923: 2014/08/21(木) 13:07:40.37 ID:f/XL8nIQo


シリーズ:提督「安価でみんなと遊ぶ」シリーズ 

最初から:提督「安価でみんなと遊ぶ」【1】
前回:提督「安価でみんなと遊ぶ」【9】

―執務室―

提督「あそこの部屋は陽炎が大変そうだな」

提督「ちなみに買収容疑にかかりそうなので、実際にアイスとか最中は渡していない。贔屓にもなるし」

提督「あと、俺がやったことは傍から見ればセクハラ以外の何物でもないから、青葉に情報規制しとかなきゃ……」
<ギクッ……

下2
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)
925: 2014/08/21(木) 13:10:31.09 ID:Zw/o4of6O
提督が長良に電気あんまをおみまいする

935: 2014/08/22(金) 20:24:00.92 ID:IJIUWPL6o
―トレーニング場―

提督「長良、やっぱりここにいたか」

長良「あれ、司令官。何か用?」

五十鈴(またセクハラかしら……)

提督「電気あんまとやらを試してみたくて」

五十鈴「ぶふぅ!」

長良「どうしたの、五十鈴」

五十鈴「セクハラよセクハラ! いきなり何を言っているのよ!」

提督「は? セクハラ? 一体何を言っているんだ」

長良「司令官、それってどんなもの?」

提督「なにやら気持ちがいいらしい」

五十鈴「だからやめなさい! 長良も興味持たないの!」

長良「五十鈴は知ってるってこと?」

五十鈴「え、ええまあ……」

提督「んー、でもせっかくだし、ちょっと使ってみようか。長良も気になるだろ」

長良「はい」

五十鈴「だからやめなさい!」

提督「五十鈴が何を言おうが、俺の興味が満たされるまで絶対にやめないぞ! 長良も嫌がってないし」

長良「そうそう。五十鈴だけ知ってるなんてずるい」

五十鈴「……なら、勝手にしなさい」

五十鈴(もし長良が嫌がるようなら殴ってでも止めてやるんだから)

提督「では」ウイイイイン

長良「何それ! 面白い形!」

提督「肩に当てたりするんだと。どうだ、気持ちいいか?」ウイイイイン

長良「うーん……ちょっと微妙かな」

提督「まあ安いからそれ相応の効果って事だな」

五十鈴「……」

提督「五十鈴、どうした? なんか顔が赤いけど熱か?」

五十鈴「な、なんでもないわよ!」

五十鈴(二重に誤解したじゃない! 提督の馬鹿!)

936: 2014/08/22(金) 20:24:39.93 ID:IJIUWPL6o
―執務室―

提督「確かに効果微妙だな……電気按摩器って、やっぱ座るタイプの方がいいのか?」ウイイイイン

提督「こういうのって値段がそのまま効能にもつながるし、ケチるべきじゃなかったかも」

提督「もったいないし、後で適当な誰かにあげとこう」

↓2

938: 2014/08/22(金) 20:30:05.22 ID:hd5y4M59o
球磨の立会いの下他の姉妹と三者面談

939: 2014/08/22(金) 21:43:24.31 ID:IJIUWPL6o
球磨「なんで球磨が呼ばれたクマ?」

提督「三者面談でもしようかと思って」

球磨「三者面談?」

コンコン

提督「入っていいぞ」

多摩「失礼しますにゃ」

提督「そこに座れ。三者面談を始める」

球磨「球磨が親代わりクマ?」

提督「一応一番お姉ちゃんだしな。さて、多摩の成績だが……うん、他の姉妹に比べて格段に悪いな」

多摩「にゃっ!?」

球磨「あの三人を考えると、しょうがないクマ」

提督「もちろん。多摩は素行がいいからな。周りを盛り上げたりしてくれたり、士気にも関わってくれる」

提督「三人の妹にも押されることなく姉としてちゃんとやっている」

提督「猫っぽいのも個人的にいい」

多摩「最後のが無ければ素直に喜べたにゃ」

球磨「でも、提督からすればいい子ってことクマね」

提督「総合するとそれでいい。じゃあ時間もおしているから次にいこう」

940: 2014/08/22(金) 21:43:59.34 ID:IJIUWPL6o
――――――――


提督「北上か」

北上「ちゃちゃっと終わらせてね」

提督「成績優秀。ちょっと適当ってところ以外にはいう事なし。以上」

球磨「速いクマ!」

北上「本当に早く終わらせたね、提督」

提督「さっさと終わらせたのに、何か不満でもあるのかね? ん?」

北上「提督もなんだかんだと言って適当だよね」

提督「まあ、そりゃ」

球磨「球磨には全然伝わってこなかったクマ!」

提督「主要なことは言ったと思うけど。これで伝わらないのならしょうがないよな。なあ、北上」

北上「たしかにそうだね~」

球磨「球磨の存在意義何クマ!?」

941: 2014/08/22(金) 21:44:30.12 ID:IJIUWPL6o
――――――――


提督「はい、大井そこ座って」

大井「こんなどうでもいい事もうやめにしませんか」

提督「どうでもいいはないだろ……」

球磨「球磨も大井の評価は気になるクマ」

大井「もう……」

提督「大井は成績優秀だな。撃沈数は北上より上だったはず」

球磨「さすが球磨の妹クマ!」

提督「逆に素行が悪いのが難点だ。上司に舌うちだとか部下のやっていい行動ではない」

大井「でもそれは提督の勝手な都合ですよね」

提督「まあ……あと、北上以外に友達がいるのかは気になっているところだ」

球磨「大井、もしかしてぼっちクマ?」

大井「提督、首を跳ね飛ばされるのと吹き飛ばされるのどちらがいいですか?」

提督「悪かったから、軍刀と砲身を下してくれ」

942: 2014/08/22(金) 21:45:28.50 ID:IJIUWPL6o
――――――――

提督「最後は木曾か」

木曾「三者面談か何かか?」

提督「そんなところだ。球磨は親代わりな」

木曾「親か……」

球磨「な、なんでそんな顔で見るクマ」

木曾「いや、似合わないなと思っただけだ」

球磨「それは球磨に対する侮辱クマ!」

木曾「そういう事じゃなくて、やっぱ親よりも姉ってのがしっくりくるだけだ。俺は最高の姉を持ったよ」

球磨「木曾……」

提督「純粋な雷撃は大井と北上だが、木曾はいろんな場面で役に立ってくれる」

提督「球磨が体感したように、素行にも問題は無い。おそらく球磨型で一番優秀だな」

球磨「お姉ちゃんとして鼻が高いクマ」

提督「まあこれで終わりだ」

木曾「なら俺は戻ってもいいか?」

提督「ああ」

球磨「うんうん。球磨は良い妹たちを持ったクマ」

提督「個性も持ってるしな」

球磨「……それで、球磨には何もないクマ?」

提督「さーて、仕事仕事」

球磨「クマっ!?」




提督「だらだらと会話しただけだが、気にせず次にいこう」

↓2

944: 2014/08/22(金) 21:46:23.34 ID:eQf+iykuO
瑞鶴を褒めちぎり、照れたところで抱きしめる

947: 2014/08/22(金) 22:20:53.05 ID:IJIUWPL6o
瑞鶴「提督さん、艦隊が無事に帰投したわよ」

提督「ご苦労。お前にはよく旗艦を任せてすまないな」

瑞鶴「提督さんからそんな言葉が出るなんて、雨が降るかも」

提督「せっかく労わってやったのになんだその言いぐさは」

瑞鶴「あはは、冗談だって」

提督「……瑞鶴は良く笑うようになったな」

瑞鶴「そう?」

提督「この艦隊の空気の一因にもなってる。瑞鶴に旗艦を任せる理由の一つだ」

瑞鶴「ほとんど提督さんの適当さが出ているような気がするけど」

提督「俺とみんながいて初めてこの鎮守府が出来ている。一人じゃどうにもならん。瑞鶴だって大切な皆のうちの一人だ」

瑞鶴「……」

提督「瑞鶴は気軽に話せる方だから気も楽だ。戦闘においても戦果を多く上げ、頼りになるしな。翔鶴と支え合ってるところも、いいところだと俺は思うぞ」

瑞鶴「……なんか、提督さんから正面から素直にそういう風に言われると照れるわね」

提督「今までこういう事は言ったことなかったか?」

瑞鶴「そうね。最近の奇行までは提督さんはコミュニケーションが少なかったじゃない」

提督「そうだっけか……? じゃあ、こういうこともか」ギュッ

瑞鶴「なっ……!」

提督「……」

瑞鶴「て、提督さん! 抱きつくのはやめて! ば、爆撃するわよ!」

提督「……すまない瑞鶴」

瑞鶴「え?」

提督「先に爆撃されるようだ」
翔鶴「第一攻撃部隊、目標執務室です!」

ドーン

948: 2014/08/22(金) 22:21:30.18 ID:IJIUWPL6o
―司令官室―

提督「戻るのが遅い瑞鶴を見に来たそこには、動揺する瑞鶴を抱きしめる提督の姿が……!」

提督「……まあ、爆撃されるのはしょうがないな。大鳳から話を聞いていればなおさらだ」

提督「おかげさまで、久しぶりに明石に修理を頼むことになってしまった。久しぶりでちょっと張り切っていたようだ」

提督(そろそろ、執務室も大鳳の部屋みたいにならないかなぁ)

↓2

945: 2014/08/22(金) 21:46:32.25 ID:kSm4A9X10
提督が大和を「や~い!お前のおっOいPAD載せ~www」とおちょくる

953: 2014/08/22(金) 22:54:16.58 ID:IJIUWPL6o
提督「そういえば、大和が中破の時、胸に詰め物していたような……」

提督「よし、おちょくろう」

大和「提督、作戦終了しました」ガチャ 中破

提督「まじでPADだ!」

大和「はい?」

提督「やーい! お前のおっOいPAD載せ~!」

大和「なっ……こ、これは三段式甲板で……!」

提督「艦娘状態だから、そんなところを厚くしても意味がないと思うぞ」

大和「く、くぅ……」

提督「ていうか、俺そういう(無駄な兵装をつける)の嫌いだし」

大和「」

提督「島風じゃないけど、速さって重要だしな」

大和「」

提督「もちろん、守りのために使っているのなら、詰め物が悪いわけじゃない。無駄ではないからな」

大和「」

提督「それに胸は心臓を守るという意味でも、大切なものだ。おちょくりはしたが、大和の考えは間違っていない」

大和「」

提督「むしろ、武蔵は不安になるな。あんな薄い兵装で大丈夫なのかと……って、大和?」

大和「」

提督「大和? おい、しっかりしろ、大和ーーーーー!」

954: 2014/08/22(金) 22:54:56.72 ID:IJIUWPL6o
――――――――


提督「中破してたから、お風呂まで連れて行ってあげた。後はたまたまいた武蔵がやってくれるだろう」

提督「いきなり魂が抜けたようになるなんて、そんなに疲れていたのか? もしくはダメージが重かったのか……」

提督「何か重い症状だったら危ないし、大和にはしばらく休息を与えるとしよう」

↓2

956: 2014/08/22(金) 22:56:29.08 ID:X8BtDAF3o
夕張を「明石の方が胸がある」と煽る

960: 2014/08/22(金) 23:32:35.76 ID:IJIUWPL6o
―工廠―

提督「夕張って、明石と仲良いのか?」

夕張「どうでしょう、けっこう工廠で会いますけど、お話することはあんまり無いですね」

提督「悪いんだけど、ちょっと明石と協力して執務室を大鳳みたいな部屋に改装できないか?」

夕張「しようと思えばできますけど……出番無くなったら、また拗ねますよ?」

提督「何度も頼む方がどうかと思うんだけどなぁ」

夕張「それに私が絡むと、明石さんまた劣等感感じると思うのよねぇ……」

提督「でも、技術に関しては夕張に頼んだ方がいいだろ?」

夕張「そうなんですけど、女の子は複雑なんですよ」

提督「ふうん。まあ明石の方が勝っているのは、修理と……」

夕張「と?」

提督「……色気?」

夕張「はい?」

提督「胸とか、明石の方があるじゃん」

夕張「ええ、まあそうですけど……」

提督「腿とか、あのスカートとか、そういった女としての長所は、明石の方があるよな」

夕張「むぅ……」

提督「ケッコンカッコカリが流行ってるけど、するならああいう女性の方がいいかなぁ」

夕張「!」

提督「どうした夕張?」

夕張「いいでしょう! 私の方が役に立つってことをお見せしますから!」

提督「は? いきなりどうした――」
夕張「絶対負けませんから!」ダッ

提督「どうしたんだろうか? あれかな、最近夕張に修理頼まなくなったから、仕事取られたような気にでもなっていたんだろうか」

妖精さん(こいつぁきょうてきだぜ……)

961: 2014/08/22(金) 23:33:30.05 ID:IJIUWPL6o
―執務室―

提督「見るからに頑丈そうな部屋になってた。驚きの夕張クオリティ」

提督「でも明石からはちょっと睨まれた。まあお互い切磋琢磨した方が能力も伸びるだろう。うん、ライバルが出来るのはいいことだ」

提督「さて、これで部屋が壊れる心配はもうないな!」

↓2

937: 2014/08/22(金) 20:28:40.77 ID:X8BtDAF3o
五十鈴にも電気あんまを使い、ダメな理由を聞く

965: 2014/08/23(土) 14:57:15.09 ID:DlR/4QpMo
―夕張の部屋―

提督「夕張、お邪魔するぞ」ガチャ

青葉「青葉もいますよ」

夕張「いらっしゃい。ほら、お茶とか用意してますよ」

提督「悪いな。俺の部屋ではあんまり面白おかしく話すってことが出来ないからな」

青葉「誰が来るかわかりませんもんね。青葉の部屋も、衣笠がいますから」

夕張「その点、私は個人部屋だし、部屋まで来る人はいませんからね」

提督「狙ったわけじゃないからな」

夕張「で、今日は何を話すの?」

青葉「前回は、司令官がもし轟沈したらって話をしましたよね。今回はつっこんだことでも話しましょうか」

提督「と、いうと」

青葉「もし司令官が深海サイドに移り、敵対したらという話しはどうですか」

夕張「夢ではあった話ですね」

提督「夢って……ああ、確かにあったな」

夕張「じゃあ、そのままの設定で行きましょう」

966: 2014/08/23(土) 14:57:55.25 ID:DlR/4QpMo
提督「俺は深海へとつく。そして、大本営を潰さなければならない」

青葉「まずはこの鎮守府が先ですよ」

提督「そうだな……俺がいなくなるってことは、この鎮守府は機能をなくしてるも同然だ」

青葉「確かにそうですね」

夕張「でも、殆ど秘書官がやっているんですよね」

提督「さすがに大事な書類まではさぼらん。でだ、その状態の鎮守府なら、おそらくレ級や、ヲ級を派遣させて――」


―部屋の外―

大和「――嘘、ですよね」

間宮「な、何かの間違いですよ。深海につくだなんて、あの提督がそんなはずありません……」

明石(またいつもの奇行の一部じゃないかと思うんだけど)

大和「もう、大本営に話しちゃいましょう」

間宮「え」
明石「え」

大和「提督が裏切らないうちに……!」ダッ

明石「ちょ、ま、待ってください!」

間宮「ど、どうしましょう……」

967: 2014/08/23(土) 14:58:26.20 ID:DlR/4QpMo
―次の日・執務室―

提督「今日も適当に仕事して遊ぶかなー」

憲兵「反逆罪の容疑がかかっています。ついてきてください」

提督「出落ち!? ていうか反逆とか……お、俺が何をしたーーーー!」




提督「ふう、夕張と青葉が無罪の照明をしてくれて助かった」

提督「誰が鵜呑みにして通報したんだよ……秘書官か、秘書官なのか。俺があまりにも真面目にしないから怒っているのか」

提督「だが真面目にする気などない」

↓2

969: 2014/08/23(土) 15:03:58.22 ID:Ccv9x3hUo
くまのん

970: 2014/08/23(土) 16:16:51.91 ID:DlR/4QpMo
提督「くまのん、といえば熊野か」

提督「球磨三隈熊野阿武隈で球磨型(偽)も出来るから、紛らわしいような気がしないでもない」

提督「熊野とはティータイムしてドッキリしたくらいか。ドッキリできてないけど」

↓2

972: 2014/08/23(土) 16:20:31.69 ID:AWNrogKyo
提督自らオイルマッサージ

975: 2014/08/23(土) 16:57:59.00 ID:DlR/4QpMo
提督「この時のためにマッサージ師の資格を取っておいてよかった」

提督「これならセクハラにならない。待ってろよ熊野」


―最上型の部屋―

熊野「いえ、セクハラですわよ」

提督「なん……だと……」

熊野「同意なら問題はありませんけど、まさか素直にうなずくと思って?」

提督「万に一くらいはあるかなーって」

熊野「さすがにそんな確率ではありませんが……それに、本当にマッサージの資格を持ってるかも疑わしいですわ」

提督「ふーん、熊野がだめって言うなら、三隈か阿武隈辺りに頼んでやる」

熊野「そちらの二人も素直にうけるかしら……」

提督「じゃあ、この買ってきたオイルはどうすればいいんだよ!」

熊野「憲兵さんにでもしてあげればどうですの。お世話になったのでしょう」

提督「……お願いだからその話はやめてくれ。ちょっとトラウマが……うぷっ」

熊野(一体なにがあったんですの……)

提督「どうしてもだめだと?」

熊野「良いっていう理由が逆にありませんの」

提督「……つ、次のエステ代奢るから」

熊野「一番高いコースで頼みますわ」

提督「こいつげんきんだぞ!」

976: 2014/08/23(土) 16:58:26.65 ID:DlR/4QpMo
―執務室―

提督「肝心なマッサージシーン? 何事もなく終わったよ」

提督「だいたい……」


熊野『ああ、そこですわ。……結構いいですわね』

熊野『でも、やっぱりお店の方がいいですわ。もちろん、比べることの方が野暮なのですけど』

熊野『あれだけ言っててこの実力はどうかと思いますの。あんまり見せびらかせる内容ではないですわ』

熊野『せめて普通のマッサージくらいに留めておいた方がよろしいかと』


提督「とか言われまくって、俺の精神体力はボロボロだ」

提督「店に勝てる訳ないよ……」

↓2

978: 2014/08/23(土) 17:01:46.43 ID:xFpMGw2YO
皐月を肩車やらおんぶやら抱っこやらして1日の業務をこなす

979: 2014/08/23(土) 17:42:48.47 ID:DlR/4QpMo
皐月「呼んだ、司令官」

提督「呼んだぞー、ほらこっち来て」

皐月「何ー?」

提督「ほら肩車してやるぞ」スッ

皐月「でも、司令官はお仕事中じゃないの?」

提督「気にするな。むしろ、かまってあげながら仕事をするという、新たな扉を開けるかもしれないんだ」

皐月「司令官がそう言うなら……」

提督「よーし、俄然やる気が出てきた!」




皐月「~♪」

提督「そして――」

古鷹(なぜ、皐月ちゃんを肩車しているんでしょう……)

千歳(あれはつっこんでいいのかしら……?)

龍田(あんまり触れないほうがいいのかしらね~)

山城(私も姉さまに……いえ、装甲が重いわね……)

睦月(いいなー皐月)

提督「と、いうわけで、次の作戦はこのメンバーで行く。何か質問は?」

霧島「何故肩車をしているのですか?」

古鷹・千歳(言った!)

提督「誰か心が一つになった気がするが……まあこれはなんでもない。気にするな」

千歳「気にしないのは無理かと思います」

古鷹「さすがに職務中は今までなかったものですから……」

提督「そうか? 安心しろ、職務に支障はきたさない。心配するだけ無駄だ」

古鷹「そういう事ではないのですけどね」

睦月「終わったら、睦月もしてくれるかにゃー?」

提督「作戦が終わったらな」

睦月「うん!」

皐月「それまではボクの居場所ー」

霧島(金剛お姉さまが居たら暴走してたところですね……)

980: 2014/08/23(土) 17:43:26.73 ID:DlR/4QpMo
―廊下―

金剛「私にも抱っこしてほしいデース!」

大和「わ、私も!」

提督「いや、お前ら背負ったりして業務は出来ないよ。重いし」

金剛「」ガーン
大和「」ガーン


文月「あたしも抱っこ~」

卯月「うーちゃんは背中ぴょん!」

提督「だー! くっつくな、業務の邪魔だ!」

皐月「ごめんね、二人とも」

弥生(混ざれないかな……)チラチラ


鳳翔「あら、ふふっ、微笑ましいですね」

龍鳳「そうですね。お父さんと娘みたいです」

提督「え、そんな年齢に見える?」

皐月「ボクは司令官の娘じゃないよ!」

981: 2014/08/23(土) 17:43:56.88 ID:DlR/4QpMo
―執務室―

提督「今日一日やってみた思ったこと。あんまり仕事にならない」

提督「毎日やってたら馴れるのかもしれないけど、一部の要望もわがままになりそうだから、やめだやめ」

提督「それにあんまりやってたら、どこからか砲撃がとんできそうだ」

↓2

983: 2014/08/23(土) 17:55:22.66 ID:d7rAFYv40
大和を後ろから抱きしめ



そのままジャーマンスープレックス!

988: 2014/08/23(土) 18:20:21.15 ID:DlR/4QpMo
提督「プロレスの技って、一般人には危険だが……」

提督「あの大和だしなんとかなるでしょ!」


―大和型の部屋―

提督「……」ガチャ

大和「あれ、提督?」

武蔵「無言入室は珍しいな。何かあったのか?」

提督「……」ギュッ

大和「てて、提督!?」

武蔵「……む、あの掴み方は」

提督「逝くぞ大和!」

大和「は、はいっ!?」

提督「はっ」シュッ

武蔵「持ち上げた……大和、危険だ!」

大和「ど、どういう事ですか!?」

提督「ふははは! もう遅いわ! くらえっ!」ドゴォッ

武蔵「やはり、あの形はジャーマンスープレックス! 大和、大丈夫か!」

提督「ふん、昔はプロレスで危険技と言われたジャーマンスープレックス。無事でいるわけがあるまい」

武蔵「さすがの大和もかなわなかったか!」

大和「一応投げられたのはベッドなので、そこまで痛くないんですが……」

武蔵「受け身とってたしな」

提督「ベッド高いから、勢いもつけれなかったしな」

大和「あと、固めている提督の方が微妙な態勢で痛いのでは……」

提督「よく分かったな。戻せないから武蔵、助けてくれ」

大和(何故そんな無茶な技を……)

989: 2014/08/23(土) 18:21:10.39 ID:DlR/4QpMo
―執務室―

提督「背中が微妙に痛い……無茶するんじゃなかった」

提督「これも年って事に……いやいや、俺はまだ若いから。うん」

↓2

991: 2014/08/23(土) 18:24:22.70 ID:AWNrogKyo
飛龍に夜這い

993: 2014/08/23(土) 19:02:22.17 ID:DlR/4QpMo
―夜・二航戦の部屋―

提督(おじゃましまーす。こうして夜にお邪魔するのも三回目か)

提督(飛龍は……よし、寝てるな)

提督(夜這いって、旧来の日本だとこうして女の元に通えばいいんだよな)

提督(達成したし、帰るか)ガシッ

提督「……」チラッ

飛龍「ムニャ……多聞丸……」

提督(間違えられてる上に、逃げられねーー!!)

飛龍「スゥスゥ……」

提督(ええ……まあ、このまま寝るか。飛龍なら艦載機を飛ばすことはしないだろう)

提督「お休み……」


~朝~

蒼龍「昨夜はぐっすり眠れた?」

飛龍「多聞丸の夢を見た」

蒼龍「さすがにそれは……」

提督「ん……何を話して……?」

蒼龍「あ、起きました? 飛龍が、朝起きると提督を抱きしめてたっていうから」

飛龍「て、提督が忍び込んだんですよね?」

提督「ああ……そうだけど、俺の事をさておいて多聞丸と呟いたのは確かだ」

蒼龍「忍び込む提督もどうかしてますけど、飛龍……」

飛龍「うう……」

提督「ていうか、お前たちは爆撃とかしないのか。珍しいな」

飛龍「まあ、するほど酷いことされてませんし……友永隊で爆撃はさすがにまずいかと」

提督「それもそうか」

994: 2014/08/23(土) 19:03:02.76 ID:DlR/4QpMo
―執務室―

提督「ふう……さすがに疲れてきたな。でも、まだまだ遊――」

ドーン

提督「……また砲撃!?」

「カス司令官、いい加減にしなさいよ……」

提督「げっ、秘書官!?」

「クズなのはわかってたけど、さすがに最近遊び過ぎよ……しわ寄せがこっちに来て困ってるのよ……」

提督(静かな怒り……これは間違いなくキレてる!)

「ね、クズ」




996: 2014/08/23(土) 19:04:23.38 ID:DlR/4QpMo


霞「いっぺん、氏んでみる?」


提督「それ別のネタ――!!」
爆発



END

997: 2014/08/23(土) 19:06:14.30 ID:DlR/4QpMo
明日また昼過ぎくらいにスレ建てます
(個人的に)好きな艦娘が全員安価で登場するまで続けます

998: 2014/08/23(土) 19:06:28.72 ID:tflWMP02o


引用: 提督「安価でみんなと遊ぶ」