真紅「JUM･･･いやこれからナンシーと呼ぶのだわ！
　　　 ナンシー！！そして私は真紅では無く、シン・クビシャス！そう呼びなさい」

JUM「はぁ･･･？」

真紅「･･･その薔薇の指輪じゃパンクっぽくないわね･･･指に穴を空けて契約の南京錠をかけるべきだわ･･･」


　ガチャ


翠星石「バラァィム　クリーィップ！！！！
　　　　　 自己嫌悪を吐き出すように爆発するギターとせつないヴォーカル･･･心が引き裂かれるですぅ････」

翠星石「おやどうしたです真紅、そんなに唇を歪ませて？顔面神経症でも患ったんですか？」

真紅「ファOキンJUMがUKの良さを分かってくれないのだわ」

翠星石「ははぁ･･･それはひどいですぅ。
　　　　　チビ人間はより良い適応を目指す抗生物質漬けの豚ですねぇ･･･」

JUM「･････････」

翠星石「ネット通販と工O動画にしかOKコンピューターを使わないやつは放って
　　　　　 翠星石とUK談義に花を咲かせるですぅ」

真紅「そうね･･･ナンシー氏亡時におけるシドの精神状態について語り合うのだわ」

翠星石「そんなDQ2のラスボスには興味ないですぅ。
　　　　　それよりも購入者による価格決定のネット販売というレディへのIN RAINBOWSが
　　　　　音楽界に与えた影響と今後の展望について語るですぅ」

真紅「ファOキン翠星石･･･ラジオ頭に少年Aの電波でも受信したの？
　　　 今のファOキン発言はシドへのファOキン侮辱よ！
　　　 まったくファOキンあなたはファOキン何をファOキン言ってるのだわファOキン！？」

翠星石「ファOキンファOキンうるせーですぅ！
　　　　　そんな奴にトムのパラノイアかつ繊細な音楽思想が分かるわけねーですぅ！！」

真紅「そのア0ルのようなファOキンマウスをシャットアップなのだわ！
　　　　シドの生き様に共感できない奴がUKを語る資格はないのだわ！！」


　ガチャ


雛苺「デーンデデ　デデデッデッデッ！うーん10代の精神な匂いがするのー」

真紅「ファOクファOクファOクファOク！！寒いライナーノーツに心酔してればいいのだわ！！」

翠星石「あんな下手な演奏は聴いてられねーですぅ！！」

雛苺「おや？何を言い争ってるのー？」

JUM「おぉ雛苺･･･なんかこいつら･･･かくかくしかじか････」

雛苺「なるほどなのー。狭い島国の時代の違う音楽性の相違で言い争ってるのねー」

JUM「僕にはよくわかんないんだが･･･」

雛苺「ヤク中自殺と神経質な性格、カートならシド信者とトム信者の間に立ってくれるのー
　　　 二人とも、ケンカはやめて仲良くニルヴァーナを聴くのー」

真紅「は？ニルヴァーナ？US（笑）グランジ（笑）」

翠星石「金に釣られる赤子のように商業に犯された厨ロックに思想はないですぅ」

雛苺「（ブチッ）カートを･･･カートを馬鹿にしたのー･･･もう頃すしかないのー･･･」

雛苺「早氏にしたから神格化されたミュージシャンは無数いるけど、シドは別格なのだわ」

翠星石「NANAを読んで聴き始めたやつは黙ってろですぅ」

真紅「うるさいのだわ！このSNOOZER愛読者！！」

雛苺「頃す･･･頃すのー･･････いやその前に四肢を落として･･･
　　　 頭部に穴を開けてイヤホンを突っ込んで･･････ニルヴァーナを流し続けてやるのー･･･」

JUM「あぁもうやめろよお前ら。音楽なんかで争うなよ」


　ビキッ


紅・翠・雛「･･･音楽･･･なんか･･･？」

真紅「･･･そこまでいうなら、ここはJUM、いやナンシーに判断してもらうのだわ」

翠星石「そうですね。レディへ、ニルヴァナ、ピストルズ。どれが至高の音楽ですか？
　　　　　 まぁ当然レディへですがねぇ」

雛苺「･･･ニルヴァーナなのー･･･それが理解できないなら脳髄に直接聴かせるのー･･･」

JUM「そんなこと言われても･･･そうだな僕はGReeeeNがいいかな。アルバムもつこうたでゲットしたし」

真紅「J-POP(笑)底の浅すぎる音楽J-POP(笑)」

翠星石「感動してくれとばかりの歌詞(笑)取ってつけたようなストリングス(笑)
　　　　　 無印良品的な毒にも薬にもならない小綺麗さ(笑)」

雛苺「愛(笑)夢(笑)翼(笑)未来(笑)母への感謝(笑)ここにいる(笑)」

真紅「J-POP(爆笑)に比べればニルヴァーナはパンクなのだわ」

翠星石「量産型音楽(苦笑)に比べればピストルズには思想があるですぅ」

雛苺「羞恥心(嘲笑)に比べればレディへは音楽なのー」

真紅「やっぱり邦楽よりは洋楽なのだわ」

翠星石「邦楽に哲学はないですぅ」

雛苺「テルマwwwwwこの語感だけで笑えるのーwwwwwww」

JUM「････････････････」

　一方そのころ

蒼星石「ボボボボボボボガボガボガボガボガボゲボボボボボ」

おじいさん「かずき･･･いや蒼星石！まだまだ！もっと腹の底からダミ声を出せぃ！」

蒼星石「はい！おじいさん！！ガボガボガボガボボボボボゲボボボボボ！！」

おじいさん「蒼星石！！ヘヴィメタルの修行中はオジー・オズボーンさんだ！！」

蒼星石「はい！！オジーさん！！ボボボボボボボボボガボガボゲボボボボボボボボ！！！」

　ハローハローハローハローハウロウ

真紅「聴いてみればニルヴァーナもまぁまぁなのだわ」

翠星石「歌詞カードも読んでみれば中々の深さですぅ。意味不明の中に意味があるですぅ」

JUM「僕のパソコンがすっかり音楽再生機器に･･･」

雛苺「最強の2ndアルバム、ネヴァーマインドの本領はこんなもんじゃないのー。
　　　 JUM、もっとボリュームをあげて欲しいのー」

JUM「いや、これ以上あげたら近所迷惑だろ。既にかなりうるさいのに」

真紅「つべこべ言わずに上げるのだわ。爆音じゃない音楽なんて音楽じゃないのだわ」

翠星石「歌詞カードを読みながらヴォーカルをしっかり聴き取りたいですぅ。とっととあげるですぅ」

雛苺「じれったいのー。JUMのぼりー、そしてマウス奪取」

JUM「あぁやめろ！！」


　ズンズンズンズン

水銀燈「あら何ぃ？この爆音は･･･真紅達の家から？」

　カチッ

JUM「あーもううるさい！！」

雛苺「あぁ！ここからがスメルズ・ライク・ティーン・スピリットの最高潮なのにー」

　ガラッ

水銀燈「あんた達うるさいわよぉ！周りに迷惑よぉ！！」

真紅「あら、ファOキン水銀燈。そんなお行儀の良いルールなんて犬の糞以下のファOクなのだわ」

翠星石「コード進行の深さはレディへに劣りますがニルヴァーナのシンプルさもまぁまぁですねぇ」

水銀燈「なに？音楽談義？」

水銀燈「へぇ。感受性の強い私は音楽にもなかなかうるさいわよぉ。語らせたら凄いわよぉ」

翠星石「ほほぉ初耳ですぅ。水銀燈は何を聴くですか？」

水銀燈「決まってるじゃない。BUMP OF CHICKENよ。最高だわぁ」

真紅「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

翠星石「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

雛苺「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

真紅「ホーリーナイトwwwKがついて聖なる騎士wwwwwwwwwwwww」

翠星石「アルエwwwアルエwwwww包帯をwww僕がほどくからwwwwwwwwwww」

雛苺「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

水銀燈「･･･なに？馬鹿にしてるのぉ？」

真紅「ククッ･･･いや馬鹿になんか･･･グフッ･･･してにゃい･･･クッ･･･のだわ･･･」

翠星石「クフッ･･･そうですぅ･･･いいんじゃねぇですかぁ･･･ゲフッ･･･中二の感受性で･･･オウフッ･･･」

雛苺「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

JUM（こいつらうぜぇなぁ･･･）

　一方そのころ

おじいさん「よし！！次はヘドバン1万回！！」

蒼星石「はい！！オジーさん！！」

　ばっさばっさ

おじいさん「振れ！その首の間接が砕けるまで！！」

蒼星石「はい！！オジーさん！！」

　ばっさばっさ

水銀燈「ほら、これがKのフラッシュよぉ。どう？いいでしょう？泣けるでしょう？」

真紅「クソすぎて泣けるのだわ」

翠星石「幼稚な精神世界ですぅ」

雛苺「wwwwwwwwwwwwww笑いすぎて氏にそうなのーwwwwwwww涅槃がwwwww涅槃が見えるのーwwwwwwwwwwwwwww」

水銀燈「何よ！高尚ぶって！上から目線で！そんなに洋楽が偉いの！？」

真紅「邦楽は最初の一音を聴いた瞬間にファOクな猫のクソ以下と分かるのだわ」

翠星石「そもそも邦楽で喜んでる人種は、表面上の歌詞と単純なサビを良いと言ってるだけですぅ。
　　　　　 音の構成の奥深さなんて聴いちゃいねぇですぅ。そんなやつらの聴いてるものは音楽と呼べんですよ」

雛苺「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww涅槃のwww涅槃の世界でwwwwwwwwwwカートがショットガンをwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

水銀燈「くっ･･･これ以上私の藤原さんを馬鹿にしたら許さないわぁ･･･」


　がちゃ


のり「JUM君？学校から帰ったら、そこの階段に気絶してる子が･･･」

　一方そのころ

おじいさん「まだ浅い！！もっとメイクに負の感情を込めろ！！コウモリを喰わせるぞ！！」

　ぬりぬり

蒼星石「はい！！オジーさん！！」

おじいさん「お前は悪魔だ！！地獄の悪魔の生まれ変わりだ！！本当の顔を取り戻せ！！」

　ぬりぬり

蒼星石「はい！！オジーさん！！」

金糸雀「ふぅ･･･氏ぬかと思ったのかしら」

翠星石「階段なんかで何をしてたですぅ？」

金糸雀「こっそり忍びこんで二階にあがろうとしたらいきなり爆音が･･･」

真紅「それで驚いて転げ落ち、気絶したというわけね」

雛苺「さすがカートなのー。不法侵入者から守護してくれたのー」

金糸雀「ヴァイオリニストとしての感度が良すぎる耳も困りものかしら」

水銀燈「そうよ！そうだわぁ！この子は一応音楽をプレイする側にいるはずだわぁ！
　　　　　 私達の中ではもっとも音楽に造詣が深いはず！」

真紅「私達の敬愛するミュージシャンで誰がファOキン一番なのか判定してもらおうということね」

金糸雀「何の話かしら？」

JUM「あぁ･･･非常に下らないんだがさっさと静かにしてもらいたいんで･･･かくかくしかじか･･･」

金糸雀「ふむ･･･大体理解したかしら。結論を言えばどれもこれも駄目かしら。
　　　　　ロックやパンクというジャンルを聴いて喜んでること自体終わってるかしら。
　　　　　まぁみんなの音楽的センスはゼロだからしょうがないかしら。
　　　　　もしくは耳穴にとんでもない耳クソがつまってるかしら」

真紅「ファOキン捻り潰すのだわこの小鳥」

雛苺「･･･頭部に鳴り止まないギターリフを埋め込んでやるのー･･･」

水銀燈「私の心の支えである藤原さんを馬鹿にしたら、BUMPの詩世界のように繊細な私も怒るわよぉ」

翠星石「･･･そこまでいうならセンスのある音楽ってのを教えやがれですぅ！」

金糸雀「それじゃあ実際に聴かせてやるかしら！
　　　　　 全員耳の穴に掃除機を突っ込んでガボボと耳クソ吸っておけかしら！
　　　　　 ピチカート！！バイオリンを！！」


　ギギィギーギー


金糸雀「よーしそれじゃ行くかしら！！

　　　　　 あーいまーい3センチッ！そりゃプニってことかしらっ！」

翠星石「金糸雀･･･そりゃなんですぅ･･･？」

金「えっ？持ってけセーラー服かしら。至高の音楽ジャンル、アニソンかしら」

真紅「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

翠星石「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

雛苺「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

水銀燈「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

JUM（なんかますます面倒なことになってきたなぁ･･･ほんとにウザいなぁこいつら･･･いやマジでウザいよ…
　　 　でも聴いて語ってるだけの異常なまでにウザい奴らよりは
　　 　金糸雀みたいに自分で好きな音楽を演奏するなら･･･比較的マシな気もするなぁ･･･)



　一方そのころ

おじいさん「甘い！もっと地獄の悪魔の唸り声を思わせる音を出せ！！」

　ギュァァァァァァァァァァァァァァァ

蒼星石「はい！！オジーさん！！」

おじいさん「もっと憎め。人を社会をこの世の全てを憎め！そして憎しみの衝動をギターにぶつけろ！！」

　ギュァァァァァァァァァァァァァァァ

蒼星石「はい！！オジーさん！！ゲハハハハハハハハハハハ！！滅びろ宇宙！！！！」



　おわりです

どさくさにまぎれて真紅側に回る水銀燈ｗ

終わりです。
BECKを読んだら立てたくなった。反省はしている。

不快に思った人はすまん。

面白かったｗ