1: 2024/04/27(土) 14:14:26.69 ID:Wh98iXQp0
進撃の巨人安価コンマスレ



巻き戻し制限有り
コンマゾロ目は全てスーパークリティカル扱い
コンマの連取り無し(選択肢等を間に挟んだ場合有効、単発末尾Oが取った連続で取った場合は確認する時有り)
ストーリー中の選択肢取った後の変更は原則的に無し
俺の初期設定(ウォールローゼ北部の領民、クリスタとは極めて仲が良い)



2: 2024/04/27(土) 14:22:23.89 ID:Wh98iXQp0


────その日、人類は思い出した

奴等に支配されていた恐怖を…


シガンシナ区

シガンシナ区住民達「「「…。」」」

エレン&アルミン&ミカサ「「「…。」」」

壁「」
超大型巨人「」

アルミン「そんな…あの壁は、50メートルだぞ!?」

エレン「奴だ…。巨人だ!」

超大型巨人「」蹴りブンッ

シガンシナ区壁「」ドゴ-ン!!!

アルミン「あ…ぁ…壁に、穴を開けられた…」

アルミン「もう…駄目なんだ…。この街は…もう…」

アルミン「無数の巨人に占領される!!」


巨人達「「「」」」ズシ-ン...ズシ-ン...



──鳥籠の中に囚われていた屈辱を…

3: 2024/04/27(土) 14:23:26.08 ID:Wh98iXQp0
─シガンシナ区の壁が破壊される5年前
ウォールローゼ北部
レイス領
牧場

馬「」

ヒストリア「ねえ俺、どうしてこの世界には壁があるの?」

俺「え?壁?」

ヒストリア「あれ。見えるでしょ?」スッ

ウォールローゼ「」

ヒストリア「あの壁は何の為にあるの?」

俺「あー…俺も母さんから聞いただけなんだが、壁の向こうには巨人が居るらしい」

ヒストリア「巨人?」

俺「俺達より何十倍、いや何百倍も大きい怪物だって。巨人に見つかると俺達普通の人は簡単に食べられてしまうらしい」

ヒストリア「そうなんだ。あの壁の向こうにはそんな怪物が居るんだ」

俺「いや、この壁の向こうにもまた壁があって、それからシガンシナ区もあるからそのまた向こうだな」

ヒストリア「へえ。俺は物知りなんだね」

俺「そりゃあ、俺ヒストリアより歳上だし…これくらい知ってるさ」

ヒストリア「私は知らなかったよ?」

俺「と言うか、母さんから聞いた事無いのか?」

ヒストリア「ううん。お母さんとは話した事無いから」

俺「変わってんな…」

ヒストリア「変わってるんだ私?」

俺「…。」

俺(彼女の名前はヒストリア、父親の仕事に着いて来た俺はこの牧場で一人で黙々と作業を行っていた彼女を見かけた)

4: 2024/04/27(土) 14:23:59.85 ID:Wh98iXQp0
数日前
牧場

ヒストリア『んしょっと』草「」ストッ

周りの大人達「「…。」」

俺(なんだあの子供?…)

母親らしき人「…。」ペラッ

俺(一人でずっと仕事して…皆んな無視か?…)

俺『父さん、俺暇だしあの子の手伝いをしてくるよ』

父親『や、やめなさい!余計な事をするのは!』

俺『え?余計な事?…』ビクッ

父親『そうだ。あの子とは関わるな』

俺『…。』

俺(何だよそれ…?何で…)

ヒストリア『わあっ!?』ガッドサッ

藁「」バサッ

ヒストリア『ああ、落としちゃった…。拾わないと…』スタスタ

俺(鈍臭い奴だな…)

俺(好奇心旺盛だった俺は、父親に反対されたからこそ…逆にあの子に興味を持ち…)

俺(ある日、勝手に牧場に忍び込んで声を掛けてみた)

ヒストリア『うんしょっ…うんしょっ…』バケツ「」

俺『そんな量一人で持つと、またこけて溢すぞ』

ヒストリア『あ…』

俺『ほら、これなら重たくないだろ?』スッ

ヒストリア『あ…』

俺『ほら、向こうに持ってくんだろ。一緒に持ってやるよ』

ヒストリア『ありがとう…?』

俺(何だよ父さん…。普通の女の子じゃんか…)

俺(それが、俺とヒストリアとの出会いだった)

俺(それから俺は、ちょくちょく牧場に来てはヒストリアと話すようになった)

5: 2024/04/27(土) 14:24:34.61 ID:Wh98iXQp0
牧場

俺「ヒストリアは友達とか居ないのか?」

ヒストリア「友達って何?」

俺「え?何って、うーん…」

ヒストリア「??」

俺「一緒に居たら楽しいって感じる人?…」

ヒストリア「そう言う事なら、私にも友達なら居るよ」

俺「あっ、そっか。ちゃんと友達が…」

ヒストリア「牧場のお馬さん達はよく私に話しかけてくれるんだ」

俺「…。」

俺「ヒストリア、馬は人じゃ無いぞ…」

ヒストリア「そうなの?」

俺「ちゃんと俺達と同じ身体をした人間なら?」

ヒストリア「ここに居るよ」

俺「えっ?…」

ヒストリア「一緒に居て楽しいって感じる人なら、俺は私の友達でしょ?」

俺「……。」

ヒストリア「あれ?違うの?」

俺「いや、そう…だけど…」

ヒストリア「フフッ、良かった」

俺「…もしかしてヒストリアって、ここから出た事無いのか?」

ヒストリア「無いよ。ずっと家と牧場に居る」

俺「母親とどっか出掛けたり…」

ヒストリア「お母さんはずっと本読んでるから。夜になったらいっつもお洒落して一人で街へ行くけど、私はいつも留守番」

俺「そう…なんだ…」

ヒストリア「俺はお母さんと何処か出掛けるの?」

俺「そりゃまぁ色々話すし、一緒に出掛けたり…偶にめちゃくちゃ怒られたりもするけど…」

ヒストリア「俺の所はちゃんと本に書いてあった通りなんだね」

俺「本?」

ヒストリア「うん。お母さんがよく読んでる本。どの本にも親って言うのは子供の事が気になって抱いたり叱ったりするって書いてたから」

ヒストリア「私の知ってる親とは違うなって思ってたんだ」

俺「それならヒストリアもいっそ、お母さんに抱き付いてみれば?」

ヒストリア「え?」

俺「そしたら何かしら、反応を貰えるんじゃないか?」

ヒストリア「…。」

6: 2024/04/27(土) 14:25:36.43 ID:Wh98iXQp0
牧場

俺「ヒストリア~。遊びに来たぞ」スタスタ

ヒストリア「あ、俺!ちょうど良かった!」

俺「ちょうど良かった?」

ヒストリア「今日お母さん、あそこの木の下で本読んでるからこの前言ってたように抱きついてみようと思うの」


ヒストリア母「…。」ペラッ


ヒストリア「俺も、見守っててくれる?」

俺「うん、頑張ってな」

ヒストリア「じゃあ行ってくるね」スタスタ

俺(正直、ヒストリアのお母さんがヒストリアから抱きしめられたらどんな反応するのか俺も気にはなっていた)

俺(どうなるんだろ?)



ヒストリア「…//」スタスタ

ヒストリア母「…。」ペラッ...

ヒストリア「お母さん!」バッ

ヒストリア母「ヒッ…いやああぁぁっ!!」バッ

ヒストリア顔「!?」ガシッ

ヒストリア「」ポイッ!ゴロゴロ...

俺「え…」

俺(自分の子供を、突き飛ばした?…)

7: 2024/04/27(土) 14:26:39.55 ID:Wh98iXQp0
牧場

ヒストリア「ぁ…」鼻血「」タラ...

ヒストリア母「こいつを頃す勇気が…あたしにあれば…」ポロポロ...

ヒストリア「??」

俺「…。」ゴクリ...

俺「ヒストリア!大丈夫か?…」タッタッタッ

ヒストリア「あ、俺見ててくれた?」

俺「え?…」

ヒストリア「お母さんに抱き付いてみたらね、お母さんね。私の事を突き飛ばしてくれたんだよ」

俺「ヒストリア…」

ヒストリア「どうしたの?」

俺「あ、いや…良かった…な…」

ヒストリア「うん!」

俺(ヒストリアのお母さんが自分の子供に発する発言も…)

俺(突き飛ばされた事を嬉々として俺に報告するヒストリア自身も、全く違う環境で育った俺からしたら…どっちも狂ってるように感じた…)

俺(普通の子供ならそこで、奇妙な親子関係をしてる普通じゃ無いヒストリア達にビビって本能的に近寄らなくなるのだが…)

俺(俺は…)



1ヒストリアを可哀想な子だと感じ、せめて俺だけは優しくしてやろうと接し続けた
2自分の知らない未知の親子関係をしてるヒストリアに逆に興味を持ち、知的好奇心のみで接し続けた
3変な親子…とは思っていたが、鈍感だった俺はソレに恐怖感情なんか持たずに友達なのでただ接し続けた


多数決下3

8: 2024/04/27(土) 14:27:33.11 ID:j5KEWL1AO
3

10: 2024/04/27(土) 14:55:08.29 ID:Wh98iXQp0
牧場

ヒストリア母「…。」スタスタ

俺「…。」

俺(どっか行っちゃった…)

俺「えっと…とりあえず、鼻血拭くか?」スッ

ヒストリア「あ…鼻血出てるんだ。ありがと」ズッ

俺「あっと…なんか遊べる物とか無いかな?」キョロキョロ

ヒストリア「じゃあ馬に乗ってみる?」

俺「馬に乗る?」

ヒストリア「うん。速くて気持ち良いよ」

俺「乗馬か…」

俺(変な親子…とは思っていたが、鈍感だった俺はソレに恐怖感情なんか持たずに友達なのでただ接し続けた)



馬「」

ヒストリア「この子、良い子だし暴れないから」

俺「お、おう…」ドキドキ...

ヒストリア「ここに足かけて、後はそのまま鎧に跨るだけ」

俺「分かった。乗ってみる」スッ

馬「」


運動神経
コンマ下二桁
00直ぐにクリスタ以上に完璧に乗りこなした(実はアッカーマン家の血筋)
81以上直ぐにコツを掴んで乗る事は出来た(ライナー並み)
41~80少しは乗れたが落下した(コニー並み)
40以下乗る事すら失敗して馬から落馬した(アルミン並み)


安価下

11: 2024/04/27(土) 14:56:09.02 ID:VpZz3sK90

12: 2024/04/27(土) 15:02:55.28 ID:Wh98iXQp0
コンマ02(運動神経最低レベル)
牧場

俺「よっと…うわっ!?」ドサッ

ヒストリア「あはは。何やってるの?未だ乗れてすら無いよ」

俺「そんな簡単に言うけど難しいぞ…」

ヒストリア「えー?簡単だよ。見てて」スッ

馬「ヒストリア「」」ストッ

ヒストリア「ねっ、簡単でしょ?」

俺(マジか…)

ヒストリア「ちょっとお散歩しよ。走ってみて」スッ

馬「」パカラッパカラッ

ヒストリア「ほら、速くて気持ち良いよ」

俺「…。」

俺(歳上なのに、馬にすら跨がれ無かった俺…)

俺(あんな小さいのに乗馬が上手いヒストリア…)

ヒストリア「あははは」
馬「」パカッパカッ

俺「そういや俺、身体動かすのって苦手だったなぁ…」

13: 2024/04/27(土) 15:21:23.49 ID:Wh98iXQp0
翌日
牧場

ヒストリア「よいしょっ…」

俺「ヒストリア、毎日毎日頑張ってるな」スタスタ

ヒストリア「あ、俺。今日も来てくれたんだ!」

俺「何か手伝おうか?」

ヒストリア「じゃああっちから藁を運ぶの手伝ってくれる?」

俺「分かった」チラッ

木の下「」

俺「今日はヒストリアのお母さん、あそこで本読んでないんだな」

ヒストリア「お母さん、昨日の夜出て行ったよ」

俺「え?…」

ヒストリア「これからは別の家で暮らすんだって」

俺「そ、そうなんだ…」

ヒストリア「うん」

俺「じゃあ今って、ヒストリア一人で暮らしてるのか?…」

ヒストリア「そうだよ」

俺「…。」

俺「なんつーか、凄いな…」

ヒストリア「どうして?」

俺「いや、ヒストリアのその年齢で一人で生きて行くなんて俺には無理だろうから…」

ヒストリア「そうかな?普通だと思うけど」

俺(普通…なのか?これが…)

俺(…いや、流石に普通じゃ無いよな。それは幾ら俺にだって分かる)

俺(ヒストリアはこの牧場の世界しか知らないから、これが普通だって思ってるけど…)

俺「ヒストリア、街に出てみないか?」

ヒストリア「街に?…」

俺「ああ。もうお母さんも居ないなら、出ても怒られる事なんか無いだろ」

ヒストリア「でも私、ここの事しか分からないし…」

俺「大丈夫。俺が一緒に着いてるから」

ヒストリア「分かった。俺が一緒に行ってくれるなら…」

俺(…ヒストリアにはもう少し、外の世界の事を知って貰った方が良いよな)

14: 2024/04/27(土) 15:54:00.77 ID:Wh98iXQp0
ウォールローゼ北部


ヒストリア「ここが街…」

パン屋「」
果物屋「」
アクセサリー屋「」

店主達「いらっしゃいいらっしゃい」

俺「人が多いだろ?」

ヒストリア「う、うん…」

駐屯兵団「ふわぁ~…」

ヒストリア「あの人はあそこで立って何をしてるの?」

俺「あの服は駐屯兵団の兵士の人かな」

ヒストリア「駐屯兵団?」

俺「この大きな壁を守ってる兵士さ」

ウォールローゼ「」

ヒストリア「壁を守る…それって、この前俺が言ってた巨人から?」スタスタ

俺「ああ…まぁ、もし2枚目の壁のここまで巨人が迫って来たとしたら人類はもう終わりだろうけど…」

ヒストリア「そうなの?…あの人、欠伸して凄い暇そうにしてたけど…」

俺「この世界には3つの兵団があるんだ。先ず一つが、さっきの兵士の人のような駐屯兵団」

俺「主に壁の補強や街を守る人だな」

俺「もう一つが頭良い人の集まりのエリート集団って呼ばれてる憲兵団」

俺「この壁より更に内側、向こうのウォールシーナの中に居る王の近衛兵。この壁の中の法律を守る為の兵団かな」

ヒストリア「ふうん」

俺「最後に一番危険な調査兵団。彼等は壁外調査が主な任務だ」

ヒストリア「でも壁外って巨人が居るんでしょ?」

俺「ああ…だからこそ巨人と戦闘にもなるし、最も命を失いやすい。一番リスクの高い兵団かな…」

俺「ウォールマリアの更にもう一枚。このウォールローゼの中だと彼等を見かける事は滅多に無いだろうけど」

ヒストリア「色々あるのね」

俺「まぁ俺達には関係無い事だろうけど…」

15: 2024/04/27(土) 15:55:59.50 ID:Wh98iXQp0
ウォールローゼ北部


ヒストリア「わぁ…」

俺「うん?」

アクセサリー「」キラキラ

ヒストリア「何これ?綺麗な石」

俺「ああ、アクセサリーか…。大人になったらヒストリアもこう言うの…」

アクセサリー屋店主「か、帰ってくれ!?」ビクッ!!

ヒストリア「え?…」

俺「うん?…」

アクセサリー屋店主「お前等に売る物なんかここにはねえぞ!」

ヒストリア「あ…」

俺(そりゃ、俺達子供だからこんな高価な物買うお金は持って無いけど…)

俺(そんな言い方しなくても…)

俺(と言うか…何だ?…)

周りの大人達「「「」」」ヒソヒソ...

俺(周りの大人達が、こぞって俺等の事…と言うか、ヒストリアの事を見て…)

ヒストリア「??」

俺「…行こっか。ヒストリア」スッ

ヒストリア「え?俺?…」ギュッ



川の前

ヒストリア「急にどうしたの?」

俺「あ、いや…何か嫌な感じだったからさ…」

ヒストリア「嫌な感じ?…」

俺「うん…」


コンマ下二桁
61以上パン泥棒のユミルとぶつかった
60以下普通に街の中を散策して帰った


安価下

16: 2024/04/27(土) 15:56:50.29 ID:yz/+jDx6O
x

19: 2024/04/27(土) 17:24:20.77 ID:Wh98iXQp0
コンマ29
ヒストリア家前

ヒストリア「今日は街に連れてってくれてありがとう俺。楽しかったよ」

俺「いや、あれくらい全然…」

ヒストリア「また遊ぼうね!」

俺「ああ、それじゃ」スタスタ

俺(結局、俺はヒストリアを見る大人達の目が気になり予定より早く家に帰った)

俺(…ヒストリアの事を嫌っていたのは、ヒストリアの母親やこの領地の人達だけじゃなかった)

20: 2024/04/27(土) 17:33:44.23 ID:Wh98iXQp0
俺家

父親「…俺、今日報せがあったんだが」

俺「うん?」

父親「まだあの牧場の子と隠れて遊んでるらしいな…」

俺「あっ、えっ…と…」ビクッ

俺ほほ「」バチンッ!!

俺「うっ!?」ドサッ

父親「あの子とは遊ぶなって言っただろ!?ここから出て行く事になりたいのか!?」

俺「なん…でさ…?」

父親「ッ…」

俺「ちゃんとヒストリアと遊んじゃいけない理由を教えてくれなきゃ、納得出来ないよ!」

母親「言ったって子供の貴方には分からないわ!黙って親の言う事を聞きなさい!」

俺「くっ…」

父親「良いな!この場所から出て行く事になりたくなければ、2度とあの子に近付くんじゃない!」

俺「……。」

母親「返事は!?」

俺「は…い…」

俺(…ヒストリアなら、こうやって口を聞いて叱ってくれる親を喜ぶんだろうが)

俺(普通に怖いよ…)


俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(ヒストリア好感度9に上昇。クリスタ兄ルート)
41~80何と無く嫌な予感がしていた俺は、急に居なくなる事を予感してヒストリアに話していた(ジャン並み)
21~40しかし俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に行っていた(サシャ並み、ヒストリア好感度低下)
20以下俺はこの日以降恐怖心でヒストリアの家に近寄らなくなった…


安価下

21: 2024/04/27(土) 17:34:17.38 ID:VpZz3sK90
ゾロ

26: 2024/04/27(土) 19:01:54.42 ID:Wh98iXQp0
コンマ38(頭脳、サシャ並み)
数週間後
ヒストリア家

俺「ヒストリアは今もこの家で一人で暮らしてるのか?…」

ヒストリア「うん。そうだよ」

俺「…。」

俺(俺は親からヒストリアとの接触を禁止されていたが、それでも…やはり理由が分からないまま辞める事は出来ず…)

俺(寧ろ親の言う事に反発し、前よりも頻繁に足繁くヒストリアの家に通うようになっていた)

俺「寂しく無いのか?…」

ヒストリア「え?どうして?」

俺「こんな結構広い家で、話し相手も無しに暮らしてるのは…」

ヒストリア「別に寂しく無いよ」

ヒストリア「暇な時はお母さんが残して行った色んな本読んでるし…それに俺がこうして毎日来て私と話してくれるから」ニコニコ

俺「あ…//」

ヒストリア「私はきっと、お母さんが出て行った時よりも俺が居なくなった時の方が寂しいって感じると思う」

俺「ヒストリア…」

ヒストリア「だから、俺は絶対居なくなっちゃ嫌だよ?」

俺「俺は居なくならないよ。ずっとヒストリアと居る」

ヒストリア「やったぁ」ニコニコ

俺(親からはここには行くなってめちゃくちゃ怒られたけど…)

ヒストリア「じゃあ約束しよ?小指出して」

俺「え?小指?」スッ

ヒストリア「本に書いてあったんだ。約束はこうして小指同士を結ぶって」スッ

俺小指ヒストリア小指「」ギュッ

ヒストリア「それから何か呪文みたいなのあった気がするけど…忘れちゃったなぁ」

俺「呪文なんか必要無いさ。俺は約束を守る。俺だけは…絶対、ヒストリアの前から居なくならないって…」

ヒストリア「うん!//」



俺(そう、俺は彼女と…約束した筈だったのに……)

27: 2024/04/27(土) 19:16:31.24 ID:Wh98iXQp0
1年後
俺家

俺「……え?…引っ越す?…シガンシナ区に?」

父親「そうだ。お前も直ぐに支度しなさい」

俺「あ…」

母親「…。」ゴソゴソ...

俺「ま、待ってよ!そんな…急に…」

父親「…。」

俺「ならせめて、友達に一言挨拶を…」

父親「駄目だ…」

俺「父さん!」

母親「いいから俺は言う事を聞きなさい!誰のせいでこうなったと思ってるの!?」

俺「ッ…!」ビクッ!!

母親「ハァ…ハァ…」

俺「お、俺?…」ゴクリ...

父親「……これはお前達の命を守る為なんだ。分かってくれ」

俺「俺達の命を…」

俺(そう言った父さんの顔は、とても悲しそうな…父さん自身も、やるせ無さそうな顔をしていた…)

俺「分かっ……た…」

俺(…俺は、そんな父さんの願いを裏切る事は出来ず…ある日突然、シガンシナ区へと引っ越す事になった…)

俺(ヒストリアに、一言話しておく暇すら無く…)

母親「貴方…」

父親「連中も、引っ越し先がシガンシナ区ならば見逃してくれるだろう…」

母親「でもあそこは…」

父親「心配要らないよ。シガンシナ区って言っても、この100年は巨人が壁の中に入って来る事は無かったんだ」

父親「生活自体はここと何も変わらないさ…」

母親「ええ。そうね…」

俺(何の話ししてんだよ…。巨人が壁の中なんかに入ってくる訳無いじゃん…)

俺「…。」ゴソゴソ...

俺小指「」

俺(あの時、ちゃんとおまじないを言えなかったからかな…)

俺(ごめん…。ヒストリア…)



──こうして、俺はウォール・ローゼレイス領からシガンシナ区へと突然引っ越す事になるのだった…


シガンシナ区の壁が破壊されるまで…残り3年…


チュートリアル編END

28: 2024/04/27(土) 19:17:57.99 ID:Wh98iXQp0
チュートリアル編なのでやり直しが可能です

1最初からやり直す
2このまま本編へ行く
3初期設定を変更する

多数決下3まで

31: 2024/04/27(土) 19:22:18.95 ID:1h74UZ5FO
初期設定に戻ったらクリスタは無くなるの?

32: 2024/04/27(土) 19:24:04.79 ID:Wh98iXQp0
>>31
初期位置クリスタはありますが、クリスタと仲良くならない世界線の可能性があります

39: 2024/04/27(土) 19:34:36.03 ID:gvc57FjnO
なら1でいいや

40: 2024/04/27(土) 19:35:54.49 ID:Wh98iXQp0
最初からやり直し
最初の分岐までカット
牧場

ヒストリア「ぁ…」鼻血「」タラ...

ヒストリア母「こいつを頃す勇気が…あたしにあれば…」ポロポロ...

ヒストリア「??」

俺「…。」ゴクリ...

俺「ヒストリア!大丈夫か?…」タッタッタッ

ヒストリア「あ、俺見ててくれた?」

俺「え?…」

ヒストリア「お母さんに抱き付いてみたらね、お母さんね。私の事を突き飛ばしてくれたんだよ」

俺「ヒストリア…」

ヒストリア「どうしたの?」

俺「あ、いや…良かった…な…」

ヒストリア「うん!」

俺(ヒストリアのお母さんが自分の子供に発する発言も…)

俺(突き飛ばされた事を嬉々として俺に報告するヒストリア自身も、全く違う環境で育った俺からしたら…どっちも狂ってるように感じた…)

俺(普通の子供ならそこで、奇妙な親子関係をしてる普通じゃ無いヒストリア達にビビって本能的に近寄らなくなるのだが…)

俺(俺は…)



1ヒストリアを可哀想な子だと感じ、せめて俺だけは優しくしてやろうと接し続けた
2自分の知らない未知の親子関係をしてるヒストリアに逆に興味を持ち、知的好奇心のみで接し続けた
3変な親子…とは思っていたが、鈍感だった俺はソレに恐怖感情なんか持たずに友達なのでただ接し続けた


多数決下3

42: 2024/04/27(土) 19:39:05.29 ID:ohsRJRyPO
3

44: 2024/04/27(土) 19:42:21.02 ID:Wh98iXQp0
同じなのでカット
牧場

ヒストリア母「…。」スタスタ

俺「…。」

俺(どっか行っちゃった…)

俺「えっと…とりあえず、鼻血拭くか?」スッ

ヒストリア「あ…鼻血出てるんだ。ありがと」ズッ

俺「あっと…なんか遊べる物とか無いかな?」キョロキョロ

ヒストリア「じゃあ馬に乗ってみる?」

俺「馬に乗る?」

ヒストリア「うん。速くて気持ち良いよ」

俺「乗馬か…」

俺(変な親子…とは思っていたが、鈍感だった俺はソレに恐怖感情なんか持たずに友達なのでただ接し続けた)



馬「」

ヒストリア「この子、良い子だし暴れないから」

俺「お、おう…」ドキドキ...

ヒストリア「ここに足かけて、後はそのまま鎧に跨るだけ」

俺「分かった。乗ってみる」スッ

馬「」


運動神経
コンマ下二桁
00直ぐにクリスタ以上に完璧に乗りこなした(実はアッカーマン家の血筋)
81以上直ぐにコツを掴んで乗る事は出来た(ライナー並み)
41~80少しは乗れたが落下した(コニー並み)
40以下乗る事すら失敗して馬から落馬した(アルミン並み)


安価下

45: 2024/04/27(土) 19:42:48.75 ID:ohsRJRyPO
はい

47: 2024/04/27(土) 19:49:51.55 ID:Wh98iXQp0
コンマ75
牧場

俺「よっと」ストッ

ヒストリア「そうそう。そんな感じで後はコツさえ掴めば乗れるようになるから」

俺「コツか」

ヒストリア「少しだけ進んであげて」スッ

馬「」ストッストッ

俺「おっ…おっ…」クラクラ

ヒストリア「頑張って!」

俺「うわっ!?」ドサッ

俺「いてて…難しいなこれ…」

ヒストリア「まぁ最初はあたしもそんな感じだったから」

ヒストリア「今はもう完全に乗りこなしたけど。見てて」スッ

馬「ヒストリア「」」ストッ

ヒストリア「ちょっとお散歩しよ。走ってみて」スッ

馬「」パカラッパカラッ

ヒストリア「ほら、慣れると速くて気持ち良いんだよ」

俺「慣れるとな…」

俺(アレで遊ぶには、慣れるまで結構怪我しそうだな…)

俺「オモチャ向きでは無い…」

48: 2024/04/27(土) 19:50:23.46 ID:Wh98iXQp0
同じなのでカット
ウォールローゼ北部


ヒストリア「わぁ…」

俺「うん?」

アクセサリー「」キラキラ

ヒストリア「何これ?綺麗な石」

俺「ああ、アクセサリーか…。大人になったらヒストリアもこう言うの…」

アクセサリー屋店主「か、帰ってくれ!?」ビクッ!!

ヒストリア「え?…」

俺「うん?…」

アクセサリー屋店主「お前等に売る物なんかここにはねえぞ!」

ヒストリア「あ…」

俺(そりゃ、俺達子供だからこんな高価な物買うお金は持って無いけど…)

俺(そんな言い方しなくても…)

俺(と言うか…何だ?…)

周りの大人達「「「」」」ヒソヒソ...

俺(周りの大人達が、こぞって俺等の事…と言うか、ヒストリアの事を見て…)

ヒストリア「??」

俺「…行こっか。ヒストリア」スッ

ヒストリア「え?俺?…」ギュッ



川の前

ヒストリア「急にどうしたの?」

俺「あ、いや…何か嫌な感じだったからさ…」

ヒストリア「嫌な感じ?…」

俺「うん…」


コンマ下二桁
61以上パン泥棒のユミルとぶつかった
60以下普通に街の中を散策して帰った


安価下

49: 2024/04/27(土) 19:51:03.46 ID:VpZz3sK90

50: 2024/04/27(土) 19:51:47.72 ID:Wh98iXQp0
コンマ46(同じなのでカット)
俺家

父親「…俺、今日報せがあったんだが」

俺「うん?」

父親「まだあの牧場の子と隠れて遊んでるらしいな…」

俺「あっ、えっ…と…」ビクッ

俺ほほ「」バチンッ!!

俺「うっ!?」ドサッ

父親「あの子とは遊ぶなって言っただろ!?ここから出て行く事になりたいのか!?」

俺「なん…でさ…?」

父親「ッ…」

俺「ちゃんとヒストリアと遊んじゃいけない理由を教えてくれなきゃ、納得出来ないよ!」

母親「言ったって子供の貴方には分からないわ!黙って親の言う事を聞きなさい!」

俺「くっ…」

父親「良いな!この場所から出て行く事になりたくなければ、2度とあの子に近付くんじゃない!」

俺「……。」

母親「返事は!?」

俺「は…い…」

俺(…ヒストリアなら、こうやって口を聞いて叱ってくれる親を喜ぶんだろうが)

俺(普通に怖いよ…)


俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(ヒストリア好感度9に上昇。クリスタ兄ルート)
41~80何と無く嫌な予感がしていた俺は、急に居なくなる事を予感してヒストリアに話していた(ジャン並み)
21~40しかし俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に行っていた(サシャ並み、ヒストリア好感度低下)
20以下俺はこの日以降恐怖心でヒストリアの家に近寄らなくなった…


安価下

51: 2024/04/27(土) 19:52:06.00 ID:uUx72spEO

54: 2024/04/27(土) 20:01:07.37 ID:Wh98iXQp0
コンマ00(純正00)

ボナ
1即巻き戻し+α
2頭脳アルミン並み+(開拓地にて出会ったエレンアルミンとそれなりに仲良くなった好感度4に)

多数決下3まで

64: 2024/04/27(土) 20:19:20.10 ID:ohsRJRyPO
まあ2かなあ

84: 2024/04/27(土) 21:12:04.22 ID:Wh98iXQp0
巻き戻し

1最初からやり直す+(何処のコンマを緩和するか)
2初期設定決めからやり直す

多数決下3まで

85: 2024/04/27(土) 21:12:45.44 ID:VpZz3sK90
1

88: 2024/04/27(土) 21:14:01.65 ID:Wh98iXQp0
緩和率は全20%です

例:運動神経の場合
コンマ下二桁
81以上直ぐにクリスタ以上に完璧に乗りこなした(実はアッカーマン家の血筋)
61~80直ぐにコツを掴んで乗る事は出来た(ライナー並み)
21~6080少しは乗れたが落下した(コニー並み)
20以下乗る事すら失敗して馬から落馬した(アルミン並み)


こうなります

96: 2024/04/27(土) 21:22:31.81 ID:Wh98iXQp0
設定を変更します

俺の初期設定
俺は…
1エレンの兄貴(ミカサヒロインはこのルートのみ)
2クリスタの幼馴染(クリスタが偽の名前を使っているくらい迄は知っている)
3コニーと同村出身(コニーの幼馴染)
4普通の一般人(全員知らない人、関係値ボナは無いが初期能力の最低値が保証)

多数決下3まで

98: 2024/04/27(土) 21:23:39.12 ID:VpZz3sK90
2

102: 2024/04/27(土) 21:27:24.29 ID:Wh98iXQp0
クリスタの幼馴染

ボナ
1クリスタの好感度が極めて高い(クリスタの唯一の友達)
2運動神経がかなり良い
3頭がキレる

多数決下3まで

104: 2024/04/27(土) 21:28:12.13 ID:VpZz3sK90
2
リヴァイじゃないリヴァイ班だ

108: 2024/04/27(土) 21:33:41.60 ID:Wh98iXQp0
ボナ設定
クリスタと同郷の出身(ウォールローゼ北部の領民の一人)
運動神経がかなり良い(実は俺の父親の血筋にはある秘密が…)


この設定で行きますか?
1良い
2設定を変更する

多数決下3まで

109: 2024/04/27(土) 21:34:10.36 ID:ohsRJRyPO
2

115: 2024/04/27(土) 21:37:09.23 ID:Wh98iXQp0
設定を変更します

俺の初期設定
俺は…
1エレンの兄貴(ミカサヒロインはこのルートのみ)
2クリスタの幼馴染(クリスタが偽の名前を使っているくらい迄は知っている)
3コニーと同村出身(コニーの幼馴染)
4普通の一般人(全員知らない人、関係値ボナは無いが初期能力の最低値が保証)

多数決下3まで

116: 2024/04/27(土) 21:37:22.48 ID:ohsRJRyPO
1

122: 2024/04/27(土) 21:42:51.82 ID:Wh98iXQp0
エレンの兄貴

ボナ
1ミカサを助けたのは俺(ミカサからの好感度が最初から極限突破)
2運動神経がかなり良い(俺は義理の兄貴に)
3頭がキレる


多数決下3まで(選ばれなかった物は作中の展開とコンマで決まります)

123: 2024/04/27(土) 21:43:11.68 ID:VpZz3sK90
2

126: 2024/04/27(土) 21:46:01.53 ID:Wh98iXQp0
ボナ設定
俺はエレンの兄貴
運動神経がかなり良い(実はある血筋の者でエレンの本当の兄では無い。巨人ルートには行けない)


この設定で行きますか?
1良い
2設定を変更する

多数決下3まで

128: 2024/04/27(土) 21:47:39.15 ID:ohsRJRyPO
1

129: 2024/04/27(土) 21:50:47.66 ID:Wh98iXQp0
このまま行きます


────その日、人類は思い出した

奴等に支配されていた恐怖を…


シガンシナ区

シガンシナ区住民達「「「…。」」」

エレン&アルミン&ミカサ「「「…。」」」

壁「」
超大型巨人「」

アルミン「そんな…あの壁は、50メートルだぞ!?」

エレン「奴だ…。巨人だ!」

超大型巨人「」蹴りブンッ

シガンシナ区壁「」ドゴ-ン!!!

アルミン「あ…ぁ…壁に、穴を開けられた…」

アルミン「もう…駄目なんだ…。この街は…もう…」

アルミン「無数の巨人に占領される!!」


巨人達「「「」」」ズシ-ン...ズシ-ン...


俺「母さん!母さんっ!!」

潰れた家「カルラ「」」


──鳥籠の中に囚われていた屈辱を…

130: 2024/04/27(土) 22:09:39.96 ID:Wh98iXQp0
──シガンシナ区の壁が破壊される一年前

アッカーマン宅前

エレン「ミカサ?…」

グリシャ「そうだ。お前達と同じくらいの子だ。この辺りは子供が居ないからな。仲良くするんだぞ?」

エレン「そいつの出方次第だけど…」

グリシャ「エレン…そんなんだから友達が一人しか出来ないんだぞ」

エレン「別に友達なんか出来なくても、オレは兄さんだって居るし…なあ兄さん」

俺「雨だ…」

雨「」パラパラ...

エレン「ハァ、相変わらず呑気だな兄さんは…」

雨「」ザアアア...

俺「…。」

グリシャ「…。」チラッ

俺(雨…)


1何だろ…?雨を見ると、頭痛が……
2確か…あの日も雨が降ってたっけ…


多数決下3まで

131: 2024/04/27(土) 22:09:49.98 ID:rCtM9byqo
1

134: 2024/04/27(土) 22:25:09.39 ID:Wh98iXQp0
アッカーマン宅前

俺(何だろ…?雨を見ると、頭痛が……)ズキッ

グリシャ「どうした俺?大丈夫か?」

俺「うん。大丈夫、少し頭痛がしただけ…」

エレン「兄さんは雨の日偏頭痛が多いよなぁ」

グリシャ「人間の身体は温度や気圧の変化にも機敏に反応するからね」

エレン「でもオレは何もと無いし、何で兄さんだけ?…」

グリシャ「エレンがズボラなんじゃないか?」

エレン「何でだよ。どう見ても鈍感そうなのは兄さんの方だろ…」

俺「でも俺はエレンより大雑把じゃ無いから」

エレン「あ、言ったな」

グリシャ「こらこら、人の家の前で喧嘩は辞めなさい」

エレン「別に喧嘩じゃ無いさ。なぁ兄さん」

俺「うん」

グリシャ「なら良いが…」

俺(でもこれ、そう言う痛みじゃ無いような気がするけど…)

俺(昔、何かあったんだっけ…?昔の事、思い出せ無いんだよな…)

グリシャ「留守か?アッカーマンさん。ごめん下さい」ガチャッ

グリシャ「はっ!?」

俺「うん?」

エレン「どうしたの?父さん?」

俺「あっ…」



家の中

ミカサ母「」ドクドク...
ミカサ父「」ドクドク...

135: 2024/04/27(土) 22:47:43.04 ID:nhxwkezm0
ミカサ家

グリシャ「俺、近くに女の子は?…ミカサは居たか?」

俺「居なかった…けど…」

グリシャ「そうか…。父さんは憲兵団を呼んで捜索する。お前達二人は麓で待ってるんだ」

エレン「…。」

俺「…。」

ミカサ母「」ドクドク...
ミカサ父「」ドクドク...

俺「ッ…」ズキッ

誰か女の人『俺!!貴方は逃げ……』

俺(誰…だ?……今のは…)

グリシャ「俺!兄として頼むぞエレンを!」

俺「あっ…う、うん…」

グリシャ「」タッタッタッ

俺「…。」

ミカサ母「」ドクドク...

俺(今一瞬頭に出てきた女の人…この人、じゃ無いよな…似てるけど…)

手拭い「刺繍「」」

俺(この刺繍も…どっかで見た事あるような…)

俺「あっ…と、とにかくエレン。俺達は麓まで…」クルッ

入口「」

俺「エレン?…」



家の前

雨「」ザアアァ...

俺「エレーン!!」

俺(エレン、あいつ…何処に…)


コンマ下二桁
41以上運良く血痕みたいな物を見つけた
40以下何処にも見つからなかった…


安価下

136: 2024/04/27(土) 22:48:22.03 ID:YVBtBXSkO

137: 2024/04/27(土) 23:04:43.21 ID:nhxwkezm0
コンマ03(見つからなかった…)
アッカーマン宅前

俺(あの後、必氏に付近を捜索したがエレンの居場所は俺には分からなかった…)

俺(そして、数十分後。憲兵団を連れて戻って来た父さんと合流し…近くの小屋に行くと…)

男の3人の氏体「「「」」」ドクドク...



小屋の前

グリシャ「エレン!自分が何をしたか分かっているのか!?」

エレン「有害な獣を駆除した!偶々人と格好が似ていただけの獣だ!」

グリシャ「エレン!」

エレン「こんな時間に憲兵団が来ても、奴等はとっくに移動していた!間に合わなかった!」

俺(…あの3人の氏体は、エレンが一人で全員頃したらしい)

俺(ん?…一人で?…)

俺(他の二人は普通に刺されて殺されてたけど、一人は心臓を完璧に捉えて一突きで…)

俺(そんな事があの大雑把なエレンに?…)

エレン「やるよ、これ…」スッ

ミカサ「あ…」マフラー「」クルクル

エレン「あったかいだろ…」

ミカサ「あった…かい…」

グリシャ「ミカサ、私達の家で一緒に過ごそう。辛い事が沢山あった…君には十分な休養が必要だ」

グリシャ「俺も、もう一人増えたって良いだろ?」

俺「え?うん…」

ミカサ「…。」

俺(こうして、ミカサは俺達と住む事になった)

138: 2024/04/27(土) 23:10:37.93 ID:nhxwkezm0
数日後
グリシャ宅

俺「…。」ペラッ

エレン「兄さん。オレ、ミカサに薪拾いを教えてやろうと思うんだけど一緒に行かない?」

ミカサ「…。」

俺「いいや、俺は今この本読んでるから良いや」ペラッ

エレン「何だよ。本なんか読んで似合わねえ。アルミンみたいになっちまうぞ」

俺「アルミン?…」



コンマ下二桁
61以上アルミンとは俺も知り合い
60以下アルミンとは俺は面識が無い

安価下

139: 2024/04/27(土) 23:11:38.06 ID:rCtM9byqo
はい

143: 2024/04/27(土) 23:21:49.38 ID:nhxwkezm0
コンマ06(アルミンとも面識無し)
グリシャ宅

エレン「あ、そっか…。兄さんはアルミンの事知らないんだっけ…」

俺「うん。エレンの友達だっけ?」

エレン「まぁな。でも面白い奴だから今度会ってくれよ」

俺「そうだな。時間がある時にな…」

ミカサ「難しい本を読んでるのね」

俺「ああ。これか?これは…」



俺頭脳
コンマ下二桁
00グリシャが読んでる本を読んでいた(アルミン並み)
81以上俺はエレンやミカサでは読めない本を読めるくらい優等生だった(ジャン並み)
21~80単に退屈凌ぎで読んでただけ(普通)
20以下実は読んでる風に見せてみただけ(サシャ並み、ミカサ好感度低下)


安価下

144: 2024/04/27(土) 23:22:37.12 ID:VpZz3sK90

150: 2024/04/27(土) 23:31:52.66 ID:nhxwkezm0
コンマ12
グリシャ宅

俺「読んでる風に見せてるだけだ」

ミカサ「は?…」

エレン「ハァ…兄さん、本当飽きないな…」

俺「何書いてるか全然分からんし、内容も全く分からない」

ミカサ「…それじゃあどうしてその本を持ってるの?」

俺「父さんが読んでるような、こんな難しい本が読める子供って、なんかカッコ良いだろ?」

ミカサ「…。」

エレン「分かったかミカサ?これが兄さんの本性だ…」

ミカサ「うん。エレンよりカッコ悪いかも」

エレン「おい、何でオレもついでに巻き込むんだよ」

俺「さて、早速ミカサも騙せた事だし外に行って今日も頭良い子供を演じて来ますか」スタスタ

ミカサ「エレンも、エレンのお兄さんも変わってるわね…」

エレン「だから何でオレまで…」



───こうして、俺達はあの事件以降平和な時を過ごしていたが…

ある日、その平和は打ち破られるのだった…


チュートリアル編終了

151: 2024/04/27(土) 23:33:26.47 ID:nhxwkezm0
コンマ純正00の恩恵によりもう1度だけやり直せます

1最初から始める
2このまま行く
3設定を変更する


多数決下3まで

152: 2024/04/27(土) 23:34:04.52 ID:VpZz3sK90
1

164: 2024/04/28(日) 00:01:03.81 ID:/+aPDRoG0
他質問無さそうなので決めます

1最初から始める
2このまま行く
3設定を変更する


多数決下3まで

165: 2024/04/28(日) 00:01:09.82 ID:286L0Ndz0

168: 2024/04/28(日) 00:02:02.07 ID:/+aPDRoG0
最初から始めます
──シガンシナ区の壁が破壊される一年前

アッカーマン宅前

エレン「ミカサ?…」

グリシャ「そうだ。お前達と同じくらいの子だ。この辺りは子供が居ないからな。仲良くするんだぞ?」

エレン「そいつの出方次第だけど…」

グリシャ「エレン…そんなんだから友達が一人しか出来ないんだぞ」

エレン「別に友達なんか出来なくても、オレは兄さんだって居るし…なあ兄さん」

俺「雨だ…」

雨「」パラパラ...

エレン「ハァ、相変わらず呑気だな兄さんは…」

雨「」ザアアア...

俺「…。」

グリシャ「…。」チラッ

俺(雨…)


1何だろ…?雨を見ると、頭痛が……
2確か…あの日も雨が降ってたっけ…


多数決下3まで

170: 2024/04/28(日) 00:02:43.27 ID:286L0Ndz0

173: 2024/04/28(日) 00:04:50.89 ID:/+aPDRoG0
ミカサ家

グリシャ「俺、近くに女の子は?…ミカサは居たか?」

俺「居なかった…けど…」

グリシャ「そうか…。父さんは憲兵団を呼んで捜索する。お前達二人は麓で待ってるんだ」

エレン「…。」

俺「…。」

ミカサ母「」ドクドク...
ミカサ父「」ドクドク...

俺「ッ…」ズキッ

誰か女の人『俺!!貴方は逃げ……』

俺(誰…だ?……今のは…)

グリシャ「俺!兄として頼むぞエレンを!」

俺「あっ…う、うん…」

グリシャ「」タッタッタッ

俺「…。」

ミカサ母「」ドクドク...

俺(今一瞬頭に出てきた女の人…この人、じゃ無いよな…似てるけど…)

手拭い「刺繍「」」

俺(この刺繍も…どっかで見た事あるような…)

俺「あっ…と、とにかくエレン。俺達は麓まで…」クルッ

入口「」

俺「エレン?…」



家の前

雨「」ザアアァ...

俺「エレーン!!」

俺(エレン、あいつ…何処に…)


コンマ下二桁
41以上運良く血痕みたいな物を見つけた
40以下何処にも見つからなかった…


安価下

174: 2024/04/28(日) 00:05:05.21 ID:286L0Ndz0
ほい

175: 2024/04/28(日) 00:05:57.37 ID:/+aPDRoG0
コンマ21
数日後
グリシャ宅

俺「…。」ペラッ

エレン「兄さん。オレ、ミカサに薪拾いを教えてやろうと思うんだけど一緒に行かない?」

ミカサ「…。」

俺「いいや、俺は今この本読んでるから良いや」ペラッ

エレン「何だよ。本なんか読んで似合わねえ。アルミンみたいになっちまうぞ」

俺「アルミン?…」



コンマ下二桁
61以上アルミンとは俺も知り合い
60以下アルミンとは俺は面識が無い

安価下

177: 2024/04/28(日) 00:16:11.05 ID:/+aPDRoG0
グリシャ宅

俺(過去にアルミンとは俺も会った事がある…)

俺(エレンに紹介されて…)

エレン『兄さん。こいつこいつ』

アルミン『あ…エレンのお兄さんの…』

俺『俺だ』

アルミン『アルミン・アルレルトです』

エレン『あの本、兄さんにも見せてやってくれよ』

アルミン『うん。いいよ』

俺『本?…』

エレン『凄いんだぜ。アルミン家にあった本』

アルミン『外の世界の事が書いてあったんです…』

俺『外の世界…壁の向こうの事が?…』

アルミン『はい。この本によると世界の大半は海って言う水で覆われているらしいんです!』

俺『塩の…水?…』

アルミン『はい!』

俺(難しい文字が書かれた本の内容をスラスラ読み、俺に外の世界の事を教えてくれたおかっぱの少年…)

俺(壁の向こうの外の世界は水で覆われてる…)


コンマ下二桁
41以上本当だったら面白そうだな…と外の世界にも少し興味を持った
40以下…しかし、流石に信じきれなかった

安価下

178: 2024/04/28(日) 00:18:13.38 ID:D5BARrjm0

181: 2024/04/28(日) 00:22:01.02 ID:/+aPDRoG0
コンマ38
グリシャ宅

俺(アルミン。面白い事言ってたけど、まぁ…夢物語だよな…)

ミカサ「難しい本を読んでるのね」

俺「え?ああ。これか?これは…」



俺頭脳
コンマ下二桁
00グリシャが読んでる本を読んでいた(アルミン並み)
81以上俺はエレンやミカサでは読めない本を読めるくらい優等生だった(ジャン並み)
21~80単に退屈凌ぎで読んでただけ(普通)
20以下実は読んでる風に見せてみただけ(サシャ並み、ミカサ好感度低下)


安価下

182: 2024/04/28(日) 00:22:21.08 ID:286L0Ndz0

185: 2024/04/28(日) 00:40:23.59 ID:/+aPDRoG0
流石に下振れが酷過ぎるのでラスト1回だけチャンスあげます
エレン兄ルートか幼馴染クリスタルートのどっちの物語をするか1時に最後の多数決で決めます

単発回避お願いします

197: 2024/04/28(日) 01:00:15.75 ID:/+aPDRoG0
1時になったので

1エレン兄ルートの物語をする
2クリスタ幼馴染ルートの物語をする

多数決下5まで(単発無し)

198: 2024/04/28(日) 01:00:21.65 ID:286L0Ndz0

207: 2024/04/28(日) 01:17:30.75 ID:/+aPDRoG0
幼馴染クリスタルート


────その日、人類は思い出した

奴等に支配されていた恐怖を…


シガンシナ区

シガンシナ区住民達「「「…。」」」

エレン&アルミン&ミカサ「「「…。」」」

壁「」
超大型巨人「」

アルミン「そんな…あの壁は、50メートルだぞ!?」

エレン「奴だ…。巨人だ!」

超大型巨人「」蹴りブンッ

シガンシナ区壁「」ドゴ-ン!!!

アルミン「あ…ぁ…壁に、穴を開けられた…」

アルミン「もう…駄目なんだ…。この街は…もう…」

アルミン「無数の巨人に占領される!!」


巨人達「「「」」」ズシ-ン...ズシ-ン...



──鳥籠の中に囚われていた屈辱を…

208: 2024/04/28(日) 01:25:22.06 ID:/+aPDRoG0
─シガンシナ区の壁が破壊される5年前
牧場

俺(ある日、父親の仕事の都合でレイス領の牧場への納品の仕事が入り俺は暇だった為ついて来ていた)

俺(家に居ても暇だから、ついて来たは良い物の…ついて来ても暇だったな)

俺「ん?」チラッ

ヒストリア「んしょっと」草「」ストッ

周りの大人達「「…。」」 チラッ

俺(なんだあの子供?…)

母親らしき人「…。」ペラッ

俺(一人でずっと牧場の仕事して…大人達は無視か?…仕方ないな)

俺「父さん、俺暇だしあの子の手伝いをしてくるよ」

父親「や、やめなさい!余計な事をするのは!」

俺「え?余計な事?…」ビクッ

父親「そうだ。あの子とは関わるな」

俺「…。」

俺(何だよそれ…?何で…?)

ヒストリア「わあっ!?」ガッドサッ

藁「」バサッ

ヒストリア「ああ、落としちゃった…。拾わないと…」スタスタ

俺(鈍臭い子だな…)


コンマ下二桁
41以上しかし、好奇心旺盛だった俺は父親に反対されたからこそ…逆にあの子に興味を持ち…
40以下俺は父親に言われた通り関わらなかった


安価下

209: 2024/04/28(日) 01:25:57.79 ID:p1amXcmBO

210: 2024/04/28(日) 01:27:53.02 ID:/+aPDRoG0
コンマ79
牧場

俺(しかし好奇心旺盛だった俺は、父親に反対されたからこそ…逆にあの子に興味を持ち…)

俺(ある日、勝手に牧場に忍び込んで声を掛けてみた)

ヒストリア「うんしょっ…うんしょっ…」バケツ「」

俺「そんな量一人で持つと、またこけて溢すぞ」

ヒストリア「あ…」

俺「ほら、これなら重たくないだろ?」スッ

ヒストリア「う、うん…」

俺「向こうに持ってくんだろ。一緒に持ってやるよ」

ヒストリア「ありがとう…?」

俺「え?ああ…」

俺(何だよ父さん…。別に普通の女の子じゃんか…)

俺(それが、俺とヒストリアとの出会いだった)

俺(それから俺は、ちょくちょく牧場に来てはヒストリアと話すようになった)

211: 2024/04/28(日) 01:30:37.07 ID:/+aPDRoG0
同じなのでカット
牧場

ヒストリア「ぁ…」鼻血「」タラ...

ヒストリア母「こいつを頃す勇気が…あたしにあれば…」ポロポロ...

ヒストリア「??」

俺「…。」ゴクリ...

俺「ヒストリア!大丈夫か?…」タッタッタッ

ヒストリア「あ、俺見ててくれた?」

俺「え?…」

ヒストリア「お母さんに抱き付いてみたらね、お母さんね。私の事を突き飛ばしてくれたんだよ」

俺「ヒストリア…」

ヒストリア「どうしたの?」

俺「あ、いや…良かった…な…」

ヒストリア「うん!」

俺(ヒストリアのお母さんが自分の子供に発する発言も…)

俺(突き飛ばされた事を嬉々として俺に報告するヒストリア自身も、全く違う環境で育った俺からしたら…どっちも狂ってるように感じた…)

俺(普通の子供ならそこで、奇妙な親子関係をしてる普通じゃ無いヒストリア達にビビって本能的に近寄らなくなるのだが…)

俺(俺は…)


コンマ下二桁
41以上変な親子…とは思っていたが、鈍感だった俺はソレに恐怖感情なんか持たずに友達なのでただ接し続けた
11~40ヒストリアを可哀想な子だと感じ、せめて俺だけは優しくしてやろうと接し続けた
10以下自分の知らない未知の親子関係をしてるヒストリアに逆に興味を持ち、知的好奇心のみで接し続けた



多数決下3

212: 2024/04/28(日) 01:31:07.79 ID:286L0Ndz0

213: 2024/04/28(日) 01:31:51.87 ID:286L0Ndz0
とったものの多数決なんかコンマなんかどっちだ

214: 2024/04/28(日) 01:32:11.80 ID:/+aPDRoG0
コンマ79
同じなのでカット
ウォールローゼ北部


ヒストリア「わぁ…」

俺「うん?」

アクセサリー「」キラキラ

ヒストリア「何これ?綺麗な石」

俺「ああ、アクセサリーか…。大人になったらヒストリアもこう言うの…」

アクセサリー屋店主「か、帰ってくれ!?」ビクッ!!

ヒストリア「え?…」

俺「うん?…」

アクセサリー屋店主「お前等に売る物なんかここにはねえぞ!」

ヒストリア「あ…」

俺(そりゃ、俺達子供だからこんな高価な物買うお金は持って無いけど…)

俺(そんな言い方しなくても…)

俺(と言うか…何だ?…)

周りの大人達「「「」」」ヒソヒソ...

俺(周りの大人達が、こぞって俺等の事…と言うか、ヒストリアの事を見て…)

ヒストリア「??」

俺「…行こっか。ヒストリア」スッ

ヒストリア「え?俺?…」ギュッ



川の前

ヒストリア「急にどうしたの?」

俺「あ、いや…何か嫌な感じだったからさ…」

ヒストリア「嫌な感じ?…」

俺「うん…」


コンマ下二桁
61以上パン泥棒のユミルとぶつかった
60以下普通に街の中を散策して帰った


安価下

215: 2024/04/28(日) 01:32:34.07 ID:UiU2fQj6O
へい

218: 2024/04/28(日) 01:34:44.57 ID:/+aPDRoG0
>>211
すみませんここクリスタ好感度高いルートなら選択肢ですが通常ルートならコンマなので表記ミスで安価下です


1のミスなので…
1>>211を振り直す
2このまま行く

多数決下3まで

220: 2024/04/28(日) 01:36:32.70 ID:UiU2fQj6O
1ならユミルも振り直せる?
振りなおせるなら1

222: 2024/04/28(日) 01:37:44.54 ID:/+aPDRoG0
211から
牧場

ヒストリア「ぁ…」鼻血「」タラ...

ヒストリア母「こいつを頃す勇気が…あたしにあれば…」ポロポロ...

ヒストリア「??」

俺「…。」ゴクリ...

俺「ヒストリア!大丈夫か?…」タッタッタッ

ヒストリア「あ、俺見ててくれた?」

俺「え?…」

ヒストリア「お母さんに抱き付いてみたらね、お母さんね。私の事を突き飛ばしてくれたんだよ」

俺「ヒストリア…」

ヒストリア「どうしたの?」

俺「あ、いや…良かった…な…」

ヒストリア「うん!」

俺(ヒストリアのお母さんが自分の子供に発する発言も…)

俺(突き飛ばされた事を嬉々として俺に報告するヒストリア自身も、全く違う環境で育った俺からしたら…どっちも狂ってるように感じた…)

俺(普通の子供ならそこで、奇妙な親子関係をしてる普通じゃ無いヒストリア達にビビって本能的に近寄らなくなるのだが…)

俺(俺は…)


コンマ下二桁
41以上変な親子…とは思っていたが、鈍感だった俺はソレに恐怖感情なんか持たずに友達なのでただ接し続けた
11~40ヒストリアを可哀想な子だと感じ、せめて俺だけは優しくしてやろうと接し続けた
10以下自分の知らない未知の親子関係をしてるヒストリアに逆に興味を持ち、知的好奇心のみで接し続けた


安価下

223: 2024/04/28(日) 01:38:01.13 ID:p1amXcmBO

224: 2024/04/28(日) 01:39:28.86 ID:D5BARrjm0
ミスだからもう一度ふり直せるんだっけ

225: 2024/04/28(日) 01:41:36.90 ID:/+aPDRoG0
コンマ13
牧場

ヒストリア母「…。」スタスタ

俺「…。」

俺(どっか行っちゃった…)

俺「えっと…とりあえず、鼻血拭くか?」スッ

ヒストリア「あ…鼻血出てるんだ。ありがと」ズッ

俺「あっと…なんか遊べる物とか無いかな?」キョロキョロ

ヒストリア「じゃあ馬に乗ってみる?」

俺「馬に乗る?」

ヒストリア「うん。速くて気持ち良いよ」

俺「乗馬か…」

俺(…親にも愛され無いで、大人達からも放置されて)

俺「あいつ、可哀想な奴だな…」

俺(せめて、俺くらいは優しくしてやらないと…)

227: 2024/04/28(日) 01:45:18.42 ID:/+aPDRoG0
>>224
数値をミスってる訳じゃ無くただの表記ミスで戻っただけなので…


コンマ下二桁
51以上振り直し可
50以下そのまま進む

安価下

228: 2024/04/28(日) 01:46:00.53 ID:UiU2fQj6O

229: 2024/04/28(日) 01:47:32.41 ID:/+aPDRoG0
振り直し(チュートリアルなので甘目ですが、本編だとこう言う場合はそのまま進みます)


コンマ下二桁
41以上変な親子…とは思っていたが、鈍感だった俺はソレに恐怖感情なんか持たずに友達なのでただ接し続けた
11~40ヒストリアを可哀想な子だと感じ、せめて俺だけは優しくしてやろうと接し続けた
10以下自分の知らない未知の親子関係をしてるヒストリアに逆に興味を持ち、知的好奇心のみで接し続けた


安価下

230: 2024/04/28(日) 01:47:50.74 ID:D5BARrjm0
後乗馬の話の所も書いてくれないかな?
アッカーマンの血筋の場合は書いてなかったし

232: 2024/04/28(日) 01:57:36.13 ID:/+aPDRoG0
コンマ74
同じなのでカット
牧場

俺「よっと」ストッ

ヒストリア「そうそう。そんな感じで後はコツさえ掴めば乗れるようになるから」

俺「コツか」

ヒストリア「少しだけ進んであげて」スッ

馬「」ストッストッ

俺「おっ…おっ…」クラクラ

ヒストリア「頑張って!」

俺「あっ、段々慣れてきたわ」

ヒストリア「え?…」

俺「ちょっと軽く走ってみて良いぞ」

ヒストリア「は、走ってあげて…」

馬「」パカラパカラッ

俺「うおおっ!すげえこれ!気持ち良い~!」ビュオッ

ヒストリア「…。」

ヒストリア「嘘…」

ヒストリア(この牧場で育った私でも、あそこまで走って乗れるのは半年近くかかったのに…)

俺「よし!次はそこの柵越えだ」
馬「」ブルルッ

ヒストリア(と言うか、もう私より乗りこなしてない?…どう言う原理?…才能?…)

233: 2024/04/28(日) 01:58:06.21 ID:/+aPDRoG0
同じなのでカット
同じなのでカット
ウォールローゼ北部


ヒストリア「わぁ…」

俺「うん?」

アクセサリー「」キラキラ

ヒストリア「何これ?綺麗な石」

俺「ああ、アクセサリーか…。大人になったらヒストリアもこう言うの…」

アクセサリー屋店主「か、帰ってくれ!?」ビクッ!!

ヒストリア「え?…」

俺「うん?…」

アクセサリー屋店主「お前等に売る物なんかここにはねえぞ!」

ヒストリア「あ…」

俺(そりゃ、俺達子供だからこんな高価な物買うお金は持って無いけど…)

俺(そんな言い方しなくても…)

俺(と言うか…何だ?…)

周りの大人達「「「」」」ヒソヒソ...

俺(周りの大人達が、こぞって俺等の事…と言うか、ヒストリアの事を見て…)

ヒストリア「??」

俺「…行こっか。ヒストリア」スッ

ヒストリア「え?俺?…」ギュッ



川の前

ヒストリア「急にどうしたの?」

俺「あ、いや…何か嫌な感じだったからさ…」

ヒストリア「嫌な感じ?…」

俺「うん…」


コンマ下二桁
61以上パン泥棒のユミルとぶつかった
60以下普通に街の中を散策して帰った


安価下

234: 2024/04/28(日) 01:59:10.40 ID:UiU2fQj6O
はい

235: 2024/04/28(日) 01:59:42.81 ID:D5BARrjm0
最後まで縁がなかったな

237: 2024/04/28(日) 02:02:47.06 ID:/+aPDRoG0
俺家

父親「…俺、今日報せがあったんだが」

俺「うん?」

父親「まだあの牧場の子と隠れて遊んでるらしいな…」

俺「あっ、えっ…と…」ビクッ

俺ほほ「」バチンッ!!

俺「うっ!?」ドサッ

父親「あの子とは遊ぶなって言っただろ!?ここから出て行く事になりたいのか!?」

俺「なん…でさ…?」

父親「ッ…」

俺「ちゃんとヒストリアと遊んじゃいけない理由を教えてくれなきゃ、納得出来ないよ!」

母親「言ったって子供の貴方には分からないわ!黙って親の言う事を聞きなさい!」

俺「くっ…」

父親「良いな!この場所から出て行く事になりたくなければ、2度とあの子に近付くんじゃない!」

俺「……。」

母親「返事は!?」

俺「は…い…」

俺(…ヒストリアなら、こうやって口を聞いて叱ってくれる親を喜ぶんだろうが)

俺(普通に怖いぞ…)


コンマ下二桁
51以上それでも俺は諦めなかった(下の判定へ)
50以下俺はヒストリアの家に近寄らなくなった…

安価下

俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(ヒストリア好感度9に上昇。クリスタ兄ルート)
41~80何と無く嫌な予感がしていた俺は、急に居なくなる事を予感してヒストリアに話していた(ジャン並み)
40以下俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所にいつも通り行っていた(サシャ並み、ヒストリア好感度低下)


安価下2

238: 2024/04/28(日) 02:03:18.59 ID:D5BARrjm0
成程こうなるのか

239: 2024/04/28(日) 02:08:45.64 ID:286L0Ndz0

242: 2024/04/28(日) 02:32:15.90 ID:/+aPDRoG0
コンマ59(俺は諦めなかった)
見返すと頭脳範囲が4割サシャ(アホ)はキツ過ぎるので訂正


俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(クリスタ並み。ヒストリア好感度9に上昇。クリスタ兄ルート)
61~80候補は出すが、どれも駄目そうなので…いつでも居なくなっても大丈夫なように俺は手紙を分けて書き寂しい思いをさせないように工夫していた(ヒストリア好感度8に上昇。ユミル並み)
41~60急に居なくなってしまった時用の案を幾つか候補に出していたが…(ジャン並み)
21~40何と無く嫌な予感がしていた俺は、急に居なくなる事を予感してヒストリアに話をしていた(コニー並み)
20以下俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に何の用心すらせずいつも通り行っていた(サシャ並み、ヒストリア好感度低下)



これで振り直しますか?
1振り直す
2このまま行く

多数決下3まで

243: 2024/04/28(日) 02:34:35.98 ID:D5BARrjm0
1
この場合は次もミスしても振り直しできるんだよね

246: 2024/04/28(日) 02:39:59.15 ID:/+aPDRoG0
振り直し

俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(クリスタ並み。ヒストリア好感度9に上昇。クリスタ兄ルート)
61~80候補は出すが、どれも駄目そうなので…いつでも居なくなっても大丈夫なように俺は手紙を分けて書き寂しい思いをさせないように工夫していた(ヒストリア好感度8に上昇。ユミル並み)
41~60急に居なくなってしまった時用の案を幾つか候補に出していたが…(ジャン並み)
21~40何と無く嫌な予感がしていた俺は、急に居なくなる事を予感してヒストリアに話をしていた(コニー並み)
20以下俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に何の用心すらせずいつも通り行っていた(サシャ並み、ヒストリア好感度低下)



安価下

247: 2024/04/28(日) 02:40:42.25 ID:Jnqb7YS7o
はい

249: 2024/04/28(日) 02:41:32.02 ID:/+aPDRoG0
コンマ25

1のミスなので振り直し可能
1振り直し
2これで行く

安価下

250: 2024/04/28(日) 02:41:50.33 ID:D5BARrjm0
1

251: 2024/04/28(日) 02:42:21.04 ID:/+aPDRoG0
振り直し

俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(クリスタ並み。ヒストリア好感度9に上昇。クリスタ兄ルート)
61~80候補は出すが、どれも駄目そうなので…いつでも居なくなっても大丈夫なように俺は手紙を分けて書き寂しい思いをさせないように工夫していた(ヒストリア好感度8に上昇。ユミル並み)
41~60急に居なくなってしまった時用の案を幾つか候補に出していたが…(ジャン並み)
21~40何と無く嫌な予感がしていた俺は、急に居なくなる事を予感してヒストリアに話をしていた(コニー並み)
20以下俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に何の用心すらせずいつも通り行っていた(サシャ並み、ヒストリア好感度低下)



安価下

252: 2024/04/28(日) 02:42:58.35 ID:p1amXcmBO

255: 2024/04/28(日) 02:45:55.38 ID:/+aPDRoG0
最初の範囲より両方下回ってるのでもう一回のみ振り直し可能

1振り直す
2これで行く

安価下

256: 2024/04/28(日) 02:47:17.28 ID:D5BARrjm0
1
今回はいやに対応が優しいな
まぁ望む所だけど

257: 2024/04/28(日) 02:47:35.88 ID:/+aPDRoG0
振り直し

俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(クリスタ並み。ヒストリア好感度9に上昇。クリスタ兄ルート)
61~80候補は出すが、どれも駄目そうなので…いつでも居なくなっても大丈夫なように俺は手紙を分けて書き寂しい思いをさせないように工夫していた(ヒストリア好感度8に上昇。ユミル並み)
41~60急に居なくなってしまった時用の案を幾つか候補に出していたが…(ジャン並み)
21~40何と無く嫌な予感がしていた俺は、急に居なくなる事を予感してヒストリアに話をしていた(コニー並み)
20以下俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に何の用心すらせずいつも通り行っていた(サシャ並み、ヒストリア好感度低下)



安価下

258: 2024/04/28(日) 02:50:17.58 ID:NCBDQfqAo
@

260: 2024/04/28(日) 03:03:35.05 ID:/+aPDRoG0
コンマ58
数週間後
ヒストリア家

俺「ヒストリアは今もこの家で一人で暮らしてるのか?…」

ヒストリア「うん。そうだよ」

俺「…。」

俺(俺は親からヒストリアとの接触を禁止されていたが、それでも…やはり理由が分からないまま辞める事は出来ず…)

俺(寧ろ親の言う事に反発し、前よりも頻繁に足繁くヒストリアの家に通うようになっていた)

俺「寂しく無いのか?…」

ヒストリア「え?どうして?」

俺「こんな結構広い家で、話し相手も無しに暮らしてるのは…」

ヒストリア「別に寂しく無いよ」

ヒストリア「暇な時はお母さんが残して行った色んな本読んでるし…それに俺がこうして毎日来て私と話してくれるから」ニコニコ

俺「あ…//」

ヒストリア「私はきっと、お母さんが出て行った時よりも俺が居なくなった時の方が寂しいって感じると思う」

俺「ヒストリア…」

ヒストリア「だから、俺は絶対居なくなっちゃ嫌だよ?」

俺「…。」

ヒストリア「俺?」

俺「俺も、出来ればヒストリアと離れたくは無いよ…。無いけど…」

ヒストリア「俺も、何処かへ行っちゃうの?…」

俺「……。」

父親『あの子とは遊ぶなって言っただろ!?ここから出て行く事になりたいのか!?』

俺(…あの怒り方はきっと本当の事を言ってる)

俺(理由は教えてくれなかったが…俺がヒストリアと仲良くなればなる程…)

俺(もしくは、もう既に…)

俺「ヒストリア、もし俺が急に居なくなっても…それはヒストリアの事を嫌いになったから姿を消した訳じゃ無いって信じてくれ」

ヒストリア「う、うん…」

俺(…でも、もしその時が来たらどうやってヒストリアと連絡を取るか考えておかないと)

俺(壁の向こうじゃなければ、ウォールローゼ内をぐるっと走って回って来れるが…壁の向こうなら…)

261: 2024/04/28(日) 03:09:23.52 ID:/+aPDRoG0
1年後
俺家

俺「……え?…引っ越す?…シガンシナ区に?」

父親「そうだ。お前も直ぐに支度しなさい」

俺「あ…」

母親「…。」ゴソゴソ...

俺「ま、待ってよ!そんな…急に…」

父親「…。」

俺「ならせめて、友達に一言挨拶を…」

父親「駄目だ…」

俺「父さん!」

母親「いいから俺は言う事を聞きなさい!誰のせいでこうなったと思ってるの!?」

俺「ッ…!」ビクッ!!

母親「ハァ…ハァ…」

俺「お、俺?…」ゴクリ...

父親「……これはお前達の命を守る為なんだ。分かってくれ」

俺「俺達の命を…」

俺(そう言った父さんの顔は、とても悲しそうな…父さん自身も、やるせ無さそうな顔をしていた…)

俺「分かっ……た…」

俺(…俺は、そんな父さんの願いを裏切る事は出来ず…ある日突然、シガンシナ区へと引っ越す事になった…)

俺(ヒストリアに、一言話しておく暇すら無く…)

母親「貴方…」

父親「連中も、引っ越し先がシガンシナ区ならば見逃してくれるだろう…」

母親「でもあそこは…」

父親「心配要らないよ。シガンシナ区って言っても、この100年は巨人が壁の中に入って来る事は無かったんだ」

父親「生活自体はここと何も変わらないさ…」

母親「ええ。そうね…」

俺(何の話ししてんだよ…。巨人が壁の中なんかに入ってくる訳無いじゃん…)

俺「…。」ゴソゴソ...

俺小指「」

俺(一応、もしかしたらいつかこんな日が来ると思ってヒストリアには伝えていたけど…)

俺(やっぱり、いざ来ると…いいや俺は諦めない)

俺(シガンシナ区からヒストリアの所へと毎月手紙を飛ばして…)



──こうして、俺はウォール・ローゼレイス領からシガンシナ区へと突然引っ越す事になるのだった…


シガンシナ区の壁が破壊されるまで…残り3年…


チュートリアル編END

262: 2024/04/28(日) 03:29:12.34 ID:/+aPDRoG0
本編時間軸へ(チュートリアル編みたいな全部下振れたからやり直し等の対応もありません。ここからは基本出たコンマでそのまま進行となります)
3年後…
シガンシナ区

俺(シガンシナ区に引っ越した俺は、早速ヒストリアに手紙を書き続けて送り続けた)

俺(しかし、俺のヒストリアへと出した手紙は全て憲兵団によって検閲されて破棄され…ヒストリアの所には一通も届く事は無かった…)

俺(そして、返事が全く来ない事に疲れ果てた俺もまた…いつしか手紙を書く事を辞め…)

俺「…それじゃあ行って来ます」スタスタ

母親「気を付けてね」

俺「…。」スタスタ

俺(…俺はウォールローゼで出会ったヒストリアとの一件により、基本…人と関わる事にも消極的になり…)

俺(大人になって行くに連れて、面倒事を避けるような傾向になり…こっちに来てからは慎ましい生活を送っていた…)

駐屯兵団達「「「うぃーうめえ//」」」グビッ

俺「…。」スタスタ

俺(また昼間から飲んでる…)

俺(このシガンシナ区には俺と同じくらいの子供だって居る…しかし、俺は…)

エレン「言うなよ。誰にも…オレが泣いてたとか…」スタスタ

ミカサ「言わない…でも」スタスタ

俺「…。」スタスタ


コンマ下二桁
91以上エレンは向こうから関わって来た
90以下当然、誰とも仲良くなったりはせず…

安価下

263: 2024/04/28(日) 03:31:10.57 ID:D5BARrjm0

264: 2024/04/28(日) 09:29:22.41 ID:/+aPDRoG0
コンマ57
シガンシナ区

ミカサ「理由も無く涙も出るなんて一度おじさんに見てもらったら?」スタスタ

エレン「馬鹿言え。言えるかそんな事」スタスタ

俺「…。」スタスタ

俺(シガンシナ区に引っ越して来た俺は、友達の一人も作ら無かった)

俺(……仲良くなった所で、どうせ引き離される)

俺(幼い頃の親友…ヒストリアの時の出来事が、俺にトラウマとして残り…俺は新たに親しい友達を作る事を本能的に拒否していた)



ウォールマリア内

薪「」スッ

俺「…。」ガラッ

俺「とりあえず、こんなもんで良いか…」スッ

ウォールローゼ壁「」

俺「…。」

俺「…ヒストリアは今でも一人で、あの壁の中に居るのかな」

俺「それとも、もう命を…」

俺(この3年間、ヒストリアに幾ら手紙を送っても返事は一切返って来ない…)

俺(ヒストリアにも手紙を送る方法を教えていたにも関わらずだ…)

俺(…ヒストリアは自分の親や、大人達から嫌われていた)

俺(俺の中で、何となくヒストリアはこの世から存在を抹消されてしまったんだと言う絶望的な理由が膨らみ…俺はヒストリアに手紙を送る事を辞めて区切りを付けていた)

鐘の音「」カ-ンカ-ン...

俺「あっ、この鐘の音…調査兵団の…父さんが帰って来たんだ!」タッタッタッ

265: 2024/04/28(日) 09:55:58.86 ID:/+aPDRoG0
シガンシナ区

俺「ハァ…ハァ…」タッタッタッ

大量の人だかり「「「」」」」

調査兵団「「」」スタスタ...

俺(調査兵団だ)

俺(3年前、俺達家族がシガンシナ区へ引っ越して来た時…俺達は母親側の姓に名を変えて暮らす事になった)

俺(そしてそれだけじゃ無く、父さんは調査兵団に志願して兵士の一人となった)

エルヴィン「…。」パカラパカラ...
フードを纏った男「…。」パカラパカラ...

俺「あ…」

俺(あのフードの人…父さんだ。良かった、今回も無事に戻って来てる)

俺(でも…)ゴクリ...


他の調査兵団「「「」」」ボロボロ


周りの人達「「「これだけしか帰って来なかったのか…。皆んな食われちまったのか?…わざわざ壁の外に出るからこうなるんだ…」」」ヒソヒソ

俺(一番前のあの金髪の人と父さん以外はほぼ全員が傷付いており、出る前は60はあった数も、帰って来たのはたったの20人くらい…)

婆さん「モーゼス!モーゼス!?あ、あの、息子が見当たらないんですが…息子は何処でしょうか?…」

キース「…モーゼスの母親だ。持ってこい」

何かの小包「」

婆さん「あ…ぁ?あ…」スッ

腕「」

キース「それだけしか、取り返せませんでした…」

婆さん「あぁっ…ぁっぁっ…うぅっ…」ポロポロ...

キース「…。」

婆さん「…でも、息子は役に立ったんですよね?」ポロポロ...

キース「あ…」

婆さん「何か直接の手柄は無くても…息子の氏は、人類の!反撃の糧になったんですよね!?」

キース「勿論!…」

キース「…。」

キース「…いや、今回の調査で…我々は……いや、今回の調査でも…」

キース「何の成果も得られませんでした!!」

婆さん「…!」

俺「…。」

キース「私が無能なばかりに、ただ悪戯に兵を氏なせ…奴等の正体を突き止める事が…出来ませんでしたぁ!!」

俺父「…。」



調査兵団「「「」」」ガラガラ...

周りの人達「「ひでえもんだな。全くだ…。これじゃ俺達の税で、奴等に餌をやってるようなもんだ」」

俺「…。」スタスタ

俺(父さんはどうして、あんな無様な組織に入ってるんだろう…)

266: 2024/04/28(日) 10:14:02.92 ID:/+aPDRoG0
俺家

ガラガラガラ...

俺母「俺、相変わらず沢山取ってきたのね」

俺「うん。こっちの方が一回で済むから…」

俺母「俺もやっぱり父さんと一緒ね。見かけに寄らず力持ち」

俺「父さん、さっき帰って来てたよ」

俺母「ええ。あたしも見たわ」

俺「もう会った?」

俺母「ううん。未だ…先に王都に報告へ行くみたい」

俺「そっか…」スッ

パン「」モグモグ...

俺母「…俺も、父さんみたいに調査兵団に入りたいって思ってたりする?」

俺「いいや、全く…」

俺母「あ…」

俺「逆に、父さんがどうしてあんな情けない兵団に入ったのか今も分からないよ…」

俺母「…フッ、そうね。でも勘違いしないで」

俺「え?…」

俺母「父さんは私達を守る為に調査兵団に入ったのよ」

俺「…。」

俺(…調査兵団に入るのと、俺達を守るのが…どんな繋がりがあるんだよ)スッ

俺母「あら、もういいの?」

俺「うん。ちょっと釣りにでも行ってくる」スタスタ

俺母「遅くなる前に帰るのよー」

267: 2024/04/28(日) 10:19:07.59 ID:/+aPDRoG0
街の中

俺「…。」スタスタ

俺(巨人…。ウォールローゼの中に居た頃は意識すらした事が無かったが、狙われるならこのシガンシナ区が真っ先だろう…)

俺(でも、ここの壁は50メートル以上有り100年も巨人の脅威から守り続けている…)

俺(…壁に任せておけば良いのに、どうして父さんはあんな自ら氏地に飛び込んで…)

俺「…うん?」

アルミン「うあっ!?」ドガッ

男の子A「テメェ、今の言葉もういっぺん言ってみろや!」

アルミン「何度でも言ってやるさ。君達は僕の言った事に言い返せないから殴る事しか出来ないんだろう!?」

男の子A「テメッ!」

俺「…。」

男の子B「あ?何見てんだテメェ」

アルミン「あ…」

男の子C「お前もぶん殴られたいのか?」


コンマ下二桁
91以上気が付いたらいつの間にかいじめっ子達をボコボコにしていた
90以下俺は素知らぬ顔して素通りした


安価下

268: 2024/04/28(日) 10:21:04.61 ID:N8xn+lqpO

270: 2024/04/28(日) 10:30:04.52 ID:/+aPDRoG0
コンマ61
街の中

俺「…。」スタスタ

男の子B「あ…」

男の子C「んだよ。ビビって逃げやがった」

俺(…関係無いいざこざに巻き込まれるのはごめんだ)




川の側

俺「…。」ボ-...

俺(今日もボウズかなぁ…)

俺(昔から、運動神経の良い俺が唯一上手くならない事がある)

俺(それがこの釣りだった)

俺(何度も挑んではいるが、連れた事は今まで一度も無い)

俺「おっ…」

釣り竿「」ググッ

俺「かかった!」グッ


コンマ下二桁
91以上釣り上げたら魚が女の子に当たりそうになったが…
90以下今日もボウズだった


安価下

271: 2024/04/28(日) 10:36:27.31 ID:SXp366evO
基本成功しない所なのかね

272: 2024/04/28(日) 11:12:50.50 ID:/+aPDRoG0
コンマ31
川の側

俺「ハァ…今日もボウズか…」スッ

俺「…。」チラッ

夕陽「」

俺(陽も沈んで来たし、そろそろ帰るとするかな…)

雷のような物「」ピシャアッ!!!

俺「え───」

ドオンッ!!!

俺「わっ!?」ブワッ...ドサッ!

俺「いっててて…」

俺(な、何だ?…今……向こうで雷みたいなのが…)

俺「あっ…」

川の中「釣り竿「」」プカ-...

俺「あぁ…竿が…」

大人達「「あっちだ!何か落ちたぞ!門の向こう側だ!」」タッタッタッ

俺「…。」

俺(いったい何が落ちたんだ?…何が俺の竿を…」タッタッタッ



広場

俺「はっ、はっ…」タッタッタッ

大人達「「「…。」」」

俺(何だよ?皆んなして上見て…)

アルミン「そ、そんな…あの壁は50メートルだぞ!」

俺「あ…」

壁の上「超大型巨人顔「」」

俺「あ?…」

俺(巨人?……まさか…?)

超大型巨人「蹴り「」」ビュンッ

シガンシナ区壁「」ドオンッ!!!

衝撃波「」ビュオンッ!!

車「」ブワッ!!

大量の岩石「」ビュオンッ!!!

俺「うわっ!?」ブワッ


コンマ下二桁
31以上俺は無事だった
30以下運悪く俺の足を小石の破片が貫いた


安価下

275: 2024/04/28(日) 11:22:54.41 ID:Di1qkiy/O
なんかデフォで性格悪くないか?

277: 2024/04/28(日) 12:14:10.07 ID:/+aPDRoG0
コンマ79
シガンシナ区

俺目の前の大人「う、うわぁぁっ!?」

俺「あっ!?」

岩石「」ビュオンッ!!

俺目の前「岩石「大人の男」」ズシャッ!

プチッ!

俺「あ…」ゴクリ...

岩石の下「大人の男「」」ドクドク...

俺「ああ…」

周りの人達「「きょ、巨人達が入って来たぁーっ!!逃げろおっ!」」タッタッタッ

俺「えっ!?」ハッ

巨人「「」」ズシ-ンズシ-ン

周りの人達「「うわあぁぁっ!!」」タッタッタッ

俺「あ…ぁっ…くっ!」タッタッ



俺家前

俺「母さん!母さん!!無事か!?」タッタッタッ

俺(やべえ、俺の家…よりにもよってさっきのにぶっ壊された門の近くじゃねえか!)タッタッ

俺「母さん!」

俺母「俺!?こっちよ!」 

俺「母さん!無事だったのか!巨人が壁の中に入って来て…」

俺母「分かってるわ。直ぐにシガンシナからウォールマリアの壁を渡って向こうへ行くわ」俺手「」ガシッ

俺「家の中に隠れ無いのか?…」

俺母「いいえ…シガンシナ区は、守りきれないわ…」

俺「えっ…」

俺母「さぁ、急いで!」タッタッタッ

俺「あっああ!」タッタッタッ

巨人「」ズシ-ンズシ-ン

俺「ハァッ、ハァッ」チラッ

ダイナ巨人「カルラ「」」バクウッ!!

俺「…!」ゾクッ!

カルラ足「」ブシャ-!!

俺母「背後を見ちゃダメ!前を見なさい!」タッタッタッ

俺「あ…あぁ…ハッハッ…」タッタッタッ

ズシ-ンズシ-ン!!

俺(足音が近い…。まさか…)

巨人手「」パッ

俺「あっ!?」

俺母「俺!危ない!」ドンッ

俺「うっ!」ドサッ

巨人手「俺母」ガシッ

俺「えっ…母さん!?」

278: 2024/04/28(日) 12:32:42.02 ID:/+aPDRoG0
シガンシナ区

巨人「俺母「」」スッ

俺「母さん!母さん!?」

俺母「逃げなさい俺!今の内に早く!」

俺「出来ないよそんなの!」ブワッ...

俺母「生きなさい!!貴方は生きるのよ!!」ポロポロ...

巨人「俺母「」」スッ

俺母「逃げ───」

巨人「俺母「」」バグッ!

俺「あぁ…」ポロポロ

俺母手「」ボトッ

俺「あ…あ…あぁ…」

巨人「」バクバク...ゴクンッ...

俺(こい…つっ…こいつが…母さんを喰って…)グッ

巨人手「」スッ

俺「ああ…」

アンカー「」ドシュッ!!

俺「あっ…」

俺身体「」ガシッ

俺視界「」グウンッ!!

俺(な…んだ…?)チラッ

俺「えっ!?」

俺父「俺、行くぞ!」グッ

俺「父さん!?」


279: 2024/04/28(日) 12:47:05.83 ID:/+aPDRoG0
シガンシナ区

立体機動装置「」ギュ-ン

俺父「俺だけ王都へ報告に行かず、先にお前達の顔を見に戻って来たのは運が良かったな…」ビュ-ン

俺「運が良いものか!巨人が壁の中に入って来て、母さんが…」ポロポロ...

俺父「…ああ、後数秒…俺が速ければ母さんも助けれたんだが」

俺「くっ…うぅっ…」ポロポロ...

俺父「チッ、マズイな…。船はもう出てるし、既に門の前にも巨人がウヨウヨいやがる…」

俺父「やむを得ん…」

教会の屋上「俺父「」」ストッ

俺「父さん?…」

俺父「ここで待ってろ」

俺「父さん!?」

俺父「ッ…!」ギュ-ン

巨人「」ズシ-ン

俺父「…!」ギュ-ン
巨人手「」スカッ

俺父「テメェ等よくも、俺の家族を!!」グルンッ!!

巨人うなじ「」バシュッ!!

俺「あっ…」

巨人「」ズシ-ン!!

俺(なっ!?人間が、巨人を…倒した?…)

俺父「おおおおおっ!!」グルンッ!!

巨人うなじ「」ズバアッ!!

巨人「」ドサアッ!!

俺父「よし、この2体さえ始末すれば…」ギュ-ン

俺「父さん!?巨人を…」

俺父「邪魔な奴を片付けた。これで門までは飛んで行ける」ガシッ

俺「そんな強いなら、父さん一人で入って来た巨人全部…母さんの仇だって!」

俺父「はっ、少しはカッコ良い所見せれたか?でもオレ一人じゃそいつは無理だ…」

俺父脇腹「血」ジワ...

俺父「オレは訓練も不十分なまま実戦の付け焼き刃で強くなっただけだ…」

俺父「でもお前なら…」

俺「俺?…」

俺父「お前にも、俺の血は流れてるんだ…。未だ若いお前が、いつかその気になれば、巨人達も全部駆逐できるかもな…」ギュ-ン

俺「…。」

俺父「よし、門は直ぐそこだが…やべえな。シガンシナには未だ生き残ってる人が居るのに、連中はもう門を降ろそうとしてやがる…」

ウォールマリア門「」ズズズ...

俺父「急がねえと…滑り込みで間に合うかな」

ズシ-ンズシ-ン

俺父「おっと、でもその前にまたもう1匹邪魔なのが…うん?」

鎧の巨人「」ダッダッダッ

俺「あ…」

俺父「おいおい、巨人が…人間のように走ってるだと!?」

280: 2024/04/28(日) 12:58:36.12 ID:/+aPDRoG0
シガンシナ区
屋根の上

鎧の巨人「」ズシンッズシンッズシンッ

俺父「あの巨人、何を…はっ!?まさか!?」

俺「えっ?」


門前

駐屯兵団砲撃長「ひっ、撃てえーっ!」

大砲「「「」」」ドンッドンッドンッ

鎧の巨人「」バキャンッ

鎧の巨人「」ダッダッダッ

駐屯兵団砲撃長「なっ!?」

駐屯兵団「効かない!?」

鎧の巨人「」ダッダッダツ

駐屯兵団砲撃長「た、退避ーっ!突っ込んでくるぞ!門の中に入れーっ!!」タッタッタッ

駐屯兵団「「うわぁぁぁっ!」」タッタッタッ

鎧の巨人「」ダッダッダッ

ウォールマリア壁「鎧の巨人「」」ズドオンッ!!

鎧の巨人「」プシュ-...



屋根の上

俺「あ…ぁぁ…」

俺父「馬鹿な!ウォールマリアの壁までも…」グッ

鎧の巨人「」

俺父(あいつを倒さねえと…ウチの子の…いいや人類の未来すら…)グッ


コンマ下二桁
71以上俺の父はウォールマリア内に徒歩で避難しようとしていた女の子を見つけた
70以下俺の父は鎧の巨人に挑むも…(俺、鎧の巨人と因縁)


安価下

282: 2024/04/28(日) 13:02:09.36 ID:/+aPDRoG0
上の範囲ミス

俺が怪我を負って無いので
コンマ下二桁
41以上俺の父はウォールマリア内に徒歩で避難しようとしていた女の子を見つけた
40以下俺の父は鎧の巨人に挑むも…(俺、鎧の巨人と因縁)


安価下

283: 2024/04/28(日) 13:05:13.40 ID:x+7xIEjxo

284: 2024/04/28(日) 13:06:36.77 ID:/+aPDRoG0
コンマ40

1のミスだったので振り直し可
1振り直す
2このまま行く

安価下

285: 2024/04/28(日) 13:07:18.98 ID:D5BARrjm0
1

287: 2024/04/28(日) 13:14:08.38 ID:/+aPDRoG0
振り直し

俺が怪我を負って無いので
コンマ下二桁
41以上俺の父はウォールマリア内に徒歩で避難しようとしていた女の子を見つけた
40以下俺の父は鎧の巨人に挑むも…(俺、鎧の巨人と因縁)


安価下

288: 2024/04/28(日) 13:14:51.04 ID:D5BARrjm0

289: 2024/04/28(日) 13:17:48.48 ID:/+aPDRoG0
1のミスのでもう1回振り直しができます

振り直しますか?
1振り直す
2このまま行く

安価下

290: 2024/04/28(日) 13:18:25.39 ID:D5BARrjm0
1

291: 2024/04/28(日) 13:20:14.82 ID:/+aPDRoG0
振り直し

俺が怪我を負って無いので
コンマ下二桁
41以上俺の父はウォールマリア内に徒歩で避難しようとしていた女の子を見つけた
40以下俺の父は鎧の巨人に挑むも…(俺、鎧の巨人と因縁)


安価下

292: 2024/04/28(日) 13:23:39.45 ID:0AHXLE53O

293: 2024/04/28(日) 13:50:36.18 ID:/+aPDRoG0
コンマ45
ウォールマリア壁内
屋根の上

俺父(あの巨人が開けた穴から、何とか俺を連れ出したが…)

俺父(あの鎧の巨人を倒さなければ…先ずは俺を駐屯兵団辺りに預けて…)

俺父(最後の残りのガスを全て使って…)

俺父「…!」

女の子「ハッハッ…」タッタッタッ

俺父「俺、お前はここで待ってなさい」スッ

俺「はぁ!?またかよ!とにかくあの壁から離れた方が…」

俺父「あの子を助ける!」ギュイ-ン!!

俺「なっ…!?」

俺(父さん!?何でこんな時に人助けなんかして…)

巨人「」ズシ-ンズシ-ン

女の子「ハッハッ…」タッタッタッ

俺父「捕まれぇっ!」バッ

女の子「あっ…」ガシッ

俺父「くっ…!」ギュイ-ン

巨人「」バッ

俺父左手「」バクンッ!!

俺父「ぐうっ!?」

女の子「あ…」

294: 2024/04/28(日) 13:59:29.59 ID:/+aPDRoG0
屋根の上

俺父「フゥ…フゥ…」ストッ

俺「と、父さん!?左手が…」

俺父「大丈夫だ。これくらい大した事ない…」ドクドク...

俺「大した事無い訳無いだろ!?その子を助ける為、左手無くなったんだぞ!?」

女の子「…。」

俺父「これも、兵士の役目だ…」ドクドク...

俺「父さん…」

俺父(しかし、今のでガスをほぼ使い切ってしまった…。しかもさっきの巨人も居ない…)

ハンネス「そこの!大丈夫か!?」ギュイ-ン!!

俺父「ハンネスか。良い所に来てくれた!この子達を頼む!」

ハンネス「あ、ああ?…お前、王都に向かったんじゃ…?」

俺父「まぁ、色々あってな…」

ハンネス「色々って…」

俺父「君、親や家族は?…」

女の子「…。」フルフル

俺父「そうか…。よく一人で、あそこまで逃げてこれたな…」

女の子「…。」

俺父「だがそれならちょうど良い…。なら今日からは俺と君は兄妹だ」

女の子「え?…」

俺「は?何で…」

俺父「あの地獄から生き延びた者同士仲良くするんだぞ」

俺「父さんは何処行くんだ?…」

俺父「止血くらいさせてくれよ。それにもう、こいつの残量も無いからこれ以上は飛べねえ」

俺「父さん…」

俺父「大丈夫。必ずまた後で避難民の所に顔を出す。その子と一緒に仲良くしておくんだぞ!」ギュイ-ン!!

俺「父さん…」

女の子「…。」

ハンネス「ここは危ねえ。とにかく移動するぞ!」ガシッ

俺(そうして、俺は再びウォールローゼの壁内まで戻って来た…)

俺(…予期していなかった、最悪の形で)

295: 2024/04/28(日) 14:21:20.81 ID:/+aPDRoG0
翌々日
避難民収容所

俺(あの日の巨人の侵入により王都はシガンシナ区、ウォールマリアの放棄を決定…)

俺(人類の活動幅をウォールローゼまで狭めた)

俺(ウォールマリアまでの犠牲者の数はたったの1日半で1万人以上も出ていたが…)

俺(問題はそれだけじゃ無かった…)

俺(シガンシナ、ウォールマリアから避難して来た者は収容所のような場所に押し込まれての生活を余儀無くされ…)

俺(劣悪な環境での生活を余儀無くされた…)

俺父「ここでの生活はどうだ?」

俺「最悪だよ…。人は多いし、大人達はピリピリしてるからか常にどっかで喧嘩して煩いし…」

俺「飯は一日1食か2食…しかもパンばっか。オマケに俺が寝る所も馬小屋だったんだぞ…」

俺父「なるほどな。でも馬小屋で寝るのは、慣れてるだろ?」

俺「…笑えねえよ」

俺父「ははっ、悪い悪い」

俺「父さん、左腕は?」

俺父左腕「包帯「」」

俺父「命に別状は無かったが、兵士生命は半分終わったかな」

俺「半分?そんなんじゃもう完全に終わりだろ?…」

俺父「お前も見ただろうが、調査兵団は今回の壁外調査で壊滅的な被害を受けて建て直しに苦労してるんだ」

俺父「こう見えても、オレは調査兵団のエースだったからな。後進を育てねえと」

俺「入って3年で、正式訓練も積んで無い父さんがエース?調査兵団ってやっぱ大した事無いんだな…」

俺父「逆だよ」

俺「え?」

俺父「人員の入れ替わりがかなり激しいから、調査兵団で3年も生き残ってりゃ立派なベテランだ」

俺「あ…」

俺父「あの子はどうした?」

俺「あの子?」

俺父「ほら、一緒に助けたろ?これからは兄妹だって言った筈だが…」

俺「ああ、あいつなら…」


コンマ下二桁
31以上今配給を取りに行ってる(下の判定へ)
30以下この避難所に着いたら何処かへ消えた

安価下

コンマ下二桁
81以上一緒に寝てる
61~80意外に姉御肌で面倒見が良い
41~60毎日少しだけ話すくらい
21~40名前を教えてくれた程度に話した
20以下全然話してくれないが…

安価下2

297: 2024/04/28(日) 14:23:27.22 ID:x+7xIEjxo

298: 2024/04/28(日) 14:25:53.10 ID:/+aPDRoG0
コンマ89
コンマ22

1即巻き戻し
2ブラコンの姉かのように接して来てる


多数決下3まで

301: 2024/04/28(日) 14:38:48.88 ID:V4X+jDxsO
戻っても取れる確率ほぼ無いし2で

307: 2024/04/28(日) 14:48:44.71 ID:/+aPDRoG0
即巻き戻し

質問タイムを
1挟む
2このまま行く

安価下

309: 2024/04/28(日) 14:49:19.76 ID:D5BARrjm0
1

331: 2024/04/28(日) 15:14:51.70 ID:/+aPDRoG0
巻き戻し場所を決めます
指定が2回被った場所から再開

333: 2024/04/28(日) 15:15:58.57 ID:0AHXLE53O
>>233

335: 2024/04/28(日) 15:22:21.03 ID:/+aPDRoG0
233から
ウォールローゼ北部


ヒストリア「わぁ…」

俺「うん?」

アクセサリー「」キラキラ

ヒストリア「何これ?綺麗な石」

俺「ああ、アクセサリーか…。大人になったらヒストリアもこう言うの…」

アクセサリー屋店主「か、帰ってくれ!?」ビクッ!!

ヒストリア「え?…」

俺「うん?…」

アクセサリー屋店主「お前等に売る物なんかここにはねえぞ!」

ヒストリア「あ…」

俺(そりゃ、俺達子供だからこんな高価な物買うお金は持って無いけど…)

俺(そんな言い方しなくても…)

俺(と言うか…何だ?…)

周りの大人達「「「」」」ヒソヒソ...

俺(周りの大人達が、こぞって俺等の事…と言うか、ヒストリアの事を見て…)

ヒストリア「??」

俺「…行こっか。ヒストリア」スッ

ヒストリア「え?俺?…」ギュッ



川の前

ヒストリア「急にどうしたの?」

俺「あ、いや…何か嫌な感じだったからさ…」

ヒストリア「嫌な感じ?…」

俺「うん…」


コンマ下二桁
61以上パン泥棒のユミルとぶつかった
60以下普通に街の中を散策して帰った


安価下

336: 2024/04/28(日) 15:22:54.71 ID:0AHXLE53O

337: 2024/04/28(日) 15:43:30.88 ID:/+aPDRoG0
コンマ71
街の中

俺「今日はもう帰るか」

ヒストリア「うん」

ドンッ!!

俺「いてっ」ドサッ

ユミル「うっ」ドサッ

ヒストリア「あっ」

ユミル「この野郎!何処見て歩いてんだ!」

俺「な、何だよ!?走ってぶつかって来たのはそっちだろ!」

大量のパン「」

ユミル「チッ…」スッ

パン屋の店主「…。」スッパン「」ガシッ

ユミル「あ…」

俺「え?…」

パン屋の店主「見つけたぞ。この泥棒女、憲兵に引き渡してキッチリ痛い目見て貰おうか」グッ

俺(泥棒女?…じゃあ今落としたパン…)

ユミル「クソッ…」

ヒストリア「あ、あの…すみません…。私達が…」

パン屋の店主「あ?…」

俺「ヒストリア、勘違いするなよ…俺達は別に何も悪く無いぞ…」

ヒストリア「え?そうなの?…」

パン屋の店主「なっ!?ヒストリアだって!?」

ユミル「あぁ?…」

ヒストリア「はい?」

パン屋の店主「う、うわぁぁぁっ」タッタッタッ

ヒストリア「え?…」

俺「…。」

ユミル「…は?んだよ…」スクッ

俺(パン泥棒の女…)


コンマ下二桁
81以上俺がユミルにパンを買って来てあげた(ユミル、クリスタじゃ無く俺に興味を持つように)
41~80個児なら教会へ行けば食糧や仕事を恵んでくれると教えてあげた
40以下ヒストリアがユミルにお金を渡した

安価下

338: 2024/04/28(日) 15:45:58.02 ID:V4X+jDxsO
はい

339: 2024/04/28(日) 15:53:07.50 ID:/+aPDRoG0
コンマ02
街の中

ヒストリア「すみません。これで落としたパンの分…」

ユミル「あ…」

俺「ヒストリア、だから俺達のせいじゃ…」

ヒストリア「でも、この人だってご飯食べないと氏んじゃうだろうし…」

俺「そりゃあそうだけど…」

俺(…こいつ、犯罪者だろ。優しくする必要なんかあるのか?)

ユミル「…要らねえよ」スタスタ

ヒストリア「あ…」

ユミル「こんな小さな女に施しを受ける程、落ちぶれちゃいねえんでね」スタスタ

ヒストリア「行っちゃった…」

俺「ヒストリア、お金は渡さない方が良いと思うぞ」

ヒストリア「え?どうして?」

俺「どうしてって…」

ヒストリア「あの人困ってたよ?」

俺「今は子供だから未だそのお金の価値が分からないかもしれないが、人によっちゃあ嫌味に見えるだろうし…」

ヒストリア「嫌味?…」

俺「うん…」

ヒストリア「そっかぁ。じゃあ気をつけるね…」

俺「ああ。そうした方が良い」

俺(ヒストリアの純真さが、あの女を逆に苦しめてたな…)

340: 2024/04/28(日) 15:54:01.40 ID:/+aPDRoG0
俺家

父親「…俺、今日報せがあったんだが」

俺「うん?」

父親「まだあの牧場の子と隠れて遊んでるらしいな…」

俺「あっ、えっ…と…」ビクッ

俺ほほ「」バチンッ!!

俺「うっ!?」ドサッ

父親「あの子とは遊ぶなって言っただろ!?ここから出て行く事になりたいのか!?」

俺「なん…でさ…?」

父親「ッ…」

俺「ちゃんとヒストリアと遊んじゃいけない理由を教えてくれなきゃ、納得出来ないよ!」

母親「言ったって子供の貴方には分からないわ!黙って親の言う事を聞きなさい!」

俺「くっ…」

父親「良いな!この場所から出て行く事になりたくなければ、2度とあの子に近付くんじゃない!」

俺「……。」

母親「返事は!?」

俺「は…い…」

俺(…ヒストリアなら、こうやって口を聞いて叱ってくれる親を喜ぶんだろうが)

俺(普通に怖いぞ…)


コンマ下二桁
51以上それでも俺は諦めなかった(下の判定へ)
50以下俺はヒストリアの家に近寄らなくなった…

安価下


俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(クリスタ並み。ヒストリア好感度9に上昇。クリスタ兄ルート)
61~80候補は出すが、どれも駄目そうなので…いつでも居なくなっても大丈夫なように俺は手紙を分けて書き寂しい思いをさせないように工夫していた(ヒストリア好感度8に上昇。ユミル並み)
41~60急に居なくなってしまった時用の案を幾つか候補に出していたが…(ジャン並み)
21~40何と無く嫌な予感がしていた俺は、急に居なくなる事を予感してヒストリアに話をしていた(コニー並み)
20以下俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に何の用心すらせずいつも通り行っていた(サシャ並み、ヒストリア好感度低下)


安価下2

341: 2024/04/28(日) 15:54:18.61 ID:D5BARrjm0

342: 2024/04/28(日) 15:56:49.98 ID:D5BARrjm0

346: 2024/04/28(日) 16:00:59.17 ID:/+aPDRoG0
コンマ61
コンマ45
同じなのでカット
3年後…
シガンシナ区

俺(シガンシナ区に引っ越した俺は、早速ヒストリアに手紙を書き続けて送り続けた)

俺(しかし、俺のヒストリアへと出した手紙は全て憲兵団によって検閲されて破棄され…ヒストリアの所には一通も届く事は無かった…)

俺(そして、返事が全く来ない事に疲れ果てた俺もまた…いつしか手紙を書く事を辞め…)

俺「…それじゃあ行って来ます」スタスタ

母親「気を付けてね」

俺「…。」スタスタ

俺(…俺はウォールローゼで出会ったヒストリアとの一件により、基本…人と関わる事にも消極的になり…)

俺(大人になって行くに連れて、面倒事を避けるような傾向になり…こっちに来てからは慎ましい生活を送っていた…)

駐屯兵団達「「「うぃーうめえ//」」」グビッ

俺「…。」スタスタ

俺(また昼間から飲んでる…)

俺(このシガンシナ区には俺と同じくらいの子供だって居る…しかし、俺は…)

エレン「言うなよ。誰にも…オレが泣いてたとか…」スタスタ

ミカサ「言わない…でも」スタスタ

俺「…。」スタスタ


コンマ下二桁
91以上エレンは向こうから関わって来た
90以下当然、誰とも仲良くなったりはせず…

安価下

347: 2024/04/28(日) 16:01:46.11 ID:TSD7bhgQO

348: 2024/04/28(日) 16:03:50.92 ID:/+aPDRoG0
コンマ11

1即巻き戻し
2エレンとは凄く仲良くなった

多数決下3まで

349: 2024/04/28(日) 16:04:04.37 ID:19Vo8Uhuo
1

351: 2024/04/28(日) 16:06:33.39 ID:/+aPDRoG0
即巻き戻し
指定が2回被った場所から再開

352: 2024/04/28(日) 16:06:58.60 ID:D5BARrjm0
337

354: 2024/04/28(日) 16:07:45.93 ID:/+aPDRoG0
337から
街の中

俺「今日はもう帰るか」

ヒストリア「うん」

ドンッ!!

俺「いてっ」ドサッ

ユミル「うっ」ドサッ

ヒストリア「あっ」

ユミル「この野郎!何処見て歩いてんだ!」

俺「な、何だよ!?走ってぶつかって来たのはそっちだろ!」

大量のパン「」

ユミル「チッ…」スッ

パン屋の店主「…。」スッパン「」ガシッ

ユミル「あ…」

俺「え?…」

パン屋の店主「見つけたぞ。この泥棒女、憲兵に引き渡してキッチリ痛い目見て貰おうか」グッ

俺(泥棒女?…じゃあ今落としたパン…)

ユミル「クソッ…」

ヒストリア「あ、あの…すみません…。私達が…」

パン屋の店主「あ?…」

俺「ヒストリア、勘違いするなよ…俺達は別に何も悪く無いぞ…」

ヒストリア「え?そうなの?…」

パン屋の店主「なっ!?ヒストリアだって!?」

ユミル「あぁ?…」

ヒストリア「はい?」

パン屋の店主「う、うわぁぁぁっ」タッタッタッ

ヒストリア「え?…」

俺「…。」

ユミル「…は?んだよ…」スクッ

俺(パン泥棒の女…)


コンマ下二桁
81以上俺がユミルにパンを買って来てあげた(ユミル、クリスタじゃ無く俺に興味を持つように)
41~80個児なら教会へ行けば食糧や仕事を恵んでくれると教えてあげた
40以下ヒストリアがユミルにお金を渡した

安価下

355: 2024/04/28(日) 16:08:00.60 ID:D5BARrjm0

356: 2024/04/28(日) 16:14:26.24 ID:/+aPDRoG0
街の中

俺「お前、個児なのか?…」

ユミル「あ?…」

俺「ウォールマリアやシガンシナ区ならともかく、このウォールローゼのしかもレイス領内で盗みを働くとか余程の理由が無いと無い筈だ」

ユミル「勝手にあたしの事を色々妄想してんじゃねえよ。キメェな…」

ヒストリア「ちょっと、そんな言い方…」

ユミル「何だよ。本当の事だろ?」

俺「個児なら近くにあやり教会に行ったら食糧や仕事を恵んでくれる」

俺「こっから近いし行ってみたらどうだ?」

ユミル「あたしが教会にだと?…」

ヒストリア「あ、教会が嫌なら私の家に…」

ユミル「は?…」

俺「いや、ヒストリア…それは流石にマズイかも…」

ヒストリア「え?ダメかな?…」

俺「ダメだと思う…」

ユミル「…。」

ユミル(…クソッ、何だこのお節介焼きのガキどもは)タッタッタッ

ヒストリア「あ…」

俺「行っちゃったな…」

357: 2024/04/28(日) 16:14:52.24 ID:/+aPDRoG0
俺家

父親「…俺、今日報せがあったんだが」

俺「うん?」

父親「まだあの牧場の子と隠れて遊んでるらしいな…」

俺「あっ、えっ…と…」ビクッ

俺ほほ「」バチンッ!!

俺「うっ!?」ドサッ

父親「あの子とは遊ぶなって言っただろ!?ここから出て行く事になりたいのか!?」

俺「なん…でさ…?」

父親「ッ…」

俺「ちゃんとヒストリアと遊んじゃいけない理由を教えてくれなきゃ、納得出来ないよ!」

母親「言ったって子供の貴方には分からないわ!黙って親の言う事を聞きなさい!」

俺「くっ…」

父親「良いな!この場所から出て行く事になりたくなければ、2度とあの子に近付くんじゃない!」

俺「……。」

母親「返事は!?」

俺「は…い…」

俺(…ヒストリアなら、こうやって口を聞いて叱ってくれる親を喜ぶんだろうが)

俺(普通に怖いぞ…)


コンマ下二桁
51以上それでも俺は諦めなかった(下の判定へ)
50以下俺はヒストリアの家に近寄らなくなった…

安価下


俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(クリスタ並み。ヒストリア好感度9に上昇。クリスタ兄ルート)
61~80候補は出すが、どれも駄目そうなので…いつでも居なくなっても大丈夫なように俺は手紙を分けて書き寂しい思いをさせないように工夫していた(ヒストリア好感度8に上昇。ユミル並み)
41~60急に居なくなってしまった時用の案を幾つか候補に出していたが…(ジャン並み)
21~40何と無く嫌な予感がしていた俺は、急に居なくなる事を予感してヒストリアに話をしていた(コニー並み)
20以下俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に何の用心すらせずいつも通り行っていた(サシャ並み、ヒストリア好感度低下)


安価下2

358: 2024/04/28(日) 16:16:51.37 ID:7zKNmZjuO

359: 2024/04/28(日) 16:18:22.75 ID:V4X+jDxsO
上手くいかんのお

360: 2024/04/28(日) 16:24:08.22 ID:/+aPDRoG0
コンマ37
俺家

俺「…。」ペラッ

俺(あの後、俺はヒストリアの家に近寄らなくなった…)

俺(…結局理由は分からなかったが、親が怖かったと言うのが一番だ)

俺(他には…)


俺頭脳
コンマ下二桁
00アルミン並み
41以上これだけ怒るって事はなんかやばいんだろうな…とは感じていた(ジャン並み)
21~40手紙とかもダメなのか親に聞いてみたが全部ダメだった(コニー並み)
20以下何でダメなのか、結局分からないままだったが親に従った(サシャ並み、ヒストリア好感度低下)


安価下

361: 2024/04/28(日) 16:24:45.07 ID:V4X+jDxsO
はい

368: 2024/04/28(日) 17:08:20.33 ID:/+aPDRoG0
コンマ37
シガンシナ区

俺「それじゃあ行って来ます」スタスタ

母親「気を付けてね」

俺「…。」スタスタ

俺(俺はシガンシナ区に引っ越し、ウォールローゼで出会ったヒストリアの事を忘れつつあった)

駐屯兵団達「「「うぃーうめえ//」」」グビッ

俺「…。」スタスタ

俺(また昼間から飲んでる…)

俺(このシガンシナ区には俺と同じくらいの子供だって居る…。そんな中、俺は…)

エレン「言うなよ。誰にも…オレが泣いてたとか…」スタスタ

ミカサ「言わない…でも」スタスタ

俺「…。」スタスタ


コンマ下二桁
71以上エレンは向こうから関わって来た
70以下人見知りが発動していた

安価下

369: 2024/04/28(日) 17:09:36.32 ID:D5BARrjm0

372: 2024/04/28(日) 17:15:35.33 ID:/+aPDRoG0
コンマ32
1のミスだった且つ最初のままだと成功してるので…

1振り直す(成功しない場合2回振り直し可能)
2このまま行く
350%で巻き戻し(直前がチュートリアルの場所だったのでオマケ選択肢、失敗ならそのまま進行)

多数決下3まで

373: 2024/04/28(日) 17:16:38.80 ID:D5BARrjm0
3
賭けにでるか

375: 2024/04/28(日) 17:20:26.16 ID:/+aPDRoG0
50%で巻き戻し

コンマ下二桁
51以上成功
50以下失敗

安価下

379: 2024/04/28(日) 17:25:12.07 ID:/+aPDRoG0
コンマ48
同じなのでカット
街の中

俺「…。」スタスタ

俺(巨人…。ウォールローゼの中に居た頃は意識すらした事が無かったが、狙われるならこのシガンシナ区が真っ先だろう…)

俺(でも、ここの壁は50メートル以上有り100年も巨人の脅威から守り続けている…)

俺(…壁に任せておけば良いのに、どうして父さんはあんな自ら氏地に飛び込んで…)

俺「…うん?」

アルミン「うあっ!?」ドガッ

男の子A「テメェ、今の言葉もういっぺん言ってみろや!」

アルミン「何度でも言ってやるさ。君達は僕の言った事に言い返せないから殴る事しか出来ないんだろう!?」

男の子A「テメッ!」

俺「…。」

男の子B「あ?何見てんだテメェ」

アルミン「あ…」

男の子C「お前もぶん殴られたいのか?」


コンマ下二桁
71以上気が付いたらいつの間にかいじめっ子達をボコボコにしていた
70以下俺は素知らぬ顔して素通りした


安価下

380: 2024/04/28(日) 17:25:35.46 ID:Jnqb7YS7o
はい

381: 2024/04/28(日) 17:29:44.66 ID:/+aPDRoG0
コンマ46
街の中

俺「…。」スタスタ

男の子B「あ…」

男の子C「んだよ。ビビって逃げやがった」

俺(…関係無いいざこざに巻き込まれるのはごめんだ)




川の側

俺「…。」ボ-...

俺(今日もボウズかなぁ…)

俺(昔から、運動神経の良い俺が唯一上手くならない事がある)

俺(それがこの釣りだった)

俺(何度も挑んではいるが、連れた事は今まで一度も無い)

俺「おっ…」

釣り竿「」ググッ

俺「かかった!」グッ


コンマ下二桁
71以上釣り上げたら魚が女の子に当たりそうになったが…
70以下今日もボウズだった


安価下

382: 2024/04/28(日) 17:29:55.78 ID:D5BARrjm0

383: 2024/04/28(日) 17:40:40.27 ID:/+aPDRoG0
コンマ78
川の前

魚「」バシャッ

俺「うおっ!?釣れた!?」グッ

魚「」グインッ
ミカサ「…。」

俺「わっ!?ちょっ…当たっ」

ミカサ「…。」ガシッ!

俺「…え?」

ミカサ「…。」魚「」ピチッピチッ

俺(何だこの子?生の魚を手掴みで普通に触ってる…)

ミカサ「ここで釣りしてる人、初めて見た」

俺「ど、どうも…」

ミカサ「容器は?」

俺「え?容器?」

ミカサ「この魚を入れる容器。早くしないと鮮度が落ちて食べられなくなるよ」

俺「あ…あ、これに…」

バケツ「」

ミカサ「水が入って無い。これじゃ意味が無い」

俺「え?そうなの?…」

ミカサ「早く水を汲んで」

俺「あ、ああ…」タッタッタッバシャッ

ミカサ「はい」スッ

俺(あ、一瞬で上手く針からも抜いてくれてる…)

バケツ「魚「」」バシャンッ

ミカサ「頑張ってね」スタスタ

俺「あ、ありがとう…」

俺(何だあの子?お母さんみたいな感じだったな…)

俺(…でも何か、どっかで見た事あるような…無いような…)

384: 2024/04/28(日) 17:41:44.48 ID:/+aPDRoG0
同じなのでカット
広場

俺「はっ、はっ…」タッタッタッ

大人達「「「…。」」」

俺(何だよ?皆んなして上見て…)

アルミン「そ、そんな…あの壁は50メートルだぞ!」

俺「あ…」

壁の上「超大型巨人顔「」」

俺「あ?…」

俺(巨人?……まさか…?)

超大型巨人「蹴り「」」ビュンッ

シガンシナ区壁「」ドオンッ!!!

衝撃波「」ビュオンッ!!

車「」ブワッ!!

大量の岩石「」ビュオンッ!!!

俺「うわっ!?」ブワッ


コンマ下二桁
31以上俺は無事だった
30以下運悪く俺の足を小石の破片が貫いた


安価下

385: 2024/04/28(日) 17:42:23.86 ID:0B/b9E+TO

387: 2024/04/28(日) 17:45:54.24 ID:/+aPDRoG0
シガンシナ区

俺目の前の大人「う、うわぁぁっ!?」

俺「あっ!?」

岩石「」ビュオンッ!!

俺目の前「岩石「大人の男」」ズシャッ!

プチッ!

俺「あ…」ゴクリ...

岩石の下「大人の男「」」ドクドク...

俺「ああ…」

周りの人達「「きょ、巨人達が入って来たぁーっ!!逃げろおっ!」」タッタッタッ

俺「だ、大丈夫ですか?…」

岩石「大人の男「」」ドクドク...

俺(返事が無い…。多分、もう…)



俺頭脳(サシャ並み)
コンマ下二桁
41以上今は何が大事なのか判断し…(俺頭脳コニー並みに)
40以下俺、それでも何とか助けようとした結果…


安価下

388: 2024/04/28(日) 17:46:29.25 ID:D5BARrjm0
低め

390: 2024/04/28(日) 17:55:20.48 ID:/+aPDRoG0
コンマ25
シガンシナ区

俺「しっかり!!」

岩石「」ググッ

俺「んんんっ、おっも…」

俺「だ、誰か!?手つだって下さい!」

周りの人達「「わあぁぁっ!」」

俺「誰かぁっ!」

おっさん「何やってんだ!?もうそいつ氏んでるよ!」

俺「えっ?…」

巨人「」スッ

おっさん「わあっ!?」

巨人「俺「」」ガシッ

俺「あ?…」

巨人口「俺「」」バクッ!!




俺氏亡

391: 2024/04/28(日) 17:56:02.44 ID:/+aPDRoG0
俺氏亡

1最初から始める
2シガンシナ区から始める

多数決下3まで

392: 2024/04/28(日) 17:56:25.54 ID:D5BARrjm0
1

394: 2024/04/28(日) 18:10:17.01 ID:/+aPDRoG0
最初の分岐点から
─シガンシナ区の壁が破壊される5年前
牧場

俺(ある日、父親の仕事の都合でレイス領の牧場への納品の仕事が入り俺は暇だった為ついて来ていた)

俺(家に居ても暇だから、ついて来たは良い物の…ついて来ても暇だったな)

俺「ん?」チラッ

ヒストリア「んしょっと」草「」ストッ

周りの大人達「「…。」」 チラッ

俺(なんだあの子供?…)

母親らしき人「…。」ペラッ

俺(一人でずっと牧場の仕事して…大人達は無視か?…仕方ないな)

俺「父さん、俺暇だしあの子の手伝いをしてくるよ」

父親「や、やめなさい!余計な事をするのは!」

俺「え?余計な事?…」ビクッ

父親「そうだ。あの子とは関わるな」

俺「…。」

俺(何だよそれ…?何で…?)

ヒストリア「わあっ!?」ガッドサッ

藁「」バサッ

ヒストリア「ああ、落としちゃった…。拾わないと…」スタスタ

俺(鈍臭い子だな…)


コンマ下二桁
41以上しかし、好奇心旺盛だった俺は父親に反対されたからこそ…逆にあの子に興味を持ち…
40以下俺は父親に言われた通り関わらなかった


安価下

395: 2024/04/28(日) 18:10:42.19 ID:qkF833rAO

399: 2024/04/28(日) 18:16:59.07 ID:/+aPDRoG0
コンマ19
街の中

俺(結局、俺は父親の言いつけを守りあの子とは関わらなかった)

俺(そしてある日…)

俺(母の頼みで街に代わりに買い物に来た俺だったが…)

俺「えーっと果物とパンと…」

俺「これで全部か」

俺(てかまぁ、これ以上は持てないし…)

俺「帰るとするか」スタスタ


コンマ下二桁
81以上ユミルとぶつかった
80以下そのまま家に帰った


安価下

400: 2024/04/28(日) 18:17:20.59 ID:D5BARrjm0

402: 2024/04/28(日) 18:21:19.14 ID:/+aPDRoG0
コンマ59
俺家

俺「…。」ペラッ

俺(あの後、俺は普通に家で過ごし普通の家庭として育った)

俺(そして、2年後…)


俺頭脳
コンマ下二桁
00アルミン並み
41以上本を読み文字も書けるくらいにはなった(ジャン並み)
21~40文字を読むくらいはできるようになった(コニー並み)
20以下文字すら読めない(サシャ並み)

安価下

403: 2024/04/28(日) 18:21:56.37 ID:FaRa6QkPO

407: 2024/04/28(日) 18:26:43.52 ID:/+aPDRoG0
コンマ37(文字が読める程度)
レイス領

俺(俺が8歳になった頃、俺はその辺の子と同じくらいに成長して本の文字が読めるくらいにはなっていた)

俺(このまま、一生を普通の家庭として終わるのかと思っていたが…)


コンマ下二桁
41以上父親がある日突然、調査兵団に志願したのをキッカケに…
40以下そのまま、俺は一生を領民として過ごした(原作END)


安価下

408: 2024/04/28(日) 18:27:25.35 ID:D5BARrjm0
1発勝負でこのルートに来た意味がまるでなくなる判定があるのはどうかと思うがね

410: 2024/04/28(日) 18:29:54.96 ID:/+aPDRoG0
コンマ35(原作END)


──その後、そのまま、俺は一生を領民として幸せに過ごした



世界は地慣らしやヒストリア女王が妊娠したなんだで色々変わって行ったが俺は普通に就職して結婚して子を育み、割と幸せそうに寿命を迎えた



原作END

411: 2024/04/28(日) 18:30:04.31 ID:sUDoyMqTO
end特典は何だろな

412: 2024/04/28(日) 18:31:00.09 ID:/+aPDRoG0
>>408
エレン兄ルートも最初の40%外すとミカサはエレンの物になるからどれもそう変わりませんよ

413: 2024/04/28(日) 18:31:53.62 ID:/+aPDRoG0
原作END

1最初から始める
2設定を変更する

多数決下3まで

414: 2024/04/28(日) 18:32:33.40 ID:D5BARrjm0
1

416: 2024/04/28(日) 18:33:24.40 ID:FO9TZvh+O
特典は無いのか?
1

420: 2024/04/28(日) 18:41:53.22 ID:/+aPDRoG0
最初の分岐点から
─シガンシナ区の壁が破壊される5年前
牧場

俺(ある日、父親の仕事の都合でレイス領の牧場への納品の仕事が入り俺は暇だった為ついて来ていた)

俺(家に居ても暇だから、ついて来たは良い物の…ついて来ても暇だったな)

俺「ん?」チラッ

ヒストリア「んしょっと」草「」ストッ

周りの大人達「「…。」」 チラッ

俺(なんだあの子供?…)

母親らしき人「…。」ペラッ

俺(一人でずっと牧場の仕事して…大人達は無視か?…仕方ないな)

俺「父さん、俺暇だしあの子の手伝いをしてくるよ」

父親「や、やめなさい!余計な事をするのは!」

俺「え?余計な事?…」ビクッ

父親「そうだ。あの子とは関わるな」

俺「…。」

俺(何だよそれ…?何で…?)

ヒストリア「わあっ!?」ガッドサッ

藁「」バサッ

ヒストリア「ああ、落としちゃった…。拾わないと…」スタスタ

俺(鈍臭い子だな…)


コンマ下二桁
41以上しかし、好奇心旺盛だった俺は父親に反対されたからこそ…逆にあの子に興味を持ち…
40以下俺は父親に言われた通り関わらなかった


安価下

422: 2024/04/28(日) 18:47:47.99 ID:/+aPDRoG0
牧場

俺(しかし好奇心旺盛だった俺は、父親に反対されたからこそ…逆にあの子に興味を持ち…)

俺(ある日、勝手に牧場に忍び込んで声を掛けてみた)

ヒストリア「うんしょっ…うんしょっ…」バケツ「」

俺「そんな量一人で持つと、またこけて溢すぞ」

ヒストリア「あ…」

俺「ほら、これなら重たくないだろ?」スッ

ヒストリア「う、うん…」

俺「向こうに持ってくんだろ。一緒に持ってやるよ」

ヒストリア「ありがとう…?」

俺「え?ああ…」

俺(何だよ父さん…。別に普通の女の子じゃんか…)

俺(それが、俺とヒストリアとの出会いだった)

俺(それから俺は、ちょくちょく牧場に来てはヒストリアと話すようになった)
2024/04/28(日) 01:27:53.02ID: /+aPDRoG0 (98)
211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]
同じなのでカット
牧場

ヒストリア「ぁ…」鼻血「」タラ...

ヒストリア母「こいつを頃す勇気が…あたしにあれば…」ポロポロ...

ヒストリア「??」

俺「…。」ゴクリ...

俺「ヒストリア!大丈夫か?…」タッタッタッ

ヒストリア「あ、俺見ててくれた?」

俺「え?…」

ヒストリア「お母さんに抱き付いてみたらね、お母さんね。私の事を突き飛ばしてくれたんだよ」

俺「ヒストリア…」

ヒストリア「どうしたの?」

俺「あ、いや…良かった…な…」

ヒストリア「うん!」

俺(ヒストリアのお母さんが自分の子供に発する発言も…)

俺(突き飛ばされた事を嬉々として俺に報告するヒストリア自身も、全く違う環境で育った俺からしたら…どっちも狂ってるように感じた…)

俺(普通の子供ならそこで、奇妙な親子関係をしてる普通じゃ無いヒストリア達にビビって本能的に近寄らなくなるのだが…)

俺(俺は…)


コンマ下二桁
41以上変な親子…とは思っていたが、鈍感だった俺はソレに恐怖感情なんか持たずに友達なのでただ接し続けた
11~40ヒストリアを可哀想な子だと感じ、せめて俺だけは優しくしてやろうと接し続けた
10以下自分の知らない未知の親子関係をしてるヒストリアに逆に興味を持ち、知的好奇心のみで接し続けた


安価下

424: 2024/04/28(日) 18:55:32.79 ID:/+aPDRoG0
何か文章おかしいので
牧場

ヒストリア「ぁ…」鼻血「」タラ...

ヒストリア母「こいつを頃す勇気が…あたしにあれば…」ポロポロ...

ヒストリア「??」

俺「…。」ゴクリ...

俺「ヒストリア!大丈夫か?…」タッタッタッ

ヒストリア「あ、俺見ててくれた?」

俺「え?…」

ヒストリア「お母さんに抱き付いてみたらね、お母さんね。私の事を突き飛ばしてくれたんだよ」

俺「ヒストリア…」

ヒストリア「どうしたの?」

俺「あ、いや…良かった…な…」

ヒストリア「うん!」

俺(ヒストリアのお母さんが自分の子供に発する発言も…)

俺(突き飛ばされた事を嬉々として俺に報告するヒストリア自身も、全く違う環境で育った俺からしたら…どっちも狂ってるように感じた…)

俺(普通の子供ならそこで、奇妙な親子関係をしてる普通じゃ無いヒストリア達にビビって本能的に近寄らなくなるのだが…)

俺(俺は…)


コンマ下二桁
41以上変な親子…とは思っていたが、鈍感だった俺はソレに恐怖感情なんか持たずに友達なのでただ接し続けた
11~40ヒストリアを可哀想な子だと感じ、せめて俺だけは優しくしてやろうと接し続けた
10以下自分の知らない未知の親子関係をしてるヒストリアに逆に興味を持ち、知的好奇心のみで接し続けた


安価下

426: 2024/04/28(日) 19:07:57.19 ID:/+aPDRoG0
コンマ42
同じなのでカット
ウォールローゼ北部


ヒストリア「わぁ…」

俺「うん?」

アクセサリー「」キラキラ

ヒストリア「何これ?綺麗な石」

俺「ああ、アクセサリーか…。大人になったらヒストリアもこう言うの…」

アクセサリー屋店主「か、帰ってくれ!?」ビクッ!!

ヒストリア「え?…」

俺「うん?…」

アクセサリー屋店主「お前等に売る物なんかここにはねえぞ!」

ヒストリア「あ…」

俺(そりゃ、俺達子供だからこんな高価な物買うお金は持って無いけど…)

俺(そんな言い方しなくても…)

俺(と言うか…何だ?…)

周りの大人達「「「」」」ヒソヒソ...

俺(周りの大人達が、こぞって俺等の事…と言うか、ヒストリアの事を見て…)

ヒストリア「??」

俺「…行こっか。ヒストリア」スッ

ヒストリア「え?俺?…」ギュッ



川の前

ヒストリア「急にどうしたの?」

俺「あ、いや…何か嫌な感じだったからさ…」

ヒストリア「嫌な感じ?…」

俺「うん…」


コンマ下二桁
61以上パン泥棒のユミルとぶつかった
60以下普通に街の中を散策して帰った


安価下

428: 2024/04/28(日) 19:10:00.67 ID:/+aPDRoG0
コンマ51
同じなのでカット
俺家

父親「…俺、今日報せがあったんだが」

俺「うん?」

父親「まだあの牧場の子と隠れて遊んでるらしいな…」

俺「あっ、えっ…と…」ビクッ

俺ほほ「」バチンッ!!

俺「うっ!?」ドサッ

父親「あの子とは遊ぶなって言っただろ!?ここから出て行く事になりたいのか!?」

俺「なん…でさ…?」

父親「ッ…」

俺「ちゃんとヒストリアと遊んじゃいけない理由を教えてくれなきゃ、納得出来ないよ!」

母親「言ったって子供の貴方には分からないわ!黙って親の言う事を聞きなさい!」

俺「くっ…」

父親「良いな!この場所から出て行く事になりたくなければ、2度とあの子に近付くんじゃない!」

俺「……。」

母親「返事は!?」

俺「は…い…」

俺(…ヒストリアなら、こうやって口を聞いて叱ってくれる親を喜ぶんだろうが)

俺(普通に怖いぞ…)


コンマ下二桁
51以上それでも俺は諦めなかった(下の判定へ)
50以下俺はヒストリアの家に近寄らなくなった…

安価下


俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(クリスタ並み。ヒストリア好感度9に上昇。クリスタ兄ルート)
61~80候補は出すが、どれも駄目そうなので…いつでも居なくなっても大丈夫なように俺は手紙を分けて書き寂しい思いをさせないように工夫していた(ヒストリア好感度8に上昇。ユミル並み)
41~60急に居なくなってしまった時用の案を幾つか候補に出していたが…(ジャン並み)
21~40何と無く嫌な予感がしていた俺は、急に居なくなる事を予感してヒストリアに話をしていた(コニー並み)
20以下俺は、親の言う事を破って再びヒストリアの所に何の用心すらせずいつも通り行っていた(サシャ並み、ヒストリア好感度低下)


安価下2

433: 2024/04/28(日) 19:16:30.07 ID:/+aPDRoG0
コンマ58
コンマ30(コニー並み)
同じなのでカット
チュートリアルなので1回のみやり直し可能

1最初から始める
2このまま行く(本編1話へ)
3設定を変更する

多数決下3まで(単発無し)

437: 2024/04/28(日) 19:30:07.88 ID:/+aPDRoG0
設定を変更します

俺の初期設定
俺は…
1エレンの兄貴(ミカサヒロインはこのルートのみ)
2クリスタの幼馴染(クリスタが偽の名前を使っているくらい迄は知っている)
3コニーと同村出身(コニーの幼馴染)
4普通の一般人(全員知らない人、関係値ボナは無いが初期能力の最低値が保証)

多数決下3まで

440: 2024/04/28(日) 19:33:19.26 ID:/+aPDRoG0
エレンの兄貴

ボナ
1ミカサを助けたのは俺(ミカサからの好感度が最初から極限突破)
2運動神経がかなり良い(俺は義理の兄貴に)
3頭がキレる


多数決下3まで(選ばれなかった物は作中の展開とコンマで決まります)

443: 2024/04/28(日) 19:35:24.75 ID:/+aPDRoG0
ボナ設定
俺はエレンの兄貴
運動神経がかなり良い(実はある血筋の者でエレンの本当の兄では無い。巨人ルートには行けない)


この設定で行きますか?
1良い
2設定を変更する

多数決下3まで

446: 2024/04/28(日) 19:36:52.25 ID:/+aPDRoG0
このまま行きます
──シガンシナ区の壁が破壊される一年前

アッカーマン宅前

エレン「ミカサ?…」

グリシャ「そうだ。お前達と同じくらいの子だ。この辺りは子供が居ないからな。仲良くするんだぞ?」

エレン「そいつの出方次第だけど…」

グリシャ「エレン…そんなんだから友達が一人しか出来ないんだぞ」

エレン「別に友達なんか出来なくても、オレは兄さんだって居るし…なあ兄さん」

俺「雨だ…」

雨「」パラパラ...

エレン「ハァ、相変わらず呑気だな兄さんは…」

雨「」ザアアア...

俺「…。」

グリシャ「…。」チラッ

俺(雨…)


1何だろ…?雨を見ると、頭痛が……
2確か…あの日も雨が降ってたっけ…


多数決下3まで

449: 2024/04/28(日) 19:38:36.01 ID:/+aPDRoG0
同じなのでカット
ミカサ家

グリシャ「俺、近くに女の子は?…ミカサは居たか?」

俺「居なかった…けど…」

グリシャ「そうか…。父さんは憲兵団を呼んで捜索する。お前達二人は麓で待ってるんだ」

エレン「…。」

俺「…。」

ミカサ母「」ドクドク...
ミカサ父「」ドクドク...

俺「ッ…」ズキッ

誰か女の人『俺!!貴方は逃げ……』

俺(誰…だ?……今のは…)

グリシャ「俺!兄として頼むぞエレンを!」

俺「あっ…う、うん…」

グリシャ「」タッタッタッ

俺「…。」

ミカサ母「」ドクドク...

俺(今一瞬頭に出てきた女の人…この人、じゃ無いよな…似てるけど…)

手拭い「刺繍「」」

俺(この刺繍も…どっかで見た事あるような…)

俺「あっ…と、とにかくエレン。俺達は麓まで…」クルッ

入口「」

俺「エレン?…」



家の前

雨「」ザアアァ...

俺「エレーン!!」

俺(エレン、あいつ…何処に…)


コンマ下二桁
41以上運良く血痕みたいな物を見つけた
40以下何処にも見つからなかった…


安価下

452: 2024/04/28(日) 19:40:22.88 ID:/+aPDRoG0
コンマ34
同じなのでカット
数日後
グリシャ宅

俺「…。」ペラッ

エレン「兄さん。オレ、ミカサに薪拾いを教えてやろうと思うんだけど一緒に行かない?」

ミカサ「…。」

俺「いいや、俺は今この本読んでるから良いや」ペラッ

エレン「何だよ。本なんか読んで似合わねえ。アルミンみたいになっちまうぞ」

俺「アルミン?…」



コンマ下二桁
61以上アルミンとは俺も知り合い
60以下アルミンとは俺は面識が無い

安価下

454: 2024/04/28(日) 19:42:07.08 ID:/+aPDRoG0
コンマ60
同じなのでカット
コンマ06(アルミンとも面識無し)
グリシャ宅

エレン「あ、そっか…。兄さんはアルミンの事知らないんだっけ…」

俺「うん。エレンの友達だっけ?」

エレン「まぁな。でも面白い奴だから今度会ってくれよ」

俺「そうだな。時間がある時にな…」

ミカサ「難しい本を読んでるのね」

俺「ああ。これか?これは…」



俺頭脳
コンマ下二桁
00グリシャが読んでる本を読んでいた(アルミン並み)
81以上俺はエレンやミカサでは読めない本を読めるくらい優等生だった(ジャン並み)
21~80単に退屈凌ぎで読んでただけ(普通)
20以下実は読んでる風に見せてみただけ(サシャ並み、ミカサ好感度低下)


安価下

456: 2024/04/28(日) 19:45:08.79 ID:/+aPDRoG0
コンマ32
チュートリアルなので1回のみやり直し可(もうEND迎えるまで設定は変えれません)

1最初からやる
2このまま行く

多数決下3まで

459: 2024/04/28(日) 19:47:17.21 ID:/+aPDRoG0
最初から
──シガンシナ区の壁が破壊される一年前

アッカーマン宅前

エレン「ミカサ?…」

グリシャ「そうだ。お前達と同じくらいの子だ。この辺りは子供が居ないからな。仲良くするんだぞ?」

エレン「そいつの出方次第だけど…」

グリシャ「エレン…そんなんだから友達が一人しか出来ないんだぞ」

エレン「別に友達なんか出来なくても、オレは兄さんだって居るし…なあ兄さん」

俺「雨だ…」

雨「」パラパラ...

エレン「ハァ、相変わらず呑気だな兄さんは…」

雨「」ザアアア...

俺「…。」

グリシャ「…。」チラッ

俺(雨…)


1何だろ…?雨を見ると、頭痛が……
2確か…あの日も雨が降ってたっけ…


多数決下3まで

463: 2024/04/28(日) 19:53:14.23 ID:/+aPDRoG0
ミカサ家

グリシャ「俺、近くに女の子は?…ミカサは居たか?」

俺「居なかった…けど…」

グリシャ「そうか…。父さんは憲兵団を呼んで捜索する。お前達二人は麓で待ってるんだ」

エレン「…。」

俺「…。」

ミカサ母「」ドクドク...
ミカサ父「」ドクドク...

俺「ッ…」ズキッ

誰か女の人『俺!!貴方は逃げ……』

俺(誰…だ?……今のは…)

グリシャ「俺!兄として頼むぞエレンを!」

俺「あっ…う、うん…」

グリシャ「」タッタッタッ

俺「…。」

ミカサ母「」ドクドク...

俺(今一瞬頭に出てきた女の人…この人、じゃ無いよな…似てるけど…)

手拭い「刺繍「」」

俺(この刺繍も…どっかで見た事あるような…)

俺「あっ…と、とにかくエレン。俺達は麓まで…」クルッ

入口「」

俺「エレン?…」



家の前

雨「」ザアアァ...

俺「エレーン!!」

俺(エレン、あいつ…何処に…)


コンマ下二桁
41以上運良く血痕みたいな物を見つけた
40以下何処にも見つからなかった…


安価下

466: 2024/04/28(日) 19:59:20.58 ID:/+aPDRoG0
コンマ00

1設定変更可能+α
2俺がミカサとエレンを助けてミカサにマフラーを巻いた(ミカサ→俺の好感度が極限突破)
3俺がミカサとエレンを助けてエレンがミカサにマフラーを巻いたが、俺は頭もユミル並みに良い

多数決下3まで

469: 2024/04/28(日) 20:10:21.00 ID:/+aPDRoG0
何か純正00にしては2と3の効果が普通くらいなのでちょっと考え直します

472: 2024/04/28(日) 20:37:46.07 ID:/+aPDRoG0
コンマ00

1クリスタルートに変更(判定無しでクリスタ好感度8以上+俺アッカーマン血筋)(頭脳はユミルorクリスタorアルミン)(ユミル判定は有り)
2クリスタルートに変更(判定無しでクリスタ好感度7+アッカーマン血筋+俺父繋がりで調査兵団のリヴァイ、ペトラ、オルオと面識有り)(ユミル、アニ、エレン、ミカサ、アルミンの判定は有り)
3ミカサルート(ミカサ→俺の好感度11+俺アッカーマン血筋+アルミンとも知り合い)(頭脳判定有り)
4エレンルート(ミカサだけじゃ無く俺も覚醒済み+アルミン思想共感+頭脳普通(幼年期全部判定無し))
5巻き戻し権利ゲット

多数決下3まで

478: 2024/04/28(日) 20:43:04.98 ID:/+aPDRoG0
クリスタルートに変更
>>335から
ウォールローゼ北部


ヒストリア「わぁ…」

俺「うん?」

アクセサリー「」キラキラ

ヒストリア「何これ?綺麗な石」

俺「ああ、アクセサリーか…。大人になったらヒストリアもこう言うの…」

アクセサリー屋店主「か、帰ってくれ!?」ビクッ!!

ヒストリア「え?…」

俺「うん?…」

アクセサリー屋店主「お前等に売る物なんかここにはねえぞ!」

ヒストリア「あ…」

俺(そりゃ、俺達子供だからこんな高価な物買うお金は持って無いけど…)

俺(そんな言い方しなくても…)

俺(と言うか…何だ?…)

周りの大人達「「「」」」ヒソヒソ...

俺(周りの大人達が、こぞって俺等の事…と言うか、ヒストリアの事を見て…)

ヒストリア「??」

俺「…行こっか。ヒストリア」スッ

ヒストリア「え?俺?…」ギュッ



川の前

ヒストリア「急にどうしたの?」

俺「あ、いや…何か嫌な感じだったからさ…」

ヒストリア「嫌な感じ?…」

俺「うん…」


コンマ下二桁
61以上パン泥棒のユミルとぶつかった
60以下普通に街の中を散策して帰った


安価下

480: 2024/04/28(日) 20:47:03.04 ID:/+aPDRoG0
コンマ87
街の中

俺「今日はもう帰るか」

ヒストリア「うん」

ドンッ!!

俺「いてっ」ドサッ

ユミル「うっ」ドサッ

ヒストリア「あっ」

ユミル「この野郎!何処見て歩いてんだ!」

俺「な、何だよ!?走ってぶつかって来たのはそっちだろ!」

大量のパン「」

ユミル「チッ…」スッ

パン屋の店主「…。」スッパン「」ガシッ

ユミル「あ…」

俺「え?…」

パン屋の店主「見つけたぞ。この泥棒女、憲兵に引き渡してキッチリ痛い目見て貰おうか」グッ

俺(泥棒女?…じゃあ今落としたパン…)

ユミル「クソッ…」

ヒストリア「あ、あの…すみません…。私達が…」

パン屋の店主「あ?…」

俺「ヒストリア、勘違いするなよ…俺達は別に何も悪く無いぞ…」

ヒストリア「え?そうなの?…」

パン屋の店主「なっ!?ヒストリアだって!?」

ユミル「あぁ?…」

ヒストリア「はい?」

パン屋の店主「う、うわぁぁぁっ」タッタッタッ

ヒストリア「え?…」

俺「…。」

ユミル「…は?んだよ…」スクッ

俺(パン泥棒の女…)


コンマ下二桁
81以上俺がユミルにパンを買って来てあげた(ユミル、クリスタじゃ無く俺に興味を持つように)
41~80個児なら教会へ行けば食糧や仕事を恵んでくれると教えてあげた
40以下ヒストリアがユミルにお金を渡した

安価下

482: 2024/04/28(日) 20:50:59.23 ID:/+aPDRoG0
コンマ74
同じなのでカット
俺家

父親「…俺、今日報せがあったんだが」

俺「うん?」

父親「まだあの牧場の子と隠れて遊んでるらしいな…」

俺「あっ、えっ…と…」ビクッ

俺ほほ「」バチンッ!!

俺「うっ!?」ドサッ

父親「あの子とは遊ぶなって言っただろ!?ここから出て行く事になりたいのか!?」

俺「なん…でさ…?」

父親「ッ…」

俺「ちゃんとヒストリアと遊んじゃいけない理由を教えてくれなきゃ、納得出来ないよ!」

母親「言ったって子供の貴方には分からないわ!黙って親の言う事を聞きなさい!」

俺「くっ…」

父親「良いな!この場所から出て行く事になりたくなければ、2度とあの子に近付くんじゃない!」

俺「……。」

母親「返事は!?」

俺「は…い…」

俺(…ヒストリアなら、こうやって口を聞いて叱ってくれる親を喜ぶんだろうが)

俺(普通に怖いぞ…)


俺頭脳
コンマ下二桁
00俺はヒストリアには隠された何かがあると思い、自主的に調べだした(アルミン並み)
81以上俺はその日以降…誰にも悟られ無いよう、かなり用心してヒストリアの所へ通っていたが…ある日…(クリスタ並み。ヒストリア好感度9に上昇。クリスタ兄ルート)
80以下候補は出すが、どれも駄目そうなので…いつでも居なくなっても大丈夫なように俺は手紙を分けて書き寂しい思いをさせないように工夫していた(ヒストリア好感度8に上昇。ユミル並み)


安価下

484: 2024/04/28(日) 20:59:01.69 ID:/+aPDRoG0
コンマ11

1即巻き戻し
2アルミン並み(※武と知と好感度と恋愛の邪魔者無し。条件が全て揃ってるので、超早期にクリスタEND迎えて終わってしまう可能性大)
3ユミル並み+(エレン、ミカサ、アルミン、アニ、リヴァイ、ペトラ、オルオどれかとフラグ)
4クリスタ並み+(開拓地でエレンミカサアルミンと少し仲良くなった)

多数決下3まで

488: 2024/04/28(日) 21:07:54.10 ID:/+aPDRoG0
ユミル並み+

1エレン(友達に)
2ミカサ(知り合いに)
3アルミン(友達に)
4アニ(強制的にエレンミカサアルミンとは知り合わず俺父生存ルートへ)
5リヴァイ(強制的にエレンミカサアルミンとは知り合わず俺父生存ルートへ)
6ペトラ(強制的にエレンミカサアルミンとは知り合わず俺父生存ルートへ)
7オルオ(強制的にエレンミカサアルミンとは知り合わず俺父生存ルートへ)

多数決下3まで

492: 2024/04/28(日) 21:22:44.48 ID:/+aPDRoG0
コンマ11(ユミル並み)
数週間後
ヒストリア家

俺「ヒストリアは今もこの家で一人で暮らしてるのか?…」

ヒストリア「うん。そうだよ」

俺「…。」

俺(俺は親からヒストリアとの接触を禁止されていたが、それでも…やはり理由が分からないまま辞める事は出来ず…)

俺(寧ろ親の言う事に反発し、前よりも頻繁に足繁くヒストリアの家に通うようになっていた)

俺「寂しく無いのか?…」

ヒストリア「え?どうして?」

俺「こんな結構広い家で、話し相手も無しに暮らしてるのは…」

ヒストリア「別に寂しく無いよ」

ヒストリア「暇な時はお母さんが残して行った色んな本読んでるし…それに俺がこうして毎日来て私と話してくれるから」ニコニコ

俺「あ…//」

ヒストリア「私はきっと、お母さんが出て行った時よりも俺が居なくなった時の方が寂しいって感じると思う」

俺「ヒストリア…」

ヒストリア「だから、俺は絶対居なくなっちゃ嫌だよ?」

俺「…。」

ヒストリア「俺?」

俺「俺も、出来ればヒストリアと離れたくは無いよ…。無いけど…」

ヒストリア「俺も、何処かへ行っちゃうの?…」

俺「……。」

父親『あの子とは遊ぶなって言っただろ!?ここから出て行く事になりたいのか!?』

俺(…あの怒り方はきっと本当の事を言ってる)

俺(理由は教えてくれなかったが…俺がヒストリアと仲良くなればなる程…)

俺(もしくは、もう既に…)

俺「ヒストリア、もし俺が急に居なくなっても…それはヒストリアの事を嫌いになったから姿を消した訳じゃ無いって信じてくれ」

ヒストリア「う、うん…」

俺(…でも、もしその時が来たらどうやってヒストリアと連絡を取るか考えておかないとか?)

俺(いいや、子供の俺達で出来る事なんて限られてるかな…。手紙も憲兵がチェックするだろうし…連絡は取れなくなるって考えておいた方が良いか…)

俺(だとしたら、俺が友達のヒストリアにしてやれる事は…)

493: 2024/04/28(日) 21:33:23.26 ID:/+aPDRoG0
数週間後
ヒストリア家

俺「ヒストリア、これあげる」

ヒストリア「わぁ、何これ?」

1冊の手帳「」

俺「この前も言ったけど、もし俺がこの先ヒストリアの前から姿を消したら…」

俺「月に1ページずつこれを見て欲しい」

ヒストリア「月に1ページずつ?…」

俺「ああ。絶対に月に1ページだぞ?それ以上見るなよ?」

ヒストリア「うん、分かった」

俺「俺にはこんな事しか出来ないけど、俺はずっとヒストリアの事友達だって思ってるから」

ヒストリア「私だってそれは一緒だよ」

俺「うん…」

ヒストリア「だからもしいつか、そんな日が来ても…絶対にこれ。俺に返しに行くね?」

俺「え?…それって…」

ヒストリア「私はきっと、俺の事探し出してみせるから」ニコッ

俺「ああ…」ニコッ

ヒストリア「じゃあ約束しよ?小指出して」

俺「え?小指?」スッ

ヒストリア「本に書いてあったんだ。約束はこうして小指同士を結ぶって」スッ

俺小指ヒストリア小指「」ギュッ

ヒストリア「それから何か呪文みたいなのあった気がするけど…忘れちゃったなぁ」

俺「それ、指切りげんまんって奴じゃないか?」

ヒストリア「あ、そうそう。俺も知ってるんだ?」

俺「指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ますな」

ヒストリア「うん。私が氏ぬまでに俺の事探し出せなかったら、針千本飲むね//」

俺(笑顔で言う内容じゃ無いけど…)

俺「分かった。待ってるよ」ニコッ


──こうして、俺はヒストリアといつ別れても大丈夫なように…再会の約束をしたのだった





494: 2024/04/28(日) 21:37:37.05 ID:/+aPDRoG0
295まで同じなのでカット
翌々日
避難民収容所

俺(あの日の巨人の侵入により王都はシガンシナ区、ウォールマリアの放棄を決定…)

俺(人類の活動幅をウォールローゼまで狭めた)

俺(ウォールマリアまでの犠牲者の数はたったの1日半で1万人以上も出ていたが…)

俺(問題はそれだけじゃ無かった…)

俺(シガンシナ、ウォールマリアから避難して来た者は収容所のような場所に押し込まれての生活を余儀無くされ…)

俺(劣悪な環境での生活を余儀無くされた…)

俺父「ここでの生活はどうだ?」

俺「最悪だよ…。人は多いし、大人達はピリピリしてるからか常にどっかで喧嘩して煩いし…」

俺「飯は一日1食か2食…しかもパンばっか。オマケに俺が寝る所も馬小屋だったんだぞ…」

俺父「なるほどな。でも馬小屋で寝るのは、慣れてるだろ?」

俺「…笑えねえよ」

俺父「ははっ、悪い悪い」

俺「父さん、左腕は?」

俺父左腕「包帯「」」

俺父「命に別状は無かったが、兵士生命は半分終わったかな」

俺「半分?そんなんじゃもう完全に終わりだろ?…」

俺父「お前も見ただろうが、調査兵団は今回の壁外調査で壊滅的な被害を受けて建て直しに苦労してるんだ」

俺父「こう見えても、オレは調査兵団のエースだったからな。後進を育てねえと」

俺「入って3年で、正式訓練も積んで無い父さんがエース?調査兵団ってやっぱ大した事無いんだな…」

俺父「逆だよ」

俺「え?」

俺父「人員の入れ替わりがかなり激しいから、調査兵団で3年も生き残ってりゃ立派なベテランだ」

俺「あ…」

俺父「あの子はどうした?」

俺「あの子?」

俺父「ほら、一緒に助けたろ?これからは兄妹だって言った筈だが…」

俺「ああ、あいつなら…」


コンマ下二桁
00求婚された
81以上ブラコンみたいな姉みたいでちょっと怖い…
61~80一緒に寝てる
41~60意外に姉御肌で面倒見が良い
21~40毎日少しだけ話すくらい
20以下名前を教えてくれた程度に話した

安価下

496: 2024/04/28(日) 22:09:13.99 ID:/+aPDRoG0
コンマ39
避難民収容所

アニ「…。」スタスタ

俺「あっ、アニ。ちょうど今お前の話を…」

俺父(彼女はアニって名前なのか)

アニ「向こうでパンの配給してるぞ?行かなくて良いのか?」手「パン」

俺「え?マジかよ!?」

アニ「この人数だ。直ぐに行かないと今日のアンタの飯は無くなるだろうね」

俺「そこまで分かってたなら、俺の分も一緒に貰って来てくれたら良かったのに…」

アニ「嫌だね。どうして私がアンタの分まで?」

俺「いや、だって…そっちの方が…」

アニ「別に私は、アンタの父親に偶々助けられただけで…アンタの事を兄妹だなんて一切思って無いから」

俺父(うわぁ、冷たい…。このタイプの子は俺には取り扱うの難しいだろうな…)

俺「くっ…もういいよ!自分で取りに行くよ」タッタッタッ

アニ「…行動するのなら、最初からそうしなよ」

俺父「君と同じであいつもああ見えて、母親を目の前で失った所なんだ…。もっと仲良くしてやってくれないか?」

アニ「仲良くしてやってるだろ。あのノロマに配給の情報を教えてやった」

俺父「いやあ、その…なんつーか…」

アニ「確かに私はアンタに助けられたけど、馴れ馴れしいのは嫌いなんだ」スタスタ

俺父「ハァ…」

俺父(寡黙で冷静沈着、オマケに合理主義なタイプの美人な女の子か…兵士にはかなり向いてるけど…)

俺父(…ウチの息子とは、相性が悪そうだな)

498: 2024/04/28(日) 22:38:51.89 ID:/+aPDRoG0
開拓地

俺「くっ…!」クワ「」ザッ

アニ「…。」クワ「」ザッ

周りの大人達「「…。」」ザッ

俺(俺の父親が避難所を訪問してから数日後、大量の避難民は食糧難の確保の為に荒地の開拓へと回された)

俺(しかし、それでも食糧難は解決出来ず…。翌年…)

俺(中央政府はウォールマリア奪還計画を始動…。政府は俺達子供や老人以外の全避難民を徴兵…)

俺(その数、約25万人…政府は国民の約2割を作成に導入した…)

俺「何で父さんまで作戦に加わるんだよ!?父さんは調査兵団なんだろ!?」

俺父「調査兵団の再編成は上手く行ってる。もうオレじゃ無くても大丈夫だ。だから志願したんだ」

俺「どうして!?その手じゃもう碌に戦えないじゃないか!」

俺父左手「」

俺父「手は使えなくとも、口は使える。経験者として前線で指揮は取れるさ」

俺「俺が言いたいのは、そう言う事じゃ無くて…」ウルッ

俺父「碌に訓練も積んで無い兵士がいきなり戦場に立つ時の辛さはオレが一番知ってる」

俺父「皆んなの為にも、俺の力は必要なんだよ」

俺「そんなの、俺には何も…」グッ

俺父「大丈夫。お前を一人にはしない…。オレは必ず生きて帰ってくるさ」

俺頭「」サスサス

俺「くっ…うぅっ…」ポロポロ...

アニ「…。」

俺父「アニも、歳上として泣き虫な俺の息子の事を頼むぞ」

アニ「…だから、私は知らないって。アンタがちゃんと生きて帰って、面倒見れば良いだけじゃないか」

俺父「フッ…。それもそうだな…」

アニ「…。」

俺(それが、父さんとの最後の別れだった…)

499: 2024/04/28(日) 23:01:01.67 ID:/+aPDRoG0
数日後
開拓地

アニ「…。」

俺「うっ…くっ…」ポロポロ...


─国民の2割を導入したウォールマリア奪還作戦は失敗に終わった

従事した25万人の内、生きて戻って来たのはたったの200余人…

そして、犠牲者の中には俺の父親の姿もあった…


俺(父さんが何故、あんな無謀な作戦に従事したのかは分からない…)

俺(元々ヒーロー気質な、お人好しな所はあったが…そんな事で命を懸けるような人じゃ無い…)

俺(もしかしたら父さんは、個人的に母さんの仇を取りたかったのかもしれないし…)

俺(…俺達の為に、何とかして土地を取り戻してこの状況を打破しようとしてくれてたのかもしれない)

俺(父さんが戦ってた理由は今となっては分からないが…俺の父さんは、巨人に敗れた…)

500: 2024/04/28(日) 23:11:04.82 ID:/+aPDRoG0
開拓地

俺「…。」グッ

俺「……アニ」

アニ「…うん?」

俺「俺は来年、訓練兵団に志願する」

アニ「…訓練兵団?」

俺「ああ…。そこで、ちゃんとした訓練を積み…そして俺が、母さんと父さんを頃した巨人を…この世界から駆逐する…」グッ

アニ「…私には、アンタにはそんな野蛮な事似合わないと思うけど?」

俺「いいや、俺には出来る…」

アニ「どうしてそう言い切れるんだ?…」

俺「それは…」


俺父『オレは訓練も不十分なまま実戦の付け焼き刃で強くなっただけだ…』

俺父『でもお前なら…』

俺父『お前にも、俺の血は流れてるんだ…。未だ若いお前が、いつかその気になれば、巨人達も全部駆逐できるかもな…』


アニ「…。」

俺「…あの時、父さんの言っていた俺の血が流れてるって意味は…俺には分からない」

俺「今の所、俺は父さんみたいに強くは無いし…何にも出来ないけど…それでも、可能性があるのならそれに賭けてみたい…」グッ

俺「父さんのように巨人と戦える力を、身に付けたい!」ポロポロ...

アニ「…。」

アニ「…だったら、私も訓練兵団に入るよ」

俺「アニも?…何で…」

アニ「アンタより上手くやる自信はあるからね」

俺「ぁ…」

アニ「それに…」

俺「それに?…」


アニボナ
コンマ下二桁
31以上アニ、俺の父親から手紙を貰っていた(下の判定へ)
30以下アニは自分自身の目標の為

安価下

コンマ下二桁
61以上アニ、頼まれ無くても何と無くたった一人になった俺に自分の境遇も重なり放っておく事をできなくなくなりつつあった(好感度3上昇)
21~60自分の目標もあるが、身体を張って助けてくれた馬鹿の為についでに息子の俺を見てやろうって思った(好感度2上昇)
20以下アニ、心動かず

安価下2

503: 2024/04/28(日) 23:42:17.94 ID:/+aPDRoG0
コンマ95(アニ俺の父親から俺の事を頼まれていた)
コンマ65(アニ、別に頼まれなくても何と無く気にかけていた)
翌年
訓練所

キース「只今より、第104期訓練兵団の入団式を行う!」

キース「私が運悪く貴様等を監督する事になったキース・シャーディスだ!」

キース「貴様等を歓迎する気は毛頭無い!今の貴様等は、精々巨人の餌になるしか無い唯の家畜!家畜以下の存在だ!」

キース「そんなクソの役にも立たない貴様等を、我々が3年掛けて鍛え上げる!巨人と戦う術を叩き込んでやる!」

キース「3年後、貴様等が巨人の前に立った時ただの餌のままか!?或いは、王を守る名誉ある壁となるか!?」

キース「又は巨人を駆逐する兵士か、貴様等が決めろ!」

俺「…。」グッ

俺(…俺が必ず、巨人を駆逐する。俺が父さんと母さんの仇を取って、こんな悲しい世界を終わらせてやる!)グッ

エレン&ミカサ&アルミン「「「…。」」」

ジャン&コニー&サシャ「「「…。」」」

ライナー&ベルトルト「「…。」」

クリスタ&ユミル「「…。」」

他の訓練兵達「「「「…。」」」」

アニ「…。」

アニ(…あいつの父親から、自分の分まであいつが無茶しないように見てやって欲しいって手紙が送られて来たが…)

アニ(私にも故郷に帰って、本当の父さんと再会するって誓いがある。私に頼むなんてハナからお門違いだが…)

アニ(…まぁあいつが私の近くに居る間だけは、ついでに見ておいてやるさ)



──こうして、俺は両親を失くした幼年期を終えて訓練兵団に志願した

この時の俺は未だ、この訓練兵団で新たな出会いと…そして、思いがけない再会があるなんて予想もしていないのだった



幼年期END
巻き戻し制限

504: 2024/04/28(日) 23:56:03.45 ID:/+aPDRoG0
進撃はそれぞれのキャラに思惑が有り、話もかなり長いので好感度数値化システムを廃止して関係のみを書きます


俺との関係のみを記載

クリスタ:俺の幼少期の幼馴染で有り親友。いつか再会する約束をして寂しい想いをさせないように手記を残したが、お互い環境の変化により名前も変わった事を知らない

アニ:俺の父親が自分の兵士生命と引き換えに救った少女。最初は仲悪かったが、両親を失い一人になった俺に自分の境遇が重なり一応気にはかけている

ユミル:俺とヒストリアが幼年期にぶつかった女。ユミルは俺をクリスタの兄か何か親切にされた奴だと覚えているが、俺の方は覚えていない



現在の俺
運動神経:かなり良い(実はある血筋を引いていて、覚醒すれば人の域を超えた強さに行けるが未だ未覚醒)
頭脳:相手の思惑を逆に考えられるくらいにはそこそこ良い

505: 2024/04/28(日) 23:59:07.18 ID:/+aPDRoG0
システムが安価コンマのゲーム攻略系からSS風になり、偶にコンマや選択肢で関係が変わるキャラゲー風に変わるので…


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【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」【後編】

引用: 【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」