1: 2014/08/05(火) 11:54:23.99 ID:hqmT715wo
提督「ようやく仕事が終わった」

提督「……」

提督「そうだ、最近忙しくてみんなをかまってあげられなかったな。よし、この機会に遊ぶとするか」

提督「さて、誰と何して遊ぼうか」

下2

艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)

3: 2014/08/05(火) 11:57:30.27 ID:HoNajgkIo
電とかくれんぼ

4: 2014/08/05(火) 12:08:41.09 ID:hqmT715wo
提督「よし、電とかくれんぼだ。そして電にはすでにここに来るように伝達してある」

電「司令官さん、呼びましたですか?」ガチャ

提督「電、かくれんぼをしよう」

電「かくれんぼですか?」

提督「今から五十数える。その間に電は何処かに隠れるんだ」

電「は、はい」

提督「いいか、見つかったら罰ゲームだ。だが、もし俺が見つけられなかったらご褒美をやろう」

電「その、いきなり何でかくれんぼを?」

提督「はい始め。いーち、にーい、さーん……」

電「うう、司令官さんが聞いてくれないのです……」ガチャ

提督「はーち、きゅーう……なんだかんだで付き合ってくれる電はいい子だな」

提督「でもいつまでとは言ってないし、探すのは後にして他の子と遊ぼう」

下2

6: 2014/08/05(火) 12:10:37.52 ID:FAKZOgmBo
五十鈴といっしょにトレーニング

7: 2014/08/05(火) 12:30:24.72 ID:hqmT715wo
提督「安価をとったときにはすでに行動している。そう、ここはトレーニング場で現在五十鈴が使っているのだ」

五十鈴「誰に言ってるのよ」

提督「五十鈴、一緒にトレーニングしよう」

五十鈴「あなたと? 嫌よ」

提督「なぜだ! 俺はちょっと一緒にトレーニングをしようといっているだけなのに!」

五十鈴「……前に一緒にトレーニングしたこと覚えてる?」

提督「前に?」

―一か月前―

提督「五十鈴、トレーニングしようぜ!」

五十鈴「提督も? 別にいいわよ」

―――――――

提督「まずは柔軟だな。俺がおさえててやるから」

五十鈴「あら、気が利くわね」

提督「ほら」グイィ

五十鈴「もうちょっと強くしてもいいのよ」

提督「おう」

提督(……ほほう、やはりダイナマイト級のこの膨らみは横にはみ出るか)

五十鈴「……? 提督、力抜けてるわよ」

提督「え? ああ、すまんすまん」

提督「……」

提督「おっとぉ! 手が滑った!」ムニュ

五十鈴「!!!」

ドガーン

――――――――

提督「ソンナコトアッタッケナー」

五十鈴「だったら、思い出させてあげましょうか。もう一回、同じ衝撃を与えて」

提督「失礼しましたー!」ダッ

8: 2014/08/05(火) 12:33:40.75 ID:hqmT715wo
提督「……よし、ここまで来たら大丈夫か」

提督「柔らかかったあの感触を忘れるわけがないだろう」

提督「しかし、あんな大分前の出来事を根に持つなんて。まったく、過去にすがるとは悲しきことだ」

提督「さて、次は誰と遊ぶとしようか」

下2

10: 2014/08/05(火) 12:37:24.07 ID:IhHlGVnoO
川内

11: 2014/08/05(火) 12:41:26.21 ID:hqmT715wo
提督「川内。川内といえば夜戦。だが、今は生憎昼だ」

提督「とりあえず呼び出しておくが、なにで遊ぶとしようか」

提督(……夜まで放置という手も……ふむ、どうするか)

下2

13: 2014/08/05(火) 12:48:08.96 ID:xGfBNmHN0
着せ替え

14: 2014/08/05(火) 13:09:42.85 ID:hqmT715wo
提督「着せ替えタイムだ。そうだな、夜戦用の新しい装備だと言えばきっと騙されるだろう」

川内「提督、どうかしましたか? 夜戦のお誘いですか?」

提督「まだ昼だぞ川内。だが、そうだな……夜戦の用事といっても間違いではないかな」

川内「本当ですか!」

提督「ほら、最先端の新しい夜戦装備だ。さっそく試着してみろ」つメイド服

川内「い、いいんですか? 私が最初に装備して!」

提督「ああ」

川内「やったぁ! じゃ、じゃああっちで着替えてきますね!」ガチャ

提督「……え、マジで騙された」

川内「着替えてきました!」ガチャ

提督「しかも早い!」

川内「どうどう? かわいい!?」

提督「あ、ああ、かわいいよ」

川内「他にはないの!?」

提督「あ、うん。この中に入ってるから」

川内「じゃあ、提督に全部見せてあげるからね!」

―数時間後―

提督「よ、ようやく解放された……」

提督「……まて、全部見せてあげるって、もしかして気付いてて着たのか!?」

提督「川内、ただの夜戦バカと思って油断してた。今度はそうはいかないからな!」

提督「じゃあ次だ」

下2

16: 2014/08/05(火) 13:12:12.19 ID:HoNajgkIo
電を捜しに

17: 2014/08/05(火) 13:47:18.55 ID:hqmT715wo
提督「そういえばそろそろ電を探さなきゃな」

提督「そうだな、電のことだから……」

―第六駆逐艦の部屋―

暁「それで、司令官はほったらかしなの?」

電「どうせ真面目に探してないのです」

雷「電は司令官の事よく分かってるのね」

響「電は良く矢面に立たされるからね。変わってあげたいのだけど、司令官は電が好きみたいだから」

雷「好きな子は虐めたくなるってやつ?」

響「かもね」

電「そっちの方がまだ救われるのです」

暁「電にそういわせるってそうとうね……」

響「でも、そろそろ様子くらい見てきた方がいいんじゃないかな」

電「展開が読めるから電は行きたくないのです」

響「そう? だったら、代わりに私が行ってくるよ」

雷「私も行くわ」

電「お願いするのです」

響「うん、できればやめるように進言もするよ」ガチャ

雷「もっと私に頼るよう言っておくわ」バタン

暁「電、展開が読めるってどういう事?」

電「それはですね……」

提督「見つけたぞ電!」ガチャ

暁「あ、司令官」

提督「この勝負俺の勝ちだな!」

電「もう何時間も経ってるのですよ」

提督「じゃあ罰ゲームだな」

電「やっぱり聞いてくれないのです」

暁「司令官、罰ゲームはやめてあげなさいよ」

提督「……しょうがないな。じゃあ電に罰ゲームはやめるよ」

電「ほ、本当なのですか?」

暁「良かったじゃない電」

提督「代わりに暁が受けるという事で」

暁「……え゛」

提督「あとで楽しみにしとけよ!」ガチャ

電「……その、ありがとうなのです」

暁「うう……」

――――――――

提督「まあ、本当に罰ゲームするかは決めてないけどな。どちらかといえばあの愕然とした顔が見たかった」

提督「次いこう次」

下2

19: 2014/08/05(火) 13:59:05.53 ID:EBjouINMO
文字化けかよ…

龍田

20: 2014/08/05(火) 14:06:44.21 ID:hqmT715wo
提督「龍田か。なるべくあいつで遊びたくは無かったが、選ばれたからには仕方ない」

提督「何をして遊ぶか、それが重要だ」

提督(なるべくやり返されそうにないのがいいな……)

下2

23: 2014/08/05(火) 14:46:00.01 ID:hqmT715wo
提督「負けられない戦いがここにある」

龍田「そうね~、うふふ」

提督「何っ、背後をとられていただと!」バッ

龍田「なんとなく天龍ちゃんのお話をする匂いがしたのよ~」

提督「さすが龍田。だが、相手にとって不足無し! 天龍のかわいいところを言える数で勝負だ!」

龍田「あの自信満々なところに、案外恥ずかしがり屋さんなところ。それに照れ屋さん。出撃して気丈に振舞う姿もかわいいわ~。燃費もいいからよく遠征にも言ってくれてるわね。他にも……」

提督「え、いや、こっちも喋らせ――」
龍田「本当は優しいし眼帯似合ってる笑顔可愛い泣き顔可愛い振る舞い可愛い素直可愛いドヤ顔可愛い…………」

提督(だ、だめだ、もう止まらない……!)

―司令官室外―

吹雪「もうちょっと出番増やしてもらわなきゃ。司令官に直談判ですよ……って、あれ」

天龍「う、うぅ……」

吹雪(司令官室の前で顔真っ赤にしてる……どうしたんでしょう)


――――――――

提督「龍田にはやっぱり勝てなかったよ……よし、気を取り直して次行くぞ!」

下2

25: 2014/08/05(火) 14:51:38.03 ID:8zkCSqSHO
螯よ怦

26: 2014/08/05(火) 14:52:51.43 ID:8zkCSqSHO
文字化けした
如月でお願いします

27: 2014/08/05(火) 19:12:29.62 ID:hqmT715wo
提督「如月と遊ぶか……夜戦(意味深)とかにならないようにしなければ。まだ憲兵に連行されたくはない」

提督「……いや、ばれなきゃ犯罪じゃな……やっぱりなるべくKENZENな内容で頼む」

下2

29: 2014/08/05(火) 19:34:40.35 ID:XEYMNWfwO
薬盛る

32: 2014/08/05(火) 20:26:43.76 ID:hqmT715wo
提督「盛るだけなら健全だな、うん」

如月「司令官、如月推参いたしました」ガチャ

提督「ふむ、来てくれたか。とりあえずはそこに掛けるといい」

如月「ありがとうございます♪ 長くなるお話かしら?」

提督「長くなるといえば長くなる……が、まあ気を楽にしておけ。ほら、茶だ」

提督(ククク、この中には身体がちょっと暑くなって素直になる薬を入れておいている。大丈夫、盛るだけ盛るだけ)

如月「あら、すみません司令官。本来なら如月がするものなのに。……コホッ」

提督「どうした如月、風邪か?」

如月「すみません……少し朝から気分が悪くて」

提督(言われてみれば、部屋に来たのにいつもの勢いがないな。心なしか顔色も悪い)

如月「ご用件はきちんとお伺いいたしますわ。お茶、いただくわね」

提督「……おっとぉ! 足が滑った!」ガシャン

如月「きゃっ、ど、どうしたの司令官」

提督「ゴクッゴクッ」

如月「って、如月のお茶を一気飲み。もしかしてのど乾いていたの?」

提督「あ、ああそうなんだ。それより如月、風邪ならこの薬を飲むといい。効き目は抜群だから、これを飲んで早く良くなるといい」

如月「あっ……気を遣わせていただいたみたいで、申し訳ないわ」

提督「気に病むことは無い、調子が悪い時などいくらでもある。用件はまた今度はなす。さあ、早く部屋に戻るといい」

如月「では、お言葉に甘えるとするわぁ。またね、司令官」ガチャ

提督「……ぐぐう、やばい、何がやばいかわからないがヤバくなってきた。しばらく司令官室に入らないよう立て看板置いておこう……」

――――――――

提督「ふぅ……まったく、薬を盛るなんてとんでもなく不健全な内容だ。実行する奴は愚か者だな。次は今度こそきちんと遊んでやろう」

下2

34: 2014/08/05(火) 20:32:08.74 ID:Xm8QSUwwo
58

35: 2014/08/05(火) 20:39:07.87 ID:hqmT715wo
提督「でち公と(俺の中で)有名なゴーヤだな」

提督「今はオリョクル出撃でいないが、きっと報告のためにここに寄るだろう」

提督「それまでに遊ぶ内容を考えておこう」

下2

37: 2014/08/05(火) 20:40:31.91 ID:HJF7Z7+AO
オリョクル

ただし提督と二人っきりで安全な海域を

38: 2014/08/05(火) 22:43:56.44 ID:hqmT715wo
提督「オリョールでするからオリョクルなのだが、安全な海域でオリョクルか……なるほど、俺にとってオリョールは安全という事だな」

58「てーとく、艦隊が戻ったよ」ガチャ

提督「そうか。じゃあさっそくオリョール行くぞ」

58「でち?」

提督「大丈夫だ。俺だって海軍だ。泳げる」

58「そういうことじゃないでち。というか、何を突然……」

提督「最近かまってあげられてなかっただろ?」

58「そうかもしれないけど、戦いについていくのは待ちがってる気がするよ」

提督「はっはっは。戦いじゃなくてクルージングだろ」

58(提督は深海棲艦との戦いをなんだと思ってるでち)

提督「補給したら行くぞ! 時間は待ってくれないからな!」

58「てーとくがいつも以上に強引でち……」

―東部オリョール海―

58「その、本当に大丈夫でちか? 流石に身一つでオリョールは……」

提督「大丈夫だ。俺は海軍だぞ」

58(もうてーとくはダメかもしれないでち)

提督「ほら見ろ、目の前に敵艦だぞ」

58「せめててーとくは後ろにいた方が」

提督「大丈夫だって。ゴーヤは心配性だなぁ」

58「……てーとくなら大丈夫な気がしてきたでち」

提督「よーし、行くぞー!」

39: 2014/08/05(火) 22:44:38.20 ID:hqmT715wo
―司令官室―

提督「ふう、無事帰還だな。なかなかいい運動になった」

58(結局ボスまで行ったけど、敗北が無かったでち。もうてーとく一人でいいんじゃないかな)

提督「だが、流石にこれを何回も行かせるのは酷だな。自分で行って初めてわかったよ」

58「でち?」

提督「よし、今度からオリョールの回数を減らしてやろう!」

58「え……ほ、本当!?」

提督「ああ、だから今度行くときは俺も連れて行ってくれよな!」

58「」

58(肉体的疲労より精神的疲労が溜まりそうでち)



提督「なんかゴーヤが疲れた顔をして出て行った。おかしいな、どちらかといえば疲れないようにするためだったんだが」

提督「まあいいや。さーて、次は誰にしようかな」

下2

41: 2014/08/05(火) 22:53:27.06 ID:G+x1PtrTO
金剛

42: 2014/08/05(火) 23:01:02.47 ID:hqmT715wo
提督「今ならティータイム中の金剛だな」

提督「ティータイムに無理矢理参加しても面白いかもしれないが、個人的に遊ぶのも楽しそうだ」

提督「さーて、何をしようかなー」

下2

44: 2014/08/05(火) 23:03:38.08 ID:G+x1PtrTO
何も言わずに撫でつづける

45: 2014/08/06(水) 00:50:05.39 ID:LR8Fa+yao
提督「撫でよう。よし、そうと決まればティータイムにお邪魔するぞ」


―金剛型の部屋―

金剛「――それで、最近提督がかまってくれないデース」

比叡「提督の代わりにこの比叡がお相手しますよ!」

金剛「比叡じゃ代わりにならないネー」

比叡「ガーン」

榛名「て、提督の代わりにならないだけで、比叡お姉さまだっていいところありますよ!」

提督「……」ガチャ

霧島「あら、提督じゃありませんか」

金剛「提督、一緒にティータイムするネー! ……あれ、提督ぅ?」

提督「……」スッ ナデナデ

金剛「!?」
比叡「!?」
榛名「!?」
霧島「……ああ、そういう事ですか」

金剛「い、一体なにネー! 嬉しいけど、こんなことで誤魔化される私じゃないデース!」

比叡「というより離れてください! そこは私の席ですよ!」

榛名「えと、何が何やら……」

霧島「提督のいつもの暴走でしょう。金剛お姉さま、気にしないで続けましょう」

金剛「そ、そう言われてもネー……」

提督「……」ナデナデ

金剛「あぅあぅ……」プシュー

比叡「提督ー、邪魔ですー! うぐ、全力で引っ張ってるのに全然離れない」

榛名「うらやましいです……」

霧島「これはもうティータイムにはなりそうにないですね」

――――――――

提督「金剛が赤くなりすぎて倒れてしまったから撤退した。ティータイムを楽しんでた霧島には悪いことしたな」

提督「さあ、次だ」

下2

48: 2014/08/06(水) 01:10:18.04 ID:LR8Fa+yao
提督「陸軍所属だったあきつ丸でありますな。最近はこの艦隊に慣れてきたようで上々」

提督「さて、そんな彼女には何をしてみようか。いっそ戦艦に改造するとか……遊びの範疇越えてるか」

下2

51: 2014/08/06(水) 01:38:45.38 ID:LR8Fa+yao
提督「……どうやったらそんな状態に出来るのだろうか」

あきつ丸「呼んだでありますか、提督殿」ガチャ

提督「ああ、よく来てくれたな」

あきつ丸「上官の言葉に従うのは当然であります」

提督(……考えても無駄だな。よし)

提督「あきつ丸。遊びに出かけるぞ」

あきつ丸「遊びに、でありますか。しかし、何時的が攻めてくるかわからない今、待機するのが最も良い判断だと思いますが」

提督「固い固い。あきつ丸には『提督と遊べてうれしい』と思うようになるまで遊んでもらうからな」ガシッ

あきつ丸「提督殿いったい何を……!」

提督「無理やりにでも連れて行くからなー!」ダダダダ

あきつ丸「は、離してください提督殿ー!」

―夕方―

提督「映画館に昼食行って遊園地。さあ、次はどこに行くあきつ丸」

あきつ丸「そ、そろそろ帰った方がいいのでは……」

提督「そんなこと言って、まだ息切れひとつして無いじゃないか。まだまだ余裕だろ」

あきつ丸「自分は待機命令がでているでありますから時間的には余裕ですが、提督殿はそうはいかないかと」

提督「仕事を考えるなんてまだまだ余裕がある証拠だな。よし、次はカラオケでオールナイトだ!」

あきつ丸「て、提督殿! も、もう十分でありますから!」

提督「楽しいと思うようになるまでは付き合ってもらうぞ。はっはっは」

52: 2014/08/06(水) 01:39:28.62 ID:LR8Fa+yao
―早朝―

提督「楽しかったな、あきつ丸」

あきつ丸「げ、元気でありますな」

提督「軍人たるもの、一日中活動していてもパフォーマンスを落とすわけにはいかないからな」

あきつ丸(仕事の時は良く居眠りする姿を見かけるのですが)

提督「さて、どうだあきつ丸。楽しいか?」

あきつ丸「え、それは……」

提督「んん?」キラン

あきつ丸(提督殿、まだまだ遊ぶ気みたいであります! 鎮守府に帰還させるには……)

あきつ丸「と、とても楽しかったでありますよ……?」

提督「なんだか楽しそうじゃないな。こりゃ、また一日中コースで――」
あきつ丸「わ、ワーイ、ワーイ♪テイトクトアソベテウレシイナ♪」

提督「ふむ(満足)」

あきつ丸(満足そうな顔しているであります。……連絡もしてなかったですし、今日は大変でありますな……)


―司令官室―

提督「秘書官に怒られたけど、まだ俺は遊び足りない。この仕事が終わったら今日も遊ぶぞ」

下2

54: 2014/08/06(水) 02:01:05.15 ID:nA0sfYa5O

55: 2014/08/06(水) 02:06:00.92 ID:LR8Fa+yao
提督「昨日は電と遊んだし、今日は暁と遊ぼう」

提督「そういや罰ゲームとかあったな。冗談で言ったつもりだけど、覚えてたらそれを使ってからかってやろう」

提督「さーて、遠征から帰ってきたら呼ぶとしますか」

下2

57: 2014/08/06(水) 02:13:38.27 ID:MBlWnRff0
憲兵が来る部位を触る

59: 2014/08/06(水) 10:05:53.48 ID:LR8Fa+yao
提督「憲兵が来る部位……だと! だが、憲兵が怖くて提督業が出来てたまるか。よし、気持ちを切り替えて……」

提督「ぐへへ、暁をなでなでしてやるぞぉ……」

暁「ひっ……い、いきなり何よ!」

提督「おや、もう艦隊が帰投したか。お疲れさん、暁以外は戻っていいぞ」

暁「えっ」

電「その、頑張ってなのです」

響「提督に何かされたらきちんと言うんだよ」

暁「響、ありがとう。電は気の毒そうな顔をしないで」

雷「司令官、私に頼ってくれてもいいのよ?」

提督「そうだな、でも雷に頼るのはまた今度にしておくよ」

雷「そう? 遠慮しなくてもいいからね」

60: 2014/08/06(水) 10:07:01.32 ID:LR8Fa+yao

提督「皆出て行ったか……さて暁、二人きりだな」

暁「その言い方はやめてほしいかも」

提督「ほら、まずは膝の上に乗るといい」

暁「子ども扱いしないで!」

提督「ほほう、大人の扱いをしてほしいと? いいだろう」スタスタ

暁「ちょ、ちょっと、司令官……なんだか怖いわよ……」ジリジリ

提督「後ずさらなくてもいいだろう。大丈夫、優しくするから」ポン

暁「ひぅっ」

提督「……」ナデナデ

暁「……って、ただなでなでするだけじゃない! 結局子供扱いじゃない!」

提督「暁の髪のさわり心地は気持ちいいなぁ」ナデナデ

暁「せ、セクハラじゃない! やめてよ、もう!」

提督「ははは、もう戻ってもいいぞ」

暁「もう! 司令官の馬鹿!」


提督「髪を勝手に触って憲兵が来たという話を聞いた。最近はセクハラに厳しくなったものだよ。やれやれ」

提督「まだまだ遊ぶぞー」

下2

62: 2014/08/06(水) 10:28:44.71 ID:NElFK18Vo
木曾

63: 2014/08/06(水) 11:32:44.81 ID:LR8Fa+yao
提督「キソー。球磨と多摩が鳴くから木曾も鳴けばいいのになぁ」

提督「眼帯仲間の天龍と比べるといささか絡みにくいが、上官命令を使えばなんてことは無い」

提督「さて、木曾には何をしてやろうか」

下2

65: 2014/08/06(水) 11:38:07.68 ID:bLPp6B2to
眼帯外して、外した状態をべた褒め

67: 2014/08/06(水) 12:09:08.80 ID:LR8Fa+yao
提督「ほほう、木曾の眼帯の下を白日の下に晒すのか。見たことが無いわけでもないが、どんなだったか」

木曾「呼んだか、提督」

提督「ああ。まずは気を楽にするといい」

木曾「その口ぶりだと、出撃に関することじゃないみたいだな」

提督「そうだな。だが、これは今後この鎮守府でやっていくのにも重要なことだ」

木曾「ふん。ならさっさと言え。まだ訓練の最中だったんだ」

提督「そうか。なら、手早く用件を終わらせるとするか」スッ

木曾「おっと、一体何をしようというんだ。急に顔に手を伸ばしてきて」サッ

提督(ちっ、流石に天龍と違ってあっさりと外させてはくれないか)

提督「だが、ここであきらめる俺ではないのだぁー!」

木曾「いきなりなんだっていうんだよ! ちぃっ、そっちがその気ならやってやる!」

提督「この提督を越えてみるがいい!」

68: 2014/08/06(水) 12:09:37.91 ID:LR8Fa+yao
―数十分後―

木曾「はぁ……はぁ……やるじゃねえか」

提督「ふぅ……提督たるもの、鍛えなければならないからな」

木曾(こいつに艦隊っているのか?)

木曾「ていうか、そろそろどういう事なのか教えてくれよ。訓練なら直接こっちに来るだろ」

提督「ああそうだった。木曾の眼帯の下を見せてほしい」

木曾「だから最初に顔に手を伸ばしてきたのか……それならそうと最初に言えよ。隠してるわけじゃねえんだから」

提督「え、そうなの?」

木曾「ほかならぬお前の言葉だしな。ほら」スッ

提督「……」

木曾「オッドアイの上に傷もある。あんまり見たいものじゃないだろ」

提督「まて、戻すな。もっとよく見せろ」ガシッ

木曾「あっ、お、おい」

提督「たしかに、これは皆に晒したくないな」

木曾「そう思うなら離せよ!」

提督「勘違いするな。素直な瞳だ。色が違うのもいいし、傷だって闘いの元に身を置いている証拠だ。これを綺麗と言わず何という」

木曾「なっ……! は、離せ!」バッ ゴソゴソ

提督「あー、もったいない」

木曾「ったく……じゃあ俺は戻るぞ」ガチャ

69: 2014/08/06(水) 12:10:04.33 ID:LR8Fa+yao
提督「最後顔真っ赤にして、愛い奴だ」

提督「そんじゃ次行きますかー」

下2

71: 2014/08/06(水) 12:12:33.30 ID:DRSMzO+DO
夕立

72: 2014/08/06(水) 12:18:07.14 ID:LR8Fa+yao
提督「夕立っぽい。よくわんこになってる姿も見受けられる。実際耳っぽいのついてるし」

提督「よーし、じゃれついてやるからなー。待ってろよ夕立」

提督「あ、その前に遊ぶ内容を考えなければ」

下2

75: 2014/08/06(水) 12:41:15.06 ID:LR8Fa+yao
提督「首輪は犬用の薬が塗ってある物があるので、実際に人間が装着するとかぶれる事があります」

提督「しかしここに用意したのは、あれ用の首輪。これなら安全に散歩が出来ます」

提督「よっしゃー! 待ってろよ夕立!」

―白露型の部屋―

夕立「はっ、提督さんが来るっぽい!」

五月雨「もー、いきなり提督が来るなんて、そんなわけないよ」

提督「呼んだ?」ガチャ

五月雨「てて、提督!?」

夕立「本当に来たっぽい!」

時雨「もはや野生の勘だよね、そこまでくると」

提督「夕立はわんこだからな。ほら、夕立一緒に散歩をしよう」

夕立「提督さんと? わーい!」

五月雨「あ……わ、私も……」

提督「ん?」

五月雨「いえ……」

時雨「一緒に行きたいなら、ちゃんとそう言わなきゃ」

五月雨「でも……」

76: 2014/08/06(水) 12:42:36.91 ID:LR8Fa+yao
提督「そうそう、夕立。散歩する時にはこれをつけてくれよな」ジャラ

夕立「これは……首輪っぽい?」

提督「そうそう」

夕立「夕立、提督さんが言うならつけるっぽい!」

提督「夕立ならそう言うと思っていた!」


五月雨「私、あれについて行ける自信がありません……」

時雨「ああ、うん。今回はよした方がいいかもね」


―司令官室―

提督「夕立と散歩を楽しんだ。人に見られなかったのは僥倖だった」

提督「あ、流石に二足歩行だからな。それ以上は憲兵行きだ」

提督「さーて、次の対象は誰かなー」

下2

78: 2014/08/06(水) 12:47:48.53 ID:GP9IHwZUO
鳥海

80: 2014/08/06(水) 12:52:46.50 ID:LR8Fa+yao
提督「メガネっ娘の鳥海だな。意外と勘違いする提督もいるとか、そんな提督イルノカナー」

提督「まあ昔の事はいい。それより今の事だ」

提督「鳥海とはどうやって遊ぼうか」

下2

82: 2014/08/06(水) 13:05:22.89 ID:JliIwFc+0
メガネを取り上げる

85: 2014/08/06(水) 17:14:53.24 ID:LR8Fa+yao
提督「それを取り上げるなんてとんでもない。だが、やるからにはやる。それが提督クオリティ」

鳥海「司令官さん、ご用ですか」ガチャ

提督「先手必勝!」バッ

鳥海「きゃっ、な、なんですかいきなり!」

提督「木曾と違って簡単にとってしまった……」

鳥海「なんですか不満そうな声を上げて。返してください、私、眼鏡が無いと見えにくいんですから」

提督(ううむ、完遂はしたが、このまま終わってしまっては面白みがない。ならば、面白くするのみだ)

提督「鳥海、これも任務の一つだ」

鳥海「任務、ですか。それに対して私の眼鏡をとる理由を求めてもよろしいですか」

提督「もちろんだ。君はあまりにも眼鏡が当たり前になっているだろう」

鳥海「確かにそうですけど」

提督「だが、戦場では何があるか分からない。君のそのメガネが失われることもあるだろう」

鳥海「……」

提督「そうなったときパニックになる可能性がある。だから、戦闘がない今、もし眼鏡が無くても問題が無いように慣れておく必要がある」

鳥海「……」

提督「そういうわけだ。今日一日、鳥海には眼鏡なしで過ごしてもらおう」

提督(自分でも苦しい言い訳だと思っている。さすがに鳥海には効かないか……?)

86: 2014/08/06(水) 17:15:58.58 ID:LR8Fa+yao
鳥海「そう、ですね。流石です司令官さん。私の弱点になりえる事柄を事前に無くしておこうと考えてくれていたのですね」

提督「あ、はい」

鳥海「すみません司令官さん。少しだけ、何の意味もなしに意地悪をしてきたのかと疑ってしまいました」

提督「いや、かまわない。突然のことに、鳥海も混乱しただろう」

提督(やばい、評価が下がるどころかあがっている)

鳥海「高翌雄型の4番艦、鳥海。これより荷を背負ったまま演習に向かいたいと思います」

提督「ああ、頑張ってこい」

鳥海「はい」ガチャ

提督「……やべぇ、罪悪感が襲い掛かる。なんであんな良い子に嘘ついたんだろう……」

――――――――

摩耶「鳥海、今日はどうしたんだ、眼鏡をかけないで」

鳥海「司令官さんからの任務です」

摩耶(これ、多分騙されてるな。提督も言う事聞きそうな奴にはやめておけばいいだろうに)




提督「こんなところで折れる提督様ではない。まだまだやるぞ」

下2

88: 2014/08/06(水) 17:29:33.53 ID:NIMonyF4O
榛名と二人で行う、夜の建造作業

89: 2014/08/06(水) 18:06:20.84 ID:LR8Fa+yao
提督「……なるほどな。よし、今から文をしたためておこうか」


―金剛型の部屋―

比叡「榛名、指令からお手紙よ」

榛名「提督からですか? 一体なんでしょうか」ドキドキ

金剛「ず、ずるいネ! 榛名だけ!」

榛名「金剛お姉さまは昨日あんなに撫でられてもらったじゃありませんか」

金剛「oh……今日は榛名に譲ってあげるデース」

比叡「金剛お姉さまには比叡がいますからね!」

金剛「それじゃあ比叡、演習行くデース。相手になってくれますかー?」

比叡「当然です! 気合! 入れて! 行きます!」

霧島(恋で暴走中の金剛お姉さまの相手を自分から志願するなんて、比叡お姉さまは大丈夫かしら)

金剛「それで、手紙にはなんて書いてあるデス?」

榛名「へっ、ああいえ! なんてことは無い内容ですよ!」

金剛「そうデスカ? でも榛名、顔が真っ赤デース……」

榛名「ちょ、ちょっと暑いので外で涼んできますね!」ダッ

金剛「変な榛名ネー」

霧島(このパターン、また提督は余計なことをしてますね。無事に収めてくれればいいのですけど)

90: 2014/08/06(水) 18:07:32.37 ID:LR8Fa+yao
―夜・工廠―

榛名「ここで合っているのでしょうか……」

『夜、以下の場所で榛名と会いたい。二人で新たな結晶を作ろう』

榛名(二人で結晶って、ど、どういう事なのでしょう。いよいよ榛名は提督のものになってしまわれるのでしょうか……)ドキドキ

榛名「あら、ドックが一つ開いていますね? 誰かいるのでしょうか?」チラッ

提督「お、榛名か。よく来てくれたな」

ナカチャンダヨー カーンカーン

榛名「て、提督? 一体これはどういう事でしょう?」

提督「ふふふ、二人で行う夜の建造作業だ。ずっと待っていたんだが、遅かったな」

榛名「新たな結晶を作るとは……」

提督「新たな結晶(建造)を作る(作業)だが」

榛名「……」

提督「どうした榛名。急に俯い『ドンッ』て……お、おい?」

榛名「勝手は! 榛名が! 許しません!」ガシャン

提督「ちょ、戦艦の砲撃はシャレにならな――」

ドーン

――――――――

提督「何とか逃げ切ったが、しばらく工廠は使えそうにないな。また金剛型と会う時が怖い……」

提督「会わなきゃいいんだけどな! さぁ、次だ」

下2

92: 2014/08/06(水) 18:16:18.58 ID:5JsOpW+20
武蔵とお互い氏なない程度に試合

94: 2014/08/06(水) 18:40:11.62 ID:LR8Fa+yao
提督「氏なない程度に試合って、それ全力一歩手前じゃないですかー」

提督「武蔵も今ならトレーニング場だろうな。まあ、武蔵も有能だし程よく手加減してくれるだろう」

―トレーニング場―

武蔵「つまり、全力の私と戦いたいという事だな」

提督「分かってないじゃないですかやだー」

武蔵「だが、試合なのだろう? ならば全力ですることこそが相手に失礼のないようにする行為だろう」

提督「いや、そういう武人みたいな考え方はちょっと遠慮したいなって」

武蔵「実は私も提督と本気でやりあってみたかったんだ」

提督「本当に人の話を聞いていませんこの人」

武蔵「ほら、得物を持て。そっちの方がやりやすかろう」

提督「スパーリングですらないだと」

武蔵「ははは、この日を待ちわびていたぞ」

提督「ええい、こうなってしまったからにはやるしかない!」

武蔵「いいぞ、好きに打ち込んでくるがいい」

95: 2014/08/06(水) 18:42:06.92 ID:LR8Fa+yao
大和「あら、提督と武蔵? 試合って突然ね」

長門「今始まったところだが、大和は二人の試合だとどっちが勝つと思うのだ」

大和「提督もあれで強いですからね。五分じゃないですか?」

長門「そうなのか?」

大和「砲撃戦だと厳しいでしょうが、剣術ならば。武蔵が提督と戦うのを楽しみにするくらいですもの」

長門「普段からは想像もつかんな」

大和「それが提督の不思議なところですね」


提督(好き勝手言うな、すでに俺はボロボロだ)

武蔵(流石、見込んだだけのことだけはある。まさかここまで致命打を避けられるとは。俄然楽しくなってきたぞ)

提督(って、武蔵のこっちを見る目が厳しく!? 氏なない程度で済むのかこれ!)


―司令官室―

提督「氏ぬかと思った。もう二度とあんな強い奴とは試合したくない」

提督「次はもっと優しい艦がいいな……」

下2

97: 2014/08/06(水) 18:45:11.73 ID:Ekl35yNEo
熊野とティータイム

98: 2014/08/06(水) 19:11:06.10 ID:LR8Fa+yao
提督「熊野とティータイムか……まあ、氏の危険はないな」

提督「むしろゆっくりできそうだぞ! そうと決まれば早速お誘いだ」


―最上型の部屋―

熊野「ティータイムにお邪魔したいと? 別にかまいませんわよ」

提督「お、てっきり『あら、提督はマナーが分かっていらっしゃるのかしら? 気持ちよく飲めない人にはご遠慮願いたいのですが』とでもいうのかと」

熊野「提督は熊野をなんと思っていらっしゃるのかしら?」ゴゴゴ

鈴谷「まあまあ、提督がこうなのはいつものことじゃん?」

熊野「それもそうですが……」

提督「すまんすまん。それじゃあありがたくお邪魔させてもらうとする」

熊野「ええ、マナーは過度に破らなければ気には致しませんので」

提督「根に持たないでくれよ熊野」

熊野「そう思うのならば、そもそも言わなければいいのでしてよ」

提督「肝に銘じておく」

99: 2014/08/06(水) 19:11:36.11 ID:LR8Fa+yao
熊野「今後は改めてください。では提督の分ですわ」スッ

提督「ありがとう、熊野」

熊野「ふん」

鈴谷「熊野ったら照れちゃってー」

熊野「て、照れてませんわ!」

提督「お」

熊野「どうしました提督。何かお気に障ることでも?」

提督「いや、このカップセンスいいなって思って」

熊野「あ……」

鈴谷(ほほう、カップから褒めるとは分かってるじゃん提督)

提督「ゴクゴク」

鈴谷(飲み方は全然だめだけど)


―司令官室―

提督「特に注意されることなく終わった。楽しむことが一番だというのは本当だな。なんだか熊野も嬉しそうにしてたし」

提督「多分ここ最近の中で一番癒された。この調子でいきたいところだ」

下2

101: 2014/08/06(水) 19:15:37.12 ID:LnO8mYAgo
瑞鶴

102: 2014/08/06(水) 19:24:16.65 ID:LR8Fa+yao
提督「瑞鶴か。瑞鶴はちょっと前のアレを思い出す」

提督「前にちょっとおさわりしたら母港執務室が爆撃されたなぁ……仕事を自室でするはめになっただけであんまり被害は無いけど」

提督「その時のことは俺が悪いという事で片が付いたから、弱みにはならん。さて、そんなことはどうでもいい。遊ぶぞー!」

下2

104: 2014/08/06(水) 19:36:39.33 ID:nTHfa+l3O
一緒にゲーム(ただしRed sun black cross)

106: 2014/08/06(水) 20:40:28.74 ID:LR8Fa+yao
提督「そんな3000個しか出荷されてないボードゲームが都合よくここにあるわけ……あった」

提督「よーし、そろそろ出撃から帰ってくる瑞鶴とするぞー」

瑞鶴「提督さん、艦隊が無事帰投したわよ」ガチャ

提督「ちょうどいい瑞鶴、一緒にボードゲームするぞ」

瑞鶴「ボードゲーム? 人生ゲームとか?」

提督「いや、レッドサンブラッククロス」

瑞鶴「初めて聞くけど、それって有名なの?」

提督「日本とドイツの架空戦記だぞー。コアなファンにはのどから手が出るほど欲しいもののはずだ」

瑞鶴「面白そうだけど、はっちゃんには見せられそうもないわね。それで、どういうゲームなの?」

提督「聞いて驚くなよ。マップは一メートルを超え、駒も千を越える数を用意し、ルールブックも驚きの百ページを軽く超えたものだ!」

瑞鶴「な、なにそれ? それって本当にボードゲーム?」

提督「ボードゲームどころかテレビゲームの常識を超える一プレイ百時間! 面白そうだろ」

瑞鶴「そこまで聞いてしたいって思う人はいないと思うのだけど……提督さんはやったことあるの?」

提督「こんな規格外なゲームしたことない。そもそもルールすら難しくて覚えてないのに」

瑞鶴「ダメじゃない!」



提督「まあ俺がルール知らないのにしようとか無理な相談だったな。というか、百時間もプレイしてたら秘書官にどつかれる」

提督「もっと短い時間で軽くできるのがいよな。うん、次いこう」

下2

108: 2014/08/06(水) 20:47:07.24 ID:5JsOpW+20
比叡と二人で開発(意味深)

109: 2014/08/06(水) 21:12:16.35 ID:LR8Fa+yao
提督「工廠修繕中なんだよなぁ……いや、開発するだけならまだ方法はあるはず」

提督「さっそく比叡のところに――」
比叡「司令、ちょっといいですか」

提督「おおちょうどいい。今比叡の所に行こうと思っていたんだ」

比叡「ちょうどいいじゃないですよ! 榛名が今朝からちょっと怖いんです」

提督「ほう榛名が? 興味深い」

比叡「急に顔が赤くなったり青くなったり……とにかく、金剛お姉さまも榛名の姿を見ていつもの元気がないんですよ」

提督(……あ、これ昨夜の俺のせいか)

比叡「霧島はため息をつくばっかりだし、もう司令に頼るしかないんですよ~」

提督「しょうがない。俺がひと肌脱ごう!」

比叡「わー」

110: 2014/08/06(水) 21:12:48.87 ID:LR8Fa+yao
―厨房―

提督「間宮さんに借りてみた」

比叡「どうして厨房なんですか?」

提督「人を元気にさせる方法の中に、おいしいご飯を食べるといったものがある」

比叡「なるほど。比叡カレーの出番ですね!」

提督「喝っ!!」

比叡「ひえっ!?」

提督「ここはいつも食べているものではなく、別の物を作った方が目新しさもあっていいだろう」

比叡「なるほど! さすが司令!」

提督「新たな食事メニューを開発するのだ!」

比叡「本気! 出して! 行きます!」

提督「行くぞ比叡、俺達でもできるという事を教えてやるぞ!」

比叡「はい!」


引用: 提督「安価でみんなと遊ぶ」