1: 2014/08/24(日) 14:47:32.48 ID:PjOXb7Boo


シリーズ:提督「安価でみんなと遊ぶ」シリーズ 

最初から:提督「安価でみんなと遊ぶ」【1】
前回:提督「安価でみんなと遊ぶ」【10】

提督「金剛はかわいいな」

金剛「て、提督? いきなりなんですカ?」

提督「嫌だったか?」

金剛「嬉しいデース。でも、何時もの提督らしくないネ」

提督「そうか、こうして告白するのは初めてだからな……」

金剛「わ、ワッツ!?」

提督「しまった……金剛、この際言う」

金剛「……」ドキドキ

提督「俺と、結婚してくれ」

金剛「も、もちろんデース!」

提督「良かった……断られたらどうしようかと」

金剛「断るはずないデース!」

提督「じゃあ……その、いいか。恋人同士でしかできない事」

金剛「もちろんデス……」

提督「目、瞑れ」

金剛「……」ドキドキ

艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)

2: 2014/08/24(日) 14:48:12.50 ID:PjOXb7Boo
~~~~~~~~

金剛「……ハッ」ガバッ

榛名「どうしました金剛お姉さま。何か悪い夢でも?」

金剛「……ドリーム?」

榛名「え、ええ。今まで寝てましたし」

金剛「……もう一回寝るデース」

榛名「金剛お姉さま!?」

金剛「邪魔するなネ榛名! 私は今から提督の子どもを……!」

榛名「夢の内容は知りませんが、どう考えてもとばしまくってますよね!?」


霧島「今日も朝から大変なようで」

比叡「朝ご飯できましたよー」

霧島「……」ダッ

比叡「なんで逃げるの!?」

4: 2014/08/24(日) 14:49:31.06 ID:PjOXb7Boo
―執務室―

霞「遊ぶのは自由だけど、こっちにまた過剰な仕事が来るようなら――沈めるわよ」

提督「イエス! ユアハイネス!」

霞「ふん」

バタン

提督「あれから幾日か……ようやく自由になった」

提督「さあ、また今日から遊ぶぞ!」

↓2

6: 2014/08/24(日) 14:51:23.17 ID:RWI8ZCPy0
如月ちゃん

8: 2014/08/24(日) 14:57:37.20 ID:PjOXb7Boo
提督「如月は前に酷い目にあった……いや、薬を盛ろうとして自分で飲んだだけだけど」

提督「前見たときには健康だったから、今度はどんなことでも手加減はしない」

↓2

10: 2014/08/24(日) 15:03:39.89 ID:dRMgWWKc0
痛んだ髪をブラッシング

12: 2014/08/24(日) 15:17:52.10 ID:PjOXb7Boo
如月「司令官、作戦完了したわ」ガチャ

提督「ご苦労。ちょっとこっち来てくれないか」

如月「あら、なあに?」スタスタ

提督「ちょっと髪触るな」スッ

如月「あっ、もう……今は戻ってきたばかりで、すこし汚れているでしょう?」

提督「いや、ちゃんと手入れがされている。汚れているなんて思わない」

如月「司令官ったら、上手なんですから」

提督「気になるというのなら、ブラッシングをしてやろう」

如月「え、本当?」

提督「なんだ、おかしなことでも言ったか?」

如月「ちょっと珍しくて……」

提督(ここ幾日かは霞にカンヅメされてたからな……)

如月「もちろん、よろしく頼むわ」

13: 2014/08/24(日) 15:18:21.80 ID:PjOXb7Boo
――――――――


提督「こんなものか」

如月「うふふ、お上手でしたわ司令官」

提督「言われるままに梳いただけだけどな」

如月「好きな人にしてもらうだけで、全然違う物ですから」

提督(そこまで信頼してくれているのか。ありがたいことだ)

如月「では司令官、また機会があればよろしくお願いします」

バタン

提督「無言で梳くだけだったけど、またしてもらいたいと思うほど良かったのか?」

提督「まあ礼儀で言ってくれただけかも。気にしないほうがいいだろう」

↓2

15: 2014/08/24(日) 15:19:21.88 ID:dNj60uyrO
如月追いかけて腹パン

17: 2014/08/24(日) 15:48:23.58 ID:PjOXb7Boo
―廊下―

「うおおおおおお!」ダダダダ

如月「……? 司令官?」クルッ

提督「如月ぃいいいいいい!」ダダダダ

如月(司令官が追いかけてくる→抱きしめる→押し倒してくる)

提督(如月の動きが止まった? よし、手加減はせんぞ!)シュッ

如月「もう! 司令官ってば早いわよ!」ドゴォ

提督「グフゥッ!」

如月「あら、司令官?」

提督(良いパンチだった……ガクッ)


菊月(ずっと見てたが、走ってきたスピードがカウンターになり、そのまま威力になった感じだった)

18: 2014/08/24(日) 15:48:52.13 ID:PjOXb7Boo
―執務室―

提督「腹にパンツを巻いて『腹パン(笑)』とかしようと思った結果がこれだよ」

提督「まあ普段から兵装抱えてる人物が、非力なわけがないな……」

提督(ていうか今まで俺がアイツらに勝ったことあったっけ……あ、吹雪なら勝ったか)

↓2

20: 2014/08/24(日) 15:50:00.53 ID:k8jZODa5O
提督が吹雪の爪を剥ぐ

24: 2014/08/24(日) 16:21:14.35 ID:PjOXb7Boo
―執務室―

提督「吹雪、ちょっと指かしてくれ」

吹雪「はあ、なんですか?」

提督「気になるから爪剥がせろ」

吹雪「拷問とか勘弁してくださいよ!?」

提督「違う違う。その白いところがさっきから気になるんだよ」

吹雪「え? あ、ちょっと爪の皮が剥がれてますね」

提督「綺麗に剥いでやるから、ちょっとかせ」

吹雪(何で司令官はそういう技術だけ覚えてるんでしょう……)

提督「それと、俺これから出かけるから秘書官には言っておいてな」

吹雪「え」

25: 2014/08/24(日) 16:21:48.99 ID:PjOXb7Boo
―高級料理店―

大和「ふわぁ……いいんですか? こんなところで食事して」

提督「今までお世話になっているお礼だ」

加賀「ですが、これは他の者たちに申し訳ないような気がします」

提督「大丈夫だ。間宮と鳳翔、手伝いに龍鳳もつけてある。今日は鎮守府でも豪勢だ」

武蔵「遠慮する理由は無いと」

長門「支払いとかは大丈夫なのか?」

提督「安心しろ、俺の自腹だ」

陸奥(遠慮しちゃうんだけど)

赤城(あんまり安心できないですよねぇ)

26: 2014/08/24(日) 16:22:20.52 ID:PjOXb7Boo
―執務室―

提督「なんか今回もあんまり食べてなかった気がする」

提督「口に合わないのか……もしくは、やっぱり食堂で豪勢な食事をとった方がいいって事か?」

提督「食事量多い奴は間宮さんに負担を強いらせそうだが……まあ、鳳翔に龍鳳もいるし今度から一緒にしようかな」

↓2

28: 2014/08/24(日) 16:23:59.73 ID:ch3/maPNO
妖精達と戯れる

29: 2014/08/24(日) 16:45:55.77 ID:PjOXb7Boo
―工廠―

提督「妖精さん妖精さん」

妖精「はあ、なんでしょう」

提督「妖精さんは仕事が無い時は何をしているの?」

妖精「なにもしていないのでありましてー」

提督「そうなの?」

妖精「もちろん、しごとがあるひとはそちらをがんばっているのです」

友永隊「そうですな。私たちは何もない日でも訓練をいたしておりますぞ」

提督「さすが友永隊」

応急修理女神「われわれはむしろでばんがないです」

提督「使ったら終わりだもんな」

応急修理女神「でばんがないにこしたことはないのですよ」

妖精「なにもないひ、てーとくさんはなにをしているのです?」

提督「遊んでるだけ」

『なんと』


夕張(楽しそうだなぁ)

明石(提督は仕事しなきゃいけないんじゃ……)

30: 2014/08/24(日) 16:46:23.16 ID:PjOXb7Boo
―執務室―

提督「妖精さんの事をちょっと知った」

提督「それが役に立つ日は――多分来ない」

↓2

33: 2014/08/24(日) 16:49:52.71 ID:uoKQQlo/o
加古のおへそprpr

35: 2014/08/24(日) 19:05:55.80 ID:PjOXb7Boo
提督「前科有でこんなことしたくないんだけど……」


―食堂―

加古「zzz……」

提督「こんなところで居眠りしてるし、仕方ないよね!」

提督「しかし、机に座って寝られているこの恰好。どうやってへそを舐めればいいのか」

提督「……」

提督「そのままでいいんじゃね。机の下にかがめばいけるだろ」

加古「ぅん……」

提督「おっと、起きる前に実行に移しておこう。いただきまー……」スッ ペラッ

古鷹「こらっ、加古ったらこんなところで居眠りして……」

提督「……」

古鷹「……提督、なんで加古の服をまくっているんですか?」

提督「……prpr」

加古「ふひゅっ……んん?」

古鷹「て、提督!」ガシャン

加古「えっ? なんで古鷹こっちに主砲を……って、なんだかお腹がくすぐったい!?」

提督「加古がいて撃てるのなら撃ってみるがいい。さあ、かかってこ――」

ドーン

36: 2014/08/24(日) 19:07:05.74 ID:PjOXb7Boo
―執務室―

提督「まさかうまく加古を避けるなんてな……流石命中率がいいだけはある」

提督「明石に壊れたものの修理を頼まなきゃ。そろそろ明石は怒っていいと思う。うん」

↓2

38: 2014/08/24(日) 19:09:34.13 ID:Gr1Ae+7ho
10回以上吹雪のスカートをめくる

40: 2014/08/24(日) 20:23:50.13 ID:PjOXb7Boo
提督「そんなにスカートめくっても、多分あきられるぞ。うーん」


―廊下―

提督「まずは普通に一回」ヒラッ

吹雪「きゃああああああ!!?」


提督「風を巻き起こして一回!」ブワッ

吹雪「扇風機の使い方考えてください!」


提督「マジックハンドで一回」ウィーン

吹雪「なんで持ってるんですか!」


提督「罠に引っ掛けて一回」バサッ

吹雪「鎮守府の中で宙吊りされるとは思いませんでした」


提督「足でめくる」シュッ

吹雪「思ったより普通ですね」


提督「釣竿を使って一回」ブンッ

吹雪「当たると危ないのでやめてくださいね」


提督「人に行かせる。行け、妖精さん!」ゴー

吹雪「そこまでしますか?」


提督「スカートが重力に逆らう!」ゴッ

吹雪「どうなってるんですか!?」


提督「なんとなくめくれる!」

吹雪「偶然ですよねそれ!」


提督「自分がスカートを着てめくる」ペラッ

吹雪「うぷっ……って、私のスカートじゃないですか! やめてくださいよ!」


提督「頼む、スカートめくってくれ」

吹雪「今更ですよねそれ!? もちろん断りますから!」

42: 2014/08/24(日) 20:47:00.56 ID:PjOXb7Boo
―執務室―

提督「ふぅ……」

提督「悪質だな、十回もめくるなんて。ありがたみもありもしない」

提督「そういうのはやっぱりチラリズムが大切だ。少しは自嘲した方がいいな」

提督(ぶっちゃけあんまりおもしろくなかった)

↓2

44: 2014/08/24(日) 20:48:30.66 ID:CZZNNUMAO
北方ちゃんなでなでしにいく

50: 2014/08/24(日) 21:17:00.81 ID:PjOXb7Boo
提督「北方……? ああ、前に追い返されたあれか」

提督「もうあらかた片づけた海域だが……まだいるのか?」


―北方AL海域―

北方棲姫「また……海に還るの……かな……」

北方棲姫(おねえちゃんも……きっとそこに……)

提督「あちゃあ……もう沈む直前、かな」

北方棲姫「だれ……?」

提督「覚えてないか? って、あれくらいじゃ記憶に残らないか」

北方棲姫「……?」

提督「あー、まあ……とりあえずやることやっておくか」

北方棲姫「こないで……!」ガシャン

提督「大破じゃ攻撃なんてできないだろう。無理すんな」

北方棲姫「……っ」

提督「……よしよし。もう疲れたろう。自分の仲間の所へ帰るんだ」

北方棲姫「なかま……おねえちゃん……」

提督「うーん……まあいいか。じゃあな」

提督(あんまり首つっこまない方がいいか。それに、情が移ると戦いにくくなる)ザパァ

北方棲姫「……どこ……おねえちゃん……」

「あの人間、まだ……」

北方棲姫「おねえ――」

51: 2014/08/24(日) 21:17:38.26 ID:PjOXb7Boo
―執務室―

提督「あんな風にしたのはこっちだけど、ああも弱られるとねぇ……」

提督「このご時世、気にしててもしょうがないけど」

↓2

53: 2014/08/24(日) 21:19:28.71 ID:WmweVvLP0
矢矧に後ろからそっと近づき

提督「さけるチーズ。」(矢矧のポニーテールをさけるチーズに見立てて左右に広げる)

54: 2014/08/24(日) 21:42:16.89 ID:PjOXb7Boo
―阿賀野型の部屋―

提督「さけるチーズ」スッ

矢矧「……」

阿賀野(な、なんだか知らないけど、凄く行動が早かった気がするっ)

能代(いつの間に矢矧の背後に……)

酒匂(さけるちーず?)

提督「……」

矢矧「……」

提督「さけるチーズ」スッ

矢矧「……」

提督(反応が無い!?)

阿賀野「提督さん、どういう事か聞いてもいい?」

提督「言葉のままだけど……」

能代「阿賀野姉ぇは多分、どういうものかわかってないんじゃない?」

提督「え、ああ、そういうこと」

酒匂「あたしも何かわかんないー、司令、さけるチーズって?」

矢矧「恥ずかしながら、実は私も……」

提督「能代以外分かってなかったのか……」

55: 2014/08/24(日) 21:43:32.58 ID:PjOXb7Boo
―食堂―

間宮「これがさけるチーズですよ」

阿賀野「へぇ……」

矢矧「綺麗にさけるのね」

酒匂「おもしろーい!」

能代「普通に作れるのね」

提督「ふふん、間宮さんにかかれば楽勝だな」

間宮「どうぞ、皆さんで頂いてください。本数は無いので、あまり周りに知らせないようにしてくださいね」

阿賀野「わーい! じゃあ阿賀野半分!」

能代「阿賀野姉ぇとりすぎ!」

矢矧「これはなかなか……」

酒匂「うまうま♪」

提督(……はっ、今なら!)

阿賀野「矢矧ー、さけるチーズ。あははっ」スッ

矢矧「……」

提督「阿賀野に先にとられた!」

能代「阿賀野姉ぇも提督も子供すぎ……」

酒匂(矢矧ちゃん、すごくどうでもよさそうな顔してるー)

56: 2014/08/24(日) 21:44:25.01 ID:PjOXb7Boo
―執務室―

提督「ポニテで遊ぶ阿賀野と黙々とチーズを食べる矢矧の光景はシュールだった」

提督「ちなみに、相手がいないから阿賀野にしようかと思ったら、能代に冷たい目で見られた」

提督「今回は一応最初にしたし、まあ成功でいいんじゃないかな」

↓2

58: 2014/08/24(日) 21:45:02.17 ID:vK85/vhJO
川内を昼戦主義になるよう洗脳する

59: 2014/08/24(日) 22:13:09.04 ID:PjOXb7Boo
提督「無理です」

提督「……といいたいところだけど、流石にうるさいっていう苦情がたくさん来ている。しかも神通と那珂ちゃんが寝不足なのも見受けられる」

提督「しょうがない、ひと肌脱ぐか」


―夜・川内型の部屋―

川内「夜戦行きたい!」

那珂(これはまたうるさくなるよ……)

神通「そういえば、提督が呼んでたみたい」

川内「本当? 夜戦の話かな?」

神通「実際に行ってみた方が早いかと」

川内「待っててね夜戦!」ガチャ

那珂「本当なの?」

神通「ええ、相談しに言ったら、夜に呼んでくれって……」

60: 2014/08/24(日) 22:14:57.69 ID:PjOXb7Boo
―廊下―

川内「やっせんー夜戦~♪」

提督「よう、ご機嫌だな」

川内「提督、呼んだって聞いたけど」

提督「ああ、最近ちょっと川内は夜戦ばかりに重視しすぎな気がしてな」

川内「それもう! 夜戦が大好きだから!」

提督「だがそれだけでは、いつかは止まってしまう」

川内「止まる……」

提督「だから、MVPをとってみろ。川内は夜戦だけじゃないってところを見せてみろ」

川内「……」

提督「お前が俺の期待に応えてくれたその時は……一緒に夜戦をしよう」

川内「一緒に……夜戦!?」

提督「じゃあな、頑張ってくれよ」

川内「うん!」

川内(そう言われたら頑張るしかないからね)

川内「よーし、今日はもう寝るぞー!」

61: 2014/08/24(日) 22:16:52.58 ID:PjOXb7Boo
~次の日~

川内「おはよー!」

提督「元気だな川内。また夜戦のために夜更かししたかと思ってたぞ」

川内「だって、MVPとったら一緒に夜戦してくれるんでしょ? だったら昼戦もがんばらないと!」

提督「は? そんなこと言ったっけ」

川内「昨日の夜に会った時言ったじゃんか」

提督「そういや昨日の夜なんで来なかったんだ? ずっと執務室で待ってたんだが」

川内「え……ろ、廊下に出てたよね?」

提督「呼んでるやつがいるのに、それを待たずに廊下なんて出るか」

川内「……」

提督「川内?」

川内「今日は夜戦はいいや……」

提督「川内!?!?」

62: 2014/08/24(日) 22:17:40.30 ID:PjOXb7Boo
―執務室―

提督「一体川内の身に何が……下手な幽霊よりも怖いよな……」

提督(あれから川内が夜に静かになったのはいいことだけど、いつまでもつかね)

提督「……明日には直ってるだろうな」

↓2

64: 2014/08/24(日) 22:19:14.54 ID:WmweVvLP0
ヲ級の帽子を奪取。鎮守府のみんなにみせびらかす

65: 2014/08/24(日) 22:37:36.87 ID:PjOXb7Boo
―南西諸島防衛線―

ヲ級「はぁ……平和ね……」

提督「だな」

ヲ級「ひいっ! こ、こないでぇ!」ザザッ

提督「おいおい、散々な物言いだな」

ヲ級「お願い、見逃してぇ……」

提督(なんでこんなに怖がられてるんだ……)

ヲ級「……何しに来たの?」

提督「その帽子貰おうかと」

ヲ級「そ、それだけは勘弁して!」

提督「えぇ……じゃあ、この帽子かぶって」スッ

ヲ級「わ、分かった……」

提督「かぶったところで奪取! じゃあな!」ザパァ

ヲ級「……サーモン沖から出ないように……だめ、どこにでもあの人間でてきそう……」

66: 2014/08/24(日) 22:38:02.53 ID:PjOXb7Boo
―執務室―

提督「とりあえず帽子を見せたけど特に反応は無かった。まあ普通の帽子だし」

提督「ていうか、あのヲ級は大丈夫なのか。あんなに怖がって戦えてるの?」

提督「……いや、余計な心配なんだろうけど」

↓2

76: 2014/08/24(日) 22:58:12.38 ID:Tsg4DGjE0
電と北方と遊園地

81: 2014/08/24(日) 23:19:37.74 ID:PjOXb7Boo
提督「いや無理無理。どうやってあいつを遊園地まで連れて行くんだよ。もう沈む寸前だったのに」

提督「うーん……」

夕張「提督ーって、何やらお悩みのようですね」

提督「ああ夕張。一つ聞きたいんだが、深海の奴と遊園地行く方法ってあるのか?」

夕張「遊園地? も、もしかして提督……!」

提督「いやいや、そういうことじゃなくて……ちょっと、この前会った奴にかくかくしかじか」

夕張「……はぁ。情がわいたとしても、それは無謀ですよ」

提督「だよなぁ」

夕張「……何時しか前の、見たいものが見れる機械の改良版です」

提督「それで、ちょっとでも罪悪感を紛らわせと」

夕張「当たり前です。相手は敵なんですから」

提督「……分かった。悪かったな」

82: 2014/08/24(日) 23:20:13.75 ID:PjOXb7Boo
~夢の国~

提督「ってことで自由だぜ! 場所はネズミがいるところだけどな!」

北方棲姫「おねえちゃんは?」

提督「……だ、誰でもいいから姉代わりになる人ー」

電「電の力を見るのです!」

提督「あちゃあ、末っ子来ちゃったか」

北方棲姫「おねえちゃんは……?」

電「電がお姉ちゃんの代わりになってあげるのです!」

北方棲姫「おねえちゃんはもっとおむねが大きい……」

電「ぅ……」

提督「い、電? そんなところでうなだれてないで、アトラクション乗ろう、な?」

北方棲姫「あれ乗りたい」

提督「ああ、スプラッシュ……ね」

電「でも司令官さん、待ち時間が……」

[二時間半待ち]

提督「……」

北方棲姫「乗りたい」

電「ほ、他のは無いのですか?」

北方棲姫「……あれ」

提督「熊のハニー……は」

[二時間待ち]

提督「……」

北方棲姫「だめ?」

電「べ、別は?」

北方棲姫「じゃあ……」

提督「ビッグサンダー……」

[一時間半待ち]

提督(あ、これ待つだけで夢が終わるや)

電「まともに乗れそうにないですね……」

北方棲姫「楽しみ」

83: 2014/08/24(日) 23:20:40.41 ID:PjOXb7Boo
――――――――


夕張「どうでした?」

提督「何も乗れなかった……」

夕張「はい?」




提督「休日や祝日前提だったのがミスだな。もっと何もない日を想像していれば……!」

提督「悔やんでもしょうがない。次の事を考えよう」

↓2

86: 2014/08/24(日) 23:32:29.49 ID:bogNhycAo
ゆっくりしよう

87: 2014/08/24(日) 23:35:10.71 ID:PjOXb7Boo
提督「誰かとゆっくりしよう。いや、もうむしろ一人でゆっくりしよう」

「……」ギラン

提督「一人はダメだ。しょぼくても理由がなくちゃ撃たれる」

提督「さて、誰の所に行こうか」

↓2

90: 2014/08/24(日) 23:37:02.91 ID:t/4dRLPm0
第六駆逐隊

92: 2014/08/25(月) 00:20:07.02 ID:6oFY49tco
―暁型の部屋―

提督「入るぞ」

暁「……ほ、本物よね?」

提督「は? 何言ってんだ」

雷「司令官の偽物がいるってこと?」

暁「いや、なんでもない……」

響「暁、気にしてもしょうがないよ。見分けることはできないんだから」

提督「えーと、気にしなくてもいいのか?」

雷「二人は最近いつもこんな感じよ」

電「心配なのです」

提督「カウンセリングとか行かせた方がいいかな……」

響「そ、そこまで重症じゃないよ」

暁「そ、そうそう。一人前のレディは自分の体長にも気を配るのよ」

提督「そう言うなら問題ないが……」

93: 2014/08/25(月) 00:21:18.80 ID:6oFY49tco
雷「それで、司令官は何の用なの?」

提督「まったりしにきた」

暁「司令官と?」(暁と響はどこを見て喋ってたんだ?)

響「まったり……」(いわゆるこっくりさんの紙を用意した)

雷「私は良いと思うわ」

電「特に何もしないのなら、電はいいのです」

提督「二人は優しいなぁ。暁と響はどこを見てるんだ?」

暁「き、気にしなきゃいいのよ。うん」

響「雷と電が相手している司令官なら大丈夫、大丈夫……」

提督「なあ雷、この二人本当に大丈夫だと思うか?」

雷「電とちゃんと見てることにするわ」

電「なのです」

94: 2014/08/25(月) 00:24:08.51 ID:6oFY49tco
―執務室―

提督「俺はまったりできたけど、あの二人が……」

提督「うーん、怖がらせ過ぎたかな。ちょっと自重しよう」

次回:提督「安価でもっとみんなと遊ぶ」【2】

引用: 提督「安価でもっとみんなと遊ぶ」