1: 2011/12/29(木) 18:02:39.33 ID:FF5bUfIV0

前スレ>>31、幼女登場までは、ほぼコピペ(一部改変・訂正あり)
【IS】一夏「あぁ、俺ゾンビになっちゃったよ。どうしよう」


知ってる人は読み飛ばしても問題ないかな。なんとなく書いたから、ちとぐだぐだだけど。

後、IS学園はお台場に浮かぶ人工島って設定で。

3: 2011/12/29(木) 18:03:43.75 ID:FF5bUfIV0
事件は突然起こった。
世界中で新種のウイルスが同時多発的に発生。ゾンビが街を徘徊していた。

そして、ゾンビの魔の手はIS学園にも忍び寄り、気がつくと半数以上の生徒がゾンビになっていた。

そのゾンビの群れの中に一夏ゾンビがいた。

一夏ゾンビ「(あぁ、廊下歩いてたら鈴に噛まれちゃってゾンビになっちゃった。どうしようかなぁ。)」

鈴「がうぅ・・・・」

一夏「(なんか声でねぇんだよなぁ・・・ってか意識あるの俺だけか。みんな目的も無く徘徊してるだけだし。)」
一夏「(とりあえず知り合いだけでも探すか。)」てくてく

一夏「(ゾンビまみれ・・・か。)」
一夏「(あっ、シャルがいた!・・・・って、もうゾンビになってる・・・。)」
IS<インフィニット・ストラトス>(1) (サンデーGXコミックス)

5: 2011/12/29(木) 18:05:13.69 ID:FF5bUfIV0
一夏「(ん~、セシリア・箒もだめか・・・あとはラウラと千冬姉だけだな。)」
一夏「(職員室あたりに行ってみるか)」

キャアアアアアアアア

一夏「(生き残りかな?)」

出席番号一番「こ、こないでよおおお!!」バシバシ

一夏「(あらま、鉄バットか。教室に逃げ込んだな。スライド式なら大丈夫と思ったのかな?)」
一夏「(ちょっと様子を見てみるか・・・)」

一夏「(あぁ、もう・・・じゃまだなぁ、どけよゾンビ・・・・)」ずいずい

コンコン

一番「え・・・?生きてる人?」


ガラッ

6: 2011/12/29(木) 18:06:07.85 ID:FF5bUfIV0
一夏「がうがうっ?(大丈夫?)」

一番「お、織斑君・・・・ゾンビになって・・・!ひいいいいい!!」

一夏「がうがう(お邪魔します)」 てくてく

ピシャッ

一番「こ、こないでよおおお!!」ぶんぶん

一夏「がうがう(大丈夫大丈夫)」ジェスチャー

一番「え、ゾンビなのに意識があるの?織斑君?」

一夏「コクコク」

一番「ど、どうして・・・・」

一夏「(そりゃこっちが聞きたいよ)」お手上げのポーズ

一夏「(あっ、怪我してる・・・えぇっと、俺の服を破って包帯代わりに・・・)」

一番「織斑君なにを・・・してぇぇえ゙え゙え゙え゙え゙え゙・・・ぶはぁ・・・がうぅぅ・・・。」よろよろ

一夏「(ありゃ、噛まれてたのか)」

7: 2011/12/29(木) 18:06:44.34 ID:FF5bUfIV0
一夏「(とりあえず、千冬姉とラウラを探そうかな・・・・)」


千冬「ふん!ふん!」バシバシッ

ラウラ「教官!後がありません!」ドスッ

千冬「立て篭るぞ!職員室だ!」

ラウラ「はい!」


一夏「(職員室から声が聞こえた。千冬姉とラウラかな行ってみよう)」

一夏「(・・・へぇ、さすが千冬姉。木刀で頭部をかち割ってある。」)
一夏「(それにラウラ。鉄パイプを使ってるのかな?ゾンビの額に円形の穴が空いてる)」


コンコン コンコン

ラウラ「教官・・・・生き残りでしょうか?擦りガラスでよく見えません・・・」
千冬「注意して確認しろ」
ラウラ「はい。」

ガラッ

一夏「がうがう(ラウラ生きてたか)」

8: 2011/12/29(木) 18:08:17.12 ID:FF5bUfIV0
ピシャッ

ラウラ「嫁がゾンビになってました。」

千冬「一夏まで・・・・。」



一夏「(どうしようゾンビだと思われてる・・・・そうだ!血文字で伝えよう)」


い れ て


一夏「(向こうから見えるように書くのって大変だなぁ)」

ラウラ「こ、これは・・・」

千冬「・・・・・逆に怖いな。」

ラウラ「しかし、まだ意識があるということでは?(嫁ぇ・・・」

千冬「・・・・細心の注意を払って中に入れろ。」

ラウラ「はい。」

9: 2011/12/29(木) 18:08:38.32 ID:FF5bUfIV0
ガラッ

一夏「(やった、伝わった!)」
一夏「がうがーう(ありがとう)」

千冬「・・・・・・」
ラウラ「・・・・・・」

一夏「(うわぁ・・・すごい剣幕・・・まぁ、俺でもそうするよ・・・・)」

一夏「(筆談かな。紙とペンを・・・・・)」キョロキョロ

一夏「(あった!)」書き書き

千冬・ラウラ「・・・・?」

『大丈夫、俺意識は人間だよ』

一夏「(信用してくれるかな?)」

10: 2011/12/29(木) 18:10:06.34 ID:FF5bUfIV0
千冬「・・・・・信用していいのか?」

『大丈夫。ゾンビだけど、意識あるし。』

ラウラ「腐っても嫁、とはこういうことか!」

一夏 コクコク

『脱出しないの?』

ラウラ「無理だ。この数では。」

『そっかぁ・・・』

千冬「ISへのエネルギー供給もストップしているせいで、ISでの応戦ができない。」

『そこまでまずい状態なんだ』

千冬「うむ。発電所は既にゾンビに占拠されているのだろう・・・・」

11: 2011/12/29(木) 18:10:56.34 ID:FF5bUfIV0
『屋上から順番に見て回ったけど、ほとんど生き残りはいないよ』

『立てこもってても時間の問題だと思う』

ラウラ「なら、どうすれば・・・・」

『俺が脱出経路を作ろうか?ゾンビになったからやたらと腕力はあるし、あいつらは俺にもう用はないはずだし』

千冬「そうだな・・・・だが、どこに逃げる・・・・」

ラウラ「束博士の研究所はどうでしょう?」

千冬「確か小笠原諸島に1つあったな。」

『そこへ行こう』

12: 2011/12/29(木) 18:11:53.27 ID:FF5bUfIV0
一夏「(2人とも準備は万端だね・・・)」

『車は?』

千冬「私のモノがある。ランドクルーザーだ。耐久力は問題ない。」

『そう。ちょっと待っててね。この辺のゾンビ掃除してくる。合図したら来て。』

ガラッ!

一夏「(ここ4階だし、窓から投げ捨てれば!そーれそれそれそれー!)」

ぽいぽいぽい ぐちょ・・・ぐちょ・・・ぐちょ・・・ぐちょっ・・・


ガラッ

『この辺の廊下は大体片付いたよ』


千冬「よし、行くぞ!!」

ラウラ「はいっ!」

13: 2011/12/29(木) 18:13:24.54 ID:FF5bUfIV0
千冬「(ゾンビとはいえ、生徒を頃すのは心が痛むな・・・・許せ・・・・)ふんっ!」ばしっ

ラウラ「はあっ!!(・・・すまん、シャル)」ズボッ

シャル「ぐふっ・・・・」ばたっ

一夏「(ランクルだ。外にはあまりいないけど・・・)」

『足止めしてるから早く乗って』

一夏「(きりが無いなぁ)」

ドサッ ドサッ

一夏「ガウウウウウ!!」ドスッドスッ・・・

ラウラ「正拳突きで首を跳ね飛ばすとは・・・嫁、惚れ直したぞ!」

キュルルルルブォォオオオオン・・・・

千冬「一夏、乗れ!」

一夏「ガウ!」

14: 2011/12/29(木) 18:13:59.99 ID:FF5bUfIV0
千冬「くそ、校門がしまっている・・・。」

一夏「がうっ」かちゃっ バタン

ガラガラガラガラ・・・・・・・・

一夏「(よいしょよいしょ)」

千冬「一夏、ナイスだ!一気に港まで出るぞ!」

ブオオオオオン・・・・

ラウラ「教官!前方にゾンビが大量に!!」

千冬「迂回する!」

キュルルルルルル!!

16: 2011/12/29(木) 18:14:34.13 ID:FF5bUfIV0
ラウラ「しかし、ゾンビ嫁。お前はなぜ意識があるんだ?」

一夏「(俺が知りたいって・・・)」お手上げのポーズ

千冬「・・・・男なのにISが使える特殊体質のせいか?」

一夏「(合点行った!)」ぽんっ !

ラウラ「(なんだ、この無理やりな設定は・・・・)」

一夏「?! ガウガウッ!!(人間の匂い!」

ラウラ「どうした?」

『生きてる人がいる』

千冬「仕方無い、どこだ!?」



『次の角、左』

ギャギャギャギャギャアアアッ!!

19: 2011/12/29(木) 18:16:02.87 ID:FF5bUfIV0
幼女「ふえぇ・・・・怖いよぉぉ・・・・」

ラウラ「幼女か・・・・!」

『出る』

ラウラ「おい、嫁!!」

ガチャッ バタン


ポイポイポイポイポイッ
ドスドスドスドス



幼女「え?」

『だいじょうぶ?』

幼女「う、うん・・・。あなたは・・・」

『俺は襲わないよ、助けにきたんだ』

20: 2011/12/29(木) 18:17:03.98 ID:FF5bUfIV0
幼女「あ、ありがとう・・・でも、いっぱいいるよ?」

『俺の頭に座って?』ガシッひょい

一夏「(腰の辺り押さえてれば落ちないな・・・あぁ、ゾンビ邪魔だなぁ・・・・)」てくてく

千冬「窓を開ける、放り込め」

一夏「(ほい)」

幼女「きゃっ!」ドサッ

『ちょっと待って。ゾンビが邪魔で車に乗れない。』

ドスドスドスドス

ガチャッ、バタン

千冬「よし、出すぞ!」

21: 2011/12/29(木) 18:18:09.93 ID:FF5bUfIV0
ラウラ「大丈夫か?幼女。」

幼女「う、うん・・・・でも、パパもママも・・・・ぐすんぐすん・・・・・・・」

ラウラ「大丈夫だ。まだ手はあるはずだ。パパもママもきっと助かる。」

幼女「うん・・・」

ブォオオオーン・・・・・



ババババババババババ・・・・・


千冬「なんだ!ヘリ・・・・アパッチだと!? しかし、なぜあんなに低空を・・・しかも米軍の陸軍仕様だぞ!!」

ドドドドドドドドドドドド!!

『撃ってきたよ?』

23: 2011/12/29(木) 18:24:50.57 ID:FF5bUfIV0
ラウラ「我々を頃す気か!!・・・ん? 我々の前方のゾンビが・・・・」

千冬「・・・・あのヘリ、援護してくれているのか?」

幼女「こわいよぉ・・・」ぎゅぅ

『大丈夫大丈夫』なでなで

ラウラ「・・・機関砲の掃射が止まりましたね。補給の為でしょうか、帰投していきます・・・。」

千冬「・・・・後を追うぞ!恐らく米軍がいるはずだ。それも陸軍が・・・・。」

ラウラ「海兵隊でないところが気になりますが・・・・。」

『なんか嫌な予感』

24: 2011/12/29(木) 18:26:58.60 ID:FF5bUfIV0
ブォオオオオン・・・・
グシャッ・・・・グシャッ・・・・・

千冬「・・・・さすがに人間はいないか。」


ラウラ「教官、横須賀基地へ向かいませんか?先ほどのヘリが帰投した方角から見るに、横須賀基地がまだ生きている可能性が。」

千冬「そうだな。よし、向かうぞ・・・・」


千冬「事故を起こして停車している車だらけで、スピードが出せん・・・!」
ラウラ「教官。私が運転します。少し休んでください。」

一夏「がうがう」

千冬「・・・そうさせてもらう。」

ブォーン・・・・

25: 2011/12/29(木) 18:30:47.00 ID:FF5bUfIV0
ラウラ「・・・付きました。」

千冬「ふむ。2重のバリケードか。それに柵に有刺鉄線・・・・手際がいいな。」

ラウラ「とりあえず入り口へ行きます。」
千冬「私は助手席に行く。」

千冬「ゲートが3つとは、すごい警備体勢だな。それに・・・四方から銃を突きつけられるとはな。」

テクテクテク

米兵「Are you Japanese ?」
千冬「Yes」
米兵「Please wait・・・・」

自衛隊員「こんにちは。感染者はいませんか・・・・? あ、あなたは・・・・!ISパイロットの織斑さん!!」

自衛隊員「すぐにご案内します。」

千冬「・・・話が早くて助かる。」

27: 2011/12/29(木) 18:34:23.88 ID:FF5bUfIV0
自衛隊員「ところで、同乗者にけが人はいませんか?」
千冬「・・・・いる。」

自衛隊員「・・・・すみませんが、全員隔離施設に入っていただけますか?」
千冬「承知した。ラウラ、誘導に従え。」
ラウラ「・・・・はい。」

ブォォーン・・・・


自衛隊員「では、全員降りてください。」

自衛隊員「・・・・なっ!!感染者!!」

幼女「待って!この人は違うの!!」ぎゅぅ

一夏「(幼女ちゃん・・・)」

自衛隊員「・・・・どういうことですか?」

28: 2011/12/29(木) 18:34:52.88 ID:FF5bUfIV0
幼女「待って!この人は違うの!!」ぎゅぅ

一夏「(幼女ちゃん・・・)」

自衛隊員「・・・・どういうことですか?」

かきかき
『俺、なぜか意識あるの』

かきかき
『だから人は襲わないよ。』

千冬「っということだ。我々はこいつに助けられた。私の弟だからな。」

自衛隊員「・・・・世界で唯一ISを動かせる男性パイロットですか。」

一夏 こくこく

自衛隊員「少しお待ち下さい・・・・関係者をお連れします。」

29: 2011/12/29(木) 18:36:13.47 ID:FF5bUfIV0
束「あっ、ちーちゃんだぁ!・・・・あれ、いっくん?」

千冬「あぁ、久しぶりだな。お前もここで保護されていたのか。」

束「うん。ちょっと色々あってねぇ。ところでいっくん、感染してるように見える

けど?」

『お久しぶりです。俺、意識は人間のままです』

束「・・・・・・・いいよ、いい!すごくいいよぉ!!」

『信用してくれます?』

束「もちろん!ささっ、早くこっちこっち!」

ラウラ「・・・・・空母が四隻も!?」

束「ハワイから逃げてきたんだってぇ♪」

ラウラ「それで陸軍もいるわけですか・・・。」

束「うん!それに沖縄には感染者はひとりもいないから、これから向かうんだよぉ

♪」
束「みんなも付いてきてねぇ♪」

千冬「さっきの喜び様・・・貴様、何か考えているな?」

30: 2011/12/29(木) 18:38:22.71 ID:FF5bUfIV0
束「うん!血清を作ってるんだぁ、今!」

千冬「ほぉ・・・・・・・」

束「いっくんの今の状態、血清の作成にすごぉく役立つよぉ!」

『本当ですか?』

束「うん!さっそく沖縄にある研究所へ行こう!空母で!」

幼女「沖縄・・・?」
ラウラ「ハブvsマングースが見れるぞ?ネタばらししてやろうか?」

幼女「ラウラお姉ちゃん嫌い!一夏おにいちゃーん!」たったったった ぎゅうぅ

一夏 なでなで

ラウラ「ふふふ・・・おい、嫁。この子を養子にしたいんだが」

一夏「(ラウラ、本気か冗談か分からん・・・)」

31: 2011/12/29(木) 18:40:06.89 ID:FF5bUfIV0
3ヵ月後

束「ふぅ・・・やっとできたよぉ、血清が!」

自衛隊員「連れてきました。」

女ゾンビ「がうぅうぅ」

束「これをふりかけるとぉ・・・」ざばーん

女ゾンビ「がうぅ・・・・あ、あれ?きゃきゃあああ!」

女「ふ、服がびちょびちょで・・・・あれ?私何してたんだっけ?確か噛まれて・・・

それから記憶が・・・・・」

束「3ヶ月経ってるよぉ♪」

女「えぇ!?」


一夏「「(元に戻った。服がびちょびちょで、艶かしい・・・・)」

束「さぁ、どんどん作るよぉ!海水から作れるからねぇ!」

33: 2011/12/29(木) 18:41:31.41 ID:FF5bUfIV0
千冬「まず九州からだな。空から降りかけるより直接のほうがいいだろう。建物内にいる可能性もある・・・。」

束「もちろん!その辺は、全部自衛隊と米軍に任せるから大丈夫!」

束「とりあえずいっくんにかけて、男前に戻ってもらうよぉ♪えいっ!」

一夏「ふぅ・・・」キラキラ

幼女「ふえぇ・・・・かっこいい・・・・・////」ぎゅうぅ
ラウラ「嫁!早速寝技だ!筋力は元に戻ったのだろう?今の貴様なら私に勝機がある!」

一夏「ふたりとも、離してくれ・・・・・」

幼女「声もかっこいぃよぉ・・・・ふえぇ・・・・・///」ぎゅぅ

34: 2011/12/29(木) 18:42:58.67 ID:FF5bUfIV0

半年後

セシリア「あっ、あれ・・・?きゃあああっ!ふ、服がぁびちょびちょ・・・・///」

シャル「ぼ、僕・・・どうして・・・・・薬指に指輪してるの・・・・////」

鈴「・・・・さ、寒い!・・・・はぁ!?ココ網走なのぉ!?」

箒「い、一夏!?み、みるなぁ・・・・びちょびちょなんだぁ・・・・」
一夏「なんだ、お前また帯変えたのか。」
箒「え!?あっ、あぁ・・・よく気付いたな・・・・・・///」

幼女「うぅ・・・・ライバルいっぱい!負けないもん!!」

こうして幼女がライバルに加わ・・・・じゃない。
世界は元通りになりましたとさ。



おわり

35: 2011/12/29(木) 18:43:20.39 ID:FF5bUfIV0
さいならー

36: 2011/12/29(木) 18:45:13.52 ID:XhsKDnTSO
幼女が幼女過ぎて恐い

38: 2011/12/29(木) 18:45:44.18 ID:cL7vsTnbO
おっ

引用: 一夏「あぁ、俺ゾンビになっちゃったよ。どうしよう」ハッピーエンドver