51: 2013/04/07(日) 13:56:55 ID:hVxYwBUs
P「事務所のトイレに籠っていたら亜美がトラップの細工をしていた話」
52: 2013/04/07(日) 13:59:03 ID:hVxYwBUs
トイレには不思議な力があると思う。
人を落ち着かせるにはトイレが一番だと俺は思う。
普段なら用さえ済ませばすぐに出て行くし、臭いが臭いだけあってトイレを嫌う人が多いのかもしれない。
もちろん最近はやりの便所飯には最高の場所であろう。残念ながら俺はぼっちではなかったが。
ただ、俺は昨日一緒になって食べ過ぎたせいで今日は腹の調子がもの凄く悪かった。
だから今日トイレに駆け込むイベントが起きた。
人を落ち着かせるにはトイレが一番だと俺は思う。
普段なら用さえ済ませばすぐに出て行くし、臭いが臭いだけあってトイレを嫌う人が多いのかもしれない。
もちろん最近はやりの便所飯には最高の場所であろう。残念ながら俺はぼっちではなかったが。
ただ、俺は昨日一緒になって食べ過ぎたせいで今日は腹の調子がもの凄く悪かった。
だから今日トイレに駆け込むイベントが起きた。
53: 2013/04/07(日) 13:59:35 ID:hVxYwBUs
あいにく誰もいなかったので事務所が無人なのだが、誰かがするに来るだろう。
それにこの事務所に泥棒に入ると伊織に来世まで終了させられてしまう恐れがあるのではないか。
そもそも午前中からピンポイントで狙う泥棒なんかいる可能性がもの凄く低いだろう。
そんなわけで俺は腹の危機を救うべくすぐに駆け込み用を足しついでにリラックスもしていた。
それにこの事務所に泥棒に入ると伊織に来世まで終了させられてしまう恐れがあるのではないか。
そもそも午前中からピンポイントで狙う泥棒なんかいる可能性がもの凄く低いだろう。
そんなわけで俺は腹の危機を救うべくすぐに駆け込み用を足しついでにリラックスもしていた。
54: 2013/04/07(日) 14:00:13 ID:hVxYwBUs
営業は今日はない。そんなわけで俺の担当しているアイドル達は好きにさせた。
オフでも良いしレッスン場には行けないけど事務所の近くで自由に体を動かせても良いなど。
それか他のアイドルの視察でも……まあ、と言った訳でオフなのだ。
アイドルはみんな喜んでいたが、律子プロデューサーの竜宮はレッスンの様で、その姿に不満を漏らす千早がいたが不満だけでオフを取っているだけ少しは休みたかったのだろう。
そんなわけで俺はトイレでスッキリし更にリラックスも出ようかなとした時、外でガシャーンと春香が転んだような音がした。
オフでも良いしレッスン場には行けないけど事務所の近くで自由に体を動かせても良いなど。
それか他のアイドルの視察でも……まあ、と言った訳でオフなのだ。
アイドルはみんな喜んでいたが、律子プロデューサーの竜宮はレッスンの様で、その姿に不満を漏らす千早がいたが不満だけでオフを取っているだけ少しは休みたかったのだろう。
そんなわけで俺はトイレでスッキリし更にリラックスも出ようかなとした時、外でガシャーンと春香が転んだような音がした。
55: 2013/04/07(日) 14:01:27 ID:hVxYwBUs
俺は何事かと思いトイレを流し手洗いを済ませた。
だけど俺はトイレから出るにはいかなかった。それは相手がだれかわからないからだ。
しかし、音が激しいのでこれはと思いすぐに出た。
幸いトイレは事務所とちょっと離れている。というより、通路を挟んでの事務所である。そのため俺はいつものようにこっそりドアを開けて中を覗いてみた。
亜美がいた。
だけど俺はトイレから出るにはいかなかった。それは相手がだれかわからないからだ。
しかし、音が激しいのでこれはと思いすぐに出た。
幸いトイレは事務所とちょっと離れている。というより、通路を挟んでの事務所である。そのため俺はいつものようにこっそりドアを開けて中を覗いてみた。
亜美がいた。
56: 2013/04/07(日) 14:03:51 ID:hVxYwBUs
しかもどこから持ってきたのかバケツを頭に乗っけて水浸しのテンプレな光景だった。
亜美「いてて……うあうあ~兄ちゃん達に怒られる~!!!」
どうやら水入りバケツを仕掛けようとして椅子から落ちたらしい。
その結果、水浸しになった。幸い、俺や音無さん、律子の机に被害はないようで被害があるのは音無さんの同人誌くらいだった。
亜美「いてて……うあうあ~兄ちゃん達に怒られる~!!!」
どうやら水入りバケツを仕掛けようとして椅子から落ちたらしい。
その結果、水浸しになった。幸い、俺や音無さん、律子の机に被害はないようで被害があるのは音無さんの同人誌くらいだった。
57: 2013/04/07(日) 14:04:23 ID:hVxYwBUs
亜美「えっと雑巾どこだっけ?」
慌てて給湯室に雑巾を取りに行く。
自分よりこの場を何とかしたいと思っている様であり、雑巾を取って来てすぐに床を拭き始めた。
とりあえず、その様子を俺が眺めて5分くらい。
やっと拭き終わると再びバケツトラップを仕掛けた。
今度は椅子じゃなくて土台が安定している机から仕掛けられる範囲でトラップを仕掛けた。
仕掛けるのは良いが、問題は仕掛けた場所が律子の座るところピンポイントの様であり、真美まで流れ弾を喰らう可能性がもの凄く高いのだ。
慌てて給湯室に雑巾を取りに行く。
自分よりこの場を何とかしたいと思っている様であり、雑巾を取って来てすぐに床を拭き始めた。
とりあえず、その様子を俺が眺めて5分くらい。
やっと拭き終わると再びバケツトラップを仕掛けた。
今度は椅子じゃなくて土台が安定している机から仕掛けられる範囲でトラップを仕掛けた。
仕掛けるのは良いが、問題は仕掛けた場所が律子の座るところピンポイントの様であり、真美まで流れ弾を喰らう可能性がもの凄く高いのだ。
58: 2013/04/07(日) 14:04:54 ID:hVxYwBUs
亜美「うあうあ~結局床拭いてたら時間が来ちゃったYO!」
どうやらバケツトラップだけで何かの時間が来たようで確認すると他のみんなが集まってくることろだった。
俺も戻るかと思い、わざわざトイレまで戻って再び入った。
どうやらバケツトラップだけで何かの時間が来たようで確認すると他のみんなが集まってくることろだった。
俺も戻るかと思い、わざわざトイレまで戻って再び入った。
59: 2013/04/07(日) 14:05:30 ID:hVxYwBUs
P「いや~すっきりした~って亜美だけか」
亜美「おっおおおお、兄ちゃんか」
P「どうしたんだ?」
亜美「べべべつに何でもないよ」
P「まあ、いいや。どうして服濡れてるんだ?」
亜美「あっ! こっこれはあれだよ! 汗だよ汗」
P「そかそか。じゃあすぐに着替えてこい」
亜美「わかった」
ロッカーに着替えに行く亜美を見て俺は三国無双の小喬に似てるな。しかし、竜宮のレッスンは如何したのだろう。
なんて思いながら俺は机の上の大事な書類などを避難させ始めた。
終わり
亜美「おっおおおお、兄ちゃんか」
P「どうしたんだ?」
亜美「べべべつに何でもないよ」
P「まあ、いいや。どうして服濡れてるんだ?」
亜美「あっ! こっこれはあれだよ! 汗だよ汗」
P「そかそか。じゃあすぐに着替えてこい」
亜美「わかった」
ロッカーに着替えに行く亜美を見て俺は三国無双の小喬に似てるな。しかし、竜宮のレッスンは如何したのだろう。
なんて思いながら俺は机の上の大事な書類などを避難させ始めた。
終わり
78: 2013/04/09(火) 00:49:52 ID:4oL2LBXA
P「あずささんがジャンプを読んでいた話」
79: 2013/04/09(火) 00:50:55 ID:4oL2LBXA
律子プロデューサーの竜宮小町だってオフの時はある。
もちろん、俺がプロデュースをしているアイドルとオフが被る時があるし、そうでない時もある。
アイドル活動に熱心な場合はオフでも事務所に来るときだってある。
例を挙げるなら歌唱レッスン大好きな千早。
そんなわけで竜宮はオフで、俺は午前中は事務所でスケジュールを組んでいた。
アイドル達は各自レッスン場に直接向かわせ昼に回収する予定だ。
事務所のドアが開いた。音無さんではなかった。
もちろん、俺がプロデュースをしているアイドルとオフが被る時があるし、そうでない時もある。
アイドル活動に熱心な場合はオフでも事務所に来るときだってある。
例を挙げるなら歌唱レッスン大好きな千早。
そんなわけで竜宮はオフで、俺は午前中は事務所でスケジュールを組んでいた。
アイドル達は各自レッスン場に直接向かわせ昼に回収する予定だ。
事務所のドアが開いた。音無さんではなかった。
80: 2013/04/09(火) 00:51:27 ID:4oL2LBXA
「おはようございまーす。今日は迷わず来れましたー」
あずささんが来た。
あずささんが来た。
81: 2013/04/09(火) 00:52:02 ID:4oL2LBXA
いや来るのは良いのだが、今日は竜宮はオフなのである。
それか、直接何か用事があるのか。
だがあずささんにそんな直接な用事なんて俺はないし、律子か社長か音無さんくらいしか用事を与える人がいない。
しかし、あずささんの方向音痴に用事を頼むくらいなら直接向かった方が時間かからないし、相手にも迷惑をかけない。
ただ現役アイドルを拝めない欠点があるし、音無さんならまだしも社長だともうガッカリも良いところだろう。
そんなことは俺には関係ないとして、ではあずささんは何しに来たのか。俺はそこが気になった。
それか、直接何か用事があるのか。
だがあずささんにそんな直接な用事なんて俺はないし、律子か社長か音無さんくらいしか用事を与える人がいない。
しかし、あずささんの方向音痴に用事を頼むくらいなら直接向かった方が時間かからないし、相手にも迷惑をかけない。
ただ現役アイドルを拝めない欠点があるし、音無さんならまだしも社長だともうガッカリも良いところだろう。
そんなことは俺には関係ないとして、ではあずささんは何しに来たのか。俺はそこが気になった。
82: 2013/04/09(火) 00:53:25 ID:4oL2LBXA
あずさ「プロデューサーさん、律子さんはまだ来てないのでしょうか?」
P「そうですね、でも今日の竜宮はオフなんじゃないですか?」
あずさ「あ、そうでした」
答え。オフでも来てしまった。
P「そうですね、でも今日の竜宮はオフなんじゃないですか?」
あずさ「あ、そうでした」
答え。オフでも来てしまった。
83: 2013/04/09(火) 00:54:41 ID:4oL2LBXA
それだけアイドル活動に熱心なのは嬉しい。が、それは俺ではなく律子に訴えて欲しいものだ。
下手にプロデュースしていないアイドルの1日限定のプロデュースは色々めんどくさい。
それに俺も忙しいし却下。
ということで、あずささんはこの後どうするのかがなんとなく気になった。
あずさ「えっと、じゃあ午前中は事務所でのんびりさせてもらいますね」
P「構いませんよ。あずささんならいつでもオッケーですし」
あずさ「あらあら、貴音ちゃんに言いつけちゃいますよ」
下手にプロデュースしていないアイドルの1日限定のプロデュースは色々めんどくさい。
それに俺も忙しいし却下。
ということで、あずささんはこの後どうするのかがなんとなく気になった。
あずさ「えっと、じゃあ午前中は事務所でのんびりさせてもらいますね」
P「構いませんよ。あずささんならいつでもオッケーですし」
あずさ「あらあら、貴音ちゃんに言いつけちゃいますよ」
84: 2013/04/09(火) 00:55:15 ID:4oL2LBXA
そう言って美希の睡眠ソファーに腰を掛けてバッグから何かを取り出した。
俺は最初またゼクシィかファッション誌でも読むのかと思ったがそれよりも遙かに分厚い。
サイズは同じなのだが分厚い。じゃあ何か。
あずささんはペラッとめくった。
…………ジャンプだった。
俺は最初またゼクシィかファッション誌でも読むのかと思ったがそれよりも遙かに分厚い。
サイズは同じなのだが分厚い。じゃあ何か。
あずささんはペラッとめくった。
…………ジャンプだった。
85: 2013/04/09(火) 00:55:45 ID:4oL2LBXA
あずさ「あら? 今週はトリコが休載なんだ」
俺の中であずささんのイメージが少し歪んだ。
ジャンプを読むのは亜美はわかる。真美もわかる。真もわからなくはないけど、本人的には違う。
音無さんもわかる。響、春香もわからなくはない。
あくまで俺の主観だが、あずささんはとてもジャンプを読むイメージが出来なかった。
俺の頭の中のあずささんはゼクシィかファッション誌を読んで運命の人とかオシャレな服を探しているイメージだった。
俺の中であずささんのイメージが少し歪んだ。
ジャンプを読むのは亜美はわかる。真美もわかる。真もわからなくはないけど、本人的には違う。
音無さんもわかる。響、春香もわからなくはない。
あくまで俺の主観だが、あずささんはとてもジャンプを読むイメージが出来なかった。
俺の頭の中のあずささんはゼクシィかファッション誌を読んで運命の人とかオシャレな服を探しているイメージだった。
86: 2013/04/09(火) 00:56:25 ID:4oL2LBXA
あずさ「…………」
ジャンプを黙々と読みふけるあずささん。
しかもご丁寧に50円切手を傍に置いてある辺り、懸賞にでも出そうとしているみたいだ。
確かに、読むだけなら立ち読みが最強である。しかし、あずささんが立ち読みとは少しおかしい。
だから買った分だけ楽しみたいのではないのか。俺はそう思った。
俺は休憩手柄にわざわざあずささんの後ろでコーヒーを飲みながら後ろからちらっと何を読んでいるのか見せてもらった。
ジャンプを黙々と読みふけるあずささん。
しかもご丁寧に50円切手を傍に置いてある辺り、懸賞にでも出そうとしているみたいだ。
確かに、読むだけなら立ち読みが最強である。しかし、あずささんが立ち読みとは少しおかしい。
だから買った分だけ楽しみたいのではないのか。俺はそう思った。
俺は休憩手柄にわざわざあずささんの後ろでコーヒーを飲みながら後ろからちらっと何を読んでいるのか見せてもらった。
87: 2013/04/09(火) 00:57:46 ID:4oL2LBXA
あずさ「……ふふふっ」
クスクス笑いながらペラッと捲るのはゆっくりでじっくり読んでいるようである。
まあ、事務所だしオフだしゆっくり読んでも構わないのだが、俺のイメージがまた歪んだ。
読んでいるのは巻末辺りのギャグ漫画だった。ジャガーではない。
いや、最初にそれを読んでいるのだけかもしれない。
次に今の看板漫画を読破していた。
俺も怪しまれないと思い、あずささんの読んでいるジャンプの角だけ凝視して帰りに何を読んでてたか確認するストーカーまがいの事をしようと思った。
クスクス笑いながらペラッと捲るのはゆっくりでじっくり読んでいるようである。
まあ、事務所だしオフだしゆっくり読んでも構わないのだが、俺のイメージがまた歪んだ。
読んでいるのは巻末辺りのギャグ漫画だった。ジャガーではない。
いや、最初にそれを読んでいるのだけかもしれない。
次に今の看板漫画を読破していた。
俺も怪しまれないと思い、あずささんの読んでいるジャンプの角だけ凝視して帰りに何を読んでてたか確認するストーカーまがいの事をしようと思った。
88: 2013/04/09(火) 00:59:45 ID:4oL2LBXA
あずさ「……もうこんな時間?」
気付くと昼の時間だった。
あずささんはジャンプと50円切手しまい、お先に失礼しますと言って帰って行った。
俺はどこかから戻ってきた音無さんに昼飯を買いに行くと言ってコンビニに向かって立ち読みした。
そして俺は気付いてしまったかもしれない。
いや、もしかしたらコミックス派だったり話が分からない等の理由があるかもしれない。
しかし、俺はその可能性がないと思った。
それは恐らくだが、あずささんがニセコイを読んでいない事を……
終わり
気付くと昼の時間だった。
あずささんはジャンプと50円切手しまい、お先に失礼しますと言って帰って行った。
俺はどこかから戻ってきた音無さんに昼飯を買いに行くと言ってコンビニに向かって立ち読みした。
そして俺は気付いてしまったかもしれない。
いや、もしかしたらコミックス派だったり話が分からない等の理由があるかもしれない。
しかし、俺はその可能性がないと思った。
それは恐らくだが、あずささんがニセコイを読んでいない事を……
終わり
89: 2013/04/09(火) 01:01:19 ID:4oL2LBXA
次回
千早、真、美希、律子、小鳥の誰か
場合によっちゃ社長
千早、真、美希、律子、小鳥の誰か
場合によっちゃ社長
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