1: 2014/10/23(木) 22:37:06.37 ID:MTkinZ/Vo
前スレ1000なしにつき、すぐに本編です。



シリーズ:提督「安価でみんなと遊ぶ」シリーズ 

最初から:提督「安価でみんなと遊ぶ」【1】
前回:提督「安価でさらにみんなと遊ぶ」【10】



※雑談自由・キャラ崩壊注意
※安価は自由にしてます(遊ぶに縛られなくてもいいや)
※毎日亀更新

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414071416

2: 2014/10/23(木) 22:37:45.80 ID:MTkinZ/Vo
提督「ああ、旅行楽しかった! さて、しばらくこうしてのんびりと……」

霞「なにか、聞き捨てならないセリフを聞いたけど?」ガチャ

提督「さーて仕事仕事。誰も居なかった鎮守府の掃除もしなきゃなー」

霞「まったく……」

バタン

提督「……行ったか? よし」

提督「今日から平常進行だ。仕事なんて放っておいて早速誰かの相手をしよう」

下2

4: 2014/10/23(木) 22:41:34.49 ID:R8tX5mKEO
青葉を密着取材
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)
5: 2014/10/23(木) 23:09:54.47 ID:MTkinZ/Vo
―青葉型の部屋―

提督「青葉を密着取材してやろう」

青葉「そ、その、青葉は取材されるより、する方が好きですから……」

提督「だからこそだ」

青葉「嫌がらせですか……いえ、いいんですけど……」

衣笠(まだ提督のことを怖がってる……いや、私のせいではあるんだけど)

提督「じゃあ、この一眼レフを持って後ろについていくから、勝手に行動して良いぞ」

青葉「一眼レフって、取材に適していませんけど」

提督「やっぱり? じゃあ、携帯で写真とるか」

青葉「一気にグレード低くなりましたね」

衣笠(……提督、もしかして仲を修復しようとしてるの?)

6: 2014/10/23(木) 23:10:30.46 ID:MTkinZ/Vo
~~~~~~~~

『重巡艦であり、記者でもある青葉の朝は早い。今日も朝の五時には起床し、鎮守府のスクープを探し当てている』

提督「こんな早くに起きて、何かスクープを見つけたことはあるんですか?」

青葉「いえ、流石に見つけたことはほとんどないですね」

提督「では、なぜ毎朝こんな早い時間に?」

青葉「もう義務みたいな感じです。あ、義務と言ってももちろん、毎日楽しんでやっている事ですから」

『好きだからこの仕事をしている。それが彼女の口癖だ』

『情熱大――』


衣笠「……青葉、何か放送してるけど」

青葉「あぁぁぁ……やめてください、ちょっと乗せられてしまっただけなんです……」

衣笠(それ、記者として致命的じゃないかしら)

青葉「司令官~……絶対にスクープを激写してやりますから……!」

衣笠(……でもまあ、目論み自体は成功かしらね)

7: 2014/10/23(木) 23:11:01.93 ID:MTkinZ/Vo
―執務室―

提督「まさか、本当に放送するとは……冗談で持ちこんだだけだったのに」

提督「……ま、俺の事じゃないしいいか」

下2

3: 2014/10/23(木) 22:41:07.20 ID:MHzYYC83o
二航戦とゴロゴロする

10: 2014/10/23(木) 23:57:24.30 ID:MTkinZ/Vo
―二航戦の部屋―

蒼龍「……なんでまた提督がいるんですかね」

提督「用事が無ければ来ちゃいかんのか」

蒼龍「そういうわけではないですけど……」

飛龍「あんまりサボると後が困るよって蒼龍は言いたいんだよね」

蒼龍「そういうのはあるけど……飛龍は提督が居る事に気にならないの?」

飛龍「あんまり」

提督「蒼龍も気にしなくていいんだぞ」

蒼龍「本人が言っても……それに、気にしないというわけにも……」

提督「急によそよそしいな……どうかしたのか?」

飛龍「あ、わかった。最近相手してくれないから拗ねてるんだよね」

11: 2014/10/23(木) 23:57:56.60 ID:MTkinZ/Vo
蒼龍「……執務室で、報告書を持った艦娘が居たんですよ」

提督「マジか。でもまあ、居ないときは適当に報告書だけおいてくれたらかまわない」

蒼龍「それを知らなかったみたいなので、そのまま秘書官さんの方へ……」

提督「――それはやばい」ダッ

バタン

蒼龍「早い……」

飛龍「提督もごろごろしに来るのなら、もっと空いた時間で来ればいいんだけど」

蒼龍「そうじゃないから、私も苦言を漏らしてるの」

飛龍「じゃあ、蒼龍も提督が部屋に来るのは嫌じゃない感じ?」

蒼龍「嫌とは、言ってないから」

12: 2014/10/23(木) 23:58:35.79 ID:MTkinZ/Vo
―執務室―

提督「やばいやばい。秘書官の部屋の前で止めることができて良かった」

提督「もし引き継がれていたら、俺が痛い目に合うところだった……ふぅ」

下2

14: 2014/10/24(金) 00:39:04.37 ID:Vp9Zitgso
浜風を全身くまなく眺めまわした後
綺麗な目とさらさらの髪を褒めてみる

17: 2014/10/24(金) 23:11:53.32 ID:hbIxx9Zco
―陽炎型の部屋三号室―

提督「……」

浜風「いきなりセクハラですか。手が早いですね」

提督「手は出していない」

浜風「セクハラは認めるんですね」

提督「ど、どこがセクハラだというんだ」

浜風「そうやってじっとこっちを見つめることがですよ。目が犯罪者のようでした」

提督「違うぞ! 俺はその綺麗な目とさらさらの髪を見ていたんだ!」

浜風「見てたんじゃないですか」

提督「しまった!」

18: 2014/10/24(金) 23:12:23.83 ID:hbIxx9Zco
浜風「まったく……はぁ」

谷風「見られないより、嬉しいんだろう?」

浜風「は? そんなわけないでしょ」

磯風「ふむ。だが、女は見てもらわなければ劣化が早くなると聞くな」

浦風「この職場じゃあ、提督さんしかおらんけぇのう」

提督「つまり、さっきの行動は浜風の美しさを保たせていたという事か」

浜風「そんなわけないでしょうが」

提督「浜風はツンツンだなぁ」

浜風「大元の原因は提督のせいですけどね。これで、セクハラが無ければ私も多少は……」

提督「ん?」

浜風「セクハラを止めてくださいと言ったんです」

19: 2014/10/24(金) 23:12:58.78 ID:hbIxx9Zco
―執務室―

提督「浜風がデレる日はまだまだ来ない」

提督「……いや、あんなことをしている限りは一生デレるわけないけどさ」

下2

21: 2014/10/24(金) 23:19:37.27 ID:Vp9Zitgso
うわあ

24: 2014/10/25(土) 23:20:18.29 ID:9ctIrobXo


提督「これが改二になった扶桑か……」マジマジ

扶桑「はい、さらに鍛え上げられた火力で、もっと活躍して見せますね」

提督「確かに艦載数も増えたし、純粋な火力も上がったな」

扶桑「はい」

提督「でも耐久はあんまり上がらなかったな」

扶桑「……」

提督「あ、あー……そうだ、服が華やかになったな!」

扶桑「そ、そうですか?」

25: 2014/10/25(土) 23:20:50.69 ID:9ctIrobXo
提督「ああ! なんだか覚悟を決めたみたいでいいな!」

扶桑「覚悟、ですか……」

提督「か、覚悟と言っても、こう……攻める覚悟というか、前向きになったというか」

扶桑「……」

提督「あ、そうだ! 中波のときの露出減ったよな! 俺はそういう羞恥心を持つのはいいことだと思うぞ!」

扶桑「提督……」

提督「あ、あー……なんかすまんな」

扶桑「……いえ、ありがとうございます提督」

提督「うまく褒められなかったのにお礼言われてもな……ま、これからの活躍を期待しているぞ」

扶桑「はい!」

バタン

26: 2014/10/25(土) 23:21:19.50 ID:9ctIrobXo
提督「なんとなく華やかになったな。うん、しばらくたてば山城も改装するし、楽しみになってきた」

提督「不幸姉妹と言われた扶桑型も改装か……次が楽しみだ」

↓2

28: 2014/10/25(土) 23:23:10.00 ID:isQC4Em00
龍驤 瑞鳳 大鳳 瑞鶴とマリオカート

29: 2014/10/26(日) 00:04:48.66 ID:4DeL6Ywno
提督「第三回マリオカート大会。今回は龍驤、瑞鳳、大鳳、瑞鶴がお送りする」

龍驤『なんやそれ』

提督「なんとなくやってみたかった。準備はいいか?」

大鳳『そろそろ始めませんか?』

瑞鶴『そろはじ厨みたいなのやめて』

瑞鳳『なにそれ?』

龍驤『まあええわ。タイムアタックで練習してきた成果をみせるでー!』

提督「今の会話でお前たちの実力も大体分かった。絶対負けんからな」

30: 2014/10/26(日) 00:05:21.36 ID:4DeL6Ywno
~ダイジェスト~

提督「よし、このまま青甲羅が飛んでこなければ一位だな」

瑞鶴『フラグ回収おめでと。提督さんに飛んでけー!』

提督「てめえこの! ……なんて、クラクションあるし」

瑞鳳『出ました! サンダー!』

提督「ぬわー!」


大鳳『アイテムだけじゃ決まらないということを教えてあげますよ』

瑞鶴『あ、二位でスペシャルエイトでたわ』

龍驤『三位でトゲかぁ……ま、ええやろ』

瑞鳳『あ、またサンダーが出ちゃいました』

提督「最下位だが、このタイミングでスターを撮れたのはおいしい」

大鳳『マリカは運ゲーです(断言)』

31: 2014/10/26(日) 00:05:55.68 ID:4DeL6Ywno
提督「へー」

龍驤『ぬ、抜かれた!? なら、この赤甲羅で……!』

瑞鶴『ようやくガードをといたわね! 赤甲羅くらいなさい!』

瑞鳳『あ、スター……す、すみません、ぶつけちゃって』チュドン

大鳳『最下位で三連緑……体当たりくらいには使えます!』ドン

龍驤『デスコンボやて……』


提督「もうちょっとで瑞鶴に負けるところだった……実力じゃ確実に勝っていたはずなんだが」

瑞鶴『まさか、三連赤を壁消しされるとは思わなかったわよ』

大鳳『自信失いそうです……』

龍驤『瑞鶴が二位やから、まだ希望はあるで』

瑞鳳『ところで提督、どうしてこのメンバーで誘ったんですか?』

提督「え? ……まあ、運がどこまで左右するのかという、そういうメンバーかな。それじゃあ、解散」

32: 2014/10/26(日) 00:06:54.17 ID:4DeL6Ywno
―執務室―

提督「メンバー選出は……まあ知らない方がいいこともある」

提督「そんなことはさておき、やっぱりある程度運に左右されるようだな。瑞鳳にキラーが出なかったのもある意味そうだし」

↓2

34: 2014/10/26(日) 00:10:47.54 ID:pP71Y3JS0
潜水艦娘達に長い休みを与える

35: 2014/10/26(日) 22:49:40.05 ID:4DeL6Ywno
提督「――お前らしばらく休暇な」

168「え?」

58「てーとく、もう騙されないでち」

提督「は、騙す? 何のことか知らないが、今回は本当に長期の休暇だ」

8「いきなりどういうことなのか、説明してもらっても?」

提督「オリョクルの資材集めや、軽巡や駆逐のデコイ、果ては魚雷で戦艦を鎮める役割を担っていたりと、予想以上に酷使しているような気がしてな」

401「でも、今更だよ?」

提督「今更でも休みを平等に与えねばと思ってだ。そんなわけでしばらく休みだ」

19「わーい、休みなのー」

36: 2014/10/26(日) 22:50:10.96 ID:4DeL6Ywno
まるゆ「ちょ、ちょっと待ってください。まるゆもいいんですか?」

提督「まるゆだって遠征にはよく行ってくれてるだろ。当然だ」

168「ううん……司令官がそういうのなら、喜んで受け取った方がいいのかしら。資材とかは大丈夫なの?」

8「少しの足しになる、くらいだけど、収入が減るのはきついのでは」

提督「心配しすぎだ。そもそも、資材に関してはお前たちのおかげで余ってるくらいだ」

58「じゃあ、本当に休みでち?」

提督「でち公は疑い過ぎ。はい、休みの終了時期は日を追って伝える。とりあえず、長い休みが取れるということだけ伝えたかった」

401「わかった。でも、必要になったら休暇中でも呼んでね」

19「何しようかなー……」

バタン

37: 2014/10/26(日) 22:50:42.78 ID:4DeL6Ywno
提督「近々大きな作戦が始まる気がするからな。今のうちにゆっくり休ませておきたい」

提督「時が来たら馬車馬のように働いてもらうがな!」

↓2

39: 2014/10/26(日) 22:57:09.51 ID:cCoDaBrU0
舞風と社交ダンス

41: 2014/10/27(月) 21:43:32.38 ID:QnmP4gyJo
提督「社交ダンス? なんでまた」

舞風「ダンスがしたいんです。踊りたいんです。舞いたいんです」

提督「……なんか、末期症状でも出てる?」

舞風「そういう訳ではないんですけど……」

提督「まあ、別に良いんだけどさ。なんかまたどうでもいいパーティに呼ばれていることだし」

舞風「踊れますか?」

提督「上流階級のパーティだし、ダンス位するんじゃないか?」

舞風「……! 提督、その時を楽しみにしてます!」

42: 2014/10/27(月) 21:43:59.46 ID:QnmP4gyJo
―当日・公園―

提督「なんかすまんな」

舞風「いえ……しょうがないですよ、提督だって未来が見えるわけじゃありませんし……」

提督(パーティという名の式だったからなぁ)

舞風「はぁ……」

提督(このまま帰るのは悪いし……よし)

提督「舞風、ここで踊るか」

舞風「はい?」

提督「音楽は無いが……人気もないし雰囲気は出るだろう」

舞風「いいんですか? ですけど提督は、元からあまり……」

提督「そうだな……俺も肩透かしを食らっていたところだ。よければ付き合って欲しい」

舞風「……はい!」

43: 2014/10/27(月) 21:44:30.89 ID:QnmP4gyJo
―執務室―

提督「人気のない公園の中、舞うように踊る二人……まあ、社交ダンスなわけだが」

提督「それより、臭いセリフを吐いたような気がする。きっと後に黒歴史となるだろう……」

下2

45: 2014/10/27(月) 21:49:43.44 ID:Ag+RZzh4o
5航戦とお昼ね

47: 2014/10/27(月) 22:55:23.14 ID:QnmP4gyJo
瑞鶴「提督さ――あれ、居ない?」

瑞鶴(報告することがあるんだけど、提督さんが行きそうな場所……)


―庭―

提督「zzz……」

瑞鶴「ようやく見つけた……何でこんなところで寝てるのよ」

瑞鶴「ふわぁ……さすがにちょっと疲れたわね。少し休憩しようかしら」

瑞鶴「……まあ、日当たりもよさそうだし、提督さんも気にしないだろうし、ここでいっか」

提督「zzz……」

瑞鶴(熟睡しちゃって……人の寝顔見てると、こっちも眠く……)

48: 2014/10/27(月) 22:55:52.60 ID:QnmP4gyJo
~銃十分後~

翔鶴「こっちの方に瑞鶴が言ったって聞いたけど……あら」

提督「zzz……」

瑞鶴「スースー……」

翔鶴「ふふ、瑞鶴ったら、提督とこんなところでご一緒して」

翔鶴「……」

翔鶴「わ、私もいいですか、提督」

提督「ムニャ……いいょ……」

翔鶴「!?」

提督「zzz……」

翔鶴「……ふふっ、では、失礼します」

49: 2014/10/27(月) 22:56:32.00 ID:QnmP4gyJo
~一時間後~

提督「ぅん……あれ、いつのまにか寝てたか。プランターの作業も疲れるからなっと」

瑞鶴「スースー……」

翔鶴「スヤスヤ……」

提督「!? い、いったいどういう事なのだ。状況がつかめん」

提督(掴めない、が……)

提督「……暖かいし、もう一眠りしよう。二人の方から来たっぽいし、セクハラにはならないよな――」


翔鶴「――起きてください、提督」

提督「……しょう、かく? あれ、ここは……」

瑞鶴「庭で寝てるなんて、提督さんも何してたのよ」

提督「え? プランターの世話して、寝て……」

翔鶴「急に居なくなるなんて、心配させないでくださいね?」

瑞鶴「それじゃあ提督さん、報告をするわ」

50: 2014/10/27(月) 22:56:59.62 ID:QnmP4gyJo
―執務室―

提督「ううーん、隣に翔鶴と瑞鶴がいたような気がしたんだが……気のせいだったのか?」

提督「事実が分からん以上、考えても詮無きことだが」

下2

52: 2014/10/27(月) 23:02:41.61 ID:481EhZjG0
空母娘達に「お菓子をあげるからイタズラさせて」という

54: 2014/10/28(火) 21:20:36.41 ID:ArmYJxGfo
―談話室―

提督「トリックアンドリート。お菓子あげるから悪戯させて」

赤城「いつものですか? まだハロウィンには早いですよ」

蒼龍「ハロウィンでも言わないと思うけど……」

加賀「それに、その発言はただの犯罪者ですよね」

提督「冗談で済みそうな相手なら犯罪者にならない!」

飛龍「へー、じゃあ……悪戯してみます?」

瑞鶴「な、何言ってるのよ!」

翔鶴「冗談でも、そういうことを言うのは良くないと思いますよ?」

飛龍「ごめんごめん」

55: 2014/10/28(火) 21:21:10.29 ID:ArmYJxGfo
雲龍「……逆に、みんなはお菓子貰っても悪戯されたくない感じ?」

赤城「ええと……少々なら構わないかもしれません」

加賀「私は観念願いたいわ」

蒼龍「別に、悪戯なら普段からされてるし……」

飛龍「相手も提督だしね」

翔鶴「私はその、少しなら……」

瑞鶴「どうせ、するなって言ってもしてくるし」

雲龍「だって、どうする?」

提督「冗談だって言ってるから。悪戯とかしないから」

56: 2014/10/28(火) 21:21:54.69 ID:ArmYJxGfo
―食堂―

提督「そんなわけで、トリックアンドトリート。お菓子あげるから悪戯させて」

龍驤「なんや、ツッコミ待ちか?」

翔鳳「悪戯、ですか……その……」

飛鷹「何時もの冗談だろうから、気にしないほうがいいわよ」

隼鷹「乙女の純情を揺さぶってくるなあ」

千代田「まあ私は千歳姉以外の言葉に揺さぶられることは無いけど」

千歳「提督も揺さぶるのが目的ではないと思うわよ」

瑞鳳「はっ、思い切り揺さぶられてました……」

57: 2014/10/28(火) 21:22:27.88 ID:ArmYJxGfo
鳳翔「提督、突然どうしたんですか?」

提督「正規空母に聞いたらかなりワイワイで終わったんで、ついでに軽空母にも聞いてみようかと」

龍驤「あほ、そんなん許すわけないやろ。なあ」

龍鳳「え? そうなんですか?」

『えっ』

龍鳳「え? え? 何かおかしい事言いました?」

飛鷹「提督、いったいどういう洗脳をしたんですか」

提督「いや、さっきの驚きには俺も含まれてるんだが……」

千歳「そういえば、龍鳳の周りではあんまり奇行を見受けられませんね」

鳳翔「提督は真面目にしていればいい人ですから」

翔鳳「幾分棘がある言い方ですね……」

58: 2014/10/28(火) 21:23:06.34 ID:ArmYJxGfo
~~

大鳳「それで、気まずくなってこっちに来たと」

提督「ついでに、大鳳はどうだ? トッリクアンドトリート」

大鳳「普通にお断りですけど何か」




―執務室―

提督「ふむふむ、とりあえず、基本的には半々くらいの意見だっただろうか」

提督「好意的にされても、反応に困るだけというのが分かっただけだが……」

下2

60: 2014/10/28(火) 21:27:16.27 ID:B+PLiNVco
川内と混浴

63: 2014/10/28(火) 21:47:19.25 ID:ArmYJxGfo
川内「夜戦行きたい!」

提督「また突然……ええと、それは戦闘の方の夜戦だよな」

川内「そうそう、やーせーんー」

提督「まあ、夜戦は良いんだが……とりあえず風呂入ってこい」

川内「何で?」

提督「気付いてないのかもしれないが、最近昼型になっていたせいで、少し眠そうに見えるぞ」

川内「ん……そう見える?」

提督「そうだ。艦隊の出撃はずらすから、さっさと行ってこい」

川内「……」

64: 2014/10/28(火) 21:47:46.30 ID:ArmYJxGfo
―お風呂―

提督「何故に一緒に入ることになった」

川内「なぜか、目を離すとまた『そんな事言ってないぞ』とか言われそうで……」

提督「何だよその腹黒提督。というか、お前はそれでいいのか」

川内「え、何が?」

提督「皆、混浴は避けるだろ。一部例外はいるが」

川内「そんなの、ちゃんと隠せば気にすることなくない?」

提督「川内がそう言うスタイルなら、それでもいいんだけどな」

川内「そうそう!」

65: 2014/10/28(火) 21:48:12.99 ID:ArmYJxGfo
―執務室―

提督「川内みたいなのが一番やりやすいんだよな。弄りがいはあまりないけど」

提督「というか、川内に夜戦をさせたのは久しぶりのような……」

下2

67: 2014/10/28(火) 21:53:42.53 ID:wFgTzWeu0
長門が北方棲姫と遊んでいるところを目撃する

70: 2014/10/29(水) 20:42:37.41 ID:0Zn+duHWo
陸奥「大変よ提督!」

提督「なんだって!? 長門が一人で海に出て何かと争っているだと!?」

陸奥「……知ってたの?」

提督「すでに秘書官から聞いた。今出発しようと思っていたところだ」

陸奥「そう」

提督「陸奥、随伴を頼んでもいいか」

陸奥「それは願ってもいないことだけど……いいの、私で。艦隊を用意していくべきだと思うのだけれど」

提督「それだと出るのに時間がかかる。真実が分からない以上、一刻も早く状況を理解することが先決だ」

陸奥「分かったわ。でも、もしもがあった場合は」

提督「後の事は秘書官に頼んである。有事の際にも動けるよう通告した」

陸奥「いいわ、早く行きましょう」

71: 2014/10/29(水) 20:43:28.60 ID:0Zn+duHWo
―鎮守府正面海域―

提督「……」

陸奥「……」


北方棲姫「あははははは!」

長門「ちょこまかとしつこい奴め!」

北方棲姫「おにさーん、こっちだよー!」

長門「ビッグセブンを馬鹿にするとは……海の藻屑にしてやるぞ!」チュドーン


提督「……なあ陸奥、いざ助けに行こうと思ったところで気付いたんだが」

陸奥「奇遇ね、多分私も同じことを思っていたわ」

提督「あれ、長門完全に遊ばれてるよな」

陸奥「そうね、相手は何故か装備なし……さすがに、装備の無い敵のために救援に入るのは……」

72: 2014/10/29(水) 20:43:55.93 ID:0Zn+duHWo
提督「長門のプライドにも傷を付けそうだしな」

陸奥「相手がそれを狙ったのなら大したものね……他に増援の気配も無い訳だし」

提督「というより、何故長門はあそこまで必氏なんだ」

霞『北方AL海域でも同じことがあったみたいよ』

提督「秘書官か。同じことって、装備なしで追いかけっこのことか?」

霞『一応報告書にも書かれてたと思うんだけど……哨戒中の長門が北方棲姫に煽られて、からのあれよ』

提督「そう言えば、二三度そんな報告書があったな……よし陸奥、帰るぞ」

陸奥「え、いいのかしら?」

提督「まあな。同じことだとすれば……」


長門「くそっ、何故当たらん!」ドーン

北方棲姫「ほらほらー、どうしたのー?」

73: 2014/10/29(水) 20:44:27.00 ID:0Zn+duHWo
―執務室―

提督「さて、長門からの報告書は……よし、いつもどおり逃げられたか」

提督「というか、北方棲姫は艦娘に対して敵対心は無いのだろうか……いや、そんなはずはないと思うんだけど」

提督「本当に深海棲艦って不思議」

下2

75: 2014/10/29(水) 21:12:59.02 ID:tUt6TZ89O
人肌恋しくなる時候だということで
くっついて一緒に寝たいと大鳳にお願い

76: 2014/10/29(水) 23:36:09.31 ID:0Zn+duHWo
―大鳳の部屋―

提督「人肌が恋しいな」

大鳳「そうですか」

提督「……」

大鳳「……」

提督「くっついて寝させてくれないか?」

大鳳「そのネタ前にもしましたよ」

提督「前のはドッキリ目的だからな」

大鳳「そうですか」

提督「……」

大鳳「……」

77: 2014/10/29(水) 23:36:38.18 ID:0Zn+duHWo
提督「なあ大鳳、冷たくないか?」

大鳳「今まで私の自室に来て、何をして行ったのか覚えていますか?」

提督「舐めて触って寝て揉んで……言葉だけなら完全にセクハラの数々を」

大鳳「それが分かっているのなら、私がそっけない理由もわかっていますよね」

提督「……なるほど、添い寝も、勝手にしろという事か」

提督(とか言ったら、そんなのあるはずがないです、とか激しいツッコミをしてくるはず!)

大鳳「その通りですよ。どうせ言っても止める気ないんでしょうし」

提督「……!?」

大鳳(遊び盛りの小学生みたいな行動しかしませんし、放っておいた方が被害なくて済みそうですし)

提督「そ、そんな返答する大鳳なんて、大鳳じゃない!」ダッ

バタン

大鳳「……まさかの大成功でした」

78: 2014/10/29(水) 23:37:20.59 ID:0Zn+duHWo
―執務室―

提督「これが大人になるって事なのか……悲しい成長を見届けてしまった」

提督「そもそも、俺の行動が原因なんだけどさ」

下2

74: 2014/10/29(水) 21:12:55.44 ID:5gmi3drjo
電の胸元のリボンをほどく

81: 2014/10/30(木) 00:20:40.73 ID:rMfezCSbo
~~~~~~~

電「遠征から帰ってきたのです、司令官さん」

提督「よく頑張ってきてくれたな、電」ナデナデ

電「えへへ……」

提督「お、電……リボンが少しほどけてる」

電「あ、本当なのです」

提督「ちょっと待ってろ」シュル

電「あ……」

提督「……よし、できた。これで立派なレディーだ」

電「ありがとう、なのです」

電(司令官さん、良い人なのです……)

~~~~~~~

82: 2014/10/30(木) 00:21:08.97 ID:rMfezCSbo
電「――ということが、大分前にあったのです」

響「なるほど、司令官にもまともな頃があったんだね」

雷「そう? 今もかっこいいじゃない」

暁「なんだか、雷には別の人に見えてるんじゃないかってたまに心配になるわ……」

電「それが、今の司令官さんは……」

提督「ひゃーはー! 電のリボン貰って行くぜ―! 返してほしくば執務室にとりに来るんだな!」ガチャ バッ

バタン

暁「……」

電「こうなってしまっているのです」スッ

響「行くのかい?」

電「多分、遠征の用事なのです」

雷(電、わかってるのね……!)

83: 2014/10/30(木) 00:22:31.85 ID:rMfezCSbo
―執務室―

提督「たまには遠征の人員も変える。その旗艦は電だと伝えるだけだったのだが……まあ、少しよれてたリボンが気になったわけだ」

提督「電にはいつも通りの対応をされて、ちょっと寂しかったけど」

下2

68: 2014/10/28(火) 21:53:43.62 ID:aNbw4F4O0
武蔵のサラシをほどく

85: 2014/10/30(木) 00:40:21.30 ID:ZMTAMpCE0
いきなり>>68
もちろん胸のやつだぜ

87: 2014/10/31(金) 00:31:44.46 ID:TubIISt0o
―大和型の部屋―

武蔵「最近、緊迫感という物が失われつつある」

大和「そう?」

武蔵「長門もAL海域で敵と遊んでいると聞く」

大和「本人によると、追いかけているだけで遊んでいるわけではないようだけど」

武蔵「何にしても、今は戦争という物をしているとは思えない空気だ」

大和「そうねぇ、武蔵の言いたいことは分かるけど」

武蔵「私ももしかすれば、緊迫感という物が欠けつつあるのかもしれん」

大和(気にし過ぎだと思うんだけど)

武蔵「大和、よければでいいが、この武蔵を試してくれ。方法は何でもいい」

大和「まあ、考えておきます」

88: 2014/10/31(金) 00:32:12.99 ID:TubIISt0o
―執務室―

提督「――なるほど、つまり何かしら危機感を抱かせろと」

大和「こういう事は提督に頼むのが一番だと思いまして」

提督「そうだな、緩んでいるというのなら、ちゃんと引き締めさせなければならん」

大和「いいんですか?」

提督「まかせとけ」

大和(その言葉は不安なだけなんですが)

大和「ええと、一応聞いておくんですけど……何をするつもりなんですか?」

提督「ふふふふふ」

大和(……武蔵だし、大丈夫よね?)

89: 2014/10/31(金) 00:33:31.32 ID:TubIISt0o
―廊下―

提督「おっす、武蔵」

武蔵「ああ、提督か」

ヒュッ ガッ

提督「……ほう、まさか目に見えないほど早い手刀をな」

武蔵「突然だな。もしかして、大和に頼まれたのか」

提督「そうだ。武蔵、気が抜けていると聞いたが、止められたじゃないか」

武蔵「当然だ。 提督「表向きの攻撃はな」 ……なんだと?」

提督「これ、何だと思う?」ヒラヒラ

武蔵「白い……ハッ、まさかこうも簡単にやられるとは」

提督「まあ、鎮守府内ならほどほどの緊張感でいい。ある意味合格点と言ったところだ」

武蔵「そうか……だが、少しは切り替えることにしよう。簡単にとられたことは事実だしな。ではな」

提督「ああ……待て、さらし忘れてるぞ武蔵!」

90: 2014/10/31(金) 00:33:58.27 ID:TubIISt0o
―執務室―

提督「危ない危ない、露出がどうこうの前に、俺が脱がしたと噂が流れるところだった。いや、事実脱がしたんだけど」

提督「依頼自体は成功、でいいのかな」

下2

92: 2014/10/31(金) 01:03:06.38 ID:K3Uq4G8po
ヲ級の帽子をハロウィン風に

93: 2014/11/01(土) 00:55:16.98 ID:rEzbkX6eo
―北方AL海域―

提督「――ヲ級」

ヲ級「い、いきなりっ!?」

提督「お前、色々手回ししていたそうだな」

ヲ級「な、何のことでしょう。分かりませんねー……」

提督「北方棲姫」

ヲ級「っ」ビクッ

提督「偵察」

ヲ級「っ」ビクッ

提督「お前にはお仕置きしなければならないようだな」

ヲ級(ほっぽちゃんの事は本人からだろうけど、偵察は何でばれたの……)

ヲ級「わ、私になにを……」

提督「ふふふ……」

94: 2014/11/01(土) 00:55:44.70 ID:rEzbkX6eo
~数分後~

ヲ級「うっ、頭が……」

提督「中身をくりぬいてないかぼちゃに、鉄で錬成した蝙蝠の模型。絵の具で血染めのように塗りたくった適当の逸品」

ヲ級「重いんだけど……それに、適当の逸品って……」

提督「はっはっは、もう二度と余計なことするなよ。じゃあな!」ザパッ

ヲ級「うぅ……とりあえず、何がどうなったのか確認しなきゃ……」

北方棲姫「あれ、ヲ級……」
レ級「そんなところで……」

ヲ級「はい?」

北方棲姫「きゃーーー!」
レ級「わーーー!」

ヲ級「!?」

北方棲姫「すごーい!」
レ級「触っていーい?」

ヲ級「……」

ヲ級(これ、しばらく直すこと出来なさそう……)

95: 2014/11/01(土) 00:56:54.62 ID:rEzbkX6eo
―執務室―

提督「コーデより、持っていくのが大変だった」

提督「北方棲姫とレ級が来ることは気配で分かってたから、気に入ればしばらく変えさせてもらえないだろうな」

下2

97: 2014/11/01(土) 01:19:23.14 ID:ueKAGhp2O
浜風と出張

98: 2014/11/02(日) 00:38:51.40 ID:DcHmECHCo
提督「んー……」

浜風「どうしました?」

提督「おお、まさか浜風から話しかけてくるとは」

浜風「執務中は一応真面目ですから」

提督「……まあいい。短期なんだが、大本営から艦娘の要請が入っている。俺もついていくことになっているんだが」

浜風「要請させる艦娘で悩んでいるんですか?」

提督「いつもなら、比叡とか慣れてる奴に行かせるんだが……まあ、都合が悪くて」

浜風「では、私が行きましょうか?」

提督「浜風が? あー……そうだな、頼めるか」

浜風「了解しました」

99: 2014/11/02(日) 00:39:43.76 ID:DcHmECHCo
―当日・ホテル―

提督「三日ほどの短い期間、ここで過ごす。心配せずとも部屋は別だ」

浜風「わかりました」

提督「質問はほかにないな?」

浜風「そういえば、大本営の要請内容とはいったいなんですか?」

提督「あれ、言ってなかったか」

浜風「はい、艦娘ならだれでもいいと聞きましたけど」

提督「艦娘が料理を作っちゃうぞキャンペーンをするらしい」

浜風「……はい?」

提督「イメージアップの一環だそうだ」

浜風「来たの後悔しました……」

100: 2014/11/02(日) 00:40:57.52 ID:DcHmECHCo
―執務室―

提督「都合とはそういうことなのだった。まあ、例に漏れず完成品は別に作ってあるのだけど」

提督「それより、出張の間さすような視線がとても恐ろしかった。騙したわけじゃないのに」

次回:提督「安価でまだまだみんなと遊ぶ」【2】

引用: 提督「安価でまだまだみんなと遊ぶ」