提督「お化け屋敷、行こうか？」

瑞鳳「う、うん……」ｷﾞｭｯ

提督「…………」ｷﾞｭｯ

瑞鳳「……！」


提督「さて、お化け屋敷、か……」

提督「べ、別に怖くなんかないし……」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿


【お化け屋敷】


提督「暗いな……瑞鳳？」

瑞鳳「な、何！？ 脅かさないで！！」ﾋﾞｸｯ

提督「………」


瑞鳳「……意地悪」ﾌﾟｲ


提督「はは……」



提督「…………」




直下コンマ

低いほど提督はビビり
高いほど肝っ玉

ほい

ふっつー


提督「……困ったな、幽霊は少し苦手なんだ」

瑞鳳「て、提督さんにも苦手なものってあるの──────」

ﾄﾞｫｰﾝ


瑞鳳「きゃぁっ！！」

提督「……………！！」ﾋﾞｸｯ


瑞鳳「…………」

提督「…………」



瑞鳳「……あー、びっくりしたぁ……」

提督「…………うん」



瑞鳳「あはは、提督さんがビクッてなってたねー」

提督「あいや、恥ずかしいな」

瑞鳳「さっきはあんなに頼もしかったのにねー？」

提督「……返す言葉もない」


自由会話か行動

↓３

手をつなごう

提督「物理的攻撃が通用しないのはちょっとな……」

瑞鳳「……あ、そ、そうなの……」


瑞鳳「……それって少し危険……？」

提督「殴れるものは殴ってどうにかなるしな」

瑞鳳「やっぱり危険よ！！」


ﾄﾞｫｰﾝ


瑞鳳「忘れた頃にっ！！」ｷｬｧｯ

提督「そういやお化け屋敷だった！！」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿


【出口】


提督「楽しかったな？」

瑞鳳「怖かった、の間違いよ……」


瑞鳳「……でも、みんなが知らない提督さんの秘密知れたし、いいかな？」

提督「……あくまで人並み、だからな……？」

瑞鳳「ふふっ♪」

提督「…………」


提督「次はどうしよかね」


自由会話か行動

↓３

遊園地でバイトしてる加賀に出会う

コンマ直下
奇数で清掃員
偶数で着ぐるみ

ゾロ目の場合、戦隊物のショーの悪役

そういや赤城さん初出以降音沙汰ないな

提督「……お、風船配ってるぞ」

瑞鳳「潮ちゃんと夕立ちゃんに……既に持ってるかな？」

提督「えーと……ヲ級ちゃんっていうのか、このキャラは」

瑞鳳「キャラって……」


ヲ級「…………！？」ﾋﾟﾀｯ

提督「……あれ？」

瑞鳳「動きが急に止まった……？」

ヲ級「…………」



提督「……」

瑞鳳「どうしたのかな、お腹いたいのかなぁ……」



自由行動

↓３

感づいているがあえて探りを入れる

提督(……ははん)

提督「えーと、知り合いですか？」

ヲ級「！！」ﾋﾞｸｯ

提督「…………」


提督(あんなにクールなのに、想定外のことには弱いんだなぁ……)

提督「例えば……図書館とかで」

ヲ級「！？！？」ﾊﾟｯ


瑞鳳「あっ、風船離しちゃった」

提督(こりゃ確定じゃん)


ヲ級「…………」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

提督(何だか中身の様子がありありと見てとれるぞ)


自由行動

↓３

着ぐるみを情欲のこもった下卑たいやらしい目で見る。

提督「…………」ｼﾞﾄｯ

ヲ級「！？」

提督「…………」ｼﾞﾄｰ…

ヲ級「…………！！」ﾀﾀﾀﾀ


瑞鳳「……何やってるの？」

提督「いや、別に……何でも」

瑞鳳「……そ、そう……」


提督「……耐性はないと見た……」

提督「いや、だから何だという話だが」



提督「さて、お次はどうしようか？」

瑞鳳「えーと、そうね……どうしましょ」


提督「…………」


自由行動

↓３

飲み物買いに行かないか？

提督「飲み物買いに行くか」

瑞鳳「そうね……絶叫しすぎて、少し疲れたし、ついでに休憩しましょ」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿


提督「……はい、お茶でよかったか？」

瑞鳳「あ、うん！ ありがとう！」

提督「もう冬だからな、温かいの買ってきた」ｽﾞｽﾞｽﾞ

瑞鳳「本当ねー……」



提督「……ちちっ」

瑞鳳「あはは、提督さんって猫舌なの？」

提督「恥ずかしながらな……」

瑞鳳「また見つけちゃった、提督さんの弱点♪」

提督「本当、頭が上がらないな……」


自由会話か行動

↓３

二人で観覧車乗るか

提督「二人で観覧車、乗るか」

瑞鳳「いいわね、それ……観覧車はどこのエリアかしら……」

提督「ここから……近いな、行こうか」

瑞鳳「あ、えーと……」


提督「どうした？」

瑞鳳「その前にトイレ行かせて？」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿

【観覧車】

ｺﾞﾄｯ……ｺﾞﾄｯ……


提督「……寒いな」

瑞鳳「……うん」

提督「…………」ｽｯ


瑞鳳「……えへへっ」ｷﾞｭｯ



提督「……やっぱり人肌は温いな」

瑞鳳「提督さんの手、安心するなぁ……」

提督「……そうか」




提督「そろそろ頂上だな……」

瑞鳳「もう？」

提督「ああ……見ろ、夕焼けだ」

瑞鳳「本当、綺麗……！」

提督「近くに海あったんだな……夏になったらみんなで行こうか」

瑞鳳「うん……！」


提督「…………」


自由会話か行動

唐突な↓４

……しかしこの観覧車ずいぶん動かない時間長くないか？

提督「……しかし、この観覧車動かない時間が随分長いな」



ｺﾞﾄﾝｯ


提督「……おっと」ｸﾞﾗｸﾞﾗ

瑞鳳「えっ、えっ！？」



ﾏｺﾄﾆﾓｳｼﾜｹｱﾘﾏｾﾝ

ｷｷﾉｺｼｮｳｳﾝﾀﾗｶﾝﾀﾗ


ｻﾝｼﾞｭｯﾌﾟﾝﾃｲﾄﾞｵﾏﾁｸﾀﾞｻｲ


提督「……三十分このままだってさ」

瑞鳳「こ、故障！？ 落っこちたりしないよね！？」

提督「しないだろう……多分」

瑞鳳「た、多分って！！」

提督「……しかし、あと三十分か……トイレ行ってて良かったな」



自由会話か行動

↓３

ラッキースOベ発動

ｺﾞﾄｺﾞﾄｯ

提督「おおっと……うわっ」

瑞鳳「あ、あわわっ……揺れっ……」

瑞鳳「落ちっ落ちっ……！」

提督「いやそれは無いだろうが……っとと！」ｶﾞﾀｯ


ﾊﾞﾀｰﾝ


提督「……痛た……」ﾂﾙｯ

提督「……何だ？ 床じゃねえな……」


瑞鳳「…………！」//////



提督「……あ」ﾂﾙﾂﾙｯ


瑞鳳「……だ、大胆……」/////


提督「ちょっと待て」




自由弁明

↓３

いや、あの、その……

気持ち良かったです

提督「あ、いや、あの、その……」

瑞鳳「…………」//


提督「……気持ちよかったです」

瑞鳳「び、ビックリした……」////


提督「…………」ﾜｷﾜｷ


瑞鳳「………」////


提督「何で怒らないんだ？ あんなことされておいて」

瑞鳳「ふぇっ、ふぇぇ！？ あ、ああ……気にしてないし……いや気にしてるんだけど」ｽﾄｰﾝ

提督「……ごめんなさい」

瑞鳳「……ま、まぁ……わざとじゃないし……？」


提督「…………」

瑞鳳「…………」///



提督(……穴があったら入りたいわ、本当)



自由会話か行動

↓３

責任は取る

提督「責任はとる」

瑞鳳「ぶふっ！！」ｹﾞﾎｯ


瑞鳳「せ、責任……」

提督「…………」

瑞鳳「……それって、わ、私と……」

瑞鳳「わ、わた……」////


ｺﾞﾄﾝｯ！


提督「……うおっと！」

瑞鳳「きゃぁっ！」


ﾌｯｷｭｳｼﾏｼﾀｰ


提督「……復旧したとさ」

瑞鳳「あ、本当。良かった……」



瑞鳳「それで、責任って……」

提督「…………」


提督「↓３(自由返答)」

なんでもするよ

提督「なんでもするよ、なんでも」

瑞鳳「…………そっか」

提督「？ なんだ？ 不満か？」

瑞鳳「不満……まあ、不満といえば不満ね……」

提督「何でだよ」

瑞鳳「……でも、何でもか……」


瑞鳳「それなら、私の……」ﾊｯ


瑞鳳「うんうん、それは駄目ね……正々堂々じゃ、ないし……金剛さんに会わせる顔が無くなっちゃう」

提督「？」


瑞鳳「お願いはまた今度っ。それより、もうすぐ衝くわ」

提督「おっと……そうだな。気を付けろよ」

瑞鳳「何によ」ﾌﾌｯ

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿

【帰り道】

ｶｰｶｰ


提督「……」

瑞鳳「今日は、楽しかったね？」

提督「散々だったがな……お前が楽しいと思えたなら何よりだ」

瑞鳳「確かに、散々だったけど……でも」


瑞鳳「それでも、楽しかった！」

提督「……よしっ」



瑞鳳「潮ちゃんたちには、悪いことしたかな……？」

提督「後で謝らなくちゃあな……」




自由会話

↓３

今日は何時に寝るのかな？

提督「なあ瑞鳳、今日は何時に寝るのかな？」

瑞鳳「え、そうね……疲れたから、お風呂入ってご飯食べて、すぐかなぁ……」

提督「そうか」

瑞鳳「……そんなこと聞いてどうするの？」


提督「いつ寝るの？」


瑞鳳「今でっ……！ いや、別に、いつでも……いや夜だけど」


提督「可愛いなぁ」

瑞鳳「からかわないでー！」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿


【ながもん荘】

提督「ただいまー」

瑞鳳「ただいま─────」


鈴谷「づほちゃ──────ん！！」ｶﾞﾊﾞｯ

瑞鳳「わ、わわっ！」

鈴谷「すごく心配したんだから！ 馬鹿！！」

瑞鳳「……そっか、ごめんね、心配かけて」

鈴谷「本当に……無事で、よかった……」




提督「…………」


長門「お前もだぞ、提督」

提督「……」ﾁﾗｯ

長門「銃器持った相手に生身で立ち向かうなど……命知らずめ」

長門「……お前に居なくなられると、私も困るのだ……色々とな」

提督「重々承知してるさ。仕事やってくれる人がいなくなるのが嫌なんだろ？」

長門「違うさ、そんなんじゃあない」



長門「何だか、お前のいない【ながもん荘】は、本当の【ながもん荘】じゃない…………」


長門「そんな風に、思えるのさ」

提督「…………」



提督「↓３(自由台詞)」

嬉しいこと言ってくれるじゃないか

提督「嬉しいこと言ってくれるじゃないか」

長門「お前は口を開けば暴言ばかりだがな」

提督「これでも、一応は感謝してるんだけど」

長門「私にか？」

提督「確かにここに住んでから、俺も何かが変わった気がする」

提督「それが何か判らないけど、な……」


提督「ああ、こんなの俺のキャラじゃねえよ……」

長門「ふふっ、それがお前の本音か……」


長門「案外と、可愛いな？」


提督「うるせぇ」


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿



提督「さて、布団敷いて……」


提督「……腹減ったな……」



提督「飯、どうしようかな」


↓３

鈴谷がおにぎり作って持ってくる

鈴谷『提督さん、いい？』ｺﾝｺﾝ

提督「鈴谷ちゃん？ どうぞー」

鈴谷「ばんわー。おむすび作ったけど、いる？」

提督「お、いるいる……どうしたんだ、これ？」

鈴谷「あはっ、ちょっと提督さんとお話しするための口実ー」

提督「……ほう」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿


鈴谷「……あのさ、づほちゃんとのデートのこと」

提督「……ああ、知ってんのか」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

鈴谷「……どこまでいった訳？」

提督「どこまでもいってないよ……美味いなこれ」ｽｯ

鈴谷「……えー。何だー、つまんねー」

提督「つまんねーって……面白い話するために二人で回ったんじゃないからな」

鈴谷「ふふーん」


鈴谷「さてさてさて、提督さん、これが本題なんだけど」

提督「あ、今のは前座なのね」



鈴谷「ぶっちゃけさー、提督さんはづほちゃんのこと、どう思ってるわけ？」

提督「……どうって言われてもなぁ」


鈴谷「少なくとも嫌いじゃないっしょ？」

提督「まあな……うん」

鈴谷「鈴谷としては、かなり気になる訳で……」


提督「どう、どう……ううん」



提督「↓３(自由返答)」

妹みたいな存在

提督「妹みたいな奴だよ」

鈴谷「妹、ねぇ？」ｷﾗﾝ

提督「何にせよ、大事な奴に変わりはないよ……瑞鳳も、お前もな」

鈴谷「嬉しいねぇ、格好いいこと言ってくれるじゃん？」

提督「当たり前だよ。言わせてみれば、ここの住人、全員家族みたいに思ってるしな」

鈴谷「そんじゃ、提督さんは親父だね！」

提督「そうだな、大黒柱だ」

鈴谷「クッキー焼き職人なんかで食わせていけるの？」

提督「クッキー焼き職人嘗めるなよ？」

鈴谷「すごっ」

提督「……ははっ」





自由会話か行動

↓３

潮が遊びに来る

潮「…………」ｶﾞﾁｬｯ

提督「潮ちゃん。もう夜だぞ？」

潮「……」ﾑｽｯ

提督「潮ちゃん？」


潮「私との約束だったのに……」

提督「あっ」


潮「私と全然遊んでくれなかった……」ｸｽﾝ


提督「あー……」


鈴谷「まぁ、しょうがない雰囲気もある、かな？」


提督「いや、大人として弁明はすまい」



提督「潮ちゃん」

潮「……？」


提督「↓３(自由台詞)」

一緒に寝る？

提督「一緒に寝る？」

潮「はにゃっ！？」/////


鈴谷「おーぅ、口リコン？」

提督「馬鹿を言うな」

鈴谷「冗談よ冗談。んじゃ、鈴谷は部屋に戻ってるねん、おやすー」

提督「おう、おやすみ……さて、潮ちゃん？」


潮「はにゃ……ふにゃ……」////


提督「おーい……駄目だ、見えてない」



提督「……とりあえず寝かせよう」


提督「……んで、俺も……」ﾓｿﾞﾓｿﾞ




潮「はにゃ…………ううん？」

提督「……お、正気に戻ったか？」ｳﾃﾞﾏｸﾗ

潮「……近い………！！」////


提督「まあ、なんだ、これで勘弁してくれ……」

潮「…………」/////



潮「！」ﾀﾞｷｯ


提督「…………」




潮「提督さん、いい匂い……」


提督「……許してくれるっぽいな、良かった……」





自由行動か台詞

↓３

頭を撫でながら寝かしつける

提督「……まあ、今はお休みだ……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

潮「あっ……は、はい……」////



提督「そういや、お前学校は？」

潮「明日から……です」

提督「お、もう通えるのか……金剛のやつ、よほど苦心したな……」

潮「……とっても、ドキドキ、です……」


提督「大丈夫だよ、潮ちゃんならな……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ


提督「だから、今は寝よう」



潮「……一緒に？」


提督「一緒にだ」


潮「えへへ……一緒……」////


提督「ああ、一緒だ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿

金剛「提督ー。ウシオ何処にいるか……」


金剛「……ここにいましたカ」


金剛「……ムム、子供相手に嫉妬するのもアレデスガ……羨まシイ」


金剛「…………お休みデス、提督……」ﾊﾞﾀﾝ


提督「ぐぅ…………」ｷﾞｭｯ

潮「すう……すう……」ｷﾞｭｯ



【ながもん荘の夜は更ける─────】

今日はこの辺りで

鈴谷の口調がいまいち自信がありません
違和感ありますかね？



さて、五号室(二階)にも住人ができました
折り返し地点にまで来ましたね

しかし、【ながもん荘】は部屋が埋まってからが真骨頂っすよ
乞うご期待、って奴っす


なにはともあれ、お疲れさまでした

乙