1: 2011/12/28(水) 10:11:59.59 ID:SLhiNemK0
皆と過ごしたあの日から10年

今、振り返ってみると本当に色々あった…

3: 2011/12/28(水) 10:14:18.15 ID:SLhiNemK0
―――――

シャル「そろそろ僕たちも卒業だね」

箒「そうだな」

セシリア「なんだかんだあっという間でしたわね」

ラウラ「嫁に出会った日がすぐ昨日のように感じられる」

鈴「結局誰も一夏とは進展無し、か…」

箒・セシリア・鈴・シャル・ラウラ「・・・・・」
IS<インフィニット・ストラトス>(1) (サンデーGXコミックス)

6: 2011/12/28(水) 10:18:16.65 ID:SLhiNemK0
―――――

シャル「僕たちの間で結んでいた淑女協定の賜物かもね」

箒「全くだ 抜け駆けは禁止」

セシリア「ボーデヴィッヒさんは一夏さんの部屋に何度か忍び込んだりしていたらしいですけれど」

ラウラ「今となっては良い思い出だな」

鈴「まぁ、私含めて皆抜け駆けしようとはしていたけれどね」

7: 2011/12/28(水) 10:21:19.46 ID:SLhiNemK0

―――――

シャル「・・・でさ」


箒「何だ?」

シャル「そろそろ良いんじゃないかな」

セシリア「・・・」

ラウラ「何がだ?」

シャル「・・・誰が一夏と付き合うのか、決めようよ」

鈴「…!」

8: 2011/12/28(水) 10:24:35.12 ID:SLhiNemK0
―――――

シャル「僕たち、本当にうまくやってきたよね」

シャル「一夏の事を、皆が本当に好きだったから淑女協定を守れてきたんだと思う」

シャル「勿論、多少のいがみ合いはあったけどね」

箒「誰が一夏と付き合うのか」

セシリア「勿論、一夏さんの気持ちも考えなければなりませんでしたね」

ラウラ「あぁ、そうだな 私たちはいつも自分たちのことしか考えていなかった…」

鈴「そうだったわね…」

9: 2011/12/28(水) 10:29:45.28 ID:SLhiNemK0
―――――
シャル「淑女協定は今日までだ」

シャル「・・・今日からはみんなライバルなんだ」

箒「・・・」

セシリア「・・・」

ラウラ「・・・」

鈴「・・・」

シャル「じゃあ、これで失礼するよ こうやって集まるのは今日が最後かもね」

箒「誰が一夏と付き合うことになっても恨みっこなしだからな」

セシリア「後は正々堂々戦うのみですわ」

ラウラ「うむ… その通りだな 異存はない」

鈴「・・・」



この日を境に私たちの関係は何かギスギスしたものに変わった。

12: 2011/12/28(水) 10:35:49.14 ID:SLhiNemK0


鈴「はぁ…」

一夏への想いは小学5年生の頃に始まったものだった

壊滅的に下手糞だった料理を、一夏は私に教えてくれた

そして、初めて一夏に「おいしい」と言われた酢豚を「将来、ずっと食わせてくれよな」と言ってくれた一夏


そんな一夏に、私は、今日も素直に想いを伝えられずにいたのだった

13: 2011/12/28(水) 10:38:32.40 ID:SLhiNemK0


一夏「おーい、鈴 ちょっと良いか?」

鈴「な、何よ!私忙しいんだから早くしてよね!」

一夏「あぁ、実はな」

一夏「今度二人で遊園地にでも行かないか?」

鈴「!」

鈴(これってチャンスよね?)

鈴(あ… でも…)

鈴(鈍い一夏の事だから、皆で行こうとか言い出すんだろうなぁ…)

一夏「鈴?どうした?」

鈴「ふん、遠慮するわ…」

14: 2011/12/28(水) 10:42:44.57 ID:SLhiNemK0


一夏「え?予定が合わないならずらそうか?」

鈴「・・・」

一夏「いつが良いか教えてくれよ、鈴」

鈴「ああああああもう!そうやって気安く鈴って呼ばないでくれる!」

一夏「え…」

鈴「あんたのそういう態度がねぇ!私たちを苦しめてきたのよ!」

鈴「いつも思わせぶりな態度取ってさ!一人で喜んでいた私が馬鹿みたい!」

一夏「鈴…」

鈴「あ…」

一夏「・・・」

鈴「…もういいわ じゃあね」スッ

一夏「・・・」クシャ

15: 2011/12/28(水) 10:45:19.26 ID:SLhiNemK0
―――――

そう、その日もやってしまったのだ

いつも自分の想いとは真逆の行動を取ってしまうのだ

どうして

どうして私は・・・

17: 2011/12/28(水) 10:48:43.26 ID:SLhiNemK0
―――――

卒業式3日前、教室


ラウラ「一夏、今日の午後 予定を空けておいて貰えないか?」

一夏「んー? どうしたラウラ?」

ラウラ「少しな」

箒・セシリア・シャル「・・・」

一夏「わかった、空けておくよ」

18: 2011/12/28(水) 10:52:01.94 ID:SLhiNemK0


一夏「で、体育館の裏に呼び出してどうしたんだ?」

一夏「まるで告白でもするような感じだな」ニカッ

ラウラ「・・・そうなんだ」

一夏「え?」

ラウラ「一夏、私は一夏と付き合いたい 今、正式に願い出る」

一夏「えーっと…」

ラウラ「今まであやふやにしていた お前の事を嫁と呼んで、多少甘えていたのも事実だ」

19: 2011/12/28(水) 10:57:27.46 ID:SLhiNemK0


ラウラ「でもな、それが原因となって好きになったわけではない」

ラウラ「一夏は言ってくれた、私のISが暴走した時に『お前を守ってやる』と」

ラウラ「お前に取ってはただの言葉のあやかも知れない」

ラウラ「でも、その言葉は、私に取って生まれて初めて教官以外の人を愛するきっかけになったのだ」

ラウラ「いや、教官以上にお前の事を愛している」

ラウラ「だから… 私の事を一夏の嫁に…して貰えないだろうか?」

一夏「ラウラ…」

20: 2011/12/28(水) 10:59:54.60 ID:SLhiNemK0



一夏「・・・少し考えさせてくれ」

ラウラ「・・・分かった では」ザッザッ

一夏「・・・ はぁ・・・」

―――――

俺が気がついていなかっただけかもしれないんだ

いや正確には、うすうす気がついてはいたんだ

でも、あいつらのうち誰か一人も傷つけたくなかったから

わざと気が付いていないふりをしていたんだ

・・・お前らを傷つけたくないんだよ

21: 2011/12/28(水) 11:04:37.81 ID:SLhiNemK0
―――――
あの時の一夏の顔、忘れもしない

今までに私には見せた事のない困った顔

今思えば、表に出していなかっただけなのかもしれない

ふふっ、裸で締め技をかけてもあのような顔はしなかったのにな

23: 2011/12/28(水) 11:07:51.26 ID:SLhiNemK0

卒業2日前、教室
箒「い、一夏」

一夏「どうしたー?箒、お前の方から話しかけてくるなんて珍しいな」

箒「な、何だ? 私から話しかけてはいけないのか?」

一夏「いやいや、ほらさ 俺が入学してきた時ってお前、俺が声かけるのすげー嫌がってたじゃん」

一夏「それを考えると、随分箒も素直になったんだなーって、な?」

箒「ふ、ふん… そのような事も確かにあったな…」

一夏「で、何か用があるんだろ?」

箒「そ、それはここでは言えない… 放課後、道場で待っている…」スタスタスタ

一夏「あ… 行っちまった…」

24: 2011/12/28(水) 11:10:46.30 ID:SLhiNemK0


一夏「失礼するぜ」ガラッ

箒「一夏、待っていたぞ」

一夏「なんだ、箒 胴着なんか着て また特訓か?」

箒「…いや、違うんだ まぁ座ってくれ」

一夏「お、おう…」

箒「・・・」

一夏「・・・」

箒「一夏、私たちがまだ小さかった時の事 覚えているか?」

一夏「あぁ、勿論だ」

27: 2011/12/28(水) 11:15:12.92 ID:SLhiNemK0

箒「出会ったばかりの頃、私たちは馬が合わずに幾度も喧嘩をした」

一夏「そうだな」

箒「しかし、一夏が私がいじめられているのを助けてくれた所から打ち解けて行けたな」

一夏「まぁな」

箒「そして6年ぶりに一夏に会えた時、私は嬉しかった」

一夏「・・・」

箒「すぐに気が付いてくれて… 本当に嬉しかった」

一夏「・・・」

28: 2011/12/28(水) 11:19:05.15 ID:SLhiNemK0
箒「私は」

箒「私の事を女として見てくれた一夏の事が好きだ」

箒「幼馴染としての好きだという感情ではない」

箒「お前に取って、私はただの幼馴染かもしれないが…」

箒「私は、一夏に対して幼馴染以上の感情を抱いている事に気がついたんだ…」

一夏「箒…」

箒「だから、私と… 付き合っては貰えないだろうか?」

一夏「…考えさせてくれ」

一夏「卒業式の日まで待ってくれ」

箒「・・・分かった」

一夏「じゃ、じゃあな…」ガラッ

31: 2011/12/28(水) 11:26:58.03 ID:SLhiNemK0
―――――
そうだよな、箒5人の中じゃ箒と一緒にいるのが一番長いんだよな

てっきり俺がIS学園に入ってから惚れられたのかと思ったけど

そうじゃなかったみたいだ 



一夏は本当に鈍い、唐変木にもほどがある。

でも私ははっきりと伝えた

そう。

伝えたのだ…

33: 2011/12/28(水) 11:29:41.33 ID:SLhiNemK0
―――――
卒業1日前
セシリア(今日こそ、私が一番に声をかけるのですわ)

セシリア(昨日一昨日と先は越されてしまいましたが…)

セシリア(二人とも浮かない表情という事はまだ…)

一夏「おはよー」ガラッ

オリムラクンオハヨウ オハヨー

セシリア「あああ、あの!」

一夏「?」

セシリア「一夏さん!今日の放課後少しよろしいでしょうか…?」

一夏「あぁ、わかった 空けておくぜ」

セシリア「ありがとうございます!では私の部屋まで来てくださいね!」

一夏「オーケー 放課後な」

35: 2011/12/28(水) 11:34:17.21 ID:SLhiNemK0


一夏「おーい、セシリアいるかー?」

セシリア「待っていましたの…」ガチャ

一夏「お、制服じゃないんだな 似合ってるぜ」

セシリア「一夏さん…///」

一夏「じゃ、お邪魔するな」

38: 2011/12/28(水) 11:40:10.90 ID:SLhiNemK0

一夏「で、話っていうのは何だ?」

セシリア「その…ですね…」

一夏「どうしたーセシリア はっきり言わないとわからないぞ?」

セシリア「いいいい、一夏さんとお付き合いをしたいんですの!」

一夏「…」

セシリア「初めてあった時の無礼は謝りますわ」

セシリア「男性なんて所詮は男性、一夏さんもその例に漏れませんでしたわ」

セシリア「でも、代表候補生を決めるための模擬訓練で自分の理想とする男性像が一夏さんだったってことに気付きましたの…」

39: 2011/12/28(水) 11:44:53.32 ID:SLhiNemK0
セシリア「私は、今まで一夏さんの前では背伸びをしてましたの」

一夏「・・・」

セシリア「そうでないと馬鹿にされてしまうから」

セシリア「皆さんの前ではちゃんとした女性でいたかったのですわ」

セシリア「でも、もう卒業ですし背伸びをしなくても良くなりますわね」

一夏「セシリア…」

セシリア「織斑一夏さん、私と将来を共にして頂けませんか?」

セシリア「これからは背伸びをせず、一夏さんにありのままの自分を愛してもらいたいのです」

一夏「・・・」

42: 2011/12/28(水) 11:50:08.32 ID:SLhiNemK0
一夏「セシリアのそういう背伸びをする所、俺は全然嫌じゃ無かったぜ」

一夏「でも、今すぐには答えは出せない」

一夏「お前は知らないかもしれないが、他に俺の事を好きでいてくれる人がいる」

一夏「その人達も、俺の返事を待っている」

一夏「だから、卒業式の日まで待っていてくれ」

セシリア「・・・わかりましたわ」

一夏「ごめんな、すぐに答えが出せなくて」

セシリア「いえ、一夏さんは優しい方ですから…」

セシリア「…私、待っていますわ」

一夏「ありがとうな、セシリア」

一夏「それじゃ」ガチャ

セシリア「・・・」

43: 2011/12/28(水) 11:54:15.15 ID:SLhiNemK0
――――
俺、何となく解っていたんだ

セシリアも、俺に思いを伝える為に呼び出した…ってさ

だから敢えて何も言わなかった

セシリアの本当の気持ちを知りたかったから

俺が余計なこと言ったら多分セシリアはまた背伸びしちゃうと思ったんだよ



一夏さんは優しい方ですから…

きっと私たちが傷つかないような断り方を考えていらしたのですね

でも、私はそういう所も一夏さんの素晴らしい所だと思いますわ

44: 2011/12/28(水) 11:57:01.34 ID:SLhiNemK0

―――――
鈴(もう、明日で一夏と一緒にいられるのも最後なのかもしれないのよね…)

鈴(想いを伝えるとは決心したけれど… やっぱりあんな事言っちゃったんじゃ…)

シャル「鳳さん… ちょっといいかな」

鈴「シャルロット… 何?」

シャル「鳳さんと話したい事があってさ」

鈴「・・・」

シャル「ついてきて貰っていいかな?」

鈴「わかったわ…」

52: 2011/12/28(水) 12:03:39.84 ID:SLhiNemK0

シャル「あのね…」

鈴「言わなくてもわかっているわよ あんたの魂胆」

鈴「一夏に告白をするな… でしょ?」

シャル「やっぱわかってたか…」

鈴「で、口出しをしないって筈なのにどうしてそんな事を?」

シャル「実はね、鳳さんが一夏からのデートの誘いを断るところを聞いちゃってさ…」

鈴「っ! そ、それが何か関係あるわけ? 嫉妬しているからそういう事を言うんでしょ」

鈴「これだから嫉妬深い女は嫌なのよ!一夏だってきっと…」

シャル「・・・本気じゃないなら邪魔をしないで」

55: 2011/12/28(水) 12:07:47.76 ID:SLhiNemK0


鈴「・・・」

シャル「淑女協定、確かに無くなったけどさ」

シャル「誰にも譲れない夢をお互いに認め合っていたから、淑女協定はあったんだ」

シャル「鳳さんが素直じゃないって事は知っているよ」

シャル「でもね、一夏は私にこう言ってきたんだ」

シャル「鈴とはうまくやっていけない…ってね」クス

鈴「・・・」

56: 2011/12/28(水) 12:10:22.46 ID:SLhiNemK0


シャル「それだけじゃないよ」

シャル「素直じゃないからって暴力を振ってさ」

鈴「!」

シャル「あれ、下手したら一夏氏んじゃうよね?」

シャル「それは考えた事ある?氏ななくても体に障害が残ったら?」

シャル「本当に一夏が好きなの?」

鈴「あ、当たり前よ!」

60: 2011/12/28(水) 12:16:13.75 ID:SLhiNemK0


シャル「嘘だ 好きならば一夏の気持ちを考えて動くはずだもん」

シャル「結局、鳳さんは自分が傷つきたくないだけなの」

シャル「一夏に傷つけられるのが怖いだけなんだよ」

鈴「え・・・」

シャル「いつか離れた時に傷つくことを恐れて素直になれないんだよ」

シャル「傷つきたくないのなら、邪魔しないで」

シャル「僕はね、本気なんだから」

シャル「じゃあね」

62: 2011/12/28(水) 12:19:21.23 ID:SLhiNemK0
―――――
あなたの言うとおりだった、私は傷つきたくないだけだった

本当に、心の底から好きな一夏に嫌われたくないだけだったんだ

私は、他の人たちの邪魔をしてはいけない事に気づいたんだった…

僕もね、本気なんだ

あういう事を言うのは本当は辛かったし卑怯だと思う

でもね、本当に素直になれない鳳さんが許せなかったんだ

ごめんね…

63: 2011/12/28(水) 12:22:46.49 ID:SLhiNemK0

卒業式 前夜 弾との電話

一夏「…ってな事があってさ」

弾「くーっ、憎いねこのモテ男!だから俺の言った通りだろ!」

一夏「あぁ、告白されたよ… 鈴とシャル以外から」

弾「え、あの鈴が?」

一夏「あぁ、二人で遊園地でも行こうかと誘った日に喧嘩になっちゃってさ」

弾「・・・」

一夏「やっぱ、俺の態度が気に入らなかったんだと思う…」

弾「そうか・・・」

65: 2011/12/28(水) 12:27:55.29 ID:SLhiNemK0


弾「で、お前は結局誰の告白を受けることにしたんだ?」

一夏「まだ、決めてない」

弾「だろうな」

弾「お前って鈍いし優柔不断なところあるしさ」

弾「でも、最後に決めるのはお前だぜ 悔いのないようにしろよ」…グスッ

弾「じゃ、切るぜ」 …ヒグッ

一夏「え、ちょっ…」ガチャッ

ツーツーツー

弾「蘭の泣いている所なんて、一夏には聞かせられねえよ」

66: 2011/12/28(水) 12:31:43.93 ID:SLhiNemK0
――――――
弾、なんで電話切ったんだよ

確かに最後は自分で決める事だけれど、いきなりあんな切り方しなくてもいいだろ



昔からそうだ

お前は恋愛の事に関しては物凄く鈍い

そりゃちょっとイライラする位鈍いぜ

まだ小学生だった時の鈴がお前を見る目って友達のそれ、超えていたぜ

67: 2011/12/28(水) 12:34:15.69 ID:SLhiNemK0
―――――
卒業式当日


一夏「箒、セシリア、ラウラ」

箒・セシリア・ラウラ「!」

一夏「卒業式が終わったら、アリーナ前まで来てくれないか?」

一夏「俺、決めたんだよ」

シャル「待って、一夏!」

一夏「シャ、シャル?」

69: 2011/12/28(水) 12:39:20.68 ID:SLhiNemK0



シャル「僕ね、一夏の事がいままで好きだったんだ!」

キャーシャルロットサン、ダイタンネー

シャル「本当はね、もっと早く言いたかったんだけどね…」

シャル「なかなか恥ずかしくて… ね?」モジモジ

シャル「一夏がね、僕の事を女だってわかった時さ」

シャル「僕の事、護ってくれるって言ったよね?」

シャル「僕、一夏にずっと護ってもらいたい」

70: 2011/12/28(水) 12:41:49.93 ID:SLhiNemK0


一夏「・・・」

シャル「確かに、他の女の子を出し抜こうとした事もある」

シャル「皆にとってそれはずるい事に見えるかもしれない」

シャル「でも、僕は… 本気なんだ」

シャル「他の人より、いや千冬さんよりも一夏の事を愛しているよ」

一夏「シャル…」

シャル「放課後、僕もアリーナ前に行ってもいいかな?」

一夏「・・・あぁ、待ってるぜ」

71: 2011/12/28(水) 12:43:36.33 ID:SLhiNemK0

―――――
本当はな、お前が声を掛けてこないなんて信じられなかったんだよな

シャルは明らかに俺に幾度かアプローチをかけてきたからさ

流石の俺でもそれには気付いていたぜ

だから、最後の最後で声をかけてくれて安心したってのはある

72: 2011/12/28(水) 12:45:32.10 ID:SLhiNemK0


僕はね、あのタイミングで言おうって決めていたんだ

あの日だって、鳳さんが告白するのを待っていたんだ

でも、告白しなかった

一夏は鳳さんを呼びに行かなかったから

だからとても不思議に思っているんだ

ねぇ、教えてよ

74: 2011/12/28(水) 12:53:56.87 ID:SLhiNemK0

その日、俺は一人だけ選んだんだ。

俺が言葉を紡ぎ終えた後、皆は泣いていた。

選ばれなかったから泣いているんだと思っていた。

きっと、それだけは間違いない 幾ら俺でもその時の気持ちは解る

でも、解らない事があったんだ



シャルだけが笑いながら泣いていた

77: 2011/12/28(水) 12:56:46.84 ID:SLhiNemK0
――――
一夏「俺には解らなかったんだ」
一夏「どうしてシャルが…」

一夏「どうして、笑っているのかが」

シャル「えへへ…」

80: 2011/12/28(水) 12:58:36.50 ID:SLhiNemK0
シャル「それはね、一夏」

シャル「一夏が鳳さんと遊園地に行こうとした時に気付いていたからなんだ」

シャル「一夏が僕たちに遊びのお誘いをする事なんて滅多に無かったのに」

シャル「あの日は一夏から誘っていたよね」

シャル「しかも、『二人で行かないか』って…ね?」

一夏「・・・」

81: 2011/12/28(水) 13:01:21.16 ID:SLhiNemK0
シャル「僕は解ったんだ」

シャル「一夏が鳳さんの事が一番好きだったって事」

シャル「一夏は知らないけれど、鳳さんにはちょっと酷い事も言っちゃった…」

シャル「それは鳳さんが何時までも素直じゃ無かったから」

シャル「だからハッパをかけてみた」

シャル「けどね、とうとう鳳さんは一夏に告白しなかったよね?」

一夏「あぁ…」

シャル「ねぇ、教えてよ」

シャル「どうして鳳さんを選んだの?」

83: 2011/12/28(水) 13:07:23.70 ID:SLhiNemK0
一夏「それはさ、やっぱり幼馴染ってのがあるのかなぁ…」

シャル「でも篠ノ之さんも幼馴染だよね?」

一夏「あぁ、でも箒との仲って剣道で繋がっていたようなもんだからさ」

一夏「女として見れないわけじゃないんだけれど、俺の中では鈴の方が印象強くてさ」

一夏「鈴と俺が初めて会った時な、なんでか知らないけれど俺の顔にパンチしてきたんだぜ」ハハハ

一夏「俺ってさ、仲良くなる人とは全員何らかのいざこざがあるんだろうな セシリアとかラウラの時もそうだったし」

シャル「うん…」

一夏「でもな、やっぱり一番の理由は…」

84: 2011/12/28(水) 13:11:26.49 ID:SLhiNemK0
一夏「約束、かなぁ…」

シャル「約束?」

一夏「シャルは知らなかったっけ?将来、鈴が俺に酢豚を食わせてくれるっていう…」

シャル「あぁ… 懐かしいね」

一夏「あの当時はただ単に美味い飯が食えるんだなーとしか、思って無かったけどさ」

一夏「改めてそれ聞いた時、解ったんだよな 本当の意味が」

一夏「そこから、ちょっとずつ俺の中で鈴の事を思う気持ちが大きくなり始めてさ」

一夏「でも鈴って気難しい所があるだろ?すぐ暴力振るってくるしさ」

シャル「確かにね まぁ照れ隠し何だろうけれど」クスッ

一夏「で、最後の最後でアプローチ掛けたら玉砕したんだよな」

シャル「遊園地だね」

86: 2011/12/28(水) 13:15:54.31 ID:SLhiNemK0
一夏「正直、ショックだったぜ 初めて勇気を出して誘ったらこれだ」

シャル「それは、一夏が今までやってきた事が跳ね返ってきたんだよ」ニコッ

一夏「うぅ… もうその話は勘弁してくれよ…」

シャル「でも、一夏がどうして鳳さんが好きなのかって解った気がするよ」

シャル「一夏… 僕の事を護ってくれるって約束は覚えてるかな」

一夏「勿論、覚えているさ」

シャル「それって今でも有効かな…?」

一夏「・・・」

89: 2011/12/28(水) 13:20:16.95 ID:SLhiNemK0
シャル「・・・」

シャル「駄目だよ、一夏 自分で決めたんだから断らなきゃ」

一夏「あ… なんだよ、からかうなよぉ…」

シャル「優しい所は一夏の良い所だけど、悪い所でもあるね」

一夏「…肝に銘じておくよ」

シャル「それでよし!じゃあ僕は戻るね!」

一夏「おう、ありがとうな!」
ガチャ

シャル「…一夏のバカ」ボソッ

90: 2011/12/28(水) 13:22:55.32 ID:SLhiNemK0
コンコン
一夏「どうぞー」

一夏「千冬姉…」

千冬「ふん、なかなか様になっているではないか」

一夏「ありがとうな」

千冬「今思えば、あの小娘共とお前がギャーギャー騒いでいたのは10年前になるんだな」

一夏「あぁ、早いもんだぜ」

千冬「お前は本当に鈍い奴だったからな、私でさえイライラする位にな」

一夏「千冬姉、いつもイライラしていただろ?」

千冬「ほう、そう見えていたのか」ゴゴゴゴゴ

一夏「嘘嘘、嘘だって」

91: 2011/12/28(水) 13:26:36.88 ID:SLhiNemK0
千冬「・・・」

千冬「私の家族はお前だけだった」

一夏「・・・解ってるって」

千冬「お前には色々迷惑をかけたと思う」

千冬「一番遊びたいであろう中学生の頃、家の事を任せてしまって悪かった」

一夏「気にするなって」

一夏「俺の家族は千冬姉だけだったからな」

千冬「・・・」

96: 2011/12/28(水) 13:30:30.88 ID:SLhiNemK0
千冬「・・・そろそろ戻るな」

一夏「おう… ってあれ?千冬姉… 目が…」

千冬「…ふん、お前が余りにも情けなかった事を思い出して涙が出ただけだ」

千冬「また、後でな」ガチャ

一夏「千冬姉…」

千冬(お前の家族は私だけだと思ってたがな…)

千冬(どうやら私も一夏に振り回されていたようだ)

千冬「あの小娘たちのようにな」

97: 2011/12/28(水) 13:41:03.00 ID:SLhiNemK0

ソロソロジュンビシテクダサイネー

鈴「あ、はーい」
ガチャ
一夏「鈴… おぉ、可愛いな…」

鈴「なっ…!何言ってんのよ!」カァーッ

一夏「何って… ドレス似合ってるぜ、鈴」

鈴「~っ!!!!!!」

一夏「ははは、いつも通りだな」ナデナデ

鈴「…馬鹿」ギュ

一夏「お前、いつもそれ言うよな」ギュ

98: 2011/12/28(水) 13:45:24.55 ID:SLhiNemK0
鈴「それは一夏が大バカだからよ…」ギュ

ア、アノー…

一夏「あ、あぁ…」

鈴「ご、ごめんなさい////」

イエイエ、ソレデハコチラニキテクダサイ

ソレデハ、シンロウシンプノ ニュウジョウデス!

鈴「一夏のお嫁さん、かぁ・・・」

一夏「なんだー、鈴 今さらやめるとか言うなよ?」

鈴「・・・」

一夏「お、おい…」

鈴「・・・・ね」ボソボソ

一夏「?」

鈴「これからもよろしくねって言ったのよ!!バカ一夏!!!!」


END

99: 2011/12/28(水) 13:46:21.51 ID:v7dpw6Yh0

111: 2011/12/28(水) 14:02:23.96 ID:SLhiNemK0
-弾と一夏の雑談-

弾「お前さ、何時鈴に告ったわけ?」

一夏「箒、セシリア、ラウラ、シャルに鈴が好きだって言った後に」

弾「かー、お前も中々エグイなぁ」

弾「女の子の泣き顔見た後にお前は好きな女の所に行ったのか」

一夏「おいおい、そんな悪者見たいに言うなよ」

113: 2011/12/28(水) 14:07:55.42 ID:SLhiNemK0
弾「でも、あの鈴がどうして今ではデレデレなんだよ?」

一夏「そりゃ苦労はしたぜ…」

弾「だろうなぁ」

――――――
アリーナ前
一夏「そういう事なんだ」

箒「・・・」ポロポロ

セシリア「・・・ひぐ…」

ラウラ「・・・」ツー

シャル「・・・」ポロポロ

一夏「お前らの事は友人として、今後も仲良くして貰いたい」

一夏「決して嫌いだってわけじゃないからさ」

一夏「俺、鈴に伝えてくるな」

シャル「…頑張ってね、一夏」ボソッ

115: 2011/12/28(水) 14:13:50.03 ID:SLhiNemK0
鈴(結局、一夏に言えなかったなぁ…)

鈴(一夏、今頃どうしているんだろう…)

鈴(一夏…)
ガチャ
一夏「鈴、入るぜ」

鈴「い、一夏…」

一夏「どうした、浮かない顔して お前らしくないぜ?」

鈴「う、うん…」

116: 2011/12/28(水) 14:17:23.86 ID:SLhiNemK0
鈴「ね、ねぇ!」

一夏「んー?」

鈴「だ、誰と付き合う事にしたの…?」

一夏「・・・」

鈴「・・・」

一夏「・・・」

鈴「ね、ねぇったら!答えなさいよ!」



一夏「・・・お前と」

118: 2011/12/28(水) 14:20:54.43 ID:SLhiNemK0
鈴「へ…?」

一夏「お前と付き合う事にしたよ、鈴」

鈴「ななな、何言ってんの!?」

鈴「べべべ、別にアンタに告白してないし!」

一夏「知ってるよ」

鈴「じゃ、じゃあなんで…」

一夏「それはさ、鈴が好きだからって事以外に何か理由はいるか?」

鈴「べ、別に… いるわけじゃないけど…」

一夏「じゃあ、それでいいじゃん」

119: 2011/12/28(水) 14:25:48.74 ID:SLhiNemK0
鈴「で、でも私いつも一夏に暴力振るうし、他の子みたいに可愛くないし、クラスだって違うsふぇ?」

一夏「鈴、もういいんだ」ギュ

鈴「・・・」

一夏「ここには俺しかいないんだ 誰もいない」

一夏「恥ずかしがらないで甘えろって」ニカッ

鈴「…うん」ギュ

一夏「素直じゃない鈴も可愛いけど、俺はこっちの鈴の方が好きだぜ」ナデナデ

鈴「…バカ一夏」ギュ

122: 2011/12/28(水) 14:31:18.81 ID:SLhiNemK0
―――――
一夏「てなわけだ」

弾「くーっ、憎い!憎いねぇ!お前がそんな臭い事言うとは思わなかったぜ!」

一夏「お前、酔ってるんじゃないか?」

弾「いやいやいや、あの唐変木の一夏がそんな臭い事言うなんてテンションあがらずにいられっか!」

一夏(思いっきり酔ってるじゃねーか…)

弾「でさ、なんで結婚するまでこんな時間かかったわけ?」

一夏「それも、ちょっとあってさ…」

125: 2011/12/28(水) 14:36:56.16 ID:SLhiNemK0
―――――
織斑宅

一夏「・・・・・」

鈴「・・・・・」

千冬「・・・・・で、話と言うのは何だ?」

一夏「あ、あのさ千冬姉…」

千冬「お前は黙っていろ」

一夏「は、はいっ!」

千冬「鳳、言ってみろ」

鈴「…あのですね、今一夏さんとお付き合いさせていただいています…」

千冬「・・・で?」

鈴「・・・はい?」

千冬「それでどうしたのだ?」

127: 2011/12/28(水) 14:41:07.22 ID:SLhiNemK0
鈴「えっと… それだけです…」

千冬「そうか…」

鈴「・・・・・」

千冬「・・・・・」ズズズズズ

千冬「茶が美味いな」

一夏「あ、あの」

千冬「黙っていろ」

一夏「はいっ!」

鈴(やっぱり千冬さんは苦手だなぁ…)

千冬「・・・・一夏がねぇ…」

千冬「まぁ、鳳を含めあの小娘5人組は随分と一夏に熱があったそうだが」

千冬「こいつのどこが良いのだ?」

129: 2011/12/28(水) 14:47:44.37 ID:SLhiNemK0
鈴「そ、それは…」

千冬「特に理由もなく、男のいない環境でこいつがいたからってだけか?」

鈴「いや、そういう事では…」

千冬「だったらはっきり言え」

鈴「優しい所… です…」

千冬「・・・ふっ」

千冬「お前、苦労するぞ?この唐変木は女の気持ちに気付けない」

千冬「例えば…そうだな デュノア辺りが言い寄ってきた時に一夏を信用できるのか?」

一夏「お、おい… 千冬ね…」

千冬「・・・・・」ギロリ

一夏「・・・・」


鈴「はい、信用できます」

130: 2011/12/28(水) 14:52:35.00 ID:SLhiNemK0
一夏「・・・・・鈴」

鈴「一夏は私を選んでくれたんです」

鈴「他の人達はそれぞれの想いを一夏に伝えていました」

鈴「だけれど、私は伝えられませんでした 恥ずかしくて…」

鈴「それでも一夏は私を選んでくれたんです」

鈴「私は一夏を信用しています」

千冬「・・・ふむ」ズズズズ

131: 2011/12/28(水) 14:57:22.81 ID:SLhiNemK0
千冬「宜しい、一夏との交際を認めよう」

鈴「ほ、本当ですか!」

千冬「だが、勘違いするな まだ家族では無い」

千冬「家族と呼ぶのは、この愚弟が鳳を養えるようになってからだな」

鈴「そ、それって…////」

千冬「だがな、鳳」

千冬「一夏を裏切るような事をしたらそこで終わりだ 織斑家の敷居は二度と跨ぐな」

鈴「大丈夫です」

千冬「宜しい」

一夏「・・・・・」

133: 2011/12/28(水) 15:02:54.25 ID:SLhiNemK0
――――――
一夏「そんなこんだで職の安定と貯蓄その他うんぬんで10年」

弾「うわー、千冬さんも意外と厳しいんだなぁ…」

一夏「でも、俺は感謝してるぜ」

弾「ん?」

一夏「ほら、今の仕事も千冬姉がいるからやってるみたいなもんだし」

弾「あ、IS学園で教員やってるんだって?」

一夏「まぁな、男でIS動かせるのって俺だけだしまだまだデータがいるんだってよ」

一夏「その一環さ」

弾「つまり、お前は今もハーレム街道まっしぐらってことかよ!」

一夏「ま、一生鈴一筋だって」

弾「その言葉が、聞きたかった」ニヤリ

弾「ほら、飲めよ」

一夏「そろそろやめとけって…」


-弾と一夏の雑談- 終

134: 2011/12/28(水) 15:04:54.38 ID:XpAQ9fBw0

137: 2011/12/28(水) 15:10:46.97 ID:SLhiNemK0
-鈴と一夏の休日-
鈴「さ、ご飯にしましょうか」

一夏「うーん…」

鈴「どうしたの 一夏?」

一夏「いや、さ」

一夏「酢豚の事なんだけれど」

鈴「何よ」

138: 2011/12/28(水) 15:18:53.76 ID:SLhiNemK0
鈴「もしかしてもう飽きたって言うの?」

一夏「いやいや、そういう事じゃないんだけどさ…」

一夏「パイナップル、入れるのやめてくれないか?」

鈴「・・・はぁ?」

一夏「パイナップルだよ、パイナップル」

鈴「アンタ、何もわかって無いわね…」

一夏「・・・・・」

140: 2011/12/28(水) 15:24:51.50 ID:SLhiNemK0
鈴「酢豚にはね、肉を軟らかくする効果があるのよ!」ドヤァ

一夏「それは知ってるんだけど、どうも俺は苦手なんだ」

鈴「何よ… 私の料理が食べられないって言うの!」

一夏「いや、そうじゃなくてパイナップルだけを…」

鈴「駄目、食べなさい!」

一夏「・・・いただきます」

鈴「はい、どうぞ」ニコッ

141: 2011/12/28(水) 15:30:27.93 ID:SLhiNemK0
一夏(くっそ… どうすれば…)

一夏(! 閃いたぞ!)

一夏「ほれ、鈴 あーん」

鈴「!!!!!!!!」

一夏「そういや、結婚する前は千冬姉がいて、こういう事やって無かったな」

一夏「あーん」

鈴「あ、あーん…/////」パクッ

一夏「どうだー 美味いかー?」

鈴「あ、当り前よ!私が作ったんだからね!」

一夏「まぁ、それもそうだな」

一夏(このままパイナップルだけ食わせ続ければ…)

鈴「一夏がパイナップルくれたから私もあげるね!あーん」

一夏「」

-鈴と一夏の休日- 終

144: 2011/12/28(水) 15:33:52.47 ID:SLhiNemK0
-鈴と一夏の甘~い日常-

一夏「行ってくるなー」

鈴「あ!ちょっと待って!」

一夏「ん?どうした鈴」

鈴「わ、忘れ物あるでしょ!」

一夏「忘れ物? あ、今日会議じゃん!資料持っていくの忘れてたわ!」

鈴「」

145: 2011/12/28(水) 15:37:05.30 ID:SLhiNemK0
鈴「って、ちがーう!」

一夏「な、なんだよ…」

鈴「そ、その…」

一夏「…?」

鈴「い、行ってきますのちゅー…」

一夏「・・・・」

一夏(可愛いな)

150: 2011/12/28(水) 15:47:33.49 ID:SLhiNemK0
鈴「ほ、ほら!早くしないと遅れちゃうでしょ!」

一夏(ちょっといじめてやるか)

一夏「んー?鈴はそんなにちゅーして貰いたいのかなー?」ニヤニヤ

鈴「ば、バカ!そんなんじゃないんだから!」

一夏「ん?良いのか、行ってきますのちゅーは?」

鈴「そ、それは…」

一夏「朝からちゅーしたいなんて鈴はエOチなんだなー」ニヤニヤ

鈴「!!!!!!」

鈴「ば、バカバカバカ!バカ一夏!」ポカポカ

一夏「なんてな」チュ

鈴「え…?」ポッ

一夏「じゃ、行ってくるな!」

鈴「…うん」

151: 2011/12/28(水) 15:53:24.93 ID:SLhiNemK0
-夜

一夏「ただいまー」ガチャ

鈴「あ、一夏!お帰りなさい!」

一夏「結局遅刻して千冬姉に滅茶苦茶怒られたよ」ヌギヌギ

鈴「あ、アンタが勿体ぶるからでしょ!」

一夏「だって、鈴が可愛かったからさー」

鈴「//////」

一夏「あーつかれたっ!」

鈴「あ、あのね一夏?」

一夏「ん?」

鈴「お風呂にする?ご飯にする?」

152: 2011/12/28(水) 15:58:21.65 ID:SLhiNemK0
一夏「勿論、お前だ」

鈴「え、えええ!!!」

一夏「なんてな、風呂からだ」

鈴「・・・バカ一夏」

-寝室

鈴「ね、ねぇ一夏…」

一夏「・・・・・」

鈴「寝ちゃった…?」

一夏「・・・・」

鈴「・・・・・」モンモン

154: 2011/12/28(水) 16:04:49.97 ID:SLhiNemK0
鈴(その…)

鈴(前、一夏が一人でやってるの見ちゃったんだよね…)

――――
鈴「ただいまー」

鈴「一夏、いないの?」チラッ


一夏「・・・・くっ」シコシコ

鈴「きゃ!」

一夏「!?」バッ

鈴「・・・・」

一夏「よ、よぉ鈴」

鈴「ただいま…」

一夏「お、おかえり」ニッコリ

155: 2011/12/28(水) 16:10:37.83 ID:SLhiNemK0
―――
鈴「こ、こういうのも妻の務めよね…?」

一夏「・・・んー鈴ー」ダキッ

鈴「ちょ、ちょっと一夏!」

一夏(寝たフリ寝たフリ)

一夏「りんー…」

鈴「一夏…」

鈴「寝てる…よね?」

鈴「・・・・・」ジー

チュ

158: 2011/12/28(水) 16:14:33.54 ID:SLhiNemK0
一夏「鈴、何してるんだ?」

鈴「!!!!!!!!」

一夏「ははーん、毎日俺が寝た後鈴はこういう事をしてるんだなー」ニヤニヤ

鈴「ち、ちがっ」

一夏「でも、今したよね?」

鈴「で、でも…」

一夏「したよな?」

鈴「う、うん…」

160: 2011/12/28(水) 16:18:13.91 ID:SLhiNemK0
一夏「するか…?」

鈴「な、何を…」

一夏「何って… エOチ…」ボソッ

鈴「っ//////」ボンッ

一夏「ははは、照れるなよ鈴」

鈴「」プシュー

一夏「だめだこりゃ」

162: 2011/12/28(水) 16:26:24.55 ID:SLhiNemK0
・・・ん

り・・・ん・・・

鈴「ん・・・」

一夏「鈴、大丈夫か?」

鈴「あ・・・ うん・・・」

一夏「悪かったな、からかって…」

鈴「や、やめてよね…///」

一夏「じゃ、真剣になるよ」チュウ

鈴「んむっ…!」

一夏「ちゅ・・・んちゅ・・・」

鈴「ん… んはぁ…////」ハァハァ

一夏「可愛いよ、鈴」ナデナデ

鈴「いちかぁ…///」

163: 2011/12/28(水) 16:32:47.63 ID:SLhiNemK0
一夏「鈴… いいよな?」

鈴「一夏のここ、こんなになっちゃってる…」サワサワ

一夏「ちょっ… くすぐったいって…」

鈴「へぇ、くすぐったいんだ」ニギニギ

鈴「して、貰いたいんでしょ?」

一夏(これが甘攻めか…)

165: 2011/12/28(水) 16:41:07.42 ID:SLhiNemK0
一夏「あ、あぁ… 頼む…」

鈴「お願いします、でしょ?」ニギッ

一夏「くっ、いきなりパンツの中に手入れないでくれよ…」

鈴「でも、気持ち良いよ?して欲しいでしょ?」

一夏「…お願いします」

鈴「よろしい」

鈴「特別に脇でしてあげるね」

一夏(わ、脇ですとぉ!)

167: 2011/12/28(水) 16:58:02.77 ID:SLhiNemK0
鈴「どう一夏?あったかいでしょ?」ヌコヌコ

一夏「あぁ… 鈴の脇やわらかくて良いよ…」

鈴「ふふーん やっぱり良いんだ」ヌコヌコ

一夏「あぁ、鈴… いいよ鈴…」

鈴「えへへ 早くイっちゃえ!」

一夏「くぅっ!」ビュル

鈴「ひゃん/////」

一夏「はぁはぁ…」

鈴「一夏… こんなに出しちゃって…」

169: 2011/12/28(水) 17:04:16.83 ID:SLhiNemK0
一夏「さ、最後まで良いか?」

鈴「い、いいよ…?」

こうして二人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ

終わり

170: 2011/12/28(水) 17:06:46.28 ID:FXrwPA+50
え…いや、まだあるだろ…
続けて

171: 2011/12/28(水) 17:11:00.56 ID:XpAQ9fBw0
え・・・

175: 2011/12/28(水) 17:13:39.65 ID:SLhiNemK0
眠いんや

176: 2011/12/28(水) 17:16:53.81 ID:8XJeKpe50
これひょっとすると
鈴「一夏私と結婚して後悔してない?」とかの前日譚なのかも

233: 2011/12/28(水) 20:50:34.49 ID:SLhiNemK0

引用: 鈴「一夏のお嫁さん、かぁ・・・」