1: 2011/12/28(水) 20:08:15.62 ID:nVCm98ys0
事件は突然起こった。
世界中でうんたらかんたら、でゾンビが街を徘徊。
ゾンビの魔の手はIS学園にも忍び寄っていた。
気がつくと、半数以上の生徒がゾンビになっていた。
そのゾンビの群れの中に一夏ゾンビがいた。
一夏ゾンビ「(あぁ、山田先生とHしてたらゾンビになっちゃった。どうしようかなぁ。)」
山田先生「がうぅ・・・・」
一夏「(俺も声でねぇんだよなぁ・・・ってか意識あるの俺だけか。みんな目的も無く徘徊してるだけだし。)」
一夏「(それにやたらと三大欲求が、なぁ・・・・とりあえず知り合いだけでも探すか。)」てくてく
一夏「(ゾンビまみれ・・・か。あっ、シャルだ!・・・・もうゾンビか。)」
世界中でうんたらかんたら、でゾンビが街を徘徊。
ゾンビの魔の手はIS学園にも忍び寄っていた。
気がつくと、半数以上の生徒がゾンビになっていた。
そのゾンビの群れの中に一夏ゾンビがいた。
一夏ゾンビ「(あぁ、山田先生とHしてたらゾンビになっちゃった。どうしようかなぁ。)」
山田先生「がうぅ・・・・」
一夏「(俺も声でねぇんだよなぁ・・・ってか意識あるの俺だけか。みんな目的も無く徘徊してるだけだし。)」
一夏「(それにやたらと三大欲求が、なぁ・・・・とりあえず知り合いだけでも探すか。)」てくてく
一夏「(ゾンビまみれ・・・か。あっ、シャルだ!・・・・もうゾンビか。)」
6: 2011/12/28(水) 20:11:41.34 ID:nVCm98ys0
一夏「(ん~、セシリアも箒も鈴もだめか・・・あとはラウラと千冬姉だけだな。)」
一夏「(職員室あたりに行ってみるか)」
キャアアアアアアアア
一夏「(生き残りかな?)」
出席番号一番「こ、こないでよおおお!!」バシバシ
一夏「(あらま、鉄バットか。教室に逃げ込んだな。スライド式なら大丈夫と思ったのかな?)」
一夏「(ちょっと様子を見てみるか・・・)」
一夏「(あぁ、もう・・・どけよゾンビ!)」ずいずい
コンコン
一番「え・・・?生きてる人?」
一夏「(職員室あたりに行ってみるか)」
キャアアアアアアアア
一夏「(生き残りかな?)」
出席番号一番「こ、こないでよおおお!!」バシバシ
一夏「(あらま、鉄バットか。教室に逃げ込んだな。スライド式なら大丈夫と思ったのかな?)」
一夏「(ちょっと様子を見てみるか・・・)」
一夏「(あぁ、もう・・・どけよゾンビ!)」ずいずい
コンコン
一番「え・・・?生きてる人?」
9: 2011/12/28(水) 20:14:06.32 ID:nVCm98ys0
ガラッ
一夏「がうがうっ(チーッス)」
一番「ひいいいいい!!」
一夏「がうがーう(お邪魔しまーす)」
ピシャッ
一番「こ、こないでよおおお!!」ぶんぶん
一夏「がうがう(大丈夫大丈夫)」ジェスチャー
11: 2011/12/28(水) 20:16:17.57 ID:nVCm98ys0
一夏「(あぁ、やべぇ・・・したい・・・・三大欲求ってすごいなぁ)」
一番「え、ゾンビなのに意識があるの?織斑君?」
一夏「コクコク」
一番「ど、どうして・・・・」
一夏「(そりゃこっちが聞きたいよ)」お手上げのポーズ
13: 2011/12/28(水) 20:18:04.42 ID:nVCm98ys0
一夏「(まぁいいや。えいっ)」
一番「きゃあああああ」
ぺろぺろぺろぺろ
一番「え・・・?」
ずちゅずちゅ
一番「ひぎぃ!!」
どぴゅっ
一夏「(ふぅ、すっきりぃ)」
一夏「(さて千冬姉はっと・・・)」
一番「きゃあああああ」
ぺろぺろぺろぺろ
一番「え・・・?」
ずちゅずちゅ
一番「ひぎぃ!!」
どぴゅっ
一夏「(ふぅ、すっきりぃ)」
一夏「(さて千冬姉はっと・・・)」
14: 2011/12/28(水) 20:19:56.01 ID:nVCm98ys0
一夏「(職員室かな?)」
千冬「ふん!ふん!」バシバシッ
ラウラ「教官!後がありません!」
千冬「立て篭るぞ!職員室だ!」
ラウラ「はい!」
一夏「(発見。ラウラもまだ大丈夫か)」
千冬「ふん!ふん!」バシバシッ
ラウラ「教官!後がありません!」
千冬「立て篭るぞ!職員室だ!」
ラウラ「はい!」
一夏「(発見。ラウラもまだ大丈夫か)」
15: 2011/12/28(水) 20:22:18.73 ID:nVCm98ys0
一夏「(さすが千冬姉。木刀で頭部をかち割ってるのか)」
コンコン コンコン
ラウラ「・・・・? 生き残りでしょうか?」
ガラッ
一夏「がうがう(よおっ)」
ピシャッ
ラウラ「嫁がゾンビになってました。」
千冬「なんだと・・・・」
コンコン コンコン
ラウラ「・・・・? 生き残りでしょうか?」
ガラッ
一夏「がうがう(よおっ)」
ピシャッ
ラウラ「嫁がゾンビになってました。」
千冬「なんだと・・・・」
16: 2011/12/28(水) 20:24:43.81 ID:nVCm98ys0
一夏「(どうしよう・・・・そうだ、血文字で伝えるか)」
い れ て
一夏「(向こうから見えるように書くのって大変だなぁ)」
ラウラ「こ、これは・・・」
千冬「・・・・・逆に怖いな。」
ラウラ「しかし、まだ意識があるということでは?(嫁ぇ・・・」
千冬「・・・・細心の注意を払って中に入れろ。」
ラウラ「はい。」
い れ て
一夏「(向こうから見えるように書くのって大変だなぁ)」
ラウラ「こ、これは・・・」
千冬「・・・・・逆に怖いな。」
ラウラ「しかし、まだ意識があるということでは?(嫁ぇ・・・」
千冬「・・・・細心の注意を払って中に入れろ。」
ラウラ「はい。」
17: 2011/12/28(水) 20:27:29.50 ID:nVCm98ys0
ガラッ
一夏「(やった、伝わった!)」
一夏「がうがーう(ありがとう)」
千冬「・・・・・・」
ラウラ「・・・・・・」
一夏「(ですよねぇ・・・・)」
一夏「(紙とペンを・・・・・)」キョロキョロ
一夏「(あった!)」書き書き
千冬・ラウラ「・・・・?」
『大丈夫、俺意識は人間だよ』
一夏「(信用してくれるかな?)」
一夏「(やった、伝わった!)」
一夏「がうがーう(ありがとう)」
千冬「・・・・・・」
ラウラ「・・・・・・」
一夏「(ですよねぇ・・・・)」
一夏「(紙とペンを・・・・・)」キョロキョロ
一夏「(あった!)」書き書き
千冬・ラウラ「・・・・?」
『大丈夫、俺意識は人間だよ』
一夏「(信用してくれるかな?)」
18: 2011/12/28(水) 20:30:44.75 ID:nVCm98ys0
千冬「・・・・・ふむ。大丈夫なのか?」
ラウラ「腐っても嫁、とはこういうことか!」
一夏 コクコク
『脱出しないの?』
ラウラ「無理だ。この数では。」
『そっかぁ・・・』
千冬「ISへのエネルギー供給もストップしているせいで、ISでの応戦ができない。」
『そこまでまずい状態なんだ』
ラウラ「腐っても嫁、とはこういうことか!」
一夏 コクコク
『脱出しないの?』
ラウラ「無理だ。この数では。」
『そっかぁ・・・』
千冬「ISへのエネルギー供給もストップしているせいで、ISでの応戦ができない。」
『そこまでまずい状態なんだ』
20: 2011/12/28(水) 20:34:08.86 ID:nVCm98ys0
『大体見て回ったけど、ほとんど生き残りはいないよ』
『立てこもってても時間の問題だと思う』
『俺が脱出経路を作ろうか?やたらと腕力はあるし、あいつらも俺にはもう用はないはずだし』
千冬「そうだな・・・・だが、どこに逃げる・・・・」
ラウラ「束博士の研究所はどうでしょう?」
千冬「確か小笠原諸島に1つあったな。」
『そこへ行こう』
『立てこもってても時間の問題だと思う』
『俺が脱出経路を作ろうか?やたらと腕力はあるし、あいつらも俺にはもう用はないはずだし』
千冬「そうだな・・・・だが、どこに逃げる・・・・」
ラウラ「束博士の研究所はどうでしょう?」
千冬「確か小笠原諸島に1つあったな。」
『そこへ行こう』
21: 2011/12/28(水) 20:36:48.93 ID:nVCm98ys0
一夏「(2人とも準備は万端だね・・・)」
『車は?』
千冬「私のモノがある。ランドクルーザーだ。耐久力は問題ない。」
『そう。じゃあいくよ・・・』
ガラッ!
一夏「(それそれそれそーれ)」
ガウガウガウガウーッ
ドサドサドサドサ
千冬「ふん!!」
ラウラ「はぁっ!」ドスッ
『車は?』
千冬「私のモノがある。ランドクルーザーだ。耐久力は問題ない。」
『そう。じゃあいくよ・・・』
ガラッ!
一夏「(それそれそれそーれ)」
ガウガウガウガウーッ
ドサドサドサドサ
千冬「ふん!!」
ラウラ「はぁっ!」ドスッ
23: 2011/12/28(水) 20:38:52.00 ID:nVCm98ys0
『足止めしてるから早く乗って』
一夏「(きりが無いなぁ)」
ドサッ ドサッ
一夏「ガウウウウウ(ドロップキイイイイック!!)」
ラウラ「嫁、惚れ直したぞ・・・」
キュルルルルブォォオオオオン・・・・
千冬「一夏、乗れ!」
一夏「ガウ!(おう!)」
一夏「(きりが無いなぁ)」
ドサッ ドサッ
一夏「ガウウウウウ(ドロップキイイイイック!!)」
ラウラ「嫁、惚れ直したぞ・・・」
キュルルルルブォォオオオオン・・・・
千冬「一夏、乗れ!」
一夏「ガウ!(おう!)」
26: 2011/12/28(水) 20:42:24.45 ID:nVCm98ys0
千冬「くそ、校門がしまっている・・・。」
一夏「がうっ」かちゃっ バタン
ガラガラガラガラ・・・・・・・・
一夏「(よいしょよいしょ)」
千冬「一夏、ナイスだ!一気に港まで出るぞ!」
ラウラ「教官!前方にゾンビが大量に!!」
千冬「迂回する!」
一夏「(うぅ、酔いそう)」
一夏「がうっ」かちゃっ バタン
ガラガラガラガラ・・・・・・・・
一夏「(よいしょよいしょ)」
千冬「一夏、ナイスだ!一気に港まで出るぞ!」
ラウラ「教官!前方にゾンビが大量に!!」
千冬「迂回する!」
一夏「(うぅ、酔いそう)」
28: 2011/12/28(水) 20:44:59.75 ID:nVCm98ys0
ラウラ「しかし、腐った嫁。お前はなぜ意識があるんだ?」
一夏「(俺が知りたいって)」?のジェスチャー
千冬「・・・・男なのにISが使える特殊体質のせいか?」
一夏「(合点行った!)」ぽんっ
ラウラ「(なんだ、この無理やりな設定は・・・・)」
一夏「ガウガウッ!!(人間の匂い!」
ラウラ「どうした?」
『生きてる人がいる』
千冬「仕方無い、どこだ!?」
一夏「(俺が知りたいって)」?のジェスチャー
千冬「・・・・男なのにISが使える特殊体質のせいか?」
一夏「(合点行った!)」ぽんっ
ラウラ「(なんだ、この無理やりな設定は・・・・)」
一夏「ガウガウッ!!(人間の匂い!」
ラウラ「どうした?」
『生きてる人がいる』
千冬「仕方無い、どこだ!?」
31: 2011/12/28(水) 20:47:51.70 ID:nVCm98ys0
『次の角、左』
ギャギャギャギャギャアアアッ!!
幼女「ふえぇ・・・・怖いよぉぉ・・・・」
ラウラ「幼女か・・・・!」
『出る』
ラウラ「おい、嫁!!」
ガチャッ バタン
ポイポイポイポイポイ
ドスドスドスドス
ギャギャギャギャギャアアアッ!!
幼女「ふえぇ・・・・怖いよぉぉ・・・・」
ラウラ「幼女か・・・・!」
『出る』
ラウラ「おい、嫁!!」
ガチャッ バタン
ポイポイポイポイポイ
ドスドスドスドス
32: 2011/12/28(水) 20:50:53.34 ID:nVCm98ys0
幼女「え?」
『だいじょうぶ?」
幼女「う、うん・・・。あなたは・・・」
『俺は襲わないよ、でも君怪我してるよ?』
幼女「噛まれちゃったの、このひとたちに・・・・ぃ・・・ぃ゙・・ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙・・・ごふぉ・・・・」
幼女「がうぅぅううう・・・・」
『だいじょうぶ?」
幼女「う、うん・・・。あなたは・・・」
『俺は襲わないよ、でも君怪我してるよ?』
幼女「噛まれちゃったの、このひとたちに・・・・ぃ・・・ぃ゙・・ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙・・・ごふぉ・・・・」
幼女「がうぅぅううう・・・・」
34: 2011/12/28(水) 20:54:22.62 ID:nVCm98ys0
一夏「(遅かったか・・・・)」
『ごめん、無理だった』
千冬「・・・・・行くぞ」
ブォォォン・・・・・・・・
千冬「ん?バリケード?・・・・確かこの辺りは・・・・」
ラウラ「警察署があります、教官!応戦しているようですね」
一夏「がうぅ(怖いなぁ・・・)」
『俺出て行ったら殺されるから出たくない』
千冬「そうだな・・・・」
『ごめん、無理だった』
千冬「・・・・・行くぞ」
ブォォォン・・・・・・・・
千冬「ん?バリケード?・・・・確かこの辺りは・・・・」
ラウラ「警察署があります、教官!応戦しているようですね」
一夏「がうぅ(怖いなぁ・・・)」
『俺出て行ったら殺されるから出たくない』
千冬「そうだな・・・・」
37: 2011/12/28(水) 20:58:59.83 ID:nVCm98ys0
千冬「助けを求めると同時に、一夏が殺される・・・・」
『判断は任せるよ・・・・』
ラウラ「教官!早く港へ!!」
千冬「しかし、武器もある・・・・少し様子を観る。」
『じゃあ、俺車に寄って来るゾンビ倒すね』
ドスドスドス!ラリアーット!アッパーブロー!16文キーック!
ラウラ「嫁・・・楽しそうだな・・・・」
千冬「・・・・・なっ!バリケードが破られたぞ!!」
『判断は任せるよ・・・・』
ラウラ「教官!早く港へ!!」
千冬「しかし、武器もある・・・・少し様子を観る。」
『じゃあ、俺車に寄って来るゾンビ倒すね』
ドスドスドス!ラリアーット!アッパーブロー!16文キーック!
ラウラ「嫁・・・楽しそうだな・・・・」
千冬「・・・・・なっ!バリケードが破られたぞ!!」
40: 2011/12/28(水) 21:05:04.56 ID:nVCm98ys0
ラウラ「・・・・・・」
千冬「援護にいくぞ!一夏!すまんがここでこいつらの足止めを頼む。すぐ回収に来る」
一夏「グォオオオオオオオオオオン!!」
ジャイアントスイイイイイイング・・・・
一夏「ふん!」バシッ
ラウラ「はっ!!」ドスッ
警官「え、援護してくれるのか?!」パンッパンッ
ラウラ「(なんて腕だ・・・ひどすぎるぞ、日本の警官は。ほとんど頭部に当たっていない)」
千冬「そうだ。脱出する準備か立てこもる準備をしろ。時間は稼ぐ。」
千冬「援護にいくぞ!一夏!すまんがここでこいつらの足止めを頼む。すぐ回収に来る」
一夏「グォオオオオオオオオオオン!!」
ジャイアントスイイイイイイング・・・・
一夏「ふん!」バシッ
ラウラ「はっ!!」ドスッ
警官「え、援護してくれるのか?!」パンッパンッ
ラウラ「(なんて腕だ・・・ひどすぎるぞ、日本の警官は。ほとんど頭部に当たっていない)」
千冬「そうだ。脱出する準備か立てこもる準備をしろ。時間は稼ぐ。」
42: 2011/12/28(水) 21:09:30.45 ID:nVCm98ys0
警察部長「引け!立てこもるぞ!」
警官「君達はこないのか?」
千冬「心配には・・・ふんっ! 及ばん・・・ふん!」
ラウラ「(拳銃5丁、銃弾50発というところか。)」
ラウラ「教官、35口径ですが拳銃5丁と銃弾50発を確保。撤退しましょう。」
千冬「よくやった!車に乗り込め!!一夏を迎えに行くぞ!」
一夏「グオオオオ!!(アイアンクローーー!!)」ブシャアアアアッ
警官「君達はこないのか?」
千冬「心配には・・・ふんっ! 及ばん・・・ふん!」
ラウラ「(拳銃5丁、銃弾50発というところか。)」
ラウラ「教官、35口径ですが拳銃5丁と銃弾50発を確保。撤退しましょう。」
千冬「よくやった!車に乗り込め!!一夏を迎えに行くぞ!」
一夏「グオオオオ!!(アイアンクローーー!!)」ブシャアアアアッ
43: 2011/12/28(水) 21:13:46.58 ID:nVCm98ys0
ラウラ「よ、嫁・・・・アイアンクローで頭部を握りつぶしている・・・・なんて握力だ。」
千冬「ドアをあけて一夏を回収。援護は私がする、銃を2丁寄こせ!」
ガチャッ
ラウラ「嫁、早くのれ!」
ウイーン・・・・
千冬「・・・・・・」パンパンパンパンッ
一夏「がうぅ(お出迎えだぁ)」
ラウラ「しかし、嫁、貴様一体何人倒したんだ?」
『50人くらい プロレス楽しい 今度やろう?』
ラウラ「寝技ならな・・・・ふっ」
千冬「ドアをあけて一夏を回収。援護は私がする、銃を2丁寄こせ!」
ガチャッ
ラウラ「嫁、早くのれ!」
ウイーン・・・・
千冬「・・・・・・」パンパンパンパンッ
一夏「がうぅ(お出迎えだぁ)」
ラウラ「しかし、嫁、貴様一体何人倒したんだ?」
『50人くらい プロレス楽しい 今度やろう?』
ラウラ「寝技ならな・・・・ふっ」
44: 2011/12/28(水) 21:18:15.65 ID:nVCm98ys0
千冬「港だ・・・。船は3船か・・・。」
ラウラ「天候は安定していますが、小笠原諸島まで行けるものとなれば・・・・あれくらいかと・・・・。」
千冬「そうだな。よし、車を横付けして船に乗り込む。一夏が先方、私たちは桟橋で奴らが来ないよう援護する。」
『任せて』
一夏「がうがーう(誰かいるー?)」てくてく
一夏「(あっ、ゾンビだ。2人かな。こっちおいで・・・)」ぐいぐい
ゾンビ1「がうがう」
ゾンビ2「がうがうぅ」
一夏「(えいっ)」
どぼーんっ
ラウラ「天候は安定していますが、小笠原諸島まで行けるものとなれば・・・・あれくらいかと・・・・。」
千冬「そうだな。よし、車を横付けして船に乗り込む。一夏が先方、私たちは桟橋で奴らが来ないよう援護する。」
『任せて』
一夏「がうがーう(誰かいるー?)」てくてく
一夏「(あっ、ゾンビだ。2人かな。こっちおいで・・・)」ぐいぐい
ゾンビ1「がうがう」
ゾンビ2「がうがうぅ」
一夏「(えいっ)」
どぼーんっ
46: 2011/12/28(水) 21:22:11.68 ID:nVCm98ys0
『終わったよぉ』
千冬「よし、一夏はここで奴らが来ないか見張り・迎撃を頼む。」
ラウラ「操縦席確保。燃料・・・・問題なし。出れます」
千冬「よし、『一夏、聞こえるか。乗り込め。縄を外し、桟橋は落としておけ』」チラッ
千冬「・・・出せ。」
ラウラ「では船を出します・・・・ブロロロロロロロロ・・・・・」
一夏「ぐえぇぇ(船酔いきつい)」
千冬「よし、一夏はここで奴らが来ないか見張り・迎撃を頼む。」
ラウラ「操縦席確保。燃料・・・・問題なし。出れます」
千冬「よし、『一夏、聞こえるか。乗り込め。縄を外し、桟橋は落としておけ』」チラッ
千冬「・・・出せ。」
ラウラ「では船を出します・・・・ブロロロロロロロロ・・・・・」
一夏「ぐえぇぇ(船酔いきつい)」
49: 2011/12/28(水) 21:26:10.02 ID:nVCm98ys0
IS研究所 小笠原諸島支部
ラウラ「着きました」
千冬「人はいるな・・・・束も今日はここにいたはずだ」
『でないほうがいい?』
ラウラ「うむ、ここで私といたほうがいい。教官、私は嫁といます。申し訳ありませんが、様子を観てきてください」
千冬「わかった」てくてくてくてく
千冬「(少々混乱しているが、奴らはいないようだな・・・・)」てくてく ちらちら
束「あっ、ちーちゃんだぁ!生きてたんだねぇ!」
ラウラ「着きました」
千冬「人はいるな・・・・束も今日はここにいたはずだ」
『でないほうがいい?』
ラウラ「うむ、ここで私といたほうがいい。教官、私は嫁といます。申し訳ありませんが、様子を観てきてください」
千冬「わかった」てくてくてくてく
千冬「(少々混乱しているが、奴らはいないようだな・・・・)」てくてく ちらちら
束「あっ、ちーちゃんだぁ!生きてたんだねぇ!」
51: 2011/12/28(水) 21:30:32.82 ID:nVCm98ys0
千冬「あぁ、後、乗ってきた船にラウラと一夏がいるが、他の者はもう・・・・。」
束「そうなんだぁ・・・・。ここにはゾンビはいないよ。でも世界中からISでの迎撃要請が入っててね。」
束「競技用にしか使わないってことにしてたけど、緊急事態だしねぇ・・・・。ここのテストパイロットは全員出撃してるよ」
千冬「そうか・・・・。とりあえず匿ってもらうが、いいか?」
束「うん、いいよ・・・。」
千冬「だが1つ相談がある・・・・。一夏はな、その・・・・ゾンビなんだ。」
束「えっ?!」
研究員A「!?」コソコソ タッタタッタッタ
束「そうなんだぁ・・・・。ここにはゾンビはいないよ。でも世界中からISでの迎撃要請が入っててね。」
束「競技用にしか使わないってことにしてたけど、緊急事態だしねぇ・・・・。ここのテストパイロットは全員出撃してるよ」
千冬「そうか・・・・。とりあえず匿ってもらうが、いいか?」
束「うん、いいよ・・・。」
千冬「だが1つ相談がある・・・・。一夏はな、その・・・・ゾンビなんだ。」
束「えっ?!」
研究員A「!?」コソコソ タッタタッタッタ
52: 2011/12/28(水) 21:33:28.86 ID:nVCm98ys0
千冬「だがな、人間の意識を保っているんだ。今まで我々を何度も助けてくれた。」
束「よ、よくわかんないんだなぁ・・・・はははぁ・・・・・。今回の事件もよく分かってないし、特異ケースってことかなぁ・・・。」
千冬「恐らく、そうだと思う・・・・それと今後のことについて話を・・・・・・・・」
研究員A「おい、さっき来た船にゾンビが乗ってるらしいぞ!」
研究員B「な、なんてことを・・・・」
研究員C「は、早く、警備部に知らせないと!」
束「よ、よくわかんないんだなぁ・・・・はははぁ・・・・・。今回の事件もよく分かってないし、特異ケースってことかなぁ・・・。」
千冬「恐らく、そうだと思う・・・・それと今後のことについて話を・・・・・・・・」
研究員A「おい、さっき来た船にゾンビが乗ってるらしいぞ!」
研究員B「な、なんてことを・・・・」
研究員C「は、早く、警備部に知らせないと!」
55: 2011/12/28(水) 21:36:42.37 ID:nVCm98ys0
ウゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウーーーー
『緊急事態 緊急事態 こちら警備部 ゾンビを確認した。港から離れるように 繰り返す・・・・・・・』
ラウラ「な、何事だ!?」
一夏「(なんかやばそうだな・・・・)」
『俺、大丈夫かな?』
ラウラ「嫁、気にするな。いざとなれば私が守ってやる。」
警備部隊長「あの船だ包囲しろ、射撃許可はまだだ。」
『緊急事態 緊急事態 こちら警備部 ゾンビを確認した。港から離れるように 繰り返す・・・・・・・』
ラウラ「な、何事だ!?」
一夏「(なんかやばそうだな・・・・)」
『俺、大丈夫かな?』
ラウラ「嫁、気にするな。いざとなれば私が守ってやる。」
警備部隊長「あの船だ包囲しろ、射撃許可はまだだ。」
57: 2011/12/28(水) 21:40:02.25 ID:nVCm98ys0
千冬「何事だ!」
束「これは・・・・いっくんが見つかったってことかなぁ・・・」
千冬「くそっ!!束、お前もこい!!」ダダダダダ
警備兵A「・・・・・クリア」
タッタッタッタッタ
警備兵B「・・・・貴様、ここで何をしている。」
ラウラ「護衛任務だ。」
警備兵B「・・・・護衛対象は? お、織斑一夏だ。」
束「これは・・・・いっくんが見つかったってことかなぁ・・・」
千冬「くそっ!!束、お前もこい!!」ダダダダダ
警備兵A「・・・・・クリア」
タッタッタッタッタ
警備兵B「・・・・貴様、ここで何をしている。」
ラウラ「護衛任務だ。」
警備兵B「・・・・護衛対象は? お、織斑一夏だ。」
58: 2011/12/28(水) 21:44:46.72 ID:nVCm98ys0
警備兵B「あの、唯一ISを動かせるという男性パイロットか。」
警備兵B「この船にはゾンビ出現の可能性が高いことが報告されている。早く逃げるんだ。」
ラウラ「そ、それは・・・・」
警備兵B[ん・・・?そこにいるのが・・・・・!?」
ラウラ「は、話を聞いてくれ!!」
警備兵B「ど、どけっ!・・・・ゾンビ!?」
一夏「がぅぅぅ(殺されるのかな・・・)」
ラウラ「知られてしまったか!ならっ!ふんっ!!」ドスッ!
ドドドドッドドドッ!!
警備部隊長「何事だ!発砲許可は出していないぞ!」
警備兵C「ゾンビ発見の報告」
警備部隊長「やはり・・・・射頃しろ!」
警備兵B「この船にはゾンビ出現の可能性が高いことが報告されている。早く逃げるんだ。」
ラウラ「そ、それは・・・・」
警備兵B[ん・・・?そこにいるのが・・・・・!?」
ラウラ「は、話を聞いてくれ!!」
警備兵B「ど、どけっ!・・・・ゾンビ!?」
一夏「がぅぅぅ(殺されるのかな・・・)」
ラウラ「知られてしまったか!ならっ!ふんっ!!」ドスッ!
ドドドドッドドドッ!!
警備部隊長「何事だ!発砲許可は出していないぞ!」
警備兵C「ゾンビ発見の報告」
警備部隊長「やはり・・・・射頃しろ!」
59: 2011/12/28(水) 21:49:19.50 ID:nVCm98ys0
『ラウラ、もういいんだ・・・・』
ラウラ「バカを言うな!嫁!ふんっ!」パンパンパンッ
警備兵D[小娘がゾンビを構っているぞ」
警備兵C「発砲許可は出ている。奴もゾンビかもしれん、射頃しろ。」
一夏「がうがうぅ(どこにも居場所なんてなかったんだ)」
警備兵D「スモーク!」 カラコロコロン バシュゥウウー
ラウラ「ゲホッゲホッ(スモークグレネードとは・・・)」
「GO! GO! GO! GO!」
ラウラ「バカを言うな!嫁!ふんっ!」パンパンパンッ
警備兵D[小娘がゾンビを構っているぞ」
警備兵C「発砲許可は出ている。奴もゾンビかもしれん、射頃しろ。」
一夏「がうがうぅ(どこにも居場所なんてなかったんだ)」
警備兵D「スモーク!」 カラコロコロン バシュゥウウー
ラウラ「ゲホッゲホッ(スモークグレネードとは・・・)」
「GO! GO! GO! GO!」
62: 2011/12/28(水) 21:52:08.91 ID:nVCm98ys0
ラウラ「(ま、まずいっ!!来る!!えぇい!!)」
パンパンパンパンパン
ラウラ「めちゃくちゃに・・・・撃ちまくる・・・・!!
カチッカチッ
ラウラ「・・・えぇい!これだからリボルバーは!!・・・なっ!!」
千冬「やめろおおおおおお!!」
警備兵C「・・・・・」
ラウラ「(こ、殺される・・・)
一夏「(・・・・・!)」ドンッ
ラウラ「え・・・?」
パンパンパンパンパン
ラウラ「めちゃくちゃに・・・・撃ちまくる・・・・!!
カチッカチッ
ラウラ「・・・えぇい!これだからリボルバーは!!・・・なっ!!」
千冬「やめろおおおおおお!!」
警備兵C「・・・・・」
ラウラ「(こ、殺される・・・)
一夏「(・・・・・!)」ドンッ
ラウラ「え・・・?」
64: 2011/12/28(水) 21:56:13.63 ID:nVCm98ys0
一夏「(ラウラだけでも・・・・)」
ラウラ「よ、嫁ぇぇぇぇぇえええええええ!!」
ドドドドドド
一夏 ・・・・・・・・・・
警備兵C「対象の射殺を確認。同乗していた少女を捕縛。連行します。」
千冬「・・・・・・・・・・一夏」
一夏「(ラウラ・・・・傷とかないみたいだな・・・・・・・よかった・・・・・・・・・・・・)」
千冬「おい、一夏・・・・・一夏ぁぁああああああああああああ!!」
おわり
ラウラ「よ、嫁ぇぇぇぇぇえええええええ!!」
ドドドドドド
一夏 ・・・・・・・・・・
警備兵C「対象の射殺を確認。同乗していた少女を捕縛。連行します。」
千冬「・・・・・・・・・・一夏」
一夏「(ラウラ・・・・傷とかないみたいだな・・・・・・・よかった・・・・・・・・・・・・)」
千冬「おい、一夏・・・・・一夏ぁぁああああああああああああ!!」
おわり
65: 2011/12/28(水) 21:56:31.80 ID:zjxOVQ7U0
乙
66: 2011/12/28(水) 21:58:29.48 ID:FFWgZIdJ0
えっ
67: 2011/12/28(水) 21:58:56.75 ID:z1iDnUIfO
報われないなぁ…
73: 2011/12/28(水) 22:04:15.64 ID:nVCm98ys0
幼女が出てくるまでは完全にネタで書いてた
幼女をどうするかで迷って、俺の頭の中でルート分岐した。
幼女がゾンビになってなかったら恐らくハッピーエンドルートで書けたと思う。
んじゃ。
幼女をどうするかで迷って、俺の頭の中でルート分岐した。
幼女がゾンビになってなかったら恐らくハッピーエンドルートで書けたと思う。
んじゃ。
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