1: 2008/08/07(木) 04:46:45.36 ID:kis7WzdO0
真紅「・・・怖いと聞いたからみんなを呼んでくるのだわ」
7: 2008/08/07(木) 05:52:41.78 ID:vWpDc+V+0
真紅「……いえ、やめておいた方がいいわね」
真紅「雛苺と金糸雀は泣き出すだろうし、
翠星石も騒がしくするに決まっているわ」
真紅「あとは蒼星石だけど……」
真紅「……」
真紅「多分、あの子の契約者がホラーだから楽しめないでしょうね。
それなのに誘うのも悪いわ」
真紅「ジュンは……」
真紅「……」
真紅「きっと馬鹿にするから黙っておくのだわ」
真紅「雛苺と金糸雀は泣き出すだろうし、
翠星石も騒がしくするに決まっているわ」
真紅「あとは蒼星石だけど……」
真紅「……」
真紅「多分、あの子の契約者がホラーだから楽しめないでしょうね。
それなのに誘うのも悪いわ」
真紅「ジュンは……」
真紅「……」
真紅「きっと馬鹿にするから黙っておくのだわ」
8: 2008/08/07(木) 05:56:45.62 ID:vWpDc+V+0
真紅「あとはのりだけど、まだ帰ってきていないし……」
真紅「……」
真紅「だ、駄目よ! 一人で見るなんて危険すぎるわ!」
真紅「……どうしたらいいのかしら」
フワッ
水銀燈「あらぁ真紅、何か困っていることでもあるのぉ?」
真紅「水銀燈!?」
水銀燈「ふふっ、貴方が困っている顔を見るのは面白いわぁ」
真紅「良いところに来たわね水銀燈」
水銀燈「?」
真紅「とにかく、入って頂戴」
真紅「……」
真紅「だ、駄目よ! 一人で見るなんて危険すぎるわ!」
真紅「……どうしたらいいのかしら」
フワッ
水銀燈「あらぁ真紅、何か困っていることでもあるのぉ?」
真紅「水銀燈!?」
水銀燈「ふふっ、貴方が困っている顔を見るのは面白いわぁ」
真紅「良いところに来たわね水銀燈」
水銀燈「?」
真紅「とにかく、入って頂戴」
10: 2008/08/07(木) 06:01:17.21 ID:vWpDc+V+0
真紅「紅茶で良かったかしら?」
水銀燈「……何? 気持ち悪いわねその態度」
真紅「これからDVDを見るのだもの。飲み物は必要でしょう?」
水銀燈「はぁ? 何を言ってるの真紅」
真紅「この『ひぐらしのなく頃に』は怖いらしいわ」
水銀燈「そんなことを聞いてるんじゃないわよ!」
真紅「なら、何を聞いているのかキチンと言って頂戴」
水銀燈「どうして私があんたなんかと一緒に
仲良くDVDを見なきゃいけないのよ!」
水銀燈「……何? 気持ち悪いわねその態度」
真紅「これからDVDを見るのだもの。飲み物は必要でしょう?」
水銀燈「はぁ? 何を言ってるの真紅」
真紅「この『ひぐらしのなく頃に』は怖いらしいわ」
水銀燈「そんなことを聞いてるんじゃないわよ!」
真紅「なら、何を聞いているのかキチンと言って頂戴」
水銀燈「どうして私があんたなんかと一緒に
仲良くDVDを見なきゃいけないのよ!」
11: 2008/08/07(木) 06:05:12.91 ID:vWpDc+V+0
真紅「怒鳴らないで頂戴。耳が痛いわ」
水銀燈「私は真紅、あんたをジャンクにしに来たのよ!」
真紅「水銀燈……」
水銀燈「……やる気になったかしら真紅?」
真紅「あなた、怖いの?」
水銀燈「……はぁ?」
真紅「この『ひぐらしのなく頃に』を見るのが怖いのかと聞いているの」
水銀燈「そんなわけあるはずないじゃない!」
真紅「じゃあ一緒に見ましょう」
水銀燈「……」
水銀燈「私は真紅、あんたをジャンクにしに来たのよ!」
真紅「水銀燈……」
水銀燈「……やる気になったかしら真紅?」
真紅「あなた、怖いの?」
水銀燈「……はぁ?」
真紅「この『ひぐらしのなく頃に』を見るのが怖いのかと聞いているの」
水銀燈「そんなわけあるはずないじゃない!」
真紅「じゃあ一緒に見ましょう」
水銀燈「……」
13: 2008/08/07(木) 06:09:35.24 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「誤魔化すつもり?」
真紅「いいえ。今は貴方と戦うよりも、このDVDを見る気分なだけよ」
水銀燈「……なら、また出直してくるわぁ」
真紅「水銀燈、貴方逃げる気?」
水銀燈「……はっ、逃げる? この私が?」
真紅「ええ、そうよ。このDVDを見るのが怖くて逃げ出すんでしょう?」
水銀燈「っ! そんなわけないじゃなぁい!」
真紅「なら、一緒に見ましょう」
水銀燈「……私がそんなもので怖がると思ったら大間違いよ」
真紅(ちょろいのだわ)
真紅「いいえ。今は貴方と戦うよりも、このDVDを見る気分なだけよ」
水銀燈「……なら、また出直してくるわぁ」
真紅「水銀燈、貴方逃げる気?」
水銀燈「……はっ、逃げる? この私が?」
真紅「ええ、そうよ。このDVDを見るのが怖くて逃げ出すんでしょう?」
水銀燈「っ! そんなわけないじゃなぁい!」
真紅「なら、一緒に見ましょう」
水銀燈「……私がそんなもので怖がると思ったら大間違いよ」
真紅(ちょろいのだわ)
14: 2008/08/07(木) 06:15:00.73 ID:vWpDc+V+0
真紅「さあ、始まるわよ」
水銀燈「……ふん」
真紅「……このOP、雰囲気が出てるわね」
水銀燈「こんなものに真剣になるなんて、真紅のお馬鹿さぁん」
真紅「まだ本編が始まっていないわよ水銀燈」
水銀燈「ふん! そんなの見ればわかるわよ」
真紅「なら、どうして席を私の隣に移したのかしら」
水銀燈「……そ、それはあんたの隙をつくためよ」
真紅「そう。あまりくっつかないでね」
水銀燈「……ふん」
真紅「……このOP、雰囲気が出てるわね」
水銀燈「こんなものに真剣になるなんて、真紅のお馬鹿さぁん」
真紅「まだ本編が始まっていないわよ水銀燈」
水銀燈「ふん! そんなの見ればわかるわよ」
真紅「なら、どうして席を私の隣に移したのかしら」
水銀燈「……そ、それはあんたの隙をつくためよ」
真紅「そう。あまりくっつかないでね」
15: 2008/08/07(木) 06:18:36.77 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「ふん、ただの仲良しごっこを見せられても面白くないわぁ」
真紅「このゲーム。今度皆とやってみようかしら」
水銀燈「えっ?」
真紅「どうしたの水銀燈」
水銀燈「べ、別になんでもないわよ」
真紅「なら、どうしてそんなにトランプを気にしているのかしらね」
水銀燈「気にしてなんかいないわよ! 変な言いがかりはよしなさぁい!」
真紅「そう。それならいいのだけれど」
真紅「このゲーム。今度皆とやってみようかしら」
水銀燈「えっ?」
真紅「どうしたの水銀燈」
水銀燈「べ、別になんでもないわよ」
真紅「なら、どうしてそんなにトランプを気にしているのかしらね」
水銀燈「気にしてなんかいないわよ! 変な言いがかりはよしなさぁい!」
真紅「そう。それならいいのだけれど」
17: 2008/08/07(木) 06:23:34.70 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「やはり敗者は無様ねぇ」
真紅「そうね」
水銀燈「私達のゲームは、命を賭けたもの。
あんた達がしている馴れ合いのお遊びは見てて退屈だわぁ」
真紅「なるほど。罰ゲームをつけるとゲームが盛り上がるのね。
今度皆に提案してみるのだわ」
水銀燈「ふん! 仲が良くて結構ね真紅!」
真紅「ええ、そうね」
水銀燈「……」
真紅「この罰ゲーム。きっと盛り上がるに違いないわ」
真紅「そうね」
水銀燈「私達のゲームは、命を賭けたもの。
あんた達がしている馴れ合いのお遊びは見てて退屈だわぁ」
真紅「なるほど。罰ゲームをつけるとゲームが盛り上がるのね。
今度皆に提案してみるのだわ」
水銀燈「ふん! 仲が良くて結構ね真紅!」
真紅「ええ、そうね」
水銀燈「……」
真紅「この罰ゲーム。きっと盛り上がるに違いないわ」
18: 2008/08/07(木) 06:28:38.73 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「何なのこの女。ジャンクの山を漁りだしたわよ」
真紅「そうね」
水銀燈「あんたもいつかこうなるのよ、真紅」
真紅「でも、それは今ではないわ」
水銀燈「ふん」
真紅「何を探しているのかしら」
水銀燈「さあねぇ。きっと未来の真紅じゃなぁい?」
真紅「そうね」
水銀燈「真紅。貴方真剣に見……っ!?」
『はは、驚かせてしまってすまないね』
水銀燈「謝って済む問題じゃないわ!」
真紅「そうね」
水銀燈「あんたもいつかこうなるのよ、真紅」
真紅「でも、それは今ではないわ」
水銀燈「ふん」
真紅「何を探しているのかしら」
水銀燈「さあねぇ。きっと未来の真紅じゃなぁい?」
真紅「そうね」
水銀燈「真紅。貴方真剣に見……っ!?」
『はは、驚かせてしまってすまないね』
水銀燈「謝って済む問題じゃないわ!」
20: 2008/08/07(木) 06:33:28.40 ID:vWpDc+V+0
『腕が一本見つかってないんだろう?』
水銀燈「そういえば、真紅の腕も取れたことがあったわねぇ」
真紅「水銀燈。まだ怖い場面ではないわよ」
水銀燈「あら真紅。誤魔化すつもりなのぉ?」
真紅「そんなに強く手を握ったら痛いと言っているの」
水銀燈「そ、それはあんたの手をまた取るために決まってるじゃなぁい!」
真紅「そう。とりあえず一話も終わったし、紅茶を煎れなおしてくるわ」
水銀燈「あらあら、まるで給仕ねぇ!」
真紅「水銀燈。いいから手を離して頂戴」
水銀燈「そういえば、真紅の腕も取れたことがあったわねぇ」
真紅「水銀燈。まだ怖い場面ではないわよ」
水銀燈「あら真紅。誤魔化すつもりなのぉ?」
真紅「そんなに強く手を握ったら痛いと言っているの」
水銀燈「そ、それはあんたの手をまた取るために決まってるじゃなぁい!」
真紅「そう。とりあえず一話も終わったし、紅茶を煎れなおしてくるわ」
水銀燈「あらあら、まるで給仕ねぇ!」
真紅「水銀燈。いいから手を離して頂戴」
24: 2008/08/07(木) 06:39:50.81 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「それにしても、
どうしてこんな低俗なものを見る気になったのよ」
真紅「水銀燈。貴方、座って待つということが出来ないの?」
水銀燈「ふん! 私はあんたに借りを作りたくないだけよ!」
真紅「なら、二階から私のティーセットを持ってきて頂戴」
水銀燈「誰があんたの言う事なんか聞くもんですか!」
真紅「なら、ここでお湯が沸くのを見ていて頂戴」
水銀燈「真紅、私を一人にするとこの家がどうなるかわからないわよ」
真紅「……仕方ないわね。一度火を止めて一緒に二階に行きましょう」
水銀燈「あらあら、心配性ねぇ」
どうしてこんな低俗なものを見る気になったのよ」
真紅「水銀燈。貴方、座って待つということが出来ないの?」
水銀燈「ふん! 私はあんたに借りを作りたくないだけよ!」
真紅「なら、二階から私のティーセットを持ってきて頂戴」
水銀燈「誰があんたの言う事なんか聞くもんですか!」
真紅「なら、ここでお湯が沸くのを見ていて頂戴」
水銀燈「真紅、私を一人にするとこの家がどうなるかわからないわよ」
真紅「……仕方ないわね。一度火を止めて一緒に二階に行きましょう」
水銀燈「あらあら、心配性ねぇ」
27: 2008/08/07(木) 06:46:20.50 ID:vWpDc+V+0
真紅「さあ、二話を見ましょう」
水銀燈「どうしてこんなものを見るなんて、本当に理解できないわぁ」
真紅「水銀燈。近いわ」
水銀燈「こ、これはあんたを逃がさないためよ真紅」
真紅「暑いし、紅茶を飲む時危ないわ」
水銀燈「私から逃げようっていうの? そんな甘い考えは捨てなさぁい!」
真紅「別にいいけれど」
水銀燈「ようやく諦めがついたようね」
水銀燈「どうしてこんなものを見るなんて、本当に理解できないわぁ」
真紅「水銀燈。近いわ」
水銀燈「こ、これはあんたを逃がさないためよ真紅」
真紅「暑いし、紅茶を飲む時危ないわ」
水銀燈「私から逃げようっていうの? そんな甘い考えは捨てなさぁい!」
真紅「別にいいけれど」
水銀燈「ようやく諦めがついたようね」
29: 2008/08/07(木) 06:52:31.81 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「あらあら、今度はお祭? 本当に仲良しごっこが好きねぇ」
真紅「……やっと離れてくれたわね」
水銀燈「この距離でも、捕まえるのには問題ないとわかったからよ」
真紅「そう。なら常にこの距離を保って頂戴」
水銀燈「そうやって少しずつ距離をあけて逃げるつもりね真紅!」
真紅「離して水銀燈。お茶が飲めないわ」
水銀燈「逃げないと約束しなさい真紅!」
真紅「安心なさい。私は逃げも隠れもしないわ」
水銀燈「……それならいいんだけど」
真紅「……やっと離れてくれたわね」
水銀燈「この距離でも、捕まえるのには問題ないとわかったからよ」
真紅「そう。なら常にこの距離を保って頂戴」
水銀燈「そうやって少しずつ距離をあけて逃げるつもりね真紅!」
真紅「離して水銀燈。お茶が飲めないわ」
水銀燈「逃げないと約束しなさい真紅!」
真紅「安心なさい。私は逃げも隠れもしないわ」
水銀燈「……それならいいんだけど」
32: 2008/08/07(木) 07:01:11.79 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「ねぇ真紅」
真紅「何?」
水銀燈「このお祭、中止すべきだと思わなぁい?」
真紅「この村にとっては重要なことなんでしょうね。そうもいかないのよ」
水銀燈「ふん、毎年人が氏んでるっていうのに気楽な人間たちねぇ」
真紅「水銀燈、少し離れて頂戴。私は逃げないから」
水銀燈「ふん! さっきは上手く騙されたけれど、
よく考えたらあんたの言うことは信じられないわ」
真紅「とりあえず、腕を絡めるのはよして」
水銀燈「そうやって逃げるつもりなんでしょう真紅!」
真紅「何?」
水銀燈「このお祭、中止すべきだと思わなぁい?」
真紅「この村にとっては重要なことなんでしょうね。そうもいかないのよ」
水銀燈「ふん、毎年人が氏んでるっていうのに気楽な人間たちねぇ」
真紅「水銀燈、少し離れて頂戴。私は逃げないから」
水銀燈「ふん! さっきは上手く騙されたけれど、
よく考えたらあんたの言うことは信じられないわ」
真紅「とりあえず、腕を絡めるのはよして」
水銀燈「そうやって逃げるつもりなんでしょう真紅!」
35: 2008/08/07(木) 07:08:20.59 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「……」
真紅「これで二話が終わったわね。中々見ごたえがあるのだわ」
水銀燈「そ、そう? 私は本当にくだらないと思うけど」
真紅「紅茶のお代わりは?」
水銀燈「そうねぇ。それじゃあ煎れに行きましょうか」
真紅「私一人で十分よ水銀燈」
水銀燈「ふん! あんたを一人にすると紅茶に何を入れるかわからないもの!」
真紅「そんな姑息な真似はしないわ」
水銀燈「あら、どうかしらねぇ」
真紅「なら、先に私が毒見をすればいいのかしら」
水銀燈「……えっ?」
真紅「これで二話が終わったわね。中々見ごたえがあるのだわ」
水銀燈「そ、そう? 私は本当にくだらないと思うけど」
真紅「紅茶のお代わりは?」
水銀燈「そうねぇ。それじゃあ煎れに行きましょうか」
真紅「私一人で十分よ水銀燈」
水銀燈「ふん! あんたを一人にすると紅茶に何を入れるかわからないもの!」
真紅「そんな姑息な真似はしないわ」
水銀燈「あら、どうかしらねぇ」
真紅「なら、先に私が毒見をすればいいのかしら」
水銀燈「……えっ?」
37: 2008/08/07(木) 07:13:32.51 ID:vWpDc+V+0
真紅「紅茶を煎れてきて、先に私が飲む。
これで何も入れていないと証明が出来るはずよ」
水銀燈「で、でも卑怯なあんたのことだから
人工精霊を使ってカップに何かするかもしれないじゃなぁい?」
真紅「そう思うのなら、貴方はカップを見張っていればいいでしょう」
水銀燈「嫌よ! 私は真紅を見張るわ!」
真紅「……」
水銀燈「な、何よぉ!?」
真紅「まあ、いいのだけれどね」
これで何も入れていないと証明が出来るはずよ」
水銀燈「で、でも卑怯なあんたのことだから
人工精霊を使ってカップに何かするかもしれないじゃなぁい?」
真紅「そう思うのなら、貴方はカップを見張っていればいいでしょう」
水銀燈「嫌よ! 私は真紅を見張るわ!」
真紅「……」
水銀燈「な、何よぉ!?」
真紅「まあ、いいのだけれどね」
39: 2008/08/07(木) 07:20:09.70 ID:vWpDc+V+0
真紅「ジュンが買ってきてくれた苺大福が残っていて良かったわ」
水銀燈「何よコレは」
真紅「本当は別のものが良かったのだけれど、この際仕方ないわね」
水銀燈「……ふん、私の分はあるのかしら?」
真紅「もちろんよ。お客様にはおもてなしをするのが当然でしょう」
水銀燈「良い心がけね真紅」
真紅「とりあえず離れて頂戴水銀燈。DVDのリモコンが取れないわ」
水銀燈「メイメイ」
水銀燈「何よコレは」
真紅「本当は別のものが良かったのだけれど、この際仕方ないわね」
水銀燈「……ふん、私の分はあるのかしら?」
真紅「もちろんよ。お客様にはおもてなしをするのが当然でしょう」
水銀燈「良い心がけね真紅」
真紅「とりあえず離れて頂戴水銀燈。DVDのリモコンが取れないわ」
水銀燈「メイメイ」
41: 2008/08/07(木) 07:30:08.84 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「なぁにこの男、感じの悪い喋り方ねぇ」
真紅「そうね。探偵ではなさそうだわ。クンクンはもっと紳士だったもの」
水銀燈「それに、暴力的だわぁ」
真紅「痛いわ水銀燈。肩をそんなに強く掴まないで」
水銀燈「のこのこ車に乗り込むなんて、
nのフィールドに誘い込まれるようなものよ!」
真紅「落ち着きなさい。あの男はただの人間よ」
水銀燈「そ、そうね。ただの人間よね」
真紅「多分だけれど」
水銀燈「っ!? 真紅、私を騙すつもりだったの!?」
真紅「そうね。探偵ではなさそうだわ。クンクンはもっと紳士だったもの」
水銀燈「それに、暴力的だわぁ」
真紅「痛いわ水銀燈。肩をそんなに強く掴まないで」
水銀燈「のこのこ車に乗り込むなんて、
nのフィールドに誘い込まれるようなものよ!」
真紅「落ち着きなさい。あの男はただの人間よ」
水銀燈「そ、そうね。ただの人間よね」
真紅「多分だけれど」
水銀燈「っ!? 真紅、私を騙すつもりだったの!?」
45: 2008/08/07(木) 07:36:44.43 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「へぇ、面白いことを言うわねこの人間は」
真紅「今までの事件には、部活メンバーが絡んでいるのね」
水銀燈「やはり人間は信用するに値しないわぁ」
真紅「いえ、これはきっと何かあるのだわ」
水銀燈「あらあら、簡単に信用するなんて真紅のお馬鹿さぁん!」
真紅「貴方はこの刑事の言うことを簡単に信用するのね」
水銀燈「……も、もちろんそこまで信用なんかしてないわよ!」
真紅「今までの事件には、部活メンバーが絡んでいるのね」
水銀燈「やはり人間は信用するに値しないわぁ」
真紅「いえ、これはきっと何かあるのだわ」
水銀燈「あらあら、簡単に信用するなんて真紅のお馬鹿さぁん!」
真紅「貴方はこの刑事の言うことを簡単に信用するのね」
水銀燈「……も、もちろんそこまで信用なんかしてないわよ!」
48: 2008/08/07(木) 07:46:11.12 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「ちょっとぉ! どうして刑事と電話してるのよぉ!」
真紅「声が大きいわ水銀燈」
水銀燈「だってそうでしょう?
この人間、仲間を信用していないじゃなぁい!」
真紅「まあ、それは人間なら仕方のないことだと思うわ」
水銀燈「こ、これじゃあ何か起こりそうじゃないのよ」
真紅「起こるわよ」
水銀燈「聞いてないわよ真紅!」
真紅「この制服、露出が多いけれど可愛いわね」
水銀燈「聞きなさいよぉ!」
真紅「声が大きいわ水銀燈」
水銀燈「だってそうでしょう?
この人間、仲間を信用していないじゃなぁい!」
真紅「まあ、それは人間なら仕方のないことだと思うわ」
水銀燈「こ、これじゃあ何か起こりそうじゃないのよ」
真紅「起こるわよ」
水銀燈「聞いてないわよ真紅!」
真紅「この制服、露出が多いけれど可愛いわね」
水銀燈「聞きなさいよぉ!」
51: 2008/08/07(木) 07:50:42.97 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「ガラスを割るなんて……なんて女なのアイツは」
真紅「まるで尾崎ね。それに、翠星石もよく割っていたわ」
水銀燈「野蛮ね。野蛮すぎるわぁ」
真紅「水銀燈、苺大福は食べないのかしら?」
水銀燈「そうねぇ……あとにするわぁ」
真紅「そう」
真紅「まるで尾崎ね。それに、翠星石もよく割っていたわ」
水銀燈「野蛮ね。野蛮すぎるわぁ」
真紅「水銀燈、苺大福は食べないのかしら?」
水銀燈「そうねぇ……あとにするわぁ」
真紅「そう」
52: 2008/08/07(木) 07:56:45.48 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「何、何なのよコイツらの目はぁ……」
真紅「くっつかないで頂戴。暑いわ」
水銀燈「どうして行動を知ってるのよぉ!」
真紅「……苺大福が食べにくいのだわ」
『むぐっ!?』
水銀燈「ど、どうしたっていうのよぉ」
『……は、針?』
水銀燈「~~~っ! 真紅! あんたまさか!」
真紅「……モグモグ。美味しいわね」
真紅「くっつかないで頂戴。暑いわ」
水銀燈「どうして行動を知ってるのよぉ!」
真紅「……苺大福が食べにくいのだわ」
『むぐっ!?』
水銀燈「ど、どうしたっていうのよぉ」
『……は、針?』
水銀燈「~~~っ! 真紅! あんたまさか!」
真紅「……モグモグ。美味しいわね」
55: 2008/08/07(木) 08:03:25.08 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「そうよ、そう! 自分の身は自分で守るの!」
真紅「でも、レディーから身を守るために武器を持ち出すなんて野蛮だわ」
水銀燈「そんな場合じゃないじゃなぁい!?」
真紅「やめて水銀燈。私の腕はバットではないわ。
それと、もう少し離れて頂戴」
水銀燈「駄目よ! いつ誰が裏切るかわからないもの!」
真紅「落ち着いて水銀燈。貴方はあの少年ではないのよ」
水銀燈「い、言われなくてもわかってるわ」
真紅「でも、レディーから身を守るために武器を持ち出すなんて野蛮だわ」
水銀燈「そんな場合じゃないじゃなぁい!?」
真紅「やめて水銀燈。私の腕はバットではないわ。
それと、もう少し離れて頂戴」
水銀燈「駄目よ! いつ誰が裏切るかわからないもの!」
真紅「落ち着いて水銀燈。貴方はあの少年ではないのよ」
水銀燈「い、言われなくてもわかってるわ」
59: 2008/08/07(木) 08:11:23.12 ID:vWpDc+V+0
真紅「……とりあえず三話まで見終わったわね」
水銀燈「ほ、本当に下らないわねぇ」
真紅「あら、そうかしら」
水銀燈「ええ、そうよ!」
真紅「なら、続きを見るのはやめる?」
水銀燈「……待ちなさい真紅。あんた、
私が怖いと思ってると勘違いしてるんじゃなぁい?」
真紅「誰もそんなことは言ってないのだわ」
水銀燈「ほ、本当に下らないわねぇ」
真紅「あら、そうかしら」
水銀燈「ええ、そうよ!」
真紅「なら、続きを見るのはやめる?」
水銀燈「……待ちなさい真紅。あんた、
私が怖いと思ってると勘違いしてるんじゃなぁい?」
真紅「誰もそんなことは言ってないのだわ」
62: 2008/08/07(木) 08:17:24.96 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「いいえ! 言わなくてもわかるわよ!」
真紅「貴方は続きが見たいの? 見たくないの?」
水銀燈「……あ、あんたが見たいなら仕方ないから付き合ってあげるわよ」
真紅「私はどちらでも構わないのだけど」
水銀燈「……」
真紅「貴方はどうしたいの?」
水銀燈「こ、怖くないと証明するために最後まで見るわよ!」
真紅「なら、とりあえず離れて頂戴」
水銀燈「逃げる気!?」
真紅「落ち着きなさい水銀燈」
真紅「貴方は続きが見たいの? 見たくないの?」
水銀燈「……あ、あんたが見たいなら仕方ないから付き合ってあげるわよ」
真紅「私はどちらでも構わないのだけど」
水銀燈「……」
真紅「貴方はどうしたいの?」
水銀燈「こ、怖くないと証明するために最後まで見るわよ!」
真紅「なら、とりあえず離れて頂戴」
水銀燈「逃げる気!?」
真紅「落ち着きなさい水銀燈」
65: 2008/08/07(木) 08:23:39.60 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「ちょっとぉ……何なのよこの黒い影はぁ……」
真紅「今の手は女ね」
水銀燈「……ゴクリ」
『あの、すぐ戻りますから』
水銀燈「や、やめなさいよお馬鹿さぁん……」
真紅「水銀燈。見えないから離れて頂戴」
『ガタンッ!』
水銀燈「ひうっ!?」
ぎゅうっ!
真紅「見えないわ。見えないのだわ水銀燈」
真紅「今の手は女ね」
水銀燈「……ゴクリ」
『あの、すぐ戻りますから』
水銀燈「や、やめなさいよお馬鹿さぁん……」
真紅「水銀燈。見えないから離れて頂戴」
『ガタンッ!』
水銀燈「ひうっ!?」
ぎゅうっ!
真紅「見えないわ。見えないのだわ水銀燈」
67: 2008/08/07(木) 08:30:07.09 ID:vWpDc+V+0
『どうして? どうして嘘をつくのかな?……かな』
水銀燈「なんで知ってるのよこの人間はぁ……」
ぎゅうう!
真紅「痛いし見えないわ水銀燈!」
水銀燈「何でなのよぉ……!」
『嘘だよっ!』
水銀燈「ひいっ!?」
ぎゅうううっ!!
真紅「痛い! 痛いわ水銀燈!」
水銀燈「~~~っ!」
真紅「っ!……ほ、ホーリエ! 一旦止めて頂戴!」
水銀燈「なんで知ってるのよこの人間はぁ……」
ぎゅうう!
真紅「痛いし見えないわ水銀燈!」
水銀燈「何でなのよぉ……!」
『嘘だよっ!』
水銀燈「ひいっ!?」
ぎゅうううっ!!
真紅「痛い! 痛いわ水銀燈!」
水銀燈「~~~っ!」
真紅「っ!……ほ、ホーリエ! 一旦止めて頂戴!」
68: 2008/08/07(木) 08:36:35.47 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「……」
真紅「……水銀燈」
水銀燈「……何よ」
真紅「私は逃げないから安心してと言っているでしょう?
どうしてあんな真似をしたのか説明して頂戴」
水銀燈「あ、あれは……そ、そう!
真紅の隙をついてジャンクにしようとしただけよぉ」
真紅「嘘なのだわっ!」
水銀燈「ひっ!?……い、いきなり大声を出さないで!」
真紅「……とにかく、しがみつくなら腰にして頂戴」
水銀燈「ふ、ふん! 腰でも逃げられないから、
それで許してあげるわぁ」
真紅「……水銀燈」
水銀燈「……何よ」
真紅「私は逃げないから安心してと言っているでしょう?
どうしてあんな真似をしたのか説明して頂戴」
水銀燈「あ、あれは……そ、そう!
真紅の隙をついてジャンクにしようとしただけよぉ」
真紅「嘘なのだわっ!」
水銀燈「ひっ!?……い、いきなり大声を出さないで!」
真紅「……とにかく、しがみつくなら腰にして頂戴」
水銀燈「ふ、ふん! 腰でも逃げられないから、
それで許してあげるわぁ」
71: 2008/08/07(木) 08:44:51.30 ID:vWpDc+V+0
『……開けてよ』ガン!ガン!
水銀燈「駄目よぉ……開けたら駄目ぇ……!」
『帰れーーーっ!』
ガンッ!
『あうっ!?』
真紅「中々やるじゃないの、この人間」
水銀燈「でも……す、少し痛そうねぇ」
真紅「身を守るためだもの。仕方のないことだわ」
水銀燈「あ、謝ってるじゃなぁい! 少し可哀想になってきたわぁ・・・…」
水銀燈「駄目よぉ……開けたら駄目ぇ……!」
『帰れーーーっ!』
ガンッ!
『あうっ!?』
真紅「中々やるじゃないの、この人間」
水銀燈「でも……す、少し痛そうねぇ」
真紅「身を守るためだもの。仕方のないことだわ」
水銀燈「あ、謝ってるじゃなぁい! 少し可哀想になってきたわぁ・・・…」
74: 2008/08/07(木) 08:52:16.54 ID:vWpDc+V+0
真紅「そうね。あの刑事に相談するのは正解だと思うわ」
水銀燈「へ、部屋の電気くらいつけなさいよねぇ……」
真紅「エコじゃないかしら」
『ん?』
水銀燈「っ!?」
ぎゅうっ!
真紅「……まるでコルセットね」
水銀燈「ど、どうして雨の中……」
『ごめんなさい』
水銀燈「わ、私が許すから帰りなさいよぉ!」
真紅「痛い。痛いわ水銀燈」
水銀燈「へ、部屋の電気くらいつけなさいよねぇ……」
真紅「エコじゃないかしら」
『ん?』
水銀燈「っ!?」
ぎゅうっ!
真紅「……まるでコルセットね」
水銀燈「ど、どうして雨の中……」
『ごめんなさい』
水銀燈「わ、私が許すから帰りなさいよぉ!」
真紅「痛い。痛いわ水銀燈」
76: 2008/08/07(木) 09:01:38.02 ID:vWpDc+V+0
真紅「とうとう物語の核心に切り込んだわね」
『ゴォーン!』
水銀燈「ば、バットはボールを打つためのものよ!」
真紅「そうね。地面を打つためのものではないわ」
水銀燈「や、やっぱり人間は野蛮ねぇ」
真紅「それと、私も抱きしめるためのドールではないの」
水銀燈「この目……絶対何人か頃している目よぉ……!」
真紅「聞いちゃいないのだわ。……だわ」
水銀燈「い、今何か言った真紅!?」
真紅「いいえ。何も」
『ゴォーン!』
水銀燈「ば、バットはボールを打つためのものよ!」
真紅「そうね。地面を打つためのものではないわ」
水銀燈「や、やっぱり人間は野蛮ねぇ」
真紅「それと、私も抱きしめるためのドールではないの」
水銀燈「この目……絶対何人か頃している目よぉ……!」
真紅「聞いちゃいないのだわ。……だわ」
水銀燈「い、今何か言った真紅!?」
真紅「いいえ。何も」
78: 2008/08/07(木) 09:07:51.89 ID:vWpDc+V+0
真紅「……いよいよ対決ね」
『キラーン!』
水銀燈「『なんで鉈なんか……」』
真紅「消えたわ。隠れたのかしら」
水銀燈「ひっ!」
ぎゅうう!
真紅「一応言ってはみるけれど、痛いわ水銀燈」
水銀燈「瞬間移動するなんて、
人間じゃないのよこいつ……!」
真紅「……やっぱり無駄だったみたいね」
『キラーン!』
水銀燈「『なんで鉈なんか……」』
真紅「消えたわ。隠れたのかしら」
水銀燈「ひっ!」
ぎゅうう!
真紅「一応言ってはみるけれど、痛いわ水銀燈」
水銀燈「瞬間移動するなんて、
人間じゃないのよこいつ……!」
真紅「……やっぱり無駄だったみたいね」
82: 2008/08/07(木) 09:16:11.33 ID:vWpDc+V+0
『アッハハハハ! アハハハ! アハハハハハ!』
水銀燈「やめなさいよやめなさいよぉ、なんで笑うのよぉ……!」
真紅「これは……中々ね。声のトーンが下がっていて」
水銀燈「オヤシロ様なんてないわよぉ、オヤシロ様なんて嘘よぉ……!」
真紅「水銀燈。それはオバケの歌よ」
水銀燈「そ、そう! 逃げるのよ!」
真紅「これは……まずい選択じゃないかしら」
水銀燈「な、何!? 何者なのコイツらはぁ!」
真紅「ここに来て新しいキャラ? 不自然ね」
水銀燈「やめなさいよやめなさいよぉ、なんで笑うのよぉ……!」
真紅「これは……中々ね。声のトーンが下がっていて」
水銀燈「オヤシロ様なんてないわよぉ、オヤシロ様なんて嘘よぉ……!」
真紅「水銀燈。それはオバケの歌よ」
水銀燈「そ、そう! 逃げるのよ!」
真紅「これは……まずい選択じゃないかしら」
水銀燈「な、何!? 何者なのコイツらはぁ!」
真紅「ここに来て新しいキャラ? 不自然ね」
84: 2008/08/07(木) 09:22:09.15 ID:vWpDc+V+0
真紅「部屋に?」
水銀燈「そ、そうよぉ! 悪い夢だったのよぉ!」
真紅「本当にそうかしら。それに……監督?」
水銀燈「か、監督と言ったら野球の監督に決まってるじゃなぁい!
真紅のお馬鹿さぁん!」
真紅「……」
水銀燈「な、何か言いなさいよぉ!」
『アッハハハハ! アハハハハハ!』
水銀燈「ひっ!?」
真紅「……だから、痛いのだけど水銀燈」
水銀燈「『罰ゲーム!?」』
真紅「……」
水銀燈「そ、そうよぉ! 悪い夢だったのよぉ!」
真紅「本当にそうかしら。それに……監督?」
水銀燈「か、監督と言ったら野球の監督に決まってるじゃなぁい!
真紅のお馬鹿さぁん!」
真紅「……」
水銀燈「な、何か言いなさいよぉ!」
『アッハハハハ! アハハハハハ!』
水銀燈「ひっ!?」
真紅「……だから、痛いのだけど水銀燈」
水銀燈「『罰ゲーム!?」』
真紅「……」
86: 2008/08/07(木) 09:29:59.07 ID:vWpDc+V+0
真紅「これは何の注射なのかしら……」
水銀燈「やめ、やめなさいよぉ……!」
真紅・水銀燈「!」
真紅「これは……」
水銀燈「ひっ!? う、腕が……」
真紅「家が囲まれて?」
水銀燈「こ、この家は囲まれてないわよね!? ねえっ!?」
真紅「塀と、少しばかりの緑に囲まれているのだわ」
水銀燈「っ!……そ、それなら安心ねぇ」
水銀燈「やめ、やめなさいよぉ……!」
真紅・水銀燈「!」
真紅「これは……」
水銀燈「ひっ!? う、腕が……」
真紅「家が囲まれて?」
水銀燈「こ、この家は囲まれてないわよね!? ねえっ!?」
真紅「塀と、少しばかりの緑に囲まれているのだわ」
水銀燈「っ!……そ、それなら安心ねぇ」
91: 2008/08/07(木) 09:37:57.97 ID:vWpDc+V+0
真紅「どうやら上手く逃げ出せたようね」
水銀燈「ほ、頬に血がついてるじゃなぁい……!」
真紅・水銀燈「……」
真紅「そうね、助けを求めるのは正解なのだわ」
水銀燈「は、早く助けに来なさいよぉ!」
真紅「つけてくる? さっきの男達かしら」
水銀燈「オヤシロ様なんてないわよぉ、オヤシロ様なんて嘘よぉ……!」
真紅「……後ろに?」
水銀燈「駄目! 絶対に駄目よぉ! 振り向いたら駄目ぇ!」
ぎゅうううっ!
真紅「痛い! 痛いわ水銀燈!」
水銀燈「ほ、頬に血がついてるじゃなぁい……!」
真紅・水銀燈「……」
真紅「そうね、助けを求めるのは正解なのだわ」
水銀燈「は、早く助けに来なさいよぉ!」
真紅「つけてくる? さっきの男達かしら」
水銀燈「オヤシロ様なんてないわよぉ、オヤシロ様なんて嘘よぉ……!」
真紅「……後ろに?」
水銀燈「駄目! 絶対に駄目よぉ! 振り向いたら駄目ぇ!」
ぎゅうううっ!
真紅「痛い! 痛いわ水銀燈!」
94: 2008/08/07(木) 09:43:52.19 ID:vWpDc+V+0
『ドンッ!』
水銀燈「ひっ!」
真紅「痛っ!」
『怖いのは分ります!』
水銀燈「嘘よぉ! 絶対にわかるわけないわぁ!」
真紅「……」
水銀燈「ひいっ!? 血……血がぁ……!」
真紅「メモが切り取られて?」
水銀燈「ど、どうしてまとめの段階に入ってるのよぉっ!」
水銀燈「ひっ!」
真紅「痛っ!」
『怖いのは分ります!』
水銀燈「嘘よぉ! 絶対にわかるわけないわぁ!」
真紅「……」
水銀燈「ひいっ!? 血……血がぁ……!」
真紅「メモが切り取られて?」
水銀燈「ど、どうしてまとめの段階に入ってるのよぉっ!」
99: 2008/08/07(木) 09:53:19.41 ID:vWpDc+V+0
水銀燈「終わった……の?」
真紅「そうね。お疲れ様水銀燈。とりあえず離してもらえる?」
水銀燈「っ!」
ばっ!
水銀燈「ま、まぁ面白かったんじゃなぁい?」
真紅「そう。水銀燈は気に入ったみたいね」
水銀燈「終わったのが本当に残念だわぁ! まぁ、続きがあっても
私を怖がらせることは出来ないと思うけどねぇ!」
真紅「あら、続きならあるわよ?」
水銀燈「……えっ?」
真紅「貴方が気に入ったのなら、見ましょうか」
水銀燈「……」
水銀燈「……えっ?」
おわり
真紅「そうね。お疲れ様水銀燈。とりあえず離してもらえる?」
水銀燈「っ!」
ばっ!
水銀燈「ま、まぁ面白かったんじゃなぁい?」
真紅「そう。水銀燈は気に入ったみたいね」
水銀燈「終わったのが本当に残念だわぁ! まぁ、続きがあっても
私を怖がらせることは出来ないと思うけどねぇ!」
真紅「あら、続きならあるわよ?」
水銀燈「……えっ?」
真紅「貴方が気に入ったのなら、見ましょうか」
水銀燈「……」
水銀燈「……えっ?」
おわり
101: 2008/08/07(木) 09:54:16.45 ID:G0XYeQV+0
えっ?
102: 2008/08/07(木) 09:54:51.37 ID:FKWJxl030
嘘だっ!
161: 2008/08/07(木) 17:43:18.16 ID:vWpDc+V+0
真紅「……」
真紅「水銀燈、遅いわね」
真紅「一度契約者の様子を見に戻ると言っていたけれど、
どこで油を売っているのかしら」
真紅「……」
真紅「一人で続きを見るしかないようね。
それに、あの程度だったら問題はないでしょうし」
ガチャッ
翠星石「あれ? 何やってるですか?」
蒼星石「こんにちは真紅」
真紅「あら、丁度良いところに来たわね二人共」
真紅「水銀燈、遅いわね」
真紅「一度契約者の様子を見に戻ると言っていたけれど、
どこで油を売っているのかしら」
真紅「……」
真紅「一人で続きを見るしかないようね。
それに、あの程度だったら問題はないでしょうし」
ガチャッ
翠星石「あれ? 何やってるですか?」
蒼星石「こんにちは真紅」
真紅「あら、丁度良いところに来たわね二人共」
163: 2008/08/07(木) 17:47:53.67 ID:vWpDc+V+0
翠星石「丁度良いって、何がですか?」
真紅「DVDを見ようと思っていたのよ。良かったら貴方達もどう?」
蒼星石「DVD? それって面白いのかい?」
真紅「水銀燈は堪能していたようだったわ」
翠星石「す、水銀燈が来てたんですか!?」
蒼星石「堪能って……一緒に見てたのかい?」
真紅「ええ。それはそれは仲良く見ていたわよ」
真紅「DVDを見ようと思っていたのよ。良かったら貴方達もどう?」
蒼星石「DVD? それって面白いのかい?」
真紅「水銀燈は堪能していたようだったわ」
翠星石「す、水銀燈が来てたんですか!?」
蒼星石「堪能って……一緒に見てたのかい?」
真紅「ええ。それはそれは仲良く見ていたわよ」
166: 2008/08/07(木) 17:56:07.94 ID:vWpDc+V+0
翠星石「真紅と水銀燈が仲良く見るようなもんですか……」
蒼星石「……多分だけど、かなり面白いんだと思うよ」
真紅「どうするの? 少し怖いけれど、
水銀燈は区切りがつく所まで見たわよ」
蒼星石「水銀燈はどこに行ったのかな」
真紅「さあね」
翠星石「きっとビビって逃げ出したに決まってますよ!」
真紅「あら、貴方は自信がありそうね翠星石」
翠星石「あったり前ですぅ! 子供騙しに怖がるような翠星石じゃありませぇん!」
蒼星石「そうだね。子供騙しとまでは言わないけど、
そんなに怖いものでもないと思うな」
真紅「……なら、二人共見るということね?」
蒼星石「……多分だけど、かなり面白いんだと思うよ」
真紅「どうするの? 少し怖いけれど、
水銀燈は区切りがつく所まで見たわよ」
蒼星石「水銀燈はどこに行ったのかな」
真紅「さあね」
翠星石「きっとビビって逃げ出したに決まってますよ!」
真紅「あら、貴方は自信がありそうね翠星石」
翠星石「あったり前ですぅ! 子供騙しに怖がるような翠星石じゃありませぇん!」
蒼星石「そうだね。子供騙しとまでは言わないけど、
そんなに怖いものでもないと思うな」
真紅「……なら、二人共見るということね?」
168: 2008/08/07(木) 18:02:05.91 ID:vWpDc+V+0
真紅「紅茶で良かったかしら?」
翠星石「気がききますね」
蒼星石「ありがとう真紅」
真紅「いいえ。この程度、大した事ではないわ」
翠星石「まあ、水銀燈とは違って翠星石は優雅に紅茶を飲みながら
『ひぐらしのなく頃に』を楽しませてもらいますか」
蒼星石「うわぁ、この紅茶美味しいね。良い葉を使ってる」
真紅「……それじゃあ、再生するわね」
翠星石「……」
蒼星石「……」
翠星石・蒼星石「ブーーーッ!!」
真紅「っ!? 汚いわよ貴方達!」
翠星石「気がききますね」
蒼星石「ありがとう真紅」
真紅「いいえ。この程度、大した事ではないわ」
翠星石「まあ、水銀燈とは違って翠星石は優雅に紅茶を飲みながら
『ひぐらしのなく頃に』を楽しませてもらいますか」
蒼星石「うわぁ、この紅茶美味しいね。良い葉を使ってる」
真紅「……それじゃあ、再生するわね」
翠星石「……」
蒼星石「……」
翠星石・蒼星石「ブーーーッ!!」
真紅「っ!? 汚いわよ貴方達!」
172: 2008/08/07(木) 18:08:33.21 ID:vWpDc+V+0
翠星石「ひいっ、ひええ! ひょえええ~~~っ!?」
蒼星石「レンピカ! 早く止めて! すぐ止めて!」
真紅「……仕方がないわね」
・ ・ ・
JUM「指輪が熱い。……何が起こってるんだ!?」
・ ・ ・
翠星石「す、すすす、すぃ、スィド、すぃすぃ~~~っ!」
蒼星石「レンピカ! レンピカ! レンピカ! レンピカ!」
真紅「落ち着きなさい二人共」
ピッ
翠星石・蒼星石「~~~っ!」
真紅「……やれやれなのだわ」
蒼星石「レンピカ! 早く止めて! すぐ止めて!」
真紅「……仕方がないわね」
・ ・ ・
JUM「指輪が熱い。……何が起こってるんだ!?」
・ ・ ・
翠星石「す、すすす、すぃ、スィド、すぃすぃ~~~っ!」
蒼星石「レンピカ! レンピカ! レンピカ! レンピカ!」
真紅「落ち着きなさい二人共」
ピッ
翠星石・蒼星石「~~~っ!」
真紅「……やれやれなのだわ」
173: 2008/08/07(木) 18:16:13.32 ID:vWpDc+V+0
翠星石「な、なんなんですかアレはぁ!?」
蒼星石「ねえ、止めてくれた? 止めてくれた真紅?」
真紅「今のはかなり“くる”わね」
翠星石「狂ってます……! あの人間達くるくるですぅ……!」
蒼星石「ねえ、もう目を開けても平気かい?」
真紅「……これじゃあ先が思いやられるわ」
真紅「貴方達、もう見るのはやめにする?」
蒼星石「ねえ、止めてくれた? 止めてくれた真紅?」
真紅「今のはかなり“くる”わね」
翠星石「狂ってます……! あの人間達くるくるですぅ……!」
蒼星石「ねえ、もう目を開けても平気かい?」
真紅「……これじゃあ先が思いやられるわ」
真紅「貴方達、もう見るのはやめにする?」
176: 2008/08/07(木) 18:20:33.92 ID:vWpDc+V+0
翠星石「あんなもんの続きを見る気になる真紅はおかしいですよ!」
真紅「あら、そうかしら」
蒼星石「そうだよ! だって、おじいさんより怖かったもん!」
真紅「そうかしら。私はどちらも同じくらいだと思うわ。
それと、本音が漏れているわよ蒼星石」
翠星石「行きましょう蒼星石! 付き合ってられません!」
蒼星石「そ、そうだね。僕はこれ以上は遠慮させてもらうよ」
真紅「……」
真紅「逃げるのね。それならそれで、私は構わないわ」
翠星石・蒼星石「!?」
真紅「あら、そうかしら」
蒼星石「そうだよ! だって、おじいさんより怖かったもん!」
真紅「そうかしら。私はどちらも同じくらいだと思うわ。
それと、本音が漏れているわよ蒼星石」
翠星石「行きましょう蒼星石! 付き合ってられません!」
蒼星石「そ、そうだね。僕はこれ以上は遠慮させてもらうよ」
真紅「……」
真紅「逃げるのね。それならそれで、私は構わないわ」
翠星石・蒼星石「!?」
178: 2008/08/07(木) 18:27:42.76 ID:vWpDc+V+0
翠星石「だ、だぁれが逃げるですってぇ!?」
真紅「貴方達に決まっているじゃないの。
水銀燈はそんな真似はしなかったわよ」
蒼星石「そりゃあ、水銀燈と僕達とじゃ違うに決まってるじゃないか」
真紅「水銀燈が逃げなかったものから、貴方達は逃げる」
蒼星石「そ、それは……でも……」
真紅「そんな体たらくを見たら、お父様はどう思うでしょうね」
翠星石「……わ、わかりましたよ! 見ればいいんでしょう! 見れば!」
蒼星石「ちょ、ちょっとだけだよ? 怖くなったら目をつぶるからね?」
真紅(ちょろいのだわ)
真紅「貴方達に決まっているじゃないの。
水銀燈はそんな真似はしなかったわよ」
蒼星石「そりゃあ、水銀燈と僕達とじゃ違うに決まってるじゃないか」
真紅「水銀燈が逃げなかったものから、貴方達は逃げる」
蒼星石「そ、それは……でも……」
真紅「そんな体たらくを見たら、お父様はどう思うでしょうね」
翠星石「……わ、わかりましたよ! 見ればいいんでしょう! 見れば!」
蒼星石「ちょ、ちょっとだけだよ? 怖くなったら目をつぶるからね?」
真紅(ちょろいのだわ)
179: 2008/08/07(木) 18:34:34.68 ID:vWpDc+V+0
翠星石「……ゲーム大会みたいですね」
蒼星石「僕はこういうほのぼのしてる方が好きだな」
真紅「“まずは”日常というわけね」
翠星石「おやぁ? このビビってる奴、ちょっとジュンに似てますね」
蒼星石「あはは! ホントだ!」
真紅「今度、ジュンにカルタを買ってきてもらいましょうか」
翠星石「その時は翠星石のトロンベが炸裂するですよ!」
蒼星石「みぃ、って言ったら皆に効くかな」
真紅「翠星石、トロンベは竜巻よ。
それと蒼星石、少なくとも私達には効かないわよ」
蒼星石「僕はこういうほのぼのしてる方が好きだな」
真紅「“まずは”日常というわけね」
翠星石「おやぁ? このビビってる奴、ちょっとジュンに似てますね」
蒼星石「あはは! ホントだ!」
真紅「今度、ジュンにカルタを買ってきてもらいましょうか」
翠星石「その時は翠星石のトロンベが炸裂するですよ!」
蒼星石「みぃ、って言ったら皆に効くかな」
真紅「翠星石、トロンベは竜巻よ。
それと蒼星石、少なくとも私達には効かないわよ」
181: 2008/08/07(木) 18:39:36.04 ID:vWpDc+V+0
真紅・翠星石・蒼星石「!?」
真紅「何故、何故なの?」
翠星石「どうして『ひぐらしのなく頃に』……」
蒼星石「……雛苺が出てるんだろう」
真紅「これは、あとで聞いてみる必要がありそうね」
翠星石「あ、雛苺は帽子人間のもんになったみてーですね」
蒼星石「うん。でもこの緑色の髪の女の子、ちょっと寂しそうだよ」
真紅「……これは、何かの伏線のようね」
真紅「何故、何故なの?」
翠星石「どうして『ひぐらしのなく頃に』……」
蒼星石「……雛苺が出てるんだろう」
真紅「これは、あとで聞いてみる必要がありそうね」
翠星石「あ、雛苺は帽子人間のもんになったみてーですね」
蒼星石「うん。でもこの緑色の髪の女の子、ちょっと寂しそうだよ」
真紅「……これは、何かの伏線のようね」
188: 2008/08/07(木) 18:49:46.83 ID:vWpDc+V+0
翠星石「なんかこの緑人間変な奴ですねぇ」
蒼星石「そうだね。こんな嘘、すぐバレるに決まってるじゃないか」
真紅「まさか、双子の貴方達からそんな言葉が聞けるとは思ってなかったわ」
翠星石「失礼ですね真紅は。蒼星石ならともかく、
翠星石はあんなイヤらしい恰好はしないですぅ」
蒼星石「ぼ、僕だってしないよ! 何を言い出すの翠星石!」
真紅「静かにして頂戴二人共」
蒼星石「そうだね。こんな嘘、すぐバレるに決まってるじゃないか」
真紅「まさか、双子の貴方達からそんな言葉が聞けるとは思ってなかったわ」
翠星石「失礼ですね真紅は。蒼星石ならともかく、
翠星石はあんなイヤらしい恰好はしないですぅ」
蒼星石「ぼ、僕だってしないよ! 何を言い出すの翠星石!」
真紅「静かにして頂戴二人共」
190: 2008/08/07(木) 18:55:59.68 ID:vWpDc+V+0
真紅「ようやく一話を見終わったわね」
翠星石「それにしても、双子の見分けがつかないなんてコイツは駄目人間ですね」」
蒼星石「でも、あれだけそっくりなら仕方ないと思うけどな」
真紅「あの集団統率力……不自然すぎるわ」
翠星石「きっとジュンなら一発で見抜くに決まってますぅ!」
蒼星石「面白そうだね。今度入れ替わって試してみようか」
翠星石「おおっ! さすが蒼星石、ナイス提案ですぅ!」
真紅「とりあえず、紅茶を煎れなおしてくるわね」
翠星石「それにしても、双子の見分けがつかないなんてコイツは駄目人間ですね」」
蒼星石「でも、あれだけそっくりなら仕方ないと思うけどな」
真紅「あの集団統率力……不自然すぎるわ」
翠星石「きっとジュンなら一発で見抜くに決まってますぅ!」
蒼星石「面白そうだね。今度入れ替わって試してみようか」
翠星石「おおっ! さすが蒼星石、ナイス提案ですぅ!」
真紅「とりあえず、紅茶を煎れなおしてくるわね」
193: 2008/08/07(木) 19:02:17.83 ID:vWpDc+V+0
翠星石「い~っひっひっひ! は、腹がよじれるですぅ~!」
蒼星石「も、もう、翠星石ったら」
翠星石「……名付けるなら“マッチョジュン”ですねぇ」
蒼星石「ま、マッチョジュンくん……あ、あはははは!」
真紅「……あら、またこの刑事?」
翠星石「なんですかこの狸人間は。妙にイラつく喋り方ですねぇ」
蒼星石「うん。ちょっと信用ならない感じがするね」
蒼星石「も、もう、翠星石ったら」
翠星石「……名付けるなら“マッチョジュン”ですねぇ」
蒼星石「ま、マッチョジュンくん……あ、あはははは!」
真紅「……あら、またこの刑事?」
翠星石「なんですかこの狸人間は。妙にイラつく喋り方ですねぇ」
蒼星石「うん。ちょっと信用ならない感じがするね」
195: 2008/08/07(木) 19:08:39.64 ID:vWpDc+V+0
翠星石「ど、どうしてコイツらこんな事をするんですか」
蒼星石「そ、そうだよ。勝手に入るなんて駄目に決まってるのに」
真紅「……入ったわ」
翠星石・真紅・蒼星石「っ!?」
翠星石「お、驚かすなです! この金ピカ!」
蒼星石「ねえ、もう平気? ねえ」
真紅「暑いし痛いから離れて頂戴。
それに、どうして私を挟み込むように抱き合うの貴方達は」
蒼星石「そ、そうだよ。勝手に入るなんて駄目に決まってるのに」
真紅「……入ったわ」
翠星石・真紅・蒼星石「っ!?」
翠星石「お、驚かすなです! この金ピカ!」
蒼星石「ねえ、もう平気? ねえ」
真紅「暑いし痛いから離れて頂戴。
それに、どうして私を挟み込むように抱き合うの貴方達は」
196: 2008/08/07(木) 19:12:24.55 ID:vWpDc+V+0
これの真ん中に真紅が挟まってると思いねえ
199: 2008/08/07(木) 19:18:38.29 ID:vWpDc+V+0
翠星石「な、なんて恐ろしいことを言うんですかこの人間はぁ……!」
蒼星石「ぼ、僕、しばらくウィンナー食べられないよ……」
真紅「解剖道具を調理道具を表現するのは変わっているわね。
そういえば、今晩は花丸ハンバーグかしら」
翠星石「ま、まさかのりは翠星石達を!?」
蒼星石「やめてよ翠星石! 脅かさないでよ!」
真紅「そんなこと、あるわけがないじゃない。……多分」
翠星石・蒼星石「ひいっ!?」
蒼星石「ぼ、僕、しばらくウィンナー食べられないよ……」
真紅「解剖道具を調理道具を表現するのは変わっているわね。
そういえば、今晩は花丸ハンバーグかしら」
翠星石「ま、まさかのりは翠星石達を!?」
蒼星石「やめてよ翠星石! 脅かさないでよ!」
真紅「そんなこと、あるわけがないじゃない。……多分」
翠星石・蒼星石「ひいっ!?」
200: 2008/08/07(木) 19:24:05.57 ID:vWpDc+V+0
翠星石「マッチョジュンが氏にました……」
蒼星石「喉をかきむしってだなんて……」
真紅(これは……水銀燈と見た時と同じね)
翠星石「ま、まさかジュンも体を鍛えたらこうなってしまうんでしょうか?」
蒼星石「! 駄目だよそんなの! すっごく血が出てたよ!?」
翠星石「……ジュンが引きこもりで助かりました」
蒼星石「……そうだね。ちょっと外出は控えて貰おうか」
真紅「それにしても、この雄は情けないわね。
レディーに責任を押し付けるなんて」
真紅「……とりあえず、半分見終わったわね」
蒼星石「喉をかきむしってだなんて……」
真紅(これは……水銀燈と見た時と同じね)
翠星石「ま、まさかジュンも体を鍛えたらこうなってしまうんでしょうか?」
蒼星石「! 駄目だよそんなの! すっごく血が出てたよ!?」
翠星石「……ジュンが引きこもりで助かりました」
蒼星石「……そうだね。ちょっと外出は控えて貰おうか」
真紅「それにしても、この雄は情けないわね。
レディーに責任を押し付けるなんて」
真紅「……とりあえず、半分見終わったわね」
203: 2008/08/07(木) 19:31:59.97 ID:vWpDc+V+0
翠星石「まあ、大したことありませんね」
蒼星石「そうだね。最初だけだったかなぁ」
真紅「……貴方達、それは私を離してから言って頂戴」
翠星石「こ、これは……そう! 今日はちょっと姉妹愛に目覚めただけですぅ!」
蒼星石「そ、そうそう! 真紅も僕達の可愛い妹だしね」
真紅「頬をスリスリするのはやめなさい貴方達!」
翠星石「何照れてるんですか。ほれほれ~!」
蒼星石「真紅が照れるなんて珍しいなあ。楽しいや!」
真紅「……情けない姉達ね」
蒼星石「そうだね。最初だけだったかなぁ」
真紅「……貴方達、それは私を離してから言って頂戴」
翠星石「こ、これは……そう! 今日はちょっと姉妹愛に目覚めただけですぅ!」
蒼星石「そ、そうそう! 真紅も僕達の可愛い妹だしね」
真紅「頬をスリスリするのはやめなさい貴方達!」
翠星石「何照れてるんですか。ほれほれ~!」
蒼星石「真紅が照れるなんて珍しいなあ。楽しいや!」
真紅「……情けない姉達ね」
233: 2008/08/07(木) 20:30:04.46 ID:vWpDc+V+0
翠星石「……なんか、どんどん余裕がなくなってきましたね」
蒼星石「ねえ真紅。もう最初のゲーム大会みたいな楽しいのはないのかい?」
真紅「わからないわ。私も見るのは初めてだもの。
それに、余裕がないのは私もよ」
翠星石「し、真紅もビビってやがるんですか? な、情けないですねぇ~!」
蒼星石「あるよ、きっとあるよ。楽しい場面がきっとあるって!」
真紅「貴方達がこうやって私を挟み込むから、
余裕をもって座れないと言っているの」
翠星石「で、電話が通じないですって……?」
蒼星石「何かあったのかな?」
真紅「狭いわ。離れて頂戴二人共」
蒼星石「ねえ真紅。もう最初のゲーム大会みたいな楽しいのはないのかい?」
真紅「わからないわ。私も見るのは初めてだもの。
それに、余裕がないのは私もよ」
翠星石「し、真紅もビビってやがるんですか? な、情けないですねぇ~!」
蒼星石「あるよ、きっとあるよ。楽しい場面がきっとあるって!」
真紅「貴方達がこうやって私を挟み込むから、
余裕をもって座れないと言っているの」
翠星石「で、電話が通じないですって……?」
蒼星石「何かあったのかな?」
真紅「狭いわ。離れて頂戴二人共」
235: 2008/08/07(木) 20:35:10.45 ID:vWpDc+V+0
翠星石「ひいぃぃぃ~っ!」
蒼星石「何、何々、何なのさ!」
がくがくっ!
真紅「揺らさないで! 揺らさないで頂戴!」
翠星石「コイツ狂ってます! 頭がクルクルです~!」
蒼星石「ねえ、もう大丈夫かな!? ねえ真紅!」
真紅「痛いわ! やめて!」
蒼星石「何、何々、何なのさ!」
がくがくっ!
真紅「揺らさないで! 揺らさないで頂戴!」
翠星石「コイツ狂ってます! 頭がクルクルです~!」
蒼星石「ねえ、もう大丈夫かな!? ねえ真紅!」
真紅「痛いわ! やめて!」
240: 2008/08/07(木) 20:40:46.29 ID:vWpDc+V+0
翠星石「……よ、ようやく正気に戻ったようですね」
蒼星石「……目を開けても大丈夫?」
真紅「落ち着いてくれて助かったわ。
この人間も、私も」
翠星石「これはきっとオヤシロ様の祟りに違いねーですよ!」
蒼星石「そうだね。ただの人間がこんな恐ろしい事出来るはずないよ。
きっと、何かに取りつかれてたんだ」
真紅「……本当にそうなのかしら」
翠星石「そうに決まってます!」
蒼星石「脅かさないでよ真紅!」
蒼星石「……目を開けても大丈夫?」
真紅「落ち着いてくれて助かったわ。
この人間も、私も」
翠星石「これはきっとオヤシロ様の祟りに違いねーですよ!」
蒼星石「そうだね。ただの人間がこんな恐ろしい事出来るはずないよ。
きっと、何かに取りつかれてたんだ」
真紅「……本当にそうなのかしら」
翠星石「そうに決まってます!」
蒼星石「脅かさないでよ真紅!」
248: 2008/08/07(木) 20:46:01.99 ID:vWpDc+V+0
翠星石「何を……言ってるんですかこの狸人間は……」
蒼星石「えっ? 失踪して……えっ?」
真紅「いよいよこの物語の核心に迫ってきたわね」
翠星石「あっ、電話です」
蒼星石「待って。混乱してきちゃったよ」
真紅「ここで問い詰めるのが吉と出るか、凶と出るか……」
『ふ……ふふっ……』
翠星石・蒼星石「……ゴクリ」
『アハハハ! アハヒャヒャヒャヒャヒャ!』
翠星石・蒼星石「~~~っっっ!?」
蒼星石「えっ? 失踪して……えっ?」
真紅「いよいよこの物語の核心に迫ってきたわね」
翠星石「あっ、電話です」
蒼星石「待って。混乱してきちゃったよ」
真紅「ここで問い詰めるのが吉と出るか、凶と出るか……」
『ふ……ふふっ……』
翠星石・蒼星石「……ゴクリ」
『アハハハ! アハヒャヒャヒャヒャヒャ!』
翠星石・蒼星石「~~~っっっ!?」
251: 2008/08/07(木) 20:51:02.00 ID:vWpDc+V+0
翠星石「すす、スィスィスィ……す、すすす!」
蒼星石「レンピカ! レンピカ! レンピカ! レンピカ!」
ガラッシャーン!
真紅「落ち着きなさい二人共! もう三話のEDだから!」
翠星石「な、なな、なんなんですかぁっ!」
蒼星石「反則だよ……これじゃあ目をつぶっても意味ないじゃないかぁ……!」
むぎゅう~っ!
真紅「く、苦し……!」
蒼星石「レンピカ! レンピカ! レンピカ! レンピカ!」
ガラッシャーン!
真紅「落ち着きなさい二人共! もう三話のEDだから!」
翠星石「な、なな、なんなんですかぁっ!」
蒼星石「反則だよ……これじゃあ目をつぶっても意味ないじゃないかぁ……!」
むぎゅう~っ!
真紅「く、苦し……!」
253: 2008/08/07(木) 20:57:17.20 ID:vWpDc+V+0
翠星石・蒼星石「……」
真紅「ちょっぷ」
スコン!
翠星石「あたっ!」
蒼星石「いたっ!」
真紅「……全く、貴方達のおかげでジュンに負担をかけてしまったじゃない」
翠星石「す、すってす……」
蒼星石「ご、ごめんよ……」
真紅「私ではなく、後できちんとジュンに謝りなさい。いいわね?」
翠星石「……わかりました」
蒼星石「……はい」
・ ・ ・
JUM「また指輪が熱くなった! あ、アイツらの身に危険が……!?」
真紅「ちょっぷ」
スコン!
翠星石「あたっ!」
蒼星石「いたっ!」
真紅「……全く、貴方達のおかげでジュンに負担をかけてしまったじゃない」
翠星石「す、すってす……」
蒼星石「ご、ごめんよ……」
真紅「私ではなく、後できちんとジュンに謝りなさい。いいわね?」
翠星石「……わかりました」
蒼星石「……はい」
・ ・ ・
JUM「また指輪が熱くなった! あ、アイツらの身に危険が……!?」
255: 2008/08/07(木) 21:03:22.64 ID:vWpDc+V+0
真紅「さあいよいよ最後ね」
翠星石「ぷぷぷ! コイツ、怒られてますぅ~!」
蒼星石「怒られる前に、気付くのが当然だよね」
真紅「……もう何も言わないわ」
翠星石「それにしても、この帽子人間は中々見所のある奴ですね!」
蒼星石「うん。推理力はくんくんに近いものがあるんじゃないかな」
真紅「でも、少し迂闊すぎるわね。
相手の領域に踏み込むなんて愚は、くんくんは絶対にしないわ」
翠星石「ぷぷぷ! コイツ、怒られてますぅ~!」
蒼星石「怒られる前に、気付くのが当然だよね」
真紅「……もう何も言わないわ」
翠星石「それにしても、この帽子人間は中々見所のある奴ですね!」
蒼星石「うん。推理力はくんくんに近いものがあるんじゃないかな」
真紅「でも、少し迂闊すぎるわね。
相手の領域に踏み込むなんて愚は、くんくんは絶対にしないわ」
257: 2008/08/07(木) 21:09:17.58 ID:vWpDc+V+0
翠星石「こ、この屋敷は絶対に何かありますよ!」
蒼星石「やめてよ翠星石!」
真紅「さっきも刑事の車に簡単に乗り込んだし……。
勇気と蛮勇、信頼と盲信を履き違えているわね」
翠星石「あ、あんまり直接的な聞き方をするなです……」
蒼星石「そうだよ……。もっと慎重に聞k」
『ふ……ふふっ……』
翠星石「な、なんで笑い出すんですかぁ!?」
『アハハハハハハ!』
蒼星石「『参った! 参った降参だよ!」』
蒼星石「やめてよ翠星石!」
真紅「さっきも刑事の車に簡単に乗り込んだし……。
勇気と蛮勇、信頼と盲信を履き違えているわね」
翠星石「あ、あんまり直接的な聞き方をするなです……」
蒼星石「そうだよ……。もっと慎重に聞k」
『ふ……ふふっ……』
翠星石「な、なんで笑い出すんですかぁ!?」
『アハハハハハハ!』
蒼星石「『参った! 参った降参だよ!」』
260: 2008/08/07(木) 21:15:16.99 ID:vWpDc+V+0
『園崎本家、当主跡継ぎ・・・…魅音でございます』
真紅「冷静さを取り戻したようね」
翠星石「ろ、ろろ、ローゼンメイデン第三ドール、翠星石ですぅ!」
蒼星石「ぼ、僕はローゼンメイデン第四ドールの蒼星石!」
真紅「……冷静さを取り戻していないようね」
真紅「……それにしても、この人間が語ることは興味深いわ」
翠星石「お、おやおやぁ? なんかさっきまでとは……」
蒼星石「! きっと、これからまた仲良くしだすんだよ!」
翠星石「それです蒼星石!」
真紅「冷静さを取り戻したようね」
翠星石「ろ、ろろ、ローゼンメイデン第三ドール、翠星石ですぅ!」
蒼星石「ぼ、僕はローゼンメイデン第四ドールの蒼星石!」
真紅「……冷静さを取り戻していないようね」
真紅「……それにしても、この人間が語ることは興味深いわ」
翠星石「お、おやおやぁ? なんかさっきまでとは……」
蒼星石「! きっと、これからまた仲良くしだすんだよ!」
翠星石「それです蒼星石!」
261: 2008/08/07(木) 21:18:48.28 ID:vWpDc+V+0
翠星石「なぁ~んかイチャつきはじめましたね」
蒼星石「いいよ、これで良いよ、最高だよ」
真紅「待ちなさい。地下室に入っていくわよ」
翠星石「はあ? そんなの捕まえてた妹を開放するために決まってるじゃねーですか」
蒼星石「そうだよ。それ以外の目的なんてあるはずないって」
真紅「……だと、いいのだけれど」
蒼星石「いいよ、これで良いよ、最高だよ」
真紅「待ちなさい。地下室に入っていくわよ」
翠星石「はあ? そんなの捕まえてた妹を開放するために決まってるじゃねーですか」
蒼星石「そうだよ。それ以外の目的なんてあるはずないって」
真紅「……だと、いいのだけれど」
264: 2008/08/07(木) 21:25:36.24 ID:vWpDc+V+0
翠星石・蒼星石「!?」
ぎゅうっ!
真紅「……いたたっ」
翠星石「恐ろしいです……コイツはとんでもねー極悪人です……」
蒼星石「どうして……なんでさ……」
ぎゅううっ!
真紅「……あいたたたっ」
翠星石「そ、蒼星石、私はこんな真似絶対にしませんからね!」
蒼星石「う、うん……」
翠星石「ど、どうして目を逸らすですか!?」
蒼星石「いや、うん。な、なんとなくかな……はは」
ぎゅうっ!
真紅「……いたたっ」
翠星石「恐ろしいです……コイツはとんでもねー極悪人です……」
蒼星石「どうして……なんでさ……」
ぎゅううっ!
真紅「……あいたたたっ」
翠星石「そ、蒼星石、私はこんな真似絶対にしませんからね!」
蒼星石「う、うん……」
翠星石「ど、どうして目を逸らすですか!?」
蒼星石「いや、うん。な、なんとなくかな……はは」
265: 2008/08/07(木) 21:32:55.88 ID:vWpDc+V+0
翠星石「く、釘? コイツ、日曜大工でもするつもりですか?」
蒼星石「そ、そうだ。それがいいよ!」
真紅「いえ、これは多分……」
翠星石「ぬ、ぬわぁんですってぇ!?」
蒼星石「あー! あー! 何も聞こえないよ! 何も見えないよ!」
真紅「お願いだから離れて頂戴。
見えないし、うるさくて聞こえないのだわ」
翠星石「あ、ありゃ? なんかちょっとエOチな雰囲気に……」
蒼星石「えっ、本当かい!?」
真紅「聞こえているじゃないの。離れて頂戴」
蒼星石「そ、そうだ。それがいいよ!」
真紅「いえ、これは多分……」
翠星石「ぬ、ぬわぁんですってぇ!?」
蒼星石「あー! あー! 何も聞こえないよ! 何も見えないよ!」
真紅「お願いだから離れて頂戴。
見えないし、うるさくて聞こえないのだわ」
翠星石「あ、ありゃ? なんかちょっとエOチな雰囲気に……」
蒼星石「えっ、本当かい!?」
真紅「聞こえているじゃないの。離れて頂戴」
270: 2008/08/07(木) 21:38:55.48 ID:vWpDc+V+0
翠星石「け、結局何も起こらなかったじゃないですか」
蒼星石「あ、ははは、拍子抜けしちゃったね」
真紅「……ようやく離れてくれたわね」
翠星石「まぁ、こんなの全然怖くなかったですぅ!」
蒼星石「あれ? なんか緑の髪の女の子が……」
真紅「あら、正気に戻ったのかしら」
翠星石「なるほど。ここからハッピーエンドになるわけですね!」
蒼星石「そっか! 僕、やっぱりハッピーエンドの方が好きだな!」
真紅「あら? 何か様子が……」
蒼星石「あ、ははは、拍子抜けしちゃったね」
真紅「……ようやく離れてくれたわね」
翠星石「まぁ、こんなの全然怖くなかったですぅ!」
蒼星石「あれ? なんか緑の髪の女の子が……」
真紅「あら、正気に戻ったのかしら」
翠星石「なるほど。ここからハッピーエンドになるわけですね!」
蒼星石「そっか! 僕、やっぱりハッピーエンドの方が好きだな!」
真紅「あら? 何か様子が……」
273: 2008/08/07(木) 21:44:05.79 ID:vWpDc+V+0
真紅「これは……まずいわね」
翠星石「だ、大丈夫ですよ! ここでこのダサ人間が抱きしめれば……」
蒼星石「そ、そうだよ! 愛の力できっと……」
『ザクッ』
翠星石・蒼星石「『あ……」』
『うふ……うふへははははは、間に合ったー!』
翠星石「あ……へ……?」
蒼星石「う、うわーん! 目をつぶるのも耳を塞ぐのも間に合わなかったー!」
ぎゅううっ!
真紅「痛い! 痛いわ!」
翠星石「だ、大丈夫ですよ! ここでこのダサ人間が抱きしめれば……」
蒼星石「そ、そうだよ! 愛の力できっと……」
『ザクッ』
翠星石・蒼星石「『あ……」』
『うふ……うふへははははは、間に合ったー!』
翠星石「あ……へ……?」
蒼星石「う、うわーん! 目をつぶるのも耳を塞ぐのも間に合わなかったー!」
ぎゅううっ!
真紅「痛い! 痛いわ!」
276: 2008/08/07(木) 21:55:30.14 ID:vWpDc+V+0
翠星石「け、結局……これですか」
蒼星石「うう、見なければ良かったよ」
真紅「待ちなさい。まだ続きがあるわ」
翠星石「! こ、こいつ生き延びてたんですか!」
蒼星石「いいよ! 本当にいい! 生きててくれてありがとう!」
真紅「ほら貴方達。踊っていないで、きちんと最後まで見なさい」
翠星石「そうですね!」
蒼星石「うん! 本当に良かったよ!」
『……ガシッ!』
翠星石・蒼星石「~~~~~~っっっ!!!?」
蒼星石「うう、見なければ良かったよ」
真紅「待ちなさい。まだ続きがあるわ」
翠星石「! こ、こいつ生き延びてたんですか!」
蒼星石「いいよ! 本当にいい! 生きててくれてありがとう!」
真紅「ほら貴方達。踊っていないで、きちんと最後まで見なさい」
翠星石「そうですね!」
蒼星石「うん! 本当に良かったよ!」
『……ガシッ!』
翠星石・蒼星石「~~~~~~っっっ!!!?」
278: 2008/08/07(木) 21:59:24.59 ID:vWpDc+V+0
翠星石「こ、こここ怖くなんてありませんでしたねぇ!」
蒼星石「う、うん! ぼぼっ、僕、全然平気だったな!」
真紅「貴方達も水銀燈も、こういうのには強いのね」
翠星石「と、当然ですぅ! 翠星石は誇り高きローゼンメイデンですから!」
蒼星石「こ、これなら、おかしな時のおじいさんの方が怖かったかな!」
真紅「なら、続きを見ましょうか。まだ終わりじゃないのよ」
翠星石「……」
蒼星石「……」
翠星石・蒼星石「えっ?」
おわり
蒼星石「う、うん! ぼぼっ、僕、全然平気だったな!」
真紅「貴方達も水銀燈も、こういうのには強いのね」
翠星石「と、当然ですぅ! 翠星石は誇り高きローゼンメイデンですから!」
蒼星石「こ、これなら、おかしな時のおじいさんの方が怖かったかな!」
真紅「なら、続きを見ましょうか。まだ終わりじゃないのよ」
翠星石「……」
蒼星石「……」
翠星石・蒼星石「えっ?」
おわり
279: 2008/08/07(木) 22:01:10.87 ID:LtHrY+HpO
えっ?
280: 2008/08/07(木) 22:02:05.53 ID:0x4U6BXf0
なん・・・だと?
281: 2008/08/07(木) 22:02:49.05 ID:vWpDc+V+0
疲れた
続きは誰か頼む
続きは誰か頼む
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