1: 2014/09/10(水) 15:50:21.11 ID:JaN7hGW/o


シリーズ:提督「安価でみんなと遊ぶ」シリーズ 

最初から:提督「安価でみんなと遊ぶ」【1】
前回:提督「安価でもっとみんなと遊ぶ」【10】

比叡「お姉さま、比叡はお先に嫁に参ります」

金剛「ワッツ!? ちょ、ちょっとどういうことネ比叡!」

提督「比叡、挨拶は済んだか?」

比叡「はい、司令……いえ、あなた」

金剛「あなた!?」

提督「お前からそう言われるとくすぐったいな。でも、悪くない」

比叡「もう、あなたったら」

提督「金剛、比叡は幸せにする。絶対にだ」

金剛「え、ええ……」

提督「じゃあ、一生に一度の比叡の晴れ舞台だ」

比叡「お姉さま、必ずブーケをお姉様に届けますから」

金剛「……ど、どういうことデース!」

艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)

2: 2014/09/10(水) 15:50:48.35 ID:JaN7hGW/o
~~~~~~~~


金剛「……」ムクッ

榛名「ふわ……あれ、金剛お姉さま、まだ五時ですから寝ていてもいいんですよ?」

金剛「悪夢デース! 寝られるわけがないデース!」

榛名(今度の夢はいったいなんだったんでしょうか……)

金剛「ちょっと外走ってくるデース!」ガチャ

バタン

霧島「ん……一体何ですか……?」

榛名「さあ……?」

4: 2014/09/10(水) 15:51:58.93 ID:JaN7hGW/o
―執務室―

霞「しばらくは休みにしてあげるわ、感謝なさい」

提督「じゃあもう仕事しなくていいってことですか? やったー!」

霞「は?(威圧)」

提督「すみません」

霞「別に仕事がなくなったわけじゃないから、勘違いしないことね。提督業はしっかりしなさい」

バタン

提督「悪夢の缶詰の日々が終わった……よし、その分いろいろしてやるぜ!」

↓2

6: 2014/09/10(水) 15:56:17.90 ID:6H1qY/QZO
天龍にマッサージしあう

9: 2014/09/10(水) 16:23:41.10 ID:JaN7hGW/o
―天龍型の部屋―

提督「マッサージし合おうぜ」

天龍「お、いいぜ。でもどうするんだ?」

提督「そりゃ、正面からこう向き合って、肩もみだろう」

天龍「こうか?」モミモミ

提督「そうそう……しづらいな」モミモミ

天龍「同感だ」モミモミ

龍田「天龍ちゃ――提督?」ガチャ

10: 2014/09/10(水) 16:24:07.83 ID:JaN7hGW/o
提督「おう龍田か。どうした、そんな目つきを悪くして」

龍田「何やってるのかしら、提督~?」

提督「マッサージ、だよな、天龍」

天龍「そうだな、何かおかしいところでもあるか?」

龍田「……」

提督「それにしてもやりづらいな……」モミモミ

天龍「だよなぁ」モミモミ

龍田(……これで怒ったら、まるで私が不純みたいじゃない……やっかいねぇ)

11: 2014/09/10(水) 16:24:40.65 ID:JaN7hGW/o
―執務室―

提督「龍田がやっかいものを見る目で見ていたから、そこそこのところで逃げてきた」

提督「でも、普通にマッサージしていただけなんだけどなぁ」

↓2

13: 2014/09/10(水) 16:31:46.39 ID:mfQq4vlkO
霞に腹パン

16: 2014/09/10(水) 16:45:06.69 ID:JaN7hGW/o
霞「……しばらく休んでいいとは言ったわよ」

提督「はい」

霞「でも、提督承認が必要な案件を投げ捨てるのは許されないわ」

提督「し、知らなかったんだ!」

霞「知らなかったですむわけないでしょうが!」

提督「う、うるさいっ! たまには反逆するってことを教えてやる」ブンッ

霞「遅い」ドスッ

提督「う゛っ」バタッ

霞「ふんっ、紙ひこうきにした書類はここにおいておくから、ちゃんとしなさいよ」

提督「はい……」

バタン

14: 2014/09/10(水) 16:31:47.32 ID:FvLrOLY4O
提督机にわざとらしくゼクシィを置いて金剛の反応を隠れて観察

21: 2014/09/10(水) 17:05:40.62 ID:JaN7hGW/o
提督「ゼクシィって言ったら結婚の雑誌だったか。たまたま売店で売ってあったから買ってみた」

提督「……いらないことに使ってしまった。まあいいや、反応見てほしそうなやつにあげよう」

ダンボール「というわけで、じゃーん」

ガチャ

金剛「ヘイ提督ー! って誰もいない」

金剛「うーん……ん? 何かおいてあるデース」

金剛「ゼクシィ……ま、まさか……正夢!?」

金剛「こうしちゃいられないネ! 比叡に聞いてくるデース!」

バタン

22: 2014/09/10(水) 17:06:19.83 ID:JaN7hGW/o
提督「なるほど、比叡がほしがっているのか。あとで持って行ってあげよう」

提督「……ん? まさか比叡が結婚するとか……だったら、青葉が報道するか」

提督「まあ、あいつらも女だしな、こういう飲みたくなる時があるだろう」

↓2

24: 2014/09/10(水) 17:09:26.69 ID:ZDM+rLTMO
アOニーする

25: 2014/09/10(水) 17:31:52.21 ID:JaN7hGW/o
―庭―

提督「……」ザックザック

大和「提督、何をしているんですか?」

提督「穴掘ってる」

大和「見てわかりますけど、何のために……」

提督「穴に何かするために」

大和(どうやら、大和は提督を理解するには年月が足りないようです)

提督「穴に何かする、略してアOニーってか、はっはっは」ザックザック

大和「……というか、深くないですか?」

提督「そうだな……なぁ大和」

大和「なんですか?」

提督「ロープ持ってきてくれ」

大和「出られないんですか!」

26: 2014/09/10(水) 17:32:18.61 ID:JaN7hGW/o
―執務室―

提督「穴にはまったし、問題ないだろう」

提督「本当はなんなのかとか知らないけどな!」

↓2

28: 2014/09/10(水) 17:38:57.93 ID:LA9yoFPzO
舞風と踊る

34: 2014/09/10(水) 18:55:11.41 ID:JaN7hGW/o
舞風「踊りましょう、提督♪」

提督「なぜ」

舞風「全然私と踊ってくれないじゃないですかー」

提督「踊るとか言ってないし……必要もないだろう?」

舞風「ふっふっふー、そういうと思って、こんなのが企画されるんですよ」

提督「ダンス大会?」

舞風「じゃあ、踊りましょー」ガシッ

提督「やるとは一言も……って思ったよりも力強っ!」ズルズル

35: 2014/09/10(水) 18:55:37.92 ID:JaN7hGW/o
―トレーニング場―

舞風「~~♪」

提督「……舞風、さすが人をたたせるのがうまいな」

舞風「提督の足さばきが上手だからですよ」

提督「でも、舞風なら一人で踊った方が上手だろ」

舞風「踊りは、一人じゃなくてみんなで踊った方が楽しいから」

提督「そういうもんかね」

舞風「はい、もう一セットいきましょう」

青葉「青葉、見ちゃいました! 司令官が駆逐艦の子と踊りを踊ってるところ!」

提督「はぁ? ダンス大会があるんだから、ちょっと練習するくらいいいだろ」

青葉「はい? なんですかそれ」

提督「……」チラッ

舞風「ごめんねっ!」

36: 2014/09/10(水) 18:56:11.56 ID:JaN7hGW/o
―執務室―

提督「最初から怪しいと思ってたし、俺も踊りたかっただけだし」

提督「決して騙されてたわけじゃないんだから!」

↓2

38: 2014/09/10(水) 18:58:02.11 ID:TsRtWc10O
金剛と紅茶タイム

40: 2014/09/10(水) 19:41:39.65 ID:JaN7hGW/o
―金剛型の部屋―

提督「……さすがに何回もティータイムにお邪魔していると、話すことがなくなるな」

金剛「こうして一緒にティータイムするだけでも楽しいデース」

提督「内心それでよくても、表面上じゃわからんだろう」

金剛「表面上?」

提督「ほら、今はいないけど、比叡や榛名が戻ってきたときに、空気が悪いと勘違いされるかもしれないだろ」

金剛「大丈夫! だって私の妹なんだからネー!」

提督「……言われてみればそうか。余計な考えだったか」

金剛「じゃあ提督、ティータイムを楽しみまショー!」

41: 2014/09/10(水) 19:42:14.52 ID:JaN7hGW/o
―執務室―

提督「今日は珍しく金剛以外いなかったな」

提督「……! 今気づいたけど、ショーとshowをかけていた!?」

↓2

43: 2014/09/10(水) 19:44:19.82 ID:FvLrOLY4O
北方棲姫にデートをねだられる

44: 2014/09/10(水) 21:00:57.91 ID:JaN7hGW/o
―北方AL海域―

提督「見回りとかふざけんなよぉ……超めんどくさい……」

提督「そもそも、攻略したところに出るわけないだろ……いらない仕事だな」

提督「こんな時間があれば、みんなと遊べるんだけどなぁ」

「みんなってだれなの?」

提督「そりゃ――え?」

北方棲姫「ねえ、だれなの?」

提督(馬鹿な……沈むところは見ていないとはいえ、致命傷だったはず。なぜ元気でいる?)

北方棲姫「……教えてくれないんだぁ。別にいいけどねー」

提督「と、ところで俺のことは覚えてるかなー?」

北方棲姫「にんげん、でしょ? お姉ちゃんから聞いた」

提督「そうなんだー」

45: 2014/09/10(水) 21:01:25.17 ID:JaN7hGW/o
北方棲姫「ずっと探していたんだよ」

提督(探して? もしかして、ヤバ――)
北方棲姫「お礼をしてあげなさいって、お姉ちゃんから言われてたから」

提督「……お礼? お礼参りじゃなくて?」

北方棲姫「なにそれ? よくわからないけど、お礼にでーとに行ってあげるよ」

提督「え?」

北方棲姫「だからでーと」

提督「……どこでその言葉を知ったのかな?」

北方棲姫「お姉ちゃんは、でーとすれば喜ぶって」

提督「お断りします!」バシャァ

北方棲姫「あっ……逃げちゃった。まーいーか」

46: 2014/09/10(水) 21:11:44.93 ID:JaN7hGW/o
―執務室―

提督「いったいどうしたというのだ。どこであんなフラグを立ててしまったのか」

提督「そもそもお姉ちゃんとはいったい誰なのだ」

提督「深海棲艦の謎は深まるばかり……」

↓2

48: 2014/09/10(水) 21:20:19.38 ID:UAxswwKdO
秘書官の部屋の扉でテッポウ稽古

49: 2014/09/10(水) 22:51:21.59 ID:JaN7hGW/o
―秘書官部屋の前―

提督「ここは機密などの都合のため、秘書官の仕事用に当てられた部屋だ」

提督「しかし、こんなところでテッポウをするのは、おそらく逆鱗に触れるだろう」

提督「ならばこちらのテッポウを……」

ズドドドドドド

霞「うるさい!」

提督「見てみろ秘書官、自衛隊とかでも採用されているPM9だぞ!」

霞「それがなんだっていうのよ」

提督「かっこいいだろ!」

霞「試し撃ちするなら射撃演習場に行け!」

提督「ういっす!」

50: 2014/09/10(水) 22:51:48.46 ID:JaN7hGW/o
―朝潮型の部屋前―

提督「秘書官が戻ったところを確認。やっぱりこっちもやっておかないとな!」

提督「はぁー……どすこいどすこい!」ダンダンッ

朝潮「じ、地震ですか!? ……あれ、司令官?」ガチャ

提督「お疲れ朝潮」ドゴッドゴッ

朝潮「あの司令官、一体何を?」

提督「テッポウ稽古だ!」

満潮「ウザいのよっ! 撃たれたくないのならやめなさい!」ガシャン

提督「げえっ! 先に満潮が出てきた!」ドムッドムッ

満潮「っ!」イラッ

ドーン

51: 2014/09/10(水) 22:54:17.94 ID:JaN7hGW/o
―執務室―

提督「ふぅ、出撃が少ないからか、砲撃の威力が落ちていたな。ちょっと考えて艦隊を選出するか」

提督「ちなみに秘書官は室内からスナイプしようとしていたらしい。我が秘書官ながら、恐ろしい奴だ」

↓2

7: 2014/09/10(水) 15:56:18.08 ID:JlDxgeCf0
丸一日金剛に張り付いて目を離さない。いかなる時も

54: 2014/09/10(水) 23:08:17.63 ID:JaN7hGW/o
―金剛型の部屋―

金剛「ちょっと相談してもいいですかー?」

霧島「金剛お姉様から相談とは珍しいですね」

榛名「何か困ったことでもあったんですか?」

金剛「その……なんだかおちつかないネー」

霧島「落ち着かない、ですか?」

榛名「もっと具体的に教えていただきたいのですが……」

金剛「……提督にずっとみられて、油断できないデース!」

霧島「……」シャッ


提督「ちっ、カーテンを閉められたか。しょうがない、別ルートだ。こっちからなら……」


霧島「よくわかりました」

55: 2014/09/10(水) 23:09:07.14 ID:JaN7hGW/o
榛名「普通に外にいましたね」

金剛「こうずっと見られていると、さすがに恥ずかしいデース」

比叡「大丈夫です! お姉さまに恥ずかしいところなんてありません!」

金剛「あ、比叡いたんですネー」

比叡「!」ガーン

霧島「いつものことですし、飽きるまで放っておけばいいのではないでしょうか」

金剛「ウーン……そうしマース」

榛名「はぁ。提督ももっと榛名にかまってくれてもいいんですけど……」

霧島(反応が面白くないからじゃない……とは言わないでおきましょう)

金剛(今日はお風呂とか入れないネー……)

56: 2014/09/10(水) 23:09:33.89 ID:JaN7hGW/o
―執務室―

提督「一日中ばれるように監視していたけど、いつもより行動が固いよりおかしなところはなかった」

提督「というより、なんで俺一日を無駄にするようなことしたんだろうか……」

↓2

58: 2014/09/10(水) 23:11:22.05 ID:GRqOTq0oO
金剛に比叡とケッコンする夢を見たと話す、ついでに金剛とケッコンする夢ならよかったなーと言ってみる

60: 2014/09/10(水) 23:22:39.05 ID:JaN7hGW/o
提督「比叡と結婚する夢を見た」

金剛「ノー! 勝手に比叡と結婚したらノーなんだからネ!」

提督「いや、結婚って姉妹の許可はいらないんじゃ……って、その前に夢だから」

金剛(まさか私と同じ夢を見てるとは思わなかったデース……)

提督(まさか金剛が比叡との結婚を主砲ちらつかせて迫ってくるなんてな)

金剛「じゃ、じゃあ……嬉しかったですカ?」

提督「あんな結婚、嬉しくないな……まだ金剛本人と結婚した方がよかった」

金剛「――!」

提督(だって比叡、豚を見るような目で結婚したんだぞ。まだ迫ってきた金剛本人と結婚する方がいい)

金剛(こ、これってまさか……! うぅ、暴走しそうデース!)ダッ

バタン

61: 2014/09/10(水) 23:23:06.42 ID:JaN7hGW/o
提督「って、気づいたら金剛がいなくなっている」

提督「せめて夢の金剛も、比叡じゃなくて榛名を条件に出してほしかったよ。はぁ……」

提督「とにかく、シスコンと態度がきつい奴が苦手だからさぁ」

↓2

59: 2014/09/10(水) 23:11:26.38 ID:7M1KjT2ko
大淀と一緒にディナー

64: 2014/09/10(水) 23:42:00.85 ID:JaN7hGW/o
―鳳翔の店―

提督「君の瞳に乾杯」

大淀「ふふっ、提督には全く合わない言葉ですね」

提督「なんだとぉ、これでも高い地位についているんだぞ」

大淀「それと高い地位についていることは全く関係ないと思います」

提督「それもそうか」

大淀「それにしても、珍しいですね。提督がこうしてディナーに誘ってくれるなんて」

提督「場所は鳳翔のお店だけどな」

大淀「いいじゃないですか。ここは雰囲気もあって」

65: 2014/09/10(水) 23:42:27.69 ID:JaN7hGW/o
提督「……まあ、大淀を呼んだのは、ゆっくり親睦を深める機会がほしかったからだ」

大淀「そうなんですか?」

提督「嫌なら、ここで切り上げてもいいが」

大淀「そんなことしませんよ。仮にそうだとしても、このタイミングで帰ることのできる人はできないと思いますよ」

提督「それもそうだ」

大淀「……わかってて言ったんじゃないんですか?」

提督「それはどうだかな。じゃあ、本当に食事にありつくとしようか」

大淀「そうですね」

66: 2014/09/10(水) 23:43:04.58 ID:JaN7hGW/o
―執務室―

提督「空気は悪くなかった。鳳翔の店は、基本的に見知ったところもあって雰囲気を軽くしやすい」

提督「別に大淀がきついってわけじゃないけど……ああして二人きりになるのは初めてだったから、ちょっと保険かけてしまった」

↓2

68: 2014/09/10(水) 23:50:15.76 ID:ob1QAV+ho
一航戦と飲み会

70: 2014/09/11(木) 00:01:33.91 ID:Ft1BxFpfo
―鳳翔の店―

提督「二連続でお世話になってんだけど、いいのだろうか」

加賀「客は客ですし、いいのではないでしょうか」

赤城「同感ですね。気にせずに行きましょう」

提督「しかし飲みってもなー……」

加賀「前みたいに酔いませんから」

提督「……フラグたてんな」

加賀「絶対に酔いません」

赤城「提督、加賀さんが酔ったら責任もって部屋に届けますから」

提督「そうか。それなら安心だ」

加賀「酔いませんから」

71: 2014/09/11(木) 00:02:01.37 ID:Ft1BxFpfo
~二時間後~

加賀「だからごこうせんのこにいってやったんです……そこはそらにむけろと」

提督(こうなると思った)

赤城(なんでペース上げて飲んだんでしょうか)

加賀「まったく……zzz」

提督「寝たんだけど」

赤城「加賀さんはすぐ意地になるんですから」

提督「そこが加賀のかわいいところだと思わないか?」

赤城「思いますけどね。でも、提督は加賀さん苦手でしょう」

提督「まあな。でも、嫌いじゃないぞ」

赤城「嫌いなんて言われたら、多分加賀さん落ち込んじゃいますよ。では提督、私は加賀さんを部屋に戻しますので」

提督「おー、今日は解散なー」

72: 2014/09/11(木) 00:02:33.89 ID:Ft1BxFpfo
―執務室―

提督「……いまさらだが、あの加賀が落ち込むか?」

提督「うーむ、考えられない。まったくもって考えられない」

↓2

74: 2014/09/11(木) 00:12:34.76 ID:ix960RsQ0
谷風さんに甘える

75: 2014/09/11(木) 00:37:20.74 ID:Ft1BxFpfo
―陽炎型の部屋三号室―

提督「谷風、甘えてもいいって、前に言ったよな」

谷風「言ってないけど、甘えてもかまわんよ」

提督「谷風ー!」バッ

谷風「おっと、なんで急に甘える気になったんだい?」ヒョイッ

提督「男には、たまに人肌に甘えたくなる時が来るのだよ」

谷風「だったら谷風さんじゃなくてもいいんじゃないのかな?」

提督「一番恥じなく誘えるのが谷風だったんだ」

谷風「そっかそっか。そりゃまた嬉しいね」

提督「というわけで、甘えさせろー!」ギュッ

谷風「はいはい、よしよしっと。これでいいのかい?」

提督「もうちょっと」

76: 2014/09/11(木) 00:37:46.83 ID:Ft1BxFpfo
浜風「――もうちょっと……なんですか?」

提督「……やあ浜風。今日も元気かな?」

浜風「たった今、すごくやる気に満ち溢れました」

提督「……谷風、お前からとめれるよう言えないか?」

谷風「いうのはいいんだけどねぃ。ただ、止められるかは別だよ」

提督「そうか……」

浜風「セクハラはやめろと言っていますよね」

提督「こ、これはセクハラじゃない! 同意の上での行動だ!」

浜風「懺悔は地獄でしてください」

ドーン

77: 2014/09/11(木) 00:38:33.36 ID:Ft1BxFpfo
―執務室―

提督「困ったもんだね。浜風も」

提督「でも谷風と遊ぶくらい、もっと温かい目で見てくれてもいいのに」

↓2

79: 2014/09/11(木) 00:52:56.99 ID:lnz7YPn30
大鳳、おっOい吸わせてくれ(真剣

82: 2014/09/11(木) 13:50:09.44 ID:Ft1BxFpfo
―食堂―

提督「大鳳、おっOい吸わせてくれ」

大鳳「……はい?」

提督「俺はお前のおっOいを吸いたいんだ」

大鳳「……」

大鳳(いつもの奇行にしては下ネタが過ぎます。おそらくこれは奇行を超えたその先、有名な比叡カレーによるものでしょうか。しかし、比叡カレーが生産されないよう、細心の注意を払って食堂にだけ入れないようにしているはずです。とはいえ、目の前にいる提督が言ったのも事実。夢の中であることを祈りたいものですが、周りの呆気にとられた視線を見る限りそれはないと思われます。……とりあえず)←0.7秒

大鳳「爆撃しますから」ブゥン

提督「ぬわー!」ドーン

大鳳「珍しく当たったんですが……」

浦風「迷惑かけて悪かったのう」

大鳳「おや、あなたは……」

谷風「どうやら磯風の料理を食べたみたいで、こうなったんだよ。いやぁ、まいったねぇ」

大鳳(第二の比叡カレーがここに誕生してしまったんですか……)

83: 2014/09/11(木) 13:50:47.09 ID:Ft1BxFpfo
―執務室―

提督「磯風がもってきた谷風が作ったおにぎりを食べてから記憶がない……なんか、味わったことのない刺激を受けたところまでは覚えているんだが」

提督「気が付けば医務室に寝ていたし、何があったんだろうか……」

↓2

86: 2014/09/11(木) 14:16:26.02 ID:DrtOp9h+O
瑞鳳と相手の好きなとこ言い合いっこ

87: 2014/09/11(木) 16:12:10.50 ID:Ft1BxFpfo
―演習場―

提督「瑞鳳、相手の好きなところを言い合おうじゃないか」

瑞鳳「す、好きなところですか?」

提督「まずは俺から。強い」

瑞鳳「つ、強いですか?」

提督「強いだろ。ほら、次瑞鳳」

瑞鳳「え? ええと……かっこいい、です……」

提督「ほうほう。じゃあ、意外とおっちょこちょい」

瑞鳳「おっちょこちょいってなんですかー!」

提督「実際そうだろ。ほら、次言ってみろ」

88: 2014/09/11(木) 16:12:37.41 ID:Ft1BxFpfo
瑞鳳「うう……なんだかんだで優しいところ……」

提督「言われたかー。じゃあ、そうだな……」

瑞鳳(こ、これすごく恥ずかしい!)

提督「超弩級戦艦っていうところ」

瑞鳳「……は?」

提督「え、ダメだった? でも好きなところだし、俺この肩書好きだし」

瑞鳳「……すみません、相手って誰ですか?」

提督「だから、演習の相手。旗艦大和だろ?」

瑞鳳「……わ、分かってましたよ……」ガクッ

提督「ど、どうした?」

89: 2014/09/11(木) 16:13:22.08 ID:Ft1BxFpfo
―執務室―

提督「まさか、あの後我らが主力大和が瑞鳳によって中破させられるとは……」

提督「たまに紅白戦するのも面白いものだ」

↓2

91: 2014/09/11(木) 16:21:39.88 ID:2gF6tzyP0
みんなで羽黒をひたすら「カワイイー!」ともてはやしまくる

93: 2014/09/11(木) 18:56:39.93 ID:Ft1BxFpfo
―廊下―

提督「羽黒ってかわいいな」

羽黒「は、はい!?」

提督「なあ、通りすがりの神通もかわいいと思うよな」

神通「はい、かわいいと思いますよ……」

羽黒「そ、そんな私なんてっ」

那珂「ううん、羽黒ちゃんはかわいい。艦隊のアイドル那珂ちゃんも認めてあげる」

羽黒「そ、そんなことありませんから!」

川内「夜戦の次にかわいいと思うわ」

羽黒「どれくらいなのかわかりません……」

94: 2014/09/11(木) 18:58:15.98 ID:Ft1BxFpfo
提督「とにかく、とてもかわいいぞ!」

羽黒「うぅ……」

青葉「かわいいですよ!」

衣笠「え、ええと、かわいいって言えばいいの?」

羽黒「そ、そんな……私がかわいいなんてこと、ありませんからぁ!」ダッ

提督「逃げたか。ご協力感謝」

青葉「実際に、司令官はかわいいと思ってるんですか?」

提督「……まあ、妙高型四姉妹の中では一番な」

95: 2014/09/11(木) 19:00:24.19 ID:Ft1BxFpfo
―執務室―

提督「あのまま逃げださなかったら、第二第三の協力者が登場していたところだった」

提督「協力者にはお礼として、俺の自家製アイスをプレゼントしてあげた。微妙な顔されたけど」

↓2

90: 2014/09/11(木) 16:21:23.22 ID:4A4t9FwsO
鳳翔さんみたいな人が奥さんだったらいいと金剛の前で言ってみる

98: 2014/09/11(木) 19:17:49.30 ID:Ft1BxFpfo
―鳳翔の店―

鳳翔「では、しばらくお店外しますから、少しの間頼みますね」

提督「うむ。いつもお世話になってるからな、まかせろ」

鳳翔「はい、頼りにしていますね」スタスタ


提督「……というわけで、鳳翔がいない間、店番をしているわけだ」

金剛「鳳翔はどこにいったのですカ?」

提督「俺が鳳翔の肉じゃが食べたいって言ったら、間宮から食材もらってくるって」

金剛「それって、自分のためですネー」

提督「まあそうなんだけどな」

99: 2014/09/11(木) 19:19:14.07 ID:Ft1BxFpfo
金剛「鳳翔も大変デース」

提督「ははは。でも俺も嫁にするなら、鳳翔みたいな自分の苦労を顧みず頼みを受けてくれる女性がいいな」

金剛「……!」

提督「店番でも、飲み物出すことぐらいできるぞ。どうする?」

金剛「わ、私も肉じゃが作るデース!」

提督「……は?」

金剛「待っててネ! 提督!」ダッ

提督「ええ……さすがに二つもいらんぞ……」

鳳翔「あら、どうかしました?」

提督「いや……すまないが、肉じゃがは夜食にしてくれ」

100: 2014/09/11(木) 19:19:45.90 ID:Ft1BxFpfo
―執務室―

提督「料理の結果は……別にいいか」

提督「しかし、金剛も対抗するなら別の方法で対抗してくれればよかったのに」

次回:提督「安価でさらにみんなと遊ぶ」【2】

引用: 提督「安価でさらにみんなと遊ぶ」