100: 2014/11/02(日) 00:40:57.52 ID:DcHmECHCo


シリーズ:提督「安価でみんなと遊ぶ」シリーズ 

最初から:提督「安価でみんなと遊ぶ」【1】
前回:提督「安価でまだまだみんなと遊ぶ」【1】

―執務室―

提督「都合とはそういうことなのだった。まあ、例に漏れず完成品は別に作ってあるのだけど」

提督「それより、出張の間さすような視線がとても恐ろしかった。騙したわけじゃないのに」

↓2

102: 2014/11/02(日) 00:46:39.67 ID:qjSwONtu0
皐月をお姫様抱っこ

105: 2014/11/03(月) 00:32:29.10 ID:Qefj5fQao
―睦月型の部屋―

提督「久しぶりに来てみた……って、皐月だけか」

皐月「うん、ほかのみんなは今出かけてる」

提督「そうか……」

皐月「多分すぐに戻ってくるから、ゆっくりしてていいよ」

提督「じゃあ、お言葉に甘えるとしよう」

皐月「……」

提督「どうした皐月、なんだか、物欲しそうな顔をして」

皐月「その、ね……」

提督「俺にできる事なら力になるぞ」

皐月「じゃあ……司令官、これやって!」
艦隊これくしょん -艦これ- おねがい!鎮守府目安箱 1 (電撃コミックスNEXT)
106: 2014/11/03(月) 00:32:59.22 ID:Qefj5fQao
提督「本? お姫様抱っこ特集……」

皐月「嫌ならいいんだけど……」

提督「こんなもの簡単だ、ほれ、こい」

皐月「いいの? わーい!」ギュッ

提督「それ、どうだ?」

皐月「えへへ……これ、いいね」

提督「こんなことくらい、すぐに言ってくれてよかったんだぞ」

皐月「それは、その……恥ずかしかったんだ」

提督「思春期に入ったばっかりなら、よくあることか」

ガチャ

睦月「よかったにゃー……あ、皐月ずるい!」

如月「あら、あとで私にもやっていただけます?」

提督「……この後の展開が読める」

107: 2014/11/03(月) 00:33:34.53 ID:Qefj5fQao
―執務室―

提督「睦月型が順々に帰ってくるとは、実は狙っていたのだろうか」

提督「全員からせがまれるということはなかったけどさ」

↓2

109: 2014/11/03(月) 00:42:14.11 ID:NuRL8cmE0
正規空母たちと温泉旅行

111: 2014/11/03(月) 02:04:31.57 ID:Qefj5fQao
―旅館―

提督「秘境ともいえる温泉があるこの旅館。飛龍が福引でとってくれました」

蒼龍「なんで説明口調……?」

飛龍「多分浮かれているんでしょ」

赤城「楽しみですねー」

加賀「そうね」

翔鶴「私たちも来てよかったのかしら」

瑞鶴「呼ばれたんだから、来ていいってことでしょ」

雲龍「あんまり交流がない私も呼ばれたし」

飛龍「だからこそ、正規空母同士の親交を深めようと思ったんだよ」

提督「チェックインするぞー」

112: 2014/11/03(月) 02:07:25.75 ID:Qefj5fQao
―温泉―

赤城「はー、心が休まりますねー」

加賀「そうね」

飛龍「蒼龍ー、そんな隠さなくていいじゃんかー」

蒼龍「だって飛龍触ってくるじゃない。って、だからやめ……んっ」

翔鶴「楽しそうね……こら、瑞鶴」

瑞鶴「えー、たまにはよくない?」

――

提督「あっちは楽しそうだな」

雲龍「そうですね」

113: 2014/11/03(月) 02:09:11.67 ID:Qefj5fQao
提督「……なぜいる!?」

雲龍「奥でつながってました」

提督「まじか……はあ、誰かにも言ったけど、そっちが気にしないならいいんだけど」

雲龍「提督はそういうところありますよね」

提督「そういうところと言われてもな……」

飛龍「あ、やっぱりこっちにいた」

蒼龍「ちょっと飛龍、どこに……提督!?」

提督「飛龍、もしかしてわかってて連れてきたな」

飛龍「あはは、まあねー」

翔鶴「まだ奥が……あら……」

赤城「提督? ああ……なるほど、そういう場所だったんですね」

114: 2014/11/03(月) 02:09:51.59 ID:Qefj5fQao
翔鶴「す、すみません。すぐに戻ります!」

赤城「飛龍さん、分かってて誘いましたね?」

飛龍「ごめんごめん、まあゆっくりしようよ」

提督「ゆっくりしようじゃなくて、さすがに戻れよ」

――

加賀「……貴女は行かなくていいの?」

瑞鶴「なんとなく嫌な予感がするから……」

加賀「そう……私は赤城さんを連れ戻そうかしら。混浴のようだし……」

瑞鶴(初めて話しかけてくれたような気がする。温泉ってすごいのね)

115: 2014/11/03(月) 02:10:58.54 ID:Qefj5fQao
―執務室―

提督「温泉旅館と言いつつ、ほとんど温泉の騒ぎしか覚えていない。あ、タオル着用だったぞ」

提督「覚えてないのも部屋は別だったから、無理もないか」

↓2

117: 2014/11/03(月) 04:26:42.55 ID:TwFGho/Lo
手当たり次第に深海勢にハグ、ナデナデ&労いの言葉

119: 2014/11/04(火) 00:31:22.64 ID:+GLnQwrro
―???―

提督「……どこだここ。たしか、久しぶりに遠泳してたら急に眠くなって……」

レ級「あー、ヲ級やっと連れてきてくれたんだ」

ヲ級「ええ、まあ……」

ヲ級(人間に効く催眠用の毒を散布し、麻痺にもなる毒を散布してようやく隙を見せたんだけど……)

提督「なるほど、ヲ級か」

ヲ級「ひっ、わ、私は命令されただけですから!」

レ級「なんで敬語なの? まー、いいや。ねえ人間」

提督「は、はい?」

提督(とりあえず、目的が分からない以上、いつものようにおとなしくしていよう)

120: 2014/11/04(火) 00:31:58.82 ID:+GLnQwrro
レ級「なんで敬語なの? まー、いいや。ねえ人間」

提督「は、はい?」

提督(とりあえず、目的が分からない以上、いつものようにおとなしくしていよう)

レ級「むー、どうして敬語ー? とにかく、全然きてくれないから、ヲ級にたのんだんだよ」

提督「はあ……またどうして」

北方棲姫「おひっこししたんだよー」

提督「つまり、祝ってほしいということ?」

北方棲姫「うん、そーだよ」

提督「……ああ、でも今何も持ってないなー。いったん戻らないとなー」

レ級「でも、人間いそがしいからしばらくこれないでしょ?」

提督「ええ、まあ」

121: 2014/11/04(火) 00:32:27.82 ID:+GLnQwrro
レ級「じゃあ、ん」

提督「……両手広げて何を?」

レ級「人間の持ってるぬくもりでいいから、ちょうだい!」

提督「え、ええ? こう?」ギュッ

レ級「えへへー、なでなでもー」

提督「はいはい」ナデナデ

北方棲姫「あ、わたしもー」

提督「じゃあ、二人同時に。引っ越しお疲れ」ギュッ

北方棲姫「えへへへー」

ヲ級「うんうん、私も頑張ったかいがあった」

提督「……そうだな、ヲ級も労わらなきゃな」ギュゥゥ

ヲ級「え? いや、私は別に……あいたたた!」

122: 2014/11/04(火) 00:32:57.20 ID:+GLnQwrro
タ級「王子様の匂いがすると思ったら、ここにいたのね!」

提督「ええい、もう誰が来てもしてやるわー!」ギュム

南方棲戦姫「ほう、我らが住居に侵入したと思ったら、とんだことをぬかしおる」

提督「……」

レ級「あ、おかえりー」

南方棲戦姫「ここまで来て、逃げられると思うなよ、人間」

提督「……ええい、喰らえ!」

南方棲戦姫「くくく、覚悟は決まったか! 今度こそ沈め!」
提督「ナデポ攻撃!」ナデナデ

南方棲戦姫「む、ん……!?」

南方棲戦姫(な、なんだ突然!? これが新しい攻撃だというのか!? 手に毒を摺り込み……いや、それならそれで、さっきが滲むはず……!)

ヲ級「あのー」

南方棲戦姫「なんだ!? こっちは真意を探るのに忙しいのだ!!」

ヲ級「人間逃げちゃいましたけど」

南方棲戦姫「……くっ!」

123: 2014/11/04(火) 00:33:33.75 ID:+GLnQwrro
―執務室―

提督「ああよかった、気が付いたら知ってる海域に戻れた」

提督「南方棲戦姫は長門みたいに真面目キャラで少し抜けているようだ。前にも似たようなので逃げれたし」

↓2

110: 2014/11/03(月) 00:42:16.45 ID:IVdBSXMx0
正規空母たちとエースコンバット

130: 2014/11/05(水) 00:30:36.29 ID:ntfN0QNIo
加賀「失礼します……また、遊んでいますね」

提督「久しぶりに引っ張り出したら意外と面白くてな」

加賀「まあ、興味ないですけど」
赤城「なんていうゲームなんですか?」

提督「お前の相方は興味津々のようだな」

加賀「赤城さん?」

赤城「そ、その……目の前でされると気になって……」

提督「これはエスコンだ。初代のな」

赤城「へー、すごいですねー」

雲龍「空が好きならなんで空軍に行かなかったんですか?」

提督「突然現れたと思ったら、急に辛辣だな。それに、こういうのはゲームだからいいんだ」

雲龍「そういうものですか」

131: 2014/11/05(水) 00:31:04.22 ID:ntfN0QNIo
~~~~~~~~

飛龍「提督、赤城と加賀知らない? ……あら、此処に集まってたの」

蒼龍「何をしているんですか?」

提督「エスコン」

赤城「あっ、提督右です右!」

雲龍「上にもいたような気がする」

飛龍「なんだかはまっているみたい」

加賀「赤城さんがよ。それより二人は私たちにでも用があったのかしら」

蒼龍「艦載機の整備の事で、相談したかったの」

加賀「そう。赤城さんが満足してからになりそうだけど、それからでいいかしら」

蒼龍「もちろん。それにしても……」

提督「あっ、くそ、全然当たらない」

赤城「もう少し右に向けた方がいいですよ!」

雲龍「ここはあえて下……」

蒼龍「本当、熱中してるわ」

132: 2014/11/05(水) 00:31:31.06 ID:ntfN0QNIo
~~~~~~~~

瑞鶴「提督さん、正規空母が誰も部屋にいないって……何で集まってるの!?」

翔鶴「何か祝い事でもありましたか?」

提督「ゲームしているだけだ、気にしなくてもいい」

瑞鶴「ゲームって……エスコン?」

『!』

瑞鶴「え、何その眼。わ、私は別にゲーマーとかそういうのじゃないから!」

提督「まあいいか。よしよし、ここでミサイルを放てば……」

瑞鶴「流されるのもそれはそれで……」

翔鶴「ええと、皆さん集まってこれを見ていたんですか?」

加賀「先に言っておくけど、私は関係ないわよ」

蒼龍「はまっちゃったのは、主に赤城と飛龍と雲龍ね」

翔鶴「瑞鶴も興味ありげに見ていましたから、ひとり追加ですね」

加賀「……はぁ、こればかりは五抗戦だからとか言えないわね」

133: 2014/11/05(水) 00:32:12.60 ID:ntfN0QNIo
~~~~~~~~

提督「キャンペーンが終わったところで解散した」

提督「良作は久しぶりにすると、昔のゲームでも結構遊べたりするな」

下2

134: 2014/11/05(水) 00:46:50.74 ID:n6VxyR0h0
ル級にセクハラ

136: 2014/11/05(水) 20:41:36.16 ID:ntfN0QNIo
提督「ル級、お前は可愛いな」

ル級「何だ突然、そもそもお前にはタ級がいるだろう」

提督「違う、俺はお前がいいんだ」スッ

ル級「な、なんだ! やめろ!」

提督「本気で嫌なら、もっと抵抗してみな」サワッ

ル級「あっ、んっ……お、お前がいなくなると、タ級が悲しむから……」

提督「……なら、ル級の本心を晒してやるよ」

ル級「なっ……やっ、それは……っ」

提督「嬌声をあげさせてやる」

ル級「……っ!」ドキッ

137: 2014/11/05(水) 20:42:04.17 ID:ntfN0QNIo
~~~~~~~~

提督「……まさか、うたた寝していたら敵艦の夢を見るとは」

提督「いや……また枕か。なんで敵艦の夢をよく見るかなぁ」

島風「提督ー! 海で何か入ってる瓶見つけた!」

提督「何か入ってるって、メッセージボトル? 漂流者とかが流したのだろうか。どれ」キュポ

『王子様の夢をル級が見たって、ずるーい! 王子様、今度は私の夢にも出てきてね(はあと)』

提督「……」

島風「ねーねー、何が書いてあるの?」

提督「見ないほうがいい。ほら、再び漂流させておきなさい」

島風「えー。しょーがないなぁ……」

バタン

138: 2014/11/05(水) 20:42:35.34 ID:ntfN0QNIo
提督「偶然ってあるものなんだな。うん、夢でつながったとか考えたくもないし。そもそも自分の意思じゃなかったし」

提督「……もしかして、深海棲艦と関わる呪いでもうけてるのか?」

下2

140: 2014/11/05(水) 20:48:30.32 ID:x3ZPiOdEo
翔鶴のパンツが落ちていたので届けてあげる

141: 2014/11/05(水) 21:14:32.39 ID:ntfN0QNIo
―廊下―

提督「ふんふーん♪ ……いや、男の鼻歌なんて誰も興味ないか」

提督(いや、動揺するのも致し方ない。なにしろ、今廊下で拾ったのは翔鶴のパンツであり、こんなものを履くのかと戦慄を覚えているところだからだ)

瑞鶴「あれ、提督さん?」

提督「そうだ、一応確認しておこう。これは、翔鶴のか?」

瑞鶴「なんで提督さんが持ってるの? 確かにそうだけど」

提督「そうか……イメージ的には履かないと思っていたんだが」

瑞鶴「何それ。確かに和服には合わないのは分かるけど」

提督「瑞鶴なら分からんでもないが……」

瑞鶴「イメージってそういうイメージ? 翔鶴姉だって、ファッション用に持ってたりするわよ」

提督「そう言われれば、おかしくないのかもしれんな。じゃあ、届けてくるとするか」

瑞鶴「翔鶴姉なら部屋にいるから、直に届けてあげてもいいと思うわよ」

提督「わかった」

142: 2014/11/05(水) 21:15:37.30 ID:ntfN0QNIo
―翔鶴型の部屋―

提督「翔鶴、これ落ちてたぞ」

翔鶴「あっ、それは……」

提督「お前がこういうのを着るのは意外だったが……いや、考えてみると合ってないことも無い。センスあると思うぞ」

翔鶴「……本気でそう思ってくれていますか?」

提督「もちろんだ。どうせなら、目の前で着て見せてくれてもいいんだぞ」

翔鶴「そ、それは恥ずかしいですから」

提督「そうか? まあ、それならそれでもいいけど」

翔鶴「届けてくださってありがとうございました」

提督「もう落とさないように気を付けろよ。今回はたまたま持ち主が分かったからいいものを」

翔鶴「そういえば、どうして私のだと?」

提督「右ポケットに翔鶴の字で書かれていた紙が入っていた」

翔鶴「それは……よく分かりましたね」

提督「提督なら当然だ」

143: 2014/11/05(水) 21:16:06.45 ID:ntfN0QNIo
―執務室―

提督「ここにいるとパンツって自分の以外見たことない。いや、そろそろパンツって言うと誤解が入りそうだからスラックスと呼ぶか」

提督「俺が知らないだけで、もしかすると皆スラックスを持っているのかもしれないな」

下2

39: 2014/10/26(日) 22:57:09.51 ID:cCoDaBrU0
舞風と社交ダンス

146: 2014/11/05(水) 22:47:30.58 ID:ntfN0QNIo
長門「なんだか、最近駆逐艦の子に恐れられている気がするんだが」

提督「怖いからだろ。はい解散」

長門「ちょっと待て、私のどこが怖いというのだ」

提督「えぇー、それに気づかないんじゃ言っても治らないと思うんだけど」

長門「だが、言われなければ直しようもない」

提督「……長門がよく北方棲姫を追いかけているだろ」

長門「ああ。向こうが武装を持たないせいで、何処かやりづらさはあるが……」

提督「その微妙な顔が怖いんだ」

長門「なん……だと……?」

提督「雪風に言われたんだが、その武器を持たない相手に向ける慈悲の顔と、敵とみなし悪鬼のような顔とが混ざり合って、非常に恐ろしい顔になっているんだ」

147: 2014/11/05(水) 22:47:58.33 ID:ntfN0QNIo
長門「だ、だが、それは雪風一人の視点かもしれないだろう?」

提督「それもそうかもしれない。だから、ちょっと青葉に撮ってきてもらった」

長門「……それで」

提督「やばかった」

長門「提督から見てもそうだというのか? その写真、見せてもらってもいいだろうか」

提督「たしか、ここに写真が……あった。ほら、見てみろ」スッ

長門「……」

提督「……」

長門「ちょっと滝に打たれてくる」

提督「夕飯までには帰ってこいよ」

バタン

148: 2014/11/05(水) 22:48:26.50 ID:ntfN0QNIo
提督「今心を落ち着かせても意味が無いと思うんだけどな」

提督「ていうか、実は青葉がちょっとコラを入れてしまったせいで、それが怖いって言われているだけなんだけど」

下2

144: 2014/11/05(水) 21:28:23.38 ID:gYrxbl+yO
金剛がhageすぎて壊れたらしいので、慰めてあげる

151: 2014/11/07(金) 00:10:00.00 ID:1tx0EuMQo
―金剛型の部屋―

金剛「ファック! このFOEめいい加減にするネー!」

比叡「ひえぇ……」

金剛「シット! 焦り過ぎてスキル覚えて無かったデース! ああああ!」

提督「……何時になく荒れてるな」

榛名「普段はここまでひどくないんですが、今日は余計にうまくいってないのか……」

霧島「どうやら、全体麻痺を何回も食らっているようです。睡眠ももらっているようですね」

提督「ああ、そりゃhageるわ」

榛名「はげ……?」

提督「金剛、おーい金剛」

金剛「ファッキンビッ○! ……あ、提督ー?」

提督「さすがに言っちゃまずいだろ、その言葉は……」

金剛「もしかして、ずっと見てたですカー?」

152: 2014/11/07(金) 00:10:31.19 ID:1tx0EuMQo
提督「ずっとじゃないけど、少しは」

金剛「」

提督「げ、元気出せ金剛! ほら、RPGなんだから、レベル上げしてればきっと進める!」

金剛「……レベル上げが進み、意気揚々と上にいったデース」

提督「ん? うん」

金剛「FOEを見つけて、前の階層がイージーだったから、勝てると思ったデース」

提督「オチ読めた」

金剛「……セーブ、していなかったネー」

提督(慰めたいけど、自業自得過ぎて……)

金剛「ウゥウ! このままじゃ憤りが収まらないネー! 比叡、相手してくだサーイ!」

比叡「は、はい!」

提督「じゃあ、気が済んだらアイスやるから、今度から落ち着いてゲームしろよ」

金剛「分かったデース!」

153: 2014/11/07(金) 00:11:28.63 ID:1tx0EuMQo
―執務室―

提督「レベル上げが無に帰したときの虚しさは半端ないけど、あれって自分が悪いんだよなぁ」

提督「金剛もいい発散方法があるようだし、今度から気を付けてくれるだろう」

下2

155: 2014/11/07(金) 01:12:37.60 ID:cQTL2cYio
僕っ娘艦娘との懇親会

156: 2014/11/08(土) 04:00:51.45 ID:VE+fesNKo
―鳳翔の店―

提督「ところで、お前たちが一人称に僕を付けるのは理由があるのか?」

時雨「急にどうしたの?」

レーベ「特に理由は無いけど」

提督「なんとなく聞きたくなっただけだ」

時雨「……もしかして、僕たちを呼んだのはそう言う理由?」

提督「懇親会をしようと思って。何か共通点があれば仲良くなりやすいだろ」

レーベ「そうなの?」

提督「もちろんさ」

時雨「……ああ、なるほどね。ところで、それなら他にもいるんじゃないのかな」

提督「カタカナと漢字を同一にするのは一部の人に怒られるぞ」

時雨「えぇ……」

157: 2014/11/08(土) 04:01:26.55 ID:VE+fesNKo
レーベ「ねえ、何の話?」

提督「なんでもないさ。そうそう、後は皐月と最上も来るからな」

時雨「結局来るんじゃないか」

提督「来ないとは言ってないし」

レーベ「……僕にもわかるようにしてほしいな」

提督「すまんすまん。まあ、俺はセッティングしただけだから、基本的には二人に頼むな」

時雨「司令官」

提督「どうした時雨」

時雨「レーベのために、開いたんだよね」

提督「……さて、どうだろうか」

158: 2014/11/08(土) 04:02:48.43 ID:VE+fesNKo
―執務室―

提督「ボクと僕には大きな隔たりがあると思う。いや、細かすぎると思うけど」

提督「レーベがあまり馴染めていないのは、時雨に任せておけば大丈夫だろう。周りの状況を読むことに関しては駆逐艦というレベルじゃないし」

下2

160: 2014/11/08(土) 04:14:58.09 ID:nNZYHxhg0
レ級が遊びにくる

161: 2014/11/09(日) 03:25:42.76 ID:mWebjXa8o
レ級「遊びにきたよ!」

提督「……ヲ級、今度会ったときはベアハッグじゃ許さんからな」

レ級「ほっぽちゃんがきたときは、かっこいいものをもらったんだよね」

提督「北方棲姫までか……みんな口軽いな……」

レ級「むー、とにかく遊ぼうよー」

提督(追い返したいところだけど、無理にごねられて騒ぎになっても困るからな……)

提督「わかった。じゃあ、ここから移動しようか」

レ級「わーい!」

162: 2014/11/09(日) 03:26:10.66 ID:mWebjXa8o
―提督自室―

提督「さて、何する?」

レ級「おままごと!」

提督「……」

レ級「だめ?」

提督「う、ううん。この年でまともなおままごとをするとはな」

レ級「じゃあ、わたしがお母さんで人間がお父さん」

提督「わかった」

レ級「そして、この子が赤ちゃんね」

伊良湖「わ、いいんですか?」

提督「!? なぜここに……! い、いやこの子はな……!」

163: 2014/11/09(日) 03:26:53.41 ID:mWebjXa8o
伊良湖「執務室にいなかったので。この子誰ですか?」

提督(えっ? ……前線に出ないうえに、日も浅いから知らないのか!)

レ級「わたしはレ級!」

伊良湖「れきゅー? わかりました!」

レ級「じゃあ……あなた! またこんなにお金をつかって!」

提督「いきなり始まった!? えっと、ちょ、ちょっと入り用で……」

レ級「あれだけボーキは買いすぎないようにっていったじゃない!」

提督「普通の家庭でボーキを買い込むってどんな家庭だよ!」

レ級「ほら、赤ちゃんもないてる!」

伊良湖「お父さん、薬と博打には使わないって言ったよね!」

提督「泣いてないし設定違うし赤ちゃん喋ってるし……! もうなんだこれ――」

164: 2014/11/09(日) 03:27:26.67 ID:mWebjXa8o
―執務室―

提督「……はっ、なんだ、夢か」

間宮「少しよろしいですか?」ガチャ

提督「どうした、間宮」

間宮「伊良湖と遊んでいただいたようで。最近、自分に時間が取れていなかったようなので、いい気分転換になったと思うんです」

提督「……」

間宮「そのお礼に来ただけですよ。アイス、一つ差し上げます。では」

バタン

提督「……夢か現実か、確認する勇気が俺にはない」

↓2

166: 2014/11/09(日) 03:58:01.68 ID:6UsaqFoU0
大鳳のスパッツをprpr

167: 2014/11/09(日) 22:54:11.58 ID:mWebjXa8o
提督「……いきなりなんだ、漣」

漣「たまにはご主人様と世間話と思いまして」

提督「暇してるからばっちこい」

漣「さすがご主人様! 秘書官に怒られることをものともしないですね!」

提督「仕事は終わらせてるし。それで、ぴーあーるぴ-あーるとは一体何なのだ?」

漣「え? アルファベットに直してみてもわかりませんか?」

提督「ああ、なるほど」

漣「そういえば、さっき大鳳さんのと思われるスパッツを拾いました。早速やってみますか? なーんて」
提督「そうだな」

漣「……はい?」

168: 2014/11/09(日) 22:54:55.95 ID:mWebjXa8o
―会議室―

提督「――というわけで、スパッツ機能性伸縮性吸汗性耐久性など、様々な用途に優れているのだ!」

青葉「なるほど、個人的に好きということですか」

提督「いや、運動に素晴らしく適したものだと俺は伝えたいのだ」

青葉「なるほど。司令官はスパッツが好き……と」

大鳳「……すみません、質問いいですか」

提督「なんだ大鳳」

大鳳「その、なんで私の物で説明しているんですか」

提督「たまたまあったから」

169: 2014/11/09(日) 22:55:37.55 ID:mWebjXa8o
大鳳「……ではもう一つ。なぜ急に宣伝を?」

提督「漣にやってみないかと言われたからな」

大鳳「は?」

提督「パブリック・リレーションズ」

大鳳「はい??」

提督「だから、漣が急にPRPRしませんかと」

大鳳「ぴーあーる……もしかして、アルファベットですか」

提督「うん、そういってた。ついでに、これを持ってきたのも漣だ」

大鳳「すみません、ちょっと用事ができました」

バタン

提督「どうしたんだろうか、いきなり怖い笑み浮かべたけど……」

170: 2014/11/09(日) 22:56:48.37 ID:mWebjXa8o
―執務室―

提督「さっき漣がぼろぼろになってドックに向かってる姿を見た」

提督「出撃していないのに、何があったんだ……」

↓2

172: 2014/11/09(日) 23:08:00.52 ID:JjrVoZWn0
大鯨にクジラのぬいぐるみを買ってあげる

179: 2014/11/10(月) 23:36:46.14 ID:+oj99CZuo
―龍鳳の部屋―

提督「龍鳳ー……って、洗濯中? 素直に洗濯機使えばいいのに」

龍鳳「これは手もみ洗いじゃないとダメですから」

提督「手洗い? ……ああ、ぬいぐるみか」

龍鳳「提督から初めてプレゼントしてもらったものですから、大事にしているんです」

提督(プレゼント? ええと、確か……)


~回想~

大鯨「すみません……」

提督(遠征に失敗したくらい、初めてならみんな通る道だろうに。ちょっと気負い過ぎだな)

大鯨「……」

提督(元気づけるなら……よし)

180: 2014/11/10(月) 23:37:26.15 ID:+oj99CZuo
―ファンシーショップ―

大鯨「ここは……?」

提督「みろ大鯨、このぬいぐるみとかかわいいぞ」

大鯨「提督? その……」

提督「大鯨は気にし過ぎだ。一度の失敗くらい、誰にだってある」

大鯨「ですけど……」

提督「ほれ、大鯨にはこのクジラのぬいぐるみを買ってやろう」

大鯨「そ、そんな悪いですよ!」

提督「大鯨が元気を取り戻してくれるなら安いもんだ。今度から失敗したときは、このぬいぐるみを見て元気出せ」

大鯨「提督……」

提督「なんて、余計なお世話だったか?」

大鯨「いいえ、そんなことありません。ありがとうございます」ニコッ

提督「……うん。いい気分転換になったか」

大鯨「はいっ!」

181: 2014/11/10(月) 23:38:23.90 ID:+oj99CZuo
~回想終了~

提督(ああ、そんなこともあったか)

龍鳳「今の私にとって、大事なひと時でしたから」

提督(必要以上に戦闘狂が入ってしまったような気もするけど)


―執務室―

提督「大鯨の鯨だけに選んだぬいぐるみに、つっこまれなかったという悲しい思い出だったんだが……」

提督「人によって思い出って変わるものなんだな」

下2

183: 2014/11/10(月) 23:40:57.86 ID:U+0JRsYG0
龍驤 瑞鳳 大鳳 瑞鶴とまな板を買いに行く

189: 2014/11/11(火) 23:31:40.82 ID:OVwZyjhOo
―デパート―

提督「よく来てくれたな一部の空母組」

龍驤「買い物手伝って欲しいんやな?」

瑞鳳「ですけど、こんなに人数いるんですか?」

提督「まあ、その疑問はもっともだ。だが、実際に必要であってな」

大鳳「もしかして、このが関係ありますか」

瑞鶴「って……まな板大セール? なんでまな板だけ?」

提督「そのあたりは知らんが、間宮に大量の買い付けを頼まれた。大量と言ってもほんの四十枚くらいだが」

瑞鳳「多くないですか!?」

大鳳「そんなに買い付けてどうするつもりなんでしょうか?」

提督「まな板が溶けたらしい」

190: 2014/11/11(火) 23:32:26.59 ID:OVwZyjhOo
瑞鳳「溶けた!?」

提督「……飯マズ集団が料理をしてみようと画策したら、何とそんなことに」

瑞鶴「まあ、理由は分かったわ。大量の買い付けの理由も」

提督「セールの機会に種類も買っておこうといった具合だ。じゃあ行くぞ……龍驤、さっきから喋らないけどどうした?」

龍驤「……まな板やて?」

提督「お、おう」

龍驤「それは、うちらの胸を見て言ってるんか」

提督(……やべ、地雷踏んだか)

龍驤「うちらの胸が、まな板やと!」

瑞鳳(気にし過ぎと思うんだけど……)

大鳳(というより、場所を考えてください)

瑞鶴(えっ、私も含まれてるの?)

191: 2014/11/11(火) 23:33:46.75 ID:OVwZyjhOo
提督「いや龍驤、お前達を読んだのは単純に空いてるからで、そんな深い意味はないぞ」

龍驤「ふふ、わかってる……わかってるんや……」

提督「ほっ、そうか」

龍驤「そういって心の中ではほくそ笑んでるんやろ?」

提督(めんどくせえええええ!)

瑞鳳「(提督、セールなら無くなるかもしれませんので、先に買いに行きませんか?)」

大鳳「(待っていたら遅くなると思います)」

提督「(だな、龍驤はここにおいて買いに行こうか……)」

瑞鶴(だ、大丈夫。提督さんも深い意味は無いって言ってたし。うん)

192: 2014/11/11(火) 23:34:19.55 ID:OVwZyjhOo
―執務室―

提督「もう龍驤の前で二度とまな板とか口に出せないな……」

提督「そもそも、こだわる理由がわからん。はぁ……今度から気を付けよう」

次回:提督「安価でまだまだみんなと遊ぶ」【3】

引用: 提督「安価でまだまだみんなと遊ぶ」