1: 2017/04/25(火) 18:06:59.408 ID:IdDPhZGN0.net
ラフィ「どのようにですか?」ニコニコ
ガヴ「…なんだか嬉しそうですね…ラフィ…」
ラフィ「そんなことありませんよー」ニコニコ
ガヴ「…なんだか嬉しそうですね…ラフィ…」
ラフィ「そんなことありませんよー」ニコニコ
3: 2017/04/25(火) 18:09:24.316 ID:IdDPhZGN0.net
ガヴ「この間は…」
タプリス「あっ、天真先輩!」バシャッ
ガヴ「うわっ!」
タプリス「すみません…掃除をしていたのですが、手が滑ってしまいました…」
ガヴ「いいんですよ、誰にでもミスはあります…」ポタポタ
タプリス「…すみません…」
ラフィ「単に手が滑っただけなのでは…」
ガヴ「これだけだったらそう思うんですが…」
タプリス「あっ、天真先輩!」バシャッ
ガヴ「うわっ!」
タプリス「すみません…掃除をしていたのですが、手が滑ってしまいました…」
ガヴ「いいんですよ、誰にでもミスはあります…」ポタポタ
タプリス「…すみません…」
ラフィ「単に手が滑っただけなのでは…」
ガヴ「これだけだったらそう思うんですが…」
4: 2017/04/25(火) 18:12:54.329 ID:IdDPhZGN0.net
ガヴ「こういうこともありました…」
タプリス「あ、天真先輩!」
ガヴ「あら、タプリス…元気?」
タプリス「元気ですよ?天真先輩はあんまり元気なさそうですね…」
ガヴ「…そう見えますか?」
タプリス「やっぱり、『食 べ 過 ぎ で 太 っ た』のがショックだったんですか?」
ガヴ「えっ…」
タプリス「違いますか?」
ガヴ「…」
ラフィ「…女の子にとっては悪質ですね」
ガヴ「あんな大声で廊下で言わなくてもいいのに…しかも昼休みで人も多くいましたし…」
タプリス「あ、天真先輩!」
ガヴ「あら、タプリス…元気?」
タプリス「元気ですよ?天真先輩はあんまり元気なさそうですね…」
ガヴ「…そう見えますか?」
タプリス「やっぱり、『食 べ 過 ぎ で 太 っ た』のがショックだったんですか?」
ガヴ「えっ…」
タプリス「違いますか?」
ガヴ「…」
ラフィ「…女の子にとっては悪質ですね」
ガヴ「あんな大声で廊下で言わなくてもいいのに…しかも昼休みで人も多くいましたし…」
5: 2017/04/25(火) 18:15:00.022 ID:IdDPhZGN0.net
ガヴ「他にも、筆箱を隠されたり…足をひっかけられたり、靴箱にいたずらされたり…数え切れない嫌がらせをされましたね…」
ラフィ「うーん…これはタプちゃんに事情を聞いた方がいいですね…」
ガヴ「…でも私が行ったところで素直に教えてくれるかは…」
ラフィ「…わかりました、私が行きましょう」
ガヴ「ありがとう、ラフィ…」
ラフィ「私達親友じゃないですか…」
ラフィ「うーん…これはタプちゃんに事情を聞いた方がいいですね…」
ガヴ「…でも私が行ったところで素直に教えてくれるかは…」
ラフィ「…わかりました、私が行きましょう」
ガヴ「ありがとう、ラフィ…」
ラフィ「私達親友じゃないですか…」
7: 2017/04/25(火) 18:16:28.718 ID:IdDPhZGN0.net
放課後
タプリス「えっ…天真先輩を虐めてる?私が…?」
ラフィ「少なくともガヴちゃんはそう感じてるみたいですよ?」
タプリス「少し…いじってはいたと思っていたんですが…」
ラフィ「…自覚はなしですかー」
タプリス「えっ…天真先輩を虐めてる?私が…?」
ラフィ「少なくともガヴちゃんはそう感じてるみたいですよ?」
タプリス「少し…いじってはいたと思っていたんですが…」
ラフィ「…自覚はなしですかー」
10: 2017/04/25(火) 18:17:44.031 ID:IdDPhZGN0.net
ラフィ「でも、なんでこんなことをしたんですか?」
タプリス「実は…」
ゴニョゴニョゴニョゴニョ
ラフィ「…フムフム…へえ…なるほどー(これは…)」ニコニコ
タプリス「実は…」
ゴニョゴニョゴニョゴニョ
ラフィ「…フムフム…へえ…なるほどー(これは…)」ニコニコ
11: 2017/04/25(火) 18:20:00.343 ID:IdDPhZGN0.net
翌日
ラフィ「タプちゃんがガヴちゃんを虐めてる理由がわかりましたよー」ニコニコ
ガヴ「…わかったのはいいのですが…妙に嬉しそうですね…ラフィ」
ラフィ「ところでガヴちゃんは反動形成って知ってますか?」
ガヴ「…聞いたことはありますが、詳しくは…」
ラフィ「簡単にいうと…好きな子を虐めたくなる現象のことですよー」ニコニコ
ラフィ「タプちゃんがガヴちゃんを虐めてる理由がわかりましたよー」ニコニコ
ガヴ「…わかったのはいいのですが…妙に嬉しそうですね…ラフィ」
ラフィ「ところでガヴちゃんは反動形成って知ってますか?」
ガヴ「…聞いたことはありますが、詳しくは…」
ラフィ「簡単にいうと…好きな子を虐めたくなる現象のことですよー」ニコニコ
13: 2017/04/25(火) 18:23:04.854 ID:IdDPhZGN0.net
ガヴ「つまり、その、あれですか…タプリスは…私の事が好きで虐めてたと…」
ラフィ「本人にそこまでの自覚はなかったみたいですけどねー」ニコニコ
ガヴ「…後でタプリスと会ってきます」
ラフィ「あら、どうなるんでしょうね…?」
ガヴ「先に言っておきますがついてこないでくださいね…?デリケートな話をしますので」
ラフィ「それは残念ですー」スタスタ
ラフィ「本人にそこまでの自覚はなかったみたいですけどねー」ニコニコ
ガヴ「…後でタプリスと会ってきます」
ラフィ「あら、どうなるんでしょうね…?」
ガヴ「先に言っておきますがついてこないでくださいね…?デリケートな話をしますので」
ラフィ「それは残念ですー」スタスタ
14: 2017/04/25(火) 18:27:27.812 ID:IdDPhZGN0.net
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
タプリス「…天真先輩…こんなところに呼び出して…やっぱり怒ってるんですか…?」
ガヴ「…」
タプリス「…その件でしたら…その、すみませんでした!…私ら本当は…」ドゲザ
ガヴ「…ラフィから話は聞きました…」
タプリス「え?」
ガヴ「ごめんなさい、タプリス…」
タプリス「なんで、天真先輩が謝るんですか…?」キョトン
タプリス「…天真先輩…こんなところに呼び出して…やっぱり怒ってるんですか…?」
ガヴ「…」
タプリス「…その件でしたら…その、すみませんでした!…私ら本当は…」ドゲザ
ガヴ「…ラフィから話は聞きました…」
タプリス「え?」
ガヴ「ごめんなさい、タプリス…」
タプリス「なんで、天真先輩が謝るんですか…?」キョトン
15: 2017/04/25(火) 18:31:02.804 ID:IdDPhZGN0.net
ガヴ「…あなたの好意に私がもっと早く気付いてあげられれば…」
タプリス「…」
ガヴ「…お互い辛い思いをすることもなかったのに…」
タプリス「…あ、あの…」
ガヴ「ごめんなさい、タプリス!」ダキツクッ
タプリス「…んーんー(天真先輩に抱きしめられるの幸せです…苦しいですが)」
ガヴ「…ああ、これじゃあ話せませんよね…ごめんなさい」カパッ
タプリス「…ふぅふぅ」
ガヴ「…タプリス、本当はね…」
タプリス「…」
ガヴ「…お互い辛い思いをすることもなかったのに…」
タプリス「…あ、あの…」
ガヴ「ごめんなさい、タプリス!」ダキツクッ
タプリス「…んーんー(天真先輩に抱きしめられるの幸せです…苦しいですが)」
ガヴ「…ああ、これじゃあ話せませんよね…ごめんなさい」カパッ
タプリス「…ふぅふぅ」
ガヴ「…タプリス、本当はね…」
16: 2017/04/25(火) 18:36:39.786 ID:IdDPhZGN0.net
ガヴ「私もタプリスのことがね…」
タプリス「えっ…?」
ガヴ「…………………なんですよ…?」
バサバサー
ーーーーーー
ラフィ(あの日以来、タプちゃんとガヴちゃんがとても仲良しになった気がします…何があったんでしょうね…)
ガヴ「あら、タプリス…今日は何しに来たんですか?」
タプリス「天真先輩とジジ抜きをしにきました!」
ガヴ「でも、二人じゃゲームとして成り立ちませんよ?」
タプリス「じゃあ…白羽先輩!一緒にやりませんか?ババ抜き」
ラフィ「えっ…あ、いいですよー」
タプリス「じゃあ決まりですね!」
ガヴ「今日も楽しくなりそうですね」
ラフィ(まあ、本人達が幸せならそれが一番ですよね…)
おわり
タプリス「えっ…?」
ガヴ「…………………なんですよ…?」
バサバサー
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ラフィ(あの日以来、タプちゃんとガヴちゃんがとても仲良しになった気がします…何があったんでしょうね…)
ガヴ「あら、タプリス…今日は何しに来たんですか?」
タプリス「天真先輩とジジ抜きをしにきました!」
ガヴ「でも、二人じゃゲームとして成り立ちませんよ?」
タプリス「じゃあ…白羽先輩!一緒にやりませんか?ババ抜き」
ラフィ「えっ…あ、いいですよー」
タプリス「じゃあ決まりですね!」
ガヴ「今日も楽しくなりそうですね」
ラフィ(まあ、本人達が幸せならそれが一番ですよね…)
おわり
17: 2017/04/25(火) 18:40:55.922 ID:fraQdtGe0.net
乙
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