134: 2013/11/05(火) 20:26:25.28 ID:MgQUxpvd0


前回:提督「ちび提督と艦娘」【2】

ちび提督と響

響「司令官……だよね?」

提督「ああ、そうだ?何か用かな?」

響「いや、その姿になって初めて会ったから……特に用事は、ないよ」アセアセ

響(目線が……凄く近い……少し、恥ずかしいな……)

提督「そうか」

響「司令官、行ってしまうのかい?」

提督「響が俺にいて欲しいなら、行かないよ」

響「じゃあ……少し話をしてくれないかな?」

提督「いいよ」

380: 2013/11/08(金) 19:31:23.00 ID:jacv9AaF0
うい。木曽さん行きます。

381: 2013/11/08(金) 19:39:36.86 ID:jacv9AaF0
木曽「おお、可愛い提督だな」

提督「おお、木曽か」

木曽「どれどれ、ちょっとこっちに来てくれ」

提督「ん、何だ」

木曽「ほら、私の膝の上に座るんだ」ポンポン

提督「なんでまた」

木曽「スキンシップは大事だろう?この機会に普段は出来ない形のスキンシップをしようじゃないか」
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)
135: 2013/11/05(火) 20:38:10.01 ID:MgQUxpvd0
――
――――

響「キス島沖撤退作戦か……あの時は……疲れたけど頑張れたな。仲間たちがいつも元気づけてくれたお陰で
  楽しくすら思えたよ。……場違いな感想だけどね」

提督「そうか。良かったよ……。」ウルッ

響「どうしたんだい?」

提督「なんだか、あの時は駆逐艦のみんなに無理強いしてるような思いがしてな……。
   でも、響が建前やら何やら抜きにそう言ってくれたから、なんだか感極まっちゃってな。」グシグシ

響「司令官……無理強いなんてとんでもないよ」

響「寧ろ……少なくとも私にとっては、司令官が私達の帰りを待っていてくれた事が何よりの心の支えだったよ」

提督「本当か?」

響「嘘を言っても仕方ないじゃないか」

136: 2013/11/05(火) 20:50:31.03 ID:MgQUxpvd0
響「それに、私にとっての司令官は……憧れの人だ。上から何を言われても私達が沈むリスクを冒すような
  作戦は絶対にしない」

提督「それは……当然じゃないか」

響「司令官としての立場がかかっていたとしても、同じことをしていた。それを当然のこととして出来る立派な人だ」

提督「買い被り過ぎじゃあないか?」

響(言える……今なら言える。司令官に想いを伝えるんだ……!)

ダキッ

提督「どう……したんだ?」オロオロ

響「そんなことはない。司令官は間違いなく私の憧れだよ。……大好きだ。一人の女として提督を愛してる」ギューッ

提督「そうか……」

響「やっと、言えた」グスッ

響「辛かった……想っていても言えなかった時は。でもやっと言えたよ」グスグス

提督「有難うな……俺も嬉しいぞ。今は好きなだけ泣くといい」ギュッ

137: 2013/11/05(火) 20:51:37.69 ID:MgQUxpvd0
響編おしまい。書いてる自分が泣きそうになるとはこれ如何に。

次は↓4

141: 2013/11/05(火) 20:56:39.51 ID:qUQyPLOeo
雪風

143: 2013/11/05(火) 21:13:27.83 ID:MgQUxpvd0
雪風「あ、しれぇ!お話伺いました!ほんとにちっちゃくなってますね……」

提督「ああ、そうだ。便利なんだか不便なんだか……」

雪風「でもとっても可愛いですよ?」

提督「そうか?生憎自分じゃ解らんな。俺は雪風のほうが可愛いと思うぞ?」

雪風「えへへ……照れちゃいます……」テレテレ

提督「……暇だしな、ちょっと遊ぶか?」

雪風「しれぇと一緒に遊ぶの、久し振りですね。楽しみです!」キャッキャッ

提督「じゃあ、ポーカーでもやるか」

145: 2013/11/05(火) 21:30:56.37 ID:MgQUxpvd0
雪風「フルハウス!」

提督「ツーペア」

雪風「フォーカード!」

提督「フラッシュ……くっ!」

雪風「ストレートフラッシュ!」

提督「……ワンペア」ガクッ

提督「まあこんなこったろうとは思った」シュン

雪風「しれぇ、負けたほうが勝ったほうの言うことを一日聞くっていうアレは勿論ありですよね!?」ワクワク

提督「ファッ!?それは聞いてないぞ?じゃあ次はそのルールな」(どうせ勝てないけど……)


雪風「ロイヤルストレートフラッシュ!」

提督「ノーペア……ですよねー」

雪風「そんな訳でしれぇは今日一日雪風の旦那さんです!」

提督「それでいいのか?」

雪風「はい!もちろんです!あ・な・た?」

提督(可愛いので許す。もうどうにでもなーれ!)

146: 2013/11/05(火) 21:34:21.71 ID:MgQUxpvd0
雪風編おしまい。あまり雪風のことをよく知らないのが露見してますね……大変申し訳無い。

風呂入ってきます。次までは少々時間を頂くかと……

次の絡みは↓5

151: 2013/11/05(火) 21:38:34.85 ID:A16xBRBLo
翔鶴

154: 2013/11/05(火) 22:46:57.95 ID:MgQUxpvd0
提督「翔鶴さん!」

翔鶴「わわっ!」ビクゥッ

翔鶴「……提督ですか……びっくりしてしまいました……もぅ、小さくなったからですか?いつにもまして
   悪戯好きなんですね……」ニコニコ

提督「中身は変わってないはずなんだけどな。翔鶴さんが可愛いからつい……」

翔鶴「あら、そんなお世辞言って……提督には厳しくしないといけませんか?」ムゥ

提督「本心だよ?そんな殺生な……もっと甘やかしてよぉー」

翔鶴「提督ったら……甘えん坊なんですから……」クスクス

翔鶴(凄く無邪気な顔……母性本能をくすぐられますね)

翔鶴「そうですね……ちょっとこちらに来ていただいてもいいですか?」

155: 2013/11/05(火) 22:52:56.45 ID:MgQUxpvd0
提督「なんだい?」

翔鶴「甘やかして差し上げます」ニコニコ

提督「いいの?やったー!」

翔鶴「私の膝の上に乗って下さい」

提督「ほい」ポム

ダキッ

翔鶴「どうですか?」

提督「暖かい……幸せです」

翔鶴「それは何よりです」ニコニコ

提督「母さんの膝の上って、こういう風に素晴らしいものなのかな」

156: 2013/11/05(火) 23:06:27.29 ID:MgQUxpvd0
翔鶴「覚えてらっしゃらないんですか?」

提督「ああ……俺、母親が心を患っててね……小さい頃はまともに相手してもらえなかったんだ」

翔鶴「ごめんなさい。悪いことをお聞きしました……」

提督「いいさ。その代わりじゃないけど、今はこうやって翔鶴さんに甘えられるからね」フフッ

翔鶴「あらあら……それでは今日は私が提督のお母様になって差し上げますね」ニコニコ

提督「いいの?」

翔鶴「ええ。私のこと、母さんって呼んでみて?」

提督「母さん」テレテレ

翔鶴「なあに?」ニコニコ

提督「頭……なでて……」

翔鶴「はい」ナデナデ

提督(この身体も悪くないなぁ……)テレテレ

165: 2013/11/05(火) 23:22:26.89 ID:MgQUxpvd0
熊野「あら、提督……いつものふてぶてしい姿からは想像もつかないほど可愛らしいですわね」

提督「だが残念。中身はそのままなのだ」

熊野「あら、そう」ツーン

提督「待って待って!折角会ったんだからお話しようよ」ニヤニヤ

熊野(いつもの提督と態度は大差ないのに……この見た目は卑怯ですわ)

熊野「仕方ないから……付き合って差し上げますわ」

提督「やたー!そうだ、折角だから俺の部屋でお茶しながら話そう」

熊野「何をするつもりですの?破廉恥なことをするつもりなら私室に帰りますけれど」ツーン

提督「信用ないなぁ。俺セクハラしたことないよね?」

熊野「男性の考える事なんてだいたい一緒ですわ」

提督「酷い偏見を見た」

167: 2013/11/05(火) 23:27:39.95 ID:MgQUxpvd0
提督の私室

――
――――

提督「っと、お話してたらもうこんな時間だ」

熊野「あら、本当もう遅いわ」

提督「下らん話なのに最後まで聞いてくれて有難う。熊野は優しいな」

熊野「いいえ、提督のお話、とても楽しかったわ」

提督「そうか。そりゃあ嬉しい」

提督「じゃあ、おやすみね」

熊野「あ、あの……」

提督「なんだい?」

171: 2013/11/05(火) 23:39:42.27 ID:MgQUxpvd0
熊野「折角ですから……その、一緒に寝ませんか?」

提督「なんでまた?いいけどさ」

熊野「その……なんだか、提督が可愛らしいから……仕方なく……」モジモジ

提督「よう解らんけど、まあいいや。一緒に寝るか」

熊野「……」パアァ

提督「ハハ、熊野は可愛いな。じゃあ電気消すぞ」

熊野「はい」

――
――――

熊野「提督……寝ましたか?」

提督「……」スースー

熊野「提督……好きです。全然気付いてくださらないんですから。朴念仁」ダキッ

提督「俺も好きだぞ」ボソッ

熊野「提督!?起きてらしたんですか?」

提督「……」スースー

熊野「もうっ」プクーッ

179: 2013/11/06(水) 00:10:27.91 ID:qpWMWn4Q0
取り敢えず、↓7の安価は先延ばしにさせて頂いて、今日は朝潮だけ書いて寝させて下さい……
申し訳ありません。

180: 2013/11/06(水) 00:14:48.26 ID:qpWMWn4Q0
朝潮編、始めます。

181: 2013/11/06(水) 00:24:30.45 ID:qpWMWn4Q0
朝潮「司令官……で間違いありませんか?」

提督「ああ、そうだ」

朝潮「あの……私用で申し訳ないのですが……少し、お話させて頂けませんか?」

提督「ああ、じゃあ、俺の私室でいいか?」

朝潮「はい。有難うございます」

提督の私室

――
――――

提督「……なるほどね。まあ、仕方ないんじゃないか?」

朝潮「と、申しますと?」

提督「規律が最重要視されるべき軍だって、人間の感情を完璧に抑制できるわけじゃあない。
   いくら同じ部隊で協力しなけりゃならんからって、相性の良くない人間同士が完全に調和はできんだろう
   現に俺も、あまり仲良くできん同僚はいくらでもいるが、なんとか上手くやってるぞ?」

朝潮「でも……」

182: 2013/11/06(水) 00:31:19.81 ID:qpWMWn4Q0
提督「そう難しく考える必要はないさ。明確な答えのある問題の方が少ないんだし考える時間だって十分あるさ。
   あんまり肩肘張らずに軽く構えていたほうがいいぜ?そのほうが意外と上手くいくもんだ」

朝潮「……解りました。頑張ります」

提督「おう。朝潮は頑張りすぎんように気をつけるんだぞ。オーバーワークはいいことない」

朝潮「はい!」

朝潮(司令官の身体が小さくなって、目線が自然に合わせられる……言うなら……今!)

朝潮「あの、司令官!」

提督「まだ何かあるかい?」

183: 2013/11/06(水) 00:47:50.14 ID:qpWMWn4Q0
朝潮「はい……今お話を伺って、司令官は私の思った通りの素晴らしい方だ、って確信しました!」

提督「……はぁ」

朝潮「前から……司令官の事を一人の女としてお慕いしておりました!どうか、結婚を前提にお付き合い下さい!」フカブカ

提督「え?」

朝潮「私と男女としての交際を……」

提督「待て待て待て。いや、それは理解できた。しかしだな、順序があるだろ?」

朝潮「……はい」シュン

提督「そう残念がるな。俺も朝潮のことは好きだが、数日すれば俺は元の見た目に戻る。それだけじゃない、色々と
   吟味が必要なことがある」

提督「ゆっくり考えな。俺もまだ若い部類だし、朝潮は俺よりももっと未来がある。まだそうするだけの余裕は
   あるさ。氏ぬほど考えても、やっぱり俺が好きなんだったら、結婚すればいいさ」

朝潮「はい!私の考えがまとまるまでどうか待っていて下さい。約束です!」

提督「ああ」

ダキッ

184: 2013/11/06(水) 00:51:10.83 ID:qpWMWn4Q0
朝潮編、おしまい。
本当に申し訳ありません。眠気のせいで凄く雑になってしまいました。

今日は本当にごめんなさい。私が不慣れで上手くまとめられないばかりに収集がつかなくなってしまいました。
以後こういったことのないよう、努力してまいりますので、お付き合いいただければこれ以上の幸福はございません。

失礼します。おやすみなさい。

204: 2013/11/06(水) 18:17:14.66 ID:qpWMWn4Q0
提督「鳳翔さん」

鳳翔「あら……提督ですか?」

提督「そうですよ」

鳳翔「うふふ、お話には伺っていましたが、とても可愛らしいお姿ですね」ニコニコ

提督「アハハ……そうかなぁ……」テレテレ

鳳翔「ええ」ニコニコ

鳳翔「……そういえば提督、なにか御用でしたか?すみません、無駄話をしてしまって……」

提督「ああいや、気にしないでください。用事は……これです」

提督「新しい艦載機です。流星改、烈風、彗星一二甲型」

鳳翔「え……?こんなに素敵な艦載機、私が頂いてしまっていいのでしょうか?」アセアセ

提督「勿論。珊瑚諸島沖海戦では軽空母は必須戦力です」

鳳翔「そうですか。有難く頂戴致します」

205: 2013/11/06(水) 18:26:14.32 ID:qpWMWn4Q0
提督「話は変わりますけど……今晩は鳳翔さんお店開けるんですか?」

鳳翔「いえ、その予定はありませんけど……」

提督「だと、お時間ありますよね?少しお話しませんか?」

鳳翔「急にどうしたんですか?」

提督「なんだか、秘書官の金剛が最近冷たくて寂しいんですよね……」

提督「自分が俺をこの格好にしたくせに、他の子にチヤホヤされて気に入らないとかで……」ブツブツ

鳳翔「あらあら、金剛さんったら……」ニコニコ

提督「金剛といえば、聞いて下さい!この間…………」

――
――――

207: 2013/11/06(水) 18:33:24.73 ID:qpWMWn4Q0
鳳翔「……そうでしたか。提督も大変でしたね」ニコニコ

提督「ええ、もう……」ガクッ

提督「あ、もうこんな時間……」

提督(計画通り……)

鳳翔「あら、本当……提督はそろそろお休みになりますか?」

提督「ああ、ええ」

鳳翔「では、お休みなさい。良い夢を」

提督「あー……その、艦載機とか、お話とか……全部口実で……」モジモジ

提督「一人寝が寂しいので……鳳翔さんと一緒に寝てもらいたいなー、なんて……ハハハ」

208: 2013/11/06(水) 18:41:12.49 ID:qpWMWn4Q0
鳳翔「もう……提督ったら、見た目通りの甘えん坊なんですね」クスクス

提督「駄目……ですよね」ショボーン

鳳翔「いえ、そんなことありませんよ。じゃあ、お布団敷きますから待ってて下さいね」

提督「や、やった!有難うございます……」ジーン

鳳翔「そんなに喜んで頂けるなら、いつも一緒に寝て差し上げたいくらいですね」ニコニコ

鳳翔「さ、用意出来ましたよ。どうぞ」

提督「し……失礼します……」モソモソ

鳳翔「じゃあ、私も失礼しますね」モソモソ

210: 2013/11/06(水) 18:50:34.54 ID:qpWMWn4Q0
鳳翔「寝心地は如何ですか?」

提督「暖かくて……気持ちいいです」トロン

鳳翔「ふふ、お気に召して頂けて何よりです」

提督「鳳翔さん……」ニギッ

鳳翔「提督の手……暖かいですよ」ニギッ

提督「……」スヤァ

鳳翔(提督、もう寝てしまわれましたね……。可愛らしい寝顔です……)

鳳翔(なんだか、提督のお母様にでもなった気分です)

鳳翔「うふふ、お休みなさい。提督……」

215: 2013/11/06(水) 19:14:44.58 ID:qpWMWn4Q0
長門「提督か。話には聞いていたが、随分と、その……可愛いのだな……」ソワソワ

提督「そうかい?どうした、そんなにソワソワして」

長門「あ、いや……な、なんでもないぞ!私は用事があるんだった!行かないと……」

タッタッタ

提督「行っちまった……」

タッタッタ

提督「随分早いな?」

長門「いや、用事があるというのは、気のせいだった。うむ」ソワソワソワ

提督「そうか。それで、どうして俺のところに戻ってきたんだ?」

長門「ん、ああ、それはな……提督、甘い物を一緒に食べに行こう!」

提督「いいけど……どうして俺となんだ?」

216: 2013/11/06(水) 19:20:38.86 ID:qpWMWn4Q0
長門「ええと……ほら!子どもはみんな甘い物が好きだろう?」ウンウン

提督「あ、勘違いしてるみたいだけど中身はアラサー男のままだぞ?」

長門「そ、そうなのか!?」ガビーン

提督「知らなかったんだな……」

長門「ううん……そう!一人より二人で食べたほうが楽しいはずだ!」

提督「まあ、そうだな。よし、一緒に食べに行こう」

長門「やったぁ!」ピョンピョン

提督(可愛い)

217: 2013/11/06(水) 19:33:23.71 ID:qpWMWn4Q0
甘味処

提督「羊羹ウマー」

長門「うむ。やはりアイスは美味しいな!」

――
――――

二人「ご馳走様でした」


鎮守府

長門「……」ソワソワ

提督「どうした、またソワソワして?」

長門「あ、いや、何も……」メソラシ

提督「目の高さを合わせなさい」

長門「なんだ?」

ガシッ

提督「俺の目を見て同じ事言える?」ニコッ

218: 2013/11/06(水) 19:44:42.10 ID:qpWMWn4Q0
長門「あ、いや……その」//////

提督「なあに?怒らないから教えて?」ニコニコ

長門「提督!その、あの……抱きしめさせて欲しいんだ!」ボッ

提督「フフッ……ッ……アハハハハ!」

長門「ほ、ほら!絶対笑われるか怒られると思って言わなかったのに……!」プンプン

提督「フフッ……いや、ごめんね。いいよ、ギューってして」ウワメヅカイ

長門「い、いいんだな!?やるぞ?ほんとにやるぞ!?」//////

提督「どーぞ」ニコニコ

長門「……」ダキッ

ギューッ

提督「抱き心地はいかがかな?」

長門「最高だ……暫くこうしていてくれ」ニコォ

231: 2013/11/06(水) 21:55:24.72 ID:qpWMWn4Q0
大和編、始まります。

232: 2013/11/06(水) 22:04:02.98 ID:qpWMWn4Q0
大和「提督……お話には聞いていましたが……とっても可愛いんですね!」キラキラ

提督「お、おう」

大和「アイス、食べますか!?ラムネもありますよ!」

提督「……じゃあ、アイス貰おうかな……」

大和「はい、どうぞ!」

提督「ありがとう……」シャクッ

提督「あのさ……大和」

大和「なんでしょうか?」キラキラキラ

提督「俺さ、中身アラサー男だよ?」

大和「存じておりますけれど……何か問題が?」

提督「え?いいの、それで」

233: 2013/11/06(水) 22:10:23.87 ID:qpWMWn4Q0
大和「いいも何も、それだからいいんじゃないですか!」

提督「はい?」

提督(何この子……)

大和「普通でもいるじゃないですか。見た目は可愛い少年でも中身は醒めてる子……
   そういう子を甘えさせることに燃えるんです!」

提督「はあ……まあ、解らなくもない……かも知れない」

大和「そういう訳なので、いっぱい甘えていいんですよ?寧ろ甘えて下さい!」

234: 2013/11/06(水) 22:22:48.31 ID:qpWMWn4Q0
大和が提督を甘えさせようと試行錯誤して早2時間……
――――
――

提督「……」カリカリカリ

大和(一体どうしたら……)

大和(そうだ、押しても駄目なら引いてみろ、です!)

大和(フフフ……これで落ちるに違いありません!)

提督「…………」カリカリカリ

提督「ふぅ、やっと一段落ついた……大和、ラムネ貰ってもいいかな?」

大和「……なんですか?ラムネなら間宮さんのところででも飲めますよ?」

提督(そう来るか……わかりやすいな。そこがまた可愛いんだが)

235: 2013/11/06(水) 22:34:38.05 ID:qpWMWn4Q0
提督「いいじゃないか。さっきまであんなに甘えて欲しがってたのに、どうして今度はそんなに冷たいのさ?」

大和「別にいいです。提督みたいな子に甘えてもらえなくても寂しくありませんし」ツーン

提督「それじゃあさっき言ったことと矛盾するじゃないか」

大和「別にいいんです。間宮さんのところには行かないんですか?」

提督(意外とやりおる。もっと簡単に折れると思ったのに……ちょっと寂しくなっちゃったじゃねえか!)

提督「ああ……じゃあ行ってくるよ……」

提督「……」スタスタ

提督「…………」ピタッ

提督「あーもう!……俺の負けだ……」

236: 2013/11/06(水) 22:54:43.70 ID:qpWMWn4Q0
提督「大和……ラムネ、作ってくれないかな?」

大和「……間宮さんのところには行かないんですか?」

提督「ああ、大和が作ってくれたのが飲みたいよ」

大和「どうして私のラムネにこだわるんですか?」

提督「大和に作って欲しいんだよ……お願いだよ……」ダキッ

大和「うふふ、わかりました。やっと甘えてくれましたね!」トクイゲ

提督(面倒くさいけど……美しさは罪とはよく言ったもんだ)

提督「やったー!大和のラムネ、嬉しいな」

大和「提督?離れて頂けないと作れませんよ?」ニコニコ

大和(提督ったら、いつもクールに振る舞ってる割には甘えん坊なんですから)

237: 2013/11/06(水) 22:56:19.07 ID:qpWMWn4Q0
大和編、おしまい。

なんだか雑ですね……大和好きの皆様には土下座をさせて頂く覚悟です。
どうしても上手く書けません。入手未入手の違いでしょうか?

282: 2013/11/07(木) 18:39:09.72 ID:3HWWZrPv0
武蔵「おお、提督。話には聞いていたが、なかなか可愛い姿になったんだな?」ヒョイッ ポム

提督「えっと……何事もなかったかのように膝の上に乗せられると、さすがに焦るんだが……」

武蔵「ハハハ。いいじゃあないか、減るもんじゃあるまい」ギューッ ナデナデ

提督「ええ、離してよ……」

提督(このままだと俺の理性と息子が……)ソワソワ

武蔵「何だ?この武蔵の膝の上はそんなに座り心地が悪いのか?」シュン

提督「そんなに残念そうにしないでよ……」

武蔵「なら大人しく乗せられていればいい」ニコニコ

283: 2013/11/07(木) 18:50:14.28 ID:3HWWZrPv0
提督「だって……なんか恥ずかしいし……」テレテレ

武蔵「誰も見ていないのに恥ずことなどあるまい。子供が遠慮なぞしてはいけないぞ?」

提督「っても、中身いつもの俺だし……」

武蔵「そうなのか?何だ、随分初心な風だから中身まで小さくなったと思ったが……」

提督「ほら、がっかりだろ?離してってば」ソワソワ

武蔵「そんなことはないぞ?この武蔵は普段の提督も、今のこの姿の提督も愛している」

武蔵「27歳の自分と同じ位の背丈の男を膝の上に乗せようと思わないだけだ」

提督「ちょ……今、愛してるって……」//////

武蔵「ああ、言ったぞ?もっと言って欲しいか?それとも今まで気づいていなかったのか?」

284: 2013/11/07(木) 19:11:59.79 ID:3HWWZrPv0
提督「……」//////

武蔵「どうした、黙りこくって。本当に中身はいつものままなのか?」

提督「武蔵……」

武蔵「何だ?」

提督「狡いぞ、突然の告白は」

武蔵「別に突然でもなかろう」

武蔵「フフフ、その様子だと本当に気づいていなかったようだな?この朴念仁め」デコピン

提督「何だよぅ……だって……いっつも遊んでる時そんなこと言ってくれなかったじゃんか……」ウルッ

武蔵「何だ……可愛いな。ほれ、泣くな泣くな」ナデナデ

提督「……俺も好きだよ武蔵。もっと強く抱いてくれ」

武蔵「そうだ。素直なことは良きことだぞ。フフン」ギューッ

285: 2013/11/07(木) 19:13:53.89 ID:3HWWZrPv0
武蔵編、おしまい。

>>1の中にある武蔵さんを表現しきれたと思います。

292: 2013/11/07(木) 20:20:04.05 ID:3HWWZrPv0
天龍「おおっ!提督!話は聞いてたけど……可愛いなー」テレテレ

提督「ああ、天龍……」

天龍「ほーら、高い高いー!フフフッ、怖いか?」

提督「うわわっ!ビックリしたー……いきなり何すんだよ」

天龍「ハハハッ、可愛い顔しやがって……ウリウリ」

提督「やめろよー」

天龍「やめてやんなーい!こんなに可愛いんだからな!」フン

293: 2013/11/07(木) 20:23:59.05 ID:3HWWZrPv0
天龍「がおーっ!怖いか?怖いか?」ワクワク

提督「あ、あのさ、天龍……言い難いんだが……」

天龍「あ、つまんなかったか?ごめんなー!じゃあ、何して遊ぶか?」

提督(あ……中身は大人のまんまとか……言えねーなこれ)

提督「じゃあかくれんぼしよう!」

天龍「お!いいぜ、そしたら…………」

――
――――
――――――

294: 2013/11/07(木) 20:28:34.01 ID:3HWWZrPv0
天龍「ふー……楽しかったか?俺は最高に楽しかったぜ!」キラキラ

提督「ああ、楽しかったよ。たまに童心に変えるのも悪くないなー。今度駆逐艦たちと遊んでやろう」

天龍「なんだー?お兄さんぶって……そういうところも可愛いな!」

提督「い、言うなよ!」

提督(天龍、最後まで勘違いしてたけど……まあ、よしとすっか)

295: 2013/11/07(木) 20:29:00.13 ID:3HWWZrPv0
天龍ちゃん編、おしまい。

302: 2013/11/07(木) 21:04:59.34 ID:3HWWZrPv0
提督「よ、深雪」

深雪「おおっ!提督ぅー、ほんとにちっちゃくなったんだねー」ニヤニヤ

提督「アハハ、コイツがまた不便でな」

深雪「でも可愛いじゃん?いいねいいねー」

提督「そうかい?」

深雪「ねえねえ、一緒にごはん食べようよ!」

提督「お、いいぞ」

303: 2013/11/07(木) 21:08:30.01 ID:3HWWZrPv0
深雪「なんか、こうやって肩並べて歩くとさー」

提督「ああ、何だ?」

深雪「恋人みたいだよねー、なーんつって。にっしっし」

提督「ハハハ、そうかもな」

深雪「手とかつないじゃう?」ニヤニヤ

提督「お?そうするか」ニギッ

深雪「あ!冗談冗談!やっぱいい……」//////

304: 2013/11/07(木) 21:12:05.16 ID:3HWWZrPv0
食堂

提督「いただきます」

深雪「うまそー!いっただきまーす!」

――
――――

食堂外

提督「ふー……食った食った……」

深雪「うまかったなー!」ニコニコ


深雪「そういえば、提督さ」

305: 2013/11/07(木) 21:18:34.17 ID:3HWWZrPv0
提督「何だ?」

深雪「今はもう提督には金剛さんがいるけどさ……」

深雪「提督がその格好くらいの歳だったら、アタシとさ、恋人になってくれたり……したかな」ボソボソ

提督「ハハッ、そうだなー……少なくとも、今の俺は深雪みたいな女の子、好きだぞ?」

深雪「……そっか……へへっ……」テレテレ

364: 2013/11/08(金) 17:46:24.62 ID:jacv9AaF0
榛名「提督」

提督「なんだ?」

榛名「あの……よければ、榛名と一緒にお買い物に行きませんか?」

提督「ああ、仕事も済ませたし、行こうか」

榛名「ありがとうございます!」キラキラ

榛名「では、支度をして参りますので……少し待って頂けますか?」

提督「解った。終わったらまたここに来てくれ」

榛名「はい!」

365: 2013/11/08(金) 17:51:13.80 ID:jacv9AaF0
榛名の私室

榛名「うふふっ、提督とお買い物……」ニコニコ

榛名「はっ……!もしかしてこれは……デートでしょうか!?」

榛名「大変です!おめかしして行かないと……!」

榛名「服はどうしたらいいんでしょうか…………」

――
――――

執務室

提督「……榛名、遅いな……どうしたんだ?」

提督「部屋まで行ってみるか」

366: 2013/11/08(金) 17:56:08.59 ID:jacv9AaF0
榛名の私室前

提督「おーい榛名、どうしたんだ?」コンコン

榛名「あ……えっ、提督……来ちゃった、どうしよう……まだ着替えが終わって……」オロオロ

提督「入るぞー?」

ガチャッ

提督「あっ……」

榛名「あ……その……ごめんなさい!まだ着替えが終わっていなくて……」ボッ

榛名「もう少しだけ待って下さい!ごめんなさい!」//////

提督「わ……解った、待ってる。すまんかった。」

367: 2013/11/08(金) 18:06:25.22 ID:jacv9AaF0
提督「……っべー。見ちゃったよ……」

提督「榛名可愛すぎるだろ……」ブツブツ

コンコン

提督「どうぞ」

ガチャッ

榛名「……すみません。お待たせしました」

提督「ああ、いや……こっちこそ……」

提督「その服、よく似合ってるぞ。可愛い」

榛名「ありがとうございます……」

提督「じゃあ、行こうか」

榛名「はい!」

368: 2013/11/08(金) 18:21:17.00 ID:jacv9AaF0
駅前

提督「この身長差で肩並べて歩いてると、歳の離れた兄弟みたいだな。ハハハ」

榛名「ふふっ、そう見えるかもしれませんね」

提督「それで、今日は何を買うんだ?」

榛名「冬用の上着を買いに……提督にも見て頂きたくて」

提督「なるほどな。何処で買うかは決まってるのか?」

榛名「はい、いつも洋服はあそこのショッピングモールで」

提督「ほう。あそこはなんでも揃っていいな」

369: 2013/11/08(金) 18:33:08.01 ID:jacv9AaF0
ショッピングモール

榛名「これなんかどうでしょうか?」

提督「おお、可愛いな……でも俺としてはこっちを…………」

――
――――
――――――

榛名「では、お会計してきますね」

榛名「これ、お願いします」

店員「ありがとうございます」



榛名「いいお買い物が出来ました。提督のお陰です」

提督「それは良かった」

370: 2013/11/08(金) 18:45:04.75 ID:jacv9AaF0
駅前

提督「3時か、お茶でもしてくか?」

榛名「いいんですか?」

提督「ああ。この間良い所を教えてもらってな」


喫茶店

提督「ストレートティーとショートケーキ」

榛名「ミルクティーとフルーツパフェをお願いします」

店員「かしこまりました」

371: 2013/11/08(金) 18:52:54.48 ID:jacv9AaF0
店員「お待たせいたしました。ストレートティとショートケーキでございます」コトッ

店員「ミルクティーとフルーツパフェでございます」コトッ

店員「ごゆっくりどうぞ」


榛名「いただきます」

提督「いただきます」

榛名「提督と一緒のお茶、嬉しいです」ニコニコ

提督「そう言ってもらえると俺も嬉しいよ」ニッ

榛名「このパフェ、凄く美味しいです!」

提督「だろ?ここは何頼んでも美味いぞ」

榛名「はい、提督もどうぞ。あーん」

372: 2013/11/08(金) 18:57:28.31 ID:jacv9AaF0
提督「えっ、さすがにそれは……恥ずかしいよ」//////

榛名「そんな遠慮なさらずに」

提督「あ、あーん……」

パクッ

提督「うん……美味い」

榛名「でしょう?」ニコニコ

――
――――

373: 2013/11/08(金) 19:08:29.62 ID:jacv9AaF0
駅前

榛名「美味しかったです……素敵なお店に連れてきて頂いて、ありがとうございます」

提督「どういたしまして、っと。そろそろ帰ろうか」

榛名「はい」


帰り道

榛名「今日は本当に楽しかったです」テクテク

提督「ああ、榛名が楽しかったなら俺も言うことなしだ」テクテク

榛名「提督……」ピタッ

提督「どうした?」ピタッ

榛名「また、榛名と一緒にお出かけ……してくれますか?」

提督「ああ、勿論」

榛名「ありがとうございます。榛名、感激です!」ダキッ

提督「こっちこそ、ありがとうな」ギューッ

374: 2013/11/08(金) 19:09:38.50 ID:jacv9AaF0
榛名編 その2 おしまい。

また微妙な感じに終わってしまいましたね……。リクエストくれた方、申し訳ありません。

382: 2013/11/08(金) 19:48:26.09 ID:jacv9AaF0
提督「ほう」

木曽「何だ、嫌か?」

提督「いや、まさか」ポム

木曽「ふんふん……。ほう」

提督「どうした」

木曽「中々綺麗な髪をしているんだな」サラサラ

提督「そうか?まあ、髪にはそれなりに気を遣ってるし、髪も一緒に若返ってるんだろうな」

木曽「そうか。アリだな」

提督「何だ、気に入ったのか?」

木曽「ああ、おまけにいい匂いだ」トロン

383: 2013/11/08(金) 19:58:55.03 ID:jacv9AaF0
提督「ふあぁ……」

木曽「眠いのか?」ナデナデ

提督「ああ……背中に木曽の体温が伝わってきて……いい気持ちだ……
   頭を撫でられるのも……凄く、いい」

木曽「そうかそうか。私の膝の上は気に入ってもらえたみたいだな?」ナデナデ

提督「ああ。最高だ……」

木曽「随分蕩けた顔だな。ふふふ、可愛いぞ」ナデナデ

提督「なあ木曽、抱きしめてくれ……」

木曽「こうか?」ダキッ

提督「頭を撫でるのはやめないで……」

木曽「まったく甘えん坊だな?」ギューッ ナデナデ

提督「ああ……暫く寝てもいいか?いい夢が見られそうだ……」

木曽「仕方ないな。いいぞ」

384: 2013/11/08(金) 20:00:14.36 ID:jacv9AaF0
木曽編、おしまい。

こういうお姉ちゃんください。

393: 2013/11/08(金) 22:43:29.75 ID:jacv9AaF0
コンコン

提督「どうぞ」

雷「司令官、こんにちは」

電「こんにちは、なのです」

提督「雷に電か。どうしたんだ?」

雷「そろそろ仕事が落ち着く頃かと思って、お茶しに来たんだけど」

電「ご都合……悪かったですか?」

提督「ああ、いや、大丈夫だ」

394: 2013/11/08(金) 22:49:50.72 ID:jacv9AaF0
雷「それにしても……」

提督「なんだ?」コポポポ

雷「本当にちっちゃくなってたのね」

提督「ああ、『これ』ね……」コポポポ

電「ご不便じゃないですか?」

提督「……どうだろうな?意外と変わったことはないかもしれんな」コポポポ

雷「そうなの?」

提督「はい、お茶とお菓子」コトッ コトッ コトッ

395: 2013/11/08(金) 23:03:06.17 ID:jacv9AaF0
提督「まあ……軍服はこの鳳翔さん謹製サイズを着なきゃあならんし、高いところの物も取れないし、ドアの開け閉めも
   ちと大変だし」

提督「とはいっても、書類は普通に書けるし、なにより中身は変わってないから、艦娘たちとのコミュニケーション
   には差し支えないし。酷く不便には感じないな」ズズーッ

電「そうでしたか。中身はいつもの優しい司令官さんで嬉しいのです」ニコニコ

雷「そうね、私達に意地悪するような悪ガキになってなくて安心したわ」モグモグ

電「お姉ちゃん……そんなこと言ったら……」アセアセ

提督「ああ、気にしなくていいぞ。ああ、ちょうどいい。茶請けに俺の昔の話でもするか」

――
――――
――――――

396: 2013/11/08(金) 23:16:58.82 ID:jacv9AaF0
雷「へぇー!意外ね……司令官にそんな時期があったなんて」モグモグ

電「とっても昔泣き虫さんだったようには見えません……」モグモグ ズズーッ

提督「そうかな?……まあ、そうだよな。一応、ここに来るってことは軍属になるってことだからな……
   この仕事を志願するときにそれなりに鍛えたんだ」

雷「鍛えたって、どうやって?」ズズーッ

提督「地元は都会と田舎の境目みたいなところだったから……ジムに行ったり、山登ったりしたな」モグモグ

電「大変そうなのです……」

提督「んー。そうでもなかったな。そりゃあ挫けそうになった事もあったけど、いじめっ子共を見返せると思ったら
   その苦労は安いもんだったし、さっき話した、幼馴染お姉さんが励ましてくれてな……」トオイメ

397: 2013/11/08(金) 23:28:46.87 ID:jacv9AaF0
雷「ねえ、司令官……そのお姉さんのこと、好きだったの?」

提督「え?ああ、ああ……まあ、そりゃあ、ね……」タジタジ

電「そのお姉さん、今は何をしてらっしゃるんですか?」

提督「ああ、この辺でレストランをやってる。俺はよく行ってるぞ。外に食べに行く時は5回に1回くらいの割合で。
   秋雲と熊野は連れて行ったっけか……今度は第六駆逐隊のみんなで行くか」

雷「楽しみね!」キラキラ

電「早く行ってみたいのです!」ワクワク

提督「期待してていいぞ。料理は絶品だ」

雷「私は料理より司令官の初恋相手が気になるなぁ」ニヤニヤ

提督「まあ、綺麗な人だよ。ちょっと変わってるけどな」

雷「うふふふふ」

――
――――

398: 2013/11/08(金) 23:35:10.69 ID:jacv9AaF0
電「楽しいお話して、美味しいお茶とお菓子を食べたら……眠くなってきちゃいました」ウトウト

雷「そうね……司令官も一緒にお昼寝しましょ?」トロン

電「お姉ちゃん……そんな」

提督「いいぞ。そうしよう。俺のベッド使うか」ゴロン

雷「やったー!」ポフッ

電「あの……失礼します……」モソモソ

雷「うふふ、司令官、あったかーい」ダキッ ギューッ

電「気持ちいいのです」ピタッ

提督「俺も気持ちいい……お休み」

399: 2013/11/08(金) 23:36:17.88 ID:jacv9AaF0
雷電編、おしまい。

思いの外よく書けました。もっとダメになることを想像してた自分が情けないですが……。

413: 2013/11/09(土) 00:44:11.15 ID:GJ28AX1H0
日向「あ、君……話には聞いているよ。中々可愛らしくなったね」

提督「ああ、日向か」

日向「君のことだからもう仕事は片付いているだろう?」

提督「まあ……ね」

日向「その姿になっても……大したものだよ」

提督「中身は大人のままだからな。仕事は大して苦にならない。高いところにある書類やらが
   自分で取れないのがちょっと面倒なくらいさ」

日向「そうか……」

提督「それで、どうしたんだ?」

415: 2013/11/09(土) 00:51:17.09 ID:GJ28AX1H0
日向「みんな、君が小さくなったことで話題が持ちきりだからね。気になって見に来たんだ」

提督「へえ、意外だな」

日向「なにがだい?」

提督「日向も噂話で動くもんなのかと思って」

日向「この話はもう噂話の域ではないぞ?」

提督「違う、そうじゃない。日向も周りに流されることがあるんだな、と」

日向「流されたわけじゃないさ。自分で見たかったから見に来ただけの話」

提督「そうか。やっぱり、いつもの日向だな」

417: 2013/11/09(土) 00:58:51.55 ID:GJ28AX1H0
日向「君は一体私がどんな人間だと思っているか分からないけど……本当に可愛らしくなったね」ナデナデ

提督「ん……気持ちいいな……もっとしてくれ」

日向「ふふふ……甘えん坊なんだな?」

提督「いいだろ?俺も仕事が終わって金剛を部屋に返しちまったから寂しかったんだ」

日向「まあ構わないさ。暫くこうしているのも悪くない」

419: 2013/11/09(土) 01:16:37.81 ID:GJ28AX1H0
さて、これからどういたしましょうか。

1.寝る
2.全年齢対象でもう一本
3.夜戦をもう一本

426: 2013/11/09(土) 01:26:17.80 ID:GJ28AX1H0
じゃあ羽黒編 その2、始めます。

427: 2013/11/09(土) 01:34:50.43 ID:GJ28AX1H0
コンコン

提督「どうぞ」

羽黒「失礼します」

提督「あ、羽黒か。来てくれて有難う。例の装備、これ。三式弾」

羽黒「あ、ありがとうございます……」ペコッ

提督「そんなにかしこまらなくていいよ」

羽黒「いえ……そんな……」

羽黒「あ、あの!司令官さん……」

提督「なんだい?」

428: 2013/11/09(土) 01:40:51.90 ID:GJ28AX1H0
羽黒「なにか……お手伝いできること、ありませんか?」

提督「え?いや、もう今日のデスクワークは全部済んでるから大丈夫だよ」

羽黒「そう……ですか」

羽黒「あ、あの……」

提督「どうした?」

羽黒「まだ……ここにいたら、駄目……ですか?」

提督「あー、全然そんなことないよ?でも何もないよ。いいの?」

羽黒「はい……それでいいんです」ニコニコ

429: 2013/11/09(土) 01:48:59.34 ID:GJ28AX1H0
羽黒「司令官さん……本当に小さくなってたんですね」

提督「ああ、まあね」

羽黒「凄いです……その体でもいつものようにお仕事されてるんですね」

提督「まあ、酷く困った事はあまりないからね」

羽黒「お疲れじゃありませんか?」

提督「え?まあ……それなりには」

羽黒「マッサージ……致しましょうか?」

提督「いいの?羽黒こそ疲れてないのか?」

羽黒「私はいいんです。横になって頂いていいですか?」

430: 2013/11/09(土) 01:52:59.78 ID:GJ28AX1H0
提督「ほい」ゴロン

羽黒「よいしょっ」キュム キュム ギュッ

提督「あ^ー……気持ちいい……すごく上手いね」

羽黒「えへへ……ちょっと得意なんですよ?」ギュッ ギュッ

提督「ほんとに気持ちいい……寝ちゃいそう……」

羽黒「司令官さん、可愛い」クスクス ギュムッ キューッ キュッ

――
――――

431: 2013/11/09(土) 02:00:35.36 ID:GJ28AX1H0
提督「ありがとう……身体が軽くなったよ」

羽黒「どういたしまして」

羽黒「司令官さん」

提督「んあ?」

羽黒「大好きです」ダキッ

提督「へ?どうしたいきなり」

羽黒「……今の姿の司令官さんになら……言えるかな、って」

羽黒「いつもの司令官さんも大好きですけど……なんだか言うのが怖くって……。本当はいつも感謝の
   気持ちでいっぱいです……私なんかをいつも気にかけてくれる司令官さんが大好きです。
   ありがとうございます……」

提督「そうか。こっちこそ、ありがとうな。俺も羽黒が大好きだから、忘れないでね」

羽黒「はい……」

432: 2013/11/09(土) 02:01:39.23 ID:GJ28AX1H0
羽黒編 その2、おしまい。

羽黒ちゃんは、普段は内気でも特殊な状況下で凄く積極的になれる子だと>>1は思うのです。

446: 2013/11/10(日) 01:46:03.34 ID:OptACQi80
飛龍「あ、提督」

提督「おお、飛龍か」

飛龍「本当に小さくなってたんですね」

提督「ああ、まあな」

飛龍「可愛いですね」

提督「お、そうか?だったら思う存分甘やかしてくれ」スリスリ

飛龍「あっ、駄目!艦載機が落ちちゃいますから……」

提督「よいではないか」

飛龍「多聞丸に怒られますよ!?」

447: 2013/11/10(日) 01:52:50.40 ID:OptACQi80
提督「飛龍……もっとスキンシップを取ってくれたっていいじゃないか……」ウルウル

飛龍「みっともないですよ!泣き落としなんて……」

提督「……どうしてそんなに冷たいんだよぅ」グスグス

飛龍「冷たいも何も……」

提督「もっと仲良くしてくれたっていいじゃんか……」グスッ

飛龍「もう……少しだけですよ?抱きしめてあげますから……」

提督「ありがとう!飛龍……」ダキッ

飛龍「もう……仕方ない提督です」ギュッ

448: 2013/11/10(日) 01:55:09.87 ID:OptACQi80
飛龍編、おしまい。

あまりいいネタが出てこなかったので安直で申し訳ないです……。

475: 2013/11/10(日) 23:37:18.94 ID:OptACQi80
遅れて申し訳ありません。瑞鳳編、始めます。

476: 2013/11/10(日) 23:44:35.84 ID:OptACQi80
瑞鳳「あ、提督……!」

提督「おお、瑞鳳か。どうした?」

瑞鳳「うー……その……提督がちっちゃくなったって聞いて……会ってみたくて……それだけ、なんだけど……」モジモジ

提督「ああ、そうか。どうだい、感想は?」

瑞鳳「えっと……か、可愛い……と、思うよ。会って、よかったな」モジモジ

提督「そうか」

瑞鳳「……あ、あのね!」

提督「なんだ?」

477: 2013/11/10(日) 23:49:22.97 ID:OptACQi80
瑞鳳「えっと、手伝える仕事とか……ある?」

提督「いや、もうデスクワークは終わったよ」

瑞鳳「そう……じゃあ、お茶、飲まない?」

提督「さっき飲んだから……いいかな」

瑞鳳「ええと……」

提督「どうしたんだ?」

瑞鳳「その……あの……暫く、一緒にいていい?」

提督「ああ、いいぞ」

478: 2013/11/11(月) 00:00:53.40 ID:yk6TvyNu0
瑞鳳「……」ジー

提督「そんなに見つめてどうした?」

瑞鳳「……ほっぺ、触っていい?」

提督「?いいぞ」

瑞鳳「柔らかい……」プニプニ

瑞鳳「頭なでてもいい?」

提督「ああ」

瑞鳳「いい匂い……」ナデナデ

瑞鳳「ギュってしていい?」

提督「お、おう」

瑞鳳「幸せ……」

479: 2013/11/11(月) 00:03:06.34 ID:yk6TvyNu0
提督「瑞鳳って、そんなにこども好きだったっけか?」

瑞鳳「ううん……提督が、好きなだけ……だよ」ゴニョゴニョ

提督「へ?なんて?」

瑞鳳「なんでもないよ」

瑞鳳「うーん……暖かくて幸せ……」トロン

480: 2013/11/11(月) 00:05:35.97 ID:yk6TvyNu0
瑞鳳編、おしまい。……息切れ気味ですね、自分。そろそろスレ落としたほうがいいのかな……。

490: 2013/11/11(月) 00:38:26.52 ID:yk6TvyNu0
長月「司令官……」

提督「おお、長月か。なんだ?」

長月「いや、皆口々に司令官が小さくなったと信じがたい話をしていてな。
   鎮守府ぐるみで私を騙そうとしているのかと思ったんだが……」

提督「残念だが本当だぞ。まあ、気持ちは解らんでもないがな」

長月「いや……司令官を疑うような真似をして申し訳ない……軍人失格だ……どんな処罰でも受けるつもりだ」

提督「そんなに重く受け止めないでくれ。俺は全然怒ってないぞ?」

長月「いや、けじめを付けねば気が済まない」

提督「相変わらずだな、長月は……。それがいいところでもあるけどな」

492: 2013/11/11(月) 00:45:12.48 ID:yk6TvyNu0
提督「……んー。じゃあ、キスしてくれ」

長月「なっ……何を言っている!?」

提督「キスだよキス。接吻、或いは口づけ」

長月「そんなことは解っている!……だが、しかし……」

提督「何だ?」

長月「それでは……罰に、ならないではないか……罰といえば、積極的にしたくないことを命じるものだろう?
   ……はっ!」

提督「え?じゃあ、長月は俺とキスしたかったの?」

長月「え?いや……あ、え……」オロオロ

493: 2013/11/11(月) 00:52:25.52 ID:yk6TvyNu0
長月「ああ、私は……その、司令官と……接吻を…………したい」ボッ バタンキュー

提督「ありゃりゃ」

――
――――

提督「落ち着いたか?」

長月「ああ……世話をかけて申し訳ない」

長月「それで、その……接吻はしてくれないのか?」

提督「それじゃあ罰にならないんじゃないの?」

長月「あ……それは……罰はまた別に受ける!だから……その、接吻をして欲しい」//////

提督「アハハ、意地悪いって悪かったな。じゃあ、キス、するか」

495: 2013/11/11(月) 00:56:45.10 ID:yk6TvyNu0
長月「……ん」

長月(……司令官が……こんなに近くに……)

チュッ

長月「あ……ありがとう。幸せだ……」トロン

提督「どういたしまして。長月は可愛いな」

長月「け、決して可愛くなど……!……いや、ありがとう、司令官」テレテレ

496: 2013/11/11(月) 00:57:21.66 ID:yk6TvyNu0
長月編、おしまい。

地味に自信作が書けました。

506: 2013/11/11(月) 21:49:18.60 ID:yk6TvyNu0
遅れてすみません。能代編、始めます。

507: 2013/11/11(月) 21:59:21.43 ID:yk6TvyNu0
能代「提督……」

提督「やあ、能代。ここには慣れたかい?」

能代「はい、楽しくさせていただいています」

提督「そりゃ、何よりだな。前からいた連中も新しい友だちだって喜んでたぞ」

能代「はい」

能代「あの……提督」モジモジ

提督「どうした?」

能代「……その、か、可愛らしい、お……お姿ですね」

提督「ああ、これね……」

508: 2013/11/11(月) 22:04:20.32 ID:yk6TvyNu0
能代「あ……お気を悪くしてしまいましたか?ごめんなさい!」

提督「そんなことないぞ?能代は俺のこの格好、気に入ったかな?」

能代「あっ、はい!とても可愛いと思います!」

提督「そうか、よかった」

能代「もう少し……一緒にいてくれますか?」

提督「お?いいぞ」

――
――――

509: 2013/11/11(月) 22:17:50.32 ID:yk6TvyNu0
提督「…………ハハハ、そうだったか。姉妹揃って元気そうで何よりだ」ニコニコ

能代「うふふ、そうですね」ニコニコ

提督「あ、そういえば。能代、ポッキーゲームしよう。11.11だし」

能代「なんですか?それ」

提督「このお菓子を両端から二人でかじってって、折らないように食べるんだ」

能代「え?……そうすると…………キス……することに……」ボッ

提督「まあ、そうなるな」

能代「まままま、まだ心の準備が!」//////

510: 2013/11/11(月) 22:23:30.42 ID:yk6TvyNu0
提督「まあまあ、そんなの齧ってるうちにできるさ。はい、あーん」

能代「あ、あーん」//////

ポリポリポリポリポリポリ

チュッ

能代「……」//////

提督「ふふ、能代は可愛いな。どうだい?」

能代「甘くって……幸せです」

提督「よかったよかった」ニコニコ

能代「し……失礼します!」ガチャッ バタン

提督「かわいいかわいい」

511: 2013/11/11(月) 22:24:17.29 ID:yk6TvyNu0
能代編、おしまい。

(ポッキーの日だからこれがやりたかっただけとは言えない……)

519: 2013/11/11(月) 23:40:30.61 ID:yk6TvyNu0
瑞鶴「あ、提督……」

提督「よ、瑞鶴」

瑞鶴「……」ジロジロ

提督「……ど、どうした?ジロジロ見られると落ち着かんのだが」

瑞鶴「ほんとに小さくなってる……また悪ふざけだと思ったのに……」

提督「信用ないな」

ダキッ ギューッ

提督「ファッ!?」

520: 2013/11/11(月) 23:50:14.75 ID:yk6TvyNu0
瑞鶴「なになに、なんなのこれ!?超可愛い!」

提督「あの?瑞鶴さん?」

瑞鶴「もう殺人的!キラキラでおっきい目!」

瑞鶴「それにちょっと長ーいまつげ!」

瑞鶴「ツヤツヤでいい匂いでくせっ毛の黒髪!」

瑞鶴「お肌はプニプニツヤツヤで真っ白!」

瑞鶴「もー、こんなのいつもの提督がちっちゃい頃とは思えない!」

提督「中身はまんまだけどね」ボソッ

瑞鶴「……はっ!」

バッ

瑞鶴「また提督にしてやられた……!もう許さない!口聞いてあげない!提督のバカー!」ガチャッ バタン

提督「行っちまった……」

521: 2013/11/11(月) 23:59:02.68 ID:yk6TvyNu0
数十分後

コンコン

提督「どうぞ」

ガチャッ

瑞鶴「失礼します……」

提督「ああ、瑞鶴か。口聞かないんじゃ……」

瑞鶴「そのこと……翔鶴姉に話したら、『また瑞鶴が早とちりで勝手に提督を悪者にしたんでしょう、謝りなさい』
   って……」

瑞鶴「だから……その、ごめんなさい」ムスー

提督「わかった」

瑞鶴「べ、別に……悪いとなんて思ってないんだから……翔鶴姉に言われたから……その、仕方……なく」グスグス

瑞鶴「…………うっ、ううっ……ごめんなさい……うわあああああん!」ビエエエ

522: 2013/11/12(火) 00:04:11.48 ID:9SA6DMGh0
提督「全く瑞鶴は……いつもこうだな。いいよ、別に怒ってないさ」ヨシヨシ

瑞鶴「ほんと……?」グズグズ

提督「ああ、ほんとだ」サスサス

瑞鶴「ありがと……」スンスン

524: 2013/11/12(火) 00:08:06.96 ID:9SA6DMGh0
今日ラス1。↓3お願いします。

追伸:夜戦は>>1が翌日休みの日のときのみ執筆させていただく方針で参りたいと思います。ご了承ください。
   やっぱ夜戦書くには結構労力と性欲がいるので……

529: 2013/11/12(火) 00:24:30.44 ID:9SA6DMGh0
阿賀野「あら、提督さん、こんにちは!」

提督「おお、阿賀野。いつにもまして元気だな」

阿賀野「だって、提督が可愛くって!」

提督「そうか」

阿賀野「そうだそうだ!ここ、阿賀野の膝の上に座ってください!」ポンポン

提督「お、おう……」ポム

阿賀野「んー……いいですねー!」

提督「よかったな」

530: 2013/11/12(火) 00:29:01.76 ID:9SA6DMGh0
阿賀野「提督……暖かいです。頭、撫でてもいいですか?」ソワソワ

提督「まあ落ち着け。撫でてもいいから」

阿賀野「やったぁ!」ナデナデ

阿賀野「……ううん、気持ちいいですね……提督、可愛いです」

提督「ありがとうな」

阿賀野「うふふ、寝ちゃってもいいですよー?」

提督「それは助かる」


阿賀野「……」スースー

提督「阿賀野が先に寝てどうするんだか……まったく」ニコッ

531: 2013/11/12(火) 00:31:03.70 ID:9SA6DMGh0
阿賀野編、おしまい。

持ってない上にキャラを掴みきれていないのでありきたりになってしまいました。リクをくれた方、申し訳ありません。

さて、今晩はこれにて。有難うございました。500レスを超えるとは夢にも思っておりませんでした。
皆様の応援の賜物です。重ねてお礼申し上げます。

532: 2013/11/12(火) 00:34:35.18 ID:Z0A+8c/h0
おつおつ!おやすみなさーい

次回: 提督「ちび提督と艦娘」【4】


引用: 【艦これ】提督「ちっさくなってる!?」