1: 2011/12/27(火) 01:59:26.34 ID:RFBQsd+60
まどか「え?お、おそばおいしいよね・・・?」

ほむら「え?うどんおいしいよね?」

まどか「違うよ!おそばだよ!」

ほむら「うどん・・・じゃないの・・・?」
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語

5: 2011/12/27(火) 02:02:01.16 ID:RFBQsd+60
まどか「うどんよりそばがすきかな・・・」

ほむら「え?それはどんよりを使った短文なの?」

まどか「いや、純粋におそばがすきかなって」

ほむら「な、なんてこと・・・」ガクッ

まどか「何もそこまでがっかりしなくても・・・」

8: 2011/12/27(火) 02:03:51.26 ID:RFBQsd+60
まどか「も、もちろんうどんもすきだよ!」

ほむら「うどん・・・も?」

まどか「あっ」

ほむら「も!?うどんだけ好きじゃないの!?」

まどか「えー・・・」

ほむら「まどかがそば派だったなんて・・・」

12: 2011/12/27(火) 02:05:39.11 ID:RFBQsd+60
まどか「だっておそばのほうが食べやすいし・・・」

ほむら「あのうどんのつるつる感がいいんじゃない!!」

まどが「おそばのざらざら感もいいんだよ!!」

ほむら「ぐぬぬ・・・」

まどか「ぐぬぬ・・・」

14: 2011/12/27(火) 02:07:03.17 ID:RFBQsd+60
さやか「あれ?転校生にまどかじゃん、なにやってんの?」

まどか「ほむらちゃんがおそばよりうどんが好きだって言うの!!」

ほむら「うどんが一番に決まってるじゃない!!」

さやか「え?普通そうめんでしょ?」

まどほむ「え?」

19: 2011/12/27(火) 02:08:15.35 ID:RFBQsd+60
さやか「ん?あたし何かおかしいこといった?」

まどか「そうめん(笑)」

ほむら「あなたあんな紛い物で満足してるの?(笑)」

さやか「ま、紛い物とはなにさ!!!」

22: 2011/12/27(火) 02:09:51.67 ID:RFBQsd+60
まどか「あんなどっちつかずの麺なんて・・・ねぇ?(笑)」

ほむら「細すぎて満足できないわ」

まどか「うどんは太すぎ!」

ほむら「そばも細いわ!」

さやか「そうめんはあの細さがいいんじゃない!!」

27: 2011/12/27(火) 02:14:04.48 ID:RFBQsd+60
まどか「細すぎず太すぎずのおそばが一番なんだよ!」

ほむら「太くてもっちりのうどんがいちばんよ!」

さやか「細くていっぱい食べられるそうめんが1番!!」

マミ「あら?三人ともなにをやってるの?」

32: 2011/12/27(火) 02:16:13.53 ID:RFBQsd+60
さやか「マミさん!こいつらそうめんはダサいとかいうんですよ!!」

ほむら「うどんが1番よ!!」

まどか「おそば!!」

マミ「パスタだろJK・・・」

三人「え?」

34: 2011/12/27(火) 02:17:48.03 ID:RFBQsd+60
マミ「パスタこそ至高の麺類!!」

さやか「はぁー!?あんなの食べてるんですかぁ!?」

まどか「スープがない麺類なんて・・・ねぇ?」

ほむら「そうめんはつけるからまだいいけどパスタはないわー」

マミ「あなたたちパスタのよさがわからないなんて人生損してるわ!!」

39: 2011/12/27(火) 02:21:22.83 ID:RFBQsd+60
まどか「いやー、パスタが人生ってちょっと(笑)」

ほむら「やっぱりうどんよね」

さやか「そうめん!!」

まどか「おそば!!」

マミ「パスタ!!!!」

43: 2011/12/27(火) 02:23:30.71 ID:RFBQsd+60
まどか「むきー!どうしてみんなおそばの良さがわからないの!?」

ほむら「あんなの食べ物じゃないわ、最強はうどんよ、食べ応えばっちり!」

さやか「安くて早くて美味いそうめんが最強!」

マミ「イタリアのパスタが最強よ!!」

46: 2011/12/27(火) 02:25:29.54 ID:RFBQsd+60
上条「おや、四人ともなにをやってるんだい?」

さやか「恭介!きいてよ!こいつらがさー!」

マミ「パスタ以外は認めない」

まどか「おそばのよさがわからない奴はゆとり」

ほむら「うどんこそ究極の麺類」

上条「タンメンだろうが・・・!」

49: 2011/12/27(火) 02:27:02.95 ID:RFBQsd+60
四人「ん?」

上条「タンメン・・・タンメンだろうが・・・ぶち頃すぞ・・・ゴミめら・・・・」

まどか「た、た、たたたたタンメンwwwwwwwwww」

マミ「あんなの麺じゃないわwwwwww」

さやか「タンメン派だったとは・・・」

ほむら「タンメンなんて食べてる人はじめてみた・・・」

65: 2011/12/27(火) 02:35:02.44 ID:RFBQsd+60
上条「タンメンが最強と何故わからない・・・?長い麺などもう古い・・・あのタンメンこそが至高・・・!」

マミ「タタタタッタtッタタwwwww」

まどか「タンメンとかwwwww」

ほむら「ということで最強はうどんよね」

さやか「は?そうめんだし」

マミ「パスタでしょ?」

まどか「おそばだよ!」

上条「タンメン!!!」

72: 2011/12/27(火) 02:38:32.09 ID:RFBQsd+60
仁美「あら?みなさんお集まりでどうなさったんですの?」

まどか「仁美ちゃん!仁美ちゃんはもちろんおそばだよね!?」

ほむら「うどんよね!?」

さやか「いやそうめん!」

マミ「パスタ!」

上条「タンメン!」

仁美「び、ビーフン・・・ですけど・・・」

79: 2011/12/27(火) 02:42:08.60 ID:RFBQsd+60
まどか「ビビビビビビビビwwwwww」

さやか「小学生かよwwwwwww」

ほむら「まーた情弱が増えた・・・うどんが最高だというのに・・・」

マミ「パスタこそかけるものしだいで味が変わる最高の麺!」

上条「スープにはタンメン!」

仁美「ビーフンですわ!!」

82: 2011/12/27(火) 02:44:37.10 ID:RFBQsd+60
杏子「うーっす、なにやってんだお前ら」

マミ「佐倉さん!」

さやか「杏子は勿論そうめんだよな!?」

まどか「おそばでしょ!?」

ほむら「うどん!」

上条「タンメンだ!!」

仁美「ビーーーーフン!!」

杏子「ラーメン」

85: 2011/12/27(火) 02:46:54.04 ID:RFBQsd+60
さやか「ラ」

まどか「ラララ」

ほむら「ラーメンwwwwwww情報弱者の極みwwwwww」

マミ「貴女がラーメンというとは・・・」

上条「ざっけんな!タンメンだろうが!!」

仁美「ビーフンですわ!」

杏子「ラーメンだろうがよ!!!!お前らは馬鹿なのか!?」

88: 2011/12/27(火) 02:49:32.59 ID:RFBQsd+60
さやか「かわいそうじゃのうwwwwラーメンなんて食べてるとはwwwラララwww」

まどか「あんなの食べてる人の気が知れないよwwwww」

マミ「種類多すぎwwwwww」

仁美「ビーフンの味がわからないなんて・・・」

上条「タンメンタンメンタンメン・・・」

ほむら「で、結局はうどんよね?」

91: 2011/12/27(火) 02:51:46.22 ID:RFBQsd+60
まどか「いやいやいや、おそばこそ最高の麺類でしょ」

さやか「そうめん!」

マミ「パスタ!」

上条「タンメン!」

仁美「ビーフン!」

杏子「いい加減にしろよお前ら・・・」

94: 2011/12/27(火) 02:53:26.00 ID:RFBQsd+60
杏子「ラーメンが最高だとなぜ気づかない!?」

杏子「あっさりと食べやすい塩!」

杏子「野菜たっぷりの味噌!」

杏子「しっとりな醤油!」

杏子「濃厚なとんこつ!!」

杏子「異端のカレーラーメン!」

杏子「これら全てを合わせてラーメンなのだ!!」

103: 2011/12/27(火) 02:58:35.59 ID:RFBQsd+60
杏子「麺・・・それはラーメンにこそ与えられる称号!」

杏子「きさまらの言う麺は・・・麺ではない!!」

杏子「きさまらは何を持って「麺」という!?」

杏子「長さか、細さか!?」

杏子「具材か、スープか!!??」

杏子「その歴史か、作られた国か!!」

106: 2011/12/27(火) 03:01:42.84 ID:RFBQsd+60
杏子「否!!!!麺は味によって決まる!!!!」

杏子「ラーメンこそが至高!!!」

杏子「ラーメンこそが王者!!!」

杏子「わかったか愚民共!!!」

マミ「そうね・・・私達どうかしていたわ」

まどか「最強はラーメンよね」

ほむら「えぇ、ラーメンが最強だわ」

さやか「さっすが杏子だなぁ」

110: 2011/12/27(火) 03:03:46.33 ID:RFBQsd+60
上条「やっぱり麺はラーメンだな」

仁美「そうですわね」

杏子「そうだろ、わかってくれて嬉しい」

杏子(計画通り・・・)


おしまい

118: 2011/12/27(火) 03:06:40.67 ID:O461AZT30
てかきしめんは?

119: 2011/12/27(火) 03:06:49.41 ID:RFBQsd+60
ちなみに俺は春雨が好きです

121: 2011/12/27(火) 03:07:38.04 ID:RFBQsd+60
きしめん、ほうとう→うどん
焼きそば、沖縄そば→そば

ということで

125: 2011/12/27(火) 03:32:14.44 ID:EYisHZDg0
杏子「なんだか腹減ってきたな…」

マミ「夜中にこんなスレ見るものじゃないわね」

QB「きゅっぷい! 使い終わったグリーフシードはあるかい?」

ほむら「あるわよ。ほら、食べなさい」

QB「いただきまーす!」

杏子(……)ジーッ

杏子「それ、うまいのか?」

126: 2011/12/27(火) 03:40:01.17 ID:EYisHZDg0
さやか「杏子… アンタとうとう、QBのエサにまで手を出すなんて」

杏子「だって、ソウルジェムの穢れってさ」
   ソウルジェムに溜まる → グリーフシードに吸着 → QBが回収
杏子「こうなってるじゃん」

まどか「グリーフシードを回収するのも、QBの役目なんだよね」

杏子「とはいえいつも食べてるのを見てるとさ、自然と気になるんだよな」

杏子「どんな味がするんだろう…」

127: 2011/12/27(火) 03:45:32.34 ID:EYisHZDg0
杏子「なぁ、味見していいか?」

QB「ま、まったくこんなグロテスクなものを食べたがるなんて、わけがわからないよ!」

マミ「そういえば、魚介類は見た目が気持ち悪いほどおいしいって言うわね」

さやか「いや、でもコレ、体に毒とかありそうだよ」

ほむら「……」

QB「勘違いしないでほしいな。ぼくは食欲を満たすためいグリーフシードを捕食しているわけじゃないんだ」

QB「あくまでこの宇宙のために…」

ほむら「待った」

129: 2011/12/27(火) 03:50:54.26 ID:EYisHZDg0
ほむら「この言い分から察するに、何かソウルジェムから直接穢れを吸い取ることには」

ほむら「インキュベイター側にとって、知られたくない不都合があるようね」

ほむら「だったら、試す価値はあると思うの」

まどか「ほむらちゃんまで……」

ほむら「話せるじゃねぇか、ほむら!」

ほむら「でも最低限のことは確認しておきましょう」

ほむら「答えなさい。穢れの溜まったグリーフシードを私たちが食べると、体に害はあるの?」

QB「何を言ってるんだい。君たちの夜食ならビーフンが」

ほむら「答えなさい」ガチャリ

QB「……すいません、ないです」

130: 2011/12/27(火) 03:57:16.89 ID:EYisHZDg0
ほむら「では試してみましょうか、杏子?」

杏子「え、そこであたしに振るの?」

ほむら「やはり言い出しっぺが先頭を切るべきよ」
   (…言ってはみたけど、やっぱマズそうだしなぁ)

杏子「そ、そうか… じゃやろう…… かな」
   (…どう考えてもマズいだろ… でも食い物を残しちゃいけないよな、うん)

杏子「よし、マミのソウルジェムを貸してくれ!」

マミ「どうして私なのよ?」

杏子「どうしてって… せめて、うまそうな色したのから行ってみたいだろ」

マミ「ものは試しね… いいわよ」ホラ

まどか「待って!」

131: 2011/12/27(火) 04:02:45.70 ID:EYisHZDg0
まどか「ソウルジェムってさ…… 魔法少女の魂が入ってるんだよね?」

さやか「だね。私も前QBに『これが槍で突かれた痛みさ』とかやられたし」

まどか「そしたら、その…… 杏子ちゃんが、マミさんのソウルジェムを、吸うんだよね?」

まどか「……お口で///」

杏子「やる前にそういうこと言うな!」

まどか「ご、ごめんなさい…!」

杏子「……ま、ますますやりづらくなっちまうじゃねーか」

マミ(そういうのを気にしだすと…… 常に露出してる時点で、だいぶ、こう……)

133: 2011/12/27(火) 04:09:31.06 ID:EYisHZDg0
杏子(落ち着け杏子… これは実験)ドギマギ

杏子(マミの穢れをグリーフシードでやってるみたいに、吸い出すだけなんだ)

杏子(……いや、決してやましいことじゃないからな!)

マミ(わ、私のソウルジェムが…… さくらさんのお口に///)

  ちゅるん

マミ(……どうかしら?)ドキドキ

杏子「うお、苦い! そしてクサい! 何の味だこりゃ!?」

マミ「何よ失礼ね!」

QB(ぼくのノルマが……)

杏子「ごめんマミ! でも、なんだか食い物の味はするな… なんだろう?」

ほむら「私もいただいていいかしら」

杏子「まだちょっと残ってるな。行ってみろ!」

 ちゅるちゅるちゅる

マミ(やめて… もうやめて! 変なことしないで~!!)

ほむら「これは……!」

134: 2011/12/27(火) 04:16:40.95 ID:EYisHZDg0
ほむら「ウナギの肝ね」

杏子「ウナギか…… 道理で食ったことないワケだ」

ほむら「この苦みといい、適度にプチッと来る食感といい、間違いないわ」

ほむら「きっとご飯に合うわね」

まどか「ほむらちゃん、ウナギの肝なんて食べたことあるの?」

ほむら「子供の頃から体が弱かったから、精のつくものを、ってよく食べさせられたの」

ほむら「今では私の最高のソウルフードよ」

さやか「また渋いの好きだなぁ」

マミ「ウナギ… 私のソウルジェムがウナギの肝の味だなんて…」ヒクヒク

138: 2011/12/27(火) 04:26:18.96 ID:EYisHZDg0
さやか「じゃ次、杏子の試食してみようか」

杏子「えっ… あ、あたしはいいよ! 普通にグリーフシード使うし」
  (さやかにソウルジェム吸われたら……)

さやか「遠慮すんなって。今日の戦いで頑張ってたから、溜まってるんでしょ?」

さやか「残念さやかちゃんで良ければ、しっかり抜いてあげますよ~」

 ちゅるり

杏子(ダメさやか! まだそんなの…… 早いよ///)

さやか「うおえぇぇええ!!! 何だこりゃ!?」

さやか「アンタこんなんでよくマミさんのことクサいとか言えたね!」

杏子「ゴメンな… ゴメンな、マミ……」ジワッ

マミ「いいのよ… さぁ、おいでなさい」

杏子「うぅっ… あたし、汚れちゃってるみたい……」

QB(人のノルマを横取りしてそんな怒るなんて、さやかもヒドいなぁ)

まどか「ね、私もお味見していい?」

140: 2011/12/27(火) 04:33:10.63 ID:EYisHZDg0
さやか「やめときなって! こんなもん、あと数ccで致氏量だったわ!」

ほむら「そうよ、まどかが汚れ役を引き受けることないわ!」

ほむら「でも、もしまどかが契約したら、真っ先に私が吸わせてもらうわ!」

まどか「ありがとう、でもやっぱり、こんな時に見てるだけなんて、私ずるい子かなって」

QB(あ、今度まどかの契約を邪魔されたら、これをネタに譲歩させて……)

杏子「生半可な覚悟じゃ、コイツは食いきれないぜ」

さやか「自分で言うな!」

まどか「いいの… 杏子ちゃん、ソウルジェムを貸して!」

 ちゅるるるぅ~~

141: 2011/12/27(火) 04:38:45.62 ID:EYisHZDg0
まどか「これ……!」

 ちうちうちう

まどか「おいしいよ、杏子ちゃん!」

杏子「まどか…!」パァッ

さやか「まどか…… あんたいい子すぎるよ……」

まどか「違うのさやかちゃん! ホントにおいしいんだよ!」

杏子(サヨナラ… サヨナラ、元キワモノ仲間のマミ先輩……)

マミ(キワモノって言うな……!!) ※実際、ウナギの肝はおいしいです

杏子「ありがとう、まどか! で、何の味がするんだ? あたしのソウルジェムは」

まどか「レバ刺しだよ!」

143: 2011/12/27(火) 04:47:10.60 ID:EYisHZDg0
さやか「ああ…… ないわ、レバ刺しとか」

ほむら「……うん、ないわね」

杏子「そ、そっか、レバ刺しか! お刺身か」

杏子「……なぁ、レバってどんな魚なんだ?」

さやか「魚じゃないよ! 知ってて現実逃避しない!」

杏子「やっぱアレなの? レバーなのか?」

ほむら「そうよ! 臓物よ! しかも生よ!」

マミ(オカエリナサイ… 肝と大差ない生臭さくらさん) ※実際、レバ刺しっておいしいよね

杏子(帰りたくないよぅ)ブワッ

さやか「まどか、あんたいつの間にそんなキワモノに手を出したのよ?」

まどか「ママが好きなんだよ。お酒のおつまみにって」

まどか「たまにわけてもらってるうちに、私も食べられるようになったんだよ!」

さやか「あのママさんなら納得する不思議」

ほむら「お義母さまの好物はレバ刺し… と」

144: 2011/12/27(火) 04:59:52.25 ID:EYisHZDg0
さやか「さてと、私は特に穢れ溜まってないし、あとはほむらか」

杏子「地が暗い色だから、パッと見どこまで溜まってるかわかりづらいよな」

ほむら「私のはだめよ!」

杏子「ほぅ、今更逃げる気かい?」

ほむら「そうじゃなくて…… ソウルジェムを吸わせるなんて、心に決めた人がいるんだから!」

さやか「ふ~む… だったらお望みとおり、まどかに吸ってもらおうか!」

まどか「そんな…… ほむらちゃんの決めた人が、私なんかで…… そんなのって」

マミ(うっわ、あざとい!)

ほむら「まぁ、まどかなら…… いいわよ」スッ

まどか「ティヒヒヒ それじゃ、ほむらちゃんの穢れ、いただいちゃいま~す!」

さやか「ダメよ! もっとなまめかしく、いやらしく吸っておやり!」

まどか「え~ そんなのわかんないよ~ぅ」

ほむら(…けっこうイラッとくるわね…… なのに、悔しい///)カァッ

146: 2011/12/27(火) 05:05:50.05 ID:EYisHZDg0
まどか「ではあらためて…」テロリ

ほむら(まどかの舌が、私のソウルジェムをなめて… ああもう表現しづらい所を的確になぞって!)

 ちゅるちゅる……

まどか ポソッ「……乳くさい…」

ほむら「えっ」

さやか「どうした、乳ならないぞ!」

杏子「こっちだって乳なら負けないぞ! マミがな!」モニモニ

マミ「やめなさい!」

ほむら「まどか… 私の穢れ、くさかったかな……?」

まどか「ううん違うの! 生臭いのと違う、ただ、乳臭くって」

さやか(違わないじゃん)


148: 2011/12/27(火) 05:12:12.29 ID:EYisHZDg0
ほむら(そっか、私って、乳くさいんだ……)

そう言われて思い当たる節はある。
せっかく退院してきても、学校へ行けば、同年代の子たちとイヤでも自分を比べてしまう。
中学二年生になったんだよ――
誰もが日に日に大人びていく中で、私一人が取り残されたように子供のままで
だんだん話も合わなくなって、無口になって、『いつもクールな暁美さん』だってさ
ホントの私はね、大人になって行くみんなに置いていかれちゃった、迷子なんだよ――


まどか「あ、無理矢理それっぽいストーリーにしなくていいから」

149: 2011/12/27(火) 05:17:56.30 ID:EYisHZDg0
マミ「どれどれ、私もいただいていいかしら?」

ほむら「ど、どうぞ」

 ちゅる~~…… ちちち

マミ「これはチーズよ。ゴルゴンゾーラね」

杏子「おお、なんだか強そうだな!」

マミ「ええ、とっても強烈だわ。乳臭さとカビ臭さがね!」

さやか「さっすがイタリアンに強いマミさん!」

まどか「いろんな意味でイタリアンが似合うマミ先輩!」

ほむら「お茶代わりにオリーブオイル飲んでそうなマミさん!」

マミ「うるさいわね! なんでみんな、私をデブキャラ扱いするのよ!」

マミ「オリーブオイルは太らないんだから!」

150: 2011/12/27(火) 05:23:07.32 ID:EYisHZDg0
杏子「試してみるんじゃなかった…… マズそうなのばっかりだ」

さやか「でもこうしてみると、共通点があるわね」

まどか「いわゆる「大人の味」っていうの? 三人ともそうだよね」

マミ「少女の穢れは大人の味わい…… それが魔法少女の真実だったとはね」

QB(どうしよう… この五人からはもうエネルギーを回収できそうにない……)

QB(あきらめて寝ようっと! みんな、おやすみなさい!)

引用: まどか「おそばおいしいね!」ほむら「え?」