12: 2008/06/02(月) 22:07:32.47 ID:u0Y15pYuO
長門「わんわんお! わんわんお!」
放課後、部室のドアを開けた俺はおかしな光景を目にした。
長門が机の上で犬の鳴き真似をしていたのだ。
……ああ、そう言えば今日はノックを忘れてしていなかったな。
長門は俺に気付いていないらしく、まだ鳴き真似を続けている。
長門「わんわんお! わんわんお!」
キョン「……………………長門?」
長門「!?」
放課後、部室のドアを開けた俺はおかしな光景を目にした。
長門が机の上で犬の鳴き真似をしていたのだ。
……ああ、そう言えば今日はノックを忘れてしていなかったな。
長門は俺に気付いていないらしく、まだ鳴き真似を続けている。
長門「わんわんお! わんわんお!」
キョン「……………………長門?」
長門「!?」
13: 2008/06/02(月) 22:09:19.72 ID:A+tihG0FO
( ^ω^)わんわんお!
14: 2008/06/02(月) 22:13:31.76 ID:u0Y15pYuO
俺がいる事に気付いた長門は、少し挙動不審ながらもゆっくりと机から降りた。
その時にパンツが見えたのは気のせいでは無いハズだ。
やはり白はいい。
とてもいい。
その時にパンツが見えたのは気のせいでは無いハズだ。
やはり白はいい。
とてもいい。
15: 2008/06/02(月) 22:13:50.91 ID:u0Y15pYuO
と、先程見た光景を頭に焼き付けていると、長門がこちらをじっと見ている事に気付いた。
長門「…………………………」
キョン「よ、よう長門」
長門「…………………………」
キョン「さっきは何をしてたんだ?」
長門「………………………………何も」
長門「…………………………」
キョン「よ、よう長門」
長門「…………………………」
キョン「さっきは何をしてたんだ?」
長門「………………………………何も」
17: 2008/06/02(月) 22:18:41.91 ID:u0Y15pYuO
キョン「へ? いや、机の上で何かしてただろ?」
長門「何も」
キョン「いや、だから」
長門「何もしていない」
長門は見つめるというより、もはや睨み付けるような眼でこちらを見ている。
こんなに必氏な長門なんて初めて見るな。
キョン「そ、そうか」
長門「そう」
長門「何も」
キョン「いや、だから」
長門「何もしていない」
長門は見つめるというより、もはや睨み付けるような眼でこちらを見ている。
こんなに必氏な長門なんて初めて見るな。
キョン「そ、そうか」
長門「そう」
18: 2008/06/02(月) 22:26:59.60 ID:u0Y15pYuO
キョン「じゃあさっき部室に入った時に俺が見たのは……」
長門「幻覚」
は? いくらなんでも強引すぎやしませんか長門さん。
キョン「幻覚?」
長門「そう。きっとあなたが昼に吸入したシンナーが原因」
キョン「そおい!!! 人聞きの悪い事を言うな!」
真顔で何を言いやがりますかこの宇宙人製アンドロイド(下着は白)は!?
だいたい真面目な俺が薬物なんてやるわけがないだろうが!
長門「幻覚」
は? いくらなんでも強引すぎやしませんか長門さん。
キョン「幻覚?」
長門「そう。きっとあなたが昼に吸入したシンナーが原因」
キョン「そおい!!! 人聞きの悪い事を言うな!」
真顔で何を言いやがりますかこの宇宙人製アンドロイド(下着は白)は!?
だいたい真面目な俺が薬物なんてやるわけがないだろうが!
20: 2008/06/02(月) 22:34:51.85 ID:u0Y15pYuO
長門「ジョーク」
キョン「言っていい事と悪い事があるんザマスよ!? 分かってるザマスか!?」
長門「………………ごめんなさい」
ふむ。怒りのあまり口調がおかしくなってしまったが、長門には伝わったようだ。
……しかし、一体どこから薬物の知識など……。
まあいい。
キョン「長門、これからは冗談でもあんな事は言っちゃダメだからな」
長門「あんな事、とは?」
キョン「だから、俺がシンナーを吸ってるとか」
その時、後ろで何か物音がした。
キョン「言っていい事と悪い事があるんザマスよ!? 分かってるザマスか!?」
長門「………………ごめんなさい」
ふむ。怒りのあまり口調がおかしくなってしまったが、長門には伝わったようだ。
……しかし、一体どこから薬物の知識など……。
まあいい。
キョン「長門、これからは冗談でもあんな事は言っちゃダメだからな」
長門「あんな事、とは?」
キョン「だから、俺がシンナーを吸ってるとか」
その時、後ろで何か物音がした。
23: 2008/06/02(月) 22:41:58.01 ID:u0Y15pYuO
恐る恐る振り向くとそこには、我等が団長様がいらっしゃった。
おいおい、なんでそんなにこちらを睨み付けていらっしゃるんですか。
ハルヒ「こんのバカキョン!!!」
キョン「うお!」
ハルヒ「バカだバカだと思ってはいたけどそこまでバカだなんて思ってなかったわ!!」
キョン「落ち着けハルヒ!」
ハルヒ「いいからそこに座りなさい! 正座よ正座!」
キョン「いや、だから誤解だって!」
おいおい、なんでそんなにこちらを睨み付けていらっしゃるんですか。
ハルヒ「こんのバカキョン!!!」
キョン「うお!」
ハルヒ「バカだバカだと思ってはいたけどそこまでバカだなんて思ってなかったわ!!」
キョン「落ち着けハルヒ!」
ハルヒ「いいからそこに座りなさい! 正座よ正座!」
キョン「いや、だから誤解だって!」
25: 2008/06/02(月) 22:48:03.36 ID:u0Y15pYuO
ハルヒ「いいから!」
キョン「んお!?」
ハルヒ「座れって!!」
ハルヒ「言ってんのよ!!!」
俺の訴えも虚しく、ハルヒによる強制的な正座(ビスケット・オリバが海王相手にやったやつ)により俺は床にひれ伏した。
ハルヒ「まったく! 有希!」
長門「何?」
ハルヒ「取り敢えずキョンはとっちめてやるから安心して!!」
…………こいつの頭の中は一体どうなってるんだ。
キョン「んお!?」
ハルヒ「座れって!!」
ハルヒ「言ってんのよ!!!」
俺の訴えも虚しく、ハルヒによる強制的な正座(ビスケット・オリバが海王相手にやったやつ)により俺は床にひれ伏した。
ハルヒ「まったく! 有希!」
長門「何?」
ハルヒ「取り敢えずキョンはとっちめてやるから安心して!!」
…………こいつの頭の中は一体どうなってるんだ。
27: 2008/06/02(月) 22:53:13.98 ID:u0Y15pYuO
キョン「おい、ハルヒ……」
ハルヒ「何よ!?」
キョン「お前は一体何を……」
ハルヒ「はあ!? あんたが有希を脅してたんでしょ!?」
……ああ、なるほど。
こいつは俺が長門に注意してる所だけ見て、そう捉えたのか。
そして長門、お前もコクコク頷いてるんじゃない。
ハルヒ「もう安心だからね有希。このバカをとっちめて、シンナーなんてやめさせてみせるわ!」
長門「頑張って」
ハルヒ「何よ!?」
キョン「お前は一体何を……」
ハルヒ「はあ!? あんたが有希を脅してたんでしょ!?」
……ああ、なるほど。
こいつは俺が長門に注意してる所だけ見て、そう捉えたのか。
そして長門、お前もコクコク頷いてるんじゃない。
ハルヒ「もう安心だからね有希。このバカをとっちめて、シンナーなんてやめさせてみせるわ!」
長門「頑張って」
28: 2008/06/02(月) 22:58:25.38 ID:u0Y15pYuO
長門……お前は何を言ってるんだ。
キョン「俺はシンナーなんかやってない!」
ハルヒ「はぁ……いい、キョン。犯人はいつもそう言うの」
キョン「だから誤解だって!」
長門「ここは二階」
キョン「そういう意味じゃない!」
ハルヒ「んもう、有希ったら」
キョン「お前も何微笑ましい物を見る眼をしてやがる!」
ハルヒ「仕方ないじゃない、可愛いんだから!」
長門「そう」
そこで認めますか、長門さん。
キョン「俺はシンナーなんかやってない!」
ハルヒ「はぁ……いい、キョン。犯人はいつもそう言うの」
キョン「だから誤解だって!」
長門「ここは二階」
キョン「そういう意味じゃない!」
ハルヒ「んもう、有希ったら」
キョン「お前も何微笑ましい物を見る眼をしてやがる!」
ハルヒ「仕方ないじゃない、可愛いんだから!」
長門「そう」
そこで認めますか、長門さん。
32: 2008/06/02(月) 23:20:42.58 ID:u0Y15pYuO
くそう。
こうなれば最初から説明するしかないか。
キョン「ハルヒ、聞いてくれ」
ハルヒ「何よキョン」
キョン「俺はシンナーなどやっていない」
ハルヒ「はぁ、だから」
キョン「そもそもこんな会話になったのは長門が原因なんだ」
ハルヒ「は?」
キョン「今日、俺が部室に入った時に」
長門「ああっと、足が滑ったー」
んおっ!? クマのバックプリントだと!?
俺が意識を失う前に見たのはそれが最後だった。
こうなれば最初から説明するしかないか。
キョン「ハルヒ、聞いてくれ」
ハルヒ「何よキョン」
キョン「俺はシンナーなどやっていない」
ハルヒ「はぁ、だから」
キョン「そもそもこんな会話になったのは長門が原因なんだ」
ハルヒ「は?」
キョン「今日、俺が部室に入った時に」
長門「ああっと、足が滑ったー」
んおっ!? クマのバックプリントだと!?
俺が意識を失う前に見たのはそれが最後だった。
34: 2008/06/02(月) 23:25:17.78 ID:u0Y15pYuO
ハルヒ「ど、どうしたの有希!? いきなりかかと落としなんて!?」
長門「足が滑った。彼に当たったのは偶然」
ハルヒ「そ、そう」
ハルヒ「それにしても、さっきキョン何か言いかけてたような……」
長門「そんな事はない」
ハルヒ「そ、そう?」
長門「そう」
ハルヒ「な、なら問題無いわね」
長門「無い」
みくる「すいましぇん、遅れましゅた」
長門「足が滑った。彼に当たったのは偶然」
ハルヒ「そ、そう」
ハルヒ「それにしても、さっきキョン何か言いかけてたような……」
長門「そんな事はない」
ハルヒ「そ、そう?」
長門「そう」
ハルヒ「な、なら問題無いわね」
長門「無い」
みくる「すいましぇん、遅れましゅた」
36: 2008/06/02(月) 23:30:07.90 ID:u0Y15pYuO
ハルヒ「あら、みくるちゃん」
みくる「こんにちわ、しゅじゅみやしゃん」
ハルヒ「どうしたの? 今日は少し遅いわね」
みくる「いえ、ちょっと。……ぶふぅ!」
長門「………………?」
ハルヒ「な、何? どうしたのよいきなり!」
みくる「いえ、少し思い出し笑いを……ふふふ」
ハルヒ「え、なになに? どんなの?」
みくる「いえ、ちょっと人にはあまり言えないような事でしゅので」
ハルヒ「はあ、なら仕方ないわね」
みくる「しゅいましぇん……わんわんお」
長門「!?」
みくる「こんにちわ、しゅじゅみやしゃん」
ハルヒ「どうしたの? 今日は少し遅いわね」
みくる「いえ、ちょっと。……ぶふぅ!」
長門「………………?」
ハルヒ「な、何? どうしたのよいきなり!」
みくる「いえ、少し思い出し笑いを……ふふふ」
ハルヒ「え、なになに? どんなの?」
みくる「いえ、ちょっと人にはあまり言えないような事でしゅので」
ハルヒ「はあ、なら仕方ないわね」
みくる「しゅいましぇん……わんわんお」
長門「!?」
37: 2008/06/02(月) 23:33:32.05 ID:u0Y15pYuO
ハルヒ「? 今みくるちゃん何か言った?」
みくる「いいええ」
ハルヒ「そう……」
みくる「しょんな事より、キョン君はどうしたんでしゅか?」
ハルヒ「ああ、さっき有希が足を滑らしてね」
長門「つい」
みくる「へぇ~」
ハルヒ「あ、そうだ、聞いてよみくるちゃん!」
みくる「ひゃい?」
みくる「いいええ」
ハルヒ「そう……」
みくる「しょんな事より、キョン君はどうしたんでしゅか?」
ハルヒ「ああ、さっき有希が足を滑らしてね」
長門「つい」
みくる「へぇ~」
ハルヒ「あ、そうだ、聞いてよみくるちゃん!」
みくる「ひゃい?」
38: 2008/06/02(月) 23:38:16.61 ID:u0Y15pYuO
ハルヒ「このバカキョンがシンナー吸ってたのよ!」
みくる「ふえぇ? 本当でしゅかぁ?」
ハルヒ「キョンが有希の事を脅してたのよ! 俺がシンナー吸ってる事を誰にも言うなって!」
みくる「ふえぇ? 本当でしゅかぁ?」
長門「本当」
ハルヒ「まったく、ここまでバカだなんて思わなかったわよ!」
みくる「でもでもぉ、しゅじゅみやしゃんはキョン君がシンナー吸ってる所を見たんでしゅか?」
ハルヒ「え……? そ、それは……」
みくる「ふえぇ? 本当でしゅかぁ?」
ハルヒ「キョンが有希の事を脅してたのよ! 俺がシンナー吸ってる事を誰にも言うなって!」
みくる「ふえぇ? 本当でしゅかぁ?」
長門「本当」
ハルヒ「まったく、ここまでバカだなんて思わなかったわよ!」
みくる「でもでもぉ、しゅじゅみやしゃんはキョン君がシンナー吸ってる所を見たんでしゅか?」
ハルヒ「え……? そ、それは……」
40: 2008/06/02(月) 23:42:34.08 ID:u0Y15pYuO
みくる「それはもしかしゅたら、シンナー吸ってる事、じゃなくて、シンナー吸ってるなんて、だったかもしれましぇんよ?」
ハルヒ「そう……言われれば……」
長門(まずい)
長門「うわーん、こわかったよー」
ハルヒ「有希!?」
長門「ひっくひっく」
ハルヒ「有希がこんなに怯えてるなんて……やっぱりキョンは」
みくる「わんわんお」
長門「びくっ」
ハルヒ「へ? みくるちゃん、何それ」
ハルヒ「そう……言われれば……」
長門(まずい)
長門「うわーん、こわかったよー」
ハルヒ「有希!?」
長門「ひっくひっく」
ハルヒ「有希がこんなに怯えてるなんて……やっぱりキョンは」
みくる「わんわんお」
長門「びくっ」
ハルヒ「へ? みくるちゃん、何それ」
43: 2008/06/02(月) 23:45:33.22 ID:u0Y15pYuO
みくる「いいええ、なんでもありましぇんよ?」
ハルヒ「うー、教えなさいよー」
みくる「本当になんでもありましぇんから。ねえ長門しゃん」
長門「!!」
ハルヒ「え? 何なに? 有希も知ってるの?」
長門「…………知らない」
ハルヒ「そうなの?」
長門「そう」
みくる「嘘はいけましぇんよ、長門しゃん」
ハルヒ「うー、教えなさいよー」
みくる「本当になんでもありましぇんから。ねえ長門しゃん」
長門「!!」
ハルヒ「え? 何なに? 有希も知ってるの?」
長門「…………知らない」
ハルヒ「そうなの?」
長門「そう」
みくる「嘘はいけましぇんよ、長門しゃん」
45: 2008/06/02(月) 23:51:41.01 ID:u0Y15pYuO
ハルヒ「何よ! いい加減教えなさいよ!」
長門「…………」
ハルヒ「みくるちゃん!!」
みくる「しょうでしゅねえ」
長門「うおぉっと、足が滑ったー!!」
ハルヒ「ゲエェー、あれは竜巻旋風脚ー!!?」
みくる「見切った!!」
説明しよう!
朝比奈みくるは未来からやって来た調査員である!
その性質上、あらゆる事のエキスパートでなければ務まらない仕事をやっていられるのも、
超絶的な動体視力があるからなのだ!
人はこれを『みくるアイ』と呼ぶ!
みくる「ぐほおっ!」
長門「…………」
ハルヒ「みくるちゃん!!」
みくる「しょうでしゅねえ」
長門「うおぉっと、足が滑ったー!!」
ハルヒ「ゲエェー、あれは竜巻旋風脚ー!!?」
みくる「見切った!!」
説明しよう!
朝比奈みくるは未来からやって来た調査員である!
その性質上、あらゆる事のエキスパートでなければ務まらない仕事をやっていられるのも、
超絶的な動体視力があるからなのだ!
人はこれを『みくるアイ』と呼ぶ!
みくる「ぐほおっ!」
46: 2008/06/02(月) 23:57:48.73 ID:u0Y15pYuO
ハルヒ「え?」
みくる「見切っても……体がついてこない、か……」
長門「あなたの敗因はたった一つ」
長門「たった一つのシンプルな答え」
長門「『あなたは胸が重かった』」
ハルヒ「みくるちゃーん!」
ハルヒ「それで、わんわんおって何なのよ」
長門「ちっ」
みくる「見切っても……体がついてこない、か……」
長門「あなたの敗因はたった一つ」
長門「たった一つのシンプルな答え」
長門「『あなたは胸が重かった』」
ハルヒ「みくるちゃーん!」
ハルヒ「それで、わんわんおって何なのよ」
長門「ちっ」
50: 2008/06/03(火) 00:03:21.29 ID:uuqCuFvlO
ハルヒ「ねえ有ー希ー」
長門「何」
ハルヒ「おーしーえーてーよー」
長門「だめ」
ハルヒ「どうして?」
長門「………………恥ずかしいから」
ハルヒ「! あー! かわいいよ有希! 有希かわいい!」
長門「高速で頭を撫でるのはやめて」
ハルヒ「ああもう! 有希サイコー!!」
長門「………………」
長門「何」
ハルヒ「おーしーえーてーよー」
長門「だめ」
ハルヒ「どうして?」
長門「………………恥ずかしいから」
ハルヒ「! あー! かわいいよ有希! 有希かわいい!」
長門「高速で頭を撫でるのはやめて」
ハルヒ「ああもう! 有希サイコー!!」
長門「………………」
53: 2008/06/03(火) 00:08:32.73 ID:uuqCuFvlO
古泉「では、そろそろ僕が解説いたしましょう」
ハルヒ「古泉君!?」
長門「な……!?」
古泉「ええ、SOS団副団長古泉一樹でございます」
ハルヒ「あなたは『わんわんお』がなんだか知っているの?」
古泉「もちろんです」
長門「………………」
ハルヒ「教えて、古泉君!」
古泉「ええ、それは……」
長門「おおっと、手が滑ったー!」
ハルヒ「あ、危なーい! バールのような物が古泉君にー!!」
ハルヒ「古泉君!?」
長門「な……!?」
古泉「ええ、SOS団副団長古泉一樹でございます」
ハルヒ「あなたは『わんわんお』がなんだか知っているの?」
古泉「もちろんです」
長門「………………」
ハルヒ「教えて、古泉君!」
古泉「ええ、それは……」
長門「おおっと、手が滑ったー!」
ハルヒ「あ、危なーい! バールのような物が古泉君にー!!」
56: 2008/06/03(火) 00:12:53.75 ID:uuqCuFvlO
長門(勝った! 長門「わんわんお!わんわんお!」 完!!)
古泉「SOS団副団長をなめないでいただきたい!」
長門「な……!!」
ハルヒ「ゲエエー!!? あ、あの動きはー!?」
古泉「 ふ ん も っ ふ 」
ハルヒ「か、かけ声とはまったく関係無い最小限の動きで避けたー!?」
長門「そんな……」
古泉「SOS団副団長をなめないでいただきたい!」
長門「な……!!」
ハルヒ「ゲエエー!!? あ、あの動きはー!?」
古泉「 ふ ん も っ ふ 」
ハルヒ「か、かけ声とはまったく関係無い最小限の動きで避けたー!?」
長門「そんな……」
58: 2008/06/03(火) 00:18:02.02 ID:uuqCuFvlO
古泉「SOS団副団長たるもの、この程度ではやられませんよ」
ハルヒ「凄い、凄いわ古泉君! 避けたバールのような物がキョンに当たった気もするけど!!」
キョン「………………」
古泉「さ、それでは『わんわんお』について説明しましょう」
ハルヒ「お願い!」
長門「だめ」
ハルヒ「有希」
ハルヒ「観念しなさい」
長門「ぐぇあ」
古泉「あの、涼宮さん? 転蓮華はやりすぎでは?」
ハルヒ「てへっ」
ハルヒ「凄い、凄いわ古泉君! 避けたバールのような物がキョンに当たった気もするけど!!」
キョン「………………」
古泉「さ、それでは『わんわんお』について説明しましょう」
ハルヒ「お願い!」
長門「だめ」
ハルヒ「有希」
ハルヒ「観念しなさい」
長門「ぐぇあ」
古泉「あの、涼宮さん? 転蓮華はやりすぎでは?」
ハルヒ「てへっ」
60: 2008/06/03(火) 00:24:12.26 ID:uuqCuFvlO
ハルヒ「それで、『わんわんお』って何?」
古泉「それはですねえ……」
説明中
ハルヒ「くぁー! 見たかったわー!!」
古泉「そんなあなたに今回お送りいたしますのは、このDVD」
ハルヒ「え?」
古泉「あますところなく、長門さんによる『わんわんお』が収録された四時間」
古泉「今回は二枚セット19800円でご提供します」
ハルヒ「安ーい!!」
古泉「さらに今回は彼の妹さんによる『ぴちぴちお』もお付けしてお値段そのまま!」
ハルヒ「買った!」
古泉「それはですねえ……」
説明中
ハルヒ「くぁー! 見たかったわー!!」
古泉「そんなあなたに今回お送りいたしますのは、このDVD」
ハルヒ「え?」
古泉「あますところなく、長門さんによる『わんわんお』が収録された四時間」
古泉「今回は二枚セット19800円でご提供します」
ハルヒ「安ーい!!」
古泉「さらに今回は彼の妹さんによる『ぴちぴちお』もお付けしてお値段そのまま!」
ハルヒ「買った!」
63: 2008/06/03(火) 00:30:31.10 ID:uuqCuFvlO
朝倉「ね、ねえ、本当にこんな格好するの?」
朝倉「うう、分かったわよ……」
朝倉「はい、着たわよ、メイド服」
朝倉「え? こ、これも……?」
朝倉「ネコ耳なんて今更……え? 本当? 可愛い? ……ありがとう」
朝倉「うー、本当に言うの? ……もう、そんな顔しないでよ。仕方ないわね」
朝倉「お休みにゃさい、ご主人さま。にゃん」
終わり
朝倉「うう、分かったわよ……」
朝倉「はい、着たわよ、メイド服」
朝倉「え? こ、これも……?」
朝倉「ネコ耳なんて今更……え? 本当? 可愛い? ……ありがとう」
朝倉「うー、本当に言うの? ……もう、そんな顔しないでよ。仕方ないわね」
朝倉「お休みにゃさい、ご主人さま。にゃん」
終わり
64: 2008/06/03(火) 00:32:54.94 ID:uuqCuFvlO
昨日の不甲斐なさから頑張ってみました
感が少しは戻ってきたかな?
会社あるんですいませんが寝ます
朝倉は俺の嫁
パイナポゥでした
感が少しは戻ってきたかな?
会社あるんですいませんが寝ます
朝倉は俺の嫁
パイナポゥでした
65: 2008/06/03(火) 00:33:46.90 ID:Trjhyb7i0
乙
66: 2008/06/03(火) 00:35:45.54 ID:aVfdhcK+0
朝倉かわいい
引用: 長門「わんわんお!わんわんお!」
コメント
コメント一覧 (1)
esusokuhou
がしました
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