300: 2014/09/16(火) 21:23:10.76 ID:vLgKdCNQo


シリーズ:提督「安価でみんなと遊ぶ」シリーズ 

最初から:提督「安価でみんなと遊ぶ」【1】
前回:提督「安価でさらにみんなと遊ぶ」【3】

―執務室―

提督「普通に考えたら窓からロッククライミングとか、尋常じゃないから気を付けましょう」

提督「あと人様にも迷惑をかけないようにしないと。降りる最中、窓から見ちゃいけないものを見たけど」

↓2

302: 2014/09/16(火) 21:24:46.70 ID:FBPir6H5o
ソファーで寝ている飛鷹の横で一緒に寝る

303: 2014/09/16(火) 22:00:05.89 ID:vLgKdCNQo
―談話室―

提督「談話室とか皆のプライベートルームだし、あんまり入ったことなかったな」

飛鷹「すぅ……」

提督「何か寝てる奴が居るな。自分の部屋で寝ればいいのに、悪戯されても知らないぞー」

飛鷹「すぅすぅ……」

提督「……添い寝ドッキリでもしようか。でもなあ、最近寝てばかりの気がするしなぁ」

提督(それに、ソファーで寝てるやつの横でどうやって寝ればいいのだろうか)

提督「そうか、座って寝ればいいのか。よしさっそく……」
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)
304: 2014/09/16(火) 22:01:08.12 ID:vLgKdCNQo
~十数分後~

提督「……っと、一瞬だけ落ちてたが、やっぱ座りながらだと首痛めそうだな……」

飛鷹「ん……」

提督「飛鷹起きたか」

飛鷹「ここは……あれ、提督? えっ、嘘、もしかしてずっと見てたの?」

提督「いや、気持ちよさそうに寝てたから、つられて横で寝てた」

飛鷹「そ、そう? いえ、それもちょっと……」

提督「悪戯とかしてないから気にするな。さて、俺は戻るかな」

飛鷹「悪戯とかするの提督だけだと思うけど……」

提督「お前の妹ならわからんぞ」

飛鷹「それもそうね」

305: 2014/09/16(火) 22:01:33.62 ID:vLgKdCNQo
―執務室―

提督「あのときはつっこまなかったが、隼鷹悪戯する奴だって思われてるのか」

提督「んー……寝てばかりいるから、秘書官の仕事も滞っているのだろうか」

↓2

307: 2014/09/16(火) 22:09:34.57 ID:2WKBgVdBO
1日の間秘書官の前で完璧な提督になる

309: 2014/09/16(火) 22:39:42.10 ID:vLgKdCNQo
霞「カス提督、これとこれを頼むわ」

提督「いや、今日はもっと仕事が多いだろう。振り分けの量は逆でいい」

霞「……そう、後悔しない事ね」ドッサリ

提督「一応提督やってるんだぞ、この程度で音なんてあげない」

霞「それが一日続けばいいんだけど」


~~~~~~~~


霞「今日の出撃はこれでいいのね」

提督「問題ない。作戦は逐一指示する。秘書官は下がっていていいぞ」

霞「……なんか今日は心配ね。着いてておくわ」

提督「秘書官が見てくれるのなら、失敗はあり得ないな」

霞「……」

310: 2014/09/16(火) 22:40:28.53 ID:vLgKdCNQo
~~~~~~~~


提督「今日の仕事はこれで終わりだ」

霞「えっ、本当に終わらせたの?」

提督「秘書官だって、今はもう別の事に手を付けているだろう。手伝おう」

霞「提督に文書が書けるの?」

提督「ここには秘書官もいるだろう」

霞「……はぁ、こう真面目だとそれはそれでやっかいね」

提督「酷いな、秘書官は」

霞「どうせ今日一日だけでしょ。カス提督の集中力が一日でも続くとは思わないけど」

提督「それならそれで、その一日でもしっかりと働くよ」

霞「……」

提督「どうかした?」

霞「寒気がしたわ」

311: 2014/09/16(火) 22:41:23.40 ID:vLgKdCNQo
―次の日・執務室―

提督「俺が真面目にやっても、秘書官の態度が変わらないことに気が付いた」

提督「諦められているのか、もしくは遊んでいてほしいのか」


 「あるわけないでしょ、だからカスなのよ」


提督「……なんか声が聞こえた気がするがきっと気のせいだな」

↓2

313: 2014/09/16(火) 22:44:41.72 ID:vD5dD9nMO
隼鷹にだまって飛鷹と飲み会(隼鷹にばれる

314: 2014/09/16(火) 23:20:26.73 ID:vLgKdCNQo
―鳳翔の店―

提督「って、飛鷹が寝てたんだよ」

隼鷹「へー、悪戯すればよかったじゃんか」

提督「いやいや、仮に悪戯なんかしたら後が怖いだろ」

隼鷹「そうか? あ、鳳翔もう一瓶!」

提督「まだ飲むのか。さすが酒豪」

隼鷹「おー? 提督はもう限界か?」

提督「まだまだ行けるけどさー、なんとなーく嫌な予感するんだよね」

隼鷹「何が怖いんだよ。それで、次に飛鷹が寝てたら、今度は顔に髭書いてやるとかさ~」

提督「……」

315: 2014/09/16(火) 23:21:21.05 ID:vLgKdCNQo
隼鷹「額に肉とか書いてやろうぜ~」

提督「……」

隼鷹「どうした提督、なんか顔が引き攣ってるけど」

提督「う、後ろ……」

隼鷹「後ろ? ……」

飛鷹「……それで、何をすると?」

隼鷹「て、提督が飛鷹の寝込みを襲うって」

飛鷹「ずっと見てたのよ?」

隼鷹「……」

提督(今のうちに逃げておこう)

<ギャアアアアアアア

316: 2014/09/16(火) 23:22:10.56 ID:vLgKdCNQo
―執務室―

提督「あー、怖い怖い。気のない振りしておいて正解だった」

提督「いつも俺ばかり酷い目に合うし、たまにはいいよな」

↓2

318: 2014/09/16(火) 23:22:38.08 ID:TXwm+DhOO
逆じゃね

321: 2014/09/16(火) 23:40:47.38 ID:vLgKdCNQo
―執務室―

提督「……それで、今度は飛鷹とか」

飛鷹「こういうところで愚痴を言うといいかと思って」

提督(もう酒は飽きたんだが)

飛鷹「隼鷹の愚痴に付き合っていたんだし、もちろん良いわよね」ゴゴ

提督「もちろんですはい! だからちょっと覇気を出すのをやめてください!」

飛鷹「……でも、隼鷹とは今に始まったことじゃないのよね」

提督「隼鷹もあの性格だしな」

322: 2014/09/16(火) 23:41:29.90 ID:vLgKdCNQo
飛鷹「それに、お酒を飲んだら少し判断も悪くなるし、悪乗りもするのはおかしなことじゃないのよね」

提督(いや、あれは間違いなく素だぞ)

飛鷹「だから、別に本気で怒ってたわけじゃないの」

提督(え、何か叫び声聞こえてくるほどだったのにか)

飛鷹「……何か言いたそうな顔ね」

提督「飛鷹と飲むのも楽しいなぁと」

飛鷹「まあ、いいけどね。無理に付き合わせているわけだし」

提督「嫌ではないぞ」

飛鷹「提督は嫌な子だと全力で逃げるから、分かってるわよ」

323: 2014/09/16(火) 23:42:22.50 ID:vLgKdCNQo
隼鷹「ずいぶん楽しそうで……」

飛鷹「あれ、来たの」

隼鷹「こちとら中途半端だったんだぞ! 混ぜろ!」

飛鷹「もちろんよ」

隼鷹「……怒ってないのか?」

飛鷹「いつものことだから、わざわざ引きずらないわよ」

隼鷹「よしっ! 鳳翔、もう一瓶!」

提督(いつも通りのオチかね。さて、俺は退散すると……)

隼鷹「あ、もちろん提督もな」

提督「……はい」

324: 2014/09/16(火) 23:43:39.27 ID:vLgKdCNQo
―執務室―

提督「……という訳で平和に終わった」

提督「なーんか、ミスしたような気がするけど、終わりよければ全てよしだよな!」

↓2

327: 2014/09/16(火) 23:54:06.23 ID:spEFf+2rO
扶桑さんとジェンが

328: 2014/09/17(水) 00:09:31.17 ID:n5fq7YbJo
―扶桑型の部屋―

提督「扶桑、ジェンガしよう」

扶桑「ジェンガですか?」

提督「もうすでに用意してある。ルールは分かっているな」

扶桑「崩してはいけないんですよね。大丈夫です」

提督「では……早速始めよう」スッ

扶桑「提督お上手ですね」

提督「おいおい、まだ一つ目だぞ」

扶桑「抜き取るとき、音もほとんど立てていなかったじゃないですか」

提督「手先には自信があるからな」

扶桑「では、私の番ですね」

329: 2014/09/17(水) 00:09:59.66 ID:n5fq7YbJo
バンッ ガシャーン

山城「提督がこの部屋に入っていったと聞き……あれ、姉さま?」

扶桑「一回目で倒れるなんて、不幸だわ……」

提督「あー! 山城のせいで扶桑が落ち込んだぞ!」

山城「え? え? す、すみません姉さま!」

扶桑「うふふ、いいのよ山城。ただ、早いか遅いかの違いだけだから……」

提督「久しぶりに扶桑が暗くなるところ見たぞ……」

山城「うぐ……本当にすみませんでした……」

扶桑「うふふ……」

提督(これもうゲームにならないな)

330: 2014/09/17(水) 00:10:29.81 ID:n5fq7YbJo
―執務室―

提督「山城もまさか姉さまの番で入るなんて……とかぼやきながら片づけてた」

提督「今回は事故だし、しょうがないんだけどな。山城のフォローはしないけど」

↓2

332: 2014/09/17(水) 00:16:38.94 ID:ASWjPk4S0
山城とジェンが

333: 2014/09/17(水) 00:31:07.77 ID:n5fq7YbJo
―扶桑型の部屋―

提督「よしわかった。今度は山城としようか」

山城「どうしてそうなるんですか」

提督「ええい、ああなってしまったのは山城のせいだろう」

扶桑「うふふ……どうせ、いつものことよ……」ドヨーン

山城「ぅ……そこをつかれると弱いんですが……」

提督「だからだ山城。ほら、一人だけ運が悪いわけじゃないって」

山城「あ、そういう事ですね。分かりました、扶桑型戦艦山城、姉さまのためならばひと肌脱ぎましょう」

提督「というわけで、ジェンガ」

山城「はい、どうぞ」

提督「では、まず俺から……」スッ

334: 2014/09/17(水) 00:31:54.33 ID:n5fq7YbJo
山城「……」カチャ

提督「……」スッ

山城「……」カタ

提督「……早く崩せよ!」

山城「そういうのは提督の役目でしょう!」

提督「ああん?」

山城「文句あるんですか」

提督「ちっ……さっさと勝負付けるぞ!」

山城「提督なんかに絶対負けませんから!」

扶桑(二人とも、やっぱり仲が良くて安心するわ……今日も空が青いわね)

335: 2014/09/17(水) 00:32:21.59 ID:n5fq7YbJo
―執務室―

提督「しまった、ジェンガに熱中して扶桑の事忘れてた」

提督「……でも、部屋から出るとき、心なしか穏やかな表情になっていたような……」

↓2

337: 2014/09/17(水) 00:38:40.65 ID:vrh00VRZO
rjとスケボー

338: 2014/09/17(水) 01:06:19.93 ID:n5fq7YbJo
―公園―

提督「スケボーはいろいろなテクニックがある」

龍驤「ほうほう」

提督「飛んだり跳ねたりジャンプしたり色々な」

龍驤「それ全部同じことやろ!」

提督「ついでに、スピンやターン、回転だってな」

龍驤「それも似たようなことやないか!」

提督「それで、今回教えるのはB/Sビッグスピンだ」

龍驤「なんやねん、その技は」

提督「B/S180とポップショービットの複合技だ」

龍驤「そっちを先に教えーや!」

339: 2014/09/17(水) 01:06:50.16 ID:n5fq7YbJo
提督「では、まず俺が手本を見せるぞ」

龍驤「できるんか?」

提督「楽しょ――うっ!」ズルッ ゴツン

龍驤「普通に失敗しとるで!」

提督「……このスケボー、車輪が壊れてる」

龍驤「どんな言い訳……って、本当に壊れとるし。どこから持ってきたん」

提督「公園に捨てられてた」

龍驤「そら壊れとるわ!」

提督「……帰るか」

龍驤「せやな」

340: 2014/09/17(水) 01:07:24.35 ID:n5fq7YbJo
―執務室―

提督「後頭部強打したし……地味に痛い」

提督「というか、ずっと漫才みたいなことをしてた気がする」

↓2

342: 2014/09/17(水) 01:16:34.87 ID:ROJjBidAo
キリシマと食事

343: 2014/09/17(水) 01:41:25.11 ID:n5fq7YbJo
―食堂―

提督「最近はあんまりかまってあげられてなかったな」

霧島(別にいいんですけどね)

提督「今別にいいと思っただろう」

霧島「はい」

提督「隠せよ!」

霧島(めんどくさい人ですね……)

提督「今めんどくさいって思っただろう!」

霧島「分かってるなら聞かないでください」

提督「隠してよ!」

344: 2014/09/17(水) 01:41:58.20 ID:n5fq7YbJo
霧島「……それで、一体何の用なんですか」

提督「最初言った通りだ。一緒に食事位はどうかとな」

霧島「金剛お姉さまや榛名と一緒に行った方が喜ばれますよ」

提督「でも、霧島だけあんまり話してなかっただろ」

霧島「そうかもしれませんが、気にしなくてもいいんですよ」

提督「んー、そう言われるとなぁ」

霧島「それより、早く食べないと冷めますよ」

提督「おっと、大変だ。いただきまーす」

霧島(司令とは、主に食事をするくらいの距離が一番ですから)

345: 2014/09/17(水) 03:03:18.92 ID:n5fq7YbJo
―執務室―

提督「結局霧島と何もしてないなぁ」

提督「霧島自体は満足そうだったし、良しとするか」

↓2

347: 2014/09/17(水) 03:15:22.64 ID:98oKZqHw0
天津風と夫婦ごっこ

348: 2014/09/17(水) 16:25:29.66 ID:n5fq7YbJo
―陽炎型の部屋二号室―

天津風「ほら、ご馳走してあげる」

提督「すまないな天津風」

天津風「そう思うのなら、昼を作っているときに急に来ないでよ」

提督「すまないな。でも、なんでわざわざ自炊をしているんだ? 食堂に行けばいいのに」

天津風「私だってたまには自分で料理くらいするわよ」

時津風「しれー、天津風は将来のためにって花嫁修業してるんだよー」

提督「花嫁修業!?」

349: 2014/09/17(水) 16:25:56.65 ID:n5fq7YbJo
天津風「か、勝手なことを言わないでちょうだい!」

提督「ま、まあ本当かどうかはどっちでもいいしな」

雪風「あ、花嫁修業なら、しれぇと夫婦ごっことかどうですか?」

天津風「ゆ、雪風!?」

提督「いいかもな」

天津風「もう、あなたまで!」

提督「なんだい天津風。あなたとか、何時にもまして熱いじゃないか」

天津風「そういう事じゃ……もう!」

350: 2014/09/17(水) 16:26:32.04 ID:n5fq7YbJo
提督「うん、天津風は料理もおいしいな」

天津風「そ、そう言われるのは嬉しいけど」

提督「これで、一日の疲れも取れてしまうよ」

天津風「そんなことないわよ、私にできることはこうして家庭を守ることだけだから」

提督「少しきついところもあるが、なんだかんだで俺の事を支えてくれるし、天津風は本当によく出来た娘だよ」

天津風「えへへ、お父さー……って変わってるじゃないの!」

時津風「ノリノリだね、天津風」

提督「さすが天津風だな。ちゃちなノリでも付き合ってくれる」

天津風「褒めてないわよね!」

351: 2014/09/17(水) 16:26:59.88 ID:n5fq7YbJo
―執務室―

提督「ごっこ遊びというか、ただのノリというか」

提督「ちなみに、ノリが悪そうな初風がいないタイミングを狙って部屋に行った」

↓2

353: 2014/09/17(水) 16:38:06.97 ID:5GErdO8HO
飛龍とツイスターゲーム

354: 2014/09/17(水) 17:15:25.62 ID:n5fq7YbJo
―二航戦の部屋―

提督「ツイスターゲームするぞ!」

飛龍「また突然ですね」

提督「どうやら、体の柔らかさを決めるゲームのようじゃないか。柔軟比べのためにも、一回やってみようかと」

飛龍「そうですか。ええと、二人でやるんですか?」

提督「読み上げる奴が必要だろう。という訳で蒼龍」

蒼龍「私が読めばいいんですか? ですけど、あんまりそう言ったゲームは……」

提督「大丈夫大丈夫」

蒼龍「飛龍、本当にいいの?」

飛龍「んー、まあ提督だし?」

355: 2014/09/17(水) 17:15:53.83 ID:n5fq7YbJo
~数分後~

蒼龍「――次、右足青」

提督「ほい」

飛龍「提督、余裕ですね……」

提督「陣地決めて手足置けば、疲労が来るまでずっと耐えられそうなんだけど」

飛龍(この提督とくんずほぐれつ、みたいなことにはならないわよね)

蒼龍(無茶な位置が来た時、逆立ちしてまで一定の範囲を離れないなんて……)

提督「柔軟と手足の筋トレには使えそうだな。大鳳にでも進めようかな」

蒼龍「これ、そういうゲームじゃないんですけどね……」

飛龍「二人プレイでお互い寄らなきゃ、こういう事もあるのよね」

提督(ゲームとしてはつまらんな、まったく)

356: 2014/09/17(水) 17:16:20.01 ID:n5fq7YbJo
―執務室―

提督「買ったけど遊びそうにないな……あれ、でも」

提督「あれを大人数でやったら面白かったんじゃなかろうか」

↓2

358: 2014/09/17(水) 17:19:21.52 ID:5CwuOz87O
足柄と花札

360: 2014/09/17(水) 18:35:20.22 ID:n5fq7YbJo
―談話室―

足柄「勝負ね……いいわよ!」

提督「花札のルールは大丈夫か?」

足柄「こいこいならわかるわ」

提督「よし、それで勝負だ」

足柄「ふふ、私は何事でも勝利を掴むんだから」

提督「チェスは負けたが、日本のゲームならば俺は負けん」

足柄「そうねぇ……じゃあ、何か賭けない?」

提督「おう、なんでもいいぞ。負けるはずがないからな」

足柄「だったら、負けた方は妙高姉さんの目の前で中破したときのマネをしなさい」

提督「自分の姉をネタにした罰ゲームなんてするなよ……ま、いいけどな」

361: 2014/09/17(水) 18:36:20.49 ID:n5fq7YbJo
~数十分後~

足柄(あと3点……ここで先にあがられると、このまま負けてしまう……)

提督「7月の10点札を出して、山から引いた10月の10点札で10月のカス札を取る」

足柄「あら、10点を出して良かったの? それがあれば猪鹿蝶が出来るのに」

提督「そうだな、だがそれだけだ」

足柄(あれが完成するなら私は負けるわね。でも、10点札を先に出すとは思えない)

足柄「なら、8月の20点札で10点札を取るわ」

提督「7月のカス札で10点を取る、猪鹿蝶5点で終わりだ」

足柄「なっ……罠だと思ったんだけど」

362: 2014/09/17(水) 18:36:47.87 ID:n5fq7YbJo
提督「かけひきに度胸なら負けてない自信があるからな」

足柄「くっ……しょうがないわね。勝負は負けにしておいてあげるわ」

提督「待て足柄」

足柄「……なにかしら?」

提督「罰ゲーム、忘れたとは言わせんぞ」

足柄「あれは、一種のジョークで……」

提督「足柄」

足柄「はい……」

363: 2014/09/17(水) 18:37:16.21 ID:n5fq7YbJo
―執務室―

提督「その後、妙高型の部屋から足柄の叫び声が聞こえたのは別の話」

提督「大勝負に出るときは、派手か静かかのどっちだと個人的に思う。大勝負って程でもなかったけど」

↓2

365: 2014/09/17(水) 18:42:59.49 ID:zQUQYMiP0
吹雪

366: 2014/09/17(水) 18:50:09.14 ID:n5fq7YbJo
提督「吹雪と遊ぶぞ吹雪と」

提督「模擬戦したりセクハラしたりとまともに遊んだことない気がするし」

↓2

368: 2014/09/17(水) 18:53:16.77 ID:3LVtzSmmO
常にほっぺとほっぺをくっ付けて1日過ごす

371: 2014/09/17(水) 19:12:29.74 ID:n5fq7YbJo
―吹雪型の部屋―

提督「吹雪、遊ぼうぜ!」ガチャ

吹雪「はい?」

提督「……その手に持っているおもちゃはなんだ?」

吹雪「ほっぺちゃんです」

提督「ほっぺちゃん。なるほど、吹雪って思ったより子供だな」

吹雪「いえ、人形くらいなら長門さんでももっていますけど」

提督「それはともかく、人形があるし、人形遊びでもするか」

吹雪「司令官って、思ったよりずっと子供ですね」

372: 2014/09/17(水) 19:12:56.90 ID:n5fq7YbJo
提督「人形遊びくらい長門でもするぞ」

吹雪「それもそうでした」

提督「そうだな、こうして、たくさんのほっぺちゃんをくっつけることにより……」ゴチャゴチャ

吹雪「なんか塊魂みたいなことになってますけど」

提督「一見すると何かわからないトゲトゲの物体となる」

吹雪「はあ、それで」

提督「これでドッジボールしようぜ」

吹雪「危険ですけど!?」

提督「大丈夫、夕張製の瞬間接着剤で、一日たつまで離れない優れものだから」

吹雪「接着剤として全然優れてませんけど!?」

373: 2014/09/17(水) 19:13:23.47 ID:n5fq7YbJo
―執務室―

提督「結局お断りされてしまった」

提督「この接着剤、一定時間の固定には役に立つんだがな……」

↓2

375: 2014/09/17(水) 19:17:06.39 ID:O53VLqeWo
榛名と榛名神社参拝

377: 2014/09/17(水) 21:07:42.48 ID:n5fq7YbJo
―榛名神社―

提督「今度は榛名神社に来てみた」

榛名「私の名前の元ですよね」

提督「厳密には、近くの榛名山からきているがな」

榛名「此処には何をしに?」

提督「どうやら榛名神社は火の神と土の神を奉っていると聞く」

榛名「立て看板にもそう書いてありますね。何かお祈りですか?」

提督「いや、火の神も土の神もどっちも関係ない」

榛名(では、なぜ話に出したのでしょうか)

378: 2014/09/17(水) 21:08:55.40 ID:n5fq7YbJo
提督「ここにきてやってみたかったのは雨乞いだ」

榛名「雨乞いですか?」

提督「なんでも、榛名神社の雨乞いは非常に効力があったと聞く」

榛名「はあ、そうなんですか」

提督「というわけで、雨乞いをしてみたかったんだ」

榛名(理由が子どもっぽいけど、それでこそ提督という感じもします)

提督「では――」

榛名(それと本当に雨が降ったら、帰るときに困ることも忘れているようですね……)

379: 2014/09/17(水) 21:09:23.57 ID:n5fq7YbJo
~一時間後~

提督「……終わったけど、雨降りそうにないな」

榛名「あくまで、この神社に伝わる雨乞いであって、場所は関係ないのではないでしょうか?」

提督「そ・れ・だ」

榛名「提督……」

提督「まあまあ、こうして神社に来てお参りするだけでも十分楽しいだろ?」

榛名「それもそうですけど……」

提督「なら、このままお参りしようか。どうせここまで来たんだし」

榛名「……はい、榛名とで良ければ」

380: 2014/09/17(水) 21:09:53.56 ID:n5fq7YbJo
―執務室―

提督「帰ってくるときに雨が降って大変だった、運が悪いな……」

提督「ちなみに、榛名山の近くには赤城山もある。だからどうってわけじゃないけど」

↓2

382: 2014/09/17(水) 21:18:32.56 ID:hnNkdU7sO
大潮とスカイダイビング

383: 2014/09/17(水) 21:40:49.50 ID:n5fq7YbJo
―海―

提督「スカイダイビングしようと思う」

大潮「ここまで連れてきたのも、そのためなんですね」

提督「おうよ、全員と話したりしたいからな。そろそろ大潮ともと思って」

大潮「いいですよ! しましょうスカイダイビング!」

提督「今回は潜水艦がいるわけでもないから、浅目の所をもぐることにしよう」

大潮「わっかりました!」

提督「ではゴー!」

ザバン

384: 2014/09/17(水) 21:41:16.89 ID:n5fq7YbJo
提督「……大潮やーい」

大潮「すみません司令官、私の分は無いんですか」

提督「……え、潜れないの?」

大潮「すみません、そういう能力は無いから……」

提督「……じゃあ、俺素潜りで行こうか?」

大潮「そ、そんな悪いです! それに、今司令官が着ているのでは入らないと思いますし」

提督「しまった……そういう可能性を残しておくべきだった……」

大潮「す、すみません!」

提督「ああいや、準備不足だったこちらが悪い。今日は帰るとしようか……」

大潮「はい……」

385: 2014/09/17(水) 21:41:44.82 ID:n5fq7YbJo
―執務室―

提督「これはひどい」

提督「いや、多分イムヤと行ったことが頭の片隅に残っていたんだよな。だから大潮が潜れないことを忘れていた」

提督「……言い訳にしかならない」

↓2

387: 2014/09/17(水) 21:45:50.66 ID:O53VLqeWo
那珂ちゃんを擬似解体

388: 2014/09/17(水) 22:44:16.58 ID:n5fq7YbJo
―工廠―

提督「はあ、解体すると、この那珂ちゃん人形を」

夕張「塗装とか剥げてきてますし、最新の技術を使って作り直したいんですよ」

提督「それで、なんで俺を呼んだんだ。個人のものだから、好きに解体してもいいんだぞ」

夕張「だってこの前、解体したいってぼやいていたじゃないですか」

提督「……ああ、そういえば、塗装の禿げ方が挑発しているように見えたから、ついつい言ってしまったっけ」

夕張「では、解体作業は任せました」

提督「……まあ、適当に解体しよう。ただの人形だし」


那珂「~♪ あれ、あそこにいるのは提督?」

389: 2014/09/17(水) 22:45:59.02 ID:n5fq7YbJo
提督「やっぱハンマーかな」ガンッガッ

那珂「!?」

提督「さすが夕張製、無駄に固い」

那珂(こ、こっちに気付いてないよね……なんで提督が那珂ちゃん人形を……)

提督「では、溶解炉を使って」

那珂(ひいいいいい……)ガタブル

提督「妖精さん製なら楽に解体できるだろう。ん? 那珂ちゃん?」

那珂「こ、こっちこないでくださーい!」ダッ

提督「な、何なんだ一体……」

390: 2014/09/17(水) 22:47:12.64 ID:n5fq7YbJo
―執務室―

提督「解体は完了、新たな那珂ちゃん人形が再びおかれることになった」

提督「那珂ちゃん人形っているのだろうか」

↓2

392: 2014/09/17(水) 22:51:15.26 ID:hnNkdU7sO
阿武隈と同じポーズで阿武隈を壁に追い込んでいく

396: 2014/09/17(水) 23:02:41.59 ID:n5fq7YbJo
―廊下―

阿武隈「あ、提督おはようございます」

提督「おはよう」ズイッ

阿武隈「……? ええと、なんであたしの方に寄ってくるんですか?」

提督「なんでだと思う?」ズイイッ

阿武隈「そ、その、あたしには思い当たることが無いんだけど……」

提督「ならば、理由などないのだろう」ズズイッ

阿武隈「でしたら、止めてもらっても……」

提督「嫌だ」

阿武隈「提督、北上さんみたいです……って、壁まで追い詰められてる!」

397: 2014/09/17(水) 23:03:09.94 ID:n5fq7YbJo
提督「さあ、どうする?」

阿武隈「は、離れてください」ドン

提督「……」ドンッ

阿武隈(か、壁ドン!? 少女漫画とかにある、あの……って、なんであたしドキドキしてるの!)ドキドキ

提督「……これで終わりか?」

阿武隈「あ、あたし的に、まだ早いとゆーか、なんとゆーか……」テレテレ

提督「ふむ、これ以上派生はなさそうだし、去るとしよう」スタスタ

阿武隈「……あれ?」

阿武隈(でも、貴重な体験しちゃったかも……!)

399: 2014/09/17(水) 23:03:43.85 ID:n5fq7YbJo
―執務室―

提督「顔赤くしたりするのはいつもの事だな」

提督「でも、北上と一緒にされるのはなんだかな……」

次回:提督「安価でさらにみんなと遊ぶ」【5】

引用: 提督「安価でさらにみんなと遊ぶ」