1: 2013/05/23(木) 19:13:29 ID:6JCP9Tnw
智樹 「なんだよ、どうかしたか?」

ニンフ「・・・お、お願いというか・・・その・・・相談というか・・・あるんだけど・・・」

智樹 「?・・・・・・お小遣いなら、今月分は渡したばかりじゃ?」

ニンフ「い、いやそういうんじゃなくてさ・・・」モジモジ

智樹 「?」

ニンフ「デ、デートしない?」

智樹 「はい?」

ニンフ「い、いいじゃない・・・行こうよ?デートしよ?」

智樹 「・・・な、なに言って・・・」

ニンフ「・・・だ、ダメかな?」ウルウル

智樹 「うっ・・・」

2: 2013/05/23(木) 19:14:51 ID:6JCP9Tnw
智樹 「駄目じゃないけど・・・また、急な話だな・・・」

ニンフ「ホント!?いいのね!?」

智樹 「ああ、別にいいけど・・・

ニンフ(やった~!)

ニンフ「じゃあさ、すぐにいきましょ!?」グイ

智樹 「ちょ、いますぐかよ?」

ニンフ「そうよ!じゃないと(邪魔者が・・・)」

  『ハイ!ハイ!ハ‐ーーーイ!!」

ニンフ「チッ(遅かったか・・・)」

智樹 「あれ?この声・・」

5: 2013/05/23(木) 19:36:58 ID:6JCP9Tnw
アストレア「わたしも!!」

ニンフ「・・・」

智樹 「なんだ?食い物か?たしか・・・冷蔵庫に・・・」

アストレア「いったっだきっまーす!!・・・じゃなくて!!」

智樹「じゃあ、なんだよ?」

ニンフ「先に言っておくけど・・・連れていかないわよ?」

アストレア「ななな、なんでですか!ズルイですよ!ニンフ先輩だけって!!」

7: 2013/05/23(木) 19:48:47 ID:6JCP9Tnw
ニンフ「うるさいっ!わたしだって・・・久しぶりなんだから」///

アストレア「むーーー・・・わたしだって行きたいです!!そして、美味しいもの一杯たべたい!!」

智樹 「いや、だから食べ物なら多分、冷蔵庫にあると思うから・・・」

アストレア「わたしだけ、どうしてのけ者にするんですかーーー!?末っ子だからーーー!!?」

ニンフ「うるさい!うるさい!うるさーい!!」


智樹 「・・・」

8: 2013/05/23(木) 20:04:49 ID:6JCP9Tnw
智樹「とりあえず、おちつけよ?」

ニンフ「はー、はー、はー」
アストレア「ふー、ふー、ふー」

智樹 「・・・なんなんだよ、たかがデートぐらいd

ニンフ「 」キッ
アストレア「 」キッ

智樹「・・・いや・・・」


アストレア「絶対っ!!わたしも行く!!」

ニンフ「チッ」

アストレア「わたしも智樹とデートしたい!!」

智樹「え?」

アストレア「え?・・・・・・あ」///

ニンフ「・・・おじゃまむし」ボソ

智樹「ん?」

ニンフ「あ・・・」///

10: 2013/05/23(木) 20:23:07 ID:6JCP9Tnw
ニンフ「・・・ま、まあ・・・取りあえずは・・・デルタ?アンタはお留守番・・・」

アストレア「ずるっこだ!ずるっこ!」

ニンフ「あ?」ギロ

アストレア「ヒッ」ブルブル

ニンフ「わかったわね?」

アストレア「・・・」コクコクコク

ニンフ「そ・・・わかってもらえて嬉しいわ」ニコニコ

アストレア「 」ブルブル

  
『なにをしているの?』


ニンフ「・・・(オワッタ)」

アストレア「イ、イカロス先輩っ!」パアア

11: 2013/05/23(木) 20:43:12 ID:6JCP9Tnw
アストレア「き、聞いてくださいよイカロス先輩!」

イカロス「?」

ニンフ「ちょ・・・あ、あのね?・・・アルファー・・・こ、これは・・・その」

智樹 「ん?・・・ああ・・・ちょっと出かけてくるよイカロス」

イカロス「どこにですか、マスター?」

智樹 「え、どこって・・・どこだろ?」

ニンフ「う・・・」

アストレア「デ、デートに今から行くらしいんですよ!イカロス先輩!」

イカロス「デート?」

12: 2013/05/23(木) 20:57:06 ID:6JCP9Tnw
ンフ(し、しかたないわね・・・)

ニンフ「そ、そうなのアルファー・・・い、今から『みんなで』デートに行こうかなっと思って・・・」

アストレア「えーーーみんなd

ニンフ「どうかな?なにか用事があるんだったら・・・」

イカロス「用意をしてくるわ」

スタスタスタ

ニンフ「・・・そ、そう・・・」

アストレア「プスススッ」

ニンフ「 」ギヌロ

アストレア「ウッ

14: 2013/05/23(木) 21:42:44 ID:6JCP9Tnw
ニンフ「あーーーもう!」

アストレア「まあまあ、ぬけがけしようとしたニンフ先輩もわるいですよ」

ニンフ「くっ」

アストレア「プススッ」

ニンフ「 」

ニンフ「・・・・・・ところでデルタ?」

アストレア「な、なんですかニンフ先輩?」

ニンフ「アンタ・・・智樹のことどう思ってるのよ?」

アストレア「ななななななな、なんのことですか?べべべ、べつになんとも・・・」

ニンフ「あっそう・・・好きってわけじゃないのね?」

アストレア「///// すすすすす、好きって・・・ななな、なに言ってるんですか」アタフタ

15: 2013/05/23(木) 23:13:28 ID:6JCP9Tnw
ニンフ「ああ、もういいわよ?とぼけなくてもバレバレだから」

アストレア「ううっ・・・じゃあ、どうしてきいたんですか?」

ニンフ「んー・・・一応、デルタの口から聞いておこうと思ってね」

アストレア「先輩たちだって」

ニンフ「うん、わたしは智樹が好きよ」

アストレア「・・・ですよね」

16: 2013/05/23(木) 23:14:22 ID:6JCP9Tnw
ニンフ「まあ、今回はしかたがないか・・・」



智樹「アレ?おまえらなにしてるんだよ?」

アストレア「・・・」

ニンフ「・・・なんでも」

イカロス「・・・おまたせしましたマスター」

智樹「ああ」

ニンフ「アルファーも来たことだし、行きましょ智樹?」

18: 2013/05/25(土) 18:14:40 ID:/x6TchPw
智樹「そうだな・・・で、どこに行こうか?」

イカロス「私はマスターと一緒であればどこでも」

アストレア「わたしは凶暴な動物がいなければどこでも・・・」

智樹「?」
イカロス「?」

ニンフ「どんなトラウマもってるのよアンタ・・・」

アストレア「怖いんですよ?あいつらって。何回、食べられそうになったか・・・」ブルブル

智樹「おまえ、普段どんな生活してんだよ・・・」

20: 2013/05/25(土) 18:19:37 ID:/x6TchPw
アストレア「うーー」

ニンフ「ま、いつまでもこんなところで喋ってても仕方がないから・・・」

ニンフ「そうね・・・・・・カラオケとかどう?」

智樹・アストレア「・・・」

イカロス「?」

ニンフ「わたし、歌うの好きだしっ!!」ニコニコ

智樹 (うわー・・・いい笑顔でいわれてもな・・・)

アストレア(・・・しんだ)

イカロス「それは止めておいた方が・・・」


オレガノ「・・・」

21: 2013/05/25(土) 18:35:18 ID:/x6TchPw
智樹「え?」

オレガノ「・・・」

アストレア「あ」

イカロス「?」


ニンフ「ア、アンタ・・・」

オレガノ「・・・おい、こら」ゴゴッ

ニンフ「な、なによ」

オレガノ「むしるぞ・・・ちんちくりん」ゴゴゴゴッ

ニンフ「なんで、むしられなきゃならないのよ!!」

オレガノ「・・・これだから貧Oは」プ

ニンフ「ままま、また言ったわね・・・」ギリリリ

智樹「おまえら・・・」

オレガノ「これは智樹様、お見苦しい所をお見せして申し訳ありません」

22: 2013/05/25(土) 18:57:30 ID:/x6TchPw
智樹(・・・変わり身はええな)

ニンフ「アンタなにしにきたのよ!?」

オレガノ「るっさいコンブ」

ニンフ「・・・」

オレガノ「私は智樹様に御用があるだけです・・・黙ってろ貧O」

ニンフ「うう・・・うわ~ん・・・と、智樹~」ビエエエエ‐ン

23: 2013/05/25(土) 19:02:35 ID:/x6TchPw
智樹「あんまり、いじめんなよ・・・オレガノ」

智樹「ほら、ニンフも」ヨシヨシ

ニンフ「う・・うん・・・///」

アストレア「あーーーいいなぁー」

智樹「へ?」

アストレア「あ・・・いや///」

アストレア「そそ、それで用事って?」アタフタ

オレガノ「は、はい。あのお食事のお誘いをことづかって参りました」

智樹「?・・・会長が?」

オレガノ「はい。いかがでしょうか?」

智樹「って、今から?」

オレガノ「そうですが、なにかこの後、ご予定でも?」

24: 2013/05/25(土) 19:22:00 ID:/x6TchPw
智樹 「いや、ちょっとこれから出かけようと思ってたんだけど・・・」

ニンフ「そうよ!せっかくのチャンスなんだから!!」

智樹 「ん?」

ニンフ「あ・・・///」

イカロス「マスターとデート」

アストレア「うわ~い!ご馳走いっぱい食べられますか!!?」ジュル

智樹 「・・・おまえ・・・会長の家、行ってくるか?」

アストレア「行ってきまーす!!・・・・・・・じゃなくて!!!」

智樹 「なんなんだよ、おまえは芸人でも目指してるのかよ・・・」

アストレア「ううっ・・・わ、わたしは」チラッ

智樹 「だから、なんで恨めしそうな顔でこっち見る?」

アストレア「・・・・・・・バカ」ボソ

28: 2013/05/26(日) 16:41:43 ID:RIuW0yms
オレガノ「どうされますか?」

智樹 「そうだな・・・(俺はあまり行きたくないけど・・・)」

アストレア「いいじゃない、みんなで行けば・・・ごちそうたべれるし!」

ニンフ「えー」

イカロス「私はマスターと一緒でしたら・・・」

智樹 「んー・・・じゃあ行くか」

ニンフ「うー」

アストレア「いいじゃないですか、ニンフ先輩もごちそう好きじゃ?」

ニンフ「そりゃ、まあ・・・そうだけど」

オレガノ「決まりですね?では、そこの、ちんちくりんだけ行かないと言う事で・・・」

ニンフ「どうしてよ!?わたしも行くわよ!!」


オレガノ「チッ・・・来るのかよ」

29: 2013/05/26(日) 16:45:31 ID:RIuW0yms
――五月田根宅――

怖い人「・・・・・・・」

智樹「うっ・・・こんにちは」

怖い人「・・・」


イカロス「こんにちは」

怖い人「イカロスさん!チィ-スッ!!お嬢様がお待ちしております」

智樹 (ぶれないよな、この人たちも・・・」

アストレア「ごはん~ごはん~」

ニンフ「こんにちは」

美香子「いらしゃ~い。桜井君、待ってたわよ?」

智樹「は、はい」

30: 2013/05/26(日) 16:47:00 ID:RIuW0yms
美香子「会長、待ちくたびれてよからぬことを考えてしまったわ~」

美香子「最近、出番もないし、また桜井君に・・・」

智樹「また物騒なこと考えてません?」

美香子「いいえ~。会長は優しいから、物騒なことなんて考えないけど?」

智樹(自分で優しいとか言えるのも凄い・・・というか会長は優しいのか?)ム~

美香子「そうよね~?イカロスちゃんは知ってるでしょう?」

イカロス「・・・」

31: 2013/05/26(日) 16:50:51 ID:RIuW0yms
美香子「あらあら。会長は優しいわよね~・・・・・・・・ね?イカロスちゃん?」

イカロス「・・・・・・はい」

智樹 (イカロス・・・そういう所は空気を読むんだな・・・)

美香子「あらあら。会長は優しいわよね~・・・・・・・・ね?イカロスちゃん?」

イカロス「・・・・・・はい」

智樹 (イカロス・・・そういう所は空気読むんだな・・・)

32: 2013/05/26(日) 16:52:12 ID:RIuW0yms
ニンフ「こんにちは」

美香子「あら?変ね・・・声は聞こえるんだけどニンフちゃんの姿が見えないわ~?」

ニンフ「・・・なんでよ」

美香子「あら、ごめんなさいね~。小さすぎて、気づきにくかったわ~」

ニンフ「・・・」

オレガノ「身長も、ムネも小さいから仕方がありません、お嬢様」


ニンフ「・・・(やっぱり、コイツはいつかハッキングしてやる!)」プルプル

35: 2013/05/26(日) 20:12:29 ID:mFlewYlY
智樹 「あの、会長?」

美香子「なにかしら?」

智樹 「いえ。急な誘いだったんでどうしたのかと・・・」

美香子「まあ、いいじゃない。それよりも、食事の用意も出来てるから行きましょうか」

アストレア「はーいっ!!」

智樹 「今日は先輩はいないですね?大抵こういう場にはいつも・・・」

美香子「英くん?・・・・・・今日は居ないわよ~」

智樹 「はあ。そうなんですか・・・」

美香子「では、行きましょうか」

36: 2013/05/26(日) 20:13:48 ID:mFlewYlY
オレガノ「どうぞ、こちらです」

アストレア「うわ~ごちそうが一杯!!」ジュル

智樹 「うわ、たしかに・・・」

イカロス「美味しそうですね、マスター」

ニンフ 「デルタ、みっともないわよ?ヨダレふきなさいよ」

アストレア「こんな時だけ、お姉ちゃん振るのはやめてくださいよ、ニンフ先輩」

ニンフ 「だって、アンタは末っ子でしょ?だったら間違ってないとおもうけど?」

アストレア「末っ子をバリアーがわりに使う姉って・・・(末っ子かぁ・・・カオスは今頃なにしてるのかな・・・)」

智樹  「ん?どうしたアストレア」

アストレア「・・・ん、なんでもない」

37: 2013/05/26(日) 20:14:38 ID:mFlewYlY
美香子 「食べないの?会長的には料理が冷めない内に食べてほしいのだけど」

智樹  「よし、じゃあ頂くか!」

イカロス「はい。マスター」

アストレア「いっただっきまーす!!」

     「「「頂きます!」」」

―――

――


38: 2013/05/26(日) 20:16:16 ID:mFlewYlY
イカロス「ごちそう様でした」

智樹  「いやー久々に豪勢な食事にありつけた・・・ありがとうございます会長」

美香子 「いいえ。私も桜井君たちの食事を見てると嬉しくなるから」

智樹  「え?どうしてですか・・・」

美香子 「だって~。・・・貸しができるじゃない・・・」

智樹  「・・・」

美香子 「冗談よ」

智樹  (全然、冗談に聞こえなかったんですけど・・・)


ニンフ 「ちょっとデルタ!それはわたしの!・・・」

アストレア「なに言ってるんですか!?ニンフ先輩はさっき食べたじゃないですか!!」

ニンフ 「ふあべてなふないひふぁい」モガモガ

アストレア「あーーーまたっ!!」

ギャーギャー

智樹  「今日も平和だねー・・・ま、平和が一番・・・」

引用: ニンフ「ねえ、智樹?」