452: 2012/08/25(土) 14:48:24.25 ID:HhM3Gs1R0


前回:モバP「事務所で寝たふりをして亜里沙さん、未央、由愛の反応を見る」

上田鈴帆(14)




ガチャッ!

鈴帆「おはようございますっ!」

P(鈴帆か……)

鈴帆「あり? 誰も……あっ」

P(……気付いたのか?)

鈴帆「Pしゃん……? 寝とるんかね?」

P(そうですよー)

鈴帆「うーん、新作のきぐるみば見てもらおうっち思って早めにきたんに……」

P(またそれか……)

456: 2012/08/25(土) 14:53:28.94 ID:HhM3Gs1R0
鈴帆「……うーん」

P(なにか悩んでる……?)

鈴帆「このままじゃ風邪ばひいて……でもうち、持ってるもんが……」

鈴帆「やっぱり、それしかなかね」ゴソゴソ

P(……ん、んん? なんか……」

鈴帆「……Pしゃん、今おきたらダメやけんね」シュルッ…ストン

P(服脱いでないかコレ!?)

鈴帆「さ、流石に恥ずかしか……えっと、衣装衣装」ガサガサ

鈴帆「その前に、Pしゃんにかけておいとかんとね」パサッ

P(ほのかにあったかい……じゃなくて! なにやってんだ鈴帆!?)

鈴帆「うちもちゃんと着とかんとね。よいしょっと」ゴソゴソ

463: 2012/08/25(土) 15:03:14.04 ID:HhM3Gs1R0
鈴帆「よし、これでよかね!」

P(よくないよ! 中学2年女子の私服にまみれて寝てるプロデューサーって構図がよくないよ!)

鈴帆「うー、やっぱり下着に直接だとなんか変ね……」

P(服を脱いで寝てる人にかけてあげるのも変だと思うよ!?)

鈴帆「でも、これでばっちしPしゃんもおやすみできるとね!」

P(できないよ! もうだめだ、起きる!)ガバッ

鈴帆「うわっち!? P、Pしゃん?」

P「……あ、おはよう。鈴帆」

鈴帆「お、おはようございますっ! 起こしちったと?」

P「いやぁ、ちょっとな……うん? なんだこれ、服……」

鈴帆「わわわわっ! ちょっち待って! それうちの! うちの!」

P「鈴帆のか。はい、ありがとうな。それなんだ? タオルじゃないみたいだけど……」

鈴帆「き、気にせんでよかよ!」

P(……ほう、ちょっと楽しいぞ?)

468: 2012/08/25(土) 15:10:30.12 ID:HhM3Gs1R0
鈴帆「Pしゃん、うち……その……」

P「あ、鈴帆。そのきぐるみ新作か?」

鈴帆「あ、そう! し、新作ばお披露目にきたんよ!」

P「へぇ……」ジロジロ

鈴帆「う、あ、あんまりジロジロみんで……」

P「うん? いつもはよく見て感想をっていうのになぁ」

鈴帆「そ、そ……そげんこついわれても……」

P「……」

鈴帆「うぅ、恥ずかしか……」

P(恥じらう鈴帆は新鮮でかわいいな……)

P「じゃあ鈴帆、このまま営業いくか! お披露目も兼ねて!」

鈴帆「え、えぇっ!?」


しばらく、鈴帆の新鮮なリアクションを楽しみましたとさ。 おしまい

473: 2012/08/25(土) 15:15:35.32 ID:sPEJv+QY0
輿水幸子(14)自称カワイイ



P(さて、次のアイドルは誰かな?)

ガチャッ!

幸子「おはようございます!プロデューサーさん居ます?」

P(お、この声は幸子だな)

幸子「ってあれ?誰もいないですか?」

P(ここにいるよー)

幸子「おかしいですね?今日打ち合わせがあるから早めに来て欲しいって言ってましたし」

P(だからここだってー)

幸子「うーん?……あ」

P(お、気づいたか?)

475: 2012/08/25(土) 15:16:53.36 ID:sPEJv+QY0
幸子「プロデューサーさん、寝てるんですか?」

P(起きてるよー)

幸子「まったく、アイドル一カワイイボクを放っておいて惰眠を貪るとは良い身分ですね!」

P(そですねー)

幸子「まあ、最近プロデューサーさん忙しそうだったし、分からなくもないですけどね」

P(お?)

477: 2012/08/25(土) 15:18:14.46 ID:sPEJv+QY0
幸子「ふふっ、プロデューサーさんの寝顔もカワイイですね」

P(狸寝入りだけどな)

幸子「最近のプロデューサーさん、全然ボクに構ってくれなかったから、こういうのも悪くないです」

P(…確かに、最近他のアイドルのプロデュースばかりだったし、幸子に寂しい思いをさせちゃったかな?)

幸子「プロデューサーさんはボクのオモチャなんだから、もっと楽しませてくれないと困るんですからね!」

P(おい)

478: 2012/08/25(土) 15:19:40.58 ID:sPEJv+QY0
幸子「…」

P(あれ?いきなり黙っちゃった?無言が怖い)

幸子「ありがとうございます、プロデューサーさん」

P(え?)

幸子「こんな時ぐらいしか言えませんけど、プロデューサーさんには色々感謝してるんですよ」

幸子「ボクのカワイさに一番早く気づいてくれたのは、プロデューサーさんでしたから」

幸子「こうやってアイドルとして、ボクのカワイさをみんなに広められるのも、
   あの時、プロデューサーさんがこの世界に誘ってくれたおかげですから」

P(幸子…)

479: 2012/08/25(土) 15:21:01.27 ID:sPEJv+QY0
幸子「まあ、元々ボクは魅力的だし、こうなることは必然だったんですけどね!」

P(台無しだー!)

幸子「…それでも、こんなにも早くボクのカワイさを証明できたのは、プロデューサーさんのおかげです」

幸子「…ですから、これはプロデューサーさんへのご褒美です」

P(ご褒美?一体何を…)



ちゅっ



P(え?頬に柔らかい感触…これって)

P「…幸子?」

幸子「ッ!?ぷ、プロデューサ…あ」ツルッ

P「危ない!…うわっ!」

(一緒に)どんがらがっしゃーん

480: 2012/08/25(土) 15:21:52.98 ID:sPEJv+QY0
P「いてて…大丈夫か、幸子」

幸子「だ、大丈夫で…ってプロデューサーさんいつから起きてたんですか!?」

P「いつからって、たった今起きたら幸子が倒れそうになってたから(嘘だけど)」

幸子「え?あ、そうですよね…」

P「てか、さっき何してたんだ?随分と俺の近くに居たみたいだけど?」

幸子「べ、べべべ別に!プロデューサーさんにいたずらしようとしただけですよ!」

P「ふーん、そうか」

482: 2012/08/25(土) 15:23:11.21 ID:sPEJv+QY0
幸子「ていうか、い、いつまでこの体勢でいるんですか?」

P「あ、ごめん、すぐに離れるよ」

幸子「…まったく、プロデューサーさんは女の子の扱いがなってないです!」

P「だから悪かったって」

幸子「いくらボクがカワイイからって、いきなり押し倒してくるなんて」

P「おい、誤解を招くような言い方はやめろ」

483: 2012/08/25(土) 15:24:55.97 ID:sPEJv+QY0
P「にしても、不思議だな」

幸子「何がですか?」

P「さっき寝てた時、夢の中でもお前が出てきててな」

幸子「え?ど、どんな夢だったですか?」

P「確か、アイドルにしてくれたプロデューサーさんにご褒美とか言って、頬にチューを…」

幸子「わーわー!やっぱり言わなくていいです!ていうか忘れてください!」

P「そうか?なら言わないが」ニヤニヤッ

484: 2012/08/25(土) 15:25:59.05 ID:sPEJv+QY0
幸子「そ、そんなことより、打ち合わせがあるんですよね!早く始めましょう」

P「ああ、そうだな。…幸子」

幸子「な、何ですか?」

P「今日もかわいいぞ」

幸子「え?……と、当然じゃないですか!何を今更…!」

P「さーてと、打ち合わせをするんだったな。隣の部屋に移動するぞ」

幸子「あ…」

502: 2012/08/25(土) 15:39:19.72 ID:sPEJv+QY0

幸子「…」

幸子「やっぱり…」

幸子「ライブの時に観客が言ってくれるカワイイも気分が良いですけど」

幸子「プロデューサーさんが言ってくれる『かわいい』が一番うれしいです」

P「ん?なんか言った?」

幸子「何でもないですよーっと!ふふーん!」

P「?」




おわり
うん、甘々な展開にしようと思ったら、キャラが違う気がするぜ、どんまい
後「あれ?腹パンないの?」とか思った奴屋上

491: 2012/08/25(土) 15:31:37.76 ID:NWMyzzTI0
ガチャ…

麗奈「おはよう!愚民共ッ!」

麗奈「…って、なにこれ」

P「(…この声は…麗奈!)」

麗奈「なーんで、そこの下僕はこのレイナサマを差し置いてソファでオヤスミしちゃってるわけ?」

麗奈「その態度…それ相応の罰を受ける覚悟があるってことよね、アンタ?」ザッ…

P「(マズいな…麗奈相手じゃ、どう足掻いても生易しい結果にはならないだろ…)」

P「(酷いいたずらをされる前にさっさと起きた方が…)」

小関麗奈
年齢    13
身長    148cm
体重    41kg
B-W-H   75-50-77
誕生日   3月5日
星座    魚座
血液型   B型
利き手   右
出身地   山形
趣味    いたずら

494: 2012/08/25(土) 15:33:55.40 ID:NWMyzzTI0
麗奈「……」

麗奈「フッ」

麗奈「そうは言ってみたけどね」

麗奈「このアタシの手伝いをしているんだもの」

麗奈「疲労が溜まってなきゃ、おかしな話よ」

P「(あれ…?)」

麗奈「むしろ常に元気でいられる方が許せないわね」

麗奈「アタシにしっかりとついてきてるなら、疲れないわけがないもの」アタマポンポン…

P「(お、おい…?どうした麗奈…?)」

496: 2012/08/25(土) 15:36:01.31 ID:NWMyzzTI0
麗奈「…アンタは運が良いわ」

麗奈「このレイナサマの伝説の一員になれた」

麗奈「そしてアタシも運が良い」

麗奈「アンタみたいな奴を従えることが出来た」

麗奈「……」

麗奈「…アリガト、いつもついてきてくれて」

麗奈「空元気とかは必要ないんだからね」

麗奈「疲れてる時はしっかりと休みなさい」アタマ、ペチッ

麗奈「アンタには万全の状態でプロデュースしてもらえないとアタシに迷惑がかかるんだから」

P「(れ、麗奈…)」ジーン…

498: 2012/08/25(土) 15:37:22.46 ID:NWMyzzTI0
麗奈「でも、とりあえず起こしましょうか」

麗奈「風邪を引かれても…」

P「大丈夫だ。体調管理は万全だ」

麗奈「あら、そう」

麗奈「まぁ、アタシの下僕なら当然ッ…!」

麗奈「……」

P「おはよう、麗奈」

麗奈「…いつから起きてたわけ?」

P「最初から」

麗奈「……」

P「今日も伝説がまた一つ増えたな」

麗奈「うああああああ!?……げほげほっ…!」

P「(高飛車で破天荒な子だけど、根はとても良い子なのがしっかりと確認出来たな)」

次回:モバP「事務所で寝たふりをして雫、かな子雪美の反応を見る」


引用: モバP「事務所で寝たふりをしてアイドル達の反応を見る」