ババッ

ガロウ「・・・!?」

716: 2014/05/02(金) 13:00:31 ID:jFibT2V.
カーズ「秘技・・・」

ガロウ「」ハッ















カーズ「 神 砂 嵐 」

717: 2014/05/02(金) 13:01:26 ID:jFibT2V.








グァァァァァァアァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!









718: 2014/05/02(金) 13:31:10 ID:jFibT2V.
ガロウ「ぐううううおおおおおおおおおおーーーーーーーーッ!!」ビュゴオオオッ!!

プリズナー「ううおおッ」ォォォォォオオオオオオオオオオオ

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

オオオオオオオオオオオ…オオオオオ…

オオオオ…オオ…

オ……

ジェノス「・・・!」パラ パラ

アマイマスク「こ・・・これは風なのか」

アトミック侍「ガ・・・ガロウはッ!?ガロウはどこに行った!?」

カーズ「・・・」

719: 2014/05/02(金) 16:44:39 ID:jFibT2V.
ガロウ「く・・・」ガラッ

ガロウ「まだだ・・・ッ!」ギギギ

ガロウ「まだだ!まだだ!まだだ、まだだッ・・・」

ガロウ「貴様を頃し、世界を・・・!!!」ググッ

カーズ「・・・」







カーズ「貴様如きには無理だ」

722: 2014/05/08(木) 22:02:55 ID:.b9YdJOI
ガロウ「な・・・」

ガロウ「貴様・・・!!」ギギギ



ガロウ演説中



カーズ「・・・終わりか」

ガロウ「・・・」

カーズ「・・・つまらん」

ガロウ「何ッ・・・」

カーズ「」ズイ

723: 2014/05/08(木) 22:06:37 ID:.b9YdJOI
カーズ「貴様の手段には共感できるが目的には共感出来んな」ギロ

ガロウ「は・・・」

カーズ「かつては俺も全てを支配しようとした身だ・・・分かるのだ」

カーズ「貴様には無理だということがな」

ガロウ「何をッ!」ブンッ!!

カーズ「」バシィ

カーズ「」グッ!

ガロウ「うごああッ」ゴギィッ!

パラッ

カーズ「子どもを守ろうとした・・・それが『絶対悪』とどう考えてもつながらない」

724: 2014/05/08(木) 22:09:46 ID:.b9YdJOI
カーズ「貴様には『覚悟』がない・・・全てを失う『覚悟』がッッ!!!」ダン!!

カーズ「語るのは面倒だ・・・直に体で感じてもらおうか」

ガロウ「・・・!?」

カーズ「」コオオオオオオオオオオオオオ…

パリパリ… パリパリパリ

バチバチッ バチバチバチッ

ガロウ「何を・・・」

バリバリバリバリィィイイイッ!!!!

カーズ「波紋疾走ッ!!!!!」バヂバヂバヂバヂバヂ!!!

ドゴォォオオオッ!!!!

725: 2014/05/08(木) 22:18:45 ID:.b9YdJOI
ガロウ「――ッ」バヂバヂバヂバヂ

瞬間、ガロウの脳裏には

『カーズの記憶』が流れてきた――









ガロウ「・・・ッ!!!」

ガロウ「」ダンッ ズザザザザザザ

カーズ「・・・」

726: 2014/05/08(木) 22:31:03 ID:.b9YdJOI
ガロウ「・・・!」ドクン ドクン ドクン

カーズ「・・・そういうことだ」

カーズ「欠けているんだ・・・貴様には」

ガロウ「・・・」

ダラン…

カーズ(生気を失ったか・・・)

カーズ「待っておれい。今頃してやる」

ジャキィッ!

ダンッ!!!

ギュアッ!!!

727: 2014/05/08(木) 22:32:10 ID:.b9YdJOI








ザンッ









729: 2014/05/08(木) 22:33:12 ID:.b9YdJOI
>>728
リサリサがスージーQの記憶を抽出したやつの逆バージョン

731: 2014/05/08(木) 22:35:29 ID:.b9YdJOI
ガロウ「」ゴトッ

カーズ「・・・」シャコン

カーズ「終わったぞ」

ジェノス「あ、ああ・・・」ザッ

ゾロゾロゾロゾロ…

カーズ「・・・」チラ

ガロウ「」

カーズ(まともな奴がいないようだな。この怪人協会は・・・)

瓦礫「」ボゴォオッ!!!

カーズ「!」

732: 2014/05/08(木) 22:38:46 ID:.b9YdJOI
ガラガラガラガラ… パラッ コン…

サイタマ「お」パラパラ

フラッシュ「出られた・・・のか」

サイタマ「カーズ!もう終わっちまったのか?」

カーズ「ああ・・・今終わらせた」

サイタマ「そっか・・・」ポリポリ

サイタマ「宇宙船の時みたいに強い奴なら、闘いたかったな・・・」

カーズ「・・・」

カーズ「・・・いや」

カーズ「こいつは奴の足元にも及ばんさ」ザッ

733: 2014/05/08(木) 22:44:24 ID:.b9YdJOI
サイタマ「・・・そうなの?」

カーズ「そこに人間の子どもがいる。保護しておけ」シピッ

サイタマ「え・・・ああ、ほんとだ」

カーズ「体内に収納していたスマホは壊れていない・・・まだあの機械の出所を調べられる」

サイタマ「まだ調査中?」

カーズ「そうだが・・・これでそろそろお前にも退屈しない仕事が来るかもしれんぞ」

サイタマ「だといいな」

カーズ「それと・・・」

サイタマ「ん?」

カーズ「家が無くなったがそれはどうするつもりだ?」

サイタマ「あっ」

734: 2014/05/08(木) 22:54:19 ID:.b9YdJOI
サイタマ「・・・」

サイタマ「・・・クサイ博士だっけ?そこに泊めてもらうか・・・」

サイタマ「バングの爺さんとこに行くのもあるな・・・」

カーズ「アジトの残骸を利用して生活するという選択肢は」

サイタマ「あるわけないだろ」

ジェノス「クセーノ博士に連絡してみます」

サイタマ「いや、俺はまだ会ったこともねーわけだし・・・迷惑かけるわけには」

カーズ「初対面の挨拶ということにすればよかろうなのだ」

サイタマ「なるほど」ポン

ジェノス「じゃあ連絡を・・・」ピポパ

739: 2014/05/10(土) 11:47:31 ID:CsAOv366
翌日

扉「」ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン

3人「・・・」ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン

クセーノ博士「やあ、君がサイタマ君か」ゴウン ゴウン ゴウン ゴウン

サイタマ「俺の事知ってんの?」

クセーノ博士「ジェノスから話は聞いているよ・・・ジェノスがお世話になっているね」

サイタマ「お世話してるぜ」

クセーノ博士「ハハハ・・・隣はS級のクロンダイク君だったね」

カーズ「・・・ああ」

クセーノ博士「新しく家が決まるまで、ここで暮らすといい。何、ずっといてもいいんだよ」

740: 2014/05/10(土) 11:51:03 ID:CsAOv366
カーズ「これを」ポイッ

クセーノ博士「?」パシッ

クセーノ博士「・・・スマホ?」

カーズ「宇宙船がA市を爆撃する前日に、巨大な機械に襲われた。それの行動履歴だ」

クセーノ博士「・・・」

クセーノ博士「・・・ありがたい。ぜひ解析させてもらおう」

ジェノス「何か・・・狂サイボーグと関係があるのかもしれません」

クセーノ博士「おそらくそうじゃろう・・・」

クセーノ博士「感謝するよクロンダイク君・・・」グッ

クセーノ博士「さて!君たちの部屋へ案内しよう!」ザッ

741: 2014/05/10(土) 12:00:38 ID:CsAOv366
数時間後

カーズ「UNO」

ジェノス「UNO」

サイタマ「・・・なんでお前らそんなにUNO早いの?」シピッ

カーズ「貴様の運が悪いだけだ」

ジェノス「ドローツーカードとドローフォーカードが連鎖した時は本当に・・・」

サイタマ「本当だぜ!ドローフォーカード2枚あってラッキー♪って思ってたら俺がドローする羽目になったじゃあねえか!!」

カーズ「カスが・・・激昂するんじゃあない」

ジェノス「カーズはUNOのルール把握してなかったのに凄いな」

カーズ「フン、造作もない」

742: 2014/05/10(土) 12:03:40 ID:CsAOv366
カーズ「さて・・・あがりだ」ピッ

ジェノス「同じく」ピッ

サイタマ「・・・」orz

カーズ「掛け金とかなくてよかったなァサイタマ」

サイタマ「本当だよチクショウ・・・」

カーズ「・・・さて。クセーノの解析を手伝うとするか」グッ

ジェノス「じゃあ俺もそうしよう」

サイタマ「モブサイコ読んでるから行ってら」

カーズ「UNOのルールガイドでも熟読しておれィ」

サイタマ「うっせ!!!」

743: 2014/05/10(土) 12:08:46 ID:CsAOv366
ガチャ

クセーノ博士「!」

クセーノ博士「・・・おや、クロンダイク君とジェノスか。もっとゆっくりしていてもいいのに」

カーズ「俺がもともと解析していたものだからな・・・自分で調べておきたい」

クセーノ博士「そうか・・・」パラリ

カーズ「・・・その本は?」

クセーノ博士「狂サイボーグの情報を探っているのだよ・・・いつ、どこで、誰に造られたのか・・・」

クセーノ博士「ワシがヤツを追い始める前に、目撃情報なんかがないかと思ってね」

カーズ「目撃か・・・」

カーズ「・・・」

744: 2014/05/10(土) 12:13:19 ID:CsAOv366
クセーノ博士「書籍だけではなく、インターネットでも調べているが・・・まだ目撃情報は少ない」

カーズ「どんな姿をしているのだ?」

クセーノ博士「そうだな・・・」

クセーノ博士「外見は普通の人間だ・・・顔の一部は機械だがな」

カーズ「・・・」

ジェノス「俺にも姿は分からない。なんせ、金属の部分がチラッと見えたくらいだし・・・爆発で吹き飛ばされたのだからな」

カーズ「では貴様はアテにならんな」

ジェノス「・・・フン」

カーズ「ジェノスがいた街で生き残りはいなかったのか?」

クセーノ博士「・・・」

745: 2014/05/10(土) 12:16:45 ID:CsAOv366
クセーノ博士「・・・いれば、この研究所に住まわせているさ」

クセーノ博士「ジェノスも瀕氏だった・・・あと私が5分でも遅ければ、生き残りはいなかった」

カーズ「・・・」

カーズ「俺も一族を皆頃しにした身だ。やるときには生き残りが出ないように確認して立ち去るな・・・」

クセーノ博士「!!!」

クセーノ博士「今、なんて・・・」

カーズ「今聞いたことは他言するなよ」

クセーノ博士「・・・」

カーズ「で?そのサイボーグの外見・・・他に特徴は」

クセーノ博士「え、あ・・・そうだな」

746: 2014/05/10(土) 12:34:09 ID:CsAOv366
クセーノ博士「顔はゲルマン人のそれだな。身長は2m近くで髪は金髪」

クセーノ博士「顔の一部は機械と言ったが・・・具体的には右目とその周囲だ」

クセーノ博士「義手は自由自在に曲がる仕様らしい。腹部に強力な銃を装備」

クセーノ博士「最も古い目撃情報は1943年・・・ロシアのヴォルゴグラード、当時のスターリングラード」

クセーノ博士「ドイツ軍人として戦争に参加していたらしい。そしてその年に戦氏したということだが・・・」

クセーノ博士「8年ほど前に再び目撃情報が出たのだ。それまではどうやって雲隠れしていたのか・・・ワシがヤツを追いかけはじめたのも8年前だ」

カーズ「・・・!?」

カーズ(ゲルマン人・・・金髪・・・右目周辺が機械・・・!?)

カーズ(腹部に銃・・・ドイツ軍人・・・!!)

カーズ(まさか!!!)

748: 2014/05/10(土) 12:38:58 ID:CsAOv366
カーズ「・・・!」

ジェノス「・・・どうした?」

クセーノ博士「な、何か知っているのか」ガタッ

カーズ「そんな馬鹿な・・・あの男・・・噴火に巻き込まれて氏んだものと思っていた・・・!」ギギギ…

クセーノ博士「噴火!?」

カーズ「俺はそのサイボーグの・・・最古の目撃者だ・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「1939年ッ!!俺はそのサイボーグと闘ったことがあるッ!!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「奴の名は・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨



カーズ「ルドル・フォン・シュトロハイムだッッッ!!!!!!!!!!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

750: 2014/05/10(土) 12:47:44 ID:CsAOv366
「・・・」カッ

「もう落ち着いたかね・・・?」カツ カツ カツ

「ルドル・フォン・シュトロハイム君」

シュトロハイム「・・・」

シュトロハイム「・・・シチリア島の・・・石仮面を・・・・ッ」ウィイイ…

「・・・」

(まだ安定しないか・・・起動させて8年経つのだが)

「君が落ち着いたらそのロックを外そう。それまでは待機だ」

シュトロハイム「・・・」グググ

「ロックを外せば・・・ある程度は私に従ってもらうが、それ以外は自由だ。シチリアの石仮面でも、なんでも、どうとでもすればよい」

751: 2014/05/10(土) 12:51:26 ID:CsAOv366
(ま、その石仮面は既にムーロロとやらに破壊されているがね)

シュトロハイム「」ギギギギ…ッ

ディアボロ「調子はどうだ?」ザッ

「!」

「・・・相変わらずだ」

ディアボロ「・・・あの天才博士が、150年前の機械相手にお手上げとはな・・・え?そうだろう?」

「・・・」イラッ

ディアボロ「悪い悪い・・・問題ない。それだけ当時の枢軸国が優れていたということだろう」

ディアボロ「なあ・・・?ボフォイ博士」

ボフォイ「」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

752: 2014/05/10(土) 12:57:10 ID:CsAOv366
ボフォイ「そうだ・・・そういえば。カーズが最近我々を探っているようだ」

ディアボロ「!」

ディアボロ「探られるのは・・・いい気分にはなれんな」

ボフォイ「お前もリゾット達に探られたのが原因で・・・そんなことになったのだったな」

ディアボロ「虫唾が走る・・・消したつもりでも「過去」というものは、人間の真の平和をがんじがらめにするからな・・・」

ボフォイ「フフ・・・こいつはその「過去」からの贈り物だ」

シュトロハイム「・・・」

ボフォイ「「過去」に「過去」をぶつけて対処しよう・・・ディアボロよ」

ディアボロ「・・・フン」

ディアボロ(だが・・・貴様の方から来るのであれば悪くないぞ・・・カーズ)ニィ

758: 2014/05/11(日) 12:44:17 ID:mdtm6dZk
数日後

サイタマ「おっしゃあ11バック!!」

クロビカリ「はい革命」パサッ

サイタマ「嘘だろッ!?」

カーズ「フン、マヌケめ」

童帝「UNOも弱いらしいけど、トランプも弱いね」

ジェノス「・・・」ワイワイ ギャーギャー

ジェノス「何でお前らS級が集まってるんだッ!?」ダンッ!!!

全員「!!!」

サイタマ「・・・そういえば」

759: 2014/05/11(日) 12:51:07 ID:mdtm6dZk
クロビカリ「クロンダイクさんが引っ越したって聞いたから遊びに来たんだ」

フブキ「なるほど・・・」

サイタマ「いや、何でお前もいんの」

サイタマ「え、つかお前らカー・・・クロンダイクと仲いいの?」

ゾンビマン「再生能力を持っているところに親近感を抱いたから話しかけてみたら気が合った」

クロビカリ「昆虫の強さを持っているところに憧れを抱いたから話しかけてみたらいろいろ教えてくれた」ドン☆

童帝「自分より頭のいい人間なんてほとんど見たことないから話しかけてみたら意気投合した」

バング「みんないろいろあるんじゃの」

ボンブ「本当だな」

サイタマ「狭えよ」

760: 2014/05/11(日) 12:54:22 ID:mdtm6dZk
キング「やっほーサイタマ氏・・・えッ?」ガチャッ

クロビカリ「おお、キングさん」クル!

キング「な、何で」

クロビカリ「今度お手合わせ願います!」ガタッ!

キング「い、いや」

クロビカリ「一度だけ!一度だけでいいので!!」

ギャアギャア ワアワア

サイタマ「・・・」ジロ

ジェノス「・・・」ジロ

カーズ「?」

761: 2014/05/11(日) 12:58:54 ID:mdtm6dZk
サイタマ「何で『何だ?俺は関係ないぞ?』みたいな顔してんだよお前!?」

カーズ「おお、俺の考えを要約してくれたな」

サイタマ「お前の撒いた種だろーがッ!!」

カーズ「知らんなァ・・・第一、種を撒いて育った果実を消費するのは貴様等だろう」

サイタマ「ハァァァアアア!?」

ギャーギャー ドッタンバッタン

クセーノ博士「おーおー、皆元気じゃのう。お菓子でも食べよう」ガチャ

サイタマ「お?じゃあ頂くぜ!」

クセーノ博士「それと・・・3人と童帝君は少し来ておくれ」

4人「?」

762: 2014/05/11(日) 13:13:29 ID:mdtm6dZk
クセーノ博士「さて・・・例の機械の開発工場が分かったぞ」

ジェノス「本当か!」

クセーノ博士「これじゃな。単に工場として動いておるだけで、研究所ではないようだ」

カーズ「・・・ということは本丸を見つけたわけではないのだな」

クセーノ博士「そういうわけじゃ・・・そこで!」クル!

クセーノ博士「童帝君!君はかつてある博士の下にいたそうじゃな」

童帝「・・・はい」

クセーノ博士「この工場が一体どの科学者によって動かされているのか、知っているかね?」

童帝「・・・分からないね。大抵、ロボットをつくる研究所には工場が内部に存在するか、近くに建てられている」

童帝「これは近くに研究所もない・・・誰がこの工場を支配していても分からない」

763: 2014/05/11(日) 13:20:30 ID:mdtm6dZk
童帝「力に慣れなくて悪いけど・・・」

サイタマ「なら、直接乗り込むか?」

カーズ「連中なら、いつ警察が調査に来てもいいようにすぐ証拠を隠滅できるようにしているだろう・・・これだけのことをやるんだからな」

ジェノス「・・・そんなにすぐに証拠を消せるなら、なんでお前は機械の履歴を覗けたんだ?」

カーズ「こっちも機械には慣れているのでな。履歴は消されていたが、復活させただけだ」

童帝「これはその機械とはわけが違うだろうね。なんせ、この証拠を見つけられたら自分たちのいる場所がバレるんだから・・・機械の時はまだ余裕がある」

サイタマ「クセーノ博士。他の科学者とかを調べるのはどうだ?」

クセーノ博士「それは無理だ。このことは他の科学者には発覚しないように行われているだろうし・・・」

クセーノ博士「これを知っている科学者なら、我々の敵だ」

4人「・・・」

764: 2014/05/11(日) 16:05:51 ID:mdtm6dZk
童帝「あ、そろそろ僕たちはおいとましますね」

クセーノ博士「え、もっとゆっくりしていっても・・・」

童帝「お気持ちはありがたいですが、そういうわけにもいかないので・・・」

クセーノ博士「そうか。じゃあの」

童帝「いざという時は僕も同行しますので」

クセーノ博士「それはありがたい」

サ,ミナサンカエリマショウ エ,モウ? モットユックリシテイキタイ…

カーズ「・・・」

カーズ(シュトロハイムはこのカーズの正体を知っている・・・ということは、研究所の連中は十中八九俺の正体を知っている)

カーズ(協会の連中を巻き込めば、その分・・・)

765: 2014/05/11(日) 16:14:17 ID:mdtm6dZk
カーズ「」フルフル

カーズ(いや・・・財団が今更何になる?今の俺の敵ではない・・・)

カーズ(もし強力な破壊兵器や生物兵器があっても、俺なら耐久出来るし破壊できる)

カーズ(それにサイタマもいる。こいつのパワーなら邪魔者は全てなぎ倒せる・・・)

カーズ「・・・」ピタ









カーズ(・・・果たしてサイタマは俺が世界の敵になった時、手を貸してくれるのか?)

766: 2014/05/11(日) 16:18:36 ID:mdtm6dZk
カーズ「・・・」

サイタマ「どうしたんだカーズ?」ポン

カーズ「!」

カーズ「・・・何でもない、ただの考え事だ」

カーズ(奴も俺も・・・形は違えど『孤独』を知っている者同士だ)

カーズ(多少は大丈夫だろう・・・)

カーズ「・・・部屋に戻って寝よう」

サイタマ「そーだなー」

クセーノ博士「おーい、ご飯をさっきのヒーロー君達のために多めに作りすぎたから、頑張って食べてくれ。焼肉だ」

サイタマ「・・・やるか!」キリッ!!

767: 2014/05/11(日) 16:44:23 ID:mdtm6dZk
数時間後

サイタマ「うぷ・・・凄い量の肉だったな」ゴロリ

カーズ「全くだ・・・吸血鬼30匹分はあったか」

サイタマ「こんだけ食って無料とか天国じゃん・・・」

カーズ「ああ・・・最近はいろいろと食べ過ぎて胃もたれを起こしそうだ」ゴロ

サイタマ「意外だな。究極生命体だからもっとエネルギー必要なのかと思ってたぜ」

カーズ「馬鹿を言うな。冷血動物は滅多に食料を食べんぞ。ダイオウグソクムシなんかは何年も飲まず食わずで生きられる・・・」

カーズ「誠に過酷な環境でも生きられる生物というのは、このカーズのように省エネルギーなのだ」ゴロリ

サイタマ「へー・・・」ゴロゴロ

サイタマ「」ピクッ

768: 2014/05/11(日) 16:58:16 ID:mdtm6dZk
カーズ「」ピクッ

ジェノス「!」ピッ…

ジェノス「高速接近反応・・・来る」…タッ

ドッゴォオオオオオオオオンン!!!!!!!

3人「ッ!!!」

グラグラグラ ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

3人「・・・!」

ジェノス「砲撃・・・着弾点は・・・」ピピピ

ジェノス「!!!」

ジェノス「正門が破られたッ!!!」ダッ!!

769: 2014/05/11(日) 17:01:03 ID:mdtm6dZk
クセーノ博士「な・・・何じゃ!」バタバタバタ

「」ガシャン… ガシャン…

クセーノ博士「!?」

「」ガシャン… ガシャン…

「」ガシャン ガシャン

「」ガシャン ガシャン ガシャン ガシャン

クセーノ博士「な・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

クセーノ博士「何だ・・・!?」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ガシャンッ

バトルドロイドβ「・・・」シュウウウウウ…

770: 2014/05/11(日) 17:03:49 ID:mdtm6dZk
クセーノ博士「くッ・・・何かわからんが正門が突破されたッ!」ダッ!

クセーノ博士(生半可な光線銃では駄目だッ!!サイタマ君たちを・・・)

バトルドロイドβ「」カチ…

バトルドロイドβ「」ジャギィイッ!!!

ガシャァアッ!!

クセーノ博士「!!!」

クセーノ博士(銃――――)





ズガァァァァァアアアアアアアアアアアアアン!!!!!

771: 2014/05/11(日) 17:08:15 ID:mdtm6dZk
ドグァアアアアア… ガラガラガラガラ バラバラ

タンッ…

ジェノス「」ズザザッ

バトルドロイドβ「!」ガシャッ

ジェノス「!なッ・・・」

研究所「」ガラガラ… パラ…

メラメラ パキパキ ガラッ

ジェノス「・・・貴様ァアッ!!!」

バトルドロイドβ「」ジャキィイッ!!!

ジェノス「」ジャコォッ!!

ジェノス「     焼     却     」

772: 2014/05/11(日) 17:08:49 ID:mdtm6dZk
カッ…

















ドグァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!

773: 2014/05/11(日) 17:14:14 ID:mdtm6dZk
サイタマ「ジェノス!」タタタタタタ

ジェノス「先生!!」

サイタマ「・・・こいつは!!」

バトルドロイドβ「」シュウウウウウ… バチバチッ パラ…

カーズ「・・・間違いない。宇宙船で見た奴だ」

バトルロドイドβ「」バチバチッ バチチッ ジジジ…

カーズ「・・・ということはつまり――」

ジェノス「クセーノ博士ッ!?」ガララッ

クセーノ博士「ム・・・ジェ・・・ノ・・・」

ジェノス「博士ッッッ!!!」

774: 2014/05/11(日) 17:18:00 ID:mdtm6dZk
クセーノ博士「あのロボットは・・・仕留めたのじゃな・・・」

ジェノス「博士・・・」

クセーノ博士「おそらく・・・狂サイボーグを作り上げ・・・いや・・・復活させた連中の刺客じゃろう・・・」

クセーノ博士「ワシを狙って・・・きおった・・・ゴフッ」ゴパァ

ジェノス「博士ッ!」

クセーノ博士「間一髪・・・避けることができたが・・・」グググ

クセーノ博士「フフ・・・ワシが・・・氏ん・・・だら・・・」

クセーノ博士「後・・・は・・・・・・」

クセーノ博士「」ガクッ

ジェノス「博士ェエーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」

775: 2014/05/11(日) 17:23:47 ID:mdtm6dZk
サイタマ「・・・氏んじまったらお終いだよな・・・」

カーズ「・・・いや」

コオオオオオオオオオオオオオ…

バチバチッ バチッ

カーズ「まだ生きている」コオオオオオオオ

バチバチバチバチッ

クセーノ博士「」スウウウウウウウウ…

ジェノス「き・・・傷が癒えていくッ」

カーズ「少し休めば平気だろう・・・さて」

カーズ「狂サイボーグを復活させた張本人が分かったぞ」

776: 2014/05/11(日) 17:31:39 ID:mdtm6dZk
カーズ「ボロス一味の宇宙船はその後、メタルナイト・・・ボフォイによって始末された」

カーズ「その宇宙船の技術をボフォイが利用し、新たな兵器を作り出しているとすれば・・・」

ジェノス「!!!」

カーズ「目的は世界を乗っ取る事か・・・国を乗っ取る事か・・・定かではないが」

カーズ「ボフォイは『戦争』を始めようとしている」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ジェノス「・・・!狂サイボーグはその駒の1つというわけか!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

ジェノス(『メタルナイトはお前の敵』・・・そういうことかッ!!そういうことだったのかッ!!!)┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「敵はこれで判明したな・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「敵はヒーロー協会の中にいたッ!!S級のボフォイッッッ!!!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

カーズ「奴がシュトロハイムを復活させ、バトルドロイドを兵器に再利用しているのだーーーーーーーッ!!!」ズッギャァァーーーーーーーーーーーーーン

779: 2014/05/13(火) 22:32:02 ID:5aaGrPxM
ジェノス「なんと・・・ッ!!」

カーズ「問題はどうするか・・・だな」

カーズ「童帝はかつてボフォイの助手だったそうだ・・・つまり、ヤツならボフォイの位置が分かるかもしれぬ」

ジェノス「当然・・・S級全員で殴りこむッッッ!!俺は奴との因縁に決着をつけるッ!!!」グッ!!

カーズ「ああ・・・急がなくては警察が来る。協会にも知られる・・・」

サイタマ「・・・何か問題があるのか?」

カーズ「協会に、我々が行動を起こそうとしていることが知れたら・・・当然その情報はボフォイにも渡る」

カーズ「なんらかの対処をされることは間違いない・・・ヒーロー協会全員がもし敵に回れば面倒だ・・・骨が折れる」

ジェノス「相手できるのは先生だけでしょう・・・」

サイタマ「・・・」

780: 2014/05/13(火) 22:35:00 ID:5aaGrPxM
カーズ「童帝には口止めを依頼して・・・ある程度の増援は呼ぶとしよう」

サイタマ「ある程度?」

カーズ「丁度いいのだ・・・そろそろ『教育』してやろうかと思っていた」

サイタマ「・・・?誰なんだ?」









キング「・・・で、俺が呼ばれたと」

カーズ「そうだ」

781: 2014/05/13(火) 22:38:34 ID:5aaGrPxM
キング「勘弁してくれ・・・」

カーズ「別に、敵陣に突っ込んで氏んで来いとは言ってないぞ」

キング「当然だ」

カーズ「これを使え」チャッ

キング「・・・何それ?」

カーズ「コントローラーだ。宇宙船でバトルドロイドを解体して構造を調べ、これを作った」

カーズ「これを・・・連中のうなじの部分にフタがある。それを開けてこれをセットしろ・・・フタはスライド式だ」

カーズ「こっちのリモコンで遠隔操作するんだ」

キング「・・・」

カーズ「これも勉強だ。しっかりやれよ」

キング「あ・・・ああ・・・」

782: 2014/05/13(火) 22:43:07 ID:5aaGrPxM








カーズ「連れてきた」

キング「」ゲッソリ

童帝「うん・・・具合悪いの?キング」

キング「あ・・・うん・・・」グッタリ

童帝「僕も同行するよ。知人が悪いことをしたね・・・」

ジェノス「助かる」ピシガシグッグッ

783: 2014/05/13(火) 22:46:34 ID:5aaGrPxM
数十分後・・・

童帝「着いたね。セキュリティだけど・・・」

ジェノス「」ダッ!

カーズ「」ダッッ!!

サイタマ「」ダッッッ!!!

ギュアアッ!!!!!!

扉「」バグァァアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!

バラバラバラ ガラガラガラガラ…

パラ… コンッ

童帝「」

784: 2014/05/13(火) 22:48:51 ID:5aaGrPxM
警報機「」ビーッ ビーッ ビーッ ビーッ

サイタマ「さ、行こーぜ」パラ… ビーッ ビーッ ビーッ ビーッ

キング「」

童帝「あ、うん・・・」タッ

キング「ウソだろ・・・」タタタタタ

タタタタタタ…







ディアボロ「・・・カーズか」ペキ…

786: 2014/05/13(火) 23:25:40 ID:5aaGrPxM
サイタマ「お!」タタタ

バトルドロイドα「」ガシャガシャガシャ

バトルドロイドα「」ジャキジャキジャキッ

サイタマ「」ヒュ…

バギャァァアアアアアン!!!!!

バトルドロイドα「」バラバラ… バラバラバラ…

サイタマ「こんな連中には構ってらんねーな・・・てか施設でけえな」ドカッ バラッ

カーズ「・・・よし、ここは分かれることにしよう。童帝とジェノス、キングと俺、サイタマ。この3つに分かれて行動しよう」

カーズ「それと・・・」ズモモモモ

モコモコモコ

787: 2014/05/13(火) 23:28:50 ID:5aaGrPxM
リス「」モコン

リス「」ピョンッ ピョンッ

童帝「!」ピョン

サイタマ「リス?」ピョン

カーズ「リスを1匹同行させよう。一応、そっちの動きが俺にある程度分かるからな」

サイタマ「なるほど・・・よろしくな」ナデナデ

リス「~♪」スリスリ

童帝「じゃ、ここで道が別れてるし・・・ここで分かれよう」ナデナデ

3人「ああ」

キング(うわあ・・・カーズ氏と2人きりか・・・いや、厳密には人じゃあないんだけどさ)

789: 2014/05/13(火) 23:32:29 ID:5aaGrPxM
バトルドロイドα「」ジャキィッ!!!

スパッ

バトルドロイドα「」…ガシャァアアン

カーズ「・・・」シャコン

カーズ「」カツ カツ カツ

キング「・・・」スタスタスタ

カーズ「なあ」

キング「えッ!?」ドキリ

カーズ「そこにバトルドロイドβが群れている・・・行って来い」

キング「・・・」

キング「・・・はい?」

790: 2014/05/13(火) 23:35:42 ID:5aaGrPxM
カーズ「一体に装置を取り付ければそれでいい。後は操って全滅させろ」

キング「え、いや、でも、それは、なんといいますか・・・」アセアセ

カーズ「いいから行け」ドカッ!!

キング「う、うわッ!!!」バダァアッ!!!

キング「痛ッ・・・こけた・・・」ムク…

バトルドロイドβ「」ジャキ…

キング「・・・あ」

バトルドロイドβ「」ジャコン…

キング「ナ・・・」

キング「ナイストゥーミートゥー・・・」ヒクヒク

バトルドロイドβ「」ジャガァアッ!!!!

794: 2014/05/15(木) 23:04:24 ID:c33p43Fo
バトルドロイドβ「」ドォォオオオオン!!!!

キング「ヒッ!!」バッ

ズガァアアアアアアアアアン!!!!!

シュウウウウウウウウウウウ…

キング「うお・・・」

ドォン ドドドォン ドォン

キング「う、うわッ!!!」

バグォォォオオオオオオオオン ドゴォォォォォオオオオオオン

キング「うああッ」ズバァアアアアアアン!!!

キング「うくッ、くッ、おッ」ゴロゴロゴロゴロ

795: 2014/05/15(木) 23:07:32 ID:c33p43Fo
キング「」ズザザザザザザ…

キング「ううッ・・・」ググ…

キング「」ハッ

バトルドロイドβ「!?」オドオド

バトルドロイドβ「・・・!?・・・!?・・・!?」ガシャッ… ガシャガシャガシャ

キング(ば・・・爆風で吹き飛ばされて)

キング(背後をとれるとはッ!!!)バッ!!!

ガッシィア!!!

バトルドロイドβ「ッ!!!」ガシャッ

キング「」ガッ!

796: 2014/05/15(木) 23:10:18 ID:c33p43Fo
キング「」ジャァッ!!!

パカッ

キング「ここにこの装置を・・・」グッ

ポロッ

カシャァーーーーーン

キング「・・・」

キング「・・・え?」

バトルドロイドβ「」ギギ…

ドガァアッ!!!

ビュンッ!!!

797: 2014/05/15(木) 23:13:06 ID:c33p43Fo
キング「け・・・蹴り飛ばッ」

バキャッ!!!

ドカッ!

ゲシィッ!!

バシッ

シュガッ!!!

ドガガガガガガガガガガガガガガガ

キング「う、うわあ・・・ロボットもサッカーってするんだね・・・」ドガガガガガガガガ

キング(い、いやいや!!あのコントローラーを取り戻さないと何もできないじゃんッ!?)ブンブンブン

キング(どうすれば・・・ッ)

798: 2014/05/15(木) 23:16:00 ID:c33p43Fo
バトルドロイドβ「」ツルッ

バトルドロイドβ「ッ!?」グラアア…

ビシィイッ

キング「!!!」

キング「っとォ!!!」パシィッ

バトルドロイドβ「」ガッシャァアーーーーン!!

キング「や・・・やった!取り戻せた・・・でも」

キング「何であのバトルドロイドは転倒・・・」チラッ

キング「!!!」



キング(ネジか・・・!)

799: 2014/05/15(木) 23:20:30 ID:c33p43Fo
キング(蹴られた衝撃でネジが1本外れたのか・・・それを踏んで・・・!)

カーズ「早くセットしろ早くッ!!!」

キング「」ハッ

キング「あ、ああ!!」ガシャッ!!!

バトルドロイドβ「」ビクンッ!!!!

キング「・・・」

ス…

ポチッ

バトルドロイドβ「」ウィィイイン!

キング「やったッ!!コントロールできるッ!!!」

800: 2014/05/15(木) 23:25:20 ID:c33p43Fo
キング「砲撃だッ!!」カチッ

バトルドロイドβ「」ガシャァアッ!! ジャキィッ

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド







バグォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンン!!!!!!!!!!!!

801: 2014/05/15(木) 23:31:52 ID:c33p43Fo
シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ…

キング「や、やったッ!勝ったッ!第3部k」

カーズ「この調子だ・・・残りのバトルドロイドも全て始末するぞッ!!」ザッ!!

キング「あ、うん!」

カーズ「それにしてもコントロールが上手いな。見込んだ通りだ」

キング「いやあ、操縦ゲームやってると、ね」

カーズ「なるほど・・・流石は俺に次ぐ動体視力」

キング「いやあ」

カーズ「体が追い付けば、銃弾も全て真っ二つに切断して防御できるぞ」

キング「そ・・・それはちょっと」

802: 2014/05/15(木) 23:41:34 ID:c33p43Fo
一方ジェノス

童帝「この先が超重要研究室さ。強力な重火器だとか、生物兵器だとか・・・『触るなキケン』『取扱注意』みたいなのが置いてあるんだ」

ジェノス「・・・遠距離から爆破するか?」

童帝「・・・生物兵器がここから逃亡しても困るしねー・・・でも近づくと危険だし・・・」

童帝「それにしても不用心だよね。ヒーロー協会に黙って研究してるってことは、ヒーロー協会を敵に回したも同然。僕も敵に回るってことなんだから・・・研究所ぐらい変えてもいいと思うんだけどなぁ」

ジェノス「そうだな」

童帝「・・・それだけ自信があるってことなのかな」

ジェノス「・・・」

童帝「・・・」

童帝「・・・行こう。生物兵器を全部潰して、残りを離れたところから爆破すれば大丈――」

803: 2014/05/15(木) 23:43:05 ID:c33p43Fo








バギァ









804: 2014/05/15(木) 23:45:54 ID:c33p43Fo
ジェノス「な・・・」

童帝「がッ・・・」バラァァアアッ

童帝(そん・・・な・・・ランドセル兵器が・・・)

童帝(一瞬・・・で・・・・・・)

童帝「」ドガンッ!! ダンッ バンッ ズガンッ

ズギャギャギャギャギャギャギャギャ

童帝「」…ガクッ

ジェノス「童帝・・・ッ」

ガシィイッ!!!

ジェノス「!!!」

805: 2014/05/15(木) 23:48:28 ID:c33p43Fo
「侵入者か・・・」グググ

ジェノス(腕・・・ッ)グググググ

ジェノス(馬鹿かッ!!こんな至近距離であれば・・・焼却砲は確実にッ!!減衰せずにダイレクトに命中するぞッ!!!)グググ…

キュオオオオオオオ…

「!」

ジェノス(   焼   却   ッ   !   )







ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

806: 2014/05/15(木) 23:51:47 ID:c33p43Fo
ジュオオオオオオオオオオオオオオオ…

パラパラ… ガラッ パラ…

ジェノス「・・・」シュウウウウウウ…

ジェノス「・・・終わったか」スゥン

ガッッッ!!!!

ジェノス「ッ!?」グイイイッ!!!

「面白い攻撃だな・・・しかし」ググググググ

ジェノス(いつの間に背後に・・・ッ!俺の髪を掴んで・・・ッ!!)

シュトロハイム「当たらなければ、ただの『ストーブ』だ」ドォォーーーーーーーーーーーーーーン

ジェノス「・・・ッ!!!」ギギギギギギ

807: 2014/05/15(木) 23:52:45 ID:c33p43Fo
シュトロハイム「」グンッ!!!

















メシャァァァァアアアアアアアアッ!!!!!!!!!

810: 2014/05/17(土) 22:23:00 ID:tncPw0yE
パラ… パラ

ジェノス「・・・」ジジジ…

ジェノス「」ガクッ

ガシャァーーーーーン

シュトロハイム「・・・」パラ…

シュトロハイム「・・・脆いな」ガシャ…

シュトロハイム「・・・ガキ」

童帝「」ビクッ!

シュトロハイム「その握りしめた右手に・・・何を持っている?」

童帝「・・・!」ググッ

811: 2014/05/17(土) 22:28:47 ID:tncPw0yE
童帝「チッ!!」ブンッ!!

シュトロハイム「」パァァン!!!

バキァッ!!!

ガシャァァアッ パラッ…

童帝「・・・ッ!!」

シュトロハイム「・・・」シュウウウ…

シュトロハイム「電磁波爆弾か・・・機械だけに有効」

バチバチッ バチチッ…

シュトロハイム「『あの頃』とは装備も違う・・・手首・膝・肘・・・あらゆる場所にあらゆる兵器を搭載してある」

シュトロハイム「奴は約束してくれた・・・侵入者を始末すれば、『続き』をさせてやるとな」

812: 2014/05/17(土) 22:41:21 ID:tncPw0yE
童帝「・・・続き?」┣¨

シュトロハイム「シチリアの石仮面を回収し・・・実験・・・」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

シュトロハイム「ドイツ第3帝国を復活させ!吸血鬼の軍団を作り上げるッ!!!」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨







ボフォイ「フフ・・・まだナチを復活させる気でいるのか」

デイアボロ「ハッ。役に立つ機械だな」

ボフォイ「全くだ・・・さて、君も出撃してもらおう。カーズとキングの方をやってくれ」

ディアボロ「・・・ああ。上から指示するのは楽でいいよな」

813: 2014/05/17(土) 22:48:50 ID:tncPw0yE
ボフォイ「監視カメラは全て破壊されている。どこにいるのかは分からないん」

ディアボロ「・・・どこに居るかも分からないのに倒せ、と?」

ボフォイ「一応・・・」ポイッ

ディアボロ「」バシッ

ディアボロ「・・・これは?」ガシャッ

ボフォイ「探知装置だ・・・生物のな。何か生物が100m以内にいればその装置のレーダーにひっかかり、表示される」

ディアボロ「ほう・・・」

ボフォイ「それを使って探しだし、始末しておいてくれ・・・」キィ…

ディアボロ「いいだろう・・・」

ディアボロ(・・・・・・問題はあの禿頭か)

814: 2014/05/17(土) 22:54:38 ID:tncPw0yE
サイタマ「」タタタ…

バトルドロイドα「」ガシャッ!!!

サイタマ「うおっと」ス

バトルドロイドα「ギ」ドグワシャァァアアアアアッ!!!!!!!

ガシャガシャ バラバラ ギシ…

サイタマ「このブリキ、何体いるんだろーな・・・あ、手袋裂けちまった」

サイタマ「」タタタ…





ディアボロ(・・・化け物め)

815: 2014/05/17(土) 23:03:30 ID:tncPw0yE
キング「・・・」ポツーン

キング(・・・どうしてこうなった)



カーズ『じゃあ、貴様は1人で行動しておけ』

キング『・・・え』

カーズ『俺といてはろくに功績も残せまい。これも『修行』だ。貴様をS級にふさわしい存在にするための』

キング『い、いや』

カーズ『ではな。1人で機械を撃破しろよ』タタタ



キング「あああ・・・」

816: 2014/05/17(土) 23:09:17 ID:tncPw0yE
キング「まあこいつがいるからそんなに問題はないんだろうけど・・・」ポチ

バトルドロイドβ「」ウィィィン

キング「ああ・・・」

ピーッ ピーッ

キング「・・・え?」ピーッ ピーッ

キング「コントローラーが鳴ってる・・・」ピーッ ピーッ

キング「・・・接近反応?」





ディアボロ(この角を左に曲がって20m・・・1人いる)ザッ!

817: 2014/05/17(土) 23:19:20 ID:tncPw0yE
キング「・・・」ピーッ ピーッ

キング(何かわからんが逃げよう!)ダッ!!

ディアボロ「!!!」

ディアボロ(逃げた・・・逆方向に走っている!!)

ディアボロ「逃がさんッ!!」バッ!!

ディアボロ「!」



バトルドロイドβ「」ウィィィ…

ガシャァアッ!!!

ディアボロ「・・・何だ、バトルドロイドか」

818: 2014/05/17(土) 23:21:50 ID:tncPw0yE
ディアボロ「・・・ん?」

ディアボロ(何故・・・銃口を俺に向けている?)

ディアボロ「・・・まさかッ!!」

バトルドロイドβ「」ドォォン!!!

ゴォオッ!!!

ディアボロ「ッ!!!」ギュアァア







バグォォォォオオオオオオオオオオン!!!!!!!!

819: 2014/05/17(土) 23:25:49 ID:tncPw0yE
ゴオオオオオオオオオオオ…

メラメラ メラメラ ボウボウ

バトルドロイドβ「・・・」

バトルドロイドβ「」ガシャン…



キング「・・・倒せたかッ!?」タタタタタタ

キング(あの地点からは・・・130mか)タタタ…



メラメラメラ…

ブァサッ!

820: 2014/05/17(土) 23:39:00 ID:tncPw0yE
ディアボロ「・・・コントロールされているのか」

バトルドロイドβ「!」

ディアボロ「結果だけだ・・・弾が通過したという結果だけが残るッ!!」ダッ!!

バトルドロイドβ「」バッ…

バトルドロイドβ「」ジャキィイイッ!!!

ディアボロ(銃を構えるのに数秒・・・これで距離を詰められる)

バトルドロイドβ「」グッ…

ディアボロ(さらに・・・)

バトルドロイドβ「・・・」

バトルドロイドβ「・・・?」

821: 2014/05/17(土) 23:41:40 ID:tncPw0yE
ディアボロ(『引き金』を引いた時間を吹き飛ばした・・・!これでさらに距離を詰められるッ!!)ダダダッ!!!

バトルドロイドβ「」ハッ

ディアボロ(そして・・・)

ディアボロ(  射  程  距  離  に  入  る  )











バトルドロイドβ「」バギャァアアアッ!!!

822: 2014/05/17(土) 23:44:11 ID:tncPw0yE
バトルドロイドβ「」グラ…

ガシャァアーーーーーーーーーーーーーーーーーン

バランバラン カンッ カララララララン…

ディアボロ「・・・」

バトルドロイドβ「」ギギ…

ディアボロ「・・・まだ動けるか」

バトルドロイドβ「」ウィィイイ… ギギギ

ディアボロ「」ス…

パカァアアッ

ディアボロ「・・・やはりコントロールされている・・・か」

823: 2014/05/17(土) 23:49:27 ID:tncPw0yE
ディアボロ「・・・コントロールしていた奴はいないな・・・逃がしたか」

ディアボロ「わざわざバトルドロイドを操作、そして単独ということは・・・おそらくカーズではないな」

ディアボロ「待っていろ・・・カーズ!」ザッ

キング(・・・!!バトルドロイドが壊されたッ!)

キング(逃げよう)ダッ!



童帝「」…ガクッ

シュトロハイム「・・・フン」

ジェノス「」ダンッッ!!!

シュトロハイム「!」

824: 2014/05/17(土) 23:54:31 ID:tncPw0yE
ドガァアアッ!!!

シュトロハイム「ヌウ・・・!」ギギッ

ジェノス「」クオンッ!!

ヒュガァアアアッ!!!!!!

ギギ… ギギギ…

シュトロハイム「動けたか貴様・・・!」ギギ

ジェノス「防がれたか・・・!」ギギギ

シュトロハイム「だが・・・無駄だ」ガシィッ!!

ジェノス「!」

シュトロハイム「貴様はこのシュトロハイムにとって・・・性能テストでしかないッ!!」グッ!!!

825: 2014/05/17(土) 23:56:08 ID:tncPw0yE
メシメシメシ グシアッ!!

ジェノス「う・・・腕をッ!!」

シュトロハイム「いや・・・撤回しよう」グッ…











シュトロハイム「  貴  様  は  性  能  テ  ス  ト  で  す  ら  な  い  」

ブヂィィイイイッッッ!!!!!

827: 2014/05/22(木) 22:21:38 ID:WVpxeQqs
童帝「」ハッ

童帝「」ガバッ!!

童帝「え・・・」キョロキョロ

童帝「ぐッ!!!」ズキッ

ズキン ズキン ズキン

童帝「ぐ・・・!」ズキン ズキン ズキン

童帝「う・・・うう・・・う・・・」ズキン ズキン ズキン ズキン

童帝「くッ・・・」ググ…

童帝「」バッ!!!

ヨロヨロ ダン!

828: 2014/05/22(木) 22:41:17 ID:WVpxeQqs
童帝「・・・!!」ググググググ

ガクガクガクガク

童帝「ここ・・・は・・・!」ガクガクガク

シュトロハイム「ようやく目覚めたか・・・」

童帝「!!!」ビクッ!!!

シュトロハイム「質問される前に答えよう・・・ここはこの開発施設のコア・・・そのすぐそばだ」

童帝「・・・!?」

シュトロハイム「貴様は元々、ボフォイの助手だったそうだな・・・」ザッ

童帝「ッ!」ジャッ!!!

ス…

シュトロハイム「おとなしく服従すれば・・・命まではとらない」トン

829: 2014/05/22(木) 22:48:24 ID:WVpxeQqs
壁「」スパッ…

スパパパパパパッ!!!

壁「」ガラガラガラ バラバラバラ

パラ… コンッ

カーズ「・・・」ザッ

壁「」ビシィイイッ!!!!

壁「」ドッグァァアアアアアアアアアアアア!!!!

サイタマ「・・・キングは?」パラパラパラ ポロッ…

カーズ「奴1人でなんとかやってみるそうだ。奴のためにもなるし、そうさせた」

サイタマ「なるほどな」パラ…

830: 2014/05/22(木) 22:50:57 ID:WVpxeQqs
サイタマ「ジェノスと童帝は?」

カーズ「知らんな」

サイタマ「・・・」

カーズ「・・・」

カーズ「それよりも、だ。この建物を波紋でスキャンした結果・・・」

サイタマ「お、何かわかったの?」

カーズ「制御室の位置を把握できた。来い!」ダッ!!

サイタマ「よっしゃ!」ダッ!!

バトルドロイドα「!」ガシャッ…

バトルドロイドα「」スパアァーーーーーン

831: 2014/05/22(木) 22:59:32 ID:WVpxeQqs
バトルドロイドβ「」ドシャ…

カーズ「その部屋だが・・・その隣と合わせると、生体反応を4つ確認した」タタタタタタタ

サイタマ「4つ?」タタタタタタタ

カーズ「ああ・・・うち1つは消えかけている。おそらくジェノスだ」タタタタタ

サイタマ「・・・じゃあ早く助けねーとな」

カーズ「無論だ」

カーズ「その2人が人質にされることを最も警戒すべきだろうが・・・」

カーズ「我々なら人質2人程度、楽に救出できるな」ニィ

サイタマ「だな・・・とっとと終わらせて、ラーメンでも食おうぜ!」

カーズ「たまにはパスタはどうだ?」

833: 2014/05/22(木) 23:02:51 ID:WVpxeQqs
ディアボロ「・・・来たか」

ディアボロ「」バッ!!!

2人「!!!!」

カーズ(何だ!?人間ッ・・・!)

ディアボロ「フフッ・・・待っていたぞカーズッ!!貴様をッ!!!」

ディアボロ「キング・クリムゾ」







ダゴォオオッ

834: 2014/05/22(木) 23:07:26 ID:WVpxeQqs
サイタマ「・・・え?」タタタ

カーズ「・・・」

カーズ「・・・ン?」タタタ

カーズ「何だ?いきなりピンクの人間が現れて、突如消えたような・・・」

サイタマ「・・・何か知らんうちに殴ってたっぽいわ」タタタ

カーズ「そうか」

サイタマ「不思議だな・・・殴った感覚がなかったぜ」

カーズ「柔らかかったんじゃあないのか?・・・氏体も残っていないな」

サイタマ「蒸発したとか?」

カーズ「さあな」

835: 2014/05/22(木) 23:13:29 ID:WVpxeQqs
ディアボロ「ハッ!?」バッ!!

ディアボロ(俺は・・・氏んだのかッ!!)

ディアボロ(馬鹿な!!時は消し飛んだ・・・!攻撃が当たるはず・・・)

ディアボロ「・・・それより、ここはどこだ?上下の感覚がない・・・」

ディアボロ「さ、寒いッ!!凍るッ!!凍氏してしまうッ!!」ガッ!!

ディアボロ「き、気分が悪い・・・!!目が・・・!眼球がメリメリと・・・外にッ!外に出てしまうようなァァァアア・・・!!!」グググ

ディアボロ「さ、寒いッ!暗いッ!体がァァァアアアアアアアアア」

ディアボロ「」ハッ!!!

ディアボロ「ま・・・まさか」

ディアボロ「あの・・・青い星は・・・」

ディアボロ「まさかァアッ!!!あの青い星はァアーーーーーーーッ!?」

837: 2014/05/22(木) 23:18:26 ID:WVpxeQqs
ディアボロ「地球――」

ビシィイッ

ビキビキ パキパキ ピシピシ

ディアボロ「」カキィィーーーーーーーーーーーーン





ディアボロ「ハッ!?」バッ!!

ディアボロ(ま・・・また!し、しかも・・・)

ディアボロ(地球が離れていくッ・・・!!!)

838: 2014/05/22(木) 23:20:40 ID:WVpxeQqs
ディアボロ「ま・・・また凍るゥウッ!!!」ビキビキビキ

カキィイーーーーーーーーーーーーーーン



ディアボロ「ハッ!?」バッ!!

ディアボロ「さ、さらに地球が小さくなって――」

ビキビキビキ パキパキパキ

ディアボロ「ぐおおうあああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」カキィイーーーーーーーーーーーン



ディアボロ「ぐあばッ」バッ!!

ディアボロ(さっきから・・・一体何が!!)

839: 2014/05/22(木) 23:26:22 ID:WVpxeQqs
ディアボロ(ま・・・まさかあの男の一撃ッ!未来を確認した時には・・・なかったあの攻撃!!)

ディアボロ(未来予知すら覆すあの男のパンチ・・・!あれか!?あれに何か・・・次元を超越した『何か』があったと!?)

ディアボロ(そのパンチが・・・!ゴールド・E・レクイエムの能力に、影響を与えたのかッ!?)

ディアボロ「ぐ・・・ぐうあああーーーーーーーーーーーッ!!!!」カキィイーーーーーーーーーン



ディアボロ「ぐおばああッ!」バッ!!

ディアボロ(これまで!ゴールド・E・レクイエムによって復活した後は・・・『地球上』だけだった!!地上で復活した・・・どんな時もッ!!)

ディアボロ「それが今は違うッ!!あの男ォオーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

ディアボロ「あの男の一撃が・・・!ゴールド・E・レクイエムにさらなるパワーを与えッ・・・」

ディアボロ「いぎぃぃぃいいいいあああああああああああああああああああああ」カキィイーーーーーーーーーーーーン

841: 2014/05/22(木) 23:34:31 ID:WVpxeQqs
ディアボロ「ぐあああッ」バッ!!

ディアボロ「これまで『地球上』だけだったゴールド・E・レクイエムの能力は・・・!『宇宙全域』に広がったッ!!」

ディアボロ「あの便器に吐き出されたタンカスがァアーーーーーーーーーーーーッ!!!!許さんッ!!恨み抜いてやるゥウッ!!!」

ディアボロ「ぎゃばあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」カキィイーーーーーーーーーーン



ディアボロは――

2度と地球へは戻れなかった・・・

広大な宇宙空間の中で凍氏を続け、そしてすぐ始まる次の命

そして再び消える命・・・

鮮明な意識の中、考えるのを止めることもできず・・・

宇宙が終焉を迎える数兆年の間、孤独に氏に続けるのだ

856: 2014/05/31(土) 19:16:53 ID:64JcnAlQ
ボフォイ「・・・」

ボフォイ「」サ

ボフォイ(・・・ディアボロに渡した探知装置の反応が・・・消えた)

ボフォイ(あれは探知装置であると同時に、私にディアボロの安否を知らせる発信機でもあるが・・・その発信が今)



ボフォイ(途絶えた・・・)



ジェノス「・・・」

ジェノス(・・・何を見ているんだ・・・?)

ジェノス(いや、問題はどうやって脱出するかだ・・・意識を取り戻したが・・・)

857: 2014/05/31(土) 19:18:41 ID:64JcnAlQ
ジェノス(ここは・・・この部屋は・・・)

ジェノス(制御室か?コントロールルーム・・・ここを破壊すればこの開発施設はパーだろう)

ジェノス(しかし・・・外にいるであろう狂サイボーグ・・・あれをどうにかしないことには・・・)

ボフォイ「・・・」

ボフォイ「・・・目覚めているのだろう?」









ジェノス「!!!」

858: 2014/05/31(土) 19:26:22 ID:64JcnAlQ
ボフォイ「おいおい、気付かないはずがないだろう・・・ここは中央制御室。この開発施設の核だ」

ボフォイ「何百何千という機械がこの部屋にある・・・防衛のためにな」

ボフォイ「どんなに微小な生物であろうと・・・どんな精巧な迷彩装置が搭載された機械であろうと・・・絶対に探知し調べ上げる機械が。この部屋には無数にあるのさ」

ジェノス「・・・」

ボフォイ「実に滑稽だったよ。気付かれていないと思って・・・精一杯の演技をしている君は」クルリ

ジェノス「・・・!」ガシャ

ボフォイ「おっと。動かない方がいいぞ」

ジェノス「!?」バヂッ!!



ジェノス「・・・ッ!?」ガグン ガグン

859: 2014/05/31(土) 19:30:06 ID:64JcnAlQ
ジェノス「がッ・・・」ガグガグガグ

ジェノス「貴様ッ・・・はッ・・・」バヂバヂバヂ ガグガグガグ

ボフォイ「シュトロハイムに命令して・・・あまり動くと君の体が自動的にロックをかけるようにしておいたのさ」

ボフォイ「彼の頭脳は素晴しい。もっとも、今では自分で考える能力は失われているがな」

ジェノス「・・・!!」ガグガグガグ

ボフォイ「」ニシッ

ボフォイ「素敵だ。その苦痛に歪む表情・・・さて」

棚「」ガララッ

ガチャガチャガチャ

ボフォイ「」ジャキッ

860: 2014/05/31(土) 19:31:38 ID:64JcnAlQ
ボフォイ「口を閉じるんだ・・・この弾丸で永遠にな・・・」チャッ…

ジェノス「・・・!!!」













シュトロハイム「・・・」

シュトロハイム「来る」

861: 2014/05/31(土) 19:32:39 ID:64JcnAlQ








ドッゴォォォオォォォォオオォォン!!!!!!









バトルドロイドβ「」バァアッ!!!

862: 2014/05/31(土) 19:34:47 ID:64JcnAlQ
シュトロハイム「!何――」

バトルドロイドβ「」ジャコォォオッ

バトルドロイドβ「」ドォォォオオオオオン!!!!

シュトロハイム「ヌウッ・・・」

ゴォォッ!!!









バグァァァァァアアアアアアアアアアアアアン!!

863: 2014/05/31(土) 19:37:31 ID:64JcnAlQ
シュウウウウウウウウウウウウウウウウウ…



キング「・・・!」

キング「・・・YES!」グッ!

キング(カーズ氏が予備用意してくれててホントーッによかったーッ!)

キング(いやあカーズ氏、本当は優しいよな・・・ほんと助かった。マジで!)

キング(狂サイボーグも倒せて、そのうえ童帝君も救出・・・)

キング「・・・あれ?」



シュウウウウウウウウウウウウウウ…

バサァアッ

864: 2014/05/31(土) 19:41:27 ID:64JcnAlQ
シュトロハイム「・・・」ザッ!!!



キング「」

キング(やっべェエーーーーーーーーーーッ!!服がはだけてマジ強キャラ感出てる!!やべえ!!)バッ!!

キング(何アレ!?やべえよ!ターミネーターの10倍は強いって!!!しかも爆炎をバックに・・・!どこのハリウッド!?)

キング(さ、さっさと攻撃・・・)サッ



シュトロハイム「」ジャゴォォオッ!!!



キング「!!!!!」

865: 2014/05/31(土) 19:43:27 ID:64JcnAlQ
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

キング「」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

キング(は・・・腹からマシンガンを)

キング(ブッ放したァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!)ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

866: 2014/05/31(土) 20:19:22 ID:64JcnAlQ
バトルドロイドβ「」バガッ バガガガガッ ズガン バガガン

バトルドロイドβ「」ビキィィッ バラッ ボロッ ピシピシ バキ!

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…

ドドドドド… ドドッ

シュトロハイム「・・・」

カチカチ

シュトロハイム「・・・」シュウウウウウウウウウウ…

シュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ…

バトルドロイドβ「」ギギ… ビシビシビシ バキッ

867: 2014/05/31(土) 20:24:58 ID:64JcnAlQ
キング(な・・・なんて打撃!)

シュトロハイム「」スッ…

キング(!?しゃがんだ?)

シュトロハイム「」クッ…

ウィィイイイイン ガキッ

ガシャァアン!!

キング「・・・!!!」

キング「ヒザが開いた・・・!!」

シュトロハイム「」カチッ

ボシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッッッッッ!!!!!!!!

868: 2014/05/31(土) 20:30:29 ID:64JcnAlQ
キング「ミ・・・ッ」

キング「ミサイル!!!」

ミサイル「」ギュォォオオッ!!!!!!

バトルドロイドβ「」ゴォオッ











ズガァァァァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン

869: 2014/05/31(土) 20:35:19 ID:64JcnAlQ
キング「・・・!」

ゴクッ…



シュウウウウウウウウウウウウウ…

シュトロハイム「・・・」シュウウウウウウウウウウウ…

シュトロハイム「」ガシャッ!!

シュトロハイム「・・・」ウィィィィ…





シュトロハイム「   敵   影   発   見   」

870: 2014/05/31(土) 21:00:59 ID:64JcnAlQ
シュウウウウウウウウウウウウウウウウウ…

シュトロハイム「・・・」

シュトロハイム「」ジャキッ

ザッ

サイタマ「・・・あれが狂サイボーグのシュトロハイム?」ザッ

カーズ「・・・間違いない」ザッ

シュトロハイム「・・・貴様は」

カーズ「久しぶりだな・・・軍人」

シュトロハイム「・・・」

2人「・・・」

バッ!!!!

872: 2014/06/07(土) 21:51:10 ID:ztSlABBQ
シュトロハイム「」シュォン!!!

カーズ「」バッ!!

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

カーズ(・・・速いッ!)ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

シュトロハイム「」ドガガガガガガッ!!!

カーズ「チッ」ビュッ!

バギィアッ!

シュトロハイム「!!!」パラ…

サイタマ「」ヒュッ

シュトロハイム「な――」

873: 2014/06/07(土) 21:53:04 ID:ztSlABBQ








ドゴォオオオッ!!!!!!!!!!





シュトロハイム「」シュウウウウウウウウ…

シュトロハイム「」ギギ… ギ… ジジジ…

シュトロハイム「・・・」

874: 2014/06/07(土) 21:55:52 ID:ztSlABBQ
シュトロハイム「俺は・・・」ギギ…

カーズ「目が覚めたか」

シュトロハイム「ッ!」ガシャッ

シュトロハイム「侵入者は排除・・・ッ」ガシャッ!!

カーズ「」ヒュッ

シュトロハイム「!」スパンッ

銃「」カシャンッ

シュトロハイム「・・・」

カーズ「動きは速くなった・・・性能はかなり良くなっているぞ?少なくともスイスの時よりは」

シュトロハイム「・・・」ギギギ

875: 2014/06/07(土) 22:00:09 ID:ztSlABBQ
シュトロハイム「」ジャキィイッ!!!

カーズ「無駄だ」シュンッ

ズバッ!!!

・・・ゴトッ

シュトロハイム「・・・!」

カーズ「・・・」

カーズ「感情がほとんどない・・・ただのボフォイの傀儡と化したな」

カーズ「人間であることを捨て、忠実で性能のいい・・・」



カーズ「   た   だ   の   機   械   」

876: 2014/06/07(土) 22:02:56 ID:ztSlABBQ
シュトロハイム「・・・」

カーズ「・・・」

カーズ(こう言っても反応なし・・・か)

カーズ「貴様はそれでいいのか?」ズイ

シュトロハイム「・・・」

カーズ「あの時の貴様は・・・ナチスドイツの犬ではあったが、生き生きとしていた」

カーズ「人間味があったぞ」

シュトロハイム「・・・」

カーズ「俺は人間は嫌いだ。吸血鬼もな・・・食料としては魅力的なのだが」

サイタマ「おれ食料なの?」

877: 2014/06/07(土) 22:06:55 ID:ztSlABBQ
カーズ「だが・・・人間には2つだけ。2つだけ俺が認めた『長所』がある」

サイタマ「聞いてる?」

カーズ「1つは野望だ。人間の野望は計り知れない・・・過去にこのカーズは何万もの人間の野望、野心を利用してきた」

サイタマ「おーい」

カーズ「貴様やその上官・・・ヒトラーとか言ったか。お前たちの野心には光る物があったぞ」

サイタマ「カーズー?」

カーズ「そして2つ目は・・・『温かさ』だ」

サイタマ「ヘイ!ヘイ!」

シュトロハイム「・・・」

カーズ「エシディシ、ワムウ、サンタナの3人で暮らしていた温かみ・・・人間からはそれが感じられた」

878: 2014/06/07(土) 22:09:02 ID:ztSlABBQ
カーズ「サイタマやジェノスと暮らしているのもそれが理由だ・・・が」

サイタマ「もっしもーし?」

カーズ「今の貴様にそれは感じられないな」ビシッ











シュトロハイム「・・・」

サイタマ「カーズっちー?」

879: 2014/06/07(土) 22:27:08 ID:ztSlABBQ
カーズ「人間を生き生きとさせてきた『感情』が欠けている」

カーズ「俺の知る貴様は傀儡ではなかった。それでいいのか?」

シュトロハイム「・・・」

シュトロハイム「人間・・・か」

シュトロハイム「・・・」

サイタマ「おーいカーズ社長」

カーズ「しつこいな何だ」

サイタマ「無視すんなよ」

カーズ「フン・・・・・・俺も年を取ったな。敵である者に救いの手を差し伸べるとは」

サイタマ(普通年取ったら性格悪くなると思うんだけどなあ・・・)

880: 2014/06/07(土) 22:41:03 ID:ztSlABBQ
サイタマ「そうだ、さっさとジェノス助けようぜ」グイッ

童帝「」ドサッ

カーズ「そうだな」

カーズ「」チラ

シュトロハイム「・・・」ボーーー…

カーズ「・・・」

ジャキィイッ

カーズ「突入するぞ」ブウウウウウウウウウン キュイイイイイイイイイ

ヒュッ

ザンッッッ!!!!!!!!!!

881: 2014/06/07(土) 22:45:58 ID:ztSlABBQ
扉「」バガァアアッ

バラバラバラバラ

ボフォイ「!」

2人「」パラ…

ボフォイ「来たか・・・」

ジェノス「」ガシャ…

サイタマ「ジェノスそれ・・・生きてんのか!?」ガタッ

カーズ「・・・」

カーズ「・・・おそらく弾丸は脳を損傷させた。脳はデリケートな器官だ・・・」

882: 2014/06/07(土) 22:52:52 ID:ztSlABBQ
カーズ「おそらく手遅れだ・・・」

サイタマ「・・・ッ!」ギリッ

カーズ「」ギリ…

ボフォイ「ハハッ・・・そんな怒った顔しないでくれよ。君がサイタマ君か」

ボフォイ「シュトロハイムやディアボロを倒したところを見る限り、正攻法で勝てる相手じゃあないな。それは分かる」

ボフォイ「でもたった一つだけ策はある」

カーズ「策など無意味だ。人間は策を弄すれば弄するほど予期せぬ自体で策が崩れ去る」

ボフォイ「それはどうだろうね?」ス…

ポチッ

…ピッ

883: 2014/06/07(土) 22:56:16 ID:ztSlABBQ
ビコォーーーン! ビコォーーーン!

2人「!!!」ビコーン! ビコーン!

ボフォイ「フフッ」

2人「!」バッ!

ボフォイ「それではさようなら」ポチッ

ボフォイ「永遠にな・・・」シュンッ……

ビコーン ビコーン

サイタマ「・・・消えた?」ビコーン ビコーン

カーズ「テレポートだ!緊急時空移動・・・この開発施設の兵器全部持ってどこかへ移動したぞッ!!」

カーズ「ヤツの目的は不明だが・・・新たなる国家を作るとか・・・世界征服とかだろう。もしくは人類滅亡か・・・大体の察しはつく」

884: 2014/06/07(土) 23:01:26 ID:ztSlABBQ
サイタマ「あいつは何をしたんだ!?」ビコーン ビコーン

カーズ「この中央制御室を自爆装置を作動させ、自分と兵器だけまんまと逃走したッ!粗大ゴミと侵入者の始末が同時にできるから便利だな」

サイタマ「で・・・どうするんだ!?」

カーズ「ああ、それだが・・・貴様よりキングがいい」

サイタマ「キングが?」

キング「呼んだ!?」バッ!!

カーズ「・・・噂をすればなんとやらだな」

カーズ「丁度いい、手伝え!この中央制御室に転送装置があるはずだ!それを探せ!!」

サイタマ「あ・・・あいつは手持ちの装置で移動したんだぜ?」

カーズ「この部屋にも同様の装置は必ずある!」カタカタカタ

885: 2014/06/07(土) 23:06:19 ID:ztSlABBQ
キング「転送装置・・・転送装置・・・!」カタカタカタ

カーズ「送受信装置でもいい!物体を原子レベルに分解し、向こうで再構築しているのかも知れん・・・」カタカタカタ

キング「見つけた!どうやら違うみたいだ」タンッ!

カーズ「見せてみろ」バッ

カーズ「・・・なるほどな。普通に物体を転送しているのか」

カーズ「建造物用、重機用、生物兵器用、人間用・・・あった!人間用を選択しろ。ボフォイだけをこの基地に連れ戻すッ!!」

キング「で・・・でも、ボフォイの移動した先が分からないとどうにもできない!」

カーズ「いいか!転送装置は『家電』だ!このコントロールルームの転送装置は『親機』!ボフォイの使った移動装置は『子機』!使用履歴は親機にも残されるッ」

キング「そ・・・そうか!」カタカタカタ タタタンッ

キング「あった!最新の履歴だッ!」ポンッッ!

886: 2014/06/07(土) 23:10:05 ID:ztSlABBQ
キング「今呼び戻すッ!」クォンッ!!

シャォォォォオオオオオオオオオオオ…

ボフォイ「フフフッ・・・そろそろあの施設が爆発するころ・・・」シュンッ…

ボフォイ「・・・おや?」

カーズ「お帰り、ボフォイ」

ボフォイ「・・・何てことをッ!!!」バッ

カーズ「おっとッ!」ブンッ

ボフォイ「いぎいッ!!」ズバッ!!!

ボフォイ「ああぁぁぁぁあああぁあぁぁぁあぁぁあぁぁあぁあぁあぁああぁああぁぁあぁぁああぁあぁああぁあぁぁぁああああぁあぁぁぁあ」ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!

カーズ「右手を切り落とした・・・右手だけだ!左手まで切り落とすと駄目だからな・・・」ギイヤアァァアアアアアア

887: 2014/06/07(土) 23:12:54 ID:ztSlABBQ
カーズ「命令だ・・・自爆装置を解除しろ!」ドガッ!!

ボフォイ「うぐうッ」ドガッ ドガッ

ボフォイ「駄目だねッ!『拒否』するッ!!」

カーズ「・・・そうか」

カーズ「」ピンッ

ボフォイ「・・・!?」

ボフォイ「そ、その立てた指で何を・・・」





ドズゥゥウッ!!!

888: 2014/06/07(土) 23:17:07 ID:ztSlABBQ
ボフォイ「・・・ぎ」

ボフォイ「ぎいやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」ブウッシュウーーーーーッ!!!!

カーズ「潰したのは左目だ!貴様の利き目は右だろう・・・さあ、早く解除しろッ!次は右耳かッ!?左耳かッ!」

ボフォイ「ひ・・ひィィイッ!!!」

ボフォイ「む・・・無理だッ!!緊急プログラム1・・・自爆装置はそれだッ!緊急プログラム1は、一度実行すれば止めることはできない・・・!!」

3人「!!!」

ボフォイ「最大で1分遅れさせることはできるが・・・ゼェ、止めることは不可能ッ!!緊急時の措置だからなッ!!」

カーズ「・・・」ギリッ

ボフォイ「て、転送装置ィィ~~ッ!私はここから脱出しなくては・・・!!」ズル ズル ズル



ザグゥゥウウッ!!!

889: 2014/06/07(土) 23:19:03 ID:ztSlABBQ
ボフォイ「ごぼッ・・・!?」ゴブッ

ボフォイ「こ・・・れ・・・は・・・!!」ゴボォッ

カーズ「・・・!?」

カーズ「」ハッ

カーズ「これは・・・シュトロハイムの義手ッ!」バッ!

サイタマ「何・・・」

キィ…

3人「・・・!!」



シュトロハイム「すまないなカーズ。助けられたぜ」バァアーーーーン!!!

890: 2014/06/07(土) 23:24:25 ID:ztSlABBQ
カーズ「軍人・・・ッ」

シュトロハイム「しかし驚いたぞ・・・お前が人類の味方になっているとはな。さて」

ザッ

シュトロハイム「この愚図は俺が片づける。爆破してやる・・・」カタカタカタ カタカタカタカタカタカタ

シュトロハイム「30秒だけ遅らせる!その間に脱出するのだッ!!!」カタカタカタカタ

カーズ「し・・・しかし・・・しかし・・・!ようやく呪縛から解放されたのだぞッ!?ボフォイの呪縛から!共に脱出を・・・」

シュトロハイム「不安定だったとはいえ、町を壊滅させたのは事実だ」

シュトロハイム「俺は『つぐない』をしなくてはならない」

カーズ「・・・」

カーズ「行くぞ。サイタマ、ジェノスを忘れるなよ」

サイタマ「・・・ああ」ガシャッ

891: 2014/06/07(土) 23:27:35 ID:ztSlABBQ
カーズ「・・・敵同士だったが、昔の知人に会うとうれしいものだな」

シュトロハイム「フフ・・・」

カーズ「敬礼」ビシッ

シュトロハイム「」ビシッ

カーズ「」ダンッ!!!

天井「」ドグシャァアアアアアッ!!!

4人「」タンッ ターンッ…

タタタタタタタタタ…

シュトロハイム「・・・」ス

ボフォイ「・・・」

892: 2014/06/07(土) 23:36:19 ID:ztSlABBQ
ボフォイ「この汚らしい肥溜めの豚が・・・!ええ!?私の恩を忘れたのか貴様ッ!!!ゴボボォォオ~ッ」ボジョォ ブジョォ

ボフォイ「ご・・・ゴボゴボッ!ゲボォッ・・・貴様!何とか返事をしろッ!!おいッ!!!」

シュトロハイム「・・・」

シュトロハイム「」クルッ

シュトロハイム「我がナチスの科学力は世界一・・・貴様如きの薄っぺらな科学には屈しなかったということだ。貴様は無理矢理部下にしようとしていたがな・・・」

ボフォイ「何だとッ・・・」

シュトロハイム「」ビッシィイーーーーッ!!

シュトロハイム「我がナチスの科学力はァァァアアアア!!!!世界一ィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!」



カッッッ

893: 2014/06/07(土) 23:37:38 ID:ztSlABBQ








キュドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!









894: 2014/06/07(土) 23:51:37 ID:ztSlABBQ
ゴオオオオオオオオオオオオオオオ…

895: 2014/06/07(土) 23:53:36 ID:ztSlABBQ
ゴオオオオオオオオオオオ…

カーズ「・・・」

サイタマ「・・・施設が」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

サイタマ「クセーノ博士に話したら、喜ぶだろうな」

カーズ「ああ・・・だがその前に」

2人「?」

カーズ「」コオオオオオオオオオオオ…

バヂバヂバヂッ バヂッ

カーズ「ジェノスはまだ間に合うぞッ!!!」バヂバヂバヂバヂバヂバヂ

896: 2014/06/07(土) 23:56:57 ID:ztSlABBQ
サイタマ「!?な・・・ッ」

カーズ「波紋疾走ッ!!!」ドガァ!!! バヂバヂバヂバヂ!!!

ジェノス「」バリバリバリバリバリバリバリバリ!!!

ズズ…

ググッ… グググ…

弾丸「」スポンッ!

コーン… コンコン…

サイタマ「・・・!」

ジェノス「」…

ジェノス「・・・」パチ…

897: 2014/06/07(土) 23:59:15 ID:ztSlABBQ
キング「ジェ・・・ジェノス氏ッ!!!」

サイタマ「ジェノス!」

ジェノス「せ・・・んせ・・・カー・・・ズ・・・」

カーズ「助かったな・・・俺が脳の構造を知っていたから、波紋で治癒することができた」

サイタマ「・・・カーズ」

カーズ「ん?」

サイタマ「お前がいてくれて・・・本当に良かったよ」

カーズ「・・・」



カーズ「それは俺も同じだ。サイタマ」ニコ…

898: 2014/06/08(日) 00:00:31 ID:Fb97aAcE
この後、カーズらの報告によりサイタマはS級に昇格

ジェノスはS級10位以内に入るという課題をクリアし、今度は5位以内と言う課題に取り組む

キングは肉体づくりを始めた



そしてカーズは

899: 2014/06/08(日) 00:03:36 ID:Fb97aAcE
エシディシ「失礼しまァ~~ッす」ガチャ

ワムウ「失礼いたす」

サンタナ「・・・」ペコ

クセーノ博士「へええ・・・またえらく人が増えたねえ」

サイタマ「ちょ、カーズ!何だこいつらはッ!?」

カーズ「俺の仲間たちだ。お前達とも仲良くしてほしくてな」

ワムウ「お前がサイタマか・・・今度、手合わせ願いたい」ス

サイタマ「え、あ・・・うん・・・」アクシュ

エシディシ「お、面白そうじゃん。何だそれ」

キング「あ、このゲームは・・・」

ワイワイ ガヤガヤガヤ ギャーギャー

カーズ「・・・」ザワザワ ワイワイワイ



カーズ「」ニコッ

900: 2014/06/08(日) 00:04:18 ID:Fb97aAcE


901: 2014/06/08(日) 00:10:34 ID:4G1NdyVg
ニコッ☆

902: 2014/06/08(日) 02:34:30 ID://ZB.qkI
乙、ワムウたちはなんで生きてるの?

903: 2014/06/08(日) 08:47:59 ID:A0qzctfw
ナズェイキテルンディス!

引用: カーズ「ワンパンマン?」