23: 2013/11/02(土) 19:08:42.06 ID:rxm0s+a+0

24: 2013/11/02(土) 21:33:59.17 ID:rxm0s+a+0


鈴谷と2月



26: 2013/11/02(土) 21:35:57.59 ID:rxm0s+a+0

鈴谷「提督ぅー、入るよー?」

提督「……入ってから言うな」

鈴谷「いーじゃんいーじゃん」

鈴谷「細かいコトは気にしない方向で、ね?」

提督「…………はぁ」

提督「……で、こんな夜遅くに執務室に来た理由は何だ?」

鈴谷「えーっと、提督に会いたくなったから?」

提督「よし、部屋に帰って寝ろ」

鈴谷「うわっ、ひどっ!」

鈴谷「てゆーか冗談だってば!」

鈴谷「ちゃんと理由あるし!」

提督「……俺だって暇じゃないんだ」

提督「用件は手短に頼む」

鈴谷「はいはい、それじゃ早速見せるけど────」

鈴谷「──じゃじゃーん♪」

鈴谷「頑張ってる提督に夜食作ってきましたー♪」

提督「…………カレーか」

提督「まぁ何となく匂いで分かってたけどな」

鈴谷「驚かし甲斐が無いなぁ……」

鈴谷「一応バレンタイン仕様なんだよ?」

鈴谷「隠し味にチョコ入れたりね♪」

提督「言ってる時点で隠れてないぞ?」

鈴谷「もー、いいからつべこべ言わずに食べる!」

鈴谷「ほらほら、こっちのソファー座ってよ」

提督「まったく……」


27: 2013/11/02(土) 21:37:15.40 ID:rxm0s+a+0


鈴谷「────さ、どうぞ召し上がれ♪」

提督「…………いただきます」

鈴谷「………………」

提督「………………」

鈴谷「………………」

鈴谷「…………どう?」

提督「……美味い」

鈴谷「でしょー!」

鈴谷「それにいつもと一味違う感じしない?」

提督「ああ」

提督「いつもより味が深いというか、コクがあるというか……」

提督「とにかく美味い」

鈴谷「えへへー♪」

鈴谷「そんな褒めないでよー」

鈴谷「あー、でも頑張った甲斐あったわー」

提督「……ところで、鈴谷は食べなくていいのか?」

提督「カレー、この一皿分だけってことは無いだろう?」

鈴谷「んー、私はいいよ」

鈴谷「味見の時少し食べたし、これからもう一回よそいに行くのメンドいし……」

鈴谷「だから、ほら────」

提督「…………」

鈴谷「…………」

提督「……お前の胃袋は欲しがっているみたいだが?」

鈴谷「あ、あはは……」

鈴谷「……一口貰っていい?」


29: 2013/11/02(土) 21:45:15.07 ID:rxm0s+a+0















鈴谷「あ、どうせなら食べさせてよ」

鈴谷「あーん♪」

提督「…………はいよ」

鈴谷「…………んー、美味いねー」

鈴谷「よーし、それじゃスプーン貸してー」

鈴谷「今度は私が食べさせてあげる♪」


36: 2013/11/02(土) 23:02:34.32 ID:rxm0s+a+0


鈴谷と3月



37: 2013/11/02(土) 23:03:38.21 ID:rxm0s+a+0

鈴谷「提督、いつもありがとね」

提督「…………誰だお前」

鈴谷「うわー、ひどーい……」

鈴谷「流石の私も傷付くしぃ……」

提督「…………むぅ、すまん」

提督「少し、言い過ぎた」

鈴谷「ホントだよもー……」

鈴谷「素直に日頃の感謝を伝えることも出来ないって有り得ないっしょ」

提督「……鈴谷に『素直』って言葉ほど当てはまらない言葉はないからな」

提督「今日は一体どうした?」

鈴谷「実はさー、今日って『ありがとうの日』らしいよ」

鈴谷「何でも『ありがとう』って伝える日なんだって」

提督「……それであんなことを言ってきたわけか」

鈴谷「あんなことって言っちゃう?」

鈴谷「やっぱひどいわー……」

提督「……すまん、失言だった」


38: 2013/11/02(土) 23:04:36.49 ID:rxm0s+a+0

鈴谷「いいよいいよ、謝らなくて」

鈴谷「てゆーかむしろ私の寛大な心に感謝して欲しいかな?」

鈴谷「『ありがとうの日』なんだし、さ」

提督「ふむ…………」

提督「思い返してみれば、俺はあまりお前に感謝したことが無いな」

鈴谷「え? そう?」

鈴谷「んー…………」

鈴谷「……ホントだ。そういう思い出無いや」

提督「ありがたく思っていない訳ではないのだがな……」

提督「……まあ、良い機会だ。たまには鈴谷に言葉で伝えよう」

鈴谷「よーし、いつでもいいよ!」

提督「……鈴谷」

鈴谷「────ふぇ?」

鈴谷(え? ちょ、私)

鈴谷(抱きしめ────)


39: 2013/11/02(土) 23:05:16.43 ID:rxm0s+a+0



提督「いつもありがとう……」




40: 2013/11/02(土) 23:06:01.68 ID:rxm0s+a+0















提督「……どうだ」

鈴谷「……マジ恥ずかしい…………」

提督「そうか」

鈴谷「でも悪くない……かも?」

提督「…………そうか」


58: 2013/11/03(日) 15:36:30.32 ID:VCdkvElw0


鈴谷と4月



59: 2013/11/03(日) 15:37:15.29 ID:VCdkvElw0

鈴谷「────提督っ! 大変だよっ!」

提督「……ドアは静かに開けろ」

提督「……それで、どうした?」

鈴谷「それがさ、扶桑さんが宝くじ当てたんだって!」

鈴谷「凄くないっ?」

提督「………………」

提督「そうだなー、凄いなー」

鈴谷「ちょっ、提督のそこまで感情こもってない声初めてなんですけど……」

提督「そうかー」

鈴谷「もー、それやめて!」

鈴谷「なんか悲しくなるしぃ……」

提督「…………はぁ」

提督「……嘘をつくにしてももっといい題材があるだろうに」

鈴谷「私も最初は○○さんが轟沈したー! とか言おうかなって思ってたんだけど……」

鈴谷「ちょーっと調べてみたらエイプリルフールにはちゃんとルールあるみたいでさー」

提督「……初めて聞くな」

提督「一体どんなルールなんだ?」

鈴谷「えっとねー……」

鈴谷「嘘をついていいのは午前中だけで午後にはしっかりネタばらし」

鈴谷「どういう結果にせよ相手を不幸にさせる嘘は禁止」

鈴谷「この二つだよ」

提督「…………ほう」


60: 2013/11/03(日) 15:38:55.54 ID:VCdkvElw0

鈴谷「一部の地域限定らしいけどねー」

鈴谷「なるほどなー、って思っちゃったし、今年はルール守ってくスタンスで行こうと思ってさぁ……」

提督「……鈴谷は変なところで律儀というかなんというか」

鈴谷「それ、褒めてる?」

提督「まあ、素直なのは良いことだ」

鈴谷「…………むー」

鈴谷「なんか馬鹿にされてる気がするぅー」

提督「そんなことはない」

提督「…………ああ、そうだ」

提督「鈴谷、週末は暇か?」

鈴谷「んー? 暇だけど?」

提督「総司令部に用事があってな」

提督「ついでではあるが街に寄れる」

提督「……来るか?」

鈴谷「ホント!? 行く行く!」

鈴谷「提督とデートとか久しぶりだなぁ……」

鈴谷「……嘘じゃないよね?」

提督「相手を不幸にする嘘は駄目なんだろう?」

提督「……分かったら手伝え」

提督「そもそもこの書類を片付けないと総司令部に報告に行けないからな」

鈴谷「はいはーい! 鈴谷、頑張りまーす!」


61: 2013/11/03(日) 15:39:49.06 ID:VCdkvElw0

────────
──────
────
──

鈴谷「────そういえば提督はせっかくのエイプリルフールなのに嘘つかないの?」

提督「立場があるからな」

提督「無用な嘘は混乱を招く」

鈴谷「提督も難儀だよねぇ」

提督「……それに、嘘をつくのは苦手なんだ」

鈴谷「えー? どうして?」

提督「生まれてこのかた嘘なんてついたことがないからな」

提督「勝手が分からん」

鈴谷「あはは、それはダウトー」


62: 2013/11/03(日) 15:40:32.49 ID:VCdkvElw0


鈴谷と5月



63: 2013/11/03(日) 15:41:15.00 ID:VCdkvElw0

鈴谷「……提督ー?」

鈴谷「今日が何の日か……知ってる?」

提督「……いや、知らん」

提督「今日も何かの記念日なのか?」

鈴谷「あー、うー…………そっか……」

鈴谷「それじゃこの話は無かったことでよろしくぅ」

提督「待て、そこまで言ったなら教えてくれ」

提督「気になるじゃないか」

鈴谷「えっと、でも……」

鈴谷「自分から言うのは恥ずかしいかも……」

提督「……そんな恥ずかしい記念日を俺に言わせようとしたのか」

鈴谷「うぅー…………」

鈴谷「……提督、耳貸して」

提督「ん?」

鈴谷「その……今日は────」

鈴谷「────キス、の日なんだって……」


64: 2013/11/03(日) 15:42:04.42 ID:VCdkvElw0

提督「…………」

鈴谷「……提督?」

提督「……俺は今、驚いている」

提督「鈴谷がキスごときで恥じらうような乙女だとは考えもしなかったからな……」

鈴谷「……あのさぁ、提督の私に対するイメージってどうなってるの?」

鈴谷「この際だし教えて欲しいんだけど」

提督「……そうだな」

提督「いろいろひっくるめて『可愛い奴』だと思ってるぞ」

鈴谷「……ホント?」

提督「前に言ったと思うが、俺は嘘をつくのが苦手だからな?」

鈴谷「……えへへ」

鈴谷「まったくもー、提督は素直じゃないなぁー」

鈴谷「要するに私のことが大好きってことじゃん」

鈴谷「そうでしょ?」

提督「あぁ、大好きだ」

提督「愛してるぞ、鈴谷」

鈴谷「────っ!?」

鈴谷「な、ななっ……!」

鈴谷「…………もう、何よいきなりぃ……」

鈴谷「不意打ちは狡いってばぁ……」

提督(……相変わらず可愛いな、こいつは)


65: 2013/11/03(日) 15:44:19.55 ID:VCdkvElw0

────────
──────
────
──

提督「そろそろ落ち着いたか?」

鈴谷「そりゃ落ち着いたけどさぁ……」

鈴谷「…………ねぇ」

鈴谷「……さっきのってホント……なんだよね?」

提督「もちろん」

鈴谷「そ、そう……」

鈴谷「その、だったらさぁ……」

鈴谷「行動でも示して欲しいかなぁ、なんて……」

鈴谷「…………駄目?」

提督「…………」

提督「……一回だけだぞ?」

鈴谷「お、お手柔らかにお願いします……」

提督「……眼、閉じろ」

鈴谷「うん……」


66: 2013/11/03(日) 15:44:56.27 ID:VCdkvElw0



鈴谷「…………んっ」




254: 2013/11/09(土) 21:57:38.91 ID:Ltq4uTkc0


鈴谷と6月



255: 2013/11/09(土) 21:58:25.77 ID:Ltq4uTkc0

鈴谷「提督? 今日が何の日か知ってる?」

提督「ふむ…………」

提督「……分からんな。何かの記念日か?」

鈴谷「もー、今日はめちゃくちゃ大事な日なんだよ?」

鈴谷「知らないとかマジ有り得ないしぃ……」

提督「……すまん」

提督「……それで、何の日なんだ?」

鈴谷「仕方ないなぁ……」

鈴谷「いい? 今日はね────」

鈴谷「────『カレー記念日』だよっ」

提督「…………そうか」

鈴谷「あ、ちょ、ちょっと待ってよっ」

鈴谷「仕事に戻るのはまだ早いってば! 私の話聞いてっ!」


256: 2013/11/09(土) 21:59:15.66 ID:Ltq4uTkc0

提督「…………はぁ」

提督「で、それがどうかしたのか?」

鈴谷「あのね、せっかくの記念日なんだし……カレー食べようと思うんだけど」

鈴谷「…………どう?」

提督「どうもなにも…………」

提督「鈴谷はほぼ毎日カレー食べてるし、今更な感じがするが?」

鈴谷「そうだよねー、ただカレー食べるだけじゃいつもとおんなじじゃん?」

鈴谷「だからさ、今日は自分で作ろうと思うわけよ」

鈴谷「というわけで提督、一緒に作ろ?」

提督(……キラキラした瞳が眩しい)

提督(……たまにはいいか)

提督「……いいぞ」

鈴谷「ふぇ?」

提督「何だ? そのキョトンとした顔は?」

鈴谷「あー、うん。提督なら断るかなー、って思ってたから……」

提督「……やめるかな」

鈴谷「う、嘘嘘っ! 提督なら乗ってくれるって信じてたしっ!」

鈴谷「ほら、行こっ!」

鈴谷「間宮さんの許可ももう取ってあるから!」


257: 2013/11/09(土) 22:00:35.10 ID:Ltq4uTkc0

────────
──────
────
──


鈴谷「な、何だかさ、こうやって並んで料理してると…………し、新婚みたいだよねー……」

提督「…………ふむ」

提督「さしずめこれは俺と鈴谷の初の共同作業か?」

鈴谷「きょ、共同作業っ!?」

提督「……手、切るなよ?」

鈴谷「手元狂うから動揺させないでっ!」

提督「……ふったのはお前だろう」

鈴谷「う、うるさいっ!」


258: 2013/11/09(土) 22:01:13.77 ID:Ltq4uTkc0


鈴谷と7月



259: 2013/11/09(土) 22:02:55.27 ID:Ltq4uTkc0

鈴谷「────提督? もー、遅いっ」

提督「すまん、仕事が長引いてな……」

提督「……他の奴らはどうした?」

鈴谷「まだお祭り楽しんでるよ」

鈴谷「……だからここにいるのは私と提督の二人だけ」

鈴谷「…………」

鈴谷「襲っちゃう?」

提督「……するか馬鹿」

鈴谷「あはは、知ってた」

鈴谷「提督ならそう答えるよねー」

提督「はぁ……」

提督「……それにしても」

提督「こんな所よく見つけたな?」

鈴谷「すごいっしょ? 私」

鈴谷「いわゆる隠れた名スポットてやつだよねー、ここ」

鈴谷「去年この祭りに参加したとき、偶然見つけたんだけどさ……」

鈴谷「ここで花火見たら綺麗だろうなー、ってずっと思ってたんだ」

提督「確かに……」

鈴谷「うん。だからさ、今日ここに来ること出来て…………本当に嬉しい」

提督「そうか……」

鈴谷「しかも提督と一緒だよ? ……まるで夢みたい」

提督「…………そうか」


260: 2013/11/09(土) 22:03:48.26 ID:Ltq4uTkc0

鈴谷「……もう少しで時間だね」

鈴谷「…………ねえ、提督」

鈴谷「その、もうちょっとだけ……そっちに寄ってもいい?」

提督「…………」

鈴谷「────あっ」

鈴谷(提督の手……あったかい……)

提督「こういう時は遠慮するな」

提督「……俺も遠慮しないから」

鈴谷「……えへへ」

鈴谷「不器用だなぁ、もう……」

提督「……ほっとけ」

鈴谷「でも……ありがと」


261: 2013/11/09(土) 22:04:20.70 ID:Ltq4uTkc0



鈴谷「提督のそういうとこ────」

鈴谷「────大好き♪」




262: 2013/11/09(土) 22:05:13.64 ID:Ltq4uTkc0





















鈴谷「────来年も一緒に来ようよ、ね?」

提督「……仕事が早く終わったらな」

鈴谷「うん、楽しみに待ってる」

鈴谷「…………そ、それとさ」

提督「……どうした」

鈴谷「手……もうちょっとこのままでもいい?」

提督「……好きにしろ」

鈴谷「えへへ……♪」


263: 2013/11/09(土) 22:06:05.74 ID:Ltq4uTkc0


鈴谷と8月



264: 2013/11/09(土) 22:06:59.45 ID:Ltq4uTkc0

鈴谷「てーいーとーくー……」

提督「……何だ」

鈴谷「暑いんだけどぉー……」

鈴谷「まだクーラー直らないのー……?」

提督「……修理不可能らしい」

提督「新しいのは明後日届く」

鈴谷「えー……」

鈴谷「我慢出来ないぃー……」

提督「耐えろ」

提督「暑いのはお前だけじゃないんだから」

鈴谷「うぅ……」

提督「…………」

鈴谷「…………」

提督「…………」

鈴谷「……提督、みてみてー」

鈴谷「たれスズヤぁー……」

提督「……突っ伏するとテーブルに汗が付くからやめろ」

鈴谷「はーい……」


265: 2013/11/09(土) 22:08:18.89 ID:Ltq4uTkc0

提督「……おい」

鈴谷「……あ、ゴメン」

鈴谷「汗、付いちゃった……」

提督「付けた、の間違いだろう……」

提督「……それにしてもすごい汗の量だな」

提督「まあ俺も人のこと言え────っ!」

鈴谷「……提督?」

提督「…………鈴谷」

提督「自分の体、見てみろ」

鈴谷「えっ……?」

鈴谷「それってどう────っ!?」

鈴谷「な、ななな……!」

鈴谷(し、下着、す、透け────)

提督「…………」

鈴谷「……見た、よね」

提督「不可抗力だ。許せ」

鈴谷「うぅ…………」

鈴谷「エOチ、馬鹿、変態……」

提督「すまん……」


266: 2013/11/09(土) 22:09:12.75 ID:Ltq4uTkc0



鈴谷「もう……恥ずかしぃ……」




267: 2013/11/09(土) 22:09:52.16 ID:Ltq4uTkc0


鈴谷と9月



268: 2013/11/09(土) 22:10:49.83 ID:Ltq4uTkc0

鈴谷「うぅー…………」

提督「唸り声をあげても雲は晴れないぞ?」

提督「こればっかりは仕方ないから諦めろ」

鈴谷「でもぉ……」

鈴谷「せっかくお団子一緒に作ったのにぃ……」

鈴谷「主役の月が見えないんじゃ『お月見』の意味無いじゃん……」

提督「……昔の人は見えない月を思い描いて『お月見』を楽しんだらしい」

提督「……俺達もそうしようじゃないか」

鈴谷「現代っ子にはむーりぃー……」

提督「まったく……」

提督「それじゃあそこでずっと唸っていろ」

提督「俺は団子を食う」

鈴谷「あっ、それはずるいっ!」

鈴谷「私も食べるしっ!」

提督「だったら何時までも窓際にいないでこっちに来い」

鈴谷「……はぁい」


269: 2013/11/09(土) 22:11:58.11 ID:Ltq4uTkc0

────────
──────
────
──

提督「────ごちそうさま」

鈴谷「ゴチでーす♪」

鈴谷「いやー、美味しかったねー」

提督「……最初の不機嫌はどこに行ったのやら」

鈴谷「お団子食べたらどうでもよくなっちゃった、あははっ」

提督「……まあ、楽しめたようで何よりだ」

鈴谷「あれ? 提督は楽しくなかった?」

提督「俺の楽しみはここからだからな、っと……」

鈴谷「うわ、お酒だ……」

提督「本当なら月見酒と洒落込みたかったがな……仕方ない」

鈴谷「何か高そう……」

提督「たまには贅沢もいいだろう?」

鈴谷「ふーん……」

提督「ということで鈴谷、お前はもう寝てろ」

提督「ここからは大人の時間だ」

鈴谷(……いつまでも子供扱いされるわけにはいかないよね)

鈴谷「…………ねえ、提督」

鈴谷「これ、私もちょっと飲んでみたいかも」

提督「……何?」

鈴谷「ね、お願い! ほんのちょっとでいいから!」

提督「……ちょっとだけだぞ?」

鈴谷「やたっ♪」

鈴谷「えへへ、初めてのお酒ー♪」

提督「念のためにコップ二つ持ってきておいて良かった」

提督「ほら、お前のだ」

鈴谷「ありがとー♪」

提督「…………よし。それじゃあ────」


270: 2013/11/09(土) 22:12:39.51 ID:Ltq4uTkc0



提督「────乾杯」

鈴谷「かんぱーい♪」




271: 2013/11/09(土) 22:13:28.76 ID:Ltq4uTkc0

────────
──────
────
──

鈴谷「ていとくー……」

鈴谷「すずやのことぉ、ぎゅっ…………ってしてー……」

提督「…………」

提督(鈴谷は飲むと甘えるようになる、と……)

提督(次からは飲ませられんな……)

鈴谷「ていとく……だめ?」

鈴谷「すずやのこと……きらい?」

提督「……分かったから泣くな」

提督「…………ほら」

鈴谷「……えへへ」

鈴谷「しあわせぇ……」

提督(…………可愛いなちくしょう)


402: 2013/11/20(水) 21:05:31.42 ID:ufXdidL00


鈴谷と10月



403: 2013/11/20(水) 21:06:09.93 ID:ufXdidL00

鈴谷「提督、チーッス」

鈴谷「ちょっと失礼するねー」

提督「……こんな夜遅くにどうした?」

提督「それにその荷物は一体……」

鈴谷「いいからいいから」

鈴谷「提督はとにかく見ててって」

鈴谷「……ね?」

提督「………………」

鈴谷「沈黙は肯定とみなしまーす♪」

鈴谷「よいしょ、っと……」

鈴谷「……んっ、くっ……!」

鈴谷「このっ……ふぎぎっ……!」

提督「……おい」

提督「……ハサミ、使うか?」

鈴谷「あっ、使う使う!」

鈴谷「いやー、ありがとー」

鈴谷「ここと、ここ切って……」

鈴谷「………………よしっ!」

鈴谷「じゃじゃーん!」

鈴谷「準備完了しましたぁー!」

提督「…………それは……」

鈴谷「見たことあるよね?」

提督「……見るのは久し振りだがな」

提督「……懐かしい」

鈴谷「えへへー」

鈴谷「お察しの通り、コーヒーメーカーでーす♪」


404: 2013/11/20(水) 21:07:22.69 ID:ufXdidL00

提督「何だ? 振る舞ってくれるのか?」

鈴谷「もち!」

鈴谷「提督最近眠たそうだし、だからって『寝よ』って言っても聞かないでしょ?」

鈴谷「こりゃもうお仕事早く終わらせられるようにするしかないなー、って思ったわけ」

提督「それでコーヒーをチョイスしたわけか……」

鈴谷「……もしかして苦手だった?」

提督「いや、嫌いではない」

提督「………………」

鈴谷「あれ? 何で黙っちゃうの?」

鈴谷「…………もしかして」

鈴谷「ブラック…………飲めないとか?」

提督「…………悪いか」

鈴谷「…………ぷっ」

鈴谷「あは、あははっ!」

提督「…………」

鈴谷「────ひー……ひー……」

鈴谷「あーもー、お腹痛ぃ……」

提督「…………」

鈴谷「そんなに睨まなくてもいいじゃん」

鈴谷「ミルクたっぷり入れてあげるから許して?」

鈴谷「ね?」

提督「…………はぁ」

提督「出来たら教えてくれ」

鈴谷「はいはーい♪」

鈴谷「…………ふふふーんふふーん♪」

鈴谷「コーヒーが飲みたいネー♪」

提督(…………似てる)


405: 2013/11/20(水) 21:08:05.50 ID:ufXdidL00

────────
──────
────
──


鈴谷「────いやー、我ながら美味しいねー」

鈴谷「提督、どう?」

鈴谷「砂糖にミルク、多めにしてみたけど」

提督「…………美味いよ」

提督(……苦い)

鈴谷「えへへ、そう?」

提督「ああ、ありがとう鈴谷」

鈴谷「褒められたら照れるしぃ……」

提督「お礼に俺も振る舞ってやろう」

鈴谷「え? 本当?」

提督「本当だ」

提督「…………鈴谷」

提督「今日お前がコーヒーを作ってくれたのは、今日が『コーヒーの日』だからというのも理由にあるだろう?」

鈴谷「……へぇ」

鈴谷「提督、知ってたんだ」

提督「……だが知ってるか鈴谷?」

提督「今日は『コーヒーの日』であると同時に────」


406: 2013/11/20(水) 21:08:39.59 ID:ufXdidL00



提督「『日本酒の日』でもあるということを」




407: 2013/11/20(水) 21:09:40.65 ID:ufXdidL00




















鈴谷「ていろくー……」

鈴谷「すずやのことぉ、ぎゅってしてぇー……」

提督(…………笑われた腹いせとは……)

提督(俺もずいぶん子供っぽくなったものだ)

鈴谷「てーいーろーくー……」

提督「……ほら、こっち来い」

鈴谷「えへへ……」

提督(……よし。録音完了)

提督(明日になったら聞かせてやろう)


408: 2013/11/20(水) 21:10:19.69 ID:ufXdidL00


鈴谷と11月



409: 2013/11/20(水) 21:11:07.20 ID:ufXdidL00

提督「誕生日おめでとう、鈴谷」

鈴谷「ありがとー!」

鈴谷「…………それで」

鈴谷「今年の誕生日プレゼントは何かなー?」

提督「…………」

鈴谷「…………へ?」

提督「その……何だ……」

提督「非常に申し上げにくいんだが……」

鈴谷「ま、まさか……」

提督「……忙しくて、買ってない」

鈴谷「がーん……」

鈴谷「ううう……楽しみにしてたのにぃ……」

提督「本当にすまん……」

提督「……代わりといってはなんだが、こんな物を用意してみた」

鈴谷「んー?」

提督「これだ」

提督「好きに使っていいぞ」

鈴谷「……紙?」

鈴谷「えーと、なになに…………『鈴谷のお願いを叶える券』?」

提督「プレゼントについて龍田に相談したら、それで我慢してくれるだろうと言われてな」

提督「ということでそれで我慢してはくれないか?」

鈴谷「……へぇー、龍田さんがねー……」

鈴谷「………………」

鈴谷「まぁいいや、これで我慢する」

提督「そう言ってくれると助かる」

鈴谷(龍田さん────)

鈴谷(────グッジョブ!)


410: 2013/11/20(水) 21:11:47.91 ID:ufXdidL00

鈴谷「────さーて」

鈴谷「早速使ってみようかなー?」

提督「言っておくが俺に出来る範囲かつ他の人に迷惑がかからないものしか叶えないからな?」

鈴谷「もー、それくらい分かってるって」

鈴谷「んーとね、それじゃあ……」

鈴谷(キス……は、勿体無いよね。頼めばしてくれそうだし)

鈴谷(お姫様抱っこ……は、そんなにして欲しいわけでもないし……)

鈴谷(…………うーん……)

鈴谷(してもらいたいことはたくさんあるけど、一つだけってなるとなぁ……)

鈴谷「………………」

提督「………………」

鈴谷「…………あ」

提督「あ?」

鈴谷「後で使う!」

提督「……何だ。結局今は使わないのか」

鈴谷「ここぞって時に使う方が賢明でしょ?」

提督「……好きにしろ」

提督「使うも使わないも鈴谷の自由だからな」

鈴谷「ふふーん♪」

鈴谷「凄いのお願いしちゃうから、覚悟しててね!」

提督「……お手柔らかに頼む」


411: 2013/11/20(水) 21:13:16.66 ID:ufXdidL00




















鈴谷「────そっちのケーキも美味しそうだねー」

提督「……素直に食いたいと言え」

提督「ほら、口開けろ」

鈴谷「あー……んっ♪」

鈴谷「やっぱり美味しー♪」

提督「そりゃ良かった」

鈴谷「お礼に私も一口あげるね」

鈴谷「ほら、あーん♪」


412: 2013/11/20(水) 21:14:00.14 ID:ufXdidL00


鈴谷と12月



413: 2013/11/20(水) 21:14:57.65 ID:ufXdidL00

提督「────これで全部か?」

鈴谷「えーと、ちょっと待ってね……」

鈴谷「食材よし、飲み物よし、お酒よし、お菓子よし……」

鈴谷「…………うん、全部買えてるよ」

提督「そうか」

提督「すっかり日も落ちてしまったし、早く帰るとしよう」

鈴谷「皆待ってるだろうねー」

提督「ああ、どこかの誰かさんが寄り道ばかりするせいでな」

鈴谷「そ、それは謝ったじゃん……」

鈴谷「私だって久し振りの街だったんだから、少しくらいはしゃいでも良いでしょ?」

提督「……庇わないからな」

提督「皆からの不平不満は受け止めろよ?」

鈴谷「うへぇ……」

鈴谷「提督の薄情者ぉー……」

提督「好きに言え」

提督「──────むっ……」

鈴谷「──────さ、寒っ!?」


414: 2013/11/20(水) 21:15:52.65 ID:ufXdidL00

鈴谷「もうこんな寒くなってるとか……」

鈴谷「有り得ないしぃ……」

提督「雪まで降っているな……」

提督「……仕方ない」

提督「鈴谷、これを使え」

鈴谷「ふぇ?」

鈴谷「……これ、提督の手袋?」

提督「少しサイズが大きいが……そこは我慢しろ」

鈴谷「嬉しいけど……」

鈴谷「提督は寒くない?」

提督「平気だ」

鈴谷「……………………」

鈴谷「提督、一つ返すね」

提督「……片方でどうしろと?」

鈴谷「もー、鈍いなぁ……」

鈴谷「余った方の手は…………ほら」

鈴谷「こうやって手を繋げばいいじゃん?」

提督「…………確かに」

提督「これは暖かいな……」

鈴谷「でしょー♪」


415: 2013/11/20(水) 21:16:52.81 ID:ufXdidL00

────────
──────
────
──


鈴谷「────ふふふーん♪」

鈴谷「えへへ……」

提督「……どうした」

提督「やけに上機嫌みたいだが……」

鈴谷「なんだかさー、こうやって並んで歩いてると、いろいろ変わったんだなーって思って」

鈴谷「私が提督と会った最初の頃とか覚えてる?」

提督「あー……」

提督「……思い出してみるといろいろひどいな」

鈴谷「提督ってば歩く時はズカズカ先行くし、話しかけても『ああ』とか『うん』とかしか言わないし……」

鈴谷「正直言うとあんまり好きじゃなかったんだよねー」

提督「……そうだったのか」

鈴谷「だってそうでしょ?」

鈴谷「いつも難しい顔して事務的な態度しかとらないし、ノリも悪いし、人の気にしてることズバズバ言うし……」

鈴谷「挙げるとキリがないなー」

提督「…………悪かったな」

鈴谷「…………あー……でも、さ」

鈴谷「……何時の話だったかは忘れちゃったけど」

鈴谷「提督が私達のことをちゃんと考えてくれてるって知ってからは……ちょっと見方が変わった」

鈴谷「それで今は…………」

鈴谷「…………今は……」

鈴谷「…………うん」


416: 2013/11/20(水) 21:17:45.60 ID:ufXdidL00



鈴谷「……大好きになった」




417: 2013/11/20(水) 21:18:25.54 ID:ufXdidL00

提督「………………」

提督「目上の人に対する無礼な態度」

提督「後先の事を考えない計画性の無さ」

提督「気分によって行われる問題行動の数々」

提督「これらはほんの一例に過ぎないが……」

提督「……思えばいろいろと手を焼かされた」

提督「………………」

提督「……俺も変わったものだな」

提督「無礼な態度を容認し、先のことよりも今を大切にし、そればかりか問題行動に加担さえしてしまっている」

提督「今の俺を昔の俺が見たら、一体何と言うだろうな?」

提督「…………ああ、そうだ」

提督「変わったのは全てお前のせいで…………」

提督「…………全てお前の『おかげ』だ」

提督「……今は何もかもが楽しい」

提督「そう思えるように、そう感じられるようにしてくれて……感謝している」

提督「……ありがとう鈴谷」


418: 2013/11/20(水) 21:18:58.94 ID:ufXdidL00



提督「……俺も大好きだ」




419: 2013/11/20(水) 21:19:52.09 ID:ufXdidL00


鈴谷「………………あー……もー……」

鈴谷「こうやってずっと、手を繋いで歩いてたいなぁ……」

提督「……そうだな」

提督「もっと、ゆっくり歩いて行こう……」



420: 2013/11/20(水) 21:20:32.54 ID:ufXdidL00


鈴谷と1月



421: 2013/11/20(水) 21:21:18.39 ID:ufXdidL00

鈴谷「────うぅ……寒い……」

提督「俺だって寒い……」

提督「初詣をしたいって言ったお前を恨むぞ……」

鈴谷「こ、こんなに寒いなんて思わなかったんだから仕方ないじゃん」

鈴谷「それに提督だってノリ良かったくせにぃ……」

提督「…………くっ」

提督「……こんなとこで喋っていても仕方無い」

提督「……早く済ませて帰るぞ」

提督「新年早々風邪をひくわけにもいかんしな……」

鈴谷「さんせーい……」

鈴谷「待ってて私のオコタ&みかん……」

提督「……あれは俺の物だろうが」


────────
──────
────
──


422: 2013/11/20(水) 21:21:56.71 ID:ufXdidL00

鈴谷「────はあぁ…………」

鈴谷「生き返るぅ……」

提督「鈴谷、もう少し足をよせろ」

提督「俺が入りにくい」

鈴谷「りょーかーい……」

提督「全く……」

提督「…………それで」

提督「初詣はどうだった?」

鈴谷「うーん……どちらかと言えば楽しかったかな?」

鈴谷「御守りとか、買えたしね」

提督「……何を買った?」

鈴谷「あ、ちょっと待ってね」

鈴谷「……んしょ…………っと」

鈴谷「はい、提督の分」

提督「『健康祈願の御守り』か……」

提督「まさか俺の分まで買ってくれてるとは思わなかった」

提督「ありがとう、鈴谷」

鈴谷「どーいたしましてっ」

鈴谷「……ちなみに私はこれにしました」

鈴谷「『子授けの御守り』でーす♪」

提督「………………」

提督「おみくじはどうだった?」

鈴谷「うわっ、スルーとか酷くない?」

鈴谷「もしかしたら必要になるかもしれないじゃん?」

提督「……いいから答えろ」


423: 2013/11/20(水) 21:23:14.06 ID:ufXdidL00

鈴谷「むー……」

鈴谷「……『吉』だったよ」

提督「……そうか。俺と同じだな」

鈴谷「おお!」

鈴谷「いやー、提督と私ってば似た者同士だねー」

鈴谷「相性バツグンって感じ?」

提督「………………」

提督「……そうだと嬉しいがな」

鈴谷「…………えへへ」

鈴谷「何だかさ、素直な提督って可愛いよね」

鈴谷「もっとそういうの出してよ」

提督「…………」

鈴谷「あれ? 顔赤いよ?」

提督「……からかうな」

提督「あの音声が響き渡ることになる」

鈴谷「よしっ、この話終わり!」

鈴谷「だからあれだけは勘弁してお願い提督!」

提督(それほど嫌か)


424: 2013/11/20(水) 21:24:01.71 ID:ufXdidL00

提督「…………さて」

提督「そろそろ休憩は終わりだ」

提督「仕事、始めるぞ」

鈴谷「うー……」

鈴谷「元日くらい休みたいよねぇ……」

提督「そういう愚痴は深海棲艦に言え」

鈴谷「はいはい、ちゃんと仕事しますよー…………って言いたいとこだけど」

鈴谷「提督、ちょっといい?」

提督「……何だ?」

鈴谷「んーと、さ……」

鈴谷「実は私、絵馬を書いてきてないんだよね」

提督「……ふむ」

提督「願うことが無かったのか?」

鈴谷「そういうわけじゃないよ」

鈴谷「…………ただ」

鈴谷「神様に願うよりもずっと、現実的な方法があったからね」

鈴谷「そっちに頼ることにしたんだ」

提督「あー……もしかして……」

鈴谷「提督は察しが良いねー♪」

鈴谷「ということで、はい」

鈴谷「『鈴谷のお願いを叶える券』使っちゃいまーす♪」

提督「やはりか……」

鈴谷「あはは、そんなに身構えなくていいよ」

鈴谷「願い事、とっても簡単だから……」


425: 2013/11/20(水) 21:24:50.77 ID:ufXdidL00



鈴谷「────提督」




426: 2013/11/20(水) 21:25:19.44 ID:ufXdidL00



鈴谷「これからもずっと、私と一緒にいて下さい」




427: 2013/11/20(水) 21:25:53.21 ID:ufXdidL00

提督「………………」

提督「何が来るかと思えばそんなことか……」

鈴谷「……いろいろ考えたけど、提督の隣に居られるのが一番幸せだと思って」

鈴谷「…………ねぇ提督?」

鈴谷「鈴谷のお願い、叶えてくれる……?」

提督「………………」


428: 2013/11/20(水) 21:26:36.72 ID:ufXdidL00



提督「……もちろんだ」

鈴谷「…………あはっ♪」




429: 2013/11/20(水) 21:27:06.58 ID:ufXdidL00



提督「────よろしく、鈴谷」

鈴谷「────よろしくね、提督!」




430: 2013/11/20(水) 21:28:14.65 ID:ufXdidL00

鈴谷編終了です。
時雨編は金曜日もしくは土曜日に。

それではまた。


431: 2013/11/20(水) 22:04:32.33 ID:UaVwnfFZo

そして矢矧が出た!

432: 2013/11/20(水) 22:22:36.38 ID:6pfTqPf5o
乙!鈴谷かわいいなーー

引用: 提督「艦娘との一年」