173: 2008/10/01(水) 20:17:24 ID:kCvz2L7B
毎週土曜の夕食後
ミーナと少佐、エーリカに私(ゲルト)を加えた四人
つまり501部隊における年長組は
いつからか私の自室に集まり作戦会議と称して
ワインを嗜みながらポーカーを興じるのが習慣となっていた
~アンティー~
今宵は未だエーリカしか訪れて来ていなかったが
既にボトルは半分空けられ私達はゲームを開始した
エーリカがテーブルへとアンティーチップ(参加料)を放り投げる
私もそれに続いた
~1st street~
【ファイブカード・スタッド・ワイルドポーカー】
このゲームのルールは
最初にブラインドカードが一枚づつ配られる
続いてオープンで一枚づつカードが配られる
この時点で今後の役を予想しベットするかフォルドするか決定する
以後もオープンでカードが一枚追加される度にこれを繰り返し
最終的に五枚揃った時点でベットを続けた者達により勝敗を決する
もちろん魔法の使用は禁止だ
自分の力量を見極めいつ戦場から撤退するか
勝機があるのならいかに相手を終盤まで引き摺り込むか
確立や運などよりも己の戦略が試されるゲームだ
ディーラーの私はエーリカに一枚、自分に一枚カードを伏せて配った
続いてお互いカードを確認する
【スペードのJ】
私はカードをテーブルへと伏せた
~2nd street~
二枚目のカードを配る
エーリカは【クラブの4】
私は【スペードのQ】
「そんじゃベット」
『コールする』
まだお互い仕掛けるタイミングではない
176: 2008/10/01(水) 20:20:38 ID:kCvz2L7B
~3rd street~
三枚目のカードを配る
エーリカは【クラブの3】
私は【スペードのA】
エーリカにはストレートフラッシュの兆しが
私にはロイヤルストレートフラッシュの兆しがある
「20!」
エーリカが動いた、チップを投げながら更に言葉を続ける
「最近トゥルーデ変わったよな好きな奴でも出来たか~?」
『私は何も変わってなどいない、コールだ』
心理戦で来る気かハルトマンいい度胸だ
だが甘いぞ、ここは紛れもなく戦場だ
戦場においてその程度の攻撃で怯むとあってはカールスラント軍人の名折れだからな
だが攻撃は止まない
Qに寄り添うスペードのAを指差しながらこう言った
「そ・れ・と・も~ミーナとヨリが戻ったってことか~」
んぐぅ
私は咳き込んだ
『済んだ事だ』
それは言わない約束のはずだ
ここは戦場とは言ったがスマートじゃないぞハルトマン
~4th street~
四枚目のカードを配る
エーリカは【クラブの5】
私は【ハートのQ】
エーリカにはストレートフラッシュの兆しが強まり
私はロイヤルストレートフラッシュが崩れ、ワンペアが出来上がった
「20!」
今度はハートのQを指差しながら奴はこう続けた
「んじゃ、たとえば…そう…宮藤とか~?」
ぶぅー
ワインを吹き出しかけた
『何故そこで宮藤の名前が出てくる!20に20レイズだ!』
「さあ~ね~、コール」
相変わらずにやけた笑い方が気に食わんが侮れん奴だ
三枚目のカードを配る
エーリカは【クラブの3】
私は【スペードのA】
エーリカにはストレートフラッシュの兆しが
私にはロイヤルストレートフラッシュの兆しがある
「20!」
エーリカが動いた、チップを投げながら更に言葉を続ける
「最近トゥルーデ変わったよな好きな奴でも出来たか~?」
『私は何も変わってなどいない、コールだ』
心理戦で来る気かハルトマンいい度胸だ
だが甘いぞ、ここは紛れもなく戦場だ
戦場においてその程度の攻撃で怯むとあってはカールスラント軍人の名折れだからな
だが攻撃は止まない
Qに寄り添うスペードのAを指差しながらこう言った
「そ・れ・と・も~ミーナとヨリが戻ったってことか~」
んぐぅ
私は咳き込んだ
『済んだ事だ』
それは言わない約束のはずだ
ここは戦場とは言ったがスマートじゃないぞハルトマン
~4th street~
四枚目のカードを配る
エーリカは【クラブの5】
私は【ハートのQ】
エーリカにはストレートフラッシュの兆しが強まり
私はロイヤルストレートフラッシュが崩れ、ワンペアが出来上がった
「20!」
今度はハートのQを指差しながら奴はこう続けた
「んじゃ、たとえば…そう…宮藤とか~?」
ぶぅー
ワインを吹き出しかけた
『何故そこで宮藤の名前が出てくる!20に20レイズだ!』
「さあ~ね~、コール」
相変わらずにやけた笑い方が気に食わんが侮れん奴だ
177: 2008/10/01(水) 20:22:04 ID:kCvz2L7B
~5th street~
五枚目、最後のカードを配る
エーリカは【クラブの6】
私は【クラブのQ】
★手札状況
|エーリカ|ゲルト
1枚目| ?? |スペードJ
―――┼――――┼―――――
2枚目|クラブ4|スペードQ
3枚目|クラブ3|スペードA
4枚目|クラブ5|ハート Q
5枚目|クラブ6|クラブ Q
エーリカにはクラブの3、4、5、6が揃い
ストレートフラッシュの確立が益々高まった
私の場にはA、そしてQが三枚揃っている
ここからが勝負の山場だ
「20!」
スリーカードを前にしてなお吊り上げて来たか
少なくともフラッシュかストレートが完成したか
ストレートフラッシュ、あるいはブラフか…
エーリカはクラブのQを見つめながらこう続ける
「それとも…私の事が好きだったりして~」
『馬鹿な事を言うな冗談は止せ、20に30レイズ』
「私じゃダメ…なのかな…」
エーリカはそう呟きながら30に加え50チップを差し出した
『本気で言っているのか?』
私はコールした
五枚目、最後のカードを配る
エーリカは【クラブの6】
私は【クラブのQ】
★手札状況
|エーリカ|ゲルト
1枚目| ?? |スペードJ
―――┼――――┼―――――
2枚目|クラブ4|スペードQ
3枚目|クラブ3|スペードA
4枚目|クラブ5|ハート Q
5枚目|クラブ6|クラブ Q
エーリカにはクラブの3、4、5、6が揃い
ストレートフラッシュの確立が益々高まった
私の場にはA、そしてQが三枚揃っている
ここからが勝負の山場だ
「20!」
スリーカードを前にしてなお吊り上げて来たか
少なくともフラッシュかストレートが完成したか
ストレートフラッシュ、あるいはブラフか…
エーリカはクラブのQを見つめながらこう続ける
「それとも…私の事が好きだったりして~」
『馬鹿な事を言うな冗談は止せ、20に30レイズ』
「私じゃダメ…なのかな…」
エーリカはそう呟きながら30に加え50チップを差し出した
『本気で言っているのか?』
私はコールした
178: 2008/10/01(水) 20:24:08 ID:kCvz2L7B
~ショーダウン~
「嘘!嘘!じょーだんに決まってるじゃ~ん」
そう言ってエーリカは伏せられていたカードをめくる
【ハートの3】エーリカの手役はワンペアだった
「はいはいあたしの負けっ、でも何で私の手札見破ったの?」
「まぁ確かに三分の一くらいしか勝つ確立なかったけどさ~」
『三枚目で勝負に出ただろ?あの時点でおまえは役が完成してたって読んだ』
『相手を翻弄するだけが能じゃない、おまえは堅実な戦い方をする奴だからな』
と、それらしい理由をでっちあげる
「で結局トゥルーデは…ってフォーカードじゃん、強気な訳だ」
私のブラインドカード【スペードのJ】ワンアイジャックはワイルドカード
いわゆるジョーカーと同じ万能カードとなる
私はその片目の騎士をスペードのAの隣へと寄せた
『よく見ろフォーカードではない、フルハウスだ』
そしてそのままエーリカの手をとり私は手を重ねた
『なあエーリカ…』
『私はこの501部隊のみんなを家族だと思っている、それ以外の感情はない』
『当然ミーナも宮藤も、そしてエーリカおまえもだ』
『父と母を支えねばならん、妹達を守らねばならん、もう誰も失いたくはないんだ』
『この戦争が終るまで私に休息はない、それでもおまえは待っていてくれるか?』
これがエーリカの告白に対する私の精一杯の答えだった
そして私は無表情に黙りこくるエーリカを見つめ続ける
「…あれ?ひょっとしてさっきの事、本気にしちゃった?嘘だってば!嘘!」
そう言ってエーリカは手を引き戻しニヤリと笑ってみせた
同時に左の鼻の穴が微かに吊り上がる
ブラフだ…私は察した
誰も気付いてない、おまえも知らない
私だけが知っている、おまえの癖だ
おかしな事だ、おまえの事などすべて把握していたつもりだが
肝心なおまえの気持ちに今まで気付いてやれぬとはな
すまん、おまえの気持ちに応える為にも一刻も早くこの戦争にケリを着けねば
そして私も嘘をつき返す
『きっ貴様~やっぱり騙していたのか!?』
「勝負だしね!まっそーゆー事だからこれからも仲間としてよろしくね!」
「あっ…仲間じゃなかったトゥルーデの頭ん中じゃ私も妹って事になってるんだっけ」
「じゃ~あたしの事もしっかり守ってよね、おねえちゃん!」
『おっおねえ…!煩い!黙れハルトマン!』
「嘘!嘘!じょーだんに決まってるじゃ~ん」
そう言ってエーリカは伏せられていたカードをめくる
【ハートの3】エーリカの手役はワンペアだった
「はいはいあたしの負けっ、でも何で私の手札見破ったの?」
「まぁ確かに三分の一くらいしか勝つ確立なかったけどさ~」
『三枚目で勝負に出ただろ?あの時点でおまえは役が完成してたって読んだ』
『相手を翻弄するだけが能じゃない、おまえは堅実な戦い方をする奴だからな』
と、それらしい理由をでっちあげる
「で結局トゥルーデは…ってフォーカードじゃん、強気な訳だ」
私のブラインドカード【スペードのJ】ワンアイジャックはワイルドカード
いわゆるジョーカーと同じ万能カードとなる
私はその片目の騎士をスペードのAの隣へと寄せた
『よく見ろフォーカードではない、フルハウスだ』
そしてそのままエーリカの手をとり私は手を重ねた
『なあエーリカ…』
『私はこの501部隊のみんなを家族だと思っている、それ以外の感情はない』
『当然ミーナも宮藤も、そしてエーリカおまえもだ』
『父と母を支えねばならん、妹達を守らねばならん、もう誰も失いたくはないんだ』
『この戦争が終るまで私に休息はない、それでもおまえは待っていてくれるか?』
これがエーリカの告白に対する私の精一杯の答えだった
そして私は無表情に黙りこくるエーリカを見つめ続ける
「…あれ?ひょっとしてさっきの事、本気にしちゃった?嘘だってば!嘘!」
そう言ってエーリカは手を引き戻しニヤリと笑ってみせた
同時に左の鼻の穴が微かに吊り上がる
ブラフだ…私は察した
誰も気付いてない、おまえも知らない
私だけが知っている、おまえの癖だ
おかしな事だ、おまえの事などすべて把握していたつもりだが
肝心なおまえの気持ちに今まで気付いてやれぬとはな
すまん、おまえの気持ちに応える為にも一刻も早くこの戦争にケリを着けねば
そして私も嘘をつき返す
『きっ貴様~やっぱり騙していたのか!?』
「勝負だしね!まっそーゆー事だからこれからも仲間としてよろしくね!」
「あっ…仲間じゃなかったトゥルーデの頭ん中じゃ私も妹って事になってるんだっけ」
「じゃ~あたしの事もしっかり守ってよね、おねえちゃん!」
『おっおねえ…!煩い!黙れハルトマン!』
179: 2008/10/01(水) 20:26:05 ID:kCvz2L7B
~セカンド・アンティー~
しばらくしてミーナと少佐がやってきた
ミーナの目は少し赤く腫れていた、二人の間でも何かあったのだろう
何もそんな時にまで私達に付き合わなくてもよかろうに
私も人の事など言える立場ではないが、少佐も律儀というか不器用な人だ
娘達も大事だか嫁の事ももっと大切にしてやってください父上殿
「も~おねえちゃんもあたしも待ちくたびれてたんだからね~」
空になったワインボトルを振り回しながらエーリカが叫ぶ
「オネエチャン??」
ミーナと少佐、二人揃って訝しげな表情でこちらをみる
『なっなんでもないぞ~なんでもないんですよぉ~』「うふふ」
ミーナが笑った、こちらでも一悶着あった事に気付いたようだ
テーブルを囲み私は皆へとカードを配る
「おねえちゃん!あたしブルーチーズ食べたい、戸棚の奥に隠してる超高級なやつ」
エーリカはアンティーチップを放り投げながら戸棚を指差す
私はしぶしぶと席を立ち戸棚へと迎う
そしてとっておきの一品を差出し、代りにかわいい妹の頭を一発殴った
おねえちゃんと言う名の奴隷生活が幕を開け、そして夜は更けてゆく
~Folded~
しばらくしてミーナと少佐がやってきた
ミーナの目は少し赤く腫れていた、二人の間でも何かあったのだろう
何もそんな時にまで私達に付き合わなくてもよかろうに
私も人の事など言える立場ではないが、少佐も律儀というか不器用な人だ
娘達も大事だか嫁の事ももっと大切にしてやってください父上殿
「も~おねえちゃんもあたしも待ちくたびれてたんだからね~」
空になったワインボトルを振り回しながらエーリカが叫ぶ
「オネエチャン??」
ミーナと少佐、二人揃って訝しげな表情でこちらをみる
『なっなんでもないぞ~なんでもないんですよぉ~』「うふふ」
ミーナが笑った、こちらでも一悶着あった事に気付いたようだ
テーブルを囲み私は皆へとカードを配る
「おねえちゃん!あたしブルーチーズ食べたい、戸棚の奥に隠してる超高級なやつ」
エーリカはアンティーチップを放り投げながら戸棚を指差す
私はしぶしぶと席を立ち戸棚へと迎う
そしてとっておきの一品を差出し、代りにかわいい妹の頭を一発殴った
おねえちゃんと言う名の奴隷生活が幕を開け、そして夜は更けてゆく
~Folded~
180: 2008/10/01(水) 20:28:58 ID:kCvz2L7B
二本目、ギャグです
キャラ壊れてますリーネファンの方ごめんなさい、読まずにとばして下さい
「はじめてのおつかい」
ミーナ「リネット・ビショップ軍曹あなたに最重要任務を与えます」
リーネ『はっ、はい!』
~作戦室~
「と言うのは冗談でね、リーネさんと宮藤さんは明日非番だったわよね」
「それでね、宮藤さんをお買い物に連れ出して欲しいの」
「ほら宮藤さんもお年頃でしょ?あの娘、制服以外持ってないみたいだし」
『あっそういえば私も芳佳ちゃんの私服見た事ありませんね』
「そう、でねお母さんとしては、あの娘にもおしゃれして欲しいな~と思って」
(お母さん?)
「こういうのは本来美緒がやっておいてあげるべきなんだけど」
「ほら…うちのお父さん、こういうの鈍感だから」
(お父さん?)
『確かに少佐ってこういう事に無関心というか…あっすいません』
「うふふいいのよ」
「それから、はいこれは私から二人へのお小遣い、他の娘には内緒だからね」
「お願いできるかしら?」
『リネット・ビショップ、この任務、命に代えても遂行致します!』
~天国~
もーどーしよ~デートだよデート
これってデートだよ、しかも親公認!
うちの娘をよろしく頼むなんて言われたら頑張るしかないよね
…娘をよろしく頼む?
これってもしかして娘の嫁になってくれって事?
なになに?なにこれ、結婚だよ!結婚!
もーどうせならこのまま新婚旅行いっちゃおーか
いっちゃう?
えーどーしょ~いっちゃおっか~!
きゃ~なんて言われちゃうんだよきっと
「ね~これ可愛いよ、?、リーネちゃん?」
『え~?そんな~芳佳ちゃんの方がかわいいよ~』
「リーネちゃん?」
いけない今私天国にいた私天国いってた
あれ天使がこっちみてるよ~やっぱり天国じゃ~ん
違う違う天使じゃなくて芳佳ちゃんだ
ん?芳佳ちゃんは私の天使なんだからやっぱりこの世の天国?
そうだよね、そーゆー事じゃなくて、今からプロポーズされるんだよきっと
『うんわかってるよ芳佳ちゃんの気持ち!だから早く言って!』
「だからね、この服可愛いかなって」
『私もずっと前から…服?』
「うん…服…」
キャラ壊れてますリーネファンの方ごめんなさい、読まずにとばして下さい
「はじめてのおつかい」
ミーナ「リネット・ビショップ軍曹あなたに最重要任務を与えます」
リーネ『はっ、はい!』
~作戦室~
「と言うのは冗談でね、リーネさんと宮藤さんは明日非番だったわよね」
「それでね、宮藤さんをお買い物に連れ出して欲しいの」
「ほら宮藤さんもお年頃でしょ?あの娘、制服以外持ってないみたいだし」
『あっそういえば私も芳佳ちゃんの私服見た事ありませんね』
「そう、でねお母さんとしては、あの娘にもおしゃれして欲しいな~と思って」
(お母さん?)
「こういうのは本来美緒がやっておいてあげるべきなんだけど」
「ほら…うちのお父さん、こういうの鈍感だから」
(お父さん?)
『確かに少佐ってこういう事に無関心というか…あっすいません』
「うふふいいのよ」
「それから、はいこれは私から二人へのお小遣い、他の娘には内緒だからね」
「お願いできるかしら?」
『リネット・ビショップ、この任務、命に代えても遂行致します!』
~天国~
もーどーしよ~デートだよデート
これってデートだよ、しかも親公認!
うちの娘をよろしく頼むなんて言われたら頑張るしかないよね
…娘をよろしく頼む?
これってもしかして娘の嫁になってくれって事?
なになに?なにこれ、結婚だよ!結婚!
もーどうせならこのまま新婚旅行いっちゃおーか
いっちゃう?
えーどーしょ~いっちゃおっか~!
きゃ~なんて言われちゃうんだよきっと
「ね~これ可愛いよ、?、リーネちゃん?」
『え~?そんな~芳佳ちゃんの方がかわいいよ~』
「リーネちゃん?」
いけない今私天国にいた私天国いってた
あれ天使がこっちみてるよ~やっぱり天国じゃ~ん
違う違う天使じゃなくて芳佳ちゃんだ
ん?芳佳ちゃんは私の天使なんだからやっぱりこの世の天国?
そうだよね、そーゆー事じゃなくて、今からプロポーズされるんだよきっと
『うんわかってるよ芳佳ちゃんの気持ち!だから早く言って!』
「だからね、この服可愛いかなって」
『私もずっと前から…服?』
「うん…服…」
181: 2008/10/01(水) 20:32:18 ID:kCvz2L7B
~ブティック~
そーだった私達お洋服買いに来てたんだった、で何を選らんだのかなって…
オーバーオール?
それ大工さんが着る服だよ男の子向けの服だようっかりさんだよ
あ~も~可愛いな~わざとでしょ…ん…これはこれで…すごく似合いそう
『素敵だよ芳佳ちゃん!早速着てみようよ』
「えへへそうかな、でも着てみるって?着てみること出来るの」
『行こう試着室、ほらここだよ』
うんうん私も着替え手伝ってあげ…え?一人で出来るって?リーネがっかり
~試着室~
あっ芳佳ちゃんがカーテンから顔出した恥ずかしそうな顔がまた一段と
どれどれ~ぶぶっ鼻血でちゃいそうスク水まる見えだよ芳佳ちゃん…スク水?
『だめだよ芳佳ちゃん!ちゃんとブラジャー着けなくちゃ!』
「え~でも私そんなの持ってないし、必要ないよ~」
『だめ!お洋服の時はブラ着ける、これは国の決まりなの!法律なの!』
『待っててね芳佳ちゃん、今選んで持ってくるから』
どうするどうする芳佳ちゃんの初ブラだよ初ブラ
やっぱり私とお揃い…は無理だよねサイズ的に、残念
バカバカ私のおっOいのバカ!だからあんたなんか嫌いなのよ
でも芳佳ちゃんに合うサイズ?あるかしら…
キャミソールやタンクトップなんかじゃだめよ、ちゃんとしたブラを
ハーフトップ…しかたないわ、これで妥協しましょう
ホックかけれなくてもじもじしちゃう芳佳ちゃんは今後の楽しみね
『ほら芳佳ちゃんにぴったりお似合いのだよ、着け方わかる?』
うんうん、なんとなくわか…るの?一人で出来…るの?リーネがっかり
~試着室・その2~
あっ芳佳ちゃんがカーテンから顔出した恥ずかしそうな顔がまたまた一段と
「ね~リーネちゃん変じゃないかな?私こうゆうの初めてだから不安で…」
『変じゃない全然変じゃないよ!』まだ見てないけど
どれどれ確認しちゃいま~す~って何これ?許せない!犯罪よ犯罪!
も~芳佳ちゃんったら誘惑罪で逮捕しちゃうぞっ!
だから罰としてこんなのも用意しちゃいました~
じゃ~ん、ボヘミアンチュニックぅ~!
ちなみに執行猶予はありませ~ん
『オーバーオールは脱いでこれに着替えてみて、もちろんブラは着けたままだよ』
着替…えは一人で出来るんだよね…リーネがっかり
そーだった私達お洋服買いに来てたんだった、で何を選らんだのかなって…
オーバーオール?
それ大工さんが着る服だよ男の子向けの服だようっかりさんだよ
あ~も~可愛いな~わざとでしょ…ん…これはこれで…すごく似合いそう
『素敵だよ芳佳ちゃん!早速着てみようよ』
「えへへそうかな、でも着てみるって?着てみること出来るの」
『行こう試着室、ほらここだよ』
うんうん私も着替え手伝ってあげ…え?一人で出来るって?リーネがっかり
~試着室~
あっ芳佳ちゃんがカーテンから顔出した恥ずかしそうな顔がまた一段と
どれどれ~ぶぶっ鼻血でちゃいそうスク水まる見えだよ芳佳ちゃん…スク水?
『だめだよ芳佳ちゃん!ちゃんとブラジャー着けなくちゃ!』
「え~でも私そんなの持ってないし、必要ないよ~」
『だめ!お洋服の時はブラ着ける、これは国の決まりなの!法律なの!』
『待っててね芳佳ちゃん、今選んで持ってくるから』
どうするどうする芳佳ちゃんの初ブラだよ初ブラ
やっぱり私とお揃い…は無理だよねサイズ的に、残念
バカバカ私のおっOいのバカ!だからあんたなんか嫌いなのよ
でも芳佳ちゃんに合うサイズ?あるかしら…
キャミソールやタンクトップなんかじゃだめよ、ちゃんとしたブラを
ハーフトップ…しかたないわ、これで妥協しましょう
ホックかけれなくてもじもじしちゃう芳佳ちゃんは今後の楽しみね
『ほら芳佳ちゃんにぴったりお似合いのだよ、着け方わかる?』
うんうん、なんとなくわか…るの?一人で出来…るの?リーネがっかり
~試着室・その2~
あっ芳佳ちゃんがカーテンから顔出した恥ずかしそうな顔がまたまた一段と
「ね~リーネちゃん変じゃないかな?私こうゆうの初めてだから不安で…」
『変じゃない全然変じゃないよ!』まだ見てないけど
どれどれ確認しちゃいま~す~って何これ?許せない!犯罪よ犯罪!
も~芳佳ちゃんったら誘惑罪で逮捕しちゃうぞっ!
だから罰としてこんなのも用意しちゃいました~
じゃ~ん、ボヘミアンチュニックぅ~!
ちなみに執行猶予はありませ~ん
『オーバーオールは脱いでこれに着替えてみて、もちろんブラは着けたままだよ』
着替…えは一人で出来るんだよね…リーネがっかり
182: 2008/10/01(水) 20:34:50 ID:kCvz2L7B
~試着室・その3~
あっ芳佳ちゃんがカーテンから顔出した恥ずかしそうな顔がまたまたより一段と
どれどれ~…も~だめ、何かふわふわしてるし食べちゃいたい
っていうよりもうお腹いっぱい、他に何もいらない
芳佳ちゃんさえいればバターなしでもトースト三枚ペ口リだょ
「これ素敵だね、それに割烹着みたいだからすごくしっくりくるよ~」
でしょでしょお料理してる時の芳佳ちゃんってすごく素敵だもん
「連れて来て貰ってよかったぁ~ありがとうリーネちゃん!」
『そんな、お礼言いたいのは私の方だよ芳佳ちゃん』
ごちそうさまでしたって
『ねえ芳佳ちゃん折角だし今日はその格好で過ごさない?』
「いいのかな~、うん、そうだよね、そうするね」
『すいませ~んお会計お願いしま~す』
~公園~
結局私もお揃いのチュニック買っちゃった、お揃いだよ~ペアルックだよ~
三つ編みほどいてソバージュウェーブがちょっと大人な雰囲気?
なんだか今日の私すこし大胆!
それに公園でお散歩!しかも芳佳ちゃんから誘ってくれるなんて
なんだか今日の芳佳ちゃんすごく大胆!
これって…もしかして?ひょっとすると…もう私達恋人同士って事だよね!
あ~なんだかぽかぽかあたたか~い、体の奥がじんじんするの~
お日様ありがとう!リーネはここにいます、毎日頑張って生きています
そしてこれからは大好きな芳佳ちゃんと共に歩んでいきます
あーどうしよーこの勢いで手…繋いじゃおっかな
『ねえ芳佳ちゃん!…あれ?いない…芳佳ちゃんどこ?』
「リーネちゃんこっちこっち~」
「お~リーネ~」「なんだリーネも一緒か」
『あっシャーリーさん、バルクホルンさんこんにちわ』
げっなんでおまえらここにいんのよタイミングちょー最悪だっつーの
「今ね偶然見かけたの、なんかね今日テニスの試合だったんだって」
「おうよ私らここらじゃ、ちっとは名の知れたダブルスのペアなんだぜ」
「そんな事ないぞ、全然そんな事ないんだからな宮藤!」
「はぁ」
嘘つくな!つーか私の芳佳ちゃんに気安く話かけないで嫌がってるでしょ!
私はこの二人が大嫌い
シスコン変態女は芳佳ちゃんとこんな何気ない会話をしている今も
頭の中は気持ち悪い妄想で溢れてかえっているはずだわ
おっOいに栄養吸われた脳無し女はそのおっOいで私の芳佳ちゃんを誘惑する
おっOいなんかで芳佳ちゃんの気を引こうなんて信じらんない
だけど私は違うもん!私の芳佳ちゃんへの想いはもっと純粋!
私はこの二人みたいに変な妄想したり、おっOいで誘惑したりしないもの
あっ芳佳ちゃんがカーテンから顔出した恥ずかしそうな顔がまたまたより一段と
どれどれ~…も~だめ、何かふわふわしてるし食べちゃいたい
っていうよりもうお腹いっぱい、他に何もいらない
芳佳ちゃんさえいればバターなしでもトースト三枚ペ口リだょ
「これ素敵だね、それに割烹着みたいだからすごくしっくりくるよ~」
でしょでしょお料理してる時の芳佳ちゃんってすごく素敵だもん
「連れて来て貰ってよかったぁ~ありがとうリーネちゃん!」
『そんな、お礼言いたいのは私の方だよ芳佳ちゃん』
ごちそうさまでしたって
『ねえ芳佳ちゃん折角だし今日はその格好で過ごさない?』
「いいのかな~、うん、そうだよね、そうするね」
『すいませ~んお会計お願いしま~す』
~公園~
結局私もお揃いのチュニック買っちゃった、お揃いだよ~ペアルックだよ~
三つ編みほどいてソバージュウェーブがちょっと大人な雰囲気?
なんだか今日の私すこし大胆!
それに公園でお散歩!しかも芳佳ちゃんから誘ってくれるなんて
なんだか今日の芳佳ちゃんすごく大胆!
これって…もしかして?ひょっとすると…もう私達恋人同士って事だよね!
あ~なんだかぽかぽかあたたか~い、体の奥がじんじんするの~
お日様ありがとう!リーネはここにいます、毎日頑張って生きています
そしてこれからは大好きな芳佳ちゃんと共に歩んでいきます
あーどうしよーこの勢いで手…繋いじゃおっかな
『ねえ芳佳ちゃん!…あれ?いない…芳佳ちゃんどこ?』
「リーネちゃんこっちこっち~」
「お~リーネ~」「なんだリーネも一緒か」
『あっシャーリーさん、バルクホルンさんこんにちわ』
げっなんでおまえらここにいんのよタイミングちょー最悪だっつーの
「今ね偶然見かけたの、なんかね今日テニスの試合だったんだって」
「おうよ私らここらじゃ、ちっとは名の知れたダブルスのペアなんだぜ」
「そんな事ないぞ、全然そんな事ないんだからな宮藤!」
「はぁ」
嘘つくな!つーか私の芳佳ちゃんに気安く話かけないで嫌がってるでしょ!
私はこの二人が大嫌い
シスコン変態女は芳佳ちゃんとこんな何気ない会話をしている今も
頭の中は気持ち悪い妄想で溢れてかえっているはずだわ
おっOいに栄養吸われた脳無し女はそのおっOいで私の芳佳ちゃんを誘惑する
おっOいなんかで芳佳ちゃんの気を引こうなんて信じらんない
だけど私は違うもん!私の芳佳ちゃんへの想いはもっと純粋!
私はこの二人みたいに変な妄想したり、おっOいで誘惑したりしないもの
183: 2008/10/01(水) 20:37:34 ID:kCvz2L7B
~テニスコート~
『ところで試合の結果どうだったんですか?もしかして優勝ですか!』
「それがな~」「聞かないでくれ」
「はあ」
聞かなくてもそのデカイたん瘤とラケット模様の顔面見りゃわかるわよ
どうせ途中で仲間割れしたんでしょ、バカがやりそうな事だわ
『え~?お二人とも息合ってそうなのに~ペアルックもすごくお似合いですし』
「おっ!おまえもそう思うか!なかなかなもんだろ?」
「違うぞ宮藤これは単なるユニフォームだからな」
「はぁ」
ちがうでしょーそこは私と芳佳ちゃんのペアルックに気付くとこでしょ!
「ん!宮藤その格好…ニヤリ」
気付いた!よく気付いた!偉いわ脳無し女
「宮藤ぃ~…ばぁ~ん!スカート捲りだぁ~そりゃあっ!」
ぶぶぅ~偉くねーよ脳無し女!あんたは何でそんな簡単にセクハラできんのよ
私なんてずっと我慢してんのよ、その空っぽの頭で考えてみなさいよ
芳佳ちゃんを目の前にして手ぇ出せないのよ地獄よ地獄この世の生き地獄よ
ハッ!こんな事考えてる場合じゃないわよ
芳佳ちゃんのパンチラ拝めるチャンスだわ、脳無し女あんたやっぱり偉いわ
「宮…」「藤!」『!!』「?」
「なんでパンツ履いてないんだ??」
「えっ?…えー!スカートの下にもパンツ履くんですか!?」
「普通…はね…」
そうだった!芳佳ちゃんスク水だったから下も一緒に脱いじゃったんだ…
「え~!これが国の決まりじゃないんですか?法律じゃないんですか?」
「そんな法律…ない!」
うん、それは私も言ってないよ芳佳ちゃん…
「ひどいよリーネちゃん!嘘つき!リーネちゃんなんて大嫌い!」
…ドサッ
「おいリーネ!大丈夫か?リーネが気を失って倒れた、おまえらも手伝っ…」
「宮藤!私のパンツを貸してやろう!」
「ひぃ~いいです!バルクホルンさん!結構です!」「今日こそは遠慮させんぞ!安心しろこのアンスコは重ね履きパンツだ!」
「遠慮します!安心しません!リーネちゃん救けて!」
「いやだからさ…そのリーネはおまえのせいで倒れてるんだって」
~作戦室~
リーネさん今頃大丈夫かしら
うまくやってるといいんだけど
まあ大丈夫よね、さあ次の娘は…来たようね
「エイラ・イルマタル・ユーティライネン小尉あなたに最重要任務を与えます」
『ハッ、ハイ!』
~おしまい~
『ところで試合の結果どうだったんですか?もしかして優勝ですか!』
「それがな~」「聞かないでくれ」
「はあ」
聞かなくてもそのデカイたん瘤とラケット模様の顔面見りゃわかるわよ
どうせ途中で仲間割れしたんでしょ、バカがやりそうな事だわ
『え~?お二人とも息合ってそうなのに~ペアルックもすごくお似合いですし』
「おっ!おまえもそう思うか!なかなかなもんだろ?」
「違うぞ宮藤これは単なるユニフォームだからな」
「はぁ」
ちがうでしょーそこは私と芳佳ちゃんのペアルックに気付くとこでしょ!
「ん!宮藤その格好…ニヤリ」
気付いた!よく気付いた!偉いわ脳無し女
「宮藤ぃ~…ばぁ~ん!スカート捲りだぁ~そりゃあっ!」
ぶぶぅ~偉くねーよ脳無し女!あんたは何でそんな簡単にセクハラできんのよ
私なんてずっと我慢してんのよ、その空っぽの頭で考えてみなさいよ
芳佳ちゃんを目の前にして手ぇ出せないのよ地獄よ地獄この世の生き地獄よ
ハッ!こんな事考えてる場合じゃないわよ
芳佳ちゃんのパンチラ拝めるチャンスだわ、脳無し女あんたやっぱり偉いわ
「宮…」「藤!」『!!』「?」
「なんでパンツ履いてないんだ??」
「えっ?…えー!スカートの下にもパンツ履くんですか!?」
「普通…はね…」
そうだった!芳佳ちゃんスク水だったから下も一緒に脱いじゃったんだ…
「え~!これが国の決まりじゃないんですか?法律じゃないんですか?」
「そんな法律…ない!」
うん、それは私も言ってないよ芳佳ちゃん…
「ひどいよリーネちゃん!嘘つき!リーネちゃんなんて大嫌い!」
…ドサッ
「おいリーネ!大丈夫か?リーネが気を失って倒れた、おまえらも手伝っ…」
「宮藤!私のパンツを貸してやろう!」
「ひぃ~いいです!バルクホルンさん!結構です!」「今日こそは遠慮させんぞ!安心しろこのアンスコは重ね履きパンツだ!」
「遠慮します!安心しません!リーネちゃん救けて!」
「いやだからさ…そのリーネはおまえのせいで倒れてるんだって」
~作戦室~
リーネさん今頃大丈夫かしら
うまくやってるといいんだけど
まあ大丈夫よね、さあ次の娘は…来たようね
「エイラ・イルマタル・ユーティライネン小尉あなたに最重要任務を与えます」
『ハッ、ハイ!』
~おしまい~
184: 2008/10/01(水) 20:52:37 ID:kCvz2L7B
三本目というか小ネタ
「ゲルトさん」
さ~て来週のゲルトさんは?
ゲルトです
先日、父さんの実家扶桑から秋刀魚が届きました
家族揃っておいしく頂き小さな秋を満喫したら
いつのまにか、もうそんな季節なんだなと実感しました
食欲の秋に読書の秋、秋にもいろいろあるけれど
秋といえばやっぱり妹の秋!
早速、私も芳佳をおいしく頂き本格的な秋の到来です
さて次回は
「ゲルト おねえちゃん宣言」
「ゲルト パンツ貸します」
「ゲルト 予告を間違える」
の三本です
…ってこれ今週の予告!?あらら間違っちゃいました
それじゃ次回も読んで下さいね~
~んがぐくっ~
以上です
「ゲルトさん」
さ~て来週のゲルトさんは?
ゲルトです
先日、父さんの実家扶桑から秋刀魚が届きました
家族揃っておいしく頂き小さな秋を満喫したら
いつのまにか、もうそんな季節なんだなと実感しました
食欲の秋に読書の秋、秋にもいろいろあるけれど
秋といえばやっぱり妹の秋!
早速、私も芳佳をおいしく頂き本格的な秋の到来です
さて次回は
「ゲルト おねえちゃん宣言」
「ゲルト パンツ貸します」
「ゲルト 予告を間違える」
の三本です
…ってこれ今週の予告!?あらら間違っちゃいました
それじゃ次回も読んで下さいね~
~んがぐくっ~
以上です
引用: ストライクウィッチーズpart6
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