68: 2017/12/04(月) 23:53:44.41 ID:2NxHvhsK0


前回:ちひろ「幸子ちゃんが厨二病になりました!」

――――

幸子「プロデューサーさん」

P「ん?」

幸子「この前ボクのパンツを撮影した償いとして、お願いを聞いてもらう約束をしましたよね」

P「3つのやつな。ってかあまり大きな声で言わないでくれ……」

幸子「そのお願いの一番目、使ってもいいですか?」

P「もちろん」

幸子「じゃあ↓2」


↓2 幸子のお願い

70: 2017/12/04(月) 23:55:19.89 ID:6vTTwTVoo
パンツだけじゃなく着衣から全部まで撮ってください

71: 2017/12/05(火) 00:07:48.83 ID:549ggxd90
P「は?」

幸子「だ、だから……撮ってください」

P「……何で」

幸子「いずれはボクも、セクシーなグラビアとか撮るかもしれないじゃないですか?」

幸子「その練習ですよ! そう、練習!」

P「ダメだ」

幸子「何でですか!?」

P「当たり前だろ。自分が何歳か分かってるのか?」

P「いや、例え大人でも……しかもヌードなんて」

幸子「何でも聞いてくれるって言ったのに」ムスッ

P「むくれてもダメなものはダメだ」

幸子「……じゃあ大人になったら」

幸子「プライベートで撮影してもらえますか?」

P「え」
ウェーブ Dream Tech アイドルマスター シンデレラガールズ [自称・スウィートヒロイン] 輿水 幸子 1/7スケール PVC製 塗装済み 完成品 フィギュア DT153

72: 2017/12/05(火) 00:15:01.35 ID:549ggxd90
幸子「仕事じゃなくて個人的なものだったら」

幸子「引き受けてくれますか?」

P「……そもそも、何で俺に? プロに頼んでもらえば…」

幸子「プロデューサーさんがいいんです! これはお願いなんですから、拒否はできませんよ!」

P(俺ができる範囲内でって言ったよな。まあできることではあるけど)

P(まあ、その頃にはさすがに忘れてるかもしれないし)

P「分かった」

幸子「本当ですか? 約束ですよ?」

P「ああ、幸子が覚えてたらな」

幸子「どうせ覚えてるわけないって感じですね。ふふーん、ボクを舐めないでくださいね!」

幸子「プロデューサーさんも、カメラの腕を磨いておいてくださいね」

P「任せてくれ」

73: 2017/12/05(火) 00:24:14.11 ID:549ggxd90


――その日の夜――


幸子「……はぁ」

幸子(あの時はああやって言ったけど、大人になる頃には)

幸子(この仕事を続けられてる保証なんてないんですよね)

幸子(もし続けてても、プロデューサーさんと一緒にいるとは限らないし)

幸子(……早く大人になりたい……)

幸子(できれば明日にでも。流れ星にお願いでもしてみましょうか)

幸子(なんて、そんなこと無理に決まって……)

幸子(あ)

幸子「そうだ! もしかしたらなれるかも!」

――――

志希「大人になりたい?」

昌葉「今すぐに?」

幸子「お二人ならと思いましてお話したんです! どうでしょうか?」

76: 2017/12/05(火) 00:37:19.93 ID:549ggxd90
志希「あのさー幸子ちゃん」

晶葉「私たちにも限界というものがある」

幸子「そ、そうですよね……ごめんなさい」

晶葉「いくら私が天才とはいえ」

志希「人の成長を操る薬か何かを作ることなんて……」


志希「できたりしてー」ニコッ

幸子「……は?」


幸子「えぇぇぇぇ!? できるんですか!?」

志希「と言っても、晶葉ちゃんと協力してやっと一歩手前まで来れた段階なんだけどねー」

晶葉「あともう少しで完成するから、その時に幸子を呼ぼう」

幸子「だ、大丈夫なんですか? 副作用で氏んじゃったりは……」

晶葉「そういうリスクを徹底して潰しているところだ」

志希「リスクがあるものは怖くて使えないしね♪」

幸子(この人たち、アイドルやってていいんですかね)

77: 2017/12/05(火) 00:53:55.16 ID:549ggxd90
幸子(でも、もしこの話が本当なら)

幸子(ボクはプロデューサーさんにあんなところやこんなところまで撮られて……その後に……)

幸子「えへへへ」

晶葉「ヨダレ垂れてるぞ」

志希「じゃ、気長に待っててねー」

スタスタ

幸子「ダメですよプロデューサーさん、そこは……」クネクネ

――――

志希・晶葉「できた」よー♪」

幸子「こ、これが……この機械が、ボクを大人に変えてくれるんですね!?」

志希「安全面もバッチリだよ♪ 裸になって入ってね」

幸子「え? 裸になるんですか?」

晶葉「体が成長するんだから、どうせ今身につけてるものも破けるぞ」

幸子「……なるほど」

幸子(恥ずかしいけど仕方ないですね)ヌギヌギ

78: 2017/12/05(火) 01:03:32.79 ID:549ggxd90

――――

晶葉「いくぞ、準備はいいな」

幸子「……」コクン

志希「スイッチオン!」ポチッ

ガガガガガ

幸子「!?」

晶葉「大丈夫だ、何も問題はない」

志希「落ち着いてね」

幸子「……」

幸子(待っててくださいプロデューサーさん)

幸子(レンズ越しにボクの体を見せて、誘惑してあげます!)


ガガガガガ

カッ

バシュゥゥゥゥン……

79: 2017/12/05(火) 01:09:20.02 ID:549ggxd90
晶葉「よし、成功だ」

志希「幸子ちゃん出てきて」

ガチャ

幸子「……」スタスタ

幸子「……あの」

志希・晶葉「?」

幸子「あんまり変わってないですよね」

晶葉「そうか? 背は伸びてるぞ」

幸子「ちょっとだけですけどね」

志希「おっOいも大きくなったし」

幸子「ここは……まあ1カップくらい……っていうか見ないでくださいよ!?」

幸子「服が破けるって言ったから脱いだのに、これなら着たままでよかったじゃないですか!」

晶葉「そうだな」

幸子「その顔、知ってたんですね!?」

志希「まあまあ女同士だし、ね?」

幸子「うう……」

80: 2017/12/05(火) 01:19:18.27 ID:549ggxd90
幸子「ところで、これ何歳くらいなんですか」

志希「設定は20歳にしたけど、誤差でプラマイ1だから」

晶葉「19~21歳だな」

幸子「その年齢でこの体……もっと牛乳飲んで、くびれも作らないと……」

――――

P「はっくしゅっ!!」

ちひろ「風邪ですか?」

P「すみません。ちょっと悪寒がして」

ちひろ「何かの予兆かもしれませんね」

P「はは……やめてくださいよ」


幸子「プロデューサーさん」

81: 2017/12/05(火) 01:25:05.54 ID:549ggxd90
P「ああ幸子、どうした?」

幸子「……」

P「?」

幸子(えぇぇぇ……気づいてくれない)

幸子(志希さんから服を借りて、大人っぽいメイクもしてもらったのに)

P「……あれ」

P「お前、本当に幸子か?」

幸子「!」

ちひろ「本当ですね。なんか大人っぽいです」

P「いや、よく見ると身長も伸びてるし」

幸子(気づいてくれた! やっぱりボクのプロデューサーさんですね!)

幸子(よーし、ここは一つ大人っぽいアピールをして、惑わしてあげましょう)


↓2 幸子のアピール

83: 2017/12/05(火) 01:29:30.52 ID:DqeYhMgVO
おっOいアピール

85: 2017/12/05(火) 01:35:41.96 ID:549ggxd90
幸子「ふふーん、プロデューサーさん」スタスタ

ギュッ

P「!?」

幸子「やっぱりボクの変化に気づいたみたいですね」ムニュムニュ

幸子「そうです、ボクは大人になったんですよ。志希さんと晶葉さんのtからを借りて」ムニュムニュ

P(む、胸が……)

ちひろ「大人になったって、そんなことできるんですか!?」

幸子「2人に聞いてみてください」

ちひろ「分かりました」スッ

ちひろ(もしそれが本当なら、逆のことだってできるかもしれない)

スタタタッ

P「……」

幸子「2人っきりですね」

P「幸子、何でこんなこと……」

幸子「大人になったって、信じてくれるんですか?」

86: 2017/12/05(火) 01:46:12.54 ID:549ggxd90
P「信じたくないけど、あいつらならできてしまうかもしれないという非常識な思考をしてしまっている」

P「けど何で大人に?」

幸子「この前、大人になったらボクの専属カメラマンになってくれるって約束しましたよね」

P「!!」

幸子「要望通り、大人になってあげました。沢山撮ってくださいね」

P「い、いやいや……こんなのありえない……」

幸子「疑ってますか? ちゃんと体は成長しましたよ」

幸子「さあ! 早くボクの工口カワイイ姿を見てください!」

P「……」

幸子「男に二言は?」

P「……ない」

――――

P「何で俺の家に来たんだ」

幸子「ここが撮影場所ですよ! ボクの中のテーマとしては」

幸子「『日常の工口カワイイ』です。遊びに来た彼女の可愛い姿や」

幸子「ちょっとエOチな姿を、彼氏目線でお送りする写真集を作るんです!」

87: 2017/12/05(火) 01:58:15.16 ID:549ggxd90
P「作ってどうするんだ……」

幸子「一つの企画として保管して置いてもらえると嬉しいですね」

幸子「あと、プロデューサーさんにも見てもらいたくて……」

P「……痴女か」

幸子「もう! 何でその発想になるんですか!」

幸子(まあいいです。すぐに欲望を抑えきれなくなるに決まってますから)

幸子「じゃあ始めましょう。初めは玄関から!」

P(約束は約束だからな……問題はヌードだけど。ちょっとエOチどころじゃないだろ)

――――

P「言っておくけど、カメラの腕は良くないからな」パシャッ パシャッ

幸子「はい♪ プロデューサーさんがいいなと思った構図で撮ってください」

P「……」パシャッ パシャッ

P(これ、もったいないな。俺なんかよりプロに頼んだ方がいい)

P(大人幸子の良さをもっと引き出したい。例えばこの角度から……)パシャッ パシャッ

幸子(ふふ、熱心になってきましたね。何と言ったって、カワイイだけでなく)

幸子(セクシーさも手に入れてしまったボクですからねぇ)

92: 2017/12/05(火) 20:45:32.75 ID:549ggxd90
P「よし、次はリビングで……その次はキッチンかな」

幸子「妄想を膨らませてますね」

P「引き受けた以上は徹底してやりたいから」

幸子(徹底して……つまりボクのヌードも徹底的に……)ドキドキ

――――

P「こんなもんか」

幸子「シャツ一枚のみとは分かってますね」

幸子「見えそうで見えないこの感じが……」

P「ギリギリはいいよな」

P「さて、じゃあ今度は…」

幸子「脱ぎますか?」

P「……あのさ幸子、別に下着や裸は撮らなくてもいいんじゃないか?」

幸子「必要です」

幸子(プロデューサーさんに見せるために)

P「写真集には載せられないだろ」

幸子「そうですね、でも一応撮っておきます」

93: 2017/12/05(火) 20:54:03.99 ID:549ggxd90
P「……」

幸子「何でも言うこと聞いてくれるんでしょう?」

P「……脱いで」

幸子「はい」ヌギヌギ

パサッ

幸子「どうすればいいですか?」

P「まずは立ちポーズ。その後ベッドに座ったり寝転んでる姿を撮る」

幸子「分かりました」

――――

P「……」パシャッ パシャッ

幸子(おかしいですね。大胆なポーズなのに飛びかかってきません)

P「さて、じゃあ最後にヌードで撮るぞ」

幸子「! は、はい」

P「後ろ向いてるから、脱いだらバスタオル巻いて準備してくれ」

幸子「はい……」

94: 2017/12/05(火) 21:08:09.97 ID:549ggxd90
幸子(きた!! とうとうこの時が)

幸子(プロデューサーさんに私の裸を……)プチッ

パサッ ヌギヌギ

幸子(このあられもない姿を……見てもらうんです)スッ

幸子「準備できました」

P「そうか。じゃあ最初は巻いてるタオルで、前を隠すようにポーズをとってくれ」

幸子「……」ハラリ

P「そう。で、恥ずかしがるような顔で」

幸子「……」カァァ

P「いい演技だな」パシャッ パシャッ

幸子(こ、これは演技じゃなくて素ですよ……)

P「……」パシャッ パシャッ

幸子(プロデューサーさん、今のボクを見てどう思ってるんでしょうか)

P「……」パシャッ パシャッ

95: 2017/12/05(火) 21:16:16.13 ID:549ggxd90
P「次はタオルをとって」

幸子「!」

P「どうした?」

幸子「……」ドキドキ

パサッ

幸子「……」ドキドキドキ

幸子(ついに見られてしまいました。ボクのヌード)

幸子(プロデューサーさんの反応は……)

P「体を隠すようにポーズ、できるか?」

幸子「え……あ、はい」スッ

P「オッケー、そんな感じ」パシャッ パシャッ

幸子(あれ? なんか思ってた反応と違う)

P「じゃあ次はベッドに寝転んで」

幸子「!!」

幸子(これは……襲いやすいように準備をしてる!?)

幸子(そういうことですかプロデューサーさん。いいでしょう、ボクも覚悟を決めます)

96: 2017/12/05(火) 21:26:05.75 ID:549ggxd90

ゴロン

P「うん、あとはさっきみたいに体を隠すように」

幸子「……」

P「いいぞ幸子」パシャッ パシャッ

幸子「……」

P「今度は唇に手を添えて。そうだ」パシャッ パシャッ

幸子「……」

――――

P「よし、と。こんなもんかな……はいタオル」スッ

幸子「え……あ、どうも」

P「服を着たら飯でも食べに行くか。いや、その前にその体を元に…」

幸子「ちょっと待ってください!」

P「な、何だよ」

幸子「プロデューサーさん、どうしてですか?」

幸子「こんな可愛さとセクシーさを兼ね備えた、極上の女の子が!」

幸子「素っ裸で目の前にいるのに! 何で襲わないんですか!」

97: 2017/12/05(火) 21:37:25.30 ID:549ggxd90
P「襲うわけないだろ……」

P「それにこれは幸子から頼まれた仕事なんだから」

幸子「今のボクは20歳です!」ガバッ

P「!? こら前を隠せ!」

幸子「ちゃんと見てください、成長したんですから!」

幸子「そりゃボンキュッボンのダイナマイトボディではないですけど……ほら! こんなポーズとか!?」アッハーン

P「隠せってば!! あとそれ狙いすぎてあんまり工口くない!!」

幸子「じゃあこんなのはどうです!?」ウッフーン

P「いいから隠せって!」

幸子「ええい、面倒です!」ギュッ

P「!?」

幸子「そっちが来ないならこっちが仕掛けます」

幸子「プロデューサーさん。ボク、今とてもドキドキしてるんですよ」

幸子「体も熱いんです」

P「……」

98: 2017/12/05(火) 21:45:12.66 ID:549ggxd90
幸子「プロデューサーさん」

P「さ……幸子……お前……」

幸子「……あれ」

幸子「なんか本当に体が熱いです……風邪を引いたんでしょうか」フラッ

P「幸子!? 大丈夫か!!」ギュッ

幸子「頭もクラクラして……」

幸子「体が……体が……!」


幸子「熱い!!」カッ


P「幸子が光った!?」

――――

晶葉「そういえば、そろそろ効果が切れる頃だな」

志希「幸子ちゃんに伝えたっけ?」

晶葉「いや」

――――

プシュゥゥゥゥゥ……

P(光が収まった)

P(ん? 幸子の胸が小さくなってる。ということは……)

P「とりあえずタオルをかけよう」スッ

幸子「うう……何ですか今の……」

99: 2017/12/05(火) 21:54:51.21 ID:549ggxd90
P「気がついたか。どうやら元に戻ったみたいだぞ」

幸子「え? 嘘」ムニッ

幸子「小さくなってる!? そんな……時間制限があったなんて……」

P「これでそういうことはできないな」

幸子「くっ……こうなったらもう一度大人になってきます!!」スッ

P「待て待て、その前に服を着ろ」

幸子「そ、そうですね」イソイソ

幸子「待っててくださいねプロデューサーさん、もう一度誘惑して見せますからね」

スタタタッ

P「着るの早すぎるだろ……」

P「……データ確認データ確認……」

ピッピッ

P「我ながらよく撮れたかもしれない」ピッ ピッ

P「……工口い」


おわり

90: 2017/12/05(火) 09:13:48.01 ID:N498/Omto

次回:幸子「明日お休みですよね? デートしましょう」

引用: 【モバマス安価】ちひろ「大変ですプロデューサーさん!」